JP3764797B2 - 色変換処理装置およびその方法並びにその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ビットマップ画像,文字,グラフィック画像等の描画対象を描画するための描画色がいかなる色であるかに基づいて、該描画色にカラーマッチング処理を施すか、または、該描画色にいずれの方法でカラーマッチング処理を施すかを判定し、描画色に適したカラーマッチング処理を行うことができようにした色変換処理装置およびその方法並びにその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
カラーモニタ上に表示された画像を正確にカラープリンタに出力するため、デバイスインディペンデントカラーを用いたカラーマッチング方式が現在研究されている。このカラーマッチング方式は、デバイスに独立な色信号を中間的に用いることにより、様々なデバイス間で測色的に一致した色再現を行うことを目的とするものである。一般に、デバイス独立な色信号には、CIE 1931 XYZ信号やL*a*b*信号のような人間の視覚特性に合った信号が用いられる。
【0003】
ところが、人間が見て好ましいと思う色再現は、一般に自然画像、文字、べた画像等、画像の種類によって異なっている。したがって、様々な画像種を含むカラー画像情報を出力するためには、カラー画像に含まれる文書構造に従って、色処理を切り換えることができるアーキテクチャーが必要となる。
【0004】
上記カラー画像に含まれる文書構造に従って色処理を切り替える技術を開示するものの一例として、特開平7−107312号公報『カラー情報処理方法および装置』がある。このカラー情報処理方法および装置は、アプリケーションプログラムが画像種毎に適したカラーマッチングの属性情報を設定し、その属性情報に従ってデバイスドライバあるいはプリンタ内のカラーマッチングの処理部が最適なカラーマッチング処理を実行するというものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平7−107312号公報『カラー情報処理方法および装置』に開示されている描画対象毎にカラーマッチング方法を切り替えるという技術は、描画対象毎に最適なカラーマッチング方法を用いることが可能となるという利点があるものの、カラーマッチング処理を行うことによって特定の色に発生するマッチング誤差を依然として防止することができないという問題があった。マッチング誤差とは、例えば、複数色の文字のみからなる文書画像に対して一様にカラーマッチング処理を施すことを考えた場合に、黒色ベタ(最高濃度の黒色)の文字が本来の黒色で再現されない場合等のことを意味している。これは、黒色の色材と同時に複数色の色材を重ねて黒を再現するレーザープリンタやインクジェットプリンタのようなカラー画像出力装置においては、文字や罫線のような線画にカラーマッチング処理を施すと、各色の位置ずれの影響が目立ち、所望の黒が再現されないことになるからである。したがって、マッチング誤差の生じ易い特定色または誤差に関して観察者が敏感な特定色に対しては、カラーマッチング処理を施さないか、あるいは特殊なカラーマッチング方法を適用することが望ましい。加えて、ベタの黒色に対してはカラーマッチングをかけず、黒の色材一色で描画した方が望ましい。
【0006】
また、あらゆる色をベストに再現するカラーマッチング方法、即ち、あらゆる色をベストに再現するデバイスプロファイルや色変換エンジンを開発することは一般に困難なため、カラーマッチング処理の精度は色によってばらつきが生じることがあるという問題があった。
【0007】
さらに、カラープリンタ等の出力装置側では、原色となる色材(インク、トナー等)を複数(例えば、シアン、マゼンダ、イエロー、ブラック)用意しており、出力品質を向上させるためにその色数は増大する傾向にある。これらの原色(一次色)に対しては、色材の発色が最適化されているため、たとえモニタ上の色との誤差が生じたとしてもマッチングをかけない、即ち原色のまま出力する方が鮮やかに見えて好ましいことがある。特に、カラー画像出力装置が黄色の色材を持っている場合、モニタ上のベタの黄色に対してはマッチングを施さず、色材の黄色そのもので出力した方がユーザにとってきれいに見えることがある。
【0008】
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、ビットマップ画像,文字,グラフィック画像等の描画対象を描画するための描画色がいかなる色であるかに基づいて、該描画色にカラーマッチング処理を施すか、または、該描画色にいずれの方法を用いてカラーマッチング処理を施すかを判定し、描画色毎に適したカラーマッチング処理を行うことができるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、アプリケーションで作成された、少なくとも1つの描画対象を含むカラー画像情報にカラーマッチング処理を施し、カラー画像出力装置に出力する色変換処理装置において、前記カラー画像情報の描画対象の属性に基づいて、前記カラー画像出力装置の色再現性に適したカラーマッチング処理を選択する選択手段と、前記描画対象の描画色が、マッチング誤差を生じる、予め指定された特定の色と同一であるか否かを判定する色判定手段と、前記色判定手段で前記描画色が前記特定の色と同一ではないと判定された場合、前記描画色に前記選択手段によって選択された前記カラーマッチング処理を施し、前記描画色が前記特定の色と同一であると判定された場合、前記描画色に前記カラーマッチング処理を施さない色変換手段と、を備え、前記特定の色は、前記カラー画像出力装置に使用される色材の黒以外の原色に対応した色であることを特徴とする。
【0010】
また請求項2にかかる発明は、アプリケーションで作成された、少なくとも1つの描画対象を含むカラー画像情報にカラーマッチング処理を施し、カラー画像出力装置に出力する色変換処理装置において、前記カラー画像情報の描画対象の属性に基づいて、前記カラー画像出力装置の色再現性に適したカラーマッチング処理を選択する選択手段と、前記描画対象の描画色が、マッチング誤差を生じる、予め指定された特定の色と同一であるか否かを判定する色判定手段と、前記色判定手段で前記描画色が前記特定の色と同一ではないと判定された場合、前記描画色に前記選択手段によって選択された前記カラーマッチング処理を施し、前記描画色が前記特定の色と同一であると判定された場合、前記描画色に前記カラーマッチング処理を施さない色変換手段と、を備え、前記特定の色は、シアン,マゼンタ,イエロー,レッド,グリーン,ブルーおよびホワイトであることを特徴とする。
【0011】
また、請求項3にかかる発明は、請求項1または2に記載の色変換処理装置において、前記選択手段は、前記カラー画像情報の描画対象の属性に基づいて、前記描画対象毎に前記カラーマッチング処理を選択し、前記色判定手段は、前記描画対象毎に、前記描画対象の描画色が、予め指定された特定の色と同一であるか否かを判定し、前記色変換手段は、前記色判定手段で前記描画色が前記特定の色と同一ではないと判定された場合、前記描画色に前記選択手段によって選択された前記カラーマッチング処理を前記描画対象毎に施し、前記描画色が前記特定の色と同一であると判定された場合、前記描画色に前記カラーマッチング処理を施さないことを特徴とする。
【0012】
また、請求項4にかかる発明は、前請求項1〜3のいずれか一つに記載の色変換処理装置において、記描画対象毎に前記特定の色または前記特定の色に対するカラーマッチング処理を設定するインタフェース手段を更に備えたことを特徴とする。
【0013】
また、請求項5にかかる発明は、アプリケーションで作成された、少なくとも1つの描画対象を含むカラー画像情報にカラーマッチング処理を施し、カラー画像出力装置に出力する色変換処理装置において、前記カラー画像情報の描画対象の属性に基づいて、前記カラー画像出力装置の色再現性に適したカラーマッチング処理を選択する選択手段と、前記描画対象の描画色が、マッチング誤差を生じる、予め指定された特定の色と同一であるか否かを判定する色判定手段と、前記色判定手段で前記描画色が前記特定の色と同一ではないと判定された場合、前記描画色に前記選択手段によって選択された前記カラーマッチング処理を施し、前記描画色が前記特定の色と同一であると判定された場合、前記描画色ごとに予め定められた前記カラーマッチング処理を施す色変換手段と、を備え、前記特定の色は、前記カラー画像出力装置に使用される色材の黒以外の原色に対応した色であることを特徴とする。
【0014】
また、請求項6にかかる発明は、アプリケーションで作成された、少なくとも1つの描画対象を含むカラー画像情報にカラーマッチング処理を施し、カラー画像出力装置に出力する色変換処理装置において、前記カラー画像情報の描画対象の属性に基づいて、前記カラー画像出力装置の色再現性に適したカラーマッチング処理を選択する選択手段と、前記描画対象の描画色が、マッチング誤差を生じる、予め指定された特定の色と同一であるか否かを判定する色判定手段と、前記色判定手段で前記描画色が前記特定の色と同一ではないと判定された場合、前記描画色に前記選択手段によって選択された前記カラーマッチング処理を施し、前記描画色が前記特定の色と同一であると判定された場合、前記描画色ごとに予め定められた前記カラーマッチング処理を施す色変換手段と、を備え、前記特定の色は、シアン,マゼンタ,イエロー,レッド,グリーン,ブルーおよびホワイトであることを特徴とする。
【0015】
また、請求項7にかかる発明は、アプリケーションで作成された、少なくとも1つの描画対象を含むカラー画像情報にカラーマッチング処理を施し、カラー画像出力装置に出力する色変換処理装置において、前記カラー画像情報の描画対象の属性に基づいて、前記カラー画像出力装置の色再現性に適したカラーマッチング処理を選択する選択手段と、前記描画対象が文字か否かを判定する文字判定手段と、前記文字判定手段により前記描画対象が文字であると判定された場合、前記描画対象の描画色が、マッチング誤差を生じる、予め指定された特定の色と同一であるか否かを判定する色判定手段と、前記色判定手段で前記描画色が前記特定の色と同一ではないと判定された場合、前記描画色に前記選択手段によって選択された前記カラーマッチング処理を施し、前記描画色が前記特定の色と同一であると判定された場合、前記描画色に前記カラーマッチング処理を施さない色変換手段と、を備え、前記特定の色は、前記カラー画像出力装置に使用される色材の黒以外の原色に対応した色であることを特徴とする。
【0016】
また、請求項8にかかる発明は、アプリケーションで作成された、少なくとも1つの描画対象を含むカラー画像情報にカラーマッチング処理を施し、カラー画像出力装置に出力する色変換処理装置において、前記カラー画像情報の描画対象の属性に基づいて、前記カラー画像出力装置の色再現性に適したカラーマッチング処理を選択する選択手段と、前記描画対象が文字か否かを判定する文字判定手段と、前記文字判定手段により前記描画対象が文字であると判定された場合、前記描画対象の描画色が、マッチング誤差を生じる、予め指定された特定の色と同一であるか否かを判定する色判定手段と、前記色判定手段で前記描画色が前記特定の色と同一ではないと判定された場合、前記描画色に前記選択手段によって選択された前記カラーマッチング処理を施し、前記描画色が前記特定の色と同一であると判定された場合、前記描画色に前記カラーマッチング処理を施さない色変換手段と、を備え、前記特定の色は、シアン,マゼンタ,イエロー,レッド,グリーン,ブルーおよびホワイトであることを特徴とする。
【0017】
また、請求項9にかかる発明は、請求項1〜8のいずれか一つに記載の色変換処理装置において、前記特定の色は、前記描画対象毎に予め指定されていることを特徴とする。
【0018】
また、請求項10にかかる発明は、請求項3〜9のいずれか一つに記載の色変換処理装置において、前記描画対象の種類を判定する描画対象種類判定手段と、前記描画対象の種類毎に異なるカラーマッチング処理を施す色変換命令を生成する切替手段と、を更に備え、前記色変換手段は、前記描画対象種類判定手段によって判定された描画対象の種類に応じた色変換命令によって、前記描画色に前記カラーマッチング処理を施すことを特徴とする。
