JP2009112170A - 携帯端末 - Google Patents

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Abstract

【構成】携帯端末10は、リチウムイオン電池32を含む。電池残容量検出回路30は、そのリチウムイオン電池32の電圧から電池残容量を求める。求められた電池残容量はRAM28に記録され、電池残容量を計測したときの時刻および電池残容量を計測したときの携帯端末10の状態もRAM28に記録される。記録された電池残容量および時刻は、電池残容量の時間的変化を示すグラフとして作成され、LCDモニタ22に表示される。また、使用者はカーソル(60)によってグラフ上のポイント(62)を指定することで、ポイント(62)で指定する時刻の携帯端末10の状態をLCDモニタ22に表示することができる。
【効果】使用者はリチウムイオン電池32の電池残容量の時間的変化を視覚的に認識できるようになる。これによって、使用者は、携帯端末の使用可能時間を直感的に推測することができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、携帯端末に関し、特にたとえば電池を電源として備える、携帯端末に関する。
この種の装置の一例が、特許文献1に開示されている。この背景技術によれば、携帯電話端末は複数の動作モードを有し、LCDと、充電可能な電池を含む電源回路部と、処理部を含む制御部とを備える。処理部は、電池の残容量を推定することで動作モード毎の動作可能時間を予測する。LCDには、処理部によって予測された動作モード毎の動作可能時間が表示される。
特開2007−201732号公報[H04M 1/00, H04B 3/38]
特許文献1の背景技術では、動作モード毎の動作可能時間を表示するため、動作モードが変化すると、動作可能時間も変化する。しかし、一般的な使用者は、1つの動作モードのまま、携帯電話端末を動作可能時間まで動作させることはほとんどない。つまり、携帯電話端末の複数の動作モードを切り替えて使用する使用者は、動作モード毎の動作可能時間を確認しても、実際に携帯電話端末が動作する動作可能時間を即座に知ることはできない。
それゆえに、この発明の主たる目的は、新規な、携帯端末を提供することである。
この発明の他の目的は、使用者が、携帯端末の使用可能時間を直感的に推測することができる、携帯端末を提供することである。
この発明は、上記の課題を解決するために、以下の構成を採用した。なお、括弧内の参照符号および補足説明等は、この発明の理解を助けるために記述する実施形態との対応関係を示したものであって、この発明を何ら限定するものではない。
第1の発明は、電池を電源として用いる携帯端末である。携帯端末は、電池の残容量を記録する残容量記録手段、残容量記録手段が残容量を記録したときの時刻を記録する時刻記録手段、残容量記録手段が記録した電池の残容量と時刻記録手段が記録した時刻から電池の残容量のグラフを作成するグラフ作成手段、およびグラフ作成手段が作成したグラフを表示する表示手段を備える。
第1の発明では、携帯端末(10)は、電池(32)を電源として用いる。残容量記録手段(20,26,28,30,S33,S39,S43)は、電池の残容量を記録する。時刻記録手段(20,26,28,S33,S39,S43)は、残容量記録手段が残容量を記録したときの時刻を記録する。グラフ作成手段(20,S7)は、残容量記録手段が記録した電池の残容量と時刻記録手段が記録した時刻から電池の残容量のグラフを作成する。表示手段(20,22,50,S9)は、グラフ作成手段が作成したグラフを表示する。たとえば、電池は、二次電池であるリチウムイオン電池が採用され、残容量記録手段は、リチウムイオン電池の電圧を計測することで、残容量を百分率で求める。
第1の発明によれば、電池の残容量と時間から残容量の時間的変化を示すグラフが作成される。これによって、使用者は、電池の残容量の時間的変化を視覚的に認識できるようになるため、電池の残容量がなくなるまでの時間を予測することができるようになる。つまり、使用者は、携帯端末の使用可能時間を直感的に推測することができる。
第2の発明は、第1の発明に従属し、時刻記録手段が時刻を記録したときの携帯端末の状態を記録する状態記録手段をさらに備え、グラフ作成手段は、残容量記録手段が記録した電池の残容量と時刻記録手段が記録した時刻と状態記録手段が記録した状態から前記電池の残容量のグラフを作成する。
第2の発明では、状態記録手段(20,26,28,S33,S41,S43)は、時刻記録手段が時刻を記録したときの携帯端末の状態を記録する。そして、グラフ作成手段は、残容量記録手段が記録した電池の残容量と時刻記録手段が記録した時刻と状態記録手段が記録した状態から前記電池の残容量のグラフを作成する。たとえば、状態記録手段は、携帯端末の状態のそれぞれに対応した色情報などを記録する。したがって、通話状態に赤色の情報,メール送信状態に青色の情報が対応付けられていると、表示手段が表示する通話状態のグラフ部分では赤色に表示され、メール送信状態のグラフ部分では青色に表示される。
第2の発明によれば、携帯端末の状態によって表示手段に表示される色情報が異なるため、使用者はグラフを見るだけで、携帯端末の状態の変化と電池算容量の変化とを直感的に把握することができる。
