JP2009144996A - 空気調和装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】モータ及びファンをケーシングの前面から取り出し易くした、メンテンナンスのよい空気調和装置を提供する。
【解決手段】空気調和装置1では、ケーシング40内に、第1室内ファン31及び第2室内ファン32が、両軸モータ30を挟むように配置され、両軸モータ30によって回転する。ケーシング40は、第1設置台41と、第2設置台42と、作業用の開口43と、ガイド部材44とを有している。第1設置台41には、両軸モータ30及び第1室内ファン31が設置される。第2設置台42は、第1設置台41から分離されており、第2室内ファン32が設置される。作業用の開口43は、両軸モータ30を取り付け又は取り外すときに使用される。ガイド部材44は、第1設置台41を作業用の開口43の方向へ導く。
【選択図】図4

Description

本発明は、空気調和装置に関し、特に、電算機室で用いられる空気調和装置に関する。
電算機室を冷却する空気調和装置では、室内ユニットのケーシングの上段に熱交換器が配置され、下段に1つのモータと2つのファンとが配置されている。そして、モータが2つのファンを回転させることによって、電算機室内の空気がケーシングの上面から吸い込まれ、熱交換器で冷却された後、ケーシングの下方から吹き出される(例えば、特許文献1参照)。さらに、近年、ケーシングの上段に熱交換器が配置され、中段に1つのモータと2つのファンとが配置され、下段に圧縮機が配置された空気調和装置が使用されている。
上記のようなケーシングの下段に圧縮機を備えた空気調和装置では、ケーシング内の空間が有効に利用されるように、圧縮機の上部に装着される配管や機器が、モータ及びファンが収納されている中段の一部空間を占有している。その結果、作業者が、モータ及びファンをメンテナンスするときに、ケーシングの前面からモータ及びファンを取り出す作業が容易でなく、作業性を低下させる要因となっている。
特開2002−243191号公報
本発明の課題は、モータ及びファンを本体ケーシングの前面から取り出し易くした、メンテンナンスのよい空気調和装置を提供することにある。
第1発明に係る空気調和装置は、両軸モータと、第1ファンと、第2ファンと、ケーシングとを備えている。第1ファン及び第2ファンは、両軸モータを挟むように配置され、両軸モータによって回転する。ケーシングは、両軸モータ、第1ファン及び第2ファンを収納する。さらに、ケーシングは、第1設置台と、第2設置台と、作業用の開口と、ガイド部とを有している。第1設置台には、両軸モータ及び第1ファンが設置される。第2設置台は、第1設置台から分離されており、第2ファンが設置される。作業用の開口は、両軸モータを取り付け又は取り外すときに使用される。ガイド部は、第1設置台を作業用の開口の方向へ導く。
この空気調和装置では、作業者が、両軸モータから第2ファンを分離することによって、第1設置台を作業用の開口側へ引き出すことができるので、両軸モータの取り出し作業が容易になる。
第2発明に係る空気調和装置は、第1発明に係る空気調和装置であって、作業用の空間をさらに有する。作業用の空間は、第2ファンを挟んで両軸モータと反対側にあり、第2ファンが仮置きされる。
この空気調和装置では、作業者が、両軸モータから第2ファンを分離したときに、作業用の空間に第2ファンを仮置きすることができるので、第2ファンをケーシングから取り外すための別の開口を設ける必要がない。
第3発明に係る空気調和装置は、第2発明に係る空気調和装置であって、第2ファンが、第2ファンロータと、第2ファンハウジングとを有している。第2ファンロータは、両軸モータに接続される。第2ファンハウジングは、第2ファンロータを収納する。第2ファンハウジングは、ボルトによって第2設置台に固定される。
この空気調和装置では、作業者が、第2ファンハウジングのボルトを外して作業用の空間へスライドさせるだけで、第2ファンを両軸モータの軸から分離することができるので、作業性がよい。
第1発明に係る空気調和装置では、作業者が、両軸モータから第2ファンを分離することによって、第1設置台を作業用の開口側へ引き出すことができるので、両軸モータの取り出し作業が容易になる。
第2発明に係る空気調和装置では、作業者が、両軸モータから第2ファンを分離したときに、作業用の空間に第2ファンを仮置きすることができるので、第2ファンをケーシングから取り外すための別の開口を設ける必要がない。
第3発明に係る空気調和装置では、作業者が、第2ファンハウジングのボルトを外して作業用の空間へスライドさせるだけで、第2ファンを両軸モータの軸から分離することができるので、作業性がよい。
