JP2003059861A - 成膜方法および成膜装置 - Google Patents

成膜方法および成膜装置

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JP2003059861A
JP2003059861A JP2001241836A JP2001241836A JP2003059861A JP 2003059861 A JP2003059861 A JP 2003059861A JP 2001241836 A JP2001241836 A JP 2001241836A JP 2001241836 A JP2001241836 A JP 2001241836A JP 2003059861 A JP2003059861 A JP 2003059861A
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gas
cosi
natural oxide
oxide film
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Masahito Morishima
雅人 森嶋
Kensaku Narishima
健索 成嶋
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Tokyo Electron Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CoSi膜にダメージを生じさせることな
く有効にCoSi膜上の自然酸化膜を除去することが
でき、CoSi膜上に良好な特性を有する金属膜、特
にCVD−Ti膜を成膜することができる成膜方法およ
び成膜装置を提供すること。 【解決手段】 自然酸化膜除去装置8において、CoS
膜が形成された基板WのCoSi膜上の自然酸化
膜を、励起されたガスにより除去し、次いで、基板Wを
搬送室1で大気暴露することなく基板WをTi成膜装置
6に搬送し、そこでCVDによりCoSi膜上にTi
膜を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CoSi膜が形
成された基板のCoSi膜上に金属膜を成膜する成膜
方法および成膜装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの製造工程においては、
被処理体であるシリコンウエハに形成されたコンタクト
ホールにTi膜およびTiN膜からなるバリア層を形成
し、その上にAl、W、Cu等を成膜してホールの埋め
込みと配線の形成を行っている。
【0003】近時、半導体デバイスにおいては配線コン
タクト部分の一層の低抵抗化が望まれており、そのため
上記コンタクトホール底部のコンタクト部分にCoSi
膜を形成し、その上にTi/TiN膜を形成すること
が行われている。
【0004】一方、半導体デバイスの製造においては、
シリコンウエハ上に不可避的に自然酸化膜が形成される
が、この自然酸化膜が形成されたままTi膜を形成する
とコンタクト部分の特性が劣化するため、従来から成膜
前にシリコンウエハ上の自然酸化膜を除去することが行
われている。シリコン上の自然酸化膜を除去する方法と
しては、従来からプラズマを用いたエッチングが採用さ
れている。
【0005】しかしながら、CoSi膜上の自然酸化
膜はシリコン上の自然酸化膜とは異なり、プラズマを用
いたエッチング処理では下地のCoSi膜をエッチン
グすることなく自然酸化膜を有効に除去することが困難
であった。このため、CoSi膜上の自然酸化膜は希
フッ酸等の洗浄液によるウエットクリーニングを行って
除去している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うなウエットクリーニングによって自然酸化膜を除去す
る場合には、洗浄液によってCoSi膜が腐食される
こと、およびこのようにして自然酸化膜が除去されて
も、その上に金属膜、特にTi膜を形成した場合にその
特性が劣化してしまうといった問題点を有する。
【0007】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、CoSi膜にダメージを生じさせることな
く有効にCoSi膜上の自然酸化膜を除去することが
でき、CoSi膜上に良好な特性を有する金属膜、特
にCVD−Ti膜を成膜することができる成膜方法およ
び成膜装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために検討を重ねた結果、(1)処理方法お
