JP2009115234A - 摩擦係合装置 - Google Patents

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    • F16D2048/0212Details of pistons for master or slave cylinders especially adapted for fluid control

Abstract

【課題】底板部材とピストン部材のガタを無くすことにより、油圧特性を滑らかにして係合ショックを軽減しつつ、小型で製造コストを低減することができる摩擦係合装置を提供すること。
【解決手段】スナップリング59を介して内周溝54bと底板部材53の放射方向外端部53aの間にウェーブワッシャ60を介装し、ウェーブワッシャ60によって底板部材53の放射方向外端部53aを内周溝54bの軸線方向の壁面54c側に付勢する。
【選択図】図3

Description

本発明は、摩擦係合装置に関し、特に、自動変速機等に設けられ、複数の摩擦プレートの係合および解放を行う係合解放手段を有する摩擦係合装置に関する。
一般に、自動車等の車両に搭載される自動変速機には、自動変速機の動力伝達経路を変更するため、摩擦係合装置が備えられているものがある。このような摩擦係合装置は、例えば、油圧制御装置から供給される油圧に基づきピストンを駆動制御することにより、クラッチドラムを介して複数の摩擦プレートの係合および解放することで、クラッチやブレーキの係合および解放を行うようになっている。
従来のこの種の摩擦係合装置としては、図7に示すようなものが知られている(例えば、特許文献1参照)。図7において、自動変速機1は、複数の多板クラッチ、多板ブレーキ、サンギヤ、ピニオンギヤおよびリングギヤからなる複数のプラネタリギヤ等が組み合わされたものから構成されている。
自動変速機1を構成する係合摩擦装置としての多板クラッチ2は、インプットシャフトから入力されたエンジンの動力をプラネタリキャリアに断続的に伝達するようになっており、多板クラッチ2は、軸部材3の軸線方向に延在するように設けられた摩擦プレートである複数のアウタークラッチ板4と、隣接するアウタークラッチ板4の間に配置され、アウタークラッチ板4と噛合する摩擦プレートであるインナークラッチ板5と、アウタークラッチ板4を保持するクラッチドラム6とを含んで構成されている。
クラッチドラム6は、スナップリング7を介して、軸部材3の軸線方向に移動可能なピストン8に接続されており、ピストン8は、スプリング9によって軸部材3の軸線方向の一方に付勢されている。
また、自動変速機1には、ピストン8に隣接し、スプリング9とは反対側に設けられた油圧室10と、油圧室10に連通する油路11とが形成されている。また、クラッチドラム6の軸線方向他端部には断面L字形状の押圧リング12がスナップリング13を介して取付けられており、このスナップリング13はクラッチドラム6の軸線方向他端部に形成された内周溝に嵌合している。
また、クラッチドラム6の軸線方向他端部にはスナップリング14を介して皿ばね状のクッションプレート15が設けられており、このクッションプレート15は、図7中、右側に設けられたアウタークラッチ板4に摺接するようになっている。
このように構成された自動変速機1にあっては、油圧室10に作動油が供給されていない状態では、スプリング9の付勢力によって押圧リング12がアウタークラッチ板4から離間するように、ピストン8を介してクラッチドラム6が図7中、右方向に付勢されている。このとき、アウタークラッチ板4とインナークラッチ板5との間に微小な隙間が形成され、インプットシャフトからプラネタリギヤへの動力の伝達が遮断される。
次いで、油路11を通じて油圧室10に作動油を供給すると、ピストン8は、スプリング9の付勢力に抗して軸部材3の軸線方向に移動することにより、クラッチドラム6がピストン8と共に軸部材3方向に移動し、押圧リング12がアウタークラッチ板4を押圧する。この結果、アウタークラッチ板4とインナークラッチ板5とが圧着して、インプットシャフトからプラネタリギヤにエンジンの動力が伝達される。
