JPH09319314A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH09319314A
JPH09319314A JP8157427A JP15742796A JPH09319314A JP H09319314 A JPH09319314 A JP H09319314A JP 8157427 A JP8157427 A JP 8157427A JP 15742796 A JP15742796 A JP 15742796A JP H09319314 A JPH09319314 A JP H09319314A
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light guide
light
image
refraction
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JP8157427A
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Yukio Kashio
幸雄 樫尾
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像の拡大を図ることのできる液晶表示装置
において、組立作業を容易に行うことができるようにす
る。 【解決手段】 液晶表示パネル1と拡散板41との間に
配置された導光体21は、多数の導光薄板24をその厚
さ方向に重ね合わせて接着したものであって、出射面2
3を入射面22に対して所定の角度θ1傾斜された構造
となっている。したがって、組立に際してはこの導光体
21を組込めばよく、組立作業を容易に行うことができ
る。この場合、導光体21の出射面23から左斜め上方
に出射された画像光は屈折体31によって屈折体31の
出射面34に対して垂直な方向に屈折される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は液晶表示装置など
の表示装置に関し、特に、画像の拡大を図ることのでき
る表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】表示装置には、画像の拡大を図るため
に、液晶表示パネルなどからなる表示体とスクリーンと
の間に多数の光ファイバを配置し、かつスクリーン側に
おける光ファイバの端部の配置間隔を表示体側における
光ファイバの端部の配置間隔よりも大きくしたものがあ
る(例えば特開平2−294684号公報参照)。この
場合、スクリーンは、スクリーン板に多数の貫通孔が形
成され、スクリーン板の表面に拡散層が設けられた構造
となっている。そして、スクリーン板の各貫通孔内に裏
面側から多数の光ファイバの各出射面側端部が挿入され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このような表示装置では、多数の光ファイバの各出射面
側端部をスクリーン板のそれぞれ対応する貫通孔内にひ
とつずつ挿入しなければならず、その組立作業にかなり
の手間がかかり、コスト高になってしまうという問題が
ある。また、光ファイバの出射面側端部をスクリーン板
の貫通孔内に挿入する作業を手作業によって行う関係か
ら、光ファイバの長さをある程度長くしなければなら
ず、ひいては装置全体が大型化するという問題がある。
この発明の課題は、組立作業を容易に行うことができ、
かつ装置全体を小型化することができるようにすること
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、画像表示面
を有する表示体と、この表示体の画像表示面側に設けら
れ、厚さ方向に重ね合わされた多数の導光薄板を有する
とともに、出射面を入射面に対して傾斜する傾斜面とさ
れた導光体と、この導光体の出射面側に設けられ、この
出射面から出射される画像光を所定の方向に屈折させる
屈折体とを具備したものである。
【0005】この発明によれば、導光体の出射面の入射
面に対する傾斜角度に応じて画像が所定の一方向に拡大
されることになる。例えば、導光体の出射面の入射面に
対する傾斜角度を約60゜〜約84.3゜とすると、画
像を所定の一方向に2〜10倍拡大することができる。
そして、導光体は厚さ方向に重ね合わされた多数の導光
薄板を有する構造であるので、組立に際してはこの導光
体を組込めばよく、したがって組立作業を容易に行うこ
とができる。また、導光体は出射面を入射面に対して傾
斜する傾斜面とされた構造であるので、この導光体の側
面形状を例えば直角三角形状とすることができ、そして
この導光体の入射面を表示体の画像表示面側に設ければ
よいので、導光体の出射面を鉛直としたとき、導光体の
奥行を表示体の奥行とほぼ同じとすることができ、ひい
ては装置全体を小型化することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の第1実施形態に
