JP2009150866A - 外観検査装置、外観検査システム及び外観検査方法 - Google Patents

外観検査装置、外観検査システム及び外観検査方法 Download PDF

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Abstract

【課題】画像検査と目視検査の結果を容易に参照可能とし、高効率で高精度の外観検査を可能とする外観検査装置、外観検査システム及び外観検査方法を提供する。
【解決手段】被検査品を撮像して画像解析した結果に基づく画像検査結果を、前記被検査品を目視で検査する検査者の視界に重ねて、前記検査者が前記被検査品を観視している像に対応させた位置に表示可能としたことを特徴とする外観検査装置が提供される。また、被検査品を撮像し画像処理部で画像解析させて前記被検査品を画像検査し、前記画像検査の結果を、前記被検査品を目視で検査する検査者の視界に重ねて、前記検査者が前記被検査品を観視している像に対応させた位置に表示させた状態で、前記検査者が前記被検査品を目視で検査可能としたことを特徴とする外観検査方法が提供される。
【選択図】図1

Description

本発明は、外観検査装置、外観検査システム及び外観検査方法に関する。
各種の電気機器や表示装置等の種々の製品や、それに用いられる各種部品の外観検査として、検査者が目視で行う目視検査と、被検査品を撮像しそのデータを画像解析する画像検査とが行われている。目視検査の場合、不良の見逃しが起き得る。一方、画像検査では、ヒトの視感との整合性に不十分さがあり、例えば良品を不良品と判定する誤検出が起き得る。従って、目視検査と画像検査とは併用されることが多い。
従来、両検査は独立して行われ、両検査の結果を互いに参考にして検査することができなかったため、両検査の結果の照合に手間がかかり、また、その結果、検査の精度も低かった。
特許文献1には、目視検査の時の検査者の目の位置の近傍に撮像装置を配置し、目視検査時の被検査品の像を撮像し、データを保存可能とした外観検査装置についての技術が開示されている。
特開2006−170622号公報
本発明は、上記の課題に基づいたものであり、その目的は、画像検査と目視検査の結果を容易に参照可能とし、高効率で高精度の外観検査を可能とする外観検査装置、外観検査システム及び外観検査方法を提供することである。
本発明の一態様によれば、被検査品を撮像して画像解析した結果に基づく画像検査結果を、前記被検査品を目視で検査する検査者の視界に重ねて、前記検査者が前記被検査品を観視している像に対応させた位置に表示可能としたことを特徴とする外観検査装置が提供される。
また、本発明の他の一態様によれば、被検査品を撮像する撮像部と、前記被検査品を目視で検査する検査者の視線を検出する視線検出部と、を含み、前記検査者が前記被検査品を観視している像を認識する観視像認識部と、前記被検査品を撮像して画像解析し、前記画像解析の結果に基づく画像検査結果を、前記検査者の視界に重ねて、前記検査者が前記被検査品を観視している像に対応させた位置に表示可能とした表示部と、を備えたことを特徴とする外観検査装置が提供される。
また、本発明の他の一態様によれば、上記の外観検査装置と、前記外観検査装置から通信システムを経由して、前記検査者による前記被検査品の外観検査の結果を受け取り、前記結果を解析するデータ解析部をさらに備えたことを特徴とする外観検査システムが提供される。
また、本発明の他の一態様によれば、被検査品を撮像し画像処理部で画像解析させて前記被検査品を画像検査し、前記画像検査の結果を、前記被検査品を目視で検査する検査者の視界に重ねて、前記検査者が前記被検査品を観視している像に対応させた位置に表示させた状態で、前記検査者が前記被検査品を目視で検査可能としたことを特徴とする外観検査方法が提供される。
本発明によれば、画像検査と目視検査の結果を容易に参照可能とし、高効率で高精度の外観検査を可能とする外観検査装置、外観検査システム及び外観検査方法が提供される。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る外観検査装置の構成を例示する模式図である。 図1に表したように、本発明の第1の実施形態に係る外観検査装置10は、目視検査を行う検査者101が被検査品171を観視している像181を認識する観視像認識部130と、被検査品171の画像検査結果150を表示する表示部140と、を備えている。
観視像認識部130は、検査者101が被検査品171を観視している像181に対応した像191を撮像する撮像部110と、検査者101の視線を検出する視線検出部120と、画像処理を行う画像処理部160を含むことができる。
撮像部110は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子で構成でき、検査者101の頭部の動きに連動して被検査品171を撮像することができる。これは、例えば、撮像部110を検査者101の頭部に搭載して配置することによって実現できる。そして、必要に応じて、自動焦点調整機構やズーム機構を設けることができる。これにより、検査者101が被検査品171を観視している像181に対応した像191を撮像できる。すなわち、例えば、被検査品171を観視する時の角度や被検査品171と検査者101の目102との距離の変化に追従して、検査者101が被検査品171を見ている像181に対応する像191を撮像できる。
視線検出部120には、検査者101の目102を撮像するカメラを用いることができる。また、例えば、検査者101の目102を照明する光源をさらに設けることもできるが、この光源は省略することもできる。そして、視線検出部120は、検査者101の顔面の前面に配置されるが、検査者101の頭部の動きに連動して配置位置が変動できるように、検査者101の頭部に搭載される配置とすると好適である。
そして視線検出部120によって、検査者101の目102(眼球)の像を取り込み、目102(眼球)の向きを求めることができる。この画像処理は、画像処理部160で行うことができる。
これにより、検査者101が被検査品171を観視している像181の詳細を把握することができる。例えば、検査者101が頭部を動かさず視線を動かして被検査品171を観視する際に、その視線の動きに対応して、検査者101が被検査品171を観視する像181が認知できる。
これら、撮像部110で撮像された像191と、視線検出部120により検出された視線に基づき、画像処理部160によって、検査者101が被検査品171を観視している像181を把握することができる。このようにして、観視像認識部130は、検査者101が被検査品171を観視している像181を認識することができる。例えば、被検査品171を観視する時の角度の変化を含めて、像181を認識できる。また、例えば、検査者101の目102と被検査品171との距離が変化した時の視界の広さや被検査品171の観視の拡大率の変化を含めて、像181を認識できる。
表示部140は、被検査品171を撮像し検査した結果に基づく画像検査結果150を表示する。例えば、上記の撮像部110で被検査品171の外観を撮像し、画像処理部160において、その撮像データを画像解析または画像認識することにより画像検査が行われる。例えば、撮像部110で撮像された像191を画像処理部160で画像解析することによって、異常部として欠陥の像192が検出さる。これに基づき、画像検査による、被検査品171の外観上の欠陥172(傷、ヨゴレ等)が検出される。そして、検出された欠陥172(欠陥の像192)について、その種類、程度、発生の箇所等を含む情報を画像検査結果150とすることができる。
一方、被検査品171の撮像と検査を別の装置により実行してもよい。例えば、図示しない画像認識システムを用いて被検査品171を撮像しその撮像データを画像解析または画像認識することにより被検査品171の外観上の欠陥172を検出してもよい。この場合、検査の結果のデータを、記録媒体、有線通信あるいは無線通信により画像処理部160に入力すればよい。
そして、画像検査結果150は、例えば、欠陥の発生箇所を示す枠193(四角形や円形の枠状の図形)等とすることができる。
なお、画像検査は、上記の撮像部110で撮像された像以外に、別の撮像装置によって撮像された画像データに基づいて行っても良いし、両者を併用した画像検査としても良い。
