JP2009132918A - ポリマーの製造法 - Google Patents

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Abstract

【課題】超可塑剤の製造における硫黄の臭気および腐食性を除去するための、ポリカルボキシポリマーの修飾方法を提供する。
【解決手段】エンドキャップされたポリオールまたはアミンの存在下、リン含有化合物の存在下で反応させることにより酸含有ポリマーを調製する。
【選択図】図1

Description

本発明は、洗剤組成物中ビルダーとして、例えば、液体洗浄配合物、工業用水処理剤、コーティング組成物、インク、および水性ミネラル分散剤中の顔料分散剤、皮革のなめし剤、コーティング組成物の会合性増粘剤およびレオロジー改良剤、特に湿潤石膏および/またはセメント質材料の可塑剤として有用なポリマーの製造法に関する。
米国特許第6,846,882号および第6,387,176号は、超可塑剤(super plasticizer)の製造法を開示し、これらの方法では、エンドキャップされたポリオールまたはアミンと、硫黄ベースの連鎖移動剤を用いて調製されたポリカルボキシポリマーを反応させている。かかるポリカルボキシポリマーに関する問題は、製造中および製造後にこれらが強力な臭気を放つことである。特に、これらが使用されるさらなるエステル化およびアミド化反応においてである。硫黄残留物は製造装置に対して腐食性でもある。
米国特許第6,846,882号明細書 米国特許第6,387,176号明細書
従って、エステル化およびまたはアミド化を加速し、さらに、超可塑剤の製造における硫黄の臭気および腐食性を除去するための、かかるポリカルボキシポリマーの使用に対する製造代替案が望ましい。
本発明は、特に超可塑剤として有用なエステル化またはアミド化ポリカルボキシポリマーを製造する方法であって、酸基を含有する(コ)ポリマー(a)を(b)と反応させることにより修飾することを含む方法であり、
ここで、酸基を含有し、1000から200000の重量平均分子量を有する、少なくとも5重量%の(共)重合したモノエチレン性不飽和モノマーを含む1以上の(コ)ポリマーから、(a)は選択され、
(b)は、式I、II、IIIまたはIV:
Figure 2009132918
(式中、Rは、C−C50アルキルから選択され;RおよびRは独立して、H、メチルまたはエチルから選択され;Rは独立して、C−C50アルキル、ヒドロキシエチル、アセトキシエチル、ヒドロキシ−イソプロピル、またはアセトキシ−イソプロピルから選択され;
nは1〜230の整数である)
で表される1以上の化合物から選択され、
(a)および(b)の反応は最高250℃までで行われ、(1)成分(a)として使用される1以上の(コ)ポリマーが、他のモノエチレン性不飽和モノマーの存在下または非存在下において、および重合に用いられるモノマー基準で、少なくとも2重量%の次亜リン酸塩含有連鎖移動剤の存在下において、水溶液中、モノエチレン性不飽和酸のフリーラジカル重合により得られるか;または(2)(a)および(b)の反応混合物が次亜リン酸またはその塩をさらに含む。
この方法は、硫黄ベースの方法と比較して反応速度論的に有利であり、硫黄の臭気が実質的にない生成物を製造できる。
好ましくは、リン含有連鎖移動剤は、次亜リン酸または1以上のその塩、例えば、次亜リン酸アンモニウムおよび次亜リン酸ナトリウムまたはこれらの混合物である。
好ましくは、リン含有連鎖移動剤は、(a)の重合において使用されるモノマー基準で、4〜20重量%の量で使用される。
好ましくは、(コ)ポリマー(a)は、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、イタコン酸、スチレンスルホン酸、2−ホスホエチルメタクリレート、無水マレイン酸、ビニルスルホン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、メタリルスルホン酸またはかかるモノマーのアルカリ金属塩もしくはアンモニウム塩の1以上のホモポリマーもしくはコポリマーから選択される。
好ましくは、(a)および(b)の反応は、(a)および(b)が反応した後、水を添加し、反応終了後、水を添加した後の反応生成物が、測定可能な量の(a)から残存する未反応の酸基を有するような割合で(a)および(b)が反応するように行われる。未反応酸基は、後述のFTIRにより測定することができる。
