JP2004161188A - プラットホーム用ステップ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プラットホームと停車車両との間に乗客が転落することを防止するプラットホーム用ステップ装置において、ステップを車両側進出位置および退避位置でロックできる簡単な構成を提供する。
【解決手段】この装置は、ステップ7と、このステップ7を車両側に対し進退させる駆動手段(モータユニット)17と、を備える。更に、前記モータユニット17と連動して、当該ステップ7を進出位置でロックでき、且つ、退避位置でロックできる、ロック装置33を備えている。ロック装置33は、揺動自在に支持されたアーム34と、当該アーム34を揺動させるための揺動手段たるソレノイド35と、を備える。このアーム34は、前記退避位置にあるステップ7にも、前記進出位置にあるステップ7にも、係合可能とされている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラットホームと車両との間の隙間を無くすためにプラットホーム側に設けられるステップ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
プラットホームに鉄道車両が停車した際に車両とプラットホームとの隙間を埋めて乗降客の便宜に供するために、例えば特許文献1に開示される技術が知られている。
【0003】
この技術は、プラットホーム側から板状の可動体を車両側へ平行移動させて進出させ、プラットホームと車両との隙間を無くすものである。
より具体的には同文献に示すように、ステップ(転落防止部材21)の中央部分、および両側部分にそれぞれ固定される各プレート(23)を、複数のガイド機構(直動スライド機構、48,49)によって支持する構造となっている。このガイド機構は、ガイドレール(リニアガイドレール)とガイド部材(スライドユニット)の組み合わせとされ、ガイドレールとガイド部材との嵌合部には、コロや鋼球等の転動体が介在されているのが通例である。
【0004】
また、このステップ(21)を車両側に対して進退させるために、モータ(31)を備え、ステップ(21)側に設けたラック(25)をいわゆるラックアンドピニオン機構で駆動するように構成している。モータ(31)はステップ(21)の進出位置または退避位置で停止させることで、ステップ(21)をその位置に保持している。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−53035号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記特許文献に開示される技術は、ステップ(21)を進出位置/退避位置で確実に保持しておく機構を持つものではない。従って、何らかの原因でステップ(21)が不用意に進出して通過列車と衝突したりするおそれがある。また、ラッシュ時に駅員がステップ(21)上に立って、列車に乗り込もうとする客を押して補助することがあるが、この場合に、ステップ(21)に退避方向の強い力が加わり、ステップ(21)が意図に反して退避してしまうおそれがある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0008】
即ち、請求項1の発明は、プラットホームと停車車両との間に乗客が転落することを防止するプラットホーム用ステップ装置であって、ステップと、このステップを車両側に対し進退させる駆動手段と、を備え、前記駆動手段と連動して、当該ステップを進出位置でロックでき、且つ、退避位置でロックできる、ロック装置を備えた、プラットホーム用ステップ装置である。
【0009】
請求項2においては、前記ロック装置は、揺動自在に支持された揺動部材と、当該揺動部材を揺動させるための揺動手段と、を備え、前記揺動部材は、前記退避位置にあるステップに係合可能とし、且つ、当該揺動部材が、前記進出位置にあるステップにも係合可能とされているものである。
【0010】
請求項3においては、前記ロック装置にはカム体を備えさせて、このカム体は、垂直軸まわりに回転することで、前記揺動部材を前記ステップに対する係合を解除させる方向に押動できるように構成したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の実施形態に係るステップ装置の平面図、図2は図1の状態からステップを車両側に進出させた様子を示した平面図である。