以下図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明の具体例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
<空気調和装置の構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る空気調和装置の冷媒回路図である。図1において、空気調和装置1は、室内ユニット2と、室内ユニット2に配管18a,18bを介して連結される室外ユニット3とを有している。室内ユニット2は、電算機室内に設置されており、室外ユニット3は、屋外に設置されている。空気調和装置1は、第1冷媒回路20aと第2冷媒回路20bという2系統の冷媒回路を形成している。第1冷媒回路20a及び第2冷媒回路20bそれぞれは同様の構成を有しており、それらの冷媒回路内を循環する冷媒は、室内ユニット2側においては電算機室内の空気との間で熱交換を行い吸熱し、室外ユニット3側においては外気との間で熱交換を行い放熱する。
室内ユニット2は、圧縮機10、蒸発器11、及び室内電動膨張弁13,14を有し、冷媒回路の一部を構成している。さらに、室内ユニット2は、両軸モータ30、第1室内ファン31及び第2室内ファン32を有しており、両軸モータ30が第1室内ファン31及び第2室内ファン32を回転させ、蒸発器11と熱交換を行う空気流を発生させる。
室外ユニット3は、凝縮器12、室外メイン電動弁15、室外バイパス電動弁16、及び室外電磁開閉弁17を有し、冷媒回路の一部を構成している。さらに、室外ユニット3は、第1室外ファン51及び第2室外ファン52を有しており、第1室外ファン51及び第2室外ファン52が、凝縮器12と熱交換を行う空気流を発生させる。制御部6は、圧縮機10、室内電動膨張弁13,14、室外メイン電動弁15、室外バイパス電動弁16及び室外電磁開閉弁17を制御する。
なお、第1冷媒回路20a及び第2冷媒回路20bでは、同様の圧縮機10、蒸発器11、室内電動膨張弁13,14、凝縮器12、室外メイン電動弁15、室外バイパス電動弁16及び室外電磁開閉弁17を使用しているので、どちらか一方を説明する場合を除き、同じ名称と符号を付与して説明する。但し、第1冷媒回路20aと第2冷媒回路20bとを区別して説明する場合、便宜上、第1冷媒回路20aでは、第1圧縮機10a、第1蒸発器11a、第1室内電動膨張弁13a,14a、第1凝縮器12a、第1室外メイン電動弁15a、第1室外バイパス電動弁16a及び第1室外電磁開閉弁17aのように名称と符号を付与し、第2冷媒回路20bでは、第2圧縮機10b、第2蒸発器11b、第2室内電動膨張弁13b,14b、第2凝縮器12b、第2室外メイン電動弁15b、第2室外バイパス電動弁16b及び第2室外電磁開閉弁17bのように名称と符号を付与する。
(冷媒の循環)
以下に、空気調和装置1の2系統の冷媒回路のうち第1冷媒回路20aを例に挙げて、冷媒が第1冷媒回路20a内を循環する様子について説明する。図1において、室内ユニット2側の第1圧縮機10aは、ガス冷媒を吸入して低圧状態から高圧状態へ圧縮し、この高圧状態のガス冷媒を吐出して室外ユニット3側へと送り込む。室外ユニット3側では、室内ユニット2側から送られてきた高圧状態のガス冷媒が第1凝縮器12aへと導かれ、第1凝縮器12aにおいて外気との間で熱交換を行って凝縮する。
このとき、室外ユニット3のケーシング(図示せず)の内部には第1室外ファン51の駆動によって空気流が発生しており、第1凝縮器12aにおける熱交換が促される状態になっている。
また、第1冷媒回路20aには、第1圧縮機10aから出た冷媒が、第1凝縮器12aを通らずに、第1蒸発器11aへ向うためのホットガスバイパス配管が接続されている。このホットガスバイパス配管の途中に、第1室外バイパス電動弁16aが設けられており、低外気運転時に、第1室外バイパス電動弁16aの弁開度が制御される。
第1凝縮器12aの出口に接続されている配管には、第1室外メイン電動弁15aが設けられており、第1凝縮器12aから第1蒸発器11aに向う冷媒量を調節している。さらに、第1室外バイパス配管19aが第1室外メイン電動弁15aと並列に接続されており、その第1室外バイパス配管19aに第1室外電磁開閉弁17aが設けられている。
空気調和装置1が稼動しているときは、第1室外電磁開閉弁17aは常に開いている。したがって、第1室外メイン電動弁15aが開いているときは、第1凝縮器12aから出た冷媒の一部は、第1室外電磁開閉弁17aを通り、残りが第1室外メイン電動弁15aを通る。
