JP2009130892A - 温度補償回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】高周波信号を処理する回路において高温領域においてもゲインの温度補償を行うことが可能な温度補償回路を提供する。
【解決手段】バイアス電流を出力するバイアス回路BC1と、電源端子にコレクタが接続され、エミッタが接地され、バイアス電流をベースに与えられるトランジスタTr1とを備え、バイアス電流は、所定温度に到達するまでの低温領域では絶対温度に比例して増加し、所定温度以上の高温領域では絶対温度に比例した電流値よりさらに増加した電流値を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、温度補償回路に関する。
無線通信機において、特に送信系のパワーアンプ(高周波電力増幅器)では、温度補償が必要となる。
一般的に、エミッタ接地アンプのゲインに関する温度特性をフラットにしたい場合は、アンプに流れる電流をPTAT(Proportional To Absolute Temperature)電流、即ち絶対温度に比例する温度特性を有する電流にする。これにより、ゲインの温度特性は理論上はフラットになるといわれている。このため、この手法はエミッタ接地アンプにおいてよく用いられる温度補償手法の一つである。
しかし高周波信号では、実際にはアンプの温度特性は、高温においてゲイン低下という現象が起こる。その理由として、トランジスタのFt(遮断周波数)やメタルの抵抗値増加等、様々な要因が重なってゲインの低下が起きていると考えられる。この結果、従来は高温におけるゲインの温度補償が不十分であった。
後述する特許文献1に開示された技術によれば、信号ラインをダイオードでクランプし、そのダイオードに流れる電流を調整することにより高温時でのゲイン低下を防止している。しかし、高周波信号を処理する回路においては、ダイオードにより生じる損失が大きいので不向きである。このため、この従来技術によっても高温時におけるゲインの低下を防ぐことはできなかった。
特開2005−2941号公報
本発明は、高周波信号を処理する回路において高温領域においてもゲインの温度補償を行うことが可能な温度補償回路を提供することを目的とする。
本発明の一態様による温度補償回路は、バイアス電流を出力するバイアス回路と、電源端子にコレクタが接続され、エミッタが接地され、前記バイアス電流をベースに与えられるトランジスタとを備え、前記バイアス電流は、所定温度に到達するまでの低温領域では絶対温度に比例して増加し、前記所定温度以上の高温領域では前記絶対温度に比例した電流値よりさらに増加した電流値を有することを特徴とする。
本発明の一態様による温度補償回路は、絶対温度に比例した電流値を有する第1の電流を出力する電流源と、所定温度に到達するまでの低温領域では電流が流れず、前記所定温度以上の高温領域では前記絶対温度に比例した電流値よりさらに増加した電流値を有する第2の電流を出力するバイアス回路と、エミッタが接地され、前記第1の電流及び第2の電流を加算されてコレクタに供給され、第3の電流をエミッタから出力する第1のトランジスタと、コレクタが電源端子に接続され、エミッタが接地され、ベースが前記第1のトランジスタのベースに接続され、前記第1のトランジスタとセルサイズがn(nは任意の数)倍のセルサイズを有し、前記第3の電流をn倍した電流をエミッタから出力する第2のトランジスタとを備えることを特徴とする。
本発明の温度補償回路によれば、高周波信号を処理する回路において高温領域においてもゲインの温度補償を行うことが可能である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(1)実施の形態1
本発明の実施の形態1による温度補償回路について、その構成を示した図1を参照して説明する。
本実施の形態1は、バイアス回路BC1と、バイアス回路BC1の出力がベースに与えられ、コレクタが電源端子、エミッタが接地されたパワーアンプに相当するトランジスタTr1とを有する。ここで、トランジスタTr1に流れるエミッタ電流を、出力電流I1とする。
この出力電流I1は、バイアス回路BC1がトランジスタTr1のベースに与えるバイアス電流により制御される。バイアス回路BC1は、このパワーアンプにより駆動される回路の性能保証範囲内でゲインの温度特性がフラットになるようにバイアス電流を調整する。
