JP2009107047A - ロータリーダイカッター及びワークの切断方法 - Google Patents

ロータリーダイカッター及びワークの切断方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009107047A
JP2009107047A JP2007280551A JP2007280551A JP2009107047A JP 2009107047 A JP2009107047 A JP 2009107047A JP 2007280551 A JP2007280551 A JP 2007280551A JP 2007280551 A JP2007280551 A JP 2007280551A JP 2009107047 A JP2009107047 A JP 2009107047A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
workpiece
cut
side wall
rotary die
blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007280551A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Fukuda
努 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP2007280551A priority Critical patent/JP2009107047A/ja
Publication of JP2009107047A publication Critical patent/JP2009107047A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Abstract

【課題】金属箔を有するワークを切断しても、ヒゲやカエリが発生することなく、かつ、確実に切断することが可能なロータリーダイカッターを提供する。
【解決手段】刃型22を有するダイカットロールと、外周面が平滑に形成されたアンビルロールとの間にワークを挿通させることにより、前記ワークに加工を施すロータリーダイカッターであって、刃型22は、その突出方向Pに沿った断面において、突出方向P先端側に向かうにしたがい近接する一対の側壁部23、23と、突出方向P先端に位置し突出方向Pに直交するように延在するフラット部24と、を有しており、突出方向Pと側壁部23とがなす角度αが、0°≦α≦20°の範囲内に設定され、かつ、一対の側壁部23、23同士がなす角度βが、10°≦β≦40°の範囲内に設定されていることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、ダイカットロールの外周面に形成された刃型とアンビルロールとにより、シート状のワークに加工を施すロータリーダイカッターに関するものであり、特に、リチウムイオン2次電池の電極シートのように金属箔を有するワークを所定形状に切断するのに適したロータリーダイカッター及びこのロータリーダイカッターを用いたワークの切断方法に関する。
従来、不織布、紙、フィルムなどのシート状のワークを所定形状に切断加工するものとして、例えば特許文献1に開示されているように、外周面に凸状の刃型が形成されたダイカットロールとアンビルロールとを有するロータリーダイカッターが提供されている。
このようなロータリーダイカッターでは、ダイカットロールに形成された刃型の先端をアンビルロールの外周面に押し付けることで、ダイカットロールとアンビルロールとの間に介在するワークを切断するものである。
近年、ノートパソコンや携帯電話等に広く使用されているリチウムイオン2次電池においては、アルミニウムや銅などからなる金属箔の表面にカーボンやマンガン酸リチウムなどの電極材料が塗布された電極シートが用いられている。このような電極シートを所定形状に効率良く切断する方法として、前述のロータリーダイカッターが注目されている(例えば特許文献2参照)。
特開平07−22798号公報 特開2002−110146号公報
ところで、ロータリーダイカッターにおいては、切れ味を良くするために刃型の先端を尖らすように加工することになるが、加工精度の関係から刃型の先端には、0.05mm程度の幅のフラット部が必ず形成されてしまうことになる。このような刃型でアルミニウムや銅などの延性を有する金属箔を切断しようとすると、金属箔がせん断によって破断せず、刃型の先端とアンビルロールの外周面との間で押し潰されるように変形してしまい、良好に切断できなくなってしまうことがあった。
また、刃型の先端とアンビルロールの外周面とで押し潰された部分が欠片となって、ワークの切断面に付着してヒゲとなったり、切断面にカエリが発生したりするといった問題があった。
このように、金属箔を有するワークをロータリーダイカッターで切断することは非常に困難であった。
この発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、例えばリチウムイオン2次電池の電極シートのように金属箔を有するワークを切断しても、ヒゲやカエリが発生することなく、かつ、確実に切断することが可能なロータリーダイカッター及びこのロータリーダイカッターを用いたワークの切断方法を提供することを目的とするものである。