このような構成を有する自動変速機1にあっては、クラッチドラム6の軸線方向他端部に設けられた押圧リング12によってアウタークラッチ板4を軸線方向一方側から他方側に向かって押圧する構成となっているため、クラッチドラム6の内部にアウタークラッチ板4やインナークラッチ板5を組み付けるときの組み付け性を良好にするために、クラッチドラム6の内部にアウタークラッチ板4やインナークラッチ板5を組み付けた後に、クラッチドラム6に押圧リング12を取付けるようにしている。この結果、押圧リング12によってアウタークラッチ板4やインナークラッチ板5が邪魔されることなく、クラッチドラム6に組み付けることができる。
ところで、このような構成を有する自動変速機1では、クラッチドラム6と別体の押圧リング12がクラッチドラム6に組み付けられているため、クラッチドラム6と押圧リング12の間に軸線方向のガタが生じてしまうことから、クラッチドラム6と押圧リング12の間にクッションプレート15が介装されている。
すなわち、多板クラッチ2等の摩擦係合装置にあっては、係合ショックを軽減するために、押圧リング12とアウタークラッチ板4の間の隙間の管理を厳密に行うことが必要である。
押圧リング12とアウタークラッチ板4の間の隙間が大きいと、油圧室10に必要量以上の作動油を供給する必要があるため、押圧リング12がアウタークラッチ板4に大きな力で接触してしまうおそれがある。このため、アウタークラッチ板4とインナークラッチ板5が係合するときの係合力が大きくなってしまい、所謂、変速ショック(係合ショック)が大きくなってしまうおそれがあった。
したがって、クラッチドラム6と押圧リング12の間に軸線方向にガタが生じてしまうと、押圧リング12とアウタークラッチ板4の隙間の管理が非常に面倒なものとなってしまう。
このため、従来の自動変速機1では、押圧リング12とアウタークラッチ板4の間にクッションプレート15を介装することにより、押圧リング12がクッションプレート15を介してアウタークラッチ板4に係合させる際にクッションプレート15を撓ませて、アウタークラッチ板4とインナークラッチ板5が係合するときの係合力を小さくすることにより、変速ショックを小さくするようにしている。
特開2007−16860号公報
しかしながら、このような従来の摩擦係合装置にあっては、クラッチドラム6と押圧リング12の間に軸線方向のガタが生じてしまうため、変速時に押圧リング12をアウタークラッチ板4に当接させるときに、ガタ分だけ押圧リング12が急激に移動してしまい、作動油の圧力が急激に変化してしまうおそれがあった。
また、クラッチドラム6と押圧リング12の間にクッションプレート15が必要となってしまうため、摩擦係合装置の製造コストが増大してしまうとともに摩擦係合装置の軸方向長さ(全長)が大きくなって摩擦係合装置が大型化してしまった。
本発明は、上述のような従来の問題を解決するためになされたもので、底板部材とピストン部材のガタを無くすことにより、油圧特性を滑らかにして係合ショックを軽減しつつ、小型で製造コストを低減することができる摩擦係合装置を提供することを目的とする。
本発明に係る摩擦係合装置は、上記目的達成のため、(1)第1の円筒部材と、前記第1の円筒部材の内周面に嵌合され、前記第1の円筒部材の軸線方向に配置された複数の第1の摩擦プレートと、前記第1の円筒部材の内周部に設けられた第2の円筒部材と、前記第2の円筒部材の外周面に設けられ、前記第1の摩擦プレートの間に交互に介装されるように前記第2の円筒部材の軸線方向に配置された複数の第2の摩擦プレートとを備えた摩擦係合装置において、前記第1の摩擦プレートと前記第2の摩擦プレートの係合および解放を行う係合解放手段を設け、前記係合解放手段が、前記第1の円筒部材の外周部に設けられ、軸線方向一端部が前記第1の摩擦プレートまたは第2の摩擦プレートの何れか一方に当接可能な当接部を有する筒状のピストン部材と、放射方向外端部が前記ピストン部材の軸線方向他端部に形成された内周溝に嵌合し、前記第1の円筒部材との間で油圧室を画成する底板部材と、前記ピストン部材の内周溝と前記底板部材の放射方向外端部の間に介装され、前記底板部材の放射方向外端部を前記内周溝の軸線方向の壁面に付勢する付勢部材とを有するものから構成されている。