第1室外メイン電動弁15a及び第1室外電磁開閉弁17aそれぞれを通過した冷媒は合流し、第1室内電動膨張弁13a,14aに入り、減圧されて低圧状態へと変化する。低圧状態となった液冷媒は、第1蒸発器11aへと導かれ、第1蒸発器11aで電算機室内の空気との間で熱交換を行って蒸発する。このとき、室内ユニット2内部には第1室内ファン31の駆動によって空気流が発生しており、第1蒸発器11aにおける熱交換が促される状態になっている。こうして再び低圧のガス状態となった冷媒は、第1圧縮機10aの吸入管へと供給される。
<室内ユニット2の構造>
図2は、室内ユニット2の内部中央が視える正面図であり、図3は、室内ユニット2の内部が視える左側面図である。図2および図3においては、図の簡素化のために、主要部品以外の部品が一部省略されている。
室内ユニット2のケーシング40は、略直方体形状を有しており、主として、正面板40aと、右側面板40bと、左側面板40cと、背面板40dと、天板40eと、底板40fとから構成されている。
右側面板40bは、正面板40a側から見て正面板40aの右側に位置しており、左側面板40cは、正面板40a側から見て正面板40aの左側に位置している。天板40eには、電算機室内の空気をケーシング40の内部に吸い込むための多数のスリットが形成されている。
ケーシング40の内部の空間は、3段構成となっており、上から順に空間S1、空間S2及び空間S3に分割される。上段の空間S1には、蒸発器11、ドレンパン46および電装品箱60が配置されている。中段の空間S2には、両軸モータ30、第1室内ファン31及ぶ第2室内ファン32配置されている。下段の空間S3には、圧縮機10が配置されている。
正面板40aを開くことにより、空間S1,S2,S3へ作業者が手を差し込んで作業するための作業用の開口が現われ、作業者は、ケーシング40の内部に配置されている各種部品のメンテナンス作業を行うことができる。
<主要部品の構成>
(蒸発器)
蒸発器11は、クロスフィンチューブ式の熱交換器であり、室内ユニット2を左側面板40c側から見て略V字形状を有している。蒸発器11のV字の頂点は、下方を向いている。蒸発器11は、正面板40a側から見て電装品箱60の奥側に配置されており、左右方向におおよそ正面板40aと同じ幅を有している。
(ドレンパン)
ドレンパン46は、板金製の皿形状の導水路であり、蒸発器11の表面において結露したドレン水を回収し、ケーシング40の外部に連通するドレン管47へと案内する。ドレンパン46は、蒸発器11のV字の頂点部分に沿ってその真下に配置されており、正面板40a側から見て左右方向におおよそ蒸発器11と同じ幅を有している。これにより、ドレンパン46は、蒸発器11の表面から落下するドレン水を受け取ることができるようになっている。
(両軸モータ、第1室内ファン及び第2室内ファン)
正面板40a側から見て、第1室内ファン31と第2室内ファン32とは、両軸モータ30を挟むように並べられており、両軸モータ30の右側に第1室内ファン31が配置され、両軸モータ30の左側に第2室内ファン32が配置されている。第1室内ファン31及び第2室内ファン32は、いずれもシロッコファンである。
第1室内ファン31及び第2室内ファン32が駆動されると、天板40eに形成されているスリットから吸い込まれた空気は、クロスフィンチューブ式の蒸発器11を通り抜けながら冷媒との間で熱交換を行い冷却される。冷却された空気は、第1室内ファン31及び第2室内ファン32に吸い込まれ、真下に向けて吹き出される。
第1室内ファン31及び第2室内ファン32から真下に向けて吹き出された空気は、ケーシング40の底板40fに形成されている吹出口を介して床下に流れ込む。
図4(a)は、図2のA−A線で切断したときの平面断面図であり、図4(b)は、図4(a)の両軸モータ、第1室内ファン及び第2室内ファンを移動させた平面断面図である。図4(a)において、正面板40a側から視て、両軸モータ30の右側から水平方向に突出している第1軸30aは、第1室内ファン31の第1ファンロータ31aと連結されており、第1軸30aの回転が第1ファンロータ31aへと伝えられる。同様に、両軸モータ30の左側から水平方向に突出している第2軸30bは、第2室内ファン32の第2ファンロータ32aと連結されており、第2軸30bの回転が第2ファンロータ32aへと伝えられる。
(第1設置台、ガイド部材及び支持板)
