JP2009124326A - 画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】入力色信号の、RGB色空間での色相角の大小関係を保持した色再現を行う。
【解決手段】第1色変換部2は、入力データ1をHLS色空間とJCh色空間の色信号に変換し、色相補正部31では、HLS色空間の色相角Hに従って、JCh色空間の色相角hの大小関係を補正し、補正後のデータをマッピング部4へ送る。マッピング部4では、色域情報保持部5から画像出力装置の色域情報に基づいて、明度レンジの圧縮、彩度の圧縮を行う。第2色変換部6では、画像出力装置の色域内に変換されたデータを、画像出力装置の画像形成用データに変換する。
【選択図】図1

Description

本発明は、知覚的に等色相に再現可能な画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体に関し、ディスプレイ、スキャナ、デジタルカメラ、カラープリンタ、カラーファクス、カラーハードコピーなどの色変換装置や、パソコン、ワークステーション上で稼動するカラープリンタ用ソフトウェア等に好適な技術に関する。
一般に、カラー画像を出力するための機器としてCRTやLCD等の表示装置やプリンタ等の印刷装置が普及しているが、これらはそれぞれ出力方式が異なるため、再現可能な色範囲に相違があることが知られている。そのため、例えばLCD上で作成した画像をプリンタで印刷する場合のように、異なる出力装置で同じ画像データを出力すると、再現できない色が生じる可能性がある。このことから、複数の機器を通じてカラー画像を取り扱う際には、与えられたカラー画像信号を出力装置が再現可能な色にマッピングする技術、いわゆるガマット処理と呼ばれる色変換処理を行うことが必要となる。
従来のガマット処理技術としては、例えば、デバイス非依存色空間上の第1色信号を第2デバイスの色域に属するデバイス非依存色空間上の第2の色信号に変換する際に、デバイス非依存色空間における無彩色軸を含む等色相の曲面もしくは等色相に準じた曲面から無彩色軸を含む半平面に補正して写像した補正デバイス非依存色空間を用いて色域マッピングをするという方法がある(特許文献1を参照)。
また、入力側色空間における色相のひずみが除去されたデバイス非依存色空間における第1の中間色信号に変換し、その第1の中間色信号に対し、色相補正、明度圧縮、彩度圧縮により色域マッピングを行って第2の中間色信号に変換し、デバイス非依存色空間における等色相が、出力側色空間で線形になるように、第2の中間色信号を出力側色空間に変換するという方法がある(特許文献2を参照)。
また、彩度に応じて、均等知覚色空間上の色相を変化させる非線形ラインを、前記均等知覚色空間上の複数の異なる色相の夫々について用意し、入力カラーデータの均等知覚色空間上の色相に対応する非線形ラインを用いてカラー画像出力装置の色再現範囲内に変換するという方法がある(特許文献3を参照)。
さらに、入力色信号Piと色相が一致した色相上の最大彩度色を基準色信号Tとして算出し、出力デバイスのガマットデータを参照し、基準色信号Tに対応する出力デバイスの色再現範囲内で色差が最小となる対応色信号Mを算出し、出力色相決定部において、対応色信号Mに基づいて出力色信号Poの色相hを決定し、マッピング処理部で明度・彩度の成分を計算し、出力色信号Poとして出力することで、マッピング時の色変わりを小さくする手法もある(特許文献4を参照)。
特開2004−104777号公報 特開2002−152536号公報 特許第3337697号公報 特開2002−262120号公報
ところで、例えばデバイス依存の色空間をsRGBとし、デバイス非依存の色空間を色の見えモデルCIECAM02(CIECAM02については、CIEのテクニカルレポート CIE 159:2004を参照)の色信号とし、入力RGB色信号をCIECAM02の色信号に変換した場合に、色相角の大小関係が逆になるという問題がある。
