JPH06225131A - カラーモニタ表示の色再現のための方法及び装置 - Google Patents

カラーモニタ表示の色再現のための方法及び装置

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JPH06225131A
JPH06225131A JP5249376A JP24937693A JPH06225131A JP H06225131 A JPH06225131 A JP H06225131A JP 5249376 A JP5249376 A JP 5249376A JP 24937693 A JP24937693 A JP 24937693A JP H06225131 A JPH06225131 A JP H06225131A
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color
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value
colors
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JP5249376A
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Brigitte Ruetz
ルエッツ ブリジット
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Canon Information Systems Inc
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/60Colour correction or control
    • H04N1/6058Reduction of colour to a range of reproducible colours, e.g. to ink- reproducible colour gamut

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Color, Gradation (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Image Generation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリンタ色域の色を正確に再現することがで
き、プリンタ色域外の色に対しても満足な色再現が行な
える方法及び装置を提供する。 【構成】 典型的なカラーモニタ色域内の色に対する色
に加えてプリンタ色域内の色に対するプリンタテーブル
と、プリンタテーブル外の色に対する境界テーブルとを
形成する。プリンタテーブルは、CIELAB色空間か
らプリンタ座標系へ変換するための数学的な平滑化変換
関数により形成される。境界テーブルは印刷不可能な色
の色相は保持されるが彩度は増加させるようにする。彩
度の増加は輝度変化が所定の閾値を越えないように制限
される。プリンタテーブルはデバイスインディペンデン
トな色座標空間の無彩色軸を含む矩形グリッド状に形成
され、一方境界テーブルは無彩色軸を中心とするホイー
ル状に形成されて、印刷不可能な色の色相角度に従って
アクセスされる。プリンタ色域外のプリンタテーブルに
遷移色が付加され、プリンタ色域縁部から境界テーブル
への遷移を円滑にし、プリンタ色域外の色差分を保持す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特定の色の印刷要求に
応じてカラープリンタが印刷を行なうべく、色を決定す
るためのルックアップテーブルを形成し、また使用する
装置及び方法に関するものである。ここで、要求された
特定の色とは、そのプリンタでは印刷不可能な色も含む
ものとする。
【0002】
【従来の技術】近年、カラーモニタやカラープリンタの
有用性が増して、コンピュータのユーザがフルカラーの
画像をカラーモニタで見て、カラープリンタによるフル
カラー印刷を指示することが日常化して来ている。しか
しながら、カラープリンタとカラーモニタの形成するカ
ラー画像はそれぞれ異なるものである。特に、カラーモ
ニタは発光型の装置であって、色の形成は一般に赤、
緑、青の3原色の光を加法混色することにより行なわれ
る。一方、印刷された画像は単純に周辺光を反射したも
のであり、周辺光を介して知覚された印刷画像の色は一
般にシアン、マジェンタ、イエロー(時にはブラックも
含まれる)の減色法の3原色に影響される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの混色法は基本
的に異なるものであり、結果として、モニタで表示可能
な色の範囲はプリンタで印刷可能な色の範囲とは異なっ
ている。1図は、CIE1931色度図であり、モニタ
に表示可能な色の範囲(即ち「色域」)(領域A)と、
プリンタに印刷可能な色の範囲(即ち「色域」)(領域
B)を示している。図示のように、モニタが表示出来る
色の範囲は一般にプリンタが印刷出来る色の範囲より広
い。これは、モニタが光を発する装置であって、より大
きな範囲の彩度で色を表示するからである。しかしなが
ら、領域10のように、減色法によるものであるのに印
刷画像の方がモニタより広い色範囲を持つような低彩度
領域も存在する。
【0004】印刷可能範囲と表示可能範囲のこのような
差異により、以前は表示されたカラー画像の忠実な色再
現として認められるようなカラー画像を印刷することは
不可能であった。特に、印刷可能な色の領域Bの外に位
置する領域11のような領域の色を印刷することは全く
不可能であった。従って、こうした色はカラーモニタ上
では見ることが出来ても、カラープリンタで印刷するこ
とは出来なかった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は上述の問
題に対処することである。本発明の1様態において、カ
ラーモニタに表示されている色のうち、印刷可能な色の
範囲の外にある印刷色をいかにして印刷するかを決定
し、そうした色が所望の色とは正確に同じではないとし
ても、忠実な色再現であると知覚されるようにする。一
般には、プリンタ色域外の印刷色は、異なる色が異なっ
て印刷された時に忠実な色再現であると知覚される。異
なる色が異なって印刷される時、印刷された実際の色が
所望の色からずれていても色差分は保持される。
【0006】発明の上記様態によると、カラー印刷は別
々のプリンタテーブルと境界テーブルに従って行なわれ
る。プリンタテーブルは離散的な輝度値に対応した矩形
グリッド状のテーブルであり、カラープリンタの色域内
の色の他に典型的なカラーモニタの色域内の色のシア
ン、マジェンタ、イエロー値を格納している。境界テー
ブルは離散的な輝度値に対応したホイール状のテーブル
であり、装置に依存しない(デバイスインディペンデン
トな)色座標の色がプリンタテーブルにおける色から外
れている場合に、印刷されるCMY値を提供する。境界
テーブルの値は色相を保持しながら彩度を上げるように
明度を修正する値である。プリンタ色域内では、プリン
タテーブルは該当する色を正確に再現するCMY値を格
納する。プリンタ色域の外では、プリンタテーブルはプ
リンタテーブルの値が滑らかに合計されて境界テーブル
の彩度値になり、色差分も保持されるように、プリンタ
色域の縁部の色と境界テーブルの色の間の遷移値を格納
する。必要であれば、極端な輝度値を持つ色が輝度にお
いて識別可能な階調変化で印刷されるように、輝度値を
圧縮してもよい。プリンタテーブルと境界テーブルを使
用して印刷するためには、カラーモニタ上に表示された
