JP2009049836A - デジタル放送記録装置 - Google Patents

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Junichi Matsunaga
絢一 松永
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Abstract

【課題】利便性良好に録画予約する。
【解決手段】HDDレコーダのMPU11は、電子番組表情報を取得し番組表記憶部121に格納する番組表取得部111と、リモコン3からの操作入力に基づいて番組表記憶部121の電子番組表情報を介して、録画を予約する番組を設定する第1録画予約部112と、録画予約番組が設定された場合に、パターン情報を取得し、パターン情報に基づいて番組が不定期で放送される番組であるか否かを判定するパターン判定部113と、不定期で放送される番組ではないと判定された場合に、リモコン3からの操作入力を介して、録画予約番組について、次回以降の番組の録画を予約するか否かを判定する予約判定部114と、次回以降の番組の録画を予約すると判定された場合に、電子番組表情報を介して、次回以降の番組の録画を予約する第2録画予約部115と、を備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、デジタル方式のテレビジョン放送を受信して、受信された映像情報を格納するデジタル放送記録装置に関する。
従来、テレビジョン放送を受信して、受信された映像情報を格納するHDD(Hard Disk Drive)レコーダ等の放送記録装置は、HDD等の記録媒体の大容量化に伴い、多数の番組を予約録画することが可能となっている。
一方、番組には、予め設定された所定曜日の所定時刻に放送されるシリーズ番組の形態がある。シリーズ番組としては、連続ドラマ、アニメーション番組等があり、シリーズ番組の予約録画を所望する場合に、利便性良好に予約録画を行う種々の装置、方法等が提案されている。
上記課題を解消するべく、例えば、放送波又はネットワークを介して送られてくる番組表を取得する取得部と、取得部で取得された番組表の任意の番組について、反復的に予約を行うシリーズ予約を設定する設定部と、設定部がシリーズ予約を設定した番組名について、1週間のうち複数曜日について同一時間に放送予定の番組P1があれば、これを帯番組と判定する帯番組判定部と、取得部が取得した番組表の中から番組名を検索し、設定部がシリーズ予約を設定した番組名の内、帯番組判定部が帯番組と判定した番組名については、この番組名と一部又は全部が同一の番組名について自動的に予約登録を行う自動予約部とを有する録画予約装置が開示されている(特許文献1参照)。
特開2007−88893号公報
しかしながら、上記録画予約装置においては、シリーズ番組の内、1週間のうち複数曜日について同一時間に放送予定の番組がある帯番組については、利便性良好に録画予約が行われるものの、他の種類のシリーズ番組(例えば、週1回、又は月1回定期的に放送される番組等)については、録画予約の利便性が充分ではない場合がある。
また、番組名に基づいて検索しているため、何らかの事情により番組名が変更された場合には、適正に録画予約が行えない場合がある。更に、番組名が同一の番組が、複数の放送局から受信される場合には、同一の番組が重複して記録される場合がある。このように、種々の点において、上記録画予約装置は利便性が充分ではない場合があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、利便性良好に録画予約することの可能なデジタル放送記録装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために請求項1に記載のデジタル放送記録装置は、デジタル方式のテレビジョン放送を受信して、受信された映像情報を格納するデジタル放送記録装置であって、デジタル方式のテレビジョン放送を受信する受信手段と、前記受信手段を介して、電子番組表情報を取得する番組表取得手段と、前記番組表取得手段によって取得された電子番組表情報を格納する番組表記憶手段と、外部からの操作入力を受け付けて、受け付けられた操作入力に基づいて、前記番組表記憶手段に格納された電子番組表情報を介して、録画を予約する番組を設定する第1録画予約手段と、前記第1録画予約手段によって録画を予約する番組が設定された場合に、前記番組表記憶手段に格納された電子番組表情報を介して、該番組が不定期で放送される番組であるか否かを示すパターン情報を取得し、取得されたパターン情報に基づいて、前記第1録画予約手段によって録画を予約された番組が、不定期で放送される番組であるか否かを判定するパターン判定手段と、前記パターン判定手段によって不定期で放送される番組ではないと判定された場合に、外部からの操作入力を受け付けて、受け付けられた操作入力に基づいて、前記第1録画予約手段によって録画を予約する設定が行われた番組について、次回以降の番組の録画を予約するか否かを判定する予約判定手段と、前記予約判定手段によって次回以降の番組の録画を予約すると判定された場合に、予め設定された所定期間毎に、前記番組表取得手段に対して電子番組表を取得させ、取得された電子番組表情報を介して、次回以降の番組の録画を予約する第2録画予約手段と、を備えることを特徴としている。
請求項2に記載のデジタル放送記録装置は、請求項1に記載のデジタル放送記録装置であって、前記パターン判定手段が、前記パターン情報として、前記番組表記憶手段に格納された電子番組表に含まれ、前記第1録画予約手段によって録画を予約する設定が行われた番組に対応する番組情報(EIT:Event Information Table)のシリーズ記述子(Series Descriptor)に含まれる番組パターン情報(program_pattern)を取得することを特徴としている。
請求項3に記載のデジタル放送記録装置は、請求項1又は請求項2に記載のデジタル放送記録装置であって、前記予約判定手段によって次回以降の番組の録画を予約すると判定された場合に、前記第1録画予約手段によって録画を予約する設定が行われた番組に対応し、番組を識別する情報である番組識別情報を、前記番組表記憶手段に格納された電子番組表情報を介して取得する識別情報取得手段と、前記識別情報取得手段によって取得された番組識別情報を格納する識別情報記憶手段と、を備え、前記第2録画予約手段は、前記番組表取得手段によって取得された電子番組表情報の中から、前記識別情報記憶手段に格納された番組識別情報と同一の番組識別情報を有する番組である録画対象番組を検索し、検索された録画対象番組の録画を予約することを特徴としている。
請求項4に記載のデジタル放送記録装置は、請求項3に記載のデジタル放送記録装置であって、前記識別情報取得手段が、前記番組識別情報として、前記電子番組表情報に含まれ、前記第1録画予約手段によって録画を予約する設定が行われた番組に対応する番組情報(EIT:Event Information Table)のシリーズ記述子(Series Descriptor)に含まれるサービスID情報(service_id)を取得することを特徴としている。