好ましくは、(コ)ポリマー(a)は、アクリル酸のホモポリマー、メタクリル酸のホモポリマー、アクリル酸とメタクリル酸とのコポリマー、メタクリル酸とビニルスルホン酸とのコポリマー、アクリル酸とマレイン酸とのコポリマー、アクリル酸、メタクリル酸およびマレイン酸とのコポリマー、アクリル酸とモノエチレン性不飽和カルボン酸のエステルとのコポリマー、メタクリル酸とモノエチレン性不飽和カルボン酸のエステルとのコポリマーの2以上のモノマーのフリーラジカル重合により調製されるコポリマー、および/またはこれらの特定されたコポリマーのアルカリ金属塩もしくはアンモニウム塩から選択される。最も好ましくは、(a)は、アクリル酸もしくはメタクリル酸のホモポリマーまたはメタクリル酸およびアクリル酸のコポリマーまたはアクリル酸およびマレイン酸のコポリマーまたはこれらの部分塩から選択される。
好ましくは、(コ)ポリマー(a)の重量平均分子量は2000から20000である。
好ましくは、(b)は、エチレンオキシドおよびプロピレンオキシドを含むメチルポリエチレングリコールもしくはメチルポリアルキレングリコール(それぞれの場合において、200から10000の数平均分子量を有する)、またはN,N−ジアルキルアルカノールアミンから選択される。
160℃で60分間硬化させた後のカルボニル領域中の3サンプルのスペクトルである。
本発明は、(a)および(b)の反応プロセスを行った後、前記プロセスから得られた修飾ポリマーを、液体洗浄配合物、工業用水処理剤、コーティング組成物、インク、および水性鉱物分散液の顔料分散剤、皮革のなめし剤、コーティング組成物の会合性増粘剤およびレオロジー改良剤、特に、石膏含有またはセメント質スラリー中に組み入れることも含む。
「(コ)ポリマー」とは、2以上のモノマーのフリーラジカル重合により調製されるホモポリマーまたはコポリマーを意味する。
付加ポリマー(a)は、例えば、米国特許第5,077,361号、第5,294,686号および第5,294,687号(参照により本明細書に組み込まれる)に開示されているように、リン含有連鎖移動剤、例えば、次亜リン酸およびその塩(例えば、次亜リン酸ナトリウムまたはアンモニウム)の存在下で形成される。次亜リン酸を重合において使用する目的は2つある。1つは、後に、式I、II、IIIまたはIVの化合物を用いたエステル化およびまたはアミド化を加速する働きをすることができるポリマー分子中のホスフィネート(ホスフィン酸塩)およびホスホネート(ホスホン酸塩)官能基を提供することである。第二の寄与は、その連鎖移動活性から生じ、分子量を制御する手段である。
(b)の化合物の例は、アルキルポリアルキレングリコールであり、これに限定されないが、分子量350のメチルポリエチレングリコール、分子量500のメチルポリエチレングリコール;分子量750のメチルポリエチレングリコール;分子量1000のメチルポリエチレングリコール;分子量1500のメチルポリエチレングリコール;分子量2000のメチルポリエチレングリコール;分子量5000のメチルポリエチレングリコール;分子量10000のブチルポリエチレングリコール;分子量1000のイソデシルポリエチレングリコールが挙げられる。
アルキルポリアルキレングリコールは、プロピレンオキシドまたはブチレンオキシドを、単独またはエチレンオキシドとの組み合わせで含むこともできる。この組み合わせは、ブロックごとまたはランダムであり得る。
まずエチレンオキシドを1モルのメタノールに付加し、次にプロピレンオキシドをエチレンオキシド付加物に付加することにより得られる、かかるブロックポリマー(b)の例は:5モルのエチレンオキシドおよび1モルのプロピレンオキシドから得られるメチルポリアルキレングリコール;5モルのエチレンオキシドおよび3モルのプロピレンオキシドから得られるメチルポリアルキレングリコール;5モルのエチレンオキシドおよび10モルのプロピレンオキシドから得られるメチルポリアルキレングリコール;10モルのエチレンオキシドおよび1モルのプロピレンオキシドから得られるメチルポリアルキレングリコール;10モルのエチレンオキシドおよび3モルのプロピレンオキシドから得られるメチルポリアルキレングリコール;