JP2009118307A - デジタル放送受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】利便性良好にチャンネルマップに新たなチャンネルを追加する。
【解決手段】デジタル放送受信機のMPU11は、受信部14を介して受信可能なサービスに対応するチャンネル番号情報を取得するチャンネル取得部112と、取得されたチャンネル番号情報が、チャンネル記憶部122に格納された複数のチャンネル番号情報の内、いずれか1のチャンネル番号情報と一致するか否かを判定する識別情報判定部113と、一致しないと判定された場合に、リモコン2を介してユーザからの操作入力を受け付けて、受け付けられた操作入力に基づいて、取得されたチャンネル番号情報を、チャンネル記憶部122に格納するか否かを判定する格納要否判定部116と、格納すると判定された場合に、取得されたチャンネル番号情報を、チャンネル記憶部122に記録するチャンネル記録部117と、を備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、デジタル方式のテレビジョン放送を受信し、受信した映像情報をモニタに表示可能に接続されたデジタル放送受信装置に関する。
テレビジョン放送を受信し、外部から視認可能にモニタに出力可能に構成された放送受信装置では、受信周波数を、例えば低い方から高い方へとスキャンしていき、テレビジョン放送の受信ができたチャンネルを、いわゆるチャンネルマップとして内部メモリに登録するチャンネルプリセット機能を有している。
上記チャンネルプリセットを効率的に行うために、種々の装置、方法等が提案されている。例えば、選局可能なチャンネルとしてチャンネル情報テーブルに登録されているチャンネルの選局をスキップし、選局できないチャンネルとして登録されているチャンネルのみ、選局を順次指示して選局可能なチャンネルを検出し、選局可能なチャンネルとして新たに検出されたチャンネルについて、新たな登録チャンネル情報をチャンネル情報テーブルに追加するテレビジョン放送受信装置が開示されている(特許文献1参照)。
特開2006−41751号公報
しかしながら、上記テレビジョン放送受信装置では、選局可能なチャンネルとして新たに検出されたチャンネルを効率的に追加することができるものの、ユーザにとって不要な(=視聴を所望しない)サービスが放送されるチャンネルが追加される虞がある。例えば、幼い子供の居る家庭においては、親等のユーザは、暴力的なシーン、卑猥なシーン等の幼い子供にとって有害なサービスが放送されるチャンネルを追加したくない場合がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、利便性良好にチャンネルマップに新たなチャンネルを追加することの可能なデジタル放送受信装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために請求項1に記載のデジタル放送受信装置は、デジタル方式のテレビジョン放送を受信し、受信した映像情報をモニタに表示可能に接続されたデジタル放送受信装置であって、予め設定された周波数帯域のデジタル方式のテレビジョン放送を受信する受信手段と、前記受信手段を介して受信可能な複数のサービスをそれぞれ識別する情報である複数のチャンネル識別情報を、それぞれ、前記サービスに対応する周波数帯域情報と対応付けてチャンネルリストとして予め格納するチャンネル記憶手段と、予め設定された所定時間毎に、前記受信手段を介して受信可能なサービスに対応するチャンネル識別情報を取得するチャンネル取得手段と、前記チャンネル取得手段によって取得されたチャンネル識別情報が、前記チャンネル記憶手段に格納された複数のチャンネル識別情報の内、いずれか1のチャンネル識別情報と一致するか否かを判定する識別情報判定手段と、前記識別情報判定手段によって一致しないと判定された場合に、外部からの操作入力を受け付けて、受け付けられた操作入力に基づいて、前記チャンネル取得手段によって取得されたチャンネル識別情報を、前記チャンネル記憶手段に格納するか否かを判定する格納要否判定手段と、前記格納要否判定手段によって格納すると判定された場合に、前記チャンネル取得手段によって取得されたチャンネル識別情報を、前記チャンネル記憶手段に記録するチャンネル記録手段と、を備えることを特徴としている。
請求項2に記載のデジタル放送受信装置は、請求項1に記載のデジタル放送受信装置であって、外部からの操作入力を受け付けて、受け付けられた操作入力に基づいて、受信可能なサービスに対応するチャンネル識別情報を取得する日時を設定する日時設定手段を備え、前記チャンネル取得手段が、前記日時設定手段によって設定された日時に、受信可能なサービスに対応するチャンネル識別情報を取得することを特徴としている。
請求項3に記載のデジタル放送受信装置は、請求項1又は請求項2に記載のデジタル放送受信装置であって、前記識別情報判定手段によって一致しないと判定された場合に、新たなチャンネル識別情報が取得された旨のメッセージを前記モニタに表示する表示制御手段を備えることを特徴としている。
