JP2009131740A - 振動体、入力装置および電子機器 - Google Patents

振動体、入力装置および電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】アクチュエータの構造を工夫することで、アクチュエータの機能とスピーカ等の機能とを両立させると共に設計の簡易化を図る。
【解決手段】圧電スピーカ72に振動発生信号が入力されると、圧電スピーカ72を弾性を有して支持する振動部材70(70A,70B)に、触覚提示用の振動発生信号が伝達される。振動部材70は、この伝達された振動発生信号により触覚提示用の振動を発生ささる。一方、圧電スピーカ72は、音声信号が入力されると、この音声信号に基づいて音声を発生する。また、アクチュエータ機能付きスピーカ100は、圧電スピーカ72が振動部材70によって支持された構造となっており、触覚提示用の振動を発生させる振動部材70と音声を発生させる圧電スピーカ72とがそれぞれ独立して単体で機能するように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、入力項目選択用の表示画面の中からアイコンを選択して情報を入力する際に触覚を提示する振動体、入力装置および電子機器に関する。詳しくは、第2の振動部材を第1の振動部材によって弾性的に支持させ、触覚提示用の振動を発生させる第1の振動部材と、触覚提示用以外の振動または音声を発生させる第2の振動部材とをそれぞれ独立して単体で機能するように構成することで、第1および第2の振動部材のそれぞれの特性を両立させた設計の簡易化を図ったものである。
近年、ユーザは、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistants)等の携帯端末装置に様々なコンテンツを取り込み、それを利用するようになってきた。これらの携帯端末装置には、キーボードや、回転型の操作子(ジョグダイヤル)等の入力手段、表示部を合わせたタッチパネルなどの入力装置が設けられている(特許文献1参照)。
また、タッチパネル等の入力装置を用いる場合に、表示画面に表示されたアイコンなどをクリックなどの操作をして指先に振動を伝えることで、ユーザに確実な操作感を与えるようにした触覚提示機能を有する入力装置も開発されている。
例えば、2軸ヒンジタイプや、ストレートタイプ、スライドタイプの携帯電話機においては、ボイスコイル方式のマグネットスピーカにより構成されるレシーバ(受話器)に、振動を発生させるアクチュエータを付加したものが提案されている。レシーバは、ボイスコイル方式のマグネットスピーカの原理で振動体を振動させて、音声通話時の相手側の音声を使用者に伝えたり、使用者の機器の操作に応じて、比較的音量の小さな効果音を出力するなどの働きをするものである。このような構成によれば、音声を発生するスピーカ機能と触覚提示用の振動を発生するアクチュエータ機能の双方の実現を図ることができる。
ここで、触覚提示機能を付加した入力装置の構成の一例について説明する。触覚提示機能を付加した入力装置は、マグネットの周囲に可動自在にコイルを配されたヨークをハウジング部内で可動自在に支持する2つのスプリングばねを備えている。スプリングばねの一端をヨークの凹部の一方の縁部に接合し、他端をハウジング部の一方の上縁部に固定して構成される。そして、コイルに音信号が入力したときにはスピーカとして機能し、コイルに触覚提示用の低周波数信号が入力したときは所定の関係式から得られる共振周波数によりヨークを振動できるようにしたものである。
特開2003−256120号公報
しかしながら、触覚提示機能を付加した入力装置において、上述した触覚提示用の圧電アクチュエータをスピーカのハウジング内部に内蔵させる場合には、音響の特性と振動の特性を両立させてスピーカを設計しなければならない。そのため、設計時の制約が多くなってしまうという問題があり、双方の特性が低下してしまうおそれがある。
そこで、この発明はこのような従来の課題を解決したものであって、アクチュエータの構造を工夫することで、アクチュエータの機能とスピーカ等の機能とを両立させると共に設計の簡易化を図った振動体、入力装置および電子機器を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る振動体は、筐体と、前記筐体に少なくとも一端部が取り付けられた弾性体からなる第1の振動部材と、前記第1の振動部材によって弾性を有して支持され、前記第1の振動部材に振動を伝達する第2の振動部材とを備え、前記第1の振動部材には、触覚提示用の振動を発生させるための振動発生信号、または、音声を発生させるための音声信号が入力されることを特徴とするものである。
本発明に係る振動体では、第2の振動部材に振動発生信号が入力されると、第2の振動部材を弾性を有して支持する第1の振動部材に、触覚提示用の振動発生信号が伝達される。第1の振動部材は、伝達された振動発生信号により触覚提示用の振動を発生する。一方、第1の振動部材は、音声信号が入力されると、この音声信号に基づいて音声を発生する。
また本発明に係る振動体では、第2の振動部材が第1の振動部材によって支持された構造となっており、触覚提示用の振動を発生させる第1の振動部材と触覚提示用以外の音声(振動を含む)を発生させる第2の振動部材とがそれぞれ独立して単体で機能するように構成されている。
また本発明に係る入力装置は、押圧または摺動操作によって入力される入力操作を検出する入力検出手段と、前記入力検出手段の前記入力操作に基づいて触覚を提示する振動体とを備え、前記振動体は、筐体と、前記筐体に少なくとも一端部が取り付けられた弾性体からなる第1の振動部材と、前記第1の振動部材によって弾性を有して支持され、前記第1の振動部材に振動を伝達する第2の振動部材とを備え、前記第1の振動部材には、触覚提示用の振動を発生させるための振動発生信号、または、音声を発生させるための音声信号が入力されることを特徴とするものである。
また本発明に係る電子機器は、押圧または摺動操作によって情報を入力する入力装置と、前記入力装置からの入力情報に基づいて触覚を提示する振動体とを備え、前記振動体は、筐体と、前記筐体に少なくとも一端部が取り付けられた弾性体からなる第1の振動部材と、前記第1の振動部材によって弾性を有して支持され、前記第1の振動部材に振動を伝達する第2の振動部材とを備え、前記第1の振動部材には、触覚提示用の振動を発生させるための振動発生信号、または、音声を発生させるための音声信号が入力されることを特徴とするものである。
本発明によれば、第2の振動部材が第1の振動部材によって支持された構造となっており、触覚提示用の振動を発生させる第1の振動部材と触覚提示用以外の振動または音声を発生させる第2の振動部材とがそれぞれ独立して構成されている。これにより、第2の振動部材に第1の振動部材を内蔵させるような設計を行う場合と比較して、設計時の制約が少なくなり、第1および第2の振動部材のそれぞれの特性を両立させた設計の簡易化を図ることができる。また、スピーカ機能とアクチュエータ機能とを両立(兼用)したスピーカを提供することができる。
[第1の実施の形態]
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るアクチュエータ機能付きのスピーカ100の構成を示す図である。図2(A)はアクチュエータ機能付きのスピーカ100の平面図であり、図2(B)はそのA−A線に沿った断面図であり、図2(C)はそのB−B線に沿った断面図である。図3は、アクチュエータ機能付きのスピーカ100の分解斜視図である。
図1〜図3に示ように、アクチュエータ機能付きのスピーカ100は、本発明に係る振動体(スピーカ機能付きのアクチュエータ)を適用したものであり、スピーカ機能の他に、触覚を発生させることのできるアクチュエータ機能を有するものである。
アクチュエータ機能付きのスピーカ100は、音声を出力する圧電スピーカ72と、触覚提示用の振動を発生させる振動部材70(70A,70B)と、圧電スピーカ72および振動部材70A,70Bを収容するフレーム部50とから構成される。
