JP2009104112A - 表示装置 - Google Patents

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JP2009104112A JP2008174347A JP2008174347A JP2009104112A JP 2009104112 A JP2009104112 A JP 2009104112A JP 2008174347 A JP2008174347 A JP 2008174347A JP 2008174347 A JP2008174347 A JP 2008174347A JP 2009104112 A JP2009104112 A JP 2009104112A
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Abstract

【課題】 平面な表示素子を用いて、簡単な構成で非平面な表示面を構成することができると共に、観察者が所定の方向から見た場合に、非平面な表示面の画像の歪みが殆どない非平面な表示面を有する表示装置を提供する。
【解決手段】 複数の画素30がマトリクス状に配置された平面な表示面10を有する表示素子1と、平面な表示面10上の少なくとも一部の領域に密着または近接して配置され、平面な表示面10の画像光を出射面5bに光伝送する光学素子5とを備え、光学素子5の出射面5bが少なくとも平面な表示面10と非平行な面を有することで、非平面な表示面20を構成し、平面な表示面10の複数の画素30の寸法は同一ではなく、平面な表示面10と、この画素30に対応する非平面な表示面20とがなす角度θに応じて、画素30の寸法が異なっている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、表示装置に関するもので、特に観察者側における表示面が平面でなく、凹状、凸状、曲面状等の非平面な表示面を有する表示装置に関するものである。
近年、表示装置は様々な機器において、観察者への情報表示手段として使用されている。現在の代表的な表示装置の主要部を構成する表示素子は、従来の主流であったブラウン管に代わって、液晶、プラズマ、エレクトロルミネッセンス(EL:Electro Luminescence)、FED(Field Emission Display)等を利用した新しい表示素子が主流になりつつある。これらの新しい表示素子は、表示面に画像を形成する基本単位である画素がマトリクス状に複数個配置されており、通常は表示面が平面(フラット)である。また、表示素子の厚さが薄くできる方式である。これらの新しい表示素子は、総称してフラットパネルディスプレイと呼ばれている。
これらの新しい表示素子は、平面な表示面にマトリクス状に配置される複数の画素は同一の寸法で構成されているので、従来の電子ビームの走査で画像を形成するブラウン管に比較して、表示面の画像に歪みを生じることがなく、表示品質として優れている。
しかし、他方では、意匠(デザイン)的な観点から、平面な表示面ではなく、むしろ凹状、凸状、曲面状等の非平面な表示面が望まれる表示装置がある。
また、1つの表示装置を、複数の観察者がそれぞれ異なる方向から見て、それぞれで画像に歪みがない見やすい画像とするために、想定する複数の観察者の方向に応じて、表示面を凹状、凸状、曲面状等の非平面な表示面とすることが望まれる表示装置がある。
上述のような要望のある表示装置として、例えば、広告用表示装置、装飾用表示装置、アミューズメント用表示装置、車載用表示装置、または航空機用表示装置等がある。
平面な表示素子を用いて、非平面な表示面を有する表示装置を実現する方法として、曲面スクリーンに画像を投影する光学レンズ系を持つ投射(プロジェクタ)方式の表示装置が特許文献1に開示されている。
また、フレキシブルな基板からなる液晶表示素子を曲げることによって曲面な表示面とした表示装置が特許文献2に開示されている。
また、曲面スクリーンに表示される画像の歪みを補正するために、投影する画像データを、画像制御部で曲面スクリーンと逆方向に歪ませて表示素子に入力し、曲面スクリーンに表示される画像の歪みを低減する方法が、特許文献3に開示されている。
また、投射方式でなく、光ファイバプレートからなる光学素子を平面な表示素子の前面に配置して、観察者側の表示面を曲面状にした表示装置が特許文献4、5に開示されている。
特開平6−262964号公報(図1) 特開平10−260398号公報(図6) 特開2002−104024号公報(図3) 特開2002−358032号公報(図3) 特開2000−250432号公報(図5、6、7、8、10)
しかし、特許文献1で開示された投射方式の表示装置では、曲面スクリーンに表示される画像に立体感は得られるが、画像に歪みを有していた。また、投射方式は、表示装置の奥行(厚さ)が大きい、光学系が振動に弱い等の課題を有していた。また、曲面スクリーンと光学レンズとの焦点距離を一致させないと画像がぼやけるので、非平面なスクリーンの形状に制約があるという課題を有していた。
また、特許文献2で開示された表示装置では、液晶表示パネルを構成するフレキシブルな基板を曲げて曲面な表示面としているので、構成は簡単であるが、フレキシブルな基板の材質、厚さ、耐熱性に制約があり、現状では、高画質が得られる薄膜トランジスタ等のアクティブマトリクス方式の液晶表示パネルを製造することが困難という課題を有していた。また、非平面な表示面は単純な曲面状であり、製造できる非平面な表示面の形状に制約があるという課題を有していた。
また、特許文献3で開示された投射方式の表示装置では、画像データを画像制御部で補正して表示素子に入力するので、各種の非平面な表示装置の画像の歪み補正に適用できるが、画像データを入力する表示素子の表示面を構成するマトリクス状に配置された複数の画素の寸法は同一であり、画像の歪みの補正は表示素子の画素の一定の寸法が最小単位であった。非平面な表示面の形状によっては、補正できない画像の歪みが目立つという課題を有していた。
また、特許文献4、5で開示された表示装置では、平面な表示素子の画像を、光ファイバプレートからなる光学素子を用いて、拡大、縮小または非平面な表示面を簡単に構成しているが、非平面な表示面における画像の歪みの課題や解決手段に関する記述はなかった。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、平面な表示素子を用いて、観察者側において非平面な表示面を簡単に構成することができると共に、観察者が非平面な表示面を所定の方向から見た時に、画像の歪みを低減できる非平面な表示面を有する表示装置を提供することを目的とする。
本発明における表示装置は、複数の画素がマトリクス状に配置された平面な表示面を有する表示素子と、平面な表示面上の少なくとも一部の領域に密着または近接して配置され、平面な表示面から入射する画像光を出射面に光伝送する光学素子とを備え、この光学素子の出射面が少なくとも表示素子の平面な表示面と非平行な面を有すると共に、観察者側における非平面な表示面の少なくとも一部をなしており、表示素子は平面な表示面の複数の画素の寸法が同一ではなく、平面な表示面と、この平面な表示面の画素に対応する非平面な表示面とがなす角度に応じて、平面な表示面の画素の寸法が異なっているものである。
