JP2009127533A - エンジンの電波シールド装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジン外方への電磁波の放出を十分に抑制することができるエンジンの電波シールド装置を提供する。
【解決手段】エンジンEの点火プラグ20における端子部20aと、端子部20aを給電コード29に接続するコード接続部34との接触部分を覆う電気絶縁性のプラグキャップ31、プラグキャップ31に取り付けられて端子部20aから放出される電磁波を遮蔽する導電性のシールドキャップ35、およびシールドキャップ35と、導電性のエンジン本体EBとを直接または間接的に電気的に接続し、装着状態でシールキャップ35とエンジン本体EBとの間にばね力を与える導電性の圧縮ばね36を備えている。
【選択図】図5

Description

本発明は、主として刈払機のような作業機を駆動するエンジンにおいて、点火装置からの電磁波の放射を抑制する電波シールド装置に関するものである。
エンジンでは、点火装置から電磁波が発生する。このエンジンを刈払機に搭載した場合、刈払機のドライブシャフトが挿通された長いアルミニウム合金製竿部分がアンテナとして作用し、電磁誘導によって点火装置からの電磁波の強度が増す結果、竿部分に対し直交方向に強い電磁波が放出される。
従来では、点火プラグ、給電コードまたはプラグキャップに、例えば10kΩ程度の抵抗を入れて電流を低減することにより、電磁波の放出を抑制している。しかしながら、刈払機の竿部分により強度が増した電磁波の抑制効果は小さい場合があった。また、CDI(Capacitive Discharge Ignition:コンデンサ放電点火式)点火装置を有するエンジンを搭載した携帯型作業機では、CDI点火装置の電流の立ち上がりが速いのに伴って大きな電磁ノイズが放出するので、電磁波の抑制効果がさらに低くなる可能性が高い。
特に、点火プラグの先端の端子と給電コードを接続する接続導線からなるコード接続部がエンジンの振動によって振動して、点火プラグの端子と接触、非接触を繰り返すことにより、点火プラグ周辺からの電磁波の発生量が多い。これに対し、点火プラグの端子の外周を取り囲むように金属リングを配置し、この金属リングに設けた側面伸張部が点火プラグ自体と並列接続される技術が知られている(特許文献1参照)。
特開昭59−151791号公報
上記特許文献1の技術によれば、金属リングは点火プラグの端子部付近を十分覆っていないうえに、金属リングの側面伸張部と点火プラグの取付部との接触が不安定であり、電磁シールド効果は期待できない。
本発明は、前記従来の課題に鑑みてなされたもので、エンジン外方への電磁波の放出を抑制することができるエンジンの電波シールド装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明にかかるエンジンの電波シールド装置は、エンジンの点火プラグにおける端子部と、この端子部を給電コードに接続するコード接続部との接触部分を覆う電気絶縁性のプラグキャップ、該プラグキャップに取り付けられて前記端子部から放出される電磁波を遮蔽する導電性のシールドキャップ、および該シールドキャップと、導電性のエンジン本体とを直接または間接的に電気的に接続し、装着状態でシールキャップとエンジン本体との間にばね力を与える導電性の圧縮ばねを備えている。
この構成によれば、強い電磁波を発生する部分である点火プラグの端子部からの電磁波が、シールドキャップによって遮断され、さらに、導電性の圧縮ばねを介して導電性の取付部からまたは直接エンジン本体へ逃されるので、エンジン外方に放射されるのを有効に防止できる。ここで、シールドキャップと点火プラグの取付部との間に圧縮ばねを介在させているから、圧縮ばねのばね力により、シールドキャップと点火プラグの取付部との間の電気的接触が安定して保たれるので、電磁波の放射を抑制する電波シールド効果が安定する。
本発明において、前記シールドキャップが前記点火プラグの端子部の側方を覆っていることが好ましい。この構成によれば、点火プラグの端子部からの電磁波は、主として端子部の側方へ放射されるので、この側方をシールドキャップで覆うことにより、電磁波の放射を効果的に抑制できる。また、点火プラグの端子部の上方を覆うためにシールドキャップをプラグキャップ上面にまで延出させる必要がないから、シールドキャップの大形化を招かない。
本発明において、前記圧縮ばねがコイルばねであり、このコイルばねが前記点火プラグの外周に装着されていることが好ましい。コイルばねは、シールドキャップとエンジン本体または点火プラグの取付部との接触面積が大きくなるので、コイルばねを介して電磁波をエンジン本体へ円滑に逃すことができ、エンジン外方に放出されるのをより効果的に防止できる。また、コイルばねが点火プラグにより安定して保持される。