請求項4に記載のデジタル放送受信装置は、請求項3に記載のデジタル放送受信装置であって、前記受信手段を介して、電子番組表情報を取得する番組表取得手段を備え、前記表示制御手段が、前記識別情報判定手段によって一致しないと判定された場合に、外部からの操作入力を受け付けて、受け付けられた操作入力に基づいて、前記番組表取得手段を介して、前記チャンネル取得手段によって取得されたチャンネル識別情報に対応する電子番組表情報を取得させ、取得された電子番組表情報を前記モニタに表示することを特徴としている。
請求項1に記載のデジタル放送受信装置によれば、予め設定された周波数帯域のデジタル方式のテレビジョン放送を受信する受信手段を介して、受信可能な複数のサービスをそれぞれ識別する情報である複数のチャンネル識別情報が、それぞれ、サービスに対応する周波数帯域情報と対応付けてチャンネルリストとしてチャンネル記憶手段に予め格納されており、予め設定された所定時間毎に、受信手段を介して受信可能なサービスに対応するチャンネル識別情報が取得される。そして、取得されたチャンネル識別情報が、チャンネル記憶手段に格納された複数のチャンネル識別情報の内、いずれか1のチャンネル識別情報と一致するか否かが判定され、一致しないと判定された場合に、外部からの操作入力が受け付けられて、受け付けられた操作入力に基づいて、取得されたチャンネル識別情報をチャンネル記憶手段に格納するか否かが判定され、格納すると判定された場合に、取得されたチャンネル識別情報が、チャンネル記憶手段に記録されるため、利便性良好にチャンネルマップに新たなチャンネルを追加することができる。
すなわち、受信可能なサービスに対応するチャンネル識別情報が取得され、取得されたチャンネル識別情報が、チャンネル記憶手段に格納された複数のチャンネル識別情報の内、全てのチャンネル識別情報と一致しないと判定された場合に、外部からの操作入力が受け付けられて、受け付けられた操作入力に基づいて、取得されたチャンネル識別情報をチャンネル記憶手段に格納するか否かが判定され、格納すると判定された場合に、取得されたチャンネル識別情報が、チャンネル記憶手段に記録されるため、取得されたチャンネル識別情報の追加をユーザが所望しない場合には、その旨の操作入力を行うことによって、取得されたチャンネル識別情報の追加が禁止されるので、利便性良好にチャンネルマップに新たなチャンネルを追加することができるのである。
請求項2に記載のデジタル放送受信装置によれば、外部からの操作入力が受け付けられて、受け付けられた操作入力に基づいて、受信可能なサービスに対応するチャンネル識別情報を取得する日時が設定され、設定された日時に、受信可能なサービスに対応するチャンネル識別情報が取得されるため、更に利便性良好にチャンネルマップに新たなチャンネルを追加することができる。
すなわち、外部からの操作入力が受け付けられて、受け付けられた操作入力に基づいて、受信可能なサービスに対応するチャンネル識別情報を取得する日時が設定され、設定された日時に、受信可能なサービスに対応するチャンネル識別情報が取得されるため、ユーザがサービスの視聴を行わない時間帯(例えば、深夜)に含まれる日時(例えば、午前3時)を、チャンネル識別情報を取得する日時として設定することによって、サービスの視聴が制限されることがないので、更に利便性良好にチャンネルマップに新たなチャンネルを追加することができるのである。
請求項3に記載のデジタル放送受信装置によれば、取得されたチャンネル識別情報が、チャンネル記憶手段に格納された複数のチャンネル識別情報の内、全てのチャンネル識別情報と一致しないと判定された場合に、新たなチャンネル識別情報が取得された旨のメッセージがモニタに表示されるため、ユーザは、新たなチャンネル識別情報が取得されたことを視認することができるので、更に利便性良好にチャンネルマップに新たなチャンネルを追加することができる。
請求項4に記載のデジタル放送受信装置によれば、取得されたチャンネル識別情報が、チャンネル記憶手段に格納された複数のチャンネル識別情報の内、全てのチャンネル識別情報と一致しないと判定された場合に、外部からの操作入力が受け付けられて、受け付けられた操作入力に基づいて、取得されたチャンネル識別情報に対応する電子番組表情報が取得され、取得された電子番組表情報がモニタに表示されるため、更に利便性良好にチャンネルマップに新たなチャンネルを追加することができる。
すなわち、取得されたチャンネル識別情報が、チャンネル記憶手段に格納された複数のチャンネル識別情報の内、全てのチャンネル識別情報と一致しないと判定された場合に、外部からの操作入力が受け付けられて、受け付けられた操作入力に基づいて、取得されたチャンネル識別情報に対応する電子番組表情報が取得され、取得された電子番組表情報がモニタに表示されるため、取得されたチャンネル識別情報に対応するチャンネルにおいて放送されるサービスの内容を、モニタに表示された電子番組表情報を介して視認することができるので、ユーザが、取得されたチャンネル識別情報を追加するか否かの判断を容易に行うことができ、更に利便性良好にチャンネルマップに新たなチャンネルを追加することができるのである。
