JP2009141015A - 基板収容容器及び基板処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板の再酸化によるコンタクト抵抗の増大を抑制でき、更にパーティクルの数量を低減可能にする基板収容容器と、該基板収容容器を用いて再酸化によるコンタクト抵抗の増大を抑制でき、更にパーティクルの数量を低減可能な基板処理方法とを提供する。
【解決手段】FOUP10は、複数のウェハSの各々の処理面Saを平行にして各ウェハSを収容するシェル11と、シェル11の前方に設けられた開口を開閉する蓋体12と、シェル11の後方に搭載されてシェル11の内部を目標圧力に減圧するパージ機構13とを有する。FOUP10のパージ機構13は、複数のウェハSの各々の面方向に沿って、不活性ガスを導入し、シェル11の内部にある気体を排気する。
【選択図】図2

Description

本発明は、基板収容容器及び基板処理方法に関する。
半導体装置の製造工程では、所望のデバイス特性を得るために、基板に対する各種の表面処理工程が実施される。例えば、シリコン基板の表面に形成される自然酸化膜は、不純物領域とコンタクトプラグとの間のコンタクト抵抗の低抵抗化を図るために、コンタクトプラグを形成する前にシリコン基板の表面から化学的に除去される。
自然酸化膜の除去方法としては、フッ素系の反応ガスを自然酸化膜の表面に吸着させて自然酸化膜を化学的にエッチングする方法が知られている。特許文献1は、三フッ化窒素(NF3 )等の反応ガスと水素ラジカルとを用い、水素ラジカルで反応ガスを還元することにより、シリコン基板表面に中間生成物であるエッチャント(例えば、NHXFY :x、yは任意の整数)を生成する。中間生成物であるエッチャントは、シリコン酸化膜と反応することにより反応生成物(例えば、アンモニア錯体)を生成する。反応生成物は、ウェハの加熱によって熱分解されて、アンモニアガス(NH3 )、フッ化水素ガス(HF )、四フッ
化シリコン(SiF4 )等の揮発性の熱分解ガスとして排気される。
エッチングを行うとエッチャントは処理室の内壁にも付着する。従って、エッチングを複数回繰り返すと、処理室の内壁に付着するエッチャントが厚くなり、それが処理室内壁から外れることでパーティクルを発生させてしまう。そこで、特許文献1は、基板を加熱して反応生成物を熱分解するときに、処理空間に不活性ガスを導入する。これによれば、生成される熱分解ガスが不活性ガスの流れに乗って排気されるため、熱分解ガスと処理被膜との反応が抑制されて、パーティクルの数量を低減させることができる。
自然酸化膜を除去する処理装置において、処理前及び処理後のシリコン基板は、外部環境からの汚染を防ぐため、一般的に、前方開放型の基板収容容器(FOUP:Front Opening Unified Pod )に収容されて外部に移載される。上記処理装置は、FOUPの前方を開放するためのFOUPオープナを有し、FOUPオープナは、FOUP内の環境と処理装置内の環境とを外部環境に曝すことなく連通させる。FOUPオープナにおいては、自然酸化膜除去処理後の基板再酸化を抑制するために、FOUP内の雰囲気を酸化性の雰囲気から不活性ガスの雰囲気に置換する提案がなされている(例えば、特許文献2)。
特開2005−203409号公報 特開2006−5193号公報
基板処理においては、自然酸化膜除去後、次の工程(例えば、成膜工程)までに1〜2時間程要する場合がある。上記処理装置では、FOUP内の雰囲気を不活性ガスに置換した後、不活性ガスの導入を止めてしまうので、FOUP内の酸素濃度が徐々に増加し、基板が再酸化してしまうという問題があった。また、一般的に、生産性を向上させるために、複数の基板を同時に処理するバッチ式が採用される。バッチ式の処理装置は、複数の基板の処理面をそれぞれ平行にした状態で複数の基板を多段に積層し、複数の基板に対する自然酸化膜の除去処理を、共通する一つの処理室で同時に実行する。このため、バッチ式の処理装置においては、処理室に不活性ガスを導入する場合であっても、対向する基板間の空間が狭いために十分なパージ効果を得難く、基板間や各基板の周辺に熱分解ガスや反応生成物を残留させてしまう。
