JP2007088578A - 放送受信機及びテレビジョン放送受信機 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動チャンネルプリセットをより好適なタイミングで実行することで、ユーザにとって使い勝手の良い放送受信機及びテレビジョン放送受信機を提供する。
【解決手段】テレビジョン放送受信機100において、チャンネルプリセット手段(例えば、CPU152、チャンネルプリセットプログラム154c等)は、判断手段(例えば、CPU152、判断プログラム154b等)により、電源コード3aが商用電源に接続されたと判断すると、受信手段(例えば、チューナ5等)により自動スキャン受信処理を行い、受信された放送チャンネルをチャンネルデータとしてチャンネルメモリ153bに記憶する。
【選択図】図1

Description

本発明は、放送信号の受信を行う放送受信機及びテレビジョン放送受信機に関する。
放送信号の受信を行うテレビジョン放送受信機等の放送受信機において、放送受信機の購入後に初めて視聴を行う場合や、異なる放送エリアへの引越し後に初めて視聴を行う場合等には、受信する周波数帯域を選択して設定するためのチャンネルプリセットを行う必要がある。
従来のチャンネルプリセットは、ユーザが所望の周波数帯域に放送受信機を同調させる操作を行いながら、所望の周波数帯域を一つ一つメモリに記憶させるというものであり、操作が大変複雑且つ煩雑であるという問題があった。
そこで、例えば、機器の購入後に、最初に電源を投入するだけで自動的にチャンネルプリセットが実行される技術(例えば、特許文献1、特許文献2)が開示されている。
特開平08−154038号公報 特開平10−270984号公報
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に開示されたオートチャンネルプリセットの技術では、電源コードを商用電源に接続後、電源を投入した時に初めてチャンネルプリセットが開始されるため、チャンネルプリセットが終わるまで必ず待たなければならず、電源投入時に直ちに放送番組を視聴することができずに、不便であるという問題があった。
本発明の課題は、自動チャンネルプリセットをより好適なタイミングで実行することで、ユーザにとって使い勝手の良い放送受信機及びテレビジョン放送受信機を提供することである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、テレビジョン放送受信機において、
放送信号を受信する受信手段と、
電源コードが、商用電源に接続されたか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により、前記電源コードが商用電源に接続されたと判断されると、前記受信手段に自動スキャン受信処理を行わせ、前記自動スキャン受信処理により受信された放送チャンネルをチャンネルデータとしてチャンネルメモリに記憶させるチャンネルプリセット手段と、を備え、
前記チャンネルプリセット手段は、
受信された前記チャンネルデータと、前記チャンネルメモリに記憶されているチャンネルデータとを比較して、一致しているか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により、受信された前記チャンネルデータと、前記チャンネルメモリに記憶されている前記チャンネルデータとが、異なると判断されたときに、所定の第1報知表示を表示部に行う第1表示制御手段と、
前記第1表示制御手段により前記表示部に表示された前記第1報知表示に基づいて、前記チャンネルメモリに記憶する前記チャンネルデータにおける放送チャンネルの追加及び/又は削除を行うための操作入力手段と、
前記操作入力手段による入力操作により、前記チャンネルメモリに記憶する前記チャン
ネルデータにおける放送チャンネルの追加及び/又は削除を行うメモリ更新手段と、を備え、
前記チャンネルプリセット手段により受信された放送チャンネルがない場合に、電源オン時に、所定の第2報知表示を前記表示部に行う第2表示制御手段を備え、
前記チャンネルプリセット手段は、受信された放送チャンネルがない場合に、所定時間経過後に、再び、前記自動スキャン受信処理を実行することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、放送受信機において、放送信号を受信する受信手段と、
電源コードが、商用電源に接続されたか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段により、前記電源コードが商用電源に接続されたと判断されると、前記受信手段に自動スキャン受信処理を行わせ、前記自動スキャン受信処理により受信された放送チャンネルをチャンネルデータとしてチャンネルメモリに記憶させるチャンネルプリセット手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の放送受信機において、前記チャンネルプリセット手段は、
前記自動スキャン受信処理により受信された前記チャンネルデータと、前記チャンネルメモリに記憶されているチャンネルデータとを比較して、一致しているか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により、受信された前記チャンネルデータと、前記チャンネルメモリに記憶されている前記チャンネルデータとが、異なると判断されたときに、所定の報知表示を表示部に行う表示制御手段と、
前記表示制御手段により前記表示部に表示された前記報知表示に基づいて、前記チャンネルメモリに記憶する前記チャンネルデータにおける放送チャンネルの追加及び/又は削除を行うための操作入力手段と、