本発明において、前記コイルばねは、コイル径が前記シールドキャップに向かって大きくなる略円錐形状であることが好ましい。このようなコイル径が異なる円錐形状のコイルばねは、圧縮状態では小径部分が大径部分内に納まり、ばねの縮み量を稼ぐことができる。したがって、組立誤差によってシールドキャップと点火プラグの取付部との間隔が大きく変動しても、常に圧縮状態を保つことができるので、シールドキャップのエンジンへのアースが安定してなされる。さらに、コイル径が前記シールドキャップに向かって大きくなるから、シールドキャップに近い一端部付近ではコイル径が最大となるので、点火プラグ端子と圧縮ばねとの距離が大きくなり、両者間の短絡を抑制することができる。なお、円錐形状に代えて、三角錐または四角錐などの多角錐形状のコイルばねを用いることもできる。
本発明において、前記シールドキャップが前記点火プラグを貫通させるプラグ貫通孔を有し、前記コイルばねにおける前記シールドキャップ側の一端部が、前記シールドキャップの前記プラグ貫通孔の縁部に係止されて、前記一端部に連なる略一巻き分が前記プラグ貫通孔の縁部の内面に係合していることが好ましい。この構成によれば、コイルばねの一巻き分が、シールドキャップのプラグ貫通孔の縁に係合されているので、圧縮ばねの保持部分が長くなり、圧縮ばねの姿勢が安定する。
本発明において、前記プラグキャップは内周部に前記点火プラグが嵌合するボスを有し、前記コイルばねが、前記プラグキャップのボスの外周部に嵌合しているのが好ましい。この構成によれば、点火プラグの端子部とコード接続部との接触部分を覆う電気絶縁性のプラグキャップのボスの外周部にコイルばねが嵌合されているので、前記接触部分とコイルばねとの間の短絡を抑制することができる。また、プラグキャップのボスの外周部にコイルばねが嵌合されているので、コイルばねが径方向にずれるのを防止することができる。
本発明において、前記シールドキャップは、前記点火プラグと前記給電コードのそれぞれを貫通させるプラグ貫通孔とコード貫通孔とを有するのが好ましい。さらに、好ましくは、前記プラグキャップは、カバーと、このカバーの内面に突出して形成され前記点火プラグに嵌合するボスとを備え、前記カバーの内面側に前記シールドキャップが配置されている。この構成によれば、シールドキャップがプラグキャップの内面側に配置されることで、プラグキャップにより保護されるとともに、周囲のものとの接触を防止できる。また、前記カバーは、前記ボスの基部に連なる頂壁と、前記頂壁からボスの先端部に向かってボスから離れるようにV字形状に開いた一対の側壁とを有し、これら側壁の間に前記シールドキャップが位置するようにすることができる。これにより、プラグキャップがV字形状の一対の側壁により効果的に保護される。
また、本発明において、前記プラグキャップの内面にリブが設けられ、このリブに前記シールドキャップが係合されていることが好ましい。さらに好ましくは、前記シールドキャップは、前記リブに差し込まれて係合し、抜き出し方向への移動を阻止する抜け防止爪を有している。この構成によれば、シールドキャップがプラグキャップに強固に係合される。
本発明のエンジンの電波シールド装置によれば、強い電磁波を発生する部分である点火プラグの端子部からの電磁波が、シールドキャップによって遮断され、このシールドキャップが、圧縮ばねを介して直接または間接的にエンジン本体へ接地されるので、電磁波がエンジン外方に放射されるのを有効に防止できる。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る小型エンジンEを搭載した携帯型作業機の一種である刈払機1を示し、導電性金属であるアルミニウム合金製の長いメインパイプ2の基端部にエンジンEが取り付けられ、先端部に作業工具としての回転式刈刃3が取り付けられている。メインパイプ2の内部に鉄系のドライブシャフト(図示せず)が挿通され、ドライブシャフトの基端部がエンジンEに連結され、先端部が回転式刈刃3に連結されている。メインパイプ2には、エンジンEの近傍箇所に肩掛け用ベルト4とU字状のハンドル7とが取り付けられている。作業者はベルト4を肩に掛けることによって刈払機1を保持し、ハンドル7の両端部のグリップ8を握って操作することにより、エンジンEによって駆動される刈刃3で雑草などを刈り取る。刈刃3の回転数は、ハンドルの一端部近傍に設けられたスロットルレバー9の操作により調節される。
