JP2009102862A - 車両用スライドドアにおける全開保持用ラッチ機構の取付け構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ガイドローラに対するラッチ機構の位置規制の精度を向上できかつ取付け位置調整の作業性を向上できる車両用スライドドアにおける全開保持用ラッチ機構の取付け構造を提供する。
【解決手段】 ドア開口部の下縁に沿って延設されたスライドレール14と、ドアの下部からスライドレールに向けて延設されたロアアーム4と、ロアアームに位置調整可能に取り付けられたローラ支持部材40を介して回動可能に軸支されたガイドローラ41と、スライドレールの全開側端部付近に固定されたストライカ16と、ロアアームに位置調整可能なベースフレーム60を介して取付けられドア全開位置で前記ストライカに係合するラッチ機構6とを備えた車両用スライドドアにおいて、前記ラッチ機構のベースフレームが、ローラ支持部材に固定されたガイドローラの支軸41aに係合する係合部(63a)を有し、該係合部が前記支軸に係合した位置を基準にラッチ機構の位置が規定されている。
【選択図】 図5

Description

本発明は、車両用スライドドアを全開位置に保持するためのラッチ機構の取付け構造に関し、さらに詳しくは、スライドドアの下端縁を支持するロアアームのガイドローラに隣接して固定されるラッチ機構の取付け構造に関するものである。
スライドドアは、開閉時における車体からの突出が少ない割に広い開口が得られ、主に乗用車の後部座席用のサイドドアに利用されている。このサイドドアのスライド機構は、ドア開口部の上下の縁部と後縁部の後方とに延設されたスライドレール、および、各スライドレールに沿って移動可能なローラを有し、それによってサイドドアをスライド機構に連結するアームを備えている。
このようなスライドドアにおいて、スライドドアの下端部を支持するロアアームに、全開位置で車体側のストライカに係合するラッチ機構(オープンロック機構)を付設し、ドアを全開位置に保持できるようにすることが特許文献1に開示されている。特許文献1では、ロアアームにガイドローラの支持部材を締結部材で固定した後、この締結部材を用いてラッチ機構のベース部材を位置決めし、別のボルトでロアアームに固定するようにしている。
しかし、上記の取付け構造では、ガイドローラとその支持部材の締結位置とが離れており、その間にいくつかの部品が介在するため、取付け寸法に誤差を生じる可能性があり、ガイドローラの転接位置に対するラッチ機構の係合位置の規制が充分とは言えなかった。また、位置規制手段として締結部材であるボルトを利用しているが、通常締結孔はボルトの径より大きくなっており、さらにネジ溝が加工されているので、ラッチ機構側の位置決め孔との間に隙間を生じる虞があり、この点からも充分な規制精度を得ることはできなかった。
特開2003−127664号公報
本発明は、従来技術のこのような実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、ガイドローラに対するラッチ機構の位置規制の精度を向上できかつ取付け位置調整の作業性を向上できる車両用スライドドアにおける全開保持用ラッチ機構の取付け構造を提供することにある。
上記従来技術の有する課題を解決するため、本発明は、
車体に設けたドア開口部を開閉するためのドアと、前記ドア開口部の下縁に沿って延設されたスライドレールと、前記ドアの下部から前記スライドレールに向けて延設されたロアアームと、前記ロアアームに前記ドアのスライド方向と交差する方向に位置調整可能に取り付けられたローラ支持部材を介して回動可能に軸支されかつ前記スライドレールに沿って移動可能なガイドローラと、前記スライドレールの全開側端部付近に固定されたストライカと、前記ロアアームに前記スライド方向と交差する方向に位置調整可能なベースフレームを介して取付けられ前記ドアの全開位置で前記ストライカに係合して前記ドアを全開位置に保持するためのラッチ機構と、を備えた車両用スライドドアにおいて、