前記操作入力手段による入力操作により、前記チャンネルメモリに記憶する前記チャンネルデータにおける放送チャンネルの追加及び/又は削除を行うメモリ更新手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の放送受信機において、前記チャンネルプリセット手段により受信された放送チャンネルがない場合に、電源オン時に、所定の第2報知表示を前記表示部に行う第2表示制御手段を備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項2〜4の何れか一項に記載の放送受信機において、前記チャンネルプリセット手段は、受信された放送チャンネルがない場合に、所定時間経過後に、再び、前記自動スキャン受信処理を実行することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、テレビジョン放送受信機において、判断手段により電源コードが商用電源に接続されたと判断されると、チャンネルプリセット手段により、自動スキャン受信処理が行われ、当該自動スキャン受信処理により受信された放送チャンネルがチャンネルデータとしてチャンネルメモリに記憶されるので、電源オン時に、チャンネルプリセットが終了している場合には、直ちに放送番組を視聴することが可能となって、ユーザにとって使い勝手の良いテレビジョン放送受信機を提供することができる。
また、判定手段により、自動スキャン受信処理により受信されたチャンネルデータと、チャンネルメモリに記憶されているチャンネルデータとを比較して、一致しているか否かが判定され、受信されたチャンネルデータとチャンネルメモリに記憶されているチャンネルデータとが異なると判断されたときに、第1表示制御手段により、所定の第1報知表示が表示部に行われ、メモリ更新手段により、操作入力手段による入力操作に基づいて、チ
ャンネルメモリに記憶されたチャンネルデータにおける放送チャンネルの追加及び/又は削除が行われるので、ユーザは所望の放送チャンネルの視聴ができることとなって、ユーザにとってより使い勝手の良いテレビジョン放送受信機を提供することができる。
また、チャンネルプリセット手段により受信された放送チャンネルがない場合に、電源オン時に、第2表示制御手段により、所定の第2報知表示が表示部に行われるので、当該第2報知表示により、ユーザは、例えば、アンテナが接続されていない等のテレビジョン放送受信機の状態を容易に認識することができる。
さらに、チャンネルプリセット手段により、受信された放送チャンネルがない場合に、所定時間経過後に、再び、自動スキャン受信処理が実行されるので、チャンネルデータの受信がより確実に行われることとなる。
請求項2に記載の発明によれば、放送受信機において、判断手段により電源コードが商用電源に接続されたと判断されると、チャンネルプリセット手段により、自動スキャン受信処理が行われ、当該自動スキャン受信処理により受信された放送チャンネルがチャンネルデータとしてチャンネルメモリに記憶されるので、電源オン時に、チャンネルプリセットが終了している場合には、直ちに放送番組を視聴することが可能となって、ユーザにとって使い勝手の良い放送受信機を提供することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明の効果が得られるのは無論のこと、判定手段により、チャンネルプリセット手段における自動スキャン受信処理により受信されたチャンネルデータと、チャンネルメモリに記憶されているチャンネルデータとを比較して、一致しているか否かが判定され、受信されたチャンネルデータとチャンネルメモリに記憶されている前記チャンネルデータとが異なると判断されたときに、表示制御手段により、所定の報知表示が表示部に行われ、メモリ更新手段により、操作入力手段による入力操作に基づいて、チャンネルメモリに記憶されたチャンネルデータにおける放送チャンネルの追加及び/又は削除が行われるので、ユーザは所望の放送チャンネルの視聴ができることとなって、ユーザにとって使い勝手の良い放送受信機を提供することができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項2又は3に記載の発明の効果が得られるのは無論のこと、チャンネルプリセット手段により受信された放送チャンネルがない場合に、電源オン時に、第2表示制御手段により、所定の第2報知表示が表示部に行われるので、当該第2報知表示により、ユーザは、例えば、アンテナが接続されていない等の放送受信機の状態を容易に認識することができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項2〜4の何れか一項に記載の発明の効果が得られるのは無論のこと、チャンネルプリセット手段により、受信された放送チャンネルがない場合に、所定時間経過後に、再び、自動スキャン受信処理が実行されるので、チャンネルデータの受信がより確実に行われることとなる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
なお、本実施の形態は、放送チャンネルのスキャン受信処理を自動で行うチャンネルプリセット機能を備えたテレビジョン放送受信機について説明する。
まず、装置全体の構成を、図1を参照しながら説明する。
本実施形態のテレビジョン放送受信機100は、例えば、所定の放送チャンネルのテレビジョン放送信号(以下、放送信号という。)を受信し、受信された放送信号に基づく映像及び音声等を出力する受信機本体1と、ユーザが遠隔操作によって各種指示を入力するためのリモートコントロール装置(以下、リモコンという。)2と、を備えて構成されて
いる。
また、本実施形態のテレビジョン放送受信機100は、チャンネルプリセットを、例えば、周波数シンセサイザ方式のスキャン受信処理に基づいて行う。