図2はエンジンEをメインパイプ2側から見た部分断面正面図である。このエンジンEは、2サイクルエンンジンであり、シリンダ10aとシリンダヘッド10bとが一体形成されたシリンダブロック10を有し、このシリンダブロック10がクランクケース11に連結されてエンジン本体EBを形成している。このシリンダヘッド10bに形成されたねじ孔10cに点火プラグ20がねじ込みにより装着されている。シリンダ10aの吸気ポート12にはインシュレータ13を介して気化器14が連結され、この気化器14の上流側にエアクリーナ17が連結されている。シリンダ10aの排気ポート18にはマフラ19が接続されている。燃料タンク33はクランクケース11の下部に取り付けられている。なお、エンジンEは4サイクルエンジンであってもよく、さらにこの場合、シリンダとシリンダヘッドが別体であってもよい。
図2のIII−III線断面図である図3に示すように、シリンダブロック10のシリンダ10aのボアにピストン15が摺動自在に収納され、このピストン15がクランクケース11に支持されたクランク軸21に連結されている。このクランク軸21の一端部(前端部)にフライホィ−ルを兼ねる冷却ファン22が取り付けられ、その外方にエンジンEの出力を刈払機1のドライブシャフトに伝達するための遠心クラック23が取り付けられている。冷却ファン22の外周部には磁石(図示せず)が埋設されている。
冷却ファン22はクランクケース11に取り付けられたファンハウジング26により覆われており、このファンハウジング26がクラッチハウジング45を介してメインパイプ2(図1)の基端部(後端部)に取り付けられている。クランク軸21の他端部(後端部)にはスタータプーリー24が取り付けられ、その外方に、スタート時にスタータプーリー24を介してクランク軸21を回転させるリコイルスタータ27が配置されている。
冷却ファン22から送給された冷却風Cは、点火コイルユニット28、シリンダブロック10およびマフラ19(図2)を覆うシュラウド30によって導かれ、後述する点火コイルユニット28を冷却し、さらにシリンダブロック10の冷却フィン10dの間を通るように導かれてシリンダブロック10を冷却したのち、昇温した冷却風Cとなって、シュラウド30に形成された通気孔30cを通って外部に排出される。
樹脂製のシュラウド30は、メインカバー部30aとサブカバー部30b(図2)とが一体形成されたもので、ファンハウジング26とクランクケース11にボルト(図示せず)で固定されている。図2において、シリンダブロック10がメインカバー部30aで覆われているとともに、マフラ19がサブカバー部30bで覆われている。一方、気化器14およびエアクリーナ17は、シュラウド30とは別体のエアクリーナキャップ32により覆われている。なお、この実施形態では、シュラウド30がメインカバー部30aとサブカバー部30bとを一体に備えているが、シュラウドをメインカバー部30aにのみ相当する形状として、これとは別に設けたマフラカバーをシュラウドに連結する構造とされる場合もある。
シュラウド30を取り外した状態の小型エンジンEを正面から見た図4に示すように、シリンダブロック10の前側には、図示を省略したイグニッションコイルなどにより形成された高電圧発生回路が内蔵されたCDI方式の点火コイルユニット28が配置されている。この点火コイルユニット28は、内蔵したイグニッションコイルと前記冷却ファン22(図3)に埋め込まれて冷却ファン22と共に回転する磁石とにより、点火プラグ20を点火作動させるための高電圧を発生する。点火コイルユニット28は、導線の外周を絶縁被服で覆った給電コード29を介して点火プラグ20に接続されている。CDI点火方式は、トランジスタ(電流遮断)点火方式に比べて、十分に高い電圧を点火プラグ20に与えることができる。点火コイルユニット28は、例えばボルトのような締結部材41によりエンジン本体EBに、電気的に接続された状態で固定されている。また、点火コイルユニット28には、エンジンを停止するためのストップコード42が接続されている。
図4に示したように、点火コイルユニット28および給電コード29もシュラウド30のメインカバー部30aで覆われている。点火プラグ20は、これの上部がメインカバー部30aの挿通孔30cから外部に突出する。