色を赤、緑、青の座標から(以下「RGB座標」と称す
る)CIELAB座標のようなデバイスインディペンデ
ントな色座標に変換する。その後、デバイスインディペ
ンデントな色座標をプリンタテーブルと境界テーブルに
参照されて、プリンタに印刷されるCMY値を決定す
る。
【0007】発明の他の様態では、デバイスインディペ
ンデントな色座標からプリンタに依存する色座標へ変換
するためのテーブルを形成する。この様態によると、各
インク色に付き全ての印刷可能な色の4分の1の組み合
わせから成る、全印刷可能色の大きいサンプル数の組み
合わせをプリンタに印刷させることによって、印刷可能
な色の範囲を測定する。印刷可能な色はデバイスインデ
ィペンデントな色座標に測定され、その測定に基づい
て、装置に依存しない色座標からプリンタ座標への数学
的平滑化変換関数を適用する。変換関数を参照して、印
刷可能な色についてプリンタテーブルが算出される。印
刷可能な色の範囲の外の値については境界テーブルが求
められる。境界テーブルは、各々の印刷印刷不可能な色
について、その色と同じ色相を持つ印刷可能な色を選択
することによって得られる。印刷可能な色の輝度は印刷
不可能な色の輝度と同じであってよいが、より好ましく
は、印刷不可能な色の代わりに印刷される色の彩度を増
加させるように輝度を修正しても良い。プリンタテーブ
ルは、典型的なカラーモニタ内の全色を網羅するだけの
サイズがあり、また、プリンタテーブルは、プリンタテ
ーブルと境界テーブル間の遷移を滑らかに行ない、色差
分を保持するために、プリンタ色域の縁部の値と境界テ
ーブルに従って印刷される値の間の遷移値を含んでいる
ことが望ましい。
【0008】上記発明の概略は発明の本質が速やかに理
解されるためのものである。下記の好適な実施例の詳細
な説明と、本明細書の一部を成す添付図面とを参照する
ことにより、本発明はより完全に理解されるものであ
る。
【0009】
【実施例】2図は本発明の実施例に係わる印刷装置を示
すブロック図である。図示のように、印刷装置はホスト
CPU20と、カラーモニタ30と、カラープリンタ4
0から成っている。ホストCPU20は80286マイ
クロプロセッサ等の処理回路21と、処理回路21のワ
ークエリアであるランダムアクセスメモリ(「RA
M」)22と、処理回路21の静的格納エリアであるリ
ードオンリーメモリ(「ROM」)24と、モニタドラ
イバ25と、プリンタドライバ26とを有する。操作者
はキーボード27を介しホストCPU20にアクセスす
る。キーボード27はインタフェース29により処理回
路21に接続されている。キーボードを用いて、操作者
は処理回路21に格納されたプログラム命令を実行させ
て、カラー画像をモニタ30に表示させ、相当するカラ
ー画像をカラープリンタ40に印刷させる。
【0010】ホストCPU20はディスクドライブ、テ
ープドライブ、カラービデオインタフェース、カラース
キャナインタフェース等、他の周辺装置とも接続してい
るが、こうした装置は説明の簡略化のためにここでは図
示されない。こうした装置は、処理回路21に実行され
る格納プログラム命令と協同作用して、例えばカラー画
像をスキャンしてRAM22に格納したり、モニタ30
に表示させたり、その画像の色を加工したり、その結果
処理された画像をプリンタ40に印刷させたりする。
【0011】格納されたプログラム命令に従って、処理
回路21はモニタ30上にカラー画像を形成する。処理
回路21はカラー画像をモニタドライバ25に提供し、
モニタドライバ25はモニタ30の各画素についてのR
GB値を生成する。RGB値はインタフェース31を介
しモニタ30へ提供され、それらの値はモニタ30で表
示される。
【0012】要請に応じて、処理回路21は、カラープ
リンタ40による印刷のために、カラー画像をプリンタ
ドライバ26にも提供する。プリンタドライバ26は処
理回路21からの色値に基づいて、カラー画像の各画素
についてCMY値を生成する。CMY値はプリンタテー
ブル26aまたは境界テーブル26bに従って決定され
る。プリンタテーブル26aはプリンタ40に印刷可能
な全ての色についてCMY値を提供するテーブルであ
る。境界テーブル26bはプリンタ40で印刷不可能な
色についてのCMY値を提供するテーブルである。尚、
プリンタテーブルは、印刷可能な色から印刷不可能な色
への遷移を滑らかにするために、幾つかの印刷不可能な
色のCMY値をも含んでいてもよい。さらに、ブラック
(以下「K」)値を含むようにしてもよい。CMYK値
はインタフェース41を介してプリンタ40に提供さ
れ、プリンタ40内のビットマップメモリ42に格納さ
れる。ビットマップメモリ42は印刷される画像のフル
ビットマップ画像を格納してもよいし、あるいは、ある
領域あるいは部分のビットマップ画像を格納するように
してもよい。ビットマップメモリ42に十分なカラーデ
ータが格納されると、カラープリンタヘッド44が記録
紙と近接したプラテン上を往復する。本実施例では、プ
リントヘッド44は縦4列横8段の32個のインクジェ
ットノズルを備えている。第1列のノズルは全てシアン
のインク滴を吐出する。第2列のノズルは全てマジェン
タのインク滴を吐出し、第3列のノズルは全てイエロー
のインク滴を吐出する。第4列のノズルは全てブラック
のインク滴を吐出する。プリントヘッド44がプラテン
を1往復すると8行の画素が印刷されるように、これら
のノズルはビットマップメモリ42のカラーデータに従
って独立に制御される。
【0013】3図は、プリンタドライバ26が処理回路
21に提供されたカラーデータからCMYK値を選択す
る動作を説明するためのフローチャートである。ステッ
プS301では、プリンタドライバ26は、ビットマッ
プ42内のある位置(x、y)についてのRGB値を得
る。ステップS302では、プリンタドライバ26はR
GB値から装置に依存しない(以下、「デバイスインデ
ィペンデント」という)色座標値を形成する。好ましく
は、このデバイスインディペンデントな色座標はCIE
LAB色座標である。これは、CIELAB色空間は知
覚的に均一で、CIELAB色空間内の等しい大きさの
区間は、いずれにおいても、知覚される色の等しい大き
さの変化に一致するためである。さらに、CIELAB
色空間は色相や輝度に関して円柱状の座標にして見るこ
とができるので、色域マップを定義しやすい直覚的な色
座標である。
【0014】ステップS303では、輝度座標がCIE
LAB空間のL*軸上で極端な輝度部分(複数)におい
て圧縮される。尚、圧縮ステップS303は、ステップ
S302からのL*値を数学的に操作することにより直
接的に実行してもよいし、あるいは、修正したCMY値
をプリンタテーブルや境界テーブルに格納することによ
り間接的に実行するようにしてもよい。幾つかの場合に
は好ましいことであるが、間接的に行う場合には、プリ
ンタテーブルも境界テーブルも予め圧縮された値を格納
するようにする。即ち、プリンタテーブルと境界テーブ
ルに於ては、例えば輝度L*=99での値が実際には輝
度L*=94に相当するように調整されている。同様
に、輝度L*=7の値は実際は輝度L*=26に相当す
る。輝度レンジの中央部分、例えばL*=38〜90に
おける値は未修正のままである。これにより、データ操
作による直接的な圧縮を必要とせずに輝度の圧縮が行な
える。
【0015】圧縮ステップS303はオプションのステ
ップである。しかし、このステップは極端な輝度を有す
る色でも輝度の変化を知覚できるように印刷することを
保証するものなので、そのためこのステップを実行する
ことが好ましい。即ち、モニタ30は発光体によって色
を表示するため、プリンタ40よりも高い輝度値を持つ
色を表示できようになっているのに対し、プリンタ40