本発明によれば、平面な表示素子と光学素子を組み合わせて、観察者側に非平面な表示面を簡単に構成することができると共に、観察者が非平面な表示面を所定の観察方向から見た時に、表示された画像に歪みが殆どない非平面な表示面を有する表示装置を得ることができる。
以下、本発明の表示装置についての実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の実施の形態を説明するための各図において、同一符号は、同一または相当部分を示しているので、原則として重複する説明は省略する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1における表示装置の概略構成を示す斜視図である。図2は、図1に示す表示装置の上面図である。図3は、図1の表示装置における表示素子の平面な表示面を構成するマトリクス状に配置された複数の画素を示す正面図である。図4は、図1の表示装置の非平面な表示面を横方向に展開した状態におけるマトリクス状に配置された複数の画素を示す正面図である。
図1、2において、表示装置100は、平面な表示面10を有する液晶表示パネル2とバックライト3を有する表示素子1と、その平面な表示面10全体の前面に近接または密着して光学素子5が配置されている。光学素子5は、平面な表示面10の画素30の寸法以下の多数の光伝送路の集合体であり、平面な表示面10から入射した画像光を観察者側に光伝送する。光学素子5の入射面5aは平面であるが、観察者側の出射面5bは3つの領域A、B、Cからなる非平面な形状(ここでは凹状)であり、光学素子5の出射面5bが、非平面な表示面20の全体を構成している。また、平面な表示面10の画素30に対応する非平面な表示面20の画素40が、非平面な表示面20に表示される画像の基本単位となる。
非平面な表示面20を構成する光学素子5の出射面5bの全体には、視野角を拡大するために、出射光を拡散させる光学シート等からなる拡散部材22が密着して配置されている。ただし、拡散部材22は光学素子5によっては必ずしも必要ではない。
従来のように、非平面なスクリーン、光学レンズ、表示素子および光源が分離している投射方式を使用しなくても、このような非平面な出射面5bを有する光学素子5と、平面な表示面10を有する表示素子1を組み合わせて、非平面な表示面20を有する表示装置100を簡単な構成で形成することができる。また、投射方式で課題になる振動、衝撃による焦点ずれ、奥行が大きい等の問題も少なくできる。
なお、表示素子1は、自発光型のプラズマ、EL、FED等を用いてもよい。自発光型の表示素子1の場合は、バックライト3は不要となる。
実施の形態1では、本発明の説明を簡単にするために、非平面な表示面20は、単純な平面状の3つの領域A、B、Cの組み合わせた構成としている。また、平面な表示面10と非平面な表示面20は、縦y方向は全領域で同一方向としている。
非平面な表示面20の中央の領域Bは、光学素子5を介して対応する表示素子1の平面な表示面10の領域bと平行な面の関係である。
非平面な表示面20の両側の領域A、Cは、光学素子5を介して対応する表示素子1の平面な表示面10の両側の領域a、cに対して非平行である。領域a、cの横x方向と領域A、Cの横Xa、Xc方向とは、それぞれ同一の角度θをなしているが、異なる角度とすることもできる。
また、例えば、領域A、Cを曲面状として、領域A、Cの位置によって、平面な表示面10となす角度θが徐々に変化する構成とすることもできる。このように、本発明では、光学素子5の出射面5bの形状によって、観察者側における非平面な表示面20の形状は、凹形状、凸形状、曲面形状、または、これらを組み合わせた任意の形状とすることができる。
実施の形態1における表示装置100では、画像に歪みが殆どない観察方向は、非平面な表示面20に対して3方向を有しており、各領域A、B、Cに対して、各法線Za、Zb、Zc方向が、画像に歪みが殆どない観察方向となる構成としている。これに対して、平面な表示装置では、画像に歪みが殆どない観察方向は表示面の法線(正面)方向の1方向が通常である。このように、非平面な表示面20を有する表示装置100は構成によって、複数の画像に歪みが殆どない観察方向を有することができる。
ここで、画像に歪みが殆どない観察方向とは、画像データが持つ本来の画像形状と、表示面のある領域を所定の観察方向から見た時に、その領域に表示された画像が同一形状(相似形)に見えることである。すなわち、表示された画像に歪みが殆どなく見えることである。したがって、表示面のある領域を所定の観察方向から見た時に、その領域における複数の画素の見かけ上の寸法(所定の観察方向に対して垂直な縦、横方向の寸法)が同一でないと、画像に歪みが生じることになる。
次に、光学素子5について詳述する。光学素子5は、表示素子1から入射した画像光を所定の進行方向に光伝送することができるものである。表示素子1の画像光が進行方向に拡がらないほぼ完全な平行光であれば、光学素子5は単一の透明体でもよいが、通常の表示素子1の画像光は拡散光であるので、拡散部材22を配置すると、非平面な表示面20に画像は表示されるが、解像度が低下してぼやけてしまう。
そこで、実施の形態1では、光学素子5は、ガラス製の微細な径の光ファイバ6の集合体である光ファイバプレートとした。例えば、市販品としてファイバオプティックプレート(浜松ホトニクス社製)があり、光ファイバ6の径は3〜25μm径程度であり、ここでは6μm径とした。直視型である表示装置100では、表示素子1の画素30の寸法は、通常は縦、横方向共に50〜500μm程度であり、この画素30の寸法より光伝送路である光ファイバ6の径を充分に小さくすれば、表示素子1の画像光が拡散光でも解像度を低下させないで画像光を出射面5bへ光伝送することができる。なお、光ファイバ6の材質はガラス製以外に、プラスチック製のものもある。
このような光学素子5の出射面5bが非平面な形状の光ファイバプレートは、平面状の光ファイバプレートを、例えば、所定の角度をつけて部分的に切削して製作することができる。または、入射面5aと出射面5bとが所定の角度を有する三角柱状の光ファイバプレートを、平面状の光ファイバプレートと接合して製作することができる。
また、光ファイバプレートからなる光学素子5と、表示素子1の平面な表示面10との間隔は、極力短くなるように近接または密着させることが望ましい。例えば、表示素子1が液晶表示素子では、図示していないが、平面な表示面10を有する液晶表示パネル2の表裏面には偏光板が貼付してある。したがって、光学素子5の入射面5aと液晶表示パネル2内の液晶層との間には、ガラス基板と偏光板が存在するため、通常は0.5〜1mm程度の間隔が存在する。そして、通常のバックライト3は拡散光である。このため、画素30の直上にある光ファイバ6には、液晶層との間隔が大きいほど、近傍の画素30からの拡散光が混入し易くなり、光学素子5の出射面5bでの画像の解像度が低下してぼやけるので、これを抑制するためである。よって、液晶表示パネル2の光学素子5側のガラス基板や偏光板の厚さを、例えば、0.05〜0.2mm厚と、なるべく薄いものを用いることが望ましい。
