JP4721920B2 - 電子機器及び電子機器の制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、バッテリー残量に関する報知を行う電子機器に関する。
近年の技術革新により、ノートパソコンや携帯電話装置をはじめとする電子機器に関する技術は日々進歩している。通常、このような電子機器はバッテリーから供給される電力により駆動されることが多いが、バッテリーの残量が所定残量よりも少なくなると電子機器は使用不能となってしまうため、電子機器は前記所定残量よりも多い値に設定される閾値を設け、バッテリー残量がその閾値を下回るとユーザーに対して報知するよう構成されている。この報知により、ユーザーはバッテリーの残量が残りわずかであることを認識し、バッテリーの充電や交換をしないでその使用を継続した場合には、バッテリー残量不足となって使用不能となることを知ることができる。
また、このバッテリー残量の閾値を変化させることのできる音楽再生機能を有する音楽再生装置が知られている(特許文献1参照)。本装置では、音楽を再生する際にユーザーが再生したい曲を選択すると、その選択された曲の再生に必要なバッテリー残量が、閾値として設定される。その後、電流・電圧センサーなどの検出値に基づき求められるその時点でのバッテリー残量と当該閾値とを比較し、バッテリー残量が閾値以上ある場合には再生可能と判断して選択された曲の再生を開始し、閾値未満である場合には警告音を発して最後まで再生できない場合がありうる旨をユーザーに知らせる。それでもユーザーが操作スイッチの再生ボタンを押した場合には、選択された曲は再生され、それ以外のボタン又は所定のボタンが操作された場合には、新たな曲の選択状況に移行されるように構成されている。
特開2001−333368号公報
このように、バッテリー残量の閾値を設け、バッテリー残量がその閾値を下回るとユーザーに対してバッテリー残量が残りわずかであることを報知するよう構成されている電子機器では、報知がなされた後すぐにその電子機器が使用不能になる場合があり、例えば、比較的長時間の使用を望むようなユーザーにとっては、満足にその使用を継続することができず、ユーザーに不快感を与えるといった課題があった。また、特許文献1記載の技術を用いたとしても、ユーザーの使用状況や好みに適した報知を行うことはできず、ユーザーに不快感を与えるといった課題があった。
本発明は、上記課題に鑑み、バッテリー残量に関する報知をユーザーによる機能の使用履歴に基づき制御可能な電子機器を提供することを目的とする。
本発明の電子機器は、バッテリーと、前記バッテリーのバッテリー残量を計測するバッテリー残量計測部と、前記バッテリーからの給電により動作される各種機能を制御する機能制御部と、前記各種機能の使用履歴をそれぞれ検出する使用履歴検出部と、前記各種機能の使用履歴に基づきバッテリー残量の機能別閾値を前記各種機能毎に算出するバッテリー残量閾値算出部と、報知可能な報知部と、前記バッテリー残量計測部により計測されたバッテリー残量が、前記各種機能の機能別閾値のうち、いずれか一の閾値以下になった場合に報知するよう前記報知部を制御する報知制御部と、を有することを特徴とする。
好適には、前記バッテリー残量閾値算出部は、前記機能別閾値を所定の状況毎に細分した所定状況別閾値をさらに算出し、前記報知制御部は、所定の状況におけるバッテリー残量が、当該所定の状況における前記各種機能の所定状況別閾値のうち、いずれか一の閾値以下になった場合に報知するよう前記報知部を制御することを特徴とする。
好適には、前記報知制御部は、前記各種機能のうちいずれかの機能の動作中に報知するよう前記報知部を制御することを特徴とする。
好適には、前記バッテリーは、充電可能に構成されており、前記報知制御部は、前記バッテリーが充電されていない場合に、報知するよう前記報知部を制御することを特徴とする。
本発明の電子機器は、ユーザーによる機能の使用履歴に基づいてバッテリー残量に関する報知制御を行うため、使い勝手がよい。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は本発明の実施形態における電子機器である携帯電話機1の構成図である。図1に示されるように携帯電話機1は、表示部2、操作部3、送受信部4、報知部5、テレビアンテナ6、バッテリー7、記憶部8、制御部9と、を有して構成される。
表示部2は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)で構成され、携帯電話機1の各動作に関する種々の情報、例えば、発着信に関する情報、送受信メールに関する情報、インターネットやテレビに関する情報等を表示する。操作部3は、携帯電話機1の入力手段であり、例えばテンキー等の複数のキーを有して構成され、ユーザーはこれらキーを操作することによって各種入力操作を行うことができる。送受信部4は、携帯電話機1の通信に係る音声情報、画像データ、電子メール、等の情報を、波形信号として外部基地局を含む通信網に送信したり、当該基地局からの同信号を受信したりする。