前記目的を達成するために、本発明のロータリーダイカッターは、外周面から径方向外側に向けて突出した刃型を有するダイカットロールと、外周面が平滑に形成されたアンビルロールとが、それぞれの軸線が平行に、かつ、互いの外周面が対向するように配置され、前記ダイカットロールと前記アンビルロールとの間にワークを挿通させることにより、前記ワークに加工を施すロータリーダイカッターであって、前記刃型は、その突出方向に沿った断面において、突出方向先端側に向かうにしたがい近接する一対の側壁部と、前記突出方向先端に位置し前記突出方向に直交するように延在するフラット部と、を有しており、前記突出方向と前記側壁部とがなす角度αが、0°≦α≦20°の範囲内に設定され、かつ、一対の側壁部同士がなす角度βが、10°≦β≦40°の範囲内に設定されていることを特徴とする。
この構成のロータリーダイカッターによれば、ダイカットロールに形成された刃型が、その突出方向に沿った断面において突出方向先端側に向かうにしたがい近接する一対の側壁部を有し、前記突出方向と前記側壁部とがなす角度αが20°以下に設定され、一対の側壁部同士がなす角度βが40°以下に設定されているので、刃型をワークに押し付けた際に刃型の側壁部でワークを押し潰すように変形させることがなくなり、切断面にヒゲやカエリが発生することを効果的に抑制することができる。また、刃型の一対の側壁部同士がなす角度βが10°以上に設定されているので、刃型の突出方向先端部分の強度を確保でき、刃型の欠損を防止してダイカットロールの長寿命化を図ることができる。
ここで、前記フラット部の幅Wを、前記ワークの厚さtに対して、W<tとなるように構成してもよい。
この場合、アンビルロールに押し付けられる刃型の先端幅Wよりも刃型とアンビルロールの外周面との間に介在するワーク厚さtが大きくなるので、ワークのうち刃型によって押圧される部分の断面(せん断応力が作用する断面)は、押圧方向(ワークの厚さ方向)の長さ(厚さt)が刃型の先端幅Wよりも長くなって、押圧方向に縦長の長方形形状となる。すると、押圧される部分の断面(せん断応力が作用する断面)の断面係数Zが横長の長方形状である場合に比べて大きくなり、ワークに加わる応力が大きくなる。よって、ワークが変形せずに破断することになり、バリやカエリの発生をさらに確実に抑制することが可能となる。
また、本発明のワークの切断方法は、前述のロータリーダイカッターを用いたワークの切断方法であって、前記ワークを、前記フラット部の幅Wが前記ワークの厚さtに対してW<tとなるように構成された刃型を備えたダイカットロールによって切断することを特徴とする。
この構成のワークの切断方法によれば、例えば金属箔を含むリチウム2次電池の電極シートのように延性を有するワークを切断する際に、刃型によってワークを押し潰すように変形させることが抑えられ、切断面にバリやカエリの発生を抑制することができる。
本発明によれば、リチウムイオン2次電池の電極シートのように金属箔を有するワークを切断しても、ヒゲやカエリが発生することなく、かつ、確実に切断することが可能なロータリーダイカッター及びこのロータリーダイカッターを用いたワークの切断方法を提供することができる。
本発明の実施形態について添付した図面を用いて説明する。
図1から図3に本発明の実施形態であるロータリーダイカッターを示す。このロータリーダイカッター10は、アルミニウムや銅等の金属箔の表面に電極材料が塗布されたリチウムイオン2次電池の電極シートSを所定形状に切断するものである。なお、この電極シートS(金属箔)の厚さtは、0.005mm≦t≦0.1mmの範囲内とされており、本実施形態では、t=約0.05mmとされている。
本実施形態であるロータリーダイカッター10は、図1に示すように、それぞれ軸線M、Nに沿って延びる多段円柱状をなすダイカットロール20とアンビルロール30とを備えている。
アンビルロール30は、超硬合金又は一般鋼材等で構成され、その外周面30Aが軸線Nを中心とした円筒状に形成されるとともに平滑な面とされている。アンビルロール30の両端部には、アンビルロール30の軸線Nに沿って延びる軸部31が形成されている。また、アンビルロール30の外周面30Aには、後述するベアラー部25と摺接されるベアラー受け部が設けられている。
ダイカットロール20は、超硬合金又は工具鋼などの硬質材料で構成されており、その両端部に軸線Mに沿って延びる軸部21が形成されている。ダイカットロール20の外周面20Aには、凸状の刃型22が形成されており、この刃型22の両端側に間隔をあけて、外周面20A部分の外径よりも一段大径とされたベアラー部25が形成されている。
ベアラー部25は、ダイカットロール20の外周面20Aから径方向外側に突出するようにして構成されており、ダイカットロール20の外周面20Aからの突出高さは、刃型22の突出高さに対してわずかに低く設定されている。本実施形態においては、ベアラー部25の突出高さは、刃型22の突出高さに対して例えば1〜3μm程度低くなるように設定されている。
