JP2014130172A - 楽曲演奏装置、および楽曲演奏プログラム - Google Patents
楽曲演奏装置、および楽曲演奏プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】音程外れと音を入力するタイミング外れとのどちらが生じたのか容易に識別でき
る楽曲演奏装置を提供する。
【解決手段】
カラオケ曲の歌詞と音程とを画面に表示可能な表示パネル8及びディスプレイ9を備え
るカラオケ装置において、カラオケ曲の旋律について予め定められる音程及び発声タイミ
ングと、マイク11に入力される音声の音程及び発声タイミングとの一致度を判定し、音
程一致度及びタイミング一致度に応じて音程と歌詞のいずれか一方を強調して表示パネル
8及びディスプレイ9に表示する。
【選択図】図3
る楽曲演奏装置を提供する。
【解決手段】
カラオケ曲の歌詞と音程とを画面に表示可能な表示パネル8及びディスプレイ9を備え
るカラオケ装置において、カラオケ曲の旋律について予め定められる音程及び発声タイミ
ングと、マイク11に入力される音声の音程及び発声タイミングとの一致度を判定し、音
程一致度及びタイミング一致度に応じて音程と歌詞のいずれか一方を強調して表示パネル
8及びディスプレイ9に表示する。
【選択図】図3
Description
本発明は、カラオケ演奏および楽器演奏等を行う際の楽曲演奏装置に関する。
従来より、カラオケ画面に演奏曲の歌詞と譜面とを表示し、譜面には演奏曲の主旋律の
音符が表示されるカラオケ装置が、特許文献1に記載されている。特許文献1記載のカラ
オケ装置では、譜面の表示領域において、歌唱音の音程外れ、又は、テンポ(音を入力す
るタイミング)外れが生じた箇所には、その歌唱音に相当する音符が表示される。歌い手
は歌唱中にカラオケ画面に表示された譜面を参照することにより、演奏曲に対する音程外
れ、又は音を入力するタイミング外れ(以下、入力タイミング外れと称す)の生じた歌唱
音の音符の位置を確認し、その音符の位置から譜面上で音程外れ、又は入力タイミング外
れの箇所を判断することができる。
音符が表示されるカラオケ装置が、特許文献1に記載されている。特許文献1記載のカラ
オケ装置では、譜面の表示領域において、歌唱音の音程外れ、又は、テンポ(音を入力す
るタイミング)外れが生じた箇所には、その歌唱音に相当する音符が表示される。歌い手
は歌唱中にカラオケ画面に表示された譜面を参照することにより、演奏曲に対する音程外
れ、又は音を入力するタイミング外れ(以下、入力タイミング外れと称す)の生じた歌唱
音の音符の位置を確認し、その音符の位置から譜面上で音程外れ、又は入力タイミング外
れの箇所を判断することができる。
しかしながら、特許文献1記載の装置では、1つの譜面に音程外れと、入力タイミング
外れとの音符が表示されるため、歌い手が歌唱中に譜面を注視しなければならなかった。
歌い手は、譜面に表示される音符の位置を注視して、音程外れの音符であるのか、入力タ
イミング外れの音符であるのかを判断する必要があった。したがって、歌い手が、音程外
れと、入力タイミング外れとのどちらかを容易に識別できない問題があった。
外れとの音符が表示されるため、歌い手が歌唱中に譜面を注視しなければならなかった。
歌い手は、譜面に表示される音符の位置を注視して、音程外れの音符であるのか、入力タ
イミング外れの音符であるのかを判断する必要があった。したがって、歌い手が、音程外
れと、入力タイミング外れとのどちらかを容易に識別できない問題があった。
本発明は、上述した問題を解決するためになされたものであり、その目的は、音程外れ
と音を入力するタイミング外れとのどちらが生じたのかを容易に識別できる楽曲演奏装置
を提供することにある。
と音を入力するタイミング外れとのどちらが生じたのかを容易に識別できる楽曲演奏装置
を提供することにある。
この目的を達成するために、請求項1記載の楽曲演奏装置は、楽曲の音を入力するタイ
ミングと、前記楽曲の音程とを画面に表示可能な表示部を備える楽曲演奏装置において、
音を入力する音入力部と、前記楽曲の旋律について予め定められる音程と、前記音入力部
に入力される音の音程との音程一致度を判定する音程判定部と、前記楽曲の旋律について
予め定められる音を入力するタイミングと、前記音入力部に入力される音の入力タイミン
グとのタイミング一致度を判定するタイミング判定部と、前記楽曲の音を入力するタイミ
ングと、前記楽曲の音程とが前記表示部によって表示される表示態様を、予め定められる
基本表示態様から、前記音程判定部により判定される前記音程一致度、及び、前記タイミ
ング判定部により判定される前記タイミング一致度に応じて定められる変形表示態様に変
更する表示制御部とを備え、前記表示制御部は、前記変形表示態様において、前記楽曲の
音を入力するタイミングと、前記楽曲の音程とのいずれか一方を強調した態様で前記表示
部に表示させる。
ミングと、前記楽曲の音程とを画面に表示可能な表示部を備える楽曲演奏装置において、
音を入力する音入力部と、前記楽曲の旋律について予め定められる音程と、前記音入力部
に入力される音の音程との音程一致度を判定する音程判定部と、前記楽曲の旋律について
予め定められる音を入力するタイミングと、前記音入力部に入力される音の入力タイミン
グとのタイミング一致度を判定するタイミング判定部と、前記楽曲の音を入力するタイミ
ングと、前記楽曲の音程とが前記表示部によって表示される表示態様を、予め定められる
基本表示態様から、前記音程判定部により判定される前記音程一致度、及び、前記タイミ
ング判定部により判定される前記タイミング一致度に応じて定められる変形表示態様に変
更する表示制御部とを備え、前記表示制御部は、前記変形表示態様において、前記楽曲の
音を入力するタイミングと、前記楽曲の音程とのいずれか一方を強調した態様で前記表示
部に表示させる。
請求項1記載の楽曲演奏装置によれば、表示制御部は、楽曲の音を入力するタイミング
と音程とが表示部によって表示される表示態様を、予め定められる基本表示態様から、音
程一致度、及び、タイミング一致度に応じて定められる、音を入力するタイミングと音程
とのいずれか一方を強調した変形表示態様に変更する。したがって、音を入力するタイミ
ングと音程とが表示される楽曲演奏装置において、音を入力する者は画面の表示が基本表
示態様から変更された変形表示態様を見るだけで、音程外れと音を入力するタイミング外
れとのどちらが生じたのかを容易に識別できる。
と音程とが表示部によって表示される表示態様を、予め定められる基本表示態様から、音
程一致度、及び、タイミング一致度に応じて定められる、音を入力するタイミングと音程
とのいずれか一方を強調した変形表示態様に変更する。したがって、音を入力するタイミ
ングと音程とが表示される楽曲演奏装置において、音を入力する者は画面の表示が基本表
示態様から変更された変形表示態様を見るだけで、音程外れと音を入力するタイミング外
れとのどちらが生じたのかを容易に識別できる。
また、請求項2記載の楽曲演奏装置において、前記表示制御部は、前記タイミング一致
度が所定値よりも低い場合、前記音程の視認性が前記楽曲の音を入力するタイミングの視
認性よりも低い前記変形表示態様に表示態様を変更し、前記タイミング一致度が所定値以
上であり、かつ、前記音程一致度が所定値よりも低い場合、前記楽曲の音を入力するタイ
ミングの視認性が前記音程の視認性よりも低い前記変形表示態様に表示態様を変更し、前
記タイミング一致度が所定値以上であり、かつ、前記音程一致度が所定値以上である場合
、前記基本表示態様に表示態様を設定する。
度が所定値よりも低い場合、前記音程の視認性が前記楽曲の音を入力するタイミングの視
認性よりも低い前記変形表示態様に表示態様を変更し、前記タイミング一致度が所定値以
上であり、かつ、前記音程一致度が所定値よりも低い場合、前記楽曲の音を入力するタイ
ミングの視認性が前記音程の視認性よりも低い前記変形表示態様に表示態様を変更し、前
記タイミング一致度が所定値以上であり、かつ、前記音程一致度が所定値以上である場合
、前記基本表示態様に表示態様を設定する。
請求項2記載の楽曲演奏装置によれば、表示制御部は、タイミング一致度が所定値より
も低い場合、音程の視認性が楽曲の音を入力するタイミングの視認性よりも低い変形表示
態様に変更し、タイミング一致度が所定値以上であり、かつ、音程一致度が所定値よりも
低い場合、楽曲の音を入力するタイミングの視認性が音程の視認性よりも低い変形表示態
様に変更し、タイミング一致度が所定値以上であり、かつ、音程一致度が所定値以上であ
る場合、基本表示態様にする。したがって、音を入力するタイミング外れが生じた場合に
は、音程外れの有無に関わらず、音程の視認性が音を入力するタイミングの視認性よりも
低くなり、確実に音を入力するタイミングの表示態様が強調される。したがって、音を入
力する者は音を入力するタイミング外れが生じたことをより確実に識別できる。
も低い場合、音程の視認性が楽曲の音を入力するタイミングの視認性よりも低い変形表示
態様に変更し、タイミング一致度が所定値以上であり、かつ、音程一致度が所定値よりも
低い場合、楽曲の音を入力するタイミングの視認性が音程の視認性よりも低い変形表示態
様に変更し、タイミング一致度が所定値以上であり、かつ、音程一致度が所定値以上であ
る場合、基本表示態様にする。したがって、音を入力するタイミング外れが生じた場合に
は、音程外れの有無に関わらず、音程の視認性が音を入力するタイミングの視認性よりも
低くなり、確実に音を入力するタイミングの表示態様が強調される。したがって、音を入
力する者は音を入力するタイミング外れが生じたことをより確実に識別できる。
また、請求項3記載の楽曲演奏装置において、前記音程判定部により判定される前記音
程一致度に応じた数値を算出する音程数値算出部と、前記タイミング判定部により判定さ
れる前記タイミング一致度に応じた数値を算出するタイミング数値算出部とを備え、前記
表示制御部は、前記タイミング数値算出部により算出される前記タイミング一致度に応じ
た数値が前記音程数値算出部により算出される前記音程一致度に応じた数値よりも低い場
合、前記音程の視認性が前記楽曲の音を入力するタイミングの視認性よりも低い前記変形
表示態様に表示態様を変更し、前記音程一致度に応じた数値が前記タイミング一致度に応
