JPH09281340A - 導光装置及びその製造方法並びにそれを用いた光源構造 - Google Patents

導光装置及びその製造方法並びにそれを用いた光源構造

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JPH09281340A
JPH09281340A JP8111171A JP11117196A JPH09281340A JP H09281340 A JPH09281340 A JP H09281340A JP 8111171 A JP8111171 A JP 8111171A JP 11117196 A JP11117196 A JP 11117196A JP H09281340 A JPH09281340 A JP H09281340A
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light
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勝 樋口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶表示装置のバックライトの一部を構成す
る導光体と屈折体とからなる導光装置の構成を簡単にす
る。 【解決手段】 導光体21は、アクリル樹脂からなり、
出射面23を入射面22に対して所定の角度θ1傾斜さ
れた側面直角三角形状となっている。導光体21の出射
面23には平板状の屈折体11が接着されている。屈折
体11は、屈折面を形成するための屈折層以外をアクリ
ル樹脂によって形成されている。そして、導光体21の
入射面22に垂直に入射された光は屈折体11によって
導光体21の出射面23に対して垂直な方向に屈折さ
れ、この屈折された光が液晶表示パネル1の裏面に垂直
に入射される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は導光装置及びその
製造方法並びにそれを用いた光源構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、液晶表示装置には、液晶表示パ
ネル自体が自己発光能力を有していないので、液晶表示
パネルの裏面側にエッジライト方式のバックライトを設
けたものがある。このようなバックライトには、アクリ
ル樹脂からなる平板状の導光体の表面にきわめて小さな
断面逆台形状の導光要素を多数設け、各導光要素の表面
にマイクロレンズを設け、導光体の一端側に蛍光管及び
反射フィルムを設けたものがある。この場合、導光体と
導光要素とマイクロレンズとによって導光装置が構成さ
れている。そして、蛍光管から出た光及び反射フィルム
によって反射された光は導光体の所定の一端面から導光
体の内部に入射される。この入射された光は導光体の裏
面で全反射されて導光体の表面全体から散乱光として出
射される。この散乱光は多数の導光要素によって導光体
の表面に対して垂直な方向に向くように修正される。こ
の修正光は多数のマイクロレンズによって導光体の表面
に対してより一層垂直で互いにほぼ平行な光とされる。
このほぼ平行な光は液晶表示パネルの裏面にほぼ垂直に
入射される。そして、液晶表示パネルの表示駆動に応じ
た画像光が液晶表示パネルの表面からこの表面に対して
ほぼ垂直に出射され、この出射された画像光が視認され
ることになる。この場合、液晶表示パネルの裏面に入射
される光をこの裏面に対してより一層垂直で互いにほぼ
平行な光とするのは、液晶表示パネルの表面から出射さ
れる画像光によって表示される画像の正面から見た輝度
を高くするためである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このようなバックライトにおける導光装置では、導光要
素及びマイクロレンズのサイズがきわめて小さく、しか
も光利用率を良くするには各マイクロレンズを各導光要
素の表面に密着させなければならず、したがって構成が
きわめて複雑となり、製造もきわめて困難であるという
問題があった。この発明の課題は、導光装置の構成を簡
単にすることである。また、この発明の他の課題は、導
光装置を容易に製造することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る導光装置は、入射面とこの入射面に対して傾斜する出
射面とを有する導光体と、この導光体の出射面側に設け
られ、前記導光体の出射面から出射される光を所定の方
向に屈折させる屈折体とを具備したものである。請求項
18記載の発明に係る導光装置の製造方法は、入射面と
この入射面に対して傾斜する出射面とを有する導光体
と、この導光体の出射面側に設けられ、平板状であって
内部に設けられた空気層との界面からなる屈折面で前記
導光体の出射面から出射される光を所定の方向に屈折さ
せる屈折体とを具備する導光装置の製造方法であって、
前記屈折体をその厚さ方向に分割してなる形状の屈折体
