JP2000347587A - 導光体及びその形成方法並びにそれを備えた表示装置 - Google Patents

導光体及びその形成方法並びにそれを備えた表示装置

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JP2000347587A
JP2000347587A JP11155702A JP15570299A JP2000347587A JP 2000347587 A JP2000347587 A JP 2000347587A JP 11155702 A JP11155702 A JP 11155702A JP 15570299 A JP15570299 A JP 15570299A JP 2000347587 A JP2000347587 A JP 2000347587A
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light
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Yukio Kashio
幸雄 樫尾
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 例えば4枚の液晶表示パネルを用いて1つの
合成画像を表示するときに使用される導光体を比較的容
易に形成すると共に、4枚の液晶表示パネル間の非表示
領域が見えないようにする。 【解決手段】 例えば、図4(A)の左下側の第1の導
光体11においては、直線状の光ファイバ12の傾斜状
態により、矢印Pで示すように、出射面14が入射面1
3に対して右上側に所定の距離だけずれている。そし
て、図4(A)の左側の2つの導光体11の各出射面1
4側の右端部と図4(A)の右側の2つの導光体11の
各出射面14側の左端部とは互いに密接されて配置され
ている。図4(A)の下側の2つの導光体11の各出射
面14側の上端部と図4(A)の上側の2つの導光体1
1の各出射面14側の下端部とは互いに密接されて配置
されている。4つの第1の導光体11の出射面14側に
は1つの平板状の第2の導光体15が配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は導光体及びその形
成方法並びにそれを備えた表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】表示装置には、2枚の液晶表示パネルを
用いて1つの合成画像を表示するようにしたものがあ
る。このような場合、2枚の液晶表示パネルを同一平面
の左右に所定の間隔をおいて並べて配置することとなる
が、2枚の液晶表示パネル間の非表示領域(液晶表示パ
ネル自体の非表示領域を含む)が見えないようにするた
めに、2枚の液晶表示パネルの各表面側に導光体を配置
している。従来のこのような導光体としては、多数の光
ファイバを1列に並べてなる光ファイバシートの所定の
箇所をプレス等により所定の角度に折り曲げ、この折り
曲げられた光ファイバシートを多数積層してなるものが
ある(特開平5−5873号公報参照)。この場合、多
数の光ファイバシートを積層したとき、各光ファイバシ
ートの折り曲げ部がずれないようにするために、各光フ
ァイバシートの出射面側にスペーサを貼り付けている。
そして、このような構造の2つの導光体の各入射面を2
枚の液晶表示パネルの各表面側に配置し、当該2つの導
光体の各出射面側を互いに密接させ、これにより2枚の
液晶表示パネル間の非表示領域が見えないようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このような表示装置では、導光体を形成するとき、多数
の光ファイバを1列に並べて光ファイバシートを形成す
る工程と、多数の光ファイバシートを所定の箇所で所定
の角度に折り曲げる工程と、多数の光ファイバシートの
各出射面側にスペーサを貼り付ける工程と、多数の光フ
ァイバシートを積層する工程とが少なくとも必要であ
り、導光体の形成が面倒であるという問題がある。ま
た、例えば4枚の液晶表示パネルを同一平面の左右及び
上下に2×2のマトリクス状に配置する場合、4つの導
光体を用いることとなるが、上記従来の導光体では、各
左右の2枚の液晶表示パネル間の非表示領域が見えない