おける表示装置の要部の一部を切り欠いた側面図を示し
たものである。この表示装置は液晶表示パネル(表示
体)1を備えている。液晶表示パネル1は、画像表示面
2を上側とされた状態で、所定の角度傾斜して配置され
ている。液晶表示パネル1の下面側にはバックライトユ
ニット11が液晶表示パネル1と平行に設けられてい
る。液晶表示パネル1の画像表示面2側には導光体21
の入射面22が設けられている。導光体21は、入射面
22に対して所定の角度θ1傾斜した出射面23を有す
る側面直角三角形状となっている。この場合、導光体2
1の出射面23は鉛直となっている。導光体21の出射
面23側には屈折体31及び拡散板(スクリーン)41
が設けられている。
【0007】液晶表示パネル1は、液晶セル3の上下両
面にそれぞれ偏光板4、5が貼り付けられた構造となっ
ている。この液晶表示パネル1は、スイッチング素子と
しての薄膜トランジスタを備えたアクティブマトリック
ス型のカラー液晶表示パネルであるが、通常のものとや
や異なった構造となっている。すなわち、液晶表示パネ
ル1の液晶セル3の薄膜トランジスタなどが設けられた
一方の透明基板は、図2に等価回路的に示すような構造
となっている。この一方の透明基板6の上面側にはゲー
トライン7及びデータライン8がマトリックス状に配置
され、その各交点近傍には画素電極9が薄膜トランジス
タ10を介して両ライン7、8に接続されて配置されて
いる。そして、各ゲートライン7間の間隔は通常のもの
と同じであるが、各データライン8間の間隔は通常のも
のよりも大きくなっている。各データライン8間の間隔
の拡大率は、通常のものの例えば2〜10倍となってい
る。これに伴い、画素電極9のサイズは、データライン
8に沿う縦方向の長さが通常のものと同じで、ゲートラ
イン7に沿う横方向の長さが通常のものの2〜10倍と
なっている。したがって、後で説明するように、液晶表
示パネル1の画像表示面2から出射される画像光を所定
の一方向につまりデータライン8に沿う方向に2〜10
倍拡大すると、通常のものの画像を2〜10倍拡大した
画像が得られることになる。
【0008】次に、図1に示すバックライトユニット1
1について説明する。バックライトユニット11は、面
光源化用導光体12と、面光源化用導光体12の上面に
配置された平行光化用導光体13と、面光源化用導光体
12の所定の一端側に配置された蛍光管14及び反射フ
ィルム15からなっている。このうち面光源化用導光体
12は、アクリル樹脂などからなり、所定の一端面から
入射された光を内部に導入し、この導入した光を下面で
全反射させて上面全体から出射させることにより、面光
源化するものである。平行光化用導光体13は、コリメ
ーションレンズアレイや光ファイバアレイなどからな
り、下面に入射された光を上面からこの上面に対して垂
直な平行光として出射させるものである。そして、蛍光
管14から出た光及び反射フィルム15によって反射さ
れた光は、導光体12の所定の一端面に入射されて面光
源化され、この面光源化された光が平行光化用導光体1
3によって液晶表示パネル1の下面に対して垂直な平行
光とされ、この平行光が液晶表示パネル1の下面に照射
されるようになっている。
【0009】次に、図1に示す導光体21について説明
する。導光体21は、アクリル樹脂やポリカーボネイト
などの透明な樹脂からなる多数の導光薄板24をその厚
さ方向に重ね合わせたものからなっている。この重ね合
わされた部分の拡大図を図3に示す。各導光薄板24間
には透明または無彩色の球状のスペーサ25が介在され
ている。このスペーサ25の存在により、各導光薄板2
4間には空気が存在することになる。このようにするの
は、各導光薄板24の入射面22に入射された画像が当
該導光薄板24の外面で全反射されて当該導光薄板24
の出射面23から出射するようにするためである。な
お、図1に示すように、導光体21の直角三角形状の両
側面には薄いシートあるいはメッキ、蒸着、印刷などに
よる薄膜からなる遮光膜(または反射膜)26が設けら
れている。
【0010】各導光薄板24を重ね合わせて導光体21
を得るには、1つは、サイズの大きい導光薄板24の所
定の面にスペーサ25を散布し、これにサイズのやや小
さい他の導光薄板24を重ね合わせるとともに、液晶表
示パネル1の表示領域以外の領域において、接着剤によ
り接着する方法がある。もう1つは、スペーサ25の表
面に透明または無彩色の接着剤(図示せず)を被膜して
おき、この被膜スペーサ25をサイズの大きい導光薄板
24の所定の面に散布し、これにサイズのやや小さい他
の導光薄板24を重ね合わせ、次いで加圧することによ
り、導光薄板25同士をスペーサ25の表面に被膜され
た接着剤を介して接着する方法がある。特に、後者の方
法の場合には、スペーサ25の表面に被膜された接着剤
によってスペーサ25自体の位置決めも行うことができ
