JP2014033605A - 回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】高電圧で駆動されても電磁ノイズの増加を抑えることができる回転電機を提供する。
【解決手段】回転電機10は、複数のティース部24Bが放射状に形成されたコア部材24、及び複数のティース部24Bの各々にインシュレータ26を介して巻回された巻線28を有するステータ12と、コア部材24の径方向内側に配置されたモータシャフト14と、モータシャフト14に支持されてステータ12と径方向に対向して配置されたロータマグネット42を有するロータ16と、コア部材24に接続されると共にアース部48に接地される第二端子部材50と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、回転電機に関する。
従来、コア部材を備えたステータがロータマグネットに対し回転磁界を形成することで、ロータを回転させる回転電機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第4871216号公報
しかしながら、このような従来の回転電機は、低電圧の仕様の構造のまま高電圧で駆動されると、コア部材の電位が不安定となって電磁ノイズの増加の要因となる虞がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、高電圧で駆動されても電磁ノイズの増加を抑えることができる回転電機を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の回転電機は、環状に構成されて複数のティース部が放射状に形成されたコア部材と、前記複数のティース部の各々にインシュレータを介して巻回された巻線と、を有するステータと、前記コア部材の径方向内側に配置され、前記コア部材の中心軸方向に沿って延在された回転軸部材と、前記回転軸部材に支持され、前記ステータと径方向に対向して配置されたロータマグネットを有するロータと、前記コア部材に接続されると共にアース部に接地される導電部材と、を備えている。
この回転電機によれば、ステータのコア部材は、放射状に形成されたティース部にインシュレータを介して巻線が巻回されている。これに対して、回転軸部材は、コア部材の径方向内側に配置されてコア部材の中心軸方向に沿って延在されると共にロータを支持しており、ロータは、ステータと径方向に対向して配置されたロータマグネットを有している。従って、巻線に電圧が印加されると、ステータからの回転磁界を受けてロータが回転する。一方、コア部材には導電部材が接続されており、この導電部材は、アース部に接地されている。これにより、コア部材の巻線に高電圧が印加された場合にも、コア部材の電位が安定するので、電磁ノイズの増加を抑えることができる。
請求項2に記載の回転電機は、請求項1に記載の回転電機において、前記コア部材の径方向内側に配置された中心部が支柱部とされて前記コア部材を支持するセンターピースを備え、前記導電部材は、前記センターピースの前記支柱部と前記コア部材との間に挿通され、前記コア部材の内周面に接触状態で支持されている。
この回転電機によれば、センターピースは、コア部材の径方向内側に配置された中心部が支柱部とされてコア部材を支持している。これに対して、導電部材は、センターピースの支柱部とコア部材との間に挿通され、コア部材の内周面に接触状態で支持されている。これにより、導電部材の変位をセンターピース及びコア部材によって抑えることができる。
請求項3に記載の回転電機は、請求項1に記載の回転電機において、前記導電部材は、前記コア部材に形成された溝部に挿通され、前記コア部材に接触状態で支持されている。
この回転電機によれば、導電部材は、前記コア部材に形成された溝部に挿通されているので、導電部材の変位を溝部によって抑えることができる。
請求項4に記載の回転電機は、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の回転電機において、前記コア部材の径方向内側に配置された中心部が支柱部とされて前記コア部材を支持すると共に、前記支柱部の軸線方向一端部から延設されたフランジ部を有するセンターピースを備え、前記導電部材は、前記センターピースの前記フランジ部に対し圧入状態で貫通している。