受信機本体1は、受信機本体1を商用電源に接続するための電源コード3aを備える電源部3と、放送信号を受信するアンテナ4と、アンテナ4と接続され、アンテナ4により受信された放送信号から所定の放送チャンネルの放送信号を選局する受信手段としてのチューナ5と、チューナ5により選局された放送信号に基づいて映像検波及び同期検出を行うチャンネルプリセット手段としてのPIF検波回路6と、PIF検波回路6から入力された放送信号を復調する復調器7と、復調器7により復調された放送信号を分離するデマルチプレクサ8と、デマルチプレクサ8により分離された放送信号を復号するデコーダ9と、デコーダ9により復号された放送信号に基づく映像・音声データに対して所定の処理を行う映像・音声処理部10と、映像・音声処理部10により処理された映像データにOSDデータを付加するOSD回路11と、映像・音声処理部10により処理された映像信号を出力する表示部としての映像出力部12と、映像・音声処理部10により処理された音声信号を出力する音声出力部13と、リモコン2からの入力操作信号を受信するとともに、当該入力操作信号を制御部15に出力するリモコン信号受光部14と、受信機本体1全体を統括制御する制御部15と、を備えている。
電源部3は、商用電源から供給された交流電圧を、所定の電圧値(例えば、5V)の直流電圧VCC、VDDに変換し、制御部15に出力する。すなわち、ユーザにより電源コード3aが商用電源に接続され、電源部3に交流電圧が供給されている間は、制御部15に5Vの直流電圧VCC,VDDが供給されることとなり、一方、ユーザにより商用電源から電源コード3aが抜かれ、電源部3への交流電圧の供給が停止している間は、制御部15に0Vの直流電圧が供給されることとなる。
アンテナ4は、屋外において所定の方向に向けて配置されており、図示しないテレビジョン放送局から発信される高周波(RF)の放送信号(RF信号)を受信する。
チューナ5は、図示は省略するが、PLL回路(Phase Locked Loop: 位相同期回路)
、局部発信回路及び混合回路を備えて構成され、アンテナ4によって受信されたRF信号と、局部発振回路から出力される局部発振信号とを混合回路により混合し、放送チャンネルの選局に関する制御部15からの制御信号に応じて、RF信号の中から選局された放送チャンネルに対応する特定周波数帯に存在するRF信号を受信する。そして、当該受信したRF信号を所定の中間周波数を有する中間周波信号(IF信号)に変換して、PIF検波回路6に出力する。
ここで、制御部15から入力される放送チャンネルの選局に関する制御信号は、例えば、チューナ5の局部発振回路から出力される局部発振信号の局部発振周波数に対応する周波数データ(例えば、PLLデータ)であり、局部発振回路が当該周波数データに応じた局部発振周波数を有する局部発振信号を出力することにより、チューナ5による放送チャンネルの選局が行われる。
さらに、チューナ5は、後述するチャンネルプリセットプログラム154cの実行において、制御部15からの制御信号に応じて、受信可能な放送チャンネルを検出する自動スキャン受信処理を行う。
PIF検波回路6は、チューナ5から入力されたIF信号を、図示しないPIF増幅回路により映像中間周波信号(PIF信号)に変換し、当該PIF信号に基づいて映像検波及び同期検出を行う。具体的には、PIF検波回路6から映像同期信号の有無を示す同期検出信号及びPIF信号の規定値からのずれを示す自動周波数調整出力(AFT出力)が制御部15に入力され、制御部15は、当該同期検出信号及びAFT出力に基づいて、チ
ューナ5により選局された放送チャンネルに存在する放送信号の有無を検出し、選局された放送チャンネルの放送信号が検出された場合には、当該放送信号の周波数を検出して周波数の確定を行う。
復調器7は、制御部15からの制御信号に従って、PIF検波回路6から入力されたPIF信号に対して復調処理や、誤り訂正等の処理を行い、トランスポートストリーム(TS)を生成して、デマルチプレクサ8に出力する。
デマルチプレクサ8は、復調器7から入力されたトランスポートストリームを、MPEG2(Moving Picture Experts Group 2)規格下のビデオストリーム、オーディオスト
リーム及びPSI/SI(Program Specific Information/Service Information)等に分離するとともに、当該ビデオストリーム及びオーディオストリームをデコーダ9に、PSI/SIに含まれるデータを制御部15に供給する。
デコーダ9は、図示しない映像デコーダ及び音声デコーダを備えて構成されている。映像デコーダは、デマルチプレクサ8から入力されたビデオストリームを復号し、逆DCT変換や動き補償制御等を行い、映像データを生成する。一方、音声デコーダは、デマルチプレクサ8から入力されたオーディオストリームを復号して、音声データを生成する。映像デコーダ及び音声デコーダによって生成された映像/音声データは、映像・音声処理部10に出力されることとなる。
映像・音声処理部10は、デコーダ9から入力された映像データ及び音声データに対して、D/A変換等の各種処理を施し、映像信号及び音声信号を生成する。そして、当該映像信号を映像出力部12に出力するとともに、当該音声信号を音声出力部13に出力する。
OSD回路11は、制御部15からの指示出力に応じて、ROM154に格納された図示しないOSDデータを、デコーダ9から出力された映像信号に合成する処理を行う。
映像出力部12は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)等の表示画面12aを備え、映像・音声処理部10から入力された映像信号に基づく映像を表示画面12aに表示させる。
音声出力部13は、例えば、スピーカ13a等を備え、映像・音声処理部10から入力された音声信号に基づく音声をスピーカ13aにより出力させる。