熱分解ガスやエッチングの反応過程で生成される反応生成物は、基板の温度が低下するに連れて基板上への吸着確率を増大させる。上記処理後の各基板は、それぞれ十分に降温した状態でないため、FOUP内に収容された後に、残留する反応生成物の固化や該反応生成物と大気との反応等により大量のパーティクルを生成してしまう。
こうした問題は、処理空間にある各基板を不活性ガスの雰囲気の下で十分に降温させることにより解決可能と考えられる。しかし、基板温度を十分に降温させるためには、多大な時間を要し、自然酸化膜の除去処理の処理能力を著しく低下させてしまう。
本願発明は、上記問題を解決するためになされたものであって、再酸化によるコンタクト抵抗の増大を抑制でき、更にパーティクルの数量を低減可能にする基板収容容器と、該基板収容容器を用いて再酸化によるコンタクト抵抗の増大を抑制でき、更にパーティクルの数量を低減可能な基板処理方法とを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の基板収容容器は、基板を収容する基板収容容器であって、前記複数の基板を収容する容器本体と、前記容器本体の開口を開閉する蓋体と、前記容器本体と前記蓋体のいずれか一方に設けられた不活性ガス導入容器を有することを要旨とする。
請求項1に記載の基板収容容器は、不活性ガス導入容器から基板収容容器へ不活性ガスを導入することから、容器中の酸化源の濃度を継続的に低く抑えることができ、容器内における基板の再酸化を防止できる。
請求項2に記載の基板収容容器は、請求項1に記載の基板収容容器であって、前記不活性ガス導入容器は窒素タンクであることを要旨とする。
請求項2に記載の基板収容容器は、不活性ガス導入容器から基板収容容器へ窒素ガスを導入することから、容器中の酸化源の濃度を継続的に低く抑えることができ、容器内における基板の再酸化を防止できる。また、窒素は不活性ガスの中でアルゴン等の他の不活性ガスよりも廉価で、かつ、基板表面の水素終端化し易いことから、容器内における基板の再酸化を、より低いコストで確実に防止できる。
請求項3に記載の基板収容容器は、請求項2に記載の基板収容容器であって、前記容器本体が、前記複数の基板の各々の処理面が平行になるように前記複数の基板を収容し、前記容器本体の前記開口と対向する側から前記基板の処理面に沿って前記容器本体の内部に不活性ガスを導入することを要旨とする。
請求項3に記載の基板収容容器は、基板間にある酸化源が不活性ガスによって円滑に排気されることから、容器内における基板の再酸化を、より確実に低減できる。
請求項4に記載の基板収容容器は、請求項3に記載の基板収容容器であって、前記容器本体と前記蓋体のいずれか一方に設けられて前記容器本体の内部を減圧状態で維持する減圧部を有することを要旨とする。
請求項4に記載の基板収容容器は、減圧部が基板の酸化源を排気し続けることから、容器中の酸化源の濃度を継続的に、さらに低く抑えることができ、容器内における基板の再酸化を、より確実に防止できる。また、不活性ガスを導入しつつ減圧を行うので、基板間に残留する反応生成物を排気することができる。結果、パーティクルの数量を確実に低減することができる。
請求項5に記載の基板収容容器は、請求項4に記載の基板収容容器であって、前記基板収容容器が金属で構成されていることを要旨とする。
請求項5に記載の基板収容容器は、前記容器内部の気体を排気する場合に、前記容器の機械的な破損を回避できることから、基板収容容器内の圧力範囲を拡大できる。
請求項6に記載の基板処理方法は、基板上の薄膜を除去する基板処理方法であって、基板収容容器の蓋体を開放して前記基板収容容器に収容された複数の基板を処理室へ搬送する工程と、前記処理室に反応ガスを導入して前記基板上の前記薄膜と前記反応ガスとを反応させることにより反応生成物を生成する工程と、前記処理室にある前記基板を加熱して前記反応生成物を前記処理室から排気する工程と、前記処理室にある前記基板を前記基板収容容器へ収容して前記基板収容容器に蓋体を取り付けると共に、前記基板収容容器に装着された不活性ガス導入容器から前記基板収容容器内へ不活性ガスを導入する工程とを有することを要旨とする。
