JP2009122170A - メロディ表示制御装置及びカラオケ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】利用者が操作部14を用いて楽曲指定操作を行うと、まず、カラオケ装置1の制御部11は、指定された楽曲のガイドメロディデータを走査してメロディの切れ目を検出し、検出した区切り位置を示す区切りデータを生成する。次いで、制御部11は、カラオケ伴奏の再生を開始するとともに、再生されるカラオケ伴奏に対応するメロディ画像を、区切り位置データに基づいたページ区間毎に表示部13に表示する。このとき、制御部11は、時間長が最長である最長ページ区間のメロディ画像を表示する場合には、表示部13の表示領域いっぱいにメロディ画像を表示する。一方、最長ページ区間以外のページ区間を表示する場合には、制御部11は、メロディ画像を中央に寄せて表示し、左側の余白には前のページの一部を、右側には次のページの一部を挿入する。
【選択図】図1
Description
また、上述の態様において、前記表示制御手段によって表示される画面上に、時間の経過に伴って一定速度で移動するカーソル図形を表示するカーソル図形表示手段を具備してもよい。
<A:構成>
図1は、この発明の一実施形態であるカラオケ装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。図において、制御部11は、CPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)を備え、ROM又は記憶部12に記憶されているコンピュータプログラムを読み出して実行することにより、バスBUSを介してカラオケ装置1の各部を制御する。記憶部12は、制御部11によって実行されるコンピュータプログラムやその実行時に使用されるデータを記憶するための記憶手段であり、例えばハードディスク装置である。表示部13は、液晶パネル等により構成される所定の表示領域を備え、制御部11による制御の下に各種の画像を表示する表示装置である。操作部14は、カラオケ装置1の利用者による操作に応じた信号を制御部11に出力する。マイクロホン15は、収音し、収音した音声を表すアナログ信号を出力する収音装置である。音声処理部16は、マイクロホン15が出力するアナログ信号をA/D変換してデジタルデータに変換する。また、音声処理部16は、制御部11の制御の下、オーディオデータをD/A変換して楽音信号を生成し、生成した楽音信号をスピーカ17に出力する。スピーカ17は、音声処理部16から供給される楽音信号に応じた強度で放音する。
第4列には、ノートナンバ(NoteNum)あるいはコントロールナンバ(CtrlNum)が記述されるが、どちらが記述されるかはメッセージの内容により異なる。例えば、ノートオンメッセージ又はノートオフメッセージであれば、ここには音階を表すノートナンバが記述され、またコントロールチェンジメッセージであればその種類を示すコントロールナンバが記述されている。
第5列にはMIDIメッセージの具体的な値(データ)が記述されている。例えばノートオンメッセージであれば、ここには音の強さを表すベロシティの値が記述され、ノートオフメッセージであれば、音を消す速さを表すベロシティの値が記述され、またコントロールチェンジメッセージであればコントロールナンバに応じたパラメータの値が記述されている。
図3に示す例では、デルタタイム480の長さを4分音符の長さとしている。この場合、第1行、第2行のイベント処理によりC4音が4分音符の長さにわたって発音されることが示され、第3行、第4行のイベント処理によりG4音が4分音符の長さにわたって発音されることが示される。そして、第5行、第6行の処理によりF4音が2分音符の長さにわたって発音されることが示される。
図4はカラオケ装置1の制御部11が行う処理の流れを示す図である。以下、図4を参照しつつこの実施形態の動作について説明する。利用者が操作部14を用いて楽曲指定操作を行うと、まず、カラオケ装置1の制御部11は、指定された楽曲のガイドメロディデータを楽曲データ記憶領域121から読み出し、読み出したガイドメロディデータを最初から最後まで走査し、メロディの切れ目を検出し、検出した区切り位置を示す区切りデータを生成する(ステップS1)。この処理は、より具体的には、例えば、制御部11は、ガイドメロディデータのノートオフイベントと次のノートオンイベントとの間の時間間隔(すなわちメロディの切れ目)が予め定められた閾値以上であるか否かを判定し、判定結果が肯定的である場合に、メロディの区切り位置として検出する。制御部11は、検出した区切り位置を示す区切りデータを生成し、区切りデータ記憶領域123に記憶していく。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。以下にその一例を示す。なお、以下の各態様を適宜に組み合わせてもよい。