半体を成形し、次いでこれらの屈折体半体を接着して前
記屈折体を形成するようにしたものである。請求項19
記載の発明に係る導光装置の製造方法は、請求項18記
載の発明において、前記屈折体を形成した後、この屈折
体の入射面を前記導光体の出射面に接着するようにした
ものである。請求項20記載の発明に係る光源構造は、
入射面とこの入射面に対して傾斜する出射面とを有する
導光体と、この導光体の出射面側に設けられ、前記導光
体の出射面から出射される光を所定の方向に屈折させる
屈折体と、前記導光体の入射面側に設けられた光源とを
具備したものである。
【0005】請求項1または20記載の発明によれば、
導光体の入射面に入射した光が導光体の出射面の入射面
に対する傾斜角度に応じて面光源化されることになる。
例えば、導光体の出射面の入射面に対する傾斜角度を約
78.5°〜約84.3°とすると、導光体の出射面の
面積が入射面の面積の5〜10倍となり、この面積の拡
大に応じて面光源化することができる。そして、この面
光源化された光は、屈折体によって所定の方向に屈折さ
れることにより、所定の方向にほぼ平行な光として出射
される。この場合、屈折体としては導光体の出射面から
出射される光を所定の方向に屈折させる構造であればよ
いので、構造を簡単とすることができ、ひいては導光装
置の構成を簡単にすることができる。また、請求項18
記載の発明によれば、平板状であって内部に設けられた
空気層との界面からなる屈折面を有する屈折体をその厚
さ方向に分割してなる形状の屈折体半体を成形し、次い
でこれらの屈折体半体を接着して屈折体を形成している
ので、屈折体を容易に形成することができ、ひいては導
光装置を容易に製造することができる。この場合、屈折
体は平板状であるので、請求項19記載の発明のよう
に、屈折体を形成した後、この屈折体の入射面を導光体
の出射面に接着すればよく、ひいては導光装置をより一
層容易に製造することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の第1実施形態を
適用した液晶表示装置の要部の斜視図を示したものであ
る。この液晶表示装置は、鉛直に配置された液晶表示パ
ネル1を備えている。液晶表示パネル1の裏面側には、
屈折体11と導光体21とからなる導光装置が設けられ
ている。このうち導光体21は、アクリル系樹脂などに
よって形成され、入射面22に対して所定の角度θ1
斜した出射面23を有する側面直角三角形状となってい
る。この場合、導光体21の出射面23は鉛直となって
いる。導光体21の入射面22側には蛍光管(光源)3
1が設けられている。蛍光管31の所定の外周側には反
射シート32が設けられている。なお、図1では反射シ
ート32の幅方向両端部を導光体21から離間させてい
るが、導光体21の入射面22両側の側面に接着する方
が望ましい(例えば図16参照)。
【0007】次に、屈折体11について、図2を参照し
ながら説明する。屈折体11は、導光体21と同じ材料
または導光体21と近似する屈折率を有する材料によっ
て形成された平板状の屈折体本体12を備えている。こ
の屈折体本体12の一方の面は入射面13で、他方の面
は入射面13と平行な出射面14となっている。そし
て、屈折体本体12の内部には、入射面13に対して所
定の角度θ2(この角度θ2については後で説明する。)
で傾斜する複数の板状の屈折層15が所定の配列ピッチ
で形成されている。屈折層15は屈折層本体12と屈折
率が大きく相違する空気などからなるものである。屈折
層15が空気層からなる場合には、屈折層15の幅方向
両端部(屈折体本体12の厚さ方向両端部)は閉塞され
ているが、長手方向両端部は大気中に開放されている。
屈折層15は屈折体本体12の材料(例えばアクリル系
樹脂)と屈折率が大きく異なるため、屈折体本体12と
の所定の界面が反射面(屈折面)16となる。そして、
屈折体11の入射面13は、導光体21の出射面23に
図示しないアクリル系樹脂からなる接着剤を介して接着
されている。この状態では、屈折体11の出射面14は
導光体21の出射面23と平行となっている。なお、屈
折体11の形成方法としては、一体成形でもよいが、例
えば図3に示すように、屈折体11をその厚さ方向に分
割してなる形状の屈折体半体11a、11bを成形し、
次いでこれらの屈折体半体11a、11bを図示しない
アクリル系樹脂からなる接着剤を介して接着するように
してもよい。また、屈折体半体11aまたは11bの厚
さを2倍とし、これのみによって屈折体11を形成する
ようにしてもよい。
【0008】ここで、屈折体11の屈折体本体12を導
光体21と同じ材料または導光体21と近似する屈折率
を有する材料によって形成する理由について説明する。
導光体21の材料であるアクリル系樹脂は、導光体21
の入射面22と出射面23とのなす角度θ1が47°程
度以上であると、導光体21の入射面22に垂直に入射