すなわち、図11に示すように、sRGB色空間の最外郭上の2点のRGB値を、それぞれ(R,G,B)=(0,64,255)と、(R,G,B)=(0,0,255)とする。(R,G,B)=(0,64,255)は、HLS空間では(H,L,S)=(225,0.5,1.0)に対応し、(R,G,B)=(0,0,255)は、HLS空間では(H,L,S)=(240,0.5,1.0)に対応する。つまり、HLS空間では、色相角HがそれぞれH1=225°、H2=240°であるが(H1<H2)、CIECAM02の色空間に変換すると、色相角H1=225°に対応する色相角hがh1≒258.6°となり、色相角H2=240°に対応する色相角hがh2≒257.9°となり(h1>h2)、色相角の大小関係が逆になってしまう。
ここで、HLSとは、図14の式(1)に示すように、RGBと線形式で相互変換できる空間であり、RGB空間を、H(色相)、L(輝度)、S(彩度)で表す色空間のことである。
また、図11の横軸と縦軸はそれぞれCIECAM02のJa色信号のうち、色度を表すa及びbであり、CIECAM02の色空間を明度、彩度、色相角で表すJCh色信号とは、図12に示すように、直交座標系であるか円筒座標系であるかの違いのみである。また、ある色信号の色相角hとはa軸のプラス方向を0°とし、a軸プラス方向とある色信号との反時計回り方向のなす角のことである。
このように、デバイス依存のsRGB色信号をCIECAM02の色信号に変換する場合に、色相角の大小関係が逆になってしまうが、特許文献1では、このような色相角の大小関係が逆になることを考慮していないため、色域マッピング後に第2のデバイスで色再現すると、色相角の大小関係が逆になったまま再現されてしまうという問題がある。また、デバイス非依存色空間における無彩色軸を含む等色相の曲面もしくは等色相に準じた曲面から無彩色軸を含む半平面に補正して写像した補正デバイス非依存色空間を用いてマッピングするため、デバイス依存の色空間の無彩色軸の色みが変わってしまうという問題もある(sRGBの無彩色軸とJa空間の無彩色軸は完全には一致しない)。
また、特許文献2、3でも同様に、入力側のデバイス依存の色信号をデバイス非依存色空間の色信号に変換した際に、色相角の大小関係が逆になることを考慮していない。
さらに、特許文献4は、色変わりの目立たない、かつ同一色相の入力信号が常に同じ色相の出力信号となるような色域マッピングを行うことができるが、入力信号の色空間によっては、図13に示すように、青色相の最高彩度点から白色点側において、大きく色相が紫側に寄っており、入力色信号の色相をあまり変化させずに再現すると、入力信号の色相には忠実ではあるが、あまり等色相性の良くない色再現になってしまう(図13は、sRGBの青色相(白色点〜青の最高彩度〜黒色点)をCIECAM02のJa値へ変換し、a平面にプロットした図であり、aのプラス方向に大きく曲がっているのは、白色点〜最高彩度点にかけてのsRGB色空間での等色相線である)。
本発明は上記した課題に鑑みてなされたものであり、
本発明の目的は、入力デバイス色空間の入力色信号を出力デバイスの色域内にマッピングする際に、CIECAM02色空間での色相角の大小関係を補正することにより、入力色空間の色相角の大小関係を保持する共に、入力デバイス色空間における等色相の画像(グラデーション画像等)を出力デバイスにおいて、知覚的に等色相に再現可能な画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体を提供することにある。
即ち、請求項1の目的は、入力色信号の、RGB色空間での色相角の大小関係を保持した色再現を行う画像処理装置を提供することにある。
請求項2の目的は、入力色信号の、RGB空間における同一色相の色信号の知覚的な等色相性を向上させると共に色相補正を容易にし、好ましい色再現の色相補正を行う画像処理装置を提供することにある。
請求項3の目的は、入力RGB色信号の最高彩度点〜黒色点において、色相の曲がりが少ない、あるいは曲がりがない場合に、不要な色相補正を行わないようにすることで、知覚的に忠実な色相で色再現を行う画像処理装置を提供することにある。
請求項4の目的は、入力色空間の無彩色軸に対して色相補正を行わないようにすることで、入力色信号の無彩色の色みの変化を防止した画像処理装置を提供することにある。
請求項5、6の目的は、入力RGB色空間からCIECAM02の色空間に変換した際に、入力RGB色空間と、色相角の大小関係が逆になる青色相において、色相角の大小関係を補正する画像処理装置を提供することにある。