リモコン信号受光部14は、リモコン2に備わる各種キーの押下操作により送信された入力操作信号を受信して、制御部15に出力する。
制御部15は、I/Oポート151、CPU(Central Processing Unit)152、メ
モリ部153、ROM(Read Only Memory)154等を備えて構成されている。
CPU152は、受信機本体1の各部からI/Oポート151を介して入力された入力信号及びリモコン2の各種キーの押下操作によってリモコン信号受光部14及びI/Oポート151を介して入力された入力操作信号等に応じて、ROM154に格納された各種プログラムを実行するとともに、I/Oポート151を介して各部に出力信号を出力することによって、受信機本体1の動作全般を統括制御する。
メモリ部153は、RAM(Random Access Memory)153aを備え、CPU152によって各種プログラムが実行される際に生じる処理結果や、入力されたデータ等を当該RAM153aに記憶するとともに、EEPROM(Electrically Erasable ROM)、フラ
ッシュメモリ等の不揮発性のチャンネルメモリ153bを備え、チャンネルプリセットにおける自動スキャン受信処理により受信された放送チャンネルのチャンネルデータを、当該チャンネルメモリ153bに格納する。
具体的には、チャンネルメモリ153bには、チャンネルプリセットの実行において、自動スキャン受信処理により、チューナ5により選局された放送チャンネルの放送信号が検出され、さらに、当該検出された放送信号の周波数が検出されて周波数の確定が行われたときに、検出された放送信号が存在する放送チャンネル(物理チャンネル)と、当該確定された放送チャンネルの放送信号の周波数データが、リモコン2のチャンネルキーに表示されるポジション番号に対応付けられて記憶される。
ROM154は、設定プログラム154a、判断プログラム154b、チャンネルプリセットプログラム154c、判定プログラム154d、第1表示制御プログラム154e、メモリ更新プログラム154f、第2表示制御プログラム154g、等のプログラムを格納している。ROM154は、さらに、図示しないOSDデータを格納し、設定プログラム154a、第1表示制御プログラム154e、メモリ更新プログラム154f及び第2表示制御プログラム154g等の実行において、当該OSDデータに基づくOSD表示が表示画面12a上で行われることとなる。
設定プログラム154aは、例えば、CPU152に、後述する判定プログラム154dの実行により、チャンネルプリセットにより受信されたチャンネルデータと、チャンネルメモリ153bに記憶されているチャンネルデータとが一致していないと判断したときに、一致していない放送チャンネルをユーザに提示し、各々の放送チャンネルについて、削除又は追加するかをユーザに選択させることにより、チャンネルメモリ153bのチャンネルデータを更新するメモリ更新処理を行うか否かをユーザに選択させる機能を実現させるプログラムである。
具体的には、ユーザによりリモコン2のメニューキーが押下されると、CPU152は、例えば、図2に示すように、メモリ更新処理を実行するか否かをユーザに選択させるためのメニュー画面のOSDデータを、OSD回路11により付加させて、表示画面12aに表示させる。CPU152は、当該メニュー画面に基づいて、リモコン2の操作により選択されたメモリ更新処理を実行する/実行しない設定に基づいて、チャンネルプリセット後に判定プログラム154dを実行する/実行しないこととなる。ユーザにより、メモリ更新処理を実行しない設定がなされたときには、チャンネルプリセットの自動スキャン受信処理後に、判定プログラム154dの実行は行われず、チャンネルメモリ153bに記憶されているチャンネルデータは、チャンネルプリセットにより受信されたチャンネルデータに基づいて書き換えられ、自動的に更新されることとなる。
判断プログラム154bは、例えば、CPU152に、電源部3からの所定の電圧値(例えば、5V)の直流電圧の送出を検知することにより、ユーザにより受信機本体1の電源コード3aが商用電源に接続され、受信機本体1に交流電圧が供給されているか否かを判断させる機能を実現させるプログラムである。
CPU152は、かかる判断プログラム154bを実行することにより、判断手段として機能する。
チャンネルプリセットプログラム154cは、例えば、CPU152に、判断プログラム154bの実行により受信機本体1が商用電源に接続されていると判断されたときに、自動スキャン受信処理の実行により、PIF検波回路6から入力された同期検出信号及びAFT出力によって、チューナ5により選局された放送チャンネルに存在する放送信号の有無の検出及び当該放送信号の周波数の検出・確定を行わせ、チャンネルメモリ153bに、当該放送信号が存在する放送チャンネル及び当該周波数データを、ポジション番号に対応付けて記憶させる機能を実現させるプログラムである。
また、チャンネルプリセットプログラム154cは、自動スキャン受信処理の実行により放送チャンネルが受信されなかった場合に、例えば、所定時間経過後(例えば、5分後
)、CPU152に、再度自動スキャン受信処理を実行させる機能を実現させるプログラムである。このとき、自動スキャン受信処理を、所定回数(例えば、3回)実行したものの、放送チャンネルが受信されなかった場合には、電源がオンされてユーザによる指示入力があるまで、自動スキャン受信処理は行われないようになっている。
さらに、チャンネルプリセットプログラム154cは、自動スキャン受信処理の実行により所定数の放送チャンネル(例えば、1チャンネル〜30チャンネル)の受信が行われず、例えば自動スキャン受信処理の実行中にアンテナ4が正常に接続された等の理由により、所定数の放送チャンネルを除く放送チャンネルの受信(例えば、31チャンネル〜62チャンネル)が可能になった場合において、CPU152に、最後の放送チャンネル(例えば、62チャンネル)まで選局が行われた後に、自動スキャン受信処理により受信が行われなかった所定数の放送チャンネル(例えば、1チャンネル〜30チャンネル)に対してのみ、再度自動スキャン受信処理を実行させる。