以下に本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係るデジタル放送受信機1の構成の一例を示すブロック図である。デジタル放送受信機1(デジタル放送受信装置に相当する)は、リモートコントローラ(=Remotecontroller:以下、「リモコン」という)2と赤外線通信を介して通信可能に接続されている。
デジタル放送受信機1は、リモコン2を介してユーザからの操作入力を受け付けて、テレビジョン放送を受信し、ディスプレイ173及びスピーカ153に、それぞれ映像及び音声を出力するものであって、MPU11、RAM12、ROM13、受信部14、音声出力部15、MPEG2デコード部16、画像出力部17、及び、赤外線通信部18を備えている。
MPU(Micro Processing Unit)11は、デジタル放送受信機1全体の動作を制御するものである。RAM(Random Access Memory)12は、音声情報、映像情報等の情報を読み書き自在に格納するものである。ROM(Read Only Memory)13は、MPU11を動作させる制御プログラム等を格納するものである。
受信部14(受信手段に相当する)は、テレビジョン放送を受信して復調するものであって、アンテナ部141、チューナ部142、A/D変換部143、復調部144、及び、TSデマルチプレクサ145を備えている。
アンテナ部141は、テレビジョン放送波を受信するものである。チューナ部142は、アンテナ部141で受信されたテレビジョン放送波から、予め設定されたチャンネルの放送を選局するものである。A/D変換部143は、チューナ部142からの出力信号(=アナログ信号)をデジタル情報に変換するものである。復調部144は、A/D変換部143からの出力情報を復調するものである。TS(Transport Stream)デマルチプレクサ145は、復調部144によって復調された出力情報を種別毎に分離して出力するものである。
音声出力部15は、受信部14によって受信されたテレビジョン放送に対応する音声を出力するものであって、D/A変換部151、音声信号出力部152、及び、スピーカ153を備えている。D/A変換部151は、TSデマルチプレクサ145から出力された音声情報(=デジタル情報)をアナログ信号に変換するものである。音声信号出力部152は、D/A変換部151によってアナログ信号に変換された音声信号を出力するものである。スピーカ153は、音声信号出力部152から出力された音声信号に対応する音声を出力するものである。
MPEG(Motion Picture Experts Group)2デコード部16は、TSデマルチプレクサ145から出力された映像情報を圧縮前の映像情報に復号化するものである。
画像出力部17は、MPEG2デコード部16によって復号化された映像情報を出力するものであって、NTSCエンコード部171、映像信号出力部172、及び、ディスプレイ173を備えている。NTSC(National Television Standards Committee)エンコード部171は、MPEG2デコード部16によって復号化された映像情報をNTSC方式のテレビジョン信号に変換するものである。映像信号出力部172は、NTSCエンコード部171から出力されたNTSC方式のテレビジョン信号をディスプレイ173に対して出力するものである。ディスプレイ173(モニタに相当する)は、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)等からなり、映像信号出力部172から出力されたテレビジョン信号に対応する映像を表示するものである。
赤外線通信部18は、リモコン2からの電源のON、OFF操作、選局、デジタル放送受信機1の各種設定等の各種操作を受け付けるものである。リモコン2(日時設定手段の一部、表示制御手段の一部、及び、格納要否判定手段の一部に相当する)は、種々のキーを備え、キーの押下を介してユーザからの操作入力を受け付けて、操作入力に対応する赤外線信号を生成して、デジタル放送受信機1(赤外線通信部18)に対して出力するものである。
次に、デジタル放送受信機1が放送を受信する場合の動作について説明する。まず、送信されてきたデジタル放送波がアンテナ部141で受信される。リモコン2を介して選局操作が受け付けられた場合には、チューナ部142によって受信するトランスポンダ(Transponder)の切り換えが行われる。受信されたデジタル放送波は、A/D変換部143によりデジタル情報に変換され、復調部144によって復調される。
なお、デジタル放送波は、送信側(送信局)からTS(Transport Stream)パケットとして送信される。このTSパケットは、映像情報、音声情報、制御情報等からなり、これらの情報がTSデマルチプレクサ145によって、分離して出力され、RAM12に格納される。そして、RAM12から読み出された音声情報がD/A変換部151によってアナログ信号に変換され、音声信号出力部152を介してスピーカ153から音声が出力される。