第3の発明は、第1または第2の発明に従属し、携帯端末は、時刻記録手段が時刻を記録したときの携帯端末の状態を記録する状態記録手段、グラフ上の1点を指定するカーソル、カーソルを操作するカーソル操作手段、およびカーソルによってグラフ上の1点が指定されたとき、状態記録手段によって記録された状態のうちカーソルによって指定されたグラフの1点が示す時刻に対応した状態を表示する状態表示手段をさらに備える。
第3の発明では、状態記録手段(20,26,28,S33,S41,S43)は、時刻記録手段が時刻を記録したときの携帯端末の状態を記録する。カーソル(60)は、グラフ上の1点(60a、60b,60c,60d)を指定する。カーソル操作手段(24f)は、カーソルを操作する。状態表示手段(20,22,52,S17)は、カーソルによってグラフ上の1点が指定されたとき、状態記録手段によって記録された状態のうちカーソルによって指定されたグラフの1点が示す時刻に対応した状態を表示する。たとえば、カーソル操作手段は、キー入力装置に含まれるカーソルキーである。
第3の発明によれば、使用者は、グラフ上の1点を指定することで、電池の残容量の時間的変化が大きい箇所の携帯端末の状態を知ることができる。これによって、使用者は、現時刻の電池の残容量が少ない場合に、消費電力が大きい携帯端末の状態を避けることができる。
第4の発明は、第1の発明ないし第3の発明のいずれかに従属し、グラフの表示をするように表示指示を入力する指示入力手段を備え、指示入力手段によって表示指示が入力されたとき、表示手段はそのグラフを表示する。
第4の発明では、携帯端末は、指示入力手段(24d,24e,24g)は、表示手段がグラフの表示をするように表示指示を発行する。そして、指示入力手段によって表示指示が入力されると、グラフ作成手段は、電池の残容量と時刻から電池の残容量の時間的変化を示すグラフを作成する。さらに、表示手段は、グラフ作成手段が作成した電池の残容量と時刻から電池の残容量の時間的変化を示すグラフを表示する。たとえば、発行手段は、キー入力装置に含まれるグラフ機能キーなどである。そして、使用者は、グラフ機能キーを押圧することで、電池の残容量と時刻から電池の残容量の時間的変化を示すグラフを表示手段に生じさせる。
第4の発明によれば、使用者は、表示指示を発行手段によって任意に発行できる。つまり、電池の残容量と時刻から電池の残容量の時間的変化を示すグラフは、使用者によって任意に表示される。これによって、使用者は、携帯端末の使用可能時間の推測が必要な場合に、電池の残容量と時刻から電池の残容量の時間的変化を示すグラフを確認することができる。
第5の発明は、第1の発明ないし第4の発明のいずれかに従属し、携帯端末の状態の変化を検出する状態変化検出手段さらに備え、状態変化検出手段によって状態変化が検出されたとき、グラフ作成手段はグラフを作成し、表示手段はそのグラフを表示する。
第5の発明では、状態変化検出手段は、携帯端末の状態の変化を検出する。そして、状態変化検出手段によって状態変化が検出されたとき、グラフ作成手段はグラフを作成し、表示手段はそのグラフを表示する。たとえば、待機状態から着信状態に変化すると表示手段は、グラフを表示する。
第5の発明によれば、使用者が意図しない状態変化が起きたとしても、状態変化検出手段によって携帯端末の状態の変化は検出される。つまり、使用者は、携帯端末の状態変化が起きた直後の携帯端末の使用可能時間を直感的に推測することができる。これによって、使用者は、携帯端末の使用可能時間を推測してから、状態変化が起きた後の携帯端末を使用することができる。
第6の発明は、第1の発明ないし第5の発明のいずれかに従属し、残容量記録手段は、一定時間毎に電池の残容量を記録する。
第6の発明では、残容量記憶手段は、一定時間毎に電池の残容量を記録するため、時刻記録手段も併せて、一定時間毎に時刻を記録することになる。たとえば、一定時間が1分間であれば、1分間毎に電池の残容量と時刻が記録される。
第6の発明によれば、一定時間毎に電池の残容量と時刻を記録するため、グラフには、一定時間毎の電池の残容量の時間的変化が詳細に表示される。これによって、使用者は、電池の残容量の時間的変化を正確に認識できるため、携帯端末の使用可能時間をより正確に推測することができる。
第7の発明は、第1の発明ないし第6の発明のいずれかに従属し、残容量記録手段は、状態変化検出手段の出力に応じて電池の残容量を記録する。
第7の発明では、残容量記録手段は、状態変化検出手段の出力に応じて電池の残容量を記録する。つまり、携帯端末の状態が変化すると、残容量記憶手段が電池の残容量を記録するため、時刻記録手段が時間を記録する。また、状態変化検出手段は、充電中から充電完了に変化した場合や、通話中から待機中なった場合に、状態の変化があったとして残容量記録手段に電池の残容量を記録させる。
第7の発明によれば、一定時間以内に、携帯端末の状態の変化が複数回あったとしても、状態変化手段によって検出されるため、残容量記録手段は電池の残容量を記録する。こよれによって、携帯端末の状態の変化に応じた電池の残容量を記録することができる。さらに、電池の残容量の時間的変化を示すグラフの精度は向上する。