CPU152は、かかるチャンネルプリセットプログラム154cを実行することにより、リモコン2、PIF検波回路6、チャンネルメモリ153b、判定プログラム154d、第1表示制御プログラム154e、メモリ更新プログラム154fとともにチャンネルプリセット手段として機能する。
判定プログラム154dは、例えば、CPU152に、設定プログラム154aの実行によりメモリ更新処理が行われる設定がなされた場合において、チャンネルプリセットプログラム154cの実行により行われた自動スキャン受信処理により、チャンネルデータをメモリ部153のRAM153aに一時的に格納し、さらに、チャンネルメモリ153bにチャンネルデータが格納されている場合に、RAM153aに記憶されたチャンネルデータと、チャンネルメモリ153bに記憶されたチャンネルデータとを比較して、一致しているか否かを判定させる機能を実現させるプログラムである。判定プログラム154dの実行により、RAM153aのチャンネルデータと、チャンネルメモリ153bのチャンネルデータとが一致していると判定されたときは、CPU152は、チャンネルメモリ153bのチャンネルデータを、RAM153aに格納されたチャンネルデータに基づいて書き換え、自動的に更新する。
CPU152は、かかるチャンネル判定プログラム154dを実行することにより、判定手段として機能する。
第1表示制御プログラム154eは、例えば、CPU152に、判定プログラム154dの実行により、RAM153aのチャンネルデータと、チャンネルメモリ153bのチャンネルデータとが一致していないと判断したときに、一致していない旨の第1報知表示(報知表示)を表示部に表示させることで、その旨をユーザに報知させる機能を実現させるプログラムである。
具体的には、CPU152は、RAM153aのチャンネルデータと、チャンネルメモリ153bのチャンネルデータとが一致していないと判断すると、例えば、図3(a)に示すように、今回のチャンネルプリセットにより検出されたチャンネルデータと、チャンネルメモリ153bに記憶されたチャンネルデータとが、異なる旨をユーザに通知させるためのOSDデータを、OSD回路11により付加させて、表示画面12aに表示させる。
CPU152は、かかる第1表示制御プログラム154eを実行することにより、第1表示制御手段(表示制御手段)として機能する。
また、前述の第1表示制御プログラム154eは、CPU152に、判定プログラム154dの実行により、RAM153aのチャンネルデータと、チャンネルメモリ153bのチャンネルデータとが一致していると判断したときに、チャンネルデータが一致している旨の報知表示を映像出力部12の表示画面12aに表示させることで、その旨をユーザに報知させる機能を実現させるプログラムである。
具体的には、CPU152は、RAM153aのチャンネルデータと、チャンネルメモリ153bのチャンネンルデータとが一致していると判断すると、例えば、図3(b)に示すように、今回のチャンネルプリセットにより検出されたチャンネルデータが、記憶されたチャンネルデータと一致している旨をユーザに通知させるためのOSDデータを、OSD回路11により付加させて、表示画面12aに表示させる。
メモリ更新プログラム154fは、例えば、CPU152に、設定プログラム154aの実行によりメモリ更新処理が行われる設定がなされた場合において、判定プログラム154dの実行により、RAM153aのチャンネルデータと、チャンネルメモリ153bのチャンネルデータとが一致していないと判断し、第1表示制御プログラム154eの実行により一致していないことをユーザに報知したときに、一致していない放送チャンネルをユーザに提示し、それぞれの放送チャンネルについて追加及び/又は削除するかをユーザに選択させ、ユーザにより選択された放送チャンネルの追加及び/又は削除に基づいて、チャンネルメモリ153bのチャンネルデータを更新させる機能を実現させるプログラムである。
具体的には、CPU152は、例えば、図4に示すように、RAM153aのチャンネルデータと、チャンネルメモリ153bのチャンネルデータとの比較において、異なる放送チャンネルを、ユーザに提示し、それぞれの放送チャンネルについて追加又は削除するかをユーザに選択させるためのメモリ更新画面のOSDデータを、OSD回路11により付加させて、表示画面12aに表示させる。当該表示画面12aに基づいてリモコン2の入力操作により制御部15に入力された放送チャンネルの追加/削除の入力操作信号に応じて、CPU152は、チャンネルメモリ153bに記憶された放送チャンネルの追加又は削除を行い、チャンネルデータを更新することとなる。このとき、チャンネルメモリ153bのチャンネルデータを基準に、RAM153aのチャンネルデータにのみ存在する放送チャンネルが追加する放送チャンネルとして、一方、チャンネルメモリ153bのチャンネルデータにのみ存在する放送チャンネルが削除する放送チャンネルとして、メモリ更新画面上に表示される。また、図4において図示は省略するものの、CPU152は、メモリ更新画面においてユーザがOSD表示にて追加/削除を選択中の放送チャンネルの放送信号をチューナ5により選局させて、当該放送信号に基づく映像を表示画面12a上のOSD表示の背面に表示させるとともに、選択中の放送チャンネルの文字表示が、色等によりその他の文字表示と区別される方式のOSD表示を行う。