この構成により、ピストン部材の内周溝と底板部材の放射方向外端部の間に付勢部材を介装し、この付勢部材によって底板部材の放射方向外端部を内周溝の軸線方向の壁面に付勢するようにしたので、底板部材とピストン部材のガタを無くすことができる。
このため、ピストン部材の当接部と第1の摩擦プレートの間の隙間の管理を容易に行うことができ、油圧室に必要な量の作動油を供給することによって底板部材およびピストン部材を介して第1の摩擦プレートと第2の摩擦プレートを係合させることができ、係合ショックが大きくなるのを防止することができる。
また、底板部材とピストン部材のガタを無くすことができるので、第1の摩擦プレートと第2の摩擦プレートを係合させるときに底板部材とピストン部材が相対移動するのを防止することができる。このため、作動油の圧力が急激に変化してしまうのを防止することができ、油圧特性を滑らかにすることができる。
この結果、従来のクッションプレートを廃止することができ、摩擦係合装置の全長を短くすることができるとともに、部品点数を少なくして摩擦係合装置の製造コストを低減することができる。
また、クッションプレートがある場合には、第1の摩擦プレートと第2の摩擦プレートを係合させるときにクッションプレートの撓み時間等がタイムラグになって第1の摩擦プレートと第2の摩擦プレートの係合時間が長くなるおそれがあるが、本発明では、クッションプレートを廃止することができるため、ピストン部材の当接部と第1の摩擦プレートの距離分だけピストン部材を移動させればよいので、第1の摩擦プレートと第2の摩擦プレートの係合時間を短縮させることができる。
上記(1)に記載の摩擦係合装置において、(2)前記付勢部材が、円周方向に沿って波状に形成されたウェーブワッシャからなるものから構成されている。
この構成により、簡素な構成で、かつ安価なウェーブワッシャを用いて底板部材とピストン部材のガタを無くすことができるため、摩擦係合装置の組立作業が複雑になるのを防止することができるとともに、摩擦係合装置の製造コストが増大するのを防止することができる。
本発明によれば、底板部材とピストン部材のガタを無くすことにより、油圧特性を滑らかにして係合ショックを軽減しつつ、小型で製造コストを低減することができる摩擦係合装置を提供することができる。
以下、本発明に係る摩擦係合装置の実施の形態について、図面を用いて説明する。
図1〜図6は、本発明に係る摩擦係合装置の一実施の形態を示す図であり、本実施の形態は、摩擦係合装置を自動変速機に適用した例を示している。
図1において、車両用駆動装置21は、FF(フロントエンジン・フロントドライブ)型車両に好適に採用されるもので、走行用の駆動源としてエンジン22を備えている。内燃機関を構成するエンジン22の出力は、流体式伝動装置として機能するトルクコンバータ23、自動変速機24、図示しない差動歯車装置、一対の車軸等を介して左右の駆動輪に伝達されるようになっている。
トルクコンバータ23は、エンジン22のクランク軸に連結されたポンプ翼車23p、自動変速機24の入力軸25に連結されたタービン翼車23tおよび一方向クラッチを介してハウジングケース26に連結されたステータ翼車23sを備えており、流体を介して動力伝達を行うようになっている。
また、ポンプ翼車23pおよびタービン翼車23tの間には、ロックアップクラッチ27が設けられており、ロックアップクラッチ27が係合されると、ポンプ翼車23pおよびタービン翼車23tが一体的に回転するようになっている。
自動変速機24は、シングルピニオン型の第1の遊星歯車装置28を主体として構成されている第1の変速部30と、シングルピニオン型の第2の遊星歯車装置31およびダブルピニオン型の第3の遊星歯車装置32を主体として構成されている第2の変速部33とを同軸線上に備えており、入力軸25の回転を変速して出力歯車34から出力するようになっている。
