JP2009124466A - 携帯通信端末、携帯通信端末の充電通知方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】電池残量無しとなる時刻を推定し、電池残量無しとなる時刻を事前に、ユーザが充電可能であるタイミングで、通知を行う携帯通信端末および携帯端末通信端末の充電通知方法を提供する。
【解決手段】本発明にかかる携帯通信端末1は、電池残量を推定する電池残量推定手段と、利用パターンを学習する情報記憶手段と、前記電池残量と、前記利用パターンとから電池残量無しとなる時刻を推定する電池残量無し時刻推定手段とを有し、電池残量無しとなる時刻を事前に、ユーザが充電可能であるタイミングで、通知を行う。
【選択図】図1
【解決手段】本発明にかかる携帯通信端末1は、電池残量を推定する電池残量推定手段と、利用パターンを学習する情報記憶手段と、前記電池残量と、前記利用パターンとから電池残量無しとなる時刻を推定する電池残量無し時刻推定手段とを有し、電池残量無しとなる時刻を事前に、ユーザが充電可能であるタイミングで、通知を行う。
【選択図】図1
Description
本発明は、電池残量に応じて、充電タイミングを使用者に通知する携帯通信端末、携帯通信端末の充電通知方法およびプログラムに関する。
従来の携帯電話など移動通信端末では、電池残量表示はあるが、電池残量がほぼなくなった時点で警告することが一般的で、「電池が持たない」あるいは、「電池がいつなくなるかわからない」という不満や不安がつきまとっていた。
従来の携帯電話など携帯通信端末においては、電池残量表示はあるものの、残量が少なくなり充電が必要となったタイミングでしか通知が行われていなかった。
しかしながら、通知されるのは利用できなくなる寸前であり、電池残量表示を常に注意していない限り、電池残量の減少に気が付き利用パターンの変更して延命をはかったり、あらかじめ継ぎ足し充電を行ったりすることができなかった。そのため、すぐには充電できない環境で通知され、操作や通信の継続ができなかったり、通知された時点より先の時間帯で利用したかったにもかかわらず利用不可に陥ったりしていた。
このようなことは、ヘビーユーザだけでなく、毎日充電が必要でないライトユーザでは充電忘れや通常より多めの利用でも起うることであり、常に利用可能な状態を維持したいにもかかわらず、必ずしも意図していなかったタイミングで充電が必要であることを通知されるという不満がある。
特許文献1は、現在から過去の一定期間における携帯電話機の使用状況に基づいて、現在以降の所定の期間内に二次電池に対する充電が必要か否かを判定し、必要と判定した場合、ユーザに対して二次電池の充電を促すための充電勧告通知を行う二次電池管理手段が設けられている携帯電話機、該携帯電話機に用いられる二次電池管理方法及び二次電池管理制御プログラムが提案されている。
特許文献2は、設定した時刻に充電中でない場合にのみ携帯電話機の警報が鳴り、かつ設定した時刻以降においても使用者に充電が完了していないことを通知する携帯電話機が提案されている。
特開2006−033409号公報
特開平09−284375号公報
しかし、特許文献1については、電池残量の推定と残余時間通知については論じられているが通知判定を行う契機と通知内容や方法について特定されていない。
特許文献2については、設定時刻に充電されているか否かの判断しか行っていない。
そこで本発明は、電池残量無しとなる時刻を推定し、電池残量無しとなる時刻を事前に、ユーザが充電可能であるタイミングで、通知を行う携帯通信端末および携帯端末通信端末の充電通知方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明にかかる第1の携帯通信端末は、電池残量を推定する電池残量推定手段と、利用パターンを学習する情報記憶手段と、前記電池残量と、前記利用パターンとから電池残量無しとなる時刻を推定する電池残量無し時刻推定手段とを有し、電池残量無しとなる時刻を事前に、ユーザが充電可能であるタイミングで、通知を行うことを特徴とする。
本発明にかかる第1の携帯通信端末の充電通知方法は、電池残量を推定する電池残量推定工程と、利用パターンを学習する情報記憶工程と、前記電池残量と、前記利用パターンとから電池残量無しとなる時刻を推定する電池残量無し時刻推定工程と、電池残量無しとなる時刻を事前に、ユーザが充電可能であるタイミングで、通知を行う通知工程とを有することを特徴とする。