第2表示制御プログラム154gは、例えば、CPU152に、テレビジョン放送受信機100の電源がオンされたときに、受信機本体1の商用電源への接続後に実行されたチャンネルプリセットプログラム154cにより、受信された放送チャンネルがない場合に、受信された放送チャンネルがない旨の第2報知表示を映像出力部12の表示画面12aに表示させることで、その旨をユーザに報知させる機能を実現させるプログラムである。
具体的には、CPU152は、チャンネルプリセットプログラム154cの実行において、自動スキャン受信処理による放送チャンネルの受信がなされなかった場合、テレビジョン放送受信機100の電源がオンされると、例えば、図5(a)に示すように、受信された放送チャンネルがない旨をユーザに報知させ、さらに、チャンネルプリセットプログラム154cの実行により、再度自動スキャン受信処理を開始することを報知させるためのOSDデータを、OSD回路11により付加させて、表示画面12aに表示させる。
CPU152は、かかる第2表示制御プログラム154gを実行することにより第2表示制御手段として機能する。
また、前述の第2表示制御プログラム154gは、例えば、CPU152に、テレビジョン放送受信機100の電源がオンされたとき、チャンネルプリセットプログラム154cの実行による放送チャンネルの検出の一部が未完了であった場合に、ユーザにその旨を通知させる機能を実現させるプログラムである。
具体的には、CPU152は、ユーザによりテレビジョン放送受信機100の電源がオンされたとき、チャンネル検出プログラムの実行による自動スキャン受信処理において、放送チャンネルの検出の一部が未だ行われておらず、自動スキャン受信処理が未完了であった場合に、例えば、図5(b)に示すように、その旨をユーザに通知させ、さらに、自動スキャン受信処理を未完了部分について継続して実行するか、或いは自動スキャン受信処理を再び初めから実行するかをユーザに選択させるためのOSDデータを、OSD回路11により付加させて、表示画面12aに表示させる。
リモコン2は、例えば、図示は省略するが、テレビジョン放送受信機100の電源をオン/オフするためのPOWERキーと、ポジション番号が表示され、チャンネルプリセットにおける自動スキャン受信処理においてそれぞれに放送チャンネル(物理チャンネル)が割り当てられるチャンネルキーと、表示画面12aに表示された放送チャンネルを変更するためのチャンネルアップ/ダウンキーと、音量を調節するためのボリュームアップ/ダウンキーと、各種メニュー画面を表示画面12aに表示させるためのメニューキーと、を備え、それぞれのキーを押下すると、当該キーに対応する入力操作信号がリモコン信号受光部14を介して制御部15に出力されるようになっている。
リモコン2のチャンネルキー又はチャンネルアップ/ダウンキーが押下されて、放送チャンネルの選局のための入力操作信号が制御部15に入力されると、当該入力操作信号に対応する放送チャンネルの周波数データがチャンネルメモリ153bから読み出され、当該周波数データがチューナ5に出力されて、放送チャンネルの選局が行われることとなる。
また、リモコン2は、メモリ更新プログラム154fの実行において、RAM153aに記憶されたチャンネルデータと、チャンネルメモリ153bに記憶されたチャンネルデータとの、一致していない放送チャンネルについて、それぞれを追加又は削除するための入力操作を行う操作入力手段として機能する。
次に、設定プログラム154aの実行によりメモリ更新処理が実行される設定がなされた場合において、CPU152によって行われるチャンネルプリセット動作処理について、図6を参照して説明する。
なお、メモリ更新処理が実行される設定がなされた場合に行われるチャンネルプリセット動作処理は、CPU152が、判断プログラム154b、チャンネルプリセットプログラム154c、判定プログラム154d、第1表示制御プログラム154e及びメモリ更新プログラム154fを実行することにより行われる。
まず、CPU152は、ユーザにより電源コード3aが商用電源に接続され、受信機本体1に交流電圧が供給されたか否かを判断する(ステップS1)。ステップS1において、CPU152は、電源部3からの直流電圧(例えば、5V)の送出を検知することにより、電源コード3aが商用電源に接続されたと判断すると(ステップS1;Yes)、自動スキャン受信処理を開始する(ステップS2)。CPU152は、放送チャンネルの番号n(例えば、初期値n=1)に対応する周波数データをチューナ5に送信し(ステップS3)、当該周波数データに応じた放送信号を受信したか否かを判断する(ステップS4)。ステップS4において、CPU152は、PIF検波回路6から入力された同期検出信号によって、チューナ5により選局された放送チャンネルの放送信号を受信したと判断すると(ステップS4;Yes)、PIF検波回路6から入力されたAFT出力によって当該放送信号の周波数の検出及び確定を行い、当該放送チャンネル番号nと当該放送チャンネル番号nの放送信号の周波数データを、nと同一のポジション番号に対応付けて、メモリ部153のRAM153a内に一時的に記憶させる(ステップS5)。一方、ステップS4において、CPU152は、チューナ5により選局された放送チャンネルの放送信号を受信しないと判断すると(ステップS4;No)、ステップS6に進む。
次に、CPU152は、ステップS6において、放送チャンネルの番号nをインクリメ
ントさせ、放送チャンネル番号nがn=63であるか否かを判断する(ステップS7)。CPU152は、ステップS7において、放送チャンネル番号nがn=63でないと判断した場合には(ステップS7;No)、ステップS3に戻る。一方、CPU152は、ステップS7において放送チャンネル番号nがn=63であると判断した場合には(ステップS7;Yes)、ステップS8に進む。
