JP2009126490A - 転落防止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】突出位置にある転落防止部材が乗客の足蹴力により退避位置側へ移動するのを確実に防止しながら、駆動機構の大型化を抑制することである。
【解決手段】転落防止装置1では、駆動機構8は、転落防止部材6にその移動方向に延びるように設けられた駆動用ラック8aと、その駆動用ラック8aに噛み合う駆動用ピニオン8bと、駆動用ピニオン8bを回転させて駆動用ラック8aとともに転落防止部材6を突出位置Aと退避位置Bとの間で移動させる駆動モータ8cとを含む。そして、転落防止装置1は、駆動機構8とは別に設けられ、転落防止部材6が突出位置Aにあるときにその転落防止部材6の退避位置B側への移動を抑制する制動機構10を備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、転落防止装置に関するものである。
従来、駅のプラットホームと列車との間に形成される隙間を塞ぐことによって列車への乗客の乗降時の転落等を防止する転落防止装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記特許文献1に開示された転落防止装置は、プラットホームの線路側の端縁近傍に設置される薄い箱形の本体フレームと、その本体フレームから突出してプラットホームと列車との間の隙間を塞ぐ突出位置とこの突出位置から後退した本体フレーム内の退避位置との間で移動可能に設けられた転落防止部材と、その転落防止部材を前記突出位置と前記退避位置との間で移動させる駆動機構とを備えている。列車が駅に停車すると、転落防止部材が駆動機構により前記退避位置から前記突出位置へ移動させられてプラットホームと列車との間の隙間を塞ぎ、その後、列車への乗客の乗降が終了すると、転落防止部材が駆動機構によって前記突出位置から前記退避位置へ移動させられるようになっている。
前記駆動機構は、転落防止部材の移動方向に延びるボールネジと、転落防止部材に結合されるとともにボールネジに螺合されたナットと、ボールネジをその軸回りに回転させる駆動モータとによって構成されている。前記駆動モータの駆動によって前記ボールネジがその軸回りに回転し、それに伴って前記ナットがボールネジに沿って移動することにより転落防止部材が前記突出位置と前記退避位置との間で移動するようになっている。
また、この特許文献1の転落防止装置では、乗客が列車に乗降する際、その乗客に踏まれた転落防止部材に突出位置から退避位置側へ向かう足蹴力が付加される場合がある。このため、この足蹴力によって転落防止部材が退避位置側へ移動しないように、突出位置にある転落防止部材には退避位置側への移動に抗する制動力が付与されるようになっている。
具体的には、前記ボールネジの端部に電磁ブレーキからなるブレーキ機構が設けられており、転落防止部材が突出位置にあるときにこのブレーキ機構によりボールネジの回転を止める制動力が付与される。また、駆動モータ自身も逆転を防止する制動力を有しており、この制動力によってもボールネジの回転が抑制され、前記足蹴力によって突出位置にある転落防止部材が退避位置側へ移動するのが防止される。
特開2005−14805号公報
ところで、転落防止部材の駆動機構としては、上記特許文献1に示されたもの以外に駆動用のラックとピニオンを用いて転落防止部材を前記突出位置と前記退避位置との間で移動させるものも考えられる。具体的には、転落防止部材にその移動方向に沿って延びる駆動用ラックを設けるとともに、その駆動用ラックに噛み合うように駆動用ピニオンを設け、その駆動用ピニオンを駆動モータで回転させることによって駆動用ラックとともに転落防止部材を前記突出位置と前記退避位置との間で移動させることが考えられる。
ただし、この構成では、突出位置にある転落防止部材が前記足蹴力によって退避位置側へ移動するのを防ぐために上記特許文献1の構成に比べてより大きな制動力が必要とされる。
すなわち、上記特許文献1の構成では、転落防止部材が退避位置側へ前記足蹴力を受けた場合、ナットのねじ山がボールネジのねじ山に押し付けられて抵抗力が生じるため、転落防止部材の退避位置側への移動を防ぐのにあまり大きな制動力を要しない。これに対して、前記駆動用ラックと駆動用ピニオンを用いたものでは、転落防止部材が退避位置側へ前記足蹴力を受けた場合、その力はそのまま駆動用ピニオンを回転させる力として駆動用ラックから駆動用ピニオンに付与される。このため、この構成では、上記特許文献1の構成に比べてより大きな制動力が必要とされる。
