JPH06233129A - アブニー効果を補償するカラー印刷方法及び装置 - Google Patents

アブニー効果を補償するカラー印刷方法及び装置

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JPH06233129A
JPH06233129A JP5260847A JP26084793A JPH06233129A JP H06233129 A JPH06233129 A JP H06233129A JP 5260847 A JP5260847 A JP 5260847A JP 26084793 A JP26084793 A JP 26084793A JP H06233129 A JPH06233129 A JP H06233129A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アブニー効果を補償したカラー印刷の方法及
び装置を提供する。 【構成】 プリンタテープルに従ったカラー印刷の方法
及び装置であって、プリンタテーブル内の色の色相角度
はアブニー効果を補償するためにワープされる(歪めら
れる)。最初にカラープリンタ色域の縁部がプリンタ色
域の測定により判定され、プリンタ色域内の基本色値が
算出されてプリンタテーブルに挿入される。必要に応じ
て、プリンタテーブル外の色に対して境界テーブルを設
けることも可能である。プリンタテーブル及び境界テー
ブルに対する色相角度は、例えばある範囲の色相角度を
拡げたり他の範囲の色相角度を圧縮したりすることによ
ってワープされ、色域外の色が所望の色の色相と同一の
色相を有していると知覚されるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特定の色の印刷要求に
応じてカラープリンタが印刷を行なうべく、色を決定す
るためのルックアップテーブルを形成し、また使用する
装置及び方法に関するものである。ここで、印刷を要求
された特定の色とは、そのプリンタでは印刷不可能な色
も含むものとする。特にそうした色に対して、アブニー
効果を補償し、知覚される色相を保持するために、印刷
色の色相角度を要求された色の色相角度からワープす
る。
【0002】
【従来の技術】近年、カラーモニタやカラープリンタの
有用性が増して、コンピュータのユーザがフルカラーの
画像をカラーモニタで見て、カラープリンタによるフル
カラー印刷を指示することが日常化して来ている。しか
しながら、カラープリンタとカラーモニタの形成するカ
ラー画像はそれぞれ異なるものである。特に、カラーモ
ニタは発光型の装置であって、色の形成は一般に赤、
緑、青の3基本色の光を加法混色することにより行なわ
れる。一方、印刷された画像は単純に周辺光を反射した
ものであり、周辺光を介して知覚された印刷画像の色は
一般にシアン、マジェンタ、イエロー(時にはブラック
も含まれる)の減色法の3基本色に影響される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの混色法は基本
的に異なるものであり、結果として、モニタで表示可能
な色の範囲はプリンタで印刷可能な色の範囲とは異なっ
ている。1図は、CIE1931色度図であり、モニタ
に表示可能な色の範囲(即ち「色域」)(領域A)と、
プリンタに印刷可能な色の範囲(即ち「色域」)(領域
B)を示している。図示のように、モニタが表示出来る
色の範囲は一般にプリンタが印刷出来る色の範囲より広
い。これは、モニタが光を発する装置であって、より大
きな範囲の彩度で色を表示するからである。しかしなが
ら、領域10のように、減色法によるものであるのに印
刷画像の方がモニタより広い色範囲を持つような低彩度
領域も存在する。
【0004】印刷可能範囲と表示可能範囲のこのような
差異により、以前は表示されたカラー画像の忠実な色再
現として認められるようなカラー画像を印刷することは
不可能であった。特に、印刷可能な色の領域Bの外に位
置する色域外領域11のような領域の色を印刷すること
は全く不可能であった。従って、こうした色はカラーモ
ニタ上では見ることが出来ても、カラープリンタで印刷
することは出来なかった。
【0005】米国特許第4,941,038号では、色
域外色をプリンタ色域内の印刷可能な色に修正するに際
し、その色域外色から最短のベクトル距離にある印刷可
能な色であって、その印刷不可能な色の色相角度を保持
した色を選択するようにしている。しかしながら、人間
の色覚に関する実験や観察から、純白色から大きな彩度
の色へと引いた一定の色相あるいは色を表す線なるもの
は、直線ではなくむしろ曲線であるということが判明し
ている。2図の色度図はこれらの曲線のカーブ(いわゆ
る「アブニー効果」)を示している。青みの緑色領域1
8のような、一定の色相を示す色線の曲率が比較的小さ
い領域では、色相角度を保持すると知覚された色相には
微かな変化しか現われない。このために、青みの緑色域
外の色18aについて、その色相角度をプリンタ色域の
縁部10の点18bへ引き戻しても、青みの緑色を印刷
することができる。しかし、青みの紫色領域19のよう
に、一定の色を示す線からなる曲率が比較的大きい領域
では、色相角度を保持するようにすると、知覚される色
相に大きく影響する。かくして、青みの紫色域外色19
aに対する色相角度を保持しながら、その色相をプリン
タ色域の縁部10の点19bへ引き戻すことは、明らか
に青色に見える色相を持つ色が印刷されてしまうという
結果になる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、アブニ
ー効果の色曲線を補償するために色域外色の色相をワー
プする(歪める)ことにより上述の問題に対処すること
である。本発明の1様態によると、本発明は、色の印刷
命令に応じて印刷されるCMY値を提供するためのプリ
ンタテーブルと境界テーブルとを形成する方法である。
この発明では、印刷指示された色の色相角度は、知覚さ
れる色相を保持し、アブニー効果を補償するためにワー
プされる(歪められる)。ワープは2通りの段階に分か
れている。始めに、プリンタ色域の縁部に存在する色で
あって印刷不可能な色の色相角度と同じ色相角度を持つ
色を選択することにより、プリンタテーブル及び境界テ
ーブルの色域外にある色に対するCMY値を求める。次
に、プリンタテーブル及び境界テーブルの色相角度をワ
ープさせる。このワープは、未ワープの色相角度のCM
Y値が、知覚される色相が保持させるべくワープ色相角
度へ転移されるというものである。例えば、青色の色相
を保持するためには、青色の色相角度を拡げ、紫色の色
相角度を狭めるようなワープを行う。こうして色域外の
青色相で印刷しようとする命令に対して、紫色の色相を
持つ色よりもむしろ青色の色相を持つ色が印刷される。
