JP2009125320A - 薬品セット装置および薬品座具 - Google Patents

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Abstract

【課題】トレー上の薬品類のセット状況や使用状況をタグ検出に基づいて把握する薬品セット装置や薬品座具について、一動作で薬品類をトレーに出し入れできるようにする。
【解決手段】タグリーダ15に接続されたアンテナ14とこの上方に固定された又は載置されるトレー部13とを具備した検知装置10と、薬品類8を一つ載せて置ける座体部21とその薬品類8によって位置(又は姿勢)を規制される可動部26とその位置(又は姿勢)に応じてアンテナ14を介する通信の可否状態が切り替わる電子タグ24とを具備しておりトレー部13に複数個を入れられる大きさの薬品座具20とを備える。
【選択図】 図1

Description

この発明は、医療現場でトレーにセットして使用される薬品類のセット状況や使用状況をタグ読取(たとえばRFID等の近距離無線通信方式タグ情報読取)にて把握する薬品セット装置に関し、さらには、接触不要でアクセスしうるRFタグやICタグといった電子タグを装備した薬品座具に関する。
なお、薬品類には、アンプル・バイアル・造影剤等の注射薬の他、箱・ボトル等に収容された錠剤・散剤等の医薬品や、薬品と一緒に使用される補助薬品も該当する。
手術室等の医療現場では、手術等の処置に先だち注射薬等の薬品をセットして即ち適宜区分しつつ並べて準備しておくことで、処置を行い易いようにしているが、処置中に薬品が不足するといけないので、薬品を余分に準備しておいて、処置が終わってから、余った薬品を薬局等に返却するとともに、処置中に使用した薬品を数えている。
その作業を看護師等がバケツ等の廃棄用容器の中を漁るようにして行うのは、肉体的にも精神的にも負担が重く、注射薬のアンプル等が割れていたり注射器等が混じり込んでいると作業が困難で辛いことから、トレーにセットされた薬品類の使用状況を簡便かつ的確に把握しうる薬品管理システムが実用化されている(例えば特許文献1参照)。
この薬品管理システムは、トレーを運ぶ薬品カートに撮像装置を装備していて、トレーにセットされた薬品類やトレーに残っていた薬品類を撮影し、その画像処理にて計数することにより、セット状況や使用状況を把握するようになっている。
また、手術前室等でトレーに薬品類をセットする際にも、トレーにセットしきれないほど多くの薬品類を整列収納しておいて手術室等で用いる場合にも、使い易いよう、一動作で薬品類を手中にでき而も列びを乱さずに薬品類を戻せて更に収納状況の把握も的確な薬品収納装置が開発されている(例えば特許文献2参照)。この薬品収納装置は、薬品類を整列収納する多数のカセットにおける薬品類の収納数を求める計数手段を備えている。
さらに、非接触で通信しうるICタグを組み込んだクリップ等の装着具を物品に付けて物品有無検出等を行う技術を応用して、対象物品へのICタグの着脱や付け替えが容易に行えるうえ装着対象物を並べて置けばその位置まで含めて自動管理することができるようになったタグ検知システムも実現されている(例えば特許文献3参照)。このシステムでは、弾性部材を含んだ装着手段にてICタグが固定部材に係止される。
特開2001−198191号公報 特開2001−198190号公報 特開2005−157694号公報
このような従来装置では、カートにトレーをおいて撮影する薬品管理システムの場合、薬品類のセットや持ち運びにトレーが使用されるので、簡便で使い易く、現場への導入も容易であるが、薬品類が撮像可能なものに限定されることや、リアルタイム化にコストが掛かるのでバッチ式しか実用化されていないといった制約もある。
また、一動作で薬品類を手中にできる等の利点を持った薬品収納装置は導入先で好評を博しているが、トレーに比べれば装置が大きいため、手術室に持ち込むのはトレーほど簡単でない。
そのため、医療現場でトレーにセットして使用される薬品類のセット状況や使用状況を簡便かつ的確に而も随時把握しうる装置の開発が望まれる。