じた数値よりも低い場合、前記楽曲の音を入力するタイミングの視認性が前記音程の視認
性よりも低い前記変形表示態様に表示態様を変更する。
程一致度に応じた数値を算出する音程数値算出部と、前記タイミング判定部により判定さ
れる前記タイミング一致度に応じた数値を算出するタイミング数値算出部とを備え、前記
表示制御部は、前記タイミング数値算出部により算出される前記タイミング一致度に応じ
た数値が前記音程数値算出部により算出される前記音程一致度に応じた数値よりも低い場
合、前記音程の視認性が前記楽曲の音を入力するタイミングの視認性よりも低い前記変形
表示態様に表示態様を変更し、前記音程一致度に応じた数値が前記タイミング一致度に応
じた数値よりも低い場合、前記楽曲の音を入力するタイミングの視認性が前記音程の視認
性よりも低い前記変形表示態様に表示態様を変更する。
請求項3記載の楽曲演奏装置によれば、表示制御部は、タイミング一致度に応じた数値
が音程一致度に応じた数値よりも低い場合、音程の視認性を楽曲の音を入力するタイミン
グの視認性よりも低い変形表示態様に変更し、音程一致度に応じた数値がタイミング一致
度に応じた数値よりも低い場合、楽曲の音を入力するタイミングの視認性を音程の視認性
よりも低い変形表示態様に変更する。したがって、音を入力する者は音を入力するタイミ
ング外れと音程外れとのどちらを改善すればより音の入力品質が向上するかを識別できる
。
が音程一致度に応じた数値よりも低い場合、音程の視認性を楽曲の音を入力するタイミン
グの視認性よりも低い変形表示態様に変更し、音程一致度に応じた数値がタイミング一致
度に応じた数値よりも低い場合、楽曲の音を入力するタイミングの視認性を音程の視認性
よりも低い変形表示態様に変更する。したがって、音を入力する者は音を入力するタイミ
ング外れと音程外れとのどちらを改善すればより音の入力品質が向上するかを識別できる
。
また、請求項4記載の楽曲演奏装置において、前記表示制御部は、前記タイミング一致
度に応じた数値が所定値よりも低い場合、又は、前記音程一致度に応じた数値が所定値よ
りも低い場合、前記変形表示態様に表示態様を変更し、前記タイミング一致度に応じた数
値が所定値以上であり、かつ、前記音程一致度に応じた数値が所定値以上である場合、前
記基本表示態様に表示態様を設定する。
度に応じた数値が所定値よりも低い場合、又は、前記音程一致度に応じた数値が所定値よ
りも低い場合、前記変形表示態様に表示態様を変更し、前記タイミング一致度に応じた数
値が所定値以上であり、かつ、前記音程一致度に応じた数値が所定値以上である場合、前
記基本表示態様に表示態様を設定する。
請求項4記載の楽曲演奏装置によれば、表示制御部は、タイミング一致度に応じた数値
又は音程一致度に応じた数値が所定値よりも低い場合、変形表示態様に変更し、タイミン
グ一致度に応じた数値及び音程一致度に応じた数値が所定値以上である場合、基本表示態
様にする。したがって、音を入力する者は音を入力するタイミング外れと音程外れとの度
合を所定の値を基準に認識でき、基準以上の音の入力品質にするためにタイミング外れと
音程外れとのどちらを改善すべきかを認識できる。
又は音程一致度に応じた数値が所定値よりも低い場合、変形表示態様に変更し、タイミン
グ一致度に応じた数値及び音程一致度に応じた数値が所定値以上である場合、基本表示態
様にする。したがって、音を入力する者は音を入力するタイミング外れと音程外れとの度
合を所定の値を基準に認識でき、基準以上の音の入力品質にするためにタイミング外れと
音程外れとのどちらを改善すべきかを認識できる。
また、請求項5記載の楽曲演奏装置において、前記表示部は、楽曲演奏装置の本体に設
けられる第1の表示部と、その本体から独立して設けられ、第1の表示部より大きな画面
を有する第2の表示部とを含み、前記第1の表示部及び前記第2の表示部に前記楽曲の音
を入力するタイミングと前記楽曲の音程とを表示する場合、前記表示制御部を起動し、前
記第1の表示部に前記楽曲の音を入力するタイミングと前記楽曲の音程とを表示しないで
、かつ、前記第2の表示部に前記楽曲の音を入力するタイミングと前記楽曲の音程とを表
示する場合、前記表示制御部を起動しない起動制御部とを備える。
けられる第1の表示部と、その本体から独立して設けられ、第1の表示部より大きな画面
を有する第2の表示部とを含み、前記第1の表示部及び前記第2の表示部に前記楽曲の音
を入力するタイミングと前記楽曲の音程とを表示する場合、前記表示制御部を起動し、前
記第1の表示部に前記楽曲の音を入力するタイミングと前記楽曲の音程とを表示しないで
、かつ、前記第2の表示部に前記楽曲の音を入力するタイミングと前記楽曲の音程とを表
示する場合、前記表示制御部を起動しない起動制御部とを備える。
請求項5記載の楽曲演奏装置によれば、起動制御部は、楽曲演奏装置の本体に設けられ
る第1の表示部及び第2の表示部に楽曲の音を入力するタイミングと音程とを表示する場
合に、表示制御部を起動する。したがって、本体から独立した第2の表示部よりも小さい
第1の表示部に音を入力するタイミングと音程とを表示する場合でも、音を入力する者は
音程外れと音を入力するタイミング外れとのどちらが生じたのかを容易に識別できる。
る第1の表示部及び第2の表示部に楽曲の音を入力するタイミングと音程とを表示する場
合に、表示制御部を起動する。したがって、本体から独立した第2の表示部よりも小さい
第1の表示部に音を入力するタイミングと音程とを表示する場合でも、音を入力する者は
音程外れと音を入力するタイミング外れとのどちらが生じたのかを容易に識別できる。
また、請求項6記載の楽曲演奏装置において、前記表示制御部は、カラオケ曲の4小節
分の旋律について前記音程判定部及び前記タイミング判定部が判定する前記音程一致度、
及び、前記タイミング一致度に応じて定められる前記変形表示態様に表示態様を変更する
。
分の旋律について前記音程判定部及び前記タイミング判定部が判定する前記音程一致度、
及び、前記タイミング一致度に応じて定められる前記変形表示態様に表示態様を変更する
。
請求項6記載の楽曲演奏装置によれば、1楽節分の旋律に対して変形表示態様が定めら
れるため、音を入力する者はカラオケ曲の4小節分の旋律毎に音程外れと音を入力するタ
イミング外れとのどちらが生じているかを識別できる。通常、歌い手は、カラオケ曲の4
小節分の旋律が演奏されるタイミングで息継ぎを行うため、息継ぎを行うタイミングで音
程外れと音を入力するタイミング外れとのどちらが生じているかを識別できる。
れるため、音を入力する者はカラオケ曲の4小節分の旋律毎に音程外れと音を入力するタ
イミング外れとのどちらが生じているかを識別できる。通常、歌い手は、カラオケ曲の4
小節分の旋律が演奏されるタイミングで息継ぎを行うため、息継ぎを行うタイミングで音
程外れと音を入力するタイミング外れとのどちらが生じているかを識別できる。
また、請求項7記載の楽曲演奏プログラムにおいて、楽曲の音を入力するタイミングと
、前記楽曲の音程とを画面に表示可能な表示部を備える楽曲演奏装置を制御するコンピュ
ータに、音を入力する音入力ステップと、前記楽曲の旋律について予め定められる音程と
、入力される音の音程との音程一致度を判定する音程判定ステップと、前記楽曲の旋律に
ついて予め定められる音を入力するタイミングと、入力される音の入力タイミングとのタ
イミング一致度を判定するタイミング判定ステップと、前記楽曲の音を入力するタイミン
グと、前記楽曲の音程とが前記表示部によって表示される表示態様を、予め定められる基
本表示態様から、前記音程一致度、及び、前記タイミング一致度に応じて定められる変形
表示態様に変更する表示制御ステップとを、実行させ、前記表示制御ステップは、前記変
形表示態様において、前記楽曲の音を入力するタイミングと、前記楽曲の音程のいずれか
一方を強調した態様で前記表示部に表示させる。
、前記楽曲の音程とを画面に表示可能な表示部を備える楽曲演奏装置を制御するコンピュ
ータに、音を入力する音入力ステップと、前記楽曲の旋律について予め定められる音程と
、入力される音の音程との音程一致度を判定する音程判定ステップと、前記楽曲の旋律に
ついて予め定められる音を入力するタイミングと、入力される音の入力タイミングとのタ
イミング一致度を判定するタイミング判定ステップと、前記楽曲の音を入力するタイミン
グと、前記楽曲の音程とが前記表示部によって表示される表示態様を、予め定められる基
本表示態様から、前記音程一致度、及び、前記タイミング一致度に応じて定められる変形
表示態様に変更する表示制御ステップとを、実行させ、前記表示制御ステップは、前記変
形表示態様において、前記楽曲の音を入力するタイミングと、前記楽曲の音程のいずれか
一方を強調した態様で前記表示部に表示させる。
請求項7記載の楽曲演奏プログラムによれば、音を入力する者は、音程外れと音を入力
するタイミング外れとのどちらが生じたのかを容易に識別できる。
するタイミング外れとのどちらが生じたのかを容易に識別できる。
本発明によれば、音を入力する者は、音程外れと音を入力するタイミング外れとのどち
らが生じたのかを容易に識別できる。
らが生じたのかを容易に識別できる。
(カラオケ装置100の電気的構成)
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施
形態に係るカラオケ装置100の電気的構成示すブロック図である。図1に示すように、
カラオケ装置100は、操作パネル1、カラオケ装置100全体の制御を司るCPU2、
楽曲データなどの各種データを記憶するハードディスク3、MIDI音源4、ビデオミキ
サ5、オーディオミキサ6、スピーカ7、表示パネル8、ディスプレイ9、マイク11、
採点装置12、各種の制御プログラムなどを記憶するROM21、各種の設定に必要な設
定データなどを記憶するRAM22、及び、図示しないLAN端子に接続されたルータ2
4を用いてインターネット25を介して配信サーバ26から配信されるカラオケ曲データ
を受信するためのLANインタフェース23を備えている。CPU2は、ROM21、R
AM22、及びハードディスク3などの記憶手段と共に、カラオケ装置100の動作を制
御するコンピュータを構成する。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施
形態に係るカラオケ装置100の電気的構成示すブロック図である。図1に示すように、