プリンタテーブルの色の滑らかさを保持し、色域の縁部
の色における不連続を避けるためには、単に色域外の色
だけではなく、プリンタ色域内外の両方の色をワープす
る方が望ましい。
【0007】本発明の他の様態によると、本発明はカラ
ー印刷方法及び装置であって、色域外の色を、知覚され
る色相を保持するべく、ワープされた(歪められた)あ
る色相角度を持つプリンタ色域の縁部の色へと変換する
ものである。この様態によると、カラー印刷は2つのル
ックアップテーブル、すなわちプリンタテーブルと境界
テーブルを参照することにより行なわれる。これらの2
つのテーブルは、ある色の印刷命令に対して夫々のCM
Y値を提供する。プリンタテーブルは、プリンタ色域内
の色に対するCMY値のみならず、典型的なカラーモニ
タに見られる色のような、プリンタ色域外の色に対する
CMY値も提供する。境界テーブルはプリンタテーブル
外の色に対するCMY値を提供する。両テーブルの色相
角度は、アブニー効果を特徴付ける一定の色曲線を模倣
するようにワープされ、これにより、色域外の色が適切
な知覚色相を持つ色で印刷されるようにする。
【0008】上記発明の概略は発明の本質が速やかに理
解されるためのものである。下記の好適な実施例の詳細
な説明と、本明細書の一部を成す添付図面とを参照する
ことにより、本発明はより完全に理解されるものであ
る。
【0009】
【実施例】3図は本発明の実施例に係わる印刷装置を示
すブロック図である。図示のように、印刷装置はホスト
CPU20と、カラーモニタ30と、カラープリンタ4
0から成っている。ホストCPU20は80286マイ
クロプロセッサ等の処理回路21と、処理回路21のワ
ークエリアであるランダムアクセスメモリ(「RA
M」)22と、処理回路21の静的格納エリアであるリ
ードオンリーメモリ(「ROM」)24と、モニタドラ
イバ25と、プリンタドライバ26とを有する。操作者
はキーボード27を介しホストCPU20にアクセスす
る。キーボード27はインタフェース29により処理回
路21に接続されている。キーボードを用いて、操作者
は処理回路21に格納されたプログラム命令を実行させ
て、カラー画像をモニタ30に表示させ、相当するカラ
ー画像をカラープリンタ40に印刷させる。
【0010】ホストCPU20はディスクドライブ、テ
ープドライブ、カラービデオインタフェース、カラース
キャナインタフェース等、他の周辺装置とも接続してい
るが、こうした装置は説明の簡略化のためにここでは図
示されない。こうした装置は、処理回路21に実行され
る格納プログラム命令と協同作用して、例えばカラー画
像をスキャンしてRAM22に格納したり、モニタ30
に表示させたり、その画像の色を加工したり、その結果
処理された画像をプリンタ40に印刷させたりする。
【0011】格納されたプログラム命令に従って、処理
回路21はモニタ30上にカラー画像を形成する。処理
回路21はカラー画像をモニタドライバ25に提供し、
モニタドライバ25はモニタ30の各画素についてのR
GB値を生成する。RGB値はインタフェース31を介
しモニタ30へ提供され、それらの値はモニタ30で表
示される。
【0012】要請に応じて、処理回路21は、カラープ
リンタ40による印刷のために、カラー画像をプリンタ
ドライバ26にも提供する。プリンタドライバ26は処
理回路21からの色値に基づいて、カラー画像の各画素
についてCMY値を生成する。CMY値はプリンタテー
ブル26aまたは境界テーブル26bに従って決定され
る。プリンタテーブル26aはプリンタ40に印刷可能
な全ての色についてCMY値を提供するテーブルであ
る。境界テーブル26bはプリンタ40で印刷不可能な
色についてのCMY値を提供するテーブルである。尚、
プリンタテーブルは、印刷可能な色から印刷不可能な色
への遷移を滑らかにするために、幾つかの印刷不可能な
色のCMY値をも含んでいてもよい。さらに、ブラック
(以下「K」)値を含むようにしてもよい。CMYK値
はインタフェース41を介してプリンタ40に提供さ
れ、プリンタ40内のビットマップメモリ42に格納さ
れる。ビットマップメモリ42は印刷される画像のフル
ビットマップ画像を格納してもよいし、あるいは、ある
領域あるいは部分のビットマップ画像を格納するように
してもよい。ビットマップメモリ42に十分なカラーデ
ータが格納されると、カラープリンタヘッド44が記録
紙と近接したプラテン上を往復する。本実施例では、プ
リントヘッド44は縦4列横8段の32個のインクジェ
ットノズルを備えている。第1列のノズルは全てシアン
のインク滴を吐出する。第2列のノズルは全てマジェン
タのインク滴を吐出し、第3列のノズルは全てイエロー
のインク滴を吐出する。第4列のノズルは全てブラック
のインク滴を吐出する。プリントヘッド44がプラテン
を1往復すると8行の画素が印刷されるように、これら
のノズルはビットマップメモリ42のカラーデータに従
って独立に制御される。
【0013】4図は、プリンタドライバ26が処理回路
21に提供されたカラーデータからCMYK値を選択す
る動作を説明するためのフローチャートである。ステッ
プS401では、プリンタドライバ26は、ビットマッ
プ42内のある位置(x、y)についてのRGB値を得
る。ステップS402では、プリンタドライバ26はR
GB値から装置に依存しない(以下、「デバイス・イン
ディペンデント」という)色座標値を形成する。好まし
くは、このデバイス・インディペンデントな色座標はC
IELAB色座標である。これは、CIELAB色空間
は知覚的に均一で、CIELAB色空間内の等しい大き
さの区間は、いずれにおいても、知覚される色の等しい
大きさの変化に一致するためである。さらに、CIEL
AB色空間は色相や輝度に関して円柱状の座標にして見
ることができるので、色域マップを定義しやすい直覚的
な色座標である。
【0014】ステップS403では、輝度座標がCIE
LAB空間のL*軸上で極端な輝度部分(複数)におい
て圧縮される。尚、圧縮ステップS403は、ステップ
S402からのL*値を数学的に操作することにより直
接的に実行してもよいし、あるいは、修正したCMY値
をプリンタテーブルや境界テーブルに格納することによ
り間接的に実行するようにしてもよい。幾つかの場合に
は好ましいことであるが、間接的に行う場合には、プリ
ンタテーブルも境界テーブルも予め圧縮された値を格納
するようにする。即ち、プリンタテーブルと境界テーブ
ルに於ては、例えば輝度L*=99での値が実際には輝
度L*=94に相当するように調整されている。同様
に、輝度L*=7の値は実際は輝度L*=26に相当す
る。輝度レンジの中央部分、例えばL*=38〜90に
おける値は未修正のままである。これにより、データ操
作による直接的な圧縮を必要とせずに輝度の圧縮が行な
える。
【0015】圧縮ステップS403はオプションのステ