そして、表示部140は、画像検査結果150(枠193)を、検査者101の視界103に重ねて表示できる。これは、表示部140を、検査者101の例えば片目の前に配置したヘッドマウント型ディスプレイ(HMD: Head Mounted Display)の構成とすることで実現できる。また、表示部140がシースルー型である場合は、検査者101の両目の前に表示部140が配置されたHMDとすることもできる。また、表示部140を検査者101の頭部に搭載するのではなく、検査者101の前面に設けられた例えば半透過型のスクリーンとしても良く、検査者101の視界103と重ねて表示することができればその構造は任意とすることができる。
さらに、表示部140は、観視像認識部130により認識された検査者101の観視の像181に対応した位置に、画像検査結果150(枠193)を表示することができる。すなわち、検査者101が観視している欠陥の像182の位置(検出された欠陥の像192の位置)に、その欠陥に対応した枠193を表示する。そして、画像検査結果150(枠193)は、検査者101の頭部の位置や視線の変化に対応して変化する観視の像181(欠陥の像182)の変化に合わせてその表示位置を変化することができる。
これにより、検査者101は、被検査品171を見ている視界103に重ねて、画像検査結果150(枠193)を、同時に見ることができる。検査者101が頭部を動かした場合でも、あるいは、視線を動かした場合でも、その動きに追従して画像検査結果の表示位置が変わり、観視像に現れる欠陥の位置に、常に欠陥の位置を示す枠193を表示することができる。
これにより、検査者101は、目視検査を行いながら、画像検査結果150を容易に参照することができ、高効率で高精度の外観検査が可能となる。
なお、撮像部110で撮像された像191と検出された視線に基づいて認識された観視の像181により、画像検査結果150の表示位置を制御することを画像処理部160で行うことができる。
また、画像処理部160は、撮像部110または別の撮像装置によって撮像された撮像データに基づいて画像処理を行い、画像検査を行う機能を持つことができる。
なお、上記において、画像検査結果150が、枠193で表示される例を示したが、これに限らない。欠陥の種類や、程度、発生の箇所に応じた各種の線、三角形、四角形、多角形、円、楕円、矢印、クロスバー、井桁(double cross)などの各種の図形や文字によって表示することができる。また、それらの線種やハッチング、色、点滅等を変えることができる。また、例えば、重欠点が発生した場合には音を発生するなど、視覚に作用するものだけでなく聴覚に作用するものを用いてもよい。
(第1の実施例)
以下、第1の実施例により詳細に説明する。
図2は、本発明の第1の実施例に係る外観検査装置の構成を例示する模式図である。
図2(a)は、第1の実施例に係る外観検査装置20の構成を示す斜視図、図2(b)は図2(a)のA−A線断面模式図である。なお、図2以降の各図については、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図2(a)、(b)に表したように、第1の実施例の外観検査装置20は、撮像部110、視線検出部120、表示部140を備えている。そして、これらは、検査者101の頭部に搭載するHMD型の構成として一体化されている。なお、本図では、画像処理部160は省略されている。
撮像部110は、眼鏡21の下部の位置に設けられたCCDからなる撮像素子で構成され、検査者101の頭部の動きに連動して、被検査品171の像を撮像する。
視線検出部120は、眼鏡21の下部に設けられたカメラで構成されている。これにより、目102の瞳孔の向きを把握し、検査者101の視線を検出する。
表示部140は、眼鏡21の下部に設けられた小型の液晶パネル142と、液晶パネルからの投射光を反射させて像を形成するハーフミラー144とからなっている。これにより、検査者101は、画像検査結果150と被検査品171の像を同時に視界に重ねて観視することが可能となっている。
これにより、検査者101は、目視検査を行いながら、画像検査結果を容易に参照することができ、高効率で高精度の外観検査が可能となる。
以下、第1の実施例の外観検査装置20を用いた外観検査の状態を説明する。本例では、被検査品171として携帯電話を検査する例であり、携帯電話の表面の傷、へこみ、ヨゴレ等を欠陥として検出する。
図3は、本発明の第1の実施例に係る外観検査装置の表示を例示する模式図である。
図3は、検査者101の視界103の状態を示している。本図中の携帯電話210の絵(210a〜210f)は、検査者101が観視した像181である。また、本図中の四角の枠211〜213は、第1の実施例の外観検査装置20によって、視界103に重ねて表示された画像検査結果150を例示している。検査者101はこれらの像を同時に重ねて見ている。
図3(a)に表したように、検査者101は被検査品である携帯電話210を検査するために、例えば、携帯電話210を斜め方向から観視する。その時、携帯電話210の斜め方向からの像210aが観視されている。そして、携帯電話210の外観を撮像部110で撮像して、画像処理し、画像検査の結果として、携帯電話の表面の傷219が結果として検出されたとする。その画像検査結果150として、欠陥の発生位置を示す枠211、212が、観視された像210aに対応して表示されている。
さらに、検査者101が携帯電話210を手に取って、あるいは、携帯電話210に対して頭部の位置を動かして、携帯電話210を種々の方向から見て検査した場合、図3(b)〜(e)に表したように、携帯電話210を見た時の像210b〜210eは変化する。そして、本実施例の外観検査装置20は、この像210b〜210eの変化に合わせて、表示の位置を変えて画像検査結果150である枠211〜213の表示を変えることができる。
図3(f)は、図3(a)の観視状態から、携帯電話210と検査者101の目102の距離を縮め、携帯電話210を近くで見た場合の観視像を例示している。図3(f)に表したように、検査者101が携帯電話(被検査品)210を近くで見ることによって携帯電話(被検査品)210の像が拡大されている。そして、これに合わせて、画像検査結果150(枠211)の表示位置が変化している。
このように、本実施例の外観検査装置20は、検査者101の被検査品171を観視する時の像の、角度や拡大・縮小率に合わせて、像に対応した位置に画像検査結果150を表示することができる。
これにより、検査者101は、目視検査を行いながら、画像検査結果150を容易に参照することができる。そして、検査者101は、携帯電話210の外観の全体を網羅的に検査するだけでなく、画像検査結果150として表示された枠211〜213の部分を重点的に検査することができる。これにより、欠陥の見落としが防止でき、また重点的な目視検査を行うことができる。これにより、高効率で高精度の検査が可能となる。
なお、画像検査の欠陥検出の判定レベルを厳しく設定し、画像検査によって不良とされた被検査品を目視検査によって実用的観点で最終判定する検査方法において、本実施例の外観検査装置20は、非常に有効に活用できる。
なお、本実施例の外観検査装置20において、検査者101が観視している像181(像191)を、別に設けた表示装置上に表示しても良い。これにより、検査者101以外の者が、検査者101が観視している像181(像191)を見ることができ、例えば、検査員のトレーニングや技術伝承の際に活用できる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態の外観検査装置では、検査者101の目視検査の結果を入力する目視検査結果入力部がさらに設けられている。
図4は、本発明の第2の実施形態に係る外観検査装置の構成を例示する模式図である。 図4に表したように、本実施形態の外観検査装置20は、図1に例示した外観検査装置10に対して、更に、検査者101の目視検査の結果を入力する目視検査結果入力部300を備えている。
目視検査結果入力部300には、例えば、釦、キーボード、タッチパネル、フットスイッチ、音声入力装置、視線入力装置等、各種の構成の入力装置を用いることができる。そして、例えば、図3に例示した外観検査において、画像検査結果を示す枠211〜213に対して、それぞれの目視検査結果(合格か不合格か等)を検査者101は容易に入力することができる。これにより、外観検査の効率と精度を向上させることができる。