(1)上述の実施形態では、制御部11が、ガイドメロディデータからメロディの区切り位置を検出し、検出した区切り位置を示す区切りデータを生成したが、これに代えて、メロディの区切り位置を示す区切りデータを含む楽曲データを用いるようにしてもよい。この場合は、制御部11は、楽曲データに含まれる区切りデータを参照して、最長ページ区間を特定し、メロディデータを表すメロディ画像を、区切りデータに基づいたページ区間毎に、表示部13に表示するようにすればよい。
また、上述の実施形態では、ガイドメロディの各ノートを表す帯状図形をノート図形として表示するようにしたが、各ノートを表すノート図形は帯状図形に限らず、例えば、楕円形状の図形であってもよく、各ノートの発音時間長や発音タイミング等がその表示位置や形状で示される図形であればよい。なお、本実施形態に係る図形は、楕円図形や帯状図形に限らず、線、点、記号等も含む。
Claims (7)
- 楽曲のメロディを表すメロディデータと該メロディデータの時間的な区切りを表す区切りデータとが記憶された記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された区切りデータに基づいて前記メロディデータを複数の時間区間に区切った場合の、その時間長が予め定められた条件を満たす時間区間を特定時間区間として特定する特定時間区間特定手段と、
前記メロディデータが表すメロディの音高の時間的な変化を示す画像を、前記時間区間毎に、所定の表示領域を有する表示手段に表示する表示制御手段であって、前記特定時間区間特定手段によって特定された特定時間区間を表示する場合には、該特定時間区間のメロディの音高の時間的な変化を示す最長メロディ画像のサイズと前記表示領域のサイズとが一致するように該最長メロディ画像を前記表示手段に表示する一方、前記特定時間区間以外の時間区間を表示する場合には、該時間区間と前記特定時間区間との時間長比が、該時間区間のメロディの音高の時間的な変化を示すメロディ画像と前記最長メロディ画像とのサイズ比に一致するように、該メロディ画像を前記表示手段に表示する表示制御手段と
を具備することを特徴とするメロディ表示制御装置。 - 前記特定時間区間特定手段は、前記記憶手段に記憶された区切りデータに基づいて前記メロディデータを複数の時間区間に区切った場合の、その時間長が最長となる時間区間を特定時間区間として特定する
ことを特徴とする請求項1に記載のメロディ表示制御装置。 - 前記記憶手段に記憶されたメロディデータからメロディの区切りを検出し、検出した区切り位置を示すデータを区切りデータとして前記記憶手段に記憶させる区切り検出手段
を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のメロディ表示制御装置。 - 前記表示制御手段は、前記特定時間区間以外の時間区間を表示する場合には、前記メロディデータから、該時間区間の時間軸における中心位置を中心として、前記特定時間区間の時間長と一致する時間部分を抽出し、抽出した時間部分のメロディを表すメロディ画像のサイズと前記表示領域のサイズとが一致するように、該メロディ画像を前記表示手段に表示する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1に記載のメロディ表示制御装置。 - 前記メロディデータは、前記楽曲のメロディをノートの列で表すデータであり、
前記表示制御手段は、前記メロディデータに含まれる各ノートを、該ノートの時間長がその表示サイズで表されるノート図形として表示する
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1に記載のメロディ表示制御装置。 - 前記表示制御手段によって表示される画面上に、時間の経過に伴って一定速度で移動するカーソル図形を表示するカーソル図形表示手段
を具備することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1に記載のメロディ表示制御装置。 - 請求項1乃至6のいずれか1に記載のメロディ表示制御装置と、
前記楽曲の伴奏を再生する伴奏再生手段と
を具備し、
前記表示制御手段は、前記伴奏再生手段によって再生中の伴奏に対応する時間区間のメロディを表すメロディ画像を表示する
ことを特徴とするカラオケ装置。
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