JP2009126193A - 車両用灯具及び複数の車両用灯具を有する照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高級乗用車における車両内部の照明演出効果を高める。
【解決手段】後部右座席RS−Rと後部左座席RS−Lの足元の回りには、各々3つの車両用灯具100−7乃至100−9と、3つの車両用灯具100−10乃至100−12が各々コの字状に配置されている。合計6個の車両用灯具100−7乃至100−12は、例えば色温度で4000K未満の光と4000K以上の光で、単に着席している時と、読書、地図の照会時のような作業時とを切替え、更には、青紫乃至青色でDVDモニタの映像を観賞するような使用方法も可能である。即ち、本発明によれば特に後部座席の照明演出効果として、例えばくつろぎ(通常走行時を含む)、作業、劇場の3つの演出を切り替えることができる。このような切替えは、各車両用灯具100−7乃至12の各光源として、3つの異なる色調のLEDを配置させ、LINによる制御により可能である。
【選択図】図5

Description

本発明は車両用灯具とその配置方法に関する。本発明は主として、車両の搭乗者が着席する室内空間用の車両用灯具に関する。
III族窒化物系化合物半導体発光素子の開発に伴い、消費電力の低い発光ダイオードが3原色揃い、容易に入手できるようになった。また、それらを組み合わせ、或いは他の蛍光材との組み合わせにより、高輝度白色発光ダイオードも容易に入手できるようになった。このため乗用車等の車両の照明を、全て発光ダイオードで置き換えることも可能となった。消費電力の低い発光ダイオードを用いる場合、例えば通常走行時にも、ルームランプを間接照明として常時点灯させることができる。また、ドライバーや他の搭乗者の足元、グローブボックス把手、ドアポケット付近、コインケース付近、カーオーディオ操作盤付近、更には後部座席用のDVDモニタ付近を弱い照明で車両走行中に常時点灯させておくこともできる。このように、いわゆる高級車タイプにおいては、車両用灯具が、安全走行に必要最低限の使用方法から、ドライバーや他の搭乗者、特に後部座席に着席した搭乗者の、走行中の車内での行動が円滑に行えるような、車内空間の照明として使用されるようになっている。
発光ダイオードを用いた車両用灯具としては、例えば特許文献1に記載された、導光体と光拡散反射面を用いたものが知られている。
特開2005−014854号公報
本発明者らは特に高級車用途において、車内空間の照明演出効果を検討し、複数色の車内照明を切り替えるに際し、本願発明を完成した。
即ち、本発明の目的は、車内空間の照明演出効果を有する車両用灯具、及びそれを複数個有する照明装置である。
請求項1に記載の発明は、棒状の導光体と、当該導光体の一端に配置された少なくとも1個の光源とを有する車両用灯具であって、棒状の導光体には、その側面の一部に凹凸又は光散乱材による光散乱領域が長手方向に連続的又は間欠的に形成されており、棒状の導光体の光散乱領域と垂直方向に光を取り出すものであり、車両の搭乗者の着席時の足元を照らすことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、光源は複数個であって、全て導光体の一方の端部に光を導入することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、開いた場合に、車両内部側の面が車両後方を向く、車両の乗降用の扉に配置されており、導光体の光源が配置されていない側の端部に、当該端部から発せられる光により、車両後方から接近する、自転車を含む他の車両及び歩行者から視認可能な警告色を発する手段を有することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、導光体には、搭乗者の足元を照らすための光散乱領域の他に、扉の把手部分の少なくとも一部を照らすための光散乱領域が設けられていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項3に記載の車両用灯具に加えて、少なくとも2個の請求項1に記載の車両用灯具を用い、少なくとも1人の搭乗者の着席時の足元を、その前方、左方向及び右方向から照らすことを特徴とする複数の車両用灯具を有する照明装置である。尚請求項4の車両用灯具を用いる場合や請求項2の車両用灯具を2個用いる場合は当然に本発明に包含される。