る。また、いずれの方法の場合も、例えば図4に示すよ
うに、単なる長方形状の多数の導光薄板24aをその厚
さ方向に重ね合わせて接着することにより、直方体形状
の導光ブロック21aを形成し、次いで同図において一
点鎖線で示すように、導光ブロック21aの所定の側面
の対角線に沿って切断すると、図1に示す側面直角三角
形状の導光体21を2つ得ることができる。スペーサ2
5の代わりに、図示していないが、薄いシートあるいは
メッキ、蒸着、印刷などによる薄膜からなる遮光膜また
は反射膜を用いてもよい。
【0011】そして、この導光体21の入射面22は液
晶表示パネル1の画像表示面2に密接または近接されて
配置されている。この場合、導光体21の入射面22の
サイズは液晶表示パネル1の画像表示面2と同じかそれ
よりも若干大きめとされている。ところで、導光体21
の入射面22と出射面23とのなす角度θ1を例えば約
60゜〜約84.3゜とすると、導光体21の直角三角
形状の側面における入射面22の長さに対して出射面2
3の長さが2〜10倍となる。
【0012】次に、図1に示す屈折体31について、図
5を参照しながら説明する。屈折体31は、導光体21
の導光薄板24と同じ材料または導光薄板24と近似す
る屈折率を有する材料によって形成された平板状の屈折
体本体32を備えている。この屈折体本体32の一方の
面は入射面33で、他方の面は入射面33と平行な出射
面34となっている。そして、屈折体本体32の内部に
は、入射面33に対して所定の角度θ2(この角度θ2
ついては後で説明する。)で傾斜する複数の板状の屈折
層35が所定の配列ピッチで形成されている。屈折層3
5は屈折体本体32と屈折率が大きく相違する空気等か
らなるものである。屈折層35の幅方向両端部(屈折体
本体32の厚さ方向両端部)は閉塞されているが、長手
方向両端部は大気中に開放されている。屈折層35は屈
折体本体32の材料(例えばアクリル樹脂)と屈折率が
大きく異なるため、屈折体本体32との所定の界面が反
射面(屈折面)36となる。屈折層35の配列ピッチ
は、導光体21の出射面23における導光薄板24の配
列ピッチと同じとなっている。そして、屈折体31の入
射面33は、導光体21の出射面23に図示しないアク
リル樹脂からなる接着剤を介して接着されている。この
状態では、屈折体31の出射面34は導光体21の出射
面23と平行となっている。なお、屈折体31の形成方
法としては、一体成形でもよいが、例えば図6に示すよ
うに、屈折体31をその厚さ方向に分割してなる形状の
屈折体半体31a、31bを成形し、次いでこれらの屈
折体半体31a、31bを図示しないアクリル樹脂から
なる接着剤を介して接着するようにしてもよい。また、
屈折体半体31aまたは31bの厚さを2倍とし、これ
のみによって屈折体31を形成するようにしてもよい。
【0013】ここで、屈折体31の屈折体本体32を導
光体21の導光薄板24と同じ材料または導光薄板24
と近似する屈折率を有する材料によって形成する理由に
ついて説明する。導光薄板24の1つの材料であるアク
リル樹脂は、導光体21の入射面22と出射面23との
なす角度θ1が47°程度以上であると、導光薄板24
の入射面22に垂直に入射された光が導光薄板24の出
射面23で全反射されることになる。そこで、屈折体3
1の屈折体本体32をアクリル樹脂によって形成し、こ
れの入射面33を導光体21の出射面23にアクリル樹
脂からなる接着剤を介して接着すると、導光体21の入
射面22と出射面23とのなす角度θ1が47°程度以
上であっても、導光薄板24の入射面22に垂直に入射
された光が導光薄板24の出射面23で全反射されるこ
となくそのまま直進して屈折体31の入射面33に入射
されることになる。このようにすることがその理由であ
る。
【0014】次に、図1に示す拡散板41について説明
する。拡散板41は、屈折体31の出射面34とほぼ同
じ大きさの樹脂シートの一方の面の全体にきわめて微小
なレンズ部(図示せず)を多数密接させて形成したもの
からなっている。この拡散板41は、図1では屈折体3
1の出射面34に対して所定の間隔をおいて平行に配置
されているが、屈折体31の出射面34に密接させて配
置するようにしてもよい。
【0015】次に、この表示装置による画像の拡大表示
について、図1を参照しながら説明する。バックライト
ユニット11の平行光化導光体13の上面から液晶表示
パネル1の下面に対して垂直な平行光が出射されると、
液晶表示パネル1の表示駆動に応じた画像光が液晶表示
パネル1の画像表示面2から出射されて、導光体21の
入射面22にこの入射面22に対して垂直に入射され
る。この入射された画像光は、図5において矢印で示す
ように、導光体21の各導光薄板24内をその板面に沿
って直進し、導光体21の出射面23からそのまま出射
して屈折体31の入射面33にそのまま入射される。こ