された光が導光体21の出射面23で全反射されること
になる。そこで、屈折体11の屈折体本体12を例えば
アクリル系樹脂によって形成し、これの入射面13を導
光体21の出射面23にアクリル系樹脂からなる接着剤
を介して接着すると、導光体21の入射面22と出射面
23とのなす角度θ1が47°程度以上であっても、導
光体21の入射面22に垂直に入射された光が導光体2
1の出射面23で全反射されることなくそのまま直進し
て屈折体11の入射面13に入射されることになる。こ
のようにすることがその理由である。
【0009】次に、この液晶表示装置による画像の表示
について、図1及び図2を参照しながら説明する。蛍光
管31から出た光及び反射フィルム32によって反射さ
れた光は導光体21の入射面22に垂直に入射される。
この場合、特に反射フィルム32によって反射された光
を導光体21の入射面22に垂直に入射させるために、
反射シート32は蛍光管31の中心軸を焦点とする放物
面状に設ける方が望ましい(例えば図16参照)。導光
体21の入射面22に垂直に入射された光は、図2にお
いて矢印で示すように、導光体21内を直進し、導光体
21の出射面23からそのまま出射して屈折体11の入
射面13にそのまま入射される。この場合、屈折体11
の入射面13全体は導光体21の出射面23全体に密着
されているので、透過率を高くすることができる。屈折
体11の入射面13に入射された光は、屈折体11の反
射面16で反射(屈折)され、後で説明するように、屈
折体11の出射面14(つまり導光体21の出射面2
3)に対して垂直な光とされる。この垂直とされた光は
屈折体11の出射面14からこの出射面14に対して垂
直な方向に平行光として出射される。この場合、屈折体
11の反射面16の配列ピッチを例えば50〜500μ
m程度と微細にすると、各反射面16で反射された光は
出射面14からムラなく出射されることになる。屈折体
11の出射面14から出射された平行光は液晶表示パネ
ル1の裏面に垂直に入射される。すると、液晶表示パネ
ル1の表示駆動に応じた画像光が表面からこの表面に対
して垂直な方向に出射され、この出射された画像光が視
認されることになる。
【0010】ここで、屈折体11の反射面16で反射さ
れた光が屈折体11の出射面14に対して垂直な光とさ
れることについて、図4を参照しながら説明する。ま
ず、図4において矢印で示すように、屈折体11の反射
面16で反射された光が屈折体11の出射面14に対し
て垂直な光となるとする。すると、反射面16とこの反
射面16で反射される光とのなす角度x1は次の式
(1)で表わされる。 x1=90−θ2 ……(1) また、反射面16とこの反射面16に入射される光との
なす角度x2は次の式(2)で表わされる。 x2=90−x3 ……(2) この場合、x3=180−θ1−θ2であるので、これを
式(2)に代入すると、x2は次の式(3)に示すよう
になる。 x2=θ1+θ2−90 ……(3) ところで、x1とx2は同じ値であるので、式(1)と式
(3)とから次の式(4)が求められる。 θ2=90−θ1/2 ……(4) したがって、屈折体11の入射面13と反射面16との
なす角度θ2を(90−θ1/2)とすると、屈折体11
の反射面16で反射された光を屈折体11の出射面14
に対して垂直な光とすることができることになる。
【0011】次に、屈折体11の反射面16で反射され
た光が面光源化されることについて、図2を参照しなが
ら説明する。導光体21の入射面22に垂直に入射した
後導光体21内を直進してきた光は、屈折体11の反射
面16で反射され、屈折体11の出射面14に対して垂
直な光とされる。この場合、屈折体11の各反射面16
で反射された後屈折体11の出射面14から出射される
各光は、屈折体1の反射面16の配列ピッチに応じて同
配列方向に相互に離間されることになる。この離間率
は、導光体21の側面における入射面22の長さに対す
る出射面23の長さで表わされる。そこで、導光体21
の入射面22と出射面23とのなす角度θ1を例えば約
78.5°〜約84.3°とすると、導光体21の側面
における入射面22の長さに対して出射面23の長さが
5〜10倍となり、この場合の離間率も5〜10倍とな
る。換言すれば、導光体21の出射面23の面積は入射
面22の面積の5〜10倍となる。そして、この面積の
拡大に応じて、屈折体11の出射面14から出射された
光が面光源化されることになる。なお、図2ではθ1
78.5°程度としており、この場合には導光体21の
出射面23の面積は入射面22の面積の5倍となる。
【0012】このように、この液晶表示装置では、導光
体21の入射面22に入射した光が導光体21の出射面
23の入射面22に対する傾斜角度θ1に応じて面光源
化されることになる。そして、この面光源化された光
は、屈折体11によって所定の方向に屈折されることに
より、所定の方向に平行な光として出射される。この場
