JP5505635B2 - インクジェット記録装置の搬送装置 - Google Patents
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Description
画像読取部12はプリンタ部11の上部に配設されており、スキャナ部122を備えている。スキャナ部122は、フラットベッドスキャナ(FBS:Flat Bed Scanner)及び自動原稿搬送装置(ADF:Automatic Document Feeder)として構成されているが、本発明においてスキャナ部122は、原稿に記録された画像を読み取るものであれば任意の
構成である。本明細書においては、その詳細な説明が省略される。
複合機10の上面の前方側であって、スキャナ部122の正面側の上面には、プリンタ部11やスキャナ部122を操作するための操作パネル121が設けられている。操作パネル121は、各種操作ボタンや液晶表示部から構成されている。複合機10は、操作パネル121からの指示入力によって動作する。
プリンタ部11の正面の開口(不図示)からケーシング14の内部側へ連続するように収容室(不図示)が区画されている。この収容室に給紙トレイ78(後述の図5参照)が装着されている。給紙トレイ78は、正面の開口からケーシング14内に前後方向8に挿抜可能に構成されている。給紙トレイ78は、各種サイズのシートを保持可能である。なお、本実施形態では、1つの給紙トレイ78のみを装着可能な複合機10が説明されるが、複合機10は複数の給紙トレイ78を装着可能であってもよい。例えば、後述の図6に示すように、複合機10は、第1給紙トレイ78Aと、その上方で前後方向8へスライド可能な第2給紙トレイ78Bとを有していてもよい。
プリンタ部11の内部には、給紙トレイ78及び手差しトレイ20から記録部24及び前方排紙口85を経て排紙保持部79に至る搬送経路65が形成されている。搬送経路65は、給紙トレイ78の先端(後方側の端部)から記録部24に至る間に形成された給紙経路P2と、手差しトレイ20から挿入されたシートの経路である手差し経路P1と、手差し経路P1の下部に形成された当該手差し経路P1とは異なる退避経路P3と、記録部24から前方排紙口85に至る間に形成された排紙経路65Cとに区分される。手差し経路P1と退避経路P3とはその一部を共用しており、これら手差し経路P1及び退避経路P3の先端(前方側の端部)と給紙経路P2とは、合流位置36で合流する。なお、排紙保持部79は、給紙トレイ78と一体に構成されていてもよく、或いはプリンタ部11のフレームなどに固定されたものであってもよい。
給送部15は、給紙トレイ78に収容されたシートを給紙経路P2へ向けて搬送するためのものであり、給紙ローラ25と、給紙アーム26と、給紙駆動伝達機構27とを備えている。給紙ローラ25は、給紙トレイ78の上側に配置されている。給紙ローラ25は、給紙トレイ78に収容されたシートをピックアップして給紙経路P2へ給紙するものであり、給紙アーム26の先端に回転自在に軸支されている。給紙ローラ25は、給紙用モータ(不図示)の回転力が給紙駆動伝達機構27を介して伝達されると回転駆動される。なお、給紙駆動伝達機構27は、給紙アーム26に軸支されており、概ね給紙アーム26の延出方向に沿って直線状に並ぶ複数のギヤで構成されている。給紙ローラ25は、基軸28を回動中心軸として回動し、給紙トレイ78に収容されたシートの上面に圧接可能である。
図6に示すように、第1搬送ローラ60の近傍における突出部14Dの下方には、給紙トレイ78から給紙され給紙経路P2を搬送されるシート、又は、手差しトレイ20から手差し経路P1を介して挿入されるシートの有無を検出するシートセンサ110が設けられている。シートセンサ110は、回転軸部110aを中心に傾動可能な接触スイッチで構成されている。図6に示すように、手差し経路P1からのシート挿入時あるいは給紙経路P2からのシート供給時に、シートが順方向(図6中右方向)に挿入されると、シートの先端がシートセンサ110に接触し、第1搬送ローラ60側に傾斜する(図6中破線の110aに示す状態)。シートが第1搬送ローラ60とピンチローラ61とのニップ位置60Aに到達すると、シートセンサ110はその先端がシート下部に位置するまで傾斜する(図6中破線の110bに示す状態)。突出部14Dは、シートセンサ110が上記110bの状態まで傾動した際に、シートを先端部より第1搬送ローラ60側に突き出す。シートセンサ110は、上記110a及び110bに示す状態においてはONとなり、信号を制御部(図示せず)に出力し、制御部はシートが有の状態であると判断する。