【0019】
また、請求項11にかかる発明において、アプリケーションで作成された、少なくとも1つの描画対象を含むカラー画像情報にカラーマッチング処理を施し、カラー画像出力装置に出力する色変換処理方法において、前記カラー画像情報の描画対象の属性に基づいて、前記カラー画像出力装置の色再現性に適したカラーマッチング処理を選択する選択工程と、前記描画対象の描画色が、マッチング誤差を生じる、予め指定された特定の色と同一であるか否かを判定する色判定工程と、前記色判定工程で前記描画色が前記特定の色と同一ではないと判定された場合、前記描画色に前記選択工程によって選択された前記カラーマッチング処理を施し、前記描画色が前記特定の色と同一であると判定された場合、前記描画色に前記カラーマッチング処理を施さない色変換工程と、を含み、前記特定の色は、前記カラー画像出力装置に使用される色材の黒以外の原色に対応した色であることを特徴とする。
【0020】
また、請求項12にかかる発明は、アプリケーションで作成された、少なくとも1つの描画対象を含むカラー画像情報にカラーマッチング処理を施し、カラー画像出力装置に出力する色変換処理方法において、前記カラー画像情報の描画対象の属性に基づいて、前記カラー画像出力装置の色再現性に適したカラーマッチング処理を選択する選択工程と、前記描画対象の描画色が、マッチング誤差を生じる、予め指定された特定の色と同一であるか否かを判定する色判定工程と、前記色判定工程で前記描画色が前記特定の色と同一ではないと判定された場合、前記描画色に前記選択工程によって選択された前記カラーマッチング処理を施し、前記描画色が前記特定の色と同一であると判定された場合、前記描画色に前記カラーマッチング処理を施さない色変換工程と、を含み、前記特定の色は、シアン,マゼンタ,イエロー,レッド,グリーン,ブルーおよびホワイトであることを特徴とする。
【0021】
また、請求項13にかかる発明は、請求項11または12に記載の色変換処理方法において、前記選択工程は、前記カラー画像情報の描画対象の属性に基づいて、前記描画対象毎に前記カラーマッチング処理を選択し、前記色判定工程は、前記描画対象毎に、前記描画対象の描画色が、予め指定された特定の色と同一であるか否かを判定し、前記色変換工程は、前記色判定工程で前記描画色が前記特定の色と同一ではないと判定された場合、前記描画色に前記選択工程によって選択された前記カラーマッチング処理を前記描画対象毎に施し、前記描画色が前記特定の色と同一であると判定された場合、前記描画色に前記カラーマッチング処理を施さないことを特徴とする。
【0022】
また、請求項14にかかる発明は、請求項11〜13のいずれか一つに記載の色変換処理方法において、前記描画対象毎に前記特定の色または前記特定の色に対するカラーマッチング処理を設定するインタフェース工程を更に含むことを特徴とする。
【0023】
また、請求項15にかかる発明は、アプリケーションで作成された、少なくとも1つの描画対象を含むカラー画像情報にカラーマッチング処理を施し、カラー画像出力装置に出力する色変換処理方法において、前記カラー画像情報の描画対象の属性に基づいて、前記カラー画像出力装置の色再現性に適したカラーマッチング処理を選択する選択工程と、前記描画対象の描画色が、マッチング誤差を生じる、予め指定された特定の色と同一であるか否かを判定する色判定工程と、前記色判定工程で前記描画色が前記特定の色と同一ではないと判定された場合、前記描画色に前記選択工程によって選択された前記カラーマッチング処理を施し、前記描画色が前記特定の色と同一であると判定された場合、前記描画色ごとに予め定められた前記カラーマッチング処理を施す色変換工程と、を含み、前記特定の色は、前記カラー画像出力装置に使用される色材の黒以外の原色に対応した色であることを特徴とする。
【0024】
また、請求項16にかかる発明は、アプリケーションで作成された、少なくとも1つの描画対象を含むカラー画像情報にカラーマッチング処理を施し、カラー画像出力装置に出力する色変換処理方法において、前記カラー画像情報の描画対象の属性に基づいて、前記カラー画像出力装置の色再現性に適したカラーマッチング処理を選択する選択工程と、前記描画対象の描画色が、マッチング誤差を生じる、予め指定された特定の色と同一であるか否かを判定する色判定工程と、前記色判定工程で前記描画色が前記特定の色と同一ではないと判定された場合、前記描画色に前記選択工程によって選択された前記カラーマッチング処理を施し、前記描画色が前記特定の色と同一であると判定された場合、前記描画色ごとに予め定められた前記カラーマッチング処理を施す色変換工程と、を含み、前記特定の色は、シアン,マゼンタ,イエロー,レッド,グリーン,ブルーおよびホワイトであることを特徴とする。
【0025】
また、請求項17にかかる発明は、アプリケーションで作成された、少なくとも1つの描画対象を含むカラー画像情報にカラーマッチング処理を施し、カラー画像出力装置に出力する色変換処理方法において、前記カラー画像情報の描画対象の属性に基づいて、前記カラー画像出力装置の色再現性に適したカラーマッチング処理を選択する選択工程と、前記描画対象が文字か否かを判定する文字判定工程と、前記文字判定工程により前記描画対象が文字であると判定された場合、前記描画対象の描画色が、マッチング誤差を生じる、予め指定された特定の色と同一であるか否かを判定する色判定工程と、前記色判定工程で前記描画色が前記特定の色と同一ではないと判定された場合、前記描画色に前記選択工程によって選択された前記カラーマッチング処理を施し、前記描画色が前記特定の色と同一であると判定された場合、前記描画色に前記カラーマッチング処理を施さない色変換工程と、を含み、前記特定の色は、前記カラー画像出力装置に使用される色材の黒以外の原色に対応した色であることを特徴とする。
【0026】
また、請求項18にかかる発明は、アプリケーションで作成された、少なくとも1つの描画対象を含むカラー画像情報にカラーマッチング処理を施し、カラー画像出力装置に出 力する色変換処理方法において、前記カラー画像情報の描画対象の属性に基づいて、前記カラー画像出力装置の色再現性に適したカラーマッチング処理を選択する選択工程と、前記描画対象が文字か否かを判定する文字判定工程と、前記文字判定工程により前記描画対象が文字であると判定された場合、前記描画対象の描画色が、マッチング誤差を生じる、予め指定された特定の色と同一であるか否かを判定する色判定工程と、
前記色判定工程で前記描画色が前記特定の色と同一ではないと判定された場合、前記描画色に前記選択工程によって選択された前記カラーマッチング処理を施し、前記描画色が前記特定の色と同一であると判定された場合、前記描画色に前記カラーマッチング処理を施さない色変換工程と、を含み、前記特定の色は、シアン,マゼンタ,イエロー,レッド,グリーン,ブルーおよびホワイトであることを特徴とする。
【0027】
また、請求項19にかかる発明は、請求項11〜18のいずれか一つに記載の色変換処理方法において、前記特定の色は、前記描画対象毎に予め指定されていることを特徴とする。
【0028】
また、請求項20にかかる発明は、請求項13〜19のいずれか一つに記載の色変換処理方法において、前記描画対象の種類を判定する描画対象種類判定工程と、前記描画対象の種類毎に異なるカラーマッチング処理を施す色変換命令を生成する切替工程と、を更に含み、前記色変換工程は、前記描画対象種類判定工程によって判定された描画対象の種類に応じた色変換命令によって、前記描画色に前記カラーマッチング処理を施すことを特徴とする。
【0029】
また、請求項21にかかる発明は、前記請求項11〜20のいずれか一つに記載の色変換処理方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の色変換処理装置およびその方法並びにその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体の実施の形態について、添付の図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0031】
〔実施の形態1〕
実施の形態1では、コンピュータ上でカラーマッチングに対応したアプリケーションプログラムを用いた場合の色変換処理装置およびその方法を説明する。
【0032】
図1は、実施の形態1の色変換処理装置のブロック構成図である。図1において、10はアプリケーションプログラムを、11は描画モジュールを、12は色変換エンジンを、13はプリンタドライバを、14はプリンタをそれぞれ示している。
【0033】
アプリケーションプログラム10は、ビットマップ画像,文字,グラフィック画像の描画対象を含むカラー画像情報を作成することができるものである。このアプリケーションプログラム10は、カラーマッチングに対応している。ここでアプリケーションプログラムがカラーマッチングに対応しているとは、描画対象毎に、コントラスト保存型,明度保存型,彩度保存型等の色変換属性を設定することができるということである。その結果、作成した各描画対象毎について、描画命令(プリント命令),描画対象を描画するための描画色を示す描画色情報およびその描画色にカラーマッチング処理を施すための上記色変換属性を付加した色変換命令を出力することができる。なお、色変換属性の設定等は、インターフェイス部18を介してユーザが行うことができる。
【0034】
描画モジュール11は、オペレーティングシステムに設けられたものであって、モニタやプリンタ等のカラー画像出力装置への描画処理を制御するものである。そして、描画モジュール11は、アプリケーションプログラム10から上記描画命令,描画色情報および色変換命令を入力し、カラーマッチング処理を行うため、色変換エンジン12へ描画色情報と色変換命令を出力する。
【0035】
色変換エンジン12は、オペレーティングシステム内に設けられるものであって、モニタの色再現特性を記述したモニタプロファイル15およびプリンタ14の色再現特性を記述したプリンタプロファイル16並びにモニタ(図示せず)で表示されているカラー画像情報を入力し、プリンタ14の色再現特性にマッチするように、カラー画像情報にカラーマッチング処理を施すものである。そして、実施の形態1では、アプリケーションプログラム10において、カラー画像情報中の各描画対象毎にそれぞれ色変換属性を設定することができるため、色変換エンジン12は、設定された色変換属性に基づいて、描画対象毎に異なる方法を用いてカラーマッチング処理を施すことができる。
【0036】
また、実施の形態1の色変換エンジン12は、色判定部17を備えている。この色判定部17は、予め指定された特定の色(以下「特色」という)に関する色情報を保持しており、描画モジュール11から出力された描画色情報に基づいて、描画対象の描画色が上記特色と同一であるか否かを判定するものである。上述したように、ある特定の色に対してカラーマッチング処理を施すと、マッチング誤差が生じることがあることから、特色としてマッチング誤差を生じ易い色を指定しておき、色判定部17で描画対象の描画色が特色と同一であるか否かを判定し、特色と同一である場合は、色変換エンジン12において、その描画色に対するカラーマッチング処理を行うことが中止される。
【0037】
実施の形態1の色判定部17には、予め以下のような色が上記特色として予め保持されている。第1の例は、特色をプリンタ14が持つ色材の原色とするものである。原色(1次色)については色材の発色が最適化されているため、プリンタ14で出力される原色がたとえモニタ上の原色との誤差を生じたとしても、カラーマッチング処理を施さず、色材の原色のまま出力する方が鮮やかに見えて好ましい。
【0038】
また、第2の例は、特色をシアン,マゼンタ,イエロー,ブラック,レッド,グリーン,ブルーおよびホワイト(ベタまたはベタおよびこれらの低濃度色を含む)とするものである。シアン,マゼンタ,イエロー,ブラック,レッド,グリーン,ブルー,ホワイトといった原色またはそれらに準ずる色は一般にカラーマッチングの誤差が大きくなる傾向にあるため、特色として指定することが望ましい。
【0039】