刃型22は、超硬合金又は工具鋼などの硬質材料で構成されており、本実施形態では、図2に示すように概略正方形状をなしている。この刃型22は、ダイカットロール20の径方向外側に向けて突出するように構成されており、この突出方向(ダイカットロール20の径方向)に沿った断面において、図3に示すようにダイカットロール20の径方向外側、つまり、刃型22の突出方向先端側(図3の矢印U方向)に向かうにしたがい互いに近接する一対の側壁部23、23と、刃型22の突出方向先端に設けられた幅Wのフラット部24とを備えている。
ここで、前記断面において側壁部23と刃型22の突出方向(図3の矢印U方向)とがなす角度αは、0°≦α≦20°の範囲内に設定されており、本実施形態ではα=15°とされている。また、一対の側壁部23、23同士がなす角度βは、10°≦β≦40°の範囲内に設定されており、本実施形態ではβ=30°とされている。このように本実施形態では、一対の側壁部23、23がそれぞれ前記突出方向となす角度αが同一に設定されており、β=2×αとされ、刃型22の断面は、図3に示すように概略等脚台形状をなしているのである。
また、フラット部24の幅Wは、切断する電極シートSの厚さtに対してW<tとなるように設定されており、本実施形態では、電極シートSの厚さt=0.05mmに対して、フラット部24の幅W=0.02mmとされている。
前述のダイカットロール20とアンビルロール30とは、互いの外周面20A,30A同士が対向し、かつ、互いの軸線M、Nが平行になるように配置される。そして、ダイカットロール20の軸部21とアンビルロール30の軸部31とが、それぞれベアリングボックス(図示せず)に回転可能に支持されるとともに、駆動装置(図示せず)に連結されていて、この駆動装置により、ダイカットロール20及びアンビルロール30は、それぞれ図1に示す矢印X、Y方向に回転駆動される。
この構成のロータリーダイカッター10においては、ダイカットロール20とアンビルロール30とが図1に示す矢印X,Y方向にそれぞれ回転され、ダイカットロール20とアンビルロール30との間に前記回転方向X,Yの接線方向に沿って電極シートSが挿入され、電極シートSから刃型22がなす形状と同じ形状(本実施形態では、概略正方形状)をした部分が切断される。
ここで、刃型22によって電極シートSを切断する際の模式図を図4に示す。なお、図4(a)が本実施形態であるロータリーダイカッター10による切断状況を示しており、図4(b)が従来のロータリーダイカッター110による切断状況を示している。
従来のロータリーダイカッター110では、図4(b)に示すように、電極シートSの厚さt=0.05mmに対して、刃型122の先端に形成されたフラット部124の幅W1はW1>tとなるように、具体的には、W1=0.1mmに設定されているので、電極シートSのうち刃型122の先端(フラット部124)で押圧される部分の断面P(せん断応力が作用する断面)は、横長の長方形形状となる。また、刃型122によって押圧された電極シートSが変形することで、せん断力による破断が、押圧される部分の断面Pの両端の2箇所(図4(b)においてC1、C2)で発生することになる。
これに対して、本実施形態のロータリーダイカッター10では、図4(a)に示すように、電極シートSの厚さt=0.05mmに対して、刃型22の先端に形成されたフラット部24の幅W=0.02mmとされているので、電極シートSのうち刃型22の先端(フラット部24)で押圧される部分の断面P(せん断応力が作用する断面)は、縦長の長方形形状となる。すると、この断面Pの断面係数Zが横長の長方形状である場合に比べて大きくなり、電極シートSに加わる応力も大きくなるため、押圧力が逃げることなくこの断面に作用することになる。また、刃型22によって押圧された電極シートSに大きなせん断応力が作用するので、破断が1箇所(図6(a)においてC0)で発生することになる。
このようにして切断された電極シートSは、ダイカットロール20及びアンビルロール30の後方に配置されたサクションロール(図示せず)に巻きかけられ、これにより、切断された部分の内側(製品)が抜き取られるとともに、電極シートSの残りの部分(端材)が巻き取られて処理される。
前述のような構成とされた本実施形態であるロータリーダイカッター10においては、ダイカットロール20に形成された刃型22が、その突出方向(矢印U方向)に沿った断面において突出方向先端側に向かうにしたがい近接する一対の側壁部23、23を有し、突出方向とそれぞれの側壁部23、23とがなす角度αが20°以下に設定され、本実施形態ではα=15°とされるとともに、一対の側壁部23、23同士がなす角度βが40°以下に設定され、本実施形態ではβ=30°とされているので、刃型22を電極シートSに押し付けた際に、刃型22の側壁部23で電極シートSを押し潰すように変形させることがなく、切断面にヒゲやカエリが発生することを効果的に抑制することができる。また、刃型22の一対の側壁部23、23同士がなす角度βが10°以上に設定されているので、刃型22の突出方向先端部分の強度を確保でき、刃型22の欠損を防止してダイカットロール20の長寿命化を図ることができる。