そして、そのような装置を実用的なコストで実現する手段として、単価低減の著しいRFID(Radio Frequency IDentification)の適用が考えられる。
しかしながら、従来のタグ検知システムのように検出対象物にタグを付けるのでは、薬品類のセット時や使用時に薬品類を摘む動作だけでなくタグ着脱の作業も行わなければならないため、注射薬等をワンタッチで使う手術室等では使いづらい。
そこで、トレー上の薬品類のセット状況や使用状況をタグ検出に基づいて把握する装置であっても一動作で薬品類をトレーに出し入れできるよう装置を改良することが技術的な課題となる。
本発明の薬品セット装置は(解決手段1)、このような課題を解決するために創案されたものであり、トレー上の薬品類セット状況をタグ読取にて把握するために、次の検知装置と薬品座具とを備えている。
すなわち、検知装置は(当初請求項1)、タグリーダに接続されたアンテナと、このアンテナの上方に固定された又は載置されるトレー部とを具備したものである。
また、薬品座具(当初請求項1,2)は、薬品類セット用のトレー(即ち前記トレー部)に複数個を入れられる大きさに形成された薬品座具であって、薬品類を一つ載せて置ける座体部と、その薬品類によって位置または姿勢を規制される可動部と、下方の外部アンテナ(即ち前記アンテナ)を介する通信の可否状態が前記可動部の位置または姿勢に応じて切り替わる電子タグとを備えている。
また、本発明の薬品セット装置および薬品座具は(解決手段2)、上記解決手段1の薬品座具であって、前記座体部に薬品類を置くとその薬品類との干渉によって前記可動部が規制されるのに伴って前記電子タグが通信可能状態になり、前記座体部から薬品類を取り出すと前記可動部の規制が解除されて前記電子タグが通信不可状態になりうるものであることを特徴とする(当初請求項3)。
さらに、本発明の薬品セット装置および薬品座具は(解決手段3)、上記解決手段2の薬品座具であって、前記電子タグが通信不可状態になるように前記可動部を付勢する手段が設けられていることを特徴とする(当初請求項4)。
このような本発明の薬品セット装置にあっては(解決手段1)、トレー部の下方のアンテナを介する通信が可能になっている電子タグは検知装置のタグリーダによって検出されるので、薬品類と電子タグとを一対一で組み合わせて検知装置のトレー部に入れれば、検知装置によってトレー上の薬品類のセット状況や使用状況が把握される。
また、薬品類と電子タグとの組み合わせに際しては、電子タグを薬品類に着脱するのでなく、電子タグを予め装着した薬品座具を適宜な個数だけ適宜な配置でトレーに入れておき、それぞれの薬品座具の座体部に薬品類を一つずつ載せ置くことにより、薬品類と電子タグとの組み合わせが確立される。
そして、薬品座具に薬品類が置かれると、その薬品類によって薬品座具の可動部が規制され、それに応じてアンテナを介する通信の可否状態が切り替えられ、これに伴って検知装置による電子タグの検出状態が変化し、ひいては薬品類の有無が判別されることとなる。このように、電子タグを薬品類に着脱するのでなくトレーに装着しておくのでもなくトレー上で配置変え自在な薬品座具に装着しておいて、薬品座具への薬品類の載置によって可動部が規制を受け、その影響が電子タグの検出に及ぶようにしたことにより、薬品類のセット時や使用時に薬品類を摘んで動かすとき一緒に可動部も動かせば、電子タグの着脱等の余分な動作を行わなくても、トレーに薬品類を出し入れする一動作で電子タグの検出状態が切り替わる。したがって、この発明によれば、一動作で薬品類をトレーに出し入れできるうえトレー上の薬品類のセット状況や使用状況をタグ検出に基づいて把握する薬品セット装置および薬品座具を実現することができる。
また、本発明の薬品座具(解決手段2)を含んだ薬品セット装置にあっては、トレー上の薬品座具に薬品類を載せ置くと電子タグが検出されるようにしたことにより、そうでない場合より的確に薬品類のセット状況や使用状況を把握することができる。薬品座具に薬品類を載せないときに電子タグが検出されるようにすると、トレー上の薬品座具に薬品類を載せ置いたときだけでなく、薬品座具をトレーから出したときにも、電子タグの検出がなくなり、動作停止時に薬品類や薬品座具が取り出されると判別が困難になるが、本発明の薬品座具にはそのような不都合がない。