の輝度の最高値はカラー画像が形成される紙の白さによ
り制限されるからである。さらに、モニタ30は発行体
の光を完全に消すことができるため、プリンタ40が印
刷したものよりも低い輝度値を持つ色を表示できる。こ
れは、ブラックのインクですら周辺光をいくらかは反射
するからである。従って、ある色の印刷を確実に行うた
めには、たとえ最高値と最低値の輝度で印刷する場合で
も、ステップS302で決定した輝度値をプリンタ40
で印刷可能な範囲に圧縮することが望ましい。
【0016】ステップS304では、ステップS30
2、S303で生成されたL*、a*、b*座標がプリン
タテーブル26aに網羅されている範囲内にあるかどう
かが調べられる。そのL*、a*、b*座標がプリンタテ
ーブル26aの範囲内であるなら、ステップS305へ
進んで、プリンタテーブル26a内でL*、a*、b*座
標位置(このL*、a*、b*座標位置は、離散値のみ格
納されているので、実際にはそのL*、a*、b*に最も
近い位置となる)に相当するCMY値を参照(ルックア
ップ)する。一方、L*、a*、b*座標がプリンタテー
ブル26aの範囲外であった場合、ステップS306へ
進み、下記の式に従って、色相角度θをa*、b*値より
得る。
【0017】θ = arctan (b*/a*) それから、境界テーブルをルックアップするステップS
307へ進み、輝度L*とステップS306で求めた色
相角度θに相当する境界テーブル内の最も近い位置のC
MY値をルックアップする。いずれの場合もステップS
308へ進み、それらのCMY値はビットマップメモリ
42の(x,y)位置に格納される。必要であれば、C
MY値は格納の前に修正されてもよく、例えば、これら
のテーブルに格納された実際のL*、a*、b*値と上記
のように算出された所望の値との差を補間処理により調
整するようにしてもよい。
【0018】ステップS309では、プリンタドライバ
26がビットマップメモリが完成したかどうかを判断す
る。ビットマップメモリが完成していない場合は、ステ
ップS301へ戻って、ビットマップメモリの次の位置
(x,y)のために次のRGB値を得る。一方、ビット
マップメモリ全体が完成している場合、あるいは、ビッ
トマップメモリ内において既に十分な領域(ヘッド44
のインクジェットノズルの8行に相当する8行の長さの
バンドなど)が完成している場合、ステップS310へ
進み、ガンマ補正が行なわれる。ガンマ補正により、輝
度を均一に配分するように、ビットマップメモリのCM
Y値が調整される。ステップS311では、下色除去が
行なわれてビットマップメモリの位置(x、y)に対す
るブラック値を得る。本実施例の下色除去はCMY値の
中の最小値を選択してその値をブラック値に割り当てる
という単純な方法で行なわれる。その後、CMY値の夫
々はブラック値を引き算されて調整される。
【0019】ステップS310、S311の順序は決ま
ったものではなく、例えば、連続トーンや、ディザ法や
誤差拡散法など特定のカラー印刷技術を使用するために
順序を入れ替えてもよい。ステップS312では、上記
処理の結果得られたCMY値を使用してカラー印刷が始
められる。
【0020】4a図,4b図はプリンタテーブル26a
と境界テーブル26bの形成方法を説明するフローチャ
ートである。図示のフロー手順は各プリンタに付き1度
だけ行なうか、あるいは再調整の必要が生じた時に行な
えばよい。4a図,4b図のフロー手順は同一の機種番
号のプリンタなど1組のプリンタに1度だけ行なって、
プリンタの工場調整の一部としてソフトの形で操作者に
提供する方がより好ましい。
【0021】ステップS401では、プリンタ40で印
刷可能な色の色域または範囲を測定する。好ましくは、
これはプリンタ40で印刷可能な全ての色の、非常に大
きいサブセットか若しくは完全なセットを印刷すること
によって行なう。例えば、本実施例で使用するプリンタ
においては、CMY、K値の夫々が0〜64の数値の6
5階調で印刷される。このように、例えば、17個のC
値、即ち数値0、4、8、12、...64が印刷され、
そして17個のM値、17個のY値が同様に印刷され
る。これら夫々17個のCMY値のあらゆる可能な組み
合わせが印刷され、結局17×17×17=4,913
個のカラーパッチができる。
【0022】上記有彩色(hued colors)に加えて、全て
の可能な無彩色値(gray values)が、この場合は48個
の無彩色値が既に印刷済みの17色の上に印刷される。
上記のようなプリンタ色域のサンプリングにより、有彩
色と共に純粋な無彩色が印刷されるのが了解されるであ
ろう。サンプリング方法に何を使用する場合でも、適当
な無彩色の再現はカラー再現において望ましい特性なの
で、この純粋無彩色の印刷の特性は保持されるべきであ
る。
【0023】4,913個のカラーパッチと付加された
48個のグレーパッチの各々について色が前述のCIE
LAB色空間のようなデバイスインディペンデントな色
空間で測定される。こうして、ステップS401の最後
においては、4,913+48=4,961個のユニーク
なCMY色の組み合わせの各々について、L*、a*、b
*座標が測定され、これによりプリンタ色域を規定す
る。ステップS402では、CIELAB座標をCMY
座標へ転換するための数学的な平滑化関数を得る。本実
施例では、CIELAB空間からCMY空間への3次元
の最少二乗法によるフィットを選んだ。つまり、C0
らC19の係数、m0からm19、y0からy19の係数が、公
知の最少二乗法によるフィッテイングの技術を用いて、
ステップS401で測定された色域に対して最少二乗の
意味で最良のフィットを与えるように得られた。
【0024】 C = c0 + c1L* + c2a* + c3b* + c4L*2 + c5a*2 + c6b*2 + c7L*a* + c8L *b* + c9a*b* + c10L*3 +c11a*3 + c12b*3 + c13L*2a* + c14L*a*2 + c15L*2b* + c16L*b*2 + c17a*2b* + c18a*b*2 + c19L* a*b* …(1) M = m0 + m1L* + m2a* + m3b* + m4L*2 + m5a*2 + m6b*2 + m7L*a* + m8L *b* + m9a*b* + m10L*3 +m11a*3 + m12b*3 + m13L*2a* + m14L*a*2 + m15L*2b* + m16L*b*2 + m17a*2b* + m18a*b*2 + m19L* a*b* …(2) Y = y0 + y1L* + y2a* + y3b* + y4L*2 + y5a*2 + y6b*2 + y7L*a* + y8L *b* + y9a*b* + y10L*3 +y11a*3 + y12b*3 + y13L*2a* + y14L*a*2 + y15L*2b* + y16L*b*2 +y17a*2b* + y18a*b*2 + y19L* a*b* …(3) ステップS402では、ステップS401の測定値をデ
バイスインディペンデントな色座標空間からCMY座標
空間へ変換(fit)する何らかの数学関数を使用するよう
にしてもよい。しかしながら、その変換(mapping)関数
は、ステップS401で発生したかも知れない測定誤差
を除去するために平滑化処理を含んでいることが望まし
い。
【0025】さらに、ステップS402で変換を行なう
前に、ステップS401で測定された幾つかのポイント
に重み付け処理することが望ましい。例えば、適切な肌
色階調の再現はカラー印刷の重要な特性である。従っ
て、場合によっては、肌色の領域に当たる色を他の色よ
り重みを増して処理を行なうことが望ましいからであ
る。
【0026】ステップS403では、デバイスインディ