しかしながら、この構成において、転落防止部材に付加する制動力を駆動モータで負担しようとすると、駆動モータを大型にせざるを得なくなり、その結果、駆動機構が大型化するという問題点が生じる。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、突出位置にある転落防止部材が乗客の足蹴力により退避位置側へ移動するのを確実に防止しながら、駆動機構の大型化を抑制することである。
上記目的を達成するために、本発明による転落防止装置は、プラットホーム上に設けられる筐体と、その筐体から突出してプラットホームと列車との間の隙間を塞ぐ突出位置とこの突出位置から後退した前記筐体内の退避位置との間で移動可能に前記筐体に取り付けられた転落防止部材と、その転落防止部材を前記突出位置と前記退避位置との間で移動させる駆動機構とを備える転落防止装置であって、前記駆動機構は、前記転落防止部材にその移動方向に延びるように設けられた駆動用ラックと、その駆動用ラックに噛み合う駆動用ピニオンと、前記筐体に設けられ、前記駆動用ピニオンを回転させて前記駆動用ラックとともに前記転落防止部材を前記突出位置と前記退避位置との間で移動させる駆動モータとを含む。そして、本発明による転落防止装置は、前記駆動機構とは別に設けられ、前記転落防止部材が前記突出位置にあるときにその転落防止部材の前記退避位置側への移動を抑制する制動機構を備えている。
この転落防止装置では、突出位置にある転落防止部材に退避位置側への移動を抑制するための制動力を付与可能なものとして、駆動モータに加えて制動機構が設けられているため、これら駆動モータの制動力と制動機構の制動力とによって、突出位置にある転落防止部材が乗客の足蹴力により退避位置側へ移動するのを確実に防止することができる。
また、この転落防止装置では、駆動機構とは別に制動機構が設けられているので、突出位置にある転落防止部材の退避位置側への移動の抑制を別個に設けられた駆動機構の駆動モータと制動機構にそれぞれ分担させることができる。このため、駆動モータに要求される制動力を軽減することができるので、駆動モータとして大きな制動力を発する大型のものを用いなくてもよくなり、その結果、駆動機構の大型化を抑制することができる。従って、この転落防止装置では、突出位置にある転落防止部材が乗客の足蹴力により退避位置側へ移動するのを確実に防止しながら、駆動機構の大型化を抑制することができる。
上記転落防止装置において、前記制動機構は、前記転落防止部材にその移動方向に延びるように設けられた制動用ラックと、その制動用ラックに噛み合う制動用ピニオンと、前記筐体に設けられ、前記転落防止部材が前記突出位置にあるときに前記制動用ピニオンの回転を抑制する電磁ブレーキとを有するのが好ましい。
このように構成すれば、突出位置にある転落防止部材の退避位置側への移動を抑制する制動機構の構造を構成することができる。また、この構成では、制動用ラックが転落防止部材の移動方向に延びているので、プラットホーム内の箇所によって列車との間の隙間の大きさが種々異なる場合であっても、その隙間の大きさに合わせて転落防止部材に制動を掛ける突出位置を制動用ラックの長さの範囲内で調節することが可能である。このため、プラットホームの様々な箇所において列車との間の隙間を塞ぐことできるとともに、その様々な箇所において前記足蹴力により転落防止部材が退避位置側へ移動するのを確実に防止することができる。
上記転落防止装置において、前記駆動用ラックは、樹脂材料によって形成されているのが好ましい。
このように構成すれば、駆動用ラックが金属で形成されている場合に比べて駆動用ラックの軽量化を図ることができ、その結果、転落防止装置の軽量化を図ることができる。また、本発明の転落防止装置では上記したように駆動モータ以外に制動機構によっても突出位置にある転落防止部材の制動を行うので、駆動モータのみによって突出位置にある転落防止部材の制動を行う場合に比べて、前記足蹴力が突出位置にある転落防止部材に付加されたときに駆動用ラックの歯面と駆動用ピニオンの歯面との間に働く面圧力を低減することができる。このため、駆動用ラックが樹脂材料からなり、金属製のものに比べて強度が劣るとしても、突出位置にある転落防止部材の制動時に駆動用ラックの歯面が損傷するのを防ぐことができる。従って、この構成では、駆動用ラックの歯面の損傷を防ぎながら、転落防止装置の軽量化を図ることができる。
上記転落防止装置において、前記転落防止部材が前記退避位置にあるときにその転落防止部材をロックするロック装置を備えるのが好ましい。