請求項7の目的は、等色相性の向上のための色相補正と、色相角の補正とを、あらかじめ補正テーブルとして用意しておき、これに基づき色相補正を行うことで、実際の色相補正時の処理を簡略化することにある。
請求項8の目的は、入力色信号の、デバイス依存のRGB色空間での色相角の大小関係を保持した色再現を行う画像処理方法を提供することにある。
請求項9の目的は、請求項8に記載の画像処理方法を汎用コンピュータ上で実行可能とすることにある。
本発明は、デバイスに依存した入力RGB色信号(以下、第1の色信号)をHLS色空間の信号(以下、第2の色信号)とCIECAM02空間の色信号(以下、第3の色信号)に変換する手段と、前記第1の色信号に対応した前記第2の色信号における色相角の大小関係が、前記第3の色信号の色相角において保持されるように、前記第3の色信号の色相角の大小関係を補正する第1の補正手段とを備えることを最も主要な特徴とする。
請求項1、8:CIECAM02色空間において、色相角の大小関係を補正しているので、入力データの属する色空間での、本来の色相角の大小関係を保持した色変換を行うことが可能である。
請求項2:入力データのCIECAM02色空間での色相角を、入力データの属する色空間での最高彩度点のCIECAM02色空間での色相角に近づける色相補正を行っているので、入力データの属する色空間での等色相線が知覚量色空間で大きく曲がっているような場合でも、入力データの本来の色相角の大小関係を保つような色相補正を容易に行うことができると共に、入力データの色空間での等色相データの知覚的な等色相性が向上するような色変換を行うことが可能である。
請求項3:最高彩度点よりも高明度側でのみ入力データの属する色空間の色相の知覚的な曲がりを補正し、低明度側で補正を行わないので、高明度側では色相の曲がりを補正しつつ、低明度側における処理を省くような色変換が可能である。
請求項4:入力データの無彩色に対しては色相補正は行わず、有彩色に対してのみ色相補正を行っているので、色相補正処理による無彩色の色みの変化を防止できる。
請求項5、6:青色相付近の色相においてのみ色相補正を行っているので、青以外の色相において、入力データの色相を忠実に再現する色変換を行うことが可能である。
請求項7:入力データの色相の知覚的な曲がりを補正する色相補正と、CIECAM02色空間において色相角の大小関係の補正をまとめて行えるため、処理をより簡略化することが可能である。
請求項9:本発明の画像処理方法をプログラムで実現することにより、汎用コンピュータなどで実行することが可能である。
以下、発明の実施の形態について図面により詳細に説明する。
実施例1:青色相における色相角の大小関係を補正する。
図1は、本発明の実施例1に係る画像処理装置の構成を示す。図1において、1は入力データ、2は第1色変換部、3は色相補正部、4はマッピング部、5は色域情報保持部、6は第2色変換部である。
図1(a)に示す画像処理装置は、入力データ1を、色相・飽和度(彩度)・明度からなるHLS色空間の色信号及び、色相補正や色域圧縮を行うための知覚量色空間の色信号(例えば色の見えモデルCIECAM02のJChやQMh)へ変換する第1色変換部2と、入力データ1に対して、知覚量色空間での色相角の大小関係を補正する色相補正部3と、色相補正部3で補正された入力データを、画像出力装置の色域内に収まるようにガマット圧縮を行うマッピング部4と、ガマット圧縮に用いる画像出力装置の色域情報を保持する色域情報保持部5と、マッピング部4により画像出力装置の色域内にマッピングされた入力データを出力装置の画像形成用の色信号に変換する第2色変換部6を有している。実施例1の色相補正部3は、第1色相補正部31からなる(図1(b))。
図1を用いて動作を説明する。第1色変換部2は、入力データ1が入力されると、そのデータをHLS色空間とJCh色空間の色信号に変換し、第1色相補正部31へ送る。第1色相補正部31では、入力データに対応したHLS色信号とJCh色信号を受け取ると、HLS色空間の色相角Hに従って、JCh色空間の色相角hの大小関係を補正し、補正後のデータをマッピング部4へ送る。マッピング部4では、色域情報保持部5から画像出力装置の色域情報を受け取り、これに基づき、明度レンジの圧縮及び彩度の圧縮を行い、色相補正処理の施された入力データが、画像出力装置の色域内に収まるように変換され、第2色変換部6へ送る。第2色変換部6では、画像出力装置の色域内に収まるように変換された入力データを、画像出力装置の画像形成用データに変換する。
