JP2009118282A - 放送記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】放送時間帯が変更された場合であっても、確実に録画予約番組を録画する。
【解決手段】HDDレコーダのMPU11は、録画予約記憶部122に格納されたデジタル放送の各録画予約番組について、その放送期間が変更された変更予約番組が有るか否かを判定する変更判定部113と、変更予約番組が有ると判定された場合に、録画予約記憶部122の各録画予約番組について、その放送期間が、変更予約番組の変更後の放送期間と重複している重複発生番組が有るか否かを判定する重複判定部114と、重複発生番組が有ると判定された場合に、変更予約番組に対応するアナログ放送の番組を検索する第1検索部115と、変更予約番組に対応するアナログ放送の番組が検索された場合に、変更予約番組に換えて、検索されたアナログ放送の番組を録画予約番組として設定する録画予約更新部117と、を備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、デジタル方式のテレビジョン放送を受信する第1受信手段及びアナログ方式のテレビジョン放送を受信する第2受信手段を有し、前記第1受信手段又は第2受信手段を介して受信した映像情報を、通信可能に接続された記録媒体に記録する放送記録装置に関する。
従来、テレビジョン放送を受信してHDD(Hard Disk Drive)等の記録媒体に記録する放送記録装置においては、電子番組表(EPG:Electronic Program Guide)情報等を介して、放送番組の録画を予約する録画予約機能が搭載されている。
しかし、新たに録画予約を設定する対象の番組である録画予約番組(以下、「新規の録画予約番組」という)の放送時間帯が、既に設定された録画予約番組(以下、「既存の録画予約番組」という)の放送時間帯と重複している場合には、新たに録画予約を設定することができないという課題があった。
上記課題を解消するために、例えば、新規の録画予約番組が既存の録画予約番組と重複した場合に、その重複時間が予め設定された時間以下である場合に、新規の録画予約の優先が設定されているときには、既存の録画予約を新規の録画予約に合わせて修正して、新規の録画予約を設定し、既存の録画予約の優先が設定されているときには、新規の録画予約を既存の録画予約に合わせて修正して、修正された新規の録画予約を設定する予約録画装置が開示されている(特許文献1参照)。
特開2006−33119号公報
しかしながら、上記予約録画装置では、新規の録画予約番組が既存の録画予約番組と重複した場合であっても、新たに録画予約を設定することが可能となるものの、放送局側の事情等によって、1の録画予約番組の放送時間帯が変更され、他の1の録画予約番組の放送時間帯と重複した場合には、前記1の録画予約番組を録画することができない場合があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、放送時間帯が変更された場合であっても、確実に録画予約番組を録画することの可能な放送記録装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために請求項1に記載の放送記録装置は、デジタル方式のテレビジョン放送を受信する第1受信手段及びアナログ方式のテレビジョン放送を受信する第2受信手段を有し、前記第1受信手段又は第2受信手段を介して受信した映像情報を、通信可能に接続された記録媒体に記録する放送記録装置であって、予め設定された所定時間毎に、前記第1受信手段及び第2受信手段を介して、デジタル方式のテレビジョン放送及びアナログ方式のテレビジョン放送にそれぞれ対応する電子番組表情報である第1電子番組表情報及び第2電子番組表情報を取得する番組表取得手段と、録画する対象の番組である録画予約番組毎に、それぞれ、前記録画予約番組の放送が開始される日時である放送開始日時情報、及び、前記録画予約番組の放送が終了される日時である放送終了日時情報を含む録画予約情報を格納する録画予約記憶手段と、外部からの操作入力を受け付けて、受け付けられた操作入力に基づいて、前記第1受信手段を介して受信される番組の中から、前記録画予約番組を設定すると共に、設定された録画予約番組に対応する録画予約情報を前記録画予約記憶手段に記録する録画予約設定手段と、前記録画予約記憶手段に格納された各録画予約番組について、その放送開始日時及び放送終了日時の少なくとも一方が変更された録画予約番組である変更予約番組が有るか否かを、前記第1電子番組表情報に基づいて判定する変更判定手段と、前記変更判定手段によって変更予約番組が有ると判定された場合に、前記録画予約記憶手段に格納された前記変更予約番組を除く録画予約番組について、その放送開始日時情報から放送終了日時情報までの期間である放送期間が、前記変更予約番組の変更後の放送期間と重複している録画予約番組である重複発生番組が有るか否かを判定する重複判定手段と、前記重複判定手段によって重複発生番組が有ると判定された場合に、前記第2電子番組表情報に基づいて、前記変更予約番組に対応する番組を検索する第1検索手段と、前記第1検索手段によって前記変更予約番組に対応する番組が検索された場合に、前記変更予約番組に換えて、検索された番組を録画予約番組として設定する録画予約更新手段と、前記録画予約記憶手段に格納された前記変更予約番組を除く録画予約番組を、前記第1受信手段を介して受信して前記記録媒体に記録すると共に、前記録画予約更新手段によって録画予約番組として設定された番組を、前記第2受信手段を介して受信して前記記録媒体に記録する記録実行手段と、を備えることを特徴としている。
請求項2に記載の放送記録装置は、請求項1に記載の放送記録装置であって、前記第1検索手段が、前記変更予約番組に対応する番組を、前記変更予約番組の変更後の放送開始日時情報、放送終了日時情報、該番組が放送される放送局を識別する情報である放送局識別情報、及び、番組名称情報の内、少なくとも1の情報に基づいて検索することを特徴としている。
請求項3に記載の放送記録装置は、請求項1又は請求項2に記載の放送記録装置であって、前記第1検索手段によって前記変更予約番組に対応する番組が検索されない場合に、前記重複発生番組に対応する番組を、前記第2電子番組表情報に基づいて検索する第2検索手段を備え、前記録画予約更新手段が、前記第2検索手段によって前記重複発生番組に対応する番組が検索された場合に、前記重複発生番組に換えて、検索された番組を録画予約番組として設定し、前記記録実行手段が、前記録画予約記憶手段に格納された前記重複発生番組を除く録画予約番組を、前記第1受信手段を介して受信して前記記録媒体に記録すると共に、前記録画予約更新手段によって録画予約番組として設定された番組を、前記第2受信手段を介して受信して前記記録媒体に記録することを特徴としている。