10モルのエチレンオキシドおよび10モルのプロピレンオキシドから得られるメチルポリアルキレングリコール;20モルのエチレンオキシドおよび1モルのプロピレンオキシドから得られるメチルポリアルキレングリコール;20モルのエチレンオキシドおよび3モルのプロピレンオキシドから得られるメチルポリアルキレングリコール;20モルのエチレンオキシドおよび10モルのプロピレンオキシドから得られるメチルポリアルキレングリコール;25モルのエチレンオキシドおよび1モルのプロピレンオキシドから得られるメチルポリアルキレングリコール;25モルのエチレンオキシドおよび3モルのプロピレンオキシドから得られるブチルアルコールアルコキシレート;25モルのエチレンオキシドおよび10モルのプロピレンオキシドから得られるラウリルアルコールアルコキシレートである。
例えば、C−Cアルキル基を一端で末端基として有し、200から5000のモル質量を有するポリテトラヒドロフランを使用することも可能である。
前述のアルキルポリアルキレングリコールは、例えば、アンモニアとの高温、超大気圧下、触媒の存在下での反応によりアミノ化して、末端OH基を末端アミノ基に変換することができる。これは、例えば、80〜100重量%の第一アミノ基、0〜20重量%の第二アミノ基および0〜10重量%の第三アミノ基を形成する。
ポリマー(a)との反応に適した成分(b)として使用されるアルキルポリアルキレングリコールアミンは、アルキルポリアルキレングリコールをアクリロニトリルの二重結合に付加し、次にこのニトリル基を水素化して、アミノ基にすることにより調製することもできる。
(b)群の化合物としては、例えば:3エチレンオキシドから得られるメチルポリエチレングリコールアミン、7エチレンオキシドから得られるメチルポリエチレングリコールアミン、10エチレンオキシドから得られるメチルポリエチレングリコールアミン、20エチレンオキシドから得られるメチルポリエチレングリコールアミン、30エチレンオキシドから得られるメチルポリエチレングリコールアミン、50エチレンオキシドから得られるメチルポリエチレングリコールアミン、5エチレンオキシドおよび1プロピレンオキシドから得られるメチルポリエチレングリコールアミン、10エチレンオキシドおよび1プロピレンオキシドから得られるメチルポリエチレングリコールアミン、10エチレンオキシドおよび3プロピレンオキシドから得られるメチルポリエチレングリコールアミン、10エチレンオキシドおよび10プロピレンオキシドから得られるメチルポリエチレングリコールアミン、20エチレンオキシドおよび1プロピレンオキシドから得られるメチルポリエチレングリコールアミン、20エチレンオキシドおよび3プロピレンオキシドから得られるメチルポリエチレングリコールアミン、20エチレンオキシドおよびプロピレンオキシドから得られるメチルポリエチレングリコールアミン、30エチレンオキシドおよび5プロピレンオキシドから得られるメチルポリエチレングリコールアミン、40エチレンオキシドおよび10プロピレンオキシドから得られるメチルポリエチレングリコールアミン、50エチレンオキシドおよび1プロピレンオキシドから得られるメチルポリエチレングリコールアミンが挙げられる。
式IおよびIIのモノエンドキャップポリエチレングリコールならびにアルキルポリアルキレングリコールアミンを、酸基含有修飾ポリマーの調製においてアンモニアまたはアミンとともに使用できる。好適なアミンは、例えば、2000までのモル質量を有するアルキルアミンまたは5000までのモル質量を有するC30ジアルキルアミンである。かかるアミノの具体例は、エチルアミン、ブチルアミン、ヘキシルアミン、オクチルアミン、ステアリルアミン、獣脂アミン(tallow fatty amine)およびパルミチルアミンである。長鎖アミン、例えば、500、1000または2000のモル質量を有するポリイソブテンアミンを用いることも可能である。脂肪族アミンは、不飽和、例えば、オレイルアミンであってもよい。さらなるアミンの例は、2−メトキシエチルアミン、2−メトキシプロピルアミン、3−メトキシプロピルアミン、2−エトキシプロピルアミン、3−エトキシプロピルアミン、2−(2−メトキシエトキシ)プロピルアミン、3−(2−メトキシエトキシ)プロピルアミンである。さらなる可能なアミンはアルコキシル化アルキルアミンまたはアルコキシル化ジアルキルアミン、例えば、1モルのオレイルアミンと20モルのエチレンオキシドとの反応生成物または1モルのステアリルアミンと1モルのエチレンオキシドおよび2モルのプロピレンオキシドとの反応生成物または1モルの獣脂アミンと1モルのブチレンオキシドおよび5モルのエチレンオキシドとの反応生成物である。例えば、一端でエンドキャップされたポリアルキレングリコールと組み合わされたアミノアルコールも修飾に適している。かかるアミノアルコールの例は、エタノールアミン、ジエタノールアミン、N,N−ジエチルエタノールアミンおよびN,N−ジメチルエタノールアミンである。
