JP2009142079A - ステータコアの固定構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】ステータコアとケース導通を確実に図ることができるステータコアの固定構造を提供する。
【解決手段】ステータコアの固定構造は、複数の鋼板を積層し溶接固定してなるステータコアの固定構造であって、溶接部1413とケース151との間に導通を図るためのボルト152、丸端子1423、導線1422が設けられている。
【選択図】図8
【解決手段】ステータコアの固定構造は、複数の鋼板を積層し溶接固定してなるステータコアの固定構造であって、溶接部1413とケース151との間に導通を図るためのボルト152、丸端子1423、導線1422が設けられている。
【選択図】図8
Description
この発明は、ステータコアの固定構造に関し、より特定的には、ステータコアとケースとの導通を図ることが可能なステータコアの固定構造に関するものである。
従来、ステータコアの固定構造は、たとえば特開平10−80088号公報(特許文献1)、特開平6−165418号公報(特許文献2)、特開平10−145989号公報(特許文献3)、特開平11−299140号公報(特許文献4)に開示されている。
特開平10−80088号公報
特開平6−165418号公報
特開平10−145989号公報
特開平11−299140号公報
従来の構造では、積層した電磁鋼板を溶接固定し、ボルトによってケースに固定される。これでは、ステータで生じるノイズを効果的にアースに逃がすことができないという問題があった。
そこで、この発明は上述のような問題点を解決するためになされたものであり、ステータコアとケースを確実に導通させることが可能なステータコアの固定構造を提供することを目的とする。
この発明に従ったステータコアの固定構造は、複数の鋼板を積層し溶接固定してなるステータコアの固定構造であって、溶接部とケースの間の導通を図る手段を備える。
積層したステータコアを溶接で固定することにより、溶接部を会して全ての鋼板間の導通が取れるため、ステータコアの一部とケース間の導通を取る経路を構成すればケースとステータコア全体のアースが取れ、ステータコアからノイズを逃がすことができる。この時、ステータコアとケースの導通経路において、ケースと確実に接触するステータ固定ボルトを使用する。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の実施の形態では同一または相当する部分については同一の参照符号を付し、その説明については繰り返さない。また、各実施の形態を組合せることも可能である。
(実施の形態1)
図1は、本発明の1つの実施の形態に係る発熱素子を含む駆動ユニットの構造の一例を概略的に示す図である。図1に示される例では、駆動ユニット1は、ハイブリッド車両に搭載される駆動ユニットであり、モータジェネレータ100と、レゾルバ200と、減速機構300と、ディファレンシャル機構400と、ドライブシャフト受け部500と、ハウジング600と、端子台700とを含んで構成される。
図1は、本発明の1つの実施の形態に係る発熱素子を含む駆動ユニットの構造の一例を概略的に示す図である。図1に示される例では、駆動ユニット1は、ハイブリッド車両に搭載される駆動ユニットであり、モータジェネレータ100と、レゾルバ200と、減速機構300と、ディファレンシャル機構400と、ドライブシャフト受け部500と、ハウジング600と、端子台700とを含んで構成される。
モータジェネレータ100は、電動機または発電機として機能を有する回転電機であり、軸受120を介してハウジング600に回転可能に取付けられた回転シャフト110と、回転シャフト110に取付けられたロータ130と、ステータ140とを有する。
ロータ130は、鉄または鉄合金などの板状の磁性体を積層することにより構成されたロータコアと、該ロータコアに埋設された永久磁石とを有する。永久磁石は、たとえば、ロータコアの外周近傍にほぼ等間隔を隔てて配置される。
ステータ140は、リング状のステータコア141と、ステータコア141に巻回されるステータコイル142と、ステータコイル142に接続されるバスバー143とを有する。バスバー143は、ハウジング600に設けられた端子台700および給電ケーブル800Aを介してPCU(Power Control Unit)800とに接続される。また、PCU800は、給電ケーブル900Aを介してバッテリ900に接続される。これにより、バッテリ900とステータコイル142とが電気的に接続される。