図3は、第一ローラ11および第二ローラ12の構成を示す、図1のx−x断面矢視図である。
【0012】
このプラットホーム用ステップ装置1は、プラットホーム100の、車両に対向する端部に形成された凹所100aに設置可能に構成している。この凹所100aはプラットホーム100を形成する例えばコンクリートを長方形状に欠切して形成され、その底面は前記ステップ装置1を設置するための設置面とし、かつ、上面および車両側を開放させるように構成している。
【0013】
ステップ装置1は図1に示すようにケース2を有しており、このケース2は、複数の平板状のベース板3と、平面視「コ」字状の側板4と、底板5と、天板6と、を備えている(天板6は図略)。これらの部材3〜6はいずれも金属製とされている。
複数のベース板3は互いに溶接により固着され、また、当該ベース板3の下面には更に、長方形状の底板5が溶接されている。
また、底板5の四辺のうち車両側の辺を除いた三辺の部分に、前記「コ」字状の側板4が溶接により固着される。
更に、前記側板4の上側に、前記天板6がボルト止めで固定される(天板6は図1・図2においては図略)。この天板6は、ケース2を前記凹所100aに設置した際に、プラットホーム100の上面の一部を形成する。
以上のようにして車両側に開口を有する箱状のケース2が構成され、このケース2は、前述の凹所100aに設置されることで、プラットホーム100に埋設可能とされている。
【0014】
そして、このケース2に対し、水平平板状のステップ7が支持される。このステップ7はフレーム8の上面に固定された構成とされており、該フレーム8とともに、前記ケース2の前記底板5と天板6の間の空間に収容可能とされている。
フレーム8は、複数本の角棒状部材(横部材8xと縦部材8y)を互いに溶接して固着した、枠体状の構成としている。そしてこのフレーム8は、二本の縦部材8yを互いに近接して一組で配置した部分を四箇所有し(8a・8b・8c・8d)、それぞれの箇所8a〜8dにおいて、縦部材8y・8y間に第一ローラ11が、車両側に一つ、反車両側に一つの、計二つ支持されている。
それぞれの第一ローラ11は、図1のx−x断面矢視図である図3に示すように、二本の縦部材8y・8yを貫通するように横方向に支架される軸部材9に遊転自在に軸支されているので、横方向の水平軸(後述するステップ7の進退方向に垂直な方向の水平軸)まわりに回転することができる。
【0015】
なお、本明細書で「横方向」とは、プラットホーム100の長手方向(車両の長手方向)をいい、「縦方向」とは、それに垂直な方向を意味する。前記ステップ7は、後述するモータユニット17の駆動によって前記縦方向に移動可能であり、この結果、プラットホーム100側から車両側に対して進退できるようになっている。
【0016】
図3に示すように、前記ベース板3の上面は、少なくとも前記第一ローラ11に対応する位置を平坦に形成しており、第一ローラ11の案内面3Gを構成している。
また、前記ベース板3の上面には、前記二本の縦部材8y・8yの上側を覆うように第一ガイド部材21が固設される。この第一ガイド部材21は、二本の縦部材8y・8yの両脇の位置でベース板3に溶接あるいはボルトにて固定される固定部21a・21aと、二本の縦部材8y・8yの上側を「コ」字状に迂回しながら固定部21a・21a同士を連結する荷重受け部21bと、を有する。この荷重受け部21bの下面(前記ベース板3に対向する面)には、前記ベース板3の案内面3Gに平行な案内面21Gが形成されている。
【0017】
そして図3に示すように、二本の縦部材8y・8yは第一ガイド部材21の荷重受け部21bと、ベース板3との間の空間を挿通される。この縦部材8y・8yに前述のとおり支持される前記第一ローラ11は、該縦部材8y・8yの上面および下面よりも適宜の高さだけ突出するよう、その大きさ及び支持位置が設定されている。この結果、第一ローラ11の下側は、前記ベース板3の上面に形成される水平な案内面3Gに当接可能であり、また、該第一ローラ11の上側も、前記第一ガイド部材21の荷重受け部21b下面に形成される前記案内面21Gに当接可能である。
【0018】
なお、上記した二つの案内面3G・21Gの間の距離は、第一ローラ11の直径よりも僅かに大きく構成している。こうして形成された隙間により、ベース板3とガイド部材21との間に配置された第一ローラ11の円滑な回転が確保されている。
【0019】