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。
図5は、本発明の第3の実施形態に係る外観検査装置の構成を例示する模式図である。 図5に表したように、本実施形態の外観検査装置30は、図1に例示した外観検査装置10に対して、更に、画像検査処理部310を備えている。すなわち、図1に例示した外観検査装置10においては、画像処理部160は、被検査品171を検査者101が観視する像181の認識のための画像処理、及び、被検査品171の画像検査のための画像処理の両方を行うように設計されていたが、第3の実施形態の外観検査装置30では、この機能を分離したものである。
すなわち、画像処理部160は、被検査品171を検査者101が観視する像181の認識のための画像処理を行う。そして、画像検査処理部310は、撮像部110で得られた像に基づいて、画像検査のための画像処理を実施する。このように、観視する像181の認識のための画像処理と画像検査のための画像処理とを、それぞれ、画像処理部160と画像検査処理部310で別に実施することにより、高速で処理を行うことができ、結果として、高効率で高精度の外観検査が可能となる。
なお、図5に例示した外観検査装置30において、図4で例示した目視検査結果入力部300をさらに設けても良い。
(第4の実施の形態)
上記において、画像検査の基となる画像データは、撮像部110で撮像された場合を示したが、これに限らず、被検査品を別の撮像装置で撮像し、そのデータから画像検査結果150を求め、その画像検査結果150を検査者101の観視の像181に対応させて表示することもできる。
図6は、本発明の第4の実施形態に係る外観検査装置の構成を例示する模式図である。 図6に表したように、本実施形態の外観検査装置40は、図5に例示した外観検査装置30に対して、被検査品171の外観を撮像する撮像装置115をさらに備えている。撮像装置115で撮像された被検査品171の画像データは、画像検査処理部310によって画像処理され、欠陥が検出される。
これにより、目視検査を行うこととは別に画像検査を実施することができる。例えば、撮像装置115を生産ラインの所定の箇所に(複数)設け、例えば、被検査品の正面、背面、側面等の外観をオンラインで画像検査する方法と、目視検査とを組み合わせることができる。これにより、画像検査(の一部)を目視検査とは別に実施することが可能となり、高効率で高精度の外観検査が可能となる。
なお、図6に例示したように、図4で例示した目視検査結果入力部300をさらに設けても良い。
また、図6に例示したように、撮像装置115による画像検査結果のデータや、目視検査結果のデータを格納し、出力する検査データ格納部320をさらに備えても良い。
(第2の実施例)
図7は、本発明の第2の実施例に係る外観検査装置の表示を例示する模式図である。
図7は、図6に例示した外観検査装置40を用いて外観検査を行った場合の検査者101の観視する表示を例示している。この場合、検査者101が目視検査を行う前に、別に設けられた撮像装置115で、被検査品171である携帯電話210の外観が検査されている。
図7(a)に表したように、検査者101の視界103には、携帯電話210の観視の像(この場合斜め方向から観視)210aに対応して、画像検査結果150が、実線の枠211s、212s、と点線の枠216tで表示されている。すなわち、検査者101が見える領域に欠陥がある場合は、実線の枠211s、212sでそのことを示し、また、検査者101が見えない部分に欠陥がある場合は、点線の枠216tとしてそのことを表示した例である。
そして、検査者101が携帯電話210を種々の方向から見て検査した場合、図7(b)〜(e)に表したように、携帯電話210を見た時の観視の像210b〜210eに合わせて、画像検査で検出された欠陥を示す枠の表示の位置を変え、また、欠陥が観視できるかどうかによって枠の線種を変えて表示することができる。例えば、図7(b)では、見えない領域にある欠陥が、点線の枠216tで表されている。また、図7(c)では、3種の欠陥の全てが見えるので、欠陥を表示する枠は全て実線の枠211s、212s、216sとして表示されている。また、図7(d)では、見えない部分の欠陥が、点線の枠211t、212tとして表示されている。また、図7(e)では、この観視方向からでは全ての欠陥が見えないので、欠陥の位置は、点線の枠211t、212t、216tとして表示されている。
このように、本実施例の外観検査装置では、検査者101の視界から欠陥が見えるかどうかによっての画像検査結果の表示の種類を変えて表示することができ、目視検査を行いながら、画像検査結果を容易に参照することができ、高効率で高精度の外観検査が可能となる。
なお、上記において、画像検査結果の表示は実線と点線の他、表示の色を変える、点滅するなど、各種の方法によって表示することが可能である。
また、上記の例では、画像検査が別の撮像装置115によって得られた画像に基づいて検査される例として説明したが、これに限らず、撮像部110によって得られた撮像データに基づいて画像検査を行う場合にも、検査者101の視界に欠陥が入るかどうかで画像検査結果150の表示内容(枠の線種・色等)を変えることができる。なお、この場合、撮像部110で得られた撮像データに基づく検査結果のデータを保存する検査データ格納部320を設け、これを活用することができる。これにより、常に変化する検査者101の視界とは別に画像検査結果のデータを保存しておき、表示に用いることができる。
(第3の実施例)
図8は、本発明の第3の実施例に係る外観検査装置の表示を例示する模式図である。
第3の実施例では、検査者101の目視検査の実行状態に合わせて、画像検査結果の表示を変化させる例である。
また、本実施例では、被検査品がパーソナルコンピュータ(PC)である場合を例示する。そして、PCの外観検査として、表面の傷、へこみ、ヨゴレ等を欠陥として検査する例である。
図8は、検査者101の視界103の状態を示しており、検査者101が観視するPC220の像220a〜220fと、本発明の実施例の外観検査装置によって、視界103に重ねて表示される画像検査結果150を例示している。また、画像検査は、撮像部110によって撮像された画像に基づいて行われた例であるが、別の撮像装置115によって撮像された画像に基づいて行っても良い。そして、検査者101の検査が、図8(a)から図8(f)の順で実施された例である。
図8(a)に表したように、検査者101がPC220を観視している像220aに対応して、画像検査結果150が枠221〜225で表示されている。検査者101は、これにより、この方向から検出されるべき5個の欠陥の全ての位置を把握することができる。
そして、検査者101は、画像検査により欠陥と判定された枠221〜225の枠内の外観検査を順次行う。
例えば枠221から外観検査を行うとする。この時、検査者101は、被検査品171であるPC220の枠211の分部に顔を近づけて枠221内のPC220の外観を検査する。この時、図8(b)に表したように、PC220の像220bは、枠211の部分が拡大される。そして、枠211の表示位置も、像220bに合わせて変化する。そして、この枠221で表示された欠陥が良品であるか不良であるかを判定する。この時、検査者101は、この枠211の内部を一定の時間、例えば、数秒の間、注視する。この注視の時間は、視線検出部120で検査者101の視線を検出することによって検出できる。そして、この画像検査結果150の表示(枠)内を一定時間以上観視していることを、目視検査の実行と見なすことができる。これにより、検査者101の目視検査の実施、未実施または実施終了を判断できる。
すなわち、本実施例の外観検査装置は、画像検査結果150で欠陥と判定された箇所を目視検査したかどうかを把握でき、もし、必要な目視検査を実施しなかった場合は、アラーム音などでそれを知らせることができる。これにより、検査者101の検査漏れを無くすことができる。なお、画像検査結果の内容(結果の種類、程度等)によって、上記の画像検査結果の表示(枠)を検査者101が目視検査(注視)したかどうかの検出・監視を行うかどうかを変えることもできる。また、画像検査結果の内容(結果の種類、程度等)によって、注視時間の判定基準を適切に設定できる。