ようにすることはできるが、各上下の2枚の液晶表示パ
ネル間の非表示領域が見えないようにすることはできな
いという問題がある。この発明の課題は、導光体を比較
的容易に形成することである。この発明の他の課題は、
例えば4枚の表示パネルを同一平面の左右及び上下に2
×2のマトリクス状に配置しても、4枚の表示パネル間
の非表示領域が見えないようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る導光体は、線状導光路が直線状であって出射面と入射
面とが互いに平行すると共に出射面が入射面に対して平
行な一方向にずれた第1の導光体の出射面側に、出射面
と入射面とが互いに平行すると共に出射面及び入射面に
対して垂直な方向に延びる線状導光路を有する第2の導
光体の入射面を配置したものである。請求項2記載の発
明に係る導光体は、線状導光路が直線状であって出射面
と入射面とが互いに平行すると共に出射面が入射面に対
して平行な一方向及び該一方向に直交する他方向にずれ
た第1の導光体の出射面側に、出射面と入射面とが互い
に平行すると共に出射面及び入射面に対して垂直な方向
に延びる線状導光路を有する第2の導光体の入射面を配
置したものである。請求項7記載の発明に係る導光体の
形成方法は、出射面と入射面とが互いに平行すると共に
出射面及び入射面に対して垂直な方向に延びる線状導光
路を有する直方体形状の導光体形成用ブロックを所定の
3回の切断工程により切断することにより、線状導光路
が直線状であって新たな出射面と入射面とが互いに平行
すると共に出射面が入射面に対して平行な一方向及び該
一方向に直交する他方向にずれている導光体を形成する
ようにしたものである。請求項8記載の発明に係る導光
体の形成方法は、出射面と入射面とが互いに平行すると
共に出射面及び入射面に対して垂直な方向に延びる線状
導光路を有する直方体形状の導光体形成用ブロックを所
定の2回の切断工程により切断することにより、線状導
光路が直線状であって新たな出射面と入射面とが互いに
平行すると共に出射面が入射面に対して平行な一方向及
び該一方向に直交する他方向にずれている導光体を形成
するようにしたものである。請求項11記載の発明に係
る表示装置は、相互に離間配置された2枚の表示パネル
と、これらの表示パネルの各表面側に配置された2つの
第1の導光体と、これらの第1の導光体の出射面側に配
置された1つまたは2つの第2の導光体とを具備し、前
記2つの第1の導光体のうち少なくとも1つを、線状導
光路が直線状であって出射面と入射面とが互いに平行す
ると共に出射面が入射面に対して平行な一方向にずれた
ものによって構成し、前記第2の導光体を、出射面と入
射面とが互いに平行すると共に出射面及び入射面に対し
て垂直な方向に延びる線状導光路を有するものによって
構成し、前記2つの第1の導光体の各出射面側を前記一
方向において互いに密接させて配置したものである。請
求項12記載の発明に係る表示装置は、各辺が2枚以上
で相互に離間配置された複数の表示パネルと、これらの
表示パネルの各表面側に配置された複数の第1の導光体
と、これらの第1の導光体の出射面側に配置された1つ
または複数の第2の導光体とを具備し、前記複数の第1
の導光体のうち少なくとも一部を、線状導光路が直線状
であって出射面と入射面とが互いに平行すると共に出射
面が入射面に対して平行な一方向及び該一方向に直交す
る他方向にずれたものによって構成し、前記第2の導光
体を、出射面と入射面とが互いに平行すると共に出射面
及び入射面に対して垂直な方向に延びる線状導光路を有
するものによって構成し、前記複数の第1の導光体の各
出射面側を前記一方向及び前記他方向において互いに密
接させて配置したものである。この発明によれば、第1
及び第2の導光体の線状導光路を共に直線状としている
ので、第1及び第2の導光体を比較的容易に形成するこ
とができる。また、請求項12記載の発明によれば、少
なくとも一部の第1の導光体を、線状導光路が直線状で
あって出射面と入射面とが互いに平行すると共に出射面
が入射面に対して平行な一方向及び該一方向に直交する
他方向にずれたものによって構成し、複数の第1の導光
体の各出射面側を前記一方向及び前記他方向において互
いに密接させて配置しているので、例えば4枚の表示パ