図7に示すように、記録部24は、記録ヘッド39を搭載してシートの搬送方向と直交する方向(主走査方向)へ往復動するキャリッジ31を備えている。記録ヘッド39には、インクカートリッジ(不図示)からインクチューブ33を通じてシアン(C)・マゼンタ(M)・イエロー(Y)・ブラック(Bk)の各色インクが供給される。キャリッジ31は主走査方向に延出されたガイドレール35、36に沿って往復動する。これにより、記録ヘッド39がシートに対して走査され、記録部24の下方に設けられたプラテン34上を搬送されるシートに画像記録が行われる。
駆動伝達機構は、遊星ギヤなどから構成されており、搬送用モータの正転の回転駆動力を後述するポンプ(不図示)に伝達し、逆転の回転駆動力を後述するポート切換機構(不図示)に伝達する。なお、第1搬送ローラ60及び第2搬送ローラ62は、搬送用モータの正転の回転駆動力によって、シートを順方向へ搬送させる向きに回転し、搬送用モータの逆転の回転駆動力によって、シートを逆方向へ搬送させる向きに回転する。この駆動伝達機構により、第1搬送ローラ60、ポンプ、及びポート切換機構に共通の駆動源である搬送用モータを使用することが可能となっている。なお、上記搬送用モータの回転方向とポンプ又はポート切換機構への駆動伝達との対応関係は、上記と逆でもよいのは言うまでもない。また、搬送用モータが特許請求の範囲に記載の駆動源に相当する。
図7に示すように、プラテン34の左右方向9の両側のシートが通過しない領
域、つまり記録部24の往復移動範囲における退避位置には、メンテナンス機構180が配設される。メンテナンス機構180は、パージ機構44と廃液タンク(不図示)などを備えており、排気パージや吸引パージを含むメンテナンスを実行する。
本実施形態の複合機10においては、第1搬送ローラ60が、シートの搬送以外の他の動作であるメンテナンスを行うメンテナンス機構180と駆動源を共通としており、メンテナンス動作と連動している。このため、メンテナンス機構180がメンテナンス動作を行っている最中に、ユーザがシートを手差しトレイ20より挿入した場合、連動する第1搬送ローラ60により意図せずにシートが搬送されるおそれがある。このとき、搬送用モータの動作によっては第1搬送ローラ60が正転あるいは逆転し、状況によっては手差し経路P1の非連続部P1Xに戻されたシートがぶつかり、詰まりやシートを使用不能にするおそれがある。
14B ジャム処理カバー(メンテナンス用開放部)
14D 突出部(搬送端部)
18 外側ガイド部材(給紙経路を形成する面)
20 手差しトレイ
39 記録ヘッド
48 ノズル面
60 第1搬送ローラ(搬送ローラ、搬送装置)
110 シートセンサ(シート検出手段)
180 メンテナンス機構(動作機構)
P1 手差し経路(搬送装置)
P2 給紙経路
P3 退避経路(搬送装置)
Claims (5)
- 手差しトレイを備えたインクジェット記録装置の搬送装置であって、
シートを搬送する搬送ローラと、
前記手差しトレイから挿入された前記シートの経路である手差し経路と、
前記手差し経路の下部に形成された、前記手差し経路とは異なる退避経路と、を有し、
前記搬送ローラは、前記シートの搬送以外の他の動作を行う動作機構と駆動源を共通とし、前記他の動作と連動しており、
前記退避経路は、前記手差し経路と一部を共用し、前記動作機構による前記他の動作により前記搬送ローラが逆転した際に、前記シートの後端を逃がすように形成されている
ことを特徴とするインクジェット記録装置の搬送装置。 - 請求項1記載のインクジェット記録装置の搬送装置において、
前記退避経路は、
前記手差し経路の前記共用部分の前記搬送ローラ側に、前記シートを検出するシート検出手段を3方向から囲むように突出した搬送端部を有すると共に、裏側に給紙トレイから供給された前記シートの経路である給紙経路を形成する面を一体的に有する、メンテナンス用開放部によって構成されている
ことを特徴とするインクジェット記録装置の搬送装置。 - 請求項1又は2記載のインクジェット記録装置の搬送装置において、
前記シート検出手段は、
前記手差し経路への前記シート挿入時に前記搬送ローラ側に傾動可能な接触スイッチであり、
前記搬送端部は、
前記接触スイッチが傾動した際に前記シートを先端部より突き出す
ことを特徴とするインクジェット記録装置の搬送装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1項記載のインクジェット記録装置の搬送装置において、
前記動作機構はメンテナンス機構であり、前記他の動作は、記録ヘッドに対して行うメンテナンス動作である
ことを特徴とするインクジェット記録装置の搬送装置。 - 請求項4記載のインクジェット記録装置の搬送装置において、
前記メンテナンス動作は、
前記記録ヘッドのノズル面からのインク排出である
ことを特徴とするインクジェット記録装置の搬送装置。
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