請求項6に記載の基板処理方法は、基板収容容器内の雰囲気が不活性ガスの雰囲気になることから、自然酸化膜の除去工程から後続する他の工程までの間に、多大な時間が空いてしまう場合であっても、基板収容容器に収容した基板の再酸化を防止できる。
請求項7に記載の基板処理方法は、請求項6に記載の基板処理方法であって、複数の前記基板の各々の処理面が平行になるように前記複数の基板を前記基板収容容器に収容し、前記不活性ガス導入容器から不活性ガスを導入すると共に、前記基板の処理面に沿って前記基板収容容器の内部にある気体を排気することを要旨とする。
請求項7に記載の基板処理方法は、基板収容容器内を減圧する分だけ、酸化源の濃度を継続的に低くできることから、容器内における基板の再酸化を、より確実に防止できる。
請求項8に記載の基板処理方法は、前記基板収容容器から前記処理室への基板の搬送を、ロードロック室を介して行うことを要旨とする。
請求項8に記載の基板処理方法は、ロードロック室を介する分だけ、処理室で生成された反応生成物の基板収容容器への汚染を軽減できる。したがって、請求項8に記載の基板処理方法は、パーティクルの数量を低減できる。
上記したように、本発明の基板収容容器と基板処理方法によれば、再酸化によるコンタクト抵抗の増大を抑制することができる。またパーティクルの数量も低減することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。図1は、基板収容容器(以下単に、FOUP10(Front Opening Unified Pod )という。)を模式的に示す斜視図であり、図2は、FOUP10の内部を示す側断面図である。
(FOUP10)
図1において、FOUP10は、基板としてのウェハSを収容する容器であって、移載中のウェハSを外気中の異物から保護するための容器である。FOUP10は、一つの方向(以下単に、前方という。)を開放する箱体状に形成された容器本体としてのシェル11と、シェル11の前方を開閉する蓋体12と、シェル11の後方に搭載されるパージ機構13とを有する。シェル11は、シェル11の機械的強度を向上させ、シェル11の内部の圧力範囲を拡張させるため、金属からなる容器であっても良い。
シェル11の前方には、ウェハSを出し入れするための開口が設けられ、その開口の内縁には、シール11aが配設されている。シェル11の開口は、蓋体12に閉ざされて、シール11aと蓋体12の内壁とが密着することにより、シェル11の内部の気密性を保持する。
シェル11の内部には、前後方向に沿ってウェハSを挿入可能にする25個のスロット11bが上下方向に沿って等間隔に設けられている。なお、図1及び図2では、ウェハSの配置を説明する便宜上、スロット11b及びウェハSの数量を削減して示す。各スロット11bは、それぞれウェハSが挿入されるとき、各ウェハSの縁の一部を支持することにより、各ウェハSを互いに等間隔に離間させて、上下方向に沿って多段に積層する。また、各スロット11bは、各ウェハSの縁の一部を支持することにより、各ウェハSの処理面Saを実質的に一つの面方向(例えば、水平方向)に沿って配置する。
図2において、シェル11の後側(図2における左側)には、シェル11の内部とパージ機構13との間を連通する複数の連通孔(導入孔14及び排気孔15)が形成されている。各導入孔14の開口は、それぞれ各スロット11bに挿入された各ウェハSの間の空間に向けて配設されている。パージ機構13は、不活性ガス導入容器としてのタンク16と、減圧部としてのポンプ17とを有する。
タンク16は、不活性ガスを貯留するタンクであり、各導入孔14に連結され、各導入孔14を介して、シェル11の内部へ不活性ガス(例えば、窒素ガス)を所定の供給圧で導入する。ポンプ17は、各排気孔15に連結され、シェル11の内部にある気体を外部に排気する。ポンプ17は、一次電池又は二次電池を搭載することにより、自身の駆動電源を得る構成であっても良く、あるいは外部電源に接続されることにより、自身の駆動電源を得る構成であっても良い。
