JP2009119762A - 電子機器 - Google Patents

電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2009119762A
JP2009119762A JP2007297624A JP2007297624A JP2009119762A JP 2009119762 A JP2009119762 A JP 2009119762A JP 2007297624 A JP2007297624 A JP 2007297624A JP 2007297624 A JP2007297624 A JP 2007297624A JP 2009119762 A JP2009119762 A JP 2009119762A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
touch panel
unit
panel unit
electronic device
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2007297624A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Kobayashi
聡 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2007297624A priority Critical patent/JP2009119762A/ja
Publication of JP2009119762A publication Critical patent/JP2009119762A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

【課題】 タッチパネル部を操作する際、チャタリングを防止することができる電子機器を提供すること。
【解決手段】 電子機器(100)は、該電子機器の本体部240と、該本体部240に対して第1の位置および第2の位置に移動可能なタッチパネル部270と、該タッチパネル部270の両側に設けられ、前記本体部240と当接する当接部(271、271)と、を備え、該当接部(271、271)は、前記タッチパネル部270の側部において中央付近に設けられていることを特徴とする。
【選択図】図9

Description

本発明は、電子機器の本体部と、該本体部に対して第1の位置および第2の位置に移動可能なタッチパネル部と、を備えた電子機器に関する。
本願において、電子機器とは、電子回路を備えた機器であって外部からの入力によって所定の動作を実行する機器をいう。
また、記録装置には、インクジェットプリンタ、ワイヤドットプリンタ、レーザープリンタ、ラインプリンタ、複写機、ファクシミリ等の種類が含まれるものとする。
従来では、特許文献1に示す如く、電子機器の一例としてのデータ処理装置には、ユーザが指先で触れて操作することができるタッチパネル部が設けられていた。従って、ユーザは、前記タッチパネル部に触れることによって、前記データ処理装置に対して指示をしての信号を入力することができた。
図14(A)(B)に示すのは、従来技術におけるタッチパネル部を備えた電子機器の一例としての記録装置である。このうち、図14(A)は斜視図である。一方、図14(B)は側面図である。
図14(A)(B)に示す如く、記録装置300の後方には、用紙303を載置可能な載置部302が、本体部301に対して開閉可能に設けられている。また、記録装置300の前方には、排出口304から排出された用紙303をスタックする排出トレイ305が、本体部301に対して開閉可能に設けられている。またさらに、本体部301の上方には、タッチパネル部306が起き上がり可能に設けられている。具体的には、タッチパネル部306の縦の長さ方向における端部に設けられたパネル軸部307を支点に揺動して、収納時にとる水平姿勢および使用時にとる起き上がり姿勢に変位することができる。また、パネル軸部307にトルクリミッタが設けられていた。従って、タッチパネル部306を、前記起き上がり姿勢に安定させることができた。
特開平8-249540号公報
しかしながら、ユーザがタッチパネル部306を指先で触れて操作する際、タッチパネル部306の姿勢が変化する虞がある。具体的には、タッチパネル部306が指先によって押されて傾く虞がある。即ち、パネル軸部307に設けられたトルクリミッタでは十分ではなかった。そして、操作する際、タッチパネル部306が傾くと所謂、チャタリングが生じる虞がある。
ここで、「チャタリング」とは、リレー接点やスイッチ接点等が切り替わった直後にばたついて、信号がON/OFFを繰り返す現象をいう。
本発明は、このような状況に鑑み成されたものであり、その課題は、タッチパネル部を操作する際、チャタリングを防止することができる電子機器を提供することである。