また、プリンタドライバ13は、描画モジュール11から描画命令とカラーマッチング処理が施された描画色情報を入力し、描画命令をプリンタ14固有の描画命令に変換して、描画色情報と共にプリンタ14に出力するものである。
【0040】
さらに、プリンタ14は、レーザプリンタやインクジェットプリンタ等、カラー画像情報を印刷することができるものであればいずれの種類であっても良い。
【0041】
次に、実施の形態1の色変換処理方法について説明する。図2は、色変換処理方法の全体の流れを示すフローチャートである。
【0042】
アプリケーションプログラム10は、作成した描画対象毎に描画命令,描画色情報および色変換属性付き色変換命令を描画モジュール11に出力する(S201)。
【0043】
描画モジュール11は、アプリケーションプログラム10から描画対象の描画命令,描画色情報および色変換属性付き色変換命令を入力し、そのうちの描画色情報および色変換属性付き色変換命令を色変換エンジン12に出力する(S202)。
【0044】
続いて、色変換エンジン12は、色変換命令に基づいて描画色情報にカラーマッチング処理を施す(S203)。ここで、ステップS203における色変換エンジン12によるカラーマッチング処理を図3のフローチャートを用いて説明する。
【0045】
色変換エンジン12は、描画モジュール11から色変換命令および描画色情報を入力すると、色変換命令に付加されている色変換属性に基づいて、該当するカラーマッチング方法を選択する(S301)。
【0046】
そして、色判定部17は、描画色情報入力し、入力した描画色情報に基づいて、描画色が特色であるか否かを判定する(S302)。
【0047】
ステップS302において描画色が特色と同一でない場合、色判定部17は、判定結果を色変換エンジン12に出力する。色変換エンジン12は、色判定部17の判定結果に応じて、入力した描画色情報にカラーマッチング処理を施す(S303)。そして、色変換エンジン12は、カラーマッチング処理を施した描画色情報を描画モジュール11に出力する。
【0048】
一方、ステップS302において描画色が特色と同一である場合、色判定部17は、判定結果を色変換エンジン12に出力する。色変換エンジン12は、色判定部17の判定結果に応じて、入力した描画色情報にカラーマッチング処理を施すことなく、そのまま描画色情報を描画モジュール11に出力する。
【0049】
そして、再び図2の説明に戻る。描画モジュール11は、色変換エンジン12からカラーマッチング処理が施された描画色情報またはカラーマッチング処理が施されなかった描画色情報を入力し、描画命令と共にプリンタドライバ13へ出力する(S204)。
【0050】
プリンタドライバ13は、描画命令および描画色情報を入力し、描画命令をプリンタ14固有の描画命令に変換し、描画色情報と共にプリンタ14に出力する(S205)。
【0051】
このように、実施の形態1の色変換処理装置およびその方法によれば、カラーマッチング処理を施す際に、描画対象を描画するための描画色がマッチング誤差の生じ易い色等が指定された特色と同一であるか否かを判定し、特色と同一である場合にはカラーマッチング処理を施さないようにするため、マッチング誤差を積極的に回避することができ、適切なプリンタ出力を得ることができる。
【0052】
なお、実施の形態1の色変換処理装置および方法において、例えば、赤,青および黄の矩形領域で表された棒グラフ等のグラフィック画像を描画対象とする場合には、赤,青および黄のそれぞれについて特色であるか否かが判定されることになる。ここで、特色が赤である場合には、青および黄についてはカラーマッチング処理が施されるが、赤についてはカラーマッチング処理が施されないということになる。すなわち、1つの描画対象において、カラーマッチング処理が施される色と施されない色とが生じる場合がある。
【0053】
〔実施の形態2〕
実施の形態2の色変換処理装置は、特色をアプリケーション10内で設定可能にしたものである。すなわち、ユーザがカラーマッチング処理を施すことを選択する際には、アプリケーション10を操作して、描画対象毎の描画属性を設定することとなるが、アプリケーション10の機能を拡張することにより、ユーザが描画属性の1つとして特色を設定することが可能となる。
【0054】
なお、実施の形態2の色変換処理装置の全体構成については、図1に示すものと同様であるため、ここではその説明を省略する。
【0055】
図4は、実施の形態2の色変換処理装置において、アプリケーション10で描画対象毎に特色を設定する処理を示すフローチャートである。
【0056】
ユーザが、アプリケーションプログラム10のインターフェイス部18を介し、ある描画対象(例えば長方形)の描画方法を指定する場合には、描画対象,その描画色,カラーマッチングを希望する場合には描画対象に対応した色変換属性(あるいは規定値を使用する)を指定すると共に、特色に対するカラーマッチングの有無(以下「特色処理」という)を指定し、特色処理有りを指定する場合には、さらに、必要に応じて特色を指定する(S401)。なお、描画対象の描画色が複数色である場合等においては、指定可能な特色の数は1色に限られない。
【0057】
そして、アプリケーションプログラム10は、インターフェイス部18からのユーザの指定に基づいて、描画対象に特色処理の指定があるか否かを判定する(S402)。特色処理の指定のない場合には、特色を設定する処理を終了する。
【0058】
一方、ステップS402において特色処理の指定がある場合には、特色の指定があるか否かを判定する(S403)。ステップS403において、特色の指定がある場合には、その特色を色判定部17に設定するための特色設定命令を生成する(S404)。
【0059】
また、ステップS403において、特色の指定がない場合には、アプリケーションプログラム10が有するデフォルトの特色を色判定部17に設定する特色設定命令を生成する(S405)。ただし、特色の指定がない場合には、アプリケーションプログラム10から特色を設定するのではなく、実施の形態1で説明したように、色変換エンジン12の色判定部17に予め設定されている特色を用いることにしても良い。
【0060】
このような特色処理および特色の設定をアプリケーションプログラム10で行うことを可能とすることにより、描画対象毎にユーザ所望の色を特色とすることができる。
【0061】
次に、上記特色処理で設定された条件に基づく色変換処理方法について説明する。なお、実施の形態2の色変換処理方法の全体の流れは図2に示す通りであるため、ここでは図2のステップS203のカラーマッチング処理についてのみ説明する。
【0062】
図5は、実施の形態2の色変換処理方法において、色変換エンジン12によるカラーマッチング処理の手順を示すフローチャートである。
【0063】
色変換エンジン12は、描画モジュール11から描画対象の色変換命令,描画色情報および特色設定命令を入力すると、色変換命令に付加されている色変換属性に基づいて、該当するカラーマッチング処理の方法を選択する(S501)。
【0064】
そして、色判定部17は、描画色情報および特色設定命令を入力し、入力した特色設定命令に基づいて特色を設定する(S502)。
【0065】
続いて、色判定部17は、入力した描画色情報に基づいて、描画色がステップS502で設定した特色と同一であるか否かを判定する(S503)。
【0066】
ステップS503において描画色が特色と同一でない場合、色判定部17は、その結果を色変換エンジン12に出力する。色変換エンジン12は、色判定部17の判定結果に応じて、入力した描画色情報にカラーマッチング処理を施す(S504)。その後、色変換エンジン12は、カラーマッチング処理を施した描画色情報を描画モジュール11に出力する。
【0067】
一方、ステップS503において描画色が特色と同一である場合、色判定部17は、その結果を色変換エンジン12に出力する。色変換エンジン12は、色判定部17の判定結果に応じて、入力した描画色情報にカラーマッチング処理を施すことなく、描画色情報を描画モジュール11に出力する。
【0068】
なお、描画対象に複数の描画色が設定されている場合には、上記ステップS503およびS504の処理を設定された描画色の数だけ実行し、1つの描画対象についてのカラーマッチング処理を終了する。描画対象が複数ある場合は、各描画対象毎に、上記ステップS501〜S504の処理を繰り返し実行する。
【0069】
このように、実施の形態2の色変換処理装置およびその方法によれば、描画対象毎に特色を設定することができるため、描画対象毎に特色処理を実行することができ、所望の色についてはカラーマッチング処理を行わないようにすることができる。したがって、描画色毎に最適なカラーマッチング処理を施すことができるため、マッチング誤差の発生を抑制することができる。
【0070】
具体的には、赤,青,黄の矩形領域で表した棒グラフ等のグラフィック画像を描画対象とし、特色を黄色に設定した場合には、赤および青についてはカラーマッチング処理を施し、黄についてはカラーマッチング処理を施さないようにすることができる。このように、1つの描画対象においてカラーマッチング処理を施したい色と施したくない色とを区別することができる。
【0071】
〔実施の形態3〕
実施の形態3の色変換処理装置およびその方法は、上述した特色に基づいて、カラーマッチング処理を施したり、施さなかったりするのではなく、特色と同一ではない描画色については予め指定されたカラーマッチング方法(ユーザが指定した方法)を用いることとし、特色と同一の描画色については予め定めたカラーマッチング方法からより適切なカラーマッチング方法に変更する処理を行うものである。
【0072】
なお、実施の形態3の色変換処理装置の全体構成については、図1に示すものと同様であり、また、全体の動作の流れは図2に示す通りであるため、それらの説明を省略し、異なる点のみ説明する。
【0073】
図6は、実施の形態3の色変換処理方法において、色変換エンジン12によるカラーマッチング処理の手順を示すフローチャートである。ここで、色判定部17は、実施の形態1で説明したような特色を予め保持しており、色変換エンジン12は、色判定部17に設定された特色と描画色とが同一である場合には、その描画色に最も適したカラーマッチング方法(ここでは、コントラスト保存型とする)を選択できるように構成されている。
【0074】
色変換エンジン12は、描画モジュール11から描画対象の色変換命令および描画色情報を入力すると、色変換命令に付加されている色変換属性に基づいて、該当するカラーマッチング処理の方法を選択する(S601)。ここでは、色変換属性として彩度保存型のカラーマッチング方法が指定されていたものとし、色変換エンジン12は、この彩度保存型のカラーマッチング方法を選択する。
【0075】
そして、色判定部17は、描画色情報を入力し、入力した描画色情報に基づいて、描画色が特色と同一であるか否かを判定する(S602)。
【0076】
ステップS602において描画色が特色と同一でない場合、色判定部17は、その結果を色変換エンジン12に出力する。色変換エンジン12は、色判定部17の判定結果に応じて、入力した描画色情報に彩度保存型のカラーマッチング処理を施す(S603)。その後、色変換エンジン12は、カラーマッチング処理を施した描画色情報を描画モジュール11に出力する。
【0077】
一方、ステップS602において描画色が特色と同一である場合、色判定部17は、その結果を色変換エンジン12に出力する。色変換エンジン12は、色判定部17の判定結果に応じて、予め設定しておいたコントラスト保存型のカラーマッチング方法を選択し(S604)、入力した描画色情報にその方法を用いてカラーマッチング処理を施す(S605)。そして、色変換エンジン12は、カラーマッチング処理を施した描画色情報を描画モジュール11に出力する。
【0078】
描画対象について、複数の描画色が設定されている場合には、上記ステップS602〜S605の処理を設定された描画色の数だけ実行し、1つの描画対象についてのカラーマッチング処理を終了する。また、描画対象が複数ある場合は、各描画対象毎に上記ステップS601〜S605の処理を繰り返し実行する。
【0079】