このバイアス電流の調整の手法について、図2を参照して説明する。所定温度t1までの低温領域では、絶対温度と電流とが比例関係となるように、PTAT(Proportional To Absolute Temperature)電流とする。そして所定温度t1以上の高温領域では、点線で示された比例関係よりも実線I1で示されたように徐々に増加させていく。
このようなバイアス電流を所定温度t1以上の高温領域においてトランジスタTr1に与えることで、図3に示されるように、ゲインが高温になるに従い低下する点線のような温度特性から、実線で示されたように高温領域においてもフラットな温度特性が実現される。
(2)実施の形態2
本発明の実施の形態2による温度補償回路について、その構成を示した図4を用いて説明する。
本実施の形態2は、バイアス回路BC11、電流源CS11、トランジスタTr11、Tr12、抵抗R11、R12、パワーアンプとしてのトランジスタTr13を備えている。
尚、上記実施の形態1との関係において、本実施の形態2におけるバイアス回路BC11、トランジスタTr11及びTr12、抵抗R11及びR12、電流源CS11が、上記実施の形態1におけるバイアス回路BC1に対応する。
ここで、バイアス電流BC11からの出力電流を電流I12、電流源CS11からの出力電流を電流I11、トランジスタTr12に流れるエミッタ電流を電流I13、トランジスタTr13のエミッタ電流を電流I14とする。
バイアス回路BC11は、外部入力端子PTATから絶対温度に比例して増加するPTAT温度係数を有する電流を供給され、外部入力端子CTAT(Complementary To Absolute Temperature)から絶対温度に依存することなく一定値を維持するCTAT温度係数を有する電流を供給される。
トランジスタTr11へのベース電流を無視すると、トランジスタTr12のコレクタには、バイアス回路BC11からの出力電流I12と電流源CS11からの出力電流I11とが加算されたものが供給されて、エミッタ電流I13となる。即ち、I13=I11+I12の関係にある。
ここでトランジスタTr11は、トランジスタTr12、Tr13のベース電流補償用に設けられている。
抵抗R11と抵抗R12はバイアス抵抗であって、抵抗値はn:1の関係にある。また、トランジスタTr12、トランジスタTr13のセルサイズは1:nの関係にある。
これにより、トランジスタTr12に流れるエミッタ電流I13とトランジスタTr13に流れるエミッタ電流I14とが1:nの関係となるカレントミラー回路が構成される。
この結果、トランジスタTr13に流れる電流I14は、n*I13(=I11+I12)となる。
ところで、電流源CS11はPTAT係数を有する電流を出力するPTAT電流源とする。この電流が、全温度領域においてトランジスタTr12に供給され、n倍された電流がトランジスタTr13に供給される。
一方、バイアス回路BC11からの出力電流I12は、図5に示されたように所定温度t1以上の高温領域でのみ電流が流れるように制御された電流である。
このような電流I11とI12とが加算されることで、トランジスタTr12に供給される電流I13は、所定温度t1までの低温領域では絶対温度に比例して増加するPTAT係数を有し、所定温度t1以上の高温領域では点線で示されたPTAT係数よりも徐々に増加する。
トランジスタTr13には、トランジスタTr12とカレントミラー回路を構成しているため、トランジスタTr13に流れる電流I4の温度特性は上記実施の形態において参照した図2に示されたものと同様となる。
この結果、同じく上記実施の形態1において参照した図3に示されたように、所定の温度t1以上の高温領域を含む全温度領域においてトランジスタTr13のゲインはフラットとなる。
(3)実施の形態3
本発明の実施の形態3による温度補償回路について、図6を用いて説明する。
本実施の形態3は、トランジスタTr21〜Tr32、Tr36、抵抗R31〜R34を有するバイアス回路BC21と、電流源CS21、トランジスタTr33〜Tr35、抵抗R35〜R36を有する。
尚、上記実施の形態2との関係において、本実施の形態3におけるバイアス回路BC21が上記実施の形態2におけるバイアス回路BC11に対応し、電流源CS21、トランジスタTr33〜Tr34、抵抗R35〜R36が、上記実施の形態2における電流源CS11、トランジスタTr11〜Tr13、抵抗R11〜R12に対応する。