上記課題を達成するため、本発明の第1の態様の電子機器は、電子機器の本体部と、該本体部に対して第1の位置および第2の位置に移動可能なタッチパネル部と、該タッチパネル部の両側に設けられ、前記本体部と当接する当接部と、を備え、該当接部は、前記タッチパネル部の側部において中央付近に設けられていることを特徴とする。
ここで、「中央付近」は、前記タッチパネル部のパネル面と平行方向において、側部全体のうち三分の一の中央部程度であればよい。
本発明の第1の態様によれば、前記当接部は、前記タッチパネル部の側部において中央付近に設けられている。従って、ユーザが前記タッチパネル部を操作する際の該タッチパネル部の姿勢を安定させることができる。その結果、前記タッチパネル部の信号にチャタリングが生じることを防止することができる。
また、ユーザが前記タッチパネル部を押した箇所から前記当接部までの距離を、従来技術の構造である支持部が操作部の端部にある場合におけるユーザが押した箇所から該支持部までの距離より、短くすることができる。即ち、てこの原理において、力点に対して支点を近づけることができる。従って、前記タッチパネル部を倒れにくくすることができる。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記タッチパネル部は、第1の位置から第2の位置へ移動する際、該タッチパネル部の面の姿勢が回動して起き上がった状態となる構成であることを特徴とする。
本発明の第2の態様によれば、第1の態様と同様の作用効果に加え、前記タッチパネル部は、第1の位置から第2の位置へ移動する際、該タッチパネル部の面の姿勢が回動して起き上がった状態となる構成である。従って、第2の位置において、ユーザにとって操作しやすい。
本発明の第3の態様は、第1または第2の態様において、前記第2の位置は、ユーザによる操作を受け付けるときの位置であり、前記タッチパネル部が第2の位置のとき、前記タッチパネル部の背面側と前記本体部とが面接触する構成であることを特徴とする。
本発明の第3の態様によれば、第1または第2の態様と同様の作用効果に加え、前記第2の位置は、ユーザによる操作を受け付けるときの位置であり、前記タッチパネル部が第2の位置のとき、前記タッチパネル部の背面側と前記本体部とが面接触する構成である。従って、ユーザが操作する際の前記タッチパネル部の姿勢が変化することを防止することができる。即ち、前記タッチパネル部の姿勢は倒れない。
本発明の第4の態様は、第1から第3のいずれか一の態様において、前記タッチパネル部を第1の位置および第2の位置に保持するように付勢する付勢手段を有することを特徴とする。
本発明の第4の態様によれば、第1から第3のいずれか一の態様と同様の作用効果に加え、前記電子機器は、前記タッチパネル部を第1の位置および第2の位置に保持するように付勢する付勢手段を有する。従って、前記タッチパネル部の位置を、第1の位置および第2の位置へ安定させることができる。即ち、前記タッチパネル部が、第1の位置と第2の位置との間の中途半端な位置に停止する虞がない。その結果、ユーザの操作性がよい。
本発明の第5の態様は、第1から第4のいずれか一の態様において、前記当接部は、片側複数の突起部であり、前記本体部に設けられた一対の溝部内を移動可能であることを特徴とする。
本発明の第5の態様によれば、第1から第4のいずれか一の態様と同様の作用効果に加え、前記当接部は、片側複数の突起部であり、前記本体部に設けられた一対の溝部内を移動可能である。従って、前記タッチパネル部が移動することに従って、前記タッチパネル部の姿勢を変化させることができる。
例えば、第1の位置において前記本体部の外面と同一面となる姿勢である前記タッチパネル部が、第2の位置に移動したとき、前記外面に対して起きあがった姿勢となるように構成することができる。
また、第2の位置のとき、前記タッチパネル部の姿勢は、前記複数の突起部と前記溝部との係合によって決定される。従って、前記タッチパネル部が前記本体部と面接触していなくとも、前記タッチパネル部の姿勢が倒れることを防止することができる。
本発明の第6の態様は、第1から第5のいずれか一の態様において、前記電子機器は、載置された被記録媒体を給送する給送部と、該給送部から給送された被記録媒体に記録ヘッドにより記録を実行する記録部と、本体部に対して開閉可能なカバー部を兼ねた排出トレイと、を備えた記録装置であり、前記タッチパネル部が第1の位置から第2の位置へ移動する際、前記排出トレイが開く構成であることを特徴とする。