請求項5に記載のデジタル放送記録装置は、請求項3又は請求項4に記載のデジタル放送記録装置であって、前記予約判定手段によって次回以降の番組の録画を予約すると判定された場合に、前記第1録画予約手段によって録画を予約する設定が行われた番組に対応し、再放送の回数を示す情報であるリピート情報を、前記番組表記憶手段に格納された電子番組表情報を介して取得して、前記識別情報記憶手段に記録するリピート取得手段と、前記リピート取得手段に対して、前記第2録画予約手段によって検索された録画対象番組のリピート情報を、前記番組表取得手段によって取得された電子番組表情報を介して取得させると共に、取得されたリピート情報が、前記識別情報記憶手段に格納されたリピート情報と一致しない場合に、前記第2録画予約手段に対して検索された録画対象番組の録画を予約することを禁止する禁止手段と、を備えることを特徴としている。
請求項6に記載のデジタル放送記録装置は、請求項5に記載のデジタル放送記録装置であって、前記リピート取得手段が、前記リピート情報として、前記電子番組表情報に含まれ、前記第1録画予約手段によって録画を予約する設定が行われた番組、及び、前記録画対象番組に対応する番組情報(EIT)のシリーズ記述子に含まれるリピートラベル情報(repeat_label)を取得する特徴としている。
請求項7に記載のデジタル放送記録装置は、請求項1〜請求項6のいずれかに記載のデジタル放送記録装置であって、前記第2録画予約手段によって録画対象番組の録画が予約された場合に、該録画対象番組の放送回数を示す放送回数情報、及び、該録画対象番組の最終回の放送回数を示す最終回回数情報を、前記番組表取得手段によって取得された電子番組表情報を介して取得し、取得された放送回数情報が、取得された最終回回数情報と一致するか否かを判定する最終回判定手段を備え、前記第2録画予約手段が、前記最終回判定手段によって最終回回数情報と一致すると判定された場合に、番組の録画の予約処理を終了することを特徴としている。
請求項8に記載の放送記録装置は、請求項7に記載の放送記録装置であって、前記最終回判定手段が、前記放送回数情報及び最終回回数情報として、それぞれ、前記電子番組表情報に含まれ、該録画対象番組に対応する番組情報(EIT)のシリーズ記述子に含まれるエピソード番号情報(episode_number)及び最終エピソード番号情報(last_episode_number)を取得することを特徴としている。
請求項1に記載のデジタル放送記録装置によれば、デジタル方式のテレビジョン放送を受信する受信手段を介して、電子番組表情報が取得され、取得された電子番組表情報が番組表記憶手段に格納される。そして、外部からの操作入力が受け付けられて、受け付けられた操作入力に基づいて、番組表記憶手段に格納された電子番組表情報を介して、録画を予約する番組が設定され、録画を予約する番組が設定された場合に、番組表記憶手段に格納された電子番組表情報を介して、該番組が不定期で放送される番組であるか否かを示すパターン情報が取得され、取得されたパターン情報に基づいて、録画を予約された番組が、不定期で放送される番組であるか否かが判定される。更に、不定期で放送される番組ではないと判定された場合に、外部からの操作入力が受け付けられて、受け付けられた操作入力に基づいて、録画を予約する設定が行われた番組について、次回以降の番組の録画を予約するか否かが判定され、次回以降の番組の録画を予約すると判定された場合に、予め設定された所定期間毎に電子番組表が取得され、取得された電子番組表情報を介して、次回以降の番組の録画が予約されるため、利便性良好に録画予約することができる。
すなわち、録画を予約する番組が設定された場合に、番組表記憶手段に格納された電子番組表情報を介して、該番組が不定期で放送される番組であるか否かを示すパターン情報が取得され、取得されたパターン情報に基づいて、録画を予約された番組が、不定期で放送される番組であるか否かが判定され、不定期で放送される番組ではないと判定された場合に、外部からの操作入力が受け付けられて、受け付けられた操作入力に基づいて、録画を予約する設定が行われた番組について、次回以降の番組の録画を予約するか否かが判定されるため、不定期で放送される番組について、ユーザの誤操作等によって次回以降の番組の録画が誤って予約されることを確実に防止することができるので、利便性良好に録画予約することができるのである。
また、次回以降の番組の録画を予約すると判定された場合に、予め設定された所定期間毎に電子番組表が取得され、取得された電子番組表情報を介して、次回以降の番組の録画が予約されるため、ユーザが次回以降の番組の録画を予約する必要がないので、利便性良好に録画予約することができるのである。
請求項2に記載のデジタル放送記録装置によれば、番組が不定期で放送される番組であるか否かを示すパターン情報として、番組表記憶手段に格納された電子番組表に含まれ、録画を予約する設定が行われた番組に対応する番組情報(EIT:Event Information Table)のシリーズ記述子(Series Descriptor)に含まれる番組パターン情報(program_pattern)が取得される(ARIB(Association of Radio Industries and Businesses)−STD−B40 Version4.4 参照)ため、的確なパターン情報を容易に取得することができるので、更に利便性良好に録画予約することができる。
請求項3に記載のデジタル放送記録装置によれば、次回以降の番組の録画を予約すると判定された場合に、録画を予約する設定が行われた番組に対応し、番組を識別する情報である番組識別情報が、番組表記憶手段に格納された電子番組表情報を介して取得され、取得された番組識別情報が識別情報記憶手段に格納される。そして、電子番組表情報の中から、識別情報記憶手段に格納された番組識別情報と同一の番組識別情報を有する番組である録画対象番組が検索され、検索された録画対象番組の録画が予約されるため、更に利便性良好に録画予約することができる。
すなわち、録画を予約する設定が行われた番組に対応し、番組を識別する情報である番組識別情報と同一の番組識別情報を有する番組である録画対象番組が検索され、検索された録画対象番組の録画が予約されるため、何らかの事情により番組名が変更された場合であっても確実に次回以降の番組の録画を予約することができるので、更に利便性良好に録画予約することができるのである。
請求項4に記載のデジタル放送記録装置によれば、番組識別情報として、電子番組表情報に含まれ、録画を予約する設定が行われた番組に対応する番組情報(EIT:Event Information Table)のシリーズ記述子(Series Descriptor)に含まれるサービスID情報(service_id)が取得される(ARIB−STD−B40 Version4.4 参照)ため、的確な番組識別情報を容易に取得することができるので、更に利便性良好に録画予約することができる。