このように構成すれば、転落防止部材が退避位置にあるときに誤動作により突出位置側へ移動するのを防止することができる。
この場合において、前記駆動用ラックは、被係合部を有し、前記ロック装置は、係合部材を有し、前記転落防止部材が前記退避位置にあるときに前記係合部材を前記駆動用ラックの被係合部に係合させて前記転落防止部材をロックしてもよい。
このように構成すれば、退避位置にある転落防止部材をロックするロック装置の構造を構成することができる。
以上説明したように、本発明によれば、突出位置にある転落防止部材が乗客の足蹴力により退避位置側へ移動するのを確実に防止しながら、駆動機構の大型化を抑制することができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、駅のプラットホーム100における本発明の一実施形態による転落防止装置1の設置箇所を説明するための概略的な模式図である。図2は、転落防止部材6が突出位置Aにあるときの本発明の一実施形態による転落防止装置1において、筐体2の天壁部を外してその内部を示した平面図である。図3は、転落防止部材6が退避位置Bにあるときの図2に対応する平面図である。図4は、転落防止部材6の斜視図である。まず、図1〜図4を参照して、本発明の一実施形態による転落防止装置1の構成について説明する。
本実施形態による転落防止装置1は、駅のプラットホーム100の端縁部と列車との間に形成される隙間を塞いで列車への乗客の乗降時における前記隙間への転落等を防止するものであり、プラットホーム100においてその線路側の端縁部近傍の上面で、かつ、停車した列車の乗降扉に対応する位置に設置されている。特に、図1に示すようにプラットホーム100がその長手方向に湾曲している場合には、プラットホーム100の湾曲部の内縁と列車との間の隙間が大きくなるため、本実施形態の転落防止装置1を設置してプラットホーム100と列車との間の隙間を塞ぐことが有効となる。
本実施形態の転落防止装置1は、図2に示すように、筐体2と、レール4と、転落防止部材6と、駆動機構8と、制動機構10と、ロック装置12と、ロードセル14と、制御装置16とを備えている。
前記筐体2は、薄い矩形状の箱形に形成されており、プラットホーム100の上面の線路側の端縁部近傍に設置されている。このプラットホーム100の端縁部には、筐体2の形状に対応する矩形状の凹部100aが形成されており、この凹部100aに筐体2が嵌め込まれることにより筐体2の上面とプラットホーム100の上面が略面一になっている。筐体2の線路側の側面には開口部2aが設けられており、この開口部2aを通じて前記転落防止部材6が筐体2内から突出可能となっている。
前記レール4は、前記転落防止部材6を移動可能に支持するものである。このレール4は、前記筐体2内に2対、すなわち合計4本設けられており、それら4本のレール4は、筐体2内の底壁部の上面に固定されている。また、これら4本のレール4は、プラットホーム100の線路側の端縁に対して略垂直に延びるように配置されているとともに、プラットホーム100の長手方向、換言すれば線路に沿う方向に間隔をあけて設けられている。そして、各対のレール4,4は、等間隔でそれぞれ配置されているとともに、前記転落防止部材6の後述する可動フレーム6bの対応する各被案内フレーム6eをプラットホーム100の長手方向において両側から挟み込んでおり、その各被案内フレーム6eをプラットホーム100の線路側の端縁に対して略垂直方向に移動するように案内する。具体的には、各被案内フレーム6eの外側面に図略のスライダが設けられており、そのスライダがレール4に沿って移動するようになっている。
前記転落防止部材6は、列車が停車したときにプラットホーム100と列車との間に形成される隙間を塞ぐためのものである。この転落防止部材6は、前記筐体2から突出してプラットホーム100と列車との間の隙間を塞ぐ突出位置A(図2参照)と、この突出位置Aから後退した前記筐体2内の退避位置B(図3参照)との間で移動可能に筐体2に取り付けられている。
具体的には、転落防止部材6は、図4に示すように、フィラープレート6aと、可動フレーム6bとを有している。
前記フィラープレート6aは、転落防止部材6が前記突出位置Aにあるときにプラットホーム100と列車との間の隙間を塞ぐ平板状の部材である。このフィラープレート6aは、プラットホーム100の長手方向に延びる細長い矩形状に形成されており、その列車側の端縁にはゴム製の緩衝材6cが設けられている。乗客は、このフィラープレート6a上を歩いて乗降扉を通り、列車に乗降する。