パージ機構13は、例えばパージ動作を実行するためのスイッチ13aを有し、スイッチ13aが押される度に、パージ動作の開始と停止を繰り返す構成であっても良く、あるいは、外部からの所定の駆動信号を受けることにより、パージ動作の開始と停止とを実行する構成であっても良い。
パージ機構13は、シェル11の開口を蓋体12で閉じてパージ動作を実行するとき、ポンプ17を駆動して、シェル11の内部ある気体を、各排気孔15からシェル11の外部へ排気する。また、パージ機構13は、パージ動作を実行するとき、タンク16を駆動して、隣接するウェハSの間の間隙(以下単に、スロット間という。)に向けて各導入孔14からの不活性ガスを導入し、ウェハSの処理面Saに停滞する気体を不活性ガスで置換する。パージ機構13は、このパージ動作によって、FOUP10内における酸化源(例えば、水や酸素ガス)の分圧を所定圧力(以下単に、目標圧力という。)以下に減圧する。
パージ動作によって到達する酸化源の分圧は、タンク16からの不活性ガスの供給量、ポンプ17の排気能力、シェル11や蓋体12の気密性等に従って決定される。そのため、パージ機構13の排気容量、排気速度、シェル11、シール11a、及び蓋体12の形状や材質等は、上記目標圧力に基づいて設定される。
なお、目標圧力とは、予め各種試験に基づいて設定される圧力であって、FOUP10の内部での基板の再酸化を防止できる分圧の上限値である。所定処理後のウェハSの表面は、酸化源と反応する(再酸化)ことによって、コンタクト抵抗を増大させてしまう。目標圧力とは、密閉状態のFOUP10の内部における酸化源の濃度を所定濃度以下に抑える圧力であり、処理後のウェハSにおける再酸化によるコンタクト抵抗の増大を抑制でき
る内部圧力である。
これによって、FOUP10は、自身の内部圧力が目標圧力以下に維持されることにより、FOUP内部での基板の再酸化によるコンタクト抵抗の増大を抑制することができる。
(熱処理システム20)
次に、FOUP10に収容されるウェハS上の自然酸化膜を除去する基板処理について以下に説明する。まず、基板処理方法に用いる熱処理システムについて以下に説明する。図3(a)、(b)は、それぞれ熱処理システム20を模式的に示す平面図及び側面図である。
図3において、熱処理システムは、FOUPストッカ21と、FOUPオープナ22と、熱処理装置23とを有する。各FOUP10は、それぞれ熱処理前のウェハS、あるいは熱処理後のウェハSを収容する。FOUPストッカ21は、熱処理前のウェハSを収容するFOUP10を、熱処理システムの外部から一旦収容し、FOUPオープナ22へ移載する。FOUPストッカ21は、熱処理後のウェハSを収容するFOUP10を、FOUPオープナ22から一旦収容し、熱処理システムの外部へ移載する。
FOUPストッカ21では、熱処理後のウェハSを収容する各FOUP10が、それぞれパージ機構13を駆動し、シェル11の内部へ不活性ガスを導入しながら同シェル11の内部を排気し、各FOUP10内における酸化源の分圧を目標圧力以下に維持する。
FOUPオープナ22は、FOUP10の蓋体12を開閉する開閉装置24と、ウェハSを搬送する搬送装置25とを有する。開閉装置24は、ドア24Aと、パージポート24Bとを有する。ドア24Aは、ドア駆動部24Cに連結され、ドア駆動部24Cが駆動するとき、蓋体12をシェル11から取外す、あるいは、取外した蓋体12をシェル11の前方に取付ける。パージポート24Bは、ポート駆動部24Dに連結され、ポート駆動部24Dが駆動するとき、パージポート24Bをシェル11の前方へ配置し、不活性ガスをシェル11の内部へ噴きつける。
FOUPオープナ22は、FOUPストッカ21のFOUP10が開閉装置24へ移載されるとき、開閉装置24を駆動して、蓋体12を取り外し、搬送装置25を駆動して、FOUP10の内部にある熱処理前のウェハSを熱処理装置23へ搬出する。また、FOUPオープナ22は、熱処理装置23が熱処理動作を終了するとき、搬送装置25を駆動して、熱処理後のウェハSをFOUP10のスロットへ挿入し、開閉装置24を駆動して、蓋体12をシェル11に取付ける。