ネルを同一平面の左右及び上下に2×2のマトリクス状
に配置しても、4枚の表示パネル間の非表示領域が見え
ないようにすることができる。この場合、第2の導光体
は、複数の第1の導光体の各出射面から出射される光の
進行方向を当該出射面にほぼ垂直な方向に変えることに
より、視角特性をほぼ同じとするためのものである。
【0005】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1(A)はこ
の発明の第1実施形態における表示装置の要部の正面図
を示し、図1(B)はその一部を切り欠いた底面図を示
し、図1(C)はその一部を切り欠いた右側面図を示し
たものである。この表示装置では、2枚の液晶表示パネ
ル1が同一平面において左右方向に所定の間隔をおいて
配置されている。
【0006】2枚の液晶表示パネル1の各表面側には第
1の導光体11が配置されている。第1の導光体11
は、その形成方法については後で説明するが、多数の光
ファイバ(線状導光素子、線状導光路)12を密集した
ものによって、底面形状が平行四辺形で側面形状が長方
形となるように形成され、裏面からなる入射面13と表
面からなる出射面14のサイズが同じで入射面13と出
射面14とが互いに平行とされた構造となっている。
【0007】この場合、図1(A)の左側の第1の導光
体11においては、図1(B)に示すように、出射面1
4が入射面13に対して右側に所定の距離だけずれてい
る。図1(A)の右側の第1の導光体11においては、
図1(B)に示すように、出射面14が入射面13に対
して左側に所定の距離だけずれている。そして、2つの
第1の導光体11の各入射面13は2枚の液晶表示パネ
ル1の各表面の表示領域上に配置されている。また、図
1(B)に示すように、図1(A)の左側の第1の導光
体11の出射面14側の右端部と図1(A)の右側の第
1の導光体11の出射面14側の左端部とは互いに密接
されて配置されている。
【0008】2つの第1の導光体11の出射面14側に
は1つの第2の導光体15が配置されている。第2の導
光体15は、多数の光ファイバ(線状導光素子、線状導
光路)16を密集したものによって平板状に形成されて
いる。すなわち、第2の導光体15は、裏面からなる入
射面17と表面からなる出射面18とが互いに平行する
と共に、入射面17及び出射面18に対して垂直な方向
に延びる光ファイバ16を有する構造となっている。
【0009】第2の導光体15の出射面18側には1枚
の拡散板19が配置されている。拡散板19は、詳細に
は図示していないが、樹脂シートの一方の面の全体に極
めて微小なレンズ部を多数密接させて形成したものから
なっている。
【0010】ここで、第1の導光体11の形成方法の一
例について説明する。まず、図2(A)に示すように、
多数の光ファイバ12を複数列、複数行密集することに
より、直方体形状の導光体形成用ブロック21を形成す
る。この場合、光ファイバ12は、高屈折率のアクリル
系樹脂からなるコアを低屈折率のフッ素系樹脂からなる
クラッドで被覆したものからなっている。また、光ファ
イバ12の長さは所期の長さよりもある程度長くなって
いる。
【0011】次に、図2(A)において一点鎖線で示す
ように、導光体形成用ブロック21の下面側及び上面側
を下面及び上面に対して所定の同一角度で傾斜する傾斜
面に沿って切断する。すると、図2(B)に示すよう
に、上面側が下面側に対して右側に所定の距離だけずれ
たもの、つまり図1に示す第1の導光体11が得られ
る。
【0012】このように、この第1の導光体11の形成
方法では、多数の光ファイバ12を密集してなる直方体
形状の導光体形成用ブロック21を所定の2箇所で切断
すればよいので、第1の導光体11を比較的容易に形成
することができる。なお、第2の導光体15は平板状で
あるので、この第2の導光体15も比較的容易に形成す
ることができる。
【0013】次に、図1に示す表示装置による画像表示
について説明する。2枚の液晶表示パネル1の裏面側に
配置された図示しないバックライトからの光が液晶表示
パネル1の裏面に照射されると、液晶表示パネル1の表
示駆動に応じた画像光が液晶表示パネル1の表示領域の
表面から出射される。この出射された画像光は、第1の