さらに、目視検査によって、所定の枠内の検査が終了したら(枠内を一定時間注視し終わったら)、この枠を例えば、消すことができる。図8(c)は、検査が終了した(注視が終了した)欠陥の表示の枠が消された状態を表している(図8(b)中の枠221が消えている)。すなわち、検査者101の目102の向きや動きを検出し、これをトリガーとして、表示内容を変更することができる。
これにより、検査者101は、同じ欠陥の場所を繰り返して検査することもなく、また、検査箇所の欠落もなく、目視検査を行うことができる。
なお、上記では、目視検査が終了した時に、枠を消す例を示したが、これに限らず、種々の方法によって目視検査の終了を示すことができる。例えば、欠陥の位置を示す表示である枠の、形、色、枠の線種(点線、実線等)、枠の点滅等を変える等、各種の方法を適用することができる。また、例えば、欠陥の位置を示す枠とは別に、画像検査で検出された欠陥の数、及び、検査終了の数や残りの数を表示する数字や図形を用いても良い。
これに引き続いて、同様に別の観視角度から目視検査を行い、図8(d)に表したように枠222、224、225の目視検査を行う。そして、それが終了すると、図8(e)のように、欠陥を表示するこれら枠222、224、225が消える(表示が変更される)。そして、この後、同様に、枠223についての目視検査を行い、そして終了する(図示しない)。
そして、図8(f)に表したように、図8(a)で表した全ての欠陥の表示(枠221〜225)が消えた(変更された)状態となり、このPC220の、この状態(PCの画面とキーボードとを開いた状態)の検査が終了される。また、これに引き続いて、PCの画面とキーボードを閉じた状態の外観検査等が同様に行われる。
なお、図8(f)に例示した、全ての欠陥の目視検査が終了した画面で、目視検査が終了したことを知らせるメッセージの表示やランプの点灯、音等の発生を行っても良い。
このように、本実施例の外観検査装置では、検査者101が被検査品171の検査部分を注視する時間に基づいて、画像検査結果150の表示を変えているので、検査者101は、同じ欠陥の場所を繰り返して検査することもなく、また、検査箇所の欠落もなく、目視検査を行いながら、画像検査結果を容易に効率良く参照することができ、高効率で高精度の外観検査が可能となる。
なお、上記において、目視検査結果入力部300を設け、検査者101の目視検査の結果を入力しても良い。例えば、画像検査結果を示す枠221の目視検査が終了したことを、上記の注視時間により検出し、その時、枠221の表示が消えた(表示が変わった)時に、検査者101は、目視検査の結果(合格か不合格か)を入力できるようにしておくことができる。これにより、目視検査の効率を高めることができる。この目視検査結果入力部300には、釦、キーボード、タッチパネル、フットスイッチ、音声入力装置、視線入力装置等、各種の構成を用いることができる。
また、画像検査で検出されなかった欠陥を目視により検出した場合は、それに該当する箇所に、画像検査結果150を表示する枠193とは別の枠等の表示を行っても良い。これにより、画像検査と目視検査の差異を表示し、検査精度の向上に活用することができる。また、この差異のデータを保存することもできる。
さらに、画像検査結果150を示す例えば各枠193に対して、目視検査の結果が合格であったか不合格であったかのデータを蓄積し、画像検査の判定基準を自動的に調整するように構成することで、画像検査に学習機能を持たせることができ、外観検査の効率と精度を向上させることができる。すなわち、本実施例の外観検査装置においては、画像検査結果150と目視検査結果とを相互に照合することが容易にでき、画像検査に上記の学習機能を設けることが容易となり、これが大きな利点となる。
なお、本発明の実施形態の外観検査装置において、検査者101の観視する像181に対して、撮像部110により撮像された像191が一致するように調整するために、撮像部110で撮像された像191、または、撮像された像191に基づいて作成された形状の輪郭等を表示部140に表示する機能を設けてもよい。
(第5の実施の形態)
本発明の第5の実施形態に係る外観検査装置の構成は、第4の実施形態に係る外観検査装置40と同様である。ただし、検査データ格納部320における検査データは、被検査品171を特定する情報に関連付けて格納されていることに特徴がある。被検査品171を特定する情報としては、例えば、被検査品171の製品番号や型式等に関するデータや、ロット番号などのデータを用いることができる。例えば、被検査品171によっては、製造日時などのデータとしても良い。以下では、被検査品171を特定する情報として、ロット番号を用いる例として説明する。
図9は、本発明の第5の実施形態に係る外観検査装置の動作を例示する模式図である。 すなわち、同図は、外観検査装置の検査データ格納部320における検査データの格納状態を例示している。
図9に表したように、検査データ格納部320においては、ロット番号LNのそれぞれに関連づけて、不良項目(不良カテゴリ)EIである「不良1」EI1、「不良2」EI2、及び「不良3]EI3の外観検査結果のデータが格納されている。この場合は、表形式のデータフォーマットにおいて、各ロット番号に該当する表の枡目の箇所に各不良の有無が、「NG」または「OK]の表示によって示されたように、データとして格納されている。
例えば、「不良1」EI1は、「引っ掻き傷」であり、「不良2」EI2は、「凹み」であり、「不良3]EI3は「汚れ」である。そして、各不良項目が発生している部品に関するデータも一緒に登録されている。例えば、本具体例では、部品が、「P01」、「P02」、「P03」などであり、各不良項目に該当して、その不良が発生した部品に関するデータが、ロット番号LNに対応させつつ、「不良1パーツ」EI1p、「不良2パーツ」EI2p及び「不良3パーツ」EI1pの欄に格納されている。
さらに、検査者101による外観検査だけでなく、例えば、撮像装置115で得られた画像や撮像部110で得られた画像に基づく画像検査結果のデータも、ロット番号に関連付けて格納しても良い。
さらに、本具体例では、各ロット番号に対応させて、工程1の作業者OP1、工程2の作業者OP2、工程3の作業者OP3、及び、検査者IPに関する情報が格納されている。検査者IPは、外観検査に関する検査者101であっても良い。なお、さらに、被検査品171の生産に係わる、材料、部品、加工装置の種類、生産の時刻などの各種のデータをロット番号に関連付けて格納しても良い。
このように、本実施形態に係る外観検査装置においては、検査データ格納部320には、外観検査の結果が被検査品171のロットに関連づけて格納されている。さらに、被検査品171の製造工程における各種のデータをロットに関連づけて格納しても良い。これにより、外観検査結果の照合の手間が省け、また、外観検査結果の解析を効率的に行うことができる。そして、不良要因分析の効率を向上することができる。
このように、検査データ格納部320は、撮像装置115で得られた画像や撮像部110で得られた画像に基づく画像検査結果のデータや、目視検査結果のデータを格納し、出力する。
この時、検査データ格納部320へのデータの格納は、画像検査処理部310や画像処理部160の出力から、検査データ格納部320に自動的にデータが格納させるように構成することができる。また、検査者101の外観検査の結果に関しても、例えば、視線入力の場合には画像処理部160から検査データ格納部320に自動的に入力し、また、例えば、目視検査結果入力部300を用いた入力の場合には、目視検査結果入力部300から検査データ格納部320に自動的に入力することができる。
すなわち、検査データ格納部320は、外観検査の結果を自動的に収集し格納する。
これにより、今まで主に人が入力していた画像検査結果や外観検査の結果を、自動的に検査データ格納部320に入力することができ、外観検査に関係する作業が効率化できる。
(第6の実施形態)
図10は、本発明の第6の実施形態に係る外観検査装置の構成を例示する模式図である。
図10に表したように、本実施形態の外観検査装置60は、図6に例示した外観検査装置40に対して、外観検査結果を解析するデータ解析部330をさらに備えている。