よび条件等を適切に設定することによりCoSi膜上
の自然酸化物をプラズマ等の励起されたガスによって除
去可能なこと、(2)CoSi膜はシリコンよりも拡
散阻害が生じやすく、従来のようにウエットクリーニン
グにより自然酸化膜を除去した後の大気暴露により再酸
化が生じると、その上に金属膜、特にTi膜を形成した
際に、Co,Siの拡散が阻害されて良好な拡散層が生
成されず、コンタクト抵抗が高い等、膜の特性が劣化す
ること、(3)ウエットクリーニングによるCoSi
膜のダメージおよび上述のようなCoSi膜の上に形
成される金属膜の特性劣化を防止するためには、プラズ
マ等の励起されたガスでドライプロセスによりCoSi
膜上の自然酸化物を除去した後、基板を大気暴露する
ことなく金属膜を成膜することが有効であることを見出
した。
【0009】本発明はこのような知見に基づいてなされ
たものであって、第1に、CoSi 膜が形成された基
板のCoSi膜上の自然酸化膜を、励起されたガスに
より除去する第1工程と、次いで、前記基板を大気暴露
することなく前記CoSi膜上に金属膜を形成する第
2工程とを具備することを特徴とする成膜方法を提供す
る。
【0010】第2に、CoSi膜が形成された基板の
CoSi膜上の自然酸化膜を、励起されたガスにより
除去する第1工程と、次いで、前記基板を大気暴露する
ことなくCVDにより前記CoSi膜上にTi膜を形
成する第2工程とを具備することを特徴とする成膜方法
を提供する。
【0011】第3に、CoSi膜が形成された基板の
CoSi膜上の自然酸化膜を、励起されたガスにより
除去する自然酸化膜除去部と、前記CoSi膜上に金
属膜を形成する成膜部と、前記自然酸化膜除去部と前記
成膜部とが接続され、これらの間で大気暴露することな
く前記基板を搬送する搬送室とを具備することを特徴と
する成膜装置を提供する。
【0012】第4に、CoSi膜が形成された基板の
CoSi膜上の自然酸化膜を、励起されたガスにより
除去する自然酸化膜除去部と、前記CoSi膜上にC
VDによりTi膜を形成する成膜部と、前記自然酸化膜
除去部と前記成膜部とが接続され、これらの間で大気暴
露することなく前記基板を搬送する搬送室とを具備する
ことを特徴とする成膜装置を提供する。
【0013】自然酸化膜を除去する際には、導波管を介
してプラズマ生成部に導入されたマイクロ波によりHを
含むガスおよび/またはNを含むガスのプラズマを形成
し、そのプラズマを処理容器内に導入するとともに、前
記処理容器内に少なくともNFガスを導入して前記プ
ラズマによりNFガスをプラズマ化し、H、Nおよび
NFを含むプラズマを前記CoSi膜上の自然酸化
膜に作用させるようにすることが好ましい。また、励起
されたガスを前記CoSi膜上の自然酸化膜に作用さ
せた後に、前記基板を熱処理することが好ましい。さら
に、Ti膜の成膜は、処理容器内にTiClガスおよ
び還元ガスを導入して行われることが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の一
実施形態に係る成膜システムを示す概略構成図である。
この成膜システム100は、中央に搬送室1が配置さ
れ、その周囲に開閉手段であるゲートバルブ(図示せ
ず)を介して、2つのカセットチャンバー2,3、冷却
チャンバー4、アニールチャンバー5、Ti成膜装置
6、TiN成膜装置7、自然酸化膜除去装置8、および
アジャストチャンバー9が設けられたマルチチャンバー
タイプである。
【0015】搬送室1は図示しない排気機構等により所
定の真空度に保持され、その中央にはウエハWを搬送す
る多関節アーム構造の搬送装置10が設けられている。
また、搬送室1のカセットチャンバー2,3近傍には、
光学的にウエハWに形成されたノッチまたはオリエンテ
ーションフラットの位置を合わせる位置合わせ機構11
が設けられている。
【0016】このような成膜システム100では、図2
の(a)に示すように、層間絶縁層21にコンタクトホ
ール22が形成され、その底部のコンタクト部分となる
ように基板20上にCoSi膜23が形成されたシリ
コンウエハ(以下、単にウエハという。)Wに対し、図
2の(b)に示すように、コンタクト部分としてのCo
Si膜23上にコンタクトメタルとしてのTi層24
を形成し、さらに図2の(c)に示すように、その上に
バリアメタルとしてのTiN層25を形成する。
【0017】ところで、実際には、CoSi膜23上
には図3に示すように自然酸化膜26が形成されている