ップである。しかし、このステップは極端な輝度を有す
る色でも輝度の変化を知覚できるように印刷することを
保証するものなので、そのためこのステップを実行する
ことが好ましい。即ち、モニタ30は発光体によって色
を表示するため、プリンタ40よりも高い輝度値を持つ
色を表示できようになっているのに対し、プリンタ40
の輝度の最高値はカラー画像が形成される紙の白さによ
り制限されるからである。さらに、モニタ30は発行体
の光を完全に消すことができるため、プリンタ40が印
刷したものよりも低い輝度値を持つ色を表示できる。こ
れは、ブラックのインクですら周辺光をいくらかは反射
するからである。従って、ある色の印刷を確実に行うた
めには、たとえ最高値と最低値の輝度で印刷する場合で
も、ステップS402で決定した輝度値をプリンタ40
で印刷可能な範囲に圧縮することが望ましい。
【0016】ステップS404では、ステップS40
2、S403で生成されたL*、a*、b*座標がプリン
タテーブル26aに網羅されている範囲内にあるかどう
かが調べられる。そのL*、a*、b*座標がプリンタテ
ーブル26aの範囲内であるなら、ステップS405へ
進んで、プリンタテーブル26a内でL*、a*、b*座
標位置(このL*、a*、b*座標位置は、離散値のみ格
納されているので、実際にはそのL*、a*、b*に最も
近い位置となる)に相当するCMY値を参照(ルックア
ップ)する。一方、L*、a*、b*座標がプリンタテー
ブル26aの範囲外であった場合、ステップS406へ
進み、下記の式に従って、色相角度θをa*、b*値より
得る。
【0017】θ = arctan (b*/a*) それから、境界テーブルをルックアップするステップS
407へ進み、輝度L*とステップS306で求めた色
相角度θに相当する境界テーブル内の最も近い位置のC
MY値をルックアップする。いずれの場合もステップS
408へ進み、それらのCMY値はビットマップメモリ
42の(x,y)位置に格納される。必要であれば、C
MY値は格納の前に修正されてもよく、例えば、これら
のテーブルに格納された実際のL*、a*、b*値と上記
のように算出された所望の値との差を補間処理により調
整するようにしてもよい。
【0018】ステップS409では、プリンタドライバ
26がビットマップメモリが完成したかどうかを判断す
る。ビットマップメモリが完成していない場合は、ステ
ップS401へ戻って、ビットマップメモリの次の位置
(x,y)のために次のRGB値を得る。一方、ビット
マップメモリ全体が完成している場合、あるいは、ビッ
トマップメモリ内において既に十分な領域(ヘッド44
のインクジェットノズルの8行に相当する8行の長さの
バンドなど)が完成している場合、ステップS410へ
進み、ガンマ補正が行なわれる。ガンマ補正により、輝
度を均一に配分するように、ビットマップメモリのCM
Y値が調整される。ステップS411では、下色除去が
行なわれてビットマップメモリの位置(x、y)に対す
るブラック値を得る。本実施例の下色除去はCMY値の
中の最小値を選択してその値をブラック値に割り当てる
という単純な方法で行なわれる。その後、CMY値の夫
々はブラック値を引き算されて調整される。
【0019】ステップS410、S411の順序は決ま
ったものではなく、例えば、連続トーンや、ディザ法や
誤差拡散法など特定のカラー印刷技術を使用するために
順序を入れ替えてもよい。ステップS412では、上記
処理の結果得られたCMY値を使用してカラー印刷が始
められる。
【0020】5図はプリンタテーブル26aと境界テー
ブル26bの形成方法を説明するフローチャートであ
る。図示のフロー手順は各プリンタに付き1度だけ行な
うか、あるいは再調整の必要が生じた時に行なえばよ
い。5図のフロー手順は同一の機種番号のプリンタなど
1組のプリンタに1度だけ行なって、プリンタの工場調
整の一部としてソフトの形で操作者に提供する方がより
好ましい。
【0021】ステップS501では、プリンタ40で印
刷可能な色の色域または範囲を測定する。好ましくは、
これはプリンタ40で印刷可能な全ての色の、非常に大
きいサブセットか若しくは完全なセットを印刷すること
によって行なう。例えば、本実施例で使用するプリンタ
においては、CMY、K値の夫々が0〜64の数値の6
5階調で印刷される。このように、例えば、17個のC
値、即ち数値0、4、8、12、...64が印刷され、
そして17個のM値、17個のY値が同様に印刷され
る。これら夫々17個のCMY値のあらゆる可能な組み
合わせが印刷され、結局17×17×17=4,913
個のカラーパッチができる。
【0022】上記有彩色(hued colors)に加えて、全て
の可能な無彩色値(gray values)が、この場合は48個
の無彩色値が既に印刷済みの17色の上に印刷される。
上記のようなプリンタ色域のサンプリングにより、有彩
色と共に純粋な無彩色が印刷されるのが了解されるであ
ろう。サンプリング方法に何を使用する場合でも、適当
な無彩色の再現はカラー再現において望ましい特性なの
で、この純粋無彩色の印刷の特性は保持されるべきであ
る。
【0023】4,913個のカラーパッチと付加された
48個のグレーパッチの各々について色が前述のCIE
LAB色空間のようなデバイス・インディペンデントな
色空間で測定される。こうして、ステップS501の最
後においては、4,913+48=4,961個のユニー
クなCMY色の組み合わせの各々について、L*、a*、
b*座標が測定され、これによりプリンタ色域を規定す
る。
【0024】ステップS502では、CIELAB座標
をCMY座標へ転換するための数学的な平滑化関数を得
る。本実施例では、CIELAB空間からCMY空間へ
の3次元の最少二乗法によるフィットを選んだ。つま
り、C0からC19の係数、m0からm19、y0からy19
係数が、公知の最少二乗法によるフィッテイングの技術
を用いて、ステップS501で測定された色域に対して
最少二乗の意味で最良のフィットを与えるように得られ
た。
【0025】 C = c0 + c1L* + c2a* + c3b* + c4L*2 + c5a*2 + c6b*2 + c7L*a* + c8L *b* + c9a*b* + c10L*3 +c11a*3 + c12b*3 + c13L*2a* + c14L*a*2 + c15L*2b* + c16L*b*2 + c17a*2b* + c18a*b*2 + c19L* a*b* …(1) M = m0 + m1L* + m2a* + m3b* + m4L*2 + m5a*2 + m6b*2 + m7L*a* + m8L *b* + m9a*b* + m10L*3 +m11a*3 + m12b*3 + m13L*2a* + m14L*a*2 + m15L*2b* + m16L*b*2 + m17a*2b* + m18a*b*2 + m19L* a*b* …(2) Y = y0 + y1L* + y2a* + y3b* + y4L*2 + y5a*2 + y6b*2 + y7L*a* + y8L *b* + y9a*b* + y10L*3 +y11a*3 + y12b*3 + y13L*2a* + y14L*a*2 + y15L*2b* + y16L*b*2 +y17a*2b* + y18a*b*2 + y19L* a*b* …(3) ステップS502では、ステップS401の測定値をデ