報知部5は、図示しないスピーカーを用いたメロディなどの音声による音声報知や、図示しないバイブレーターを用いた振動による振動報知や、表示部2への文字メッセージ等の表示による表示報知等の各種報知動作を行う。テレビアンテナ6は、テレビ放送を受信するためのアンテナである。バッテリー7は、例えばリチウムイオン電池であって外部電源から電力が供給されることで充電可能に構成されると共に、充電された電力を携帯電話機1に給電するように構成されている。記憶部8は、各種情報の記憶、例えば機能の使用履歴や報知部5により報知される音声(メロディ)等のデータを記憶する。機能の使用履歴とは、過去に動作された各機能の履歴が記憶されたものであり、例えば図2に示されているような図で表される。
制御部9は携帯電話機1の各種制御全般を行い、機能制御部91、バッテリー残量計測部92、所定状況判定部93、時計部94、使用履歴検出部95、バッテリー残量閾値算出部96と、報知制御部97と、を有して構成される。機能制御部91はメール送受信、インターネット接続、音楽再生、テレビ閲覧等の各種機能の動作を制御する。バッテリー残量計測部92は、バッテリー7の電流・電圧を計測する電流・電圧センサーであり、この電流・電圧センサーにより計測された電流・電圧に基づき算出される電力をバッテリー残量として計測する。なお、このバッテリー残量は、上述した方法以外の従来周知の方法によって計測されるものであってもよい。
所定状況判定部93は、「時間帯」、「曜日」、「月」、「場所(現在位置)」などの所定状況を判定する。時計部94は、現在の日時を計測すると共に、機能制御部91によって動作制御される各種機能の動作開始日時と動作終了日時とから機能の使用時間を計測する。
使用履歴検出部95は、記憶部8に記憶された機能の使用履歴を検出するよう構成されている。使用履歴検出部95は、図2に示される使用履歴から機能別の使用履歴を抽出するように構成されており、この機能別の使用履歴は、例えば、図3に示されるようにこれまでの機能の使用回数と、その使用回での機能の使用時間を有すると共に、これまでの使用時間の総和をこれまでの使用回数で除した平均の使用時間を含めて構成される。
図3の場合、今までに音楽再生機能が累計100回使用され、1回あたりの平均使用時間は10分間であることを示している。なお、この使用履歴検出部は機能別に同様の使用履歴を検出することができるので、図3に示されるような音楽再生機能の使用履歴のみならず、テレビやメール等の各機能の使用履歴についても同様に抽出することができる。
使用履歴検出部95は、さらに所定状況別使用履歴検出部951を有して構成されている。この所定状況別使用履歴検出部951は、使用履歴検出部95が検出した使用履歴から所定状況別に区分された使用履歴を検出可能とするものであり「時間帯」、「曜日」、「月」、「場所(現在位置)」などの所定状況に応じて使用履歴を抽出する。この所定状況別使用履歴は、例えば「曜日」に応じた使用履歴である場合、図4に示される、「月曜日における音楽再生機能の使用履歴」に示されるような構成となる。
図4に示される所定状況別使用履歴から、月曜日に音楽再生機能を使用する平均使用時間は、「60分」であることが分かる。そして、図3で示された所定状況別に区分されていない音楽再生機能の平均使用時間は10分間であったことを考えると、ユーザーは月曜日に音楽再生機能を使用する機会が多いことが分かる。つまり、所定状況別使用履歴検出部951により所定状況別に区分された使用履歴を抽出することで、所定状況別の的確な使用履歴を得ることが出来る。
また、使用履歴検出部95は、同時に使用可能な複数の機能が同時に動作された場合、これら複数の機能を仮想の単一の機能であるとしてこの仮想単一の機能に対する使用履歴を検出するように構成されている。図5はその例を示す使用履歴であって、音楽再生機能とメール機能とが同時に使用された場合に、これら二つの機能を仮想の単一の機能として使用履歴検出部95が抽出した使用履歴を示しており、音楽再生機能とメール送受信機能とが同時に使用された回数、すなわち使用時間が重複した回数と、その同時に使用された時間とを抽出して構成される。
具体的には、図2に示される使用履歴一覧におけるB1行及びB2行を参照すると、音楽再生機能が1月19日(木)10:00〜11:00の間に使用され、メール機能が1月19日(木)10:00〜10:05の間に使用されており、1月19日(木)10:00〜10:05の間はこれら二つの機能が同時に使用されたことが分かる。このように使用履歴検出部95は、複数の機能が同時に使用された場合にこれら複数の機能の同時使用を仮想の単一の機能の使用であるとして使用回数1回分としてカウントすると共にその使用時間を抽出する。なお、1月19日(木)10:00〜10:05の間の5分間の音楽再生機能とメール送受信機能の同時使用の履歴は図5のC行に反映されている。
