JP2011057354A - 記録媒体搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録媒体のサイズによらずスムーズに記録媒体を搬送することが可能な記録媒体搬送装置を提供すること。
【解決手段】記録媒体を搬送する複数の搬送経路を有し、第1搬送経路と第2搬送経路との合流箇所に、前記第1搬送経路又は前記第2搬送経路を遮断するフラップが、支持軸を支点として揺動可能に設けられ、前記フラップは、前記記録媒体の搬送方向に直交する方向に設けられる複数の単位フラップを有し、複数の単位フラップは、第1単位フラップの揺動に伴って当該第1単位フラップに隣接する単位フラップが一体的に揺動するように形成されており、前記第1搬送経路を開放しかつ前記第2搬送経路を遮断するように付勢されている。
【選択図】図7

Description

本発明は、記録媒体搬送装置に関するものである。
媒体給送装置の1つであるシート供給装置には、複数のシート供給系統からシート供給経路を介してシートを供給することができるものがある。このようなシート供給装置は、各シート供給系統にローラがそれぞれ配設され、各シート供給経路に沿ってガイド部材がそれぞれ配設され、各シート供給経路の合流点に一対のローラが配設されている。そして、各ガイド部材は、上記合流点側を自由端とし他端側を軸支持した回動自在の構成となっている。
各シート供給経路をシートがスムーズに通過できるようにするため、各ガイド部材を全て微調整する必要があり、手間が掛かっている。また、シートは、各シート供給系統に配設されているローラのみにより各シート供給経路に送り出されてくるため、各シート供給経路途中で給送エラーを引き起こし易い。このため、例えば特許文献1に示すように、フラップを設けることにより、シート供給経路を切り替え可能になっている。この構成においては、シートが複数の単位フラップを押圧することにより、各単位フラップが独立して揺動するようになっている。
特開2006−117386号公報
しかしながら、特許文献1に記載のフラップにおいては、各単位フラップが独立して陽動してしまうため、シートのサイズによってはフラップにシートが引っかかってしまい、シート詰まりの原因となっていた。
上記のような事情に鑑み、本発明は、記録媒体のサイズによらずスムーズに記録媒体を搬送することが可能な記録媒体搬送装置を提供することを目的とする。
本発明に係る記録媒体搬送装置は、記録媒体を搬送する複数の搬送経路を有し、第1搬送経路と第2搬送経路との合流箇所に、前記第1搬送経路又は前記第2搬送経路を遮断するフラップが、支持軸を支点として揺動可能に設けられ、前記フラップは、前記記録媒体の搬送方向に直交する方向に設けられる複数の単位フラップを有し、複数の単位フラップは、第1単位フラップの揺動に伴って当該第1単位フラップに隣接する単位フラップが一体的に揺動するように形成されており、前記第1搬送経路を開放しかつ前記第2搬送経路を遮断するように付勢されている。
本発明によれば、第1搬送経路又は第2搬送経路を遮断するフラップが、支持軸を支点として揺動可能に設けられ、フラップが記録媒体の搬送方向に直交する方向に設けられる複数の単位フラップを有し、複数の単位フラップは、第1単位フラップの揺動に伴って当該第1単位フラップに隣接する単位フラップが一体的に揺動するように形成されており、第1搬送経路を開放しかつ第2搬送経路を遮断するように付勢されていることとしたので、記録媒体のサイズによらず連動して揺動することができる。これにより、記録媒体のサイズによらずスムーズに記録媒体を搬送することができる。
上記の記録媒体搬送装置は、前記単位フラップは、隣接する単位フラップに係合する係合部を有することが好ましい。
本発明によれば、単位フラップが隣接する単位フラップに係合する係合部を有することとしたので、単位フラップ同士を確実に連動させることができる。
上記の記録媒体搬送装置は、前記係合部は、隣接する前記単位フラップとの間の係合状態を切り替える切替部を有する。
本発明によれば、係合部が隣接する単位フラップとの間の係合状態を切り替える切替部を有することとしたので、例えば記録媒体の搬送時においてのみ係合させることも可能となる。これにより、幅広い動作が可能となる。
上記の記録媒体搬送装置は、前記切替部は、前記記録媒体の押圧力によって前記係合状態を切り替え可能に設けられている。
本発明によれば、切替部が記録媒体の押圧力によって係合状態を切り替え可能に設けられていることとしたので、例えば記録媒体が通過するときに係合状態とし、記録媒体の通過後に係合状態を解除することができる。
上記の記録媒体搬送装置は、前記単位フラップは、個別に付勢されていることが好ましい。