バイス・インディペンデントな色座標空間からCMY座
標空間へ変換(fit)する何らかの数学関数を使用するよ
うにしてもよい。しかしながら、その変換(mapping)関
数は、ステップS501で発生したかも知れない測定誤
差を除去するために平滑化処理を含んでいることが望ま
しい。
【0026】さらに、ステップS502で変換を行なう
前に、ステップS501で測定された幾つかのポイント
に重み付け処理することが望ましい。例えば、適切な肌
色階調の再現はカラー印刷の重要な特性である。従っ
て、場合によっては、肌色の領域に当たる色を他の色よ
り重みを増して処理を行なうことが望ましいからであ
る。
【0027】ステップS503では、デバイス・インデ
ィペンデントな色空間、つまりCIELAB色空間が等
しいサイズの区間に分割される。そうした区間の1つ
は、L*軸を中心にするなどしてL*軸を含んでいる。こ
のような分割が空白のプリンタテーブルを提供する。プ
リンタテーブルのサイズは、典型的なカラーモニタの色
域に加えてプリンタ色域も含むようにすることが好まし
い。例えば、図1によると、プリンタテーブルは一般に
は12で示されるカラー領域を含んでいる方が望まし
い。プリンタテーブルの区間のサイズは、プリンタテー
ブルの格納限度に十分な考慮を払って、できるだけ小さ
いものでなければならない。例えば、微細な色相や彩度
の階調変化よりも微細な輝度の階調変化の方がより重要
であるということが明らかになっている。輝度軸をΔL
* = 1(輝度L*の範囲は0〜100)の区間に分割す
ると、十分な輝度の階調変化が得られることも決まって
いる。一方、そうした微細な階調変化は通常は色相につ
いては必要とされず、Δa* =Δb* = 3の区間が適切な
色相の階調変化を与えることが分かっている(a*、b*
の範囲は輝度軸の中心、即ち、L* = 50の近傍でおよ
そ−100から+100)。
【0028】上述の考慮に加えて、プリンタ色域は各輝
度値に対し同一ではないということにも注目しなければ
ならない。特に、色域は、極端な輝度域では比較的に小
さく、輝度軸の中心では比較的大きい。6図はCIEL
AB空間のプリンタテーブルへの典型的な分割を示して
いる。しかし、ここでは、全ての輝度および色相につい
ての階調変化は説明の簡略化のために図示されない。L
* = 10のような比較的低い輝度値では、a*、b*軸の
比較的小さい矩形グリッドがプリンタ色域を展開するの
に適当である。同様に、L* = 90のような比較的高い
輝度値では、a*、b*軸の比較的小さい矩形グリッドが
プリンタ色域を格納するのに適当である。しかし、L*
= 50のような中間の輝度値では、プリンタ色域を展開
するにはa*、b*軸の比較的大きい矩形グリッドが必要
である。
【0029】さらに6図に示すように、各輝度レベルの
矩形グリッドはL*軸を含んでいる(5図ではL*軸上に
集中している)。つまり、矩形グリッド内には正確にa
* =b* = 0と一致するセルが存在する。その中心点、
即ちa* = b* = 0は純粋な無彩色に相当し、上述のよ
うに、適切なカラー再現のための純粋な無彩色として適
当に再現される。
【0030】実際は、プリンタテーブルにはプリンタ色
域よりも多くの色が含まれていることが好ましく、典型
的なモニタの色域に見られる色が含まれていることが最
も望ましい。これにより、プリンタテーブルは、プリン
タ色域の縁部分の色を境界テーブルの色に滑らかに遷移
させ、プリンタ色域の外の領域における色差分を保存す
る遷移値を含むことになる。
【0031】ステップS504では、ステップS502
で求められた変換関数を用いて、C、M、Y値をプリン
タテーブルのL*軸周囲に挿入する。連続階調印刷とは
対照的なディジタルカラー印刷に対応して、端数値であ
るC、M、Y値は切り捨てあるいは四捨五入によって整
数値にされる。各輝度レベルの矩形グリッド全体は完全
に数値で満たされることはなく、プリンタ色域内として
知られている部分にのみ数値が入っている。さらに、ち
ょうどL*軸上のセル、つまりa* = b* = 0の点もま
た、変換関数によっては変換されない。むしろ、これら
の点に対するCMY値は、ステップS501で測定され
たプリンタの無彩色を相当するL*値を用いて決定する
ことにより、ステップS505で挿入される。これによ
り、前記変換関数で導入された平滑処理によっては色相
値を純粋無彩値に持ち込まないことが保証される。
【0032】ステップS506、S507では、プリン
タテーブルのCMY値を印刷不可能な色に対して修正す
る。印刷不可能な色はステップS502で選択された変
換関数による欠陥(artifacts)のために生じるものであ
る。例えば、使用された変換関数では、7図の領域45
のような、プリンタ色域にはない不適切な領域がプリン
タテーブル内に生じる。こうした欠陥は、L*軸周囲の
領域に接続していない全ての領域を除去することによ
り、ステップS506で除去する。
【0033】印刷不可能な色は8図に示すような状況か
らも生じる。8図において、符号47は任意の輝度値L
*に対するプリンタ色域の縁部を表している。L*軸から
の凡ゆる放射状の線が縁部47と唯一の点で交わらない
ため、図示のプリンタ色域は放射状の凸形をしていな
い。特に、放射状線48は縁部47と49a、49b、
49cの3点で交わっている。49a、49bの間の領
域は放射状の凹部を成し、プリンタテーブルの不適切な
CMY値を生成する要因になっている。従って、ステッ
プS507で、プリンタテーブルの値を放射状に凸形と
なるように修正する。
【0034】9図はこのプロセスを示している。9図は
任意の輝度値L*に対するa*、b*軸内の矩形グリッド
を示している。セル51〜55は全てプリンタ色域内の
印刷可能な値を含んでいる。しかしながら、セル59
は、角度θの放射状線がプリンタ色域の2つのセル(5
3、56)を通るために放射状に凹形である。従って、
あるCMY値をセル59に割り当てることによりテーブ
ルを放射状に凸形にする。その値はその色(図中角度
θ)の色相をできるだけ保持し、所望する値に最も近い
彩度値を選択することによって選択される。こうして、
9図では、セル59の値には、セル51から55のうち
の、色相値と彩度値においてより近い値を有するセル