合、屈折体11としては、導光体21の出射面23から
出射される光を所定の方向に屈折させる構造であればよ
く、図2に示すように、アクリル系樹脂などからなる屈
折体本体12の内部に複数の板状の屈折層15が所定の
配列ピッチで形成された、簡単な構造とすることがで
き、ひいてはこの屈折体11と導光体21とからなる導
光装置の構成を簡単にすることができる。また、例えば
図3に示すように、屈折体11をその厚さ方向に分割し
てなる形状の屈折体半体11a、11bを成形し、次い
でこれらの屈折体半体11a、11bを接着して屈折体
11を形成しているので、屈折体11を容易に形成する
ことができ、ひいてはこの屈折体11と導光体21とか
らなる導光装置を容易に製造することができる。しか
も、屈折体11の入射面13を導光体21の出射面23
にアクリル系樹脂などからなる接着剤を介して接着すれ
ばよいので、導光装置をより一層容易に製造することが
できる。
【0013】ところで、蛍光管31から出た光のすべて
が導光体21の入射面22に垂直に入射されるとは限ら
ない。すなわち、例えば図5に示すように、アパーチャ
33を有する蛍光管31であっても、実線の矢印で示す
ように、アパーチャ33の中心から出る光のほかに、点
線の矢印で示すように、アパーチャ33の端部から出る
光が生じることになる。後者のアパーチャ33の端部か
ら出る光の場合には、図2に示す屈折体11の反射面1
6で反射させても、屈折体11の出射面14に対して垂
直な光とすることはできない。この結果、液晶表示パネ
ル1の正面から見た場合、輝度が低下することになる。
【0014】次に、液晶表示パネル1の正面から見た場
合の輝度を高めることのできるこの発明の第2実施形態
について、図6を参照しながら説明する。この液晶表示
装置における屈折体11は、屈折層15の形状が所定の
三角柱状であって、入射面13に対して図2に示す反射
面16の場合と同様の角度θ2で傾斜した第1の反射面
16aと、入射面13に対して所定の角度θ3(この角
度θ3については後で説明する。)で傾斜した第2の反
射面16bとを備えた構造となっている。この屈折体1
1の形成方法としては、上記第1実施形態の場合と同様
に、一体成形でもよいが、例えば図7に示すように、屈
折体11をその厚さ方向に分割してなる形状の屈折体半
体11a、11bを成形により形成し、次いでこれらの
屈折体半体11a、11bを図示しないアクリル系樹脂
からなる接着剤を介して接着するようにしてもよい。そ
して、図5において点線の矢印で示すように、アパーチ
ャ33の端部から出た光は、図6に示す導光体21の入
射面22に斜めに入射され、次いで図6において点線の
矢印で示すように、この入射された光の一部は、まず、
屈折体11の下側の屈折層15との界面からなる第2の
反射面16bで反射され、次いで屈折体11の上隣の屈
折層15との界面からなる第1の反射面16aで反射さ
れ、後で説明するように、屈折体11の出射面14(つ
まり導光体21の出射面23)に対して垂直な光とさ
れ、この光が屈折体11の出射面14からこの出射面1
4に対して垂直な方向に出射されることになる。図6に
おいて点線の矢印で示す光の残りは、屈折体11の第1
の反射面16aで反射され、屈折体11の出射面14か
らこの出射面14に対して斜め方向に出射されることに
なる。
【0015】次に、角度θ3について説明する。まず、
図5において点線の矢印で示す光と実線で示す光との角
度(蛍光管31のアパーチャ33の半分の角度)をθ4
とする。図6に示すように、屈折体11の下側の屈折層
35の第2の反射面16bで反射された後上隣の屈折層
35の第1の反射面16aで反射された光が屈折体11
の出射面14に対して垂直な光となる。換言すれば、屈
折体11の下側の屈折層35の第2の反射面16bで反
射されて屈折体11の上隣の屈折層35の第1の反射面
16aに入射される光は、導光体21の入射面22に垂
直に入射された光と平行な光となる。つまり、屈折体1
1の下側の屈折層35の第2の反射面16bと導光体2
1の入射面22に垂直に入射された光と平行な光とのな
す角度x4(図8参照)は、図5に示す角度θ4の半分と
なり、次の式(5)で表わされる。 x4=θ4/2 ……(5) また、屈折体11の下側の屈折層35の第2の反射面1
6bで反射されて屈折体11の上隣の屈折層35の第1
の反射面16aに入射される光と屈折体11の入射面1
3とのなす角度x5(図8参照)は、次の式(6)で表
わされる。 x5=90−θ1 ……(6) この場合、図14に示すように、θ3はx4とx5との和
であるので、式(5)と式(6)とから次の式(7)が
求められる。 θ3=90−θ1+θ4/2 ……(7) したがって、屈折体11の入射面13と第2の反射面1
6bとのなす角度θ3を(90−θ1+θ4/2)とする
と、図6において点線の矢印で示す光の一部を屈折体1
1の出射面14に対して垂直な光とすることができるこ
とになる。この結果、液晶表示パネルの正面から見た場