フレーム部50は、平面視長方形状の上方が開口された箱型の筐体であり、例えばアルミニウム等の金属材料から構成される。この開口された凹部には、後述するタッチパネル表示部が実装される。フレーム部50の長さH1は例えば85mmであり、幅H2は例えば49mmであり、高さH3は例えば3.8mmである。フレーム部50は筐体の一例を構成する。
フレーム部50の中央部には、振動部材70を収容するための凹部52が形成される。本例では、2個の圧電スピーカ72,72を実装するため、これに応じて2個の凹部52,52が形成される。凹部52の長手方向は振動部材70の長手方向よりも若干長く選定されると共に、短手方向は振動部材70の短手方向よりも若干長く選定される。凹部52の深さH5は、振動部材70および圧電スピーカ72を設置したときに、これらが凹部52の底面部に接触しない程度の深さに構成される。凹部52の長さH4は例えば29mmであり、幅H6は例えば20mmであり、深さH5は例えば0.625mmである。凹部52の両短辺側には、振動部材70のアーム部70bを収容するためのアーム部収容部53が形成される。アーム部収容部53は、振動部材70のアーム部70bの個数に応じて設けられ、凹部52よりも深さが浅くなるように切り欠かれる。フレーム部50の上面には、その短辺に沿うようにして後述するタッチパネル表示部を嵌め込んで取り付けるための嵌合溝54a,54bが穿設される。
振動部材70は、第1の振動部材の一例を構成し、触覚提示用の振動発生信号Sout2(低周波数信号)が入力されるときに(図3参照)振動することでユーザに触覚を付与するものであり、例えば板ばね等の弾性部材から構成される。本例では、外形形状の異なる2種類の振動部材70A,70Bを用い、これらの振動部材70A,70Bがフレーム部50の短手方向に沿って並列に配設される。
まず、振動部材70Aについて説明する。図4(A)は振動部材70Aの構成を示す斜視図であり、図4(B)はその平面図であり、図4(C)はその側面図である。振動部材70Aは、図4に示すように、圧電スピーカ72を載置する支持部70aと、圧電スピーカ72が載置された支持部70aを弾性的に支持するためのアーム部70bとから構成される。
支持部70aは、載置される圧電スピーカ72よりも若干小さな外形(平面視長方形状)であって、圧電スピーカ72の突出した下部ケース75(図6参照)を収容するための開口部70cが形成された枠体からなる。これにより、圧電スピーカ72が実装されたときに、その周縁部が支持部70aに引っ掛かった状態で支持される。
アーム部70bは、支持部70aの両短辺(両端部)のそれぞれに段差部70eを介して一体形成されると共に、支持部70aの角部の4箇所のそれぞれから支持部70aの長手方向に沿うようにして外方向に所定の長さだけ延出している。アーム部70bのそれぞれの先端部には、ねじを挿通するためのねじ孔70dが穿設される。
このように構成された振動部材70Aは、支持部70aがフレーム部50の凹部52に配設されると共にアーム部70bがアーム部収容部53に配設される。そして、アーム部70bのねじ孔70dにねじ71が螺合されることにより、振動部材70がフレーム部50に取り付け固定される。このとき、振動部材70Aの支持部70aは凹部52の底面と離間して浮いた状態で取り付けられる。
次に、振動部材70Bについて説明する。図5(A)は振動部材70Bの構成を示す斜視図であり、図5(B)はその平面図であり、図5(C)はその側面図である。振動部材70Aと共通する構成には同一の符号を付し、その説明を省略する。
振動部材70Bのアーム部70bは、図5に示すように、支持部70aの両短辺のそれぞれに段差部70eを介して一体形成されると共に、支持部70aの角部の4箇所のそれぞれから支持部70aの長手方向に沿うようにして外方向に所定の長さだけ延出している。
アーム部70bは、基端から先端手前まで所定幅L5で延びる幅狭部701bと、幅狭部701bよりも広い幅L6を有する先端側の幅広部700bとから構成される。本例の幅広部700bの幅L6は、上述した振動部材70Aのアーム部70bの幅W4と同一に選定される。
図6は、圧電スピーカ72の構成を示す分解斜視図である。図7(A)は圧電体73の上面図であり、図7(B)はその裏面図であり、図7(C)はその側面図である。
圧電スピーカ72は、第2の振動部材の一例を構成し、触覚提示用以外の音声を発生させる音声信号Sout2’が入力されたとき、この音声信号Sout2’に基づいて音声を発生させるものである。この圧電スピーカ72は、圧電体73と、この圧電体73を保護するための上部ケース74および下部ケース75と、圧電体73と後述する電子機器の制御部とを電気的に接続するための配線基板76とを有する。
圧電体73は、図7に示すように、薄型の圧電素子73aと、この両面のそれぞれに貼り合わされた金属板からなる電極73b、73bとから構成されるいわゆるモノモルフ構造を有する。なお、圧電体73はバイモルフ型や積層型を採用しても良い。圧電素子73aの長さP1は例えば19mmであり、幅P2は例えば13mmであり、厚みP6は例えば0.42mmである。電極73bの長さP3は例えば19mmであり、幅P4は例えば13mmであり、厚みP7,P8は例えば0.35〜0.45mmである。また、圧電体73の厚みP9は例えば1.2mmである。
上部ケース74および下部ケース75は、図6に示すように、圧電体73の電極73bに対応した位置が突出した箱状をなす収容部74a,75aと、収容部74a,75aの周縁部から外方に突出したフランジ部74b,75bとから構成される。収容部74a,75aには圧電体73から発生する熱を放熱するための複数の孔74c,75cが穿設される。フランジ部74b,75bのそれぞれには配線基板76を設置するための切欠溝74d,75dが形成される。
圧電体73は上部ケース74と下部ケース75との間に形成される内部空間に収容され、上部ケース74のフランジ部74bと下部ケース75のフランジ部75bが貼り合わされることで、一体化された圧電スピーカ72が形成される。
また圧電スピーカ72は、振動部材70の開口部70cに下部ケース75の収容部75aを位置合わせして実装され嵌め込むようにして載置される。これにより、圧電スピーカ72は、振動部材70によって弾性的に付勢された状態で支持され、触覚提示用の振動が圧電スピーカ72を介して振動部材70に伝達されるようになっている。
図8(A)は錘77の構成を示す平面図であり、図8(B)はその側面図である。
錘77は、重さ調整部材の一例を構成し、振動部材70A,70Bの共振周波数を調節する部材であり、開口部77bが形成された枠体77aを有する。この錘77は、圧電スピーカ72に嵌め込むようにして圧電スピーカ72の周縁部に配設される。本例では、後述するように錘77の厚みを調節することで錘77の重さを変更し、振動部材70A,70Bの共振周波数を調節している。錘77の長さX1は例えば19mm度であり、幅X2は例えば13mmである。開口部77bの開口長さX3は例えば14.7mmであり開口幅X4は例えば11.2mmである。
次に、振動部材70A,70Bを触覚提示用として最適な周波数(共振周波数)で振動させるための振動部材70A,70Bおよび錘77の外形寸法および重さについて説明する。共振周波数は、例えば200Hz程度に設定する場合について説明する。図9は、振動部材70A,70Bおよび錘77と共振周波数との関係を示す表である。
まず、振動部材70Aを用いた場合について説明する。本例では、一般に市販されている圧電スピーカ72を用い、振動部材70Aの共振周波数が200Hzとなるように振動部材70Aおよび錘77の外形寸法および重さを調節する。圧電スピーカ72の重さは例えば0.79gである。
振動部材70Aおよび錘77の外形寸法および重さの一例を以下に示す。
振動部材70A:全長W1=38mm、幅W2=13mm、厚みW7=0.15mm。
開口部70cの長さW5=18.5mm、幅W6=11.4m。
アーム部70bの長さW3=8mm、幅W4=3mm。
重み=0.192g。
錘77:長さX1=19、幅X2=13、
開口部77bの長さX3=14.7mm、幅X4=11.2mm