の入射された画像光は、屈折体31の反射面36で反射
(屈折)され、後で説明するように、屈折体31の出射
面34(つまり導光体21の出射面23)に対して垂直
な画像光とされるとともに所定の一方向に拡大される。
この拡大された画像光は、屈折体31の出射面34から
この出射面34に対して垂直な方向に出射される。この
出射された画像光は、図1に示す拡散板41を透過する
とともにこの拡散板41の微小なレンズ部で拡散され
る。そして、この拡散された画像光が視認されることに
なる。
【0016】ここで、屈折体31の反射面36で反射さ
れた画像光が屈折体31の出射面34に対して垂直な画
像光とされることについて、図7を参照しながら説明す
る。まず、図7において矢印で示すように、屈折体31
の反射面36で反射された画像光が屈折体31の出射面
34に対して垂直な画像光となるとする。すると、反射
面36とこの反射面36で反射される画像光とのなす角
度x1は次の式(1)で表わされる。 x1=90−θ2 ……(1) また、反射面36とこの反射面36に入射される画像光
とのなす角度x2は次の式(2)で表わされる。 x2=90−x3 ……(2) この場合、x3=180−θ1−θ2であるので、これを
式(2)に代入すると、x2は次の式(3)に示すよう
になる。 x2=θ1+θ2−90 ……(3) ところで、x1とx2は同じ値であるので、式(1)と式
(3)とから次の式(4)が求められる。 θ2=90−θ1/2 ……(4) したがって、屈折体31の入射面33と反射面36との
なす角度θ2を(90−θ1/2)とすると、屈折体31
の反射面36で反射された画像光を屈折体31の出射面
34に対して垂直な画像光とすることができることにな
る。
【0017】次に、屈折体31の反射面36で反射され
た画像光が所定の一方向に拡大されることについて、図
8を参照しながら説明する。まず、図8において矢印で
示すように、導光体21の各導光薄板24内をその板面
に沿って直進した画像光は、屈折体31の反射面36で
反射され、屈折体31の出射面34に対して垂直な画像
光とされる。この場合、1つの導光薄板24の出射面2
3から出射された画像光がすべて1つの反射面36で反
射されるとすると、屈折体31の出射面34から出射さ
れる1つの導光薄板24に対する画像光のサイズは1つ
の導光薄板24の厚さ方向断面サイズと同じとなる。し
かし、多数の導光薄板24がその厚さ方向に重ね合わさ
れているのに対し、屈折体31の出射面34から出射さ
れる各導光薄板24にそれぞれ対応する画像光は、屈折
体1の反射面36の配列ピッチに応じて同配列方向に相
互に離間されることになる。この離間率は、導光体21
の側面における入射面22の長さに対する出射面23の
長さで表わされる。そこで、上述したように、導光体2
1の入射面22と出射面23とのなす角度θ1を約60
゜〜約84.3゜とすると、導光体21の側面における
入射面22の長さに対して出射面23の長さが2〜10
倍となり、この場合の離間率も2〜10倍となる。これ
により、液晶表示パネル1の画像表示面2から出射され
た画像光は屈折体31の反射面36の配列方向に2〜1
0倍に拡大され、通常の液晶表示パネルの画像を2〜1
0倍に拡大した画像が得られることになる。なお、屈折
体31の反射面36の配列方向に2〜10倍に拡大され
た画像光は屈折体2の出射面34において相互に離間し
た輝点となるが、拡散板41によって拡散されるので、
広い視野角にわたって良好なコントラストで視認される
ことになる。
【0018】また、この表示装置では、多数の導光薄板
24をその厚さ方向に重ね合わせて接着することによ
り、導光体21を形成しているので、組立に際してはこ
の導光体21を組込めばよく、したがって組立作業を容
易に行うことができる。また、側面直角三角形の柱状の
導光体21の入射面22を液晶表示パネル1の画像表示
面2側に設ければよいので、導光体21の出射面23を
鉛直としたとき、導光体21の部分における奥行を液晶
表示パネル1の奥行とほぼ同じとすることができ、ひい
ては装置全体を小型化することができる。しかも、この
場合、液晶表示パネル1の奥行は図2に示すデータライ
ン8にほぼ沿う方向であり、この方向の画素電極9のサ
イズは通常のものと同じであるので、この表示装置にお
ける液晶表示パネル1の奥行が大きくならないようにす
ることができる。
【0019】ところで、バックライトユニット11を平
行光化用導光体13を有しない構造とした場合、液晶表
示パネル1の画像表示面2から出射される画像光は散乱
光となる。そして、図9に示すように、導光体21の各
導光薄板24の画像取り込み角が小さくても、実線で示
すように、導光薄板24内をその板面に沿って直進する
画像光のほかに、点線で示すように、導光薄板24内を
全反射を繰り返しながら進行する画像光が生じることに
なる。後者の導光薄板24内を全反射を繰り返しながら
進行する画像光の場合には、図5に示す屈折体31の反