ペンデントな色空間、つまりCIELAB色空間が等し
いサイズの区間に分割される。そうした区間の1つは、
L*軸を中心にするなどしてL*軸を含んでいる。このよ
うな分割が空白のプリンタテーブルを提供する。プリン
タテーブルのサイズは、典型的なカラーモニタの色域に
加えてプリンタ色域も含むようにすることが好ましい。
例えば、図1によると、プリンタテーブルは一般には1
2で示されるカラー領域を含んでいる方が望ましい。プ
リンタテーブルの区間のサイズは、プリンタテーブルの
格納限度に十分な考慮を払って、できるだけ小さいもの
でなければならない。例えば、微細な色相や彩度の階調
変化よりも微細な輝度の階調変化の方がより重要である
ということが明らかになっている。輝度軸をΔL* = 1
(輝度L*の範囲は0〜100)の区間に分割すると、
十分な輝度の階調変化が得られることも決まっている。
一方、そうした微細な階調変化は通常は色相については
必要とされず、Δa* =Δb* = 3の区間が適切な色相の
階調変化を与えることが分かっている(a*、b*の範囲
は輝度軸の中心、即ち、L* = 50の近傍でおよそ−1
00から+100)。
【0027】上述の考慮に加えて、プリンタ色域は各輝
度値に対し同一ではないということにも注目しなければ
ならない。特に、色域は、極端な輝度域では比較的に小
さく、輝度軸の中心では比較的大きい。5図はCIEL
AB空間のプリンタテーブルへの典型的な分割を示して
いる。しかし、ここでは、全ての輝度および色相につい
ての階調変化は説明の簡略化のために図示されない。L
* = 10のような比較的低い輝度値では、a*、b*軸の
比較的小さい矩形グリッドがプリンタ色域を展開するの
に適当である。同様に、L* = 90のような比較的高い
輝度値では、a*、b*軸の比較的小さい矩形グリッドが
プリンタ色域を格納するのに適当である。しかし、L*
= 50のような中間の輝度値では、プリンタ色域を展開
するにはa*、b*軸の比較的大きい矩形グリッドが必要
である。
【0028】さらに図5に示すように、各輝度レベルの
矩形グリッドはL*軸を含んでいる(図5ではL*軸上に
集中している)。つまり、矩形グリッド内には正確にa
* =b* = 0と一致するセルが存在する。その中心点、
即ちa* = b* = 0は純粋な無彩色に相当し、上述のよ
うに、適切なカラー再現のための純粋な無彩色として適
当に再現される。
【0029】実際は、プリンタテーブルにはプリンタ色
域よりも多くの色が含まれていることが好ましく、典型
的なモニタの色域に見られる色が含まれていることが最
も望ましい。これにより、プリンタテーブルは、プリン
タ色域の縁部分の色を境界テーブルの色に滑らかに遷移
させ、プリンタ色域の外の領域における色差分を保存す
る遷移値を含むことになる。
【0030】ステップS404では、ステップS402
で求められた変換関数を用いて、C、M、Y値をプリン
タテーブルのL*軸周囲に挿入する。連続階調印刷とは
対照的なディジタルカラー印刷に対応して、端数値であ
るC、M、Y値は切り捨てあるいは四捨五入によって整
数値にされる。各輝度レベルの矩形グリッド全体は完全
に数値で満たされることはなく、プリンタ色域内として
知られている部分にのみ数値が入っている。さらに、ち
ょうどL*軸上のセル、つまりa* = b* = 0の点もま
た、変換関数によっては変換されない。むしろ、これら
の点に対するCMY値は、ステップS401で測定され
たプリンタの無彩色を相当するL*値を用いて決定する
ことにより、ステップS405で挿入される。これによ
り、前記変換関数で導入された平滑処理によっては色相
値を純粋無彩値に持ち込まないことが保証される。
【0031】ステップS406、S407では、プリン
タテーブルのCMY値を印刷不可能な色に対して修正す
る。印刷不可能な色はステップS402で選択された変
換関数による欠陥(artifacts)のために生じるものであ
る。例えば、使用された変換関数では、図6の領域45
のような、プリンタ色域にはない不適切な領域がプリン
タテーブル内に生じる。こうした欠陥は、L*軸周囲の
領域に接続していない全ての領域を除去することによ
り、ステップS406で除去する。
【0032】印刷不可能な色は図7に示すような状況か
らも生じる。図7において、符号47は任意の輝度値L
*に対するプリンタ色域の縁部を表している。L*軸から
の凡ゆる放射状の線が縁部47と唯一の点で交わらない
ため、図示のプリンタ色域は放射状の凸形をしていな
い。特に、放射状線48は縁部47と49a、49b、
49cの3点で交わっている。49a、49bの間の領
域は放射状の凹部を成し、プリンタテーブルの不適切な
CMY値を生成する要因になっている。従って、ステッ
プS407で、プリンタテーブルの値を放射状に凸形と
なるように修正する。
【0033】8図はこのプロセスを示している。8図は
任意の輝度値L*に対するa*、b*軸内の矩形グリッド
を示している。セル51〜55は全てプリンタ色域内の
印刷可能な値を含んでいる。しかしながら、セル59
は、角度θの放射状線がプリンタ色域の2つのセル(5
3、56)を通るために放射状に凹形である。従って、
あるCMY値をセル59に割り当てることによりテーブ
ルを放射状に凸形にする。その値はその色(図中角度
θ)の色相をできるだけ保持し、所望する値に最も近い
彩度値を選択することによって選択される。こうして、
8図では、セル59の値には、セル51から55のうち
の、色相値と彩度値においてより近い値を有するセル
(複数)に依存して、そのセル51から55のうちの1
つのセルの値を割り当てることができる。8図では、C
= 1、M = 18、 Y = 14の値が選択されている。
【0034】ステップS408では境界テーブル26b
を作成する。プリンタテーブル26aが各輝度値に対し
てa*、b*軸の矩形グリッドとして形成されるのに対
し、境界テーブルはプリンタテーブルの各輝度値に対し
て1つのホイールとして形成される。こうして、図9に
示すように、プリンタテーブルが存在する輝度値の夫々
に対して1つのホイール状の境界テーブルが提供され、
1つの境界テーブルは夫々のプリンタテーブルに対応し
ている。境界テーブルは複数のセルを有し、それらセル
はa*,b*座標の関数として次のように計算された色相
角度θでアクセスされる。
【0035】θ = arctan (b*/a*) 図10は境界テーブルとプリンタテーブルの対応を示し
ている。プリンタテーブル26aが任意の輝度値L*に
対する矩形グリッド状のテーブルであるのに対し、境界
テーブル26bはa* = b* = 0を中心とするホイール
状のテーブルである。境界テーブルの個々のセルは、色
相に対応するa*、b*軸内の角度θでアクセスされる。
実験的には、各境界テーブルにおける360個のセルに
相当する1度の増加が、色相の階調変化を適切に与える
ことが判明している。しかし、これは下記に12図を参
照して説明するように修正することができる。
【0036】11図は、境界テーブルの各セルについて
CMY値をどのように選択するかを示している。図中、
符号60は任意の色相面θのプリンタ色域を表してい
る。上述のように、符号61は典型的なカラーモニタの
色域におおよそ一致している。任意の輝度値L*に対す
るプリンタテーブル26aは符号62で示される。符号
63は、CIELAB空間にあるがプリンタテーブルの
範囲外の色であって、境界テーブルに対して適当なCM
Y値を選択しなければならないような色を示す。まず、
印刷された色が色63の色相を保持するように、そのC
MY値を選択する。つまり、たとえ正確な色63を印刷
できなくても、大抵の人がその「色」として知覚するよ
うに、色相を変えないようにすることが望ましい。ま