熱処理装置23は、熱処理前のウェハSを搬入して熱処理後のウェハSを搬出するロードロック室(以下単に、LL室31という。)と、ウェハSに熱処理を施す処理室32とを有する。LL室31は、外部からのウェハSを搬入して熱処理後のウェハSを搬出するための真空槽である。
LL室31と処理室32はそれぞれ開口部を有し、LL室31の開口部は下側に向けられている。処理室32の開口部は上側に向けられ、処理室32の開口部とLL室31の開口部とは、Oリングを挟んだ状態で密着し、位置だしピンPによって固定されている。処理室32の開口部とLL室31の開口部とは、LL室31の内部空間31S及び処理室32の内部空間32Sの気密を保つ。
LL室31の開口部には仕切りバルブVが設けられ、仕切りバルブVを開けた状態にお
いて、LL室31の内部空間31Sと処理室32の内部空間32Sとが接続される。これにより、LL室31の内部空間31Sと処理室32の内部空間32Sとの間で、ウェハSの搬出入が可能になる。
LL室31と処理室32とには、それぞれ図示しない真空排気系が接続され、真空排気系の排気動作によって、LL室31と処理室32の内部空間31S,32Sに所定圧力の真空雰囲気が形成される。LL室31の内部空間31Sには、複数枚のウェハSを収容するボート33が昇降可能に設置されている。仕切りバルブVを開けた状態でボート33を下降し、ボート33がLL室31から処理室32に移動するとき、ボート33の上端部である蓋部33aが処理室32の開口部に嵌り、処理室32の内部空間32SがLL室31の内部空間31Sから遮断される。
LL室31のFOUPオープナ22の側にはゲートバルブ34が設けられ、そのゲートバルブ34と対向する側には、LL室31の内部空間31Sへ不活性ガスを供給する図示しないベントガス供給系が接続されている。LL室31は、ベントガス供給系が駆動するとき、ベントガス供給系からのベントガスを受け、内部空間31Sを大気圧へ昇圧する。LL室31は、内部空間31Sが大気圧になるとき、ゲートバルブ34を開放して、LL室31とFOUPオープナ22との間を連通させ、ウェハSの搬出及び搬入を可能にする。LL室31は、ゲートバルブ34が閉じるとき、LL室31とFOUPオープナ22との間を遮断して、LL室31における各種のプロセス処理を実行可能にする。
処理室32の内部空間32Sは、ラジカル供給系36に連結され、ラジカル供給系36が駆動するとき、ラジカル供給系36からの水素ラジカルが供給される。処理室32の内部空間32Sは、反応ガス供給系37に連結され、反応ガス供給系37が駆動するとき、反応ガス供給系37からの反応ガスが供給される。処理室32は、内部空間32Sを加熱するためのヒータ38を有し、ヒータ38が駆動するとき、ヒータ38からの熱量によって内部空間32SにあるウェハSを加熱する。
熱処理として自然酸化膜(シリコン酸化膜)をエッチングする場合、反応ガスとしては、フッ化物ガスを用いることができる。フッ化物ガスとしては、炭素と酸素を有しないものを用いることが好ましく、例えば三フッ化窒素(NF3 )を用いることができる。また、反応ガスは、1種類を単独で用いても良く、2種類以上の反応ガスを混合して用いても良い。また、反応ガスは、窒素、アルゴン、ヘリウム等のキャリアガスと混合して処理室32に導入されても良い。
(熱処理方法)
次に、上記熱処理システムを用いた基板処理方法について以下に説明する。図4は、基板処理方法の各工程を示すフローチャートであり、図5(a)〜(d)は、それぞれ基板処理方法におけるFOUPオープナ22の動作を示す工程図である。
図4において、熱処理システム20は、まず、熱処理前のウェハSを収容したFOUP10を、FOUPストッカ21からFOUPオープナ22へ移載する(移載工程:ステップS1)。次いで熱処理システム20は、開閉装置24を駆動し、FOUP10の蓋体12をドア24Aによって取り外し、搬送装置25、及びLL室31を駆動し、FOUP10の内部にある各ウェハSをLL室31へ搬入する(搬入工程:ステップS2)。