本発明にかかる第1のプログラムは、電池残量を推定する電池残量推定処理と、利用パターンを学習する情報記憶処理と、前記電池残量と、前記利用パターンとから電池残量無しとなる時刻を推定する電池残量無し時刻推定処理と、電池残量無しとなる時刻を事前に、ユーザが充電可能であるタイミングで、通知を行う通知処理とを携帯通信端末に実行させることを特徴とする。
本発明によれば、電池残量無しとなる時刻を推定し、電池残量無しとなる時刻を事前に通知し、ユーザが充電可能であるタイミングを知ることが可能となる携帯通信端末、携帯通信端末の充電通知方法およびプログラムを提供できる。
本発明にかかる携帯通信端末について好適に実施する形態について説明する。
本発明にかかる携帯端末装置について実施を行う際に、好適な構成について図1を用いて説明する。
図1は、本発明にかかる携帯通信端末の構成の一例を示すブロック図である。この図1にかかる携帯通信端末は、本発明を実施する上で好適な構成の一例であって、これに限定されるものではない。
図1は、本発明にかかる携帯通信端末の構成の一例を示すブロック図である。この図1にかかる携帯通信端末は、本発明を実施する上で好適な構成の一例であって、これに限定されるものではない。
本実施形態にかかる携帯通信端末1は、アンテナ2、無線送受信部3、電池監視部4、制御部5、表示部6、操作部7、電池8、スピーカ9、バイブレータ10、マイクロフォン11および記憶部12を有する。
アンテナ2は、無線基地局から送信された電波を受信する。無線送受信部3は、アンテナ2に接続され、アンテナ2から受信した電波を処理する。アンテナ2から受信した電波に対応する信号を制御部5に対して送信する。
制御部5は、CPU(中央処理装置)と制御用のプログラムを格納したROM(リード・オンリ・メモリ)を有し、携帯通信端末1全体を制御する。制御部5は、各種データを格納するためのRAM(ランダム・アクセス・メモリ)を備える記憶部12に接続される他、表示部6、入出力用のインタフェース回路あるいは駆動制御回路を介して操作部7、電池監視部4、無線送受信部3、スピーカ9、バイブレータ10、マイクロフォン11を統括制御する。
表示部6は、使用者に対して、動画像、静止画像を提供する。また、本発明にかかる充電タイミングを利用者に通知する手段である。操作部7は、ユーザが使用可能なキーである。
スピーカ9およびバイブレータ10は、報知手段であり、スピーカ9は、充電タイミング時に警報音を送出する。電池残量に応じた音量を送出することが可能である。バイブレータ10は、振動により使用者に通知し、充電することを促す。これらによって、電池残量を表示しなくても利用者に知らせることができる。
電池監視部4は、電池8の監視を行い、電池8の残量を推定する機能(電池残量推定手段)、電池残量の推定機能から電池残量が無しになる時刻を推定する機能(電池残量無し時刻推定手段)を有する。また、位置情報、時間情報等を学習する情報記憶機能(情報記憶手段)を有する。位置情報は、本発明にかかる携帯通信端末がGPS機能を有する場合に、充電した位置情報を記憶し、学習する機能を有する。時間情報は、ユーザの利用パターンと、利用した時間とを対応させて学習記憶する。
電池残量推定機能は、通常具備されている電池監視機能により電池残容量を推定するか、装置設計時点で測定し記憶させておいた動作状態ごとの電流消費量率を動作状態に基づいて累積計算しておくことにより、電池残量を推定するか、あるいは、電池に電池残量監視機能を持つスマートバッテリー相当を採用して、その情報を取得するかにより電池残量の推定を実現する。このように、特別な付加手段を追加しなくても構成しうることで、コスト消費量を抑えれる。また、電池残量を正確に特定する手段を設けても良い。
電池残量無し時刻推定機能は、充電完了以降の使用開始からの時間と電池使用量との関係から単位時間当たりの電池消費量の期待値を計算してあるいは、ユーザの利用パターンを学習記憶し、装置設計時点で測定し記憶させておいた動作状態ごとの電流消費量率と各々積算して累計することで、単位時間当たりの電池消費量の期待値を計算して、推定した電池残量から使用可能な時間の期待値を計算し、現在時刻に加算することで、電池残量無し時刻推定を行う。
(第1の実施形態)
次に、図2に示すSDL図に準じたフローチャート、図3、図4の図表を使用して本実施形態にかかる携帯通信端末について説明する。
図2は、本発明にかかる携帯通信端末を好適に実施し、わかりやすく示したSDL図に準じたフローチャートである。
