JP2007123109A - 発光装置付き家具 - Google Patents

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Abstract

【課題】中空複層体とLEDを用いて、薄型、省電力、軽量、且つ安価な面発光装置付き家具を提供する。
【解決手段】複数の中空セル(111)から構成される中空複層体(10、20、30)、中空複層体の側面から光を入射するための光源(12、14、22、24、32、34)、中空複層体の側面から入射された光を中空複層体の表面から出射させるための光偏向手段(102、112)を有する面発光装置と、面発光装置を支持するための支持体(60)を有することを特徴とする面発光装置付き家具(1)。
【選択図】図2

Description

本発明は、面発光装置付き家具に関し、特に中空複層体を用いた面発光装置付き家具に関する。
液晶ディスプレイ等のバックライトに用いられる面発光装置では、ネオン管等の線状光源からの光を平板状の導光板を用いて拡散させることによって面発光照明を実現している(例えば、特許文献1)。
また、比較的安価なLEDを基板上に等間隔で複数配置し、看板等を裏側から直接照明するための面発光照明装置として利用しようとすることも知られている。
なお、紙製のダンボール等の代わりに用いられる合成樹脂から製造された中空構造体が知られている(例えば、特許文献2)。
特開平11−237629号公報 特開平8−72137号公報
しかしながら、複数の中空セルを有する中空複層体を用いて、ディスプレイや建物内の照明に用いるための面発光装置を構成しようとすることは知られていなかった。
そこで、本発明は、中空複層体を用いた面発光装置付き家具を提供することを目的とする。
また、本発明は、中空複層体とLEDを用いて、薄型、省電力、軽量、且つ安価な面発光装置付き家具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本願発明に係る面発光装置付き家具は、複数の中空セルから構成される中空複層体、中空複層体の側面から光を入射するための光源、中空複層体の側面から入射された光を中空複層体の表面から出射させるための光偏向手段を有する面発光装置と、面発光装置を支持するための支持体を有することを特徴とする。
さらに、本発明に係る面発光装置付き家具では、光偏向手段は、中空複層体の表面に設けられたランダムな凹凸形状、ドット形状、V字状の溝又はU字状の溝であることが好ましい。
さらに、本発明に係る面発光装置付き家具では、光偏向手段は、中空複層体に添加された拡散材であることが好ましい。
さらに、本発明に係る面発光装置付き家具では、光偏向手段は、中空セル内に挿入された導光体であることが好ましく、導光体にはその表面にランダムな凹凸形状、ドット形状、V字状の溝又はU字状の溝が形成されていること又は拡散材が添加されていることが好ましい。
さらに、本発明に係る面発光装置付き家具では、光偏向手段は、中空セル内に挿入された光拡散材であることが好ましい。
さらに、本発明に係る面発光装置付き家具では、光源は複数のLEDから構成されることが好ましく、各LEDがそれぞれ中空セル内に配置されることが好ましい。
上記課題を解決するために、本願発明に係る面発光装置付き家具は、複数の中空セルから構成される中空複層体、中空複層体の側面から光を入射する光源、中空複層体の側面から入射された光を前記中空複層体の表面から出射させるための光偏向手段を有する第1の面発光装置と、複数の中空セルから構成される中空複層体を有する第2の面発光装置と、光源から第1の面発光装置に入射した光を第2の面発光装置に入射させる光接続部と、第1及び第2の面発光装置を支持する支持体を有することを特徴とする。複数の面発光装置を1つの光源によって発光させるように構成したので、光源の個数の低減や光源のための配線を無くすことが可能となった。
本発明によれば、中空複層体の側面からの光によって面発光照明を行うことから、薄型、省電力、軽量、且つ安価な面発光装置を備える家具を提供することが可能となった。
以下、本発明に係る面発光装置付き家具を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る面発光装置付き家具として構成した面発光装置付き椅子1の斜視図である。また、図2は、図1におけるAA´断面図である。