続いて、熱処理システム20は、LL室31及び処理室32を駆動し、LL室31にある各ウェハSを処理室32へ搬送する。そして、熱処理システム20は、ラジカル供給系36及び反応ガス供給系37を駆動し、反応ガスとラジカル状態のガスを各ウェハSの表面の全体にわたり均一に供給する。反応ガスとラジカル状態のガスは、各ウェハSの表面
に中間生成物を生成する。ウェハSの表面上の中間生成物は、各ウェハS上の自然酸化膜と反応して、反応生成物、例えばアンモニア錯体を生成する。熱処理システム20は、反応ガスの供給から所定の反応時間を経過すると、反応ガス及びラジカル状態のガスの供給を停止する。熱処理システム20は、各ガスの供給を停止した状態で処理室32の排気し、処理室32の内部から反応ガス、ラジカル状態のガス、反応生成物等を排気する(供給工程:ステップS3)。
熱処理システム20は、供給工程を終了すると、ヒータ38を駆動し、処理室32の内部を加熱し、これにより、各ウェハSを所定のプロセス温度(例えば、130℃)に昇温する(加熱工程:ステップS4)。
プロセス温度に維持されたウェハSの表面では、反応生成物の熱分解反応が進行し、ウェハSの表面からフッ化水素(HF )や四フッ化ケイ素(SiF4 )等の熱分解ガスが放出される。ウェハSの表面から放出される熱分解ガスは、各ウェハSの間の空間が狭いために、各ウェハSに吸着し続けたり、各ウェハSの間の空間に停滞したりする。また、分解されることなく残存する反応生成物も、各ウェハSの間の空間に停滞したり、ウェハSの表面に吸着したりする。そのため、反応生成物や熱分解ガスは、それぞれウェハSやウェハSの周辺に残留し続ける。
熱処理システム20は、加熱工程を終了すると、ヒータ38を停止して各ウェハSの温度を搬送可能な室温近傍へ降温させる。反応生成物や熱分解ガスは、それぞれウェハSや処理室32の降温にともない吸着確率を増大させて、ウェハSの表面やその周辺、処理室32の内壁等の各部に残留し続ける(冷却工程:S5)。
熱処理システム20は、冷却工程を終了すると、処理室32とLL室31を駆動し、処理室32にある各ウェハSをLL室31へ搬送する(搬送工程:ステップS6)。熱処理システム20は、搬送工程を終了すると、LL室31、及び搬送装置25を駆動し、LL室31にある各ウェハSをFOUP10の各スロットへ挿入する(搬出工程:ステップS7)。
熱処理システム20は、搬出工程を終了すると、基板の再酸化を抑制するため、また、ウェハSやウェハSの周辺に残留する熱分解ガスや反応生成物を除去するため、FOUPオープナ22の開閉装置24及びパージ機構13を駆動し、各スロットにあるウェハSの周辺を不活性ガスで置換し、FOUP10の開口を蓋体12によって閉じる(パージ工程:ステップS8)。
すなわち、熱処理システム20は、図5(a)に示すように、搬出工程を終了すると、開閉装置24のポート駆動部24Dを駆動し、パージポート24Bの噴き出し口をシェル11の前に配置する。次いで、熱処理システム20は、図5(b)に示すように、パージポート24Bの前方にカバーCを配置し、パージポート24Bを含むシェル11の前方全体をカバーCで覆う。そして、熱処理システム20は、ポート駆動部24Dを駆動し、パージポート24Bからの不活性ガスをシェル11の内部へ噴きつける。これにより、FOUP内は不活性雰囲気に置換され、基板の再酸化を防止できる。また、パージポート24Bからの不活性ガスは、ウェハSの面方向に沿ってスロット間に流れ、各ウェハSの周辺に残留する熱分解ガスや反応生成物排気することができる。なお、この際、FOUP10は、ポンプ17を駆動し、FOUP10の内部を排気することによって、スロット間におけるパージ効果を向上させても良い。
熱処理システム20は、図5(c)に示すように、開閉装置24のポート駆動部24Dを駆動し、パージポート24Bをシェル11の前方から退避させる。また、熱処理システ
ム20は、開閉装置24のドア駆動部24Cを駆動し、ドア24Aに吸引された状態の蓋体12をシェル11の開口に取付ける。