射面36で反射させても、屈折体31の出射面34に対
して垂直な画像光とすることはできない。この結果、拡
散板41の正面から見た場合、輝度が低下することにな
る。
【0020】次に、拡散板41の正面から見た場合の輝
度を高めることのできるこの発明の第2実施形態につい
て、図10を参照しながら説明する。この表示装置にお
ける屈折体31は、屈折層35の形状が所定の三角柱状
であって、入射面33に対して図5に示す反射面36の
場合と同様の角度θ2で傾斜した第1の反射面36a
と、入射面33に対して所定の角度θ3(この角度θ3
ついては後で説明する。)で傾斜した第2の反射面36
bとを備えた構造となっている。この屈折体31の形成
方法としては、上記第1実施形態の場合と同様に、一体
成形でもよいが、例えば図11に示すように、屈折体3
1をその厚さ方向に分割してなる形状の屈折体半体31
a、31bを成形により形成し、次いでこれらの屈折体
半体31a、31bを図示しないアクリル樹脂からなる
接着剤を介して接着するようにしてもよい。そして、図
10において点線の矢印で示すように、導光体21の導
光薄板24内を全反射を繰り返しながら進行してきた画
像光の一部は、まず、屈折体31の下側の屈折層35と
の界面からなる第2の反射面36bで反射され、次いで
屈折体31の上側の屈折層35との界面からなる第1の
反射面36aで反射され、後で説明するように、屈折体
31の出射面34(つまり導光体21の出射面23)に
対して垂直な画像光とされ、この画像光が屈折体31の
出射面34からこの出射面34に対して垂直な方向に出
射されることになる。
【0021】次に、角度θ3について説明する。まず、
図9において点線の矢印で示すように、導光体21の導
光薄板24内を全反射しながら進行する画像光の最大全
反射角度をθ4とする。この最大全反射角度θ4は導光薄
板24の材料によって決まる。そして、図10に示すよ
うに、屈折体31の下側の屈折層35の第2の反射面3
6bで反射された後上隣の屈折層35の第1の反射面3
6aで反射された画像光が屈折体31の出射面34に対
して垂直な画像光となる。換言すれば、屈折体31の下
側の屈折層35の第2の反射面36bで反射されて屈折
体31の上隣の屈折層35の第1の反射面36aに入射
される画像光は、導光体21の導光薄板24の板面と平
行な光となる。つまり、屈折体31の下側の屈折層35
の第2の反射面36bと導光薄板24の板面と平行な光
とのなす角度x4(図12参照)は、導光体21の導光
薄板24の最大全反射角度θ4の半分となり、次の式
(5)で表わされる。 x4=θ4/2 ……(5) また、屈折体31の下側の屈折層35の第2の反射面3
6bで反射されて屈折体31の上隣の屈折層35の第1
の反射面36aに入射される画像光と屈折体31の入射
面33とのなす角度x5(図12参照)は、次の式
(6)で表わされる。 x5=90−θ1 ……(6) この場合、図12に示すように、θ3はx4とx5との和
であるので、式(5)と式(6)とから次の式(7)が
求められる。 θ3=90−θ1+θ4/2 ……(7) したがって、屈折体31の入射面33と第2の反射面3
6bとのなす角度θ3を(90−θ1+θ4/2)とする
と、図10において点線の矢印で示すように、導光体2
1の導光薄板24内を全反射を繰り返しながら進行して
きた画像光の一部を屈折体31の出射面34に対して垂
直な画像光とすることができることになる。この結果、
拡散板41の正面から見た場合の輝度を高めることがで
きる。
【0022】なお、上記実施形態では、例えば図1に示
すように、拡散板41を用いた場合について説明した
が、これに限定されるものではない。例えば、図13に
示す第3実施形態のように、屈折体31の出射面34の
全体に、きわめて微小なレンズ部からなる拡散層41A
を直接成形して一体に形成するようにしてもよい。
【0023】次に、図14はこの発明の第4実施形態に
おける表示装置の要部の側面図を示したものである。こ
の表示装置では、2つの液晶表示パネル1A、1Bによ
って、つまり水平面に対して30°傾斜して配置された
第1の液晶表示パネル1Aと、この第1の液晶表示パネ
ル1Aの右斜め上方において水平面に対して45°傾斜
して配置された第2の液晶表示パネル1Bとによって、
1枚の拡大画像を1つの拡散板41に表示するようにな
っている。この場合、第2の液晶表示パネル1Bを水平
面に対して45°傾斜して配置しているのは、この第2
の液晶表示パネル1Bとこの第2の液晶表示パネル1B
の下面側に配置された第2のバックライトユニット11
Bとの配置スペースを確保するためである。そして、第
2の液晶表示パネル1Bの例えば図2に示すデータライ
ン8に沿う方向の画素電極9を含めたサイズは第1の液
晶表示パネル1Aの同方向の画素電極9を含めたサイズ
の√(2)倍となっている。これに伴い、第2のバック
ライトユニット11Bも第1のバックライトユニット1
