JPH10321495A - X線露光用マスクとその製造方法 - Google Patents

X線露光用マスクとその製造方法

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JPH10321495A
JPH10321495A JP12418097A JP12418097A JPH10321495A JP H10321495 A JPH10321495 A JP H10321495A JP 12418097 A JP12418097 A JP 12418097A JP 12418097 A JP12418097 A JP 12418097A JP H10321495 A JPH10321495 A JP H10321495A
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ray
mask
crystal silicon
pattern
exposure mask
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JP12418097A
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Tadashi Matsuo
正 松尾
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Toppan Printing Co Ltd
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マスク構成および製造プロセスに起因するパ
ターン位置変位の小さい(位置精度の高い)X線露光マ
スクおよびその製造方法を提供すること。 【解決手段】 下部単結晶シリコン基板11と上部単結
晶シリコン基板12が二酸化珪素膜13にて貼り合わさ
れた貼り合わせ基板10を用いて、まず上部単結晶シリ
コン基板12上に、電子線描画やフォトリソグラフィの
手段により、レジストパターン14を形成し、このレジ
ストパターン14をマスクとして上部単結晶シリコン基
板12をドライエッチングしてX線吸収部12a及びX
線透過部15からなるパターン領域を形成する。 一方
下部シリコン基板11側の保護膜パターン16aをマス
クとして下部単結晶シリコン基板11を80〜90℃の
KOH水溶液等によりバックエッチングして開口部17
及び支持枠体11aを形成して本発明のX線露光マスク
を作製する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はX線リソグラフィに
使用されるX線露光用マスクとその製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】X線リソグラフィは波長数Å(オングス
トローム)から数十Åの軟X線を光源とする露光転写技
術であり、X線露光マスクは転写したい所望の回路パタ
ーンから成るX線吸収性パターンがX線透過性薄膜上に
形成されたものである。
【0003】従来のX線露光マスクの基本的な構造は図
5に示すように、X線吸収性薄膜をパターニングしたX
線吸収性パターン23と、X線吸収性パターン23を支
持するX線透過性薄膜22と、その外周を固定する支持
枠体21(通常は1〜2mm厚のSi)とから成ってい
る。
【0004】従来のX線露光マスクの製造方法は、まず
Si基板の主面にX線が透過し易いSiN、SiC、B
N、ダイヤモンド等軽元素の厚さ1〜2μm程度のX線
透過性薄膜を形成し、裏面には保護膜を形成する。次に
主面のX線透過性薄膜上にX線が透過しにくいAu、
W、Ta等原子番号の大きい物質からなる厚さ0.5μ
m程度のX線吸収性薄膜を形成する。
【0005】その後の工程はX線吸収性薄膜のパターニ
ングを先に行うか、支持枠体の形成(一般にバックエッ
チングと呼ばれる)を先に行うかにより2通りに分かれ
る。一般に前者を後行バックエッチ法といい、後者を先
行バックエッチ法という。
【0006】X線吸収性薄膜のパターニングは、X線吸
収性薄膜上へ所望のレジストパターンを形成した後、こ
のレジストパターンをマスクとしてX線吸収性薄膜をエ
ッチングすることによりなされる。またバックエッチン
グは、裏面の保護膜を通常のフォトリソグラフィの手段
によりパターニングした後、その保護膜のパターンをマ
スクとして、枠体と成る部分以外のSi(支持基板)を
熱アルカリ等によりウェットエッチングで除去すること
によりなされる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の構
造および製造方法のX線露光マスクにおいては、X線透
過性薄膜はバックエッチング後緊張した自立膜となるた
めに、内部応力として適度(通常3〜7×107 Pa程
度)の引張応力を有するように成膜されている必要があ
る。このX線透過性薄膜の内部応力は、特に後行バック
エッチング法において、X線吸収性パターンの位置変位
を生じさせる主要な原因となっていた。
【0008】また、X線吸収性薄膜の内部応力はできる
限り零に近い方が望ましいが、一般的な薄膜の特性とし
て(例えば文献(1)金原栄著、薄膜(裳華房)p.127
)、低応力に、しかも面内の応力分布がないように成
膜することはほとんど不可能に近い。このようなX線吸