この発明によれば、使用者は、電池の残容量の時間的変化を視覚的に認識できるようになるため、電池の残容量がなくなるまでの時間を予測することができるようになる。これによって、使用者は、携帯端末の使用可能時間を直感的に推測することができる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1を参照して、携帯端末10は、二次電池であるリチウムイオン電池32の電圧に基づく電源をシステム全体に供給する電源回路34を含む。また、電源回路34が二次電池であるリチウムイオン電池32の電圧に基づく電源をシステム全体に供給している場合には、電源オン状態と呼ぶことにする。同様に、電源回路34が二次電池であるリチウムイオン電池32の電圧に基づく電源をシステム全体に供給していない場合には、電源オフ状態と呼ぶことにする。電源回路34は、電源オフ状態で、キー入力装置24に含まれる電源キー24aが1秒の間、押圧され続けると起動され、電源オフ状態で、キー入力装置24に含まれる電源キー24aが1秒の間、押圧され続けると停止される。さらに、電源オフ状態であっても、電源回路34は、リチウムイオン電池32の充電に応答して起動され、リチウムイオン電池32の充電が完了するのに応答して停止される。また、充電とは、リチウムイオン電池32が図示しない外部充電器から電流の供給を受けることで、電気エネルギーを蓄えることを言う。つまり、充電を行う間、つまり充電中は、電源回路32が動作し続ける。
電池残容量検出回路30は、リチウムイオン電池32の電圧を計測し、電池残容量を百分率で求める。そして、電池残容量検出回路30は、リチウムイオン電池32の電池残容量を求めることで、リチウムイオン電池32の充電を制御する。
キー入力装置24に含まれる数字キー24bおよび通話キー24cによって発呼操作が行われると、CPU20は、CDMA方式に対応する無線通信回路14を制御して発呼信号を出力する。出力された発呼信号は、アンテナ12から送出され、基地局を含む移動通信網を経て通話相手の電話機に送信される。通話相手が着呼操作を行うと、通話可能状態が確立される。
通話可能状態に移行した後にキー入力装置24に含まれる終話キー24dが押圧されると、CPU20は、無線通信回路14を制御して、通話相手に通話終了信号を送信する。通話終了信号の送信後、CPU20は、通話処理を終了する。先に通話相手から通話終了信号を受信した場合も、CPU20は、通話処理を終了する。また、通話相手によらず、移動通信網から通話終了信号を受信した場合も、CPU20は通話処理を終了する。
携帯端末10のシステム全体が動作している状態で通話相手からの発呼信号がアンテナ12によって捉えられると、無線通信回路14は、着信をCPU20に通知する。CPU20は、着信通知に記述された発信元情報をLCDモニタ22から出力し、図示しない着信通知用のスピーカから着信音を出力する。キー入力装置24によって着呼操作が行われると、通話可能状態が確立される。
通話可能状態では、次のような処理が実行される。通話相手から送られてきた変調音声信号(高周波信号)は、アンテナ12によって受信される。受信された変調音声信号は、無線通信回路14によって復調処理および復号処理を施される。これによって得られた受話音声信号は、スピーカ18から出力される。マイクロフォン16によって取り込まれた送話音声信号は、無線通信回路14によって符号化処理および変調処理を施される。これによって生成された変調音声信号は、上述と同様、アンテナ12を利用して通話相手に送信される。
図2は、状態記録テーブルを示す図解図である。ここで、状態記録テーブルには、或る時間に計測された電池残容量および携帯端末10の状態が記録される。図2を参照して、時刻の欄には、計測した時刻が記録される。たとえば、「2007/10/02/10:00」であれば、2007年10月2日の10時に、電池残容量および携帯端末10の状態を記録したことを意味する。電池残容量の欄には、時刻の欄に記録された時刻に計測されたリチウムイオン電池32の電池残容量が記録される。たとえば、「98%」であれば、リチウムイオン電池32の電池残容量が98%であることを意味する。
状態の欄には、時刻の欄に記録された時刻における携帯端末10の状態を記録する。たとえば、リチウムイオン電池32が充電中であれば、携帯端末10の状態は「充電中」となり、リチウムイオン電池32の充電が完了していれば、携帯端末10の状態は「充電完了」となり、携帯端末10が操作されず、リチウムイオン電池32の充電も行われていなければ、「待機中」となる。また、電子メールを送信していれば、携帯端末10の状態は「電子メール送信中」となり、通話を行っていれば、携帯端末10の状態は「通話中」となり、電子メールを受信していれば、携帯端末10の状態は「電子メール受信中」となる。
したがって、状態記録テーブルからは、時刻の欄に記録された時刻における電池残容量および携帯端末10の状態を読み取ることができる。たとえば、時刻の欄に2007/10/02/10:00、電池残容量の欄に98%、状態の欄に電子メール送信中が記録されていれば、携帯端末10は、2007年10月2日の10時に、電池残容量が98%であり、電子メールが送信されていたことが分かる。また、時刻の欄に2007/10/02/14:30、電池残容量の欄に40%、状態の欄に待機中が記録されていれば、携帯端末10は、2007年10月2日の14時30分に、電池残容量が40%であり、待機中であったことがわかる。
また、状態記録テーブルには、一定時間毎、または携帯端末10の状態が変化した場合に、時刻,電池残容量,携帯端末10の状態が記録される。なお、本実施例では、状態記録テーブルは、1分間毎に時刻,電池残容量および携帯端末10の状態が記録されるが、記録する時間間隔は、1分以上であってもよいし、1分未満の短い時間であってもよい。