ステータコア141は、鉄または鉄合金などの板状の磁性体を積層することにより構成される。ステータコア141の内周面上には複数のティース部(図示せず)および該ティース部間に形成される凹部としてのスロット部(図示せず)が形成されている。スロット部は、ステータコア141の内周側に開口するように設けられる。
3つの巻線相であるU相、V相およびW相を含むステータコイル142は、スロット部に嵌り合うようにティース部に巻き付けられる。ステータコイル142のU相、V相およびW相は、互いに円周上でずれるように巻き付けられる。バスバー143は、それぞれステータコイル142のU相、V相およびW相に対応するU相、V相およびW相を含む。
給電ケーブル800Aは、U相ケーブルと、V相ケーブルと、W相ケーブルとからなる3相ケーブルである。バスバー143のU相、V相およびW相がそれぞれ給電ケーブル800AにおけるU相ケーブル、V相ケーブルおよびW相ケーブルに接続される。
モータジェネレータ100から出力された動力は、減速機構300からディファレンシャル機構400を介してドライブシャフト受け部500に伝達される。ドライブシャフト受け部500に伝達された駆動力は、ドライブシャフト(図示せず)を介して車輪(図示せず)に回転力として伝達されて車両を走行させる。
一方、ハイブリッド車両の回生制動時には、車輪は車体の慣性力により回転させられる。車輪からの回転力によりドライブシャフト受け部500、ディファレンシャル機構400および減速機構300を介してモータジェネレータ100が駆動される。このとき、モータジェネレータ100が発電機として作用する。モータジェネレータ100により発電された電力は、PCU800におけるインバータを介してバッテリ900に蓄えられる。
レゾルバ200は、レゾルバロータ210と、レゾルバステータ220とを有する。レゾルバロータ210は、モータジェネレータ100の回転シャフト110に接続されている。また、レゾルバステータ220は、レゾルバステータコア221と、該コアに巻回されたレゾルバステータコイル222とを有する。上記レゾルバ200によりモータジェネレータ100のロータ130の回転角度が検出される。検出された回転角度は、コネクタ10を介してPCU800へ伝達される。PCU800は、検出されたロータ130の回転角度と、外部ECU(Electrical Control Unit)からのトルク指令値とを用いてモータジェネレータ100を駆動するための駆動信号を生成し、その生成した駆動信号をモータジェネレータ100へ出力する。
図2は、PCU800の主要部の構成を示す回路図である。図2を参照して、PCU800は、コンバータ810と、インバータ820と、制御装置830と、コンデンサC1,C2と、電源ラインPL1、PL3と、出力ライン840U,840V,840Wとを含む。コンバータ810は、バッテリ900とインバータ820との間に接続され、インバータ820は、出力ライン840U,840V,840Wを介してモータジェネレータ100と接続される。
コンバータ810に接続されるバッテリ900は、たとえば、ニッケル水素やリチウムイオン等の2次電池である。
バッテリ900は、発生した直流電圧をコンバータ810に供給し、また、コンバータ810から受ける直流電圧によって充電される。
コンバータ810は、パワートランジスタQ1,Q2と、ダイオードD1,D2と、リアクトルLとからなる。パワートランジスタQ1,Q2は、電源ラインPL2,PL3間に直列に接続され、制御装置830からの信号をベースに受ける。ダイオードD1,D2は、それぞれパワートランジスタQ1,Q2のエミッタ側からコレクタ側に電流を流すようにパワートランジスタQ1,Q2のコレクタ−エミッタ間にそれぞれ接続される。リアクトルLは、バッテリ900の正極と接続される電源ラインPL1に一端が接続され、パワートランジスタQ1,Q2の接続点に他端が接続される。
このコンバータ810は、リアクトルLを用いてバッテリ900から受ける直流電圧を昇圧し、その昇圧した昇圧電圧を電源ラインPL2に供給する。またコンバータ810は、インバータ820から受ける直流電圧を降圧してバッテリ900を充電する。
