JP2008019020A - 物品管理装置、物品管理装置用キャビネット、および物品管理システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ICタグが貼付された同一形状の物品収納容器の一対を収納するトレイ20と、トレイ20の直下に設けられたICタグ読み取り用アンテナ30と、から物品管理装置25を構成し、この物品管理装置25をキャビネット40に多数収納してリーダーライター50を介してLAN70に接続し、LAN70にICタグ在庫管理用パソコン82を接続して、ICタグが貼付された物品収納容器がトレイ20から取り出されたら、リーダーライター50からの読み出された情報に基づいてICタグ在庫管理用パソコン82がトレイ20から取り出された物品収納容器が収納している物品名と個数を報知するようにした。
【選択図】図5
Description
特許文献2に開示されている物品管理もその対象は保管物であり、図書館の書籍同様、ICカード管理は適している。
また、特に医療用消耗品の管理においては、在庫量の正確な数量をリアルタイムで把握することも重要ではあるが、それ以上に、医療に支障をきたすことのない一定量の在庫を常に確保しつつ、物品管理者の負荷を軽減することができる効率的な管理が求められる。ところが、病院の現場(ナースステーション)では、緊急患者に備えておくため、薬剤などの医療用消耗品に欠品が生じることは許されないことであり、欠品の不安を解消できるように過剰在庫となり易い傾向がある。特に、内科、外科、などの多くの部門を持つ病院では、各科がそれぞれ在庫を抱えると膨大な量の過剰在庫となる虞がある。このことは、病院経営の観点からは、経営を圧迫する要因であり極力最小限の在庫量とすることが急務である。
(1)ICタグが貼付された同一形状の物品収納容器の一対を一対以上中に収納するトレイと、前記トレイの直下に設けられて前記物品収納容器のICタグ情報を授受するアンテナと、から構成されることを特徴とする物品管理装置。
(2)前記ICタグが前記物品収納容器の外部側面下部又は底部に貼付され、前記アンテナが前記複数の物品収納容器の各ICタグの情報を受信することを特徴とする請求項1記載の物品管理装置。
前記アンテナを収納する動作により前記アンテナの端子が前記コネクタに接続されることを特徴とする物品管理装置用キャビネット。
(4)前記アンテナは前記物品管理装置用キャビネット内に着脱自在に収納されるものであることを特徴とする請求項3記載の物品管理装置用キャビネット。
上記構成の物品管理システムによれば、同一種類、同数量の物品が収納された一対の物品収納容器を用い、一方の物品収納容器から物品を取り出して使用することで、少なくとも一種類の物品の在庫がなくなったとき、他方の物品収納容器から物品を取り出して使用すると共に、一方の物品収納容器に不足分の物品を自動的に発注するようにして、一方の物品収納容器と他方の物品収納容器とを交互に使用するようにしたので、常に一定量(物品収納容器1個分)の在庫を確保しながら物品管理を行うことができる。これにより、在庫切れが生じる虞をなくすことができ、緊急時にも支障なく対応することが要求される病院における医療用消耗品の管理に好適な物品管理システムを提供することができる。
以下に説明する実施形態においては、管理する物品として、病院において使用される薬剤、リネン、ディスポ用品などの医療用消耗品を管理する場合を例に説明するが、必ずしもこれに限定されなければならないわけではない。
物品収納皿10に収納する物品の数量は、その物品がなくなって発注し補充されるまでに要する期間に消費されると予想される最大数量の物品の数量とするのがよい。これにより、補充期間中にも物品の在庫切れが発生することはないので心配することもなくなる。
なお、ここでは皿で説明したが、蓋のある容器であっても勿論かまわない。
なお、物品収納皿(1)〜(4)が上げ底の場合には、1Cタグ11は底部に貼付するのがよい。このようにすると、ICタグが目立たなくなり、また隣接皿と接触することもない。
図において、20はペアの物品収納皿(1)〜(4)を収納したトレイ、30はトレイ20の底部直近に配置されるアンテナ30である。アンテナ30はトレイ20の真下5mm間隔で近接配置されるものであるが、ここでは見易くするために大きく離間させて描いている。
電気亜鉛メッキ鋼板を用いたのは、不要な電磁界を遮断するためであり、これにより、近接するアンテナからの情報の誤読取りが防止される。
アンテナ30をキャビネット40に収納すると、アンテナループ線31(図2)はコネクタ32(図2)を介してリード線60(図5)へ自動的に接続される。このように、アンテナもキャビネット内の任意のトレイ受けに着脱自在に収納できるので、管理の必要なトレイの下に簡単に移動でき、また保守メンテナンスや交換が簡単に行えることとなる。
もちろん、在庫管理の不要な非消耗物品などを収納するトレイにはアンテナは必要ないので、アンテナ収納部位に他のトレイを収納して使用すればよい。
さて、(i)において、皿10の1a,1bには例えば絆創膏がそれぞれ100個収納されているものとし、皿10の2a,2bには包帯がそれぞれ200個、皿10の3a,3bにはガーゼが150個、皿10の4a,4bには注射針が200本されているものとする。アンテナ3は各皿10に貼付されたICタグ11内のループ状アンテナとの間で所定周期(例えば3秒)に1回交信を行い、今の場合、トレイ20の中の各皿には、所定数の個数の各消耗品が収納されていることを知る。