収性薄膜の内部応力とその面内分布は、特に先行バック
エッチング法において、X線吸収性パターンの位置変位
を生じさせる主要な原因となっている。
【0009】このように従来の構造および製造方法のX
線露光マスクは、X線吸収性パターンの位置変位が生じ
易く、非常に重大な問題となっている。これらの位置変
位をいかになくすか、またいかに小さくして位置精度を
向上(一般には1GDRAMクラスで3σ:30nm以
下)するか、という問題がディープサブミクロン領域の
微細パターンに係わるX線露光マスクにおいて、その実
用化と存在価値を左右する重要な鍵を握っている。
【0010】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたものであり、その課題とするところは、マス
ク構成および製造プロセスに起因するパターン位置変位
の小さい(位置精度の高い)X線露光マスクおよびその
製造方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、まず請求項1においては、 X線吸収部
とX線透過部とからなるパターン領域と、前記パターン
領域を固定する支持枠体とからなるX線露光用マスクに
おいて、前記X線吸収部が単結晶シリコンからなること
を特徴とするX線露光用マスクとしたものである。
【0012】また、請求項2においては、前記X線透過
部が貫通孔からなることを特徴とする請求項1記載のX
線露光用マスクとしたものである。
【0013】また、請求項3においては、前記パターン
領域を固定する支持枠体が単結晶シリコンからなること
を特徴とする請求項1又は2記載のX線露光用マスクと
したものである。
【0014】また、請求項4においては、前記パターン
領域を形成する上部単結晶シリコン基板と、前記支持枠
体を形成する下部単結晶シリコン基板が二酸化珪素膜に
て貼り合わされていることを特徴とする請求項1乃至3
のうちいずれか一項に記載のX線露光用マスクとしたも
のである。
【0015】また、請求項5においては、前記パターン
領域を形成する上部単結晶シリコン基板の厚さが1.5
μmから3.5μmの範囲にあることを特徴とする請求
項1乃至4のうちいずれか一項に記載のX線露光用マス
クとしたものである。
【0016】さらにまた、請求項6においては、上部単
結晶シリコン基板と下部単結晶シリコン基板を二酸化珪
素膜にて貼り合わせ、上部単結晶シリコン基板にX線吸
収部とX線透過部からなるパターン領域を、下部単結晶
シリコン基板に前記パターン領域を固定する支持枠を形
成することを特徴とする請求項1乃至5のうちいずれか
一項に記載のX線露光用マスクの製造方法としたもので
ある。
【0017】本発明のX線露光マスクおよびその製造方
法によれば、パターン領域を形成するX線の吸収部と透
過部を構成する材料は単結晶シリコンであるので、製造
工程中に薄膜の内部応力に起因する位置変位が生じるこ
とはなく、結果的にパターン位置精度の高いX線露光マ
スクが得られる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態につき説
明する。本発明のX線露光マスクの構成を図1に、製造
方法を図2に模式断面図で示す。本発明のX線露光マス
クはX線吸収部12aとX線透過部15からなるパター
ン領域と該パターン領域を固定する支持枠体11aが単
結晶シリコンにて構成されており、パターン領域を形成
する単結晶シリコンと、支持枠体11aを形成する単結
晶シリコンは二酸化珪素膜13にて貼り合わされてい
る。
【0019】以下、本発明のX線露光マスクの構成及び
製造方法について、工程順に説明する。まず、下部単結
晶シリコン基板11と上部単結晶シリコン基板12が二
酸化珪素膜13にて貼り合わされた貼り合わせ基板10
を用意する(図2(a)参照)。このような貼り合わせ
基板10は一般にSOI(Silicon on Insulator )基板
と呼ばれ、センサ類を作製するための基板として一般的
に使われている。
【0020】次に、貼り合わせ基板10の上部単結晶シ
リコン基板12上に、電子線描画やフォトリソグラフィ
の手段により、単層または多層からなるレジストパター
ン14を形成する(図2(b)参照)。
【0021】次に、レジストパターン14をマスクとし
て上部単結晶シリコン基板12をドライエッチングした
後レジストパターン14を剥離して、X線吸収部12a
及びX線透過部15からなるパターン領域を形成する
(図2(c)参照)。
【0022】次に、X線吸収部12a及びX線透過部1
5が形成された貼り合わせ基板10の両面に保護膜16
を堆積する。保護膜16は下部シリコン基板11側にの
み形成する方法もあるが、通常は上部シリコン基板12
側も保護するために両面に形成される。この工程は通常
の減圧CVD法によれば一工程で済む。その後、後のバ
ックエッチング工程で開口部17を形成する際のマスク
となるよう、通常のフォトリソグラフィとドライエッチ
ングにより下部シリコン基板11側の保護膜16をパタ
ーニングし、保護膜パターン16aを形成する(図2
(d)参照)。
【0023】次に、保護膜パターン16aをマスクとし
て下部単結晶シリコン基板11を80〜90℃のKOH
水溶液等によりバックエッチングして開口部17及び支
持枠体11aを形成した後、下部単結晶シリコン基板1