ため、このままTi層24を形成するとコンタクト部の
特性が劣化する。そのため、この成膜システム100で
は、自然酸化膜除去装置8によりTi層24の成膜に先
立ってCoSi膜23上の自然酸化膜が除去される。
【0018】具体的には、この成膜システム100にお
いては、まず所定の真空度に保持された搬送室1内の搬
送装置10により、カセットチャンバー2からウエハW
を一枚取り出し、位置合わせ機構11によりウエハWの
位置合わせが行われる。その後、ウエハWを自然酸化膜
除去装置8に搬入して、後述するようにコンタクト部分
のCoSi膜23上に形成された自然酸化膜除去処理
を行い、次いで、ウエハWをアニールチャンバー5に装
入してウエハWにアニール(加熱)処理を施して自然酸
化膜除去処理の際の反応生成物を分解・気化させる。次
に、必要に応じてアジャストチャンバー9にてウエハW
の向きを調整した後、ウエハWをTi成膜装置6に装入
してTi層24の成膜を行い、さらにTiN成膜装置7
に装入してTiN層25の成膜を行う。その後ウエハW
は冷却チャンバー4で冷却され、カセットチャンバー3
に収容され、一連の処理が終了する。
【0019】次に、自然酸化膜除去装置8の構造例につ
いて説明する。図4は自然酸化膜除去装置の構造の一例
を示す断面図である。この自然酸化膜除去装置8は、マ
イクロ波リモートプラズマ方式であり、ウエハWを収容
する気密に構成された略円筒状のチャンバー30と、チ
ャンバー30内に処理ガスを供給するガス供給機構40
と、マイクロ波により処理ガスを励起するためのプラズ
マを生成するプラズマ発生機構50とを有している。
【0020】チャンバー30の中には被処理体であるウ
エハWを水平に支持するためのサセプタ32が円筒状の
支持部材33により支持された状態で配置されている。
サセプタ32の外縁部にはウエハWをクランプするため
のクランプリング34が設けられている。また、サセプ
タ32の内部にはヒーター35および冷媒流路36が設
けられおり、ヒーター35にはヒーター電源37が接続
され、冷媒流路36には冷媒供給源38から冷媒が供給
されるようになっている。そして、冷媒流路36に通流
する冷媒によりサセプタ32を冷却しつつ、ヒーター3
5への給電を制御して、サセプタ32の温度ひいてはウ
エハWの温度を制御する。
【0021】ガス供給機構40は、Nを供給するN
供給源41、Hを供給するH供給源42およびNF
を供給するNF供給源43を有しており、これらに
はそれぞれガスライン44,45および46が接続され
ている。各ガスラインにはバルブ47およびマスフロー
コントローラ48が設けられている。
【0022】プラズマ発生機構50は、チャンバー30
の上方に設けられたプラズマ生成室51と、マイクロ波
を発生するマイクロ波発生電源52と、このマイクロ波
発生電源52で発生したマイクロ波をプラズマ生成室5
1に導く導波管53と、プラズマ生成室51で生成した
プラズマをチャンバー30の天壁30aを介してチャン
バー30内に導くプラズマ導入筒54とを有している。
【0023】ガス供給機構40のうち、N供給源41
に接続されたガスライン44およびH供給源42に接
続されたガスライン45はプラズマ生成室51に繋がっ
ており、マイクロ波発生電源52から導波管53を経て
プラズマ生成室51に導入されたマイクロ波によりガス
ライン44,45を経て供給されたNガスおよびH
ガスがプラズマ化され、そのプラズマがプラズマ導入筒
54を経てチャンバー30に導入される。一方、NF
供給源43に接続されたガスライン46は、チャンバー
30の天壁30aからチャンバー30に挿入された複数
のガス導入ノズル49に接続されており、NFガスが
このガス導入ノズル49からチャンバー内に導入され
る。
【0024】チャンバー30の底壁には、排気管55が
接続されており、この排気管55には真空ポンプを含む
排気装置56が接続されている。そして排気装置56を
作動させることによりチャンバー30内を所定の真空度
まで減圧することができる。
【0025】また、チャンバー30の側壁にはゲートバ
ルブ57が設けられており、このゲートバルブ57を開
にした状態でウエハWが隣接する搬送室1との間で搬送
されるようになっている。
【0026】このように構成される自然酸化膜除去装置
8においては、排気装置56によりチャンバー30内を
排気して所定の減圧状態にし、所定のガスを流した状態
で、ゲートバルブ57を開にして、搬送装置10により
真空状態の搬送室1からチャンバー30内にウエハWを
装入し、サセプタ32上に載置してクランプリング34