両軸モータ30と第1室内ファン31とは、第1設置台41に固定されている。第1設置台41は、空間S2と空間S3との境界に設けられた複数の支持板の上に載っている。これら複数の支持板は、正面板40a側から視て、第1設置台41の右下方に配置されている右側支持板48aと、第1設置台41の中央付近に配置されている中間支持板48bと、第1設置台41の左下方に配置されている左側支持板48cとから成るが、説明の便宜上、右側支持板48a、中間支持板48b及び左側支持板48cを総称して支持板48と呼ぶ。支持板48は、ケーシング40の背面板40d側から開口43に向って延びている。
また、第1設置台41は左右を2つのガイド部材で支持されている。これら2つのガイド部材は、第1設置台41の右側端面と対向する右側ガイド部材44aと第1設置台41の左側端面と対向する左側ガイド部材44bとから成るが、説明の便宜上、右側ガイド部材44a及び左側ガイド部材44bを総称してガイド部材44と呼ぶ。ガイド部材44は、ケーシング40の背面板40d側から開口43に向って延びている。
第1設置台41は、通常、ボルト91によって支持板48に固定されているが、ボルト91を外すことによって、支持板48上を移動することが可能となる。したがって、作業者が第1設置台41を引っ張ることによって、第1設置台41がガイド部材44に沿って支持板48上を移動し、開口43まで引き出される。
(第2設置台42)
第2室内ファン32は、第2設置台42にボルト92によって固定されている。第2設置台42は、空間S2と空間S3との境界に固定されている。第2設置台42の前方(正面板40a側)には、空間S2の上方に向って隆起する段差面49があるので、作業者は、第2設置台42を開口43側へ引き出すことができない。しかし、正面板40a側から視て第2設置台42の左側には、作業用の空間45が設けられているので、作業者は、第2室内ファン32を第2設置台42から外して仮置きすることができる。
(圧縮機)
圧縮機10は、制御部6によって回転数が制御される容量可変のインバータ圧縮機であり、空間S3の前方(正面板40a側)に配置されている。圧縮機10の上方には、付属機器が取り付けられており、圧縮機10とその付属機器とを含めた高さは、空間S3の高さを超えて、空間S2まで占有している。その結果、空間S2に段差面49が形成されている。
(制御部)
図2,図3において、空間S1の正面板40a側に電装品箱60が設置されている。電装品箱60は、略直方体形状の箱であり、その内部には、制御部6を構成する電子部品及び電子回路が収容されている。図5は、本発明の一実施形態に係る空気調和装置の制御ブロック図であり、図5において、制御部6は、マイコン62、メモリ63、第1インバータ回路64、第2インバータ回路65、第1駆動回路66、第2駆動回路67、第3駆動回路68、及びリレー回路69を搭載している。
制御部6は、第1インバータ回路64及び第2インバータ回路65を介して、第1圧縮機10a及び第2圧縮機10bを駆動する。また、制御部6は、第1駆動回路66を介して第1室内電動膨張弁13a,14aを駆動し、第2駆動回路67を介して第2室内電動膨張弁13b,14bを駆動し、第3駆動回路68を介して第1室外メイン電動弁15a、第2室外メイン電動弁15b、第1室外バイパス電動弁16a及び第2室外バイパス電動弁16bを駆動する。さらに、制御部6は、リレー回路69を介して第1室外電磁弁17a及び第2室外電磁弁17bを動作させる。
<両軸モータ、第1室内ファン及び第2室内ファンのメンテナンス>
図2及び図4において、作業者は、両軸モータ30、第1室内ファン31及び第2室内ファン32を交換、又は修理するとき、ケーシング40から正面板40aを外して、空間S2の開口43を露出させる。なお、開口43の大きさは、空間S2の正面とほぼ同等である。
(両軸モータ、第1室内ファン及び第2室内ファンの取り外し)
作業者は、両軸モータ30の第2軸30bと第2室内ファン32の第2ファンロータ32aとの連結を解除する。そして、第2室内ファン32の第2ファンハウジング32bと第2設置台42とを固定しているボルト92を外し、第2室内ファン32を作業用の空間45へ押して、両軸モータ30から第2室内ファン32を分離する。
次に、作業者は、第1設置台41と支持板48とを固定しているボルト91を外す。ボルト91が外された後は、第1設置台41は支持板48の上に載っているだけであるので、第1設置台41を開口43側へ移動させることが可能となる。作業者は、第1設置台41に両軸モータ30と第1室内ファン31を載せたまま、第1設置台41をガイド部材44に沿って開口43側へ引き出し、第1設置台41から両軸モータ30及び第1室内ファン31を取り外すことができる。
なお、両軸モータ30の第2軸30bは、第2室内ファン32側へ突出しているが、第2軸30bの高さが、段差面49の高さよりも高いので、第1設置台41を開口43側へ引き出すときに、第2軸30bが段差面49と干渉することはない。