インバータ820は、U相アーム850U、V相アーム850VおよびW相アーム850Wからなる。各相アームは、電源ラインPL2,PL3間に並列に接続される。U相アーム850Uは、直列に接続されたパワートランジスタQ3,Q4からなり、V相アーム850Vは、直列に接続されたパワートランジスタQ5,Q6からなり、W相アーム850Wは、直列に接続されたパワートランジスタQ7,Q8からなる。ダイオードD3〜D8は、それぞれパワートランジスタQ3〜Q8のエミッタ側からコレクタ側へ電流を流すようにパワートランジスタQ3〜Q8のコレクタ−エミッタ間にそれぞれ接続される。そして、各相アームにおける各パワートランジスタの接続点は、出力ライン840U,840V,840Wを介してモータジェネレータ100の各相コイルの反中性点側にそれぞれ接続されている。
このインバータ820は、制御装置830からの制御信号に基づいて、電源ラインPL2から受ける直流電圧を交流電圧に変換してモータジェネレータ100へ出力する。また、インバータ820は、モータジェネレータ100によって発電された交流電圧を直流電圧に整流して電源ラインPL2に供給する。
コンデンサC1は、電源ラインPL1,PL3間に接続され、電源ラインPL1の電圧レベルを平滑化する。また、コンデンサC2は、電源ラインPL2,PL3間に接続され、電源ラインPL2の電圧レベルを平滑化する。
レゾルバ200は、モータジェネレータ100の回転子の回転角度を検出して制御装置830へ出力する。ここで、制御装置830への出力は、配線13,14およびコネクタ10を介して行なわれる。
制御装置830は、モータジェネレータ100の回転子の回転角度を、モータトルク指令値、モータジェネレータ100の各相電流値、およびインバータ820の入力電圧に基づいてモータジェネレータ100の各相コイル電圧を演算し、その演算結果に基づいてパワートランジスタQ3〜Q8をオン/オフするPWM(Pulse Width Modulation)信号を生成してインバータ820へ出力する。
また、制御装置830は、上述したモータトルク指令値およびモータ回転数に基づいてインバータ820の入力電圧を最適にするためのパワートランジスタQ1,Q2のデューティ比を演算し、その演算結果に基づいてパワートランジスタQ1,Q2をオン/オフするPWM信号を生成してコンバータ810へ出力する。
さらに、制御装置830は、モータジェネレータ100によって発電された交流電力を直流電力に変換してバッテリ900を充電するため、コンバータ810およびインバータ820におけるパワートランジスタQ1〜Q8のスイッチング動作を制御する。
このCPU800においては、コンバータ810は、制御装置830からの制御信号に基づいて、バッテリ800から受ける直流電圧を昇圧して電源ラインPL2に供給する。そして、インバータ820は、コンデンサC2によって平滑化された直流電圧を電源ラインPL2から受け、その受けた直流電圧を交流電圧に変換してモータジェネレータ100へ出力する。
また、インバータ820は、モータジェネレータ100の回生動作によって発電された交流電圧を直流電圧に変換して電源ラインPL2へ出力する。そして、コンバータ810は、コンデンサC2によって平滑化された直流電圧を電源ラインPL2から受け、その受けた直流電圧を降圧してバッテリ900を充電する。
図3は、この発明の実施の形態1に従ったステータコアの固定構造の斜視図である。図3を参照して、この発明に従ったモータジェネレータ100のステータコア141は電磁鋼板を積層して形成されており、そのそれぞれの電磁鋼板を電気的に接続するための溶接部1413が外周に設けられている。なお、溶接部1413は外周ではなく内周側に設けられていてもよい。また、この実施の形態では溶接部1413が軸方向(スラスト方向)に平行に設けられているが、必ずしも軸方向と平行である必要はなく、螺旋状に溶接部1413が設けられていてもよい。溶接部1413は複数本設けられているが、少なくとも1本設けられればよい。
通常、ステータコア141の鋼板は表面に絶縁層が形成されているため、ステータコア141とケース151の導通を取るためには、ステータコア141を構成する全ての鋼板の加工面とケースの間の導通を取る経路が必要となる。