図2は、本発明の実施例1の処理フローチャートである。第1色変換部2は、ネットワークインタフェースや各種記憶媒体経由で入力された入力データ1(ここでは、例としてsRGB色信号とする)をHLS色信号と、知覚量色空間の色信号(例として、色の見えモデルCIECAM02のJCh色信号とする)へ変換する(S10)。
sRGBからHLSへの変換は、式(1)により変換する。Hは色相(0〜360(360と0は一致))、Sは彩度(0〜1.0)、Lは明度(0〜1.0)信号である。また、sRGBからCIECAM02のJChへの変換は、sRGBからXYZ三刺激値へsRGB色空間の定義に基づいて変換した後、CIEのテクニカルレポート CIE 159:2004の定義に基づき変換する。なお、Jは明度(0〜100)、Cは彩度、hは色相角(0〜360(0=360))であるが、この場合、HLSはsRGB色空間での色相などを表し、JChは知覚量空間での色信号のため、同一の入力データに対するHとhの値は異なる。このように、HLS及びJChに変換された入力データは、第1色相補正部31へ送られる。
第1色相補正部31では、第1色変換部2から入力データを受け取ると、前述した図11に示すように、H=225°(CBB色相とする)とH=240°(B色相とする)において、HLS色空間とJCh色空間で色相角の大小関係が逆になっている。そこで、JCh色空間において、HLS色空間での本来の色相角の位置関係に戻すよう、JCh色空間での色相角の大小関係を補正する処理を行う(S11)。
具体的には、例えば225°≦H<240°の入力データに対し、図11の例では、H1=225°上の点(またはH1ライン)を、h2>h1となるように時計方向に回転させる処理(一律にJCh色空間における色相角hを−5するといった処理)により色相角の大小関係を補正する。
この補正は、入力データの色相角をh_in、大小関係を補正するための色相角の補正量をΔh、補正後の色相角をh_outとすると、(2)式で与えられる(図3)。
h_out=h_in+Δh at 225°≦H<240° (2)
図3において、補正前のH1がΔhだけ色相角が補正され、補正後のH1となる。これにより、H1=225°とH2=240°のCIECAM02色空間における色相角hの大小関係が補正され、HLS色空間における色相角Hの本来の大小関係が保たれる。
以上のようにして、色相角の大小関係が補正された入力データを、マッピング部4へ送る。マッピング部4では、第1色相補正部31から入力データを受け取ると、一般的に、CRTやLCDといった画像表示装置とプリンタのような画像出力装置では、表現できる色域が異なっているため、画像出力装置の色域内に収まるように、明度の圧縮と、彩度の圧縮を行う。
まず、明度圧縮であるが、マッピング部4は、図4に示すような画像出力装置の色域情報を色域情報保持部5から取得する。図4に示す色域情報は、一定明度毎、一定色相角毎の最高彩度の情報と、WP(白色点)及びBP(黒色点)の知覚量(CIECAM02のJa色空間の色信号)とからなる。
明度圧縮は、(3)式により行う。
J_out=J_in*(WP_J−BP_J)/100.0+BP_J (3)
但し、J_inは明度圧縮前の入力データの明度、J_outは明度圧縮後の入力データの明度、WP_Jは画像出力装置の白色点の明度、BP_Jは画像出力装置の黒色点の明度である。
次に、明度圧縮を行った入力データに対し、彩度圧縮を行う。彩度圧縮は、明度圧縮後の入力データがJ=11、C=5.0、h=1.0であるとすると、図4の色域情報のテーブルからJ=11、h=1の時の最高彩度(ここでは2.7)を参照し、入力データの彩度と比較する(S12)。この時、入力データの彩度の方が低い場合は、画像出力装置の色域内と判断し、彩度圧縮は行わず、入力データの彩度が高い場合は、色域情報の最高彩度の情報に置き換える。すなわち、この例では、入力データはJ=11、C=2.7、h=1.0へ圧縮される(S13)。明度及び彩度の圧縮方法は上記した明度圧縮後の色相及び明度一定の圧縮に限定されず、公知のマッピング手法を用いても良い。このようにして画像出力装置の色域内にマッピングされた入力データが第2色変換部6へ送られる。