アンモニアおよびアミンとは別に、成分(a)のポリマーを修飾するために、一端でエンドキャップされたポリアルキレングリコールまたはアルキルポリアルキレングリコールアミンとの混合物中でアルコールを使用することもできる。
好適なアルコールは、例えば、C−C50アルコールである。例としては、メタノール、エタノール、イソプロパノール、n−プロパノール、ブタノール、ヘキサノール、シクロヘキサノール、ドデカノール、トリデカノール、2−エチルヘキシルアルコール、ヘキサデカノール、オクタデカノール、パルミチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコールおよび獣脂アルコールが挙げられる。不飽和アルコール、例えば、オレイルアルコールを使用することもできる。天然アルコール、Zieglerプロセスにより調製されるアルコールまたはオキソアルコールを使用できる。アルコールは直鎖であっても、分岐していてもよい。
アルコールの代わりに、ヒドロキシカルボン酸も前記混合物において使用できる。例としては、グリコール酸、乳酸、クエン酸、イソクエン酸、酒石酸およびリンゴ酸が挙げられる。
成分(a)のポリマーを修飾するために、一端でエンドキャップされたポリアルキレングリコールおよび/またはアルキルポリアルキレングリコールアミンとあわせて使用できるさらなる化合物群は、アミノ酸である。かかる化合物の例は、グリシン、アラニン、アスパラギン酸、グルタミン酸、グルタミン、リジン、アルギニン、4−アミノ酪酸、6−アミノカプロン酸、11−アミノウンデカン酸およびラクタム、例えば、カプロラクタムである。タウリンも適している。
ポリマー(a)と(b)群の化合物、即ち、一端でエンドキャップされたポリアルキレングリコール、アルキルポリアルキレングリコールアミンもしくはその混合物または混合物基準で20重量%までのアンモニア、アミン、アルコール、ヒドロキシカルボン酸もしくはアミノカルボン酸により特定された少なくとも2つの化合物の混合物との反応の例は:15重量%のポリアクリル酸、80重量%のメチルポリエチレングリコールおよび5重量%のメチルポリエチレングリコールアミン、30重量%のポリアクリル酸、65重量%のメチルポリエチレングリコールおよび5重量%のメチルポリエチレングリコールアミン、40重量%のポリアクリル酸、55重量%のメチルポリエチレングリコールおよび5重量%のメチルポリエチレングリコールアミン、10重量%のポリアクリル酸、70重量%のメチルポリエチレングリコールおよび20重量%のメチルポリエチレングリコールアミン、15重量%のポリメタクリル酸、80重量%のメチルポリエチレングリコールおよび5重量%のメチルポリエチレングリコールアミン、15重量%のアクリル酸およびマレイン酸のコポリマー、80重量%のメチルポリエチレングリコールおよび5重量%のメチルポリエチレングリコールアミン、15重量%のアクリル酸およびマレイン酸のコポリマー、80重量%のメチルポリエチレングリコールおよび5重量%のメチルポリエチレングリコールアミン、10重量%のポリアクリル酸および90重量%のメチルポリエチレングリコール、15重量%のメタクリル酸およびマレイン酸のコポリマー、80重量%のメチルポリエチレングリコールおよび5重量%のメチルポリエチレングリコールアミン、20重量%のポリアクリル酸および80重量%のメチルポリエチレングリコール、30重量%のポリアクリル酸および70重量%のメチルポリエチレングリコール、40重量%のポリアクリル酸および60重量%のメチルポリエチレングリコールである。