さらに、本発明の薬品座具(解決手段3)を含んだ薬品セット装置にあっては、薬品座具から薬品類を取り出すと可動部の付勢によって自動で電子タグが検出されなくなるようにしたことにより、可動部の操作を忘れたような場合でも電子タグの通信状態が適切な状態に切り替わるので、薬品類のセット状況や使用状況がより一層的確に把握される。
このような本発明の薬品セット装置および薬品座具について、これを実施するための具体的な形態を、以下の実施例1〜6により説明する。
図1〜2に示した実施例1は、上述した解決手段1〜2(出願当初の請求項1〜3)を具現化したものであり、図3に示した実施例2は、上述した解決手段1〜3(出願当初の請求項1〜4)を具現化したものであり、図4に示した実施例3は、上述した解決手段1,3(出願当初の請求項1〜2,4)を具現化したものであり、図5に示した実施例4や,図6に示した実施例5,図7に示した実施例6は、上述した解決手段1〜3(出願当初の請求項1〜4)を具現化したものである。
なお、それらの図示に際しては、簡明化等のため、ボルト等の締結具や,ヒンジ等の連結具,詳細な電子回路などは図示を割愛し、発明の説明に必要なものや関連するものを中心に図示した。
本発明の薬品セット装置の実施例1について、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図1は、(a)が薬品セット装置10+20全体の外観斜視図、(b)が空の薬品座具20の外観斜視図、(c)が薬品類8と薬品座具20との外観斜視図、(d)が電子回路のブロック図である。また、図2は、薬品座具20の詳細構造を示し、(a)が座体部21の平面図と正面図と左側面図、(b)が可動部26の平面図と正面図と左側面図、(c)が空の薬品座具20の平面図と正面図、(d)が薬品類8を乗せ置いた薬品座具20の平面図と正面図である。
この薬品セット装置10+20は(図1参照)、トレーと一体になった検知装置10と、複数・多数の薬品座具20とを具えている。
検知装置10は、電子回路や操作部材等を装備した電装部12と、セット薬品等を出し入れし易い状態で並べて収めるために盆状・浅皿状に形成されたトレー部13と、トレー部13の下方にアンテナ14を張り巡らせた状態で保持するアンテナ保持部とを具えており、それらの枠体が一体形成や連結組上にて一塊の物となっている。アンテナ14は、単一の例を図示したが、複数が配設されていても良く、要するに、トレー部13の全域を近距離無線通信可能範囲としてカバーしていれば良い。
電装部12には、アンテナ14に接続されていてアンテナ14を介する近距離無線通信方式にて電子タグ識別情報(タグ情報)を読み取るタグリーダ15と、タグ情報に基づいて薬品類のセット状況や使用状況を把握する管理プログラムや管理データを有するマイクロプロセッサ17(MPU)と、持ち運び時や停電時に電力を供給するバッテリ19(電池)とが内蔵され、薬品類セット時や薬品類使用時に管理プログラムの動作モードを切り替えるための操作部材としてのスイッチ16(SW)と、薬品類8のラベルに印刷されているバーコードやOCR文字などの薬品識別情報を読み取るラベルリーダ18とが外装されている。
マイクロプロセッサ17は、スイッチ16の操作に応じて動作モードが薬品類セットモードか薬品類使用モードかの何れかになり、薬品類セットモードでは、ラベルリーダ18から入力された薬品識別情報とその入力後にタグリーダ15で読み取れるようになった電子タグ識別情報とを一対一の組データにして記憶し、そのような組データを蓄積することで薬品類セットデータを構築するようになっている。また、薬品類使用モードでは、薬品類セットデータの組データのうち、タグリーダ15で読み取れなくなった電子タグ識別情報を含む組データに対して、使用済みフラグとタイムスタンプとを付加し、再びタグリーダ15で読み取れるようになった電子タグ識別情報を含む組データに対して、戻しフラグとタイムスタンプとを付加するようになっている。それらのデータを集計等のため適宜な無線通信や有線LAN等を介してホストコンピュータに送信するようにもなっている。