そして図5に示される使用履歴から、音楽再生機能とメール送受信機能とが同時に使用された回数は50回で、その平均使用時間は「3分」であることがわかる。このように同時に使用可能な複数の機能が同時に動作された場合、これら複数の機能を仮想の単一の機能であるとしてこの仮想単一の機能に対する使用履歴を抽出可能にすることで、複数の機能が同時に動作された場合の使用履歴をより的確に知ることが出来る。
次にバッテリー残量閾値算出部96について説明する。バッテリー残量閾値算出部96は、使用履歴検出部95又は所定状況別使用履歴検出部951により検出された機能の使用履歴に基づいてバッテリー残量の閾値を算出する。ここで、バッテリー残量の閾値とは、ある機能の使用履歴に基づいて、その機能を動作させるために必要と判断されるバッテリー残量の閾値である。図6は、図3乃至図5で得られた使用履歴に基づき各機能の所定状況(曜日)毎の使用履歴をまとめた一覧である。ここでは使用履歴として平均使用時間が算出される。そしてバッテリー残量閾値算出部96は、図6に示されるような各機能の所定状況別使用履歴(平均使用時間)を基にバッテリー残量の閾値を算出する。図7は、バッテリー残量がフルの場合を100としたときの百分率で表したバッテリー残量の閾値の図である。
例えば、「月曜日」における音楽再生機能の平均使用時間は「60分」である。音楽再生機能を60分間動作させるために必要なバッテリー残量が20%のバッテリー残量であることが予め分かっているので、月曜日における音楽再生機能に対するバッテリー残量の閾値は「20%」に設定される。また、同じように所定状況を考慮しない場合における音楽再生機能の平均使用時間は「10分」であり、この時間分動作させるために必要なバッテリー残量は「3%」であることが予め分かっているため、所定状況条件なしにおける音楽再生機能に対するバッテリー残量の閾値は「3%」に設定される。このようにバッテリー残量閾値算出部96は、使用履歴検出部95又は所定状況別使用履歴検出部951により検出された使用履歴(ここでは平均使用時間)に基づいてバッテリーの予測使用量を算出して設定する。なお、所定状況別使用履歴検出部951により検出された使用履歴に基づいて算出されたバッテリー残量の閾値については、特にバッテリー残量の第二閾値と表現することとする。
報知制御部97は、バッテリー残量計測部92により計測されたバッテリーの残量が、バッテリー予測使用量算出部96により算出された各機能に対するバッテリー残量の閾値以下になった場合に報知するよう報知部5を制御する。
次に使用履歴検出部95での使用履歴の検出処理について図8に示されるフローチャートを用いて説明する。携帯電話機1の制御部9は、まず機能制御部91により動作制御される各機能の動作状態を検出する(ステップS1)。そしてその検出の結果、各機能のいずれかが動作しているか否かが判断され(ステップS2)、各機能のいずれかが動作していと判断された場合、時計部94が動作開始日時を計測し、その計測された動作開始日時を記憶する(ステップS3)。各機能のいずれも動作していないと判断された場合はそのまま終了する。
そして次に、その動作中の機能名称を記憶する(ステップS4)。その後その動作中の機能が終了したか否かが判断され(ステップS5)、その結果、その機能の動作が終了したと判断された場合、時計部94が動作終了日時を計測し、その計測された動作終了日時を記憶する(ステップS6)。そしてその後、時計部94により、動作開始日時から動作終了日時までの使用時間を算出して記憶した後(ステップS7)、終了する。なお、ステップS5で、その機能の動作が終了していないと判断された場合は再度ステップS5に戻り、その動作中の機能が終了したか否かが判断されることとなる。また、当該フロー処理は定期的に実施されて、機能の使用履歴を的確に検出するよう構成されている。
そして、これらの記憶された情報は、例えば図2のA行に示されるように「2006年1月1日(日)10:00〜10:30」、「音楽再生」、「30分」というように対応して記憶され、これは音楽再生機能が2006年1月1日(日)10:00に動作開始され、10:30に動作終了し、その結果30分間使用された、という1つの使用履歴を構成している。なお、使用履歴は各機能が動作される度に追加・更新される。
次に、携帯電話機1におけるバッテリー残量に関する報知動作の制御について図9及び図10のフローチャートを参照しながら説明する。まず携帯電話機1が待ち受け状態にある場合、携帯電話機1は所定状況判定部93により所定状況が判定される(ステップS21)。そして次に、バッテリー残量計測部92により、携帯電話機1のバッテリー残量が計測される(ステップS22)。