1がバックエッチングされた部分の二酸化珪素膜13を
除去して本発明のX線露光マスクが得られる(図2
(e)参照)。
【0024】尚、最終的に保護膜16は図2(e)のよ
うに残したままでもよいし、X線露光マスクの使用環境
によっては熱りん酸等で剥離してもよい。また、バック
エッチングの工程は上部単結晶シリコン基板12のパタ
ーニング工程に先んじて行ってもよい。この場合は最終
的に図2(e)において、X線透過部15の孔の側面に
は保護膜は存在しなくなる。
【0025】以下、X線吸収部12aの単結晶シリコン
基板の厚さが、1.5μmから3.5μmの範囲にある
ことが好ましい理由について説明する。X線吸収部の厚
さの有効範囲を決める要因は露光に使用するX線波長で
の、吸収部に対する透過部のマスクコントラスト(振幅
比)と位相差である。
【0026】一般に吸収性材料の光学的性質は次の複素
屈折率nによって表される(例えば、文献(3)ULSIリ
ソグラフィ技術の革新( サイエンスフォーラム)p.39
6)。 n=1−δ−iβ (i:虚数単位) ここでδは材料内での光の位相変化、βは同じく吸収に
関連する量であり、吸収性材料のX線に対するδ、βは
次式で表される。 δ=Nre λ2 1 /2π……… β=Nre λ2 2 /2π……… N=NA ρ/w ……… ここで、N:単位体積あたりの原子の個数、NA :アボ
ガドロ数、ρ:密度、w:質量数、re :古典原子半
径、λ:X線の波長、f1 、f2 :原子散乱因子
【0027】さらに、吸収部に対する透過部のマスクコ
ントラストmcと位相差psは、各々δとβを使って次式で
表される。 mc=exp(−4πβd/λ)……… ps=2πδd/λ ……… ここで、d:吸収部の厚さ 従って吸収部に使用する材料の露光X線波長でのf1
2 が分かれば、そのX線露光マスクのmcとpsは計算す
ることができる。
【0028】各種材料の波長ごとのf1 、f2 の値は文
献(4)(Henke et al., Atomic Data and Nuclear Da
ta Tables(1982) )に図や表があり、Siについては p
p.35に記載されている。
【0029】ところで、マスクコントラストを大きくす
るには使用するX線の波長は、吸収性材料の吸収端より
もやや短めの波長とするのがよい。文献(4)によれば
Siは6.738Åに吸収端があり、この付近のf1
2 はpp.35 の図から読みとると、f1 ≒10.0、f
2 ≒4.0である。これより〜式を用いて吸収部の
Siの厚さ(d)を横軸にマスクコントラストmcと位相
差psを計算したのが図3である。
【0030】一般に近接X線露光においては、回折の影
響を抑えるために露光波長はせいぜい15Åくらいまで
が適当とされている。そこで長めの波長の代表として
は、文献(4)pp.35 の表の中の14.56Åを選ぶ
と、f1 =13.08、f2 =1.41であるので、同
様に〜式を用いて吸収部のSiの厚さ(d)を横軸
にマスクコントラストmcと位相差psを計算すると図4の
ようになる。
【0031】マスクコントラストの最適値は一般に、露
光時のマスク〜ウェハー間ギャップや線幅および位相差
に依存し、現在各所で検討が行われている(例えば、文
献(5)Somemura et al.,Jpn.J.Appl.Phys.,Vol.32(19
93),pp.5971 )が、概ね3〜8の間が有効範囲であるこ
とは各文献で一致している。そこで図3と図4を総合し
て、マスクコントラスト3〜8を与える吸収部の単結晶
シリコン基板の厚さ1.5〜3.5μmを有効範囲とす
る。
【0032】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳細に説明す
る。
【0033】まず、主面の面方位が<100>で厚さ3
μmの上部単結晶シリコン基板12と、主面の面方位が
<100>で厚さ500μmの下部単結晶シリコン基板
11を、下部単結晶シリコン基板11表面に熱酸化によ
り形成した1μm厚の二酸化珪素膜13にて貼り合わせ
た貼り合わせ基板10を用意した(図2(a)参照)。
【0034】次に、貼り合わせ基板10の上部単結晶シ
リコン基板12上に電子線レジストを塗布し、通常の電
子線リソグラフィプロセスにより所定パターンを露光、
現像処理してレジストパターン14を形成した(図2
(b)参照)。
【0035】次に、レジストパターン14をマスクにし
て上部単結晶シリコン基板12をSF6 ガスを主ガスと
するドライエッチングによりエッチングした後レジスト
パターン14を有機溶剤で剥離し、X線吸収部12a及
びX線透過部15からなるパターン領域を形成した(図
2(c)参照)。ここで、ドライエッチング装置は高ア
スペクト比のエッチングが可能なICP(誘導結合プラ
ズマ)型を用いた。
【0036】次に、パターン領域が形成された貼り合わ
せ基板の両面を窒化シリコン膜で被覆し、保護膜16を
形成した。成膜法は減圧CVD法を使い、膜厚は100
0Åとした。
【0037】さらに、下部単結晶シリコン基板11側の
窒化シリコン膜16上に通常のフォトリソグラフィ法に
より、レジストパターンを作製し、このレジストパター
ンをマスクとして、窒化シリコン膜16をドライエッチ
ングし、開口部を形成するための保護膜パターン16a
を形成した(図2(d)参照)。