合の輝度を高めることができる。ところで、図6におい
て点線の矢印で示す光のうち屈折体11の出射面14か
ら斜め方向に出射される光の出射角は、角度θ1を7
8.5°程度とし、角度θ4を40°とすると、20°
程度となる。
【0016】なお、上記実施形態では、導光体21全体
をアクリル系樹脂などの単一の材料によって形成した場
合について説明したが、これに限定されるものではな
い。例えば、図9に示す第3実施形態のようにしてもよ
い。次に、図9に示す導光体21について、図10〜図
13を順に参照しながら、その形成方法と併せ説明す
る。まず、図10に示すように、所定の長さの光ファイ
バ24を多数用意する。光ファイバ24は、高屈折率の
アクリル系樹脂からなるコア25を低屈折率のフッ素系
樹脂からなるクラッド26で被覆したものからなってい
る。この場合、一例として、コア25の直径は10〜6
0μm程度、クラッド26の膜厚は5〜20μm程度で
ある。そして、図11に示すように、例えば1500〜
2500本程度の光ファイバ24を束にして、直径6〜
10mm程度の光ファイバ束27を形成する。
【0017】次に、図12に示すように、内部が直方体
形状の下金型28内に複数の光ファイバ束27を密集さ
せて収納する。次に、下金型28内を図示しない上金型
で密封し、次いで加熱すると、光ファイバ24のクラッ
ド26が溶融して膨張することにより、複数の光ファイ
バ束27の各間の隙間が埋められ、下金型28と上金型
内に多数のコア25がクラッド26によって相互に接合
されて充満される。これにより、図13(A)に示すよ
うな直方体形状の光ファイバブロック29が得られる。
この場合、光ファイバブロック29の外周部を除く部分
における各光ファイバ束27は、金型内において相互に
押圧し合うことにより、図13(B)に示すように、平
面正六角形状となる。なお、下金型28内を上金型で密
封する前に、複数の光ファイバ束27の各間の隙間にク
ラッド26と同じ材料または異なる材料を充填するよう
にしてもよい。次に、図13(A)において一点鎖線で
示すように、光ファイバブロック29の所定の側面の対
角線に沿って切断すると、図9に示す側面直角三角形状
の導光体21が得られる。このようにして得られた導光
体21では、多数のコア(線状導光路)25が密集さ
れ、かつ各コア25がクラッド26により被覆されてい
るとともに相互に接合され、さらに出射面23を入射面
22に対して所定の角度θ1で傾斜する傾斜面とされた
構造となっている。
【0018】なお、導光体21の他の形成方法として
は、図10に示す光ファイバ24として所定の長さより
も数倍長いものを用意し、これによって図13(A)に
示すようなファイバブロック29を形成した後、これを
切断して図13(A)に示すファイバブロック29を複
数得るようにしてもよい。また、コア25を押出成形に
より形成した後、例えば1500〜2500本程度のコ
ア25の束をクラッド材の溶融した槽中を通過させ、付
着したクラッド材が固化することにより、図11に示す
光ファイバ束27を得るようにしてもよい。上述のいず
れの形成方法でも、多数のコア25を密集してなる導光
体21を容易に形成することができる。一方、屈折体1
1の屈折体本体12は、導光体21のコア25と同じ材
料またはコア25と近似する屈折率を有する材料によっ
て形成されている。
【0019】そして、導光体21の入射面22に垂直に
入射された光は、図9において矢印で示すように、導光
体21の各コア25内をコア中心軸に沿って直進し、導
光体21の出射面23からそのまま出射して屈折体11
の入射面13にそのまま入射される。この入射された光
は、屈折体11の反射面16で反射(屈折)され、屈折
体11の出射面14(つまり導光体21の出射面23)
に対して垂直な光とされる。この垂直とされた光は屈折
体11の出射面14からこの出射面14に対して垂直な
方向に平行光として出射される。
【0020】ところで、図9に示す場合には、導光体2
1を多数のコア25を密集してなるものによって形成し
ているので、図1に示す単一の材料からなる導光体21
と比較して、各コア25内を進行する光の平行度を高め
ることができ、ひいては液晶表示パネルの正面から見た
輝度を高めることができる。しかしながら、図9に示す
場合も、例えば図1に示す蛍光管31から出た光のすべ
てが導光体21の入射面に垂直に入射されるとは限らな
い。ただし、この場合、図14に示すように、導光体2
1の各コア25の光取り込み角が小さくても、実線で示
すように、コア25内をコア中心軸に沿って直進する光
のほかに、点線で示すように、コア25内を全反射を繰
り返しながら進行する光が生じることになる。後者のコ
ア25内を全反射を繰り返しながら進行する光の場合に
は、図9に示す屈折体11の反射面16で反射させて
も、屈折体11の出射面14に対して垂直な光とするこ
とはできない。したがって、この場合も、液晶表示パネ