1Aよりも所定のサイズだけ大きくなっている。
【0024】一方、第1の屈折体31Aと第2の屈折体
31Bとのサイズはほぼ同じとなっている。このため、
第1の導光体21Aは側面直角三角形状となっている
が、第2の導光体21Bは、第2の液晶表示パネル1B
の画像表示面2Bとほぼ同じサイズの入射面22Bを有
する側面方形状の導光部21B1と、第2の屈折体31
Bとほぼ同じサイズの出射面23Bを有する側面直角三
角形状の導光部21B2とからなっている。そして、第
1の屈折体31Aの上端部と第2の屈折体31Bの下端
部とは互いに密接されている。これは、各屈折体31
A、31Bからの画像光を表示する拡散板41上におい
て、2つの液晶表示パネル1A、1B間の隙間及び各液
晶表示パネル1A、1Bの非表示領域が見えないように
するためである。
【0025】そして、図14に示す場合、第1の導光体
21Aの入射面と出射面とのなす角度θ1は60°であ
るので、第1の液晶表示パネル1Aの画像は上下方向に
2倍に拡大されることになる。一方、第2の導光体21
Bの入射面と出射面とのなす角度θ5は45°であるの
で、第2の液晶表示パネル1Bの画像は上下方向に√
(2)倍に拡大されることになる。ところで、上述した
ように、第2の液晶表示パネル1Bの例えば図2に示す
データライン8に沿う方向の画素電極9を含めたサイズ
は第1の液晶表示パネル1Aの同方向の画素電極9を含
めたサイズの√(2)倍となっているので、第2の液晶
表示パネル1Bの画像を上下方向に√(2)倍に拡大し
た画像は、第1の液晶表示パネル1Aの画像を上下方向
に2倍に拡大した画像と同じサイズとなる。この結果、
第1と第2の液晶表示パネル1A、1Bによって1枚の
拡大画像が1つの拡散板41に表示されることになる。
【0026】なお、図15に示す第5実施形態のよう
に、第1及び第2の液晶表示パネル1A、1Bなどを上
下対称に配置した構造としてもよい。ところで、図15
は側面図であるが、この図15を平面図とした場合に
は、第1及び第2の液晶表示パネル1A、1Bを鉛直と
した状態で左右対称に配置した構造としてもよい。ま
た、さらなる大画面化を図るために、例えば図15の側
面図に示す第1及び第2の液晶表示パネル1A、1Bな
どをさらに左右対称に配置した構造としてもよく、また
図15を平面図とした場合、第1及び第2の液晶表示パ
ネル1A、1Bなどをさらに上下対称に配置した構造と
してもよい。
【0027】次に、図16はこの発明の第6実施形態に
おける表示装置の要部の斜視図を示したものである。こ
の表示装置では、液晶表示パネル1の非画像表示面側に
バックライトユニット11が設けられ、液晶表示パネル
1の画像表示面側に第1の導光体21Aが設けられ、第
1の導光体21Aの出射面側に第1の屈折体31Aが設
けられ、第1の屈折体31Aの出射面側に第2の導光体
21Bが設けられ、第2の導光体21Bの出射面側に第
2の屈折体31Bが設けられ、第2の屈折体31Bの出
射面側に拡散板41が設けられ、そして拡散板41が鉛
直となるようにした構造となっている。この場合、液晶
表示パネル1の画像表示面から出射された画像光は第1
の導光体21A及び第1の屈折体31Aによって所定の
一方向に拡大され、この拡大された画像光が第2の導光
体21Bの入射面にこの入射面に対して垂直に入射さ
れ、この入射された画像光が第2の導光体21B及び第
2の屈折体31Bによって上記所定の一方向と直交する
他方向に拡大され、この拡大された画像光が第2の屈折
体31Bの出射面からこの出射面に対して垂直な方向に
出射され、この出射された画像光が拡散板41によって
拡散されることになる。
【0028】このように、この第6実施形態では、液晶
表示パネル1の画像表示面から出射された画像光を所定
の一方向とこの一方向と直交する他方向とに拡大してい
るので、液晶表示パネル1として通常のものを用いるこ
とができる。液晶表示パネル1として通常のものを用い
た場合には、例えば図17に示すように、液晶表示パネ
ル1の画像表示面から出射された通常の画像P1は所定
の一方向に2〜10倍に拡大されて画像P2となり、つ
いでこの画像P2が上記所定の一方向と直交する他方向
に同じく2〜10倍に拡大されて画像P3となるので、
得られる画像P3は最初の通常の画像P1を2〜10倍に
拡大した画像となる。
【0029】次に、図18はこの発明の第7実施形態に
おける表示装置の要部の側面図を示したものである。こ
の表示装置では、表示体として、CRTディスプレイ5
1を用いている。この場合、CRTディスプレイ51の
画像表示面52は湾曲した凸面であるので、この画像表
示面52上には、この画像表示面52から出射される画
像光を平行光にして導光体21の入射面22に垂直に入
射させるために、画像表示面52に応じて湾曲した凹面
からなる入射面53を有する透明部材54の他方の平坦
な面に微小な凸レンズ部55を多数密集させて形成して