第2色変換部6では、色相補正及びマッピング処理が施された入力データを受け取ると、例えば、画像出力装置の画像形成用データに対して知覚量JChを予測する予測モデルや、3D−LUTを用いた補間演算等の方法を用いて、入力データを画像形成用データに変換する(S14)。
以上説明したように、実施例1によると、CIECAM02色空間において色相角の大小関係を補正することで、入力データの色空間における本来の色相角の大小関係を維持した色補正が可能となる。
実施例2:青付近の色相におけるHLS等色相ラインのCIECAM02色空間での色相の曲がりを補正し、さらに色相角の大小関係を補正する。
実施例2の構成は、概ね前述の実施例1と同様で、色相補正部3の構成及び動作が主に異なる。図5は、実施例2の色相補正部3の構成を示す。色相補正部3は、第1色相補正部31と第2色相補正部32からなり、第2色相補正部32が実施例2により追加されている。
図1、5(a)を用いて各処理部の構成と動作を説明する。第1色変換部2は、入力データ1が入力されると、そのデータをHLS色空間とJCh色空間の色信号に変換し、第2色相補正部32へ送る。第2色相補正部32では、入力データに対応したHLS色信号とJCh色信号を受け取ると、HLS色空間の色相角Hに従って、JCh色空間の色相角hが、同色相角HのHLS空間における最高彩度点の色相角hに一致(色相直線)もしくは近づく(狭範囲)ような色相補正を行い、補正後のJCh色信号をHLS色信号と共に第1色相補正部31へ送る。第1色相補正部31では、HLS色信号及び補正後のJCh色信号を受け取ると、色相角hの大小関係を補正し、補正後のデータをマッピング部4へ送る。以下、マッピング部4、色域情報保持部5、第2色変換部6の動作は実施例1と同様である。
次に、各処理部の動作を詳細に説明する。第1色変換部2は、実施例1と同様に、入力データ1(例えばsRGB色信号)をHLS色信号と、知覚量色空間の色信号(例えば、色の見えモデルCIECAM02のJCh色信号とする)へ変換し、HLS及びJChに変換された入力データを第2色相補正部32へ送る。
図6は、第2色相補正部32の動作を説明する図である。図6において、H=225°の白色点〜最高彩度点上の1点が補正前の入力データであり、その補正前の入力データの色相角hがhinである。そして、補正前の入力データの色相角h_inが、後述する色相角h_satに近づけるように処理され、補正後の入力データとなる(1点から×印へ)。同様に、H=225°の黒色点〜最高彩度点上の1点が補正前の入力データであり、その補正前の入力データの色相角hがhinであり、補正前の入力データの色相角h_inが、色相角h_satに近づけるように処理され、補正後の入力データとなる(1点から×印へ)。
第2色相補正部32では、色信号を受け取ると、補正前の入力データ(H=225°)とHLS色空間で同色相(H=225°)かつ最高彩度点(S=1.0)のCIECAM02色空間での色相角h_satを算出する。例えば、補正前の入力データのHLS色空間での色相角がH=225°である場合、最高彩度点は、H=225°、S=1.0、L=0.5であり、このHLSの値を(1)式によりRGB値に変換し、これをsRGB値とみなし、sRGBの定義に従いXYZ三刺激値に変換する。そして、sRGBの観察環境を考慮してCIECAM02のJChへ変換し、その色相角hがh_satである。
このようにして算出したh_satを用いて、補正前の入力データの色相角h(h_inとする)を式(4)により補正する。
h_in=a×(h_sat−h_in)+h_in (4)
但しaは0〜1の定数
図6は、H=225°、S=1.0を満たす、ある2点(明度に関して、それぞれ0<L<0.5、0.5<L<1.0を満たす、ある2点)について、式(4)において、a=1.0として、H=225°の最高彩度点の色相角h_satと、HLS空間における同一色相角H=225°の色信号のCIECAM02色空間での色相角hが一致するように補正することを示す図である。但し、S=0、すなわちsRGB色空間における無彩色軸上の入力データ(白色点及び黒色点を含む)は、sRGBの全色相共通であり、この補正により、色相角hが色相ごとに変わってしまうことを防ぐため、補正は行わない。