薬品座具20は、検知装置10とは別体のものであり、薬品類セット用のトレーである検知装置10のトレー部13に複数個を入れられる大きさに形成されている。検知装置10の持ち運び等でトレー部13における検知装置10の並びが不所望に乱れないよう、薬品座具20の下面には、粗面加工を施したり、弱い粘着性を付与するのも良い。薬品座具20のサイズは統一されていても様々であっても良いが、薬品座具20には薬品類8を一つずつ摘み出し易い状態で収容するので、薬品座具20は、アンプルやバイアル等に納めた薬品類8を一つ載せて置ける座体部21と、その薬品類8によって位置を規制される可動部26と、この可動部16の位置に応じてトレー部13収納中は下方のアンテナ14を介するタグリーダ15との通信の可否状態が切り替わる電子タグ23とを具えている。
座体部21は(図2参照)、可動部26を円滑摺動可能に保持する底板部22と、薬品類8を転がり落ちないよう載せておける受座部23とを具えており、受座部23のところには電子タグ24が装着されており、受座部23と底板部22との間には可動部26を案内する間隙25が形成されている。また、底板部22の上面のうち可動部26の位置によって露出したり隠れたりする部位には視認マーク22aが描かれている。
可動部26は、受座部23より高くて受座部23上の薬品類8と干渉する干渉部27と、間隙25に案内されながら底板部22上を摺動する遮断部28とを具えている。遮断部28は、それ自体が電波遮蔽材で作られても良いが、この例では、電波・電磁波を遮断する導電体膜29が貼付されており、間隙25内では電子タグ24の下方に位置し、間隙25から出る方に移動すると電子タグ24の下方からは完全に外れるようになっている。
このような薬品座具20は(図1,図2参照)、座体部21の受座部23に薬品類8を置くとその薬品類8と干渉部27との干渉によって可動部26の移動範囲が規制され、この規制によって遮断部28が電子タグ24の下から出されて戻れないので、それに伴って電子タグ24がアンテナ14を介してタグリーダ15と通信できる状態(通信可能状態)になる。また、座体部21の受座部23から薬品類8を取り出すと、可動部26の規制が解除されるため、遮断部28の移動範囲が広がって遮断部28が電子タグ24の下に入り込めることになるので、それに伴って電子タグ24がアンテナ14を介してタグリーダ15と通信できない状態(通信不可状態)を採りうるものともなっている。
この実施例1の薬品セット装置10+20について、その使用態様及び動作を説明する。
使用に先立って、調剤指示箋などに基づいて必要な個数の薬品座具20を確保し、それぞれの薬品座具20について、干渉部27を指先等で押して遮断部28を間隙25に差し込ませ、通信不可状態にしてから、検知装置10のトレー部13に入れて並べておく。
そして、例えば手術前室や準備室で、薬品類をセットする時には、調剤指示箋などに基づいてセットすべき薬品類8を取り揃えるとともに、スイッチ16を操作して検知装置10の動作モードを薬品類セットモードにする。それから、薬品類8を一つずつ検知装置10にセットする。
そのセット作業は、具体的には、摘んで持ち上げた薬品類8を先ずラベルリーダ18にかざして、そのラベルをラベルリーダ18に読み取らせ、それから薬品類8を空いている薬品座具20に載せ置くという手順で行われ、薬品類8は薬品座具20を介在させてトレー部13に入れられる。その際、薬品類8を薬品座具20に載せるときには、薬品類8で干渉部27を押して可動部26を移動させる(図1(b),(c),図2(c),(d)参照)。これにより、薬品類8をセットする一動作に随伴して、遮断部28が電子タグ24の下から外れる。