請求項4に記載の放送記録装置は、請求項3に記載の放送記録装置であって、前記第2検索手段が、前記重複発生番組に対応する番組を、前記重複発生番組の放送開始日時情報、放送終了日時情報、該番組が放送される放送局を識別する情報である放送局識別情報、及び、番組名称情報の内、少なくとも1の情報に基づいて検索することを特徴としている。
請求項1に記載の放送記録装置によれば、予め設定された所定時間毎に、デジタル方式のテレビジョン放送を受信する第1受信手段、及び、アナログ方式のテレビジョン放送を受信する第2受信手段を介して、デジタル方式のテレビジョン放送及びアナログ方式のテレビジョン放送にそれぞれ対応する電子番組表情報である第1電子番組表情報及び第2電子番組表情報が取得される。そして、外部からの操作入力が受け付けられて、受け付けられた操作入力に基づいて、第1受信手段を介して受信される番組の中から、録画予約番組が設定されると共に、設定された録画予約番組に対応する録画予約番組の放送が開始される日時である放送開始日時情報、及び、録画予約番組の放送が終了される日時である放送終了日時情報を含む録画予約情報が録画予約記憶手段に記録される。
また、録画予約記憶手段に格納された各録画予約番組について、その放送開始日時及び放送終了日時の少なくとも一方が変更された録画予約番組である変更予約番組が有るか否かが、第1電子番組表情報に基づいて判定され、変更予約番組が有ると判定された場合に、録画予約記憶手段に格納された変更予約番組を除く録画予約番組について、その放送開始日時情報から放送終了日時情報までの期間である放送期間が、変更予約番組の変更後の放送期間と重複している録画予約番組である重複発生番組が有るか否かが判定される。
更に、重複発生番組が有ると判定された場合に、第2電子番組表情報に基づいて、変更予約番組に対応する番組が検索され、変更予約番組に対応する番組が検索された場合に、変更予約番組に換えて、検索された番組が録画予約番組として設定され、録画予約記憶手段に格納された変更予約番組を除く録画予約番組が、第1受信手段を介して受信されて記録媒体に記録されると共に、検索されて録画予約番組として設定された番組が、第2受信手段を介して受信されて記録媒体に記録されるため、放送時間帯が変更された場合であっても、確実に録画予約番組を録画することができる。
すなわち、放送期間が変更予約番組の変更後の放送期間と重複している重複発生番組が有ると判定された場合に、アナログ方式のテレビジョン放送に対応する第2電子番組表情報に基づいて変更予約番組に対応する番組が検索され、変更予約番組に対応する番組が検索された(=該当する番組が見つかった)場合に、変更予約番組に換えて、検索された番組が録画予約番組として設定され、録画予約番組として設定された番組が、アナログ方式のテレビジョン放送を受信する第2受信手段を介して受信されて記録媒体に記録されるため、デジタル方式のテレビジョン放送を受信する第1受信手段を介して受信される変更予約番組に換えて、該変更予約番組に対応するアナログ方式のテレビジョン放送の番組が検索された場合には、その番組がアナログ方式のテレビジョン放送を受信する第2受信手段を介して受信されて記録媒体に記録されるので、放送時間帯が変更された場合であっても、確実に録画予約番組を録画することができるのである。
つまり、放送期間が変更予約番組の変更後の放送期間と重複している重複発生番組が有ると判定された場合に、重複発生番組は、デジタル方式のテレビジョン放送を受信する第1受信手段を介して受信されて記録媒体に記録され、変更予約番組に対応する番組は、アナログ方式のテレビジョン放送を受信する第2受信手段を介して受信されて記録媒体に記録されるため、放送時間帯が変更された場合であっても、確実に録画予約番組を録画することができるのである。
請求項2に記載の放送記録装置によれば、変更予約番組に対応する番組が、変更予約番組の変更後の放送開始日時情報、放送終了日時情報、該番組が放送される放送局を識別する情報である放送局識別情報、及び、番組名称情報の内、少なくとも1の情報に基づいて検索されるため、変更予約番組に対応する番組を的確に検索することができるので、放送時間帯が変更された場合であっても、更に確実に録画予約番組を録画することができる。
請求項3に記載の放送記録装置によれば、変更予約番組に対応する番組が検索されない場合に、第2電子番組表情報に基づいて、重複発生番組に対応する番組が検索され、重複発生番組に対応する番組が検索された場合に、重複発生番組に換えて、検索された番組が録画予約番組として設定され、録画予約記憶手段に格納された重複発生番組を除く録画予約番組が、第1受信手段を介して受信されて記録媒体に記録されると共に、重複発生番組に換えて録画予約番組として設定された番組が、第2受信手段を介して受信されて記録媒体に記録されるため、放送時間帯が変更された場合であっても、更に確実に録画予約番組を録画することができる。
すなわち、変更予約番組に対応する番組が検索されない(=該当する番組が見つからない)場合に、アナログ方式のテレビジョン放送に対応する第2電子番組表情報に基づいて、重複発生番組に対応する番組が検索され、重複発生番組に対応する番組が検索された(=該当する番組が見つかった)場合に、重複発生番組に換えて、検索された番組が録画予約番組として設定され、録画予約番組として設定された番組が、アナログ方式のテレビジョン放送を受信する第2受信手段を介して受信されて記録媒体に記録されるため、デジタル方式のテレビジョン放送を受信する第1受信手段を介して受信される重複発生番組に換えて、該重複発生番組に対応するアナログ方式のテレビジョン放送の番組が検索された場合には、その番組がアナログ方式のテレビジョン放送を受信する第2受信手段を介して受信されて記録媒体に記録されるので、放送時間帯が変更された場合であっても、確実に録画予約番組を録画することができるのである。
つまり、放送期間が変更予約番組の変更後の放送期間と重複している重複発生番組が有ると判定された場合に、変更予約番組は、デジタル方式のテレビジョン放送を受信する第1受信手段を介して受信されて記録媒体に記録され、重複発生番組に対応する番組は、アナログ方式のテレビジョン放送を受信する第2受信手段を介して受信されて記録媒体に記録されるため、放送時間帯が変更された場合であっても、確実に録画予約番組を録画することができるのである。
請求項4に記載の放送記録装置によれば、重複発生番組に対応する番組が、重複発生番組の放送開始日時情報、放送終了日時情報、該番組が放送される放送局を識別する情報である放送局識別情報、及び、番組名称情報の内、少なくとも1の情報に基づいて検索されるため、重複発生番組に対応する番組を的確に検索することができるので、放送時間帯が変更された場合であっても、更に確実に録画予約番組を録画することができる。