図3は、本発明にかかる充電催促通知に使用するメッセージ内容の例を示す第1の図表である。
図4は、本発明にかかる充電催促通知に使用するメッセージ内容の例を示す第2の図表である。
次に、図2に示すSDL図に準じたフローチャート、図3、図4の図表を使用して本実施形態にかかる携帯通信端末について説明する。
図2は、本発明にかかる携帯通信端末を好適に実施し、わかりやすく示したSDL図に準じたフローチャートである。
図3は、本発明にかかる充電催促通知に使用するメッセージ内容の例を示す第1の図表である。
図4は、本発明にかかる充電催促通知に使用するメッセージ内容の例を示す第2の図表である。
SDL図の記法において、100および170は、状態を示す。
111,143および182は、条件分岐を示す。
110,120,130,140,150および180は、信号受信を示す。
141,142,181および183は手順呼び出しを示す。
160は、信号発生を示す。
111,143および182は、条件分岐を示す。
110,120,130,140,150および180は、信号受信を示す。
141,142,181および183は手順呼び出しを示す。
160は、信号発生を示す。
ここでの信号受信とは、一般的に処理対象となるイベントの発生を示し、本実施形態では、イベント受信と記す。
また、信号発生とは対応する処理が起動されるようイベント通知を行うものであるので、本実施形態では、処理要求送信と記す。
状態100:[任意の状態]とは、携帯電話など携帯通信端末の通常使用状態の全てを包括する状態で、特定の動作状態を指すものではない。
この状態で、110,120,130,140,150および180の何れかの信号受信をした場合、それぞれのSDL図の枝に従った処理が起動される。
イベント受信110:[習慣的な充電時刻]、イベント受信120:[日初操作]、イベント受信130:[就寝推定時刻]が行われた場合、条件分岐111:[充電中か満充電に近いか]の判断が行われる。
イベント受信140:[使用状態変化]が行われた場合、手順呼び出し141:「電池残量推定」が行われる、引き続き、手順呼び出し142:[電池残量無し時刻推定]が行われる。
イベント受信150:[特定電池残量に減少]が行われた場合、手順呼び出し142:[電池残量無し時刻推定」が行われる。
手順呼び出し142:[電池残量無し時刻推定]に引き続いて、条件分岐143:[通常使用時間帯内に残量不足となるか」の判断が行われる。
その後、条件分岐111:[充電中か満充電に近いか]、条件分岐143:「通常使用時間帯内に残量不足となるか」の判断結果により、状態170:[状態維持]となるか、又は、イベント通知160:[充電催促通知要求]が行われたのち、状態170:「状態維持」となる。
イベント受信180:[充電催促通知要求]は、イベント通知160:[充電催促通知要求]に対応するものである。
手順呼び出し181:「通知内容決定」、条件分岐182:「一定時間内に通知済みで再通知必要か」、手順呼び出し183:「通知」の後、状態170:「状態維持」となる。
これらイベント受信のもととなる判断は、このSDL図上では現れないが、本発明の趣旨に従った以下の処理実装が必要である。
イベント受信110:「習慣的な充電時刻」のもととなる判定のためには、充電開始操作が行われたときに、携帯通信端末には標準的に実装されている時計情報を読み出し、記録し、それを統計的に処理し、最もよく充電開始される時刻を推定する機能、あるいは、ユーザがそれを登録する機能を具備させる必要があり、それら「習慣的な充電時刻」と時計情報が一致したときに当該イベントを生起し、図2のフローチャートを起動させるように構成させる必要がある。
また、「習慣的な充電時刻」を複数時刻記憶できるよう構成することが望ましく、統計的処理においては、最もよく充電開始される時間帯のピークより遅い側の時刻をその時刻と判断するようにするのが望ましい。
イベント受信120:「日初操作」の判定は、通常は深夜以降の時間帯での操作、たとえば、ボタン押下、折りたたみ式移動通信端末では開閉操作が行われたことを「日初操作」の判定とする。
イベント受信130:「就寝推定時刻に」のもととなる判定のためには、操作が行われるごとに、携帯通信端末には標準的に実装されている時計情報を読み出し、記録し、または、一定時間間隔で操作有無を判定し、それを統計的に処理し、通常は夜間で最後に操作された時刻を推定することにより就寝時刻を推定する機能、あるいは、ユーザがそれを登録する機能を具備させる必要がある。