ルの正面から見た輝度が低下することになる。
【0021】そこで、次に、図6に示す場合とほぼ同様
の屈折体11を備えたこの発明の第4実施形態につい
て、図15を参照しながら説明する。ただし、ここで
は、この場合の屈折体11の第2の反射面16bの入射
面13に対する傾斜角度θ3のみについて説明する。ま
ず、図14において点線の矢印で示すように、導光体2
1のコア25内を全反射しながら進行する光の最大全反
射角度をθ5とする。この最大全反射角度θ5はコア25
及びクラッド26の材料によって決まる。図15に示す
ように、屈折体11の下側の屈折層15の第2の反射面
16bで反射された後上隣の屈折層15の第1の反射面
16aで反射された光が屈折体11の出射面14に対し
て垂直な光となる。換言すると、屈折体11の下側の屈
折層15の第2の反射面16bで反射されて屈折体11
の上隣の屈折層15の第1の反射面16aに入射される
光は、導光体21のコア25のコア中心軸と平行な光と
なる。つまり、屈折体11の下側の屈折層15の第2の
反射面16bとコア中心軸と平行な光とのなす角度x4
(図8の場合と同じであるので、図8参照)は、導光体
21のコア25の最大全反射角度θ5の半分(x4=θ5
/2)となる。したがって、上記式(7)に示す場合と
同様に、屈折体11の入射面13と第2の反射面16b
とのなす角度θ3を(90−θ1+θ5/2)とすると、
図15において点線の矢印で示すように、導光体21の
コア25内を全反射を繰り返しながら進行してきた光の
一部を屈折体11の出射面14に対して垂直な光とする
ことができることになる。この結果、液晶表示パネルの
正面から見た場合の輝度を高めることができる。
【0022】次に、図16はこの発明の第5実施形態を
適用した液晶表示装置の要部の側面図及びその一部の拡
大断面図を示したものである。この液晶表示装置では、
導光体21の出射面23が階段状に傾斜する傾斜面とさ
れ、その実質的な出射面23を導光体21の入射面22
と平行とされ、この出射面23と液晶表示パネル1との
間に屈折体11が配置されている。この場合の導光体2
1の形成方法としては、例えば図9に示す導光体21を
形成した後に、図9に示す出射面23を階段状に切削す
る方法がある。なお、階段状の部分のピッチはなるべく
小さい方が望ましい。例えば、上記切削による形成方法
の場合には、実質的な出射面23の幅を0.05〜0.
5mm程度とすると、この幅内に数本〜数十本のコア2
5が配置されることになる。ところで、この場合の屈折
体11としては、図9や図15に示すようなものであっ
てもよく、また図17に示すようなものであってもよ
い。図17に示す屈折体11では、ポリカーボネイトな
どからなる樹脂フィルムの一方の面の全体に横長のプリ
ズム部41が50μm程度のきわめて小さい配列ピッチ
で平行に形成された構造となっている。この場合、図1
7において矢印で示すように、導光体21の各コア25
内をコア中心軸に沿って直進した光は、屈折体11のプ
リズム部41の下面からなる入射面41aに入射され、
プリズム部41の上面からなる反射面41bで反射(屈
折)され、屈折体11の出射面14に対して垂直な光と
され、プリズム部41の配列方向に離間されることにな
る。ところで、図17に示す屈折体11の場合には、樹
脂フィルムの一方の面の全体に横長のプリズム部41を
有する簡単な構造であるので、図9及び図15に示す屈
折体11と比較して、容易に形成することができる。な
お、この場合の導光体21の他の形成方法としては、図
18に示す第6実施形態のように、一の面が平面で他の
面側を階段状とされたシート部材42を導光体21のコ
ア25と同じ材料またはコア25と近似する屈折率を有
する材料によって形成し、このシート部材42の平面を
導光体21の出射面23に図示しないアクリル系樹脂か
らなる接着剤を介して接着するようにしてもよい。ま
た、図16に示す形状の導光体21をアクリル系樹脂な
どの単一の材料によって形成するようにしてもよい。
【0023】なお、上記実施形態では、プラスチック光
ファイバを用いているが、高屈折率のガラスからなるコ
アを低屈折率のガラスからなるクラッドで被覆してなる
ガラス光ファイバを用いてもよい。また、上述のような
ステップ形光ファイバではなく、グレーデッド形光ファ
イバを用いてもよい。また、上記実施形態では、例えば
図2に示すように、屈折体11の出射面14からこの出
射面14に対してほぼ垂直な方向に光を出射させる場合
について説明したが、反射面16の入射面13に対する
角度θ2を例えばプラス方向またはマイナス方向に若干
変えれば、液晶表示パネルの正面側のある視点での輝度
を高めることができる。また、上記実施形態では、例え
ば図2に示すように、導光体21の入射面22に垂直に
入射された光を屈折体11の出射面14からこの出射面
14に対してほぼ垂直な方向に出射させる場合について
説明したが、この光の進行方向を逆方向としてもよい。
すなわち、屈折体11の出射面14に垂直に入射された