作業者は、第1設置台41から両軸モータ30及び第1室内ファン31を取り外した後に、第1設置台41をガイド部材44に沿って、元の位置へ戻す。そして、第2室内ファン32を作業用の空間45から第1設置台41まで移動させ、再び、第1設置台41を開口43側へ引き出す。これによって、第2室内ファン32をケーシング40の外側へ取り出すことができる。
(両軸モータ、第1室内ファン及び第2室内ファンの取り付け)
作業者は、メンテナンスが完了した後、第1設置台41に第2室内ファン32を載せて第1設置台41を元の位置へ戻す。そして、第2室内ファン32を、第1設置台41から第2設置台42を経て作業用の空間45へ移動させる。次に、作業者は、第1設置台41を開口43側へ引き出し、両軸モータ30と第1室内ファン31を第1設置台41上に固定する。そして、再び、第1設置台41を元の位置へ戻し、第1設置台41を支持板48にボルト91で固定する。そして、作業者は、第2室内ファン32を作業用の空間45から第2設置台42へ移動させ、第2ファンロータ32aと両軸モータ30の第2軸30bとを連結する。そして、第2ファンハウジング32bを第2設置台42にボルト92で固定する。このようにして、両軸モータ30、第1室内ファン31及び第2室内ファン32の取り付けが完了する。
<特徴>
(1)
空気調和装置1では、作業者は、両軸モータ30から第2室内ファン32を分離することによって、第1設置台41を開口43側へ引き出すことができるので、両軸モータ30の取り出し作業が容易である。また、作業者は、両軸モータ30から第2室内ファン32を分離したときに、作業用の空間45に第2室内ファン32を仮置きすることができるので、第2室内ファン32をケーシング40から取り外すための別の開口を設ける必要がない。
(2)
空気調和装置1では、作業者は、両軸モータ30の第2軸30bと第2ファンロータ32aとの連結を解除し、ボルト92を外して第2ファンハウジング32bを作業用の空間45へスライドさせるだけで、第2室内ファン32全体を両軸モータ30の軸から分離することができるので、作業性がよい。
本発明は、ケーシングの前面から両軸モータ、第1室内ファン及び第2室内ファンを取り出し易くしたので、ファン用モータの交換がよく行われる空気調和装置、特に、電算機室で用いられる空気調和装置に有用である。
本発明の一実施形態に係る空気調和装置の冷媒回路図。 本発明の一実施形態に係る空気調和装置の室内ユニットの正面図。 本発明の一実施形態に係る空気調和装置の室内ユニットの左側面図。 図2のA−A線で切断したときの平面断面図。 本発明の一実施形態に係る空気調和装置の制御ブロック図。
符号の説明
1 空気調和機
30 両軸モータ
31 第1室内ファン
32 第2室内ファン
32a 第2ファンロータ
32b 第2ファンハウジング
40 ケーシング
41 第1設置台
42 第2設置台
43 開口
44 ガイド部
45 空間
92 ボルト

Claims (3)

  1. 両軸モータ(30)と、
    前記両軸モータ(30)を挟むように配置され、前記両軸モータ(30)によって回転する第1ファン(31)及び第2ファン(32)と、
    前記両軸モータ(30)、前記第1ファン(31)及び前記第2ファン(32)を収納するケーシング(40)と、
    を備え、
    前記ケーシング(40)は、
    前記両軸モータ(30)及び前記第1ファン(31)が設置される第1設置台(41)と、
    前記第1設置台(41)から分離され、前記第2ファン(32)が設置される第2設置台(42)と、
    前記両軸モータ(30)を取り付け又は取り外すための作業用の開口(43)と、
    前記第1設置台(41)を前記開口(43)の方向へ導くためのガイド部(44)と、
    を有する、
    空気調和装置(1)。
  2. 前記第2ファン(32)を挟んで前記両軸モータ(30)と反対側に、前記第2ファン(32)を仮置きするための作業用の空間(45)、
    をさらに有する、
    請求項1に記載の空気調和装置(1)。
  3. 前記第2ファン(32)は、
    前記両軸モータ(30)に接続される第2ファンロータ(32a)と、
    前記第2ファンロータ(32a)を収納する第2ファンハウジング(32b)と、
    を有しており、
    前記第2ファンハウジング(32b)は、ボルト(92)によって前記第2設置台(42)に固定される、
    請求項2に記載の空気調和装置(1)。
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