なる平行光化用導光体56が配置されている。なお、こ
のような平行光化用導光体56を用いずに、例えば図1
9に示す第8実施形態のようにしてもよい。すなわち、
導光体21の入射面22をCRTディスプレイ71の画
像表示面72に応じて湾曲した凹面としてもよい。
【0030】次に、図20はこの発明の第9実施形態に
おける表示装置の要部の側面図及びその一部の拡大断面
図を示したものである。この表示装置では、導光体21
の出射面23が階段状に傾斜する傾斜面とされ、その実
質的な出射面23を導光体21の入射面22と平行とさ
れ、この出射面23と拡散板41との間に屈折体31が
配置されている。この場合の導光体21の形成方法とし
ては、サイズの異なる導光薄板24を重ね合わせて接着
してもよく、また例えば図1に示す導光体21を形成し
た後に、図1に示す出射面23を階段状に切削するよう
にしてもよい。ところで、この場合の屈折体31として
は、図5や図10に示すようなものであってもよく、ま
た図21に示すようなものであってもよい。図21に示
す屈折体31では、ポリカーボネイトなどからなる樹脂
フィルムの一方の面の全体に横長のプリズム部71が5
0μm程度のきわめて小さい配列ピッチで平行に形成さ
れた構造となっている。この場合、図21において矢印
で示すように、導光体21の各導光薄板24内をその板
面に沿って直進した画像光は、屈折体31のプリズム部
71の下面からなる入射面71aに入射され、プリズム
部71の上面からなる反射面71bで反射(屈折)さ
れ、屈折体31の出射面34に対して垂直な画像光とさ
れ、プリズム部71の配列方向に拡大されることにな
る。なお、この場合の導光体21の他の形成方法として
は、図22に示す第10実施形態のように、一の面が平
面で他の面側を階段状とされたシート部材61を導光体
21の導光薄板24と同じ材料または導光薄板24と近
似する屈折率を有する材料によって形成し、このシート
部材61の平面を導光体21の出射面23に図示しない
アクリル樹脂からなる接着剤を介して接着するようにし
てもよい。
【0031】なお、上記実施形態では表示体として液晶
表示パネルまたはCRTディスプレイを用いているが、
ELディスプレイ、LEDディスプレイ、プラズマディ
スプレイなどを用いてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、導光体を厚さ方向に重ね合わされた多数の導光薄板
を有する構造としているので、組立に際してはこの導光
体を組込めばよく、したがって組立作業を容易に行うこ
とができる。また、導光体は出射面を入射面に対して傾
斜する傾斜面とされた構造であるので、この導光体の側
面形状を例えば直角三角形状とすることができ、そして
この導光体の入射面を表示体の画像表示面側に設ければ
よいので、導光体の出射面を鉛直としたとき、導光体の
奥行を表示体の奥行とほぼ同じとすることができ、ひい
ては装置全体を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態における表示装置の要
部の一部を切り欠いた側面図。
【図2】図1に示す液晶表示パネルの一方の透明基板を
等価回路的に示す図。
【図3】図1に示す導光体の一部の拡大断面図。
【図4】図1に示す導光体の形成方法の一例を説明する
ために示す斜視図。
【図5】図1に示す導光体及び屈折体の一部の縦断側面
図。
【図6】図5に示す屈折体の形成方法の一例を説明する
ために示す図。
【図7】図5に示す屈折体の反射面の入射面に対する角
度θ2を説明するために示す図。
【図8】図5に示す屈折体の反射面で反射された画像光
の所定の一方向への拡大を説明するために示す図。
【図9】導光体の導光薄板の特性を説明するために示す
図。
【図10】この発明の第2実施形態における表示装置の
図5同様の縦断側面図。
【図11】図10に示す屈折体の形成方法の一例を説明
するために示す図。
【図12】図10に示す屈折体の第2の反射面の入射面
に対する角度θ3を説明するために示す図。
【図13】この発明の第3実施形態における表示装置の
図5同様の縦断側面図。
【図14】この発明の第4実施形態における表示装置の
要部の側面図。
【図15】この発明の第5実施形態における表示装置の
要部の側面図。
【図16】この発明の第6実施形態における表示装置の
要部の斜視図。
【図17】図16に示す表示装置における画像の拡大を
説明するために示す図。
【図18】この発明の第7実施形態における表示装置の
要部の側面図。
【図19】この発明の第8実施形態における表示装置の
要部の側面図。
【図20】この発明の第9実施形態における表示装置の
要部の側面図及びその一部の拡大断面図。
【図21】図20に示す表示装置における画像の拡大を
説明するために示す図。
【図22】この発明の第10実施形態における表示装置
の要部の側面図。
【符号の説明】