前記可動フレーム6bは、転落防止部材6の移動方向、すなわちプラットホーム100の列車側の端縁に対して略垂直方向に移動可能に前記レール4によって支持される部分であり、前記フィラープレート6aと結合されている。この可動フレーム6bは、前記レール4によって案内される一対の被案内フレーム6e,6eと、これら被案内フレーム6e,6e間を繋ぐ連結フレーム6gとを有する。
前記一対の被案内フレーム6e,6eは、フィラープレート6aの長手方向に間隔をあけて配置されており、各被案内フレーム6eは、対応する前記各対のレール4,4間に挟み込まれるようにそれぞれ配置されている。これら被案内フレーム6e,6eが対応する各対のレール4,4にそれぞれ案内されることによって、転落防止部材6が前記突出位置Aと前記退避位置Bとの間で移動可能となっている。転落防止部材6の移動方向において各被案内フレーム6eの略中央部から列車側(前側)の部分がフィラープレート6aの下側に配置されている一方、その略中央部から列車と反対側(後側)の部分がフィラープレート6aから突出している。そして、各被案内フレーム6eの列車側の端部がフィラープレート6aの列車側の端部と結合されている。
前記連結フレーム6gは、前記一対の被案内フレーム6e,6eにおいてフィラープレート6aから突出した部分同士をそれらの間で繋ぐものである。この連結フレーム6gは、2本設けられており、そのうちの1本の連結フレーム6gは被案内フレーム6e,6eの後端部同士を繋いでいる一方、もう1本の連結フレーム6gは被案内フレーム6e,6eの中間部同士を繋いでいる。そして、これら2本の連結フレーム6g,6g間に駆動用ラック支持部6i及び制動用ラック支持部6jが転落防止部材6の移動方向に延びるように架設されている。この駆動用ラック支持部6iは、前記駆動機構8の後述する駆動用ラック8aを支持するものであり、制動用ラック支持部6jは、前記制動機構10の後述する制動用ラック10aを支持するものである。駆動用ラック支持部6iと制動用ラック支持部6jは、プラットホーム100の長手方向に間隔をあけて配置されている。
前記駆動機構8は、前記転落防止部材6を前記突出位置Aと前記退避位置Bとの間で移動させるものである。この駆動機構8は、プラットホーム100の長手方向における転落防止部材6の中心位置近傍に設けられている。これにより、転落防止部材6を突出位置Aと退避位置Bの間で移動させるときに駆動機構8から転落防止部材6に掛かる力のバランスが取れ、転落防止部材6をスムーズに移動させることが可能となっている。なお、筐体2内には、図略の突出位置A検出用の近接スイッチ及び退避位置B検出用の近接スイッチが設けられ、これら両近接スイッチによって転落防止部材6が突出位置Aに移動したこと及び退避位置Bに移動したことが検出されて駆動機構8による転落防止部材6の移動が停止されるようになっている。
この駆動機構8は、駆動用ラック8aと、駆動用ピニオン8bと、駆動モータ8cと、伝達機構8dとを有する。
前記駆動用ラック8aは、プラットホーム100の列車側の端縁に対して略垂直方向に延びるように設けられている。この駆動用ラック8aは、樹脂材料によって形成されており、転落防止部材6のうち可動フレーム6bの駆動用ラック支持部6iに固定されている。そして、駆動用ラック8aは、その歯面がプラットホーム100の長手方向における転落防止部材6の略中心位置に配置されている。この駆動用ラック8aの列車から遠い側の端部(後端部)の前記制動用ラック支持部6j側の側面には被係合穴8eが設けられている。この被係合穴8eは、本発明の被係合部の概念に含まれるものである。
前記駆動用ピニオン8bは、前記駆動用ラック8aに噛み合わされており、垂直軸回りに回転するように設けられている。
前記駆動モータ8cは、電動モータであり、その駆動により前記駆動用ピニオン8bを回転させて前記駆動用ラック8aとともに前記転落防止部材6を前記突出位置Aと前記退避位置Bとの間で往復移動させるものである。この駆動モータ8cは、駆動用ラック8aの前記制動用ラック支持部6j側に隣接した位置で筐体2内の底壁部上に横置きで固定されており、この駆動モータ8cの駆動軸の回転が前記伝達機構8dを介して駆動用ピニオン8bに伝達されるようになっている。駆動モータ8cは横置きであるため、その駆動軸は水平配置されているが、伝達機構8dでは、その水平配置された駆動軸の回転を垂直軸回りの回転に変換して駆動用ピニオン8bに伝達する。