以下に本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係るHDDレコーダの構成の一例を示すブロック図である。HDDレコーダ1(放送記録装置に相当する)は、デジタル方式のテレビジョン放送及びアナログ方式のテレビジョン放送を受信し、出力装置2に配設されたディスプレイ21及びスピーカ22に出力すると共に、HDD19に記録するものであって、MPU11、RAM12、ROM13、操作部14、受信部15、音声出力部16、MPEG2デコード部17、画像出力部18、及び、HDD19を備えている。
また、HDDレコーダ1は、出力装置2と通信可能に接続されると共に、リモートコントローラ(remote controller:以下、「リモコン」という)3と赤外線通信を介して通信可能に接続されている。
出力装置2は、HDDレコーダ1からの映像信号及び音声信号に対応する映像及び音声を出力するものであって、ディスプレイ21及びスピーカ22を備えている。ディスプレイ21は、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)等からなり、映像信号出力部182から出力された映像信号に対応する映像を表示するものである。ただし、受信部15Bによって受信されたアナログのテレビジョン放送に対応する映像を出力する場合には、NTSCエンコード部181を介さずに、映像信号出力部182に映像信号が入力される(図示省略)。
スピーカ22は、音声信号出力部162から出力された音声信号に対応する音声を出力するものである。ただし、受信部15Bによって受信されたアナログのテレビジョン放送に対応する音声を出力する場合には、D/A変換部161を介さずに、音声信号出力部162に音声信号が入力される(図示省略)。
リモコン3(録画予約設定手段の一部に相当する)は、電源キー、テンキー等の複数のキーを備え、キーの押下を介してユーザからの操作入力を受け付けて、操作入力に対応する赤外線信号を生成して、HDDレコーダ1に対して出力するものである。
MPU(Micro Processing Unit)11は、HDDレコーダ1全体の動作を制御するものである。RAM(Random Access Memory)12は、音声情報、映像情報等の情報を読み書き自在に格納するものである。ROM(Read Only Memory)13は、MPU11を動作させる制御プログラム等を格納するものである。操作部14は、電源のON、OFF操作、選局等の各種操作を受け付けると共に、リモコン3からの各種操作を、赤外線通信を介して受け付けるものである。
受信部15は、デジタル方式及びアナログ方式のテレビジョン放送を受信して復調するものであって、第1受信部15A、及び、第2受信部15Bを備えている。受信部15A(第1受信手段に相当する)は、デジタル方式のテレビジョン放送を受信するものであって、アンテナ部151A、チューナ部152A、A/D変換部153A、デジタル復調部154A、及び、TSデマルチプレクサ155Aを備えている。受信部15B(第2受信手段に相当する)は、アナログ方式のテレビジョン放送を受信するものであって、アンテナ部151B、チューナ部152B、及び、アナログ復調部153Bを備えている。なお、第1受信部15Aと第2受信部15Bとは、以下の説明においては、特に必要な場合を除いて、両者を区別することなく受信部15と総称する。
アンテナ部151Aは、デジタル方式のテレビジョン放送波を受信するものである。チューナ部152Aは、アンテナ部151Aで受信されたテレビジョン放送波から、予め設定されたチャンネルの放送を選局するものである。A/D変換部153Aは、チューナ部152Aからの出力信号(=アナログ信号)をデジタル情報に変換するものである。デジタル復調部154Aは、A/D変換部153Aからの出力情報を復調するものである。TS(Transport Stream)デマルチプレクサ155Aは、デジタル復調部154Aによって復調された出力情報を種別毎に分離して出力するものである。
アンテナ部151Bは、アナログ方式のテレビジョン放送波を受信するものである。チューナ部152Bは、アンテナ部151Bで受信されたテレビジョン放送波から、予め設定されたチャンネルの放送を選局するものである。アナログ復調部153Bは、チューナ部152Bからの出力信号を映像信号及び音声信号に復調するものである。
音声出力部16は、受信部15によって受信されたデジタル方式のテレビジョン放送(又はアナログのテレビジョン放送)に対応する音声を出力するものであって、D/A変換部161、及び、音声信号出力部162を備えている。D/A変換部161は、TSデマルチプレクサ155Aから出力された音声情報(=デジタル情報)をアナログ信号に変換するものである。音声信号出力部162は、D/A変換部161によってアナログ信号に変換された音声信号を出力装置2のスピーカ22に対して出力するものである。
MPEG(Motion Picture Experts Group)2デコード部17は、TSデマルチプレクサ155Aから出力されたデジタル方式のテレビジョン放送の映像情報を圧縮前の映像情報に復号化するものである。
画像出力部18は、MPEG2デコード部17によって復号化されたデジタル方式のテレビジョン放送の映像情報、又は、アナログ復調部153Bによって復調された映像信号を出力するものであって、NTSCエンコード部181、及び、映像信号出力部182を備えている。NTSC(National Television Standards Committee)エンコード部181は、MPEG2デコード部17によって復号化された映像情報をNTSC方式のテレビジョン信号に変換するものである。映像信号出力部182は、NTSCエンコード部181から出力されたNTSC方式のテレビジョン信号を出力装置2のディスプレイ21に対して出力するものである。
HDD(Hard Disk Drive)19(記録媒体に相当する)は、MPU11(図2に示す記録実行部118)からの指示に従って、受信部15を介して受信された映像情報、音声情報等を、インターフェイス部191を介して格納するものである。
次に、HDDレコーダ1がデジタル方式のテレビジョン放送(=デジタル放送)を受信する場合の動作について説明する。まず、送信されてきたデジタル放送波がアンテナ部151Aで受信される。リモコン3を介して選局操作が受け付けられた場合には、チューナ部152Aによって受信するトランスポンダ(Transponder)の切換が行われる。受信されたデジタル放送波は、A/D変換部153Aによりデジタル情報に変換され、デジタル復調部154Aによって復調される。