前記ラッチ機構の前記ベースフレームが、前記ローラ支持部材に固定された前記ガイドローラの支軸(41a)に係合する係合部(63a)を有し、該係合部が前記支軸に係合した位置を基準に前記ラッチ機構の位置が規定されていることを特徴とする。
本発明は、上述の通り構成されているので、ガイドローラの位置調整時にラッチ機構の位置が追従し、ローラ支持部材の位置調整をすることにより、同時にラッチ機構のストライカとの係合位置の規制も行うことができ、位置調整の作業性が向上するとともに、ガイドローラに最も近い位置(平面視では同位置)を基準にラッチ機構の位置を規制可能となり、位置精度が格段に向上する。
本発明において、前記支軸が、前記ローラ支持部材に貫通した状態で固定されており、前記ベースフレームの前記係合部が、前記ガイドローラと反対側に突出した軸端部に嵌合する係合孔である態様では、軸端部に係合孔を一旦嵌合させれば平面的な移動では外れなくなり、取付け位置調整作業を容易に行うことができることに加えて、ベースフレームが固定された後には、逆に係合孔によって支軸端部が支持されその取付け剛性を向上させることができる。また、前記軸端部が面取りされている態様では、軸端部への係合孔の嵌合を容易にしつつも、嵌合後は径が一様な軸胴部を基準に確実な取付け位置の規制が可能となる。
本発明において、前記ローラ支持部材が、前記スライド方向と交差する方向に延在する2箇所の長孔を介して前記ロアアームに締結部材で取付けられ、前記ベースフレームが、前記ローラ支持部材の取付け部を挟んで両側に位置しかつ前記スライド方向と交差する方向に延在する2箇所の長孔を介して前記ロアアームに締結部材で取付けられている態様では、ローラ支持部材の位置調整に伴う移動による牽引力が、ローラ支持部材の移動方向に対して両側に位置したベースフレームの2箇所の取付け部に分散するので、ベースフレームの水平面内での回動を生じ難くなり、回動に伴う長孔でのこじれや取付け角誤差が抑制され、ラッチ機構の位置精度が向上するとともに、位置調整作業を一層容易に行えるようになる。また、ロアアームの狭いスペースを有効に利用してラッチ機構(ベースフレーム60)の強固な取付けが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明に係る全開保持用ラッチ機構の取付け構造が実施されるスライドドアを備えた自動車を示す側面図である。図において、自動車1は、車体側面の一部を構成するヒンジ式のフロントドア11と、スライド式のリアドア12とを側面に備えている。リアドア12は、ドア開口部20の上下縁部と後縁中間部にスライド機構を構成するスライドレール(13、14、15)が設けられ、これら3箇所で車体に対して摺動可能に支持されている。
すなわちスライド機構は、ドア開口部20の上縁部に沿って延設されたアッパーガイドレール13、ドア開口部20の下縁部に沿って延設されたロアガイドレール14、ドア開口部の後縁部の中間部から後方に延在するセンターレール15の3つのスライドレール、および、それらに沿って移動可能なガイドローラとリアドア12とを連結するアッパーアーム3、ロアアーム4、およびセンターアーム5の3つのアームで構成されている。なお、図示を省略するが、各スライドレール(13、14、15)は、車両前方側の端部で、車両室内側に湾曲しており、これらスライドレールでガイドローラが案内されることにより、リアドア12は、閉鎖状態から車両側方に開いた後に車両後方に開放される。
全開保持用ラッチ機構6は、上記3つのアームのうち、リアドア12の下部に配設されたロアアーム4の下面側に付設されている。ロアアーム4は、図2に示すように、上方に屈曲された基端部4bにおいて、リアドア12のインナーパネル側に3箇所のボルトで固定され、該基端部4bから車両室内側前方に延設された先端部4aに、スライド機構を構成するガイドローラ41、42が設けられている。
