JP2009113713A - 車両用フードの支持構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】回動時におけるサポートロッドのガタつきを低減してサポートロッドの回動軌跡を一定に維持することができる車両用フードの支持構造を提供する。
【解決手段】
フードパネル3の裏面側に取り付けられたロッド保持具9と、一端側の基端部が前記ロッド保持具9に回動可能に支持され、他端側に、車体パネル13の係止穴に係止可能な係止部が設けられたサポートロッド7とを備え、前記フードパネル3を開放した状態で、サポートロッド7を下方に回動させて前記係止部を車体パネルに係止させることにより、フードパネル3をサポートロッド7を介して開放状態に支持する車両用フードの支持構造である。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用フードの支持構造に関する。
自動車のフードパネルを開放状態に保持するには、一般に、フードパネルに取り付けたサポートロッド装置を用いている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載されたサポートロッド装置は、フードパネルの裏面側に取り付けられたロッド保持具と、該ロッド保持具に回動可能に支持されたサポートロッドとを備えている。前記サポートロッド装置を使用する場合は、該サポートロッドを下方に回動させて、先端部を車体パネルの係止穴に係止させる。
特開2002−53073公報
しかしながら、かかる従来の車両用フードの支持構造にあっては、前記ロッド保持具に対してサポートロッドが多少の隙間をもって遊嵌されているため、サポートロッドを下方に回動させる際に、サポートロッドが前後又は左右方向にガタつき、サポートロッドの回動軌跡を一定に維持することが困難であった。
そこで、本発明は、回動時におけるサポートロッドのガタつきを低減してサポートロッドの回動軌跡を一定に維持することができる車両用フードの支持構造を提供するものである。
本発明は、フードパネルの裏面側に取り付けられたロッド保持具と、一端側の基端部が前記ロッド保持具に回動可能に支持され、他端側に、車体側に係止可能な係止部が設けられたサポートロッドとを備え、前記フードパネルを開放した状態で、サポートロッドを下方に回動させて前記係止部を車体側に係止させることにより、フードパネルをサポートロッドを介して開放状態に支持する車両用フードの支持構造であって、前記サポートロッドがフードパネルに保持された状態から下方に回動するときには、前記サポートロッドの基端部は前記ロッド保持具に嵌合した状態であり、前記サポートロッドの係止部が車体側に係止されるときには、前記サポートロッドの基端部は前記ロッド保持具に遊嵌された状態になることを特徴とする。
本発明によれば、サポートロッドがフードパネルに保持された状態から下方に回動するときには、前記サポートロッドの基端部は前記ロッド保持具に嵌合した状態であるため、サポートロッドのガタつきが低減し、回動軌跡が一定に維持される。
以下、本発明の実施形態を図面と共に詳述する。
図1は本発明の第実施形態によるフードの支持構造を備えた車体前部の斜視図、図2は図1の要部を拡大した斜視図、図3は本発明の実施形態によるサポートロッドの係止部を拡大した斜視図である。
図1に示すように、車体前部には、エンジンルーム1が配設されており、該エンジンルーム1の上部をフードパネル3によって覆っている。該フードパネル3は、後端部に設けたヒンジ5を介して前側が開閉可能に支持されている。
また、フードパネル3の前端部の裏面側には、図1の二点鎖線に示すように、車幅方向に沿ってサポートロッド7がロッド保持具9とクランプ11を介して取り付けられている。具体的には、フードパネル3の前端部の裏面側には、車幅方向右端部にロッド保持具9が取り付けられており、車幅方向中央部にはクランプ11が取り付けられている。また、サポートロッド7は長尺状の鋼材等から形成され、図2に示すように、該サポートロッド7の一端側は前記ロッド保持具9に回動可能に支持され、他端側は前記クランプ11に保持されている。
さらに、図1に示すように、エンジンルーム1の前端には、車幅方向に沿って車体パネル13が配設されている。
図3に示すように、サポートロッド7の他端には、係止部15が設けられ、該係止部15の先端に係止爪17が形成されている。前記車体パネル13には、係止穴19が穿設されており、該係止穴19にサポートロッド7の係止部15が挿入され、車体パネル13の裏面側における係止穴19の周縁部に、係止爪17が係止されるように構成されている。
このようにして、図1に示すように、サポートロッド7によってフードパネル3を開放したまま保持することができる。
図2に示すように、前記ロッド保持具9は、フードパネル3の裏面側に取り付けられる本体部21と、該本体部21の下部に支持された保持部23とからなる。
前記本体部21の前部には、外周縁に沿って補強用のフランジ部25が立設されており、後部の下側に保持部23が取り付けられている。また、前記保持部23は、車幅方向に間隔をおいて下方に垂設された左右一対の脚部27,29と、該脚部27,29の下端同士を連結する略半円状の遊嵌部31とから一体に形成されている。この脚部27,29の前後幅H1は、遊嵌部31の前後幅H2よりも長く形成されており、保持部23の後面33は面一状に形成され、脚部27,29の前面35の位置が、遊嵌部31の前面37よりも車両前側に配置されている。
一方、図2に示すように、サポートロッド7の一端側に形成した基端部39は、側面視略U字状に形成されており、この基端部39がロッド保持具9の保持部23に回動可能に支持されている。そして、サポートロッド7が格納状態(図1に二点鎖線で示す)及び、この格納状態から下方に回動させている状態では、基端部39が脚部27の前面35及び後面33を前後から挟持することにより、基端部39は前後方向にガタつかない。また、サポートロッド7の係止部15を車体パネル13の係止穴19に係止させるとき(図1の実線、及び図2に示す)には、サポートロッド7の基端部39は、ロッド保持具9の遊嵌部31に前後方向に多少のガタをもった状態で遊嵌されている。以下に、サポートロッド7とロッド保持具9との位置関係を図4,5を用いて簡単に説明する。
図4は図1の要部をP方向から見た場合における一部断面図、図5は比較例に係る図4に相当する一部断面図である。
図4に示すように、サポートロッド7がフードパネル3に格納された状態では、サポートロッド7の基端部39の内周側においては、基端部39の角部41,43とロッド保持具9の一方の脚部27とが2点で当接している。また、サポートロッド7の基端部39の外周側は、ロッド保持具9の他方の脚部29が当接している。なお、図2,4に示すように、ロッド保持具9における前記一方の脚部27の前後幅H1は、他方の脚部29の前後幅H1と同一寸法であり、遊嵌部31の前後幅H2よりも大きい。このように、本実施形態では、脚部27,29は、遊嵌部31よりも幅寸法の大きい幅広部に設定されている。
一方、図5に示すように、比較例に係るロッド保持具45は、一方の脚部の前後幅H3が他方の脚部の前後幅H1よりも大幅に短いため、サポートロッド7の基端部の内周側が1点でのみ脚部に当接する。これにより、サポートロッド7は、格納状態から下方に回動させる途中段階にかけて、ロッド保持具45との間に前後方向に矢印で示すガタが生じる。
以下に、本発明の実施形態による作用効果を説明する。
前記サポートロッド7の基端部は、略U字状に屈曲して形成され、前記ロッド保持具9は、フードパネル3に取り付けられた本体部21と、該本体部21の下側に設けられた保持部23とを備え、該保持部23は、下方に向けて垂設された一対の脚部27,29と、該脚部27,29の下端部同士を連結する遊嵌部31とからなり、前記一対の脚部27,29のうち少なくとも一方が前記遊嵌部31よりも幅寸法が大きい幅広部に設定されている。
このため、前記サポートロッド7がフードパネル3に保持された状態から下方に回動するときには、前記サポートロッド7の基端部39の内周側が、前記ロッド保持具9における幅広部に設定された一方の脚部27によって嵌合されると共に、サポートロッド7の基端部39の外周側が他方の脚部29に当接される。従って、サポートロッド7が回動する際には、サポートロッド7のガタつきがなくなり、回動軌跡も一定に維持される。
その一方、サポートロッド7の係止部15を車体パネル13の係止穴19に係止させるときには、サポートロッド7の基端部39がロッド保持具9の遊嵌部31に遊嵌されているため、サポートロッド7を前後又は左右に移動させることができる。従って、サポートロッド7の係止部15を位置決めして、車体パネル13の係止穴19に係止させることが容易になる。
前記ロッド保持具9における一対の脚部27,29の双方を前記幅広部に設定しているため、ロッド保持具9の取付位置を前後逆に変えたり等しても使用することができ、仕様変更に柔軟に対応することができる。
本発明の第実施形態によるフードの支持構造を備えた車体前部の斜視図である。 図1の要部を拡大した斜視図である。 本発明の実施形態によるサポートロッドの係止部を拡大した斜視図である。 図1の要部をP方向から見た場合における一部断面図である。 比較例に係る図4に相当する一部断面図である。
符号の説明
3…フードパネル
7…サポートロッド
9…ロッド保持具
15…係止部
21…本体部
23…保持部
27,29…脚部
31…遊嵌部
39…基端部