また、RAM12から読み出された映像情報がMPEG2デコード部16によって圧縮前の映像情報に復号化され、NTSCエンコード部171によってNTSC方式のテレビジョン信号に変換されて、映像信号出力部172を介してディスプレイ173に映像が表示される。
図2は、本発明に係るデジタル放送受信機1における主要部の構成の一例を示すブロック図である。MPU11は、機能的に、日時設定部111、チャンネル取得部112、識別情報判定部113、表示制御部114、番組表取得部115、格納要否判定部116、及び、チャンネル記録部117を備え、RAM12は、機能的に、日時記憶部121、チャンネル記憶部122、及び、番組表記憶部123を備えている。
ここでは、MPU11が、図1に示すROM13等に予め格納された制御プログラムを読み出して実行することにより、日時設定部111、チャンネル取得部112、識別情報判定部113、表示制御部114、番組表取得部115、格納要否判定部116、チャンネル記録部117等の機能部として機能すると共に、RAM12を、日時記憶部121、チャンネル記憶部122、番組表記憶部123等の機能部として機能させるものである。
また、RAM12、図1に示すROM13に格納された各種データのうち装着脱可能な記録媒体に格納され得るデータは、例えばハードディスクドライブ、光ディスクドライブ、フレキシブルディスクドライブ、シリコンディスクドライブ、カセット媒体読み取り機等のドライバで読み取り可能にしても良く、この場合、記録媒体は、例えばハードディスク、光ディスク、フレキシブルディスク、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disk)、半導体メモリ等である。
日時記憶部121は、日時設定部111によって設定され、受信可能なサービスに対応するチャンネル識別情報を取得する日時である取得日時情報を格納するものである。日時記憶部121に格納された取得日時情報は、チャンネル取得部112によって読み出されるものである。
チャンネル記憶部122(チャンネル記憶手段に相当する)は、受信部14を介して受信可能な複数のサービスをそれぞれ識別する情報である複数のチャンネル番号情報(チャンネル識別情報に相当する)を、それぞれ、サービスに対応する(=サービスを受信する際に受信部14に対して設定される)周波数帯域情報と対応付けてチャンネルリストとして予め格納するものである。チャンネル記憶部122に格納されたチャンネル番号情報は、識別情報判定部113によって読み出されるものである。また、チャンネル記憶部122に格納されたチャンネル番号情報及び周波数帯域情報は、チャンネル記録部117によって記録される(=書き込まれる)ものである。
番組表記憶部123は、番組表取得部115によって取得された電子番組表(EPG:Electronic Program Guide)情報を格納するものである。番組表記憶部123に格納された電子番組表情報は、表示制御部114によって読み出されるものである。
日時設定部111(日時設定手段の一部に相当する)は、リモコン2を介してユーザからの操作入力を受け付けて、受け付けられた操作入力に基づいて、受信可能なサービスに対応するチャンネル番号情報を取得する日時である取得日時を設定し、設定された取得日時情報を日時記憶部121に記録する(=書き込む)ものである。
チャンネル取得部112(チャンネル取得手段に相当する)は、日時設定部111によって設定され、日時記憶部121に格納された取得日時に、受信部14を介して受信可能なサービスに対応するチャンネル番号情報を取得するものである。具体的には、チャンネル取得部112は、予めRAM12等に格納された複数の周波数帯域に、順次、受信部14のチューナ部142を設定し、受信される信号のBER(Bit Error Rate)が予め設定された所定の閾値(例えば、10-7)以下である場合に受信可能であると判定し、受信可能なチャンネル番号情報を取得するものである。ここで、予めRAM12等に格納された複数の周波数帯域に、順次、受信可能であるか否かを判定する処理を「チャンネルサーチ」という。
識別情報判定部113(識別情報判定手段に相当する)は、チャンネル取得部112によって取得されたチャンネル番号情報が、チャンネル記憶部122に格納された複数のチャンネル番号情報の内、いずれか1のチャンネル番号情報と一致するか否かを判定するものである。
表示制御部114(表示制御手段の一部に相当する)は、識別情報判定部113によって一致しないと判定された場合に、新たなチャンネル番号情報が取得された旨のメッセージ(ここでは、図4(a)に示すメッセージ表示部301に「新たなチャンネルが受信可能となりました。6CH:ABC放送」との文字情報)をディスプレイ173に表示するものである。