このように、実施の形態3の色変換処理装置およびその方法によれば、描画色が特色と同一である場合には、その描画色に対するカラーマッチング方法を特色と同一の色に関して最適なカラーマッチング方法に切り替えることができるため、描画色毎に最適なカラーマッチング処理を施すことができる。
【0080】
すなわち、赤,青,黄の矩形領域で表した棒グラフ等のグラフィック画像を描画対象とし、その描画対象のカラーマッチング方法として、色変換属性に例えば彩度保存型のカラーマッチング方法が指定されている場合にあっては、特色ではない赤および青については彩度保存型のカラーマッチング処理が施され、特色である黄については例えばコントラスト保存型のカラーマッチング処理が施されることになる。このように、実施の形態3の色変換処理装置およびその方法によれば、1つの描画対象において、カラーマッチング方法を描画色毎に変更することができる。
【0081】
〔実施の形態4〕
実施の形態4の色変換処理装置は、アプリケーション10内で特色および特色と同一の描画色に対するカラーマッチング方法を設定可能にしたものである。すなわち、ユーザがカラーマッチング処理を施すことを選択する際には、アプリケーション10を操作して、描画対象毎の描画属性を設定することとなるが、アプリケーション10の機能を拡張することにより、ユーザが描画属性として特色,特色の場合のカラーマッチング方法を設定することが可能となる。
【0082】
なお、実施の形態4の色変換処理装置の全体構成については、図1に示すものと同様であるため、ここではその説明を省略する。
【0083】
図7は、実施の形態4の色変換処理方法において、アプリケーション10で描画対象毎に特色および特色の場合のカラーマッチング方法を設定する処理の手順を示すフローチャートである。
【0084】
ユーザが、アプリケーションプログラム10のインターフェイス部18を介してある描画対象(例えば長方形)の描画方法を指定する場合には、描画対象,その描画色,カラーマッチングを希望する場合には、描画対象に対応した色変換属性(あるいは規定値を使用する)を指定すると共に、特色に対するカラーマッチングの有無(以下「特色処理」という)を指定し、特色処理有りを指定する場合には、さらに、必要に応じて特色および特色の場合のカラーマッチング方法を指定する(S701)。なお、描画対象の描画色が複数色である場合には、複数色を特色として指定することができる。
【0085】
そして、アプリケーションプログラム10は、インターフェイス部18からのユーザの指定に基づいて、描画対象に特色処理の指定があるか否かを判定する(S702)。特色処理の指定のない場合には、特色を設定する処理を終了する。
【0086】
一方、ステップS702において特色処理指定があると判定した場合には、特色の指定があるか否かを判定する(S703)。ステップS703において、特色の指定がある場合には、その特色を設定するための特色設定命令を生成する(S704)。また、ステップS703において、特色の指定がない場合には、アプリケーションプログラム10が有するデフォルトの特色を設定する特色設定命令を生成する(S705)。なお、ここでは、色変換エンジン12の色判定部17に予め設定されている特色を用いることにしても良い。
【0087】
そして、特色に対するカラーマッチング方法の指定があるか否かを判定する(S706)。ステップS706において、特色に対する指定がある場合には、その特色に対するカラーマッチング方法を色変換エンジン12に設定するための特色マッチング方法設定命令を生成する(S707)。また、ステップS706において、特色に対するカラーマッチング方法の指定がない場合には、アプリケーションプログラム10が有するデフォルトのカラーマッチング方法を設定する特色マッチング方法設定命令を生成する(S708)。なお、特色に対するカラーマッチング方法の指定がない場合には、色変換エンジン12に予め設定されているカラーマッチング方法を用いることにしても良い。
【0088】
このような特色処理,特色の設定および特色に対するカラーマッチング方法をアプリケーションプログラム10で行うことを可能とすることにより、ユーザの望むカラーマッチング処理を実現することができる。
【0089】
次に、上記設定処理で設定された条件に基づくカラーマッチング処理について説明する。なお、実施の形態4の色変換処理方法の流れは図2に示す通りであるため、ここでは、図2のステップS203のカラーマッチング処理についてのみ説明する。
【0090】
図8は、実施の形態2の色変換処理方法において、色変換エンジンによるカラーマッチング処理の手順を示すフローチャートである。
【0091】
色変換エンジン12は、描画モジュール11から描画対象についての色変換命令,描画色情報,特色設定命令および特色マッチング方法設定命令を入力すると、色変換命令に付加されている色変換属性に基づいて、該当するカラーマッチング処理の方法を選択すると共に、特色マッチング方法設定命令に基づいて、該当するカラーマッチング方法を特色用に設定し、すぐに用いることができるようにする(S801)。ここでは、色変換属性に基づいて、彩度保存型のカラーマッチング方法が選択され、特色マッチング方法設定命令に基づいて、コントラスト保存型のカラーマッチング処理が設定されたものとする。
【0092】
そして、色判定部17は、描画色情報および特色設定命令を入力し、入力した特色設定命令に基づいて、特色を設定する(S802)。
【0093】
その後、色判定部17は、入力した描画色情報に基づいて、描画色がステップS802で設定した特色と同一であるか否かを判定する(S803)。
【0094】
ステップS803において描画色が特色と同一でない場合、色判定部17は、その結果を色変換エンジン12に出力する。色変換エンジン12は、色判定部17の判定結果に応じて、入力した描画色情報に彩度保存型のカラーマッチング処理を施す(S804)。その後、色変換エンジン12は、カラーマッチング処理を施した描画色情報を描画モジュール11に出力する。
【0095】
一方、ステップS803において描画色が特色と同一である場合、色判定部17は、その結果を色変換エンジン12に出力する。色変換エンジン12は、色判定部17の判定結果に応じて、予め設定しておいたコントラスト保存型のカラーマッチング方法を選択し(S805)、選択した方法を用いて入力した描画色情報にカラーマッチング処理を施す(S806)。そして、色変換エンジン12は、カラーマッチング処理を施した描画色情報を描画モジュール11に出力する。
【0096】
描画対象について、複数の描画色が設定されている場合には、上記ステップS803〜S806の処理を設定された描画色の数だけ実行し、1つの描画対象についてのカラーマッチング処理を終了する。描画対象が複数ある場合は、各描画対象毎に、上記ステップS801〜S806の処理を繰り返し実行する。
【0097】
このように、実施の形態4の色変換処理装置およびその方法によれば、描画対象毎に特色および特色に対するカラーマッチング方法を設定することができるため、描画対象毎に特色と同一でない描画色と特色と同一の描画色とを任意の方法を用いてカラーマッチング処理を実行することができる。
【0098】
例えば、赤,青,黄の矩形領域で表した棒グラフ等のグラフィック画像を描画対象とする場合で、特色を黄色に設定した場合には、赤および青については例えば彩度保存型のカラーマッチング処理を施し、黄についてはコントラスト保存型のカラーマッチング処理を施すことができる。したがって、1つの描画対象において、描画色に応じて異なる方法によるカラーマッチング処理を実行することができ、ユーザの好みに合わせたカラーマッチング処理を実行することができる。
【0099】
〔実施の形態5〕
上述した実施の形態1〜4で説明した色変換処理装置およびその方法によれば、特色についてマッチング誤差を回避することを可能とするが、特色とその周囲の色との関係を鑑みると、例えばグラデーションの一部に特色が用いられている場合に、まれに弊害が発生することがある。なぜなら、グラデーションとは連続的な色の変化を意味するが、それに含まれる特色に対してカラーマッチングを行わない場合、あるいは周囲の色と異なるマッチング方法を用いる場合には、特色部分でグラデーションの連続性が損なわれることがあるからである。
【0100】
上記弊害は、特色処理をグラデーションのない描画対象にのみ行うことによってその発生を防止することができる。通常のアプリケーションプログラムでは、文字に対してグラデーションをかけないように構成されている(あるいはグラデーションのかかった文字は、もはや文字ではなくグラフィックスの一部として扱われている)ため、特色処理の対象となる描画対象を文字に限定することで、上記弊害を回避することができる。
【0101】
図9は、実施の形態5の色変換処理装置のブロック構成図である。図9に示す色変換処理装置の全体構成については、図1に示すものとほぼ同様であるため詳細な説明を省略するが、図9に示す色変換処理装置の描画モジュール11には、アプリケーションプログラム10から出力された描画命令に基づいて、描画対象が文字であるか否かを判定する文字判定部90が設けられている。
【0102】
なお、実施の形態5においては、文字判定部90を描画モジュール11に設けることにしたが、これに限定するものではなく、色変換エンジン12中や色変換エンジン12の外部に設けることにしても良い。言い換えれば、文字判定部90は、色変換エンジン12によるカラーマッチング処理が実行される前に、描画対象が文字であるか否かを判定することができれば良い。
【0103】
次に、実施の形態5の色変換処理方法について説明する。なお、色変換処理方法の全体の流れついては図2に示す通りであるため、ここでは図2のステップS203についてのみ説明する。図10は、実施の形態5の色変換処理方法において、色変換エンジン12によるカラーマッチング処理の手順を示すフローチャートである。
【0104】
文字判定部90は、アプリケーションプログラム10から出力された任意の描画対象についての描画命令を入力し、入力した描画命令に基づいて、描画対象が文字であるか否かを判定する。そして、文字判定部90は、判定結果を色変換エンジン12に出力する。この処理が図10に示す処理の前に実行される。
【0105】
色変換エンジン12は、描画モジュール11から描画対象についての色変換命令および描画色情報を入力すると、色変換命令に付加されている色変換属性に基づいて、該当するカラーマッチング処理の方法を選択する(S1001)。
【0106】
続いて、色変換エンジン12は、文字判定部90から入力した判定結果に基づいて、描画対象が文字であるか否かを判定する(S1002)。
【0107】
ステップS1002において、描画対象が文字ではない場合にはステップS1004に進み、ステップS1001で選択したカラーマッチング方法に基づいて、描画色情報にカラーマッチング処理を施して、描画モジュール11に出力する(S1004)。
【0108】
一方、ステップS1002において、描画対象が文字である場合には、色変換エンジン12から色判定部17へ、特色判定命令が出力される。そして、色判定部17は、特色判定命令に応じて、入力した描画色情報に基づき描画色が特色と同一であるか否かを判定する(S1003)。
【0109】
ステップS1003において描画色が特色と同一でない場合、色判定部17は、その結果を色変換エンジン12に出力する。色変換エンジン12は、色判定部17の判定結果に応じて、入力した描画色情報にカラーマッチング処理を施す(S1004)。その後、色変換エンジン12は、カラーマッチング処理を施した描画色情報を描画モジュール11に出力する。
【0110】
一方、ステップS1003において描画色が特色と同一である場合、色判定部17は、その結果を色変換エンジン12に出力する。色変換エンジン12は、色判定部17の判定結果に応じて、入力した描画色情報にカラーマッチング処理を施すことなく、描画色情報を描画モジュール11に出力する。
【0111】
このように、実施の形態5の色変換処理装置およびその方法によれば、描画対象が文字であるか否かを判定し、文字に対してのみ特色処理を行うことにしたため、グラデーションがかかった描画対象に特色処理が行われてしまい、色の変化が不連続になることを防止することができる。したがって、マッチング誤差を抑制でき、自然なプリンタ出力を得ることができる。