光を導光体21の入射面22からこの入射面22に対し
て垂直な方向に出射させるようにしてもよい。さらに、
上記実施形態では、ほぼ平行な光を出射する場合につい
て説明したが、散乱光を出射する場合には、例えば図1
9に示す第7実施形態のように、屈折体11の出射面1
4の全体に、きわめて微小なレンズ部(図示せず)を多
数密接させてなる拡散層43を直接成形して一体に形成
するようにしてもよい。また、このような拡散層43の
代わりに、図示していないが、樹脂シートの一方の面の
全体にきわめて微小なレンズ部を多数密接させて形成し
てなる拡散板を用い、この拡散板を屈折体11の出射面
14に接着し、あるいは密接させてまたは所定の間隔を
おいて配置するようにしてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1または2
0記載の発明によれば、屈折体を導光体の出射面から出
射される光を所定の方向に屈折させる構造とすればよい
ので、構造を簡単とすることができ、ひいては導光装置
の構成を簡単にすることができる。また、請求項18記
載の発明によれば、平板状であって内部に設けられた空
気層との界面からなる屈折面を有する屈折体をその厚さ
方向に分割してなる形状の屈折体半体を成形し、次いで
これらの屈折体半体を接着して屈折体を形成しているの
で、屈折体を容易に形成することができ、ひいては導光
装置を容易に製造することができる。この場合、屈折体
は平板状であるので、請求項19記載の発明のように、
屈折体を形成した後、この屈折体の入射面を導光体の出
射面に接着すればよく、ひいては導光装置をより一層容
易に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態を適用した液晶表示装
置の要部の斜視図。
【図2】図1に示す導光体及び屈折体の一部の縦断側面
図。
【図3】図2に示す屈折体の形成方法の一例を説明する
ために示す図。
【図4】図2に示す屈折体の反射面の入射面に対する角
度θ2を説明するために示す図。
【図5】アパーチャを有する蛍光管を説明するために示
す図。
【図6】この発明の第2実施形態の図2同様の縦断側面
図。
【図7】図6に示す屈折体の形成方法の一例を説明する
ために示す図。
【図8】図6に示す屈折体の第2の反射面の入射面に対
する角度θ3を説明するために示す図。
【図9】この発明の第3実施形態の図2同様の縦断側面
図。
【図10】図9に示す導光体の形成に際し、当初用意し
た光ファイバを示す斜視図。
【図11】図10に続く形成工程であって、光ファイバ
束を形成した状態を示す斜視図。
【図12】図11に続く形成工程であって、複数の光フ
ァイバ束を下金型内に収納した状態を示す斜視図。
【図13】(A)は図12に続く形成工程であって、光
ファイバブロックを形成した状態を示す斜視図、(B)
はその一部の平面図。
【図14】導光体のコアの特性を説明するために示す
図。
【図15】この発明の第4実施形態の図2同様の縦断側
面図。
【図16】この発明の第5実施形態を適用した液晶表示
装置の要部の側面図及びその一部の拡大断面図。
【図17】図16に示す屈折体を説明するために示す
図。
【図18】この発明の第6実施形態の要部の側面図。
【図19】この発明の第7実施形態の図2同様の縦断側
面図。
【符号の説明】
1 液晶表示パネル 11 屈折体 21 導光体 31 蛍光管(光源)

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入射面とこの入射面に対して傾斜する出
    射面とを有する導光体と、この導光体の出射面側に設け
    られ、前記導光体の出射面から出射される光を所定の方
    向に屈折させる屈折体とを具備することを特徴とする導
    光装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明において、前記屈折
    体は前記導光体の入射面に垂直に入射された光を前記導
    光体の出射面に対してほぼ垂直な方向に屈折する屈折面
    を有することを特徴とする導光装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の発明において、前記屈折
    体は前記導光体の入射面に垂直に入射された光を前記導
    光体の出射面に対してほぼ垂直な方向に屈折するととも
    に、前記導光体の入射面に斜めに入射された光の一部を
    前記導光体の出射面に対してほぼ垂直な方向に屈折する
    屈折面を有することを特徴とする導光装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の発明に
    おいて、前記導光体はアクリル系樹脂などの単一の材料
    からなることを特徴とする導光装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の発明において、前記屈折