図1及び2に示すように、面発光装置付き椅子1は、面発光する第1中空複層体10、面発光する第2中空複層体20、面発光する第3中空複層体30、透明なポリカーボネイトから構成されたコの字状の保護プレート40、基部50、アルミ板から構成された支持体60、端部保護プレート80等から構成される。面発光装置付き椅子1では、第2中空複層体20の上の保護プレート40上に、ユーザが腰を降ろせるような強度を有するように設計されている。なお、支持体60は、アルミ板以外にもSUS板等によって構成することもできる。
中空複層体10は支持体60によって支持され、保護プレート40と端部保護プレート80との間に位置決めされている。また、中空複層体10の下部には第1回路基板11及び第1のLED群12が配置され、中空複層体10の上部には第2回路基板13及び第2のLED群14が配置され、中空複層体10の発光面側(保護プレート側)にはカラーフィルタ15が配置されている。カラーフィルタは、LEDからの発光色による混色だけでは、表現することができない色域の色を表現するために利用されるが、必ずしも利用する必要はない。なお、カラーフィルタを用いた場合、家具のデザイン性、意匠性の選択範囲を広げることができ、特に高級感を出すことが可能となる。
また、中空複層体20は支持体60によって支持され、保護プレート40と端部保護プレート80との間に位置決めされている。また、中空複層体20の左側には第3回路基板21及び第3のLED群22が配置され、中空複層体20の右側には第4回路基板23及び第4のLED群24が配置され、中空複層体20の発光面側(保護プレート側)にはカラーフィルタ25が配置されている。
さらに、中空複層体30は支持体60によって支持され、保護プレート40と端部保護プレート80との間に位置決めされている。また、中空複層体30の上部には第5回路基板31及び第5のLED群32が配置され、中空複層体30の下部には第6回路基板33及び第6のLED群34が配置され、中空複層体30の発光面側(保護プレート側)にはカラーフィルタ35が配置されている。
支持体60は、アルミ板から構成されているので反射層としても機能するが、より光の利用効率を高めるためには、各中空複層体10〜30と支持体60との間に、反射シートを配置することが好ましい。反射シート43としては、可視光の反射率が50%以上(より好ましくは80%以上)である、PETフィルムに酸化チタン等を含有させたシート、PETフィルムにアルミニウムや銀等を蒸着させたシート、PETを低発泡させた白色シート等を用いることができる。
第1、第2及び第3中空複層体10、20、30から出射する光を均一化等したい場合には、各中空複層体と各カラーフィルタとの間に、拡散シートやレンズシートを配置することが好ましい。拡散シートとしては、PC樹脂及びPET樹脂等の透明樹脂から構成されているものを用いることができ、レンズシート41としては、BEFシート及びDBEFシート(共に3M社製)を用いることができる。
図3は、第2回路基板13、第2のLED群14から構成される光源部の概略を示した図である。
第2回路基板13上には、第2のLED群14が等間隔で配置されている。各LED14は、R色LED素子70、G色LED素子71及びB色LED素子72が一つにパッケージされた3in1タイプのLEDであって、入力信号によって、各素子からの光の混色によって複数の色の発光を行うことができる。なお、各LED14は、R色の単色LED、G色の単色LED、B色の単色LED又はW(ホワイト)色の単色LEDであっても良い。第2のLED群14の各LEDは、制御部74による制御タイミング及び指定色に従い、電源73から供給される電流によって指定された色で発光する。なお、その他の回路基板及びLED群も図3に示すものと同様であるので、詳細な説明は省略する。また、各光源部の電源73及び制御部74は、基部50内に配置した。さらに、各光源部の電源及び制御部は個別に設けても、1つの要素が全ての光源部を担当するようにしても良い。
図4は、第1中空複層体10を示す斜視図である。