1 液晶表示パネル(表示体) 11 バックライトユニット 21 導光体 24 導光薄板 31 屈折体 41 拡散板

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像表示面を有する表示体と、この表示
    体の画像表示面側に設けられ、厚さ方向に重ね合わされ
    た多数の導光薄板を有するとともに、出射面を入射面に
    対して傾斜する傾斜面とされた導光体と、この導光体の
    出射面側に設けられ、この出射面から出射される画像光
    を所定の方向に屈折させる屈折体とを具備することを特
    徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明において、前記屈折
    体は前記導光体の導光薄板内をその板面に沿って直進し
    てきた画像光を前記導光体の出射面に対してほぼ垂直な
    方向に屈折する屈折面を有することを特徴とする表示装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の発明において、前記屈折
    体は前記導光体の導光薄板内をその板面に沿って直進し
    てきた画像光を前記導光体の出射面に対してほぼ垂直な
    方向に屈折するとともに、前記導光体の導光薄板内を全
    反射を繰り返しながら進行してきた画像光の一部を前記
    導光体の出射面に対してほぼ垂直な方向に屈折する屈折
    面を有することを特徴とする表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の発明に
    おいて、前記屈折体は屈折面を形成するための屈折層を
    有し、該屈折層以外を前記導光体の導光薄板と同じ材料
    またはこの導光薄板と近似する屈折率を有する材料によ
    って形成されていることを特徴とする表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の発明において、前記屈折
    体の屈折面は空気層との界面であることを特徴とする表
    示装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の発明に
    おいて、前記導光体の導光薄板間に透明または無彩色の
    スペーサが介在されていることを特徴とする表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の発明において、前記スペ
    ーサの表面に接着剤が被膜され、この被膜された接着剤
    を介して前記導光体の隣接する導光薄板同士が互いに接
    着されていることを特徴とする表示装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかに記載の発明に
    おいて、前記導光体は側面直角三角形状であり、前記屈
    折体は平板状であることを特徴とする表示装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載の発明に
    おいて、前記導光体の入射面と出射面とのなす角度は約
    60゜〜約84.3゜であることを特徴とする表示装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかに記載の発明
    において、前記屈折体の出射面側にスクリーンが設けら
    れていることを特徴とする表示装置。
  11. 【請求項11】 請求項1〜9のいずれかに記載の発明
    において、前記屈折体の出射面に拡散層が一体に形成さ
    れていることを特徴とする表示装置。
  12. 【請求項12】 請求項1記載の発明において、前記導
    光体の出射面は階段状に傾斜する傾斜面からなり、その
    実質的な出射面が前記導光体の入射面と平行となってい
    ることを特徴とする表示装置。
  13. 【請求項13】 画像表示面を有する表示体と、この表
    示体の画像表示面側に設けられ、厚さ方向に重ね合わさ
    れた多数の導光薄板を有するとともに、出射面を入射面
    に対して傾斜する傾斜面とされた第1の導光体と、この
    第1の導光体の出射面側に設けられ、この出射面から出
    射される画像光を所定の一方向に屈折させる第1の屈折
    体と、この第1の屈折体の出射面側に設けられ、厚さ方
    向に重ね合わされた多数の導光薄板を有するとともに、
    出射面を入射面に対して傾斜する傾斜面とされた第2の
    導光体と、この第2の導光体の出射面側に設けられ、こ
    の出射面から出射される画像光を前記所定の一方向に対
    して直交する他方向に屈折させる第2の屈折体とを具備
    することを特徴とする表示装置。
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