これらのうち、リアドア12の上下方向の位置を規制するガイドローラ42は、ロアアーム先端部4aの下方に折曲された縁部4cに直接固定した略水平方向の支軸に回動自在に支持されているが、リアドア12の車幅方向の位置を規制するガイドローラ41は、ロアアーム4の先端部4aにローラ支持部材40を介して取り付けられ、リアドア12のスライド方向Sと交差する方向(車幅方向W)の取付け位置を調整可能となっている。
ローラ支持部材40は、図5および図6に示すように、その基端側に長手方向に離間して2箇所の長孔43、43が穿設されており、該長孔43、43に挿通したボルト44a、44aを、ロアアーム4の取付け孔44、44の下面に固着されたウエルドナット44b、44bに螺合締結して取り付けられており、ボルト44a、44aに対する長孔43、43の位置を車幅方向Wに変更可能である。
ガイドローラ41は、図6に示すように、ローラ支持部材40の先端部に穿設された孔に貫通した状態で固定されている支軸41aの上部にベアリングを介して回動自在に支持されている。支軸41aの下部はローラ支持部材40の下方に突出しており、後述するように全開保持用のラッチ機構6の取付け位置の基準となる。また、図5に示すように、ロアアーム先端部4aの車両前後方向の両隅部(図2にボルト45a、46aが設けられている位置)には、ラッチ機構6(ベースフレーム60)を取り付けるためのドアスライド方向Sと交差する方向(車幅方向W)に延在する長孔45b、46bが穿設されている。なお、ロアアーム4の上面には、樹脂製のアームカバー48(図2)が装着される。
ラッチ機構6は、図5に示すように、リアドア12の全開位置で、スライドレール14の全開側端部付近に固定されたストライカ16に係合するラッチ61、該ラッチ61の回動をリアドア12の全開位置でロックするロックレバー62、それらをロアアーム4に一体的に組み付けるためのベースフレーム60から構成されている。
ラッチ61は、ベースフレーム60の下面側に支軸61aで回動可能に支持され、基部のロックレバー62に隣接した部分に段部61bが設けられており、図示しないスプリングにより反時計方向に付勢されている。なお、支軸61aの下端は、ベースフレーム60の下方に離間して平行に配設された連結プレート68によって、ロックレバー62の支軸62aの下端と連結されている。
ロックレバー62は、ベースフレーム60の下面側に支軸62aで回動可能に支持され、その回動中心(62a)から前記ラッチ61の基部側に延びる腕部に、前記段部61bに係合可能な爪部62bを有する一方、前記回動中心(62a)から反対側に延びる他方の腕部に、ロックレバー62を回動操作するためのケーブル7(ボーデンケーブル)の内索端部が連結されており、図示しないスプリングによって反時計方向に付勢されている。
ベースフレーム60は、ロアアーム先端部4aの下方に沿って車両前後方向に延在し、その両端部には、ロアアーム4の長孔45b、46bに対応した配置で取付け孔65、66が穿設され、それらの下面には図示しないウエルドナットが固着されている。また、一方の取付け孔66付近からロアアーム基端側4bに向けて延出した端部には、スリット47(図2)を通じてロアアーム4の下側に引き込まれたケーブル7の外索端部の連結部67が設けられている。
さらに、図5および図6に示すように、ベースフレーム60の長手方向中間部には、ローラ支持部材40を固定するボルト44aとの干渉を回避するための凹部が形成されており、この凹部の一側から、ロアアーム先端部4aの下方に屈曲された縁部4cを越えてガイドローラ41の下側まで延出した延出片部63が一体に設けられ、該延出片部63の先端部には、ガイドローラ41の支軸41aに嵌合可能な係合孔63aが穿設されている。
一方、ストライカ16は、図4に示すように、ボックス状のブラケット17の上下壁面間にピンを渡設してなり、ブラケット17の側面に設けた爪17aを、スライドレール14が配設された車体側面凹部10の奥壁面に設けた孔14aに係合した状態で、ブラケット17の孔17bに挿通したボルトを前記孔14aに隣接した取付け孔14b(図4では、プロテクタ14cの背後に位置している)に螺合締結することにより車体パネルに固定され、スライドレール14の全開側端部付近の延長線上に配設される。また、ブラケット17の車両後方側の縁部には、ラッチ61を全開位置で規制するパッド18が装着されている。