本発明によれば、単位フラップが個別に付勢されているため、確実に経路を遮断することができる。
本発明の一実施の形態に係る記録装置の1つであるインクジェット式複合機の外観構成の全体を示す斜視図である。 図1の複合機の内部構造を示す斜視図である。 図2の複合機の内部構造の概略側面図である。 図1の複合機のペーパーサポートとリアASFの詳細を示す側面図である。 図1の複合機のフロントASFの詳細を示す側面図である。 フラップの詳細を示す斜視図、平面図及び側面図である。 フラップと中間ローラの配置関係を示す側面図である。 フロント給紙の際のフラップの状態を示す側面図である。
図1は、本発明の一実施の形態に係る記録装置の1つであるインクジェット式複合機の外観構成の全体を示す斜視図、図2は、その概略側面図である。このインクジェット式複合機100は、例えばJIS規格のL判やA6判からA4判までのサイズの単票紙やハガキに記録することができるプリンタ機能と、JIS規格のA4判までのサイズの原稿及びUS規格のレターサイズまでの原稿を読み取ることができるスキャナ機能と、JIS規格のL判、2L判、B5判、A4判、六切り、ハガキのサイズの用紙に複写することができるコピー機能を備えている。
このインクジェット式複合機100は、図1に示すように、全体が略直方体状のハウジング101で覆われており、下段にプリンタ110が配設され、上段にスキャナ120が配設された構成となっている。そして、本発明の特徴的な部分を含む3つの給紙部が配設されている。すなわち、背面側に給紙部(第1の供給部)130が配設され、前面側に給排紙部(第2の供給部)140が配設され、さらに前面側の給排紙部140の上に給排紙部(第3の供給部)240が配設されている。ユーザは、記録前の用紙のセッティング方向として背面側の給紙部130及び前面側の給排紙部140、240の一つまたは全部を選択することができるので、インクジェット式複合機100の設置位置の自由度を高めることができる。さらに、記録後の用紙は常に前面側の給排紙部140、240から排紙されるので、ユーザは用紙を容易に取り出すことができる。以下の実施形態では、給紙部130及び給排紙部140を用いた場合を例に挙げて説明する。
ユーザは、記録前の用紙のセッティング方向として背面側の給紙部130及び前面側の給排紙部140の一つまたは全部を選択することができるので、インクジェット式複合機100の設置位置の自由度を高めることができる。さらに、記録後の用紙は常に前面側の給排紙部140から排紙されるので、ユーザは用紙を容易に取り出すことができる。
ハウジング101の上面には、図1に示す矩形平板状のスキャナカバー102が配設されている。このスキャナカバー102は、前部に取っ手103が形成されており、後部の回転軸を中心に図示矢印a方向に回動可能に取り付けられている。ユーザは、スキャナ120を使用するときは取っ手103に指を差し込んでスキャナカバー102を開閉することができるので、原稿の出し入れを容易に行うことができる。
ハウジング101の前面両側には、図2に示す複数のインクカートリッジ10が抜き差しされるカートリッジ収納部104がそれぞれ形成されている。各インクカートリッジ10は、記録用の各色のインクを貯留している。各カートリッジ収納部104は、図1に示す透明もしくは半透明のカートリッジカバー105によって覆われている。カートリッジカバー105は、その下部の回動軸を中心に図示矢印b方向に回動可能に取り付けられている。ユーザは、従来のように重量のあるスキャナ120全体を持ち上げてプリンタ110の内部を開放しなくても、カートリッジカバー105を軽く押して係止部を外しカートリッジ収納部104を開放するのみにより、インクカートリッジ10の交換作業等を行うことができるので、作業効率を向上させることができる。
ハウジング101の上面のスキャナカバー102の手前には、図1に示すように、プリンタ110、スキャナ120、コピーの各動作を指示する操作部106が配設されている。操作部106は、パワーをオン・オフするパワー系、用紙の頭出し等を操作したりインクのフラッシング等を操作する操作系、画像処理等を行う処理系等の図示しないボタン等と、状態を表示する液晶パネル107等を備えている。ユーザは、液晶パネル107を見て確認しながらボタン等を操作することができる。
ハウジング101内には、図2及び図3に示すように、給紙部130、給排紙部140、給排紙部240、記録部150等が配設されている。そして、図3に示すように、給紙部130と給排紙部140と給排紙部240の各給紙経路の合流点には、本発明の特徴的な部分であるフラップ(案内部材)200が配設されている。このフラップ200は、給紙部130、給排紙部140または給排紙部240から給紙される用紙を高精度に案内して記録及び排紙の各精度を高める機能を有し、その詳細については後述する。