この回転電機によれば、センターピースは、コア部材の径方向内側に配置された中心部が支柱部とされてコア部材を支持すると共に、支柱部の軸線方向一端部から延設されたフランジ部を有している。これに対して、導電部材は、センターピースのフランジ部に対し圧入状態で貫通している。これにより、導電部材をセンターピースのフランジ部の被圧入部で容易に保持することができ、導電部材の変位を抑えることができる。
請求項5に記載の回転電機は、請求項4に記載の回転電機において、前記センターピースが樹脂で形成され、前記フランジ部において前記導電部材が圧入された被圧入部で前記導電部材の振動が吸収されるように構成されている。
この回転電機によれば、センターピースが樹脂で形成され、センターピースのフランジ部の被圧入部で導電部材の振動が吸収される。これにより、コア部材が振動しても、導電部材経由でアース部へ伝達される振動を抑えることができる。
請求項6に記載の回転電機は、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の回転電機において、前記コア部材の径方向内側に配置された中心部が支柱部とされて前記コア部材を支持するセンターピースを備え、前記導電部材は、前記アース部に一端部が接触すると共に前記コア部材における前記アース部との対向部に他端部が接触し、前記アース部及び前記コア部材に対して弾性力で接触状態を保つ弾性部材で構成され、前記支柱部の外周部には前記弾性部材の側面を支持するガイド部が形成されている。
この回転電機によれば、センターピースは、コア部材の径方向内側に配置された中心部が支柱部とされてコア部材を支持している。また、導電部材は、弾性部材で構成されており、この弾性部材は、アース部に一端部が接触すると共にコア部材におけるアース部との対向部に他端部が接触し、アース部及びコア部材に対して弾性力で接触状態を保っている。さらに、支柱部の外周部に形成されたガイド部は、弾性部材の側面を支持している。
請求項7に記載の回転電機は請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の回転電機において、前記巻線に200V〜300Vの電圧が印加された状態で前記ロータが回転する。
この回転電機によれば、巻線に200V〜300Vの高電圧が印加された場合、ステータからの回転磁界を受けてロータが回転する。このような高電圧が印加されても、コア部材に接続された導電部材がアース部に接地されているので、コア部材の電位を安定させることができ、電磁ノイズの増加を抑えることが可能となる。
本発明の第一実施形態に係る回転電機の側面断面図である(図2の1−1線に沿った断面図に相当する。)。 図1の回転電機の一部を示す斜視図である。 本発明の第一実施形態に係る回転電機の要部構成を示す概略構成図である。 図1のステータ及びその周辺部を示す図である。図4(A)はステータとセンターピースとを分離した状態で示し、図4(B)はステータとセンターピースとを組み付けた状態で示す。 本発明の第二実施形態に係る回転電機のステータ及びその周辺部を示す斜視図である。 図5からインシュレータを外した状態で示す斜視図である。 第二端子部材をセンターピースに保持させる変形例を示す断面図である。図7(A)は第1の変形例に係る構成を示し、図7(B)は第2の変形例に係る構成を示す。 第二端子部材の変形例を示す斜視図である。 本発明の第三実施形態に係る回転電機の側面断面図である。
[第一実施形態]
はじめに、本発明の第一実施形態について説明する。
図1に示される本発明の第一実施形態に係る回転電機10は、本発明における回転電機の一例である。この回転電機10は、例えば、乗用自動車等の車両に搭載されたエアコン送風用ブロワモータやラジエータを冷却するためのファンモータ等のようなアウタロータ構造の多相回転電動機として好適に用いられるものである。この回転電機10は、ステータ12と、回転軸部材としてのモータシャフト14と、ロータ16と、センターピース18と、制御ユニット20と、を備えている。なお、図4(A)に示されるように、ステータ12は、U相のステータ構成部12U、V相のステータ構成部12V、W相のステータ構成部12Wを有して構成されている。