厚みX6=0.8mm、重み=0.507g。
このように、振動部材70Aおよび錘77の外形寸法および重さを設計することで、振動部材70Aの共振周波数を230Hz程度に設定することができる。これにより、市販されている圧電スピーカ72を用いた場合でも、振動部材70Aおよび錘77を上記条件に設定することで、触角提示用のデバイスとして兼用することができる。さらに、上記同条件において、振動部材70Aの厚みW7を0.1mmとし、その重みを0.129gとした場合でも、図9に示すように、振動部材70Aの共振周波数を200Hzに設定することができる。
次に、振動部材70Bを用いた場合について説明する。
振動部材70Bおよび錘77の外形寸法および重さの一例を以下に示す。
振動部材70B:全長L1=38mm、幅L2=13mm、厚みL9=0.1mm。
開口部70cの長さL7=18.5mm、幅L8=11.4m。
アーム部70bの長さL3=8mm、幅L5(幅狭部)=1.5mm。
重み=0.106g。
錘77:長さX1=19、幅X2=13、
開口部77bの長さX3=14.7mm、幅X4=11.2mm
厚みX6=0.3mm、重み=0.189g。
このように、振動部材70Bおよび錘77の外形寸法および重さを設計することで、振動部材70Bの共振周波数を270Hz程度に設定することができる。これにより、市販されている圧電スピーカ72を用いた場合でも、振動部材70Bおよび錘77を上記条件に設定することで、触角提示用のデバイスとして兼用することができる。さらに、上記同条件において、錘77の厚みX6を0.6mmとし、その重みを0.379gとした場合でも、図9に示すように、振動部材70Bの共振周波数を150Hz程度に設定することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、圧電スピーカ72が振動部材70A,70Bによって支持された構造となっており、触覚提示用の振動を発生させる振動部材70A,70Bと触覚提示用以外の振動または音声を発生させる圧電スピーカ72とがそれぞれ独立して機能するように構成されている。これにより、例えば圧電スピーカ72に振動部材70A,70Bを内蔵させるような設計を行う場合と比較して、設計時の制約が少なくなり、圧電スピーカ72および振動部材70A,70Bのそれぞれの特性を両立させた設計の簡易化を図ることができる。
また、薄型の圧電スピーカ72を用いることで、アクチュエータ機能付きのスピーカ100の小型化を図ることができる。
次に、上述した振動部材70の他の変形例について説明する。なお、上述した第1の実施の形態で説明した振動部材70A,70Bと共通する構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。図10(A)は本発明の一実施形態に係る振動部材70Cの構成を示す図であり、図10(B)はその平面図であり、図10(C)はその側面図である。
振動部材70Cのアーム部70bは、支持部70aの短辺側のそれぞれに1本ずつ設けられている。本例ではアーム部70bは、一本のアーム部70bが2箇所に設けられた屈曲部70fにより折り曲げられて平型波形状に形成される。アーム部70bの先端側の両端部のそれぞれには、ねじ71を挿通するためのねじ孔70dが穿設される。
次に、振動部材70Cを触覚提示用として最適な周波数(共振周波数)で振動させるための振動部材70Cの外形寸法および重さについて説明する。共振周波数は、例えば200Hz程度に設定する場合について図9を参照して説明する。
振動部材70Cの外形寸法および重さの一例を以下に示す。
振動部材70C:全長M1=38mm、幅M2=13mm、厚みM7=0.1mm。
開口部70cの長さM5=18.5mm、幅M6=11.4m。
アーム部70bの長さM3=24mm、幅M4=1mm。
重み=0.15g。
このように、振動部材70Cの外形寸法および重さを上記条件で設計することで、振動部材70Cの共振周波数を120Hz程度に設定することができる。これにより、市販されている圧電スピーカ72を用いた場合でも、振動部材70Cを上記条件に設定することで、触角提示用のデバイスとして兼用することができる。さらに、上記同条件において、振動部材70Cの厚みM7を0.1mmとし、その重みを0.129gとした場合でも、図9に示すように、振動部材70Cの共振周波数を120Hzに設定することができる。
次に、アクチュエータ機能付きのスピーカ100の動作について説明する。
ユーザの後述する電子機器のタッチパネル等の入力装置によって、触覚提示用の低周波数信号が圧電スピーカ72に供給されると、圧電スピーカ72が振動を発生させる。この振動が圧電スピーカ72に当接された振動部材70に伝達される。振動部材70では、伝達された周波数が共振周波数の範囲内である場合には触覚提示用の振動を発生させる。これにより、ユーザに対して確実に操作感を付与することができる。共振周波数は例えば50Hz〜500Hzである。
一方、圧電スピーカ72に供給される信号の周波数が振動部材70の共振周波数の範囲外である場合、例えば音声信号や画像信号である場合には、振動部材70は共振周波数ではないため停止した状態となる。このアクチュエータ機能付きのスピーカ100の動作については後述においても説明する。
[第2の実施の形態]
以下、本発明の第2の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、上述した第1の実施の形態で説明したアクチュエータ機能付きのスピーカ100と共通する構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。図11(A)は第2の実施形態に係るアクチュエータ機能付きのスピーカ100の構成を示す斜視図であり、図11(B)はその分解斜視図である。
振動部材70Dは、支持部70aの一端部にのみアーム部70bが設けられた、いわゆる片持ちのばねの構造を有している。つまり、アーム部70bは1本で構成される。アーム部70bの先端部にはねじ71を挿通するためのねじ孔70dが穿設される。このねじ孔70dにはねじ71が挿通されてアーム収容部に羅合されることで、振動部材70がフレーム部50に取り付け固定される。
本実施の形態によれば、振動部材70Dのアーム部70bを片持ち構造とすることで、部品点数を削減することができ、振動部材70Dの実装の簡略化および低コスト化を図ることができる。
[第3の実施の形態]
以下、本発明の第3の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、上述した第1の実施の形態で説明したアクチュエータ機能付きのスピーカ100と共通する構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。図12(A)は第2の実施形態に係るアクチュエータ機能付きのスピーカ100の構成を示す斜視図であり、図12(B)はその分解斜視図である。
フレーム部50の凹部52には、振動部材70Eの突出した接点部70gの形状に対応した電極部56が設けられる。電極部56には例えば図示しないパッド部が設けられ、このパッド部には後述する電子機器の制御手段と電気的に接続される配線57が取り付けられる。
本実施の形態に係る振動部材70Eは、板ばねが3箇所の屈曲部を介して略U字状に折り曲げられた形状からなる。この振動部材70Eは、圧電スピーカ72用の音声信号や触覚提示用の低周波数信号が入力される電気接点部としても機能し、振動発生機能と電気接点機能とを兼用(共有)している。振動部材70Eの下部にはフレーム部50の電極部56と電気的に接続するための接点部70gが設けられる。接点部70gは、半円弧状にと出した形状をなし、フレーム部50に形成された電極部56に電気的に接続されると共に、電極部56に嵌合された状態で固定される。
振動部材70Eの上面には、上述した圧電スピーカ72および錘77がこの順番で実装される。このとき、圧電スピーカ72の配線基板76と振動部材70Eの上部が電気的に接続され、振動部材70Eの接点部70gから入力される音声信号等が振動部材70Eを介して圧電スピーカ72に供給される。