シェル11が密閉されると、FOUP10は、パージ機構13を駆動し、パージ動作を開始する。すなわち、FOUP10は、ポンプ17を駆動し、シェル11の内部ある気体を外部へ排気すると共に、タンク16を駆動し、スロット間へ向けて不活性ガスを導入する。そして、FOUP10は、シェル11の内部における酸化源の分圧を目標圧力以下に減圧する。ここで、ポンプ17は駆動せず、タンク16のみを駆動しても良い。
熱処理システム20は、パージ動作を開始すると、図5(d)に示すように、ドア駆動部24Cを駆動し、ドア24AをFOUP10の前方から退避させ、FOUP10を移載可能にする。熱処理システム20は、パージ工程を終了すると、熱処理後のウェハSを有したFOUP10をFOUPストッカ21へ移載する(移載工程:ステップS9)。FOUPストッカ21へ移載されたFOUP10は、後続する処理工程、例えば成膜工程に移行するまで、パージ機構13を駆動し、シェル11の内部における酸化源の分圧を目標圧力以下に維持する。
上記実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1)上記実施形態において、FOUP10は、複数のウェハSの各々の処理面Saを平行にして各ウェハSを収容するシェル11と、シェル11の前方に設けられた開口を開閉する蓋体12と、シェル11の後方に搭載されてシェル11の内部へ不活性ガスを導入するパージ機構13とを有する。したがって、FOUP10は、シェル11の内部への不活性ガスの導入によって、シェル11の内部における酸化源の濃度を継続的に低くできる。この結果、FOUP10は、シェル11で待機するウェハSの再酸化を防止できる。
(2)上記実施形態において、FOUP10が不活性ガスとして窒素を用いる。窒素は、アルゴン等の他の不活性ガスを用いる場合に比べて、より廉価で、かつ、ウェハSの表面の水素終端化し易い。したがって、FOUP10は、シェル11の内部におけるウェハSの再酸化を、より低いコストで確実に防止できる。
(3)上記実施形態において、FOUP10は、複数のウェハSの各々の処理面Saが互いに平行になるように複数のウェハSを収容する。したがって、FOUP10は、スロット間に停滞する熱分解ガスや反応生成物を、不活性ガスによって円滑に排気できる。
(4)上記実施形態において、FOUP10は、シェル11の内部を排気するためのポンプ17を搭載し、酸化源の分圧を目標圧力に減圧する。したがって、FOUP10は、熱処理後のウェハSを長期間にわたって収容する場合であっても、各ウェハSの再酸化によるコンタクト抵抗の増大を抑制できる。また、不活性ガスを導入しつつ減圧を行うので、基板間に残留する熱分解ガスや反応生成物を排気することができる。結果、パーティクルの数量を確実に低減することができる。
尚、上記実施形態は、以下の態様で実施してもよい。
・上記実施形態において、1つのシェル11が1つのパージ機構13を搭載する構成であるが、これに限らず、1つのシェル11が2つ以上のパージ機構13を搭載する構成であっても良く、蓋体12が1つ以上のパージ機構13を搭載する構成であっても良い。この構成によれば、FOUP10が目標圧力の範囲を拡張することができる。
・上記実施形態においては、導入孔14及び排気孔15がそれぞれ外気中の異物を除去するためのフィルターを有する構成であっても良い。この構成によれば、外気がパージ機構13を介してFOUP10の内部へ逆流する場合であっても、FOUP10の内部への
異物の混入を回避できる。
・上記実施形態において、熱処理システム20は、開閉装置24にパージポート24Bを設け、FOUP10にある熱処理後のウェハSに対してパージ処理を施す。これに加えて、熱処理システム20は、処理室32にパージポートを設け、処理室32にある熱処理後のウェハSに対してパージ処理を施しても良く、さらにLL室31にパージポートを設け、LL室31にある熱処理後のウェハSに対してパージ処理を施しても良い。この構成によれば、処理室32やLL室31でパージ処理を実行する分だけ、ウェハSの周辺に残留する熱分解ガスや反応生成物を確実に排気できる。
・上記実施形態においては、基板をウェハSとして具体化したが、これに限らず、例えば、基板を、液晶装置に用いるパネル基板として具体化しても良い。