中空積層体10は、複数の中空セル111が、それらの長手方向に沿って一体化した構造を有している。具体的には、天板112、底板113及び複数のリブ114から構成されている。なお、第2及び第3中空複層体20、30も、図3に示す構成と同様な構成を有している。
第1中空複層体10、中空セル111は、縦a380mm、横b6mm、幅(高さ)c6mmに設定されおり、天板112、底板113及びリブ114は全て厚さ0.33mmの透明ポリカーネートによって構成されている。なお、上記の中空セルのサイズは一例であって、他の値を採用することもできる。また、中空複層体は、PMMA樹脂、MS樹脂、PET等のポリエステル樹脂、PSt樹脂、COP樹脂、COC樹脂、PP樹脂やPE樹脂当のオレフィン樹脂、PVC樹脂、アイオノマー樹脂、ガラス等によって構成しても良い。
また、図4に示すように、第2のLED群14は、各中空セル111に挿入可能な形状をしており、図2に示すように、面発光装置付き椅子1として組み立てる際には、各LED14を各中空セル111の側面から内部に挿入するようにして配置している。そういった意味で、中空セル111の横b×幅cの大きさは、光源として利用するLEDのパッケージの大きさが入る程度の大きさであることが好ましい。なお、色の演出によっては、各LEDを各中空セルに挿入しない様に配置しても良い。
また、第2のLED群14の各LEDから放射される光の中心が、各中空セル111の長手方向と平行になるように配置されていることが好ましく、各LEDから放射される光の中心が、各中空セル111空間の長手方向の中心線と一致するように配置されていることが更に好ましい。
次に、第1中空複層体10の側面から中空セル111内に入射した光が、第1中空複層体10の発光面側から出射するための光偏向手段について説明する。以下、第1中空複層体10を用いて説明を行うが、第2及び第3中空複層体20、30についても同様である。
図2に示すように、例えば、第1のLED群12から放射した光100の多くは、中空セル111の長手方向に沿って、中空セル111内を全反射しながら反対側に配置された第2のLED群14に向かって進んで行く(例えば、光101)。したがって、そのままでは第1中空複層体10の発光面側から多くの光が出射することは望めない。そこで、中空複層体10の発光側の表面(天板112上)全体に、中空セルの長手方向と垂直な方向Xに沿ってV字状の溝(深さ3μm、幅20μm、ピッチ5mm〜50μm)を配置した。ピッチはLED群14に近い側では5mmピッチとし、中空セルの中心部分では50μmピッチとなるように、連絡的にピッチを変更するように構成した。第1のLED群12から放射された光100が、このようなV字状の溝102に入射すると、入射光が第1中空複層体10の発光面側に向けて出射される。このようにして、第1中空複層体10の表面全体に設けられたV字状の溝によって、第1のLED群12から放射された光が、中空複層体10の発光面側に出射される。なお、第1中空複層体10について言えば、第2のLED群14から放射される光についても同様に、第1中空複層体10の表面全体に設けられたV字状の溝によって、第1中空複層体10の発光面側に出射される。また、第1のLED群12から放射された光は、主に各LEDが挿入された1つの中空セル111の発光面側の長手方向全体から出射するが、第1中空複層体10のリブ114が透明な場合には、隣接する中空セルへ向かってすこしずつ拡散して行く。
図2の例では、中空セル111の両側にLED群を設けたが、一方にのみLED群を設けても良い。その場合、LED群を設けていない端面には、反射シートを配置することが好ましい。
また、上述した例では、第1中空複層体10の発光面側の表面全体に、光偏向手段の一例として中空セルの長手方向と垂直な方向Xで複数のV字状の溝を設けた。しかしながら、V字状の溝を設ける方向は、必ずしも、中空セルの長手方向と垂直な方向Xに限らず、中空セルの長手方向と平行な方向Yや中空セルの長手方向と35〜55度の角度を持って、好ましくは45度の角度を持って傾いている方向Z等の方向に沿って設けても良い(図5参照)。
さらに、上述した例では、深さ3μm、幅20μm、ピッチ5mm〜50μmのV字状の溝を設けたが、V字状の溝の形状やピッチはこの値に限定されるものではなく、適宜他の最適な値を取ることが可能である。しかしながら、V字状の溝の深さは3〜6μmが好ましく、幅は20〜40μmが好ましい。さらに、ピッチについても、中空セル111の長手方向全体に渡って同じピッチとしても良い。