また、表示制御部114は、識別情報判定部113によって一致しないと判定された場合に、リモコン2を介してユーザからの操作入力を受け付けて、受け付けられた操作入力に基づいて、番組表取得部115を介して、チャンネル取得部112によって取得されたチャンネル番号情報(ここでは、6CH)に対応する電子番組表情報を取得させ、取得された電子番組表情報をディスプレイ173に表示する(図4(b)参照)ものである。
番組表取得部115(番組表取得手段に相当する)は、受信部14を介して、電子番組表情報を取得し、取得された電子番組表情報を番組表記憶部123に記録する(=書き込む)ものである。ここでは、番組表取得部115は、表示制御部114からの指示に従って、チャンネル取得部112によって取得されたチャンネル番号情報(ここでは、6CH)に対応する電子番組表情報を取得するものである。
格納要否判定部116(格納要否判定手段の一部に相当する)は、識別情報判定部113によって一致しないと判定された場合に、リモコン2を介してユーザからの操作入力を受け付けて、受け付けられた操作入力に基づいて、チャンネル取得部112によって取得されたチャンネル番号情報を、チャンネル記憶部122に格納するか否か(=チャンネルリストに追加するか否か)を判定するものである。
ここでは、格納要否判定部116は、図4(a)に示すチャンネル追加確認画面300に表示された追加ボタン303及びキャンセルボタン304、及び、図4(b)に示す番組表表示画面310に表示された追加ボタン314及びキャンセルボタン315、を介して、ユーザからの操作入力を受け付けるものである。すなわち、格納要否判定部116は、図4(a)に示すチャンネル追加確認画面300に表示された追加ボタン303又は図4(b)に示す番組表表示画面310に表示された追加ボタン314が押下された場合には、チャンネル記憶部122に格納すると判定し、図4(a)に示すチャンネル追加確認画面300に表示されたキャンセルボタン304又は図4(b)に示す番組表表示画面310に表示されたキャンセルボタン315が押下された場合には、チャンネル記憶部122に格納しないと判定するものである。
チャンネル記録部117(チャンネル記録手段に相当する)は、格納要否判定部116によって格納すると判定された場合に、チャンネル取得部112によって取得されたチャンネル番号情報を、対応する周波数帯域情報と対応付けて、チャンネル記憶部122に記録する(=チャンネルリストに追加する)ものである。
図3は、デジタル放送受信機1(主にMPU11)の動作の一例を示すフローチャートである。ここでは、便宜上、チャンネル記憶部122に、複数のチャンネル番号情報が、それぞれ、対応する周波数帯域情報と対応付けてチャンネルリストとして予め格納されており、日時設定部111によって、取得日時が設定され、設定された取得日時情報が日時記憶部121に格納されている場合について説明する。まず、チャンネル取得部112によって、日時記憶部121に格納された取得日時に到達したか否かの判定が行われる(S101)。取得日時に到達していないと判定された場合(S101でNO)には、処理が待機状態とされる。
取得日時に到達したと判定された場合(S101でYES)には、チャンネル取得部112によって、受信可能なチャンネル番号情報が取得される(S103)。そして、識別情報判定部113によって、ステップS103において取得されたチャンネル番号情報と一致するチャンネル番号情報がチャンネル記憶部122に格納されているか否かの判定が行われる(S105)。一致するチャンネル番号情報がチャンネル記憶部122に格納されていないと判定された場合(S105でNO)には、処理がステップS109に進められる。
一致するチャンネル番号情報がチャンネル記憶部122に格納されていると判定された場合(S105でYES)には、チャンネル取得部112によって、チャンネルサーチが完了したか否かの判定が行われる(S107)。チャンネルサーチが完了したと判定された場合(S107でYES)には、処理がステップS101に戻され、ステップS101以降の処理が繰り返し実行される。チャンネルサーチが完了していないと判定された場合(S107でNO)には、処理がステップS103に戻され、ステップS103以降の処理が繰り返し実行される。
ステップS105でNOの場合には、表示制御部114によって、新たなチャンネル番号情報が取得された旨のメッセージ(図4(a)参照)がディスプレイ173に表示される(S109)。そして、表示制御部114によって、電子番組表情報を表示する旨の操作入力が受け付けられたか否かの判定が行われる(S111)。電子番組表情報を表示する旨の操作入力が受け付けられていないと判定された場合(S111でNO)には、処理がステップS117に進められる。電子番組表情報を表示する旨の操作入力が受け付けられたと判定された場合(S111でYES)には、番組表取得部115によって、ステップS103において取得されたチャンネル番号情報に対応する電子番組表情報が取得される(S113)。そして、表示制御部114によって、ステップS113において取得された電子番組表情報(図4(b)参照)がディスプレイ173に表示される(S115)。