また、駆動モータ8cは、突出位置Aにある転落防止部材6の退避位置B側への移動を抑制するための図略の制動部を具備している。具体的には、突出位置Aにある転落防止部材6のフィラープレート6aが列車に乗降する乗客によって踏まれて退避位置B側への足蹴力を受けた場合に、その足蹴力は駆動用ラック8aを介して駆動用ピニオン8bに回転力として付与される。この際、駆動モータ8cは、制動部によって駆動軸に制動を掛けることにより駆動用ピニオン8bの回転を抑制し、前記足蹴力による転落防止部材6の退避位置B側への移動を抑制する。また、この駆動モータ8cの制動部は、前記図略の突出位置A検出用の近接センサによって転落防止部材6が突出位置Aに移動したことが検出されたことに応じて転落防止部材6に制動を掛け、それ以外の移動時には転落防止部材6への制動を解除するように構成されている。
前記制動機構10は、転落防止部材6が突出位置Aにあるときに前記乗客の足蹴力を受けて退避位置B側へ移動するのを抑制するものである。この制動機構10は、前記駆動機構8とは別に設けられており、その駆動機構8の前記制動用ラック支持部6j側の近傍の位置に配置されている。すなわち、制動機構10は、プラットホーム100の長手方向における転落防止部材6の中心位置から近い位置に設けられている。これにより、制動機構10によって転落防止部材6を制動する際に制動機構10から転落防止部材6に掛かる力のバランスが大きく崩れないため、転落防止部材6が制動時に傾きを生じるのを有効に抑制できる。また、この制動機構10は、前記図略の突出位置A検出用の近接センサによって転落防止部材6が突出位置Aに移動したことが検出されたことに応じて転落防止部材6に制動を掛け、それ以外の移動時には転落防止部材6への制動を解除するように構成されている。この制動機構10は、制動用ラック10aと、制動用ピニオン10bと、電磁ブレーキ10cとを有する。
前記制動用ラック10aは、前記転落防止部材6にその移動方向に延びるように設けられている。この制動用ラック10aは、金属材料によって形成されており、転落防止部材6のうち可動フレーム6bの制動用ラック支持部6jに固定されている。
前記制動用ピニオン10bは、前記制動用ラック10aに噛み合わされており、垂直軸回りに回転するように設けられている。
前記電磁ブレーキ10cは、前記制動用ピニオン10bと結合する回転軸を有しており、その回転軸にブレーキを掛けて制動用ピニオン10bの回転を抑制するものである。この電磁ブレーキ10cは、転落防止部材6が突出位置Aにあるときには制動用ピニオン10bの回転を制動する一方、転落防止部材6の移動時には制動用ピニオン10bの制動を解除してフリーで回転させるように切り換えることが可能となっている。この電磁ブレーキ10cにより突出位置Aにある転落防止部材6に対して制動用ピニオン10bと制動用ラック10aを介して退避位置B側への移動に抗する制動力が付与される。
前記ロック装置12は、前記転落防止部材6が退避位置Bにあるときにその転落防止部材6をロックするものである。このロック装置12は、筐体2内の底壁部上に固定されており、前記駆動モータ8cに対して列車と反対側の位置に配置されている。このロック装置12は、前記駆動用ラック8aの被係合穴8eと係合する係合ピン12aを有している。この係合ピン12aは、本発明の係合部材の概念に含まれるものである。
そして、ロック装置12は、略水平方向で、かつ、転落防止部材6の移動方向に対して略垂直な方向に係合ピン12aを移動できるように構成されている。これにより、ロック装置12は、転落防止部材6が退避位置Bに配置されたときに係合ピン12aを突出させて駆動用ラック8aの被係合穴8eに係合させることにより転落防止部材6を退避位置Bでロックする。また、このロック装置12は、前記図略の突出位置A検出用の近接センサによって転落防止部材6が退避位置Bに移動したことが検出されたことに応じて転落防止部材6をロックし、それ以外の移動時には転落防止部材6のロックを解除するように構成されている。
前記ロードセル14は、前記フィラープレート6aの重量を検出することにより、そのフィラープレート6a上に乗客が乗っているか否かを判別するために用いられるものである。このロードセル14は、フィラープレート6aの下側に設けられており、このロードセル14の検出結果の信号は前記制御装置16に送られるようになっている。
前記制御装置16は、駅舎から送られる指令信号や、前記ロードセル14の検出信号や、前記図略の突出位置A検出用の近接スイッチの検知信号及び図略の退避位置B検出用の近接スイッチの検知信号等の各種信号に応じて駆動機構8の駆動モータ8c、制動機構10の電磁ブレーキ10c及びロック装置12の動作を制御する。