また、光偏向手段として、上述したV字状の溝以外にも、中空複層体の発光面側に設けたU字状の溝や、レーザによって刻印されたドット形状等であっても良い。さらに、V字状の溝、U字状の溝及びドット形状等は、中空複層体10の発光面側だけでなく、裏側に設けることもできる。
また、光偏向手段として、第1中空複層体10の発光面側の表面に設けられたランダムな凹凸形状であっても良い。ランダムな凹凸形状は、サンドブラスト処理によって中空複層体の表面を荒らすことによって、熱プレス板で表面に凹凸形状を刻印することによって形成することが可能である。また、凹凸は、Rz(JIS 2001−B0601)が0.04μm以上、中空複層体の厚さcの2/3以下であることが好ましい。0.04μm未満であると可視光の散乱性や出光特性が十分に発揮できなくなり、中空複層体の厚さcの2/3より大きいと光源からの光を遮って、光を中空セルの中央部まで導光することができなくなるからである。また、ランダムな凹凸形状は、第1中空複層体10の裏側に設けても良い。
また、光偏向手段としては、第1中空複層体10に添加された拡散材であっても良い。添加される拡散材としては、ガラス、シリカ、マイカ、合成マイカ、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、タルク、モンモリロナイト、カオリンクレー、ベントナイト、ヘクトライト等の無機粒子、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化錫、アルミナ等の金属酸化物粒子、アクリルビーズ、スチレンビーズ、ベンゾグアナミン、シリコーン等の有機ポリマー粒子を用いることができる。例えば、第1中空複層体10をPC樹脂で形成した場合、PC樹脂100部に対して、拡散材として平均粒径2μmのシリコーンを0.05部添加した場合のヘーズ率は67.3%、同シリコーンを0.1部添加した場合のヘーズ率は83%、同シリコーンを0.5部添加した場合のヘーズ率は93%となる。なお、拡散材を添加した場合のヘーズ率は、10%以上99%以下であることが好ましい。10%未満であると光の散乱効果が十分ではなく、99%以上であると出光特性が悪化し、光量が極めて低くなってしまうからである。
また、光偏向手段として、第1中空複層体10の中空セル111内に配置した導光体200を用いることもできる。以下、第1中空複層体10について説明するが、第2及び第3中空複層体20、30についても同様である。
図6に、導光体200を用いた面発光装置付き椅子2の例を示す。
面発光装置付き椅子2は、導光体200が第1、第2及び第3中空複層体10,20、30の各中空セル111内に挿入されている点、及び第1、第2及び第3中空複層体10,20、30の各発光面側にV字状の溝が形成されていない点以外は、前述した面発光装置付き椅子1と同様な構成であるので、その他の構成については説明を省略する。
図6に示す面発光装置付き椅子2では、第1のLED群12から放射された光110の多くは、導光体200内を全反射しながら反対側に配置された第2のLED群14に向かって進んで行く(例えば、光111)。しかしながら、導光体200の発光面側(保護プレート40側)に配置される側面全体に、導光体の長手方向と垂直な方向XにV字状の溝(深さ3μm、幅20μm、ピッチ5mm〜50μm)が設けられている。ピッチはLED群14に近い側では5mmピッチとし、中空セルの中心部分では50μmピッチとなるように、連絡的にピッチを変更するように構成した。第1のLED群12から放射された光110が、このようなV字状の溝112に入射すると、導光体200の前面側に向けて出射されることとなる。このようにして、各導光体200の前面側に設けられたV字状の溝によって、第1のLED群12から放出された光が、第1中空複層体10の前面側全体に出射される。なお、第1中空複層体10について言えば、第2のLED群14から放射される光についても同様に、各導光体200に設けられたV字状の溝によって、第1中空複層体10の発光面側に出射される。第1のLED群12及び第2のLED群14から放射された光は、主にそれぞれが挿入された1つの中空セル111内の導光体200の発光面側の長手方向全体から出射するが、第1中空複層体10のリブ114が透明な場合には、隣接する中空セルへもすこしずつ拡散して行く。