さらに、光学素子5と表示素子1を密着させる時は、これらの間に空気層が無いように、光学素子5と表示素子1との界面を、屈折率がほぼ同じ材料で接着することがより望ましい。これは、光学素子5と表示素子1との間に空気層があると、屈折率の相異による界面反射で光の利用効率の低下や、光干渉が生じるので、これを抑制するためである。
なお、光学素子5が光ファイバプレートからなる場合、偏光板は液晶表示パネル2と光学素子5の入射面5aとの間に配置する必要がある。光学素子5の出射面5b側に偏光板を配置する構成は、光学素子5の入射面5aにおいて液晶表示パネル2からの画像光の偏光方向が一様でも、光ファイバ6中を全反射しながら光伝送された出射面5bでの画像光の偏光方向は乱れている。このため、表示装置100が黒表示でも偏光板から漏れ光が生じて、充分な黒表示とならず、コントラスト比が低下するためである。
また、非平面な表示面20の領域A、B、Cには、光を拡散させる拡散部材22を光学素子5の出射面5aの形状に沿って密着して配置している。これは、光学素子5が光ファイバプレートでは、光ファイバ6に入射、出射できる光の角度範囲は光ファイバ6の開口数(NA:Numerical Aperture)に依存する。例えば、開口数は小さいほど、光ファイバ6の入射面5aに入射する光の角度範囲は小さくできるので、近傍の画素30からの不要光の混入は少なくなるが、出射面5bから出射できる光の角度範囲も小さくなる。そこで、拡散部材22を出射面5bに配置することで視野角を拡大している。
また、拡散部材22を配置する代わりに、光学素子5の出射面5bの表面を、光拡散性を持たせるために、微小な凹凸状、曲面状処理をしてもよい。
さらに、図示しないが、外光の映り込みを低減するために、反射防止層を非平面な表示面20の最表面に形成することが望ましい。
次に、表示素子1の画素30について詳述する。図3において、液晶表示パネル2は平面な表示面10を有しており、非平面な表示面20に対応した3つの領域a、b、cから構成される。各領域a、b、cは複数の画素30a、30b、30cがマトリクス状に配置されている。液晶表示パネル2の画素30a、30b、30cは、薄膜トランジスタ、ゲート配線、ソース配線、画素電極、対向電極、液晶層等からなる素子構造を有している。
平面な表示面10の領域a、b、cの画素30a、30b、30cの横x方向の寸法Pxa、Pxb、Pxcは3つが同一ではなく、領域a、cの画素30a、30cの寸法Pxa、Pxcは、領域bの画素30bの寸法Pxbとは異なっている。領域a、cの画素30a、30cの寸法Pxa、Pxcは、同一のPxa=Pxcである。これは、平面な表示面10と非平面な表示面20とがなす角度θを同一としているからである。
平面な表示面10の領域a、b、cの画素30a、30b、30cの縦y方向の寸法Pya、Pyb、Pycは全て同一で、Py(Py=Pya=Pyb=Pyc)である。
これに対して、表示装置100の観察側における非平面な表示面20の画素40は、図4に示すように、平面な表示面10の領域a、b、cに対応した非平面な表示面20の領域A、B、Cのそれぞれにおいて、画素30a、30b、30cに対応した画素40a、40b、40cが画像の基本単位となる。
ここで、実施の形態1における画素40a、40b、40cは、液晶表示パネル2の画素30a、30b、30cとは異なり、具体的な素子構造を有しているものではない。そして、重要な点は、画素40a、40b、40cは、画素30a、30b、30cに対応する非平面な表示面20の領域A、B、Cに表示されるそれぞれの画像を、所定の観察方向から、この場合は各法線Za、Zb、Zc方向から見た時の、画像の基本単位となる見かけ上の形状または寸法を示すものである。すなわち、本明細書に記載の画素40a、40b、40cの寸法とは、所定の観察方向から見た時に、この観察方向に対して垂直な縦、横方向における見かけ上の寸法のことである。したがって、画素30a、30b、30cの寸法とは異なり、画素40a、40b、40cの寸法は、観察方向によって変化して見えるものになる。また、曲面状の非平面な表示面20の場合は、曲面に沿った画像の長さとは異なるものになる。
図4に示すように、非平面な表示面20の領域A、B、Cにおいて、横Xa、Xb、Xc方向に沿って展開した状態において、画素40a、40b、40cの横Xa、Xb、Xc方向の寸法QXa、QXb、QXcは、同一のQX(QX=QXa=QXb=QXc)である。また、画素40a、40b、40cの縦Y方向の寸法QYa、QYb、QYcも、同一のQY(QY=QYa=QYb=QYc)である。また、平面な表示面10の画素30a、30b、30cの縦寸法Pyと同一のQY=Pyである。
このように、非平面な表示面20の各領域A、B、Cを、画像に歪みが殆どない観察方向である各法線Za、Zb、Zc方向から見た時に、画素40a、40b、40cの横寸法QXと、縦寸法QYは全て同一であり、QX=QYの正方形となっている。この結果、各領域A、B、Cの画像の歪みがなくなっている。
次に、表示素子1の平面な表示面10を構成する画素30の寸法が、平面な表示面10と、この画素30に対応する非平面な表示面20とがなす角度に応じて異なっていることの作用効果について詳述する。
図5の表示装置100の領域C、cの1画素分の領域を拡大した上面図に示すように、光学素子5を構成する光ファイバ6は、全て平面な表示面10の法線z方向に並んでいる。
このような光学素子5の構成では、平面な表示面10の画素30cの光は、各光ファイバ6内を全反射しながら、平面な表示面10の法線z方向に光伝送される。例えば、平面な表示面10の領域cの画素30cと、これに対応する非平面な表示面20の領域Cの画素40cとの関係において、画像に歪みが殆どない観察方向を領域Cの法線Zc方向とすると、画素30cの横x方向の寸法Pxcと、画素40cの横Xc方向の寸法QXcとは、図5より、領域cの画素30cと領域Cの画素40cとがなす角度θに依存する。この構成では、QXc=Pxc/cos(θ)の関係式が成り立つ。
同様に、表示装置100の領域A、aにおいても、画像に歪みが殆どない観察方向を領域Aの法線Za方向とすると、QXa=Pxa/cos(θ)の関係式が成り立つ。
一方、図2に示すように、非平面な表示面20の領域Bと平面な表示面10の領域bとが平行であれば、これがなす角度θはθ=0°なので、領域Bの画像に歪みが殆どない観察方向を法線Zb方向とすると、画素30bの寸法Pxbと、画素40Bの寸法QXbは、同一のQXb=Pxbとなる。また、領域Bの画像に歪みはない。
したがって、従来の表示素子のように平面な表示面10を構成する複数の画素30a、30b、30cの寸法が全領域で同一であれば、非平面な表示面20の領域A、Cを、画像に歪みが殆どない観察方向である各法線Za、Zc方向から見ると、画素40a、40cの寸法QXa、QXcは、画素40bの寸法QXbの1/cos(θ)倍になる。