具体的には、制御装置16は、転落防止部材6を前記退避位置Bから前記突出位置Aへ前進移動させるときにロック装置12によるロックを解除させ、その後、駆動モータ8cを駆動させて転落防止部材6を突出位置Aへ移動させる。そして、制御装置16は、転落防止部材6が突出位置Aに配置されると、駆動モータ8cの図略の制動部と電磁ブレーキ10cに上記した制動動作を実行させる。また、制御装置16は、転落防止部材6を突出位置Aから退避位置Bへ後退移動させるときに駆動モータ8cの制動部による制動と電磁ブレーキ10cによる制動を解除させ、その後、駆動モータ8cを駆動させて転落防止部材6を退避位置Bへ移動させる。そして、制御装置16は、転落防止部材6が退避位置Bに配置されると、ロック装置12に転落防止部材6のロックを実行させる。
次に、本実施形態による転落防止装置の動作について説明する。
まず、列車が入線していないときは、図3に示すように、転落防止部材6が筐体2内の退避位置Bに位置しており、フィラープレート6aはプラットホーム100からほぼ突出していない。このとき、ロック装置12の係合ピン12aが駆動用ラック8aの被係合穴8eに係合することによって転落防止部材6が退避位置Bでロックされている。
そして、列車が駅に入線して停車すると、駅舎からの指令信号に応じて制御装置16がロック装置12を制御して係合ピン12aを退避させることにより転落防止部材6のロックを解除させた後、駆動モータ8cを駆動させて駆動用ピニオン8bを回転させることにより駆動用ラック8aとともに転落防止部材6を突出位置Aへ移動させる。これにより、図2に示すように、フィラープレート6aがプラットホーム100の端縁から突出し、プラットホーム100と列車との間の隙間を塞ぐ。この転落防止部材6の突出位置A側への移動の際、制動機構10の電磁ブレーキ10cによる制動は解除されており、制動用ピニオン10bはフリーで回転する。
そして、転落防止部材6が突出位置Aに移動すると、そのことが図略の突出位置A検出用の近接スイッチによって検出され、制御装置16は、その近接スイッチから送られる検出信号に基づいて駆動モータ8cの駆動を停止させるとともにその駆動モータ8cの制動部を作動させ、さらに、制動機構10の電磁ブレーキ10cを作動させる。これにより、駆動用ピニオン8bの逆転が抑制されるとともに、制動用ピニオン10bの回転が抑制される。その結果、制動用ラック10aとともに転落防止部材6には、退避位置B側への移動を抑制する制動力が加えられる。なお、制動機構10による制動力は、駆動モータ8cの制動部による制動力に比べてかなり大きい力に設定されている。
この状態で乗客がフィラープレート6a上を歩いて乗降扉を通り、列車に乗降する。この際、乗客の足蹴力が退避位置B側へ向かってフィラープレート6aに加わるが、前記制動力が転落防止部材6に付与されているため、転落防止部材6の退避位置B側への移動が抑制される。また、ロードセル14からはフィラープレート6aの重量の検出結果が制御装置16に入力されている。
次に、乗客の列車への乗降が終了すると、駅舎からの指令信号とロードセル14からの検出結果の信号とに応じて、制御装置16は、制動機構10の電磁ブレーキ10cによる制動を解除するとともに駆動モータ8cの制動部による制動を解除し、その後、駆動モータ8cを駆動させて転落防止部材6を退避位置B側へ移動させる。具体的には、制御装置16はロードセル14からの検出結果を監視しており、駅舎からの指令信号が入力されてもロードセル14がフィラープレート6a上に乗客が乗っていることを表す所定重量以上の検出結果を示している場合には、駅舎からの指令信号を受け付けない。一方、制御装置16は、駅舎からの指令信号が入力され、かつ、ロードセル14がフィラープレート6a上に乗客が乗っていないことを表す重量の検出結果を示している場合には、電磁ブレーキ10cによる制動を解除して制動用ピニオン10bの回転をフリーにするとともに駆動モータ8cを駆動させて駆動用ピニオン8bを回転させ、転落防止部材6を退避位置B側へ移動させる。
そして、転落防止部材6が退避位置Bに移動すると、そのことが図略の退避位置B検出用の近接スイッチによって検出され、制御装置16は、その近接スイッチから送られる検出信号に基づいてロック装置12を制御して係合ピン12aを突出させることによりその係合ピン12aを駆動用ラック8aの被係合穴8eに係合させる。これにより、転落防止部材6を退避位置Bでロックする。
以上のようにして、本実施形態による転落防止装置1の動作が行われる。