導光体11の光ファイバ12及び第2の導光体15の光
ファイバ16を通った後、第2の導光体15の出射面1
8から出射される。この出射された画像光は、拡散板1
9を透過すると共にこの拡散板19の微小なレンズ部で
拡散される。そして、この拡散された画像光が視認され
ることになる。
【0014】この場合、図1(A)の左側の第1の導光
体11の出射面14側の右端部と図1(A)の右側の第
1の導光体11の出射面14側の左端部とを互いに密接
させて配置しているので、2枚の液晶表示パネル1を同
一平面の左右方向に所定の間隔を置いて配置しても、2
枚の液晶表示パネル1間の非表示領域(液晶表示パネル
1自体の非表示領域を含む)が見えないようにすること
ができる。
【0015】ところで、図1(B)に示すように、第1
の導光体11の底面形状が平行四辺形であるので、底面
側から見ると、2つの第1の導光体11の光ファイバ1
2が直線状であって左右対称に傾斜して配置されてい
る。この結果、第2の導光体15を備えていない場合に
は、2つの第1の導光体11の各出射面14から出射さ
れる光が互いに交差する方向に進行し、視角特性が異な
ることになる。
【0016】これに対して、第2の導光体15を備えて
いると、2つの第1の導光体11の各出射面14から出
射される光が第2の導光体16の光ファイバ17によっ
て進行方向を変えられてほぼ平行な光とされ、視角特性
をほぼ同じとすることができる。
【0017】(第2実施形態)図3(A)はこの発明の
第2実施形態における表示装置の要部の正面図を示し、
図3(B)はその一部を切り欠いた底面図を示し、図3
(C)はその一部を切り欠いた右側面図を示したもので
ある。この表示装置では、図3(A)の左側の第1の導
光体11は、入射面13と出射面14とが互いに平行す
ると共に、入射面13及び出射面14に対して垂直な方
向に延びる光ファイバ12を有する構造となっている。
そして、図3(B)に示すように、図3(A)の左側の
第1の導光体11の出射面14側の右端部と図3(A)
の右側の第1の導光体11の出射面14側の左端部とは
互いに密接されて配置されている。
【0018】したがって、この表示装置でも、2枚の液
晶表示パネル1間の非表示領域が見えないようにするこ
とができる。しかも、この場合、図3(A)の左側の第
1の導光体11を入射面13及び出射面14に対して垂
直な方向に延びる光ファイバ12を有する構造としてい
るので、図2(A)において一点鎖線で示すような切断
工程を経る必要はなく、当該第1の導光体11をさらに
容易に形成することができる。
【0019】(第3実施形態)図4(A)はこの発明の
第3実施形態における表示装置の要部の正面図を示し、
図4(B)はその一部を切り欠いた底面図を示し、図4
(C)はその一部を切り欠いた右側面図を示したもので
ある。この表示装置では、4枚の液晶表示パネル1が同
一平面の左右及び上下に2×2のマトリクス状に配置さ
れている。4枚の液晶表示パネル1の各表面側には第1
の導光体11が配置されている。
【0020】この場合の第1の導光体11は、その形成
方法については後で説明するが、多数の光ファイバ(線
状導光素子、線状導光路)12を密集したものによっ
て、底面形状及び側面形状が共に平行四辺形となるよう
に形成され、裏面からなる入射面13と表面からなる出
射面14のサイズが同じで入射面13と出射面14とが
互いに平行とされた構造となっている。
【0021】そして、図4(A)の左下側の第1の導光
体11においては、矢印Pで示すように、出射面14が
入射面13に対して右上側に所定の距離だけずれてい
る。図4(A)の左上側の第1の導光体11において
は、矢印Qで示すように、出射面14が入射面13に対
して右下側に所定の距離だけずれている。図4(A)の
右下側の第1の導光体11においては、矢印Rで示すよ
うに、出射面14が入射面13に対して左上側に所定の
距離だけずれている。図4(A)の右上側の第1の導光
体11においては、矢印Sで示すように、出射面14が
入射面13に対して左下側に所定の距離だけずれてい
る。
【0022】そして、図4(B)に示すように、図4
(A)の左側の2つの第1の導光体11の各出射面14
側の右端部と図4(A)の右側の2つの第1の導光体1
1の各出射面14側の左端部とは互いに密接されて配置