ステータコア141の外周には、外周に向かって突出する突出部1411が設けられる。耳形状の突出部1411に穴1412が設けられる。穴1412にボルトが挿入されて、このボルトによりステータコア141はアルミニウムなどの導電性のケースに収納される。
図4は、この発明の実施の形態1に従ったステータコアの別の斜視図である。図4を参照して、ステータコア141の内周面にはティース部1415が設けられている。複数のティース部1415は内周側に突出しており、隣り合うティース部1415の間に空間が生じている。この空間にコイルが巻かれる。この実施の形態ではボルト用の穴1412は3ヶ所設けられており、1つ以上の穴1412の精度を上げる。
図5は、図3中のV−V線に沿った断面図である。図5を参照して、ステータコア141がケース151に取付けられる場合には、ケース151の穴155にボルト152が挿入される。ボルト152はステータコア141の穴1412に挿入されている。精度を上げた穴1412に導電性のカラー153が圧入されている。ステータ固定用のボルト152をカラー153に通しつつケースに固定する。ステータコア141にはステータコイル142が巻かれており、これらがステータ140を構成している。ケースの座面156にステータコア141が密着している。
図6は、ノイズ伝播経路を示す図である。図6を参照して、インバータノイズは電源ケーブルを経由してモータジェネレータ100へ伝わる。モータジェネレータ100内でノイズはステータコイル142、ステータコア141、ロータ130、回転シャフト110、ギヤおよびドライブシャフトへ伝わる。このとき、本発明では、ステータコア141とケース151との間の接続が十分に行なわれるため、ステータコア141とケース151との間の電気抵抗を小さくでき、また、抵抗値が安定する。これによりステータコア141からケース151を経てボディアース側へノイズが流れる。これにより、ドライブシャフトからのラジオノイズの発生を抑制できる。
この発明に従ったステータコアの固定構造は、複数の鋼板を積層し溶接固定してなるステータコア141の固定構造であって、ステータコア141とケース151の間の導通を図る手段としてボルト152が用いられている。
(実施の形態2)
図7は、この発明の実施の形態2に従ったステータコアの固定構造の分解斜視図である。図7を参照して、この発明の実施の形態2に従った固定構造では、ピン1421、導線1422および丸端子1423によりボルト152とステータコア141との導通をより確実なものとしている。
図7は、この発明の実施の形態2に従ったステータコアの固定構造の分解斜視図である。図7を参照して、この発明の実施の形態2に従った固定構造では、ピン1421、導線1422および丸端子1423によりボルト152とステータコア141との導通をより確実なものとしている。
すなわち、突出部1411の隣に別の突出部1418を設け、これに穴1419を構成する。なお、穴1419はステータコア141を貫通している必要はなく、貫通していない止まり穴であってもよい。もちろん、穴1419は貫通穴であってもよい。この穴1419にピン1421を圧入する。ピン1421には導線1422を介して丸端子1423が接続されており、丸端子1423はボルト152に接触する。すなわち、ステータコア141の溶接部、ピン1421、丸端子1423、ボルト152およびケースの座面156の経路で導通を確保することができる。これによりノイズの発生を抑制できる。すなわち、実施の形態2に従った固定構造では、ステータコアの導電部とボルト152とを接続する手段としてのピン1421、導線1422および丸端子1423を備えている。
なお、ピン1421、導線1422および丸端子1423の構成は必ずしもこのようなものに限られず、導線のみでボルト152とステータコア141とを接続してもよい。
(実施の形態3)
図8は、この発明の実施の形態3に従ったステータコアの固定構造の分解斜視図である。図8を参照して、溶接部1413と導線1422とをはんだ1510によりはんだ付けで固定する。導線1422の先端には丸端子1423が取付けられている。これにより、ボルト152から丸端子1423および導線1422を経由して溶接部1413との導通が図られる。なお、ステータコア141の端面(上面)1410は鋼板の絶縁面である。トランスアクスル用のケース151内にステータコア141が収納され、ケース151の座面156にステータコア141が接触する。