請求項5に記載のデジタル放送記録装置によれば、次回以降の番組の録画を予約すると判定された場合に、録画を予約する設定が行われた番組に対応し、再放送の回数を示す情報であるリピート情報が、番組表記憶手段に格納された電子番組表情報を介して取得されて、識別情報記憶手段に記録される。そして、検索された録画対象番組のリピート情報が、電子番組表情報を介して取得されると共に、取得されたリピート情報が、識別情報記憶手段に格納されたリピート情報と一致しない場合に、検索された録画対象番組の録画を予約することが禁止されるため、更に利便性良好に録画予約することができる。
すなわち、検索された録画対象番組に対応する再放送の回数を示す情報であるリピート情報が、録画を予約する設定が行われた番組に対応するリピート情報と一致しない場合に、検索された録画対象番組の録画を予約することが禁止されるため、番組識別情報が同一の番組が複数の放送局から受信される場合であっても、これらの番組は、リピート情報が相違しているので、同一の番組が重複して記録されることを防止することができ、更に利便性良好に録画予約することができるのである。
請求項6に記載のデジタル放送記録装置によれば、リピート情報として、電子番組表情報に含まれ、録画を予約する設定が行われた番組、及び、録画対象番組に対応する番組情報(EIT)のシリーズ記述子に含まれるリピートラベル情報(repeat_label)が取得される(ARIB−STD−B40 Version4.4 参照)ため、的確なリピート情報を容易に取得することができるので、更に利便性良好に録画予約することができる。
請求項7に記載のデジタル放送記録装置によれば、録画対象番組の録画が予約された場合に、該録画対象番組の放送回数を示す放送回数情報、及び、該録画対象番組の最終回の放送回数を示す最終回回数情報が、取得された電子番組表情報を介して取得され、取得された放送回数情報が、取得された最終回回数情報と一致するか否かが判定される。そして、最終回回数情報と一致すると判定された場合に、番組の録画の予約処理が終了されるため、更に利便性良好に録画予約することができる。
すなわち、録画対象番組の録画が予約された場合に、録画対象番組の放送回数を示す放送回数情報が、録画対象番組の最終回の放送回数を示す最終回回数情報と一致すると判定された場合に、番組の録画の予約処理が終了されるため、最終回の録画予約がされた時点で、番組の録画の予約処理が終了されるので、更に利便性良好に録画予約することができるのである。
請求項8に記載のデジタル放送記録装置によれば、放送回数情報及び最終回回数情報として、それぞれ、電子番組表情報に含まれ、録画対象番組に対応する番組情報(EIT)のシリーズ記述子に含まれるエピソード番号情報(episode_number)及び最終エピソード番号情報(last_episode_number)が取得される(ARIB−STD−B40 Version4.4 参照)ため、的確な放送回数情報及び最終回回数情報を容易に取得することができるので、更に利便性良好に録画予約することができる。
以下に本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係るHDDレコーダの構成の一例を示すブロック図である。HDDレコーダ1(デジタル放送記録装置に相当する)は、出力装置2と通信可能に接続されると共に、リモートコントローラ(=Remotecontroller:以下、「リモコン」という)3と赤外線通信を介して通信可能に接続されている。
HDDレコーダ1は、リモコン3を介してユーザからの操作入力を受け付けて、受け付けた操作入力に基づいて、デジタル方式のテレビジョン放送を受信し、受信した映像情報、音声情報を含む番組情報をHDD19に格納するものである。また、HDDレコーダ1は、リモコン3を介してユーザからの操作入力を受け付けて、受け付けた操作入力に基づいて、HDD19に格納された番組情報を読み出して再生し、出力装置2に対して映像及び音声を出力するものである。
出力装置2は、ディスプレイ21及びスピーカ22を備え、HDDレコーダ1から入力された音声情報及び映像情報を出力するものである。ディスプレイ21(モニタに相当する)は、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)等を備え、HDDレコーダ1から入力された映像情報に対応する映像を外部から視認可能に表示するものである。スピーカ22は、HDDレコーダ1から入力された音声情報に対応する音声を出力するものである。
リモコン3(第1録画予約手段の一部、予約判定手段の一部に相当する)は、ユーザからの操作入力を受け付けて、受け付けられた操作入力に対応する赤外線信号を生成して、HDDレコーダ1に対して出力するものである。
また、HDDレコーダ1は、MPU11、RAM12、ROM13、操作部14、受信部15、音声出力部16、MPEG2デコード部17、画像出力部18、及び、HDD19を備えている。
MPU(Micro Processing Unit)11は、HDDレコーダ1全体の動作を制御するものである。RAM(Random Access Memory)12は、音声情報、映像情報等の情報を読み書き自在に格納するものである。ROM(Read Only Memory)13は、MPU11を動作させる制御プログラム等を格納するものである。
操作部14は、電源のON、OFF操作、選局等の各種操作を受け付けるものである。また、操作部14は、赤外線通信を介して、リモコン3からの操作信号を受け付けて、各種操作を受け付けるものである。受信部15(受信手段に相当する)は、テレビジョン放送を受信して復調するものであって、アンテナ部151、チューナ部152、A/D変換部153、復調部154、及び、TSデマルチプレクサ155を備えている。
アンテナ部151は、テレビジョン放送波を受信するものである。チューナ部152は、アンテナ部151で受信されたテレビジョン放送波から、予め設定されたチャンネルの放送を選局するものである。A/D変換部153は、チューナ部152からの出力信号(=アナログ信号)をデジタル情報に変換するものである。復調部154は、A/D変換部153からの出力情報を復調するものである。TS(Transport Stream)デマルチプレクサ155は、復調部154によって復調された出力情報を種別毎に分離して出力するものである。
音声出力部16は、受信部15によって受信されたテレビジョン放送に対応する音声信号をスピーカ22に対して出力するものであって、D/A変換部161、及び、音声信号出力部162を備えている。D/A変換部161は、TSデマルチプレクサ155から出力された音声情報(=デジタル情報)をアナログ信号に変換するものである。音声信号出力部162は、D/A変換部161によってアナログ信号に変換された音声信号をスピーカ22に対して出力するものである。