(複数)に依存して、そのセル51から55のうちの1
つのセルの値を割り当てることができる。9図では、C
= 1、M = 18、 Y = 14の値が選択されている。
【0035】ステップS508で各プリンタテーブルの
遷移色を求める。10図は遷移色に対するCMY値を選
択する様子を示している。図中、符号60はプリンタ色
域の縁部であり、61は、上述のように、典型的なカラ
ーモニタの縁部にほぼ一致するプリンタテーブル色域の
縁部である。縁部60、61間の領域の遷移色の各々に
ついて、遷移色から一定の角度αの位置にあるプリンタ
色域の縁部60上の色を遷移色に対して選択する。尚、
輝度のいずれの変化も許容され得るが、それは、輝度変
化の範囲が任意のしきい値にリミットされないことを意
味する。例えば、遷移色62に対しては、プリンタ色域
の縁部60上の点64が選択されるが、これは、点64
が点62から角度αの位置にあるからである。同様に、
点65のように、遷移領域の各点に対して、点66のよ
うな、一定の角度αの位置にあるプリンタ色域の縁部6
0上の該当する点が選択される。プリンタ色域の最大彩
度点67を越える遷移色に対しては、角度αは下向きに
取る。逆に、色69のように、最大彩度点67未満の遷
移色に対しては、角度αは上向きに取る。最大彩度点6
7から2αを成すウェッジ(wedge)領域70内の色に
対しては、最大彩度点67が選択される。こうして、ウ
ェッジ70内の全色が色67に変換される。縁部60、
61間の遷移色が最も滑らかな色の変化をもたらすこと
が確実になるためにも、プリンタ色域の縁部60上にお
ける彩度については、一定の角度αの展開を行う前に、
最小彩度から単調に増加して最大彩度点へ至り、最小彩
度へ単調に減少するか否かを確かめることが望ましい。
もし彩度の変化が単調ではない場合、一定の角度の展開
の前に、プリンタ色域の縁部の色彩度をその変化を排除
するように修正する。
【0036】角度αを15°とすると、彩度を十分に増
加させ、且つ、明度に不合理に大きな変化を起こさずに
満足な結果を生むということが判明している。αの他の
値、例えば10°、20°も適用できる。ステップS5
09では境界テーブル26bを作成する。プリンタテー
ブル26aが各輝度値に対してa*、b*軸の矩形グリッ
ドとして形成されるのに対し、境界テーブルはプリンタ
テーブルの各輝度値に対して1つのホイールとして形成
される。こうして、11図に示すように、プリンタテー
ブルが存在する輝度値の夫々に対して1つのホイール状
の境界テーブルが提供され、1つの境界テーブルは夫々
のプリンタテーブルに対応している。境界テーブルは複
数のセルを有し、それらセルはa*,b*座標の関数とし
て次のように計算された色相角度θでアクセスされる。
【0037】θ = arctan (b*/a*) 12図は境界テーブルとプリンタテーブルの対応を示し
ている。プリンタテーブル26aが任意の輝度値L*に
対する矩形グリッド状のテーブルであるのに対し、境界
テーブル26bはa* = b* = 0を中心とするホイール
状のテーブルである。境界テーブルの個々のセルは、色
相に対応するa*、b*軸内の角度θでアクセスされる。
実験的には、各境界テーブルにおける360個のセルに
相当する1度の増加が、色相の階調変化を適切に与える
ことが判明している。しかし、これは下記に13図を参
照して説明するように修正することができる。
【0038】ステップS510では、境界テーブルの各
セルに対するCMY値が、プリンタテーブルの遷移色に
対するCMY値を選択するのと同様な方法で選択され
る。このようにして、境界テーブル色なるものが、境界
テーブルから一定の角度α(プリンタテーブルで使用し
たものと同一のα)の位置にあるプリンタ色域の縁部色
から選択される。前述したように、角度αは、境界テー
ブル色が最大プリンタ彩度点よりも上にあるか下にある
かによって、上向き又は下向きに取るようにし、境界色
テーブルがウェッジ70内にある時は最大プリンタ彩度
点にリミットされる。
【0039】ステップS510では、境界テーブルの色
の彩度が滑らかに変化していることを確認するために境
界テーブル値を調べる。この様子は、a*軸とb*軸の任
意の輝度値L*におけるプリンタ色域70を示す13図
で説明される。上述のように、色71のような、プリン
タ色域の外に位置する色は、色相角度を保持しながらプ
リンタ色域の境界色72へ変換される。特に、領域74
のように印刷可能な彩度が急速に変化するような領域で
は、色相のわずかな変化が境界テーブルの彩度に急速な
変化をもたらす。例えば、色相角度がθ1からθ2へ変化
すると、色相の小さな変化だけでも彩度が比較的大きく
変化する。彩度にそうした大きな変化があると、印刷し
た時に不自然に見える。
【0040】このように不自然な印刷結果を避けるため
に、境界テーブルのサイズを、確実に彩度が滑らかに変
化するべく色相に十分微細な増加が現われるようになる
まで、大きくする。境界テーブルが増加されると、ステ
ップS509の計算は新しい境界テーブルのCMY値を
満たすように繰り返される。ステップS511では、プ
リンタテーブルのCMY値を調べて修正し、CMYが滑
らかに無彩色(L*軸)に混色するのを確実にする。詳
しくは、離散的な輝度レベルでは、L*軸に近いプリン
タテーブル色が無彩色に滑らかに混色するように、プリ
ンタテーブル色を再決定する。
【0041】ステップS512では、プリンタテーブル
を矩形に完成する。より詳しくは、このステップまでで
は、CMY値は、プリンタテーブルの、プリンタ色域6
0内の領域(ステップS504、S505)とプリンタ
色域と境界テーブルとの間の遷移領域61にしか挿入さ
れていなかった(ステップS509)。ステップS50
2では、12図の69のようなプリンタテーブルの残り
のセルについて色相角度を算出し、12図の68で表す
ような色相角度の境界テーブルの色を挿入する。
【0042】ステップS513では、アブニー効果を補
償するために、プリンタテーブルと境界テーブルの色相
角度がワープされる。具体的には、色域外の色に対する
CMY値(この値は、この時点ではプリンタテーブルと
境界テーブルに記憶されている)は、ステップS508
に関連して前述したように、全て一定の角度の展開に基
づいている。しかし、2図に示すように、彩度の高い色
に関しては、一定の角度を保持しながらプリンタ色域の
縁部へ戻すという展開を行うと、アブニー効果によって
知覚される色相に変化をもたらす。例えば前述のよう
に、一定の角度の展開によって、高い彩度の(しかし印
刷不可能な)紫みの青色19aは、プリンタ色域の縁部
のより低い彩度の紫色(19bで示される)に変えられ
てしまう。
【0043】この効果を補償するために、プリンタテー
ブルと境界テーブルの色相角度をワープさせる(歪ませ
る)。より詳しくは、プリンタテーブルと境界テーブル