図1及び図4(A)に示されるように、ステータ12は、コア部材24(「固定子」ともいう。)と、インシュレータ26と、巻線28と、を有し、電磁気部を構成している。コア部材24は、鉄製で環状に構成され、環状に形成された環状部24Aと、環状部24Aの外周部に放射状に形成された複数のティース部24Bと、を備えている。周方向に隣り合うティース部24B同士の間にはスロットが形成されている。複数のティース部24Bの各々にはインシュレータ26を介して銅線で形成された巻線28が巻回されている。なお、図中では、図1の一部を除いて巻線28の詳細図示は省略しているが、巻線28は、ティース部24の突出方向(図1に図示されたティース部24では図中の左右方向)周りに巻かれている。換言すれば、ティース部24の半径方向内側及び半径方向外側には、インシュレータ及び巻線は配置されていない。コア部材24の径方向内側には、センターピース18の中心部である支柱部30が配置され、この支柱部30は、円筒状とされてコア部材24を支持している。
センターピース18は、樹脂で形成され、センターピース本体部18Aと、センターピース筒部18Bと、を有している。センターピース本体部18Aは、コア部材24の内側に圧入された円筒状の支柱部30と、支柱部30の軸線方向一端部から延設された概略円盤状のフランジ部32と、を有している。円筒状のセンターピース筒部18Bは、センターピース本体部18Aの支柱部30の内側に一体に固定されている。このセンターピース筒部18B及びセンターピース本体部18Aの支柱部30の内側には、モータシャフト14が挿通されている。
モータシャフト14は、コア部材24の径方向内側に配置され、コア部材24の中心軸方向に沿って延在されている。そして、モータシャフト14は、センターピース筒部18Bの内側に収容された軸受(図示省略)、及びセンターピース本体部18Aの支柱部30の内側に収容された軸受22により、自らの軸線周りに回転可能に支持されている。
モータシャフト14の一端側(センターピース本体部18Aのフランジ部32の側とは反対側)には、ロータ16が支持されている。ロータ16は、底部36と周壁部38とを有する偏平カップ状のロータハウジング34を有しており、ロータハウジング34の内側にステータ12が収容されている。
ロータハウジング34の底部36の中央部からはロータハウジング34の内側空間とは反対側に突出する筒部40が形成されている。この筒部40には前述したモータシャフト14の一端側が圧入されている。これにより、ロータハウジング34は、モータシャフト14と一体回転可能に固定されている。また、ロータハウジング34の周壁部38の内周面には、ロータマグネット42が固着されている。ロータマグネット42は、ステータ12のコア部材24と径方向に対向して配置されている。
一方、ロータ16及びステータ12に対する軸方向一方側(センターピース本体部18Aのフランジ部32の側)には、制御ユニット20が配置されている。制御ユニット20は、回路基板20Aを備えており、詳細図示を省略するが、センターピース本体部18Aのフランジ部32に取り付けられている。回路基板20Aは、ロータ16の軸方向を板厚方向として配置されており、センターピース本体部18Aのフランジ部32に対しステータ12の側とは反対側に設けられている。
回路基板20Aには、図示しない電気回路が形成されている。この電気回路には、各相の巻線28への給電の切り替え用として、複数の回路給電部44(図3参照)が設けられると共に、回路給電部44と巻線28との間には、両者間を導通させるための金属製の第一端子部材46(「中間ターミナル」ともいう)が設けられている。すなわち、図3の概略構成図に示されるように、回路給電部44と巻線28とは、第一端子部材46を介して電気的に接続されている。
第一端子部材46は、略Z字状に曲げられた屈曲部材とされている。また、図2に示されるように、第一端子部材46は、センターピース本体部18Aのフランジ部32に形成された貫通孔32Aを貫通し、図1に示される回路給電部44に接合されている。そして、制御ユニット20は、図示しない外部制御装置から出力された制御信号に応じて、回路給電部44から第一端子部材46を介して巻線28に電流を順次流すように構成されている。巻線28に200V〜300Vの電圧が印加された状態でロータ16が回転する。
また、制御ユニット20には、アース線等のアース部48(図3参照)が設けられている。このアース部48は、一定電位(固定電位)の接地部であり、回路基板20Aの上に設けられてもよいし、回路基板20Aから離れて設けられてもよい。アース部48とコア部材24との間には、両者間を導通させるための金属製の導電部材としての第二端子部材50が設けられている。すなわち、図3の概略構成図に示されるように、第二端子部材50は、コア部材24と接続されており、アース部48とコア部材24とは、第二端子部材50を介して電気的に接続されている。