本実施の形態によれば、実装時にねじ等の部品を用いる必要がないため部品点数を削減でき、実装の簡略化を図ることができる。
[第4の実施の形態]
以下、本発明の第4の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、上述した第1の実施の形態で説明したアクチュエータ機能付きのスピーカ100と共通する構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。図13(A)は第2の実施形態に係るアクチュエータ機能付きのスピーカ100の構成を示す斜視図であり、図13(B)はその分解斜視図である。
本例では、上記第1の実施の形態で説明した圧電スピーカ72の代わりに、第2の振動部材の一例を構成する回転バイブレータ80を用いている。回転バイブレータ80は、DCモータ80aとこのDCモータ80aの軸部80bに取り付けられた錘80cとから構成され、着信時のマナーモードや後述する入力装置の操作に応じて振動を発生させるものである。DCモータ80aの後端部には配線80dが取り付けられる。
振動部材70Fの支持部70aは、回転バイブレータ80を載置するため開口部が形成されていない平坦部となっている。この振動部材70F上に回転バイブレータ80が実装される。そして、振動部材70Fは、回転バイブレータ80に配線80dを介して200Hz程度の触覚提示用の振動発生信号Sout2(図3参照)が供給されたとき、回転バイブレータ80の振動によって共振し、触覚提示用の振動を発生させる。回転バイブレータ80は、バイブレーション用の振動発生信号(バイブレーション信号)が供給されたとき、バイブレーション用の振動を発生させる。
本実施の形態によれば、一般に市販されている回転バイブレータ80によりアクチュエータ機能付きのスピーカ100を実現できるようになり、低コスト化を図ることができる。
[第5の実施の形態]
以下、本発明の第5の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、上述した第1の実施の形態で説明したアクチュエータ機能付きのスピーカ100と共通する構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。図14(A)は第5の実施形態に係るアクチュエータ機能付きのスピーカ100の構成を示す斜視図であり、図14(B)はその分解斜視図である。
本例では、上記第1の実施の形態で説明した圧電スピーカ72の代わりに、第2の振動部材の一例を構成する回転バイブレータ80を用いている。回転バイブレータ80は、DCモータ80aとこのDCモータ80aの軸部80bに取り付けられた錘80cとから構成され、着信時のマナーモードや後述する入力装置の操作に応じて振動を発生させるものである。DCモータ80aの後端部には配線80dが取り付けられる。
振動部材70Gは、支持部70aの一端部にのみアーム部70bが設けられた、いわゆる片持ちのばねの構造を有している。アーム部70bの先端部にはねじ71を挿通するためのねじ孔70dが穿設される。このねじ孔70dにはねじ71が挿通されてアーム収容部に羅合されることで、振動部材70Gがフレーム部50に取り付け固定される。
振動部材70Gは、回転バイブレータ80に配線80dを介して200Hz程度の触覚提示用の振動発生信号Sout2(図3参照)が供給されたとき、触覚提示用の振動を発生させる。回転バイブレータ80は、バイブレーション用の振動発生信号(バイブレーション信号)が供給されたとき、バイブレーション用の振動を発生させる。
本実施の形態によれば、振動部材70Gのアーム部70bを片持ち構造とし、部品点数を削減することにより、振動部材70Gの実装の簡略化および低コスト化を図ることができる。
[第6の実施の形態]
以下、本発明の第6の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、上述した第6の実施の形態で説明したアクチュエータ機能付きのスピーカ100と共通する構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。図15(A)は第6の実施形態に係るアクチュエータ機能付きのスピーカ100の構成を示す斜視図であり、図15(B)はその分解斜視図である。
本例では、上記第1の実施の形態で説明した圧電スピーカ72の代わりに、第2の振動部材の一例を構成する回転バイブレータ80を用いている。回転バイブレータ80は、DCモータ80aとこのDCモータ80aの軸部80bに取り付けられた錘80cとから構成され、着信時のマナーモードや後述する入力装置の操作に応じて振動を発生させるものである。DCモータ80aの下面には例えば図示しない電極部が設けられ、振動部材70Eから回転バイブレータ80用の振動信号が供給される。
フレーム部50の凹部52には、振動部材70Eの突出した接点部70gの形状に対応した電極部56が設けられる。電極部56には例えば図示しないパッド部が設けられ、このパッド部には後述する電子機器の制御手段と電気的に接続された配線57が取り付けられる。
本実施の形態に係る振動部材70Eは、板ばねが3箇所の屈曲部を介して略U字状に折り曲げられた形状からなる。この振動部材70Eは、回転バイブレータ80用の振動信号や触覚提示用の低周波数信号が入力される電気接点部としても機能する。振動部材70Eの下部にはフレーム部50の電極部56と電気的に接続するための接点部70gが設けられる。接点部70gは、フレーム部50に形成された電極部56に電気的に接続されると共に、電極部56に嵌合された状態で固定される。
振動部材70Eの上部には、上述した回転バイブレータ80が実装される。このとき、回転バイブレータ80の下面に設けられた図示しない電極部(配線)と振動部材70Eの上部が電気的に接続され、振動部材70Eの接点部70gから入力されるバイブレーション用の振動発生信号等が振動部材70Eを介して回転バイブレータ80に供給される。
回転バイブレータ80は、供給されたバイブレーション用の振動発生信号(バイブレーション信号)に基づいてバイブレーション用の振動を発生させる。振動部材70Eは、配線57を介して200Hz程度の触覚提示用の振動発生信号Sout2(図3参照)が供給されたとき、触覚提示用の振動を発生させる。
本実施の形態によれば、実装時にねじ等の部品を用いる必要がないため部品点数を削減でき、実装の簡略化を図ることができる。
[第7の実施の形態]
以下、本発明の第7の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、上述した第1の実施の形態で説明したアクチュエータ機能付きのスピーカ100と共通する構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。図16(A)は第7の実施形態に係るアクチュエータ機能付きのスピーカ100の構成を示す斜視図であり、図16(B)はその分解斜視図である。
本例では、上記第1の実施の形態で説明した圧電スピーカ72の代わりに、第2の振動部材の一例を構成するボイスコイルスピーカ60を用いている。ボイスコイルスピーカ60は、円柱状の永久磁石とこの外周に配設された可動巻き線(ボイスコイル)とから構成される。ボイスコイルスピーカ60の周面には配線61が取り付けられている。
振動部材70Hは、ボイスコイルスピーカ60の外形形状に対応して支持部70aが環状に形成される。支持部70aの周縁部の4箇所からは外方向に向かって4本のアーム部70bが延出して設けられる。錘77は、振動部材70Hの支持部70aの外周に沿うようにして環状に形成され、例えば接着剤等を介して振動部材70Hに取り付けられる。
本実施の形態によれば、一般に市販されているボイスコイルスピーカ60によりアクチュエータ機能付きのスピーカ100を実現できるようになり、低コスト化を図ることができる。
[第8の実施の形態]