ステップS111でNOの場合、及び、ステップS115の処理が終了した場合には、格納要否判定部116によって、ステップS103において取得されたチャンネル番号情報をチャンネルリストに追加するか否かの判定が行われる(S117)。チャンネルリストに追加しないと判定された場合(S117でNO)には、処理がステップS101に戻され、ステップS101以降の処理が繰り返し実行される。チャンネルリストに追加すると判定された場合(S117でYES)には、チャンネル記録部117によって、ステップS103において取得されたチャンネル番号情報がチャンネル記憶部122に記録され(=チャンネルリストに追加され)(S119)、処理がステップS101に戻され、ステップS101以降の処理が繰り返し実行される。
図4(a)、(b)は、それぞれ、図3に示すステップS109及びステップS115においてディスプレイ173に表示されるチャンネル追加確認画面300及び番組表表示画面310の一例を示す画面図である。図4(a)に示すように、チャンネル追加確認画面300には、画面上部に、メッセージ表示部301が表示され、その下側に、番組表表示ボタン302が表示され、更にその下側に、追加ボタン303、及び、キャンセルボタン304が表示されている。
メッセージ表示部301は、新たなチャンネル番号情報が取得された旨のメッセージ(ここでは、「新たなチャンネルが受信可能となりました。6CH:ABC放送」との文字情報)をディスプレイ173に表示するものである。番組表表示ボタン302は、チャンネル取得部112によって取得されたチャンネル番号情報(ここでは、6CH)に対応する電子番組表情報を表示する場合に押下されるボタンであって、このボタンが押下された場合には、図4(b)に示す番組表表示画面310がディスプレイ173に表示される。
追加ボタン303は、チャンネル取得部112によって取得されたチャンネル番号情報(ここでは、6CH)をチャンネルリストに追加する場合に押下されるボタンである。キャンセルボタン304は、チャンネル取得部112によって取得されたチャンネル番号情報(ここでは、6CH)をチャンネルリストに追加しない場合に押下されるボタンである。
図4(b)に示すように、番組表表示画面310には、画面略中央部に、番組表表示部311が表示され、その左側に、時刻表示部312が表示され、画面下部に、日付表示部313が表示され、その下側に、追加ボタン314、及び、キャンセルボタン315が表示されている。番組表表示部311は、チャンネル取得部112によって取得されたチャンネル番号情報(ここでは、6CH)に対応する電子番組表情報を表示するものである。
時刻表示部312は、番組表表示部311に対応する時間軸(ここでは、上端が午後10時、下端が午前2時)を表示するものである。日付表示部313は、番組表表示部311に表示されている番組表の日付情報を表示するものである。追加ボタン314は、チャンネル取得部112によって取得されたチャンネル番号情報(ここでは、6CH)をチャンネルリストに追加する場合に押下されるボタンである。キャンセルボタン315は、チャンネル取得部112によって取得されたチャンネル番号情報(ここでは、6CH)をチャンネルリストに追加しない場合に押下されるボタンである。
なお、ここでは、ディスプレイ173に表示されたボタン(例えば、図4(a)に示す番組表表示ボタン302、追加ボタン303、キャンセルボタン304等)を「押下する」とは、リモコン2に配設された方向キー等の押下によって選択状態とされ、リモコン2に配設された決定キー(又は、エンターキー)等の押下が受け付けられることを意味している。
このようにして、予め設定された周波数帯域のデジタル方式のテレビジョン放送を受信する受信部14を介して、受信可能な複数のサービスをそれぞれ識別する情報である複数のチャンネル番号情報が、それぞれ、サービスに対応する周波数帯域情報と対応付けてチャンネルリストとしてチャンネル記憶部122に予め格納されており、予め設定された所定時間毎に、受信部14を介して受信可能なサービスに対応するチャンネル番号情報が取得される。そして、取得されたチャンネル番号情報が、チャンネル記憶部122に格納された複数のチャンネル番号情報の内、いずれか1のチャンネル番号情報と一致するか否かが判定され、一致しないと判定された場合に、リモコン2を介してユーザからの操作入力が受け付けられて、受け付けられた操作入力に基づいて、取得されたチャンネル番号情報をチャンネル記憶部122に格納するか否かが判定され、格納すると判定された場合に、取得されたチャンネル番号情報が、チャンネル記憶部122に記録されるため、利便性良好にチャンネルマップに新たなチャンネルを追加することができる。