ここで、バイアス回路BC21について説明する。アーリー効果削減のために用いるトランジスタTr27、Tr32のカレントミラーとして作用するトランジスタTr29、差動入力が与えられるトランジスタTr28及びTr30、これらのトランジスタを駆動するための電流源として作用するトランジスタTr31により差動アンプが構成される。
トランジスタTr31にPTAT係数を有する電流を流すために、トランジスタTR21、トランジスタTr22、トランジスタTr23にバイアス電流を供給する。具体的には、PTAT係数を有する電流がトランジスタTr21のゲートに入力され、トランジスタTr22にPTAT係数を有するエミッタ電流が流れる。トランジスタTr23は、トランジスタTr22のベース電流補償用に設けられている。
トランジスタTr22に流れたPTAT係数を有するエミッタ電流と同じ温度特性、即ちPTAT係数を有する電流が、カレントミラー回路を構成するトランジスタTr31に流れる。
トランジスタTr36のベースにCTAT係数を有するバイアス電流が供給されて、トランジスタTr36、Tr24、抵抗R32にCTAT係数を有する電流I21が流れる。
一方、トランジスタTr25のベースにPTAT係数を有するバイアス電流が供給されて、トランジスタTr25、Tr26、抵抗R33にCTAT係数を有する電流I22が流れる。ここで、抵抗R32、R33は、トランジスタTr28、トランジスタTr30のベースをバイアスするための抵抗に相当する。
CTAT係数を有する電流I21が流れるノードN1の電位と、PTAT係数を有する電流I22が流れるノードN2の電位がトランジスタTr28、Tr30のベースに入力され、電位が比較される。これにより、トランジスタTr28、Tr30のベース・エミッタ間電圧Vbeの温度特性が、それぞれPTAT係数、CTAT係数を有するように補正される。
また、トランジスタTr27は、トランジスタTr28のコレクタに、コレクタ・エミッタ間電圧Vceを与えて、トランジスタTr30のアーリー効果を削減するために設けられている。
尚、図6に示されたトランジスタTr21、Tr23、Tr25、Tr27、Tr29、Tr32はバイポーラトランジスタで構成されている。しかし、これらのトランジスタをMOSFETで構成してもよい。
ノードN1に流れる電流I21はCTAT係数を有するため、トランジスタTr24のベース・エミッタ間電圧VbeとR32の影響により、この電位の温度特性は図7に示された直線N1のように温度が上昇するにつれてノードN1の電位は減少する単調減少の特性となる。一方、ノードN2に流れる電流I22はPTAT係数を有するため、トランジスタTr26のベース・エミッタ間電圧VbeとR33の影響により、この電位の温度特性は直線N2に示されたように温度とは無関係に一定値を維持するフラットな特性となる。所定温度t11より低い温度領域では、ノードN1の電位の方が高く、所定温度t11において同一となり、所定温度t11より高い高温領域ではノードN2の方がより高くなる。
その結果、所定温度t1より低い低温領域では、ノードN1の電位がノードN2の電位より十分高いため、トランジスタTr28に電流が流れトランジスタTr30には流れない。よってトランジスタTr29に電流が流れず、これとカレントミラー回路を構成するトランジスタTr32にも流れない。これにより、トランジスタTr33に流れる電流I33は、電流源CS21から出力される電流I32のみとなる。
所定温度t1に到達すると、トランジスタTr30に微小な電流が流れ始める。よって、トランジスタTr29にも微小な電流が流れ、トランジスタTr32にも微小な電流が流れ始め、トランジスタTr33に流れる電流I33には電流I31が加算され始める。
所定温度t11では、ノードN1、N2の電位が等しくなり、トランジスタTr28、Tr30に同一の電流が流れる。
所定温度t2より高い高温領域では、ノードN1の電位よりノードN2の電位の方が高くなり、トランジスタTr28よりもトランジスタTr30の方に多くの電流が流れる。トランジスタTr29にもトランジスタTr30と等しい電流が流れて、これとカレントミラー回路を構成するトランジスタTr32にも流れる。これにより、トランジスタTr33に流れる電流I33は、電流源CS21から出力される電流I32に、電流I31が加算される。