カラオケ装置100は、操作パネル1、カラオケ装置100全体の制御を司るCPU2、
楽曲データなどの各種データを記憶するハードディスク3、MIDI音源4、ビデオミキ
サ5、オーディオミキサ6、スピーカ7、表示パネル8、ディスプレイ9、マイク11、
採点装置12、各種の制御プログラムなどを記憶するROM21、各種の設定に必要な設
定データなどを記憶するRAM22、及び、図示しないLAN端子に接続されたルータ2
4を用いてインターネット25を介して配信サーバ26から配信されるカラオケ曲データ
を受信するためのLANインタフェース23を備えている。CPU2は、ROM21、R
AM22、及びハードディスク3などの記憶手段と共に、カラオケ装置100の動作を制
御するコンピュータを構成する。
操作パネル1は、テンキーなどを含む各種の操作キーからなり、その操作信号は、CP
U2に与えられるようになっている。また、操作パネル1には、赤外線などによって通信
を行うリモコン1aからの操作信号を受信する赤外線受信部(図示せず)も備えられてお
り、選曲などをリモコン1aから遠隔操作できるようになっている。CPU2の入出力ポ
ートは、ハードディスク3に対して各種データが書込み及び読出し可能となるように接続
されている。
U2に与えられるようになっている。また、操作パネル1には、赤外線などによって通信
を行うリモコン1aからの操作信号を受信する赤外線受信部(図示せず)も備えられてお
り、選曲などをリモコン1aから遠隔操作できるようになっている。CPU2の入出力ポ
ートは、ハードディスク3に対して各種データが書込み及び読出し可能となるように接続
されている。
ハードディスク3は、配信サーバ26から受信したカラオケ曲データを記憶する。カラ
オケ曲データは、CPU2を介してMIDI音源4に与えられるカラオケの楽音データ(
MIDI信号)と共に、ビデオミキサ5によって背景映像に合成された状態で表示パネル
8及びディスプレイ9に表示されるカラオケ曲の歌詞の画像データ(以下、歌詞データと
称す)とカラオケ曲の譜面の画像データ(以下、譜面データと称す)とから構成されてい
る。またハードディスク3には、カラオケ曲が再生されている場合に、表示パネル8及び
ディスプレイ9に背景映像として出力するための映像データがMPEG規格によって圧縮
された状態で記憶されている。
オケ曲データは、CPU2を介してMIDI音源4に与えられるカラオケの楽音データ(
MIDI信号)と共に、ビデオミキサ5によって背景映像に合成された状態で表示パネル
8及びディスプレイ9に表示されるカラオケ曲の歌詞の画像データ(以下、歌詞データと
称す)とカラオケ曲の譜面の画像データ(以下、譜面データと称す)とから構成されてい
る。またハードディスク3には、カラオケ曲が再生されている場合に、表示パネル8及び
ディスプレイ9に背景映像として出力するための映像データがMPEG規格によって圧縮
された状態で記憶されている。
CPU2はバス99を介して、MIDI(Musical Instrument Digital Interface)音
源4及びビデオミキサ5の入力端子に接続されており、MIDI音源4の出力端子は、オ
ーディオミキサ6を介してスピーカ7に接続されている。MIDI音源4は、シンセサイ
ザなどで構成されており、与えられたMIDI信号に応じて各種楽器の楽音を再生し、オ
ーディオミキサ6に出力する。
源4及びビデオミキサ5の入力端子に接続されており、MIDI音源4の出力端子は、オ
ーディオミキサ6を介してスピーカ7に接続されている。MIDI音源4は、シンセサイ
ザなどで構成されており、与えられたMIDI信号に応じて各種楽器の楽音を再生し、オ
ーディオミキサ6に出力する。
ビデオミキサ5の出力端子は、表示パネル8及びディスプレイ9に接続されている。表
示パネル8は、カラオケ装置100の本体フレーム100Aに設けられている。ディスプ
レイ9は表示パネル8よりも比較的大きい画面サイズを有し、カラオケ装置100の本体
フレーム100Aとは別個に構成されている。
示パネル8は、カラオケ装置100の本体フレーム100Aに設けられている。ディスプ
レイ9は表示パネル8よりも比較的大きい画面サイズを有し、カラオケ装置100の本体
フレーム100Aとは別個に構成されている。
マイク11の出力端子は、オーディオミキサ6の他方の入力端子に接続されている。マ
イク11は、入力された歌い手の音声を電気信号に変換して出力するようになっている。
オーディオミキサ6は、その音声信号とMIDI音源4において再生されたカラオケ曲の
楽音信号とを、設定された音量バランスに基づいて混合し、スピーカ7に出力するように
なっている。
イク11は、入力された歌い手の音声を電気信号に変換して出力するようになっている。
オーディオミキサ6は、その音声信号とMIDI音源4において再生されたカラオケ曲の
楽音信号とを、設定された音量バランスに基づいて混合し、スピーカ7に出力するように
なっている。
また、マイク11からの音声信号はオーディオミキサ6を介して歌唱力を採点する採点
装置12の入力端子に与えられるようになっている。採点装置12の入出力端子は、CP
U2の入出力ポートに接続されている。この採点装置12は、内部に音程判定部12a、
及び、タイミング判定部12bを有している。そして、音程判定部12a、及び、タイミ
ング判定部12bによって、歌われるカラオケ曲の音程及びタイミングのデータと、マイ
ク11から入力される音声データをA/D変換したデータとが比較される。比較された結
果を採点装置12がCPU2に出力する。
装置12の入力端子に与えられるようになっている。採点装置12の入出力端子は、CP
U2の入出力ポートに接続されている。この採点装置12は、内部に音程判定部12a、
及び、タイミング判定部12bを有している。そして、音程判定部12a、及び、タイミ
ング判定部12bによって、歌われるカラオケ曲の音程及びタイミングのデータと、マイ
ク11から入力される音声データをA/D変換したデータとが比較される。比較された結
果を採点装置12がCPU2に出力する。
ROM21は、カラオケ装置100全体の動作を制御する主制御プログラムを含む各種
の制御プログラム、及び、図2に示す強調表示プログラムを記憶している。図2は、図1
に示すカラオケ装置100の強調表示プログラムの動作を表すフローチャートである。強
調表示プログラムは、音程外れ又は発声タイミング外れが発生した場合に、表示パネル8
及びディスプレイ9の表示態様を歌詞又は譜面を強調した表示態様に変更するプログラム
である。強調表示プログラムにより、歌い手は、音程外れと発声タイミング外れとのどち
らが発生したかを容易に識別することができる。強調表示プログラムの詳細は後述する。
の制御プログラム、及び、図2に示す強調表示プログラムを記憶している。図2は、図1
に示すカラオケ装置100の強調表示プログラムの動作を表すフローチャートである。強
調表示プログラムは、音程外れ又は発声タイミング外れが発生した場合に、表示パネル8
及びディスプレイ9の表示態様を歌詞又は譜面を強調した表示態様に変更するプログラム
である。強調表示プログラムにより、歌い手は、音程外れと発声タイミング外れとのどち
らが発生したかを容易に識別することができる。強調表示プログラムの詳細は後述する。
(カラオケ装置100の作用)
次に、本実施形態の作用について説明する。カラオケ装置100の利用者は、先ず、操
作パネル1若しくはリモコン1aの各種キーを操作して、音程外れと発声タイミング外れ
とを容易に識別するための強調表示モードの設定を行い、利用者である歌い手が選択した
曲に割当てられている番号(曲番号)を入力する。
次に、本実施形態の作用について説明する。カラオケ装置100の利用者は、先ず、操
作パネル1若しくはリモコン1aの各種キーを操作して、音程外れと発声タイミング外れ
とを容易に識別するための強調表示モードの設定を行い、利用者である歌い手が選択した
曲に割当てられている番号(曲番号)を入力する。
強調表示モードに設定されて曲番号が入力されると、CPU2は、ROM21から強調
表示プログラムを読み出して実行し、入力された曲番号に応じた楽音データ、歌詞データ
、及び、譜面データをハードディスク3から読出して、楽音データをMIDI音源4に出
力し、その楽音データに同期させて歌詞データ、及び、譜面データをビデオミキサ5に出
力する。MIDI音源4は、与えられたMIDI信号に応じて各種楽器の音色に相当する
楽音を出力して、カラオケ曲の楽音信号をオーディオミキサ6に与える。
表示プログラムを読み出して実行し、入力された曲番号に応じた楽音データ、歌詞データ
、及び、譜面データをハードディスク3から読出して、楽音データをMIDI音源4に出
力し、その楽音データに同期させて歌詞データ、及び、譜面データをビデオミキサ5に出
力する。MIDI音源4は、与えられたMIDI信号に応じて各種楽器の音色に相当する
楽音を出力して、カラオケ曲の楽音信号をオーディオミキサ6に与える。
また、CPU2は、上記曲番号に応じた映像データをハードディスク3から読出し、映
像信号としてビデオミキサ5に出力する。ビデオミキサ5は、歌詞データ、及び、譜面デ
ータに対して映像信号が背景映像となるように合成して表示パネル8及びディスプレイ9
に出力する。表示パネル8及びディスプレイ9は、歌詞、譜面、背景映像が表示された映
像信号を画面に表示する。
像信号としてビデオミキサ5に出力する。ビデオミキサ5は、歌詞データ、及び、譜面デ
ータに対して映像信号が背景映像となるように合成して表示パネル8及びディスプレイ9
に出力する。表示パネル8及びディスプレイ9は、歌詞、譜面、背景映像が表示された映
像信号を画面に表示する。
また、マイク11に入力された音声は、A/D変換されて採点装置12に入力され、音
程判定部12aにおいて音程の一致度について判定が行われ、タイミング判定部12bに
おいて発声タイミングの一致度について判定が行われる。
程判定部12aにおいて音程の一致度について判定が行われ、タイミング判定部12bに
おいて発声タイミングの一致度について判定が行われる。
音程判定部12aは、マイク11に入力された音声の音程を認識して、その音程がCP
U2より与えられるカラオケ曲に合わせて歌われるべき正しい旋律の音程(例えば、カラ
オケ曲に含まれているガイドメロディーの音程)とどの程度一致しているかを所定の間隔