図3(A),(B),(C),(D)は、電池残容量グラフ表示機能によって状態記録テーブルのデータを電池残容量グラフとして、LCDモニタ22に表示した場合の表示例である。図3(A)を参照して、LCDモニタ22には、グラフ表示領域50および状態表示領域52が表示される。グラフ表示領域50には、横軸54,縦軸56,線58a,カーソル60およびポイント62aが含まれる。横軸54は、時間軸を表し、右端は電池残容量グラフ表示機能を実行した時刻、すなわち現時刻を表し、左端は現時刻から6時間前を表す。そして、左端から右端にかけて1時間毎に目盛りが設けられる。縦軸56は、電池残容量を表し、上端がリチウムイオン電池32の電池残容量が最大値を意味する100%の状態を表し、下端がリチウムイオン電池32の電池残容量が最低値を意味する0%の状態を表す。そして、上端と下端との中央に50%を示す目盛りが設けられる。線58aは、リチウムイオン電池32の電池残容量の時間的変化を示す線である。
つまり、線58aの横方向は電池残容量を記録した時刻に対応し、線58aの縦方向は電池残容量の値に対応する。すなわち、電池残容量グラフは、横軸54,縦軸56および線58aによって表される。そして、使用者は、リチウムイオン電池32の電池残容量の時間的変化を認識できるため、今後のリチウムイオン電池32の電池残容量が0%になるまでの時間を予測することができるようになる。これによって、使用者は、携帯端末10の使用可能時間を直感的に推測することができる。たとえば、図3(A)に示される電池残容量グラフからは、6時間かけてリチウムイオン電池32に電池残容量が100%から50%以下まで減少していることを読み取ることができる。つまり、6時間前までと同じ状態で携帯端末10を使用し続ける場合には、今後6時間以内にリチウムイオン電池32の電池残容量が0%になることが推測される。
ここで、電池残容量グラフは、図1に示すキー入力装置24に含まれるグラフ機能キー24eが押圧されることでLCDモニタ22に表示される。つまり、電池残容量グラフは、使用者によって任意に表示される。これによって、使用者は、携帯端末10の使用可能時間の推測が必要な場合に、電池残容量グラフを確認することができる。また、先述したとおり、状態記録テーブルには、1分間毎または携帯端末10の状態が変化する場合に、時刻のデータ,電池残容量のデータ,携帯端末10の状態のデータが記録される。つまり、電池残容量グラフは、1分間毎のリチウムイオン電池32の電池残容量の時間的変化、および携帯端末10の状態の変化が検出された場合のリチウムイオン電池32の電池残容量の変化が表示される。したがって、使用者は、リチウムイオン電池32の電池残容量の時間的変化を正確に認識できるため、携帯端末10の使用可能時間をより正確に推測することができる。そして、1分間以内に、携帯端末10の状態が複数回の変化をしたとしても、リチウムイオン電池32の電池残容量は記録される。つまり、状態記録テーブルには、携帯端末10の状態の変化に応じたリチウムイオン電池32の電池残容量が記録され、電池残容量グラフの精度も向上する。
カーソル60は、図1に示すキー入力装置24に含まれるカーソルキー24fに行われた操作に対応して動作する。本実施例では、カーソル60は、横軸方向に移動させることが可能であり、線58aと交わるように表示される。なお、カーソル60の操作のためにカーソルキー24fを特別に設ける必要はなく、携帯端末10に既存する図示しない操作キーなどを用いてもよい。
ここで、カーソル60および線58aが交わる点をポイント62aと呼ぶことにする。また、使用者によってカーソル60が任意に移動できるため、ポイント62aは、カーソル60の移動に合わせて移動する。つまり、使用者は、カーソル60を横軸方向に移動させることで、電池残容量グラフ上の任意の点をポイント62aとして指定することができる。そして、ポイント62aによってグラフ上の一点が指定されると、ポイント62aが示す時間の携帯端末10の状態が、状態表示領域52に表示される。たとえば、ポイント62aの位置は、約3時間前にリチウムイオン電池32の電池残容量が約75%であったことが分かる。そして、状態表示領域52に「通話中」と表示されるため、約3時間前に携帯端末10は、通話中であったことが分かる。また、ポイント62aにおける、線58aの傾きが大きいことから、通話中の消費電力が大きいことが分かる。これによって、使用者は、現時刻の電池残容量が少ない場合に、消費電力が大きい携帯端末10の状態を避けることができる。
図3(B)を参照して、図3(B)の表示例は、図3(A)のカーソル60を約3時間前から約1時間前に移動させた場合の表示例である。よって、グラフ表示領域50,横軸54,縦軸56,線58aおよびカーソル60の詳細な説明は省略する。また、線58aおよび約1時間前を示すカーソル60の交点は、ポイント62bと呼ぶことにする。ポイント62bは、ポイント62aと同様にして、カーソル60の移動に合わせて移動する。ここで、ポイント62bは、約1時間前にリチウムイオン電池32の電池残容量が50%以下であったことを示す。さらに、状態表示領域52に「待機中」と表示されているため、約1時間前の携帯端末10の状態は、待機中であったことが分かる。そして、ポイント62bにおける、線58aの傾きが小さいことから、待機中の消費電力が小さいことが分かる。