入力軸25は、トルクコンバータ23のタービン翼車23tと一体的に回転するタービン軸であり、出力歯車34は、カウンタ軸を介して、若しくは直接的に差動歯車装置と噛み合い、左右の駆動輪を回転駆動させる。
なお、この自動変速機24およびトルクコンバータ23は、中心線に対して略対称的に構成されており、図1では中心線の下半分が省略されている。
第1の変速部30を構成している第1の遊星歯車装置28は、サンギヤS1 、キャリヤCA1およびリングギヤR1の3つの回転要素を備えており、サンギヤS1が入力軸25に連結されて回転駆動させられるとともに、リングギヤR1が第3ブレーキB3を介して選択的に非回転部材であるハウジングケース26に連結されることにより、キャリヤCA1が入力軸25に対して減速回転させられて出力する。
また、第2の変速部33を構成している第2の遊星歯車装置31および第3の遊星歯車装置32は、一部が互いに連結されることによって4つの回転要素RM1、RM2、RM3およびRM4が構成されている。
具体的には、第3の遊星歯車装置32のサンギヤS3によって第1の回転要素RM1が構成され、第2の遊星歯車装置31のリングギヤR2および第3の遊星歯車装置32のリングギヤR3が互いに連結されて第2の回転要素RM2が構成され、第2の遊星歯車装置31のキャリヤCA2および第3の遊星歯車装置32のキャリヤCA3が互いに連結されて第3の回転要素RM3が構成され、第2の遊星歯車装置31のサンギヤS2によって第4の回転要素RM4が構成されている。
これら第2の遊星歯車装置31および第3の遊星歯車装置32は、キャリヤCA2およびキャリヤCA3が共通の部材で構成されているとともに、リングギヤR2およびリングギヤR3が共通の部材で構成されており、かつ、第2の遊星歯車装置31のピニオンギヤPが第3の遊星歯車装置32のピニオンギヤを兼ねているラビニヨ式の遊星歯車列となっている。
また、第1の回転要素RM1(サンギヤS3)はブレーキB1によって選択的にハウジングケース26に連結されて回転停止するようになっており、第2の回転要素RM2(リングギヤR2、R3)は第2のブレーキB2によって選択的にハウジングケース26に連結されて回転停止するようになっている。
また、第4の回転要素RM4(サンギヤS2)は第1のクラッチC1を介して選択的に入力軸25に連結されるようになっており、第2の回転要素RM2(リングギヤR2、R3)は第2のクラッチC2を介して選択的に入力軸25に連結されるようになっている。
また、第1の回転要素RM1(サンギヤS3)は第1の遊星歯車装置28のキャリヤCA1に連結されるようになっており、第3の回転要素RM3(キャリヤCA2、CA3)は出力歯車34に一体的に連結されて回転を出力するようになっている。
第1ブレーキB1、第2ブレーキB2および第3ブレーキB3と第1クラッチC1、第2クラッチC2は、何れも油圧シリンダによって摩擦係合させられる多板式の摩擦係合装置で、これらの第1ブレーキB1、第2ブレーキB2、第3ブレーキB3および第1クラッチC1、第2クラッチC2の係合解放状態が切り換えられることにより、前進6段および後進1段の各変速段が成立されるようになっている。
図2の作動表は、クラッチおよびブレーキの作動状態と各変速段との関係をまとめて示したもので、「○」は係合を表している。本実施の形態の自動変速機24においては、2つのクラッチC1、C2および3つのブレーキB1、B2、B3のうち何れか2つの係合によって前進6段の多段変速機が達成される。
図3は、自動変速機24の第2の変速部33を示す図である。
入力軸25は、ハウジングケース26にベアリングを介して相対回転可能に支持されており、入力軸25の軸線に対して垂直に伸びる鍔部25aが設けられている。入力軸25の鍔部25aの外周縁には、その外周縁に一体に溶接接合されるとともに、ハウジングケース26に対して相対回転可能に支持されている円環状の基部材41が設けられている。