(例えば、10ミリ秒)毎に判定して、音程一致度を評価する。例えば、音程判定部12
aは、正しい音程に対して±何セントずれているかに応じて減点数を設定し、所定の持点
(例えば、100点)から順次減算して行く。点数の採点は、歌い手が1回の息継ぎで歌
いきれる区切り(約2〜4小節)を1ブロックとして、カラオケ曲の1ブロック毎に行わ
れる。1ブロックの点数が採点されると、音程判定部12aは、次のブロックについて再
度所定の持点から順次減算して行く。各ブロックの音程の点数が高いほど、音程一致度が
高いことになる。
U2より与えられるカラオケ曲に合わせて歌われるべき正しい旋律の音程(例えば、カラ
オケ曲に含まれているガイドメロディーの音程)とどの程度一致しているかを所定の間隔
(例えば、10ミリ秒)毎に判定して、音程一致度を評価する。例えば、音程判定部12
aは、正しい音程に対して±何セントずれているかに応じて減点数を設定し、所定の持点
(例えば、100点)から順次減算して行く。点数の採点は、歌い手が1回の息継ぎで歌
いきれる区切り(約2〜4小節)を1ブロックとして、カラオケ曲の1ブロック毎に行わ
れる。1ブロックの点数が採点されると、音程判定部12aは、次のブロックについて再
度所定の持点から順次減算して行く。各ブロックの音程の点数が高いほど、音程一致度が
高いことになる。
タイミング判定部12bは、マイク11に入力された音声の発声タイミング(歌詞を歌
唱すべきタイミング)を、例えば上記ガイドメロディーの音の立ち上げタイミングと、上
記所定間隔毎に、比較して、歌詞の適当な文節に応じて設定した発声タイミングとどの程
度一致しているかを判定し、タイミング一致度を評価する。例えば、タイミング判定部1
2bは、正しい発声タイミングに対して±何ミリ秒ずれているかに応じて減点数を設定し
、所定の持点から順次減算して行く。点数の採点は、カラオケ曲の1ブロック毎に行われ
る。1ブロックの点数が採点されると、タイミング判定部12bは、次のブロックについ
て再度所定の持点から順次減算して行く。各ブロックの発声タイミングの点数が高いほど
、タイミング一致度が高いことになる。
唱すべきタイミング)を、例えば上記ガイドメロディーの音の立ち上げタイミングと、上
記所定間隔毎に、比較して、歌詞の適当な文節に応じて設定した発声タイミングとどの程
度一致しているかを判定し、タイミング一致度を評価する。例えば、タイミング判定部1
2bは、正しい発声タイミングに対して±何ミリ秒ずれているかに応じて減点数を設定し
、所定の持点から順次減算して行く。点数の採点は、カラオケ曲の1ブロック毎に行われ
る。1ブロックの点数が採点されると、タイミング判定部12bは、次のブロックについ
て再度所定の持点から順次減算して行く。各ブロックの発声タイミングの点数が高いほど
、タイミング一致度が高いことになる。
音程に関するカラオケ曲全体の点数は各ブロックの音程一致度の点数の合計を平均して
算出され、タイミングに関するカラオケ曲全体の点数は各ブロックのタイミング一致度の
点数の合計を平均して算出される。カラオケ曲が終了した時点で、音程判定部12a、及
び、タイミング判定部12bがそれぞれ出力した一致度の点数を例えば相加平均すること
により、歌い手の総合的な歌唱力の点数が採点される。採点された点数は、採点装置12
からCPU2に出力され、ビデオミキサ5を介して表示パネル8及びディスプレイ9の画
面に表示される。
算出され、タイミングに関するカラオケ曲全体の点数は各ブロックのタイミング一致度の
点数の合計を平均して算出される。カラオケ曲が終了した時点で、音程判定部12a、及
び、タイミング判定部12bがそれぞれ出力した一致度の点数を例えば相加平均すること
により、歌い手の総合的な歌唱力の点数が採点される。採点された点数は、採点装置12
からCPU2に出力され、ビデオミキサ5を介して表示パネル8及びディスプレイ9の画
面に表示される。
(歌詞データの構成)
歌詞データの構成について、図4(a)、(b)及び図6(a)、(b)を用いて説明
する。図4(a)は、図1に示す表示パネル8及びディスプレイ9に表示される歌詞及び
譜面の基本表示態様を示す図である。図4(b)は、図4(a)の基本表示態様の色替え
を示す図である。図6(a)は、図4に示す基本表示態様に比べて音程を強調して表示す
る変形表示態様を示す図である。図6(b)は、図6(a)の変形表示態様の色替えを示
す図である。歌詞データには、歌詞の色データが含まれている。歌詞の色データは、文字
色、輪郭色、文字色替色、及び、輪郭色替色から構成されている。これらの文字色、輪郭
色、文字色替色、及び、輪郭色替色は、図4の(a)、(b)に示すように、それぞれの
文字の色替え前の表示色KS1、文字の輪郭の色替え前の表示色KS1R、文字の色替え
後の色KS3、及び、文字の輪郭の色替え後の色KS3Rとして、どの色が使用されるか
を示すデータを含んでいる。また、文字色、輪郭色、文字色替色、及び、輪郭色替色は、
図6の(a)、(b)に示すように、それぞれの彩度が下げられた文字の色替え前の表示
色KS2、文字の輪郭の色替え前の表示色KS2R、文字の色替え後の色KS4、及び、
文字の輪郭の色替え後の色KS4Rを示すデータも含んでいる。
歌詞データの構成について、図4(a)、(b)及び図6(a)、(b)を用いて説明
する。図4(a)は、図1に示す表示パネル8及びディスプレイ9に表示される歌詞及び
譜面の基本表示態様を示す図である。図4(b)は、図4(a)の基本表示態様の色替え
を示す図である。図6(a)は、図4に示す基本表示態様に比べて音程を強調して表示す
る変形表示態様を示す図である。図6(b)は、図6(a)の変形表示態様の色替えを示
す図である。歌詞データには、歌詞の色データが含まれている。歌詞の色データは、文字
色、輪郭色、文字色替色、及び、輪郭色替色から構成されている。これらの文字色、輪郭
色、文字色替色、及び、輪郭色替色は、図4の(a)、(b)に示すように、それぞれの
文字の色替え前の表示色KS1、文字の輪郭の色替え前の表示色KS1R、文字の色替え
後の色KS3、及び、文字の輪郭の色替え後の色KS3Rとして、どの色が使用されるか
を示すデータを含んでいる。また、文字色、輪郭色、文字色替色、及び、輪郭色替色は、
図6の(a)、(b)に示すように、それぞれの彩度が下げられた文字の色替え前の表示
色KS2、文字の輪郭の色替え前の表示色KS2R、文字の色替え後の色KS4、及び、
文字の輪郭の色替え後の色KS4Rを示すデータも含んでいる。
(譜面データの構成)
譜面データの構成について、図5(a)、(b)を用いて説明する。図5(a)は、図
4に示す基本表示態様に比べてタイミングを強調して表示する変形表示態様を示す図であ
る。図5(b)は、図5(a)の変形表示態様の色替えを示す図である。譜面データには
、音程表示領域の色データが含まれている。音程表示領域とは、五線譜に表示される音符
の部分に相当し、図4(a)に示すように、丸印MS及び音の長さに応じて横長に延びた
領域MSLである。音程表示領域の色データは、領域色、領域の輪郭色、領域色替色、及
び、領域の輪郭色替色から構成されている。これらの領域色、領域の輪郭色、領域色替色
、及び、領域の輪郭色替色は、図4の(a)、(b)に示すように、それぞれの音程表示
領域の色替え前の表示色MS1、領域の輪郭の色替え前の表示色MS1R、音程表示領域
の色替え後の色MS3、及び、領域の輪郭の色替え後の色MS3Rとして、どの色が使用
されるかを示すデータを含んでいる。また、領域色、領域の輪郭色、領域色替色、及び、
領域の輪郭色替色は、図5の(a)、(b)に示すように、それぞれの彩度が下げられた
音程表示領域の色替え前の表示色MS2、領域の輪郭の色替え前の表示色MS2R、音程
表示領域の色替え後の色MS4、及び、領域の輪郭の色替え後の色MS4Rを示すデータ
も含んでいる。
譜面データの構成について、図5(a)、(b)を用いて説明する。図5(a)は、図
4に示す基本表示態様に比べてタイミングを強調して表示する変形表示態様を示す図であ
る。図5(b)は、図5(a)の変形表示態様の色替えを示す図である。譜面データには
、音程表示領域の色データが含まれている。音程表示領域とは、五線譜に表示される音符
の部分に相当し、図4(a)に示すように、丸印MS及び音の長さに応じて横長に延びた
領域MSLである。音程表示領域の色データは、領域色、領域の輪郭色、領域色替色、及
び、領域の輪郭色替色から構成されている。これらの領域色、領域の輪郭色、領域色替色
、及び、領域の輪郭色替色は、図4の(a)、(b)に示すように、それぞれの音程表示
領域の色替え前の表示色MS1、領域の輪郭の色替え前の表示色MS1R、音程表示領域
の色替え後の色MS3、及び、領域の輪郭の色替え後の色MS3Rとして、どの色が使用
されるかを示すデータを含んでいる。また、領域色、領域の輪郭色、領域色替色、及び、
領域の輪郭色替色は、図5の(a)、(b)に示すように、それぞれの彩度が下げられた
音程表示領域の色替え前の表示色MS2、領域の輪郭の色替え前の表示色MS2R、音程
表示領域の色替え後の色MS4、及び、領域の輪郭の色替え後の色MS4Rを示すデータ
も含んでいる。
(強調表示モードにおける作用の概要)
強調表示モードにおける作用について図4から図6を用いて説明する。図4は、図1に
示す表示パネル8及びディスプレイ9に表示される歌詞及び譜面の基本表示態様とその基
本表示態様の色替えとを示す図である。図5は、図4に示す基本表示態様に比べてタイミ
ングを強調して表示する変形表示態様とその変形表示態様の色替えとを示す図である。図
6は、図4に示す基本表示態様に比べて音程を強調して表示する変形表示態様とその変形
表示態様の色替えとを示す図である。
強調表示モードにおける作用について図4から図6を用いて説明する。図4は、図1に
示す表示パネル8及びディスプレイ9に表示される歌詞及び譜面の基本表示態様とその基
本表示態様の色替えとを示す図である。図5は、図4に示す基本表示態様に比べてタイミ
ングを強調して表示する変形表示態様とその変形表示態様の色替えとを示す図である。図
6は、図4に示す基本表示態様に比べて音程を強調して表示する変形表示態様とその変形
表示態様の色替えとを示す図である。
強調表示モードが設定されると、歌い手が音程外れと発声タイミング外れとを容易に識
別できるように、音程外れが発生した場合には音程を示す側の表示が強調され、発声タイ