図8は、この発明の実施の形態3に従ったステータコアの固定構造の分解斜視図である。図8を参照して、溶接部1413と導線1422とをはんだ1510によりはんだ付けで固定する。導線1422の先端には丸端子1423が取付けられている。これにより、ボルト152から丸端子1423および導線1422を経由して溶接部1413との導通が図られる。なお、ステータコア141の端面(上面)1410は鋼板の絶縁面である。トランスアクスル用のケース151内にステータコア141が収納され、ケース151の座面156にステータコア141が接触する。
このように構成された実施の形態3に従ったステータコアの固定構造でも、実施の形態2に従ったステータコアの固定構造と同様の効果がある。
(実施の形態4)
図9は、この発明の実施の形態4に従ったステータコアの固定構造の分解斜視図である。図9を参照して、実施の形態4に従ったステータコアの固定構造では、ステータコア141の両端面に絶縁被膜のない面を使用している。すなわち、端面1410に絶縁被膜なしの鋼板を使用する。これにより、トランスアクスルのケースの座面156とステータコア141の下面を接触させ導通を確保している。なお、ケースの座面156との導通が図られれば、必ずしも両方の端面1410を絶縁被膜なしの鋼板とする必要はなく、いずれかの端面のみ絶縁被膜なしの鋼板としてもよい。このような絶縁被膜なしの鋼板としては、初めから絶縁被膜なしの鋼板を用意するか、または絶縁被膜を有する鋼板の一部分を研磨することで絶縁被膜を取除いてもよい。
図9は、この発明の実施の形態4に従ったステータコアの固定構造の分解斜視図である。図9を参照して、実施の形態4に従ったステータコアの固定構造では、ステータコア141の両端面に絶縁被膜のない面を使用している。すなわち、端面1410に絶縁被膜なしの鋼板を使用する。これにより、トランスアクスルのケースの座面156とステータコア141の下面を接触させ導通を確保している。なお、ケースの座面156との導通が図られれば、必ずしも両方の端面1410を絶縁被膜なしの鋼板とする必要はなく、いずれかの端面のみ絶縁被膜なしの鋼板としてもよい。このような絶縁被膜なしの鋼板としては、初めから絶縁被膜なしの鋼板を用意するか、または絶縁被膜を有する鋼板の一部分を研磨することで絶縁被膜を取除いてもよい。
このように構成された実施の形態4に従ったステータコアの固定構造でも実施の形態1に従ったステータコアの固定構造と同様の効果がある。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
140 ステータ、141 ステータコア、142 コイル、151 ケース、152 ボルト、153 カラー、155 穴、156 座面、1412 穴。
Claims (5)
- 複数の鋼板を積層し溶接固定してなるステータコアの固定構造であって、前記ステータコアとケースの間の導通を図る手段を備える、ステータコアの固定構造。
- 前記ステータコアと前記ケースの間の導通を図る手段として、前記ステータコアに複数構成されているステータ固定用ボルトの通し穴の少なくとも1つの穴精度を上げて、固定ボルトを挿入する際に導電性のカラーを穴に圧入し、前記固定ボルトと前記カラーを接触させる、請求項1に記載のステータコアの固定構造。
- 前記ステータコアと前記ケースとの導通を図る手段として、前記ステータコアにピン挿入穴を設け、前記ケースに組付ける際に前記ピン挿入穴にステータ固定ボルトまで導通を取る経路を持つピンを圧入し、固定ボルトにてケースに取り付ける、請求項1に記載のステータコアの固定構造。
- 前記ステータコアと前記ケースとの導通を図る手段として、前記ステータコアの固定ボルトから前記ステータコアの溶接部までの導通経路を設ける、請求項1に記載のステータコアの固定構造。
- 前記ステータコアと前記ケースとの導通を図る手段として、前記ステータコアの端面のうち、前記ケースに設置する複数箇所と固定ボルトと接触する複数箇所のうち少なくとも一箇所以上のステータコア表面に付いている絶縁被膜を削り取った状態で前記ケースに固定する、請求項1に記載のステータコアの固定構造。
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Legal Events
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20110301 |