図7は、HLS色空間で、H=225°、S=1.0の等色相線を示す(H=225°、S=1.0で、Lを0〜1の範囲で変化させ、各HLS値をRGBへ変換し、それをsRGBとみなしてCIECAM02のJCh値へ変換し、プロットしている)。このように、HLS色空間では色相角がH=225°で同色相角であるが、CIECAM02の色空間へと写像すると白色点から最高彩度点にかけては色相角hが大きくなる方向に曲がっている。一方、黒色点から最高彩度点にかけては、低彩度領域で色相角hが小さくなる方向にずれているが、高彩度部ではほぼ最高彩度点の色相角hと一致している。
このような場合には、式(4)による補正をL>0.5の最高彩度点よりも高明度領域にのみ適用することで、計算量を低減することができ、さらには低明度領域について、入力データの持つ、元々の知覚的な色相の曲がりを忠実に再現することができる。
図13は、図7と同様にHLS色空間のH=240°の等色相線をCIECAM02のa平面上に表した図である。H=240°の等色相線は、白色点から最高彩度点にかけて大きく曲がっており、この曲がり方はHLS色空間の色相角Hにより異なる。そのため、前述の第1色相補正31における最高彩度点付近の色相角の大小関係を補正することで、最高彩度点以外で、色相角Hとhとで、大小関係が入れ替わる可能性がある。このような場合に、第2色相補正部32における色相補正を行うことで、ほぼ最高彩度点における色相角の大小関係のみを考慮すれば良いため、色相角の大小関係の補正が容易になる。
以上のような色相補正が行われた色信号が第1色相補正部31へ送られ、実施例1と同様に、色相角の大小関係が補正される。なお、第1色相補正部31と第2色相補正部32における処理の順番は、図5(b)に示すように逆でもよい。
そして、色相補正が行われた色信号がマッピング部4に送られ、実施例1と同様に、画像出力装置の色域内にマッピングされ、第2色変換部6において画像形成用の色信号へ変換される。
以上説明したように、実施例2によると、入力データの色相角hを、入力データとHLS色空間における同色相角Hの最高彩度点の色相角hに近づける処理を行うことで、色相角の大小関係の補正がより容易に行うことができ、さらにHLS色空間の等色相のデータを、知覚的により等色相に感じられるような色再現を行うことが可能となる。
実施例3:1つのテーブルでまとめて補正する。テーブルの補間により色相を直線化する処理を行うため、若干等色相性は劣るが、色相補正部は1つで済み、装置は簡略化される。
図8は、本発明の実施例3に係る画像処理装置の構成を示す。実施例3は、実施例2の構成に、色相補正パラメータを保持する補正パラメータ保持部7を追加したもので、色相補正部3aの処理が実施例2と異なる。
前述した実施例と同様に、第1色変換部2は、入力データ1が入力されると、そのデータをHLS色空間とJCh色空間の色信号に変換し、色相補正部3aへ送る。色相補正部3aでは、入力データ1に対応したHLS色信号とJCh色信号を受け取ると、補正パラメータ保持部7より、色相補正パラメータを読み込み、入力データのHLS色信号と前記色相補正パラメータに基づき、入力データのJCh色信号に対し、色相補正を行う。そして、色相角hを補正した入力データをマッピング部4へ送る。色相補正の施された入力データを受け取ると、マッピング部4は、色域情報保持部5より、画像出力装置の色域情報を読み込み、画像出力装置の色域に基づき、明度レンジの圧縮及び彩度の圧縮を行い、画像出力装置の色域内に収まるように変換する。そして圧縮後のデータを第2色変換部6へ送る。第2色変換部6では、画像出力装置の色域内に収まるよう変換された入力データを、前述の実施例と同様に、画像出力装置の画像形成用データに変換する。