によりクランプする。その後、ゲートバルブ57を閉じ
る。
【0027】そして、N供給源41およびH供給源
42からプラズマ生成室51内にN およびHを導入
しつつ、マイクロ波発生電源52から導波管53を介し
てプラズマ生成室51内にマイクロ波を導入して、これ
らガスのプラズマを生成し、そのプラズマをチャンバー
30内に導入する。一方、NF供給源43からガスラ
イン46およびガス導入ノズル49を介してチャンバー
30内にNFを導入し、チャンバー30内に導入され
たNおよびHのプラズマによりNFガスもプラズ
マ化させる。そして、このプラズマによりウエハWのC
oSi膜表面の自然酸化膜に化学的作用が及ぼされ、
分解可能な(NHSiF等が生成される。
【0028】その後、ゲートバルブ57が開かれ、ウエ
ハWが搬送装置10により搬送室1に取り出される。そ
の後、このウエハWをアニールチャンバー5に搬入して
アニール処理することにより、上記反応成分が分解・揮
発して、自然酸化膜が除去される。
【0029】このようなマイクロ波リモートプラズマは
高エネルギーであり、しかも上述のガスが自然酸化膜に
対して主に化学的作用を及ぼすから、下地のCoSi
膜に物理的ダメージを与えることなく高い化学的エネル
ギーで効率良くかつほぼ完全に自然酸化膜を除去するこ
とができる。したがって、条件を適切に選択することに
より、今までウエットクリーニングにより除去せざるを
得なかったCoSi膜上の自然酸化膜の除去処理をド
ライプロセスにて行うことが可能となった。
【0030】自然酸化膜除去装置8における処理条件
は、例えば圧力が0.133〜133Pa、好ましくは
0.133〜26.6Pa、ウエハ温度が−20〜10
0℃、好ましくは0〜50℃ガス流量がH:0.01
〜0.2L/min好ましくは0.02〜0.1L/m
in、NF:0.02〜0.2L/min、好ましく
は0.07〜0.18L/min、N:0.2〜2L
/min、好ましくは0.7〜1.5L/min、マイ
クロ波発生電源52の周波数が2.45GHz、出力が
100〜1000W、好ましくは200から700Wで
ある。
【0031】また、アニールチャンバー5内では、例え
ば、チャンバー内をArガス雰囲気として、ウエハ温度
を100〜500℃にしてアニール処理を行う。
【0032】本実施形態の成膜システム100において
は、このようにして、自然酸化膜を除去した後、上述し
たようにTi成膜装置6によりTi成膜を行うが、この
Ti成膜装置6としては、図5に示すような構造のもの
を採用することができる。
【0033】すなわち、Ti成膜装置6は、気密に構成
された略円筒状のチャンバー60を有しており、その中
には被処理体であるウエハWを水平に支持するためのサ
セプタ62が円筒状の支持部材63により支持された状
態で配置されている。サセプタ62の外縁部にはウエハ
Wをガイドするためのガイドリング64が設けられてい
る。また、サセプタ62にはヒーター65が埋め込まれ
ており、このヒーター65はヒーター電源66に接続さ
れており、ウエハWを所定の温度に加熱する。
【0034】チャンバー60の天壁60aには、絶縁部
材69を介してシャワーヘッド70が設けられている。
このシャワーヘッド70は、上段ブロック体70a、中
段ブロック体70b、下段ブロック体70cで構成され
ている。そして、下段ブロック体70cにはガスを吐出
する吐出孔77と78とが交互に形成されている。上段
ブロック体70aの上面には、第1のガス導入口71
と、第2のガス導入口72とが形成されている。上段ブ
ロック体70aの中では、第1のガス導入口71から多
数のガス通路73が分岐している。中段ブロック体70
bにはガス通路75が形成されており、上記ガス通路7
3がこれらガス通路75に連通している。さらにこのガ
ス通路75が下段ブロック体70cの吐出孔77に連通
している。また、上段ブロック体70aの中では、第2
のガス導入口72から多数のガス通路74が分岐してい
る。中段ブロック体70bにはガス通路76が形成され
ており、上記ガス通路74がこれらガス通路76に連通
している。さらにこのガス通路76が下段ブロック体7
0cの吐出孔78に連通している。そして、上記第1お
よび第2のガス導入口71,72は、ガス供給機構80
のガスラインに接続されている。
【0035】ガス供給機構80は、クリーニングガスで
あるClFを供給するClF供給源81、Ti含有
ガスであるTiClを供給するTiCl供給源8
2、Arを供給するAr供給源83、Hを供給するH
供給源84を有している。そして、ClF供給源8