図3(C)を参照して、図3(C)の表示例は、図3(A),(B)の時刻と別の時刻に電池残容量グラフを表示した表示例であるため、グラフ表示領域50,横軸54,縦軸56,およびカーソル60の詳細な説明は省略する。線58bは、電池残容量の時間的変化を示す線である。線58bおよびカーソル60の交点は、ポイント62cとなる。ポイント62cは、約1時間前に電池残容量が約75%であることを示し、状態表示領域52には、「充電中」と表示される。また、図3(A),(B)の時刻と別の時刻では、リチウムイオン電池32の電池残容量は100%であることが分かる。そして、電池残容量の約60%を充電するのに必要な時間が約3時間であることも分かる。
図3(D)を参照して、図3(D)の表示例は、図3(C)の時刻から数年後の時刻に電池残容量グラフを表示した表示例である。グラフ表示領域50,横軸54,縦軸56,およびカーソル60の説明は図3(A)と同じであるため、詳細な説明は省略する。線58cは、電池残容量の時間的変化を示す線である。また、線58cおよびカーソル60の交点はポイント62dとなる。ポイント62dは、約1時間前に電池残容量が約60%であることを示し、状態表示領域52に「充電中」が表示される。そして、図3(C)の時刻から数年後の時刻では、リチウムイオン電池32の電池残容量は約75%であることが分かる。
なお、線58a,線58bおよび線58cを区別する必要がない場合には、線58と呼ぶことにする。同様に、ポイント62a,ポイント62b,ポイント62cおよびポイント62dを区別する必要がない場合には、ポイント62と呼ぶことにする。
ここで、図3(C)および図3(D)の電池残容量グラフを比較する。まず、ポイント62cおよびポイント62dは、ともに約1時間前を示すが、ポイント62cにおける線58bの傾きと、ポイント62dにおける線58cの傾きとでは角度が違っている。そして、図3(C)および図3(D)では、どちらも約3時間前には、電池残容量が約30%であり、線58bおよび線58cの変化から充電が始まったのが約3時間前であると分かる。ところが、電池残容量がほぼ同じ状態で充電を開始ににもかかわらず、充電を始めてから約3時間後の電池残容量の値が違っている。図3(C)では電池残容量は約100%であるが、図3(D)では、電池残容量は約75%である。つまり、図3(C)における時刻のリチウムイオン電池32に対して、数年後の時刻である図3(D)のリチウムイオン電池32は、劣化していることが分かる。
これによって、状態が充電中である場合の線58の傾きが小さいと、リチウムイオン電池32が劣化していると推測することができる。
図4は、RAM28のメモリマップを示す図解図である。図4を参照して、RAM28のメモリマップには、プログラム記憶領域70,データ記憶領域72を含む。プログラム記憶領域70は、携帯端末10を動作させるためのプログラムなどを記憶する。携帯端末10を動作させるためのプログラムは、電池残容量グラフ表示プログラム70aおよび状態記録テーブルの記録処理プログラム70bなどによって構成される。電池残容量グラフ表示プログラム70aは、図3(A),(B),(C),(D)によって示される電池残容量グラフを表示するためのプログラムであり、状態記録テーブルのそれぞれの欄に記録されたデータを読み出し、LCDモニタ22に表示する。状態記録テーブルの記録処理プログラム70bは、図2に示す状態記録テーブルの各欄に記録されるデータを記録するためのプログラムである。
データ記憶領域72は、状態記録テーブルデータ72aおよび画像データ72bが記憶される。また、タイマーカウンタ72cおよび状態変化フラグ72dが設けられるとともに、カーソル位置レジスタ72e,時刻レジスタ72f,電池残容量レジスタ72gおよび状態レジスタ72hが設けられる。
状態記録テーブルデータ72aは、時刻データ80,電池残容量データ82および状態データ84によって構成される。また、状態記録テーブルデータ70aを構成するデータは、図2に示す状態記録テーブルの各欄に記録されたデータである。したがって、図2および図4を参照して、時刻データ80は、状態記録テーブルの時刻の欄に記録されるデータである。電池残容量データ82は、状態記録テーブルの電池残容量の欄に記録されるデータである。状態データ84は、状態記録テーブルの状態の欄に記録されるデータである。なお、RAM28に記録されるデータは、電源オフ状態になると消える。そのため、電源オフ状態になる操作または処理が行われると、データ記憶領域72に保存されたデータは、フラッシュメモリ26に保存される。画像データ72bは、図3(A),(B),(C),(D)に示す電池残容量グラフの画像や、待機中にLCDモニタ22に表示する画像などが記録される。
タイマーカウンタ72cは、時刻データ80,電池残容量データ82および状態データ84を記録する時間間隔をカウントするためのカウンタである。この実施例では、時間間隔は、1分間に設定される。状態変化フラグ72dは、携帯端末10の状態が変化したか否かを判定するためのフラグである。たとえば、状態変化フラグ72dは、1ビットのレジスタで構成される。状態変化フラグ72dが成立(オン)されると、レジスタにはデータ値「1」が設定され、状態変化フラグ72dが不成立(オフ)されると、レジスタ値「0」が設定される。この実施例では、携帯端末10の状態が、通話中から待機中など変化する場合に、状態変化フラグ72dはオンされ、携帯端末10の状態が状態記録テーブルに記録される場合に、状態変化フラグ72dはオフされる。