なお、デジタル放送波は、送信側(送信局)からTS(Transport Stream)パケットとして送信される。このTSパケットは、映像情報、音声情報、制御情報等からなり、これらの情報がTSデマルチプレクサ155Aによって、分離して出力され、RAM12に格納される。そして、RAM12から読み出されたテレビジョン放送に対応する音声情報がD/A変換部161によってアナログ信号に変換され、音声信号出力部162を介して出力装置2のスピーカ22から音声が出力される。
また、RAM12から読み出されたテレビジョン放送に対応する映像情報がMPEG2デコード部17によって圧縮前の映像情報に復号化され、NTSCエンコード部181によってNTSC方式のテレビジョン信号に変換されて、映像信号出力部182を介して出力装置2のディスプレイ21に映像が表示される。
次いで、HDDレコーダ1がアナログ方式のテレビジョン放送(=アナログ放送)を受信する場合の動作について説明する。まず、送信されてきたアナログ放送波がアンテナ部151Bで受信される。リモコン3を介して選局操作が受け付けられた場合には、チューナ部152Bによって受信するトランスポンダ(Transponder)の切換が行われる。受信されたアナログ放送波は、アナログ復調部153Bによって復調される。
そして、アナログ方式のテレビジョン放送に対応する音声信号が音声信号出力部162を介して出力装置2のスピーカ22から音声が出力される。また、アナログ放送の映像信号が映像信号出力部182を介して出力装置2のディスプレイ21に伝送されて、映像が出力装置2のディスプレイ21に表示される。
図2は、本発明に係るHDDレコーダ1における主要部の機能構成の一例を示す構成図である。MPU11は、機能的に、番組表取得部111、録画予約設定部112、変更判定部113、重複判定部114、第1検索部115、第2検索部116、録画予約更新部117、及び、記録実行部118を備え、RAM12は、機能的に、番組表記憶部121、及び、録画予約記憶部122を備えている。
ここでは、MPU11が、図1に示すROM13等に予め格納された制御プログラムを読み出して実行することにより、番組表取得部111、録画予約設定部112、変更判定部113、重複判定部114、第1検索部115、第2検索部116、録画予約更新部117、記録実行部118等の機能部として機能し、RAM12を、番組表記憶部121、録画予約記憶部122等の機能部として機能させるものである。
また、RAM12、図1に示すROM13に格納された各種データのうち装着脱可能な記録媒体に格納され得るデータは、例えばハードディスクドライブ、光ディスクドライブ、フレキシブルディスクドライブ、シリコンディスクドライブ、カセット媒体読み取り機等のドライバで読み取り可能にしても良く、この場合、記録媒体は、例えばハードディスク、光ディスク、フレキシブルディスク、CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、半導体メモリ等である。
番組表記憶部121は、番組表取得部111によって取得されたデジタル方式のテレビジョン放送及びアナログ方式のテレビジョン放送にそれぞれ対応する電子番組表(EPG:Electronic Program Guide)情報である第1電子番組表情報及び第2電子番組表情報を格納するものである。なお、番組表記憶部121に格納された第1電子番組表情報は、録画予約設定部112及び変更判定部113によって読み出され、番組表記憶部121に格納された第2電子番組表情報は、第1検索部115及び第2検索部116によって読み出される。
録画予約記憶部122(録画予約記憶手段に相当する)は、録画する対象の番組である録画予約番組毎に、それぞれ、録画予約番組の放送が開始される日時である放送開始日時情報、及び、録画予約番組の放送が終了される日時である放送終了日時情報を含む録画予約情報を格納するものである。なお、録画予約記憶部122に格納される録画予約情報は、録画予約設定部112によって記録され(=書き込まれ)、録画予約更新部117によって更新され、変更判定部113、重複判定部114、及び、記録実行部118によって読み出される。
番組表取得部111(番組表取得手段に相当する)は、予め設定された所定時間毎に、第1受信部15A及び第2受信部15Bを介して、デジタル方式のテレビジョン放送及びアナログ方式のテレビジョン放送にそれぞれ対応する電子番組表情報である第1電子番組表情報及び第2電子番組表情報を取得すると共に、取得した第1電子番組表情報及び第2電子番組表情報を番組表記憶部121に記録する(=書き込む)ものである。
録画予約設定部112(録画予約設定手段の一部に相当する)は、リモコン3を介してユーザからの操作入力を受け付けて、受け付けられた操作入力に基づいて、第1受信部15Aを介して受信される番組(=デジタル方式のテレビジョン放送を介して放送される番組)の中から、録画予約番組を設定すると共に、設定された録画予約番組に対応する録画予約情報を録画予約記憶部122に記録する(=書き込む)ものである。
変更判定部113(変更判定手段に相当する)は、録画予約記憶部122に格納された各録画予約番組について、その放送開始日時及び放送終了日時の少なくとも一方が変更された録画予約番組である変更予約番組が有るか否かを、番組表記憶部121に格納された第1電子番組表情報に基づいて判定するものである。
具体的には、変更判定部113は、録画予約記憶部122に格納された各録画予約番組について、番組表記憶部121に格納された第1電子番組表情報の各録画予約番組に対応する放送開始日時情報が、録画予約記憶部122に格納された放送開始日時情報と一致するか否かを判定すると共に、番組表記憶部121に格納された第1電子番組表情報の各録画予約番組に対応する放送終了日時情報が、録画予約記憶部122に格納された放送終了日時情報と一致するか否かを判定することによって、変更予約番組が有るか否かを判定するものである。なお、変更判定部113は、第1電子番組表情報において、録画予約記憶部122に格納された各録画予約番組に対応する放送開始日時情報を、番組を識別する情報である番組識別情報(いわゆる、番組ID)を参照することによって取得することができる。
重複判定部114(重複判定手段に相当する)は、変更判定部113によって変更予約番組が有ると判定された場合に、録画予約記憶部122に格納された変更予約番組を除く録画予約番組について、その放送開始日時情報から放送終了日時情報までの期間である放送期間が、変更予約番組の変更後の放送期間と重複している録画予約番組である重複発生番組が有るか否かを判定するものである。
第1検索部115(第1検索手段に相当する)は、重複判定部114によって重複発生番組が有ると判定された場合に、番組表記憶部121に格納されたアナログ方式のテレビジョン放送に対応する第2電子番組表情報に基づいて、変更予約番組に対応するアナログ放送の番組を検索するものである。