以下、本発明の第8の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、上述した第1の実施の形態で説明したアクチュエータ機能付きのスピーカ100と共通する構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。図17(A)は第7の実施形態に係るアクチュエータ機能付きのスピーカ100の構成を示す斜視図であり、図17(B)はその分解斜視図である。
本例では、上記第1の実施の形態で説明した圧電スピーカ72の代わりに、第2の振動部材の一例を構成するボイスコイルスピーカ60を用いている。ボイスコイルスピーカ60は、円柱状の永久磁石とこの外周に配設された可動巻き線(ボイスコイル)とから構成される。ボイスコイルスピーカ60の周面には配線61が取り付けられている。
振動部材70Iは、支持部70aの一端部にのみアーム部70bが設けられた、いわゆる片持ちのばねの構造を有している。本例ではアーム部70bは1本で構成される。アーム部70bの先端部にはねじ71を挿通するためのねじ孔70dが穿設される。このねじ孔70dにはねじ71が挿通されてアーム収容部に羅合されることで、振動部材70Iがフレーム部50に取り付け固定される。錘77は、振動部材70Iの支持部70aの外形よりも若干小さい円形状からなり、振動部材70Iの下面に例えば接着剤等により取り付けられる。
本実施の形態によれば、振動部材70Iのアーム部70bを片持ち構造とし、部品点数を削減することにより、振動部材70Iの実装の簡略化および低コスト化を図ることができる。
[第9の実施の形態]
以下、本発明の第9の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、上述した第1の実施の形態で説明したアクチュエータ機能付きのスピーカ100と共通する構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。図18(A)は第9の実施形態に係るアクチュエータ機能付きのスピーカ100の構成を示す斜視図であり、図18(B)はその分解斜視図である。
本例では、上記第1の実施の形態で説明した圧電スピーカ72の代わりに、ボイスコイルスピーカ60を用いている。ボイスコイルスピーカ60は、円柱状の永久磁石とこの外周に配設された可動巻き線(ボイスコイル)とから構成される。
フレーム部50の凹部52には、振動部材70Eの突出した接点部70gの形状に対応した電極部56が設けられる。電極部56には例えば図示しないパッド部が設けられ、このパッド部には後述する電子機器の制御手段と電気的に接続された配線57が取り付けられる。
本実施の形態に係る振動部材70Eは、板ばねが3箇所の屈曲部を介して略U字状に折り曲げられた形状からなり、圧電スピーカ72用の音声信号や触覚提示用の低周波数信号が入力される電気接点部としても機能する。振動部材70Eの下部にはフレーム部50の電極部56と電気的に接続するための接点部70gが設けられる。接点部70gは、フレーム部50に形成された電極部56に電気的に接続されると共に、電極部56に嵌合された状態で固定される。
振動部材70Eの上面には、上述したボイスコイルスピーカ60および錘77がこの順番で実装される。このとき、ボイスコイルスピーカ60の下面に設けられた図示しない電極部と振動部材70Eの上面が電気的に接続され、振動部材70Iの接点部70gから入力される音声信号等が振動部材70Iを介して圧電スピーカ72に供給される。
本実施の形態によれば、実装時にねじ等の部品を用いる必要がないため部品点数を削減でき、実装の簡略化を図ることができる。
[第10の実施の形態]
以下、本発明の第10の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、上述した第1の実施の形態で説明したアクチュエータ機能付きのスピーカ100と共通する構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図19は、アクチュエータ機能付きのスピーカ100を備えた触覚入力機能付きの携帯電話機300の構成例を示す斜視図である。携帯電話機300は、表示手段上の入力検出面においてユーザが押下した位置の加圧力に対応した振動パターンに基づいて当該入力検出面を振動させることで、ユーザに触覚を付与する機能を備えている。
図19に示す携帯電話機300は電子機器の一例を構成し、情報入力操作時に操作体(ユーザ)に触覚を提示するものである。携帯電話機300は、表示画面上の入力検出面を摺動接触操作される触覚機能付きの入力装置90を有している。携帯電話機300は下部筐体10および上部筐体20を備え、これらの筐体10および20間は、例えば、回転レンジ機構11(スライドタイプ)によって可動自在に係合されている。この回転レンジ機構によれば、下部筐体10の操作面の一端に設けられた図示しない軸部と、下部筐体10の裏面の一端に設けられた図示しない軸受け部とが回転自在に係合され、上部筐体20は下部筐体10に対して角度±180°の回転自由度を有して面結合されている。
下部筐体10には、複数の押しボタンスイッチ12から成る操作パネル18が設けられる。押しボタンスイッチ12は、「0」〜「9」の数字キー、「*」や「#」等の記号キー、「オン」や「オフ」等のフックボタン、メニューキー等から構成される。下部筐体10において、操作パネル面の下方には、通話用のマイクロフォン13が取り付けられ、送話器として機能するようになされる。
また、下部筐体10の下端部には、モジュール型のアンテナ16が取り付けられ、着信メロディ等を放音するようになされる。下部筐体10には、バッテリー14や回路基板17等が設けられ、下部筐体10の裏面にはカメラ34が取り付けられている。
上述の下部筐体10に対して、回転レンジ機構11によって可動自在に係合された上部筐体20にはスピーカ36aが設けられる。さらに、上部筐体20のユーザの視認側には、アクチュエータ機能付きのスピーカ100を備えた入力装置90が設けられる。入力装置90は、タッチパネル表示部120を有しており、表示画面上の入力検出面における操作体の押下操作に対して触覚を与える(提示する)ものである。タッチパネル表示部120には、複数のボタンアイコン等の入力情報が表示される。
図20は、触覚機能付きの入力装置90の構成例を示す斜視図である。図20に示す入力装置90は、入力項目選択用の表示画面に表示された複数のアイコンの1つに接触して当該表示画面上で入力操作される装置であって、このような情報入力操作時にユーザの指(操作体)に触覚を提示するものである。
入力装置90は、上述したアクチュエータ機能付きのスピーカ100と、タッチパネル表示部120と、シール部材122と、アクリル板124とがこの順番に積層されて構成されている。
タッチパネル表示部120は、入力検出手段45と表示手段29とを有している。本例において入力検出手段45はタッチパネルから構成される。入力検出手段45としてのタッチパネルは、ユーザの表示画面の摺動操作によるボタンアイコンの選択位置(位置検出情報)を検出したり、ユーザの表示画面の押下操作による入力量(押圧力;加圧力F)を検出するものである。タッチパネルの方式としては、例えば、静電容量方式や抵抗膜方式、表面弾性波(SAW)方式などの方式を採用できる。表示手段49には例えば液晶表示パネルが用いられる。タッチパネル表示部120の外形寸法は、例えば、長さA1は75.63mmであり、幅A2は42.88mmであり、厚さA3は2.02mmである。
また、タッチパネル表示部120のアクチュエータ機能付きのスピーカ100との対向面(下面)には、フレーム部50の嵌合溝54a,54aに対応した位置のそれぞれに爪部120a,120aが設けられ、嵌合溝54bに対応した位置のそれぞれに爪部120bが設けられる。そして、それぞれの爪部120a,120bがフレーム部上面の嵌合溝54a,54bに嵌め込まれることで、タッチパネル表示部120がフレーム部50上に取り付け固定される。