また、データ解析部330によって解析された結果を表示する表示装置331をさらに設けても良い。表示装置331は必ずしも検査者101の頭部に装着されるヘッドマウント型のディスプレイである必要はなく、据え置き型(スタンドアローン)のCRTや液晶表示装置、有機ELディスプレイ等を用いることができる。
データ解析部330は、例えば、撮像装置115で撮像された像や、撮像部110で撮像された像に基づいた画像検査結果、及び、検査者101の目視検査の結果、の少なくともいずれかを解析する。この時、検査データ格納部320に格納された検査データを用いることができる。
また、データ解析部330は、上記の外観検査結果だけではなく、被検査品171に関係する全てのデータを解析するようにしても良い。例えば、被検査品171に用いられる材料や部品のロット番号などのデータ、例えば製造ラインが複数あった場合のどの製造ラインで製造されたか、そして、作業者や製造日時など、各種のデータを解析する。すなわち、データ解析部330は、以下に例示するように、被検査品171の工程履歴分析を行うができる。なお、解析されるデータは検査データ格納部320に格納することができる。
例えば、ある材料を用いた複数の種類の製品があり、その時に、特定の種類の製品において、特定の不良が発生し易いことがある。例えば、携帯電話のケースには樹脂材料が用いられるが、樹脂材料のロットによって、ケースの傷がつきやすい現象があったとする。この時、携帯電話のある機種によってはその傷が目立たないが、別の機種によっては、その傷が目立ち易いということがあり得る。その際に、その材料ロットを用い、かつ、その傷が目立ちやすい機種の組み合わせの外観検査の際に、その情報を検査者101に知らせることができる。例えば、検査者101が外観検査を行う際に、表示部140に、各種ある検査項目の内で、「傷」に関する検査を重点的に検査することを促す表示を行うことができる。
また、例えば、被検査品171の製造工程において、複数ある工程のそれぞれが複数の加工装置を有している場合などにおいて、前工程の特定の加工装置と、後工程の特定の装置との組み合わせで製造された製品の不良の発生率が特に高いことがある。そして、このような場合には、例えば、検査者101がその組み合わせの製品ロットを検査する特に、検査者101にその組み合わせのロットで特に不良発生率が高いことを知らせることができる。そして、その際に、発生率の高い不良項目を合わせて知らせることができる。
逆に、解析結果から、特定の加工装置の組み合わせにおいては不良率が非常に低いことが分かっている場合は、その情報を検査者101に知らせることで、検査者101の検査が効率的に行うことができる。
このように、データ解析部330は、被検査品171に係わる履歴分析を行うことができ、それを、検査者101に知らせることができ、検査者101の外観検査の効率を向上できる。さらに、被検査品171の製造に係わる各工程の作業者や監督者、部材の購買担当者などの全ての関係者に知らせることができ、被検査品171の製造に係わる効率がさらに向上する。
なお、上記に関しては、データ解析部330によるデータの解析結果を検査者101に知らせ、フィードバックする方法による外観検査の効率化について説明したが、データの解析結果を、撮像装置115で撮像された像や撮像部110で撮像された像に基づいた画像検査にフィードバックしても良い。例えば、不良発生率が高い被検査品171と不良発生率が低い被検査品171とで、画像検査の際の判定基準(スライスレベル)を変えることで、画像検査の時間短縮など、画像検査の効率が向上できる。
(第4の実施例)
図11は、本発明の第4の実施例に係る外観検査装置の動作を例示する模式図である。 すなわち、同図は、外観検査装置60におけるデータ解析部330の動作の一例を示しており、同図(a)及び(b)は、それぞれ、不良項目A及び不良項目Bに関する不良率Ea及び不良率Ebを表している。そして、同図(a)、(b)の横軸は時刻tであり、この例では日付である。そして、同図(a)、(b)の縦軸は、それぞれ、不良率Ea及び不良率Ebである。すなわち、工程履歴分析の結果の一例である。
図11(a)に表したように、不良項目Aの不良率Eaは、7日おきの日にちDaの時に特異的に高い値を示している。例えば、このように、被検査品171の生産形態が7日の周期で変化しており、その周期に連動して不良率Eaが7日の周期で変化することがある。
一方、図11(b)に表したように、不良項目Bの不良率Ebは、7日の周期の変化を示しているが、特定の日において高い値となるのではなく、不良率Ebは日ごとに次第に上昇し、8日目に低くなるという変化を、7日の周期で繰り返している。そして、日にちDbの時に不良率は比較的高い。
不良率Eaと不良率Ebとがこのような変化を示す場合、例えば日にちDaに該当する日の外観検査においては、不良項目Aの検査を重点的に検査することを検査者101に知らせることができる。また、例えば日にちDbに該当する日の外観検査においては、不良項目Bの検査を重点的に検査することを検査者101に知らせることができる。このようにして、外観検査の効率を向上させることができる。
この時、上記の結果を知らせる方法としては、例えば、後述するように、検査者101が被検査品171を検査しているその時に、表示部140に表示する方法を採用することができる。また、表示装置331に表示して、検査者101が、被検査品171を検査する前に、または検査しつつ、その情報を見ることができるように構成しても良い。また、必ずしも視覚に作用する表示だけでなく、音や振動などを用いた手法によって、上記の解析結果に基づく情報を知らせることができる。
なお、データ解析部330においては、不良率のそれぞれの値から、上記のような傾向を示すことを解析できる。例えば、不良率のそれぞれの値の極大値が出現する日にち同士の間隔を算出したり、不良率がある一定以上の値となる日にちが出現する間隔を算出したり、連続して上昇または下降する日にちの範囲を算出したり、各種の方法を採用することができる。
また、不良項目が複数ある場合において、不良項目が有する傾向どうしが一致する程度も算出することができる。これにより、特定の不良が発生する場合に他の不良が連動して発生することを解析できる。また、逆に特定の不良が発生する場合に、他の不良が発生し難いこと、すなわち、これらの不良項目がトレードオフになっていることを解析できる。これにより、検査の効率を向上させるだけでなく、被検査品171の製造工程の改善の効率的を向上できる。
(第5の実施例)
図12は、本発明の第5の実施例に係る外観検査装置の動作を例示する模式図である。 すなわち、同図は、外観検査装置60におけるデータ解析部330の動作の別の一例を示している。すなわち、工程履歴分析の結果の一例である。本具体例では、被検査品171の製造工程において、製造装置として、製造装置#A001〜#A0012の12台の装置を使用する例であり、同図の横軸は製造装置を特定する番号に対応し、縦軸は、外観結果の合格(OK)と不良(NG)とに対応している。各製造装置の番号に対応する線と、OK及びNGの線と、の交点にある円の大きさは、その製造装置で生産された被検査品171の個数に対応している。そしてその円の上に記された数字は、OKまたはNGの個数を示す数である。この時の不良項目は、図9に例示した「不良1」EI1である。
図12に表したように、製造装置#A001では、1個の被検査品171を製造し、その1個は良品である。また、製造装置#A003では、39個の被検査品171を製造し、その内、良品が30個であり不良品が9個であった。また、製造装置#A010では、53個の被検査品を製造し、全て良品であった。
データ解析部330では、例えばこのように外観検査の結果を解析する。そして、この解析結果を表示装置331に表示することができる。
さらに、例えばこのような検査結果であった場合において、製造装置#A003及び製造装置#A004で製造された被検査品171は、比較的不良が発生し易く、製造装置#A007、製造装置#A008及び製造装置#A010で製造された被検査品171は比較的不良が発生し難いと解析される。そして、この情報を検査者101に知らせることができる。すなわち、製造装置#A003及び製造装置#A004で製造された被検査品171を検査するときに、外観検査を重点的に実施することを促すことができる。これにより外観検査の効率が向上する。
この時も、例えば、外観検査中に表示部140に表示する方法、表示装置331に表示する方法、音や振動などによる方法など、各種の方法を用いることができる。