【0112】
〔実施の形態6〕
実施の形態6では、コンピュータ上でカラーマッチングに対応したプリンタドライバを用いた場合の色変換処理装置およびその方法を説明する。
【0113】
図11は、実施の形態6の色変換処理装置のブロック構成図である。図11において、110はアプリケーションプログラムを、111は描画モジュールを、112はプリンタドライバを、113は色変換エンジンを、114はプリンタをそれぞれ示している。
【0114】
実施の形態1〜5においては、アプリケーションプログラムでカラーマッチングを制御することを前提としていたが、アプリケーションプログラムが色変換命令を発行する機能を有しない場合でも、色変換命令の発行をデバイスドライバ内で行うことが可能である。図11に示すように、色変換エンジン113は、オペレーティングシステム内において描画モジュール111とは別に存在し、そのカラーマッチング処理機能は、プリンタドライバ112からも使用可能なように構成されている。
【0115】
図11において、アプリケーションプログラム110は、ビットマップ画像,文字,グラフィック画像の描画対象を含むカラー画像情報を作成することができるものである。このアプリケーションプログラム110は、作成した各描画対象毎について、描画命令(プリント命令)および描画対象を描画するための描画色を示す描画色情報を出力する。
【0116】
描画モジュール111は、オペレーティングシステム内に設けられたものであって、モニタやプリンタ等のカラー画像出力装置への描画処理を制御するものである。そして、描画モジュール111は、アプリケーションプログラム110から上記描画命令および描画色情報を入力し、入力した描画命令および描画色情報をプリンタドライバ112に出力する。
【0117】
プリンタドライバ112は、実施の形態1〜5で説明したアプリケーションプログラム10と同様に、ユーザに対するインターフェイス部118(具体的には、紙のサイズや印字方向を設定する画面や、設定値の一覧を示す画面)を備えている。そして、インターフェイス部118中で、カラーマッチングの有無やカラーマッチング方法の指定を行うことができる。
【0118】
プリンタドライバ112は、さらに、描画モジュール111から描画色情報を入力し、描画対象の描画色が特色であるか否かを判定する色判定部117を備えている。なお、色判定部117の機能については、実施の形態1〜5で説明した色判定部17と同様であるため、ここではその説明を省略する。
【0119】
そして、プリンタドライバ112は、色判定部117の判定結果に基づいて、特色でない場合は指定されたカラーマッチング方法の属性を付加した色変換命令と描画色情報とを色変換エンジン113に出力し、入力した描画命令をプリンタ114固有の描画命令に変換し、カラーマッチング処理後の描画色情報と共にプリンタ114へ出力する。一方、特色である場合には、描画命令をプリンタ114固有の描画命令に変換して、描画色情報と共にプリンタ114に出力する。
【0120】
色変換エンジン113は、オペレーティングシステム内に設けられるものであって、モニタ(図示せず)の色再現特性を記述したモニタプロファイル115およびプリンタ114の色再現特性を記述したプリンタプロファイル116並びにモニタ(図示せず)で表示されているカラー画像情報を入力し、プリンタ114の色再現特性にマッチするように、カラー画像情報にカラーマッチング処理を施すものである。
【0121】
さらに、プリンタ114は、レーザプリンタやインクジェットプリンタ等、カラー画像情報を印刷することができるものであればいずれの種類であっても良い。
【0122】
次に、実施の形態6の色変換処理方法について説明する。図12は、実施の形態6の色変換処理方法を示すフローチャートである。
【0123】
アプリケーションプログラム110は、作成した描画対象についての描画命令および描画色情報を描画モジュール111に出力し、描画モジュール111は、描画命令および描画色情報を入力し、入力した描画命令および描画色情報をプリンタドライバ112に出力する。そして、プリンタドライバ112は、描画モジュール111から描画命令および描画色情報を入力する(S1201)。
【0124】
プリンタドライバ112は、描画命令および描画色情報を入力すると、インターフェイス部118を介してユーザからカラーマッチング有りの指定があったか否かを判定する(S1202)。カラーマッチング有りの指定がない場合には、ステップS1206に進み、描画命令をプリンタ114固有の描画命令に変更して、描画色情報と共にプリンタ114に出力する。
【0125】
一方、カラーマッチング有りの指定がある場合、プリンタドライバ112は、色判定部117へ描画色が特色であるか否かを判定する特色判定命令を出力する。色判定部117は、特色判定命令に応じて、入力した描画色情報で示される描画色が予め設定された特色であるか否かを判定する(S1203)。
【0126】
ステップS1203において描画色が特色ではない場合、色判定部117は判定結果をプリンタドライバ112に出力する。プリンタドライバ112は、色判定部117の判定結果に応じて、インターフェイス部118を介して指定されたカラーマッチング方法(指定がない場合はデフォルトのカラーマッチング方法)の属性を付加した色変換命令および描画色情報を色変換エンジン113に出力する(S1204)。
【0127】
その結果、色変換エンジン113において、指定されたカラーマッチング方法を用いて描画色情報に対するカラーマッチング処理が実行される。また、プリンタドライバ112は、同時に描画命令をプリンタ114固有の描画命令に変換する。
【0128】
その後、プリンタドライバ112は、色変換エンジン113からカラーマッチング処理後の描画色情報を入力し(S1205)、変換後の描画命令と共にプリンタ114に出力する(S1206)。
【0129】
一方、ステップS1203において特色である場合、色判定部117は判定結果をプリンタドライバ112に出力する。プリンタドライバ112は、色判定部117の判定結果に応じて、入力した描画色情報を色変換エンジン113に出力することなく、プリンタ114固有の描画命令に変換された描画命令と共に、プリンタ114に出力する(S1206)。
【0130】
このように、実施の形態6の色変換処理装置およびその方法によれば、描画対象を描画するための描画色がマッチング誤差の生じ易い特色と同一であるか否かを判定し、特色と同一である場合にはカラーマッチング処理を施さないようにするため、マッチング誤差を積極的に回避することができ、適切なプリンタ出力を得ることができる。
【0131】
なお、例えば、赤,青,黄の矩形領域で表した棒グラフ等のグラフィック画像を描画対象とする場合には、赤,青,黄のそれぞれの描画色について特色であるか否かが判定される。したがって、1つの描画対象において、カラーマッチング処理が施される色と施されない色とが生じる場合がある。
【0132】
〔実施の形態7〕
実施の形態7の色変換処理装置は、特色をプリンタドライバ112内で設定可能にしたものである。
【0133】
ユーザがカラーマッチング処理を施すことを選択する際には、プリンタドライバ112を操作して、描画対象毎の描画属性を設定する。そこで、インターフェイス部118から特色を指定することができるようにすることにより、ユーザが所望の描画色を特色として設定することが可能となる。
【0134】
実施の形態7の色変換処理装置の構成は、図11のものとほぼ同一の構成であるため、ここではその説明を省略するが、図11のものとはインターフェイス部118を介してユーザが色判定部117に特色を指定することができる点が異なっている。
【0135】
そして、ユーザがカラーマッチングの有無やカラーマッチング方法を指定する際に、インターフェイス部118を介して色判定部117に所望の特色を設定することにより、図12に示すステップS1203において、ユーザ自ら設定した特色が色判定部117による特色判定に用いられる。なお、実施の形態7の色変換処理装置の動作については、ユーザが設定した特色を用いる以外は図12に示す通りであるため、ここでは説明を省略する。
【0136】
このように、実施の形態7の色変換処理装置およびその方法によれば、ユーザが自ら所望の特色を設定することができるため、ユーザ自らがカラーマッチング処理を最適化することができる。
【0137】
〔実施の形態8〕
実施の形態6および7においては、プリンタドライバ112でカラーマッチング処理を制御することにしたが、これらではカラーマッチングの有無と少なくとも1つの描画対象を含むカラー画像情報(文書)全体に共通のカラーマッチング方法しか指定することができなかった。これは、プリンタドライバ112が描画対象毎のカラーマッチング処理に対応していないからである。
【0138】
そこで、実施の形態8は、プリンタドライバ112に描画対象の種類を判定することができる機能を付加することにより、描画対象毎にカラーマッチング方法を変更することができると共に、描画対象毎に異なる特色の設定が可能となる。
【0139】
図13は、実施の形態8の色変換処理装置のブロック構成図である。図13において、プリンタドライバ112は、インターフェイス部118を介して、描画対象の種類、例えばビットマップ画像,文字およびグラフィック画像毎にカラーマッチング方法を指定することができるようにし、入力した描画命令に基づいて、描画対象の種類を判定する描画対象種類判定部130と、インターフェイス部118を介して指定された描画対象の種類に応じたカラーマッチング方法の属性情報を保持し、描画対象種類判定部130の判定結果に応じて、描画対象の種類毎にそれぞれ異なる色変換命令を生成するマッチング方法切替部131と、を備えている。なお、その他の構成については図11に示すものと同様であるため、ここではそれらの説明を省略する。
【0140】
実施の形態8の色変換処理装置およびその方法では、プリンタドライバ112において、描画対象の種類の判定と描画対象の種類に応じたカラーマッチング方法の指定を可能としたため、描画対象毎に異なる特色の設定(実施の形態2),特色の場合と特色でない場合のカラーマッチング方法の切替(実施の形態3),特色の設定および特色の場合のカラーマッチング方法の設定(実施の形態4)並びに描画対象が文字の場合にのみ実行する特色処理(実施の形態5)を実行することが可能となる。なお、これらの処理の詳細については、アプリケーションプログラムからの設定とプリンタドライバからの設定という違いがあるものの、処理内容については同様であるため、ここでは詳細な説明を省略する。なお、もちろん、プリンタドライバ112が描画対象毎にカラーマッチング方法の指定のできないものであった場合においても、特色の場合のカラーマッチング方法を指定できることはいうまでもない。
【0141】
このように、実施の形態8の色変換処理方法およびその方法によれば、プリンタドライバ112で描画対象の種類の判定や描画対象の種類に応じたカラーマッチング方法の切替を可能としたため、ユーザ自らがカラーマッチング処理を最適化することができ、特定の種類の描画対象にマッチング誤差の生じ易い描画色が含まれている場合であっても、マッチング誤差の発生を描画対象毎に個別に防止することができる。
【0142】
なお、実施の形態1〜8においては説明しなかったが、例えば、ベタの青と赤の再現精度は優れるが、ベタの黄色と緑の再現が劣るプロファイルXと、ベタの青と赤の再現は劣るが、ベタの黄色と緑の再現精度に優れるプロファイルYとが存在したとする。この場合、両者の長所を併合した1つのプロファイルを作成することも不可能ではないが、上述した色判定部による判定結果に応じて、両プロファイルを使い分けることができるように構成しても良い。
【0143】
以上の実施の形態1〜8において説明した色変換処理方法をそれぞれプログラム化し,これらをフロッピーディスク,ハードディスク,CD−ROM,DVD等のコンピュータが読取可能な記録媒体に記録することができる。そして,コンピュータにこれらの記録媒体からプログラムを読み出させて実行させることにより,上述した処理を行うことができる。また,上記プログラムを記録媒体を配布することによって配布することができ,また,ネットワークを介して配布することもできる。