カーソル位置レジスタ72eは、カーソル60位置、すわたちカーソル60で示した、時間軸の時刻を記録するレジスタである。そして、ポイント62で示す時刻の携帯端末10の状態が状態表示領域52に表示される場合に、カーソル位置レジスタ72eに記録された時刻が読み出される。時刻レジスタ72fは、時刻を記録した結果が一時的に記録されるレジスタである。電池残容量レジスタ72gは、リチウムイオン電池32の電池残容量を計測した結果が一時的に記録されるレジスタである。状態レジスタ72hは、携帯端末10の状態を記録する場合に、携帯端末10の状態が一時的に記録されるレジスタである。
図示は省略するが、データ記憶領域72には、電子メールデータのような他のデータが記憶されるとともに、携帯端末10の動作に必要な他のカウンタやフラグも設けられる。
具体的には、CPU20は、μITRONやSymbianなどのマルチタスクOSの制御下で、図5示す電池残容量グラフ表示処理および図6に示す状態記録テーブルの記録処理などを含む複数のタスクを実行する。まず、電池残容量グラフ表示処理について説明する。図5を参照して、ステップS1では、電池残容量グラフの表示操作が行われたか否かを判定する。電池残容量グラフの表示操作は、たとえば、使用者がキー入力装置24に含まれるグラフ機能キー24eが押圧される操作である。また、携帯端末10の状態が通話中である場合に、通話を終了する終話キー24dが押圧される操作でもよい。さらに、携帯端末10の機能(電子メール送信機能や、電子メール受信機能など)が使用中である場合に、携帯端末10の機能を終了させる機能終了キー24gが押圧される動作であってもよい。
ステップS1でNOであれば、すなわち電池残容量グラフの表示操作が行われなければ、再びステップS1の判定処理を行う。一方、ステップS1でYESであれば、すなわち電池残容量グラフの表示操作が行われれば、ステップS3でRAM28内の状態記録テーブルに6時間分のデータが記録されているか否かを判定する。つまり、RAM28内の状態記録テーブルデータ72aに記録されているデータが、現時刻から6時間前までのデータが記録されているか否かを判定する。先述したとおり、電源オフ状態になると、RAM28に記録されているデータは全て消える。よって、状態記録テーブル72aに記録されているデータが、現時刻から6時間前までのデータが記憶されていない場合に、足りていないデータをフラッシュメモリ26から読み出すようにする。ここで、ステップS3でNOであれば、ステップS5でRAM28内の状態記録テーブルに、足りていないデータをフラッシュメモリ26から取り込む。すなわち、状態記録テーブルデータ72aに記録されるデータが、現時刻に対して6時間前までのデータが記録されるように、フラッシュメモリ26に保存される状態記録テーブルのデータを取り込む。そして、ステップS5の処理が終了するとステップS7に進む。
一方、ステップS3でYESであれば、すなわち、RAM28内の状態記録テーブルに現時刻に対して6時間前までのデータが記録されていれば、ステップS7で、電池残容量表示機能の呼び出しを行う。すなわち、電池残容量グラフ表示機能を実行することで、RAM28内の状態記録テーブルデータ72aから時刻データ80,電池残容量データ82および状態データ84を読み出す。次のステップS9では、LCDモニタ22に電池残容量グラフの表示を行う。つまり、ステップS7で読み出した時刻データ80,電池残容量データ82および状態データ84に基づいて、図3(A),(B),(C),(D)に示すような表示例をLCDモニタ22に表示する。
次のステップS11では、キー操作がされたか否かを判定する。たとえば、キー入力装置24が、使用者によって操作されたか否かを判定する。ここで、ステップS11でNOであれば、キー操作が行われるまでステップS11の判定を行う。一方、ステップS11でYESであれば、つまりキー操作が行われれば、ステップS13でグラフ上のポイント62を指定したか否かを判定する。つまり、カーソルキー24fが使用者によって操作され、カーソル60が線58との交点をポイント62として指定したか否かを判定する。ステップS13でYESであれば、ステップS15で指定したポイントの時刻に基づいて状態データ84を参照する。つまり、カーソル位置レジスタ72eから時刻を読み出し、その読み出した時刻に対応する状態データ84を参照する。次のステップS17では、参照した状態データ84をLCDモニタ22に表示する。つまり、ステップS15の処理で得た、状態データ84を状態表示領域52に表示する。そして、CPU20は、ステップS17の処理を終えるとステップS19に進む。
ここで、ステップS13でNOであれば、つまり使用者はキー操作を行ったが、グラフ上のポイント62を指定していなければ、ステップS19で表示終了操作がされたか否かを判定する。つまり、ステップS11でされたキー操作が、電池残容量グラフの表示を終了させるための操作などであったか否かを判定する。たとえば、電池残容量グラフの表示を終了させるための操作は、電池残容量グラフがLCDモニタ22に表示されている状態で、グラフ機能キー24eが押圧される操作である。ステップS19でNOであれば、ステップS11に戻る。一方、ステップS19でYESであれば、ステップS21でLCDモニタ22に表示した電池残容量グラフを消去する。たとえば、LCDモニタ22は、電池残容量グラフの表示を消し、代わりに携帯端末10の待機中で表示する画像などを表示する。そして、ステップS21の処理が終了すると、ステップS1に戻る。