具体的には、第1検索部115は、変更予約番組に対応するアナログ放送の番組を、変更予約番組の変更後の放送開始日時情報、放送終了日時情報、該番組が放送される放送局を識別する情報である放送局識別情報、及び、番組名称情報に基づいて検索するものである。例えば、第1検索部115は、下記の条件1、条件2、条件3の全てを満たす場合に、変更予約番組に対応するアナログ放送の番組とするものである。
条件1:放送開始日時及び放送終了日時が、変更予約番組の変更後の放送開始日時及び放送終了日時と、それぞれ略一致する(例えば、日時の差がそれぞれ5分以内である)。
条件2:放送局識別情報が変更予約番組の変更後の放送局識別情報と一致する。
条件3:番組名称情報が変更予約番組の変更後の番組名称情報と略一致する(例えば、番組名称を示す文字列の80%以上が一致する)。
なお、第1検索部115は、変更予約番組の変更後の放送開始日時情報、放送終了日時情報、該番組が放送される放送局を識別する情報である放送局識別情報、及び、番組名称情報を、番組表記憶部121に格納されたデジタル方式のテレビジョン放送に対応する第1電子番組表情報から取得し、変更予約番組に対応するアナログ放送の番組の放送開始日時情報、放送終了日時情報、該番組が放送される放送局を識別する情報である放送局識別情報、及び、番組名称情報を、番組表記憶部121に格納されたアナログ方式のテレビジョン放送に対応する第2電子番組表情報から取得するものである。
第2検索部116(第2検索手段に相当する)は、第1検索部115によって変更予約番組に対応する番組が検索されない(=見つからない)場合に、第2電子番組表情報に基づいて、重複発生番組に対応するアナログ放送の番組を検索するものである。
具体的には、第2検索部116は、重複発生番組に対応するアナログ放送の番組を、重複発生番組の放送開始日時情報、放送終了日時情報、該番組が放送される放送局を識別する情報である放送局識別情報、及び、番組名称情報に基づいて検索するものである。例えば、第2検索部116は、下記の条件4、条件5、条件6の全てを満たす場合に、重複発生番組に対応するアナログ放送の番組とするものである。
条件4:放送開始日時及び放送終了日時が、重複発生番組の放送開始日時及び放送終了日時と、それぞれ略一致する(例えば、日時の差がそれぞれ5分以内である)。
条件5:放送局識別情報が重複発生番組の放送局識別情報と一致する。
条件6:番組名称情報が重複発生番組の番組名称情報と略一致する(例えば、番組名称を示す文字列の80%以上が一致する)。
なお、第2検索部116は、重複発生番組の放送開始日時情報、放送終了日時情報、該番組が放送される放送局を識別する情報である放送局識別情報、及び、番組名称情報を、番組表記憶部121に格納されたデジタル方式のテレビジョン放送に対応する第1電子番組表情報から取得し、重複発生番組に対応するアナログ放送の番組の放送開始日時情報、放送終了日時情報、該番組が放送される放送局を識別する情報である放送局識別情報、及び、番組名称情報を、番組表記憶部121に格納されたアナログ方式のテレビジョン放送に対応する第2電子番組表情報から取得するものである。
録画予約更新部117(録画予約更新手段に相当する)は、第1検索部115によって変更予約番組に対応するアナログ放送の番組が検索された(=見つかった)場合に、変更予約番組に換えて、検索された番組を録画予約番組として設定するものである。
すなわち、録画予約更新部117は、第1検索部115によって変更予約番組に対応するアナログ放送の番組が検索された(=見つかった)場合に、変更予約番組に対応する録画予約情報を録画予約記憶部122から削除し、第1検索部115によって検索されたアナログ放送の番組の録画予約情報を録画予約記憶部122に追加するものである。
また、録画予約更新部117は、第2検索部116によって重複発生番組に対応するアナログ放送の番組が検索された(=見つかった)場合に、重複発生番組に換えて、検索された番組を録画予約番組として設定するものである。
すなわち、録画予約更新部117は、第2検索部116によって重複発生番組に対応するアナログ放送の番組が検索された(=見つかった)場合に、重複発生番組に対応する録画予約情報を録画予約記憶部122から削除し、第1検索部115によって検索されたアナログ放送の番組の録画予約情報を録画予約記憶部122に追加するものである。
更に、録画予約更新部117は、第2検索部116によって重複発生番組に対応するアナログ放送の番組が検索されない(=見つからない)場合に、変更予約番組に対応する録画予約情報を録画予約記憶部122から削除するものである。
記録実行部118(記録実行手段に相当する)は、録画予約記憶部122に格納された変更予約番組を除く録画予約番組を、第1受信部15Aを介して受信してHDD19に記録する(=書き込む)と共に、録画予約更新部117によって録画予約番組として設定されたアナログ放送の番組を、第2受信部15Bを介して受信してHDD19に記録する(=書き込む)ものである。
図3は、HDDレコーダ1(MPU11)によって録画予約番組として設定される番組を含む番組表の一例を示す図表である。(a)は、録画予約設定部112によって設定された録画予約番組を示す図表であり、(b)は、変更判定部113によって変更予約番組が有ると判定され、重複判定部114によって重複発生番組が有ると判定される録画予約番組を示す図表であり、(c)は、録画予約更新部117によって設定される録画予約番組を示す図表である。
各図表の縦軸は、日時(ここでは、午後10時〜午前2時まで)であり、横軸は、チャンネル番号である。なお、各チャンネル番号には、デジタル放送及びアナログ放送の別、及び放送局名称が併記されている。例えば、左端欄は、チャンネル番号が「4」のデジタル放送であって、「AAA放送」という名称の放送局から放送される番組である。また各図表において、太枠で示す番組は、録画予約番組として設定された番組である。
(a)に示すように、ここでは、チャンネル番号が「4」であるAAA放送において、午後12時〜午前2時に放送される番組A3と、チャンネル番号が「6」であるBBB放送において、午後10時30分〜午後11時30分に放送される番組B2が録画予約番組として設定されている。そして、(b)に示すように、ここでは、チャンネル番号が「4」であるAAA放送の番組A3の放送期間が午後12時〜午前2時から、午後11時〜午前1時へ変更されている。その結果、チャンネル番号が「4」であるAAA放送の番組A3の放送期間(=午後11時〜午前1時)と、チャンネル番号が「6」であるBBB放送の番組B2の放送期間(=午後10時30分〜午後11時30分)とが重複している。すなわち、午後11時〜午後11時30分の間が、番組A3の放送期間であり、且つ、番組B2の放送期間でもある。