色相補正部3aの動作を、図8、9を用いて詳細に説明する。色相補正部3aでは、入力データのHLS及びJCh色信号を受け取ると、補正パラメータ保持部7より、色相補正パラメータを読み込む。色相補正パラメータテーブルの一例を図9に示す。このテーブルは、あらかじめHLS色空間を各成分均等に分割したHLS格子点に対し、各色相角Hごとに、同色相角でS=1.0、L=0.5の最高彩度点に、JCh色空間での色相角を揃えるための色相角hの補正量を求め、その補正量に、さらに各HLS色空間の色信号に対し、主観評価等を行って求められた、好ましい色みに調整するための色相補正量を加算したものを補正量(deg.)として保持しておく。ただし、S=0の無彩色軸や白色点及び黒色点は補正量は0とする。
そして、入力データに対し、この色相補正パラメータテーブルを補間して、色相補正量を求める。例えば、入力データHLS色信号がH=15.0、S=0.25、L=0.25である場合、図中の(H/S/L)=(0.0/0.0/0.0)、(0.0/0.0/0.5)、(0.0/0.5/0.0)、(0.0/0.5/0.5)、(30.0/0.0/0.0)、(30.0/0.0/0.5)、(30.0/0.5/0.0)、(30.0/0.5/0.5)の8点を用いて補間し、補正量を求める。補間処理は、HLSを直交座標系とみなして補間を行ってもよいし、円筒座標系とした補間(特開平9−186905号公報を参照)を行ってもよい。これにより算出された色相角補正量を入力データに加算し、色相補正を行う。
上記したように補正された入力データが、マッピング部4に送られ、以下、前記した実施例と同様に、画像形成用データに変換される。
以上説明したように、実施例3によると、入力データの属する色空間の色相の曲がりの補正と、知覚量色空間における色相角の大小関係の補正とを、あらかじめ用意された1つの色相補正パラメータを用いて行うことで、実施例1に比べ、色相の曲がりの補正の精度が若干落ちるが、単一の色相補正処理のみで入力データの知覚的な等色相性が向上し、入力データの属する色空間の色相関係を維持した色変換が可能となる。
実施例4:媒体クレームのための実施例。
図10は、本発明の実施例4に係る画像処理システムのハードウェア構成例を示す。図10において、コンピュータ10は、プログラム読取装置10a、全体を制御するCPU10b、CPU10bのワークエリア等として使用されるRAM10c、CPU10bの制御プログラム等が記憶されているROM10d、ハードディスク10e、NIC10f、マウス10g、キーボード10h、画像データを表示したりユーザーが画面に直接触れることで情報の入力が可能なディスプレイ11、カラープリンタ等の画像形成装置12とを備えている。本画像処理システムは、例えばワークステーションやパーソナルコンピュータ等で実現することができる。
このような構成の場合、図1に示す第1色変換部2、第2色変換部6、色相補正部3、マッピング部4の機能はCPU10bに持たせることができる。また、色域情報保持部5の機能は、RAM10c、ROM10d、DISK10eに持たせたり、NIC10fで、外部から入力するようにしても良い。なお、前述の色相補正やマッピングといった画像処理機能は、例えばソフトウェアパッケージ、具体的には、CD−ROM等の光ディスクや磁気ディスク等の情報記録媒体の形で提供することができ、このため、図10に示す例では、情報記録媒体がセットされると、これを駆動する図示しない媒体駆動装置が設けられている。
以上により、本発明における画像処理装置、画像処理方法は、ディスプレイ等を備えた汎用の計算機システムにCD−ROM等の情報記録媒体に記録されたプログラムを読み込ませて、この汎用計算機システムの中央演算装置に色空間の変換や色相補正等を実行させる装置構成においても実施することが可能である。この場合、本発明の画像処理を実行するためのプログラム、すなわちハードウェアシステムで用いられるプログラムは、記録媒体に記録された状態で提供される。プログラムなどが記録される情報記録媒体としては、CD−ROMに限定されず、例えばROM、RAM、フラッシュメモリ、光磁気ディスクなどを用いても良い。記録媒体に記録されたプログラムは、ハードウェアシステムに組み込まれている記憶装置、例えばハードディスク10eにインストールされることにより、このプログラムを実行して、色変換等の機能を実現することができる。また、本発明の色変換等の機能を実現するためのプログラムは、記録媒体の形で提供されるのみならず、例えば、ネットワークを介した通信によってサーバから提供されるものでも良い。