・上記実施形態において、熱処理システム20は、LL室31と処理室32を有する。これに限らず、熱処理システム20は、処理室32のみを有し、FOUPオープナ22から搬送されるウェハSを処理室32へ直接搬入する構成であっても良い。
・上記実施形態において、熱処理システム20は、加熱したウェハSを処理室32で冷却する。これに限らず、熱処理システム20は、加熱したウェハSを冷却するための冷却室を別途搭載し、処理室32で加熱したウェハSを冷却室で冷却する構成であっても良い。この構成によれば、処理室32で生成された反応生成物のFOUP10への汚染を、より確実に抑えられる。
・上記実施形態において、熱処理システム20は、反応ガスとラジカル状態のガスをウェハSに向けて供給した後、該ウェハSを処理室32で加熱する。これに限らず、熱処理システム20は、ウェハSを加熱するための加熱室を別途搭載し、処理室32からのウェハSを加熱室で加熱する構成であっても良い。この構成によれば、処理室32で生成された反応生成物のFOUP10への汚染を、より確実に抑えられる。
基板収容容器を示す斜視図。 基板収容容器を示す側断面図。 (a)及び(b)は、それぞれ熱処理装置を示す平面図及び側面図。 熱処理工程の各工程を示す工程図。 (a)、(b)、(c)、(d)は、それぞれ熱処理の各工程を示す工程図。
符号の説明
S…基板としてのウェハ、10…基板収容容器としてのFOUP、11…容器本体としてのシェル、12…蓋体としてのドア、13…減圧部としてのポンプ。

Claims (8)

  1. 基板を収容する基板収容容器であって、
    前記複数の基板を収容する容器本体と、
    前記容器本体の開口を開閉する蓋体と、
    前記容器本体と前記蓋体のいずれか一方に設けられた不活性ガス導入容器を有することを特徴とする基板収容容器。
  2. 請求項1に記載の基板収容容器であって、
    前記不活性ガス導入容器は窒素タンクであることを特徴とする基板収容容器。
  3. 請求項2に記載の基板収容容器であって、
    前記容器本体は、前記複数の基板の各々の処理面が互いに平行になるように前記複数の基板を収容し、前記容器本体の前記開口と対向する側から前記基板の処理面に沿って前記容器本体の内部に不活性ガスを導入することを特徴とする基板収容容器。
  4. 請求項3に記載の基板収容容器であって、
    前記容器本体と前記蓋体のいずれか一方に設けられて前記容器本体の内部を減圧状態で維持する減圧部を有することを特徴とする基板収容容器。
  5. 請求項4に記載の基板収容容器であって、
    前記基板収容容器が金属で構成されていることを特徴とする基板収容容器。
  6. 基板上の薄膜を除去する基板処理方法であって、
    基板収容容器の蓋体を開放して前記基板収容容器に収容された複数の基板を処理室へ搬送する工程と、
    前記処理室に反応ガスを導入して前記基板上の前記薄膜と前記反応ガスとを反応させることにより反応生成物を生成する工程と、
    前記処理室にある前記基板を加熱して前記反応生成物を前記処理室から排気する工程と、
    前記処理室にある前記基板を前記基板収容容器へ収容して前記基板収容容器に蓋体を取り付けると共に、前記基板収容容器に装着された不活性ガス導入容器から前記基板収容容器内へ不活性ガスを導入する工程とを有することを特徴とする基板処理方法。
  7. 請求項6に記載の基板処理方法であって、
    複数の前記基板の各々の処理面が平行になるように前記複数の基板を前記基板収容容器へ収容し、前記不活性ガス導入容器から前記基板収容容器内へ不活性ガスを導入すると共に、前記基板の処理面に沿って前記基板収容容器の内部にある気体を排気することを特徴とする基板処理方法。
  8. 請求項6又は7に記載の基板処理方法であって、
    前記基板収容容器から前記処理室への基板の搬送を、ロードロック室を介して行うことを特徴とする基板処理方法。
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