本発明の第6の態様によれば、第1から第5のいずれか一の態様と同様の作用効果に加え、前記電子機器は、載置された被記録媒体を給送する給送部と、該給送部から給送された被記録媒体に記録ヘッドにより記録を実行する記録部と、本体部に対して開閉可能なカバー部を兼ねた排出トレイと、を備えた記録装置であり、前記タッチパネル部が第1の位置から第2の位置へ移動する際、前記排出トレイが開く構成である。従って、ユーザがトレイオープン操作を忘れることによる排出ジャムを防止することができる。
ここで、前記タッチパネル部が直接的に前記排出トレイと当接して開くように構成してもよい。また、間接的に当接して前記排出トレイを開くように構成してもよい。
本発明の第7の態様は、第1から第6のいずれか一の態様において、前記電子機器は、被記録媒体が載置される載置部と、載置された被記録媒体を給送する給送部と、該給送部から給送された被記録媒体に記録ヘッドにより記録を実行する記録部と、本体部に対して開閉可能なカバー部を兼ねた排出トレイと、を備えた記録装置であって、前記第1の位置は前記載置部側であり、使用するときの位置である前記第2の位置は前記排出トレイ側であることを特徴とする。
本発明の第7の態様によれば、第1から第6のいずれか一の態様と同様の作用効果に加え、前記電子機器は、被記録媒体が載置される載置部と、載置された被記録媒体を給送する給送部と、該給送部から給送された被記録媒体に記録ヘッドにより記録を実行する記録部と、本体部に対して開閉可能なカバー部を兼ねた排出トレイと、を備えた記録装置であり、前記第1の位置は前記載置部側であり、使用するときの位置である前記第2の位置は前記排出トレイ側である。従って、前記タッチパネル部を第2の位置へ移動させてユーザが使用可能な状態のとき、ユーザは前記載置部を容易に視認することができる。
具体的には、前記載置部に被記録媒体がセットされているか否かを目で確認することができる。また、前記載置部に載置された被記録媒体がエッジガイドによってガイドされているか否かを目で確認することができる。即ち、前記エッジガイドの位置を確認することができる。前記タッチパネル部の大きさが比較的大きい場合に特に有効である。係る場合、前記タッチパネル部が大きい場合であっても、前記タッチパネル部によって後方の前記載置部が隠れてしまう虞を低減することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すのは、本発明に係る電子機器としての液体噴射装置の一例である記録装置の概略を示す全体斜視図である。また、図2に示すのは、本発明に係る記録装置の概略を示す全体平面図である。
ここで、液体噴射装置とは、液体噴射ヘッドとしての記録ヘッドから記録紙等の被記録材へインクを噴射して被記録材への記録を実行するインクジェット式記録装置、複写機及びファクシミリ等の記録装置に限らず、インクに代えて特定の用途に対応する液体を前述した記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから、被記録材に相当する被噴射材に噴射して、液体を被噴射材に付着させる装置を含む意味で用いる。
またさらに、液体噴射ヘッドとしては、前述した記録ヘッド以外に、液晶ディスプレイ等のカラーフィルタ製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレイや面発光ディスプレイ(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料を噴射する試料噴射ヘッド等が挙げられる。
記録装置100の本体の背面側には、被記録媒体としての用紙Pが載置・積層される載置部145としてのホッパ101が、上方を支点に揺動可能に設けられている。ホッパ101の最上位に載置された用紙Pは、給送部144によって、搬送方向下流側である記録部側へ給送される。
具体的には、載置された用紙Pは、給送用モータ104によって駆動する給送ローラ230によりピックアップされる。そして、用紙Pは、左右の用紙ガイド103、103に案内されながら搬送方向の下流側の搬送ローラ対(図示せず)へと給送される。搬送ローラ対まで給送された用紙Pは、搬送用モータ(図示せず)によって駆動する搬送駆動ローラ(図示せず)により、さらに搬送方向の下流側の記録部143へと搬送される。
記録部143は、用紙Pを下方から支持するプラテン105と、プラテン105の上方側に対向するように設けられたキャリッジ107とによって構成される。そのうち、キャリッジ107は、搬送される用紙Pの横幅方向Xである主走査方向へ延びたキャリッジガイド軸(図示せず)に案内されながらキャリッジモータ102によって駆動する。さらに、キャリッジ107の底面部には、用紙Pへ向かってインクを吐出する記録ヘッド106が設けられている。記録部143で記録された用紙Pは、さらに下流側へと搬送され排出ローラ(図示せず)によって記録装置100の正面側から排出される。