図1に示すように、縦部材8yが一本単独で配置されている箇所8e・8fにおいては、それぞれ、当該縦部材8yに第二ローラ12が車両側に一つ、反車両側に一つの、計二つ支持されている。
具体的には図3に示すように、縦部材8yに「L」字状のブラケット15を固設し、このブラケット15に、軸部材16を鉛直方向に向けて固定している。第二ローラ12はこの軸部材16に遊転自在に軸支されているので、鉛直軸(後述するステップ7の進退方向に垂直な方向の鉛直軸)まわりに回転することができる。
【0020】
この第二ローラ12に対応する位置において、前記ベース板3の上面には、細長く構成した第二ガイド部材22が、その長手方向を縦方向(縦部材8yに沿う方向)に向けて固設される。この第二ガイド部材22は図3に示すように、前記ベース板3の上面に固定される水平な固定部22aと、該固定部22aに折れながら連続する垂直なガイド部22bと、を有する、断面「L」字状とされる。該ガイド部22bには垂直な案内面22Gが形成され、前記第二ローラ12の側部が、この案内面22Gに当接可能となっている。
【0021】
次に、前記ステップ7を車両側に対し進退させるための構成を説明する。
図1に示すように、前記ケース2を構成するベース板3の反車両側の端部には、モータユニット(駆動手段)17が固定される。このモータユニット17は、電動モータと、そのモータ軸の回転を減速しトルク増強する減速機と、の一体構成とされており、その駆動出力軸を鉛直方向に向けて配置される。当該駆動出力軸には原動プーリ18が固定される。電動モータは、図示せぬ給電線を介して制御盤と接続されている。
一方、前記原動プーリ18よりも車両側寄りの位置には従動プーリ19が回転自在に軸支され、両プーリ18・19の間には、可撓性を有する無端状のベルト31が巻回される。
【0022】
そして、前記フレーム8の縦部材8yにベルト掴み部材32が固定されて、更に、このベルト掴み部材32がベルト31の適宜位置に固定される。
従って、前記モータユニット17を正逆駆動してベルト31を走行させることで、当該ベルト31に連結されるフレーム8を介してステップ7を縦方向に移動させ、この結果、ステップ7をケース2から突出させるとともに車両側に進出させ、一方、車両側から退避させてケース2内に収納させることができる。なお、ステップ7を車両側に進出させた様子が図2に示される。
このように、前記モータユニット17は、ステップ7をケース2に対して相対移動させるための駆動手段としての役割を果たしている。
【0023】
なお、この進退動作の際には、前記第一ローラ11は、二つの案内面(ベース板3の案内面3Gおよび第一ガイド部材21の案内面21G)に適宜接触して転がりながら回転し、また、前記第二ローラ12は、ベース板3に固定された第二ガイド部材22の案内面22Gに適宜接触して転がりながら回転する。この結果、ステップ7の進退動作が円滑とされている。
【0024】
図1に示すように、ベース板3の上にはストッパ36が固設されて、このストッパ36は、前記フレーム8の横部材8xに当接することで、ステップ7の車両側に進退する移動ストロークの範囲を規制するよう構成している。また、ベース板3の上には更にセンサ37が備えられ、このセンサ37が横部材8xを検出することで、ステップ7が前記ストロークの端部に到達したか否かを自動的に検出できるようになっている。このセンサ37は前記制御盤に電気的に接続され、その検出結果は、モータユニット17の駆動のタイミング制御や、装置の異常の自動検出等に用いられる。
【0025】
ここで、図2に示すように車両側に進出したときのステップ7上に乗降客が乗った場合は、反車両側に配置されている第一ローラ11には、乗降客の荷重の反力として、上向きの力が作用する。しかしながら、本実施形態においては図2に示すように、ステップ7が車両側に進出した位置にあるときも反車両側の第一ローラ11は未だ第一ガイド部材21の下側に位置するように当該第一ガイド部材21の設置位置が定められているので、前記第一ローラ11にこのような上向きの力が作用しても、第一ローラ11は上側の第一ガイド部材21の案内面21Gに当接して、その荷重反力は確実に受け止められる。この結果、ステップ7上を乗降客が渡る際もステップ7は堅固に支持され、当該ステップ7が上下にバタついて不安定となることが回避される。
【0026】
次に、図1の符号33で示すロック装置を説明する。このロック装置33は、揺動アーム(揺動部材)34と、これを揺動させるためのソレノイド(揺動手段)35を備えている。