ミング外れが発生した場合には発声タイミングを示す側の表示が強調される。音程の表示
が、図6のように、音程表示領域によって表示される場合は、音程外れが発生していると
きには、音程表示領域の表示が強調される。発声タイミングの表示が、図5に示すように
、歌詞の色替え表示により行われる場合は、発声タイミング外れが発生したときには歌詞
の表示が強調される。音程外れと発声タイミング外れとが発生しているか否かの判断は、
後述する音程一致度と発声のタイミング一致度とを用いて行われる。
別できるように、音程外れが発生した場合には音程を示す側の表示が強調され、発声タイ
ミング外れが発生した場合には発声タイミングを示す側の表示が強調される。音程の表示
が、図6のように、音程表示領域によって表示される場合は、音程外れが発生していると
きには、音程表示領域の表示が強調される。発声タイミングの表示が、図5に示すように
、歌詞の色替え表示により行われる場合は、発声タイミング外れが発生したときには歌詞
の表示が強調される。音程外れと発声タイミング外れとが発生しているか否かの判断は、
後述する音程一致度と発声のタイミング一致度とを用いて行われる。
本実施形態では、音程の表示を強調するために、図6に示すように歌詞の彩度が下げら
れ、歌詞の表示を強調するために、図5に示すように譜面に表示される音程表示領域の彩
度が下げられる。歌詞の彩度が下げられると、歌詞の視認性が低くなり、音程の表示が歌
詞の表示に対して強調されることとなる。また、音程表示領域の彩度が下げられると、音
程表示領域の視認性が低くなり、歌詞の表示が音程の表示に対して強調されることとなる
。視認性とは、視覚的な画面表示を歌い手が明確に認識することができるかをあらわすも
のである。視認性が低いとは、視覚的な画面表示を歌い手が明確に認識することができな
いことを意味する。視認性が高いとは、視覚的な画面表示を歌い手が明確に認識すること
ができることを意味する。CPU2から音程強調表示指令が出力されると、歌詞の彩度を
下げるために、図6に示すように彩度が下げられた文字の表示色KS2、文字の輪郭の表
示色KS2R、文字の色替え後の色KS4、及び、文字の輪郭の色替え後の色KS4Rが
用いられる。図6に示すように、音程の表示を強調するために、表示パネル8及びディス
プレイ9に、彩度が下げられた歌詞と彩度が下げられていない音程表示領域とが、音程強
調のための変形表示態様として表示される。
れ、歌詞の表示を強調するために、図5に示すように譜面に表示される音程表示領域の彩
度が下げられる。歌詞の彩度が下げられると、歌詞の視認性が低くなり、音程の表示が歌
詞の表示に対して強調されることとなる。また、音程表示領域の彩度が下げられると、音
程表示領域の視認性が低くなり、歌詞の表示が音程の表示に対して強調されることとなる
。視認性とは、視覚的な画面表示を歌い手が明確に認識することができるかをあらわすも
のである。視認性が低いとは、視覚的な画面表示を歌い手が明確に認識することができな
いことを意味する。視認性が高いとは、視覚的な画面表示を歌い手が明確に認識すること
ができることを意味する。CPU2から音程強調表示指令が出力されると、歌詞の彩度を
下げるために、図6に示すように彩度が下げられた文字の表示色KS2、文字の輪郭の表
示色KS2R、文字の色替え後の色KS4、及び、文字の輪郭の色替え後の色KS4Rが
用いられる。図6に示すように、音程の表示を強調するために、表示パネル8及びディス
プレイ9に、彩度が下げられた歌詞と彩度が下げられていない音程表示領域とが、音程強
調のための変形表示態様として表示される。
また、CPU2からタイミング強調表示指令が出力されると、音程表示領域の彩度を下
げるために、図5に示すように彩度が下げられた音程表示領域の表示色MS2、領域の輪
郭の表示色MS2R、音程表示領域の色替え後の色MS4、及び、領域の輪郭の色替え後
の色MS4Rが用いられる。図5に示すように、歌詞の表示を強調するために、表示パネ
ル8及びディスプレイ9に、彩度が下げられた音程表示領域と彩度が下げられていない歌
詞とが、歌詞強調のための変形表示態様として表示される。
げるために、図5に示すように彩度が下げられた音程表示領域の表示色MS2、領域の輪
郭の表示色MS2R、音程表示領域の色替え後の色MS4、及び、領域の輪郭の色替え後
の色MS4Rが用いられる。図5に示すように、歌詞の表示を強調するために、表示パネ
ル8及びディスプレイ9に、彩度が下げられた音程表示領域と彩度が下げられていない歌
詞とが、歌詞強調のための変形表示態様として表示される。
また、CPU2からデフォルト表示指令が出力されると、歌詞と音程表示領域との色デ
ータとして、予め定められる基本表示態様となる彩度が下げられていない色が用いられる
。図4に示すように、表示パネル8及びディスプレイ9に、彩度が下げられていない音程
表示領域と彩度が下げられていない歌詞とが、基本表示態様として表示される。
ータとして、予め定められる基本表示態様となる彩度が下げられていない色が用いられる
。図4に示すように、表示パネル8及びディスプレイ9に、彩度が下げられていない音程
表示領域と彩度が下げられていない歌詞とが、基本表示態様として表示される。
(強調表示プログラムに従う詳細な作用)
CPU2が、ROM21に記憶された主制御プログラムに従って、強調表示モードが設
定され、かつ、カラオケ曲の演奏が開始されたか否かを判断する。CPU2が、強調表示
モードが設定され、かつ、カラオケ曲の演奏が開始されたことを判断すると、図2に示す
フローチャートにしたがう強調表示プログラムの実行を開始する。そして、CPU2が、
カラオケ曲の演奏が終了したことを判断すると、強調表示プログラムの実行を終了する。
以下、強調表示プログラムに従う詳細な作用を説明する。図2に示すS101〜S109
の各ステップの処理は、CPU2の処理である。
CPU2が、ROM21に記憶された主制御プログラムに従って、強調表示モードが設
定され、かつ、カラオケ曲の演奏が開始されたか否かを判断する。CPU2が、強調表示
モードが設定され、かつ、カラオケ曲の演奏が開始されたことを判断すると、図2に示す
フローチャートにしたがう強調表示プログラムの実行を開始する。そして、CPU2が、
カラオケ曲の演奏が終了したことを判断すると、強調表示プログラムの実行を終了する。
以下、強調表示プログラムに従う詳細な作用を説明する。図2に示すS101〜S109
の各ステップの処理は、CPU2の処理である。
S101では、マイク11からの音声入力があるか否かが判断される。マイク11から
の音声入力があると判断されるまでS101の処理を繰り返して待機状態となり、マイク
11からの音声入力があると判断されると(S101:Yes)、S102の処理に進む
。
の音声入力があると判断されるまでS101の処理を繰り返して待機状態となり、マイク
11からの音声入力があると判断されると(S101:Yes)、S102の処理に進む
。
S102では、10ミリ秒の音声データが取得されたか否かが判断される。マイク11
から入力された音声がオーディオミキサ6により音声データに変換され、10ミリ秒の音
声データが取得されるまでS102の処理を繰り返し(S102:No)、10ミリ秒の
音声データが取得されると(S102:Yes)、S103の処理に進む。
から入力された音声がオーディオミキサ6により音声データに変換され、10ミリ秒の音
声データが取得されるまでS102の処理を繰り返し(S102:No)、10ミリ秒の
音声データが取得されると(S102:Yes)、S103の処理に進む。
S103では、音程一致度が算出される。マイク11に入力された音声の音程と、カラ
オケ曲に合わせて歌われるべき正しい旋律の音程とのずれ量DM1が音程一致度として算
出される。次にS104では、タイミング一致度が算出される。マイク11に入力された
音声の発声タイミングと、歌詞の適当な文節に応じて設定された発声タイミングとのずれ
量DT1がタイミング一致度として算出される。
オケ曲に合わせて歌われるべき正しい旋律の音程とのずれ量DM1が音程一致度として算
出される。次にS104では、タイミング一致度が算出される。マイク11に入力された
音声の発声タイミングと、歌詞の適当な文節に応じて設定された発声タイミングとのずれ
量DT1がタイミング一致度として算出される。
S105では、音程のずれ量DM1と、発声タイミングのずれ量DT1とがハードディ
スク3に記憶される。S106では、1ブロック分の音声データがオーディオミキサ6か
ら出力されたか否かが判断される。1ブロック分の音声データが出力されていないと判断
された場合(S106:No)、S102の処理に戻る。1ブロック分の音声データが出
力されるまでS102からS105までの処理が繰り返されるため、1ブロック分の音声
データが出力されるのにかかる時間が例えば3秒である場合、S102からS105まで
の処理が300回行われる。ハードディスク3には音程一致度とタイミング一致度とがそ
れぞれ300個ずつ記憶される。音程のずれ量DM1、DM2、・・・、DM300と、
発声タイミングのずれ量DT1、DT2、・・・、DT300とがハードディスク3に記
憶される。1ブロック分の音声データが出力されたと判断された場合(S106:Yes
)、S107の処理に進む。1ブロック分の音声データが出力されたと判断されたとき、
1ブロック分の音声データが取得され、10ミリ秒間隔で音程一致度とタイミング一致度
とが算出され、各一致度が記憶されている。
スク3に記憶される。S106では、1ブロック分の音声データがオーディオミキサ6か
ら出力されたか否かが判断される。1ブロック分の音声データが出力されていないと判断
された場合(S106:No)、S102の処理に戻る。1ブロック分の音声データが出
力されるまでS102からS105までの処理が繰り返されるため、1ブロック分の音声
データが出力されるのにかかる時間が例えば3秒である場合、S102からS105まで
の処理が300回行われる。ハードディスク3には音程一致度とタイミング一致度とがそ
れぞれ300個ずつ記憶される。音程のずれ量DM1、DM2、・・・、DM300と、
発声タイミングのずれ量DT1、DT2、・・・、DT300とがハードディスク3に記
憶される。1ブロック分の音声データが出力されたと判断された場合(S106:Yes