請求項6に記載の発明は、3個の車両用灯具が、各々色調の異なる3個の光源を有しており、当該3種の色調を同時に切り替えることを特徴とする。
高級車等において、走行時の車内空間の照明演出効果としては、例えばルーフ(天井)の直接照明を用いることは走行の安全面から好ましくない。しかし、ルーフ(天井)の間接照明のみでは車内空間の照明演出効果としては弱い。そこで走行時の車内空間の照明演出効果として、基本的には足元の照明を用いると良い。足元の照明としては、点状又はスポット状の照明よりも、例えば足元を前後左右、少なくとも前方からと左右両側から照らされると、着席した搭乗者に視認可能であり、且つそこからの間接光(散乱光)で、車内がわずかに色づく。このため、光源と、光散乱領域を有する導光体から成る車両用灯具を用いて、当該棒状の導光体全体を発光させる(散乱光が導光体全体から発せられる)構造が好ましい。即ち、請求項1に係る発明は、走行時の車内空間の照明演出効果を奏する車両用灯具である。
照明演出効果としては、複数色に切り替えることが好ましく、この点で、色調の異なる複数個の光源を有する構成が好ましい(請求項2)。
車両の乗降時には、例えば昼光色、昼白色乃至白色、色温度で4000K以上の光で足元が照らされることが好ましい。この際、導光体の光源に面する端部とは逆側の端部から、赤色、橙色乃至は黄色等の、警告色を発するようにすると、車両の乗降用の扉を開いた場合に後部から接近する車両等から視認可能となる。即ち、本発明の導光体を用いた車両用灯具は、足元を照らすのと同時に、乗降用扉を開いた場合の警告灯としての機能を簡単に付与することができる。実際、導光体の光源に面する端部とは逆側の端部を、乗降用扉の端部、例えば蝶番が前方にある運転手用扉であれば、その後ろ側に面する端部迄延設して、当該導光体の端部を赤色、橙色乃至は黄色等の任意形状の樹脂で覆うのみで良い。尚、導光体端部に直接樹脂を接着するのでなく、反射鏡等を介して、光の方向を任意に曲げる設計としても良い(請求項3)。
乗降用扉に本発明の車両用灯具を設けるのであれば、容易に、その照明位置を他方向にも向けることができる。実際、本発明の車両用灯具を乗降用扉の把手よりも下側に設けるならば、更に別方向を照らすための光散乱領域を設けて、その照らす方向として扉の把手付近とする設計は非常に容易である(請求項4)。
このように、本発明の車両用灯具は、1個で、1枚の扉に設ける必要のある照明を全て兼用することが可能である。
搭乗者の着席時の足元を、その前方、左方向及び右方向から照らすためには、乗合自動車のような大型車を除けば、扉に設けた灯具と、他の2方向からの灯具を用いると良い。本発明に係る車両用灯具は棒状の全体が散乱光を発する照明であるので、搭乗者の足元を包み込むような照明効果が期待できる(請求項5)。例えば色温度で4000K未満の光と4000K以上の光で、単に着席している時と、読書、地図の照会時のような作業時とを切替え、更には、青紫乃至青色でDVDモニタの映像を観賞する際の雰囲気づくりのような使用方法も可能である。即ち、本発明によれば特に後部座席の照明演出効果として、例えばくつろぎ、作業、劇場の3つの演出を切り替えることができる(請求項6)。
以下、図面を用いて本発明の具体例を例示するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
図1は本発明に係る車両用灯具100の構成を示す斜視図である。車両用灯具100は、光源1と、光散乱領域21を有する棒状導光体2とから成る。棒状導光体2の光入射端2hに光源1を配置して、光源1の発する光を光入射端2hから棒状導光体2に導入する。棒状導光体2の他端2eは、例えば以下の車両内部に配置する際に他の赤色灯に配置して、棒状導光体2の他端2eからの射出光を当該赤色灯に導入すると良い。