た、印刷不可能な色63の代わりに印刷された色が輝度
も保持するようにCMY値を選択するようにしてもよ
い。つまり、色63を印刷する必要がある時は、その色
のCMY値にプリンタ色域の縁部の点64を代用するこ
とが可能である。しかしながら、輝度を保持するために
点64を選択すると、特にL*軸上の極端なところに於
て色の彩度が著しく減少してしまう。従って、印刷不可
能な色63のためには、点65に対応するCMY値を選
択するほうがより適切である。点65は、プリンタ色域
60の縁部にある色で合あって、彩度(距離66で示さ
れる)を増加させるものの、所定量(距離67で示され
る)以上に輝度を変えることはない。変化の幅67を輝
度において5段階に制限すると、知覚される輝度に不利
な影響を及ぼすことなく所望の色彩度の増加を計れるこ
とが、実験的に判明している。
【0037】境界テーブルにCMY値を格納すべき色の
選択に際して、他の限定を加えることも可能である。例
えば、大きな彩度の点68a(彩度方向で極値を示す
点)の近くでは、彩度を不本意に減少させること無く目
一杯の閾値だけ輝度を変えることはまず不可能で、彩度
の減少を避けるためにも閾値を変えることも必要であ
る。同様に、プリンタ色域縁部60がプリンタテーブル
61の縁部に近い場所、例えば、領域68bにおいて
は、たとえ上記閾値だけ輝度が変えられたとしても、印
刷不可能な色の彩度を越える彩度を持つ色をその縁部の
色としてプリンタ色域から選択することができるかもし
れない。この場合、選択された色の彩度が印刷不可能な
色の彩度を越えないように閾値を限定しなければならな
い。
【0038】要約すると、ステップS408では、縁部
の色として、印刷不可能な色の輝度から閾値(ここでは
5)を越えて違わない輝度を持つ色であるが、より高い
彩度の色を、同じ色相のプリンタ色域から選択すること
により、境界テーブルを作成する。ステップS409で
は、境界テーブルの色の彩度が滑らかに変化しているこ
とを確認するために境界テーブル値を調べる。この様子
は、a*軸とb*軸の任意の輝度値L*におけるプリンタ
色域70を示す12図で説明される。上述のように、色
71のような、プリンタ色域の外に位置する色は、色相
角度を保持しながらプリンタ色域の境界色72へ変換さ
れる。特に、領域74のように印刷可能な彩度が急速に
変化するような領域では、色相のわずかな変化が境界テ
ーブルの彩度に急速な変化をもたらす。例えば、色相角
度がθ1からθ2へ変化すると、色相の小さな変化だけで
も彩度が比較的大きく変化する。彩度にそうした大きな
変化があると、印刷した時に不自然に見える。
【0039】このように不自然な印刷結果を避けるため
に、境界テーブルのサイズを、確実に彩度が滑らかに変
化するべく色相に十分微細な増加が現われるようになる
まで、大きくする。境界テーブルが増加されると、ステ
ップS408の計算は新しい境界テーブルのCMY値を
満たすように繰り返される。ステップS410では、遷
移CMY値をプリンタテーブルの周囲に付加する。即
ち、ステップS404からS407の結果として、各輝
度値の矩形グリッドは完全には数値で満たされてはおら
ず、実際のプリンタ色域(例えば10図及び11図の6
0)内の矩形グリッドしか満たされてはいなかった。そ
こで、ステップS410では、遷移色、すなわち領域6
0、61間の色を付加して、プリンタ色域から境界テー
ブルへの遷移を平滑化し色差分を保持するのである。こ
れらの付加値は、11a図の点64、65間の値を、補
間、例えば直線的補間することにより算出される。この
結果、遷移領域のCMY値は同一の色相を持ち、輝度値
はプリンタ色域60の縁部の値から境界テーブルの値へ
滑らかに変化する。これにより色差分が保持され、印刷
色は表示色の忠実な色再現として知覚される。
【0040】ステップS411では、プリンタテーブル
のCMY値を調べて修正し、CMYが滑らかに無彩色
(L*軸)に混色するのを確実にする。詳しくは、離散
的な輝度レベルでは、L*軸に近いプリンタテーブル色
が無彩色に滑らかに混色するように、プリンタテーブル
色を再決定する。ステップS412では、プリンタテー
ブルを矩形に完成する。より詳しくは、このステップま
ででは、CMY値は、プリンタテーブルの、プリンタ色
域60内の領域(ステップS404、S405)とプリ
ンタ色域と境界テーブルとの間の遷移領域61にしか挿
入されていなかった(ステップS409)。ステップS
402では、10図の69のようなプリンタテーブルの
残りのセルについて色相角度を算出し、10図の68で
表すような色相角度の境界テーブルの色を挿入する。
【0041】前述のステップS401からS412を自
動的に実行するコンピュータプログラムが開発されてお
り、付録のマイクロフィッシュの形で提出されるであろ
う。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の印刷方法
および装置によれば、表示モニタに表示可能な色であっ
ても適正に印刷される。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリンタで印刷可能な色域とモニタ上に表示可
能な色域の関係を示す色度図である。
【図2】本発明に係わる印刷装置を示すブロック図であ
る。
【図3】2図の装置のプリンタドライバによる、カラー
プリンタのCMYK値の選択を説明するフローチャート
である。
【図4a】プリンタテーブルと境界テーブルの形成方法
を説明するフローチャートである。
【図4b】プリンタテーブルと境界テーブルの形成方法
を説明するフローチャートである。
【図5】CIELAB色空間からプリンタテーブルへの
典型的な分割を示す図である。
【図6】未接続領域がプリンタテーブルから除去される
様子を示す図である。
【図7】プリンタ色域における放射状に凹形の領域を示
す図。
【図8】プリンタテーブルを放射状に凸形に形成するこ
とにより凹型領域を除去する様子を示す図。
【図9】境界テーブルの構成を示す図である。
【図10】任意の輝度値L*に対するCIELAB色空
間におけるプリンタテーブルと境界テーブルの関係を示
す図である。
【図11】境界テーブルの各セルに付いてCMY値が選
択される様子を示す図。
【図11a】プリンタテーブルに遷移値が付加される様
子を示す図。
【図12】a*及びb*軸における任意の輝度値L*のプ
リンタ色域を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/72 310 9192−5L H04N 1/46 Z 9068−5C

Claims (96)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された色座標に応じてカラープリン
    タへカラー出力値を提供するプリンタドライバであっ
    て、 前記カラープリンタの色域内の色座標に対してカラー出
    力値を供給するプリンタテーブルと、前記プリンタテー
    ブルの外の色座標に対してカラー出力値を供給する境界
    テーブルとを格納するためのメモリと、 入力された色座標が前記プリンタテーブル内にあるかテ
    ーブル外にあるかに従って、前記プリンタテーブルまた
    は前記境界テーブルのどちらか1方を選択する手段とを
    備えるプリンタドライバ。
  2. 【請求項2】 前記プリンタテーブルは、無彩色の座標
    軸を含む入力色座標空間に存在する矩形グリッドで構成
    されることを特徴とする請求項1に記載のプリンタドラ
    イバ。
  3. 【請求項3】 前記プリンタテーブルは、カラープリン
    タ色域内の色と境界テーブル内の色との間の遷移値を含
    むことを特徴とする請求項1に記載のプリンタドライ