)、S107の処理に進む。1ブロック分の音声データが出力されたと判断されたとき、
1ブロック分の音声データが取得され、10ミリ秒間隔で音程一致度とタイミング一致度
とが算出され、各一致度が記憶されている。
S107では、音程一致度の点数が算出される。点数の算出方法は、例えば、正しい音
程に対して±何セントずれているかに応じて減点数を設定し、所定の持点(例えば、10
0点)から順次減算して行く。正しい音程に対して音程の外れが大きくなるほど減点数が
大きくなる。音程のずれ量DM1、DM2、・・・、DM300について、各減点数を算
出し、100点から減算した点数を音程一致度の点数とする。
程に対して±何セントずれているかに応じて減点数を設定し、所定の持点(例えば、10
0点)から順次減算して行く。正しい音程に対して音程の外れが大きくなるほど減点数が
大きくなる。音程のずれ量DM1、DM2、・・・、DM300について、各減点数を算
出し、100点から減算した点数を音程一致度の点数とする。
S108では、発声タイミング一致度の点数が算出される。点数の算出方法は、例えば
、正しい発声タイミングに対して±何ミリ秒ずれているかに応じて減点数を設定し、所定
の持点から順次減算して行く。正しい発声タイミングに対してタイミングの外れが大きく
なるほど減点数が大きくなる。発声タイミングのずれ量DT1、DT2、・・・、DT3
00について、各減点数を算出し、100点から減算した点数をタイミング一致度の点数
とする。
、正しい発声タイミングに対して±何ミリ秒ずれているかに応じて減点数を設定し、所定
の持点から順次減算して行く。正しい発声タイミングに対してタイミングの外れが大きく
なるほど減点数が大きくなる。発声タイミングのずれ量DT1、DT2、・・・、DT3
00について、各減点数を算出し、100点から減算した点数をタイミング一致度の点数
とする。
次にS109では、表示制御処理が行われる。S109の表示制御処理が開始されると
、図3に示すフローチャートにしたがって処理が行われる。図3は、図1に示すカラオケ
装置100の表示制御処理の動作を表すフローチャートである。
、図3に示すフローチャートにしたがって処理が行われる。図3は、図1に示すカラオケ
装置100の表示制御処理の動作を表すフローチャートである。
S201では、1ブロックにおけるタイミング一致度の点数が基準点(80点)以上で
あるか否かが判断される。つまり、1ブロックの音声データが出力される期間における発
声タイミング外れについて、タイミング一致度の点数が基準点以上であるか否かが判断さ
れる。タイミング一致度の点数が基準点以上である場合(S201:Yes)、S202
の処理に進む。タイミング一致度の点数が基準点よりも低い場合(S201:No)、S
205の処理に進む。
あるか否かが判断される。つまり、1ブロックの音声データが出力される期間における発
声タイミング外れについて、タイミング一致度の点数が基準点以上であるか否かが判断さ
れる。タイミング一致度の点数が基準点以上である場合(S201:Yes)、S202
の処理に進む。タイミング一致度の点数が基準点よりも低い場合(S201:No)、S
205の処理に進む。
S205では、CPU2からタイミング強調表示指令が出力され、図5に示すように歌
詞を強調した変形表示態様で、音程及び歌詞が表示パネル8及びディスプレイ9に表示さ
れる。この歌詞を強調した変形表示態様により、発声タイミング外れによってタイミング
一致度の点数が基準点より低いことを歌い手に認識させ、歌い手に歌詞表示を意識させて
発声タイミング外れの改善を促す。歌詞を強調した変形表示態様は、音程表示領域の彩度
が下げられた表示態様である。
詞を強調した変形表示態様で、音程及び歌詞が表示パネル8及びディスプレイ9に表示さ
れる。この歌詞を強調した変形表示態様により、発声タイミング外れによってタイミング
一致度の点数が基準点より低いことを歌い手に認識させ、歌い手に歌詞表示を意識させて
発声タイミング外れの改善を促す。歌詞を強調した変形表示態様は、音程表示領域の彩度
が下げられた表示態様である。
S202では、1ブロックにおける音程一致度の点数が基準点(80点)以上であるか
否かが判断される。つまり、1ブロックの音声データが出力される期間における音程外れ
について、音程一致度の点数が基準点以上であるか否かが判断される。音程一致度の点数
が基準点以上である場合(S202:Yes)、S203の処理に進む。音程一致度の点
数が基準点よりも低い場合、S204の処理に進む。
否かが判断される。つまり、1ブロックの音声データが出力される期間における音程外れ
について、音程一致度の点数が基準点以上であるか否かが判断される。音程一致度の点数
が基準点以上である場合(S202:Yes)、S203の処理に進む。音程一致度の点
数が基準点よりも低い場合、S204の処理に進む。
S203では、CPU2からデフォルト表示指令が出力され、図4に示すようにデフォ
ルトの基本表示態様で、音程及び歌詞が表示パネル8及びディスプレイ9に表示される。
S201でタイミング一致度の点数が基準点以上であると判断され、S202で音程一致
度の点数が基準点以上であると判断されたため、基本表示態様が表示される。この基本表
示態様により、歌い手は音程と発声タイミングとが基準点以上の歌唱品質であることを認
識できる。
ルトの基本表示態様で、音程及び歌詞が表示パネル8及びディスプレイ9に表示される。
S201でタイミング一致度の点数が基準点以上であると判断され、S202で音程一致
度の点数が基準点以上であると判断されたため、基本表示態様が表示される。この基本表
示態様により、歌い手は音程と発声タイミングとが基準点以上の歌唱品質であることを認
識できる。
S204では、CPU2から音程強調表示指令が出力され、図6に示すように音程を強
調した変形表示態様で、音程及び歌詞が表示パネル8及びディスプレイ9に表示される。
この音程を強調した変形表示態様により、音程外れによって音程一致度の点数が基準点よ
りも低いことを歌い手に認識させ、歌い手に譜面を意識させて音程外れの改善を促す。音
程を強調した変形表示態様は、歌詞の彩度が下げられた表示態様である。
調した変形表示態様で、音程及び歌詞が表示パネル8及びディスプレイ9に表示される。
この音程を強調した変形表示態様により、音程外れによって音程一致度の点数が基準点よ
りも低いことを歌い手に認識させ、歌い手に譜面を意識させて音程外れの改善を促す。音
程を強調した変形表示態様は、歌詞の彩度が下げられた表示態様である。
S109の表示制御処理が終了すると、S101の処理に戻り、図2に示すフローチャ
ートの処理が繰り返される。図2に示すフローチャートの処理が実行されると、1ブロッ
ク分の歌詞が表示される毎に表示制御処理が行われ、発声タイミング外れと音程外れとを
歌い手が容易に識別できる。
ートの処理が繰り返される。図2に示すフローチャートの処理が実行されると、1ブロッ
ク分の歌詞が表示される毎に表示制御処理が行われ、発声タイミング外れと音程外れとを
歌い手が容易に識別できる。
本実施形態における表示パネル8及びディスプレイ9は、本発明における表示部の一例
に相当する。本実施形態における表示パネル8は、本発明における第1の表示部の一例に
相当する。本実施形態におけるディスプレイ9は、本発明における第2の表示部の一例に
相当する。本実施形態におけるマイク11は、本発明における音入力部の一例に相当する
。本実施形態におけるCPU2及びROM21に記憶された主制御プログラムが、本発明
における起動制御部の一例に相当する。本実施形態におけるCPU2、S102、S10
3、及び、S105〜S107は、本発明における音程判定部の一例に相当する。本実施
形態におけるCPU2、S107は、本発明における音程数値算出部の一例に相当する。
本実施形態におけるCPU2、S102、S104〜S106、及び、S108は、本発
明におけるタイミング判定部の一例に相当する。本実施形態におけるCPU2、S108
は、本発明におけるタイミング数値算出部の一例に相当する。本実施形態におけるCPU
2、S109、及び、S201〜S205は、本発明における表示制御部の一例に相当す
る。
に相当する。本実施形態における表示パネル8は、本発明における第1の表示部の一例に
相当する。本実施形態におけるディスプレイ9は、本発明における第2の表示部の一例に
相当する。本実施形態におけるマイク11は、本発明における音入力部の一例に相当する
。本実施形態におけるCPU2及びROM21に記憶された主制御プログラムが、本発明
における起動制御部の一例に相当する。本実施形態におけるCPU2、S102、S10
3、及び、S105〜S107は、本発明における音程判定部の一例に相当する。本実施
形態におけるCPU2、S107は、本発明における音程数値算出部の一例に相当する。
本実施形態におけるCPU2、S102、S104〜S106、及び、S108は、本発
明におけるタイミング判定部の一例に相当する。本実施形態におけるCPU2、S108
は、本発明におけるタイミング数値算出部の一例に相当する。本実施形態におけるCPU
2、S109、及び、S201〜S205は、本発明における表示制御部の一例に相当す
る。
(変形例)
本実施形態では、歌詞を強調するために、音程表示領域の彩度を下げる構成が採用され
たが、歌詞の彩度を上げる構成でもよい。また、音程表示領域の明度を下げる構成、及び
、色相を変更する構成など色調を変えることで、一方の表示に対して他方の表示が強調さ
れるようにすればよい。その他に、音程表示領域の色をグレースケールに変更する、音程
表示領域のシャープ度を下げる、又は、音程表示領域の色をカラオケ曲のテーマに合わせ
た背景映像の色の補色に変更するなどの構成を採用して、音程表示領域の視認性を低くし
てもよい。タイミングを強調する場合も歌詞の場合と同様である。
本実施形態では、歌詞を強調するために、音程表示領域の彩度を下げる構成が採用され
たが、歌詞の彩度を上げる構成でもよい。また、音程表示領域の明度を下げる構成、及び
、色相を変更する構成など色調を変えることで、一方の表示に対して他方の表示が強調さ
れるようにすればよい。その他に、音程表示領域の色をグレースケールに変更する、音程
表示領域のシャープ度を下げる、又は、音程表示領域の色をカラオケ曲のテーマに合わせ
た背景映像の色の補色に変更するなどの構成を採用して、音程表示領域の視認性を低くし