【0144】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に係る発明によれば、アプリケーションで作成された、少なくとも1つの描画対象を含むカラー画像情報にカラーマッチング処理を施し、カラー画像出力装置に出力する色変換処理装置において、前記カラー画像情報の描画対象の属性に基づいて、前記カラー画像出力装置の色再現性に適したカラーマッチング処理を選択する選択手段と、前記描画対象の描画色が、マッチング誤差を生じる、予め指定された特定の色と同一であるか否かを判定する色判定手段と、前記色判定手段で前記描画色が前記特定の色と同一ではないと判定された場合、前記描画色に前記選択手段によって選択された前記カラーマッチング処理を施し、前記描画色が前記特定の色と同一であると判定された場合、前記描画色に前記カラーマッチング処理を施さない色変換手段と、を備えたため、マッチング誤差を積極的に回避し、描画色毎に適したカラーマッチング処理を行うことができる。また、請求項1に係る発明によれば、前記特定の色は、前記カラー画像出力装置に使用される色材の黒以外の原色に対応した色であるため、描画対象の原色の描画色を発色よく再現することができる。
【0145】
また、請求項2に係る発明によれば、アプリケーションで作成された、少なくとも1つの描画対象を含むカラー画像情報にカラーマッチング処理を施し、カラー画像出力装置に 出力する色変換処理装置において、前記カラー画像情報の描画対象の属性に基づいて、前記カラー画像出力装置の色再現性に適したカラーマッチング処理を選択する選択手段と、前記描画対象の描画色が、マッチング誤差を生じる、予め指定された特定の色と同一であるか否かを判定する色判定手段と、前記色判定手段で前記描画色が前記特定の色と同一ではないと判定された場合、前記描画色に前記選択手段によって選択された前記カラーマッチング処理を施し、前記描画色が前記特定の色と同一であると判定された場合、前記描画色に前記カラーマッチング処理を施さない色変換手段と、を備えたため、マッチング誤差を積極的に回避し、描画色毎に適したカラーマッチング処理を行うことができる。また、請求項2に係る発明によれば、前記特定の色は、シアン,マゼンタ,イエロー,レッド,グリーン,ブルーおよびホワイトであるため、一般にマッチング誤差の生じ易い色に対してマッチングの採否・選択、誤差を全般的に抑えた出力を得ることができる。
【0146】
また、請求項3に係る発明によれば、請求項1または2に記載の色変換処理装置において、前記選択手段は、前記カラー画像情報の描画対象の属性に基づいて、前記描画対象毎に前記カラーマッチング処理を選択し、前記色判定手段は、前記描画対象毎に、前記描画対象の描画色が、予め指定された特定の色と同一であるか否かを判定し、前記色変換手段は、前記色判定手段で前記描画色が前記特定の色と同一ではないと判定された場合、前記描画色に前記選択手段によって選択された前記カラーマッチング処理を前記描画対象毎に施し、前記描画色が前記特定の色と同一であると判定された場合、前記描画色に前記カラーマッチング処理を施さないため、特定の描画対象に限りマッチング誤差の生じ易い色に対して、当該誤差を回避することや、描画対象によってカラーマッチングを行わない色を選択するといった処理を行うことができる。
【0147】
また、請求項4に係る発明によれば、請求項1〜3のいずれか一つに記載の色変換処理装置において、前記描画対象毎に前記特定の色または前記特定の色に対するカラーマッチング処理を設定するインタフェース手段を更に備えたため、利用者の好みに応じたマッチングの採否・選択が可能となり、適切な出力を得ることができる。
【0148】
また、請求項5に係る発明によれば、アプリケーションで作成された、少なくとも1つの描画対象を含むカラー画像情報にカラーマッチング処理を施し、カラー画像出力装置に出力する色変換処理装置において、前記カラー画像情報の描画対象の属性に基づいて、前記カラー画像出力装置の色再現性に適したカラーマッチング処理を選択する選択手段と、前記描画対象の描画色が、マッチング誤差を生じる、予め指定された特定の色と同一であるか否かを判定する色判定手段と、前記色判定手段で前記描画色が前記特定の色と同一ではないと判定された場合、前記描画色に前記選択手段によって選択された前記カラーマッチング処理を施し、前記描画色が前記特定の色と同一であると判定された場合、前記描画色ごとに予め定められた前記カラーマッチング処理を施す色変換手段と、を備えたため、描画色毎に適したカラーマッチング処理を行うことができると共に、誤差を抑えたプリンタ出力を得ることができる。また、請求項5にかかる発明によれば、前記特定の色は、前記カラー画像出力装置に使用される色材の黒以外の原色に対応した色であるため、描画対象の原色の描画色を発色よく再現することができる。
【0149】
また、請求項6に係る発明によれば、アプリケーションで作成された、少なくとも1つの描画対象を含むカラー画像情報にカラーマッチング処理を施し、カラー画像出力装置に出力する色変換処理装置において、前記カラー画像情報の描画対象の属性に基づいて、前記カラー画像出力装置の色再現性に適したカラーマッチング処理を選択する選択手段と、前記描画対象の描画色が、マッチング誤差を生じる、予め指定された特定の色と同一であるか否かを判定する色判定手段と、前記色判定手段で前記描画色が前記特定の色と同一ではないと判定された場合、前記描画色に前記選択手段によって選択された前記カラーマッチング処理を施し、前記描画色が前記特定の色と同一であると判定された場合、前記描画 色ごとに予め定められた前記カラーマッチング処理を施す色変換手段と、を備えたため、描画色毎に適したカラーマッチング処理を行うことができると共に、誤差を抑えたプリンタ出力を得ることができる。また、請求項6にかかる発明によれば、前記特定の色は、シアン,マゼンタ,イエロー,レッド,グリーン,ブルーおよびホワイトであるため、一般にマッチング誤差の生じ易い色に対してマッチングの採否・選択、誤差を全般的に抑えた出力を得ることができる。
【0150】
また、請求項7に係る発明によれば、アプリケーションで作成された、少なくとも1つの描画対象を含むカラー画像情報にカラーマッチング処理を施し、カラー画像出力装置に出力する色変換処理装置において、前記カラー画像情報の描画対象の属性に基づいて、前記カラー画像出力装置の色再現性に適したカラーマッチング処理を選択する選択手段と、前記描画対象が文字か否かを判定する文字判定手段と、前記文字判定手段により前記描画対象が文字であると判定された場合、前記描画対象の描画色が、マッチング誤差を生じる、予め指定された特定の色と同一であるか否かを判定する色判定手段と、前記色判定手段で前記描画色が前記特定の色と同一ではないと判定された場合、前記描画色に前記選択手段によって選択された前記カラーマッチング処理を施し、前記描画色が前記特定の色と同一であると判定された場合、前記描画色に前記カラーマッチング処理を施さない色変換手段と、を備えたため、色の変化が不連続になることが少なく、マッチング誤差を抑え、かつ自然な出力を得ることができる。すなわち、マッチングの採否・選択を行う色を含む対象をグラデーションを含む場合のほとんどない文字として、マッチング誤差が発生することを防止することができる。また、請求項7にかかる発明によれば、前記特定の色は、前記カラー画像出力装置に使用される色材の黒以外の原色に対応した色であるため、描画対象の原色の描画色を発色よく再現することができる。
【0151】
また、請求項8に係る発明によれば、アプリケーションで作成された、少なくとも1つの描画対象を含むカラー画像情報にカラーマッチング処理を施し、カラー画像出力装置に出力する色変換処理装置において、前記カラー画像情報の描画対象の属性に基づいて、前記カラー画像出力装置の色再現性に適したカラーマッチング処理を選択する選択手段と、前記描画対象が文字か否かを判定する文字判定手段と、前記文字判定手段により前記描画対象が文字であると判定された場合、前記描画対象の描画色が、マッチング誤差を生じる、予め指定された特定の色と同一であるか否かを判定する色判定手段と、前記色判定手段で前記描画色が前記特定の色と同一ではないと判定された場合、前記描画色に前記選択手段によって選択された前記カラーマッチング処理を施し、前記描画色が前記特定の色と同一であると判定された場合、前記描画色に前記カラーマッチング処理を施さない色変換手段と、を備えたため、色の変化が不連続になることが少なく、マッチング誤差を抑え、かつ自然な出力を得ることができる。すなわち、マッチングの採否・選択を行う色を含む対象をグラデーションを含む場合のほとんどない文字として、マッチング誤差が発生することを防止することができる。また、請求項8にかかる発明によれば、前記特定の色は、シアン,マゼンタ,イエロー,レッド,グリーン,ブルーおよびホワイトであるため、一般にマッチング誤差の生じ易い色に対してマッチングの採否・選択、誤差を全般的に抑えた出力を得ることができる。
【0152】
また、請求項9に係る発明によれば、請求項1〜8のいずれか一つに記載の色変換処理装置において、前記特定の色は、前記描画対象毎に予め指定されているため、描画対象に適したカラーマッチング処理を行うことができ、適切な出力を得ることができる。
【0153】
また、請求項10に係る発明によれば、請求項3〜9のいずれか一つに記載の色変換処理装置において、前記描画対象の種類を判定する描画対象種類判定手段と、前記描画対象の種類毎に異なるカラーマッチング処理を施す色変換命令を生成する切替手段と、を更に備え、前記色変換手段は、前記描画対象種類判定手段によって判定された描画対象の種類に応じた色変換命令によって、前記描画色に前記カラーマッチング処理を施すため、マッチング誤差を積極的に回避し、描画色毎に適したカラーマッチング処理を行うことができる。
【0154】
また、請求項11に係る発明によれば、アプリケーションで作成された、少なくとも1つの描画対象を含むカラー画像情報にカラーマッチング処理を施し、カラー画像出力方法に出力する色変換処理方法において、前記カラー画像情報の描画対象の属性に基づいて、前記カラー画像出力方法の色再現性に適したカラーマッチング処理を選択する選択工程と、前記描画対象の描画色が、マッチング誤差を生じる、予め指定された特定の色と同一であるか否かを判定する色判定工程と、前記色判定工程で前記描画色が前記特定の色と同一ではないと判定された場合、前記描画色に前記選択工程によって選択された前記カラーマッチング処理を施し、前記描画色が前記特定の色と同一であると判定された場合、前記描画色に前記カラーマッチング処理を施さない色変換工程と、を含むため、マッチング誤差を積極的に回避し、描画色毎に適したカラーマッチング処理を行うことができる。また、請求項11にかかる発明によれば、前記特定の色は、前記カラー画像出力装置に使用される色材の黒以外の原色に対応した色であるため、描画対象の原色の描画色を発色よく再現することができる。
【0155】
また、請求項12に係る発明によれば、アプリケーションで作成された、少なくとも1つの描画対象を含むカラー画像情報にカラーマッチング処理を施し、カラー画像出力方法に出力する色変換処理方法において、前記カラー画像情報の描画対象の属性に基づいて、前記カラー画像出力方法の色再現性に適したカラーマッチング処理を選択する選択工程と、前記描画対象の描画色が、マッチング誤差を生じる、予め指定された特定の色と同一であるか否かを判定する色判定工程と、前記色判定工程で前記描画色が前記特定の色と同一ではないと判定された場合、前記描画色に前記選択工程によって選択された前記カラーマッチング処理を施し、前記描画色が前記特定の色と同一であると判定された場合、前記描画色に前記カラーマッチング処理を施さない色変換工程と、を含むため、マッチング誤差を積極的に回避し、描画色毎に適したカラーマッチング処理を行うことができる。また、請求項12にかかる発明によれば、前記特定の色は、シアン,マゼンタ,イエロー,レッド,グリーン,ブルーおよびホワイトであるため、一般にマッチング誤差の生じ易い色に対してマッチングの採否・選択、誤差を全般的に抑えた出力を得ることができる。
【0156】