(第6の実施例)
図13は、本発明の第6の実施例に係る外観検査装置の動作を例示する模式図である。 すなわち、同図は、外観検査装置60におけるデータ解析部330の動作のさらに別の一例を示している。すなわち、工程履歴分析の結果の一例である。本具体例では、被検査品171の製造工程が工程1と工程2とを有しており、工程1では製造装置#A001〜#A010の10台を使用し、工程2では、製造装置#B001〜#B004の4台の製造装置を使用する例である。同図の横軸は工程1の製造装置を特定する番号に対応し、縦軸は、工程2の製造装置を特定する番号に対応する。
そして、各製造装置の番号に対応する線どうしの交点にある円の大きさ及びその上に記された数字は、その製造装置の組み合わせで生産された被検査品171の個数に対応している。そして、各円において斜線が付された部分は、その製造装置の組み合わせで製造された個数の内の外観不良の個数の割合、すなわち、不良率を示す。すなわち、各円において斜線が付されていない部分は、良品率に相当する。
図13に表したように、工程1の製造装置#A003及び製造装置#A004を用いて製造された被検査品171において不良率が高い、と解析される。さらに、製造装置#A003及び製造装置#A004を用い、かつ、製造装置#B001、製造装置#B003及び製造装置#B004を用いた場合において、特に不良率が高いと、解析される。このような解析は、データ解析部330で行われる。
そして、上記の解析結果を検査者101に知らせることができる。すなわち、製造装置#A003及び製造装置#A004を用い、かつ、製造装置#B001、製造装置#B003及び製造装置#B004を用いて製造された被検査品171を検査するときに、外観検査を重点的に実施することを促すことができる。これにより外観検査の効率が向上する。
この時も、例えば、外観検査中に表示部140に表示する方法、表示装置331に表示する方法、音や振動などによる方法など、各種の方法を用いることができる。
なお、上記の第4〜第6の実施例で説明した解析結果は、検査者101に知らせるだけでなく、既に説明したように、被検査品171の製造に係わる各工程の作業者や監督者、部材の購買担当者などの全ての関係者に知らせることができ、被検査品171の製造に係わる効率をさらに向上させることができる。
(第7の実施例)
図14は、本発明の第7の実施例に係る外観検査装置の動作を例示する模式図である。 すなわち、同図は、外観検査装置60において、データ解析部330による解析結果を検査者101に知らせる手法の一例を示している。ここでは、一例として、表示部140として、検査者101の頭部に装着されるヘッドマウント型のディスプレイを採用した場合を説明する。そして、同図は、図3に例示した検査者101の視界103に、上記のデータ解析部330の解析結果に基づく情報を表示する例である。同図(a)は、その一例であり、同図(b)は別の一例である。
図14(a)に表したように、検査者101の視界103には、検査者101が観視した像181である、被検査品171の携帯電話210(絵210a)が写っている。そして、既に説明したように、画像検査結果150として、欠陥の発生位置を示す四角の枠211及び枠212が表示されている。そして、これにより、傷219が表示される。なお、既に説明したように、上記の画像検査結果150は、撮像部110及び撮像装置115の少なくともいずれかによって撮像された像に基づいた検査結果とすることができる。
そして、さらに、本実施例では、表示部140には、データ解析部330の解析結果に基づいた情報350が表示される。本具体例では、不良項目(不良カテゴリ)EIの、「不良1」EI1として、「引っ掻き傷」が表示され、「不良2」EI2として、「凹み」が表示されている。また、「不良1パーツ」EI1pとして「液晶パネル」が表示され、「不良2パーツ」EI2pとして「ヒンジ部」が表示されている。
この時、「不良1」EI1である「引っ掻き傷」の表示には網掛けや色付けが施され、「不良1パーツ」EI1pである「液晶パネル」の表示も網掛けや色付けが施されて表示されている。
すなわち、本具体例では、データ解析部330により、今検査している被検査品171において、「液晶パネル」の部分に「引っ掻き傷」が発生し易いと解析された例であり、その結果が、表示部140により、検査者101の視界103に表示されている例である。
これにより、検査者101は、その被検査品171の「液晶パネル」の部分の「引っ掻き傷」に関する外観検査を重点的に行うことができる。これにより、外観検査の効率が向上し、不良の見逃しや誤検出の発生を抑制することができる。
図14(a)に例示した具体例では、データ解析部330の解析結果に基づいた情報350は、表示画面の上部の下部に位置の固定された位置に表示されていたが、以下の別の具体例では、情報350が表示される位置が、その内容に応じて変化される例である。
すなわち、図14(b)に表したように、例えば、部品の1つの「液晶パネル」の部分に「引っ掻き傷」が発生し易いと解析された場合、「液晶パネル」に相当する位置から引き出された引き出し線によって、「液晶パネル」であることを表示する。そして、「引っ掻き傷」が発生している部分から引き出された引き出し線によって、不良の内容が「引っ掻き傷」であることを表示する。これにより、検査者101は、どの部分にどのような欠陥が発生し易いかを、より認知し易くなる。これにより、外観検査の効率がより向上する。
なお、同図(a)、(b)において、不良項目(不良カテゴリ)EIの各項目が、「引っ掻き傷」、「凹み」などと例えば3つの枠内に表示され、そのうち該当する項目が、網掛けや色付けによってさらに表示されるように構成されていが、該当する項目だけを表示しても良い。また、同様に、「不良1パーツ」EI1pの各項目が、「液晶パネル」、「ヒンジ部」などと例えば3つの枠内に表示され、そのうち該当する項目が、網掛けや色付けによってさらに表示されるように構成されていが、該当する項目だけを表示しても良い。これにより見やすくなる。
(第7の実施形態)
図15は、本発明の第7の実施形態に係る外観検査システムの構成を例示する模式図である。
図15に表したように、本実施形態に係る外観検査システム70においては、図6に例示した外観検査装置40に対して、外観検査結果を解析するデータ解析部330がさらに設けられている。そして、このデータ解析部330は、検査者101が外観検査を行う場所とは離れた場所に設置されている例である。
すなわち、外観検査システム70は、外観検査装置40から通信システムを経由して、検査者101による被検査品171の外観検査の結果を受け取り、その結果を解析するデータ解析部330をさらに備える。
本実施形態におけるデータ解析部330、既に説明したように、被検査品171の工程履歴分析を行うことができる。この他、本実施形態におけるデータ解析部330の動作は、第6の実施形態におけるデータ解析部330の動作と同様とすることができるので説明を省略する。
本実施形態に係る外観検査システム70のように、データ解析部330が、外観検査が行われる場所とは離れて設置されている場合、目視検査結果入力部300、画像検査処理部310、検査データ格納部320及び画像処理部160と、データ解析部330と、のデータの送信及び受信は、例えば、ローカルエリアネットワークやインターネットなどの電気通信経路や光通信経路などの通信システムを用いて実施することができる。
外観検査装置60においては、データ解析部330が外観検査装置60の一部として設けられ、例えばデータ解析部330は外観検査が行われる場所の近くに設置されるが、本実施形態に係る外観検査システム70においては、データ解析部330は、任意の場所に設置でき、より便利で、より汎用性の高い外観検査システムが提供できる。
外観検査システム70において、例えば、データ解析部330の解析結果に基づいた情報350は、検査者101が用いる表示部140に表示させることもでき、また、検査者101が使用する表示装置332に表示することができる。この時、例えば電子メールなどの電気通信技術を応用した方法を用いることで、効率が向上する。そして、データ解析部330の解析結果に基づいた情報350は、検査者101が見る表示装置332だけではなく、検査者101の管理者や、被検査品171の製造に係わる各工程の作業者や監督者、部材の購買担当者などの全ての関係者に効率的に知らせることができ、被検査品171の製造に係わる効率をさらに向上させることができる。