また、その作業に伴い、検知装置10では(図1(a),(d)参照)、かざされた薬品類8からラベルリーダ18によって薬品識別情報が読み取られ、薬品類8を載せ置かれた薬品座具20の電子タグ24からアンテナ14及びタグリーダ15によって電子タグ識別情報が読み取られ、それらの薬品識別情報と電子タグ識別情報とがマイクロプロセッサ17によって組データにされ蓄積される。こうして、セットすべき薬品類8が総て検知装置10のトレー部13にセットされたときには、それに随伴したマイクロプロセッサ17の自動処理によって薬品類セットデータが構築されるので、薬品類のセット状況が把握されることとなる。
その後、例えば手術室で、セット済み薬品類を使用する時には、スイッチ16を操作して検知装置10の動作モードを薬品類使用モードに切り替えておく。それから、薬品類8が必要になる度に、その薬品類8を摘み上げて使用し、使用した薬品類8の不要になった容器等は適宜廃棄する。なお、使用する薬品類8を摘んで薬品座具20から取り出すときには、必ず、薬品類8を摘むのに用いていない指の先などを干渉部27に掛けて、可動部26を受座部23側へ寄せることも、行う。これにより、薬品類8を取り出す一動作に随伴して、遮断部28が電子タグ24の下に来てアンテナ14と電子タグ24との間に位置するので、薬品座具20の電子タグ24が通信不可状態になる。
また、その作業に伴って、検知装置10では、薬品類8を取り出された薬品座具20の電子タグ24から電子タグ識別情報が読み取れなくなり、それに応じてマイクロプロセッサ17によって、薬品類セットデータの組データのうち、タグリーダ15で読み取れなくなった電子タグ識別情報を含む組データに対して、使用済みフラグとタイムスタンプとが付加される。こうして、セット済み薬品類8が使用されたときには、その取出に随伴したマイクロプロセッサ17の自動処理によって薬品類セットデータに使用時の情報が追加されるので、薬品類の使用状況が把握されることとなる。
さらに、トレー部13から取り出した薬品類8の使用を中止したときには薬品類8を元の薬品座具20に戻せば良い。
そうすると、その作業に伴い、検知装置10では、再びタグリーダ15で読み取れるようになった電子タグ識別情報を含む組データに対して、戻しフラグとタイムスタンプとが付加されるので、薬品類の使用状況が取り出しだけでなく戻しまで含めて把握されることとなる。
こうして、薬品類セットデータが成長し、それが随時又は適当な時期にホストコンピュータに送信されると、多数の薬品類セットに係るセット状況や使用状況が収集される。
なお、薬品類8を取り出したが可動部26を移動させるのを忘れた薬品座具20は視認マーク22aを見れば容易かつ確実に確認できるので、気づいたときに可動部26を移動させておけば、少なくとも使用の有無については的確に把握することができる。
本発明の薬品セット装置の実施例2について、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図3は、薬品座具30の構造を示し、(a)が空の状態の平面図と正面図と左側面図、(b)が薬品類8を出し入れしているところの正面図、(c)が薬品類8を入れた状態の平面図と正面図と左側面図である。
この薬品セット装置10+30が上述した実施例1の薬品セット装置10+20と相違するのは、薬品座具20に代えて薬品座具30が導入された点である。
薬品座具30が上述した実施例1の薬品座具20と相違するのは、座体部が箱形になって底板部22や受座部23の側面が四方とも側板32で囲まれている点と、電子タグ24が通信不可状態を採るように可動部26を付勢する手段として付勢バネ31が設けられた点である。この例では二本の付勢バネ31が遮断部28の両脇に分かれて干渉部27と座体部32とに取り付けられている。
この場合、薬品座具30から薬品類8を取り出すと、付勢バネ31による可動部26の付勢によって遮断部28が電子タグ24の下方に差し込まれるので、自動で電子タグ24が検出されなくなる。一方、付勢バネ31の付勢力は弱いので、薬品類8を受座部23に載せ置くときには薬品類8で干渉部27を軽く押せば簡単に可動部26が移動する。
そのため、薬品類8を出し入れするときに、可動部26の随伴操作を忘れたような場合でも電子タグ24の通信状態が適切な状態に切り替わるので、薬品類のセット状況や使用状況がより一層的確に把握される。また、座体部(22+32)が箱形になっているので、薬品類8が薬品座具20から転げ落ちるという不所望な事態が発生することもほとんどない。