また、フラット部24の幅Wが、切断する電極シートSの厚さtに対してW<tとなるように設定されており、本実施形態では、電極シートSの厚さt=0.05mmに対してフラット部24の幅W=0.02mmとされているので、電極シートSのうち刃型22の先端(フラット部24)で押圧される部分の断面P(せん断応力が作用する断面)が縦長の長方形形状となる。これにより、押圧される部分の断面Pに大きなせん断応力を作用させて電極シートSを変形せずに破断することが可能となる。また、押圧される部分の断面Pに大きなせん断応力が作用することで、破断が1箇所(図4(a)においてC0)で発生することになる。よって、電極シートSの切断面にバリやカエリが発生することを確実に抑制することが可能となる。
さらに、ベアラー部25の外周面20Aからの突出高さが、刃型22の突出高さに対してわずかに低く設定され、本実施形態においては、ベアラー部25の突出高さが刃型22の突出高さに対して例えば1〜3μm程度低く設定されているので、刃型22の先端のフラット部24をアンビルロール30の外周面30Aに当接させて、電極シートSを確実に切断することができるとともに、刃型22の先端がアンビルロール30の外周面30Aに強く押し付けられることがなく刃型22の欠損防止を図ることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されることはなく、その発明の技術的思想を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、リチウムイオン2次電池用の電極シートSを切断するものとして説明したが、これに限定されることはなく、その他のシート材の切断に用いても良い。
また、一対の側壁部23、23がそれぞれ突出方向(矢印U方向)に対して同じ角度で交差し、刃型22の断面が概略等脚台形状となるものとして説明したが、これに限定されることはなく、例えば図5に示すように、一対の側壁部23、23のうちの一方が突出方向(矢印U方向)と平行に配置され、他方が突出方向(矢印U方向)に対して交差するように構成したものであってもよい。この場合、突出方向(矢印U方向)と平行に配置された側壁部23を切断する電極シートSの製品側とし、突出方向(矢印U方向)と交差するように配置された側壁部23を切断する電極シートSの端材側とすることで、切断された電極シートSの製品側の切断面を良好に仕上げることが可能となる。
さらに、刃型に形成されるフラット部の幅Wは、ワークの厚さtに対してW<tとなるように設定されていればよく、切断するワークの厚さtに応じて設定すればよい。なお、切れ味及び刃先の強度を確保する観点から、フラット部の幅Wは、0.01mm≦W≦0.05mmの範囲内に設定することが好ましい。
また、本実施形態においては、刃型を正方形形状としたが、この形状はその目的に合わせて任意に決定することが好ましい。また、切刃を断続的に設けることにより、シート状のワークに任意の形状のミシン目を入れることも可能である。
以下に、実施例を挙げて本発明の効果を実証する。
比較例1及び実施例1は、図5に示すように、一方の側壁部が突出方向と平行に配置され、他方の側壁部が突出方向に対して交差するように構成された刃型とし、他方の側壁部と突出方向とがなす角度α及び一対の側壁部同士がなす角度βを、それぞれ設定した。
実施例2−4及び比較例2−4は、図3に示すように、断面形状が概略等脚台形上となる刃型とし、側壁部と突出方向とがなす角度α及び一対の側壁部同士がなす角度βを、それぞれ設定した。
これらの形状の刃型を用いてワーク(電極シート)の切断を行い、ワークの切断部分の潰れ、ヒゲ及びカエリの発生状況、刃型先端(刃先)の欠損の状況を評価した。発生が認められなかったものを○とし、一部に発生が認められたものを△とし、発生頻度が高いものを×とした。評価結果を表1に示す。
Figure 2009107047
表1に示すように、角度βが5°とされた比較例1では、刃先に欠損が生じており、長時間安定して切断をすることができないことが確認された。一方、角度αが20°を超え、かつ、角度βが40°を超えた比較例2−4においては、ワークの潰れやヒゲ及びカエリの発生が認められた。角度α及び角度βが大きくなるにつれてワークの潰れやヒゲ及びカエリの発生頻度が高くなることが確認された。
これに対して、角度αが0°〜20°、角度βが10°〜40°に設定された実施例1−4においては、刃先の欠損もなく、かつ、ワークの潰れやヒゲ及びバリの発生も認められなかった。このように本発明によれば、延性を有するワークを良好に切断することができることが確認された。
本発明の実施形態であるロータリーダイカッターの斜視図である。 図1に示すロータリーダイカッターに備えられたダイカットロールの正面図である。 図2に示すダイカットロールに形成された刃型の断面図である。 本実施形態及び従来のロータリーダイカッターでワークを切断する状態を示す模式図である。 本発明の他の実施形態であるロータリーダイカッターに形成された刃型の断面図である。
符号の説明
10 ロータリーダイカッター
20 ダイカットロール
20A 外周面
22 刃型
23 側壁部
24 フラット部
30 アンビルロール
30A 外周面