ロック装置33周辺の拡大図が図4に、図4の矢視A方向の断面図が図5に、それぞれ示される。これら図4・図5を参照しながら説明すると、前記揺動アーム34は、前述の縦部材8yに沿う向きに細長い形状の板状部材として構成される。揺動アーム34の長手方向中途部は、ベース板3上に垂直に立設された支点ピン38を支点として、揺動自在とされている。
支点ピン38にはコイルバネ39が外嵌されている。このコイルバネ39は捻りコイルバネとしており、その一端は揺動アーム34の適宜位置に係止される一方、他端は、ベース板3に立設された係止ピン40に接当している。この構成により、コイルバネ39は、図4における反時計回り方向(太線矢印で示す方向)の付勢力を揺動アーム34に対し常時作用させている。従って、通常時(後述するソレノイド35が通電されていない状態)においては、揺動アーム34はコイルバネ39の付勢力によって、係止ピン40と同様にベース板3上に立設されるストッパピン41に接当した、図4の位置で静止している。
【0027】
図4に示すように、揺動アーム34の車両側の一端においては、その前記縦部材8yに対向する側に凹部42を形成している。また図4・図5に示すように、前記凹部42の近傍位置において、揺動アーム34の下面にロックピン43が下向きに突設されている。
【0028】
一方、図4に示すように、前記揺動アーム34に対向する縦部材8yの側面には、その反車両側端部において、上下方向に向いた係合ピン44の側部が固着される。また、この係合ピン44より車両側寄りの位置において、平板状のブラケット45が縦部材8yに固設されている。
なお、このブラケット45は前記揺動アーム34と高さを異ならせて設けられているので(図5参照)、ブラケット45と揺動アーム34とが互いに干渉することは回避されている。
このブラケット45のロック装置33側の端縁には凹部46が形成され、この凹部46に、前記揺動アーム34側のロックピン43が係脱可能な構成となっている。
【0029】
前記揺動アーム34の前記凹部42より反車両側寄りの位置には、図4に示すように直線状の傾斜部47が形成されており、この傾斜部47に前記係合ピン44が当接し得るように構成している。
また、前記ブラケット45の前記凹部46より反車両側寄りの位置にも直線状の傾斜部48が形成されており、この傾斜部48には揺動アーム34のロックピン43が当接し得るように構成している。
【0030】
そして、揺動アーム34の近傍位置には、揺動手段としてのソレノイド35が設置される。このソレノイド35は直流式とされており、図示せぬ給電線を介して前記制御盤に対し接続されている。
ソレノイド35の可動鉄心は、前記揺動アーム34の、前記凹部42の支点ピン38を挟んだ反対側の位置に連結される。従って、このソレノイド35に通電すると、移動する可動鉄心が、前記コイルバネ39の付勢力に抗して揺動アーム34を図4の反時計回り方向(図4で示す太線矢印の反対方向)に押動することになる。
【0031】
次に、以上の構成のロック装置33が、ステップ7を、車両側に進出した位置(図1の位置。以下「退避位置」)、及び、車両側から退避した位置(図2の位置。以下「進出位置」)で、ロックする様子を説明する。図4〜図10には、この様子が順を追って示されている。
【0032】
図4に示されるのは、ステップ7が図1の「退避位置」でロックされているときのロック装置33の様子である。
この状態においては、ソレノイド35は通電されておらず、可動鉄心は吸着されていないので、前記揺動アーム34はコイルバネ39の付勢力によって、ストッパピン41に当接する図4の位置で静止している。ステップ7が「退避位置」にあるときは、縦部材8yのブラケット45に形成してある前記凹部46の位置は、揺動アーム34の下面に突設した前記ロックピン43の位置に一致するので、凹部46はロックピン43と係合する。
こうして、縦部材8y(ひいては、当該縦部材8yに固定されるステップ7)は、車両側に不用意に進出しないように確実にロックされる。
【0033】
この図4の状態からステップ7を進出させる場合、前記制御盤は、先ずソレノイド35に通電する。すると図6に示すように可動鉄心が移動して揺動アーム34を押動するので、前記ロックピン43が凹部46から抜け出て、ロックピン43・凹部46同士の係合が解除される。こうしてステップ7の「退避位置」でのロック解除が行われ、これに連動させて前記モータユニット17を駆動することで、ステップ7を前述したように車両側に進出させることができる。