    体は屈折面を形成するための屈折層を有し、該屈折層以
    外を前記導光体と同じ材料またはこの導光体と近似する
    屈折率を有する材料によって形成されていることを特徴
    とする導光装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の発明において、前記屈折
    体の入射面は前記導光体の出射面に密着されていること
    を特徴とする導光装置。
  7. 【請求項7】 請求項5または6記載の発明において、
    前記屈折体の屈折面は空気層との界面であることを特徴
    とする導光装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜3のいずれかに記載の発明に
    おいて、前記導光体は密集された多数の線状導光路を有
    するものからなることを特徴とする導光装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の発明において、前記屈折
    体は屈折面を形成するための屈折層を有し、該屈折層以
    外を前記導光体の線状導光路と同じ材料またはこの線状
    導光路と近似する屈折率を有する材料によって形成され
    ていることを特徴とする導光装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の発明において、前記屈
    折体の入射面は前記導光体の出射面に密着されているこ
    とを特徴とする導光装置。
  11. 【請求項11】 請求項8〜10のいずれかに記載の発
    明において、前記導光体の線状導光路は光ファイバのコ
    アからなることを特徴とする導光装置。
  12. 【請求項12】 請求項8〜11のいずれかに記載の発
    明において、前記屈折体の屈折面は空気層との界面であ
    ることを特徴とする導光装置。
  13. 【請求項13】 請求項1〜12のいずれかに記載の発
    明において、前記導光体は側面直角三角形状であり、前
    記屈折体は平板状であることを特徴とする導光装置。
  14. 【請求項14】 請求項1〜13のいずれかに記載の発
    明において、前記導光体の入射面と出射面とのなす角度
    は約78.5°〜約84.3°であることを特徴とする
    導光装置。
  15. 【請求項15】 請求項4または8記載の発明におい
    て、前記導光体の出射面は階段状に傾斜する傾斜面から
    なり、その実質的な出射面が前記導光体の入射面と平行
    となっていることを特徴とする導光装置。
  16. 【請求項16】 請求項1〜14のいずれかに記載の発
    明において、前記屈折体の出射面に拡散層が一体に形成
    されていることを特徴とする導光装置。
  17. 【請求項17】 請求項1〜15のいずれかに記載の発
    明において、前記屈折体の出射面側に拡散板が設けられ
    ていることを特徴とする導光装置。
  18. 【請求項18】 入射面とこの入射面に対して傾斜する
    出射面とを有する導光体と、この導光体の出射面側に設
    けられ、平板状であって内部に設けられた空気層との界
    面からなる屈折面で前記導光体の出射面から出射される
    光を所定の方向に屈折させる屈折体とを具備する導光装
    置の製造方法であって、 前記屈折体をその厚さ方向に分割してなる形状の屈折体
    半体を成形し、次いでこれらの屈折体半体を接着して前
    記屈折体を形成することを特徴とする導光装置の製造方
    法。
  19. 【請求項19】 請求項18記載の発明において、前記
    屈折体を形成した後、この屈折体の入射面を前記導光体
    の出射面に接着することを特徴とする導光装置の製造方
    法。
  20. 【請求項20】 入射面とこの入射面に対して傾斜する
    出射面とを有する導光体と、この導光体の出射面側に設
    けられ、前記導光体の出射面から出射される光を所定の
    方向に屈折させる屈折体と、前記導光体の入射面側に設
    けられた光源とを具備することを特徴とする光源構造。
  21. 【請求項21】 請求項2〜17のいずれかに記載の導
    光装置の導光体の入射面側に光源が設けられていること
    を特徴とする光源構造。
  22. 【請求項22】 請求項20または21記載の発明にお
    いて、前記光源は所定のアパーチャを有することを特徴
    とする光源構造。
  23. 【請求項23】 請求項20または21記載の発明にお
    いて、前記光源の外周側に反射シートが前記光源の中心
    軸を焦点とする放物面状に設けられていることを特徴と
    する光源構造。
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