以上説明したように、本実施形態では、突出位置Aにある転落防止部材6に退避位置B側への移動を抑制するための制動力を付与可能なものとして、駆動モータ8cに加えて制動機構10が設けられているため、これら駆動モータ8cの制動力と制動機構10の制動力とによって、突出位置Aにある転落防止部材6が乗客の足蹴力により退避位置B側へ移動するのを確実に防止することができる。
また、本実施形態では、駆動機構8とは別に制動機構10が設けられているので、突出位置Aにある転落防止部材6の退避位置B側への移動の抑制を別個に設けられた駆動機構8の駆動モータ8cと制動機構10にそれぞれ分担させることができる。このため、駆動モータ8cに要求される制動力を軽減することができるので、駆動モータ8cとして大きな制動力を発する大型のものを用いなくてもよくなり、その結果、駆動機構8の大型化を抑制することができる。従って、本実施形態では、突出位置Aにある転落防止部材6が乗客の足蹴力により退避位置B側へ移動するのを確実に防止しながら、駆動機構8の大型化を抑制することができる。
また、本実施形態では、駆動用ラック8aが樹脂材料によって形成されているので、駆動用ラック8aが金属で形成されている場合に比べて駆動用ラック8aの軽量化を図ることができ、その結果、転落防止装置1の軽量化を図ることができる。
また、本実施形態では、駆動モータ8c以外に制動機構10によっても突出位置Aにある転落防止部材6の制動を行うので、駆動モータ8cのみによって突出位置Aにある転落防止部材6の制動を行う場合に比べて、前記足蹴力が突出位置Aにある転落防止部材6に付加されたときに駆動用ラック8aの歯面と駆動用ピニオン8bの歯面との間に働く面圧力を低減することができる。このため、駆動用ラック8aが樹脂材料からなり、金属製のものに比べて強度が劣るとしても、突出位置Aにある転落防止部材6の制動時に駆動用ラック8aの歯面が損傷するのを防ぐことができる。従って、本実施形態では、駆動用ラック8aの歯面の損傷を防ぎながら、転落防止装置1の軽量化を図ることができる。
また、本実施形態では、転落防止部材6が退避位置Bにあるときにその転落防止部材6をロックするロック装置12を備えているため、転落防止部材6が退避位置Bにあるときに誤動作により突出位置A側へ移動するのを防止することができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、転落防止部材6のフィラープレート6aの形状は、矩形状以外の種々の形状であってもよい。
また、上記実施形態の構成において、転落防止部材6の突出位置Aと退避位置Bを任意に設定できるように構成してもよい。
具体的には、前記図略の突出位置A検出用の近接スイッチと前記図略の退避位置B検出用の近接スイッチを設置する位置をそれぞれ適宜調節することによって、制御装置16がそれら両近接スイッチの検出信号に基づいて駆動モータ8cの駆動を停止させる転落防止部材6の突出位置Aと退避位置Bをそれぞれ任意に設定することができる。
また、駆動モータ8cにエンコーダを内蔵させ、制御装置16がそのエンコーダの信号を読み取って退避位置Bから突出位置A側へ転落防止部材6を移動させるときに駆動モータ8cの駆動を停止させるタイミングを制御することにより、転落防止部材6の移動量を制御し、転落防止部材6の突出位置Aを調節するようにしてもよい。
上記のように転落防止部材6の突出位置Aを任意に設定可能とすることにより、突出位置Aにおけるフィラープレート6aのプラットホーム100の端縁からの突出量が調節可能となる。このため、プラットホーム100に転落防止装置1が設置される箇所によってプラットホーム100と列車との間に形成される隙間の大きさが異なる場合でも、その隙間の大きさに応じてフィラープレート6aの突出量を適切な突出量に調節することができ、プラットホーム100と列車との間の隙間を有効に塞ぐことができる。
また、この場合において、制動機構10によって転落防止部材6に制動を掛ける位置も調節するのが好ましい。すなわち、制動用ラック10aが駆動用ラック8aと平行に転落防止部材6の移動方向に延びているため、上記のようにプラットホーム100と列車との間の隙間の大きさが異なる場合でも、その隙間の大きさに合わせて転落防止部材6に制動を掛ける突出位置Aを制動用ラック10aの長さの範囲内で調節することが可能である。この調節は、上記駆動機構8の場合と同様、突出位置A検出用の近接スイッチの位置を適宜調節して電磁ブレーキ10cによる制動を掛ける位置を調節することや、駆動モータ8cに内蔵させたエンコーダの信号に基づいて電磁ブレーキ10cによる制動を掛けるタイミングを調節することなどによって行うことが可能である。