給紙部130には、図1に示すように、上方に向かって矩形状に開口したリア給紙口131が形成され、このリア給紙口131の両端縁と後縁に沿ってフレーム132が配設されている。そして、このフレーム132には、図1〜図3に示すように、給紙する用紙を1枚もしくは複数枚サポートするペーパーサポート133と、ペーパーサポート133にサポートされている用紙を1枚ずつ自動的に給送する背面給紙機構(以下、リアASFという)134等が配設されている。
図4は、ペーパーサポート133とリアASF134の詳細を示す側面図であり、図1〜図4を参照して説明する。ペーパーサポート133は、用紙の裏面をサポートする第1サポート21及び第2サポート22と、用紙の両サイドエッジをガイドする固定エッジガイド23と可動エッジガイド24等を備えている。リアASF134は、ペーパーサポート133にサポートされている用紙を給送するために持ち上げるホッパ31、このホッパ31により持ち上げられた用紙を取り出す給紙ローラ32、この給紙ローラ32により重送された用紙を1枚のみに分離するリタードローラ33、このリタードローラ33により分離された残りの用紙をホッパ31へ戻すリア紙戻しユニット34等を備えている。
第1サポート21は、平板状に形成されてフレーム132の後壁内側に格納・引出自在に配設され、第2サポート22は、平板状に形成されて第1サポート21に格納・引出自在に配設されている。第1サポート21及び第2サポート22は、給紙方向に伸縮自在に形成されているので、不使用のときはコンパクトに格納しておくことができ、また使用のときは種々のサイズの用紙を確実にサポートすることができる。
また、固定エッジガイド23は、フレーム132の装置前面側から見て右側壁に沿う形状でホッパ31と一体形成され、可動エッジガイド24は、フレーム132の装置前面側から見て左側壁に沿う形状に形成され、フレーム132の左側壁と右側壁の間をフレーム132の後壁と略平行に移動可能なようにホッパ31に取り付けられている。固定エッジガイド23と可動エッジガイド24は、用紙のサイズが異なっても確実に用紙の両側縁をガイドすることができるので、給送を高精度に行うことができる。
ホッパ31は、用紙が載置可能な平板状に形成されてフレーム132の後壁と略平行に配設されており、下端が給紙ローラ32の近傍に位置し、上端がフレーム132の後壁頂部に近接して位置するように配設されている。そして、ホッパ31は、下端側の裏面にフレーム132の後壁に一端が取り付けられた図示しない圧縮バネの他端が取り付けられており、この圧縮バネの伸縮により上端側を中心に下端側が旋回するように配設されている。
給紙ローラ32は、断面の一部が切り欠かれたD字状に形成されてホッパ31の下端近傍に配設されており、間欠的に回転してホッパ31により持ち上げられた用紙を摩擦給送するようになっている。リタードローラ33は、給紙ローラ32と当接可能に配設されており、給紙ローラ32により用紙が重送されたときに最上層の用紙のみを下層の用紙から摩擦分離するようになっている。リア紙戻しユニット34は、爪状に形成されて給紙ローラ32の近傍に配設されており、リタードローラ33により分離された下層の用紙を爪に掛けてホッパ31へ戻すようになっている。
給排紙部140には、図2及び図3に示すように、前方に向かって矩形状に開口したフロント給排紙口141が形成され、このフロント給排紙口141の下側に給紙トレイ142が配設され、給紙トレイ142の上側に排紙トレイ143が配設されている。そして、フロント給排紙口141の奧には、図3に示すように、給紙トレイ142に収納されている用紙を1枚ずつ自動的に給送する前面給紙機構(以下、フロントASFという)144と、排紙トレイ143に用紙を自動的に排送する前面排紙機構(以下、フロントEJという)145が配設されている。
給紙トレイ142は、図2及び図3に示すように、平板状に形成されており、上面に記録前の給紙される用紙が積層収納されるようなっている。排紙トレイ143は、図2及び図3に示すように、第1トレイ143a、第2トレイ143b及び第3トレイ143cを備えている。第1トレイ143aは、平板状に形成されて後部が給排紙部140の奧の本体フレーム108に回動自在に配設され、第2トレイ143bは、平板状に形成されて第1トレイ143aに格納・引出自在に配設され、第3トレイ143cは、平板状に形成されて第2トレイ143bに格納・引出自在に配設されている。
排紙トレイ143は、第2トレイ143b及び第3トレイ143cが引き出された状態で、上面に記録後の排紙される用紙が積層載置されるようなっている。第2トレイ143b及び第3トレイ143cは、排紙方向に伸縮自在に形成されているので、不使用のときはコンパクトに格納しておくことができ、また使用のときは種々のサイズの排紙される用紙を確実に積層載置することができる。