1にはガスライン85が、TiCl供給源82にはガ
スライン86が、Ar供給源83にはガスライン87
が、H供給源84にはガスライン88がそれぞれ接続
されている。そして、各ガスラインにはマスフローコン
トローラ90およびマスフローコントローラ90を挟ん
で2つのバルブ89が設けられている。前記第1のガス
導入口71にはTiCl供給源82から延びるガスラ
イン86が接続されており、このガスライン86にはC
lF供給源81から延びるガスライン85およびAr
供給源83から延びるガスライン87が接続されてい
る。また、前記第2のガス導入口72にはH供給源8
4から延びるガスライン88が接続されている。したが
って、プロセス時には、TiCl 供給源82からのT
iClがArにキャリアされてガスライン86を介し
てシャワーヘッド70の第1のガス導入口71からシャ
ワーヘッド70内に至り、ガス通路73,75を経て吐
出孔77からチャンバー60内へ吐出される一方、H
供給源84からのHがガスライン88を介してシャワ
ーヘッド70の第2のガス導入口72からシャワーヘッ
ド70内に至り、ガス通路74,76を経て吐出孔78
からチャンバー60内へ吐出される。すなわち、シャワ
ーヘッド70は、TiClとHとが全く独立してチ
ャンバー60内に供給されるマトリックスタイプとなっ
ており、これらは吐出後に混合され反応が生じる。
【0036】シャワーヘッド70には、整合器92を介
して高周波電源93が接続されており、この高周波電源
93からシャワーヘッド70に高周波電力が供給される
ことにより、シャワーヘッド70を介してチャンバー6
1内に供給されたガスがプラズマ化され、これにより成
膜反応が進行される。
【0037】チャンバー60の底壁60bには、排気管
97が接続されており、この排気管97には排気装置9
8が接続されている。そしてこの排気装置98を作動さ
せることによりチャンバー60内を所定の真空度まで減
圧することが可能となっている。また、チャンバー60
の側壁にはゲートバルブ99が設けられており、このゲ
ートバルブ99を開にした状態でウエハWが隣接する搬
送室1との間で搬送されるようになっている。
【0038】このような成膜装置によりCoSi膜上
にTi薄膜を成膜するには、予め、ヒーター65により
チャンバー60内を加熱しながら排気装置98によりチ
ャンバー60内を排気しつつArガスおよびHガスを
所定の流量比でチャンバー60内に導入し、高周波電源
93からシャワーヘッド70に高周波電力を供給してチ
ャンバー60内にプラズマを生成させ、さらに所定流量
のTiClガスを供給してチャンバー60内のプリコ
ート処理を行っておく。
【0039】そして、ヒーター65によりウエハWを加
熱しながら排気装置98によりチャンバー60内を排気
してチャンバー60内を13〜6700Pa、好ましく
は13〜1350Paに維持した状態で、ゲートバルブ
99を開け、搬送室1内の搬送装置10によりウエハW
を搬送室1内からチャンバー60へ装入する。
【0040】Hを0.5〜5.0L/min、好まし
くは0.5〜3.0L/min、Arを0.1〜1.0
L/min、好ましくは0.3〜1.0L/minの流
量でチャンバー60内に導入してプリフローを行いなが
ら、高周波電源93からシャワーヘッド70に300k
Hz〜60MHz、好ましくは400kHz〜13.5
6MHzの周波数で、200〜1000W、好ましくは
200〜500Wのプラズマ生成用の高周波電力を供給
する。次いで、これらの流量を維持したままTiCl
を0.001〜0.05L/min、好ましくは0.0
01〜0.02L/minの流量でチャンバー60内に
導入し、ヒーター65によるウエハWの加熱温度を50
0〜700℃程度、好ましくは600℃程度にして高周
波電力によりプラズマ化したガスによりTi膜を成膜す
る。成膜終了後、ゲートバルブ99が開かれ、ウエハW
が搬送装置10により搬送室1に取り出される。このよ
うにして所定枚数の成膜後、チャンバー60内は、Cl
供給源81からのClFによりクリーニングされ
る。
【0041】なお、本実施形態ではTi膜成膜後、Ti
N成膜装置7によりTi膜の上にTiN膜が成膜される
が、TiN成膜装置7は成膜ガスとしてHの代わりに
とNHを使用する他は、Ti成膜装置6と同様に
構成されており、TiClとNおよびNHを用い
て熱CVDによりTiN膜が成膜される。
【0042】本実施形態の成膜システム100において
は、搬送室1内が真空状態に保たれているため、CoS
膜上の自然酸化膜を除去した後、ウエハWを大気暴