このように構成すれば、プラットホーム100に転落防止装置1が設置される箇所によってプラットホーム100と列車との間に形成される隙間の大きさが異なる場合でも、そのプラットホーム100の様々な箇所において列車との間の隙間を有効に塞ぐことができるとともに、その様々な箇所において乗客の足蹴力により転落防止部材6が退避位置B側へ移動するのを確実に防止することができる。
また、上記のように駆動モータ8cにエンコーダを内蔵させる形態では、制御装置16がそのエンコーダによって検出される転落防止部材6の位置情報に基づいて、転落防止部材6が移動時に突出位置Aまたは退避位置Bに近づいてきたときに駆動モータ8cの回転速度を低下させれば、突出位置A及び退避位置Bでの転落防止部材6の停止動作を緩やかかつスムーズに行うことができる。
また、ロック装置12は、上記のような係合ピン12aを駆動用ラック8aの被係合穴8eに係合させることによって転落防止部材6をロックするようなものに限られず、転落防止部材6を退避位置Bでロック可能なものであれば、他の形態のものでもよい。例えば、退避位置Bにある転落防止部材6をチャックすることによってロックするようなロック装置を用いてもよい。
また、上記実施形態では、駆動機構8と制動機構10をそれぞれ1つずつ設けたが、複数の駆動機構及び制動機構を設けてもよい。車両の種類によって乗降扉の開口幅が広くなったり、乗降扉の位置が異なる場合があるが、このような場合にはプラットホーム100の長手方向における転落防止部材6の長さを拡大することによってそのような乗降扉の開口幅及び位置の変化に対応することが可能である。しかしながら、このように転落防止部材6を拡大するとその重量が増大する。この場合に、上記のように複数の駆動機構及び制動機構を設ければ、転落防止部材6の重量が増大しても転落防止部材6の移動及び制動を良好に行うことができる。
また、上記実施形態では、駆動用ラック8aを樹脂材料によって形成したが、駆動用ラック8aは金属製であってもよい。
駅のプラットホームにおける本発明の一実施形態による転落防止装置の設置箇所を説明するための概略的な模式図である。 転落防止部材が突出位置にあるときの本発明の一実施形態による転落防止装置において、筐体の天壁部を外してその内部を示した平面図である。 転落防止部材が退避位置にあるときの図2に対応する平面図である。 転落防止部材の斜視図である。
符号の説明
1 転落防止装置
2 筐体
6 転落防止部材
8 駆動機構
8a 駆動用ラック
8b 駆動用ピニオン
8c 駆動モータ
8e 被係合穴(被係合部)
10 制動機構
10a 制動用ラック
10b 制動用ピニオン
10c 電磁ブレーキ
12 ロック装置
12a 係合ピン(係合部材)
100 プラットホーム

Claims (5)

  1. プラットホーム上に設けられる筐体と、その筐体から突出してプラットホームと列車との間の隙間を塞ぐ突出位置とこの突出位置から後退した前記筐体内の退避位置との間で移動可能に前記筐体に取り付けられた転落防止部材と、その転落防止部材を前記突出位置と前記退避位置との間で移動させる駆動機構とを備える転落防止装置であって、
    前記駆動機構は、前記転落防止部材にその移動方向に延びるように設けられた駆動用ラックと、その駆動用ラックに噛み合う駆動用ピニオンと、前記筐体に設けられ、前記駆動用ピニオンを回転させて前記駆動用ラックとともに前記転落防止部材を前記突出位置と前記退避位置との間で移動させる駆動モータとを含み、
    前記駆動機構とは別に設けられ、前記転落防止部材が前記突出位置にあるときにその転落防止部材の前記退避位置側への移動を抑制する制動機構を備えた、転落防止装置。
  2. 前記制動機構は、前記転落防止部材にその移動方向に延びるように設けられた制動用ラックと、その制動用ラックに噛み合う制動用ピニオンと、前記筐体に設けられ、前記転落防止部材が前記突出位置にあるときに前記制動用ピニオンの回転を抑制する電磁ブレーキとを有する、請求項1に記載の転落防止装置。
  3. 前記駆動用ラックは、樹脂材料によって形成されている、請求項1または2に記載の転落防止装置。
  4. 前記転落防止部材が前記退避位置にあるときにその転落防止部材をロックするロック装置を備える、請求項1〜3のいずれか1項に記載の転落防止装置。
  5. 前記駆動用ラックは、被係合部を有し、
    前記ロック装置は、係合部材を有し、前記転落防止部材が前記退避位置にあるときに前記係合部材を前記駆動用ラックの被係合部に係合させて前記転落防止部材をロックする、請求項4に記載の転落防止装置。
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