図1に示す通り、棒状導光体2の側面には間欠的に複数個の光散乱領域21が設けられている。光散乱領域21は、棒状導光体2の全体から均一に光を発するように、光源1に近い側は光散乱領域21の占有面積率を小さく、光源1から遠くなるに従って光散乱領域21の占有面積率を大きくすると良い。光散乱領域21からは、主としてその面に垂直方向に光が散乱される。
図2は本発明に係る車両用灯具100の作用を示す説明図である。図2.A乃至図2.Cは、棒状導光体2の長手方向に沿った面での断面図であり、図2.D及び図2.Eは棒状導光体2の長手方向に垂直な面での断面図である。
図2.Aのように、光源1が棒状導光体2の光入射端2hに配置される。棒状導光体2の長手方向は図2.A内で左右方向であり、光散乱領域21は図2.Aの面内上側に配置されている。図2.Bのように、光源1から棒状導光体2の光入射端2hに照明光が入射すると、棒状導光体2の側面で反射を繰り返して棒状導光体2の他端2eまで伝搬し、当該他端2eから射出される。この際、光散乱領域21に達した光は、光散乱領域21から、図内下側の全方向に散乱される(図2.C)。こうして、棒状導光体2の図内下側方向に、光が均一に照射される。
以上においては、車両用灯具100として、図2.Dのように、棒状導光体2の上側となる側面のみに光散乱領域21を設け、光散乱領域21からの光の照射が主として下側を向くものを想定している。これに対し、図2.Eのように、棒状導光体2の上側となる側面に光散乱領域21を設ける他、左側に側面(図2.A乃至図2.Cにおいては図面の向こう側)に横方向光散乱領域21sを追加的に設けても良い。横方向光散乱領域21sは、例えば棒状導光体2の中央部付近に1箇所のみ設ける構成としても良い。このようにすれば、1個の車両用灯具100が、棒状の一方方向への光照射の他に、スポット状の他方向への光照射の機能を併せ持つことができる。即ち車両用灯具100の、更なる機能の追加が容易に行える。
図3乃至図5は、図1及び図2に示したような構成の車両用灯具100−1乃至100−12を、実際に乗用車に搭載する場合の構成例を示すものである。図3乃至図5においては、図1及び図2に示したような構成の車両用灯具100を3個1組として各々コの字状に配置し、合計4箇所の搭乗者の足元を、包み込むように照らす構成としている。
以下、図3乃至図5では、車両用灯具100−1乃至100−12の配置を説明するため、車両用灯具100−1乃至100−12を太線で示しているが、これは車両用灯具100−1乃至100−12が、搭乗者から視認できる位置に露出していることを示すものではない。本願発明の照明演出効果としては、間接照明的なものが好ましい場合があり、公知の方法で、必要な光の照射方向を確保しつつ、車両用灯具100−1乃至100−12を覆い隠すことは任意に設計できる。
尚、3個1組の車両用灯具100のうち、2個は図2.Dのような光の照射が主として下側を向くものであり、1個は図2.Eのような光の照射が下側と、一部スポット状に他方向を向くものである。
まず、図3に本発明に係る車両用灯具100−1乃至100−3を搭載した車両の運転席の扉を開いた状態を示す説明図を示す。右側に運転席を有する車両を想定している。まず、運転席扉DDの、プルハンドルPH−D構造内部に車両用灯具100−1が、運転席扉DDを閉めた際に車両の走行方向に長手方向が一致するように配置されている。車両用灯具100−1の光源1−1は、運転席扉DDを閉めた際の車両前方側に配置されている。車両用灯具100−1の主たる光の照射方向は、運転席扉DDの、プルハンドルPH−D下側にあるドアポケットDP−Dを照らす方向である。また、車両用灯具100−1は図2.Eのように横方向光散乱領域21sを追加的に有しており、これによりプルハンドルPH−D構造の、手掛け凹部PH−DHを内側から照らす構成となっている。また、車両用灯具100−1は、光源1−1の反対側になる棒状導光体の他端に、赤色警告灯RAを接続している。ここで、赤色警告灯RA自身が発光するのでなく、車両用灯具100−1の光源1−1の光のうち棒状導光体を透過した光、即ち図2.Bで示した他端2eから射出された光で赤色に点灯するものである。赤色警告灯RAは例えば多面体状のドーム状に形成された赤色樹脂からなり、車両後方から接近する自転車を含む車両及び歩行者に運転席扉DDが開いた状態であることを視認させる。このように、運転席扉DDを開いた状態において、1個の車両用灯具100−1により、プルハンドルPH−D下側にあるドアポケットDP−D方向と、プルハンドルPH−D構造の手掛け凹部PH−DHの内側が照らされ、赤色警告灯RAが点灯する。