露することなく、上記Ti成膜装置6によってTi膜を
成膜することができる。したがって、Ti膜成膜前にC
oSi膜上に再度自然酸化膜が形成されることがな
く、Ti成膜装置6によって成膜されたTi膜の特性を
良好なものとすることができる。
【0043】このことを実験結果に基づいて説明する。
シリコンウエハ上に形成したCoSi膜の表面を希フ
ッ酸で洗浄して自然酸化膜を除去した後に上述のTi成
膜装置6と同様の装置によりCVD−Ti膜を成膜した
サンプル(以下、サンプルAとする)と、本実施形態の
成膜システム100を用いて、CoSi膜上の自然酸
化膜除去した後にウエハを大気暴露することなくCVD
−Ti膜を成膜したサンプル(以下、サンプルBとす
る)について、断面を透過型電子顕微鏡(TEM)で観
察するとともに、制限視野電子線回折像を撮影した。図
6はサンプルAのTi/CoSi界面付近の断面を示
すTEM写真およびその制限視野電子線回折を示す写真
であり、図7はサンプルBのTi/CoSi界面付近
の断面を示すTEM写真およびその制限視野電子線回折
を示す写真である。これら図において(a)がTEM写
真、(b)がTi膜のTi/CoSi界面から離隔し
た位置の制限視野電子線回折像、(c)がCVD−Ti
膜のTi/CoSi界面近傍領域の制限視野電子線回
折像を示す。
【0044】希フッ酸によりクリーニング処理したサン
プルAは、図6の(a)に示すように、CoSi膜の
表面がエッチングされている状態が観察されたが、サン
プルBでは、図7の(a)に示すように、そのような状
態は見られなかった。また、図6の(a)からは、CV
D−Ti膜の界面近傍領域は約5nm程度にわたってア
モルファスに近いとみられる状態が観察され、その部分
は図6の(c)に示すように制限視野電子線回折像から
も、明確なスポットが観察されずアモルファスに近い状
態であることが確認された。その部分より上には20n
mほどの大きな結晶粒が成長しており、これがCVD−
Ti膜の表面モホロジーを悪化させていることが確認さ
れた。一方、サンプルBでは、図7の(a)に示すよう
にTi/CoSi界面付近より3〜4nm程度の微結
晶が均一に生成していることが観察され、その部分は図
7の(c)に示すように制限視野電子線回折像結晶格子
像でも明確なスポットが観察され、結晶であることが確
認された。このように、サンプルBではCVD−Ti膜
の結晶がCoSi膜の結晶と良好な格子整合性を保っ
ていると推測される。なお、図6の(b)および図7の
(b)に示すように、サンプルAおよびBともに、Ti
膜のTi/CoSi界面から離隔した位置では制限視
野電子線回折像結晶格子像で明確なスポットが観察さ
れ、結晶であることが確認された。
【0045】次に、これらサンプルのTi/CoSi
界面付近について二次イオン質量分析(SIMS)によ
って各元素の深さ方向の分析を行った。図8、図9、図
10にそれぞれその部分のSIMSによるO、Si、C
oの深さ方向プロファイルを示す。図8から、Ti膜中
に含まれる酸素原子の量は希フッ酸によりクリーニング
処理したサンプルAに比べてサンプルBが一桁低いこと
がわかる。また、図9、図10に示すように、サンプル
BではTi膜のTi/CoSi界面近傍部分でCoお
よびSiが一定量拡散しているが、サンプルAではTi
膜に入ってからこれらが急激に低下していることが確認
される。
【0046】以上のことから、サンプルAではTi成膜
前にCoSi膜にアモルファスである自然酸化膜が残
存しているために、Ti膜(特に表面部分)に酸素量が
多く、またTi/CoSi界面近傍においてTi膜が
アモルファスに近い形態になっており、このようなTi
/CoSi界面の自然酸化膜層によりCoおよびSi
のTi膜への拡散が阻害されて低抵抗化に必要なTi−
Co−Si相およびTi−Si相が形成されにくくなっ
ていることを理解することができる。これに対し、本実
施形態の成膜システムにより、プラズマによる自然酸化
膜除去処理を行った後、大気暴露をともなわずにTi膜
を成膜したサンプルBでは、CoSi膜の再酸化量が
少ないからTi膜中の酸素量が少なく、Ti膜のTi/
CoSi 界面近傍の結晶性が良好であり、その部分に
低抵抗化に必要なTi−Co−Si相領域およびTi−
Si相領域が形成され、コンタクト抵抗の一層の低減が
可能であることがわかる。
【0047】なお、このような現象はシリコン上では生
じない。すなわち、シリコンはウエットクリーニングに
より自然酸化膜を除去した後の大気暴露により再酸化が
生じてもTi−Si反応時の酸素還元作用があることか