【0038】次に、保護膜パターン16aをマスクとし
て下部単結晶シリコン基板を30重量%、85℃のKO
H水溶液によりバックエッチングして開口部17を形成
した。
【0039】最後に、下部単結晶シリコン基板がバック
エッチングされた部分の二酸化珪素膜13を緩衝フッ酸
で完全に除去して、本発明のX線露光マスクが得られた
(図2(e)参照)。
【0040】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のX
線露光マスクおよびその製造方法によれば、 X線吸収
部12aとX線透過部15からなるパターン領域及びパ
ターン領域を固定する支持枠体16aは単結晶シリコン
から構成され、さらにX線透過部15は貫通孔で形成さ
れているので、製造工程中に単結晶シリコン基板の内部
応力に起因する位置変位が生じることはなく、結果的に
パターン位置精度の高いX線露光マスクが得られる。ま
た、X線吸収部12aの単結晶シリコン基板の厚さを
1.5μmから3.5μmの範囲にすることで、マスク
〜ウェハー間ギャップなどの露光条件に合わせた最適な
マスクコントラスト、位相差をもつX線露光マスクを得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のX線露光マスクの一実施例の構成を示
す模式断面図である。
【図2】本発明のX線露光マスクの一実施例の製造工程
と構成を示す模式断面図である。
【図3】X線波長6.738Åの場合の本発明のX線露
光マスクのX線吸収部のシリコン厚さとマスクコントラ
スト、位相差の関係を示す説明図である。
【図4】X線波長14.56Åの場合の本発明のX線露
光マスクのX線吸収部のシリコン厚さとマスクコントラ
スト、位相差の関係を示す説明図である。
【図5】従来のX線露光マスクの構成を示す模式断面図
である。
【符号の説明】
10……貼り合わせ基板 11……下部単結晶シリコン基板 11a……支持枠体 12……上部単結晶シリコン基板 12a…… X線吸収部 13……二酸化珪素膜 14……レジストパターン 15…… X線透過部 16……保護膜 16a……保護膜パターン 17……開口部 21……支持枠体 22……X線透過性薄膜 23……X線吸収性パターン 26……保護膜パターン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】X線吸収部とX線透過部とからなるパター
    ン領域と、前記パターン領域を固定する支持枠体とから
    なるX線露光用マスクにおいて、前記X線吸収部が単結
    晶シリコンからなることを特徴とするX線露光用マス
    ク。
  2. 【請求項2】前記X線透過部が貫通孔からなることを特
    徴とする請求項1記載のX線露光用マスク。
  3. 【請求項3】前記パターン領域を固定する支持枠体が単
    結晶シリコンからなることを特徴とする請求項1又は2
    記載のX線露光用マスク。
  4. 【請求項4】前記パターン領域を形成する上部単結晶シ
    リコン基板と、前記支持枠体を形成する下部単結晶シリ
    コン基板が二酸化珪素膜にて貼り合わされていることを
    特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の
    X線露光用マスク。
  5. 【請求項5】前記パターン領域を形成する上部単結晶シ
    リコン基板の厚さが1.5μmから3.5μmの範囲に
    あることを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一
    項に記載のX線露光用マスク。
  6. 【請求項6】上部単結晶シリコン基板と下部単結晶シリ
    コン基板を二酸化珪素膜にて貼り合わせ、上部単結晶シ
    リコン基板にX線吸収部とX線透過部からなるパターン
    領域を、下部単結晶シリコン基板に前記パターン領域を
    固定する支持枠を形成することを特徴とする請求項1乃
    至5のうちいずれか一項に記載のX線露光用マスクの製
    造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6812473B1 (en) 1999-06-30 2004-11-02 Hoya Corporation Electron beam drawing mask blank, electron beam drawing mask, and method of manufacturing the same
JP2007207964A (ja) * 2006-02-01 2007-08-16 Toppan Printing Co Ltd 極端紫外線露光用マスク及びその製造方法並びに極端紫外線の露光方法
US7445875B2 (en) 2004-05-28 2008-11-04 Hoya Corporation Mask blank and mask for electron beam exposure
JP2009151335A (ja) * 2009-04-02 2009-07-09 Shin Etsu Chem Co Ltd リソグラフィ用ペリクル

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