【0034】
図7には、ステップ7を図6の位置から少量進出させた様子が示される。本実施形態では、ステップ7を少量進出させた状態で図7に示すようにソレノイド35の通電を解除するように制御して、電気エネルギーの節約、およびソレノイド35の焼損の防止を図っている。
なお、ステップ7は既に移動しているので、ソレノイド35の通電を解除しても、図7に示すように、ロックピン43が凹部46に再び係合することにはならない。揺動アーム34にはコイルバネ39の付勢力が図7の太線矢印方向に作用するため、前記ロックピン43がブラケット45の縁に当接した状態となる。この状態からステップ7が進出するに伴い、ロックピン43はブラケット45の端縁に当接しながら傾斜部48上を滑る。最終的には、図8のようにロックピン43とブラケット45とが離れ、揺動アーム34はストッパピン41に当接した状態に戻る。
【0035】
図8の状態からモータユニット17が更に駆動されてステップ7が進出すると、図9に示すように、縦部材8yに設けられる係合ピン44が揺動アーム34の傾斜部47に当接して、当該傾斜部47を押す形となる。従って、揺動アーム34はコイルバネ39の付勢力に抗して、図9の太線矢印方向に回動する。
係合ピン44は揺動アーム34の傾斜部47上を滑りながら移動し、最終的には図9に示すように、前記揺動アーム34に設けられた凹部42の位置に至る。そしてこのときに、揺動アーム34はコイルバネ39の付勢力を得て図10の太線矢印方向に回動し、係合ピン44と凹部42とが係合する。
こうして、ステップ7は「進出位置」でロックされ、この状態からステップ7に退避方向への強い力が加わった場合(例えば、ラッシュ時に駅員がステップ7上に立って、列車に乗り込もうとする客を押して補助する際の、反作用としての力がステップ7に加わった場合)でも、ステップ7は進出位置で強固に保持され、ステップ7が意図に反して退避方向に移動することは回避される。
【0036】
以上が、ステップ7が「退避位置」でロックされている状態から当該ロックを外してステップ7を進出させ、「進出位置」で再びロックする動作の説明である。
【0037】
なお、逆に、「進出位置」でロックされている状態から当該ロックを外してステップ7を退避させ、「退避位置」で再びロックする制御は、以下のように行えばよい。
先ず、図10の状態(ステップ7は図2の状態にある)からソレノイド35に通電して揺動アーム34を図10の太線矢印と逆方向に傾動させることで、凹部42と係合ピン44との係合、即ち「進出位置」でのロックを外す。
次に、モータユニット17を駆動してステップ7の退避を開始し、ステップ7が「進出位置」から少量退避した時点で、ソレノイド35の通電を解除する。その後もステップ7の退避動作を継続すると、前述のブラケット45の傾斜部48が前記ロックピン43を介して、揺動アーム34を押動する。最後にロックピン43がブラケット45の凹部46の位置に至ると、コイルバネ39の付勢力により、ロックピン43と凹部46とが係合する。こうしてステップ7は「退避位置」に到達し、当該位置でロックが行われる。
【0038】
以上に示すように、本実施形態のプラットホーム用ステップ装置は、駆動手段たるモータユニット17に連動して、ステップ7を「進出位置」で図10のようにロックでき、かつ、「退避位置」で図4のようにロックできる、ロック装置33を備えている。
従って、退避位置にあるステップ7が不用意に車両側に進出して通過列車と衝突したり、進出位置にあるステップ7が意図に反して退避側に移動することが回避される。また、ロック装置33のロック動作がモータユニット17に連動して行われるので、ステップ7を適切に退避位置および進出位置でロックすることができる。
【0039】
加えて前記ロック装置33は、揺動自在に支持された揺動部材としての揺動アーム34と、該揺動部材を揺動させるための揺動手段たるソレノイド35とを備える。そしてこの揺動アーム34は、前記「退避位置」にあるステップ7に図4に示すように係合可能であり、また、前記「進出位置」にあるステップ7に図10に示すように係合可能である。
従って、揺動部材が揺動アーム34一本で済み、また、揺動部材を駆動する機構も一つで済むから、コンパクト性に優れ、製造コストを削減できる。
【0040】
次に、前記ロック装置33において、手動でロックを解除できる構成を説明する。