図5は、点火プラグ20と給電コード29との接続箇所の拡大断面図である。点火プラグ20は、先端部(上部)に形成されたプラグ端子20aと、その下部の絶縁処理が施された絶縁碍子20bと、さらにその下部に、絶縁碍子20bよりも大径の導電性の取付部20cとを有しており、この取付部20cにより、エンジン本体EBに電気的に接続された状態で取り付けられている。取付部20cは鉄系の金属からなり、エンジン本体EBのねじ孔10cに螺合される雄ねじ20caと、ベース20cbと、取付工具がかけられ、エンジン本体EBの外面に着座する六角ナット状の工具係合座20ccと、この工具係合座20ccの上面と絶縁碍子20bとをつなぐ中間座20cdとを有する。点火プラグ20の端子部20aと、この端子部20aに給電コード29を接続するコード接続部34とが、プラグキャップ31に覆われている。コード接続部34は、例えば銅線からなり、給電コード29に電気的に接続されたコード連結導線34aと、この連結導線34aに連なり、コイル状に巻回されたプラグ連結線34bとを有しており、このプラグ連結線34bの内側に点火プラグ20の端子部20aが嵌合して保持される。これにより、コード接続部34を介して、端子部20aと給電コード29とが電気的に接続される。なお、この実施形態では、端子部20aとコード接続部34の全体とが、プラグキャップ31に覆われているが、端子部20aとコード接続部34のプラグ連結線34bとの接触部分のみがプラグキャップ31によって覆われるようにしてもよい。
プラグキャップ31は、例えばゴムのような絶縁材料からなり、図4に示すように、内周部に点火プラグ20に嵌合するプラグ挿入孔31aa(図5)を有するボス31aと、このボス31aの基部に連なる頂壁31baおよびこの頂壁31baからボス31aの先端に向かってボス31aから離れるように逆V字形状に開いた一対の側壁31bb,31bbを有するカバー31bと、給電コード29を挿入するコード挿入孔31ca(図5)を有する給電コード挿入部31cとが、型成形によって一体形成されている。給電コード挿入部31cの基部は頂壁31baに連なり、この挿入部31cとボス31aとは、並んで配置されている。前記カバー31bは、シュラウド30のメインカバー部30aの挿通孔30cを閉塞し、点火プラグ20が周囲の物と接触しないように保護している。このカバー31bの両側壁31bb,31bbの間に、端子部20aから放出される電磁波の全部または一部を遮蔽する導電性のシールドキャップ35が配置されている。カバー31bはシュラウド30のメインカバー部30aの挿通孔30cを略完全に閉塞しているので、シールドキャップ35はシュラウド30の外部に露出しない。シールドキャップ35の詳細については後述する。
プラグキャップ31を下方から見た図6に示すように、プラグキャップ31は、両側壁31bb,31bbの中間に位置するリブ31dを備えており、このリブ31dは、カバー31bの頂壁31baの中央部内面から内方へ突出している。本実施形態では、リブ31dはボス31aの両側の2箇所に設けられているが、1箇所のみでもよい。また、プラグキャップ31の形状は、シールドキャップ35(図5)が外部に露出するのを防ぐことができればよく、例えば円筒状、円錐状、四角形状等であってもよい。
図5に戻って、シールドキャップ35は、一方に開放する有底筒状に形成され、点火プラグ20が貫通する底壁35aと、底壁35aの周囲を囲む側壁35bとを有し、側壁35bの一部に、給電コード29が貫通する傾斜部35baが形成されている。底壁35aと傾斜部35baには、それぞれ点火プラグ20と給電コード29を貫通させる円形のプラグ貫通孔35dとコード貫通孔35eが形成されている。このプラグ貫通孔35dとコード貫通孔35eに、プラグキャップのボス31aと給電コード挿入部31dとがそれぞれ嵌合されている。シールドキャップ35は、底壁35aと側壁35bにより、それぞれ点火プラグ20の端子部20aの下方と側方を覆っており、上方は開放されている。シールドキャップ35は、導電性のアルミニウム合金、銅、黄銅、ニッケル合金または鋼などの材料からなる板材をプレス成形したものであるが、これらの材料からなる線材を編んだネットであってもよい。また、導電性の粉末を含んだ樹脂を型成形したものであってもよい。また、導電性塗料を樹脂製のシールドキャップ本体の表面に塗布して内外面のいずれかに導電膜が形成されるものでもよい。
シールドキャップ35の斜視図である図7に示すように、シールドキャップ35の開放された上縁部には、プラグキャップ31(図5)に向かって突出した、一対の抜け防止爪35fが形成されている。抜け防止爪35fは、向かい合う面に鋸刃60が形成された一対の爪片35fa、35faを有しており、図6のプラグキャップ31のリブ31dに差し込まれて係合する。図7の鋸刃60は、リブ31d(図6)に対するシールドキャップ35の差し込み方向Pへの移動は許容し、抜き出し方向Qへの移動を阻止するように鋸刃60の向きが設定されている。すなわち、差し込み方向Pに進むにつれて先細となる係止片が差し込み方向Pに並んでいる。底壁35aにおけるプラグ貫通孔35dの縁部には、後述する圧縮ばね36の一端部36aが係止する係止溝35gが形成されている。この実施形態では、プラグ貫通孔35dと係止溝35gは連なっているが、別々の孔としてもよい。