図8に、トランジスタTr32の温度特性を示す。所定温度t1より低い低温領域では電流が流れず、所定温度t1以上になると温度の上昇に伴い電流が増加していく。このトランジスタTr32に流れる電流I31は、上述したようにトランジスタTr30に流れる電流をn倍したものに相当する。
このトランジスタTr30に流れる電流の調整は、図9に示されたように、トランジスタTr28の電位を決定するトランジスタTr24のエミッタに接続されたバイアス抵抗R32の値を変えることで行うことができる。例えば、曲線L1で示されたトランジスタTr32の温度特性が実現されるときのバイアス抵抗R32を100%とする。
バイアス抵抗R32を90%の値にしたときはトランジスタTr32の温度特性は曲線L1のようであり、より低い温度t0から電流が流れ始める。逆に、バイアス抵抗R32を110%の値にしたときは、トランジスタTr32の温度特性は曲線L2のようでありより高い温度t1になるまでは電流は流れない。尚、電流の増加率は、いずれの場合も同様である。このように、トランジスタTr32の温度特性を示すグラフにおける横方向の調整はバイアス抵抗の値を変えることで行う。
尚、バイアス抵抗の調整は、抵抗R32の替わりにトランジスタTr26のエミッタに接続された抵抗R33に対して行ってもよく、あるいは抵抗R32及びR33の両方に対して行ってもよい。
一方、グラフの縦方向の調整、即ちトランジスタTr32の電流の増加率を調整するには、トランジスタTr32のサイズを調整することで行う。図10に示された曲線L12に示された温度特性を有するときのトランジスタTr32のセルサイズを100%とする。このセルサイズを70%にしたときのトランジスタTr32の温度特性は曲線L11に示されるようであり、電流の増加率が低くなる。一方、トランジスタTr32のセルサイズを130%にしたときは、曲線L13に示されるように電流の増加率が高くなる。尚、トランジスタTr32に電流が流れ始めるときの温度はいずれの場合もほぼ温度t1である。
トランジスタTr33を流れる電流I33は、上記実施の形態1において参照した図2に示されたような温度特性を有する。即ち、温度に比例して増加する電流I32に、所定温度t1以上になると電流I31が加算される。
この電流I31が加算されることにより、所定温度t1以上の高温領域においても、上記実施の形態1において参照した図3に示されたようにトランジスタTr35のゲインはフラットとなる。
尚、トランジスタTr35に流れる電流I34が高温領域において増加するが、P1点において示されたように増加量が抑制されて熱暴走が防止される。この電流I34は、図11に示されるような温度特性を有し、P1点より高い温度領域ではPTAT係数を有する。電流I34の増加量は、トランジスタTr17のセルサイズで制限される。
また、トランジスタTr32に流れる電流は、トランジスタTr28及びTr30に流れる電流の相対的な差により決定される。ここで、トランジスタTr28、Tr30に流れる電流の総和はトランジスタTr31により制限される。トランジスタTr31に流れる電流が飽和することにより、トランジスタTr32の熱暴走が抑制される。よって、高温になるに従い極端に電流が増加する現象が回避され、熱暴走を防止することができる。
上記実施の形態はいずれも一例であって、本発明の技術的範囲内において様々に変形することが可能である。
本発明の実施の形態1による温度補償回路の構成を示す回路図。 同実施の形態1における出力電流の温度特性を示すグラフ。 同実施の形態1における温度補償回路のゲインの温度特性を示すグラフ。 本発明の実施の形態2による温度補償回路の構成を示す回路図。 同実施の形態2におけるバイアス回路から供給されるバイアス電流の温度特性を示すグラフ。 本発明の実施の形態3による温度補償回路の構成を示す回路図。 同実施の形態3におけるノードN1、N2の電位の温度特性を示したグラフ。 同実施の形態3におけるバイアス回路の出力トランジスタTr32に流れる電流の温度特性を示したグラフ。 同実施の形態3におけるバイアス回路の出力トランジスタTr32に流れる電流の温度特性が抵抗R32により変化することを示したグラフ。 同実施の形態3におけるバイアス回路の出力トランジスタTr32に流れる電流の温度特性がトランジスタTr32のセルサイズにより変化することを示したグラフ。 同実施の形態3においてトランジスタTr35に供給される電流の温度特性を示したグラフ。
符号の説明
BC1、BC11、BC21 バイアス回路