そこで、(b)の状態において、番組A3が変更判定部113によって変更予約番組であると判定される。そして、重複判定部114によって、番組B2が重複発生番組であると判定される。従って、第1検索部115によって、変更予約番組(ここでは、番組A3)に対応するアナログ放送の番組が検索され、チャンネル番号が「5」であるAAA放送において、午後11時〜午前1時に放送される番組A3が選定される。
そして、(c)に示すように、録画予約更新部117によって、変更予約番組(ここでは、チャンネル番号が「4」であるAAA放送の番組A3)に換えて、検索された番組(ここでは、チャンネル番号が「5」であるAAA放送の番組A3)が録画予約番組として設定される。
図4、図5は、HDDレコーダ1(主にMPU11)の動作の一例を示すフローチャートである。なお、ここでは、便宜上、番組表取得部111によって第1電子番組表情報及び第2電子番組表情報が予め取得され、取得された第1電子番組表情報及び第2電子番組表情報が番組表記憶部121に格納されており、録画予約設定部112によって録画予約番組が予め設定され、設定された録画予約番組に対応する録画予約情報が録画予約記憶部122に格納されている場合について説明する。まず、変更判定部113によって、変更予約番組が有るか否かの判定が行われる(S101)。
変更予約番組が無いと判定された場合(S101でNO)には、処理が待機状態とされる。変更予約番組が有ると判定された場合(S101でYES)には、重複判定部114によって、変更予約番組の変更後の放送期間情報が取得される(S103)。そして、重複判定部114によって、録画予約記憶部122に格納された録画予約番組の中から、変更予約番組を除く1の録画予約番組の放送期間情報が読み出される(S105)。そして、重複判定部114によって、ステップS105において読み出された放送期間が、ステップSにおいて取得された放送期間と重複しているか否かの判定が行われる(S107)。重複していると判定された場合(S107でYES)には、処理がステップS111に進められる。
重複していないと判定された場合(S107でNO)には、重複判定部114によって、録画予約記憶部122に格納された全ての録画予約番組について放送期間の重複の判定が終了したか否かの判定が行われる(S109)。放送期間の重複の判定が終了したと判定された場合(S109でYES)には、処理がステップS101に戻され、ステップS101以降の処理が繰り返し実行される。放送期間の重複の判定が終了していないと判定された場合(S109でNO)には、処理がステップS105に戻され、ステップS105以降の処理が繰り返し実行される。
ステップS107のYESの場合(=重複発生番組であると判定された場合)には、第1検索部115によって、番組表記憶部121に格納されたアナログ方式のテレビジョン放送に対応する第2電子番組表情報が読み出される(S111)。そして、第1検索部115によって、変更予約番組に対応するアナログ放送の番組が検索され、変更予約番組に対応するアナログ放送の番組の有無が判定される(S113)。変更予約番組に対応するアナログ放送の番組が有ると判定された場合(S113でYES)には、処理が図5に示すステップS121へ進められる。
変更予約番組に対応するアナログ放送の番組が無いと判定された場合(S113でNO)には、第2検索部116によって、重複発生番組に対応するアナログ放送の番組が検索され、重複発生番組に対応するアナログ放送の番組の有無が判定される(S115)。重複発生番組に対応するアナログ放送の番組が有ると判定された場合(S115でYES)には、処理が図5に示すステップS127へ進められる。重複発生番組に対応するアナログ放送の番組が無いと判定された場合(S115でNO)には、録画予約更新部117によって、変更予約番組に対応する録画予約情報が録画予約記憶部122から削除される(S117)。そして、記録実行部118によって、録画予約記憶部122に録画予約情報が格納された録画予約番組が、第1受信部15Aを介して受信され、HDD19に記録すされ(S119)、処理が終了される。
図4に示すフローチャートのステップS113でYESには、図5に示すように、録画予約更新部117によって、変更予約番組に対応する録画予約情報が録画予約記憶部122から削除される(S121)。そして、録画予約更新部117によって、図4に示すフローチャートのステップS113において検索されたアナログ放送の番組の録画予約情報が録画予約記憶部122に追加される(S123)。次いで、記録実行部118によって、録画予約記憶部122に格納された録画予約番組が、第1受信部15A又は第2受信部15Bを介して受信されてHDD19に記録され(S125)、処理が終了される。
図4に示すフローチャートのステップS115でYESには、図5に示すように、録画予約更新部117によって、重複発生番組に対応する録画予約情報が録画予約記憶部122から削除される(S127)。そして、録画予約更新部117によって、図4に示すフローチャートのステップS115において検索されたアナログ放送の番組の録画予約情報が録画予約記憶部122に追加される(S129)。次いで、記録実行部118によって、録画予約記憶部122に格納された録画予約番組が、第1受信部15A又は第2受信部15Bを介して受信されてHDD19に記録され(S131)、処理が終了される。
このようにして、予め設定された所定時間毎に、デジタル方式のテレビジョン放送を受信する第1受信部15A、及び、アナログ方式のテレビジョン放送を受信する第2受信部15Bを介して、デジタル方式のテレビジョン放送及びアナログ方式のテレビジョン放送にそれぞれ対応する電子番組表情報である第1電子番組表情報及び第2電子番組表情報が取得される。そして、リモコン3を介してユーザからの操作入力が受け付けられて、受け付けられた操作入力に基づいて、第1受信部15Aを介して受信される番組の中から、録画予約番組が設定されると共に、設定された録画予約番組に対応する録画予約番組の放送が開始される日時である放送開始日時情報、及び、録画予約番組の放送が終了される日時である放送終了日時情報を含む録画予約情報が録画予約記憶部122に記録される。
また、録画予約記憶部122に格納された各録画予約番組について、その放送開始日時及び放送終了日時の少なくとも一方が変更された録画予約番組である変更予約番組が有るか否かが、第1電子番組表情報に基づいて判定され、変更予約番組が有ると判定された場合に、録画予約記憶部122に格納された変更予約番組を除く録画予約番組について、その放送開始日時情報から放送終了日時情報までの期間である放送期間が、変更予約番組の変更後の放送期間と重複している録画予約番組である重複発生番組が有るか否かが判定される。