本実施形態では、第二端子部材50には銅系材料に錫(スズ)メッキを施されており、これにより、第二端子部材50に銅系材料のみで構成された場合に比べ、コア部材24(鉄製)との電食電位差が低減され、酸化物による電位差の拡大が抑制される。
第二端子部材50は、略Z字状に曲げられた屈曲板材とされている。図1に示されるように、第二端子部材50は、センターピース18の支柱部30とコア部材24との間の隙間に挿通(圧入)され、コア部材24の内周面に接触状態で支持されている。ここで、本実施形態では、第二端子部材50には、支柱部30とコア部材24との間に配置される部位に切り起こし部52が形成されており、この切り起こし部52の先端部がコア部材24の内周面に接触している。なお、図4(A)には、第二端子部材50がセンターピース18の支柱部30とコア部材24との間に挿通される前の状態が示されている。また、図4(B)には、第二端子部材50(図4(A)参照)がセンターピース18の支柱部30とコア部材24との間に挿通された後の状態が示されている。
また、図2に示されるように、第二端子部材50は、センターピース本体部18Aのフランジ部32に形成された貫通孔32Bを貫通している。本実施形態では、第二端子部材50は、センターピース18のフランジ部32に対し圧入状態で貫通している。すなわち、フランジ部32において第二端子部材50が圧入された被圧入部(貫通孔32B)で第二端子部材50の振動が吸収されるように構成されている。そして、第二端子部材50は、図1に示されるアース部48に接地されている。
次に、本発明の第一実施形態の作用及び効果について説明する。
以上詳述したように、本発明の第一実施形態に係る回転電機10によれば、ステータ12のコア部材24は、放射状に形成されたティース部24Bにインシュレータ26を介して巻線28が巻回されている。これに対して、モータシャフト14は、コア部材24の径方向内側に配置されて軸方向に延在されると共にロータ16を支持している。そして、ロータ16は、ステータ12と径方向に対向して配置されたロータマグネット42を有している。従って、巻線28に電圧が印加されると、ステータ12からの回転磁界を受けてロータ16が回転する。一方、コア部材24には第二端子部材50が接続されており、この第二端子部材50は、アース部48に接地されている。これにより、コア部材24の巻線28に高電圧が印加された場合にも、コア部材24の電位が安定するので、電磁ノイズの増加を抑えることができる。
このような作用及び効果は、巻線28に200V〜300Vの高電圧が印加された場合にも得ることができる。補足すると、通常の車両に搭載されている車室内送風用のブロワモータやラジエータ冷却用の電動ファンモータ等は、12V又は24V仕様であるのに対して、ハイブリッド車等の駆動モータは、200V〜300Vの高電圧仕様となっている。そして、現状では、この高電圧が12V又は24V仕様で対応できるように回路で変換されてブロワモータや電動ファンモータに印加されている。しかしながら、これらブロワモータや電動ファンモータがハイブリッド車駆動モータと同様に高電圧で駆動する仕様になった場合、コア部材24(固定子コア)の電位が不安定となり、電磁ノイズが増加する要因となる。これに対して、本実施形態では、コア部材24に第二端子部材50を連結し、アースすることにより、コア部材24の電位を一定電位(接地)に安定させることができるので、電磁ノイズの抑制が可能となる。
また、第二端子部材50は、センターピース18の支柱部30とコア部材24との間に挿通され、コア部材24の内周面に接触状態で支持されている。これにより、第二端子部材50の変位をセンターピース18及びコア部材24によって抑えることができる。すなわち、モータ駆動時の振動がアース部48側(アース部48が回路基板20A上にある場合には回路基板20A側)へ伝達されるのを抑えることができる。このため、アース線等のアース部48への応力が抑制される。
さらに、第二端子部材50は、センターピース18のフランジ部32に対し圧入状態で貫通している。これにより、第二端子部材50をセンターピース18のフランジ部32の被圧入部(貫通孔32B)で容易に保持することができる。
しかも、センターピース18が樹脂で形成され、センターピース18のフランジ部32の被圧入部(貫通孔32B)で第二端子部材50の振動が吸収される。これにより、コア部材24が振動しても、第二端子部材50経由でアース部48へ伝達される振動を抑えることができる。