図5に戻って、シールドキャップ35と、点火プラグ20の取付部20cとに接した状態で、導電性の圧縮ばね36が点火プラグ20の外周に装着されている。圧縮ばね36はコイルばねであり、コイル径がシールドキャップ35に向かって大きくなる円錐形状に形成されている。圧縮ばね36は、シールドキャップ35寄りの部分がボス31aの外周部に嵌合されるようにして、点火プラグ20と同軸に配置される。この圧縮ばね36におけるシールドキャップ35側の一端部36aが、シールドキャップ35のプラグ貫通孔35aの縁部に設けた係止溝35g(図7)に係止され、圧縮ばね36の他端部36cは、点火プラグの取付部20cの中間座20ccの上面に接触しており、この圧縮ばね36および取付部20cを介して、シールドキャップ35とエンジン本体EBとが電気的に接続されている。この実施形態では、シールドキャップ35とエンジン本体EBとが導電性の取付部20cを介して間接的に電気的に接続しているが、圧縮ばね36によりシールドキャップ35とエンジン本体EBとを直接、電気的に接続させてもよい。
図5に示すように、圧縮ばね36の一端部36aに連なる略一巻き以上の部分36bがプラグ貫通孔35dの縁部35daの内方に位置している。また、残余の部分36cは、プラグ貫通孔35dの縁部35daの外方に位置している。したがって、プラグ貫通孔35dの縁部35daの内面と外面にそれぞれ圧縮ばね36の一部が配置され、圧縮ばね36でシールキャップ35を挟んだ状態となる。これによって、圧縮ばね36は、シールドキャップ35に円形状に線接触して係合する。図5に示すように、シールドキャップ35が点火プラグ20に装着された状態では、圧縮ばね36は外力が与えられていない自然状態に比べて圧縮された状態にあり、ばね復元力によりシールドキャップ35と点火プラグ20の電気的接続を安定して保持している。本実施形態では、圧縮ばね36は、コイル径がシールドキャップ35に向かって大きくなる円錐形状であるが、点火プラグ20に向かって大きくなる円錐形状であってもよく、また、円筒形状であってもよい。
図8は、プラグキャップ31とシールドキャップ35と圧縮ばね36とを組み合わせた状態の斜視図である。前述のとおり、圧縮ばね36は、その一端部36aがシールドキャップ35の係止溝35gに係止されている。一端部36aが係止溝35gに係止されることで、圧縮ばね36は、軸線まわりに回転することが阻止される。シールドキャップ35は、プラグキャップ31のカバー31bの両側壁31bb,31bbの間に配置され、各抜け防止爪35fの一対の爪片35fa,35faの間にリブ31dが嵌まり込むことによりリブ31dに噛み込むようにして取り付けられている。
組立て時には、図9に示すように、エンジン本体EBのねじ孔10cに点火プラグ20がねじ結合され、他方、給電コード29をシールドキャップ35のコード貫通孔35eとプラグキャップ31のコード挿入孔31caに通し、さらに、圧縮ばね36をシールドキャップ35に取り付け、このシールドキャップ35をプラグキャップ31に係合させておき、点火プラグ20の端子部20aに圧縮ばね36を通しながら、端子部20aをプラグ挿入孔31aaに差し込んで、プラグキャップ31を点火プラグ20に装着する。
図10は、本発明に係るシールドキャップ35を備えた電波シールド装置と、シールドキャップ35を備えていない比較例とについて、周波数に対する電磁波の発生レベルを示す特性図である。比較例では、低周波数領域において、設定値を超える電磁波が発生しているが、本発明に係る電波シールド装置では、すべての周波数領域で設定値を下回っている。
上記構成において、図5の点火プラグ20の端子部20aと、コード接続部34のプラグ連結線34bとが、振動によって接触、非接触を繰り返すこと等により発生した電磁波は、プラグキャップ31の内側のシールドキャップ35によってシールド(遮蔽)される。シールドによってシールドキャップ35に生じた電荷は、圧縮ばね36および点火プラグ20の取付部20cを介してエンジン本体EBへ逃がされるので、エンジンEの外方に電磁波が放出されるのが効果的に防止される。しかも、既存のエンジンEにおけるプラグキャップ31を改良するだけであるから、外観を損なうことなく、既存の製品にも容易に適用することができる。