また、請求項13に係る発明によれば、請求項11または12に記載の色変換処理方法において、前記選択工程は、前記カラー画像情報の描画対象の属性に基づいて、前記描画対象毎に前記カラーマッチング処理を選択し、前記色判定工程は、前記描画対象毎に、前記描画対象の描画色が、予め指定された特定の色と同一であるか否かを判定し、前記色変換工程は、前記色判定工程で前記描画色が前記特定の色と同一ではないと判定された場合、前記描画色に前記選択工程によって選択された前記カラーマッチング処理を前記描画対象毎に施し、前記描画色が前記特定の色と同一であると判定された場合、前記描画色に前記カラーマッチング処理を施さないため、特定の描画対象に限りマッチング誤差の生じ易い色に対して、当該誤差を回避することや、描画対象によってカラーマッチングを行わない色を選択するといった処理を行うことができる。
【0157】
また、請求項14に係る発明によれば、請求項11〜13のいずれか一つに記載の色変換処理方法において、前記描画対象毎に前記特定の色または前記特定の色に対するカラーマッチング処理を設定するインタフェース工程を更に備えたため、利用者の好みに応じたマッチングの採否・選択が可能となり、適切な出力を得ることができる。
【0158】
また、請求項15に係る発明によれば、アプリケーションで作成された、少なくとも1つの描画対象を含むカラー画像情報にカラーマッチング処理を施し、カラー画像出力方法に出力する色変換処理方法において、前記カラー画像情報の描画対象の属性に基づいて、前記カラー画像出力方法の色再現性に適したカラーマッチング処理を選択する選択工程と、前記描画対象の描画色が、マッチング誤差を生じる、予め指定された特定の色と同一であるか否かを判定する色判定工程と、前記色判定工程で前記描画色が前記特定の色と同一ではないと判定された場合、前記描画色に前記選択工程によって選択された前記カラーマッチング処理を施し、前記描画色が前記特定の色と同一であると判定された場合、前記描画色ごとに予め定められた前記カラーマッチング処理を施す色変換工程と、を含むため、描画色毎に適したカラーマッチング処理を行うことができると共に、誤差を抑えたプリンタ出力を得ることができる。また、請求項15にかかる発明によれば、前記特定の色は、前記カラー画像出力装置に使用される色材の黒以外の原色に対応した色であるため、描画対象の原色の描画色を発色よく再現することができる。
【0159】
また、請求項16に係る発明によれば、アプリケーションで作成された、少なくとも1つの描画対象を含むカラー画像情報にカラーマッチング処理を施し、カラー画像出力方法に出力する色変換処理方法において、前記カラー画像情報の描画対象の属性に基づいて、前記カラー画像出力方法の色再現性に適したカラーマッチング処理を選択する選択工程と、前記描画対象の描画色が、マッチング誤差を生じる、予め指定された特定の色と同一であるか否かを判定する色判定工程と、前記色判定工程で前記描画色が前記特定の色と同一ではないと判定された場合、前記描画色に前記選択工程によって選択された前記カラーマッチング処理を施し、前記描画色が前記特定の色と同一であると判定された場合、前記描画色ごとに予め定められた前記カラーマッチング処理を施す色変換工程と、を含むため、描画色毎に適したカラーマッチング処理を行うことができると共に、誤差を抑えたプリンタ出力を得ることができる。また、請求項16にかかる発明によれば、前記特定の色は、シアン,マゼンタ,イエロー,レッド,グリーン,ブルーおよびホワイトであるため、一般にマッチング誤差の生じ易い色に対してマッチングの採否・選択、誤差を全般的に抑えた出力を得ることができる。
【0160】
また、請求項17に係る発明によれば、アプリケーションで作成された、少なくとも1つの描画対象を含むカラー画像情報にカラーマッチング処理を施し、カラー画像出力方法に出力する色変換処理方法において、前記カラー画像情報の描画対象の属性に基づいて、前記カラー画像出力方法の色再現性に適したカラーマッチング処理を選択する選択工程と、前記描画対象が文字か否かを判定する文字判定工程と、前記文字判定工程により前記描画対象が文字であると判定された場合、前記描画対象の描画色が、マッチング誤差を生じる、予め指定された特定の色と同一であるか否かを判定する色判定工程と、前記色判定工程で前記描画色が前記特定の色と同一ではないと判定された場合、前記描画色に前記選択工程によって選択された前記カラーマッチング処理を施し、前記描画色が前記特定の色と同一であると判定された場合、前記描画色に前記カラーマッチング処理を施さない色変換工程と、を含むため、色の変化が不連続になることが少なく、マッチング誤差を抑え、かつ自然な出力を得ることができる。すなわち、マッチングの採否・選択を行う色を含む対象をグラデーションを含む場合のほとんどない文字として、マッチング誤差が発生することを防止することができる。また、請求項17にかかる発明によれば、前記特定の色は、前記カラー画像出力装置に使用される色材の黒以外の原色に対応した色であるため、描画対象の原色の描画色を発色よく再現することができる。
【0161】
また、請求項18に係る発明によれば、アプリケーションで作成された、少なくとも1つの描画対象を含むカラー画像情報にカラーマッチング処理を施し、カラー画像出力方法に出力する色変換処理方法において、前記カラー画像情報の描画対象の属性に基づいて、前記カラー画像出力方法の色再現性に適したカラーマッチング処理を選択する選択工程と、前記描画対象が文字か否かを判定する文字判定工程と、前記文字判定工程により前記描画対象が文字であると判定された場合、前記描画対象の描画色が、マッチング誤差を生じ る、予め指定された特定の色と同一であるか否かを判定する色判定工程と、前記色判定工程で前記描画色が前記特定の色と同一ではないと判定された場合、前記描画色に前記選択工程によって選択された前記カラーマッチング処理を施し、前記描画色が前記特定の色と同一であると判定された場合、前記描画色に前記カラーマッチング処理を施さない色変換工程と、を含むため、色の変化が不連続になることが少なく、マッチング誤差を抑え、かつ自然な出力を得ることができる。すなわち、マッチングの採否・選択を行う色を含む対象をグラデーションを含む場合のほとんどない文字として、マッチング誤差が発生することを防止することができる。また、請求項18にかかる発明によれば、前記特定の色は、シアン,マゼンタ,イエロー,レッド,グリーン,ブルーおよびホワイトであるため、一般にマッチング誤差の生じ易い色に対してマッチングの採否・選択、誤差を全般的に抑えた出力を得ることができる。
【0162】
また、請求項19に係る発明によれば、請求項11〜18のいずれか一つに記載の色変換処理方法において、前記特定の色は、前記描画対象毎に予め指定されているため、描画対象に適したカラーマッチング処理を行うことができ、適切な出力を得ることができる。
【0163】
また、請求項20に係る発明によれば、請求項13〜19のいずれか一つに記載の色変換処理方法において、前記描画対象の種類を判定する描画対象種類判定工程と、前記描画対象の種類毎に異なるカラーマッチング処理を施す色変換命令を生成する切替工程と、を更に備え、前記色変換工程は、前記描画対象種類判定工程によって判定された描画対象の種類に応じた色変換命令によって、前記描画色に前記カラーマッチング処理を施すため、マッチング誤差を積極的に回避し、描画色毎に適したカラーマッチング処理を行うことができる。
【0164】
また、請求項21に係る発明によれば、前記請求項11〜20のいずれか一つに記載の色変換処理方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であるため、これをコンピュータを実行させることにより、マッチング誤差を積極的に回避し、描画色毎に適したカラーマッチング処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の色変換処理装置のブロック構成図である。
【図2】 実施の形態1の色変換処理方法の全体の流れを示すフローチャートである。
【図3】 実施の形態1の色変換処理方法において、色変換エンジンによるカラーマッチング処理の手順を示すフローチャートである。
【図4】 実施の形態2の色変換処理装置において、描画対象毎に特色を設定する処理を示すフローチャートである。
【図5】 実施の形態2の色変換処理方法において、色変換エンジンによるカラーマッチング処理の手順を示すフローチャートである。
【図6】 実施の形態3の色変換処理方法において、色変換エンジンによるカラーマッチング処理の手順を示すフローチャートである。
【図7】 実施の形態4の色変換処理方法において、描画対象毎に特色および特色の場合のカラーマッチング方法を設定する処理の手順を示すフローチャートである。
【図8】 実施の形態4の色変換処理方法において、色変換エンジンによるカラーマッチング処理の手順を示すフローチャートである。
【図9】 実施の形態5の色変換処理装置のブロック構成図である。
【図10】 実施の形態5の色変換処理方法において、色変換エンジンによるカラーマッチング処理の手順を示すフローチャートである。
【図11】 実施の形態6の色変換処理装置のブロック構成図である。
【図12】 実施の形態6の色変換処理方法を示すフローチャートである。
【図13】 実施の形態8の色変換処理装置のブロック構成図である。
【符号の説明】
10,110 アプリケーションプログラム
11,111 描画モジュール
12,113 色変換エンジン
13,112 プリンタドライバ
14,114 プリンタ
15,115 モニタプロファイル
16,116 プリンタプロファイル
17,117 色判定部
18,118 インターフェイス部
90 文字判定部
130 描画対象種類判定部
131 マッチング方法切替部
Claims (21)
- アプリケーションで作成された、少なくとも1つの描画対象を含むカラー画像情報にカラーマッチング処理を施し、カラー画像出力装置に出力する色変換処理装置において、
前記カラー画像情報の描画対象の属性に基づいて、前記カラー画像出力装置の色再現性に適したカラーマッチング処理を選択する選択手段と、
前記描画対象の描画色が、マッチング誤差を生じる、予め指定された特定の色と同一であるか否かを判定する色判定手段と、
前記色判定手段で前記描画色が前記特定の色と同一ではないと判定された場合、前記描画色に前記選択手段によって選択された前記カラーマッチング処理を施し、前記描画色が前記特定の色と同一であると判定された場合、前記描画色に前記カラーマッチング処理を施さない色変換手段と、を備え、
前記特定の色は、前記カラー画像出力装置に使用される色材の黒以外の原色に対応した色であることを特徴とする色変換処理装置。 - アプリケーションで作成された、少なくとも1つの描画対象を含むカラー画像情報にカラーマッチング処理を施し、カラー画像出力装置に出力する色変換処理装置において、
前記カラー画像情報の描画対象の属性に基づいて、前記カラー画像出力装置の色再現性に適したカラーマッチング処理を選択する選択手段と、
前記描画対象の描画色が、マッチング誤差を生じる、予め指定された特定の色と同一であるか否かを判定する色判定手段と、
前記色判定手段で前記描画色が前記特定の色と同一ではないと判定された場合、前記描画色に前記選択手段によって選択された前記カラーマッチング処理を施し、前記描画色が前記特定の色と同一であると判定された場合、前記描画色に前記カラーマッチング処理を施さない色変換手段と、を備え、
前記特定の色は、シアン,マゼンタ,イエロー,レッド,グリーン,ブルーおよびホワイトであることを特徴とする色変換処理装置。 - 前記選択手段は、前記カラー画像情報の描画対象の属性に基づいて、
前記描画対象毎に前記カラーマッチング処理を選択し、
前記色判定手段は、前記描画対象毎に、前記描画対象の描画色が、予め指定された特定の色と同一であるか否かを判定し、
前記色変換手段は、前記色判定手段で前記描画色が前記特定の色と同一ではないと判定された場合、前記描画色に前記選択手段によって選択された前記カラーマッチング処理を前記描画対象毎に施し、前記描画色が前記特定の色と同一であると判定された場合、前記描画色に前記カラーマッチング処理を施さないことを特徴とする請求項1または2に記載の色変換処理装置。 - 前記描画対象毎に前記特定の色または前記特定の色に対するカラーマッチング処理を設定するインタフェース手段を更に備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の色変換処理装置。