図4・図5に示すように、前記揺動アーム34の前記凹部42を形成した側と反対側には、板状の受け部材49が固設されている。
また図5に示すように、ベース板3上にはカム軸50が上下方向(垂直)に配置されて回転自在に軸支され、このカム軸50に、板状の偏心カム(カム体)51が固定されている。
【0041】
偏心カム51の外縁は図4に示すように前記受け部材49に近接されており、この図4の状態から偏心カム51を180°回転させると、当該偏心カム51の外縁が、前記受け部材49を介して、前記コイルバネ39による付勢力に抗する向きに揺動アーム34を押動するようになっている。
なお、揺動アーム34を押動する状態から更に180°偏心カム51を回転させると、受け部材49の押動が解除され、図4の状態に戻ることになる。
【0042】
更に図4に示すように、ベース板3上にはサポート部材54が固着される。このサポート部材54は図5に示すように、前記偏心カム51の上側を一部覆うような形状を有している。
そして、このサポート部材54上にデテント機構52が設置される。このデテント機構52は鋼球をバネ付勢した通例のものであって、偏心カム51の上面に180°ごとに形成したデテント孔56に鋼球が弾性的に係合し得るように構成してある。デテント孔56の位置は、偏心カム51が図4の位置、及び、図11の位置にあるときに、前記デテント機構52が係合し得る位置に設定されている。
【0043】
また図5に示すように、前記カム軸50の上端には係合孔55を形成するとともに、前記天板6のカム軸50に相当する位置には孔6aを穿設してある。この孔6aは通常は図5に示すように、蓋体53をネジ止めすることで塞がれている。
【0044】
以上の構成で、ソレノイド35が故障する等してロック装置33によるロックが解除できなくなった場合を考える。なお、前記受け部材49に近接してセンサ57が備えられているので、ソレノイド35に通電しても揺動アーム34が動かないトラブルは、このセンサ57で検出することができる。
そして、このようなトラブルが発生した場合は、図5に示す蓋体53を外した上で、露出した孔6aを介して適宜の工具の先端を上側から挿入して、カム軸50上端の係合孔55に係合させた上で、工具を回転させれば良い。すると、回転する偏心カム51が受け部材49を押動するので、揺動アーム34は図4の太線矢印方向とは反対側に揺動して、図11に示す如く、前記ロックピン43と前記凹部46との係合を解除させる。この結果、ステップ7の退避位置でのロックを解除でき、ステップ7を進出させることができる。
なお、前記デテント機構52は、カム軸50の180°の回転ごとに適度の引っ掛かり感を与えることで、偏心カム51がどのような状態にあるかを判りやすくする効果を奏している。
【0045】
なお、ステップ7が進出位置でロックされた状態(図10の状態)でソレノイド35が故障する等してロックを解除できなくなった場合も、上記と同様の操作を行えば、前記係合ピン44と凹部42との係合を手動で解除でき、ステップ7を退避させることができるようになる。
【0046】
以上に示すように、本実施形態のロック装置33にはカム体たる偏心カム51が備えられてあり、この偏心カム51は垂直軸まわりに回転することで、前記揺動アーム34を前記ステップ7に対する係合を解除させる方向に押動できるように構成してある。
従って、ソレノイド35が故障した場合等の非常時にも、偏心カム51を回動させることでロックを解除できる簡単な構成である。この結果、ステップ装置1の故障等の万一の場合でも列車の運行への影響を小さく抑える構成を、低コストで実現することができる。
【0047】
以上に本発明の実施形態を説明したが、本発明の技術的範囲は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
例えば、本実施形態では二種類のローラ11・12でステップ装置1の移動方向を案内するように構成しているが、これに限られるものでもなく、例えばリニアガイドレールとスライド軸受けユニットの組み合わせを用いても良い。また、ステップ7を駆動する構成は、ベルト31によるものに限らず、例えばラックアンドピニオンによる駆動構成を用いても良い。
また、揺動部材たる揺動アーム34とステップ7とを係脱自在とする構成は、ピンと凹部とによる構成に限られず、他にも爪や小片、溝等の適宜の構成を採用して良い。