の両方に対して、1つの色相角度に対するCMY値を他
の異なる1つの色相角度へ転移させ、印刷色に知覚され
る色相を保持するようにする。14、15図は、θ=2
55°からθ=333°間にある色相角度θにある青/
紫の色空間領域について、このワープを示している。
【0044】14図はワープ前のプリンタテーブル80
と、ワープ後におけるそのプリンタテーブル81を示し
ている。14図のこれらのプリンタテーブルはa*、b*
面における任意のプリンタテーブルに対するものであ
り、任意の輝度値L*に対するものである。14図に示
すワープは、ステップS503で選択されたL*値に対
するプリンタテーブルの各々について実行されるという
ことは明らかである。14図に示すように、青色領域8
2aは相当するワープ青色領域82bへ拡張されてい
る。これにより、色域外の高い彩度の青色を印刷すると
いう命令に対して印刷されるCMY値が、紫みの青より
もむしろ青い色相の色となることが確実にされる。例え
ば、高い彩度の色域外の青色84は、ワープされないテ
ーブル80に従って印刷すると、紫みの青色になるが、
ワープされたテーブル81に従って印刷すると青色とな
る。
【0045】さらなる色相角度ワープにより、領域85
aのCMY値が領域85bに変換(写像)され、また、
領域86aから86bへと変換される。変換の詳細は下
記の通りである。色相角度255°〜305° :ワープ角度[255+a
ng]=255+0.5*ang 但し、0<ang<50°である。色相角度305°〜309° :ワープ角度[305+a
ng]=280+1.25*ang 但し、0<ang<4°である。色相角度309°〜333° :ワープ角度[309+a
ng]=285+2*ang 但し、0<ang<24°である。こうして、未ワープ
領域255°〜280°は領域255°〜305°へ拡
張されることによってワープされ、未ワープ領域280
°〜285°は領域305°〜309°へ圧縮すること
によってワープされる。また、未ワープ領域285°〜
333°は領域309°〜333°へ圧縮することによ
ってワープされる。これらのワープされた領域は連続性
を保っているが、未ワープ領域と同一の端部点(ここで
は255°及び333°)を持っている。
【0046】レッド、シアンにおいても同様のワープを
行なう。レッドに対するワープ処理は次の通りである。色相角度10°〜40° :ワープ角度[10+ang]
=10+0.5*ang 但し、0<ang<30°である。色相角度40°〜53° :ワープ角度[40+ang]
=25+1.25*ang 但し、0<ang<12°である。色相角度52°〜76° :ワープ角度[52+ang]
=40+1.5*ang 但し、0<ang<24°である。このように、未ワー
プ領域10°〜25°は領域10°〜40°へ拡張され
ることによってワープされ、未ワープ領域25°〜40
°は領域40°〜52°へ圧縮することによってワープ
される。また、未ワープ領域40°〜76°は領域52
°〜76°へ圧縮することによってワープされる。
【0047】シアンに対するワープ処理は次の通りであ
る。色相角度170°〜195° :ワープ角度[170+a
ng]=170+2.0*ang 但し、0<ang<25°である。色相角度195°〜245° :ワープ角度[195+a
ng]=220+0.5*ang 但し、0<ang<50°である。このように、未ワー
プ領域170°〜220°は領域170°〜195°へ
圧縮することによってワープされ、未ワープ領域220
°〜245°は領域195°〜245°へ拡張すること
によってワープされる。
【0048】プリンタテーブルに対して行なわれたのと
同じワープ処理が、15図に示すように、境界テーブル
についても行なわれる。前述と同様、この処理によっ
て、色87のような色域外の青色の印刷命令に対して
は、未ワープ境界テーブルに従って印刷すると紫みの青
の色相として印刷されてしまうが、ワープ処理された境
界テーブルに従って印刷すると確実に青い色相の色とな
る。
【0049】上記のワープにより、色域内の色も色域外
の色もワープさせるため、プリンタテーブル及び境界テ
ーブル内の色に滑らかさを保持することができる。色域
外色のみについてワープさせることも可能であるが、こ
うするとプリンタ色域の縁部の色の連続性が悪くなる。
さらに、たとえ色域内の色をワープさせたために色がず
れたとしても、その色相角度の線は色域内の色について
は互いに近くなり、高彩度の色域外の色については互い
に離れるようになるため、ずれの量はあまり問題になら
ないということが、実験的に判明している。
【0050】上述のワープ技術では、同一色相角度にあ
る全色を彩度とは無関係に等しくワープさせるが、彩度
に基づくファクタをワープに導入することも可能であ
る。その場合、さらに高い彩度の色が比較的低い彩度の
色へとワープされる。ステップS514では、プリンタ
テーブル及び境界テーブルの黄色領域にある色を、その
黄色領域が広がるように修正する。詳しく説明すると、
2図に示すように、プリンタの純黄色が大変狭いプリン
タ色域に陥ってしまい、ユーザに見つけ難い(モニタの
黄色範囲はより広いので)ものとなっていた。純黄色に
関して印刷可能な範囲は大変狭いため、大抵ユーザは所
望の純黄色よりも緑みの黄色を選んでしまう。そこで、
ステップS514では黄領域を拡大する。この黄領域の
拡大は下記の色相角度のワープで行うことができる。色相角度87°〜91° :ワープ角度[87+ang]
=87+1.25*ang 但し、0<ang<4°である。色相角度91°〜97° :ワープ角度[91+ang]
=92 但し、0<ang<6°である。色相角度97°〜112° :ワープ角度[97+an
g]=92+0.5*ang 但し、0<ang<15°である。色相角度112°〜132° :ワープ角度[112+a
ng]=99.5+1.25*ang 但し、0<ang<20°である。色相角度132°〜147° :ワープ角度[112+a
ng]=124.5+1.5*ang 但し、0<ang<15°である。前述のステップS5
01からS514を自動的に実行するコンピュータプロ
グラムが開発されており、付録のマイクロフィッシュの
形で提出されるであろう。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の印刷方法
および装置によれば、カラー印刷において、アブニー効
果を効果的に補償することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリンタで印刷可能な色域とモニタ上に表示可
能な色域の関係を示す色度図である。
【図2】アブニー効果を特徴付ける一定の色曲線を示す
色度図である。
【図3】本実施例に関わる印刷装置を示すブロック図で
ある。
【図4】3図の装置のプリンタドライバによる、カラー