それら「就寝推定時刻」と時計情報が一致したときに当該イベントを生起し、図2のフローチャートを起動させるように構成させる必要がある。また、統計的処理においては、最も最後に操作された時間帯のピークより早い側の時刻をその時刻と判断するようにするのが望ましい。
イベント受信140:「使用状態変化」のもとになる判定は、ユーザー操作を伴う携帯通信端末の状態変化であり、充電催促通知を行うことにより操作性が阻害されないような変化に限って判定されるように構成されるべきで、たとえば、通話、WEBブラウザ利用、Java(登録商標)などのAPL利用、メーラーの利用などの大きな利用単位の区切れ目や、近年では一般的となったマルチタスク環境でのタスク切替操作やメール送信などの操作としての切れ目を監視対象として扱うのが好ましい。
イベント受信150:「特定電池残量に減少」は、たとえば、電池残量が25%まで減少したときに、電池監視機能から通知されるように構成することで実現する。
条件分岐111:「充電中か満充電に近いか」は、通常具備されている充電監視機能による判断と、充電完了からの経過時間か電池監視機能による電池残量測定結果により判断する。
手順呼び出し141:「電池残量推定」では、通常具備されている電池監視機能により電池残容量を推定するか、装置設計時点で測定し記憶させておいた動作状態ごとの電流消費量率を動作状態に基づいて累積計算しておくことにより、電池残量を推定するか、あるいは、電池に電池残量監視機能を持つスマートバッテリー相当を採用して、その情報を取得するかにより電池残量の推定を実現する。
手順呼び出し142:「電池残量無し時刻推定」、・充電完了以降の使用開始からの時間と電池使用量との関係から単位時間当たりの電池消費量の期待値を計算してあるいは、・ユーザの利用パターンを学習記憶し、装置設計時点で測定し記憶させておいた動作状態ごとの電流消費量率と各々積算して累計することで、単位時間当たりの電池消費量の期待値を計算して、前手順141にて推定した電池残量から使用可能な時間の期待値を計算し、現在時刻に加算することで「電池残量無し時刻推定」を行う。
条件分岐143:「通常使用時間帯内に残量不足となるか」は、手順呼び出し142:「電池残量無し時刻推定」の結果により判定される。
イベント通知160:「充電催促通知要求」は、本発明の上記手順の結果として行われるもので、状態100:「任意の状態」で受け取ったイベント、判断フロー途中の情報を伴って、充電催促通知を行う機能に渡される。
イベント受信180:「充電催促通知要求」は、イベント通知160:「充電催促通知要求」に対応するものである。図1におけるこのイベント受信180:「充電催促通知要求」から始まるフロー枝は通知を行うためのものであり、わかりやすさのために同じ図内に収めているが、通知を行うためのプロセスを独立してインプリメントを行う方式のほうが実装容易性は高い。
手順呼び出し181:「通知内容決定」において、通知内容および方法は、通知を行うに至った理由及び使用状況に適合したものとなるべきである。
<通知方法>
以下のような選択肢のなかから適切なものを選択するように構成する。
通知は、音響表示で行う。
通知は、振動により行う。
通知は、可視表示により行う。
通知は、音響表示、、振動、可視表示のいずれか、または、それらの組み合わせにより行う。
可視表示による通知は、テロップ表示で行う。
可視表示による通知は、アニメーションで行う。
可視表示による通知は、明度や彩度の変動にて行う。
可視表示による通知は、着信LEDなどの発光表示により行う。
可視表示は、上記何れかを使用状況に応じて適切に切り替えて行う。
音響表示による通知は、着信音などトーンや音楽により行う。
音響表示による通知は、意味内容を示す音声メッセージにより行う。
音響表示による通知は、上記のいずれかから選択または合成により行う。
以下のような選択肢のなかから適切なものを選択するように構成する。
通知は、音響表示で行う。
通知は、振動により行う。
通知は、可視表示により行う。
通知は、音響表示、、振動、可視表示のいずれか、または、それらの組み合わせにより行う。
可視表示による通知は、テロップ表示で行う。
可視表示による通知は、アニメーションで行う。
可視表示による通知は、明度や彩度の変動にて行う。
可視表示による通知は、着信LEDなどの発光表示により行う。