てもよい。タイミングを強調する場合も歌詞の場合と同様である。
本実施形態では、強調表示プログラムをカラオケ装置100に適用した例を説明したが
、ギター等の楽器を演奏する楽器演奏装置に強調表示プログラムを適用してもよい。例え
ば図7に示すようにギターの6本の弦のうち左手で押さえるコード表が画面の上側領域に
2つ表示される。図7は、本発明の実施形態を楽器演奏に適用した変形例に係る楽曲演奏
装置における表示部に表示される音入力タイミングと音程とを示す図である。左側のコー
ド表に現在演奏すべき「Am」というコードが表示され、右側のコード表に次に演奏すべ
きコードが表示されている。本変形例におけるコードが、本発明における音程の一例に相
当する。画面の下側領域には、コード表に示された「Am」というコードを演奏するタイ
ミングと、歌詞とが表示される。コードを演奏するタイミングと歌詞が歌われるタイミン
グとは、「Am」と書かれた表示領域と歌詞の表示領域とが色替えされることにより、演
奏者及び歌い手にとって認識可能となる。本変形例における「Am」と書かれた表示領域
の色替えが、本発明における音を入力するタイミングの一例である。このように音程と音
を入力するタイミングとが表示される構成でもよい。
、ギター等の楽器を演奏する楽器演奏装置に強調表示プログラムを適用してもよい。例え
ば図7に示すようにギターの6本の弦のうち左手で押さえるコード表が画面の上側領域に
2つ表示される。図7は、本発明の実施形態を楽器演奏に適用した変形例に係る楽曲演奏
装置における表示部に表示される音入力タイミングと音程とを示す図である。左側のコー
ド表に現在演奏すべき「Am」というコードが表示され、右側のコード表に次に演奏すべ
きコードが表示されている。本変形例におけるコードが、本発明における音程の一例に相
当する。画面の下側領域には、コード表に示された「Am」というコードを演奏するタイ
ミングと、歌詞とが表示される。コードを演奏するタイミングと歌詞が歌われるタイミン
グとは、「Am」と書かれた表示領域と歌詞の表示領域とが色替えされることにより、演
奏者及び歌い手にとって認識可能となる。本変形例における「Am」と書かれた表示領域
の色替えが、本発明における音を入力するタイミングの一例である。このように音程と音
を入力するタイミングとが表示される構成でもよい。
本実施形態では、1ブロック分の歌詞の表示が色替えされる度に表示制御が実行される
構成であるが、1画面分の歌詞の表示が色替えされる度に表示制御が実行される構成でも
よい。また、1曲のカラオケ曲の演奏中に、前回と同じ音程の旋律が次回も演奏される場
合、前回に演奏された同じ音程の1ブロック分の旋律において算出された音程一致度及び
タイミング一致度に応じて定められる変形表示態様が、次回の旋律についての変形表示態
様に設定される構成でもよい。次回の旋律についての表示態様が設定される際に、同じ音
程の1ブロック分の旋律であるのか否かが判断される。また、同じ音程の1ブロック分の
旋律であるか否かの判断は、カラオケ曲の演奏が開始される前に、楽音データからどのタ
イミングで同じ音程の1ブロック分の旋律が演奏されるかを解析する際に行われても良い
。
構成であるが、1画面分の歌詞の表示が色替えされる度に表示制御が実行される構成でも
よい。また、1曲のカラオケ曲の演奏中に、前回と同じ音程の旋律が次回も演奏される場
合、前回に演奏された同じ音程の1ブロック分の旋律において算出された音程一致度及び
タイミング一致度に応じて定められる変形表示態様が、次回の旋律についての変形表示態
様に設定される構成でもよい。次回の旋律についての表示態様が設定される際に、同じ音
程の1ブロック分の旋律であるのか否かが判断される。また、同じ音程の1ブロック分の
旋律であるか否かの判断は、カラオケ曲の演奏が開始される前に、楽音データからどのタ
イミングで同じ音程の1ブロック分の旋律が演奏されるかを解析する際に行われても良い
。
本実施形態では、基準となる所定値として80点を採用したが、上級、中級、初級など
歌い手のレベルに合わせて基準となる所定値の点数を90点、80点、70点と変更して
もよい。発声タイミング外れと音程外れとの発生回数が多い初級の歌い手にとっては、基
準となる所定値の点数が70点となることにより、表示の切替頻度が高いことによる煩わ
しさを減らすことができる。
歌い手のレベルに合わせて基準となる所定値の点数を90点、80点、70点と変更して
もよい。発声タイミング外れと音程外れとの発生回数が多い初級の歌い手にとっては、基
準となる所定値の点数が70点となることにより、表示の切替頻度が高いことによる煩わ
しさを減らすことができる。
本実施形態では、図3に示すS201でタイミング一致度の点数が基準点以上でないと
判断された場合、S205でタイミングを強調する表示が実行される構成であるが、図8
に示すように、S201でタイミング一致度の点数が基準点以上でないと判断された場合
、S301でタイミング一致度の点数が音程一致度の点数以上であるか否かを判断し、タ
イミング一致度の点数が音程一致度の点数以上である場合(S301:Yes)、S20
4で音程を強調して表示し、タイミング一致度の点数が音程一致度の点数以上でない場合
(S301:No)、S205でタイミングを強調して表示するようにしてもよい。図8
は、本発明の実施形態の変形例に係るカラオケ装置100の表示制御処理の動作を表すフ
ローチャートである。なお、タイミング一致度の点数と音程一致度の点数とが同じ場合、
タイミング一致度の点数が音程一致度の点数以上でないと判断される(S301:No)
。つまりタイミング一致度の点数と音程一致度の点数とが同じ場合は、タイミング一致度
の点数を向上させることを優先させている。
判断された場合、S205でタイミングを強調する表示が実行される構成であるが、図8
に示すように、S201でタイミング一致度の点数が基準点以上でないと判断された場合
、S301でタイミング一致度の点数が音程一致度の点数以上であるか否かを判断し、タ
イミング一致度の点数が音程一致度の点数以上である場合(S301:Yes)、S20
4で音程を強調して表示し、タイミング一致度の点数が音程一致度の点数以上でない場合
(S301:No)、S205でタイミングを強調して表示するようにしてもよい。図8
は、本発明の実施形態の変形例に係るカラオケ装置100の表示制御処理の動作を表すフ
ローチャートである。なお、タイミング一致度の点数と音程一致度の点数とが同じ場合、
タイミング一致度の点数が音程一致度の点数以上でないと判断される(S301:No)
。つまりタイミング一致度の点数と音程一致度の点数とが同じ場合は、タイミング一致度
の点数を向上させることを優先させている。
本発明は、小さい表示画面に歌詞及び音程を表示する場合に特に有効である。表示パネ
ル8に歌詞及び音程が表示される場合、表示パネル8がディスプレイ9よりも比較的小さ
な画面を有するため、表示パネル8を見て歌う歌い手にとって音程外れと発声タイミング
外れとのどちらが発生したのかを識別しづらい問題がある。本発明の表示制御を適用する
ことにより、この問題を改善できる。したがって、本実施形態では、CPU2が、強調表
示モードが設定され、かつ、カラオケ曲の演奏が開始されたと判断したときに、強調表示
プログラムが実行される構成である。しかし、CPUが、カラオケ装置本体に設けられた
比較的小さな表示パネルに歌詞及び音程が表示されるモードが設定され、かつ、カラオケ
曲の演奏が開始されたと判断したときに、強調表示プログラムが実行される構成でもよい
。この変形例におけるCPUが、本発明における起動制御部の一例である。また、独立し
たディスプレイが存在しない場合、カラオケ装置本体に設けられた表示パネルの画面が所
定のサイズより小さいことを判断し、かつ、カラオケ曲の演奏が開始されたと判断したと
きに、強調表示プログラムが自動的に実行される構成でもよい。つまり、表示パネルの表
示のみに強調表示プログラムが実行される。
ル8に歌詞及び音程が表示される場合、表示パネル8がディスプレイ9よりも比較的小さ
な画面を有するため、表示パネル8を見て歌う歌い手にとって音程外れと発声タイミング
外れとのどちらが発生したのかを識別しづらい問題がある。本発明の表示制御を適用する
ことにより、この問題を改善できる。したがって、本実施形態では、CPU2が、強調表
示モードが設定され、かつ、カラオケ曲の演奏が開始されたと判断したときに、強調表示
プログラムが実行される構成である。しかし、CPUが、カラオケ装置本体に設けられた
比較的小さな表示パネルに歌詞及び音程が表示されるモードが設定され、かつ、カラオケ
曲の演奏が開始されたと判断したときに、強調表示プログラムが実行される構成でもよい
。この変形例におけるCPUが、本発明における起動制御部の一例である。また、独立し
たディスプレイが存在しない場合、カラオケ装置本体に設けられた表示パネルの画面が所
定のサイズより小さいことを判断し、かつ、カラオケ曲の演奏が開始されたと判断したと
きに、強調表示プログラムが自動的に実行される構成でもよい。つまり、表示パネルの表
示のみに強調表示プログラムが実行される。
本実施形態では、タイミング又は音程を強調した変形表示態様で音程及び歌詞が表示パ
ネル8及びディスプレイ9の両者にそれぞれ表示される構成であるが、タイミング又は音
程を強調した変形表示態様で音程及び歌詞が表示パネルに表示され、デフォルトの基本表
示態様で音程及び歌詞がディスプレイに表示される構成でもよい。
ネル8及びディスプレイ9の両者にそれぞれ表示される構成であるが、タイミング又は音
程を強調した変形表示態様で音程及び歌詞が表示パネルに表示され、デフォルトの基本表
示態様で音程及び歌詞がディスプレイに表示される構成でもよい。
本実施形態では、音程一致度及びタイミング一致度の点数の算出方法として、ずれ量に
よる減点方式を用いたが、この算出方法に限定されない。たとえば、音程外れではないと
判断するために定められた音程外れ許容範囲を超えた回数、及び、発声タイミング外れで
はないと判断するために定められたタイミング許容範囲を超えた回数をカウントし、この
カウントした回数を、音程のずれ量と発声タイミングのずれ量とを算出した回数の総数で
割って割合を求め、この割合から点数を算出してもよい。また、点数を算出せずに、この
割合から音程一致度とタイミング一致度とを比較するための数値に換算してもよい。また