他にも、図3では運転席DSの足元近傍に、インストルメンタルパネルIP下部に設けられた車両用灯具100−2及びコンソールボックスCBに設けられた車両用灯具100−3を示しているが、詳細は図4で示す。
図4は、運転席DS及び助手席ASの足元を照らす合計6個の車両用灯具100−1乃至100−6の配置を示す説明図である。図4においては、運転席扉DDと助手席扉ADはいずれも閉めた状態である。運転席DSの足元の回りには、3つの車両用灯具100−1乃至100−3がコの字状に配置されている。即ち、車両用灯具100−1は運転席扉DDのプルハンドルPH−D内部に設けられており、車両用灯具100−1の長手方向は車両の進行方向に一致する。車両用灯具100−2はその長手方向が車両の左右方向となるようにインストルメンタルパネルIP下部に配置されている。車両用灯具100−3はその長手方向が車両の進行方向に一致するようにコンソールボックスCBの運転席DS側に設けられている。
全く同様に、車両用灯具100−4は助手席扉ADのプルハンドルPH−A内部に設けられており、車両用灯具100−4の長手方向は車両の進行方向に一致する。また、1個の車両用灯具100−4により、プルハンドルPH−A下側にあるドアポケットDP−A方向と、プルハンドルPH−A構造の手掛け凹部PH−AHの内側が照らされる構成である。車両用灯具100−5はその長手方向が車両の左右方向となるようにグローブボックスGB下部に配置されている。車両用灯具100−6はその長手方向が車両の進行方向に一致するようにコンソールボックスCBの助手席AS側に設けられている。足元を照らすことにより、搭乗者に圧迫感を与えずに室内空間を広く見せることができる。
図4に示される合計6個の車両用灯具100−1乃至100−6は、例えば色温度で4000K未満の光と4000K以上の光で、単に着席している時と、読書、地図の照会時のような作業時とを切替え、更には、青紫乃至青色でDVDモニタの映像を観賞する雰囲気づくりのような使用方法も可能である。この場合、6個の車両用灯具100−1乃至100−6がそれぞれ3個ずつの色調の異なるLED等を備えている必要が有る。
即ち、本発明によれば特に前部座席の照明演出効果として、例えばくつろぎ(通常走行時を含む)、作業、劇場(映像観賞は停車時が好ましい)の3つの演出を切り替えることができる。このような切替えは、各車両用灯具100−1乃至100−6の各光源として、3つの異なる色調のLEDを配置させ、LIN(Local Interconnect Network)による制御により、ECUを介して制御可能である。
図4と同様に、車両後部座席も図5のように6個の車両用灯具100−7乃至100−12を配置すると良い。後部右扉RDと後部左扉LDはいずれも閉めた状態である。後部右座席RS−Rの足元の回りには、3つの車両用灯具100−7乃至100−9がコの字状に配置されている。即ち、車両用灯具100−7は後部右扉RDのプルハンドルPH−R内部に設けられており、車両用灯具100−7の長手方向は車両の進行方向に一致する。また、1個の車両用灯具100−7により、プルハンドルPH−R下側にあるドアポケットDP−R方向と、プルハンドルPH−R構造の手掛け凹部PH−RHの内側が照らされる構成である。車両用灯具100−8はその長手方向が車両の左右方向となるように運転席DS下部に配置されている。車両用灯具100−9はその長手方向が車両の進行方向に一致するように、例えばDVDモニタMを内蔵したセンターコンソールCCの後部右座席RS−R側に設けられている。