ステップS8において、CPU152は、チャンネルメモリ153bにチャンネルデータが格納されているか否かを判断する。CPU152は、ステップS8において、チャンネルメモリ153bにチャンネルデータが格納されていないと判断すると(ステップS8;No)、RAM153aに記憶させたチャンネルデータをチャンネルメモリ153bに記憶させて、チャンネルメモリ153bを自動的に更新し、本処理を終了する。
一方、CPU152は、ステップS8において、チャンネルメモリ153bにチャンネルデータが格納されていると判断すると(ステップS8;Yes)、RAM153aのチャンネルデータとチャンネルメモリ153bのチャンネルデータを比較し、一致しているか否かを判断する(ステップS9)。
ステップS9において、CPU152は、RAM153aのチャンネルデータとチャンネルメモリ153bのチャンネルデータとが一致していると判断した場合には(ステップS9;Yes)、電源がオンされたか否かを判断する(ステップS10)。CPU152は、ステップS10において、電源がオンされたと判断すると(ステップS10;Yes)、今回のチャンネルプリセットにより取得されたチャンネルデータが、チャンネルメモリ153bに記憶されたチャンネルデータと異ならない旨をユーザに通知させるためのOSDデータを、OSD回路11により付加させて、表示画面12aに表示させ(ステップS11)、本処理を終了する。
一方、CPU152は、ステップS9において、RAM153aのチャンネルデータとチャンネルメモリ153bのチャンネルデータとが一致していないと判断した場合には(ステップS9;No)、ユーザにより電源がオンされたか否かを判断する(ステップS12)。CPU152は、ステップS12において、電源がオンされたと判断すると(ステップS12;Yes)、今回のチャンネルプリセットにより取得されたチャンネルデータが、記憶されたチャンネルデータと異なる旨をユーザに通知させるためのOSDデータを、OSD回路11により付加させて、表示画面12aに表示させる(ステップS13)。ステップS14において、CPU152は、さらに、RAM153aに記憶されたチャンネルデータと、チャンネルメモリ153bに記憶されたチャンネルデータとの比較において異なる放送チャンネルを、ユーザに提示し、それぞれの放送チャンネルについて追加又は削除するかをユーザに選択させるためのメモリ更新画面のOSDデータを、OSD回路11により付加させて、表示画面12aに表示させる。次に、CPU152は、当該メモリ更新画面に基づいてリモコン2の入力操作により放送チャンネルの追加/削除が選択され、当該入力操作に基づく入力操作信号が制御部15に入力されると(ステップS15)、当該放送チャンネルの追加/削除の入力操作信号に応じて、チャンネルメモリ153bに記憶された放送チャンネルの追加及び/又は削除を行い、チャンネルデータを更新して(ステップS16)、本処理を終了する。
以上説明した本発明に係るテレビジョン放送受信機100によれば、CPU152による判断プログラム154bの実行により、受信機本体1の電源コード3aが商用電源に接続されたと判断されると、チャンネルプリセットプログラム154cの実行により、自動スキャン受信処理が行われ、チューナ5により選局された放送チャンネルが、チャンネルデータとしてチャンネルメモリ153bに記憶されるので、電源オン時にチャンネルプリセットが終了している場合には、直ちに放送番組を視聴することが可能となって、ユーザにとって使い勝手の良いテレビジョン放送受信機100を提供することができる。
また、CPU152による判定プログラム154dの実行により、自動スキャン受信処理により受信され、RAM153aに記憶されたチャンネルデータと、チャンネルメモリ153bに記憶されているチャンネルデータとを比較して、一致しているか否かが判定され、RAM153aのチャンネルデータとチャンネルメモリ153bのチャンネルデータとが異なると判断されたときに、第1表示制御プログラム154eにより、一致していない旨の第1報知表示が映像表示部12の表示画面12aに行われ、さらにメモリ更新プログラム154fの実行により、リモコン2による入力操作に基づいて、チャンネルデータにおける放送チャンネルの追加及び/又は削除が行われるので、ユーザは所望の放送チャンネルの視聴ができることとなって、ユーザにとって使い勝手の良いテレビジョン放送受信機100を提供することができる。
また、チャンネルプリセットプログラム154cの実行により受信された放送チャンネルがない場合に、電源オン時に、CPU152による第2表示制御プログラム154gの実行により、受信された放送チャンネルがない旨の第2報知表示が映像出力部12の表示画面12aに行われるので、当該第2報知表示により、ユーザは、例えば、アンテナ4が接続されていない等のテレビジョン放送受信機100の状態を容易に認識することができる。
また、チャンネルプリセットプログラム154cの実行により、受信された放送チャンネルがない場合に、再度自動スキャン受信処理が実行されるので、チャンネルデータの受信がより確実に行われることとなる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、本発明は、チャンネルプリセットが周波数シンセサイザ方式の自動スキャン受信処理により実行される設計としたが、チャンネルプリセット方法は他の方法で良く、例えば、電圧シンセサイザ方式であっても良い。
また、本発明は、放送受信機としてテレビジョン放送受信機100を用いて説明しているが、放送信号の受信行う受信装置であればよく、例えば、ラジオ放送受信機でも良い。また、放送波は、アナログ放送波であってもよい。
また、本発明は、映像同期信号の有無を示す同期検出信号により、放送信号の有無を検出する設計としたが、放送信号の有無を検出する方法はこれに限られず、例えば、信号レベルが所定の閾値以上であるか否かを検出して放送信号の有無を検出する方法であっても良い。