次に状態記録テーブルの記録処理について説明する。図6を参照して、ステップS31では、電源をオフにする操作がされたか否かを判定する。たとえば、使用者によって携帯端末10の電源をオフにする操作がされたか否かを判定する。ステップS31で、NOであれば、ステップS35で状態が変化したか否かを判定する。つまり、携帯端末10の状態が変化したか否かを判定する。さらに、本実施例では、携帯端末10の状態の変化の判定は、状態変化フラグ72dの状態によって判定される。
ここで、ステップS35でYESであれば、つまりが携帯端末10の状態が変化すれば、ステップS39で現在の時刻および電池残容量をレジスタに記録する。つまり、現在の時刻を時刻レジスタ72fに記録し、併せてリチウムイオン電池32の電池残容量を計測した結果を電池残容量レジスタ72gに記録する。
次のステップS41では、携帯端末10の状態をレジスタに記録する。つまり、携帯端末10の状態が変化した後の携帯端末10の状態を状態レジスタ74cに記録する。次のステップS43では、レジスタのデータをRAM28内の状態記録テーブルに一時記録する。つまり、時刻レジスタ72f,電池残容量レジスタ72gおよび状態レジスタ72hのそれぞれに記録されたデータを状態記録テーブルデータ72aの時刻データ80,電池残容量データ82および状態データ84に記録し、状態変化フラグ72dはオフに設定される。そして、ステップS43の処理が終了すれば、ステップS31に戻る。
ここで、ステップS35でNOであれば、すなわち状態が変化しなければ、ステップS37でタイマー設定時間になったか否かを判定する。本実施例では、タイマー設定時間は1分であるため、前回の状態記録テーブルに記録(ステップS43の処理)をした時刻から1分が経過したか否かを判定する。ここで、ステップS37でYESであれば、ステップS39−S43の処理を行う。一方、NOであれば、ステップS1に戻る。また、ステップS31でYESであれば、つまり電源をオフにする操作がされれば、ステップS33でフラッシュメモリ26内の状態記録テーブルに、一時記録されたRAM28内のデータを追記する。つまり、電源オフ状態では、RAM28内のデータが消えるため、RAM28のデータをフラッシュメモリ26に移す必要がある。ステップS33の処理が終了すると、状態記録テーブルの記録処理は終了する。
以上の説明から分かるように、携帯端末10は、リチウムイオン電池32を含む。電池残容量検出回路30は、そのリチウムイオン電池32の電圧から電池残容量を求め、電池残容量データ82としてRAM28に記録する。併せて、リチウムイオン電池32の電池残容量を計測したときの時刻を時刻データ80、リチウムイオン電池32の電池残容量を計測したときの携帯端末10の状態を状態データ84としてRAM28に記録する。記録された電池残容量データ82,時刻データ80および状態データ84は、電池残容量の時間的変化を示すグラフとして作成され、LCDモニタ22に表示される。また、カーソル60によってグラフ上のポイント62を指定することで、ポイント62で指定する時刻の携帯端末10の状態を状態表示領域52に表示する。
これによって、使用者はリチウムイオン電池32の電池残容量の時間的変化を視覚的に認識できるようになる。つまり、使用者は、今後のリチウムイオン電池32の電池残容量が0%になるまでの時間を予測することができるようになる。したがって、使用者は、携帯端末10の使用可能時間を直感的に推測することができる。
なお、他の実施例として、ステップS35の処理で携帯端末10の状態変化が検出されるのに併せて、LCDモニタ22に電池残容量グラフが表示されるようにしてもよい。たとえば、図2に示す状態記録テーブルにおいて、2007年10月2日の13時に待機中であり、2007年10月2日の13時1分に着信中となった場合に、使用者が意図しない携帯端末10の状態変化が起きたとしても、使用者は、携帯端末10が着信中になった直後の携帯端末10の使用可能時間を直感的に推測することができるようになる。これによって、使用者は、着信中の携帯端末10の使用可能時間を推測してから、通話中に状態を変化させるか否かの判断をすることができる。また、自動的に機能を終了させるタイマー機能によって、携帯端末10の状態が変化することが考えられる。たとえば、ワンセグTV機能やFMラジオ機能などは、消費電力が大きいため、一定時間(たとえば、2時間)が過ぎると自動的に終了する。これによって、携帯端末10の状態はワンセグTV機能(またはFMラジオ機能)の「視聴中」から待機中に変化することがある。なお、電池算容量グラフは、ステップS35の処理で携帯端末10の状態変化が検出に併せて作成されてもよいし、一定時間(たとえば、1分間)毎に作成されてもよい。
また、その他の実施例として、ステップS43の処理で状態レジスタ74cに携帯端末10の状態を記録するときに、携帯端末10の状態のそれぞれに対応した色情報も、併せて記録してもよい。これによって、携帯端末10の状態に対応した色情報に基づいて電池残容量グラフを表示すると、使用者は線58(図3参照)を見るだけで、リチウムイオン電池32の電池残容量の時間的変化に併せて、携帯端末10の状態の変化も把握することができる。たとえば、図7を参照して、通話中に付与される色情報を赤色(一点鎖線)、待機中に付与される色情報を青色(太い実線)とする場合に、線58dの色が赤色(一点鎖線)から青色(太い実線)に変化していれば、使用者は線58の色の変化から携帯端末10の状態が通話中から待機中に変化したことを把握することができる。なお、色情報だけに限らず、線58の太さや表示形式(たとえば、実線や破線など)などであってもよい。