Tr1、Tr13、Tr35 パワーアンプ用トランジスタ
CS11、CS21 電流源

Claims (5)

  1. バイアス電流を出力するバイアス回路と、
    電源端子にコレクタが接続され、エミッタが接地され、前記バイアス電流をベースに与えられるトランジスタと、
    を備え、
    前記バイアス電流は、所定温度に到達するまでの低温領域では絶対温度に比例して増加し、前記所定温度以上の高温領域では前記絶対温度に比例した電流値よりさらに増加した電流値を有することを特徴とする温度補償回路。
  2. 絶対温度に比例した電流値を有する第1の電流を出力する電流源と、
    所定温度に到達するまでの低温領域では電流が流れず、前記所定温度以上の高温領域では前記絶対温度に比例した電流値よりさらに増加した電流値を有する第2の電流を出力するバイアス回路と、
    エミッタが接地され、前記第1の電流及び第2の電流を加算されてコレクタに供給され、第3の電流をエミッタから出力する第1のトランジスタと、
    コレクタが電源端子に接続され、エミッタが接地され、ベースが前記第1のトランジスタのベースに接続され、前記第1のトランジスタとセルサイズがn(nは任意の数)倍のセルサイズを有し、前記第3の電流をn倍した電流をエミッタから出力する第2のトランジスタと、
    を備えることを特徴とする温度補償回路。
  3. 前記バイアス回路は、
    エミッタが電源端子に接続され、絶対温度に比例した電流値を有する第4の電流をベースに供給されて第5の電流をコレクタから出力する第3のトランジスタと、
    前記第5の電流をコレクタに与えられ、エミッタが接地され、前記第5の電流をエミッタから出力する第4のトランジスタと、
    エミッタが電源端子に接続され、絶対温度に依存しない電流値を有する第6の電流をベースに供給されて第7の電流をコレクタから出力する第5のトランジスタと、
    エミッタが電源端子に接続され、絶対温度に比例した電流値を有する第7の電流をベースに供給されて第8の電流をコレクタから出力する第6のトランジスタと、
    前記第5のトランジスタのコレクタと接地端子との間に接続された第1の抵抗と、
    前記第6のトランジスタのコレクタと接地端子との間に接続された第2の抵抗と、
    前記第5のトランジスタのコレクタの電位及び前記第6のトランジスタのコレクタの電位を入力され、相対的な電位差に応じた出力を行う差動増幅器と、
    エミッタが電源端子に接続され、コレクタが前記第1のトランジスタのコレクタに接続され、前記差動増幅器の出力をベースに与えられて前記第2の電流をコレクタから出力する第7のトランジスタと、
    を有することを特徴とする請求項2記載の温度補償回路。
  4. 前記第1の抵抗の抵抗値及び前記第2の抵抗の抵抗値の少なくもいずれか一方の調整により、前記第7のトランジスタから出力される前記第2の電流が流れ始める前記所定温度が調整され、
    前記第7のトランジスタのセルサイズの調整により、前記第7のトランジスタから前記所定温度以上の高温領域で出力される前記第2の電流の温度上昇に伴う増加量が調整されることを特徴とする請求項3記載の温度補償回路。
  5. 前記差動増幅器は、
    エミッタが電源端子に接続された第8のトランジスタと、
    エミッタが電源端子に接続され、ベース及びコレクタが前記第7のトランジスタのベースに接続された第9のトランジスタと、
    前記第8のトランジスタのベース及びコレクタにコレクタが接続され、前記第5のトランジスタのコレクタの電位をベースに入力される第10のトランジスタと、
    前記第9のトランジスタのベース及びコレクタにコレクタが接続され、前記第6のトランジスタのコレクタの電位をベースに入力される第11のトランジスタと、
    前記第10のトランジスタのエミッタ及び前記第11のトランジスタのエミッタにコレクタが接続され、ベースが前記第4のトランジスタのベースに接続された第12のトランジスタとを有し、
    前記第10のトランジスタ及び前記第11のトランジスタにそれぞれ流れる電流量の総和が前記第12のトランジスタにより制限されることで、前記第7のトランジスタに流れる電流量が制限されることを特徴とする請求項4記載の温度補償回路。
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