また、記録装置100の本体の下方には、インクカートリッジ(図示せず)が装填され、インク供給針(図示せず)を介してインク供給路(図示せず)へとインクが供給される。さらに、インクは、インク供給チューブ110を介してキャリッジ107の記録ヘッド106まで供給される。そして、記録ヘッド106のフラッシング時、およびクリーニング時には、1桁側に設けられ、記録部143の吐出特性を維持する吐出特性維持部としてのインク吸引装置200においてインクの吐出・吸引動作が行われる。インク吸引装置200は、キャップ部204を備え、キャップ部204を上下方向へ移動させて記録ヘッド106を封止することができるように構成されている。
図3に示すのは、本発明に係る収納時の記録装置外部の概略を示す全体斜視図である。
図3に示す如く、収納時の記録装置100の形状は、直方体である。記録装置100の本体部240の前方には、トレイ軸252(図6参照)を支点に開閉可能な排出トレイ251が設けられている。また、本体部240の上方には、ユーザが指先で入力操作することができるタッチパネル部270が設けられている。そして、タッチパネル部270の後方には、関節部244で折り畳まれたペーパーサポート242が設けられている。
尚、収納時のタッチパネル部270の位置が第1の位置である。
図4に示すのは、本発明に係る使用時の記録装置外部の概略を示す全体斜視図である。また、図5に示すのは、図4の正面図である。またさらに、図6に示すのは、図4の側面図である。また、図7に示すのは、図4の平面図である。
図4〜図7に示す如く、記録装置100の使用を開始する際、ユーザは、排出トレイ251を前方に開く。このとき、排出トレイ251は、トレイ軸252(図6参照)を支点に回動する。また、ユーザは、折り畳まれたペーパーサポート242を伸ばしながらサポート軸243を支点に後方へ開く。そして、用紙Pをペーパーサポート242にセットする。
ここで、ペーパーサポート242は、ホッパ101の上方に設けられ、用紙Pの後端側の姿勢を規制するために設けられている。用紙Pの長さが比較的長いときに有効である。
次に、タッチパネル部270を図3に示す第1の位置から図4〜図7に示す第2の位置へ移動させる。具体的には、タッチパネル部270は前方へスライドし、その後、斜め前下方へスライドしながら起き上がるように姿勢を変位させる。従って、ユーザはタッチパネル部270の表示を容易に視認することができる。
このとき、タッチパネル部270を第1の位置から第2の位置へ移動させることによって、排出トレイ251を開くように操作してもよい。具体的には、タッチパネル部270を前方へスライドさせたとき、排出トレイ251と直接当接させて排出トレイ251を前方へ押し出すことによって、排出トレイ251を開いてもよい。
尚、タッチパネル部270を前方へ移動させたとき、他の部材を介して間接的に排出トレイ251を前方へ押し出すように構成することができるのは勿論である。
従って、使用時には、必ず排出トレイ251を開いた状態にすることができる。即ち、排出口250が塞がれていない状態にすることができる。その結果、排出の際の紙詰まりである所謂、排出ジャムを防止することができる。
また、タッチパネル部270の使用時の位置である第2の位置は、第1の位置より前方である。さらに、起き上がるように姿勢が変位するとともに全体的に下方へ下がる。従って、前方から観た場合であっても、後方の載置部145を視認することができる。具体的には、ペーパーサポート上の用紙Pの有無を視認することができる。また、用紙Pが前述したエッジガイドによってガイドされているが否かを視認することができる。特に、タッチパネル部270が比較的大きい場合に有効である。
図8および図9に示すのは、本発明に係るタッチパネル部の動作を示す側面図である。このうち、図8は第1の位置である。一方、図9は第2の位置である。
図8および図9に示す如く、タッチパネル部270の両側には、一対の突起部271、271が設けられている。一方、本体部側には、一対の突起部271、271を案内する一対の溝部260、260が設けられている。一対の溝部260、260は、第1の位置側の水平溝261、261と、第2の位置側に設けられ水平溝261、261に対して傾斜した傾斜溝262、262とを有している。
第1の位置から第2の位置まで移動する際、先ず、タッチパネル部270は、姿勢を水平にしたままの状態で、前方(図中における左側)へスライドする。このとき、突起部271、271は、水平溝261、261によって案内される。そして、突起部271、271は、水平溝261、261の前側の端部まで到達する。
次に、タッチパネル部270は、前側が下がり、後側が上がるように変位しながら、斜め前下方(図中の左下側)へスライドする。このとき、突起部271、271は、傾斜溝262、262によって案内される。そして、突起部271、271は、傾斜溝262、262の下側の端部まで到達する。以上のようにして、第2の位置までの移動が完了する。