[第二実施形態]
次に、本発明の第二実施形態について説明する。なお、第一実施形態と実質的に同様の構成部については、同一符号を付して説明を省略する。
図5及び図6に示される本発明の第二実施形態に係る回転電機60は、上述の本発明の第一実施形態に係る回転電機10(図1〜図4参照)に対して、次のように構成が変更されている。
すなわち、図5に示されるように、第一端子部材46の一端部は、インシュレータ26に形成された凹部26Aに圧入されており、この状態で巻線28の端末と接続されている(図3参照)。なお、図6には、図5のインシュレータ26を外した状態が示されている。
一方、図5に示されるように、インシュレータ26には凹部26Aに並設されるように貫通孔26Bが形成されており、貫通孔26Bを第二端子部材50の一端部が貫通している。また、図6に示されるように、コア部材24には、第二端子部材50の一端部を保持するための溝部62が形成されており、この溝部62に第二端子部材50が挿通されて圧入されることで、第二端子部材50はコア部材24に接触状態で支持されている。
次に、本発明の第二実施形態の作用及び効果について、上述の本発明の第一実施形態と異なる点を説明する。
本発明の第二実施形態に係る回転電機60によれば、図5及び図6に示されるように、第二端子部材50の一端部がインシュレータ26の貫通孔26B及びコア部材24の溝部62に挿通されているので、第二端子部材50の変位を貫通孔26B及び溝部62によって抑えることができる。これにより、モータ駆動時にコア部材24が振動しても、第二端子部材50経由でアース部48側(図1参照、アース部48が回路基板20A上に設けられている場合には回路基板20A側)へ伝達される振動を抑えることができる。また、第二端子部材50の振動に起因したエミッションが低減される。
次に、本発明の第一、第二実施形態の変形例について説明する。
本発明の第一、第二実施形態においては、図7(A)に示されるように、第二端子部材50にはセンターピース本体部18Aの貫通孔32Bを貫通する部位に鋸刃状の凹凸部64が形成されてもよい。そして、この凹凸部64が貫通孔32Bの内面に当接するように第二端子部材50がセンターピース本体部18Aの貫通孔32Bに圧入されてもよい。
また、図7(B)に示されるように、第一、第二実施形態における第二端子部材50は、センターピース本体部18Aの貫通孔32Bの周縁部に熱かしめにより固定されてもよい。すなわち、第二端子部材50にはセンターピース本体部18Aの貫通孔32Bを貫通する部位に凹部66が形成されると共に、センターピース本体部18Aには貫通孔32Bの周縁部から回路基板20A側に突出する突出部68が形成され、突出部68を凹部66に入り込ませるように熱かしめしてもよい(想像線で示す突出部68参照)。
なお、図7(A)、図7(B)に示される変形例では、第二端子部材50の先端部が回路基板20Aを貫通すると共に、回路基板20Aのアース部48に、半田にて接合されている。このような構成であっても、センターピース本体部18Aと第二端子部材50とが強固に接合されているので、コア部材24(図1参照)側の振動に起因して半田に作用する応力を抑制することができる。
また、第一、第二実施形態における第二端子部材50は、バネ性を有する合金(ベリリウム銅等)を材料として構成されてもよい。これによっても、コア部材24(図1参照)の振動(モータ駆動による振動)に起因したアース部48への応力を抑制することができる。よって、コア部材24とアース部48との接合部の信頼性が増す。
また、図8に示されるように、第一、第二実施形態における第二端子部材50は、その連結方向の中間部に振動減衰部として機能する蛇腹形状部(波状部)50Aや捻り形状部50Bが形成されてもよい。これによれば、コア部材24(図1参照)の振動(モータ駆動による振動)が第二端子部材50を経由して第二端子部材50とアース部48(図1、図7参照)との接合部に伝達されたとしても、振動は減衰されて伝達される。このため、第二端子部材50とアース部48(図1、図7参照)との接合部への応力は抑制され、当該接合部の信頼性が増す。
また、図示は省略するが、上記実施形態の変形例として、図1等に示される導電部材としての第二端子部材50は、コア部材24に対し、例えば、熱かしめ、溶接、接着等で固定されてもよい。