また、シールドキャップ35は、点火プラグ20の端子部20aの側方を覆い、プラグキャップ31の上面側には設けられていないので、シールドキャップ35の大形化を防ぐことができる。しかも、シールドキャップ35は、図4に示すプラグキャップ31の両側壁31bb,31bbの間に配置されているので、プラグキャップ31により保護されるとともに、周囲のものとの接触を防止できる。さらに、図8に示すシールドキャップ35の抜け防止爪35fがプラグキャップ31のリブ31dに係合して取り付けられるので、シールドキャップ35がプラグキャップ31から外れるのを極力防止できる。
また、図5のシールドキャップ35と点火プラグ20の根元部20cとを圧縮ばね36を圧縮させることによって接触させているので、圧縮ばね36の復元力により常に安定して接触状態を保持することで電気的接続が確保されるから、電磁波が外方に放射されるのを効果的に防ぐことができる。さらに、図7に示す圧縮ばね36の略一巻き以上の部分36bが、シールドキャップ35のプラグ貫通孔35dの縁に係合されているので、圧縮ばね36の保持部分が長くなり、圧縮ばね36の軸心がプラグ貫通孔36dの軸心と合致するように、圧縮ばね36の姿勢が安定する。圧縮ばね36は円錐形状コイルばねであるので、圧縮状態では小径部分が大径部分内に納まり、ばねの縮み量を稼ぐことができる。したがって、組立誤差または取付誤差によって、シールドキャップ35と点火プラグ20の取付部20cとの間隔が変動しても、常に圧縮状態を保つことができるので、シールドキャップのエンジンへの接地が安定してなされる。さらに、シールドキャップ35とエンジン本体EBまたは点火プラグ20の取付部20cとの接触面積を大きくできるので、コイルばねを介して電磁波をエンジン本体EBへ円滑に逃すことができ、エンジン外方に放出されるのをより効果的に防止できる。また、圧縮ばね36が点火プラグ20の外周に装着されるので、圧縮ばね36が点火プラグ20により安定して保持される。
さらに、図5において、シールドキャップ35に近い一端部36a付近ではコイル径が最大となるので、点火プラグ20の端子部20aと圧縮ばね36との距離が大きくなり、両者20a、36間の短絡を抑制することができる。また、圧縮ばね36は、プラグキャップ31のボス31aの外周部に嵌まり込むことで、点火プラグ20の端子部20aから可及的に離反させることができ、端子部20aに近づくことによるスパーク(電流漏れ)を防ぐことができる。さらに、プラグキャップ31を点火プラグ20に嵌め込むことによって、シールドキャップ35の接地を完了することができ、追加の作業を必要とせず、作業性がよい。また、圧縮ばね36により、プラグキャップ31ががたつくのを防ぐことができる。
図11は、本発明に係るエンジンの電波シールド装置の別の形態を示している。特に記載されていない構成は第1実施形態と同様である。この形態では、点火コイルユニット28のユニットケース28aは樹脂からなり、絶縁性である。このユニットケース28aから外部に露出した導電性のコア50にボルトからなる締結部材41が挿通されて、図3に示すように、樹脂からなる断熱性のスペーサ55を介してエンジン本体EBのシリンダブロック10に設けたボス10eのねじ孔(図示せず)にねじ込まれることで、点火コイルユニット28がエンジン本体EBに取り付けられている。図11のコア50とエンジン本体EBは導電性の締結部材41を介して電気的に接続されている。
図11のユニットケース28aは、導電性の第1シールド体51により覆われている。この第1シールド体51が、共通の締結部材41により、導電性のエンジン本体EBに締結されることにより、エンジン本体EBに接地されている。第1シールド体51の斜視図である図12に示すように、第1シールド体51は、アルミニウムまたは銅などの板金を折り曲げて形成された本体51aに、取付片51bが一体形成または溶接により取り付けられている。本体51aは、ユニットケース28aの前面28aaの略全体を覆う前壁51aa、側面28abの略全体を覆う側壁51abおよび後面28acの一部を覆う後壁51acを有している。取付片51bには取付孔51cが形成され、前述のとおり、図11の締結部材41によりコア50とともにエンジン本体EBに取り付けられる。
この形態では、第1シールド体51は締結部材41を介してコア50とともにエンジン本体EBに接地されているが、締結部材41を介することなく、導線や導電性のテープなどにより、コア50に接触させたり、直接エンジン本体EBへ接地させたりしてもよい。この構成によれば、点火コイルユニット28からの電磁波をエンジン本体へ逃がすことができる。