さらに、本実施例は、携帯端末10の通信方式には、CDMA方式だけに限らず、PHS方式,TDMA方式,W‐CDMA方式でもよいことは言うまでもない。また、リチウムイオン電池32の電池残容量は、電池残容量検出回路30によって充電と放電との電流値,そのリチウムイオン電池32の温度,常放電サイクル数を計測され、リチウムイオン電池32の劣化度合いを考慮して求められてもよい。また、携帯電話などの端末だけに限らず、携帯型ゲーム機,携帯型音楽プレイヤおよびPDAなどの電池を電源として採用する携帯端末10であってもよい。また、二次電池としてリチウムイオン電池32を採用したが、鉛蓄電池,ニッケル水素電池,ナトリウムイオン電池,金属空気電池および亜鉛臭素電池などであってもよい。さらに、二次電池だけに限らず、燃料電池や、一次電池であるマンガン電池などでもよい。
図1は第1実施例の発明の一実施例の携帯端末を示すブロック図である。 図2は図1に示すフラッシュメモリおよびRAMに記憶される状態記録テーブルの一例を示す図解図である。 図3(A)は図1に示すLCDモニタに表示される電池残容量グラフの一例を示す図解図であり、図3(B)は図1に示すLCDモニタに表示される電池残容量グラフの他の一例を示す図解図であり、図3(C)は図1に示すLCDモニタに表示される電池残容量グラフのその他の一例を示す図解図であり、図3(D)は図1に示すLCDモニタに表示される電池残容量グラフのさらにその他の一例を示す図解図である。 図4は図1に示すRAMのメモリマップの一例を示す図解図である。 図5は図1の携帯端末のCPUによって実行される電池残容量グラフ表示処理の動作を示すフロー図である。 図6は図1の携帯端末のCPUによって実行される状態記録テーブルの記録処理の動作を示すフロー図である。 図7は図1に示すLCDモニタに表示される電池残容量グラフの他の一例を示す図解図である。
符号の説明
10 … 携帯端末
20 … CPU
22 … LCDモニタ
24 … キー入力装置
24a … 電源キー
24b … 数字キー
24c … 通話キー
24d … 終話キー
24e … グラフ機能キー
24f … カーソルキー
24g … 機能終了キー
26 … フラッシュメモリ
28 … RAM
30 … 電池残容量検出回路
32 … リチウムイオン電池
50 … グラフ表示領域
52 … 状態表示領域
54 … 横軸
56 … 縦軸
58a,58b,58c,58d … 線
60 … カーソル
62a,62b,62c,62d … ポイント
72a … 状態記録テーブルデータ
72b … 画像データ
72c … タイマーカウンタ
72d … 状態変化フラグ
72e … カーソル位置レジスタ
72f … 時刻レジスタ
72g … 電池残容量レジスタ
72h … 状態レジスタ
80 … 時刻データ
82 … 電池残容量データ
84 … 状態データ

Claims (7)

  1. 電池を電源として用いる携帯端末であって、
    前記電池の残容量を記録する残容量記録手段、
    前記残容量記録手段が残容量を記録したときの時刻を記録する時刻記録手段、
    前記残容量記録手段と前記時刻記録手段のそれぞれが記録した、前記残容量記録手段が記録した前記電池の残容量と前記時刻記録手段が記録した時刻から前記電池の残容量のグラフを作成するグラフ作成手段、および
    前記グラフ作成手段が作成した前記グラフを表示する表示手段を備える、携帯端末。
  2. 前記時刻記録手段が時刻を記録したときの前記携帯端末の状態を記録する状態記録手段をさらに備え、
    前記グラフ作成手段は、前記残容量記録手段が記録した前記電池の残容量と前記時刻記録手段が記録した時刻と前記状態記録手段が記録した状態から前記電池の残容量のグラフを作成する、請求項1記載の携帯端末。
  3. 前記時刻記録手段が時刻を記録したときの前記携帯端末の状態を記録する状態記録手段、
    前記グラフ上の1点を指定するカーソル、
    前記カーソルを操作するカーソル操作手段、および
    前記カーソルによって前記グラフ上の1点が指定されたとき、前記状態記録手段によって記録された状態のうち前記カーソルによって指定された前記グラフの1点が示す時刻に対応した状態を表示する状態表示手段をさらに備える、請求項1または2記載の携帯端末。
  4. 前記グラフの表示をするように表示指示を入力する指示入力手段をさらに備え、
    前記入力指示手段によって前記表示指示が入力されたとき、前記表示手段は前記グラフを表示する、請求項1ないし3のいずれかに記載の携帯端末。
  5. 前記携帯端末の状態の変化を検出する状態変化検出手段さらに備え、
    前記状態変化検出手段によって状態変化が検出されたとき、前記グラフ作成手段は前記グラフを作成し、前記表示手段はそのグラフを表示する、請求項1ないし4のいずれかに記載の携帯端末。
  6. 前記残容量記録手段は、一定時間毎に前記電池の残容量を記録する、請求項1ないし5のいずれかに記載の携帯端末。
  7. 前記残容量記録手段は、前記状態変化検出手段の出力に応じて前記電池の残容量を記録する、請求項1ないし6のいずれかに記載の携帯端末。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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