本発明の薬品セット装置の実施例3について、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図4は、薬品座具40の構造を示し、(a)が空の状態の外観斜視図、(b)が薬品類8を入れた状態の外観斜視図である。
この薬品セット装置10+40が上述した実施例2の薬品セット装置10+30と相違するのは、薬品座具30に代えて薬品座具40が導入された点である。
薬品座具40が上述した実施例2の薬品座具30と相違するのは、座体部(22+32)が受座部23や間隙25の無い単純な箱形の座体部41になっている点と、可動部26が座体部41の解放上面に蓋の如く設けられた可動部42になった点である。
可動部42は、一辺部が座体部41の上縁部にヒンジ等で連結されるとともに、バネ等の付勢力によって、空のときには水平になっているが(図4(a)参照)、薬品座具40に薬品類8を入れると薬品類8に押し下げられて鉛直になる(図4(b)参照)。このような可動部42に電子タグ24が貼り付けられているので、電子タグ24も、薬品座具40に薬品類8を入れると鉛直(縦向き)になり、薬品座具40から薬品類8を取り出すと水平(横向き)に戻るようになっている。
この薬品座具40の場合、座体部41に薬品類8を置くと、その薬品類8と可動部42との干渉によって可動部42の姿勢が縦向きに規制され、それに伴って電子タグ24も縦向きになるので、電子タグ24がアンテナ14に対して通信不可状態になる。これに対し、座体部41から薬品類8を取り出すと、可動部26の規制が解除されて、可動部42ひいては電子タグ24が横向きに戻るので、電子タグ24がアンテナ14に対して通信可能状態になる。
このように、薬品座具40を検知装置10と一緒に用いる場合、検知装置10のマイクロプロセッサ17のプログラムを、電子タグ識別情報の読出[可/不可]に対応して薬品類の[有/無]を判別するものから、電子タグ識別情報の読出[可/不可]に対応して薬品類の[無/有]を判別するものに少々改造しておけば、上述したのとほぼ同様に使用することができる。ただし、電子タグ24から電子タグ識別情報が読み取れなくなったのが、薬品座具20から薬品類8が取り出されたことによるのか、薬品類8の取り出しを伴うことなく空の薬品座具20がトレー部13から取り出されたのかを区別するのが困難なので、空の薬品座具20の取り出しは控えるべきである。また、薬品類8を入れたまま薬品座具40をトレー部13から取り出すのも検出できないので控えなければならない。
本発明の薬品セット装置の実施例4について、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図5は、薬品座具50の構造を示し、(a)が空の状態の外観斜視図と左側面図、(b)が薬品類8を入れた状態の外観斜視図と左側面図である。
この薬品セット装置10+50が上述した実施例2の薬品セット装置10+40と相違するのは、薬品座具40に代えて薬品座具50が導入された点である。
薬品座具50は、薬品座具40と同様に、上面解放箱形の座体部51と、揺動して縦か横に向きを変える板体52と、この板体52に貼り付けられた電子タグ24とを具えているが、薬品座具40と異なり、板体52にフィルム53を加えて可動部が構成され、座体部51の内底の一辺かその近傍に付勢バネと共に設けられた支軸を中心にして板体52が揺動するようになっている。フィルム53は、一辺が板体52の揺動辺に繋がれ、それと平行な他の辺が座体部51の上辺に繋がれて、座体部51の解放上面を塞ぐかのように広がっている。
この薬品座具50の場合、座体部51に薬品類8の無い空状態では、板体52が付勢力によって縦にされるので、電子タグ24がアンテナ14に対して通信不可状態になっている。これに対し、座体部51に薬品類8を入れると、その薬品類8とフィルム53との干渉によってフィルム53と共に板体52が押し下げられて板体52の姿勢が横向きに規制され、それに伴って電子タグ24も横向きになるので、電子タグ24がアンテナ14に対して通信可能状態になる。さらに、座体部51から薬品類8を取り出すと、可動部52+53の規制が解除されて、板体52ひいては電子タグ24が縦向きに戻るので、電子タグ24がアンテナ14に対して通信不可状態に戻る。