らSiのTi膜への拡散は阻害されずに良好なTi−S
i拡散層が形成されるが、CoSi膜は上述の還元作
用が生じにくいため拡散し難く、CoSi上の自然酸
化膜による拡散阻害をうけやすい。したがって、従来の
ようにウエットクリーニングにより自然酸化膜を除去し
た後の大気暴露により再酸化が生じると、Co,Siの
拡散が阻害されやすく、良好な拡散層が生成されずにコ
ンタクト抵抗が高くなる。
【0048】以上のように、本実施形態によれば、N
ガス、HガスおよびNFガスを用いてマイクロ波リ
モートプラズマにより、CoSi膜にダメージを与え
ることなくその上の自然酸化膜を効率的にかつほぼ完全
に除去することができ、ウエットクリーニングのような
CoSi膜エッチングが生じない。しかも、自然酸化
膜除去後にウエハを大気暴露することなくCVD−Ti
膜を成膜するので、CoSi膜の再酸化を防止するこ
とができ、CoSi上の自然酸化膜によるTi膜への
Co,Si拡散阻害が生じないためTi−Co−Si相
互拡散層を良好に形成することができ、コンタクト抵抗
を低下させることができる。
【0049】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ことなく種々変形可能である。例えば、上記実施形態で
はCoSi膜上にTi膜を形成する場合について示し
たが、Ti膜に限らず他の金属膜であってもよい。ま
た、CoSi膜上の自然酸化膜をNガス、Hガス
およびNFガスを用いたマイクロ波リモートプラズマ
方式で除去したが、ガスおよび方式はこれに限るもので
はなく、例えば、Arガスのような希ガスおよびH
スを用いた誘導結合プラズマ方式で自然酸化膜を除去し
てもよい。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
CoSi膜が形成された基板のCoSi膜上の自然
酸化膜を、励起されたガスにより除去し、次いで、前記
基板を大気暴露することなくCoSi膜上にTi膜に
代表される金属膜を形成するので、ウエットクリーニン
グの場合のような洗浄液によるCoSi膜のエッチン
グの問題が生じず、また、大気暴露しないことによりC
oSi膜の再酸化を防止することができ、酸素による
拡散阻害が生じず金属膜に十分なシリサイドを形成する
ことができ、コンタクト抵抗が低い等の良好な特性の金
属膜を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る成膜システムを示す
概略構成図。
【図2】本発明の一実施形態に係る成膜システムを用い
た成膜が適用される部分および成膜工程を説明するため
の断面図。
【図3】CoSi膜表面に自然酸化膜が形成された状
態を示す断面図。
【図4】本発明の一実施形態に係る成膜システムに搭載
された自然酸化膜除去装置を示す断面図。
【図5】本発明の一実施形態に係る成膜システムに搭載
されたTi成膜装置を示す断面図。
【図6】CoSi膜の表面を希フッ酸で洗浄して自然
酸化膜を除去した後にTi膜を成膜したサンプルAの透
過型電子顕微鏡写真、ならびにTi膜のTi/CoSi
界面から離隔した位置およびTi/CoSi界面近
傍領域の制限視野電子線回折像を示す写真。
【図7】本発明の一実施形態に係る成膜システムを用い
てCoSi膜上の自然酸化膜除去およびTi膜成膜を
行ったサンプルBの透過型電子顕微鏡写真、ならびにT
i膜のTi/CoSi界面から離隔した位置およびT
i/CoSi界面近傍領域の制限視野電子線回折像を
示す写真。
【図8】サンプルAおよびサンプルBのTi/CoSi
界面付近の二次イオン質量分析によるOの深さ方向プ
ロファイルを示す図。
【図9】サンプルAおよびサンプルBのTi/CoSi
界面付近の二次イオン質量分析によるSiの深さ方向
プロファイルを示す図。
【図10】サンプルAおよびサンプルBのTi/CoS
界面付近の二次イオン質量分析によるCoの深さ方
向プロファイルを示す図。
【符号の説明】
1;搬送室 5;アニールチャンバー 6;Ti成膜装置 8;自然酸化膜除去装置 30;チャンバー 32;サセプタ 41;N供給源 42;H供給源 43;NF供給源 51;プラズマ生成室 52;マイクロ波発生電源 53;導波管 100;成膜システム W;シリコンウエハ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/768 H01L 21/302 N Fターム(参考) 4K030 AA03 AA13 AA16 AA17 BA01 BA18 CA04 DA03 LA15 4M104 AA01 BB14 BB20 CC01 DD22 DD23 DD43 DD78 DD84 FF18 FF22 HH15 HH20 5F004 AA14 BD04 DA17 DB13 EA38 EB02 FA07 5F033 HH08 HH11 HH18 HH19 HH33 JJ01 JJ08 JJ11 JJ18 JJ19 JJ33 KK25 MM08 MM13 NN06 NN07 PP06 QQ00 QQ09 QQ12 QQ70 QQ73 QQ94 QQ98 XX00 XX09 XX18 XX20