MPEG(Motion Picture Experts Group)2デコード部17は、TSデマルチプレクサ155から出力された映像情報を圧縮前の映像情報に復号化するものである。
画像出力部18は、MPEG2デコード部17によって復号化された映像信号をディスプレイ21に対して出力するものであって、NTSCエンコード部181、及び、映像信号出力部182を備えている。NTSC(National Television Standards Committee)エンコード部181は、MPEG2デコード部17によって復号化された映像情報をNTSC方式のテレビジョン信号に変換するものである。映像信号出力部182は、NTSCエンコード部181から出力されたNTSC方式のテレビジョン信号をディスプレイ21に対して出力するものである。
HDD(Hard Disk Drive)19は、MPU11からの指示に従って、受信部15を介して受信された映像情報、音声情報等の種々の情報を格納するものである。
次に、HDDレコーダ1が放送を受信する場合の動作について説明する。まず、送信されてきたデジタル放送波がアンテナ部151で受信される。リモコン3(又は、操作部14)を介して選局操作が受け付けられた場合には、チューナ部152によって受信するトランスポンダ(Transponder)の切換が行われる。受信されたデジタル放送波は、A/D変換部153によりデジタル情報に変換され、復調部154によって復調される。
なお、デジタル放送波は、送信側(送信局)からTS(Transport Stream)パケットとして送信される。このTSパケットは、映像情報、音声情報、制御情報等を含み、これらの情報がTSデマルチプレクサ155によって、分離して出力され、RAM12に格納される。そして、RAM12から読み出された音声情報がD/A変換部161によってアナログ信号に変換され、音声信号出力部162を介してスピーカ22から音声が出力される。
また、RAM12から読み出された映像情報がMPEG2デコード部17によって圧縮前の映像情報に復号化され、NTSCエンコード部181によってNTSC方式のテレビジョン信号に変換されて、映像信号出力部182を介してディスプレイ21に映像が表示される。
図2は、本発明に係るHDDレコーダ1における主要部の構成の一例を示すブロック図である。MPU11は、機能的に、番組表取得部111、第1録画予約部112、パターン判定部113、予約判定部114、第2録画予約部115、識別情報取得部116、リピート取得部117、禁止部118、及び、最終回判定部119を備え、RAM12は、番組表記憶部121、録画予約記憶部122、及び、識別情報記憶部123を備えている。
ここでは、MPU11が、図1に示すROM13等に予め格納された制御プログラムを読み出して実行することにより、番組表取得部111、第1録画予約部112、パターン判定部113、予約判定部114、第2録画予約部115、識別情報取得部116、リピート取得部117、禁止部118、最終回判定部119等の機能部として機能すると共に、HDD19を、映像記憶部191等の機能部として機能させ、RAM12を、番組表記憶部121、録画予約記憶部122、識別情報記憶部123等の機能部として機能させるものである。
また、RAM12、図1に示すROM13に格納された各種データのうち装着脱可能な記録媒体に格納され得るデータは、例えばハードディスクドライブ、光ディスクドライブ、フレキシブルディスクドライブ、シリコンディスクドライブ、カセット媒体読み取り機等のドライバで読み取り可能にしてもよく、この場合、記録媒体は、例えばハードディスク、光ディスク、フレキシブルディスク、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disk)、半導体メモリ等である。
番組表記憶部121(番組表記憶手段に相当する)は、番組表取得部111によって取得された電子番組表(EPG:Electronic Program Guide)情報を格納するものである。番組表記憶部121に格納された電子番組表情報は、第1録画予約部112及び第2録画予約部115によって読み出されるものである。
録画予約記憶部122は、第1録画予約部112及び第2録画予約部115によって、設定される番組の予約録画に関する情報を格納するものである。具体的には、録画予約記憶部122は、予約録画される番組毎に、それぞれ、番組名称情報、放送開始日時情報、放送終了日時情報、放送チャンネル番号情報等を対応付けて格納するものである。録画予約記憶部122に格納された予約録画に関する情報は、図略の録画実行部によって読み出され、予約録画が実行される(=予約録画された番組の映像情報等が受信部15を介して取得され、図1に示すHDD19に格納される)ものである。
識別情報記憶部123(識別情報記憶手段に相当する)は、識別情報取得部116によって取得された番組識別情報、及び、リピート取得部117によって取得されたリピート情報を格納するものである。識別情報記憶部123に格納された番組識別情報は、第2録画予約部115によって読み出され、識別情報記憶部123に格納されたリピート情報は、禁止部118によって読み出されるものである。
番組表取得部111(番組表取得手段に相当する)は、受信部15を介して、電子番組表(EPG:Electronic Program Guide)情報を取得すると共に、取得した電子番組表情報を番組表記憶部121に記録する(=書き込む)ものである。
第1録画予約部112(第1録画予約手段の一部に相当する)は、リモコン3を介してユーザからの操作入力を受け付けて、受け付けられた操作入力に基づいて、番組表記憶部121に格納された電子番組表情報を介して、録画を予約する番組を設定すると共に、設定する番組に対応する予約録画に関する情報を、番組表記憶部121に格納された電子番組表情報を介して取得して、録画予約記憶部122に記録する(=書き込む)ものである。
例えば、第1録画予約部112は、リモコン3に配設された番組表表示キーが押下された場合に、ディスプレイ21に番組表記憶部121に格納された電子番組表を表示し、リモコン3に配設された方向キーを介して番組の選択を受け付けて、リモコン3に配設された録画キーが押下された場合に、選択されている番組の録画を予約するものである。
パターン判定部113(パターン判定手段に相当する)は、第1録画予約部112によって録画を予約する番組が設定された場合に、番組表記憶部121に格納された電子番組表情報を介して、該番組が不定期で放送される番組であるか否かを示すパターン情報を取得し、取得されたパターン情報に基づいて、第1録画予約部112によって録画を予約された番組が、不定期で放送される番組であるか否かを判定するものである。