プリンタのCMYK値の選択を説明するフローチャート
である。
【図5a】プリンタテーブルと境界テーブルの形成方法
を説明するフローチャートである。
【図5b】プリンタテーブルと境界テーブルの形成方法
を説明するフローチャートである。
【図6】CIELAB色空間からプリンタテーブルへの
典型的な分割を示す図である。
【図7】未接続領域がプリンタテーブルから除去される
様子を示す図である。
【図8】プリンタ色域における放射状に凹形の領域を示
す図である。
【図9】プリンタテーブルを放射状に凸形に形成するこ
とにより凹型領域を除去する様子を示す図である。
【図10】プリンタテーブルの遷移領域において、各セ
ルに対してCMY値を選択する様子を示す図である。
【図11】境界テーブルの配置を示す図である。
【図12】任意の輝度値L*に対するCIELAB色空
間におけるプリンタテーブルと境界テーブルの関係を示
す図である。
【図13】a*及びb*軸における任意の輝度値L*のプ
リンタ色域を示す図である。
【図14】プリンタテーブルに対して色相角度をワープ
させる様子を示す図である。
【図15】境界テーブルに対して色相角度をワープさせ
る様子を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/66 N 8420−5L 310 8420−5L 15/72 310 9192−5L H04N 1/46 Z 9068−5C

Claims (43)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デバイス・インディペンデントな色空間
    内の色に対応する基本色値を提供するカラープリンタル
    ックアップテーブルであって、その基本色値はアブニー
    効果を補償するようにワープした色相角度を有すること
    を特徴とするカラープリンタルックアップテーブル。
  2. 【請求項2】 前記デバイス・インディペンデントな色
    空間内の色は、カラープリンタ色域内の色とカラープリ
    ンタ色域外の色に対応することを特徴とする請求項1に
    記載のカラープリンタルックアップテーブル。
  3. 【請求項3】 前記デバイス・インディペンデントな色
    空間内の色は、前記色域外の色についてワープされるこ
    とを特徴とする請求項2に記載のカラープリンタルック
    アップテーブル。
  4. 【請求項4】 前記基本色値は、彩度が増加する色につ
    いて増加的にワープされることを特徴とする請求項3に
    記載のカラープリンタルックアップテーブル。
  5. 【請求項5】 前記基本色値は、プリンタ色域の内外両
    方の色についてワープされることを特徴とする請求項3
    に記載のカラープリンタルックアップテーブル。
  6. 【請求項6】 前記色相角度は、青色領域の色相角度を
    拡張し、紫みの青色領域の色相角度を圧縮するようにワ
    ープされることを特徴とする請求項1に記載のカラープ
    リンタルックアップテーブル。
  7. 【請求項7】 前記色相角度は、青みの緑色領域の色相
    角度を圧縮し、緑みの青色領域の色相角度を拡張するよ
    うにワープされることを特徴とする請求項1に記載のカ
    ラープリンタルックアップテーブル。
  8. 【請求項8】 前記色相角度は、赤色領域の色相角度を
    拡張し、赤みの橙色領域の色相角度を圧縮するようにワ
    ープされることを特徴とする請求項1に記載のカラープ
    リンタルックアップテーブル。
  9. 【請求項9】 前記黄色領域は拡張されることを特徴と
    する請求項1に記載のカラープリンタルックアップテー
    ブル。
  10. 【請求項10】 カラープリンタドライバであって、 カラープリンタ色域内の色に対応する基本色値とカラー
    プリンタ色域外の色に対する基本色値とを提供するプリ
    ンタテーブルであって、カラープリンタ色域外の前記基
    本色値はアブニー効果を補償するようにワープした色相
    角度を有するように構成されたプリンタテーブルと、 指定された色の印刷命令を受信する手段と、 前記プリンタテーブルから指定色に対応する基本色値を
    抽出する制御手段とを備えるカラープリンタドライバ。
  11. 【請求項11】 カラープリンタ色域外の色に対する色
    相角度もワープされたことにより、プリンタテーブル内
    の色に対する色の滑らかさが保持されることを特徴とす
    る請求項10に記載のカラープリンタドライバ。
  12. 【請求項12】 前記基本色値は、彩度が増加する色に
    ついて増加的にワープされることを特徴とする請求項1
    1に記載のカラープリンタドライバ。
  13. 【請求項13】 前記色相角度は、青色領域の色相角度
    を拡張し、紫みの青色領域の色相角度を圧縮するように
    ワープされることを特徴とする請求項11に記載のカラ
    ープリンタドライバ。
  14. 【請求項14】 前記色相角度は、青みの緑色領域の色
    相角度を圧縮し、緑みの青色領域の色相角度を拡張する
    ようにワープされることを特徴とする請求項11に記載
    のカラープリンタドライバ。
  15. 【請求項15】 前記色相角度は、赤色領域の色相角度
    を拡張し、赤みの橙色領域の色相角度を圧縮するように
    ワープされることを特徴とする請求項11に記載のカラ
    ープリンタドライバ。
  16. 【請求項16】 前記黄色領域は拡張されることを特徴
    とすることを特徴とする請求項11に記載のカラープリ
    ンタドライバ。
  17. 【請求項17】 プリンタテーブル外の色に対して基本
    色値を提供する境界テーブルをさらに備え、前記制御手
    段は、指示色が前記プリンタテーブル内か前記境界テー
    ブル内にあるかに基づいて、前記プリンタテーブルまた
    は前記境界テーブルのどちらか1方を選択し、前記プリ
    ンタテーブルまたは前記境界テーブルの選択された1方
    から基本色値を抽出することを特徴とする請求項10に
    記載のカラープリンタドライバ。
  18. 【請求項18】 前記プリンタテブルのワープは境界テ
    ーブルのワープと同様であることを特徴とする請求項1
    7に記載のカラープリンタドライバ。
  19. 【請求項19】 前記境界テーブルは、明度軸を中心と
    するホイール状のセルで構成されることを特徴とする請
    求項17に記載のカラープリンタドライバ。
  20. 【請求項20】 カラー印刷装置であって、 基本色値命令に応じてカラー画像を印刷するカラープリ
    ンタであって、印刷可能な色域を有するカラープリンタ
    と、 表示可能な色域内の色を表示するカラーモニタと、 格納された処理工程を実行するコンピュータを含む処理