アクリル板124は、透明部材であって、フレーム部50と略同一の外形(平面視矩形状)を有する。このアクリル板124は、アクリル板124の周縁部に沿うようにして枠状に形成されたシール部材122を介してフレーム部50上に貼り付けられる。これにより、タッチパネル表示部120の表示画像の視認性を確保すると共に、アクチュエータ機能付きのスピーカ100やタッチパネル表示部120を保護することができる。シール部材122は、例えば樹脂系の接着剤が用いられる。アクリル板124の外形寸法は、例えば、長さC1は85mmであり、幅C2は49mmであり、厚さC3は1mmである。また、シール部材122の外形寸法はアクリル板124の外形寸法と同一であり、テープ厚B1は例えば0.3mmであり、枠幅B2は例えば3mmである。
図21に示す携帯電話機300は、下部筐体10の回路基板17に各機能のブロックを実装して構成される。なお、図19および図20に示した各部および手段と対応する部分は、同一符号で示している。
携帯電話機300は、マイクロフォン13、制御手段15、操作パネル18、受信部21、送信部22、アンテナ共用器23、入力検出手段45、表示手段29、電源ユニット33、カメラ34、記憶手段35、着信メロディ用のスピーカ36a、アクチュエータ機能付きのスピーカ100を有している。
図21に示す入力検出手段45は、静電容量方式の入力デバイスの他に、カーソリングと選択の機能を区別できるものであれば何でも良く、例えば、抵抗膜方式、表面波弾性方式(SAW)、光方式、複数段方式タクトスイッチ等の入力デバイスであっても良く、好ましくは位置検出情報と力検出情報を制御手段15に与えられる構成の入力デバイスであれば良い。上述の入力検出手段45はユーザ30の指30aを介して少なくとも位置検出信号S1および入力量(押圧力;加圧力F)となる入力検出信号S2が入力される。
制御手段15は制御系を構成し、画像処理部26、A/Dドライバ31、CPU32、メモリ部37および映像&音声処理部44を有している。A/Dドライバ31には、入力検出手段45からの位置検出信号S1および入力検出信号S2が供給される。A/Dドライバ31ではカーソリングとアイコン選択の機能を区別するために位置検出信号S1および入力検出信号S2よりなるアナログ信号をデジタルデータに変換する。この他にA/Dドライバ31は、このデジタルデータを演算処理して、カーソリング入力かアイコン選択情報かを検出し、カーソリング入力かアイコン選択かを区別するフラグデータD3あるいは位置検出情報D1または入力検出情報D2をCPU32に供給するようになされる。これらの演算はCPU32内で実行してもよい。
A/Dドライバ31にはCPU32が接続される。CPU32はシステムプログラムに基づいて当該電話機全体を制御するようになされる。記憶手段35には当該電話器全体を制御するためのシステムプログラムデータが格納される。図示しないRAMはワークメモリとして使用される。CPU32は電源オンと共に、記憶手段35からシステムプログラムデータを読み出してRAMに展開し、当該システムを立ち上げて携帯電話機全体を制御するようになされる。例えば、CPU32は、A/Dドライバ31からの位置検出情報D1、入力検出情報D2およびフラグデータD3(以下単に入力データともいう)を受けて所定の指令データDを電源ユニット33や、カメラ34、記憶手段35、メモリ部37、映像&音声処理部44等のデバイスに供給したり、受信部21からの受信データを取り込んだり、送信部22へ送信データを転送するように制御する。
この例で、CPU32は、入力検出手段45から得られる入力検出情報D2と予め設定された押下判定閾値Fthとを比較し、当該比較結果に基づいてアクチュエータ機能付きのスピーカ100を振動制御するようにメモリ部37を読み出し制御する。例えば、入力検出手段45の押下位置における入力検出面から伝播される触覚をAおよびBとすると、触覚Aは、その押下位置におけるユーザの指30aの加圧力Fに応じた入力検出面を低周波数かつ小振幅の振動パターンから、高周波数かつ大振幅の振動パターンに変化させることによって得られる。また、触覚Bは、その押下位置におけるユーザの指30aの加圧力Fに応じた入力検出面を高周波数かつ大振幅の振動パターンから、低周波数かつ小振幅の振動パターンに変化させることよって得られる。
上述のCPU32には記憶手段35が接続され、入力項目選択用の表示画面を、例えば、3次元的に表示するための表示情報D4や、当該表示情報D4に対応したアイコンの選択位置および振動モードに関する制御情報Dc等が表示画面毎に記憶される。制御情報Dcには、表示手段29におけるアプリケーション(3次元的な表示や、各種表示内容)に同期した複数の異なった触覚を発生でき、その触覚を発生せしめる複数の具体的な振動波形およびアプリケーション毎の具体的な触覚発生モードを設定するアルゴリズムが含まれる。また、記憶手段35には、表示画面のアイコン操作時に発生させる音データが格納される操作時音データ格納領域や音楽データが格納される音楽データ格納領域、撮像および録音時の音声データ等が格納される音声データ格納領域が設けられている。記憶手段35は、EEPROMや、ROM、RAM等によって構成される。
この例でCPU32は、A/Dドライバ31から出力される位置検出情報D1、入力検出情報D2およびフラグデータD3に基づいて表示手段29の表示制御および、アクチュエータ機能付きのスピーカ100の出力制御をする。例えば、制御手段15は、入力検出手段45から得られる位置検出信号S1と入力検出信号S2に基づいて記憶手段35から制御情報Dcを読み出して、メモリ部37へアクセスし、アクチュエータ機能付きのスピーカ100に振動発生信号Sout2を供給するような制御がなされる。
例えば、CPU32は、入力検出手段45が押下判定閾値Fthを越える入力検出情報D2を検出したとき、触覚Aを起動し、その後、押下判定閾値Fthを下回る入力検出情報D2を検出したとき、触覚Bを起動するように、メモリ部37を読み出し制御する。このようにすると、ユーザの指30a等の”加圧力”に合わせた異なる振動パターンを発生させることができる。
CPU32にはメモリ部37が接続され、CPU32からの制御情報Dcに基づいて振動発生データDaを読み出す。振動発生データDaは、正弦波形からなる出力波形を有している。メモリ部37には映像&音声処理部44が接続され、各々の振動発生データDaが映像&音声処理部44に供給され、その振動発生データDaが音声処理(デジタル・アナログ変換・増幅等)され、振動発生信号Sout2となってアクチュエータ機能付きのスピーカ100に供給される。アクチュエータ機能付きのスピーカ100は、振動発生信号Sout2に基づいて振動するようになされる。
この例で、メモリ部37は、各アプリケーションに対応する押下判定閾値Fthを記憶する。例えば、押下判定閾値Fthはトリガーパラメータとして記憶手段35に設けられたROM等に予め格納される。記憶手段35は、CPU32の制御を受けて、入力検出情報D2を入力し、予め設定された押下判定閾値Fthと、入力検出情報D2から得られる加圧力Fとを比較し、Fth>Fの判定処理や、Fth≦F等の判定処理を実行する。
例えば、押下判定閾値Fth=100[gf]をメモリ部37に設定すると、クラシックスイッチの触覚を得るための振動パターンに基づいて入力検出面を振動するようになされる。また、押下判定閾値Fth=20[gf]を設定すると、サイバースイッチの触覚を得るための振動パターンに基づいて入力検出面を振動するようになされる。
CPU32にはメモリ部37の他に画像処理部26が接続され、図示しないボタンアイコン等を3次元的に表示するための表示情報D4を画像処理するようになされる。画像処理後の表示情報D4を表示手段29に供給するようになされる。この例で、CPU32は、表示画面中のボタンアイコンを奥行方向に遠近感を有して3次元的に表示するように表示手段29を表示制御する。
このように構成された入力装置90は、例えば、入力項目選択用の表示画面に表示された複数のボタンアイコンの1つを押下(接触)して当該表示画面上で入力検出手段45をZ方向に押下すると触覚を伴って画面入力操作されるものである。ユーザ30は、指30aに振動を受けて触感として、ボタンアイコン毎の振動を感じる。