ここで、一対の突起部271、271は、タッチパネル部270の縦の長さ方向Yにおいて、タッチパネル部270の中央付近に設けられている。従って、仮に突起部が縦の長さ方向Yにおける端部に設けられていた場合と比較して、タッチパネル部270の姿勢を倒れにくくすることができる。即ち、てこの原理における力点から支点までの距離を、前記場合と比較して短くすることができる。
その結果、ユーザのタッチパネル操作において、チャタリングが生じる虞を低減することができる。即ち、タッチパネル操作を安定させることができる。
尚、突起部271、271に公知技術であるトルクリミッタを設けて、第2の位置におけるタッチパネル部270の姿勢を微調整することができるように構成することも可能である。
また、第2の位置において、タッチパネル部270の背面272は、本体部側の姿勢保持面241と面接触した状態となる。従って、タッチパネル部270の姿勢を保持することができる。
その結果、タッチパネル部270の姿勢が倒れること防止することができる。即ち、チャタリングが生じる虞がない。
続いて、収納する際について説明する。
タッチパネル部270を第2の位置から第1の位置まで移動させる。具体的には、タッチパネル部270は、前側が上がり、後側が下がり水平になるように変位しながら、斜め後上方(図中の右上側)へスライドする。このとき、一対の突起部271、271は、一対の傾斜溝262、262によって案内される。そして、一対の突起部271、271は、一対の傾斜溝262、262の上側の端部まで到達する。
次に、タッチパネル部270は、姿勢を水平にしたままの状態で、後方(図中の右側)へスライドする。このとき、一対の突起部271、271は、一対の水平溝261、261によって案内される。そして、一対の突起部271、271は、一対の水平溝261、261の後側の端部まで到達する。以上のようにして、第1の位置までの移動が完了する。
そして、排出トレイ251を後方へ閉じる。また、用紙Pをペーパーサポート242から取り除き、ペーパーサポート242を関節部244で畳むと共にサポート軸243を支点に前方へ閉じる。よって、図3に示す収納した状態となる。
尚、記録装置100の本体部240と、タッチパネル部270との電気的導通は、フレキシブルケーブルを用いることにより、タッチパネル部270の移動を妨げる虞がない。また、本体部240とタッチパネル部270との間において、無線通信するように構成してもよい。
本実施形態の電子機器の一例である記録装置100は、記録装置100の本体部240と、本体部240に対して第1の位置および第2の位置に移動可能なタッチパネル部270と、タッチパネル部270の移動可能な方向と平行な両側面に設けられ、本体部240と当接する当接部としての一対の突起部271、271と、を備え、一対の突起部271、271は、タッチパネル部270の側部において中央付近に設けられていることを特徴とする。
本実施形態において、タッチパネル部270は、第1の位置から第2の位置へ移動する際、タッチパネル部270の面の姿勢が回動して起き上がった状態となる構成であることを特徴とする。
また、本実施形態において、第2の位置は、ユーザによる操作を受け付けるときの位置であり、タッチパネル部270が第2の位置のとき、タッチパネル部270の背面272と本体部240とが面接触する構成であることを特徴とする。
本実施形態の記録装置100は、載置された被記録媒体の一例である用紙Pを給送する給送部144と、給送部144から給送された用紙Pに記録ヘッド106により記録を実行する記録部143と、本体部240に対して開閉可能なカバー部を兼ねた排出トレイ251と、を備えた記録装置100であり、タッチパネル部270が第1の位置から第2の位置へ移動する際、排出トレイ251が開く構成であることを特徴とする。
本実施形態の記録装置100は、用紙Pが載置される載置部145と、載置された用紙Pを給送する給送部144と、給送部144から給送された用紙Pに記録ヘッド106により記録を実行する記録部143と、本体部240に対して開閉可能なカバー部を兼ねた排出トレイ251と、を備えた記録装置100であり、第1の位置は載置部側であり、使用するときの位置である第2の位置は排出トレイ側であることを特徴とする。
[他の実施形態]
図10に示すのは、他の実施形態の収納時のタッチパネル部の状態を示す概略側面図である。
図10に示す如く、他の実施形態の記録装置280のタッチパネル部281は、両側に一対の第1突起282、282と、一対の第2突起283、283とを有する。一対の第1突起282、282および一対の第2突起283、283は、タッチパネル部281の縦の長さ方向Yにおいて、タッチパネル部281の中央付近に設けられている。また、記録装置280は、タッチパネル部281の位置を第1の位置および第2の位置に安定させる一対の二安定ばね284を有している。