Claims (3)

  1. 外周面から径方向外側に向けて突出した刃型を有するダイカットロールと、外周面が平滑に形成されたアンビルロールとが、それぞれの軸線が平行に、かつ、互いの外周面が対向するように配置され、前記ダイカットロールと前記アンビルロールとの間にワークを挿通させることにより、前記ワークに加工を施すロータリーダイカッターであって、
    前記刃型は、その突出方向に沿った断面において、突出方向先端側に向かうにしたがい近接する一対の側壁部と、前記突出方向先端に位置し前記突出方向に直交するように延在するフラット部と、を有しており、
    前記突出方向と前記側壁部とがなす角度αが、0°≦α≦20°の範囲内に設定され、かつ、一対の側壁部同士がなす角度βが、10°≦β≦40°の範囲内に設定されていることを特徴とするロータリーダイカッター。
  2. 前記フラット部の幅Wが、前記ワークの厚さtに対して、W<tとなるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のロータリーダイカッター。
  3. 請求項1又は請求項2に記載されたロータリーダイカッターを用いたワークの切断方法であって、
    前記ワークを、前記フラット部の幅Wが前記ワークの厚さtに対してW<tとなるように構成された刃型を備えたダイカットロールによって切断することを特徴とするワークの切断方法。
JP2007280551A 2007-10-29 2007-10-29 ロータリーダイカッター及びワークの切断方法 Pending JP2009107047A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007280551A JP2009107047A (ja) 2007-10-29 2007-10-29 ロータリーダイカッター及びワークの切断方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007280551A JP2009107047A (ja) 2007-10-29 2007-10-29 ロータリーダイカッター及びワークの切断方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009107047A true JP2009107047A (ja) 2009-05-21