例えば、平面な表示面10の領域a、cと、これに対応する非平面な表示面20の領域A、Cとがなす角度θがθ=45°であれば、cos45°は約0.7であるので、観察者が非平面な表示面20の領域A、Cを、各法線Za、Zc方向から見ると、領域A、Cの画像の横Xa、Xc方向の寸法は、画像に歪みが殆どない領域Bの横Xb方向の寸法に比較して、約1.4倍に横長に歪んで表示されることになる。
したがって、平面な表示面10の領域a、cにおける画素30a、30cの寸法Pxa、Pxcを、非平面な表示面20の領域A、Cとがなす角度θに応じて異なるように設計しておけば、表示素子1に入力する画像データ(ここでは座標)を補正しなくても、非平面な表示面20の領域A、Cを、所定の観察方向から見た時に、画像の歪みを低減することができる。表示素子1の平面な表示面10の領域a、cに表示される画像は歪むことになるが、観察者側における非平面な表示面20における領域A、Cを、画像に歪みが殆どない観察方向である各法線Za、Zc方向から見ると、歪みが殆どない画像とすることができる。
ここでは、角度θがθ=45°なので、図3に示すように、平面な表示面10の領域a、cの画素30a、30cの寸法Pxa、Pxcは、領域bの画素30bの寸法Pxbの約0.7倍としている。
具体な画像の例として、図6、7に非平面な表示面20の領域A、B、Cにそれぞれ同一寸法の円形を表示する場合を示す。表示装置1に入力される画像データは、同一寸法の円形となる座標である。図6に示すように、表示素子1の表示面10に表示される画像は、領域a、cでは画素30a、30cの寸法Pxa、Pxcが、領域bの画素30bの寸法Pxbの約0.7倍になっているので、縦長の楕円形として表示される。しかし、光学素子5を介することで、図7に示すように、観察者側における非平面な表示面20では、領域A、B、Cを、各法線Za、Zb、Zc方向から見ると、画素40a、40cの寸法QXa、QXcは約1.4倍になるので、3つの領域とも歪みが殆どない同一寸法の円形の画像として見ることができる。
以上のように、実施の形態1では、非平面な表示面20が3つの領域A、B、Cから構成され、観察者は、非平面な表示面20の領域A、B、Cを、画像に歪みが殆どない観察方向である各法線Za、Zb、Zc方向から見ると、画像に歪みが殆どない状態で見ることができる。
実施の形態1のような非平面な表示面20が3つの領域からなり、3方向の画像に歪みが殆どない観察方向を有する表示装置100は、例えば、複数の観察者の位置が、自動車の運転席、助手席、および後部席と定まっており、観察者の位置に制約のある車載用表示装置に好適なものである。
実施の形態2.
図8は、本発明の実施の形態2における表示装置の概略構成を示す斜視図である。図9は、図8に示す表示装置の上面図である。図10は、図8の表示装置における表示素子の平面な表示面を構成するマトリクス状に配置された複数の画素を示す正面図である。図11は、図8の表示装置の非平面な表示面を横方向に展開した状態におけるマトリクス状に配置された複数の画素を示す正面図である。
実施の形態1では、表示素子1の平面な表示面10の全体に光学素子5を配置したが、実施の形態2では、図8に示すように、平面な表示面10の一部の領域だけに、光ファイバプレートからなる光学素子5を配置したものである。
図9に示すように、平面な表示面10の左側の領域dには光学素子5を配置せず、右側の領域eだけに光学素子5を配置している。2つの領域D、Eからなる非平面な表示面20は、表示素子1の平面な表示面10の領域dと、平面な表示面10の領域eと角度θをなす光学素子5の出射面5bとを組み合わせて構成したものである。
また、非平面な表示面20の領域D、Eには、拡散部材22d、22eを配置している。領域Dは光学素子5を介していないので、視野角が領域D、Eでほぼ同一になるように、拡散部材22d、22eの拡散度を異なったものとしている。このように視野角を同一にするために、非平面な表示面20の領域D、Eによって、拡散部材22d、22eの拡散度を変えてもよい。また、光学素子5によっては、拡散部材22d、22eは、一方または両方を省くこともできる。
図10に示すように、平面な表示面10を構成するマトリクス状に配置された複数の画素30d、30eにおいて、光学素子5が配置されない領域dの画素30dの横x方向の寸法Pxdは、光学素子5が前面に配置される領域eの画素30eの横x方向の寸法Pxeとは異なっている。一方、領域d、eの縦y方向の寸法Pyd、Pyeは同一のPy(Py=Pyd=Pye)である。
これに対して、観察側における非平面な表示面20は、図11に示すように、平面な表示面10の領域d、eに対応した非平面な表示面20の領域D、Eのそれぞれにおいて、画素30d、30eに対応した画素40d、40eが画像の基本単位となる。ここで、非平面な表示面20の領域Dの画素40dは、画像に歪みが殆どない観察方向を法線Zd方向とすると、液晶表示パネル2の画素30dと同一寸法になる。また、拡散部材22dがない場合は、画素40dは画素30dの素子構造も有することになる。一方、画素40eは、画素30eに対応する非平面な表示面20の領域Eに表示される画像を、画像に歪みが殆どない観察方向である法線Ze方向から見た時の、画像の基本単位となる見かけ上の形状または寸法を示すものである。
そして、非平面な表示面20の領域D、Eにおいて、横Xd、Xe方向に沿って展開した画素40d、40eの横Xd、Xe方向の寸法QXd、QXeは、同一のQX(QX=QXd=QXe)である。また、画素40d、40eの縦Y方向の寸法QYd、QYeも、同一のQY(QY=QYd=QYe)である。また、平面な表示領域10の画素30d、30eの縦寸法と同一のQY=Pyである。
なお、光学素子5は、実施の形態1の図5と同様に、光ファイバ6が全て表示面10の法線z方向に並んでいる構成である。すなわち、実施の形態2の構成でも、領域Eの画像に歪みが殆どない観察方向を法線Ze方向とすると、画素30eと画素40eは、QXe=Pxe/cos(θ)の関係式が成り立つ。
このように、実施の形態2では、画像に歪みが殆どない観察方向は、非平面な表示面20に対して2方向が存在しており、各領域D、Eに対して各法線Zd、Ze方向が、画像に歪みが殆どない観察方向となっている。したがって、実施の形態1と同様に、複数の観察者の位置が、自動車の運転席と助手席と定まっており、観察者の位置に制約のある車載用表示装置に好適なものである。
また、実施の形態2のように、非平面な表示面20を構成する一部の領域Dが平面状な場合、これに対応する表示素子1の平面な表示面10の領域dには光学素子5を配置せず、非平面な表示面20を構成する領域Dとしても利用できる。これにより、光学素子5の大きさが小さくでき、表示装置100の軽量化や低コスト化を図ることができる。
また、図示しないが、実施の形態2においても、外光の映り込みを低減するために、非平面な表示面20の最表面に、反射防止層を形成することが望ましい。
実施の形態3.