次に、所定状況別使用履歴検出部951が使用履歴を検出し(ステップS23)、その後バッテリー残量閾値算出部96が、その検出された使用履歴に基づいて、すなわちステップS21で判定された所定状況における仮想の単一の機能を含む全ての機能の平均使用時間に基づいてバッテリー残量の第二閾値を算出する(ステップS24)。その後、ステップS22で計測されたバッテリー残量と、ステップS24で算出された全ての機能のバッテリー残量の第二閾値とを比較し(ステップS25)、バッテリー残量が、全機能のうちいずれかの機能のバッテリー残量の第二閾値以下か否かが制御部9によって判断される(ステップS26)。
そしてステップS26にて、バッテリー残量がいずれかの機能のバッテリー残量の第二閾値以下であると判断されると、次にバッテリー7が充電中か否かが制御部9によって判断される(ステップS27)。バッテリー7が充電中でないと判断された場合には、報知制御部97は、バッテリー残量がいずれかの機能に対するバッテリー残量の第二閾値以下であることを報知するよう報知部5を制御する(ステップS28)。この場合音声による報知や振動による報知や表示部2への文字メッセージなどの表示による報知を行うよう報知部5を制御すればよい。逆に、バッテリー7が充電中であると判断された場合にはバッテリー不足になるおそれはないため報知部5による報知動作は行わずにステップS29に進む。
また、ステップS26においてバッテリー残量が、いずれかの機能のバッテリー残量の第二閾値以下でないと判断された場合にも、バッテリー残量に関する報知動作は行わない。そしてその後、制御部9は機能制御部91により動作制御される各機能の動作状態を検出し(ステップS29)。その検出の結果、各機能のいずれかが動作しているか否かが判断され(ステップS30)、各機能のいずれかが動作している場合、機能動作中のフローを実行する。各機能のいずれも動作していないと判断された場合は再度ステップS21に戻り、同様の処理が繰り返される。
次に携帯電話機1の各機能が動作されていると判断された場合には、図10に示すフロー処理に基づき、所定状況が所定状況判定部93により判定される(ステップS31)。なお、どのような所定状況を判定するかはユーザーが予め操作部3の操作により設定することができる。そして、このように所定状況が判定された後、バッテリー残量計測部92により、携帯電話機1のバッテリー残量が計測される(ステップS32)。
次に、所定状況別使用履歴検出部951が使用履歴を検出し(ステップS33)、その後バッテリー残量閾値算出部96が、その検出された使用履歴に基づいて、すなわちステップS31で判定された所定状況における動作中の機能又は仮想の単一の機能の平均使用時間に基づいてバッテリー残量の第二閾値を算出する(ステップS34)。そして、ステップS32で計測されたバッテリー残量と、ステップS34で算出されたバッテリー残量の第二閾値とを比較して(ステップ35)、バッテリー残量が、バッテリー残量の第二閾値以下か否かが制御部9によって判断される(ステップS36)。そして、バッテリー残量がバッテリー残量の第二閾値以下であると判断された場合、次にバッテリー7が充電中か否かが制御部9によって判断される(ステップS37)。
このステップS37にてバッテリー7が充電中でないと判断された場合、バッテリー残量がバッテリー残量の第二閾値以下である旨を報知するよう報知部5を制御する(ステップS38)。この場合の報知は、音声やメロディによる音声報知の他、振動による振動報知や表示部2への文字メッセージ等の表示による表示報知等であってもよい。もし、バッテリー7が充電中であると判断された場合には、バッテリー不足になるおそれはないため、バッテリー残量に関する報知動作は行わずにステップ39に進む。また、ステップS36においてバッテリー残量が、バッテリー残量の第二閾値以下でないと判断された場合にも、バッテリー残量に関する報知動作は行わずにステップS39に進む。ステップ39では動作中の機能が終了したか否かが制御部9により判断される。そして機能の動作が終了していると判断された場合、その後待受状態の処理であるステップ21に進む。また、ステップS39で、機能の動作が終了していないと判断された場合は、再度ステップS31に戻り、上記同様の手順を繰り返す。
このように上述した携帯電話機1は、ユーザーによる機能の使用履歴に基づいてバッテリー残量に関する報知制御を行うため、使い勝手がよい。
なお、本発明の電子機器は、本実施形態に係る携帯電話機1に限ることなく、携帯情報端末(PDA)、携帯型音楽再生装置、その他のバッテリーで駆動されるモバイル機器などを含む。