【0048】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、以下に示すような効果を奏する。
【0049】
即ち、請求項1に示すように、プラットホームと停車車両との間に乗客が転落することを防止するプラットホーム用ステップ装置であって、ステップと、このステップを車両側に対し進退させる駆動手段と、を備え、前記駆動手段と連動して、当該ステップを進出位置でロックでき、且つ、退避位置でロックできる、ロック装置を備えたので、
退避位置にあるステップが不用意に車両側に進出して通過列車と衝突したり、進出位置にあるステップが意図に反して退避側に移動することが回避される。
また、ロック装置のロック動作が駆動手段に連動して行われるので、ステップを適切に退避位置および進出位置でロックすることができる。
【0050】
請求項2に示すように、前記ロック装置は、揺動自在に支持された揺動部材と、当該揺動部材を揺動させるための揺動手段と、を備え、前記揺動部材は、前記退避位置にあるステップに係合可能とし、且つ、当該揺動部材が、前記進出位置にあるステップにも係合可能とされているので、
揺動部材が一つで済み、また、揺動部材を駆動する揺動手段も一つで済むから、コンパクト性に優れ、製造コストを削減できる。
【0051】
請求項3に示すように、前記ロック装置にはカム体を備えさせて、このカム体は、垂直軸まわりに回転することで、前記揺動部材を前記ステップに対する係合を解除させる方向に押動できるように構成したので、
ロック解除のための揺動手段が故障した場合等の非常時にも、カム体を回動させることでロックを解除できる簡単な構成である。この結果、ステップ装置の故障等の万一の場合でも列車の運行への影響を小さく抑える構成を、低コストで実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るステップ装置の全体的な構成を示した平面図。ただし、ステップは車両側から退避した位置にあり、かつ、ケースの天板を取り外した状態を示してある。
【図2】図1の状態からステップを車両側に進出させた様子を示した平面図。
【図3】第一ローラおよび第二ローラの構成を示す、図1のx−x断面矢視図。
【図4】ロック装置の構成を示す拡大平面図。ステップが退避位置でロックされている状態を示す。
【図5】図4における矢視A方向から見た断面図。
【図6】図4の状態からソレノイドに通電し、ステップの退避位置でのロックを解除する様子を示す図。
【図7】図6の状態からステップの進出を開始した状態を示す図。
【図8】図7の状態からステップを更に進出させた状態を示す図。
【図9】図8の状態からステップを更に進出させ、係合ピンによって揺動アームが押動される様子を示す図。
【図10】図9の状態からステップを更に進出させ、ステップが進出位置でロックされた状態を示す図。
【図11】図4の状態から偏心カムを回動させることでステップのロック状態を解除する様子を示す図。
【符号の説明】
1 プラットホーム用ステップ装置
7 ステップ
17 モータユニット(駆動手段)
34 揺動アーム(揺動部材)
35 ソレノイド(揺動手段)
51 偏心カム(カム体)

Claims (3)

  1. プラットホームと停車車両との間に乗客が転落することを防止するプラットホーム用ステップ装置であって、
    ステップと、
    このステップを車両側に対し進退させる駆動手段と、を備え、
    前記駆動手段と連動して、当該ステップを進出位置でロックでき、且つ、退避位置でロックできる、ロック装置を備えたことを特徴とする、
    プラットホーム用ステップ装置。
  2. 請求項1に記載のプラットホーム用ステップ装置であって、
    前記ロック装置は、揺動自在に支持された揺動部材と、当該揺動部材を揺動させるための揺動手段と、を備え、
    前記揺動部材は、前記退避位置にあるステップに係合可能とし、
    且つ、当該揺動部材が、前記進出位置にあるステップにも係合可能とされていることを特徴とする、プラットホーム用ステップ装置。
  3. 請求項2に記載のプラットホーム用ステップ装置であって、
    前記ロック装置にはカム体を備えさせて、
    このカム体は、垂直軸まわりに回転することで、前記揺動部材を前記ステップに対する係合を解除させる方向に押動できるように構成したことを特徴とする、プラットホーム用ステップ装置。
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