図12は、本発明の実施の形態3における表示装置の概略構成を示す斜視図である。図13は、図12に示す表示装置の上面図である。図14は、図12の表示装置における表示素子の平面な表示面を構成するマトリクス状に配置された複数の画素を示す正面図である。図15は、図12の表示装置の非平面な表示面を横方向に展開した状態におけるマトリクス状に配置された複数の画素を示す正面図である。
実施の形態3は、非平面な表示面20の形状は実施の形態2と同一である。実施の形態2と異なるのは、図13に示すように、光学素子5の光ファイバ6を平面な表示面10の領域gの法線方向ではなく、非平面な表示面20の領域Gの法線Zg方向に並べて配置している点である。
このような光学素子5の構成でも、図14に示すように、光学素子5が配置されない領域fの画素30fの横x方向の寸法Pxfと、光学素子5が配置される領域gの画素30gの横x方向の寸法Pxgは異なっている。実施の形態2の図10では、Pxd>Pxeであり、光学素子5の配置された領域eの画素30eの方が小さい寸法であったが、実施の形態3では、Pxf<Pxgであり、光学素子5が配置された領域gの画素30gの方が大きい寸法になっている。ただし、領域f、gの縦y方向の寸法Pyf、Pygは同一のPy(Py=Pyf=Pyg)で、実施の形態2と同一の寸法である。
一方、図15に示すように、非平面な表示面20の領域F、Gの画素40f、40gの横Xf、Xg方向の寸法QXf、QXgは同一のQX(QX=QXf=QXg)、および、縦Y方向の寸法QYf、QYgは、同一のQY(QY=QYf=QYg)であり、実施の形態2の図11と同一の寸法である。
ただし、実施の形態3のように、光ファイバ6を非平面な表示面20の領域Gの法線Zg方向に並べて配置した場合は、領域Gの画像に歪みが殆どない観察方向を法線Zg方向とすると、領域gの画素30gと領域Gの画素40gとは、QXg=Pxg・cos(θ)の関係式が成り立つ。この関係式は、実施の形態2の関係式とは異なっている。
このように、実施の形態3においても、平面な表示面10と非平面な表示面20とがなす角度に応じて、平面な表示面10の画素30の寸法は異なっているが、画像に歪みが殆どない観察方向が実施の形態2と同一でも、光学素子5の光伝送路の方向によって、画素30の寸法が異なる大きさは変化する。
実施の形態3は、表示素子1の平面な表示面10や光学素子5の大きさが、実施の形態2よりも大きくなる短所はあるが、平面な表示面10の領域gの画素30gの面積(Pxg・Py)に対して、法線Zg方向から見た時に、対応する領域Gの画素40gの面積(QXg・QY)は小さくなる。したがって、画像データが同一の階調でも、実施の形態2における領域Eの輝度と比較して、光学素子5による光損失が同程度とすれば、領域Gの輝度の方を高くすることができる。したがって、非平面な表示面20の一部の領域に高輝度が必要な場合に有効な構成である。
実施の形態4.
図16は、本発明の実施の形態4における表示装置の概略構成を示す斜視図である。実施の形態1〜3では、光学素子5として光ファイバ6の集合体である光ファイバプレートを使用したが、実施の形態4では、光学素子5として平面な表示面10の画素30jの寸法よりも微細な空洞(円形、または多角形)を有する毛細管(キャピラリ)7の集合体であるキャピラリプレート(例えば、浜松ホトニクス社製)を用いたものである。表示装置100の基本的な構成は、実施の形態2とほぼ同等であり、光学素子5をキャピラリプレートに置き換えたものである。非平面な表示面20には、領域H、Jに拡散部材22h、22jを配置している。
また、実施の形態4では非平面な表示面20の一部である領域Jは、曲面状にしている。このような場合でも、曲面状である領域Jを、所定の観察方向から見た場合に、画像の歪みが少なくなるように、平面な表示面10の領域jの画素30jの寸法を、領域hと異なったものにするとよい。ただし、領域Jが曲面状である場合は、所定の観察方向や、光学素子5の光伝送路の方向にも依存するが、領域j内においても画素30jの寸法は一定ではなく、徐々に変化するものになる。
次に、キャピラリプレートについて詳述する。各毛細管7を仕切る壁は、不透明な光吸収体、または光反射体で構成され、隣接する毛細管7からの光の混入がないので、毛細管7のピッチの解像度で画像光を出射面5bに光伝送できる。各毛細管7を仕切る壁が黒色の光吸収体である場合は、キャピラリプレートから出射できる光の角度範囲は、毛細管7の空洞径と長さとの形状比に依存するため、非平面な表示面20において、光学素子5の出射面5bにおける領域Jの視野角は毛細管7の方向を中心とした非常に狭い角度範囲になる。このため、視野角を広げるために、光学素子5の出射面5bには拡散部材22jを配置する必要がある。また、毛細管7の空洞径が同一の場合、毛細管7が長いほど出射できる光量、または出射できる角度範囲が狭くなるため、光学素子5の毛細管7の長さに応じて、領域J内においても拡散部材22jの拡散度を変化させることが、領域Jにおける輝度、または視野角を均一にする点で望ましい。
実施の形態4は、実施の形態1〜3と比較して、光学素子5が毛細管7の集合体であるキャピラリプレートであるので、光ファイバ6の集合体である光ファイバプレートよりも軽量にできる。
また、図17のキャピラリプレートの毛細管7を拡大した平面図に示すように、空洞を蜂の巣格子状とすれば、円形状よりも隣接する毛細管7との壁の厚さが均一で薄くできるので、光が透過できる空洞の面積率を大きくできる。また、蜂の巣格子の寸法は異なるが、類似の構造を有するダンボール紙、Al、カーボンポリマー等からなる軽量構造板等の製造技術を応用してキャピラリプレートを形成すれば、軽量で強度のある光学素子5を得ることができる。
実施の形態5.