また、本実施形態においては、記憶部8に記憶される使用履歴は過去に使用された履歴が全て記憶されるよう構成されていたが、これに限ることなく、操作部3の操作により初期化設定を行って履歴を消去可能に構成したり、お気に入りの使用履歴を読み出し可能に保存する構成にしたりしてもよい。このようにすることで、例えば、過去の履歴から得られた機能の平均使用時間が、何らかの事情による突発的な機能の使用により大幅に増減してバッテリー残量に関する報知が所望のタイミングでなされなくなっても、その使用履歴を消去して使用履歴を作り直したり、保存されたお気に入りの使用履歴を読み出して所望の状態に戻したりすることが可能である。
本発明の一実施形態である携帯電話機1の構成を示す構成図である。 記憶部8に記憶される使用履歴の一例である。 使用履歴検出部95により検出された使用履歴の一例である。 所定状況別使用履歴検出部951により検出された使用履歴の一例である。 複数の機能を仮想の単一の機能とみなして検出された使用履歴の一例である。 所定状況別に区分された各種機能の平均使用時間の一覧である。 所定状況別に区分された各種機能のバッテリー残量の第二閾値を百分率で表した一覧である。 図1に示す携帯電話機1の使用履歴の追加・更新過程を示すフローチャートである。 図1に示す携帯電話機1の機能動作中における処理を示すフローチャートである。 図1に示す携帯電話機1の機能動作中における処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1…携帯電話機、2…表示部、3…操作部、4…送受信部、5…報知部、6…テレビアンテナ、7…バッテリー、8…記憶部、9…制御部

Claims (7)

  1. バッテリーと、
    前記バッテリーのバッテリー残量を計測するバッテリー残量計測部と、
    前記バッテリーからの給電により動作される各種機能を制御する機能制御部と、
    前記各種機能の使用履歴をそれぞれ検出する使用履歴検出部と、
    前記各種機能の使用履歴に基づきバッテリー残量の機能別閾値を前記各種機能毎に算出するバッテリー残量閾値算出部と、
    報知可能な報知部と、
    前記バッテリー残量計測部により計測されたバッテリー残量が、前記各種機能の機能別閾値のうち、いずれか一の閾値以下になった場合に報知するよう前記報知部を制御する報知制御部と、
    を有することを特徴とする電子機器。
  2. 前記報知制御部は、前記機能制御部が前記各種機能のうち所定の機能を制御している際に、前記バッテリー残量計測部により計測されたバッテリー残量が、前記所定の機能の機能別閾値以下になった場合に報知するよう前記報知部を制御することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記バッテリー残量閾値算出部は、前記機能別閾値を所定の状況毎に細分した所定状況別閾値をさらに算出し、
    前記報知制御部は、所定の状況におけるバッテリー残量が、当該所定の状況における前記各種機能の所定状況別閾値のうち、いずれか一の閾値以下になった場合に報知するよう前記報知部を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
  4. 前記報知制御部は、前記機能制御部が前記各種機能のうち所定の機能を制御している際に、前記所定の状況におけるバッテリー残量が、当該所定の状況における前記所定の機能の所定状況別閾値以下になった場合に報知するよう前記報知部を制御することを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記報知制御部は、前記各種機能のうちいずれかの機能の動作中に報知するよう前記報知部を制御することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電子機器。
  6. 前記バッテリーは、充電可能に構成されており、
    前記報知制御部は、前記バッテリーが充電されていない場合に、報知するよう前記報知部を制御することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の電子機器。
  7. バッテリーのバッテリー残量を計測するバッテリー残量計測ステップと、
    前記バッテリーからの給電により動作される各種機能を制御する機能制御ステップと、
    前記各種機能の使用履歴をそれぞれ検出する使用履歴検出ステップと、
    前記各種機能の使用履歴に基づきバッテリー残量の機能別閾値を前記各種機能毎に算出するバッテリー残量閾値算出ステップと、
    前記バッテリー残量計測ステップにより計測されたバッテリー残量が、前記各種機能の機能別閾値のうち、いずれか一の閾値以下になった場合に報知するよう制御する報知制御ステップと、
    を有することを特徴とする電子機器の制御方法。
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