具体的には、パターン判定部113は、パターン情報として、番組表記憶部121に格納された電子番組表に含まれ、第1録画予約部112によって録画を予約する設定が行われた番組に対応する番組情報(EIT:Event Information Table)のシリーズ記述子(Series Descriptor)に含まれる番組パターン情報(program_pattern)を取得する(ARIB(Association of Radio Industries and Businesses)−STD−B40 Version4.4 参照)ものである。
図3(a)は、パターン判定部113によってパターン情報として使用される番組パターン情報の一例を示す図表である。図の左欄が、番組パターン情報であって、右欄が、番組の放送周期を示している。例えば、番組パターン情報が「000」である場合には、番組の放送周期が「不定期」であり、番組パターン情報が「001」である場合には、番組の放送周期が「帯番組」である。
すなわち、パターン判定部113は、第1録画予約部112によって録画を予約する番組の番組パターン情報が「000」である場合には、不定期で放送される番組であると判定し、番組パターン情報が「000」ではない場合には、不定期で放送される番組ではないと判定するものである。
再び、図2に戻って、MPU11の機能構成について説明する。予約判定部114(予約判定手段の一部に相当する)は、パターン判定部113によって不定期で放送される番組ではないと判定された場合に、リモコン3を介してユーザからの操作入力を受け付けて、受け付けられた操作入力に基づいて、第1録画予約部112によって録画を予約する設定が行われた番組について、次回以降の番組の録画を予約するか否かを判定するものである。ここでは、予約判定部114は、図3(b)に示す番組予約画面400をディスプレイ21に表示して、番組予約画面400を介して、ユーザからの操作入力を受け付けて、受け付けられた操作入力に基づいて、次回以降の番組の録画を予約するか否かを判定するものである。
図3(b)は、予約判定部114によってディスプレイ21に表示される番組予約画面の一例を示す画面図である。番組予約画面400には、画面上部に、ガイダンス表示部401が表示され、画面下部に、YESボタン402、及び、NOボタン403が表示されている。ガイダンス表示部401は、録画を予約する設定が行われた番組が不定期で放送される番組ではない旨の情報、及び、ユーザに次回以降の番組の録画を予約するか否かの入力を促す旨の情報を表示するものである。
YESボタン402は、次回以降の番組の録画を予約する場合に押下されるボタンであって、NOボタン403は、次回以降の番組の録画を予約しない場合に押下されるボタンである。ここで、「押下される」とは、例えば、リモコン3に配設された方向キーを介して番組の選択状態とされ、リモコン3に配設された決定キーが押下されることを意味している。
再び、図2に戻って、MPU11の機能構成について説明する。第2録画予約部115(第2録画予約手段に相当する)は、予約判定部114によって次回以降の番組の録画を予約すると判定された場合に、予め設定された所定期間毎(例えば、6時間毎)に、番組表取得部111に対して電子番組表を取得させ、取得された電子番組表情報を介して、第1録画予約部112によって録画を予約する設定が行われた番組について、次回以降の番組の録画を予約するものである。
具体的には、第2録画予約部115は、番組表取得部111によって取得された電子番組表情報の中から、識別情報記憶部123に格納された番組識別情報(ここでは、サービスID情報(service_id))と同一の番組識別情報を有する番組である録画対象番組を検索し、検索された録画対象番組の録画を予約するものである。
また、第2録画予約部115は、禁止部118によって、検索された録画対象番組の録画を予約することが禁止された場合(=リピート情報が一致しない場合)には、検索された録画対象番組の録画の予約を解除するものである。すなわち、第2録画予約部115は、識別情報記憶部123に格納された番組識別情報と同一の番組識別情報を有する番組である録画対象番組を検索し、検索された録画対象番組のリピート情報(ここでは、リピートラベル情報(repeat_label))が、識別情報記憶部123に格納されたリピート情報と一致する場合に、検索された録画対象番組の録画を予約するものである。
更に、第2録画予約部115は、最終回判定部119によって、第2録画予約手段により録画が予約された録画対象番組の放送回数情報が最終回回数情報と一致する(=録画対象番組が最終回である)と判定された場合に、番組の録画の予約処理を終了するものである。
識別情報取得部116(識別情報取得手段に相当する)は、予約判定部114によって次回以降の番組の録画を予約すると判定された場合に、第1録画予約部112によって録画を予約する設定が行われた番組に対応し、番組を識別する情報である番組識別情報を、番組表記憶部121に格納された電子番組表情報を介して取得するものである。
具体的には、識別情報取得部116は、番組識別情報として、電子番組表情報に含まれ、第1録画予約部112によって録画を予約する設定が行われた番組に対応する番組情報(EIT:Event Information Table)のシリーズ記述子(Series Descriptor)に含まれるサービスID情報(service_id)を取得する(ARIB−STD−B40 Version4.4 参照)ものである。
リピート取得部117(リピート取得手段に相当する)は、予約判定部114によって次回以降の番組の録画を予約すると判定された場合に、第1録画予約部112によって録画を予約する設定が行われた番組に対応し、再放送の回数を示す情報であるリピート情報を、番組表記憶部121に格納された電子番組表情報を介して取得して、識別情報記憶部123に記録する(=書き込む)ものである。また、リピート取得部117は、禁止部118からの指示に従って、第2録画予約部115によって検索された録画対象番組のリピート情報を、番組表取得部111によって取得された電子番組表情報を介して取得するものである。
具体的には、リピート取得部117は、リピート情報として、電子番組表情報に含まれ、第1録画予約部112によって録画を予約する設定が行われた番組、及び、録画対象番組に対応する番組情報(EIT)のシリーズ記述子に含まれるリピートラベル情報(repeat_label)を取得する(ARIB−STD−B40 Version4.4 参照)ものである。
禁止部118(禁止手段に相当する)は、リピート取得部117に対して、第2録画予約部115によって検索された録画対象番組のリピート情報(ここでは、リピートラベル情報(repeat_label))を、番組表取得部111によって取得された電子番組表情報を介して取得させると共に、取得されたリピート情報が、識別情報記憶部123に格納されたリピート情報(=第1録画予約部112によって録画を予約する設定が行われた番組に対応するリピート情報)と一致しない場合に、第2録画予約部115に対して検索された録画対象番組の録画を予約することを禁止するものである。