以上のように構成されたラッチ機構6を備えたリアドア12を、図1に示す閉状態から車両後方にスライドさせて開き、図3に示すような全開位置に達すると、図5に示すように、ラッチ61がストライカ16に係合して回動し、実線で示す回動位置(ロック位置)においてラッチ61の段部61bが、ロックレバー62の爪部62bで係止されてラッチ61がロックされるとともに、ロアアーム4の当接部49がパッド18に当接し、これにより、リアドア12が全開位置に保持される。
このような全開ロック状態でドアアウターハンドルを操作すると、該ドアアウターハンドルに連結されたケーブル7の内索が引張され、ロックレバー62が、図5に2点鎖線で示す側に回動し、該ロックレバー62の爪部62bがラッチ61の段部61bから外れる。これにより、ラッチ61が回動可能となり、すなわちリアドア12の全開位置でのロックが解除され、リアドア12がスライド可能となる。
上記ガイドローラ41およびラッチ機構6の取付け位置の調整に際しては、先ず、ロアアーム4の2つのボルト44a、44aと、ラッチ機構6の2つのボルト45a、46aを緩め、車体に対するリアドア12の位置が最適化されるようにボルト44a、44aに対するローラ支持部材40の長孔43、43の位置を調整し、ボルト44a、44aをウエルドナット44b、44bに締結することでローラ支持部材40をロアアーム4に固定する。
この時、ラッチ機構6のベースフレーム60は、ローラ支持部材40の支軸41aに係合孔63aが嵌合することにより、ローラ支持部材40に追従して移動し、長孔45b、46bに対するボルト45a、46aおよび取付け孔65、66の位置が調整されているので、その位置で、ボルト45a、46aを取付け孔65、66のウエルドナットに締結してベースフレーム60をロアアーム4に固定すれば、ラッチ機構6のストライカ16に対する位置調整が完了する。
したがって、ラッチ機構6自体としての位置調整作業は不要となるため作業時間の短縮が図れる。また、ラッチ機構6の組付け時には、ローラ支持部材40の支軸41aに係合孔63aを嵌合させることで、ベースフレーム60の位置が定まり、ベースフレーム60の取付け孔65、66が、ロアアーム4の長孔45b、46bの下側に配置されるので、ボルト45a、46aを直ちに締結でき、ロアアーム4の下側に隠れたラッチ機構6の組付け作業を容易に行うことができる。
特に、ガイドローラ41を回転自在に支持する支軸41aは、正確な円形断面に仕上げられているので、係合孔63aとの嵌合公差を適宜設定することで、高精度の位置決めが可能となる。また、図6に示すように、支軸41aの端部を面取り41cすることにより、嵌合公差が小さい場合にも係合孔63aを容易に嵌合でき、位置精度と組付け性を両立できる。しかも、支軸41aはガイドローラ41の回転中心を通るため、ラッチ機構6をガイドローラ41の位置に非常に高い精度で適合させることができる。
さらに、ローラ支持部材40とラッチ機構6が位置決めされ固定された後には、ベースフレーム60の延出片部63が、支軸41aのもう1つの支持部材となるので、ガイドローラ41の取付け剛性を向上させる点でも有利である。加えて、ベースフレーム60の取付け位置となる長孔45b、46bおよび取付け孔65、66が、ローラ支持部材40を挟んでその両側に配置され、ベースフレーム60の取付け剛性、特に水平面内での回動に対する剛性が高く、上記支軸41aの支持構造として好適であり、当然ながら、リアドア2の開閉に伴うラッチ機構6とストライカ16との係合時の衝撃に対する剛性を確保するうえでも有利である。
以上、本発明の実施の形態について述べたが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形および変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、ベースフレーム60の支軸41aとの係合部が、係合孔63aである場合について述べたが、係合部(63a)を、位置調整時の移動方向(車幅方向W)と交差または直交する方向に、延出片部63のいずれかの側縁から切欠されたU字状の切欠部(係合溝)とすることもでき、その場合、支軸41aの側方から係合させることができるので、支軸41aの下端が他の支持部材に連結されていても良い。