また、上記実施形態の変形例として、導電部材としての第二端子部材50の一部は、構造上固定配置されている部材(剛体と看做せる部位)に対しネジ等で強固に固定されてもよい。このような構造でも、コア部材24の振動(モータ駆動による振動)がアース部48及びその接合部へ伝達されることを抑制することができる。よって、コア部材24の振動に起因したアース部48への応力が抑制される。
[第三実施形態]
次に、本発明の第三実施形態について説明する。なお、第一実施形態と実質的に同様の構成部については、同一符号を付して説明を省略する。
図9に示される本発明の第三実施形態に係る回転電機70は、上述の本発明の第一実施形態に係る回転電機10(図1〜図4参照)に対して、次のように構成が変更されている。
すなわち、図9に示されるように、金属製の導電部材としての第二端子部材72は、屈曲板材の第二端子部材50(図1等参照)に代えて、弾性部材であるコイルスプリングで構成されている。第二端子部材72は、アース部48に一端部が接触すると共にコア部材24におけるアース部48との対向部74に他端部が接触し、アース部48及びコア部材24に対して弾性力(伸長しようとする力)で接触状態を保っている。すなわち、アース部48とコア部材24とは、第二端子部材72によって電気的に接続されている。
なお、アース部48は、一例として回路基板20Aの上のグランドパターンとされている。また、鉄製薄板の積層体であるコア部材24は、巻線28で巻回される部分が非導電性のインシュレータ26で覆われているが、コア部材24におけるアース部48との対向部74は、インシュレータ26で覆われない金属露出部分とされている。
また、センターピース18における支柱部30の外周部には、第二端子部材72の側面を支持するガイド部としてのガイド壁部76が一体に形成されている。このガイド壁部76は、支柱部30の外周部においてコア部材24よりもアース部48の側(図9では図中上側)に設定されている。また、ガイド壁部76は、支柱部30の半径方向外側に張り出すと共に支柱部30の軸線方向に沿って延在して第二端子部材72を挟むように配置される一対の第一ガイド部76Aと、一対の第一ガイド部76Aの張出方向の先端部同士を繋ぐ第二ガイド部76Bと、を備えている。なお、図9では一対の第一ガイド部76Aのうち図中奥側の第一ガイド部76Aのみが背景線で図示されている。
第一ガイド部76A及び第二ガイド部76Bは、いずれも矩形状の壁部とされてセンターピース18のフランジ部32に連続して形成されている。そして、ガイド壁部76と支柱部30との間に形成された内側空間は、フランジ部32における貫通孔32Bの内側空間と連続する位置に設定されている。
本実施形態の構成によっても、コア部材24の電位が安定するので、ブラシレスモータである回転電機70が高電圧で駆動されても高周波の電磁ノイズの増加が抑えられる。これにより、例えばラジオ受信等に影響が及ぶのを抑えることができる。また、ガイド壁部76が設けられることで、第二端子部材72の座屈が抑えられる。
なお、第三実施形態の変形例として、第二端子部材72の側面を支持するガイド部は、例えば、一対の第一ガイド部76Aのみで構成されてもよい。また、第三実施形態では、導電部材としての第二端子部材72は、コイルスプリングで構成されているが、第三実施形態の変形例として、導電部材は、コイルスプリングに代えて、金属製の弾性部材である板バネで構成されてもよい。すなわち、このような板バネの一端部がアース部48に接触すると共に前記板バネの他端部がコア部材24におけるアース部48との対向部74に接触し、さらに前記板バネがアース部48及びコア部材24に対して弾性力で接触状態を保つような構成であってもよい。また、第三実施形態の他の変形例として、第一ガイド部76Aがセンターピース18のフランジ部32に連続していない構成も採り得るし、第二ガイド部76Bがセンターピース18のフランジ部32に連続していない構成も採り得る。
また、第三実施形態の他の変形例として、第二端子部材72の側面を支持するガイド部は、例えば、支柱部30の半径方向外側に張り出して第二端子部材72の両サイドに配置されると共に支柱部30の軸線方向に沿って断続的に(非連続的に)設定されたガイド部のようなものであってもよい。