されている。また、図4(C)に示すように、図4
(A)の下側の2つの第1の導光体11の各出射面14
側の上端部と図4(A)の上側の2つの第1の導光体1
1の各出射面14側の下端部とは互いに密接されて配置
されている。
【0023】ここで、この場合の第1の導光体11の形
成方法の一例について説明する。まず、図5に示すよう
に、多数の光ファイバ12を複数列、複数行密集するこ
とにより、直方体形状の導光体形成用ブロック31を形
成する。この場合も、光ファイバ12の長さは所期の長
さよりもある程度長くなっている。
【0024】次に、図5において一点鎖線で示すよう
に、導光体形成用ブロック31の下面側及び上面側を下
面及び上面に対して所定の同一角度で傾斜する傾斜面に
沿って切断する。すると、図6において実線及び点線で
示す導光体形成用ブロック32が得られる。次に、図6
において一点鎖線で示すように、導光体形成用ブロック
32の下面側及び上面側を下面及び上面に対して所定の
同一角度で傾斜する傾斜面に沿って切断する。すると、
図7において実線及び点線で示す導光体形成用ブロック
33が得られる。この状態における導光体形成用ブロッ
ク33の下面及び上面は平行四辺形となっている。そこ
で、次に、図7において一点鎖線で示すように切断する
と、この状態における導光体形成用ブロック33の下面
及び上面が長方形となり、図4に示す第1の導光体11
が得られる。
【0025】このように、この第1の導光体11の形成
方法では、複数の光ファイバ12を密集してなる直方体
形状の導光体形成用ブロック31を所定の3回の切断工
程により切断すればよいので、第1の導光体11を比較
的容易に形成することができる。なお、この場合も、第
2の導光体15は平板状であるので、この第2の導光体
15も比較的容易に形成することができる。なお、図6
において二点鎖線で示す当初の直方体形状の導光体形成
用ブロック31に対して一点鎖線で示すように切断する
と、切断工程数を2回とすることができる。
【0026】そして、図4に示す表示装置では、図4
(A)の左側の2つの第1の導光体11の出射面14側
の右端部と図4(A)の右側の2つの第1の導光体11
の出射面14側の左端部とを互いに密接させて配置して
いるので、図4(A)の左側の2枚の液晶表示パネル1
と図4(A)の右側の2枚の液晶表示パネル1との間の
非表示領域が見えないようにすることができる。
【0027】また、図4(A)の下側の2つの第1の第
1の導光体11の出射面14側の上端部と図4(A)の
上側の2つの第1の第1の導光体11の出射面14側の
下端部とを互いに密接させて配置しているので、図4
(A)の下側の2枚の液晶表示パネル1と図4(A)の
上側の2枚の液晶表示パネル1との間の非表示領域が見
えないようにすることができる。
【0028】以上の結果、この表示装置では、4枚の液
晶表示パネル1が同一平面の左右及び上下に2×2のマ
トリクス状に配置しても、4枚の液晶表示パネル1間の
非表示領域が見えないようにすることができる。
【0029】(第4実施形態)図8(A)はこの発明の
第4実施形態における表示装置の要部の正面図を示し、
図8(B)はその一部を切り欠いた底面図を示し、図8
(C)はその一部を切り欠いた右側面図を示したもので
ある。この表示装置では、図8(A)の上側(図8
(C)の右側)の2つの第1の導光体11は、図4
(A)の上側の2つの第1の導光体11と同じ形状であ
って、矢印Q及び矢印Uで示すように、出射面14が入
射面13に対して右下側及び左下側に所定の距離だけず
れたものからなっている。図8(A)の下側(図8
(C)の左側)の2つの第1の導光体11は、図1に示
す場合とほぼ同じような形状であって、矢印T及び矢印
Uで示すように、出射面14が入射面13に対して右側
及び左側に所定の距離だけずれたものからなっている。
そして、図8(C)に示すように、図8(A)の下側の
2つの第1の導光体11の各所定の上端部と図8(A)
の上側の2つの第1の導光体11の各所定の下端部とは
互いに密接されて配置されている。
【0030】(第5実施形態)図9はこの発明の第5実
施形態における表示装置の要部の正面図を示し、図10
(A)はその一部を切り欠いた底面図を示し、図10
(B)はその一部を切り欠いた右側面図を示したもので