本具体例では、データ解析部330とそれに付属する表示装置331とが、外観検査装置40とは別に設けられる例であるが、本発明はこれには限らない。例えば、外観検査装置40に付属する検査データ格納部320を外観検査装置40から分離して、データ解析部330と共に、電気通信経路や光通信経路などを用いて、外観検査装置との相互のデータの送受信を行うようにしても良い。
すなわち、本実施形態に係る外観検査システム70は、外観検査装置から通信システムを介して、検査者101による被検査品171の外観検査の結果を受け取り、その結果を格納する検査データ格納部320をさらに備えることができる。そして、検査データ格納部320は、被検査品171を特定する情報(例えばロット番号など)に関連付けて、その結果を格納する。そして、検査データ格納部320は、その結果を自動的に収集し、格納することができる。これにより、データの収集の効率が向上する。
なお、同様に、外観検査装置に付属させることが可能な別の一部を、外観検査装置から取り除き、通信システムを介して外観検査装置とデータの送受信を行うように構成することもできる。例えば、撮像装置115や、観視像認識部130の内の画像処理部160の一部をそのように構成しても良い。
本実施形態に係る外観検査システム70により、画像検査と目視検査の結果を容易に参照可能とし、高効率で高精度の外観検査を可能とする外観検査システムが提供できる。
(第8の実施の形態)
次に、本発明の第8の実施の形態の外観検査方法について説明する。
図16は、本発明の第8の実施形態に係る外観検査方法を例示するフローチャート図である。
図16に表したように、第8の実施形態に係る外観検査方法では、まず、被検査品171を撮像した結果に基づいて被検査品171を画像検査する(ステップS110)。これには、例えば、図1に例示した撮像部110やそれ以外の撮像装置115を用いることができる。撮像部110を用いた場合には、撮像された画像を画像処理部160で画像処理することができる。
次に、画像検査結果150を、被検査品171を目視する検査者101の視界に重ねて、検査者101が観視する被検査品171の像181に対応させた位置に表示する(ステップS120)。この表示は、例えば図1に例示した表示部140によって行うことができる。また、これには、撮像部110で撮像された被検査品171の像191を用い、そして、図1に例示した、視線検出部120で検査者101の視線を検出し、その視線の方向から、検査者101が観視している像181を求め、これに基づき画像処理部160で画像処理した結果を用いることができる。その表示には、上記の枠193等を用いることができる。
そして、検査者101が被検査品171を目視検査する(ステップS130)。
これにより、検査者101は、目視検査を行いながら、画像検査結果150を容易に参照することができ、高効率で高精度の外観検査が可能となる。
なお、上記において、ステップS110〜ステップS130の順序は任意であり、また同時に実施することもでき、また、これらステップの全部または一部を繰り返して実施することもできる。
(第9の実施の形態)
次に、本発明の第9の実施の形態の外観検査方法について説明する。
図17は、本発明の第9の実施形態に係る外観検査方法を例示するフローチャート図である。
図17に表したように、第9の実施形態に係る外観検査方法では、図16で例示した第8の実施形態の外観検査方法に対して、さらに、目視検査結果の入力を行う(ステップS140)。これにより、外観検査を効率良く行い、また、外観検査の結果を保存し、活用することで、高効率で高精度の外観検査が可能となる。
(第10の実施の形態)
次に、本発明の第10の実施の形態の外観検査方法について説明する。本実施形態の外観検査方法では、検査者101が被検査品171の所定の部分を観視する時間に基づいて、画像検査結果150の表示状態を変えて表示を行う。また、撮像部110によって得られた像に基づいて、被検査品171の画像検査が行われる例である。
図18は、本発明の第10の実施形態に係る外観検査方法を例示するフローチャート図である。
図18に表したように、本発明の第10の実施形態に係る外観検査方法では、まず、検査者101が被検査品171を観視する(ステップS210)。この観視は、まだ、詳しい目視検査を行う前の状態であり、例えば、被検査品171の大まかな状態を観視し、全体的な外観の目視検査を行っている状態である。
次に、被検査品171を撮像部110によって撮像する(ステップS220)。
そして、撮像された像を画像処理し、画像検査を行う(ステップS230)。
そして、得られた画像検査結果150の一覧を、被検査品171を目視する検査者101の視界に重ねて、検査者101が観視する被検査品171の像181に対応させた位置に表示する(ステップS240)。この時、画像検査によって、被検査品171に欠陥が複数見つかった場合は、その全ての欠陥の位置を枠193等によって表示することができる。これにより、検査者101は、被検査品171の画像検査結果150を一覧して認識できる。なお、この時、全ての欠陥の位置を示すのではなく、例えば、目視検査に適した順番で枠を順次表示し、それぞれの枠の欠陥の目視検査が終了するごとに次の枠を表示するようにしても良い。
そして、検査者101は、複数の欠陥のいずれか(いずれかの枠内の所定部)の目視検査を開始する(ステップS250)。
この時、検査者101の視線は、視線検出部120により常時検出されており、検査者101の所定部内を注視する時間が計測され、注視時間が検知されている(ステップS260)。
そして、例えば、所定部を注視する時間が予め定められた時間を超える、あいは、所定部を注視する累積時間や回数などが予め定められた条件を満たした時、目視検査が開始された、または、実行されている、あるいは、終了したと判定する(ステップS270)。
そして、目視検査が開始された、または、実行されている、あるいは終了したと判定されたら、所定の画像検査結果150の表示(枠193)を変更する。例えば、枠193を消したり、枠193の色を変更したりする(ステップS280)。
そして、これにより、所定部の目視検査が終了したら、ステップS250に戻り、別の欠陥の部分の目視検査を行う。
これにより、検査者101は、同じ欠陥の場所を繰り返して検査することもなく、また、検査箇所の欠落もなく、目視検査を行いながら、画像検査結果を容易に効率よく参照することができ、高効率で高精度の外観検査が可能となる。
なお、上記において、欠陥が1つであった場合は、ステップS250〜ステップS280の繰り返しは行われず、これらのステップの実施は1回のみとなる。
また、上記は、画像検査が撮像部110によって行われる例であるが、画像検査が別の撮像装置で行われる場合は、ステップS220〜S230は、省略、または、独立して行っても良い。
なお、上記において、ステップS210〜ステップS280の順序は、技術的に可能な範囲で入れ替えても良く、また、同時に実施しても良い。さらに、その一部を省略、変形しても良い。また、これらステップの全部または一部を繰り返して実施することもできる。特にステップS210〜S240は同時に行うことができる。また、ステップS250〜S260は同時に行うことができる。
(第11の実施の形態)
次に、本発明の第11の実施の形態の外観検査方法について説明する。
図19は、本発明の第11の実施形態に係る外観検査方法を例示するフローチャート図である。
図19に表したように、第11の実施形態に係る外観検査方法では、図18で例示した第10の実施形態の外観検査方法に対して、さらに、目視検査結果の入力を行う(ステップS265)。これにより、外観検査を効率良く行い、また、外観検査の結果を保存し、活用することで、高効率で高精度の外観検査が可能となる。
なお、ステップS265の目視検査結果の入力と、他のステップS260〜S280との順序は任意である。
また、画像検査結果150を示す、例えば枠の表示が、目視検査結果の入力が未実施か既実施かで、変更されるようにしても良い。これにより、目視検査の効率が高まる。
なお、本発明の実施形態の外観検査装置及び外観検査方法は、例えば、各種製品の外観や部品の外観の検査に使用できる。また、例えば、ディスプレイのムラや傷の検査、塗装ムラの検査、各種フィルムの例えば押し出し成形時のムラや異物の検査等、各種の検査に応用できる。