(b)群の2以上のアルキルポリアルキレングリコールを、(a)群の1以上のポリカルボン酸、例えば:10重量%のポリアクリル酸、45重量%の500のモル質量を有するメチルポリエチレングリコールおよび45重量%の2000のモル質量を有するメチルポリエチレングリコール、20重量%のポリメタクリル酸、30重量%の500のモル質量を有するメチルポリエチレングリコールおよび50重量%の1000のモル質量を有するメチルポリエチレングリコール、30重量%のポリアクリル酸、20重量%の300のモル質量を有するメチルポリエチレングリコールおよび50重量%の4000のモル質量を有するメチルポリエチレングリコール、40重量%のポリアクリル酸、10重量%の500のモル質量を有するメチルポリエチレングリコールおよび50重量%の2000のモル質量を有するメチルポリエチレングリコール、20重量%のポリメタクリル酸、30重量%の1000のモル質量を有するメチルポリエチレングリコールおよび50重量%の5000のモル質量を有するメチルポリエチレングリコール、20重量%のアクリル酸とメタクリル酸のコポリマー(重量比1:1)、30重量%の500のモル質量を有するメチルポリエチレングリコールおよび50重量%の1000のモル質量を有するメチルポリエチレングリコール、20重量%のアクリル酸とメタクリル酸のコポリマー(重量比1:9)、60重量%の500のモル質量を有するメチルポリエチレングリコールおよび20重量%の1000のモル質量を有するメチルポリエチレングリコール、20重量%のアクリル酸とマレイン酸のコポリマー(重量比3:7)、50重量%の500のモル質量を有するメチルポリエチレングコールおよび30重量%の2000のモル質量を有するメチルポリエチレングリコール、10重量%のポリアクリル酸、10重量%のアクリル酸とメタクリル酸のコポリマー(重量比3:7)、50重量%の500のモル質量を有するメチルポリエチレングリコールおよび30重量%の2000のモル質量を有するメチルポリエチレングリコール、10重量%のポリアクリル酸、10重量%のアクリル酸とメタクリル酸のコポリマー(重量比3:7)、50重量%の500のモル質量を有するメチルポリエチレングリコールおよび30重量%の2000のモル質量を有するメチルポリエチレングリコール、20重量%のポリメタクリル酸、10重量%のアクリル酸およびメタクリル酸のコポリマー(重量比7:3)、30重量%の500のモル質量を有するメチルポリエチレングリコールおよび50重量%の2000のモル質量を有するメチルポリエチレングリコール、10重量%のポリアクリル酸および90重量%のメチルポリエチレングリコールアミン、20重量%のポリアクリル酸および80重量%のメチルポリエチレングリコールアミン、30重量%のポリアクリル酸および70重量%のメチルポリエチレングリコールアミン、40重量%のポリアクリル酸および60重量%のメチルポリエチレングリコールアミン、20重量%のポリアクリル酸、74重量%のメチルポリエチレングリコール、5重量%のメチルポリエチレングリコールアミンおよび1重量%のアンモニア、20重量%のポリアクリル酸、75重量%のメチルポリエチレングリコール、5重量%の2−メトキシエチルアミン20重量%のポリアクリル酸、75重量%のメチルポリエチレングリコール、5重量%の2−メトキシプロピルアミン15重量%のポリアクリル酸、80重量%のメチルポリエチレングリコール、5重量%の2−メトキシプロピルアミン15重量%のポリアクリル酸、80重量%のメチルポリエチレングリコール、5重量%の3−メトキシプロピルアミン、20重量%のポリアクリル酸、70重量%のメチルポリエチレングリコール、10重量%の3−(2−メトキシエトキシ)プロピルアミンおよび20重量%のポリアクリル酸、70重量%のメチルポリエチレングリコール、10重量%の2−(2−メトキシエトキシ)プロピルアミン、40重量%のポリアクリル酸、50重量%のメチルポリエチレングリコールおよび10重量%のN,N−ジメチルエタノールアミンとの反応に使用することもできる。
例えば、上記のポリマー(a)および一端でエンドキャップされたポリアルキレングリコールまたはアルキルポリアルキレングリコールアミン(b)のモル質量は、化合物(a)および(b)について前述の範囲内である。
(a)群および(b)群の化合物が反応する重量比は、99:1から1:99であり得る。成分(a)および(b)は好ましくは、50:50から5:95、特に好ましくは30:70から10:90の重量比で反応する。