実施の形態1〜4では、表示素子1の平面な表示面10の画素30の寸法は、これに対応する非平面な表示面20とがなす角度θによって異なっているので、平面な表示面10の画素30の面積も領域によって異なっている。この効果として、非平面な表示面20の各領域に対して、それぞれの画像に歪みが殆どない観察方向から見た時に、各領域の画素40の寸法はほぼ同一になっているので、表示された画像に歪みは殆どない。しかし、非平面な表示面20の各領域における輝度は、表示素子1に入力する画像データが同一の階調でも、画素30の面積と、これに対応する画素40を観察方向から見た時の面積比に応じて異なったものになる。このことは、実施の形態3でも一部述べている。
そこで、非平面な表示面20における各領域において、画像データが同一の階調であれば、ほぼ同一の輝度になるように、平面な表示面10の画素30の面積と、これに対応する非平面な表示面20の画素40を観察方向から見た時の面積比に応じて、表示素子1に入力する時点において、もとの画像データの階調を異なったものに変換して、補正した階調データとする。このようにすれば、非平面な表示面20の各領域において、それぞれの観察方向から、同一の階調の画像データを、ほぼ同一の輝度で表示することができる。
例えば、実施の形態3における図13の構成の場合、平面な表示面10の領域gと非平面な表示面20の領域Gとがなす角度θがθ=45°で、光ファイバ6の並んだ方向が法線Zg方向あれば、画素30gが対応する画素40gの面積は、画像に歪みが殆どない観察方向を法線Zgとすると、画素30gの面積の約0.7倍になる。したがって、光学素子5による光損失が殆どないとすれば、法線Zg方向における画素40gの輝度は、画素30gの輝度の約1.4倍に高くなる。
そこで、図18に示すように、表示素子1の平面な表示面10の領域gでは、もとの画像データが領域fと同一の階調でも、領域fに対して約0.7倍の輝度となるように、表示素子1への入力時点では、補正しない階調32(例えば、100階調値)とは異なったものとして、補正した階調33(この場合は、70階調値)を、領域gの画素30gに入力すると良い。このようにすれば、平面な表示面10における領域gの輝度は、領域fの輝度の約0.7倍になる。この結果として、非平面な表示面20の領域Gの法線Zg方向の輝度は、領域Fの法線Zf方向の輝度とほぼ同一(この場合、100階調値)にすることができる。
より厳密には、光学素子5での光損失や、出射光の角度分布が、光学素子5の構成に依存してあるので、この光学素子5の光損失や出射光の角度分布も考慮して、領域gの画素30gに入力する画像データの階調を補正することが望ましい。
さらに、非平面な表示面20に配置する拡散部材22の拡散度によっても、出射光の角度分布が変化して、非平面な表示面20の各領域における輝度は変化するので、この拡散部材22の拡散度による輝度変化分も考慮して、領域gの画素30gに入力する画像データの階調を補正することがさらに望ましい。
実施の形態6.
図19は本発明の実施の形態6を示す表示装置の液晶表示素子の領域による開口率(各画素の面積に対する透過部の面積の比率)を示す図である。実施の形態5では、表示素子1の平面な表示面10の領域gの画素30gに入力する画像データの階調を補正したが、実施の形態6では、表示素子1が液晶表示素子であり、図19に示すように、平面な表示面10の領域gの画素30gの開口率を、画素30gの面積と、これに対応する非平面な表示面20の領域Gの画素40gを観察方向から見た時の面積比で変えてもよい。
例えば、実施の形態3における図13の構成の場合、非平面な表示面20における各領域において、画像データが同一の階調であれば、ほぼ同一の輝度になるように、平面な表示面10の領域gにおける画素30gの開口率は、画素30fの開口率とは異なったものとして、同一である補正しない開口率34(例えば、70%)に対して、補正した開口率35は約0.7倍(この場合、50%)と小さくする。このように構成すれば、表示素子1に入力する時点での画像データの階調を補正しなくても、平面な表示面10の領域gの画素30gの輝度は、開口率に比例して領域fの輝度の約0.7倍になる。このように、平面な表示面10と非平面な表示面20とがなす角度θに応じて、平面な表示面10の領域gの画素30gの開口率を変えても、非平面な表示面20の各領域において、それぞれの観察方向から、同一の階調の画像データを、ほぼ同一の輝度で表示することができる。
また、表示素子1がEL等の自発光型素子の場合は、各画素の面積に対する発光部分の面積の比率を、液晶表示素子の開口率の場合と同様に変えて、画素30gの発光輝度を補正することで、表示素子1に入力する時点での画像データの階調を補正しなくても、非平面な表示面20の各領域において、それぞれの観察方向から、同一の階調の画像データを、ほぼ同一の輝度で表示することができる。
実施の形態7.
図20は本発明の実施の形態7を示す表示装置の液晶表示素子の領域によるバックライトの輝度を示す図である。実施の形態7では、表示素子1が液晶表示素子であり、画素30f、30gの開口率は同一とし、代わりにバックライト3を均一な輝度ではなく、平面な表示面10の領域gと、これに対応する非平面な表示面20の領域Gとがなす角度θに応じて、領域gに位置するバックライト3の輝度を、画素30gの面積と、これに対応する画素40gを観察方向から見た時の面積比で異なったものにしている。このように、バックライト3の輝度分布を均一でなく、補正した輝度分布とすることで、表示素子1に入力する時点での画像データの階調の補正や、液晶表示パネル2の画素30gの開口率を変えることなく、非平面な表示面20の各領域において、それぞれの観察方向から、同一の階調の画像データを、ほぼ同一の輝度で表示することができる。
例えば、実施の形態3における図13の構成の場合、図20に示すように、領域gに位置するバックライト3の輝度を、領域fと同一である補正しない輝度36とは異なったものとし、画素30gの面積と、これに対応する画素40gを観察方向から見た時の面積比で変えて、補正した輝度37としている。この場合では、領域gに位置するバックライト3の補正した輝度37は、補正しない輝度36の約0.7倍の輝度としている。
このバックライト3の輝度分布を補正する方法として、バックライト3が導光板方式であれば、導光板に設けられる光拡散部の密度や、または導光板に設けられるプリズムピッチを調整することで補正ができる。また、バックライト3が直下型方式であれば、ランプやLED(Light Emitting Diode)等の光源の配置密度を変えることで補正ができる。または、領域gに位置するバックライト3の光源に投入する電力を調整することで、バックライト3の輝度分布の補正をすることができる。
実施の形態8.