図5は、フロントASF144の詳細を示す側面図であり、図3及び図5を参照して説明する。フロントASF144は、給紙トレイ142に収納されている用紙を取り出すピックアップローラユニット41、このピックアップローラユニット41により取り出された用紙の向きを変える土手部42を備えている。さらに、ピックアップローラユニット41により重送された用紙を1枚のみに分離するリタードローラユニット43、このリタードローラユニット43により分離された残りの用紙を給紙トレイ142に戻すフロント紙戻しユニット44、給送される用紙をU字状に反転させる中間ローラ45及びアシストローラ46等を備えている。
ピックアップローラユニット41は、給紙トレイ142の後部上方に配置され給紙トレイ142に対して上下に旋回自在に配設されており、下降して給紙トレイ142に収納されている用紙を摩擦給送するようになっている。土手部42は、給紙トレイ142の後部にて後方に向けて傾斜するように配設されており、ピックアップローラユニット41により給送される用紙の先端を上方に方向変換するようになっている。
リタードローラユニット43は、中間ローラ45と当接可能に配設されており、ピックアップローラユニット41により用紙が重送されたときに最上層の用紙のみを下層の用紙から摩擦分離するようになっている。フロント紙戻しユニット44は、爪状に形成されてリタードローラユニット43の近傍に配設されており、リタードローラユニット43により分離された下層の用紙を爪に掛けて給紙トレイ142へ戻すようになっている。アシストローラ46は、中間ローラ45に対して常時当接するように配設されており、リタードローラユニット43により分離された最上層の用紙を中間ローラ45と挟持してU字状に反転させ、プラテン155へ給送するようになっている。
フロントEJ145は、図3に示すように、第1排紙ローラ51と第1ギザローラ52、第2排紙ローラ53と第2ギザローラ54等を備えている。第1排紙ローラ51は、プラテン155の搬送下流側に配設されており、プラテン155を通過してくる用紙を第1ギザローラ52とともに挟持して排送し、さらに第2排紙ローラ53は、第1排紙ローラ51の搬送下流側に配設されており、その用紙を第2ギザローラ54とともに挟持して排紙トレイ143上へ排送するようになっている。
給排紙部240は、給排紙部140の排紙トレイ143上を利用して前面側で給紙し、スイッチバックさせて前面側で排紙するように構成されており、給排紙時に折り曲げることが不可能な厚手の用紙や光ディスク等が収納されたトレイを手差しで給紙、供給することが可能なようになっている。なお、以下では、給紙部130による給紙をリア給紙、給排紙部140による給紙をフロント給紙、給排紙部240による給紙をセンタ給紙という。
記録部150には、図3に示すように、記録動作に同期して副走査方向に用紙を送る紙送りローラ151とその従動ローラ152、記録動作に同期して主走査方向に移動するキャリッジ153、記録動作に同期してインクを吐出する記録ヘッド154、記録時の用紙を平坦に保持するプラテン155等が配設されている。
紙送りローラ151は、図3に示すように、プラテン155の搬送上流側に配設されており、給紙ローラ32により給送される用紙もしくは中間ローラ45により反転給送される用紙を図2に示す紙送り機構156により従動ローラ152とともに挟持してプラテン155へ送り出すようになっている。キャリッジ153は、プラテン155の上方で図3に示すキャリッジガイド軸157に貫装されて図2に示すキャリッジベルト158に連結されており、図2に示すキャリッジモータ159によってキャリッジベルト158が作動すると、キャリッジベルト158の動きに連行され、キャリッジガイド軸157に案内されて往復移動するようになっている。
記録ヘッド154は、図3に示すように、プラテン155と所定の間隔が空くようにしてキャリッジ153に搭載されており、例えばブラックインクを吐出するブラックインク用記録ヘッドと、イエロー、シアン、ライトシアン、マゼンタ、ライトマゼンタの5色のインクをそれぞれ吐出する複数のカラーインク用記録ヘッドとを備えている。そして、記録ヘッド154は、圧力発生室とそれに繋がるノズル開口が設けられており、圧力発生室内にインクを貯留して所定圧で加圧することにより、ノズル開口から用紙に向けてコントロールされた大きさのインク滴を吐出するようになっている。
上記構成のインクジェット式複合機100においては、給紙部130によるリア給紙は、図6矢印aで示す方向に用紙が流れ、給排紙部140によるフロント給紙は、図6矢印bで示す方向に用紙が流れる。そして、リア給紙とフロント給紙とセンタ給紙の各用紙給送経路の合流点には、用紙の給紙を案内するフラップ(案内部材)200が配設されている。