    バ。
  4. 【請求項4】 前記プリンタテーブルは、カラープリン
    タ色域内の色及びカラーモニタの色域外の色に対する値
    を含むことを特徴とする請求項3に記載のプリンタドラ
    イバ。
  5. 【請求項5】 前記プリンタテーブルは、カラープリン
    タ色域内では正確な色再現のためのカラー出力値を供給
    し、カラープリンタ色域外では色差分を保持するカラー
    出力値を供給することを特徴とする請求項4に記載のプ
    リンタドライバ。
  6. 【請求項6】 前記境界テーブルは、入力された色座標
    空間の無彩色軸を中心とするホイール状のセルで構成さ
    れることを特徴とする請求項1に記載のプリンタドライ
    バ。
  7. 【請求項7】 境界色が色相角度に基づいてアクセスさ
    れることを特徴とする請求項6に記載のプリンタドライ
    バ。
  8. 【請求項8】 前記境界テーブルは、プリンタ色域の縁
    部の同一の明度の対応色よりも高い彩度を持つ色に対す
    るカラー出力値を供給することを特徴とする請求項1に
    記載のプリンタドライバ。
  9. 【請求項9】 入力カラー座標空間の輝度値を圧縮する
    手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の
    プリンタドライバ。
  10. 【請求項10】 圧縮された値は前記プリンタテーブル
    と境界テーブルに格納されることを特徴とする請求項9
    に記載のプリンタドライバ。
  11. 【請求項11】 モニタ上のカラー画像が前記カラープ
    リンタで印刷されるべく、そのカラーモニタ上に表示さ
    れるRGB色座標を入力色座標空間へ変換する手段をさ
    らに備えることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ
    ドライバ。
  12. 【請求項12】 入力色座標系に入力された色に応じて
    カラー出力値を提供するプリンタテーブル及び境界テー
    ブルを形成する方法であって、 入力色座標系内の印刷可能な色を測定する工程と、 前記測定工程で測定された印刷可能な色に、入力色座標
    系からプリンタ色座標系への変換のための数学的な平滑
    化変換関数を適用させる工程と、 この変換関数に基づいてプリンタ色域内の色についてプ
    リンタテーブル値を計算する工程と、 このプリンタテーブルの外の色に対する境界テーブル値
    を計算する工程とを備える、プリンタテーブル及び境界
    テーブルの形成方法。
  13. 【請求項13】 前記測定工程は全ての印刷可能な色を
    サンプリングすることで構成されることを特徴とする請
    求項12に記載のプリンタテーブル及び境界テーブルの
    形成方法。
  14. 【請求項14】 前記サンプリングは各出力色に対する
    印刷可能な色の約4分の1に対して行うことを特徴とす
    る請求項13に記載のプリンタテーブル及び境界テーブ
    ルの形成方法。
  15. 【請求項15】 前記適用工程は、入力色座標系から前
    記測定工程で測定された印刷可能な色へ最少二乗法によ
    る適用を行なう工程を備えることを特徴とする請求項1
    2に記載のプリンタテーブル及び境界テーブルの形成方
    法。
  16. 【請求項16】 入力色座標系はCIELAB座標系で
    あり、最少二乗法による適用はL*、a*、b*軸におけ
    る3次元の適用で構成されることを特徴とする請求項1
    5に記載のプリンタテーブル及び境界テーブルの形成方
    法。
  17. 【請求項17】 前記プリンタテーブル値は、色座標系
    の無彩色軸に近い値と、その色座標系の無彩色軸の値に
    ついて、別々に算出されることを特徴とする請求項12
    に記載のプリンタテーブル及び境界テーブルの形成方
    法。
  18. 【請求項18】 無彩色軸に近い色を混色して無彩色軸
    の無彩色レベルとする工程をさらに備えることを特徴と
    する請求項17に記載のプリンタテーブル及び境界テー
    ブルの形成方法。
  19. 【請求項19】 前記プリンタテーブルの計算工程は、
    未接続領域を除去する工程を含むことを特徴とする請求
    項12に記載のプリンタテーブルと境界テーブルの形成
    方法。
  20. 【請求項20】 前記プリンタテーブル計算工程は、プ
    リンタテーブルから放射状の凹形部分を除去する工程を
    含むことを特徴とする請求項12に記載のプリンタテー
    ブル及び境界テーブルの形成方法。
  21. 【請求項21】 プリンタ色域内の色と境界テーブル内
    の色の間の遷移値を計算する工程をさらに備えることを
    特徴とする請求項12に記載のプリンタテーブルと境界
    テーブルの形成方法。
  22. 【請求項22】 プリンタテーブル内に遷移値を格納す
    る工程をさらに備えることを特徴とする請求項21に記
    載のプリンタテーブルと境界テーブルの形成方法。
  23. 【請求項23】 前記遷移値は、プリンタ色域の縁部の
    色と境界テーブル内の色の間の補間に基づいて、遷移色
    と同一の色相を持つように算出されることを特徴とする
    請求項21に記載のプリンタテーブルと境界テーブルの
    形成方法。
  24. 【請求項24】 遷移値の彩度を増加させる工程をさら
    に備えることを特徴とする請求項21に記載のプリンタ
    テーブルと境界テーブルの形成方法。
  25. 【請求項25】 遷移値の彩度を増加させるとともに、
    輝度の変化を所定の閾値に限定する工程をさらに備える
    ことを特徴とする請求項24に記載のプリンタテーブル
    と境界テーブルの形成方法。
  26. 【請求項26】 前記境界テーブルの計算工程は印刷不
    可能な色と同一の色相を持つ境界色を供給する工程を備
    えることを特徴とする請求項12に記載のプリンタテー
    ブルと境界テーブルの形成方法。
  27. 【請求項27】 境界テーブル色の彩度を増加させる工
    程をさらに備えることを特徴とする請求項26に記載の
    プリンタテーブルと境界テーブルの形成方法。
  28. 【請求項28】 輝度の変化を所定の閾値より下に制限
    する工程をさらに備えることを特徴とする請求項27に
    記載のプリンタテーブルと境界テーブルの形成方法。
  29. 【請求項29】 入力色座標系に入力された色に応じて
    カラー出力値を供給するプリンタテーブルを形成する方
    法であって、 入力色座標系の印刷可能な色を測定する工程と、 前記測定工程で測定された色に基づいて、入力色座標系
    からプリンタ色座標系への数学的な平滑化変換関数を適
    用させる工程と、 前記変換関数に基づいてプリンタテーブル値を計算する
    工程とを備える、プリンタテーブルの形成方法。
  30. 【請求項30】 前記測定工程は全ての印刷可能な色を
    サンプリングすることで構成されることを特徴とする請
    求項29に記載のプリンタテーブルの形成方法。
  31. 【請求項31】 そのサンプリングは各出力色に対する
    印刷可能な色の約4分の1に対してなされることを特徴
    とする請求項30に記載のプリンタテーブルの形成方
    法。
  32. 【請求項32】 前記適用工程は、最少二乗法により、
    前記入力色座標系から前記測定工程で測定された印刷可
    能な色へ適用を行なう工程を備えることを特徴とする請
    求項29に記載のプリンタテーブルの形成方法。