具体的には、一対の二安定ばね284の一端が、一対の第1突起282、282と係合している。一方、一対の他端が、本体部側と係合している。そして、図10に示す状態では、二安定ばね284は、タッチパネル部281を第1の位置へ付勢している。
尚、二安定ばね284は、タッチパネル部281の横幅方向Xの片側に一つだけ設ける構成であってもよい。係る場合も一対設けた場合と同様の効果を得ることができる。
また、その他の部材については、前述した実施形態と同様であるので、同じ符号を用いると共に、その説明は省略する。
図11に示すのは、他の実施形態のタッチパネル部の第1の位置を示す概略側面図である。
図11に示す如く、記録装置280を使用する際、ユーザは、排出トレイ251を前方へ開く。また、関節部244(図10参照)において折り畳まれたペーパーサポート242を伸ばしてサポート軸243を支点に後方へ開く。そして、用紙Pをペーパーサポート242にセットする。
図12に示すのは、他の実施形態のタッチパネル部の移動中を示す概略側面図である。
図12に示す如く、タッチパネル部281を第1の位置から前方(図中の左側)である第2の位置側へ移動させる。このとき、二安定ばね284の付勢力に抗して移動させる。
また、一対の第1突起282、282および一対の第2突起283、283は、一対の水平溝261、261によって案内される。
図13に示すのは、他の実施形態のタッチパネル部の第2の位置を示す概略側面図である。
図13に示す如く、図12に示す状態からさらにタッチパネル部281が前方へ移動すると、先ず、一対の第2突起283、283が、一対の水平溝261、261から外れて一対の傾斜溝262、262によって案内される。従って、タッチパネル部281の前側が下がり、後側が上がるように変位する。
続いて、一対の第1突起282、282が、一対の水平溝261、261から外れて一対の傾斜溝262、262によって案内される。そして、斜め前下方(図中の左下側)へスライドして第2の位置までの移動が完了する。
このとき、タッチパネル部281は、二安定ばね284の付勢力によって第2の位置へ付勢されている。また、タッチパネル部281の姿勢は、一対の第1突起282、282および一対の第2突起283、283と、一対の傾斜溝262、262との当接によって保持されている。
その結果、前述したようにユーザがタッチパネル操作をする際、タッチパネル部281の姿勢が倒れる虞がない。
尚、タッチパネル部281の姿勢保持をより確実にするために、前述した実施形態の姿勢保持面241(図9参照)を設けてタッチパネル部281の背面と面接触するように構成してもよい。
また、前述した実施形態と同様に、タッチパネル部281が第1の位置から第2の位置へ移動する際、排出トレイ251を前方へ押出して開くように構成してもよい。
続いて、収納する際について説明する。
タッチパネル部281を第2の位置から第1の位置まで移動させる。具体的には、タッチパネル部281は、前側が上がり、後側が下がり水平になるように変位しながら、斜め後上方(図中の右上側)へスライドする。このとき、先ず、一対の第1突起282、282が、一対の傾斜溝262、262から外れて一対の水平溝261、261によって案内される。次に、一対の第2突起283、283が、一対の傾斜溝262、262から外れて一対の水平溝261、261と係合する。
続いて、タッチパネル部281は、姿勢を水平にしたままの状態で、後方(図中の右側)へスライドする。このとき、一対の第1突起282、282および一対の第2突起283、283は、一対の水平溝261、261によって案内される。そして、一対の第1突起282、282は、一対の水平溝261、261の後側の端部まで到達する。以上のようにして、第1の位置までの移動が完了する。
そして、排出トレイ251を後方へ閉じる。また、用紙Pをペーパーサポート242から取り除き、ペーパーサポート242を関節部244で畳むと共にサポート軸243を支点に前方へ閉じる。よって、図10に示す収納した状態となる。
他の実施形態の電子機器の一例である記録装置280は、電子機器の本体部240と、本体部240に対して第1の位置および第2の位置に移動可能なタッチパネル部281と、タッチパネル部281の移動可能な方向と平行な両側面に設けられ、本体部240と当接する当接部としての一対の第1突起282、282および一対の第2突起283、283と、を備え、一対の第1突起282、282および一対の第2突起283、283は、タッチパネル部281の側部において中央付近に設けられていることを特徴とする。
他の実施形態の記録装置280は、タッチパネル部281を第1の位置および第2の位置に保持するように付勢する付勢手段の一例である二安定ばね284を有することを特徴とする。