最終回判定部119(最終回判定手段に相当する)は、第2録画予約部115によって録画対象番組の録画が予約された場合に、該録画対象番組の放送回数を示す放送回数情報(ここでは、エピソード番号情報(episode_number))、及び、該録画対象番組の最終回の放送回数を示す最終回回数情報(ここでは、最終エピソード番号情報(last_episode_number))を、番組表取得部111によって取得された電子番組表情報を介して取得し、取得された放送回数情報が、取得された最終回回数情報と一致するか否かを判定するものである。
具体的には、最終回判定部119は、放送回数情報及び最終回回数情報として、それぞれ、電子番組表情報に含まれ、該録画対象番組に対応する番組情報(EIT)のシリーズ記述子に含まれるエピソード番号情報(episode_number)及び最終エピソード番号情報(last_episode_number)を取得する(ARIB−STD−B40 Version4.4 参照)ものである。
図4、図5は、HDDレコーダ1(主にMPU11)の動作の一例を示すフローチャートである。なお、ここでは、便宜上、予め番組表取得部111によって番組表記憶部121に受信部15を介して受信された電子番組表情報が格納されている場合について説明する。まず、第1録画予約部112によって、録画を予約する番組が設定されたか否かの判定が行われる(S101)。録画を予約する番組が設定されていないと判定された場合(S101でNO)には、処理が待機状態とされる。
録画を予約する番組が設定されたと判定された場合(S101でYES)には、パターン判定部113によって、ステップS101で設定された番組に対応するパターン情報が取得される(S103)。そして、パターン判定部113によって、ステップS103において取得されたパターン情報に基づいて、ステップS101において録画を予約された番組が、不定期で放送される番組であるか否かが判定される(S105)。不定期で放送される番組であると判定された場合(S105でYES)には、処理がステップS101に戻され、ステップS101以降の処理が繰り返し実行される。
不定期で放送される番組ではない(=次回以降の放送がある)と判定された場合(S105でNO)には、予約判定部114によって、次回以降の番組の録画を予約するか否かが判定される(S107)。次回以降の番組の録画を予約しないと判定された場合(S107でNO)には、処理がステップS101に戻され、ステップS101以降の処理が繰り返し実行される。次回以降の番組の録画を予約すると判定された場合(S107でYES)には、識別情報取得部116によって、ステップS101において録画予約が設定された番組に対応する番組識別情報が取得される(S109)。そして、リピート取得部117によって、ステップS101において録画予約が設定された番組に対応するリピート情報が取得される(S111)。
次いで、図5に示すように、第2録画予約部115によって、図4のステップS109において取得された番組識別情報と同一の番組識別情報を有する番組である録画対象番組が検索される(S113)。次に、第2録画予約部115によって、録画対象番組が有るか否か(=録画対象番組が見つかったか否か)の判定が行われる(S115)。録画対象番組が無いと判定された場合(S115でNO)には、処理がステップS127に進められる。録画対象番組が有ると判定された場合(S115でYES)には、リピート取得部117によって、ステップS113において検索された録画対象番組のリピート情報が取得される(S117)。
そして、禁止部118によって、ステップS117で取得されたリピート情報(=第2録画予約部115によって検索された録画対象番組のリピート情報)が、図4に示すステップS111で取得されたリピート情報(=第1録画予約部112によって録画を予約する番組のリピート情報)と一致するか否かの判定が行われる(S119)。一致しないと判定された場合(S119でNO)には、処理がステップS127に進められる。一致すると判定された場合(S119でYES)には、第2録画予約部115によって、ステップS113において検索された録画対象番組の録画が予約される(S121)。
そして、最終回判定部119によって、ステップS121において録画予約された録画対象番組の放送回数情報及び最終回回数情報が取得される(S123)。次いで、最終回判定部119によって、ステップS123において取得された放送回数情報が最終回回数情報と一致するか否か(=録画対象番組が最終回であるか否か)の判定が行われる(S125)。一致すると判定された場合(S125でYES)には、処理が終了される。
一致しないと判定された場合(S125でNO)、ステップS115でNOの場合、又は、ステップS119でNOの場合には、第2録画予約部115によって、所定期間(例えば、6時間)が経過したか否かの判定が行われる(S127)。所定期間が経過していないと判定された場合(S127でNO)には、処理が待機状態とされる。所定期間が経過したと判定された場合(S127でYES)には、第2録画予約部115によって、番組表取得部111を介して電子番組表情報が取得され(S129)、処理がステップS113に戻され、ステップS113以降の処理が繰り返し実行される。
このようにして、デジタル方式のテレビジョン放送を受信する受信部15を介して、電子番組表情報が取得され、取得された電子番組表情報が番組表記憶部121に格納される。そして、リモコン3を介してユーザからの操作入力が受け付けられて、受け付けられた操作入力に基づいて、番組表記憶部121に格納された電子番組表情報を介して、録画を予約する番組が設定され、録画を予約する番組が設定された場合に、番組表記憶部121に格納された電子番組表情報を介して、該番組が不定期で放送される番組であるか否かを示すパターン情報が取得され、取得されたパターン情報に基づいて、録画を予約された番組が、不定期で放送される番組であるか否かが判定される。更に、不定期で放送される番組ではないと判定された場合に、リモコン3を介してユーザからの操作入力が受け付けられて、受け付けられた操作入力に基づいて、録画を予約する設定が行われた番組について、次回以降の番組の録画を予約するか否かが判定され、次回以降の番組の録画を予約すると判定された場合に、予め設定された所定期間毎に電子番組表が取得され、取得された電子番組表情報を介して、次回以降の番組の録画が予約されるため、利便性良好に録画予約することができる。