ある。この表示装置では、6枚の液晶表示パネル1が同
一平面の左右及び上下に3×2のマトリクス状に配置さ
れている。6枚の液晶表示パネル1の各表面側には第1
の導光体11が配置されている。この場合、図9の下側
の2つの第1の導光体11及びの上側の2つの第1の導
光体11は、図4(A)に示す4つの第1の導光体11
と同じ形状となっている。一方、図9の上下方向中央部
の2つの第1の導光体11は、図8(A)の下側の2つ
の第1の導光体11と同じ形状となっている。
【0031】(第6実施形態)図11(A)はこの発明
の第5実施形態における表示装置の図1(B)に対応す
る底面図を示し、図11(B)は同表示装置の図1
(C)に対応する右側面図を示したものである。この表
示装置において、図1に示す第1実施形態と異なる点
は、第2の導光板15と拡散板19との間にカラーフィ
ルタ20を配置した点である。このようなカラーフィル
タ20を用いることは、上記第2〜第5実施形態におい
ても同様である。
【0032】なお、上記各実施形態では、第1の導光体
11、15を多数の光ファイバ12を密集したものによ
って形成した場合について説明したが、これに限定され
るものではない。例えば、まず、図12(A)、(B)
に示すように、アクリル系樹脂等の透明な樹脂によって
形成され、一の面に複数の断面方形状で直線状の凸部4
2と複数の断面方形状で直線状の凹部43とを交互に有
する長方形状の導光薄板41を用意する。この場合、凹
部43が線状非導光領域として機能することにより、凸
部42が線状導光領域(線状導光路)として機能し、す
なわち光ファイバとほぼ同様な線状導光素子として機能
することになる。
【0033】そして、複数の導光薄板41を積層接着す
ることにより、図示していないが、図2(A)あるいは
図5に示すような直方体形状の導光体形成用ブロックを
形成し、次いで所定の切断工程を経ることにより、図1
あるいは図4に示すような第1の導光体11を形成する
ようにしてもよい。また、第2の導光体15も、このよ
うな導光薄板41の積層体によって形成するようにして
もよい。
【0034】ところで、導光薄板41としては、例えば
図13(A)に示すように、一の面に複数の断面ほぼか
まぼこ形状もしくは断面ほぼ半楕円形状で直線状の凸部
42と複数の直線状の凹部43とを交互に有するものを
用いるようにしてもよい。また、図13(B)あるいは
(C)に示すように、導光薄板41として、凹部43内
に、導光薄板41と屈折率の異なる材料(例えばフッ素
系樹脂)からなるクラッド材44を充填してなるものを
用いるようにしてもよい。
【0035】また、上記各実施形態では、第2の導光体
15を1つ用いた場合について説明したが、これに限定
されるものではなく、複数の第1の導光体11の各出射
面側にそれぞれ第2の導光体15を配置するようにして
もよい。
【0036】さらに、表示パネルとしては、液晶表示パ
ネルの他に、EL表示パネル、LED表示パネル、プラ
ズマ表示パネル等を用いてもよい。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、第1及び第2の導光体の線状導光路を共に直線状と
しているので、第1及び第2の導光体を比較的容易に形
成することができる。また、請求項12記載の発明によ
れば、少なくとも一部の第1の導光体を、線状導光路が
直線状であって出射面と入射面とが互いに平行すると共
に出射面が入射面に対して平行な一方向及び該一方向に
直交する他方向にずれたものによって構成し、複数の第
1の導光体の各出射面側を前記一方向及び前記他方向に
おいて互いに密接させて配置しているので、例えば4枚
の表示パネルを同一平面の左右及び上下に2×2のマト
リクス状に配置しても、4枚の表示パネル間の非表示領
域が見えないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はこの発明の第1実施形態における表示
装置の要部の正面図、(B)はその一部を切り欠いた底
面図、(C)はその一部を切り欠いた右側面図。
【図2】(A)及び(B)は図1に示す第1の導光体の
形成方法の一例を説明するために示す斜視図。
【図3】(A)はこの発明の第2実施形態における表示
装置の要部の正面図、(B)はその一部を切り欠いた底