図21は本発明の実施の形態8を示す表示装置の概略構成を示す斜視図である。実施の形態8は、実施の形態1における非平面な表示面20の前面に、抵抗膜方式、静電容量方式、超音波方式、光センサ方式等のタッチパネル50からなる入力手段を配置したものである。ここでは、非平面な表示面20に沿って全領域にタッチパネル50を配置しているが、用途に応じて非平面な表示面20の一部の領域だけに配置してもよい。
表示装置100にタッチパネル50を設けることにより、表示装置100とは別の位置に、入力手段であるスイッチ類を設ける必要がないので、省スペース性に優れる。また、スイッチ類の形状や配置を画像データによって非平面な表示面20に自在に表示できるので、意匠性または操作性に優れた入出力一体型の非平面な表示面20を有する表示装置100を構成することができる。
実施の形態9.
図22は、本発明の実施の形態9を示す表示装置の概略構成を示す斜視図である。図23は、図22に示す表示装置の上面図である。実施の形態9は、実施の形態1における非平面な表示面20の前面に、観察者が表示を見ることができる視野角の範囲を制限する視野角制御フィルム60からなる視野角制御手段を配置したものである。
ここでは、非平面な表示面20に沿って3つの領域A、B、Cの全てに、視野角制御フィルム60A、60B、60Cを配置しているが、視野角制御フィルム60は、用途に応じて非平面な表示面20の一部の領域だけに配置してもよい。
表示装置100に視野角制御フィルム60を設けることにより、非平面な表示面20のある領域に対し、画像の歪みが大きく見える観察方向からは、非平面な表示面20のその領域の画像は見えなくすることができる。あるいは、観察者が見る必要のない非平面な表示面20の領域の画像を見えなくすることができる。
例えば、非平面な表示面20の領域Aに対して、前面に視野角制御フィルム60Aが配置されている。視野角制御フィルム60Aは、画像に歪みが殆どない観察方向Zaを基準として所定の視野角として左方向に角度α1、右方向に角度α2の視野角の範囲の方向からは、観察者は領域Aの表示を見ることができる。しかし、これよりも広い視野角の左右方向からは領域Aの表示を見ることができない。代表的な角度α1、α2としては、30°がある。
同様に、非平面な表示面20の領域B、Cの各領域にも、視野角制御フィルム60B、60Cが配置されている。領域Bでは画像に歪みが殆どない観察方向Zbを基準として所定の視野角として左方向に角度β1、右方向に角度β2の視野角の範囲の方向からは、観察者は領域Bの表示を見ることができる。領域Cでは画像に歪みが殆どない観察方向Zcを基準として所定の視野角として左方向に角度γ1、右方向に角度γ2の視野角の範囲の方向からは、観察者は領域Cの表示を見ることができる。
ここでは、角度α1、α2、β1、β2、γ1、γ2は全て同一の30°としたが、これらの角度は用途に応じて設定すればよく、それぞれが異なった角度であってもよい。
上述のように、視野角制御フィルム60を配置する構成によって、Za方向の観察者からは、非平面な表示面20の領域Aだけを、画像に歪みが殆どない状態で見ることができ、領域B、Cの画像は殆ど見えなくすることができる。
この視野角制御フィルム60の具体的例としては、ライトコントロールフィルム(3M社製)や、ルミスティーフィルム(住友化学社製)がある。ライトコントロールフィルムは、透明なセルロースに所定のピッチ(例えば、約100μm)でカーボン等が添加された光吸収性のルーバ(約10μ厚)が設けられ、所定の視野角の範囲の方向は光は透過するが、これよりも大きな視野角方向の光はルーバで吸収されて黒色化する。視野角の範囲はライトコントロールフィルムの厚みと、ルーバのフィルム面に対する角度で制御することができる。例えば、左右対称な視野角の範囲とする場合は、ルーバはフィルム面に垂直な角度に配置される。また、ライトコントロールフィルムは、不要な方向からの外光をルーバで吸収して、非平面な表示面20への映り込み等の不要反射を防止する効果も有する。
一方、ルミスティーフィルムは、所定の視野角の範囲の方向は光が透過するが、それ以外の視野角方向は、ルミスティーフィルム内の多数の層の屈折率の変化部分で、光は散乱されてフィルムが白濁化して不透明になる。この白濁によって画像を殆ど見えなくすることができる。ルミスティーフィルムは屈折率が異なる2種類のアクリル性の光硬化樹脂を混ぜて、特殊な方法で光硬化を行って層構造を形成したフィルムである。この層の方向は任意な角度で形成できる。この層に沿った方向が透明になる。ルミスティーフィルムは、白濁(光散乱)の程度を小さくすれば、所定の方向だけの視野角を拡大する拡散部材22としても使用できる。
また、視野角制御フィルム60として、実施の形態4で使用した毛細管7の集合体であるキャピラリプレートの厚さの薄いものを使用することもできる。キャピラリプレートを視野角制御手段として使用する場合には、毛細管7の寸法(ピッチ)は平面な表示面10の画素30や、非平面な表示面20の画素40の寸法以下にする必要は必ずしもなく、これよりも大きな寸法でもよい。
同様に、ライトコントロールフィルムや、ルミスティーフィルムのような視野角制御フィルム60も、ルーバ間や、屈折率の変化部分間の寸法(ピッチ)は、非平面な表示面20の画素40の寸法以下にする必要は必ずしもなく、これよりも大きな寸法でもよい。
また、ここでは、非平面な表示面20の左右方向の視野角を制御する視野角制御フィルム60について説明したが、非平面な表示面20の上下方向についても同様な方法で視野角を制御することができる。
なお、実施の形態1〜9において、画素30は、カラー表示の場合は、色を構成する基本単位であり、一般に赤緑青(RGB:Red、Green、Blue)の3つの副画素から構成されたものとする。画素30の寸法の変化は、この色を構成する基本単位とし、各画素30内における3つの副画素の寸法は同一とする。なぜなら、曲面の表示面20のように、平面な表示面10となす角度θが徐々に変化する場合、副画素の単位で寸法を変えると、表示色が徐々に変化してしまう問題を生じるためである。
また、実施の形態1〜9において、画像に歪みが殆どない観察方向は非平面な表示面20を構成する各領域の法線方向として説明した。しかし、表示装置100によっては、曲面な表示面20のように法線方向が多数ある場合や、非平面な表示面20を構成する複数の領域をまとめて、1つの所定方向を画像に歪みが殆どない観察方向とする構成とする場合もある。また、用途によっては、画像に歪みが殆どない観察方向を非平面な表示面20の各領域の法線方向としない構成もある。このような場合にも、所定の観察方向から見て、観察する非平面な表示面20の領域の画像の歪みが最も少なく見えるように、平面な表示面10の画素30の寸法を異なったものにして調整するとよい。
また、実施の形態1〜9において、非平面な表示面20は平面な表示面10の横x方向に対して非平行としたが、縦y方向に対して非平行にしてもよい。また、平面な表示面10の横x方向、縦y方向の両方に対して方向が異なる非平面な表示面20の形状(例えば、半球状)とし、画素30の横x方向の寸法Px、縦y方向の寸法Pyの両方を異なったものにするとよい。