すなわち、録画を予約する番組が設定された場合に、番組表記憶部121に格納された電子番組表情報を介して、該番組が不定期で放送される番組であるか否かを示すパターン情報が取得され、取得されたパターン情報に基づいて、録画を予約された番組が、不定期で放送される番組であるか否かが判定され、不定期で放送される番組ではないと判定された場合に、リモコン3を介してユーザからの操作入力が受け付けられて、受け付けられた操作入力に基づいて、録画を予約する設定が行われた番組について、次回以降の番組の録画を予約するか否かが判定されるため、不定期で放送される番組について、ユーザの誤操作等によって次回以降の番組の録画が誤って予約されることを確実に防止することができるので、利便性良好に録画予約することができるのである。
また、次回以降の番組の録画を予約すると判定された場合に、予め設定された所定期間毎に電子番組表が取得され、取得された電子番組表情報を介して、次回以降の番組の録画が予約されるため、ユーザが次回以降の番組の録画を予約する必要がないので、利便性良好に録画予約することができるのである。
更に、番組が不定期で放送される番組であるか否かを示すパターン情報として、番組表記憶部121に格納された電子番組表に含まれ、録画を予約する設定が行われた番組に対応する番組情報(EIT)のシリーズ記述子(Series Descriptor)に含まれる番組パターン情報(program_pattern)が取得されるため、的確なパターン情報を容易に取得することができるので、更に利便性良好に録画予約することができる。
加えて、次回以降の番組の録画を予約すると判定された場合に、録画を予約する設定が行われた番組に対応し、番組を識別する情報である番組識別情報が、番組表記憶部121に格納された電子番組表情報を介して取得され、取得された番組識別情報が識別情報記憶部123に格納される。そして、電子番組表情報の中から、識別情報記憶部123に格納された番組識別情報と同一の番組識別情報を有する番組である録画対象番組が検索され、検索された録画対象番組の録画が予約されるため、更に利便性良好に録画予約することができる。
すなわち、録画を予約する設定が行われた番組に対応し、番組を識別する情報である番組識別情報と同一の番組識別情報を有する番組である録画対象番組が検索され、検索された録画対象番組の録画が予約されるため、何らかの事情により番組名が変更された場合であっても確実に次回以降の番組の録画を予約することができるので、更に利便性良好に録画予約することができるのである。
また、番組識別情報として、電子番組表情報に含まれ、録画を予約する設定が行われた番組に対応する番組情報(EIT)のシリーズ記述子(Series Descriptor)に含まれるサービスID情報(service_id)が取得されるため、的確な番組識別情報を容易に取得することができるので、更に利便性良好に録画予約することができる。
更に、次回以降の番組の録画を予約すると判定された場合に、録画を予約する設定が行われた番組に対応し、再放送の回数を示す情報であるリピート情報が、番組表記憶部121に格納された電子番組表情報を介して取得されて、識別情報記憶部123に記録される。そして、検索された録画対象番組のリピート情報が、電子番組表情報を介して取得されると共に、取得されたリピート情報が、識別情報記憶部123に格納されたリピート情報と一致しない場合に、検索された録画対象番組の録画を予約することが禁止されるため、更に利便性良好に録画予約することができる。
すなわち、検索された録画対象番組に対応する再放送の回数を示す情報であるリピート情報が、録画を予約する設定が行われた番組に対応するリピート情報と一致しない場合に、検索された録画対象番組の録画を予約することが禁止されるため、番組識別情報が同一の番組が複数の放送局から受信される場合であっても、これらの番組は、リピート情報が相違しているので、同一の番組が重複して記録されることを防止することができ、更に利便性良好に録画予約することができるのである。
加えて、リピート情報として、電子番組表情報に含まれ、録画を予約する設定が行われた番組、及び、録画対象番組に対応する番組情報(EIT)のシリーズ記述子に含まれるリピートラベル情報(repeat_label)が取得されるため、的確なリピート情報を容易に取得することができるので、更に利便性良好に録画予約することができる。
また、録画対象番組の録画が予約された場合に、該録画対象番組の放送回数を示す放送回数情報、及び、該録画対象番組の最終回の放送回数を示す最終回回数情報が、取得された電子番組表情報を介して取得され、取得された放送回数情報が、取得された最終回回数情報と一致するか否かが判定される。そして、最終回回数情報と一致すると判定された場合に、番組の録画の予約処理が終了されるため、更に利便性良好に録画予約することができる。
すなわち、録画対象番組の録画が予約された場合に、録画対象番組の放送回数を示す放送回数情報が、録画対象番組の最終回の放送回数を示す最終回回数情報と一致すると判定された場合に、番組の録画の予約処理が終了されるため、最終回の録画予約がされた時点で、番組の録画の予約処理が終了されるので、更に利便性良好に録画予約することができるのである。
更に、放送回数情報及び最終回回数情報として、それぞれ、電子番組表情報に含まれ、録画対象番組に対応する番組情報(EIT)のシリーズ記述子に含まれるエピソード番号情報(episode_number)及び最終エピソード番号情報(last_episode_number)が取得されるため、的確な放送回数情報及び最終回回数情報を容易に取得することができるので、更に利便性良好に録画予約することができる。
なお、本発明は、以下の形態にも適用可能である。
(A)本実施形態では、デジタル放送記録装置が、デジタル放送を受信してHDD19に格納可能に構成されたHDDレコーダ1である場合について説明したが、デジタル放送記録装置が、デジタル放送を受信して、受信された映像情報を格納する装置であればよい。例えば、デジタル放送記録装置が、DVDレコーダ、ビデオテープレコーダ等である形態でもよい。
(B)本実施形態では、MPU11が番組表取得部111、第1録画予約部112、パターン判定部113、予約判定部114、第2録画予約部115、識別情報取得部116、リピート取得部117、禁止部118、最終回判定部119等の機能部を備える場合について説明したが、番組表取得部111、第1録画予約部112、パターン判定部113、予約判定部114、第2録画予約部115、識別情報取得部116、リピート取得部117、禁止部118、及び、最終回判定部119の内、少なくとも1の機能部が回路等のハードウェアによって実現されている形態でもよい。
は、本発明に係るHDDレコーダの構成の一例を示すブロック図である。 は、本発明に係るHDDレコーダにおける主要部の構成の一例を示すブロック図である。 は、パターン判定部によってパターン情報として使用される番組パターン情報の一例を示す図表、及び、予約判定部によってディスプレイに表示される番組予約画面の一例を示す画面図である。 は、HDDレコーダ(主にMPU)の動作の一例を示すフローチャート(前半部)である。 は、HDDレコーダ(主にMPU)の動作の一例を示すフローチャート(後半部)である。