本発明の実施例1に係る画像処理装置の構成を示す。 実施例1の処理フローチャートを示す。 色相角の大小関係の補正を説明する図である。 出力装置の色域情報を記述したテーブル例を示す。 実施例2の画像処理装置の構成を示す。 実施例2における第2色相補正部の処理を説明する図である。 sRGBのH=225°の色相における、CIECAM02の色空間での色相曲がりを説明する図である。 実施例3の画像処理装置の構成を示す。 実施例3における色相補正パラメータ例を示す。 実施例4の構成を示す。 色相角の大小関係が逆になるという問題を説明する図である。 CIECAM02の色空間(JaとJChの関係)を説明する図である。 sRGBの青色相(H=225°)のCIECAM02の色空間での色相曲がりを説明する図である。 RGB、HLSの変換式を示す。
符号の説明
1 入力データ
2 第1色変換部
3 色相補正部
4 マッピング部
5 色域情報保持部
6 第2色変換部

Claims (10)

  1. デバイスに依存した入力RGB色信号(以下、第1の色信号)をHLS色空間の信号(以下、第2の色信号)とCIECAM02空間の色信号(以下、第3の色信号)に変換する手段と、前記第1の色信号に対応した前記第2の色信号における色相角の大小関係が、前記第3の色信号の色相角において保持されるように、前記第3の色信号の色相角の大小関係を補正する第1の補正手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記第1の補正手段の前段もしくは後段に、さらに色相補正を行う第2の補正手段を備え、前記第2の補正手段は、前記第1の色信号に対応した前記第3の色信号における色相角を、前記第1の色信号に対応した前記第2の色信号における色相角と同色相で、かつ最高彩度点の、前記第3の色信号における色相角に近づける処理を実行することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記第2の補正手段は、前記第1の色信号における中明度よりも高明度側において処理を実行することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記第1、第2の補正手段は、無彩色に対して処理を実行せず、有彩色のみを処理することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記第1の補正手段は、青付近の色相において処理を行うことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  6. 前記青付近の色相は、前記第2の色信号における色相角が概ねH=225〜240度であることを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
  7. デバイスに依存した入力RGB色信号(以下、第1の色信号)をHLS色空間の信号(以下、第2の色信号)とCIECAM02空間の色信号(以下、第3の色信号)に変換する手段と、前記第1の色信号に対応した前記第2の色信号の色相の曲がりを補正し、前記第3の色信号の色相角の大小関係を補正するパラメータを保持するテーブル手段と、前記テーブル手段を参照して、前記第1の色信号に対して色相補正を行う手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  8. デバイスに依存した入力RGB色信号(以下、第1の色信号)をHLS色空間の信号(以下、第2の色信号)とCIECAM02空間の色信号(以下、第3の色信号)に変換する工程と、前記第1の色信号に対応した前記第2の色信号における色相角の大小関係が、前記第3の色信号の色相角において保持されるように、前記第3の色信号の色相角の大小関係を補正する工程とを備えることを特徴とする画像処理方法。
  9. 請求項8記載の画像処理方法をコンピュータに実行させるプログラム。
  10. 請求項8記載の画像処理方法をコンピュータに実現させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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