以上、具体例を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。例えば、外観検査装置、外観検査システム及び外観検査方法を構成する各要素の具体的な構成に関しては、当業者が公知の範囲から適宜選択することにより本発明を同様に実施し、同様の効果を得ることができる限り、本発明の範囲に包含される。
また、各具体例のいずれか2つ以上の要素を技術的に可能な範囲で組み合わせたものも、本発明の要旨を包含する限り本発明の範囲に含まれる。
その他、本発明の実施の形態として上述した外観検査装置、外観検査システム及び外観検査方法を基にして、当業者が適宜設計変更して実施し得る全ての外観検査装置、外観検査システム及び外観検査方法も、本発明の要旨を包含する限り、本発明の範囲に属する。
その他、本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の範囲に属するものと了解される。
本発明の第1の実施形態に係る外観検査装置の構成を例示する模式図である。 本発明の第1の実施例に係る外観検査装置の構成を例示する模式図である。 本発明の第1の実施例に係る外観検査装置の表示を例示する模式図である。 本発明の第2の実施形態に係る外観検査装置の構成を例示する模式図である。 本発明の第3の実施形態に係る外観検査装置の構成を例示する模式図である。 本発明の第4の実施形態に係る外観検査装置の構成を例示する模式図である。 本発明の第2の実施例に係る外観検査装置の表示を例示する模式図である。 本発明の第3の実施例に係る外観検査装置の表示を例示する模式図である。 本発明の第5の実施形態に係る外観検査装置の動作を例示する模式図である。 本発明の第6の実施形態に係る外観検査装置の構成を例示する模式図である。 本発明の第4の実施例に係る外観検査装置の動作を例示する模式図である。 本発明の第5の実施例に係る外観検査装置の動作を例示する模式図である。 本発明の第6の実施例に係る外観検査装置の動作を例示する模式図である。 本発明の第7の実施例に係る外観検査装置の動作を例示する模式図である。 本発明の第7の実施形態に係る外観検査システムの構成を例示する模式図である。 本発明の第8の実施形態に係る外観検査方法を例示するフローチャート図である。 本発明の第9の実施形態に係る外観検査方法を例示するフローチャート図である。 本発明の第10の実施形態に係る外観検査方法を例示するフローチャート図である。 本発明の第11の実施形態に係る外観検査方法を例示するフローチャート図である。
符号の説明
10、20、30、40、60 外観検査装置
21 眼鏡
70 外観検査システム
101 検査者
102 目
103 視界
110 撮像部
115 撮像装置
120 視線検出部
130 観視像認識部
140 表示部
142 液晶パネル
144 ハーフミラー
150 画像検査結果
160 画像処理部
171 被検査品
172 欠陥
181、191 像(被検査品の像)
182、192 欠陥の像
193、211、211s、211t、212、212s、212t、213、216s、216t、221、222、223、224、225 枠
210 携帯電話
210a〜210f、220a〜220f 像(絵)
219 傷
220 パーソナルコンピュータ(PC)
300 目視検査結果入力部
310 画像検査処理部
320 検査データ格納部
330 データ解析部
331、332 表示装置
350 情報
IP 検査者
LN ロット番号
OP1、OP2、OP3 作業者

Claims (21)

  1. 被検査品を撮像して画像解析した結果に基づく画像検査結果を、前記被検査品を目視で検査する検査者の視界に重ねて、前記検査者が前記被検査品を観視している像に対応させた位置に表示可能としたことを特徴とする外観検査装置。
  2. 被検査品を撮像する撮像部と、前記被検査品を目視で検査する検査者の視線を検出する視線検出部と、を含み、前記検査者が前記被検査品を観視している像を認識する観視像認識部と、
    前記被検査品を撮像して画像解析し、前記画像解析の結果に基づく画像検査結果を、前記検査者の視界に重ねて、前記検査者が前記被検査品を観視している像に対応させた位置に表示可能とした表示部と、
    を備えたことを特徴とする外観検査装置。
  3. 前記表示部は、前記検査者の頭部に装着可能とされたことを特徴とする請求項2記載の外観検査装置。
  4. 前記撮像部は、前記検査者の頭部に装着可能とされたことを特徴とする請求項2または3に記載の外観検査装置。
  5. 前記視線検出部は、前記検査者の頭部に装着可能とされたことを特徴とする請求項2〜4のいずれか1つに記載の外観検査装置。
  6. 前記画像解析により検出された欠陥の位置を、前記検査者の視界に重ねて表示することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の外観検査装置。
  7. 前記検査者が前記被検査品の特定の部分を観視する時間に応じて、前記画像検査結果の表示を可変としたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の外観検査装置。
  8. 前記検査者の前記視線の変化に対応した位置に、前記画像検査結果を表示可能としたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の外観検査装置。
  9. 前記検査者による前記被検査品の外観検査の結果を入力可能とした外観検査入力部をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の外観検査装置。
  10. 前記検査者による前記被検査品の外観検査の結果を格納する検査データ格納部をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1つに記載の外観検査装置。
  11. 前記検査データ格納部は、前記被検査品を特定する情報に関連付けて、前記結果を格納することを特徴とする請求項10記載の外観検査装置。
  12. 前記検査データ格納部は、前記結果を自動的に収集し、格納することを特徴とする請求項10または11に記載の外観検査装置。
  13. 前記検査者による前記被検査品の外観検査の結果を解析するデータ解析部をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜12のいずれか1つに記載の外観検査装置。
  14. 前記データ解析部は、前記被検査品の工程履歴分析を行うことを特徴とする請求項13記載の外観検査装置。
  15. 請求項1〜12のいずれか1つに記載の外観検査装置と、
    前記外観検査装置から通信システムを経由して、前記検査者による前記被検査品の外観検査の結果を受け取り、前記結果を解析するデータ解析部をさらに備えたことを特徴とする外観検査システム。
  16. 前記データ解析部は、前記被検査品の工程履歴分析を行うことを特徴とする請求項15記載の外観検査システム。
  17. 前記外観検査装置から通信システムを介して、前記検査者による前記被検査品の外観検査の結果を受け取り、前記結果を格納する検査データ格納部をさらに備えたことを特徴とする請求項15または16に記載の外観検査システム。
  18. 前記検査データ格納部は、前記被検査品を特定する情報に関連付けて、前記結果を格納することを特徴とする請求項17記載の外観検査システム。
  19. 前記検査データ格納部は、前記結果を自動的に収集し、格納することを特徴とする請求項17または18に記載の外観検査システム。
  20. 被検査品を撮像し画像処理部で画像解析させて前記被検査品を画像検査し、
    前記画像検査の結果を、前記被検査品を目視で検査する検査者の視界に重ねて、前記検査者が前記被検査品を観視している像に対応させた位置に表示させた状態で、前記検査者が前記被検査品を目視で検査可能としたことを特徴とする外観検査方法。
  21. 前記検査者が前記被検査品の特定の部分を観視する時間に応じて前記画像検査結果の表示を変えることを特徴とする請求項20記載の外観検査方法。
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