可視表示は、上記何れかを使用状況に応じて適切に切り替えて行う。
音響表示による通知は、着信音などトーンや音楽により行う。
音響表示による通知は、意味内容を示す音声メッセージにより行う。
音響表示による通知は、上記のいずれかから選択または合成により行う。
テロップ表示や音声メッセージ表示の内容は、図3に例示したとおり、受信イベントや状況に適応したものが選択されるように構成するべきである。
図3、図4を一つのメッセージセットとみなしての複数メッセージセットを用意し、メッセージセットをユーザ選択したり、メッセージセットがランダム選択されるような選択を可能なように構成する。
複数のメッセージセットは、一例として、「通常」「友達風」「アニメキャラクター」「人気俳優リアル」などが上げられる。
テロップ表示や音声メッセージ表示のメッセージセットは、ダウンロードなどの手段により追加変更できるよう構成する。
条件分岐182:「一定時間内に通知済みで再通知必要か」:たとえばメール送信など短時間に繰り返すような操作を契機に通知を行い、次の送信でも通知を行うと、かなり猥雑なものとなってしまうのを避けるため、たとえば同じイベント受信による充電催促通知要求であった場合には、一定時間たとえば10分間は手順呼び出し183:「通知」をスキップして通知を行わないように構成する。
手順呼び出し183:「通知」:は、手順呼び出し181:「通知内容決定」にて選択した方法により、通知を行うステップである。通知は、ある程度時間経過を伴う「状態」となるので、前記のとおり別プロセスとして実装すると実現容易性が向上する。
状態170:「状態維持」: 110から180のイベント通知及び判断や処理は、待ち受け、通話、通信などの状態には影響を与えないので、イベント通知を受ける前の状態(100:「任意の状態」)に影響を与えず、もとの「任意の状態」に戻ることを示す。また、フロー中に状態が変化していれば、それに従うことを示し、それに伴って発生したイベントは新たに処理されればよい。
ただし、通知中に再通知が必要となった場合には、通知を中断して新たな通知を行うか、キューイングして待ち合わせ後に行うように構成するかはインプリメントマターであり、このような構成はイベント受信180:「充電催促通知要求」にて記載したとおり、通知を行うためのプロセスを独立してインプリメントを行う方式のほうが実装容易性は高くなる。
本実施形態にかかる携帯通信端末においては、以下に記載するような効果を奏する。
電池残量と時刻などを総合的に判断して、電池残量無しとなるよりも十分前であり且つ、ユーザが充電可能ではないかと思われるタイミングで、画面表示、音響、振動などの手段により、ユーザに通知することができるので、ユーザが余裕を持ってあるいは、利用パターンを工夫することにより、突然電池残量がなくなって利用不可となるような印象を持たずに快適に利用可能となる。
電池残量と時刻などを総合的に判断して、電池残量無しとなるよりも十分前であり且つ、ユーザが充電可能ではないかと思われるタイミングで、画面表示、音響、振動などの手段により、ユーザに通知することができるので、ユーザが余裕を持ってあるいは、利用パターンを工夫することにより、突然電池残量がなくなって利用不可となるような印象を持たずに快適に利用可能となる。
また、利用状況を判断して、音響、振動、可視表示を適切に組み合わせて選択して通知するので、ユーザの操作を妨害せずに通知することが可能となる。
また、電池残量を正確に特定する手段を設けるのでなく、電池残量を推定する方式とすることにより、特別な付加手段を追加しなくても構成しうることである。
さらに、携帯通信端末の状態を監視し、動作終了ごとに、現在の電池残量および電池残量無し時刻を知らせることが可能となる。また、動作ごとにかかる電池消費量を推定/累積し、その動作がどれくらい使用できるかを知らせることが可能となる。
(第2の実施形態)
本実施形態では、第1の実施形態に付け加えて、充電催促通知を行っている間あるいは通知後一定時間内に充電が開始された場合には、特定の表示を行うように構成する。
本実施形態では、第1の実施形態に付け加えて、充電催促通知を行っている間あるいは通知後一定時間内に充電が開始された場合には、特定の表示を行うように構成する。
表示の一例として、移動通信端末を擬人化してユーザに感謝の意を表するように構成する。
このようにリアクションがある構成することで、単に充電をさせられたという印象を低減し、よりユーザーフレンドリーな印象をあたえるようにすることが出来る。