このように、薬品座具50は、薬品座具40と異なり、薬品座具30に似て、座体部51に薬品類8を置くとその薬品類8とフィルム53との干渉によって板体52の姿勢が規制されるのに伴って電子タグ24が通信可能状態になり、座体部51から薬品類8を取り出すと可動部52+53の規制が解除されて電子タグ24が通信不可状態になる。そのため、薬品座具50を検知装置10と一緒に用いる場合、上述した実施例2とほぼ同様に使用することができる。
本発明の薬品セット装置の実施例5について、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図6は、薬品座具60の構造を示し、(a)が空の薬品座具60の外観斜視図、(b)が薬品類8と薬品座具60との外観斜視図である。
この薬品セット装置10+60が上述した実施例1の薬品セット装置10+20と相違するのは、薬品座具20に代えて薬品座具60が導入された点であり、薬品座具60が薬品座具20と相違するのは、座体部21の底板部22に代えて座体部61には上面傾斜の底板部62が採用されている点である。
具体的には、底板部62は、可動部26の遮断部28が摺動する面である上面が傾斜しているが、間隙25側が低く干渉部27の出て行く方が高く形成されているため、可動部26を座体部61の傾斜面に載せると、重力によって可動部26が座体部61の上面を滑り落ちるので、自然に遮断部28が間隙25に入り込むようになっている。
このような薬品座具60では、空のときには(図6(a)参照)、遮断部28が電子タグ24の下に位置して、電子タグ24が通信不可状態になる。これに対し、薬品類8を載せると(図6(b)参照)、薬品類8によって干渉部27が押され、遮断部28が電子タグ24の下から外れるので、電子タグ24が通信可能状態になる。このように、電子タグ24が通信不可状態になるように可動部26を付勢する手段が重力を利用する傾斜姿勢によって実現されているので、薬品座具30のような付勢バネ31(付勢部材)を明示的に設けなくても良い。
なお、座体部61の上面傾斜に随伴させて電子タグ24も傾けて装着する場合、斜度は電子タグ24とアンテナ14との通信を損なわない程度に抑えることが必要になるが、電子タグ24の斜度さえ抑えれば座体部61の上面の傾斜は制約されない。
この場合、付勢バネ31は無くても可動部26が重力によって傾斜方向に付勢されるため、薬品類8を出し入れするときに、可動部26の随伴操作を忘れたような場合でも電子タグ24の通信状態が適切な状態に切り替わるので、薬品類のセット状況や使用状況が的確に把握される。
本発明の薬品セット装置の実施例6について、その具体的な構成を、図面を引用して説明する。図7は、薬品セット装置70+20の外観斜視図である。
この薬品セット装置70+20が上述した実施例1の薬品セット装置10+20と相違するのは、検知装置10に代えて検知装置70が導入された点である。
検知装置70が検知装置10と相違するのは、トレー部13に代わるトレー部73が傾斜している点である。アンテナ14もほぼ同じだけ傾斜している。
この場合、薬品座具20をトレー部73に入れるときに、受座部23及び間隙25側を傾斜下方に向け干渉部27の出て行く方を傾斜上方に向けておく。そうすると、可動部26の摺動面である座体部21の上面が上述の座体部61と同様に傾斜するので、空のときには遮断部28が電子タグ24の下に位置して電子タグ24が通信不可状態になる一方、薬品類8を載せるとそれに干渉部27が押されて遮断部28が電子タグ24の下から外れて電子タグ24が通信可能状態になる。
このように、この場合も、電子タグ24が通信不可状態になるように可動部26を付勢する手段が重力を利用する傾斜姿勢によって実現されるので、付勢バネ31は無くても良い。そして、薬品類8を出し入れするときに、可動部26の随伴操作を忘れたような場合でも電子タグ24の通信状態が適切な状態に切り替わるので、薬品類のセット状況や使用状況が的確に把握される。