すなわち、受信可能なサービスに対応するチャンネル番号情報が取得され、取得されたチャンネル番号情報が、チャンネル記憶部122に格納された複数のチャンネル番号情報の内、全てのチャンネル番号情報と一致しないと判定された場合に、リモコン2を介してユーザからの操作入力が受け付けられて、受け付けられた操作入力に基づいて、取得されたチャンネル番号情報をチャンネル記憶部122に格納するか否かが判定され、格納すると判定された場合に、取得されたチャンネル番号情報が、チャンネル記憶部122に記録されるため、取得されたチャンネル番号情報の追加をユーザが所望しない場合には、その旨の操作入力を行うことによって、取得されたチャンネル番号情報の追加が禁止されるので、利便性良好にチャンネルマップに新たなチャンネルを追加することができるのである。
また、リモコン2を介してユーザからの操作入力が受け付けられて、受け付けられた操作入力に基づいて、受信可能なサービスに対応するチャンネル番号情報を取得する日時が設定され、設定された日時に、受信可能なサービスに対応するチャンネル番号情報が取得されるため、更に利便性良好にチャンネルマップに新たなチャンネルを追加することができる。
すなわち、リモコン2を介してユーザからの操作入力が受け付けられて、受け付けられた操作入力に基づいて、受信可能なサービスに対応するチャンネル番号情報を取得する日時が設定され、設定された日時に、受信可能なサービスに対応するチャンネル番号情報が取得されるため、ユーザがサービスの視聴を行わない時間帯(例えば、深夜)に含まれる日時(例えば、午前3時)を、チャンネル番号情報を取得する日時として設定することによって、サービスの視聴が制限されることがないので、更に利便性良好にチャンネルマップに新たなチャンネルを追加することができるのである。
更に、取得されたチャンネル番号情報が、チャンネル記憶部122に格納された複数のチャンネル番号情報の内、全てのチャンネル番号情報と一致しないと判定された場合に、新たなチャンネル番号情報が取得された旨のメッセージがディスプレイ173に表示される(図4(a)参照)ため、ユーザは、新たなチャンネル番号情報が取得されたことを視認することができるので、更に利便性良好にチャンネルマップに新たなチャンネルを追加することができる。
加えて、取得されたチャンネル番号情報が、チャンネル記憶部122に格納された複数のチャンネル番号情報の内、全てのチャンネル番号情報と一致しないと判定された場合に、リモコン2を介してユーザからの操作入力が受け付けられて、受け付けられた操作入力に基づいて、取得されたチャンネル番号情報に対応する電子番組表情報が取得され、取得された電子番組表情報がディスプレイ173に表示される(図4(b)参照)ため、更に利便性良好にチャンネルマップに新たなチャンネルを追加することができる。
すなわち、取得されたチャンネル番号情報が、チャンネル記憶部122に格納された複数のチャンネル番号情報の内、全てのチャンネル番号情報と一致しないと判定された場合に、リモコン2を介してユーザからの操作入力が受け付けられて、受け付けられた操作入力に基づいて、取得されたチャンネル番号情報に対応する電子番組表情報が取得され、取得された電子番組表情報がディスプレイ173に表示される(図4(b)参照)ため、取得されたチャンネル番号情報に対応するチャンネルにおいて放送されるサービスの内容を、ディスプレイ173に表示された電子番組表情報を介して視認することができるので、ユーザが、取得されたチャンネル番号情報を追加するか否かの判断を容易に行うことができ、更に利便性良好にチャンネルマップに新たなチャンネルを追加することができるのである。
なお、本発明は、以下の形態にも適用可能である。
(A)本実施形態では、デジタル放送受信装置が、デジタル放送を受信するデジタル放送受信機1である場合について説明したが、デジタル放送受信装置が、デジタル放送及びアナログ放送を受信する形態でも良い。
(B)本実施形態では、MPU11が、日時設定部111、チャンネル取得部112、識別情報判定部113、表示制御部114、番組表取得部115、格納要否判定部116、チャンネル記録部117等の機能部を備える場合について説明したが、日時設定部111、チャンネル取得部112、識別情報判定部113、表示制御部114、番組表取得部115、格納要否判定部116、及び、チャンネル記録部117の内、少なくとも1の機能部が、回路等のハードウェアによって実現されている形態でも良い。
(C)本実施形態では、モニタが、デジタル放送受信機1に配設されたディスプレイ173である場合について説明したが、モニタが、デジタル放送受信機1とは別の装置として構成されている形態でも良い。例えば、モニタが、パーソナルコンピュータ等に配設されたモニタである形態でも良い。
(D)本実施形態では、表示制御部114が、識別情報判定部113によって一致しないと判定された場合に、図4(a)に示すチャンネル追加確認画面300をディスプレイ173に表示する場合について説明したが、格納要否判定部116によって、チャンネル記憶部122に格納しないと判定された場合には、そのチャンネル番号情報が識別情報判定部113によって一致しないと判定された場合であっても、チャンネル追加確認画面300をディスプレイ173に表示しない形態でも良い。