この基部材41の第2の遊星歯車装置31に接近する側の外周面には、第1のクラッチC1の構成部材である第1の摩擦係合要素42および第2のクラッチC2の構成部材である第2の摩擦係合要素43を支持するクラッチドラム44が一体に溶接接合されており、入力軸25と一体回転されるようになっている。
第1の円筒部材としてのクラッチドラム44は、軸線方向の一方に開口する有底円筒状部材であり、内周面が基部材41の外周面に溶接接合されている略円板状の底板部44aと、底板部44aの外周面に連結され、第2の遊星歯車装置31方向に入力軸25の軸線と平行に伸びる円筒状の筒部44bとから構成されている。
クラッチドラム44の筒部44bの内周面には長手方向に延在するスプライン歯が設けられており、筒部44bの底板部44a側には、第1のクラッチC1を構成する第1の摩擦係合要素42の第1の摩擦プレートとしてのセパレートプレート45の外周縁が複数枚スプライン嵌合されている。
また、筒部44bの開口側には、第2のクラッチC2を構成する第2の摩擦係合要素43のセパレートプレート45の外周縁が複数枚スプライン嵌合されている。すなわち、クラッチドラム44の内周面には複数のセパレートプレート45が設けられている。
第1の摩擦係合要素42は、筒部44bにスプライン嵌合されている複数枚のセパレートプレート45と、その複数枚のセパレートプレート45の間に介在させられ第2の遊星歯車装置31のサンギヤS2に連結され回転を伝達するクラッチハブ46の外周面にスプライン嵌合されている複数枚の摩擦プレート(第2の摩擦プレート)47とから構成されている。
一方、第2の摩擦係合要素43は、外周縁が筒部44bの内周面にスプライン嵌合されている複数枚のセパレートプレート45と、その複数枚のセパレートプレート45の間に介在させられ、共用化されている第2の遊星歯車装置31および第3の遊星歯車装置32のリングギヤR2の外周面にスプライン嵌合されている複数枚の摩擦プレート47から構成されている。
すなわち、サンギヤS2、サンギヤS2に接続されたクラッチハブ46およびリングギヤR2は第2の円筒部材を構成しており、これらサンギヤS2、クラッチハブ46およびリングギヤR2はクラッチドラム44の内周部に設けられている。
そして、摩擦プレート47はセパレートプレート45の間に交互に介装されるようにサンギヤS2およびリングギヤR2の軸線方向に配置されている。
また、クラッチドラム44とクラッチハブ46の間には、クラッチドラム44側から第1の摩擦係合要素42を押圧するための第1のピストン48およびバネ受板49が配置されている。
また、第1のピストン48は、その内周面がシールを介して入力軸25に対して軸線方向に摺動可能に取付けられており、第1のピストン48の外周縁には、第1の摩擦係合要素42の方向に延在し、最左端の摩擦プレート47に当接可能な当接部48aが設けられている。
なお、摩擦プレート47に当接部48aが当接するのに限らず、セパレートプレート45の最右端を摩擦プレート47の最右端よりも右側に位置させるようにして、セパレートプレート47に当接部48aが当接させるようにしてもよい。
バネ受板49は、入力軸25に嵌合されるスナップリング50に当接することによって軸線方向の一方の移動が阻止させられているとともに、第1のピストン48とバネ受板49との間に介在させられ、第1のピストン48をクラッチドラム44の底板部44aに当接するように付勢するリターンスプリング51によってバネ受板49の他方の軸線方向への移動が阻止されるようになっている。
また、第1のピストン48と底板部44aの間には油圧室63が画成されており、この油圧室63には油路64を介して作動油が供給されるようになっている。この油圧室63に作動油が供給されると、第1のピストン48がリターンスプリング51の付勢力に抗して図3中、右方向に移動し、第1のピストン48の当接部48aが最左端の摩擦プレート47に当接してこの摩擦プレート47を押圧することにより、摩擦プレート47とセパレートプレート45とを係合することにより、自動変速機24の変速段を切換えるようになっている。