更に、重複発生番組が有ると判定された場合に、第2電子番組表情報に基づいて、変更予約番組に対応する番組が検索され、変更予約番組に対応する番組が検索された場合に、変更予約番組に換えて、検索された番組が録画予約番組として設定され、録画予約記憶部122に格納された変更予約番組を除く録画予約番組が、第1受信部15Aを介して受信されてHDD19に記録されると共に、検索されて録画予約番組として設定された番組が、第2受信部15Bを介して受信されてHDD19に記録されるため、放送時間帯が変更された場合であっても、確実に録画予約番組を録画することができる。
すなわち、放送期間が変更予約番組の変更後の放送期間と重複している重複発生番組が有ると判定された場合に、アナログ方式のテレビジョン放送に対応する第2電子番組表情報に基づいて変更予約番組に対応する番組が検索され、変更予約番組に対応する番組が検索された(=該当する番組が見つかった)場合に、変更予約番組に換えて、検索された番組が録画予約番組として設定され、録画予約番組として設定された番組が、アナログ方式のテレビジョン放送を受信する第2受信部15Bを介して受信されてHDD19に記録されるため、デジタル方式のテレビジョン放送を受信する第1受信部15Aを介して受信される変更予約番組に換えて、該変更予約番組に対応するアナログ方式のテレビジョン放送の番組が検索された場合には、その番組がアナログ方式のテレビジョン放送を受信する第2受信部15Bを介して受信されてHDD19に記録されるので、放送時間帯が変更された場合であっても、確実に録画予約番組を録画することができるのである。
つまり、放送期間が変更予約番組の変更後の放送期間と重複している重複発生番組が有ると判定された場合に、重複発生番組は、デジタル方式のテレビジョン放送を受信する第1受信部15Aを介して受信されてHDD19に記録され、変更予約番組に対応する番組は、アナログ方式のテレビジョン放送を受信する第2受信部15Bを介して受信されてHDD19に記録されるため、放送時間帯が変更された場合であっても、確実に録画予約番組を録画することができるのである。
また、変更予約番組に対応する番組が、変更予約番組の変更後の放送開始日時情報、放送終了日時情報、該番組が放送される放送局を識別する情報である放送局識別情報、及び、番組名称情報に基づいて検索されるため、変更予約番組に対応する番組を的確に検索することができるので、放送時間帯が変更された場合であっても、更に確実に録画予約番組を録画することができる。
更に、変更予約番組に対応する番組が検索されない場合に、第2電子番組表情報に基づいて、重複発生番組に対応する番組が検索され、重複発生番組に対応する番組が検索された場合に、重複発生番組に換えて、検索された番組が録画予約番組として設定され、録画予約記憶部122に格納された重複発生番組を除く録画予約番組が、第1受信部15Aを介して受信されてHDD19に記録されると共に、重複発生番組に換えて録画予約番組として設定された番組が、第2受信部15Bを介して受信されてHDD19に記録されるため、放送時間帯が変更された場合であっても、更に確実に録画予約番組を録画することができる。
すなわち、変更予約番組に対応する番組が検索されない(=該当する番組が見つからない)場合に、アナログ方式のテレビジョン放送に対応する第2電子番組表情報に基づいて、重複発生番組に対応する番組が検索され、重複発生番組に対応する番組が検索された(=該当する番組が見つかった)場合に、重複発生番組に換えて、検索された番組が録画予約番組として設定され、録画予約番組として設定された番組が、アナログ方式のテレビジョン放送を受信する第2受信部15Bを介して受信されてHDD19に記録されるため、デジタル方式のテレビジョン放送を受信する第1受信部15Aを介して受信される重複発生番組に換えて、該重複発生番組に対応するアナログ方式のテレビジョン放送の番組が検索された場合には、その番組がアナログ方式のテレビジョン放送を受信する第2受信部15Bを介して受信されてHDD19に記録されるので、放送時間帯が変更された場合であっても、確実に録画予約番組を録画することができるのである。
つまり、放送期間が変更予約番組の変更後の放送期間と重複している重複発生番組が有ると判定された場合に、変更予約番組は、デジタル方式のテレビジョン放送を受信する第1受信部15Aを介して受信されてHDD19に記録され、重複発生番組に対応する番組は、アナログ方式のテレビジョン放送を受信する第2受信部15Aを介して受信されてHDD19に記録されるため、放送時間帯が変更された場合であっても、確実に録画予約番組を録画することができるのである。
加えて、重複発生番組に対応する番組が、重複発生番組の放送開始日時情報、放送終了日時情報、該番組が放送される放送局を識別する情報である放送局識別情報、及び、番組名称情報に基づいて検索されるため、重複発生番組に対応する番組を的確に検索することができるので、放送時間帯が変更された場合であっても、更に確実に録画予約番組を録画することができる。
なお、本発明は、以下の形態にも適用可能である。
(A)本実施形態では、放送記録装置が、デジタル方式のテレビジョン放送を受信する第1受信部15A及びアナログ方式のテレビジョン放送を受信する第2受信部15Bを有するHDDレコーダ1である場合について説明したが、放送記録装置が2以上のアナログ放送を同時に受信可能に構成された放送受信機である形態でも良いし、2以上のデジタル放送を受信可能に構成された放送記録装置である形態でも良い。
(B)本実施形態では、記録媒体がHDD19である場合について説明したが、その他の種類の記録媒体(例えば、DVD等)である形態でも良い。
(C)本実施形態では、MPU11が、番組表取得部111、録画予約設定部112、変更判定部113、重複判定部114、第1検索部115、第2検索部116、録画予約更新部117、記録実行部118等の機能部を備える場合について説明したが、番組表取得部111、録画予約設定部112、変更判定部113、重複判定部114、第1検索部115、第2検索部116、録画予約更新部117、及び、記録実行部118の内、少なくとも1の機能部が、回路等のハードウェアによって構成されている形態でも良い。
(D)本実施形態では、第1検索部115が、条件1、条件2、条件3の全てを満たす場合に、変更予約番組に対応するアナログ放送の番組とする場合について説明したが、条件1、条件2、条件3の内、少なくとも1の条件を満たす場合に、変更予約番組に対応するアナログ放送の番組とする形態であれば良い。例えば、第1検索部115が、条件1及び条件3を満たす場合に、変更予約番組に対応するアナログ放送の番組とする形態でも良い。