反応は、例えば、成分(a)の水溶液(所望により、触媒として作用する酸ならびに(a)群のポリカルボキシポリマーの一部または全部の中和剤を含む)と成分(b)の化合物を混合し、水を留去することにより行われる。水は通常、大気圧下で混合物から留去されるが、減圧下で行うこともできる。水および他の揮発性構成物質をより迅速に除去するために、蒸留の間にガス流を反応混合物中に通すことが有利であることが多い。ガス流として、空気、窒素または蒸気を使用することが可能である。しかし、水を減圧下で除去することも可能であり、ガス流を付加的に反応混合物に通すこともできる。反応混合物から水を蒸留するために、エネルギーを混合物に供給しなければならない。この目的に適した装置は、加熱可能な攪拌容器、外部熱交換器を有する攪拌容器、内部熱交換器を有する攪拌容器、薄膜蒸発器、混錬機および押出機である。蒸気ラインを通して、気化した水を反応媒体から取り、熱交換器中で凝縮させる。これはごく少量の有機構成成分を含有し、水処理場を経由して廃棄することができる。
水を反応混合物から除去した後または除去と同時に、成分(a)および(b)の化合物間に縮合反応が起こる。この縮合反応で生成する水を同様に反応媒体から除去する。成分(a)の化合物の修飾は、例えば、100から250℃で行われる。この温度は、反応装置および滞留時間に依存する。例えば、滞留時間がわずか数秒または数分である、連続的に動作する押出機または薄膜蒸発器中で、縮合が行われるならば、150から250℃の範囲の温度を用いることが有利である。攪拌容器または混錬機中のバッチ式操作において、必要な滞留時間は、例えば、1〜15時間であり、縮合は、通常、100〜200℃の温度範囲で行われる。
一つのプロセス型において、酸基を含有するポリマー(a)をまず脱水し、残存する粉末または顆粒物質を少なくとも1つの成分(b)の化合物と縮合させることができる。
縮合後、反応混合物を冷却し、適切ならば、水中に溶解させる。例えば、まだ50〜150℃の温度を有する反応混合物に攪拌しながら水を添加するか、または液体混合物を50〜150℃で水中に攪拌しながら加えることにより、反応混合物の水溶液を調製することができる。20〜95重量%強度、好ましくは30〜50重量%強度の修飾生成物の水溶液が得られるような量の水を用いるのが一般的である。縮合生成物の溶解と同時に、または溶解後に、残存する酸基の中和を所望により行うことができる。中和剤として、固体または10〜50%強度の水溶液もしくは水中スラリーの形態のアルカリ金属またはアルカリ土類金属酸化物または水酸化物が有用である。好適な塩基の例は、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、酸化カルシウム、水酸化カルシウム、酸化マグネシウム、水酸化マグネシウム、酸化アルミニウムおよび水酸化アルミニウムである。中和の程度に応じて、修飾ポリカルボン酸の水溶液は1から7の範囲のpHを有し得る。
反応混合物は縮合後に希釈されないままにしていてよい。60℃より低く冷却すると、結晶化して、ワックス状物質になり、これは容易に再度溶融し得る。この結果、様々な輸送が可能になる。例えば、反応混合物をドラム中に充填し、これから縮合生成物を再度溶融させることができる。これを60℃以上、好ましくは80〜120℃での溶融状態で輸送し、貯蔵することもできる。加熱可能な、熱的に絶縁されたタンカーがこの目的に適している。溶融物を加熱貯蔵容器中、80〜120℃で貯蔵することができる。しかし、60〜90%強度の水溶液を調製し、これを処理することもできる。かかる溶液の粘度は、例えば、1000〜100000mPaである。1〜40重量%の水を溶融物に添加することにより、軟化温度を低下させることができる。従って、水を含まない縮合生成物は、例えば、50℃で、5%水を含む場合は45℃で、10%水を含む場合はわずか30℃で溶融する。20〜40重量%の水を添加することにより、溶液を20〜40℃で容易に取り扱うことが可能になる。水のこの可塑作用は、溶融物を取り扱うのに有利である。その理由は、貯蔵温度を低下させることができ、溶融粘度も減少するからである。
水を含まない溶融物を不活性粉末と混合して、自由流動性粒状物質を得ることができる。使用できる不活性粉末は、例えば、珪藻土、シリカゲル、アモルファスケイ酸および/またはアモルファス二酸化ケイ素である。