このフラップ200は、中間ローラ45とアシストローラ46の上部に沿って配設されており、図7及び図8に示すように、複数の単位フラップ210と、この単位フラップ210に一体形成されている複数のフラップリブ220を備えている。単位フラップ210は、例えば搬送方向の直交方向に複数、例えば5つ配列されている。
各単位フラップ210は、略矩形平板状に形成されており、中間ローラ45とアシストローラ46の上部に略平坦となるように配置され、合流点側を自由端として他端側に設けられている不図示の軸受に軸が挿入されて回動自在に配設されている。これにより、フラップ200は、自重もしくは用紙の給送力により上下に可動するようになっている。各単位フラップは、付勢部材212によって例えば同一方向に個別に付勢されており、用紙の搬送経路のうち一方を遮断した状態になっている。ここでは、例えば図3に示す搬送経路aを開放しかつ搬送経路bを遮断するように付勢されている。ただし、この付勢力は用紙が通過する際の押圧力よりも小さくなっており、用紙の通過時の押圧力によって単位フラップ210が動くようになっている。
単位フラップ210は、隣接する単位フラップ210に係合する係合部211を有している。係合部211は、隣接する単位フラップ210側に突出して設けられている。各単位フラップ210には、当該係合部211を受ける凹部213が設けられている。各単位フラップ210は、係合部211と凹部213との間で係合されるようになっており、係合状態においては連動して揺動するようになっている。このため、例えば用紙が通過するときに全ての単位フラップ210が一体的に揺動するようになっている。
本実施形態によれば、搬送経路a又は搬送経路bを遮断するフラップ200が、支持軸を支点として揺動可能に設けられ、フラップ200が用紙の搬送方向に直交する方向に設けられる複数の単位フラップ210を有し、複数の単位フラップ210は、一の単位フラップ210の揺動に伴って当該一の単位フラップ210に隣接する単位フラップ210が一体的に揺動するように形成されており、搬送経路aを開放しかつ搬送経路bを遮断するように付勢されていることとしたので、用紙のサイズによらず連動して揺動することができる。これにより、用紙のサイズによらずスムーズに用紙を搬送することができる。
本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることができる。
例えば、上記実施形態の構成において、係合部210の係合状態を切り替える切替部を設ける構成としても構わない。切替部は、例えば用紙の押圧力によって係合部210の係合状態を切り替えるように構成されることが好ましい。この構成においては、用紙が通過するときに各単位フラップ210が係合状態となり、用紙が通過した後には係合状態が解除されることになる。
100 インクジェット式複合機、101 ハウジング、110 プリンタ、120 スキャナ、130 給紙部、131 リア給紙口、132 フレーム、133 ペーパーサポート、134 リアASF、140、240 給排紙部、141 フロント給排紙口、142 給紙トレイ、143 排紙トレイ、144 フロントASF、150 記録部、200 フラップ

Claims (5)

  1. 記録媒体を搬送する複数の搬送経路を有し、
    第1搬送経路と第2搬送経路との合流箇所に、前記第1搬送経路又は前記第2搬送経路を遮断するフラップが、支持軸を支点として揺動可能に設けられ、
    前記フラップは、前記記録媒体の搬送方向に直交する方向に設けられる複数の単位フラップを有し、
    複数の単位フラップは、第1単位フラップの揺動に伴って当該第1単位フラップに隣接する単位フラップが一体的に揺動するように形成されており、
    前記第1搬送経路を開放しかつ前記第2搬送経路を遮断するように付勢されている
    記録媒体搬送装置。
  2. 前記単位フラップは、隣接する単位フラップに係合する係合部を有する
    請求項1に記載の記録媒体搬送装置。
  3. 前記係合部は、隣接する前記単位フラップとの間の係合状態を切り替える切替部を有する
    請求項2に記載の記録媒体搬送装置。
  4. 前記切替部は、前記記録媒体の押圧力によって前記係合状態を切り替え可能に設けられている
    請求項3に記載の記録媒体搬送装置。
  5. 前記単位フラップは、個別に付勢されている
    請求項1又は請求項2に記載の記録媒体搬送装置。
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