他の実施形態において、前記当接部は、片側複数の突起部としての一対の第1突起282、282および一対の第2突起283、283であり、本体部240に設けられた一対の溝部内(260、260)を移動可能であることを特徴とする。
尚、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
本発明に係る記録装置内部の概略を示す全体斜視図。 本発明に係る記録装置内部の概略を示す全体平面図。 本発明に係る記録装置外部の概略を示す全体斜視図(第1の位置)。 本発明に係る記録装置外部の概略を示す全体斜視図(第2の位置)。 図4の正面図。 図4の側面図。 図4の平面図。 本発明に係るタッチパネル部の動作を示す側面図(第1の位置)。 本発明に係るタッチパネル部の動作を示す側面図(第2の位置)。 他の実施形態のタッチパネル部をセットする前の状態を示す側面図。 他の実施形態のタッチパネル部の移動前を示す側面図(第1の位置)。 他の実施形態のタッチパネル部の移動中を示す側面図。 他の実施形態のタッチパネル部の移動完了を示す側面図(第2の位置)。 (A)(B)は従来の記録装置を斜視図および側面図。
符号の説明
100 記録装置、101 ホッパ、102 キャリッジモータ、103 用紙ガイド、
104 給送用モータ、105 プラテン、106 記録ヘッド、107 キャリッジ、
110 インク供給チューブ、143 記録部、144 給送部、145 載置部、
200 インク吸引装置、204 キャップ部、230 給送ローラ、240 本体部、
241 姿勢保持面、242 ペーパーサポート、243 サポート軸、244 関節部、
250 排出口、251 排出トレイ、252 トレイ軸、260 溝部、
261 水平溝、262 傾斜溝、270 タッチパネル部、271 突起部、
272 背面、280 (他の実施形態の)記録装置、281 タッチパネル部、
282 第1突起、283 第2突起、284 二安定ばね、
300 (従来技術の)記録装置、301 本体部、302 載置部、303 用紙、
304 排出口、305 排出トレイ、306 タッチパネル部、307 パネル軸部、
P 用紙、X 用紙の幅方向(タッチパネル部の横幅方向)、
Y タッチパネル部の縦の長さ方向

Claims (7)

  1. 電子機器の本体部と、
    該本体部に対して第1の位置および第2の位置に移動可能なタッチパネル部と、
    該タッチパネル部の両側に設けられ、前記本体部と当接する当接部と、を備え、
    該当接部は、前記タッチパネル部の側部において中央付近に設けられている電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器において、前記タッチパネル部は、第1の位置から第2の位置へ移動する際、該タッチパネル部の面の姿勢が回動して起き上がった状態となる構成である電子機器。
  3. 請求項1または2に記載の電子機器において、前記第2の位置は、ユーザによる操作を受け付けるときの位置であり、
    前記タッチパネル部が第2の位置のとき、前記タッチパネル部の背面側と前記本体部とが面接触する構成である電子機器。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電子機器において、前記タッチパネル部を第1の位置および第2の位置に保持するように付勢する付勢手段を有する電子機器。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電子機器において、前記当接部は、片側複数の突起部であり、前記本体部に設けられた一対の溝部内を移動可能である電子機器。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の電子機器において、該電子機器は、
    載置された被記録媒体を給送する給送部と、
    該給送部から給送された被記録媒体に記録ヘッドにより記録を実行する記録部と、
    本体部に対して開閉可能なカバー部を兼ねた排出トレイと、を備えた記録装置であり、
    前記タッチパネル部が第1の位置から第2の位置へ移動する際、前記排出トレイが開く構成である電子機器。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の電子機器において、該電子機器は、
    被記録媒体が載置される載置部と、
    載置された被記録媒体を給送する給送部と、
    該給送部から給送された被記録媒体に記録ヘッドにより記録を実行する記録部と、
    本体部に対して開閉可能なカバー部を兼ねた排出トレイと、を備えた記録装置であり、
    前記第1の位置は前記載置部側であり、使用するときの位置である前記第2の位置は前記排出トレイ側である電子機器。