Claims (3)

  1. フードパネルの裏面側に取り付けられたロッド保持具と、一端側の基端部が前記ロッド保持具に回動可能に支持され、他端側に、車体側に係止可能な係止部が設けられたサポートロッドとを備え、前記フードパネルを開放した状態で、サポートロッドを下方に回動させて前記係止部を車体側に係止させることにより、フードパネルをサポートロッドを介して開放状態に支持する車両用フードの支持構造であって、
    前記サポートロッドがフードパネルに保持された状態から下方に回動するときには、前記サポートロッドの基端部は前記ロッド保持具に嵌合した状態であり、
    前記サポートロッドの係止部が車体側に係止されるときには、前記サポートロッドの基端部は前記ロッド保持具に遊嵌された状態になることを特徴とする車両用フードの支持構造。
  2. 前記サポートロッドの基端部は、略U字状に屈曲して形成され、
    前記ロッド保持具は、フードパネルに取り付けられた本体部と、該本体部の下側に設けられた保持部とを備え、該保持部は、下方に向けて垂設された一対の脚部と、該脚部の下端部同士を連結する遊嵌部とからなり、前記一対の脚部のうち少なくとも一方が前記遊嵌部よりも幅寸法が大きい幅広部に設定され、
    前記サポートロッドがフードパネルに保持された状態から下方に回動するときには、前記サポートロッドの基端部の内周側が、前記ロッド保持具における幅広部に設定された一方の脚部によって嵌合されると共に、サポートロッドの基端部の外周側が他方の脚部に当接されるように構成したことを特徴とする請求項1に記載の車両用フードの支持構造。
  3. 前記ロッド保持具における一対の脚部の双方を前記幅広部に設定したことを特徴とする請求項2に記載の車両用フードの支持構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5954674U (ja) * 1982-10-01 1984-04-10 日産自動車株式会社 開閉体用サポ−トロツドの支持構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5954674U (ja) * 1982-10-01 1984-04-10 日産自動車株式会社 開閉体用サポ−トロツドの支持構造

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