このようにして得ることができる、酸基を含有する修飾ポリマーの水性ポリマー溶液を、例えば、セメントの分散剤として使用できる。
好ましくは、(a)および(b)の反応を、強酸、好ましくは、鉱酸(例えば、リン酸、亜リン酸、硝酸、最も好ましくは硫酸)の存在下で行う。あるいは、スルホン化有機酸、例えば、p−トルエンスルホン酸または潜在性の酸、例えば、硫酸アンモニウム、硫酸二水素アンモニウム、リン酸二水素アンモニウム、リン酸水素二アンモニウムまたはp−トルエンスルホン酸アンモニウムを使用できる。好ましくは、(a)および(b)の反応を消泡剤の存在下で行う。
次の実施例は本発明を実施するための具体的方法を説明する。
実験手順
材料:
ポリ(エチレングリコール)モノメチルエーテル:(Mw350、PEG350Me)、Acros Organics
2−ジメチルアミノエタノール:(DMAE):Aldrich
硫酸(98%):HSO、Fischer Scientific
次亜リン酸ナトリウム(45%):NaHP45%、Rhodia
16.0gの攪拌SOKALAN PA25CL、「p−AAI」(BASF Corporationから入手可能であり、50.4%固形分およびpH3.6であると測定される)、5.2グラムの水、続いて0.4gの98%硫酸(Fisher Scientific)および10.0gのポリエチレングリコール350モノメチルエーテル(Acros Organics)および1.4gの2−ジメチルアミノエタノール(Aldrich)を混合することにより、サンプル1を調製した。溶液をよく混合し、その後、さらなるFT−IR分析のためにそのまま使用した。
p−AA(1)をAcumer(商標)4161、p−AA(II)、ホスフィノポリカルボン酸(PCA)(Rohm and Haas Companyにより販売)と置き換えた以外は、サンプル1と同様にして、サンプル2を調製した。
サンプル1と同様にして、サンプル3を調製した。
Figure 2009132918
コポリマーのエステル化:
表2に記載するような、アクリル酸および2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸のコポリマー(AMPS(登録商標)、Lubrizol 2404、Lubrizol Corporation)、重亜硫酸塩連鎖移動剤重合および次亜リン酸ナトリウム連鎖移動剤重合により調製したナトリウム塩(Lubrizol 2405、Lubrizol Corporation)、Acumer(商標)2000(Rohm and Haas Company)およびBelclene(商標)400(BWA Water Additives)をそれぞれ、同様にして得、配合し、同様の方法によりエステル化した。
Figure 2009132918
FTIRを用いることにより、サンプル1〜3のエステル化速度を調べた(図1)。
FTIR実験法:4cm−1解像度、16スキャン、Happ−Genzelアポディゼーション、ゼロフィリングを備えた、Thermo Nicolet(商標)6700FTIR分光計を用いた透過により、FTIRスペクトルを測定した。各溶液(1、2、3)の薄膜をAgClプレート上にキャストし、約5μmのフィルム厚まで乾燥させた。室温で窒素を用いて短時間乾燥した後、スペクトルを測定し、次いで、160℃のオーブン中に60分間入れた。
FTIRスペクトル解釈:図1は160℃で60分間硬化させた後のカルボニル領域中の3つのサンプルのスペクトルを示す。NaHPを含有しないサンプル1は、1765および1801cm−1でより大きなピーク(6員環を有する環状無水物に帰属される)を示し、1707cm−1にも大きなピーク(水素結合したカルボニル基を有するカルボン酸に帰属される)を示した。これらのスペクトル特性は全て、酸のエステルへの変換率が低いことを示す。エステルへの変換率が増大するにつれ、カルボン酸の量は減少する。ポリマー鎖上に2つの隣接するカルボン酸基が存在する可能性は、従って減少し、これにより、形成される環状無水物の量が減少する。図1中のスペクトルデータは、160℃で1時間後のものを示す。サンプル2および3は、サンプル1と比較して、より高いエステルへの変換率を示す。