[その他]
上記実施例ではトレー部13がアンテナ14の保持部と一体化されてアンテナ14の上方に固定されていたが、トレー部13は、アンテナ14の保持部や電装部12と別体であっても良く、その場合、アンテナ14の保持部をトレー台に形成しておけば、アンテナ14の上方に載置されるものとなる。
電子タグ24は、電池内蔵式のものでも良く、受信した搬送波を整流して動作電力を生成するものでも良い。搬送波に電波を用いるものでも良く電磁波を用いるものでも良く交番磁界を利用するものでも良い。
薬品座具20,30,50は検知装置10に対して混在使用が可能である。
本発明の実施例1について、薬品セット装置の構造を示し、(a)が装置全体の外観斜視図、(b)が空の薬品座具の外観斜視図、(c)が薬品類と薬品座具との外観斜視図、(d)が電子回路のブロック図である。 薬品座具の詳細構造を示し、(a)が座体部の平面図と正面図と左側面図、(b)が可動部の平面図と正面図と左側面図、(c)が空の薬品座具の平面図と正面図、(d)が薬品類を乗せ置いた薬品座具の平面図と正面図である。 本発明の実施例2について、薬品座具の構造を示し、(a)が空の状態の平面図と正面図と左側面図、(b)が薬品類出入時の正面図、(c)が薬品類を入れた状態の平面図と正面図と左側面図である。 本発明の実施例3について、薬品座具の構造を示し、(a)が空の状態の外観斜視図、(b)が薬品類を入れた状態の外観斜視図である。 本発明の実施例4について、薬品座具の構造を示し、(a)が空の状態の外観斜視図と左側面図、(b)が薬品類を入れた状態の外観斜視図と左側面図である。 本発明の実施例5について、薬品座具の構造を示し、(a)が空の薬品座具の外観斜視図、(b)が薬品類と薬品座具との外観斜視図である。 本発明の実施例6について、薬品セット装置の外観斜視図である。
符号の説明
8…薬品類、
10…検知装置、12…電装部、13…トレー部、
14…アンテナ、15…タグリーダ、16…スイッチ(SW)、
17…マイクロプロセッサ(MPU)、18…ラベルリーダ、
20…薬品座具、21…座体部、22…底板部、23…受座部、
24…電子タグ(ICタグ,RFタグ)、25…間隙、
26…可動部、27…干渉部、28…遮断部、29…導電体膜、
30…薬品座具、31…付勢バネ、32…側板(座体部)、
40…薬品座具、41…座体部、42…可動部、
50…薬品座具、51…座体部、52…板体、53…フィルム、
60…薬品座具、61…座体部、62…底板部、
70…検知装置、73…トレー部

Claims (4)

  1. トレー上の薬品類セット状況をタグ読取にて把握する薬品セット装置であって、タグリーダに接続されたアンテナとこのアンテナの上方に固定された又は載置されるトレー部とを具備した検知装置と、薬品類を一つ載せて置ける座体部とその薬品類によって位置または姿勢を規制される可動部と前記アンテナを介する通信の可否状態が前記可動部の位置または姿勢に応じて切り替わる電子タグとを具備しており前記トレー部に複数個を入れられる大きさの薬品座具とを備えたことを特徴とする薬品セット装置。
  2. 薬品類セット用のトレーに複数個を入れられる大きさに形成された薬品座具であって、薬品類を一つ載せて置ける座体部と、その薬品類によって位置または姿勢を規制される可動部と、下方の外部アンテナを介する通信の可否状態が前記可動部の位置または姿勢に応じて切り替わる電子タグとを備えたことを特徴とする薬品座具。
  3. 前記座体部に薬品類を置くとその薬品類との干渉によって前記可動部が規制されるのに伴って前記電子タグが通信可能状態になり、前記座体部から薬品類を取り出すと前記可動部の規制が解除されて前記電子タグが通信不可状態になりうるものであることを特徴とする請求項2記載の薬品座具。
  4. 前記電子タグが通信不可状態になるように前記可動部を付勢する手段が設けられていることを特徴とする請求項3記載の薬品座具。
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