表示手段29の表示内容はユーザ30の目30bによる視覚により、スピーカ36aおよびアクチュエータ機能付きのスピーカ100からの放音は、ユーザの耳30cによる聴覚により各機能を判断するようになされる。上述のCPU32には操作パネル18が接続され、例えば、相手方の電話番号を手動入力する際に使用される。表示手段29には上述のアイコン選択画面の他に映像信号Svに基づいて着信映像を表示するようにしてもよい。
また、図21に示すアンテナ16は、アンテナ共用器23に接続され、着呼時、相手方からの無線電波を基地局等から受信する。アンテナ共用器23には受信部21が接続され、アンテナ16から導かれる受信データを受信して映像や音声等を復調処理し、復調後の映像および音声データDinをCPU32等に出力するようになされる。受信部21には、CPU32を通じて映像&音声処理部44が接続され、デジタルの音声データをデジタル/アナログ変換して音声信号Sout2を出力したり、デジタルの映像データをデジタル/アナログ変換して映像信号Svを出力するようになされる。
映像&音声処理部44には受話器を構成するスピーカ36aおよび、大音響用を構成するアクチュエータ機能付きのスピーカ100が接続される。アクチュエータ機能付きのスピーカ100は、着呼時、音声信号Sout2’に基づいて着信音や着信メロディ等を鳴動するようになされる。スピーカ36aは、音声信号Sout1を入力して相手方の話声等を拡大するようになされる。また、アクチュエータ機能付きのスピーカ100は、触覚提示時、振動発生信号Sout2に基づいて振動するようになされる。
この映像&音声処理部44にはスピーカ36aの他に、送話器を構成するマイクロフォン13が接続され、ユーザ30の声30dを集音して音声信号Sinを出力するようになされる。映像&音声処理部44は、発呼時、相手方へ送るためのアナログの音声信号Sinをアナログ/デジタル変換してデジタルの音声データを出力したり、アナログの映像信号Svをアナログ/デジタル変換してデジタルの映像データを出力するようになされる。また映像&音声処理部44は、後述するようにノイズキャンセル部としても機能する。
CPU32には受信部21の他に、送信部22が接続され、相手方へ送るための映像および音声データDout等を変調処理し、変調後の送信データをアンテナ共用器23を通じアンテナ16に供給するようになされる。アンテナ16は、アンテナ共用器23から供給される無線電波を基地局等に向けて輻射するようになされる。
上述のCPU32には送信部22の他に、カメラ34が接続され、被写体を撮影して、例えば、静止画情報や動作情報を送信部22を通じて相手方に送信するようになされる。カメラ34は上部筐体20の背面側に設けてもよい。電源ユニット33は、バッテリー14を有しており、CPU32、操作パネル18、受信部21、送信部22、表示手段29、カメラ34、記憶手段35、メモリ部37、映像&音声処理部44および入力検出手段45にDC電源を供給するようになされる。なお、この例で、メモリ部37を映像&音声処理部44とは別個に設ける場合について説明したが、映像&音声処理部44に備え付けの記憶装置を兼用するようにしてもよい。部品点数が低減できる。
次に、上述した携帯電話機300のノイズキャンセルを行う場合の動作の一例について説明する。上述した携帯電話では、触覚提示以外の例えば音楽データ等の再生においても、再生する音声信号Sout2’に触覚提示用の低周波数が含まれる場合には、振動部材70がこれに共振して振動してしまうおそれがある(ノイズ発生)。そこで、本実施の形態の携帯電話機300では、触覚用以外の音声信号Sout2’等に振動部材70の共振周波数の範囲内の周波数が含まれる場合には、振動部材70が共振しない範囲の周波数に変換するノイズキャンセル機能を備えている。ここで、振動部材70、圧電スピーカ72および錘77によって設計される共振周波数を50<A〜A’<500[Hz]とする。また、ノイズキャンセルを行う基準となる閾値周波数を上記共振周波数A〜A’のうちC[Hz]に設定し、この閾値周波数Cを予め映像&音声処理部44に記憶させるものとする。
図22は、携帯電話機300の記憶手段35に格納されている音楽データ等の再生時における低周波数(触覚提示用の周波数)をキャンセルする場合の動作例を示すフローチャートである。
まず、ステップS10でCPU32は、ユーザ30によって音楽データや画像データ等の再生要求がされたか否かを判断する。ユーザ30は、入力検出手段45の触覚用ボタンや操作パネル18を操作することにより、表示画面に表示されるアイコンボタンを操作して音楽データ等の再生を選択する。
ステップS20ではCPU32は、入力検出手段45や操作パネル18から供給される位置検出情報および入力検出情報等に基づいて、ユーザ30によって選択された音楽データを記憶手段35から読み出す。そして、読み出した画像または音楽データを映像&音声処理部44に供給し、映像&音声処理部44ではCPU32から供給される音声データをデジタル/アナログ変換して音声信号Sout2’を生成する。
ステップS30で映像&音声処理部44は、CPU32からの音声信号Sout2’に50から500Hzの周波数成分が含まれる場合には、この周波数成分が閾値周波数C以上であるか否かを判断する。音声信号Sout2’の周波数が閾値周波数C以上である場合にはステップS40に進み、音声信号Sout2’の周波数が閾値周波数C以下である場合にはステップS50に進む。
ステップS40で映像&音声処理部44は、音声信号Sout2’に含まれる閾値周波数C以上の周波数を閾値周波数C未満の周波数に変換する。例えば、映像&音声処理部44では、音声信号Sout2’を閾値周波数C未満の周波数成分のみが通過するように設計されたローパスフィルタを用いて、閾値周波数C以上の周波数を除去する。または、同位相の周波数を掛け合わせることで、閾値周波数C以上の周波数をキャンセルするように制御しても良い。これにより、触覚提示用の低周波数成分が除去された音声信号Sout2’が生成される。
ステップS50で映像&音声処理部44は、触覚提示用の低周波数成分(ノイズ)がキャンセルされた音声信号Sout2’またはノイズキャンセルが不要な音声信号Sout2’をアクチュエータ機能付きのスピーカ100に供給する。アクチュエータ機能付きのスピーカ100では、音声信号Sout2’に基づいて圧電スピーカ72を振動させて音声信号Sout2’を再生し、音楽をユーザ30に視聴させる。
本実施の形態によれば、触覚提示以外の例えば音楽データ等の再生において、再生する音声信号Sout2’に触覚提示用の低周波数が含まれる場合であっても、映像&音声処理部44において触覚提示用の低周波数成分をキャンセルするため、ノイズが除去された高品質な音声を出力することができる。
[第11の実施の形態]
以下、本発明の第10の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、上述した第1の実施の形態で説明したアクチュエータ機能付きのスピーカ100と共通する構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図23は、本発明に係る入力装置90を備えたビデオカメラ400の構成例を示す斜視図である。
図23に示すビデオカメラ400は電子機器の他の一例を構成し、情報入力操作時に操作体(者)に触覚を提示する触覚入力機能付きの電子機器であって、被写体像を撮像し、かつ、周囲の音響を録音するものである。ビデオカメラ400には、第10の実施の形態で説明した入力装置90を備え、この入力装置90には本発明のアクチュエータ機能付きのスピーカ100が応用されるものである。
ビデオカメラ400は、外装を構成するケース402を有しており、ケース402の前面上部には撮影光学系404が組み込まれたレンズ鏡筒403が設けられている。レンズ鏡筒403の後端には、撮影光学系404によって導かれた被写体像を撮像する撮像素子(不図示)が組み込まれている。
ケース402の後面、上面、側面には、電源スイッチ、撮影スタート/ストップスイッチ、ズームスイッチなど種々の操作スイッチ405が設けられている。ケース402の左側面には、タッチパネルディスプレイ装置401がヒンジ406を介して開閉可能にケース402に連結され、不図示の撮像素子で撮像した画像を表示するようになされる。