FTIRは、1707cm−1でのカルボン酸ピークならびに1763および1801cm−1での無水物ピークに基づくエステル化の程度に対し敏感である。反応は、1734cm−1での主なカルボニルピークに対するこれらの波数での強度が所望のレベル(生成物のアプリケーション性能基準)に到達した際に製造プロセスを停止させることによる所望の程度の部分的完了まで、一貫して実施できる。未反応カルボン酸の量の相対的指標は、計算された強度の比に基づいて吸光度スペクトルから計算される:
指数=(1707cm−1での吸光度)/(1734cm−1での吸光度)。

Claims (9)

  1. 酸基を含有する(コ)ポリマー(a)を修飾する方法であって、
    (a)と(b)を反応させることを含み、
    酸基を含有し、1000から200000の重量平均分子量を有する、少なくとも5重量%の(共)重合したモノエチレン性不飽和モノマーを含む1以上の(コ)ポリマーから、(a)は選択され、
    (b)は、式I、II、IIIまたはIV
    Figure 2009132918
    (式中、Rは、C−C50アルキルから選択され;RおよびRは独立して、H、メチルまたはエチルから選択され;Rは独立して、C−C50アルキル、ヒドロキシエチル、アセトキシエチル、ヒドロキシ−イソプロピル、またはアセトキシ−イソプロピルから選択され;
    nは1〜230の整数である)
    で表される1以上の化合物から選択され、
    (a)および(b)の反応は250℃までで行われ、(1)成分(a)として使用される1以上の(コ)ポリマーが、他のモノエチレン性不飽和モノマーの存在下または非存在下において、および重合に用いられるモノマー基準で、少なくとも2重量%の次亜リン酸塩含有連鎖移動剤の存在下において、水溶液中、モノエチレン性不飽和酸のフリーラジカル重合により得られるか;または(2)(a)および(b)の反応混合物が次亜リン酸または1以上のその塩をさらに含む、方法。
  2. 前記リン含有連鎖移動剤が、次亜リン酸もしくは1以上のその塩、またはその混合物である請求項1記載の方法。
  3. 前記リン含有連鎖移動剤が、(a)の重合において用いられるモノマー基準で、4から20重量%の量で使用される、請求項1記載の方法。
  4. (a)が、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、イタコン酸、スチレンスルホン酸、2−ホスホエチルメタクリレート、無水マレイン酸、ビニルスルホン酸、2−アクリルアミド−2−メチル−プロパンスルホン酸、メタリルスルホン酸またはこれらのモノマーのアルカリ金属塩もしくはアンモニウム塩の1以上のホモポリマーもしくはコポリマーから選択される請求項1記載の方法。
  5. (a)および(b)を反応させた後、水を添加し、反応終了後、水を添加した後の反応生成物が、測定可能な量の(a)から残存する未反応酸基を有する比で、(a)および(b)が反応している、請求項1記載の方法。
  6. (a)が、アクリル酸のホモポリマー、メタクリル酸のホモポリマー、アクリル酸とメタクリル酸とのコポリマー、メタクリル酸とビニルスルホン酸とのコポリマー、アクリル酸とマレイン酸とのコポリマー、メタクリル酸とマレイン酸とのコポリマー、アクリル酸とモノエチレン性不飽和カルボン酸のエステルとのコポリマー、メタクリル酸とモノエチレン性不飽和カルボン酸のエステルとのコポリマーおよび/またはこれらの特定されたコポリマーのアルカリ金属塩もしくはアンモニウム塩から選択される、請求項1記載の方法。
  7. (a)の前記重量平均分子量が2000から20000である、請求項1記載の方法。
  8. 使用される(a)が、アクリル酸もしくはメタクリル酸のホモポリマーまたはメタクリル酸およびアクリル酸のコポリマーならびにアクリル酸およびマレイン酸のコポリマーまたはこれらの部分塩を含む、請求項1記載の方法。
  9. (b)が、エチレンオキシドおよびプロピレンオキシドを含むメチルポリエチレングリコールもしくはメチルポリアルキレングリコール(それぞれの場合において、200から10000の数平均分子量を有する)、またはN,N−ジアルキルアルカノールアミンから選択される、請求項1記載の方法。
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