また、クラッチドラム44の外周部にはクラッチドラム44を包むようにして係合解放手段としての第2のピストン52が配置されている。
第2のピストン52は、軸線方向の一方に開口する有底筒状部材であり、基部材41の外周面にシールを介して摺動可能に嵌合され、入力軸25の軸線に対して略垂直に伸びる略円板状の底板部材53と、底板部材53の放射方向外端部から入力軸25の軸線方向と平行に第2の摩擦係合要素43方向に延在し、延在方向一端部に最右端に位置する摩擦プレート47に当接可能な当接部54aを有する筒状のピストン部材54と、底板部材53をピストン部材54の軸線方向一方側の内周面に固定するスナップリング55とを含んで構成されている。
ピストン部材54の内周面は、長手状の突起物が等角度間隔に複数個設けられており、これらの突起物は、クラッチドラム44の筒部44bの外周面に設けられている凹溝に軸心方向に摺動可能に嵌合されている。したがって、第2のピストン52はクラッチドラム44と一体的に回転することができる。
また、第2のピストン52の底板部材53のクラッチドラム44側の背面側は、バネ受板56が基部材41の外周面に嵌合されており、基部材41の外周面に固定されているスナップリング57にバネ受板56の内周部が当接することによってバネ受板56の軸線方向の一方への移動が阻止されている。
また、第2のピストン52とバネ受板56との間には第2のピストン52をバネ受板56から隔離する方向に付勢するリターンスプリング58が介装されており、ピストン部材54の当接部54aが最右端の摩擦プレート47から離隔するように第2のピストン52が図3中、右方向に付勢されている。
また、底板部材53と底板部44aの間には油圧室61が画成されており、この油圧室61には油路62を介して作動油が供給されるようになっている。この油圧室61に作動油が供給されると、底板部材53がリターンスプリング58の付勢力に抗して図3中、左方向に移動し、ピストン部材54の当接部54aが最右端の摩擦プレート47に当接してこの摩擦プレート47を押圧することにより、摩擦プレート47とセパレートプレート45とを係合させて自動変速機24の変速段を切換えるようになっている。
一方、図4に示すように、ピストン部材54の軸線方向他端部の内周面には内周溝54bが形成されており、この内周溝54bにはスナップリング55およびスナップリング55に保持された底板部材53の放射方向外端部53aが嵌合されている。
また、内周溝54bにはスナップリング59が嵌合されており、このスナップリング59には付勢部材としてのウェーブワッシャ60が取付けられ、このウェーブワッシャ60は、図5に示すように円周方向に沿って波状に形成されている。
このウェーブワッシャ60は、スナップリング59を介して内周溝54bと底板部材53の放射方向外端部53aの間に介装されており、このウェーブワッシャ60によって底板部材53の放射方向外端部53aを内周溝54bの軸線方向の壁面54c側に付勢することにより、ピストン部材54と底板部材53の間のガタを無くすようにしている。
本実施の形態では、第2のピストン52、クラッチドラム44、サンギヤS2、クラッチハブ46、リングギヤR2、セパレートプレート45および摩擦プレート47が摩擦係合装置を構成している。
本実施の形態では、第1の摩擦係合要素42および第2の摩擦係合要素43を自動変速機24に組み付けた後、第1の摩擦係合要素42および第2の摩擦係合要素43を覆うようにしてピストン部材54を底板部材53に組み付ける。
このとき、ウェーブワッシャ60が底板部材53の放射方向外端部53aを内周溝54bの軸線方向の壁面54c側に付勢することにより、ピストン部材54と底板部材53の間のガタが生じないようにしているため、最右端の摩擦プレート47とピストン部材54の当接部54aとの間の隙間の管理を容易に行うことができる。