タッチパネルディスプレイ装置401には、上述した入力装置90およびアクチュエータ機能付きのスピーカ100が備えられる。
この例で、タッチパネルディスプレイ装置401のモニタ用の表示手段29に表示された入力操作用のアイコン画像を指で操作すると、アクチュエータ機能付きのスピーカ100からクリック音(サイバースイッチ操作音)と共に、表示画面上を触れているユーザの指に触覚を提示するようになされる。この入力操作により、ビデオカメラ400においても、表示手段29に表示されたボタンアイコン等の入力を確定できるようになる。なお、図中、孔67はクリック音漏れ出し用の開口部である。
このように、本実施の形態に係るビデオカメラ400によれば、本発明に係る触覚機能付きの入力装置90を備えるので、アクチュエータ機能付きのスピーカ100にクリック音信号を入力すると、「ピッ」という効果音(クリック音)を発生させることができ、使用者の機器の操作に応じて、比較的音量の小さな効果音を出力するクリック音出力用のスピーカとして機能させることができる。
また、入力検出手段45の入力操作に基づいて振動部材70A〜70Iに触覚提示用の低周波数信号(約200Hz)を入力すると、振動部材70A〜70Iが振動し、触覚提示用の振動をユーザに付与させることができる。
従って、ビデオカメラ400でタッチパネルディスプレイ装置401を操作する者の指に触覚を提示できるようになる。これにより、アクチュエータ機能付きのスピーカ100を搭載した触覚機能付きの入力装置90を備えるビデオカメラ400(電子機器)を提供できるようになる。しかも、アクチュエータ機能付きのスピーカ100とアクチュエータとが兼用されるので、電子機器の小型化を図ることができる。
上述の例では、電子機器に関して、触覚機能付きの入力装置を応用したスライドタイプの携帯電話機300およびビデオカメラ400について説明したが、これらに限られることはなく、通常の2軸ヒンジタイプの携帯電話機や、ストレートタイプの携帯電話機、上部筐体20および下部筐体10の両方に表示画面を備えた携帯端末装置、デジタルカメラ等に適用できることは言うまでもない。
本発明の一実施形態に係るアクチュエータ機能付きのスピーカの構成を示す斜視図である。 アクチュエータ機能付きのスピーカの構成を示す図である。 アクチュエータ機能付きのスピーカの構成を示す分解斜視図である。 振動部材の構成を示す図である(その1)。 振動部材の構成を示す図である(その2)。 圧電スピーカの構成を示す分解斜視図である。 圧電体の構成を示す図である。 錘の構成を示す図である。 振動部材および錘と共振周波数の関係を示す表図である。 振動部材の構成を示す図である(その3)。 本発明の第2の実施形態に係るアクチュエータ機能付きのスピーカの構成を示す斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係るアクチュエータ機能付きのスピーカの構成を示す斜視図である。 本発明の第4の実施形態に係るアクチュエータ機能付きのスピーカの構成を示す斜視図である。 本発明の第5の実施形態に係るアクチュエータ機能付きのスピーカの構成を示す斜視図である。 本発明の第6の実施形態に係るアクチュエータ機能付きのスピーカの構成を示す斜視図である。 本発明の第7の実施形態に係るアクチュエータ機能付きのスピーカの構成を示す斜視図である。 本発明の第8の実施形態に係るアクチュエータ機能付きのスピーカの構成を示す斜視図である。 本発明の第9の実施形態に係るアクチュエータ機能付きのスピーカの構成を示す斜視図である。 本発明に係るアクチュエータ機能付きのスピーカを備えた電子機器の構成を示す斜視図である(その1)。 入力装置の構成を示す分解斜視図である。 電子機器のブロック構成を示す図である。 電子機器のノイズキャンセルの動作を示すフローチャートである。 本発明に係るアクチュエータ機能付きのスピーカを備えた電子機器の構成を示す斜視図である(その2)。
符号の説明
29・・・表示手段、35・・・記憶手段、44・・・映像&音声処理部、45・・・入力検出手段、50・・・フレーム部、52・・・凹部、60・・・ボイスコイルスピーカ
70(70A〜70I)・・・振動部材、70a・・・支持部、70b・・・アーム部
72・・・圧電スピーカ、77・・・錘、80・・・回転バイブレータ、90・・・入力装置、100・・・アクチュエータ機能付きのスピーカ、120・・・タッチパネル表示部、300・・・携帯電話機、400・・・ビデオカメラ

Claims (11)

  1. 筐体と、
    前記筐体に少なくとも一端部が取り付けられた弾性体からなる第1の振動部材と、
    前記第1の振動部材によって弾性を有して支持され、前記第1の振動部材に振動を伝達する第2の振動部材とを備え、
    前記第1の振動部材には、触覚提示用の振動を発生させるための振動発生信号、または、音声を発生させるための音声信号が入力される
    ことを特徴とする振動体。
  2. 前記第1の振動部材は板ばねからなる
    ことを特徴とする請求項1に記載の振動体。
  3. 前記第2の振動部材は、
    前記第1の振動部材が載置される支持部と、
    一端部が前記支持部に接続され、他端部が前記筐体に取り付けられたアーム部と
    を有することを特徴とする請求項2に記載の振動体。
  4. 前記第1の振動部材の前記アーム部は1本で構成される
    ことを特徴とする請求項3に記載の振動体。
  5. 前記第1の振動部材の前記アーム部は平型波形状をなすと共に2本で構成される
    ことを特徴とする請求項3に記載の振動体。
  6. 第1の振動部材はさらに他端部が前記筐体に取り付けられ、
    前記アーム部は、前記一端部に2本設けられると共に、前記他端部に2本設けられている
    ことを特徴とする請求項3に記載の振動体。
  7. 前記第2の振動部材は、圧電スピーカ、回転バイブレータまたはボイスコイルスピーカである
    ことを特徴とする請求項3に記載の振動体。
  8. 前記第1の振動部材の共振周波数を調整するための重さ調整部材をさらに有し、
    前記重さ調整部材は、前記第2の振動部材に当接されて配設される
    ことを特徴とする請求項3に記載の振動体。
  9. 押圧または摺動操作によって入力される入力操作を検出する入力検出手段と、
    前記入力検出手段の前記入力操作に基づいて触覚を提示する振動体とを備え、
    前記振動体は、
    筐体と、
    前記筐体に少なくとも一端部が取り付けられた弾性体からなる第1の振動部材と、
    前記第1の振動部材によって弾性を有して支持され、前記第1の振動部材に振動を伝達する第2の振動部材とを備え、
    前記第1の振動部材には、触覚提示用の振動を発生させるための振動発生信号、または、音声を発生させるための音声信号が入力される
    ことを特徴とする入力装置。
  10. 押圧または摺動操作によって情報を入力する入力装置と、
    前記入力装置からの入力情報に基づいて触覚を提示する振動体とを備え、
    前記振動体は、
    筐体と、
    前記筐体に少なくとも一端部が取り付けられた弾性体からなる第1の振動部材と、
    前記第1の振動部材によって弾性を有して支持され、前記第1の振動部材に振動を伝達する第2の振動部材とを備え、
    前記第1の振動部材には、触覚提示用の振動を発生させるための振動発生信号、または、音声を発生させるための音声信号が入力される
    ことを特徴とする電子機器。
  11. 前記第2の振動部材から発生される音声データが格納される記憶手段と、
    前記入力装置から入力される前記入力情報に基づいて前記記憶手段から読み出された前記音声データに含まれる周波数が前記第2の振動部材の共振周波数の範囲である場合には、前記音声データのうち前記第2の振動部材の前記共振周波数の範囲に含まれる前記周波数を前記共振周波数とは異なる周波数に変換するノイズキャンセル部と
    をさらに備えることを特徴とする請求項10に記載の電子機器。
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