  33. 【請求項33】 前記入力色座標系はCIELAB座標
    系であり、前記最少二乗法はL*、a*、b*軸の3次元
    で適用されることを特徴とする請求項32に記載のプリ
    ンタテーブルの形成方法。
  34. 【請求項34】 プリンタテーブル値は、前記色座標系
    の無彩色軸に近い値と、この色座標系の無彩色軸の値と
    について、別々に算出されることを特徴とする請求項2
    9に記載のプリンタテーブルの形成方法。
  35. 【請求項35】 無彩色軸に近い色を混色して、無彩色
    軸の無彩色のレベルとする工程をさらに備えることを特
    徴とする請求項34に記載のプリンタテーブルの形成方
    法。
  36. 【請求項36】 前記プリンタテーブルの計算工程は、
    未接続領域を除去する工程を含むことを特徴とする請求
    項29に記載のプリンタテーブルの形成方法。
  37. 【請求項37】 前記プリンタテーブル計算工程は、プ
    リンタテーブルから放射状の凹形部分を除去する工程を
    含むことを特徴とする請求項29に記載のプリンタテー
    ブルの形成方法。
  38. 【請求項38】 印刷可能な色とカラーモニタ色域の縁
    部の色との間の遷移値を計算する工程をさらに備えるこ
    とを特徴とする請求項29に記載のプリンタテーブルの
    形成方法。
  39. 【請求項39】 遷移値をプリンタテーブルに格納する
    工程をさらに備えることを特徴とする請求項38に記載
    のプリンタテーブルの形成方法。
  40. 【請求項40】 前記遷移値は、遷移色として同一の色
    相を持つように算出されることを特徴とする請求項38
    に記載のプリンタテーブルの形成方法。
  41. 【請求項41】 遷移値の色相を増加させる工程をさら
    に備えることを特徴とする請求項40に記載のプリンタ
    テーブルの形成方法。
  42. 【請求項42】 遷移色の彩度を増加させつつ、輝度の
    変化を所定の閾値レベルに制限する工程をさらに備える
    ことを特徴とする請求項41に記載のプリンタテーブル
    の形成方法。
  43. 【請求項43】 入力色座標系に入力された色に応じ
    て、プリンタ色座標系へカラー出力値を供給する境界テ
    ーブルの形成方法であって、 入力色座標系の印刷可能な色を測定する工程と、 前記測定工程における測定に基づいて、プリンタ色域の
    縁部を判定する工程と、 上記の色域縁部の値に基づいて、プリンタ色域外のプリ
    ンタ値に対する境界テーブル値を計算する工程とを備え
    る、境界テーブルの形成方法。
  44. 【請求項44】 前記測定工程は全ての印刷可能な色を
    サンプリングすることで構成されることを特徴とする請
    求項43に記載の境界テーブル形成方法。
  45. 【請求項45】 前記サンプリングは各出力色に対する
    印刷可能な色の約4分の1に対してなされることを特徴
    とする請求項44に記載の境界テーブルの形成方法。
  46. 【請求項46】 前記境界テーブルの計算工程は印刷不
    可能な色と同一の色相を持つ境界色を供給する工程を備
    えることを特徴とする請求項43に記載の境界テーブル
    の形成方法。
  47. 【請求項47】 境界テーブル色の彩度を増加させる工
    程をさらに備えることを特徴とする請求項46に記載の
    境界テーブルの形成方法。
  48. 【請求項48】 輝度の変化を所定の閾値より下に制限
    する手段をさらに備えることを特徴とする請求項47に
    記載の境界テーブルの形成方法。
  49. 【請求項49】 カラー印刷方法であって、 カラープリンタ色域内の色座標に応じてカラー出力値を
    供給するためのプリンタテーブルと、プリンタテーブル
    外の色座標に応じてカラー出力値を供給するための境界
    テーブルとを格納する工程と、 入力された色座標がプリンタテーブル内にあるかプリン
    タテーブル外にあるかに従って、前記プリンタテーブル
    または前記境界テーブルのどちらか1方を選択する工程
    を備える、カラー印刷方法。
  50. 【請求項50】 前記プリンタテーブル格納工程は、無
    彩色の座標軸を含む入力色座標空間に存在する矩形グリ
    ッドを格納する工程を含むことを特徴とする請求項49
    に記載のカラー印刷方法。
  51. 【請求項51】 前記プリンタテーブル格納工程は、カ
    ラープリンタ色域と境界テーブルの色との間の遷移値を
    格納する工程を含むことを特徴とする請求項50に記載
    のカラー印刷方法。
  52. 【請求項52】 前記プリンタテーブルは、カラープリ
    ンタ色域内の色及びカラーモニタの色域外の色に対する
    値を含むことを特徴とする請求項51に記載のカラー印
    刷方法。
  53. 【請求項53】 前記プリンタテーブルは、カラープリ
    ンタ色域内では正確な色再現のためのカラー出力値を供
    給し、カラープリンタ色域外では色差分を保持するカラ
    ー出力値を供給することを特徴とする請求項52に記載
    のカラー印刷方法。
  54. 【請求項54】 前記境界テーブルの格納工程は、入力
    された色座標空間の無彩色の座標軸を中心とするホイー
    ル状のセルを格納する工程を含むことを特徴とする請求
    項49に記載のカラー印刷方法。
  55. 【請求項55】 前記選択工程において、境界色は色相
    角度に基づいてアクセスされることを特徴とする請求項
    53に記載のカラー印刷方法。
  56. 【請求項56】 前記境界テーブルは、プリンタ色域の
    縁部の同一の明度の対応色よりも高い彩度を持つ色に対
    するカラー出力値を供給することを特徴とする請求項5
    5に記載のカラー印刷方法。
  57. 【請求項57】 入力カラー座標空間の輝度値を圧縮す
    る工程をさらに備えることを特徴とする請求項49に記
    載のカラー印刷方法。
  58. 【請求項58】 前記圧縮値は前記プリンタテーブルと
    境界テーブルに格納されることを特徴とする請求項57
    に記載のカラー印刷方法。
  59. 【請求項59】 カラーモニタ上に表示されたRBG色
    座標を入力色座標へ変換する工程であって、その変換に
    よりモニタ上のカラー画像が印刷される工程をさらに備
    えることを特徴とする請求項49に記載のカラー印刷方
    法。
  60. 【請求項60】 入力色座標系に入力された色に応じて
    カラー出力値を供給するためのプリンタテーブルと境界
    テーブルとを形成する装置であって、 入力色座標系から変換するための数学的平滑化変換関数
    を印刷可能な色の測定に適用させる適用手段と、 この変換関数に基づいて、プリンタ色域内の色に対する
    プリンタテーブル値と、プリンタテーブル外の色に対す
    るプリンタテーブル値とを計算する計算手段とを備える
    プリンタテーブル及び境界テーブルの形成装置。
  61. 【請求項61】 前記測定値は、全ての印刷可能な色に
    対するサンプリングから得ることを特徴とする請求項6
    0に記載のプリンタテーブル及び境界テーブルの形成装
    置。
  62. 【請求項62】 サンプルは出力色のうち印刷可能な色
    の約4分の1であることを特徴とする請求項61に記載
    のプリンタテーブル及び境界テーブルの形成装置。
  63. 【請求項63】 前記適用手段は、入力色座標系から前
    記測定工程で測定された印刷可能な色へ最少二乗法によ
    る適用を行なうことを特徴とする請求項60に記載のプ