一方、図2に示すように、自動変速機24を4速〜6速の何れかに変速する場合には、油路62を通して油圧室61に作動油を供給すると、底板部材53がリターンスプリング58の付勢力に抗して図3中、左方向に移動し、ピストン部材54の当接部54aが最右端の摩擦プレート47を押圧することにより、摩擦プレート47とセパレートプレート45とを係合する。
本実施の形態では、ウェーブワッシャ60によって底板部材53の放射方向外端部53aを内周溝54bの軸線方向の壁面54c側に付勢することにより、底板部材53とピストン部材54の間のガタを無くすことができるので、油圧室61に必要な量の作動油を供給することによって底板部材53およびピストン部材54を介して摩擦プレート47とセパレートプレート45を係合させることができ、係合ショック、すなわち、変速ショックが大きくなるのを防止することができる。
また、本実施の形態では、底板部材53とピストン部材54のガタを無くすことができるので、摩擦プレート47とセパレートプレート45を係合させるときに底板部材53とピストン部材54が作動油圧を受けて相対移動するのを防止することができる。このため、作動油の圧力が急激に変化してしまうのを防止することができ、油圧特性を滑らかにすることができる。
また、自動変速機24の変速を1速〜3速の何れかに変速する場合には、油圧室61に油圧を供給するのを停止すると、リターンスプリング58に付勢されて底板部材53が図3中、右方向に移動し、ピストン部材54の当接部54aが最右端の摩擦プレート47から離隔し、摩擦プレート47とセパレートプレート45との係合が解除される。
本実施の形態では、底板部材53とピストン部材54のガタを無くすことができるので、摩擦プレート47とセパレートプレート45の係合を解除するときに、底板部材53とピストン部材54がリターンスプリング58の付勢力によって相対移動するのを防止することができる。このため、油圧室61からドレンされる作動油の圧力が急激に変化してしまうのを防止することができ、油圧特性を滑らかにすることができる。
したがって、従来のクッションプレートを廃止することができ、自動変速機24の全長を短くすることができるとともに、部品点数を少なくして自動変速機24の製造コストを低減することができる。
また、クッションプレートがある場合には、摩擦プレート47とセパレートプレート45を係合させるときに、すなわち、変速を行うときにクッションプレートの撓み時間等がタイムラグになって摩擦プレート47とセパレートプレート45の係合時間が長くなるおそれがある。
これに対して、本実施の形態では、クッションプレートを廃止することができるため、ピストン部材54の当接部54aと摩擦プレート47とピストン部材54の距離分だけピストン部材54を移動させればよいので、摩擦プレート47とセパレートプレート45の係合時間を短縮させることができ、変速時間を短縮することができる。
また、本実施の形態では、付勢部材として簡素な構成で、かつ安価なウェーブワッシャ60を用いて底板部材53とピストン部材54のガタを無くすことができるため、自動変速機24の組立作業が複雑になるのを防止することができるとともに、自動変速機24の製造コストが増大するのを防止することができる。
また、本実施の形態では、環状のウェーブワッシャ60を用いているが、これに限らず、図6に示すように、ウェーブワッシャ70の一部に切欠き部70aを形成してもよい。このようにすれば、1枚の鉄板等からウェーブワッシャ70をプレス等によって打ち抜くときに、鉄板の端部側に切欠き部70aを位置させることにより、鉄板の端部も有効に利用することができ、ウェーブワッシャ70の製造時の歩留りが低下するのを防止することができる。
また、本実施の形態では、摩擦係合装置をクラッチC1とクラッチC2に適用しているが、これに限らず、摩擦係合装置をブレーキに適用してもよいことは勿論である。要は、第1の摩擦プレートと第2の摩擦プレートを係合および解放するための係合解放手段を有する摩擦係合装置に本発明は適用可能である。