符号の説明
1 HDDレコーダ(デジタル放送記録装置)
11 MPU
111 番組表取得部(番組表取得手段)
112 第1録画予約部(第1録画予約手段の一部)
113 パターン判定部(パターン判定手段)
114 予約判定部(予約判定手段の一部)
115 第2録画予約部(第2録画予約手段)
116 識別情報取得部(識別情報取得手段)
117 リピート取得部(リピート取得手段)
118 禁止部(禁止手段)
119 最終回判定部(最終回判定手段)
12 RAM
121 番組表記憶部(番組表記憶手段)
122 録画予約記憶部
123 識別情報記憶部(識別情報記憶手段)
15 受信部(受信手段)
19 HDD
2 出力装置
21 ディスプレイ(モニタ)
3 リモコン(第1録画予約手段の一部、予約判定手段の一部)

Claims (8)

  1. デジタル方式のテレビジョン放送を受信して、受信された映像情報を格納するデジタル放送記録装置であって、
    デジタル方式のテレビジョン放送を受信する受信手段と、
    前記受信手段を介して、電子番組表情報を取得する番組表取得手段と、
    前記番組表取得手段によって取得された電子番組表情報を格納する番組表記憶手段と、
    外部からの操作入力を受け付けて、受け付けられた操作入力に基づいて、前記番組表記憶手段に格納された電子番組表情報を介して、録画を予約する番組を設定する第1録画予約手段と、
    前記第1録画予約手段によって録画を予約する番組が設定された場合に、前記番組表記憶手段に格納された電子番組表情報を介して、該番組が不定期で放送される番組であるか否かを示すパターン情報を取得し、取得されたパターン情報に基づいて、前記第1録画予約手段によって録画を予約された番組が、不定期で放送される番組であるか否かを判定するパターン判定手段と、
    前記パターン判定手段によって不定期で放送される番組ではないと判定された場合に、外部からの操作入力を受け付けて、受け付けられた操作入力に基づいて、前記第1録画予約手段によって録画を予約する設定が行われた番組について、次回以降の番組の録画を予約するか否かを判定する予約判定手段と、
    前記予約判定手段によって次回以降の番組の録画を予約すると判定された場合に、予め設定された所定期間毎に、前記番組表取得手段に対して電子番組表を取得させ、取得された電子番組表情報を介して、次回以降の番組の録画を予約する第2録画予約手段と、
    を備えることを特徴とするデジタル放送記録装置。
  2. 前記パターン判定手段は、前記パターン情報として、前記番組表記憶手段に格納された電子番組表に含まれ、前記第1録画予約手段によって録画を予約する設定が行われた番組に対応する番組情報(EIT:Event Information Table)のシリーズ記述子(Series Descriptor)に含まれる番組パターン情報(program_pattern)を取得することを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送記録装置。
  3. 前記予約判定手段によって次回以降の番組の録画を予約すると判定された場合に、前記第1録画予約手段によって録画を予約する設定が行われた番組に対応し、番組を識別する情報である番組識別情報を、前記番組表記憶手段に格納された電子番組表情報を介して取得する識別情報取得手段と、
    前記識別情報取得手段によって取得された番組識別情報を格納する識別情報記憶手段と、
    を備え、
    前記第2録画予約手段は、前記番組表取得手段によって取得された電子番組表情報の中から、前記識別情報記憶手段に格納された番組識別情報と同一の番組識別情報を有する番組である録画対象番組を検索し、検索された録画対象番組の録画を予約することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のデジタル放送記録装置。
  4. 前記識別情報取得手段は、前記番組識別情報として、前記電子番組表情報に含まれ、前記第1録画予約手段によって録画を予約する設定が行われた番組に対応する番組情報(EIT:Event Information Table)のシリーズ記述子(Series Descriptor)に含まれるサービスID情報(service_id)を取得することを特徴とする請求項3に記載のデジタル放送記録装置。
  5. 前記予約判定手段によって次回以降の番組の録画を予約すると判定された場合に、前記第1録画予約手段によって録画を予約する設定が行われた番組に対応し、再放送の回数を示す情報であるリピート情報を、前記番組表記憶手段に格納された電子番組表情報を介して取得して、前記識別情報記憶手段に記録するリピート取得手段と、
    前記リピート取得手段に対して、前記第2録画予約手段によって検索された録画対象番組のリピート情報を、前記番組表取得手段によって取得された電子番組表情報を介して取得させると共に、取得されたリピート情報が、前記識別情報記憶手段に格納されたリピート情報と一致しない場合に、前記第2録画予約手段に対して検索された録画対象番組の録画を予約することを禁止する禁止手段と、
    を備えることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のデジタル放送記録装置。
  6. 前記リピート取得手段は、前記リピート情報として、前記電子番組表情報に含まれ、前記第1録画予約手段によって録画を予約する設定が行われた番組、及び、前記録画対象番組に対応する番組情報(EIT)のシリーズ記述子に含まれるリピートラベル情報(repeat_label)を取得することを特徴とする請求項5に記載のデジタル放送記録装置。
  7. 前記第2録画予約手段によって録画対象番組の録画が予約された場合に、該録画対象番組の放送回数を示す放送回数情報、及び、該録画対象番組の最終回の放送回数を示す最終回回数情報を、前記番組表取得手段によって取得された電子番組表情報を介して取得し、取得された放送回数情報が、取得された最終回回数情報と一致するか否かを判定する最終回判定手段を備え、
    前記第2録画予約手段は、前記最終回判定手段によって最終回回数情報と一致すると判定された場合に、番組の録画の予約処理を終了することを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載のデジタル放送記録装置。
  8. 前記最終回判定手段は、前記放送回数情報及び最終回回数情報として、それぞれ、前記電子番組表情報に含まれ、該録画対象番組に対応する番組情報(EIT)のシリーズ記述子に含まれるエピソード番号情報(episode_number)及び最終エピソード番号情報(last_episode_number)を取得することを特徴とする請求項7に記載のデジタル放送記録装置。
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