    リンタテーブル及び境界テーブルの形成装置。
  64. 【請求項64】 入力色座標系はCIELAB座標系で
    あり、最少二乗法による適用はL*、a*、b*軸におけ
    る3次元の適用で構成されることを特徴とする請求項6
    3に記載のプリンタテーブル及び境界テーブルの形成装
    置。
  65. 【請求項65】 プリンタテーブル値は、色座標系の無
    彩色の座標軸に近い値と、色座標系の無彩色の座標軸の
    値について別々に算出されることを特徴とする請求項6
    3に記載のプリンタテーブル及び境界テーブルの形成方
    法。
  66. 【請求項66】 前記計算手段は、前記無彩色軸に近い
    色を混色して前記無彩色軸の無彩色レベルとすることを
    特徴とする請求項63に記載のプリンタテーブル及び境
    界テーブルの形成装置。
  67. 【請求項67】 前記プリンタテーブル計算手段は未接
    続領域を除去することを特徴とする請求項60に記載の
    プリンタテーブルと境界テーブルの形成装置。
  68. 【請求項68】 前記プリンタテーブル計算手段はプリ
    ンタテーブルから放射状の凹形部分を除去することを特
    徴とする請求項60に記載のプリンタテーブル及び境界
    テーブルの形成装置。
  69. 【請求項69】 プリンタ色域内の色と境界テーブル内
    の色との間の遷移値を計算する第2の計算手段をさらに
    備えることを特徴とする請求項60に記載のプリンタテ
    ーブルと境界テーブルの形成装置。
  70. 【請求項70】 前記遷移値はプリンタテーブルに格納
    されることを特徴とする請求項69に記載のプリンタテ
    ーブルと境界テーブルの形成装置。
  71. 【請求項71】 前記遷移値は、プリンタ色域の縁部の
    色と境界テーブル内の色との間の補間に基づいて、遷移
    色と同一の色相を持つように算出されることを特徴とす
    る請求項69に記載のプリンタテーブルと境界テーブル
    の形成装置。
  72. 【請求項72】 前記遷移値の彩度を増加することを特
    徴とする請求項71に記載のプリンタテーブルと境界テ
    ーブルの形成装置。
  73. 【請求項73】 前記第2の計算手段は遷移値の彩度を
    増加させると共に、輝度の変化を所定の閾値に限定する
    手段を含むことを特徴とする請求項69に記載のプリン
    タテーブルと境界テーブルの形成装置。
  74. 【請求項74】 前記計算手段は印刷不可能な色と同一
    の色相を持つ境界テーブルの境界色を算出することを特
    徴とする請求項60に記載のプリンタテーブルと境界テ
    ーブルの形成装置。
  75. 【請求項75】 境界色の彩度を増加することを特徴と
    する請求項74に記載のプリンタテーブルと境界テーブ
    ルの形成装置。
  76. 【請求項76】 境界値の輝度の変化は所定の閾値より
    下に制限されることを特徴とする請求項73に記載のプ
    リンタテーブルと境界テーブルの形成装置。
  77. 【請求項77】 入力色座標系に入力された色に応じて
    カラー出力値を供給するプリンタテーブルを形成する装
    置であって、 印刷可能な色の測定値に基づいて、入力色座標系からプ
    リンタ色座標系への変換のための数学的平滑化変換関数
    を適用する適用手段と、 前記変換関数に基づいて、プリンタ色域内のプリンタテ
    ーブル値を算出する計算手段とを備えるプリンタテーブ
    ルの形成装置。
  78. 【請求項78】 前記測定値は全ての印刷可能な色のサ
    ンプリングから得ることを特徴とする請求項77に記載
    のプリンタテーブルの形成装置。
  79. 【請求項79】 前記サンプリングは出力色のうち印刷
    可能な色の約4分の1に対してなされることを特徴とす
    る請求項77に記載のプリンタテーブルの形成装置。
  80. 【請求項80】 前記適用手段は、入力色座標系から前
    記測定工程で測定された印刷可能な色へ最少二乗法によ
    る適用を行なうことを特徴とする請求項77に記載のプ
    リンタテーブルの形成装置。
  81. 【請求項81】 入力色座標系はCIELAB座標系で
    あり、最少二乗法による適用はL*、a*、b*軸におけ
    る3次元の適用で構成されることを特徴とする請求項8
    0に記載のプリンタテーブルの形成装置。
  82. 【請求項82】 プリンタテーブル値は、色座標系の無
    彩色軸に近い値と、色座標系の無彩色軸の値について別
    々に算出されることを特徴とする請求項77に記載のプ
    リンタテーブルの形成装置。
  83. 【請求項83】 無彩色軸に近い色は無彩色軸の無彩色
    レベルに混色されることを特徴とする請求項82に記載
    のプリンタテーブルの形成装置。
  84. 【請求項84】 前記計算手段は未接続領域を除去する
    ことを特徴とする請求項77に記載のプリンタテーブル
    の形成装置。
  85. 【請求項85】 前記計算手段はプリンタテーブルから
    放射状の凹形部分を除去することを特徴とする請求項7
    7に記載のプリンタテーブルの形成装置。
  86. 【請求項86】 プリンタ色域内の色と境界テーブル内
    の色との間の遷移値を計算する第2の計算手段をさらに
    備えることを特徴とする請求項77に記載のプリンタテ
    ーブルの形成装置。
  87. 【請求項87】 遷移値はプリンタテーブルに格納され
    ることを特徴とする請求項86に記載のプリンタテーブ
    ルの形成装置。
  88. 【請求項88】 前記遷移値は遷移色と同一の色相を持
    つように算出されることを特徴とする請求項86に記載
    のプリンタテーブルの形成装置。
  89. 【請求項89】 遷移値の彩度は増加されることを特徴
    とする請求項88に記載のプリンタテーブルの形成装
    置。
  90. 【請求項90】 遷移値の彩度を増加すると共に、輝度
    を所定の閾値に限定することを特徴とする請求項87に
    記載のプリンタテーブルの形成装置。
  91. 【請求項91】 入力色座標に入力された色に応じてカ
    ラー出力値を供給する境界テーブルを形成する装置であ
    って、 カラープリンタ色域の測定値に基づいて、カラープリン
    タ色域の縁部を判定する判定手段と、 色域縁部の値に基づいて、プリンタ色域外のプリンタ値
    に対する境界テーブル値を計算する計算手段とを備える
    ことを特徴とする境界テーブルの形成装置。
  92. 【請求項92】 前記測定値は、全ての印刷可能な色の
    サンプルリングから得ることを特徴とする請求項77に
    記載のプリンタテーブルの形成装置。
  93. 【請求項93】 サンプリングは、出力色のうち印刷可
    能な色の約4分の1に対してなされることを特徴とする
    請求項91に記載の境界テーブルの形成装置。
  94. 【請求項94】 前記計算手段は、印刷不可能な色と同
    一の色相を持つ境界テーブル値を算出することを特徴と
    する請求項91に記載の境界テーブルの形成装置。
  95. 【請求項95】 境界テーブル値の彩度を増加すること
    を特徴とする請求項94に記載の境界テーブルの形成装
    置。
  96. 【請求項96】 輝度の変化は所定の閾値より下に制限
    されることを特徴とする請求項95に記載の境界テーブ
    ルの形成装置。
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