    ユニットであって、前記カラーモニタ基本色値を提供す
    るためのカラーモニタインタフェースと前記カラープリ
    ンタへ基本色値を提供するためのカラープリンタインタ
    フェースとを含む処理ユニットと、 前記処理ユニットによって実行される処理工程を格納す
    るメモリを備え、 前記処理工程は、カラー画像形成工程と、前記カラー画
    像に応じて前記カラーモニタインタフェースを介して基
    本色値を前記カラーモニタへ提供する工程と、前記カラ
    ー画像に応じて前記カラープリンタインタフェースを介
    して基本色値を前記カラープリンタへ提供する工程とを
    含み、印刷可能な色域外の色に対しては、色相角度は表
    示された画像の色相が印刷される画像の色相と同一であ
    ると知覚されるようにワープされることを特徴とするカ
    ラー印刷装置。
  21. 【請求項21】 前記メモリはデバイス・インディペン
    デントな座標空間内の色に対応する基本色値を提供する
    プリンタテーブルを格納し、 前記基本色値はワープされた色相角度を有し、 また前記処理工程は前記カラー画像に対するデバイス・
    インディペンデントな色座標を形成する工程と、前記デ
    バイス・インディペンデントな色座標に対応する基本色
    値を前記カラープリンタへ提供する工程を含むことを特
    徴とする請求項20に記載のカラー印刷装置。
  22. 【請求項22】 前記デバイス・インディペンデントな
    色空間内の色は前記カラープリンタ色域内の色と前記カ
    ラープリンタ色域外の色の両方に対応することを特徴と
    する請求項21に記載のカラー印刷装置。
  23. 【請求項23】 前記基本色値は前記色域外色に対して
    ワープされることを特徴とする請求項22に記載のカラ
    ー印刷装置。
  24. 【請求項24】 前記基本色値は彩度が増加する色につ
    いて増加的にワープされることを特徴とする請求項23
    に記載のカラー印刷装置。
  25. 【請求項25】 前記基本色値は、プリンタ色域の内外
    両方の色についてワープされることを特徴とする請求項
    23に記載のカラー印刷装置。
  26. 【請求項26】 前記色相角度は、青色領域の色相角度
    を拡張し、紫みの青色領域の色相角度を圧縮するように
    ワープされることを特徴とする請求項23に記載のカラ
    ー印刷装置。
  27. 【請求項27】 前記色相角度は、青みの緑色領域の色
    相角度を圧縮し、緑みの青色領域の色相角度を拡張する
    ようにワープされることを特徴とする請求項23に記載
    のカラー印刷装置。
  28. 【請求項28】 前記色相角度は、赤色領域の色相角度
    を拡張し、赤みの橙色領域の色相角度を圧縮するように
    ワープされることを特徴とする請求項23に記載のカラ
    ー印刷装置。
  29. 【請求項29】 前記黄色領域は拡張されることを特徴
    とする請求項23に記載のカラー印刷装置。
  30. 【請求項30】 前記メモリは前記プリンタテーブル外
    の色に対する基本色値を提供する境界テーブルを格納
    し、 また前記処理ユニットは指示色が前記プリンタテーブル
    内か前記境界テーブル内にあるかに基づいて、前記プリ
    ンタテーブルまたは前記境界テーブルのどちらか1方を
    選択し、前記プリンタテーブルまたは前記境界テーブル
    の選択された方から基本色値を抽出することを特徴とす
    る請求項20に記載のカラー印刷装置。
  31. 【請求項31】前記プリンタテブルのワープは境界テー
    ブルのワープと同様であることを特徴とする請求項30
    に記載のカラープリンタドライバ。
  32. 【請求項32】 前記境界テーブルは、明度軸を中心と
    するホイール状のセルで構成されることを特徴とする請
    求項30に記載のカラープリンタドライバ。
  33. 【請求項33】 プリンタテーブルの形成方法であっ
    て、 カラープリンタ色域の縁部を判定する工程と、 前記カラープリンタ色域の縁部内の色について基本色値
    を前記プリンタテーブルへ変換する工程と、 前記カラープリンタ色域の縁部外の色について基本色値
    を前記プリンタテーブルへ変換する工程と、 前記基本色値について色相角度をワープする工程を備え
    るプリンタテーブルの形成方法。
  34. 【請求項34】 前記基本色値は、色域外色についてワ
    ープされることを特徴とする請求項33に記載のプリン
    タテーブルの形成方法。
  35. 【請求項35】 前記基本色値は、彩度が増加する色に
    ついて増加的にワープされることを特徴とする請求項3
    4に記載のプリンタテーブルの形成方法。
  36. 【請求項36】 前記基本色値は、色の滑らかさを保持
    するように、前記プリンタ色域内外の色の両方について
    ワープされることを特徴とする請求項34に記載のプリ
    ンタテーブルの形成方法。
  37. 【請求項37】 前記色相角度は、青色領域の色相角
    度を拡張し、紫みの青色領域の色相角度を圧縮するよう
    にワープされることを特徴とする請求項34に記載のプ
    リンタテーブルの形成方法。
  38. 【請求項38】 前記色相角度は、青みの緑色領域の色
    相角度を圧縮し、緑みの青色領域の色相角度を拡張する
    ようにワープされることを特徴とする請求項34に記載
    のプリンタテーブルの形成方法。
  39. 【請求項39】 前記色相角度は、赤色領域の色相角度
    を拡張し、赤みの橙色領域の色相角度を圧縮するように
    ワープされることを特徴とする請求項34に記載のプリ
    ンタテーブル形成方法。
  40. 【請求項40】 前記黄色領域は拡張されることを特徴
    とする請求項34に記載のプリンタテーブルの形成方
    法。
  41. 【請求項41】 基本色値を、前記プリンタテーブル外
    の色に対する基本色値を提供する境界テーブルへ変換す
    る工程をさらに備えることを特徴とする請求項33に記
    載のプリンタテーブルの形成方法。
  42. 【請求項42】 前記プリンタテーブルのワープは前記
    境界テーブルのワープと同様であることを特徴とする請
    求項41に記載のプリンタテーブルの形成方法。
  43. 【請求項43】 前記境界テーブルは、明度軸を中心と
    するホイール状のセルで構成されることを特徴とする請
    求項41に記載のプリンタテーブルの形成方法。
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