- アプリケーションで作成された、少なくとも1つの描画対象を含むカラー画像情報にカラーマッチング処理を施し、カラー画像出力装置に出力する色変換処理装置において、
前記カラー画像情報の描画対象の属性に基づいて、前記カラー画像出力装置の色再現性に適したカラーマッチング処理を選択する選択手段と、
前記描画対象の描画色が、マッチング誤差を生じる、予め指定された特定の色と同一であるか否かを判定する色判定手段と、
前記色判定手段で前記描画色が前記特定の色と同一ではないと判定された場合、前記描画色に前記選択手段によって選択された前記カラーマッチング処理を施し、前記描画色が前記特定の色と同一であると判定された場合、前記描画色ごとに予め定められた前記カラーマッチング処理を施す色変換手段と、を備え、
前記特定の色は、前記カラー画像出力装置に使用される色材の黒以外の原色に対応した色であることを特徴とする色変換処理装置。 - アプリケーションで作成された、少なくとも1つの描画対象を含むカラー画像情報にカラーマッチング処理を施し、カラー画像出力装置に出力する色変換処理装置において、
前記カラー画像情報の描画対象の属性に基づいて、前記カラー画像出力装置の色再現性に適したカラーマッチング処理を選択する選択手段と、
前記描画対象の描画色が、マッチング誤差を生じる、予め指定された特定の色と同一であるか否かを判定する色判定手段と、
前記色判定手段で前記描画色が前記特定の色と同一ではないと判定された場合、前記描画色に前記選択手段によって選択された前記カラーマッチング処理を施し、前記描画色が前記特定の色と同一であると判定された場合、前記描画色ごとに予め定められた前記カラーマッチング処理を施す色変換手段と、を備え、
前記特定の色は、シアン,マゼンタ,イエロー,レッド,グリーン,ブルーおよびホワイトであることを特徴とする色変換処理装置。 - アプリケーションで作成された、少なくとも1つの描画対象を含むカラー画像情報にカラーマッチング処理を施し、カラー画像出力装置に出力する色変換処理装置において、
前記カラー画像情報の描画対象の属性に基づいて、前記カラー画像出力装置の色再現性に適したカラーマッチング処理を選択する選択手段と、
前記描画対象が文字か否かを判定する文字判定手段と、
前記文字判定手段により前記描画対象が文字であると判定された場合、前記描画対象の描画色が、マッチング誤差を生じる、予め指定された特定の色と同一であるか否かを判定する色判定手段と、
前記色判定手段で前記描画色が前記特定の色と同一ではないと判定された場合、前記描画色に前記選択手段によって選択された前記カラーマッチング処理を施し、前記描画色が前記特定の色と同一であると判定された場合、前記描画色に前記カラーマッチング処理を施さない色変換手段と、を備え、
前記特定の色は、前記カラー画像出力装置に使用される色材の黒以外の原色に対応した色であることを特徴とする色変換処理装置。 - アプリケーションで作成された、少なくとも1つの描画対象を含むカラー画像情報にカラーマッチング処理を施し、カラー画像出力装置に出力する色変換処理装置において、
前記カラー画像情報の描画対象の属性に基づいて、前記カラー画像出力装置の色再現性に適したカラーマッチング処理を選択する選択手段と、
前記描画対象が文字か否かを判定する文字判定手段と、
前記文字判定手段により前記描画対象が文字であると判定された場合、前記描画対象の描画色が、マッチング誤差を生じる、予め指定された特定の色と同一であるか否かを判定する色判定手段と、
前記色判定手段で前記描画色が前記特定の色と同一ではないと判定された場合、前記描画色に前記選択手段によって選択された前記カラーマッチング処理を施し、前記描画色が前記特定の色と同一であると判定された場合、前記描画色に前記カラーマッチング処理を施さない色変換手段と、を備え、
前記特定の色は、シアン,マゼンタ,イエロー,レッド,グリーン,ブルーおよびホワイトであることを特徴とする色変換処理装置。 - 前記特定の色は、前記描画対象毎に予め指定されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の色変換処理装置。
- 前記描画対象の種類を判定する描画対象種類判定手段と、
前記描画対象の種類毎に異なるカラーマッチング処理を施す色変換命令を生成する切替手段と、を更に備え、
前記色変換手段は、前記描画対象種類判定手段によって判定された描画対象の種類に応じた色変換命令によって、前記描画色に前記カラーマッチング処理を施すことを特徴とする請求項3〜9のいずれか一つに記載の色変換処理装置。 - アプリケーションで作成された、少なくとも1つの描画対象を含むカラー画像情報にカラーマッチング処理を施し、カラー画像出力装置に出力する色変換処理方法において、
前記カラー画像情報の描画対象の属性に基づいて、前記カラー画像出力装置の色再現性に適したカラーマッチング処理を選択する選択工程と、
前記描画対象の描画色が、マッチング誤差を生じる、予め指定された特定の色と同一であるか否かを判定する色判定工程と、
前記色判定工程で前記描画色が前記特定の色と同一ではないと判定された場合、前記描画色に前記選択工程によって選択された前記カラーマッチング処理を施し、前記描画色が前記特定の色と同一であると判定された場合、前記描画色に前記カラーマッチング処理を施さない色変換工程と、を含み、
前記特定の色は、前記カラー画像出力装置に使用される色材の黒以外の原色に対応した色であることを特徴とする色変換処理方法。 - アプリケーションで作成された、少なくとも1つの描画対象を含むカラー画像情報にカラーマッチング処理を施し、カラー画像出力装置に出力する色変換処理方法において、
前記カラー画像情報の描画対象の属性に基づいて、前記カラー画像出力装置の色再現性に適したカラーマッチング処理を選択する選択工程と、
前記描画対象の描画色が、マッチング誤差を生じる、予め指定された特定の色と同一であるか否かを判定する色判定工程と、
前記色判定工程で前記描画色が前記特定の色と同一ではないと判定された場合、前記描画色に前記選択工程によって選択された前記カラーマッチング処理を施し、前記描画色が前記特定の色と同一であると判定された場合、前記描画色に前記カラーマッチング処理を施さない色変換工程と、を含み、
前記特定の色は、シアン,マゼンタ,イエロー,レッド,グリーン,ブルーおよびホワイトであることを特徴とする色変換処理方法。 - 前記選択工程は、前記カラー画像情報の描画対象の属性に基づいて、
前記描画対象毎に前記カラーマッチング処理を選択し、
前記色判定工程は、前記描画対象毎に、前記描画対象の描画色が、予め指定された特定の色と同一であるか否かを判定し、
前記色変換工程は、前記色判定工程で前記描画色が前記特定の色と同一ではないと判定された場合、前記描画色に前記選択工程によって選択された前記カラーマッチング処理を前記描画対象毎に施し、前記描画色が前記特定の色と同一であると判定された場合、前記描画色に前記カラーマッチング処理を施さないことを特徴とする請求項11または12に記載の色変換処理方法。 - 前記描画対象毎に前記特定の色または前記特定の色に対するカラーマッチング処理を設定するインタフェース工程を更に含むことを特徴とする請求項11〜13のいずれか一つに記載の色変換処理方法。
- アプリケーションで作成された、少なくとも1つの描画対象を含むカラー画像情報にカラーマッチング処理を施し、カラー画像出力装置に出力する色変換処理方法において、
前記カラー画像情報の描画対象の属性に基づいて、前記カラー画像出力装置の色再現性に適したカラーマッチング処理を選択する選択工程と、
前記描画対象の描画色が、マッチング誤差を生じる、予め指定された特定の色と同一であるか否かを判定する色判定工程と、
前記色判定工程で前記描画色が前記特定の色と同一ではないと判定された場合、前記描画色に前記選択工程によって選択された前記カラーマッチング処理を施し、前記描画色が前記特定の色と同一であると判定された場合、前記描画色ごとに予め定められた前記カラーマッチング処理を施す色変換工程と、を含み、
前記特定の色は、前記カラー画像出力装置に使用される色材の黒以外の原色に対応した色であることを特徴とする色変換処理方法。 - アプリケーションで作成された、少なくとも1つの描画対象を含むカラー画像情報にカラーマッチング処理を施し、カラー画像出力装置に出力する色変換処理方法において、
前記カラー画像情報の描画対象の属性に基づいて、前記カラー画像出力装置の色再現性に適したカラーマッチング処理を選択する選択工程と、
前記描画対象の描画色が、マッチング誤差を生じる、予め指定された特定の色と同一であるか否かを判定する色判定工程と、
前記色判定工程で前記描画色が前記特定の色と同一ではないと判定された場合、前記描画色に前記選択工程によって選択された前記カラーマッチング処理を施し、前記描画色が前記特定の色と同一であると判定された場合、前記描画色ごとに予め定められた前記カラーマッチング処理を施す色変換工程と、を含み、
前記特定の色は、シアン,マゼンタ,イエロー,レッド,グリーン,ブルーおよびホワイトであることを特徴とする色変換処理方法。 - アプリケーションで作成された、少なくとも1つの描画対象を含むカラー画像情報にカラーマッチング処理を施し、カラー画像出力装置に出力する色変換処理方法において、
前記カラー画像情報の描画対象の属性に基づいて、前記カラー画像出力装置の色再現性に適したカラーマッチング処理を選択する選択工程と、
前記描画対象が文字か否かを判定する文字判定工程と、
前記文字判定工程により前記描画対象が文字であると判定された場合、前記描画対象の描画色が、マッチング誤差を生じる、予め指定された特定の色と同一であるか否かを判定する色判定工程と、
前記色判定工程で前記描画色が前記特定の色と同一ではないと判定された場合、前記描画色に前記選択工程によって選択された前記カラーマッチング処理を施し、前記描画色が前記特定の色と同一であると判定された場合、前記描画色に前記カラーマッチング処理を施さない色変換工程と、を含み、
前記特定の色は、前記カラー画像出力装置に使用される色材の黒以外の原色に対応した色であることを特徴とする色変換処理方法。 - アプリケーションで作成された、少なくとも1つの描画対象を含むカラー画像情報にカラーマッチング処理を施し、カラー画像出力装置に出力する色変換処理方法において、
前記カラー画像情報の描画対象の属性に基づいて、前記カラー画像出力装置の色再現性に適したカラーマッチング処理を選択する選択工程と、
前記描画対象が文字か否かを判定する文字判定工程と、
前記文字判定工程により前記描画対象が文字であると判定された場合、前記描画対象の描画色が、マッチング誤差を生じる、予め指定された特定の色と同一であるか否かを判定する色判定工程と、
前記色判定工程で前記描画色が前記特定の色と同一ではないと判定された場合、前記描画色に前記選択工程によって選択された前記カラーマッチング処理を施し、前記描画色が前記特定の色と同一であると判定された場合、前記描画色に前記カラーマッチング処理を施さない色変換工程と、を含み、
前記特定の色は、シアン,マゼンタ,イエロー,レッド,グリーン,ブルーおよびホワ イトであることを特徴とする色変換処理方法。 - 前記特定の色は、前記描画対象毎に予め指定されていることを特徴とする請求項11〜18のいずれか一つに記載の色変換処理方法。
- 前記描画対象の種類を判定する描画対象種類判定工程と、
前記描画対象の種類毎に異なるカラーマッチング処理を施す色変換命令を生成する切替工程と、を更に含み、
前記色変換工程は、前記描画対象種類判定工程によって判定された描画対象の種類に応じた色変換命令によって、前記描画色に前記カラーマッチング処理を施すことを特徴とする請求項13〜19のいずれか一つに記載の色変換処理方法。 - 前記請求項11〜20のいずれか一つに記載の色変換処理方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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