、点数を算出せずに、ずれ量を全て総和し、その総和量を音程外れと判断するために定め
られた所定値及び発声タイミング外れと判断するために定められた所定値と比較して、音
程外れ又は発声タイミング外れのどちらが歌唱品質に影響が大きいか判断してもよい。
よる減点方式を用いたが、この算出方法に限定されない。たとえば、音程外れではないと
判断するために定められた音程外れ許容範囲を超えた回数、及び、発声タイミング外れで
はないと判断するために定められたタイミング許容範囲を超えた回数をカウントし、この
カウントした回数を、音程のずれ量と発声タイミングのずれ量とを算出した回数の総数で
割って割合を求め、この割合から点数を算出してもよい。また、点数を算出せずに、この
割合から音程一致度とタイミング一致度とを比較するための数値に換算してもよい。また
、点数を算出せずに、ずれ量を全て総和し、その総和量を音程外れと判断するために定め
られた所定値及び発声タイミング外れと判断するために定められた所定値と比較して、音
程外れ又は発声タイミング外れのどちらが歌唱品質に影響が大きいか判断してもよい。
2 CPU
3 ハードディスク
5 ビデオミキサ
6 オーディオミキサ
8 表示パネル
9 ディスプレイ
11 マイク
12 採点装置
12a 音程判定部
12b タイミング判定部
100 カラオケ装置
3 ハードディスク
5 ビデオミキサ
6 オーディオミキサ
8 表示パネル
9 ディスプレイ
11 マイク
12 採点装置
12a 音程判定部
12b タイミング判定部
100 カラオケ装置
Claims (7)
- 楽曲の音を入力するタイミングと、前記楽曲の音程とを画面に表示可能な表示部を備え
る楽曲演奏装置において、
音を入力する音入力部と、
前記楽曲の旋律について予め定められる音程と、前記音入力部に入力される音の音程と
の音程一致度を判定する音程判定部と、
前記楽曲の旋律について予め定められる音を入力するタイミングと、前記音入力部に入
力される音の入力タイミングとのタイミング一致度を判定するタイミング判定部と、
前記楽曲の音を入力するタイミングと、前記楽曲の音程とが前記表示部によって表示さ
れる表示態様を、予め定められる基本表示態様から、前記音程判定部により判定される前
記音程一致度、及び、前記タイミング判定部により判定される前記タイミング一致度に応
じて定められる変形表示態様に変更する表示制御部とを備え、
前記表示制御部は、前記変形表示態様において、前記楽曲の音を入力するタイミングと
、前記楽曲の音程とのいずれか一方を強調した態様で前記表示部に表示させることを特徴
とする楽曲演奏装置。 - 請求項1に記載の楽曲演奏装置において、
前記表示制御部は、
前記タイミング一致度が所定値よりも低い場合、前記音程の視認性が前記楽曲の音を入
力するタイミングの視認性よりも低い前記変形表示態様に表示態様を変更し、
前記タイミング一致度が所定値以上であり、かつ、前記音程一致度が所定値よりも低い
場合、前記楽曲の音を入力するタイミングの視認性が前記音程の視認性よりも低い前記変
形表示態様に表示態様を変更し、
前記タイミング一致度が所定値以上であり、かつ、前記音程一致度が所定値以上である
場合、前記基本表示態様に表示態様を設定することを特徴とする楽曲演奏装置。 - 請求項1に記載の楽曲演奏装置において、
前記音程判定部により判定される前記音程一致度に応じた数値を算出する音程数値算出
部と、
前記タイミング判定部により判定される前記タイミング一致度に応じた数値を算出する
タイミング数値算出部とを備え、
前記表示制御部は、
前記タイミング数値算出部により算出される前記タイミング一致度に応じた数値が前記
音程数値算出部により算出される前記音程一致度に応じた数値よりも低い場合、前記音程
の視認性が前記楽曲の音を入力するタイミングの視認性よりも低い前記変形表示態様に表
示態様を変更し、
前記音程一致度に応じた数値が前記タイミング一致度に応じた数値よりも低い場合、前
記楽曲の音を入力するタイミングの視認性が前記音程の視認性よりも低い前記変形表示態
様に表示態様を変更することを特徴とする楽曲演奏装置。 - 請求項3に記載の楽曲演奏装置において、
前記表示制御部は、
前記タイミング一致度に応じた数値が所定値よりも低い場合、又は、前記音程一致度に
応じた数値が所定値よりも低い場合、前記変形表示態様に表示態様を変更し、
前記タイミング一致度に応じた数値が所定値以上であり、かつ、前記音程一致度に応じ
た数値が所定値以上である場合、前記基本表示態様に表示態様を設定することを特徴とす
る楽曲演奏装置。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載の楽曲演奏装置において、
前記表示部は、楽曲演奏装置の本体に設けられる第1の表示部と、その本体から独立し
て設けられ、第1の表示部より大きな画面を有する第2の表示部とを含み、
前記第1の表示部及び前記第2の表示部に前記楽曲の音を入力するタイミングと前記楽
曲の音程とを表示する場合、前記表示制御部を起動し、
前記第1の表示部に前記楽曲の音を入力するタイミングと前記楽曲の音程とを表示しな
いで、かつ、前記第2の表示部に前記楽曲の音を入力するタイミングと前記楽曲の音程と
を表示する場合、前記表示制御部を起動しない起動制御部とを備えることを特徴とする楽
曲演奏装置。 - 請求項1から請求項5のいずれかに記載の楽曲演奏装置において、
前記表示制御部は、カラオケ曲の4小節分の旋律について前記音程判定部及び前記タイ
ミング判定部が判定する前記音程一致度、及び、前記タイミング一致度に応じて定められ
る前記変形表示態様に表示態様を変更することを特徴とする楽曲演奏装置。 - 楽曲の音を入力するタイミングと、前記楽曲の音程とを画面に表示可能な表示部を備え
る楽曲演奏装置を制御するコンピュータに、
音を入力する音入力ステップと、
前記楽曲の旋律について予め定められる音程と、入力される音の音程との音程一致度を
判定する音程判定ステップと、
前記楽曲の旋律について予め定められる音を入力するタイミングと、入力される音の入
力タイミングとのタイミング一致度を判定するタイミング判定ステップと、
前記楽曲の音を入力するタイミングと、前記楽曲の音程とが前記表示部によって表示さ
れる表示態様を、予め定められる基本表示態様から、前記音程一致度、及び、前記タイミ
ング一致度に応じて定められる変形表示態様に変更する表示制御ステップとを、実行させ
、
前記表示制御ステップは、前記変形表示態様において、前記楽曲の音を入力するタイミ
ングと、前記楽曲の音程のいずれか一方を強調した態様で前記表示部に表示させることを
特徴とする楽曲演奏プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012286360A JP5541352B1 (ja) | 2012-12-27 | 2012-12-27 | 楽曲演奏装置、および楽曲演奏プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP5541352B1 JP5541352B1 (ja) | 2014-07-09 |
JP2014130172A true JP2014130172A (ja) | 2014-07-10 |
Family
ID=51408633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012286360A Active JP5541352B1 (ja) | 2012-12-27 | 2012-12-27 | 楽曲演奏装置、および楽曲演奏プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5541352B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021166531A1 (ja) * | 2020-02-17 | 2021-08-26 | ヤマハ株式会社 | 推定モデル構築方法、演奏解析方法、推定モデル構築装置、および演奏解析装置 |
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---|---|---|---|---|
JPH0772882A (ja) * | 1993-08-31 | 1995-03-17 | Clarion Co Ltd | カラオケ装置 |
JP2000029473A (ja) * | 1998-07-08 | 2000-01-28 | Ricoh Co Ltd | 演奏曲再生装置 |
JP2004233875A (ja) * | 2003-01-31 | 2004-08-19 | Yamaha Corp | カラオケ装置 |
JP2006106334A (ja) * | 2004-10-05 | 2006-04-20 | Sony Computer Entertainment Inc | 歌詞表示方法および装置 |
JP2008058724A (ja) * | 2006-08-31 | 2008-03-13 | Daiichikosho Co Ltd | カラオケ装置の歌詞テロップ表示制御システム |
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-
2012
- 2012-12-27 JP JP2012286360A patent/JP5541352B1/ja active Active
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021166531A1 (ja) * | 2020-02-17 | 2021-08-26 | ヤマハ株式会社 | 推定モデル構築方法、演奏解析方法、推定モデル構築装置、および演奏解析装置 |
JP2021128297A (ja) * | 2020-02-17 | 2021-09-02 | ヤマハ株式会社 | 推定モデル構築方法、演奏解析方法、推定モデル構築装置、演奏解析装置、およびプログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5541352B1 (ja) | 2014-07-09 |
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