JP2007297624A 2007-11-16 2007-11-16 電子機器 Withdrawn JP2009119762A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007297624A JP2009119762A (ja) 2007-11-16 2007-11-16 電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007297624A JP2009119762A (ja) 2007-11-16 2007-11-16 電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009119762A true JP2009119762A (ja) 2009-06-04

Family

ID=40812458

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007297624A Withdrawn JP2009119762A (ja) 2007-11-16 2007-11-16 電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009119762A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015202615A (ja) * 2014-04-14 2015-11-16 セイコーエプソン株式会社 記録装置
JP2019181747A (ja) * 2018-04-05 2019-10-24 セイコーエプソン株式会社 記録装置
JP2020019210A (ja) * 2018-07-31 2020-02-06 株式会社リコー 画像形成装置
JP2022097512A (ja) * 2018-04-05 2022-06-30 セイコーエプソン株式会社 記録装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015202615A (ja) * 2014-04-14 2015-11-16 セイコーエプソン株式会社 記録装置
JP2019181747A (ja) * 2018-04-05 2019-10-24 セイコーエプソン株式会社 記録装置
JP2022097512A (ja) * 2018-04-05 2022-06-30 セイコーエプソン株式会社 記録装置
JP7096523B2 (ja) 2018-04-05 2022-07-06 セイコーエプソン株式会社 記録装置
JP7215623B2 (ja) 2018-04-05 2023-01-31 セイコーエプソン株式会社 記録装置
JP2020019210A (ja) * 2018-07-31 2020-02-06 株式会社リコー 画像形成装置
JP7124527B2 (ja) 2018-07-31 2022-08-24 株式会社リコー 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2017132628A (ja) 搬送装置及び画像記録装置
US20130188209A1 (en) Recording apparatus
JP6268800B2 (ja) シートトレイ
JP2007329801A (ja) 画像読取記録装置
JP2006273567A (ja) 給紙装置及びそれを備えた画像記録装置
JP5505635B2 (ja) インクジェット記録装置の搬送装置
JP2009119762A (ja) 電子機器
JP2007268985A (ja) インクカートリッジ保持部材
JP5581948B2 (ja) 画像記録装置
JP6260249B2 (ja) 印刷装置
JP6197324B2 (ja) 記録装置
JP6057057B2 (ja) 記録装置
US8317187B2 (en) Recording apparatus
JP4352247B2 (ja) 記録装置
JP5835417B2 (ja) トレイ及び画像記録装置
JP6069912B2 (ja) 記録装置
US20150091998A1 (en) Ink-jet recording apparatus and media tray
JP2006327804A (ja) 画像記録装置
JP2007223249A (ja) インクカートリッジの案内検知装置、記録装置及び液体噴射装置
JP4306511B2 (ja) 媒体給送装置
JP4428041B2 (ja) 記録装置
JP5970707B2 (ja) 記録装置
JP7383419B2 (ja) 記録装置
JP5724365B2 (ja) 画像記録装置
JP2009107179A (ja) 記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20110201