面図、(C)はその一部を切り欠いた右側面図。
【図4】(A)はこの発明の第3実施形態における表示
装置の要部の正面図、(B)はその一部を切り欠いた底
面図、(C)はその一部を切り欠いた右側面図。
【図5】図4に示す第1の導光体の形成方法の一例を説
明するために示す斜視図。
【図6】図5に続く形成工程を説明するために示す斜視
図。
【図7】図6に続く形成工程を説明するために示す斜視
図。
【図8】(A)はこの発明の第4実施形態における表示
装置の要部の正面図、(B)はその一部を切り欠いた底
面図、(C)はその一部を切り欠いた右側面図。
【図9】この発明の第5実施形態における表示装置の要
部の正面図。
【図10】(A)は図9に示す表示装置の一部を切り欠
いた底面図、(B)は図9に示す表示装置の一部を切り
欠いた右側面図。
【図11】この発明の第5実施形態における表示装置を
説明するために示すもので、(A)は図1(B)に対応
する底面図、(B)は図1(C)に対応する右側面図。
【図12】(A)及び(B)は第1の導光体の形成方法
の他の例を説明するために示す正面図及び平面図。
【図13】(A)〜(C)はそれぞれ導光薄板の他の各
例を説明するために示す図。
【符号の説明】
1 液晶表示パネル 11 第1の導光体 12 光ファイバ 15 第2の導光体 16 光ファイバ 19 拡散板 20 カラーフィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H046 AA02 AA21 AA48 AA68 AD13 AD16 AZ03 AZ08 2H089 HA33 TA12 TA16 TA17 TA20 2H091 FA02X FA24X FA26X FA32X FD06 5C094 AA14 BA43 DA01 ED02 5G435 AA01 BB12 DD01 DD05 FF06 FF08 GG12 HH04

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線状導光路が直線状であって出射面と入
    射面とが互いに平行すると共に出射面が入射面に対して
    平行な一方向にずれた第1の導光体の出射面側に、出射
    面と入射面とが互いに平行すると共に出射面及び入射面
    に対して垂直な方向に延びる線状導光路を有する第2の
    導光体の入射面を配置してなることを特徴とする導光
    体。
  2. 【請求項2】 線状導光路が直線状であって出射面と入
    射面とが互いに平行すると共に出射面が入射面に対して
    平行な一方向及び該一方向に直交する他方向にずれた第
    1の導光体の出射面側に、出射面と入射面とが互いに平
    行すると共に出射面及び入射面に対して垂直な方向に延
    びる線状導光路を有する第2の導光体の入射面を配置し
    てなることを特徴とする導光体。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の発明において、
    前記第1の導光体は、多数の線状導光素子を密集したも
    のからなることを特徴とする導光体。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載の発明において、
    前記第1の導光体は、一の面に複数の線状導光領域と複
    数の線状非導光領域とを交互に有する導光薄板を複数積
    層したものからなることを特徴とする導光体。
  5. 【請求項5】 請求項3または4記載の発明において、
    前記第2の導光体は、多数の線状導光素子を密集したも
    のからなることを特徴とする導光体。
  6. 【請求項6】 請求項3または4記載の発明において、
    前記第2の導光体は、一の面に複数の線状導光領域と複
    数の線状非導光領域とを交互に有する導光薄板を複数積
    層したものからなることを特徴とする導光体。
  7. 【請求項7】 出射面と入射面とが互いに平行すると共
    に出射面及び入射面に対して垂直な方向に延びる線状導
    光路を有する直方体形状の導光体形成用ブロックを所定
    の3回の切断工程により切断することにより、線状導光
    路が直線状であって新たな出射面と入射面とが互いに平