本発明の実施の形態1における表示装置の概略構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1における表示装置の上面図である。 本発明の実施の形態1における液晶表示装置の液晶素子の平面な表示面を構成するマトリクス状に配置された複数の画素を示す正面図である。 本発明の実施の形態1における液晶表示装置の非平面な表示面を横方向に展開した状態におけるマトリクス状に配置された複数の画素を示す正面図である。 本発明の実施の形態1における液晶表示装置の領域C、cの1画素分の領域を拡大して示した上面図である。 本発明の実施の形態1における液晶表示装置の表示素子の平面な表示面に表示される円形の画像例を示す図である。 本発明の実施の形態1における液晶表示装置の非面平面な表示面を横方向に展開した状態における表示される円形の画像例を示す図である。 本発明の実施の形態2における表示装置の概略構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2における液晶表示装置の上面図である。 本発明の実施の形態2における液晶表示装置の平面な表示面を構成するマトリクス状に配置された複数の画素を示す正面図である。 本発明の実施の形態2における液晶表示装置の非平面な表示面を横方向に展開した状態におけるマトリクス状に配置された複数の画素を示す正面図である。 本発明の実施の形態3における表示装置の概略構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態3における液晶表示装置の上面図である。 本発明の実施の形態3における液晶表示装置の平面な表示面を構成するマトリクス状に配置された複数の画素を示す正面図である。 本発明の実施の形態3における液晶表示装置の非平面な表示面を横方向に展開した状態におけるマトリクス状に配置された複数の画素を示す正面図である。 本発明の実施の形態4における表示装置の概略構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態4における表示装置のキャピラリプレートを示す平面図である。 本発明の実施の形態5における液晶表示装置を構成する表示素子の領域と画像データの階調を示す図である。 本発明の実施の形態6における液晶表示装置を構成する液晶表示素子の領域と画素の開口率を示す図である。 本発明の実施の形態7における液晶表示装置を構成する液晶表示素子の領域とバックライト輝度を示す図である。 本発明の実施の形態8における液晶表示装置の概略構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態9における液晶表示装置の概略構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態9における表示装置の上面図である。
符号の説明
1 表示素子
2 液晶表示パネル
3 バックライト
5 光学素子
5a 光学素子の入射面
5b 光学素子の出射面
6 光ファイバ
7 毛細管
10 平面な表示面
20 非平面な表示面
22 拡散部材
30 平面な表示面の画素
32 表示領域gの画像データの補正しない階調
33 表示領域gの画像データの補正した階調
34 表示領域gの画素の補正しない開口率
35 表示領域gの画素の補正した開口率
36 表示領域gに位置するバックライトの補正しない輝度
37 表示領域gに位置するバックライトの補正した輝度
40 非平面な表示面の画素
50 タッチパネル
60 視野角制御フィルム
100 表示装置

Claims (12)

  1. 複数の画素がマトリクス状に配置された平面な表示面を有する表示素子と、
    前記平面な表示面上の少なくとも一部の領域に密着または近接して配置され、前記平面な表示面から入射する画像光を出射面へ光伝送する光学素子とを備え、
    前記光学素子の前記出射面が、少なくとも前記平面な表示面と非平行な面を有すると共に、
    観察者側における非平面な表示面の少なくとも一部を構成しており、
    前記表示素子は、前記平面な表示面の複数の前記画素の寸法が同一ではなく、
    前記平面な表示面と、前記平面な表示面の前記画素が対応する前記非平面な表示面とがなす角度に応じて、前記平面な表示面の前記画素の寸法が異なっていることを特徴とする表示装置。
  2. 非平面な表示面は複数の領域からなり、前記領域は画像に歪みが殆どない観察方向を有し、前記非平面な表示面は複数の前記画像に歪みが殆どない観察方向を有していることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 光学素子は、表示素子の平面な表示面の画素の寸法以下である多数の光伝送路の集合体であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の表示装置。
  4. 光学素子は、光ファイバの集合体である光ファイバプレートからなることを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
  5. 光学素子は、空洞構造を有する毛細管の集合体であるキャピラリプレートからなることを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
  6. 非平面な表示面に、光を拡散させる拡散部材が配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の表示装置。
  7. 表示素子の平面な表示面の画素の面積と、前記画素に対応する非平面な表示面の画素を所定の観察方向から見たときの面積比に応じて、もとの画像データが同一の階調に対して、非平面な表示面の輝度がほぼ同一となるように、前記平面な表示面の画素の輝度を異なったものにしていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の表示装置。
  8. 平面な表示面の画素の異なった輝度は、表示素子へ入力する時点において、もとの画像データの階調を異なったものに変換していることを特徴とする請求項7に記載の表示装置。
  9. 表示素子が液晶表示素子からなり、平面な表示面の画素の異なった輝度は、前記平面な表示面の前記画素の開口率を異なったものにしていることを特徴とする請求項7または請求項8に記載の表示装置。
  10. 表示素子が液晶表示素子からなり、平面な表示面の画素の異なった輝度は、前記平面な表示面の前記画素の位置に対応するバックライトの輝度を異なったものにしていることを特徴とする請求項7乃至請求項9のいずれかに記載の表示装置。
  11. 非平面な表示面の少なくとも一部に、タッチパネルからなる入力手段が配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の表示装置。
  12. 非平面な表示面の少なくとも一部に、観察者が表示を見ることができる視野角の範囲を制限する視野角制御フィルムからなる視野角制御手段が配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の表示装置。
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