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CoSi膜が形成された基板のCoS
    膜上の自然酸化膜を、励起されたガスにより除去す
    る第1工程と、 次いで、前記基板を大気暴露することなく前記CoSi
    膜上に金属膜を形成する第2工程とを具備することを
    特徴とする成膜方法。
  2. 【請求項2】 CoSi膜が形成された基板のCoS
    膜上の自然酸化膜を、励起されたガスにより除去す
    る第1工程と、 次いで、前記基板を大気暴露することなくCVDにより
    前記CoSi膜上にTi膜を形成する第2工程とを具
    備することを特徴とする成膜方法。
  3. 【請求項3】 前記第1工程は、導波管を介してプラズ
    マ生成部に導入されたマイクロ波によりHを含むガスお
    よび/またはNを含むガスのプラズマを形成し、そのプ
    ラズマを処理容器内に導入するとともに、前記処理容器
    内に少なくともNFガスを導入して前記プラズマによ
    りNFガスをプラズマ化し、H、NおよびNFを含
    むプラズマを前記CoSi膜上の自然酸化膜に作用さ
    せることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
    成膜方法。
  4. 【請求項4】 励起されたガスを前記CoSi膜上の
    自然酸化膜に作用させた後に、前記基板を熱処理するこ
    とを特徴とする請求項3に記載の成膜方法。
  5. 【請求項5】 前記第2工程は、処理容器内にTiCl
    ガスおよび還元ガスを導入して行われることを特徴と
    する請求項2に記載の成膜方法。
  6. 【請求項6】 CoSi膜が形成された基板のCoS
    膜上の自然酸化膜を、励起されたガスにより除去す
    る自然酸化膜除去部と、 前記CoSi膜上に金属膜を形成する成膜部と、 前記自然酸化膜除去部と前記成膜部とが接続され、これ
    らの間で大気暴露することなく前記基板を搬送する搬送
    室とを具備することを特徴とする成膜装置。
  7. 【請求項7】 CoSi膜が形成された基板のCoS
    膜上の自然酸化膜を、励起されたガスにより除去す
    る自然酸化膜除去部と、 前記CoSi膜上にCVDによりTi膜を形成する成
    膜部と、 前記自然酸化膜除去部と前記成膜部とが接続され、これ
    らの間で大気暴露することなく前記基板を搬送する搬送
    室とを具備することを特徴とする成膜装置。
  8. 【請求項8】 前記自然酸化膜除去部は、前記基板が収
    容される処理容器と、マイクロ波発生手段と、マイクロ
    波を導く導波管と、導波管によって導かれたマイクロ波
    およびHを含むガスおよび/またはNを含むガスが供給
    され、そのガスのプラズマを形成し、そのプラズマを前
    記処理容器に導くプラズマ形成部と、前記処理容器に少
    なくともNFガスを供給するガス供給手段とを有し、
    前記処理容器内に供給されたNFガスを前記処理容器
    内に導入された前記プラズマによりプラズマ化し、H、
    NおよびNFを含むプラズマを前記CoSi膜上の
    自然酸化膜に作用させることを特徴とする請求項6また
    は請求項7に記載の成膜装置。
  9. 【請求項9】 前記自然酸化膜除去部は、励起されたガ
    スを前記CoSi膜上の自然酸化膜に作用させた後
    に、前記基板を熱処理する熱処理手段を有することを特
    徴とする請求項8に記載の成膜装置。
  10. 【請求項10】前記成膜部は、前記自然酸化膜除去後の
    前記基板が収容される処理容器と、前記処理容器内にT
    iClガスおよび還元ガスを供給するガス供給手段と
    を有することを特徴とする請求項7に記載の成膜装置。
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