図において、100は本発明の物品管理システムで、40は本発明に係る物品管理装置を収納するキャビネット(ここでは2台を図示)、50はリーダーライター、60はICタグリード線、70はLANケーブル、80は上位装置である制御装置である。
図6の(i)でカラになった消耗品の皿10(4a)トレイ20から取り去られると、図7のステップ1で次のセンシング(センシング間隔は例えば3秒)時にリーダーライター50(図5)は取り出された皿10(4a)に貼付されたICタグ11からの信号を受信しないので、キャビネット管理用PC82はリーダーライター50の読み取り情報から皿10(4a)が取り出されたことが判り、図7のステップ3に移って、取り出された皿の物品とその個数をディスプレーに表示したり、音声で報知したり、警報音を発することで在庫管理担当者に伝える。
在庫管理担当者は補充すべき物品とその個数を在庫から取り出して、定期的に(例えば1日1回)病院内を巡回して、取り出された皿に所定数の消耗品を補充して回る。ナースは補充された皿を再びキャビネット40内の所定のトレイに戻す(図6の(ii)から(iii))と、皿10(4a)のICタグ30がアンテナ30のループ31(図4)内に入るのでその記憶内容がアンテナ30によって再び自動的に読み出されることとなり、図7のステップ3からステップ1に戻る。
また、各医療用消耗品の1個1個にICタグ30やバーコードを付けるといった従来の在庫管理作業も必要なくなり、本来のナース業務に専念できる。
(1)医療用消耗品が必要となったときには、ペアの皿の一方の皿が無くなるまでその皿の消耗品を使い続ける(途中で、隣の皿の消耗品を使ういことをしてはならない)ことであり、
(2)2つ目は、皿がカラになった時点で必ず皿をトレイから取り出すことである(カラの皿をトレイの中に残したままにしない)。
このことを遵守すれば、皿をトレイから取り出すだけでリアルタイムに発注がなされるシステムとなっているので、1日で次の補充がなされることとなり、在庫は片方の皿の分だけで十分であるので、従来のように各ステーション毎に在庫切れという不安からナースが余分に溜めておくことをしなくてよくなり、病院全体で膨大な在庫抱えをなくすことができる。
また、病院の在庫管理部にも同じように2つの皿システム(実際は皿よりももっと大きな容器になるが、考え方は同じである。)を導入することで、片方の皿を移動させることで、リアルタイムでメーカーに自動発注することができ、次に届くまでの消耗量の物品を在庫するだけでよく、病院全体で膨大な在庫抱えをなくすことができる。
10’ ICタグなし収納皿
11 ICタグ
20 ICタグ付き皿を収納するトレイ
20’ 皿10’収納トレイ
25 物品管理装置
21 鍔部
30 アンテナ
31 アンテナループ線
32 コネクタ
36 アンテナベース
38 スペーサ
40 キャビネット
41 両開き扉
42 トレイ受け
43 アンテナベース載置台
50 リーダーライター
60 ICタグリード線
70 LANケーブル
80 制御装置
82 キャビネット管理用PC
84 院内在庫管理用コンピュータ
100 本発明の物品管理システム
Claims (5)
- ICタグが貼付された同一形状の物品収納容器の一対を一対以上中に収納するトレイと、前記トレイの直下に設けられて前記物品収納容器のICタグ情報を授受するアンテナと、から構成されることを特徴とする物品管理装置。
- 前記ICタグが前記物品収納容器の外部側面下部又は底部に貼付され、前記アンテナが前記複数の物品収納容器の各ICタグの情報を受信することを特徴とする請求項1記載の物品管理装置。
- 請求項2記載の物品管理装置を収納するためのトレイ受けと、リード線と、該リード線の一方に接続されるコネクタと他端に接続されるリーダーライターとを備えてなる物品管理装置用キャビネットであって、
前記アンテナを収納する動作により前記アンテナの端子が前記コネクタに接続されることを特徴とする物品管理装置用キャビネット。 - 前記アンテナは前記物品管理装置用キャビネット内に着脱自在に収納されるものであることを特徴とする請求項3記載の物品管理装置用キャビネット。
- 請求項4記載の物品管理装置用キャビネットを1台以上LANに接続し、該LANには前記ICタグ在庫管理用パソコンが接続された物品管理システムであって、前記ICタグが貼付された物品収納容器が前記トレイから取り出されたら、前記リーダーライターから読み出された情報に基づいて前記ICタグ在庫管理用パソコンが前記トレイから取り出された前記物品収納容器が収納している物品名と個数を報知することを特徴とする物品管理システム。
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JP2006190439A JP2008019020A (ja) | 2006-07-11 | 2006-07-11 | 物品管理装置、物品管理装置用キャビネット、および物品管理システム |
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