本発明に係るテレビジョン放送受信機の主要な内部構成を示すブロック図である。 設定プログラムの実行に際して、映像出力部の表示画面に表示されるメニュー画面を例示した図である。 第1表示制御プログラムの実行に際して、映像出力部の表示画面に表示される第1報知表示を例示した図である。 メモリ更新プログラムの実行に際して、映像出力部の表示画面に表示されるメモリ更新画面を例示した図である。 第2表示制御プログラムの実行に際して、映像出力部の表示画面に表示される第2報知表示を例示した図である。 チャンネルプリセット動作処理を示すフローチャートである。
符号の説明
100 テレビジョン放送受信機(放送受信機)
2 リモコン(操作入力手段)
3a 電源コード
5 チューナ(受信手段)
6 PIF検波回路(チャンネルプリセット手段)
12 映像出力部(表示部)
152 CPU(判断手段、チャンネルプリセット手段、判定手段、第1表示制御手段、表示制御手段、メモリ更新手段、第2表示制御手段)
153b チャンネルメモリ(チャンネルプリセット手段)
154b 判断プログラム(判断手段)
154c チャンネルプリセットプログラム(チャンネルプリセット手段)
154d 判定プログラム(判定手段)
154e 第1表示制御プログラム(第1表示制御手段、表示制御手段)
154f メモリ更新プログラム(メモリ更新手段)
154g 第2表示制御プログラム(第2表示制御手段)

Claims (5)

  1. 放送信号を受信する受信手段と、
    電源コードが、商用電源に接続されたか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により、前記電源コードが商用電源に接続されたと判断されると、前記受信手段に自動スキャン受信処理を行わせ、前記自動スキャン受信処理により受信された放送チャンネルをチャンネルデータとしてチャンネルメモリに記憶させるチャンネルプリセット手段と、を備え、
    前記チャンネルプリセット手段は、
    受信された前記チャンネルデータと、前記チャンネルメモリに記憶されているチャンネルデータとを比較して、一致しているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により、受信された前記チャンネルデータと、前記チャンネルメモリに記憶されている前記チャンネルデータとが、異なると判断されたときに、所定の第1報知表示を表示部に行う第1表示制御手段と、
    前記第1表示制御手段により前記表示部に表示された前記第1報知表示に基づいて、前記チャンネルメモリに記憶する前記チャンネルデータにおける放送チャンネルの追加及び/又は削除を行うための操作入力手段と、
    前記操作入力手段による入力操作により、前記チャンネルメモリに記憶する前記チャンネルデータにおける放送チャンネルの追加及び/又は削除を行うメモリ更新手段と、を備え、
    前記チャンネルプリセット手段により受信された放送チャンネルがない場合に、電源オン時に、所定の第2報知表示を前記表示部に行う第2表示制御手段を備え、
    前記チャンネルプリセット手段は、受信された放送チャンネルがない場合に、所定時間経過後に、再び、前記自動スキャン受信処理を実行することを特徴とするテレビジョン放送受信機。
  2. 放送信号を受信する受信手段と、
    電源コードが、商用電源に接続されたか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により、前記電源コードが商用電源に接続されたと判断されると、前記受信手段に自動スキャン受信処理を行わせ、前記自動スキャン受信処理により受信された放送チャンネルをチャンネルデータとしてチャンネルメモリに記憶させるチャンネルプリセット手段と、
    を備えることを特徴とする放送受信機。
  3. 前記チャンネルプリセット手段は、
    前記自動スキャン受信処理により受信された前記チャンネルデータと、前記チャンネルメモリに記憶されているチャンネルデータとを比較して、一致しているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により、受信された前記チャンネルデータと、前記チャンネルメモリに記憶されている前記チャンネルデータとが、異なると判断されたときに、所定の報知表示を表示部に行う表示制御手段と、
    前記表示制御手段により前記表示部に表示された前記報知表示に基づいて、前記チャンネルメモリに記憶する前記チャンネルデータにおける放送チャンネルの追加及び/又は削除を行うための操作入力手段と、
    前記操作入力手段による入力操作により、前記チャンネルメモリに記憶する前記チャンネルデータにおける放送チャンネルの追加及び/又は削除を行うメモリ更新手段と、
    を備えることを特徴とする請求項2に記載の放送受信機。
  4. 前記チャンネルプリセット手段により受信された放送チャンネルがない場合に、電源オン時に、所定の第2報知表示を前記表示部に行う第2表示制御手段を備えることを特徴と
    する請求項2又は3に放送受信機。
  5. 前記チャンネルプリセット手段は、受信された放送チャンネルがない場合に、所定時間経過後に、再び、前記自動スキャン受信処理を実行することを特徴とする請求項2〜4の何れか一項に記載の放送受信機。
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JP2009118307A (ja) * 2007-11-08 2009-05-28 Funai Electric Co Ltd デジタル放送受信装置
EP2161926A2 (en) 2008-09-04 2010-03-10 Funai Electric Co., Ltd. Broadcast reception apparatus

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