また、本実施の形態では、付勢部材としてウェーブワッシャ60を用いているが、ウェーブワッシャ60よりも簡素で、かつ安価なゴム等の環状の弾性部材を用いてもよい。また、これに限らず、底板部材53の放射方向外端部53aとスナップリング59の間に小型な圧縮ばねを介装し、この圧縮ばねを底板部材53の放射方向外端部53aとスナップリング55の間に周方向に一定の間隔で設置してもよい。
また、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であってこの実施の形態に制限されるものではない。本発明の範囲は上記した実施の形態のみの説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
以上のように、本発明に係る摩擦係合装置は、底板部材とピストン部材のガタを無くすことにより、油圧特性を滑らかにして係合ショックを軽減しつつ、摩擦係合機能を小型化することができるとともに製造コストを低減することができるという効果を有し、自動変速機等に設けられ、複数の摩擦プレートの係合および解放を行う係合解放手段を有する摩擦係合装置等として有用である。
本発明に係る摩擦係合装置の一実施の形態を示す図であり、摩擦係合装置を備えた車両用駆動装置の要部断面図である。 本発明に係る摩擦係合装置の一実施の形態を示す図であり、自動変速機の各変速段を成立させるためのクラッチおよびブレーキの係合を説明する図である。 本発明に係る摩擦係合装置の一実施の形態を示す図であり、摩擦係合装置を含んだ自動変速機の要部断面図である。 本発明に係る摩擦係合装置の一実施の形態を示す図であり、ピストン部材を要部断面図である。 本発明に係る摩擦係合装置の一実施の形態を示す図であり、(a)はウェーブワッシャの正面図、(b)はウェーブワッシャの側面図である。 本発明に係る摩擦係合装置の一実施の形態を示す図であり、(a)は他の形状のウェーブワッシャの正面図、(b)は他の形状のウェーブワッシャの側面図である。 従来の摩擦係合装置を含んだ自動変速機の要部断面図である。
符号の説明
44 クラッチドラム(摩擦係合装置、第1の円筒部材)
45 セパレートプレート(摩擦係合装置、第1の摩擦プレート)
46 クラッチハブ(摩擦係合装置、第2の円筒部材)
47 摩擦プレート(摩擦係合装置、第2の摩擦プレート)
52 第2のピストン(摩擦係合装置、係合解放手段)
53 底板部材
53a 放射方向外端部
54 ピストン部材
54a 当接部
54b 内周溝
54c 壁面
60 ウェーブワッシャ(付勢部材)
S2 サンギヤ(摩擦係合装置、第2の円筒部材)
R2 リングギヤ(摩擦係合装置、第2の円筒部材)

Claims (2)

  1. 第1の円筒部材と、前記第1の円筒部材の内周面に嵌合され、前記第1の円筒部材の軸線方向に配置された複数の第1の摩擦プレートと、前記第1の円筒部材の内周部に設けられた第2の円筒部材と、前記第2の円筒部材の外周面に設けられ、前記第1の摩擦プレートの間に交互に介装されるように前記第2の円筒部材の軸線方向に配置された複数の第2の摩擦プレートとを備えた摩擦係合装置において、
    前記第1の摩擦プレートと前記第2の摩擦プレートの係合および解放を行う係合解放手段を設け、
    前記係合解放手段が、前記第1の円筒部材の外周部に設けられ、軸線方向一端部が前記第1の摩擦プレートまたは第2の摩擦プレートの何れか一方に当接可能な当接部を有する筒状のピストン部材と、放射方向外端部が前記ピストン部材の軸線方向他端部に形成された内周溝に嵌合し、前記第1の円筒部材との間で油圧室を画成する底板部材と、前記ピストン部材の内周溝と前記底板部材の放射方向外端部の間に介装され、前記底板部材の放射方向外端部を前記内周溝の軸線方向の壁面に付勢する付勢部材とを有することを特徴とする摩擦係合装置。
  2. 前記付勢部材が、円周方向に沿って波状に形成されたウェーブワッシャからなることを特徴とする請求項1に記載の摩擦係合装置。
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