図11に戻って、エンジンEの給電コード29の外周を導電性の織布または網材からなる第2シールド体52により覆い、この第2シールド体52が、導電性の接続片54を介してエンジン本体EBに接地されている。この接続片54は、例えばアルミニウム、銅などの導電性の板金を給電コード29に巻き付け、一端部に設けられた取付孔(図示せず)に締結部材41を挿入してコア50に共締めすることにより、エンジン本体EBに接地されているが、図13に示すようなクランプ54Aを接続片として用いてもよい。クランプ54Aは、締結部材41(図11)を挿通させる取付孔54cが形成された取付部54aと、圧着により給電コード29に固定されるクランプ部54bを備えている。このようなクランプ54Aを用いることで、第2シールド体52の図11に示すエンジン本体EBへの接地を容易に行うことができる。
図11の実施形態では、第2シールド体52は、導電性のシールドスリーブであるが、導電性のテープを巻き付けたものでもよく、また、給電コード29の外周に導線を巻き付けて、その導線の端末に端子を付けてエンジン本体EBまたはコア50へ接地してもよい。本形態では、給電コード29の全体に第2シールド体52を取り付けているが、一部であってもよい。また、本形態では、第2シールド体52は接合片を介して締結部材41によりコア50とともにエンジン本体EBへ接地されているが、導線や導電性のテープなどによりコア50に接触させたり、直接エンジン本体EBへ接地させたりしてもよい。この構成によれば、給電コード29からの電磁波をエンジン本体EBへ逃がすことができる。
図11において破線で示したシールドキャップ35と、上述の給電コード29の第2シールド体52とを接続部材53により電気的に接続することもできる。接続部材53は、例えばアルミニウム製の薄膜により形成されたもので、シールドキャップ35と第2シールド体52に押し付けて変形させることにより、両者を電気的に接続する。この構成によれば、点火プラグ20の端子部20aからの電磁波を、シールドキャップ35、接続部材53、第2シールド体52および接続片54を介してエンジン本体EBに接地することができる。
図11の形態では、点火コイルユニット28、給電コード29および点火プラグ20の端子部20aの3つ全てにシールド処理を施しているが、何れか1つのみ、または2つの組み合わせであってもよい。このようにシールド範囲やシールド方法を、その効果やコスト面を考慮して決めることで、効率的に電磁波のエンジン外部への放射を抑制することができる。
図11〜図13に示した本発明の形態は、次の態様1)から6)を含む。
態様1)
導電性のエンジン本体EBに点火コイルユニット28が取り付けられ、前記点火コイルユニット28が導電性の第1シールド体51により覆われ、前記第1シールド体51が前記エンジン本体EBに接地されているエンジンの電波シールド装置。
態様2)
態様1において、前記点火コイルユニット28は、ユニットケース28aの外部に露出した導電性のコア50が前記エンジン本体EBに電気的に接触して取り付けられており、前記第1シールド体51が前記コア50に接触しているエンジンの電波シールド装置。
態様3)
態様2において、前記コア50と前記第1シールド体51が、共通の導電性締結部材41により前記エンジン本体EBに締結されているエンジンの電波シールド装置。
態様4)
エンジンEの点火プラグ20と点火コイルユニット28とが給電コード29で接続され、前記給電コード29の外周が導電性の第2シールド体52により覆われており、前記第2シールド体52が前記エンジン本体EBに接地されているエンジンの電波シールド装置。
態様5)
態様4において、前記点火コイルユニット28は、ユニットケース28aの外部に露出した導電性のコア50が前記エンジン本体EBに電気的に接触して取り付けられており、前記第2シールド体52が前記コア50に導電性の接続片54を介して接触しているエンジンの電波シールド装置。
態様6)
態様4において、本発明のシールドキャップ35を備え、前記第2シールド体52と前記シールドキャップ35とが、電気的に接続されているエンジンの電波シールド装置。
以上のとおり、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態を説明したが、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で、種々の追加、変更または削除が可能であり、そのようなものも本発明の範囲内に含まれる。たとえば、本発明は、発電機、ポンプ、ブロワ、芝刈機など刈払機以外のエンジン搭載型の作業機にも適用できる。また、本発明は、耕うん機などの農業機械、建設機械、それ以外の一般産業機械の動力源のエンジンに適用可能である。また、携帯型または移動型の作業機に適しているが、これに限らず、据え置き型の作業機でも適用可能である。このような作業機であっても、作業機から放出される電磁波を抑えることができる。