すなわち、RAM12等に、格納要否判定部116によってチャンネル記憶部122に格納しないと判定されたチャンネル番号情報を、チャンネルリストに追加しないチャンネル番号情報である追加禁止チャンネル番号情報として格納しておき、識別情報判定部113によって一致しないと判定された場合に、チャンネル取得部112によって取得されたチャンネル番号情報が、RAM12等に格納された追加禁止チャンネル番号情報のいずれかと一致するか否かを判定し、一致すると判定された場合には、チャンネル追加確認画面300をディスプレイ173に表示しない形態である。
この場合には、識別情報判定部113によって一致しないと判定された場合であっても、一旦、チャンネルリストに追加しないと判定したチャンネル番号情報については、再度、チャンネル追加確認画面300がディスプレイ173に表示されることがないため、更に利便性を向上することができる。
は、本発明に係るデジタル放送受信機の構成の一例を示すブロック図である。 は、本発明に係るデジタル放送受信機における主要部の構成の一例を示すブロック図である。 は、デジタル放送受信機(主にMPU)の動作の一例を示すフローチャートである。 は、図3に示すステップS109及びステップS115においてディスプレイに表示されるチャンネル追加確認画面及び番組表表示画面の一例を示す画面図である。
符号の説明
1 デジタル放送受信機(デジタル放送受信装置)
11 MPU
111 日時設定部(日時設定手段の一部)
112 チャンネル取得部(チャンネル取得手段)
113 識別情報判定部(識別情報判定手段)
114 表示制御部(表示制御手段の一部)
115 番組表取得部(番組表取得手段)
116 格納要否判定部(格納要否判定手段の一部)
117 チャンネル記録部(チャンネル記録手段)
12 RAM
121 日時記憶部
122 チャンネル記憶部(チャンネル記憶手段)
123 番組表記憶部
14 受信部(受信手段)
17 画像出力部
173 ディスプレイ(モニタ)
2 リモコン(日時設定手段の一部、表示制御手段の一部、及び、格納要否判定手段の一部)

Claims (4)

  1. デジタル方式のテレビジョン放送を受信し、受信した映像情報をモニタに表示可能に接続されたデジタル放送受信装置であって、
    予め設定された周波数帯域のデジタル方式のテレビジョン放送を受信する受信手段と、
    前記受信手段を介して受信可能な複数のサービスをそれぞれ識別する情報である複数のチャンネル識別情報を、それぞれ、前記サービスに対応する周波数帯域情報と対応付けてチャンネルリストとして予め格納するチャンネル記憶手段と、
    予め設定された所定時間毎に、前記受信手段を介して受信可能なサービスに対応するチャンネル識別情報を取得するチャンネル取得手段と、
    前記チャンネル取得手段によって取得されたチャンネル識別情報が、前記チャンネル記憶手段に格納された複数のチャンネル識別情報の内、いずれか1のチャンネル識別情報と一致するか否かを判定する識別情報判定手段と、
    前記識別情報判定手段によって一致しないと判定された場合に、外部からの操作入力を受け付けて、受け付けられた操作入力に基づいて、前記チャンネル取得手段によって取得されたチャンネル識別情報を、前記チャンネル記憶手段に格納するか否かを判定する格納要否判定手段と、
    前記格納要否判定手段によって格納すると判定された場合に、前記チャンネル取得手段によって取得されたチャンネル識別情報を、前記チャンネル記憶手段に記録するチャンネル記録手段と、
    を備えることを特徴とするデジタル放送受信装置。
  2. 外部からの操作入力を受け付けて、受け付けられた操作入力に基づいて、受信可能なサービスに対応するチャンネル識別情報を取得する日時を設定する日時設定手段を備え、
    前記チャンネル取得手段は、前記日時設定手段によって設定された日時に、受信可能なサービスに対応するチャンネル識別情報を取得することを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送受信装置。
  3. 前記識別情報判定手段によって一致しないと判定された場合に、新たなチャンネル識別情報が取得された旨のメッセージを前記モニタに表示する表示制御手段を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のデジタル放送受信装置。
  4. 前記受信手段を介して、電子番組表情報を取得する番組表取得手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記識別情報判定手段によって一致しないと判定された場合に、外部からの操作入力を受け付けて、受け付けられた操作入力に基づいて、前記番組表取得手段を介して、前記チャンネル取得手段によって取得されたチャンネル識別情報に対応する電子番組表情報を取得させ、取得された電子番組表情報を前記モニタに表示することを特徴とする請求項3に記載のデジタル放送受信装置。
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