(E)本実施形態では、第2検索部116が、条件4、条件5、条件6の全てを満たす場合に、重複発生番組に対応するアナログ放送の番組とする場合について説明したが、条件4、条件5、条件6の内、少なくとも1の条件を満たす場合に、重複発生番組に対応するアナログ放送の番組とする形態であれば良い。例えば、第2検索部116が、条件1及び条件2を満たす場合に、変更予約番組に対応するアナログ放送の番組とする形態でも良い。
(F)本実施形態では、録画予約更新部117が、第2検索部116によって重複発生番組に対応するアナログ放送の番組が検索されない(=見つからない)時に、変更予約番組に対応する録画予約情報を録画予約記憶部122から削除する場合について説明したが、録画予約更新部117が、第2検索部116によって重複発生番組に対応するアナログ放送の番組が検索されない(=見つからない)時に、変更予約番組及び重複発生番組のいずれか一方に対応する録画予約情報を録画予約記憶部122から削除する形態であれば良い。
また、録画予約更新部117が、リモコン3を介してユーザからの操作入力を受け付けて、受け付けられた操作入力に基づいて、変更予約番組及び重複発生番組の内、どちらの録画予約情報を録画予約記憶部122から削除するかを選択する形態でも良い。この場合には、更に利便性が向上される。
は、本発明に係るHDDレコーダの構成の一例を示すブロック図である。 は、本発明に係るHDDレコーダにおける主要部の機能構成の一例を示す構成図である。 は、HDDレコーダによって録画予約番組として設定される番組を含む番組表の一例を示す図表である。 は、HDDレコーダ(主にMPU)の動作の一例を示すフローチャート(前半部)である。 は、HDDレコーダ(主にMPU)の動作の一例を示すフローチャート(後半部)である。
符号の説明
1 HDDレコーダ(放送記録装置)
11 MPU
111 番組表取得部(番組表取得手段)
112 録画予約設定部(録画予約設定手段の一部)
113 変更判定部(変更判定手段)
114 重複判定部(重複判定手段)
115 第1検索部(第1検索手段)
116 第2検索部(第2検索手段)
117 録画予約更新部(録画予約更新手段)
118 記録実行部(記録実行手段)
12 RAM
121 番組表記憶部
122 録画予約記憶部(録画予約記憶手段)
14 操作部
15 受信部
15A 第1受信部(第1受信手段)
15B 第2受信部(第2受信手段)
18 画像出力部
19 HDD(記録媒体)
2 出力装置
21 ディスプレイ
22 スピーカ
3 リモコン(録画予約設定手段の一部)

Claims (4)

  1. デジタル方式のテレビジョン放送を受信する第1受信手段及びアナログ方式のテレビジョン放送を受信する第2受信手段を有し、前記第1受信手段又は第2受信手段を介して受信した映像情報を、通信可能に接続された記録媒体に記録する放送記録装置であって、
    予め設定された所定時間毎に、前記第1受信手段及び第2受信手段を介して、デジタル方式のテレビジョン放送及びアナログ方式のテレビジョン放送にそれぞれ対応する電子番組表情報である第1電子番組表情報及び第2電子番組表情報を取得する番組表取得手段と、
    録画する対象の番組である録画予約番組毎に、それぞれ、前記録画予約番組の放送が開始される日時である放送開始日時情報、及び、前記録画予約番組の放送が終了される日時である放送終了日時情報を含む録画予約情報を格納する録画予約記憶手段と、
    外部からの操作入力を受け付けて、受け付けられた操作入力に基づいて、前記第1受信手段を介して受信される番組の中から、前記録画予約番組を設定すると共に、設定された録画予約番組に対応する録画予約情報を前記録画予約記憶手段に記録する録画予約設定手段と、
    前記録画予約記憶手段に格納された各録画予約番組について、その放送開始日時及び放送終了日時の少なくとも一方が変更された録画予約番組である変更予約番組が有るか否かを、前記第1電子番組表情報に基づいて判定する変更判定手段と、
    前記変更判定手段によって変更予約番組が有ると判定された場合に、前記録画予約記憶手段に格納された前記変更予約番組を除く録画予約番組について、その放送開始日時情報から放送終了日時情報までの期間である放送期間が、前記変更予約番組の変更後の放送期間と重複している録画予約番組である重複発生番組が有るか否かを判定する重複判定手段と、
    前記重複判定手段によって重複発生番組が有ると判定された場合に、前記第2電子番組表情報に基づいて、前記変更予約番組に対応する番組を検索する第1検索手段と、
    前記第1検索手段によって前記変更予約番組に対応する番組が検索された場合に、前記変更予約番組に換えて、検索された番組を録画予約番組として設定する録画予約更新手段と、
    前記録画予約記憶手段に格納された前記変更予約番組を除く録画予約番組を、前記第1受信手段を介して受信して前記記録媒体に記録すると共に、前記録画予約更新手段によって録画予約番組として設定された番組を、前記第2受信手段を介して受信して前記記録媒体に記録する記録実行手段と、
    を備えることを特徴とする放送記録装置。
  2. 前記第1検索手段は、前記変更予約番組に対応する番組を、前記変更予約番組の変更後の放送開始日時情報、放送終了日時情報、該番組が放送される放送局を識別する情報である放送局識別情報、及び、番組名称情報の内、少なくとも1の情報に基づいて検索することを特徴とする請求項1に記載の放送記録装置。
  3. 前記第1検索手段によって前記変更予約番組に対応する番組が検索されない場合に、前記第2電子番組表情報に基づいて、前記重複発生番組に対応する番組を検索する第2検索手段を備え、
    前記録画予約更新手段は、前記第2検索手段によって前記重複発生番組に対応する番組が検索された場合に、前記重複発生番組に換えて、検索された番組を録画予約番組として設定し、
    前記記録実行手段は、前記録画予約記憶手段に格納された前記重複発生番組を除く録画予約番組を、前記第1受信手段を介して受信して前記記録媒体に記録すると共に、前記録画予約更新手段によって録画予約番組として設定された番組を、前記第2受信手段を介して受信して前記記録媒体に記録することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の放送記録装置。
  4. 前記第2検索手段は、前記重複発生番組に対応する番組を、前記重複発生番組の放送開始日時情報、放送終了日時情報、該番組が放送される放送局を識別する情報である放送局識別情報、及び、番組名称情報の内、少なくとも1の情報に基づいて検索することを特徴とする請求項3に記載の放送記録装置。
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