また、上述したGPSなどの測位システムを具備する場合、充電されたときの位置情報を記憶し、「充電催促通知」を行う際には、測位を行い、充電されたことがある位置との関係を判断材料とする。位置が一致していると思われる場合には、前記の「充電催促表示」を行うが、それ以外の場合には位置の近接度合いに応じた表示内容とするように構成する。
また、一定時間経過後に再表示するようにする。近接度合いに応じた表示内容として、たとえば、近接しているのであれば、もう少しの時間で充電可能位置に到着するものと推定して、それに応じた表示内容としたり、距離が遠ければ、「可能であれば充電してください」など、譲歩したような表現を付け加えたりするように構成する。
本実施形態では、このように位置情報応じて通知表現を変えることで、単に充電をさせられたという印象を低減し、よりユーザーフレンドリーな印象をあたえるようにすることが出来る。
1 移動通信端末
2 アンテナ
3 無線送受信部
4 電池監視部
5 制御部
6 表示部
7 操作部
8 電池
9 スピーカ
10 バイブレータ
11 マイクロフォン
12 記憶部
2 アンテナ
3 無線送受信部
4 電池監視部
5 制御部
6 表示部
7 操作部
8 電池
9 スピーカ
10 バイブレータ
11 マイクロフォン
12 記憶部
Claims (9)
- 電池残量を推定する電池残量推定手段と、
利用パターンを学習する情報記憶手段と、
前記電池残量と、前記利用パターンとから電池残量無しとなる時刻を推定する電池残量無し時刻推定手段とを有し、
電池残量無しとなる時刻を事前に、ユーザが充電可能であるタイミングで、通知を行うことを特徴とする携帯通信端末。 - 位置情報の取得を行う位置情報取得手段を有し、
前記情報記憶手段は、取得した位置情報から前記利用パターンとして充電時刻および充電時の位置情報を学習することを特徴とする請求項1に記載の携帯通信端末。 - 静止画または動画を表示する表示手段と、音および振動で報知を行う報知手段とを有し、
前記通知は、前記表示手段、前記報知手段の少なくとも1つで通知を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の携帯通信端末。 - 前記通知を行う際の、通知方法の選択、通知タイミングおよび通知頻度を利用者が設定可能であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の携帯通信端末。
- 前記情報記憶手段は、前記利用パターンとして動作パターンごとの電池消費量を累積記憶することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の携帯通信端末。
- 電池残量を推定する電池残量推定工程と、
利用パターンを学習する情報記憶工程と、
前記電池残量と、前記利用パターンとから電池残量無しとなる時刻を推定する電池残量無し時刻推定工程と、
電池残量無しとなる時刻を事前に、ユーザが充電可能であるタイミングで、通知を行う通知工程とを有することを特徴とする携帯通信端末の充電通知方法。 - 位置情報の取得を行う位置情報取得工程を有し、
前記情報記憶工程は、取得した位置情報から前記利用パターンとして充電時刻および充電時の位置情報を学習することを特徴とする請求項6に記載の携帯通信端末の充電通知方法。 - 電池残量を推定する電池残量推定処理と、
利用パターンを学習する情報記憶処理と、
前記電池残量と、前記利用パターンとから電池残量無しとなる時刻を推定する電池残量無し時刻推定処理と、
電池残量無しとなる時刻を事前に、ユーザが充電可能であるタイミングで、通知を行う通知処理とを携帯通信端末に実行させることを特徴とするプログラム。 - 位置情報の取得を行う位置情報取得処理を有し、
前記情報記憶処理は、取得した位置情報から前記利用パターンとして充電時刻および充電時の位置情報を学習する処理であることを特徴とする請求項8に記載のプログラム。
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2007296637A JP2009124466A (ja) | 2007-11-15 | 2007-11-15 | 携帯通信端末、携帯通信端末の充電通知方法およびプログラム |
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