本発明の一実施形態に係る電波シールド装置を備えたエンジンを搭載した刈払機を示す斜視図である。 同上の小型エンジンの正面断面図である。 図2のIII−III線断面図である。 同上のシュラウドを取り外した状態の小型エンジンを示す正面図である 同上の点火プラグと給電コードとの接続箇所を示す拡大縦断面図である。 同上のプラグキャップを示す底面図である。 同上のシールドキャップを示す斜視図である。 同上のプラグキャップとシールドキャップと圧縮ばねとを組み合わせた状態を示す一部破断した斜視図である。 同上のプラグキャップ、シールドキャップ、圧縮ばねおよび給電コードの分解斜視図である 同上電波シールド装置と、シールドキャップを備えていない比較例の、周波数に対する電磁波の発生レベルを示す特性図である。 本発明の別の形態に係る電波シールド装置を示す概略図である。 同上のシールド体を示す斜視図である。 同上の接続片を示す斜視図である。
符号の説明
20 点火プラグ
20a 端子部
20b 絶縁碍子
20c 取付部
28 点火コイルユニット
29 給電コード
31 プラグキャップ
31a ボス
31b カバー
31bb 側壁
31d リブ
34 コード接続部
35 シールドキャップ
35d プラグ貫通孔
35f 抜け防止爪
36 圧縮ばね
36a 一端部
36b 最初の一巻き分
36c 他端部
E エンジン
EB エンジン本体

Claims (13)

  1. エンジンの点火プラグにおける端子部と、この端子部を給電コードに接続するコード接続部との接触部分を覆う電気絶縁性のプラグキャップ、
    該プラグキャップに取り付けられて前記端子部から放出される電磁波を遮蔽する導電性のシールドキャップ、および
    該シールドキャップと、導電性のエンジン本体とを直接または間接的に電気的に接続し、装着状態でシールキャップとエンジン本体との間にばね力を与える導電性の圧縮ばね、
    を備えたエンジンの電波シールド装置。
  2. 請求項1において、前記シールドキャップが前記点火プラグの端子部の側方を覆っているエンジンの電波シールド装置。
  3. 請求項1または2において、前記圧縮ばねがコイルばねであり、このコイルばねが前記点火プラグの外周に装着されているエンジンの電波シールド装置。
  4. 請求項3において、前記コイルばねは、コイル径が前記シールドキャップに向かって大きくなる略円錐形状であるエンジンの電波シールド装置。
  5. 請求項3または4において、前記シールドキャップが前記点火プラグを貫通させるプラグ貫通孔を有し、前記コイルばねにおける前記シールドキャップ側の一端部が、前記シールドキャップの前記プラグ貫通孔の縁部に係止されて、前記一端部に連なる略一巻き分が前記プラグ貫通孔の縁部の内面に係合しているエンジンの電波シールド装置。
  6. 請求項3から5のいずれか1項において、前記プラグキャップは内周部に前記点火プラグが嵌合するボスを有し、前記コイルばねが、前記プラグキャップのボスの外周部に嵌合しているエンジンの電波シールド装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1項において、前記シールドキャップは、前記点火プラグと前記給電コードのそれぞれを貫通させるプラグ貫通孔とコード貫通孔とを有するエンジンの電波シールド装置。
  8. 請求項1から7のいずれか1項において、前記プラグキャップは、カバーと、このカバーの内面に突出して形成され前記点火プラグに嵌合するボスとを備え、前記カバーの内面側に前記シールドキャップが配置されているエンジンの電波シールド装置。
  9. 請求項8において、前記カバーは、前記ボスの基部に連なる頂壁と、前記頂壁からボスの先端部に向かってボスから離れるようにV字形状に開いた一対の側壁とを有し、これら側壁の間に前記シールドキャップが位置しているエンジンの電波シールド装置。
  10. 請求項1から9のいずれか1項において、前記プラグキャップの内面にリブが設けられ、このリブに前記シールドキャップが係合されているエンジンの電波シールド装置。
  11. 請求項10において、前記シールドキャップは、前記リブに差し込まれて係合し、抜き出し方向への移動を阻止する抜け防止爪を有するエンジンの電波シールド装置。
  12. 請求項1から11のいずれか1項に記載の電波シールド装置を備えるエンジン。
  13. 請求項12に記載のエンジンを備える作業機。
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