    行すると共に出射面が入射面に対して平行な一方向及び
    該一方向に直交する他方向にずれている導光体を形成す
    ることを特徴とする導光体の形成方法。
  8. 【請求項8】 出射面と入射面とが互いに平行すると共
    に出射面及び入射面に対して垂直な方向に延びる線状導
    光路を有する直方体形状の導光体形成用ブロックを所定
    の2回の切断工程により切断することにより、線状導光
    路が直線状であって新たな出射面と入射面とが互いに平
    行すると共に出射面が入射面に対して平行な一方向及び
    該一方向に直交する他方向にずれている導光体を形成す
    ることを特徴とする導光体の形成方法。
  9. 【請求項9】 請求項7または8記載の発明において、
    前記導光体形成用ブロックは、多数の線状導光素子を密
    集したものからなることを特徴とする導光体の形成方
    法。
  10. 【請求項10】 請求項7または8記載の発明におい
    て、前記導光体形成用ブロックは、一の面に複数の線状
    導光領域と複数の線状非導光領域とを交互に有する導光
    薄板を複数積層したものからなることを特徴とする導光
    体の形成方法。
  11. 【請求項11】 相互に離間配置された2枚の表示パネ
    ルと、これらの表示パネルの各表面側に配置された2つ
    の第1の導光体と、これらの第1の導光体の出射面側に
    配置された1つまたは2つの第2の導光体とを具備し、
    前記2つの第1の導光体のうち少なくとも1つは、線状
    導光路が直線状であって出射面と入射面とが互いに平行
    すると共に出射面が入射面に対して平行な一方向にずれ
    たものからなり、前記第2の導光体は、出射面と入射面
    とが互いに平行すると共に出射面及び入射面に対して垂
    直な方向に延びる線状導光路を有するものからなり、前
    記2つの第1の導光体の各出射面側が前記一方向におい
    て互いに密接して配置されていることを特徴とする表示
    装置。
  12. 【請求項12】 各辺が2枚以上で相互に離間配置され
    た複数の表示パネルと、これらの表示パネルの各表面側
    に配置された複数の第1の導光体と、これらの第1の導
    光体の出射面側に配置された1つまたは複数の第2の導
    光体とを具備し、前記複数の第1の導光体のうち少なく
    とも一部は、線状導光路が直線状であって出射面と入射
    面とが互いに平行すると共に出射面が入射面に対して平
    行な一方向及び該一方向に直交する他方向にずれたもの
    からなり、前記第2の導光体は、出射面と入射面とが互
    いに平行すると共に出射面及び入射面に対して垂直な方
    向に延びる線状導光路を有するものからなり、前記複数
    の第1の導光体の各出射面側が前記一方向及び前記他方
    向において互いに密接して配置されていることを特徴と
    する表示装置。
  13. 【請求項13】 請求項11または12記載の発明にお
    いて、前記第2の導光体の出射面側にカラーフィルタが
    配置されていることを特徴とする表示装置。
  14. 【請求項14】 請求項11〜13のいずれかに記載の
    発明において、前記第1の導光体は、多数の線状導光素
    子を密集したものからなることを特徴とする表示装置。
  15. 【請求項15】 請求項11〜13のいずれかに記載の
    発明において、前記第1の導光体は、一の面に複数の線
    状導光領域と複数の線状非導光領域とを交互に有する導
    光薄板を複数積層したものからなることを特徴とする表
    示装置。
  16. 【請求項16】 請求項14または15記載の発明にお
    いて、前記第2の導光体は、多数の線状導光素子を密集
    したものからなることを特徴とする表示装置。
  17. 【請求項17】 請求項14または15記載の発明にお
    いて、前記第2の導光体は、一の面に複数の線状導光領
    域と複数の線状非導光領域とを交互に有する導光薄板を
    複数積層したものからなることを特徴とする表示装置。
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