全く同様に、後部左座席RS−Lの足元の回りには、3つの車両用灯具100−10乃至100−12がコの字状に配置されている。即ち、車両用灯具100−10は後部左扉LDのプルハンドルPH−L内部に設けられており、車両用灯具100−10の長手方向は車両の進行方向に一致する。また、1個の車両用灯具100−10により、プルハンドルPH−L下側にあるドアポケットDP−L方向と、プルハンドルPH−L構造の手掛け凹部PH−LHの内側が照らされる構成である。車両用灯具100−11はその長手方向が車両の左右方向となるように助手席AS下部に配置されている。車両用灯具100−12はその長手方向が車両の進行方向に一致するように、例えばDVDモニタMを内蔵したセンターコンソールCCの後部左座席RS−L側に設けられている。
図5に示される合計6個の車両用灯具100−7乃至100−12は、例えば色温度で4000K未満の光と4000K以上の光で、単に着席している時と、読書、地図の照会時のような作業時とを切替え、更には、青紫乃至青色でDVDモニタの映像を観賞する雰囲気づくりのような使用方法も可能である。即ち、本発明によれば特に後部座席の照明演出効果として、例えばくつろぎ(通常走行時を含む)、作業、劇場の3つの演出を切り替えることができる。このような切替えは、各車両用灯具100−7乃至100−12の各光源として、3つの異なる色調のLEDを配置させ、LIN(Local Interconnect Network)による制御により、ECUを介して制御可能である。
図4の構成と図5の構成は、当然、照明演出効果を同時に切り替える構成としても良く、運転席と他の3席或いは前部座席と後部座席で独立に異なる照明演出効果を切り替えても良い。また、当該照明演出効果には、ルーフ(天井)に設けられたルームランプを間接照明として同色乃至同系色で併用すると更に効果的である。
本発明は特に高級乗用車における、車両内部の照明演出効果を高める照明として有用である。
本発明に係る車両用灯具100の構成を示す斜視図。 本発明に係る車両用灯具100の作用を示す説明図。 本発明に係る車両用灯具100−1乃至100−3を搭載した車両の運転席の扉を開いた状態を示す説明図。 本発明に係る車両用灯具100−1乃至100−6を搭載した車両の運転席及び助手席の状態を示す説明図。 本発明に係る車両用灯具100−7乃至100−12を搭載した車両の後部座席の状態を示す説明図。
符号の説明
100:車両用灯具
1:光源(LED等)
2:導光体
21:光拡散領域

Claims (6)

  1. 棒状の導光体と、当該導光体の一端に配置された少なくとも1個の光源とを有する車両用灯具であって、
    前記棒状の導光体には、その側面の一部に凹凸又は光散乱材による光散乱領域が長手方向に連続的又は間欠的に形成されており、前記棒状の導光体の光散乱領域と垂直方向に光を取り出すものであり、
    車両の搭乗者の着席時の足元を照らすことを特徴とする車両用灯具。
  2. 前記光源は複数個であって、全て前記導光体の一方の端部に光を導入することを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
  3. 開いた場合に、車両内部側の面が車両後方を向く、車両の乗降用の扉に配置されており、
    前記導光体の前記光源が配置されていない側の端部に、当該端部から発せられる光により、車両後方から接近する、自転車を含む他の車両及び歩行者から視認可能な警告色を発する手段を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用灯具。
  4. 前記導光体には、前記搭乗者の足元を照らすための光散乱領域の他に、前記扉の把手部分の少なくとも一部を照らすための光散乱領域が設けられていることを特徴とする請求項3に記載の車両用灯具。
  5. 請求項3に記載の車両用灯具に加えて、少なくとも2個の請求項1に記載の車両用灯具を用い、少なくとも1人の搭乗者の着席時の足元を、その前方、左方向及び右方向から照らすことを特徴とする複数の車両用灯具を有する照明装置。
  6. 前記3個の車両用灯具が、各々色調の異なる3個の光源を有しており、当該3種の色調を同時に切り替えることを特徴とする請求項5に記載の複数の車両用灯具を有する照明装置。
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