また、ロアアーム4とローラ支持部材40、およびベースフレーム60を、相対的に位置調整する長孔(43、45b、46b)は、ロアアーム4とローラ支持部材40、ベースフレーム60の何れの側に設けられていても良い。しかし、上記実施形態のように締結部の最下位にウエルドナットが配置されるように各長孔を設けることが、組付け性の点で有利である。ウエルドナットの代わりに通常のナットを用いても良い。
本発明に係る全開保持用ラッチ機構の取付け構造が実施されるスライドドアを備えた自動車を示す側面図である。 本発明に係る全開保持用ラッチ機構の取付け構造が実施されたスライドドアのロアアーム付近を示す斜視図である。 スライドドアの全開状態におけるロアアームおよびスライドレールの全開側端部付近を車両外方から見た斜視図である。 ストライカの組付けを示すスライドレールの全開側端部付近を車両外方から見た斜視図である。 本発明に係る全開保持用ラッチ機構を備えたスライドドアのロアアームを示す平面図である。 図4のA−A断面図である。 図4のB−B断面図である。
符号の説明
1 自動車
4 ロアアーム
6 ラッチ機構
7 ケーブル
12 リアドア(スライドドア)
13、14、15 スライドレール
16 ストライカ
20 ドア開口部
40 ローラ支持部材
41、42 ガイドローラ
43、45b、46b 長孔
44a、45a、46a ボルト(締結部材)
44b ウエルドナット
60 ベースフレーム
61 ラッチ
62 ロックレバー
63 延出片部
63a 係合孔
65、66 取付け孔(ウエルドナット)

Claims (4)

  1. 車体に設けたドア開口部を開閉するためのドアと、前記ドア開口部の下縁に沿って延設されたスライドレールと、前記ドアの下部から前記スライドレールに向けて延設されたロアアームと、前記ロアアームに前記ドアのスライド方向と交差する方向に位置調整可能に取り付けられたローラ支持部材を介して回動可能に軸支されかつ前記スライドレールに沿って移動可能なガイドローラと、前記スライドレールの全開側端部付近に固定されたストライカと、前記ロアアームに前記スライド方向と交差する方向に位置調整可能なベースフレームを介して取付けられ前記ドアの全開位置で前記ストライカに係合して前記ドアを全開位置に保持するためのラッチ機構と、を備えた車両用スライドドアにおいて、
    前記ラッチ機構の前記ベースフレームが、前記ローラ支持部材に固定された前記ガイドローラの支軸に係合する係合部を有し、該係合部が前記支軸に係合した位置を基準に前記ラッチ機構の位置が規定されていることを特徴とする車両用スライドドアにおける全開保持用ラッチ機構の取付け構造。
  2. 前記支軸が、前記ローラ支持部材に貫通した状態で固定されており、前記ベースフレームの前記係合部が、前記ガイドローラと反対側に突出した軸端部に嵌合する係合孔であることを特徴とする請求項1に記載の車両用スライドドアにおける全開保持用ラッチ機構の取付け構造。
  3. 前記軸端部が面取りされていることを特徴とする請求項2に記載の車両用スライドドアにおける全開保持用ラッチ機構の取付け構造。
  4. 前記ローラ支持部材が、前記スライド方向と交差する方向に延在する2箇所の長孔を介して前記ロアアームに締結部材で取付けられ、前記ベースフレームが、前記ローラ支持部材の取付け部を挟んで両側に位置しかつ前記スライド方向と交差する方向に延在する2箇所の長孔を介して前記ロアアームに締結部材で取付けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用スライドドアにおける全開保持用ラッチ機構の取付け構造。
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