さらに、第三実施形態の他の変形例として、コア部材24は、アース部48と対向する側において支柱部30との間に挿通空間を形成すると共に、アース部48と対向する対向面(対向部)が形成されていてもよい。すなわち、第二端子部材72におけるコア部材24の側の部位が前記挿通空間に挿通されてコア部材24の内周面に接触状態で支持されると共に、第二端子部材72におけるコア部材24の側の端部(他端部)がコア部材24におけるアース部48との対向面(対向部)に接触しており、さらに、第二端子部材72がアース部48及びコア部材24に対して弾性力で接触状態を保つような構成とすることも可能である。
さらにまた、第三実施形態の他の変形例として、コア部材24におけるアース部48との対向部74に溝部が形成されると共に、第二端子部材72におけるコア部材24の側の部位が前記溝部に挿通され、コア部材24に接触状態で支持されてもよい。すなわち、第二端子部材72は、アース部47に一端部が接触すると共にコア部材24におけるアース部48との対向部74の前記溝部における底面に他端部が接触し、アース部47及びコア部材24に対して弾性力で接触状態を保つようなものであってもよい。
なお、本発明における回転電機は、上記実施形態において例示された用途以外の用途に用いられてもよい。また、上記実施形態及び上述の複数の変形例は、適宜組み合わされて実施可能である。
以上、本発明の一例について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
10,60,70・・・回転電機、12・・・ステータ、14・・・モータシャフト(回転軸部材)、16・・・ロータ、18・・・センターピース、24・・・コア部材、24B・・・ティース部、26・・・インシュレータ、28・・・巻線、30・・・支柱部、32・・・フランジ部、32B・・・貫通孔(被圧入部)、42・・・ロータマグネット、48・・・アース部、50,72・・・第二端子部材(導電部材)、62・・・溝部、76・・・ガイド壁部(ガイド部)

Claims (7)

  1. 環状に構成されて複数のティース部が放射状に形成されたコア部材と、前記複数のティース部の各々にインシュレータを介して巻回された巻線と、を有するステータと、
    前記コア部材の径方向内側に配置され、前記コア部材の中心軸方向に沿って延在された回転軸部材と、
    前記回転軸部材に支持され、前記ステータと径方向に対向して配置されたロータマグネットを有するロータと、
    前記コア部材に接続されると共にアース部に接地される導電部材と、
    を備えた回転電機。
  2. 前記コア部材の径方向内側に配置された中心部が支柱部とされて前記コア部材を支持するセンターピースを備え、
    前記導電部材は、前記センターピースの前記支柱部と前記コア部材との間に挿通され、前記コア部材の内周面に接触状態で支持されている、請求項1記載の回転電機。
  3. 前記導電部材は、前記コア部材に形成された溝部に挿通され、前記コア部材に接触状態で支持されている、請求項1記載の回転電機。
  4. 前記コア部材の径方向内側に配置された中心部が支柱部とされて前記コア部材を支持すると共に、前記支柱部の軸線方向一端部から延設されたフランジ部を有するセンターピースを備え、
    前記導電部材は、前記センターピースの前記フランジ部に対し圧入状態で貫通している、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の回転電機。
  5. 前記センターピースが樹脂で形成され、前記フランジ部において前記導電部材が圧入された被圧入部で前記導電部材の振動が吸収されるように構成されている、請求項4記載の回転電機。
  6. 前記コア部材の径方向内側に配置された中心部が支柱部とされて前記コア部材を支持するセンターピースを備え、
    前記導電部材は、前記アース部に一端部が接触すると共に前記コア部材における前記アース部との対向部に他端部が接触し、前記アース部及び前記コア部材に対して弾性力で接触状態を保つ弾性部材で構成され、
    前記支柱部の外周部には前記弾性部材の側面を支持するガイド部が形成されている、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の回転電機。
  7. 前記巻線に200V〜300Vの電圧が印加された状態で前記ロータが回転する、請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の回転電機。
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