Family

ID=40776131

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007280551A Pending JP2009107047A (ja) 2007-10-29 2007-10-29 ロータリーダイカッター及びワークの切断方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009107047A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011110615A (ja) * 2009-11-24 2011-06-09 Gunma Prefecture ロータリーダイカッターシステム
JP2014233764A (ja) * 2013-05-30 2014-12-15 三菱マテリアル株式会社 ロータリーダイカッター
CN114393641A (zh) * 2022-01-11 2022-04-26 苏州哈德胜精密科技有限公司 一种用于超长薄膜类产品的圆切机构

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003025287A (ja) * 2001-07-16 2003-01-29 Dainippon Printing Co Ltd 打ち抜き刃の構造および打ち抜き型

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003025287A (ja) * 2001-07-16 2003-01-29 Dainippon Printing Co Ltd 打ち抜き刃の構造および打ち抜き型

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011110615A (ja) * 2009-11-24 2011-06-09 Gunma Prefecture ロータリーダイカッターシステム
JP2014233764A (ja) * 2013-05-30 2014-12-15 三菱マテリアル株式会社 ロータリーダイカッター
CN114393641A (zh) * 2022-01-11 2022-04-26 苏州哈德胜精密科技有限公司 一种用于超长薄膜类产品的圆切机构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5194658B2 (ja) ロータリーダイカッター
JP2009107047A (ja) ロータリーダイカッター及びワークの切断方法
JP5416670B2 (ja) ロータリーカッター
JP5682412B2 (ja) ロータリーダイカッターのダイカットロール
JP2002126828A (ja) 電極板裁断加工用金型
JP5010174B2 (ja) 回転電機用鉄心片の製造装置
WO2014079250A1 (zh) 单切式碎纸刀具、碎纸机构及碎纸的方法
JP2012206179A (ja) ロータリーダイカッターのダイカットロール
US3148572A (en) Scrap rejecters for cutting dies for blanks
CN102371475A (zh) 碎纸刀片加工工艺
JP6043684B2 (ja) 追抜き加工方法及び追抜き加工用金型
JP2013202768A (ja) ロータリーダイカッターのダイカットロール
JP2004074182A (ja) 自己研磨性を有する打ち抜きポンチ装置
JP4639852B2 (ja) ロータリーダイカッター
JP2010023137A (ja) トムソン刃
JP2020121317A (ja) 鋼帯のサイドトリマー、鋼帯の剪断装置、鋼帯の剪断方法及び鋼帯の製造方法
JP4704546B2 (ja) 電池電極板用スリッター装置
CN205650671U (zh) 超声波冲孔头
JP2007136629A (ja) ロータリーダイ
CN112313030A (zh) 片材的激光辅助加工
US11173495B2 (en) Crushing apparatus
JP2005052949A (ja) 打抜き用刃物
JP4787415B2 (ja) カッターの刃及びカッターの刃の製造方法
JP4601321B2 (ja) 厚鋼板の切断装置
CN117380868A (zh) Fdc柔性模切线路板上加工保险丝的圆刀组件

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100929

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120509

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20120515

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120918