図7に、図6に示す面発光装置付き椅子2に用いられる導光体200の一例を示す。
図7に示すように、導光体200は、中空セル111内に挿入できるように、縦a740mm、横b5mm、幅(高さ)c5mmのMMA(メチル・メタ・アクリレート)樹脂で構成されている。なお、導光体200も、中空複層体10と同様に、PMMA樹脂、MS樹脂、PC樹脂、PET等のポリエステル樹脂、PSt樹脂、COP樹脂、COC樹脂、PP樹脂やPE樹脂当のオレフィン樹脂、PVC樹脂、アイオノマー樹脂、ガラス等によって構成しても良い。
また、上述した例では、第1中空複層体10の発光面側に配置される導光体200の側面に長手方向と垂直な方向XにV字状の溝を設けた例を示したが、V字状の溝を設ける方向は、必ずしも、導光体200の長手方向と垂直な方向Xに限らず、導光体200の長手方向と平行な方向Yや導光体200の長手方向と35〜55度の角度を持って、好ましくは45度の角度を持って傾いている方向Z等の方向に沿って設けても良い。さらに、上述した例では、深さ3μm、幅20μmのV字状の溝102をピッチ5mm〜50μmで設けたが、V字状の溝の形状やピッチはこの値に限定されるものではなく、適宜他の最適な値を取ることが可能である。
また、上述した例では、導光体200にV字状の溝を構成したが、V字状の溝の代わりに、U字状の溝、ドット形状又はランダムな凹凸形状を設けても良い。さらに、V字状の溝、U字状の溝、ドット形状及びランダムな凹凸形状等は、導光体200の発光側面でなく、裏側の反出射側面に設けることもできるし、両方の側面に設けることもできる。
さらに、導光体200にV字状の溝、U字状の溝、ドット形状及びランダムな凹凸形状を設ける代わりに、導光体200に拡散材を添加しても良い。添加される拡散材としては、ガラス、シリカ、マイカ、合成マイカ、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、タルク、モンモリロナイト、カオリンクレー、ベントナイト、ヘクトライト等の無機粒子、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化錫、アルミナ等の金属酸化物粒子、アクリルビーズ、スチレンビーズ、ベンゾグアナミン、シリコーン等の有機ポリマー粒子を用いることができる。
また、光偏向手段として、第1中空複層体10の中空セル111内に配置した光拡散材を用いることもできる。以下、第1中空複層体10について説明するが、第2及び第3中空複層体20、30についても同様である。
図8に、光拡散材300を用いた面発光装置付き椅子3の例を示す。
面発光装置付き椅子3は、光拡散材300が第1、第2及び第3中空複層体10、20、30の各中空セル111内に挿入されている点、及び第1、第2及び第3中空複層体10、20、30の発光面側にV字状の溝は形成されていない点以外は、前述した面発光装置付き椅子1と同様な構成であるので、その他の構成については説明を省略する。
図8に示す面発光装置付き椅子3では、第1のLED群12から放射された光120は、中空セル111内に配置された、光拡散材300により反射されて、ランダムに第1中空複層体10の前面側(出射側)から出射される。
光拡散材300としては、反射率の高い金属、酸化チタン含有の極細繊維、PET系不織布、反射率の高いテープ、光学的に透明な樹脂に拡散材を添加した粒子等を用いることができる。
このように、第1、第2及び第3中空複層体10、20、30に光学偏向手段を作用させることによって、LEDから放射される光により、意匠性、デザイン性に優れた面発光装置付き家具を実現することが可能となった。本発明に係る面発光装置付き家具では、中空複層体を利用していることから、LEDからの光を効率良く導光及び拡散することによって、軽量な面発光体が簡易な構成で提供することが可能となった。また、中空複層体は、複数の中空セルから構成されていることから、各中空セルに対応した光源を設けた場合には、中空セル毎に異なった色及びタイミングによって発光させることができるようになり、任意の色で発光する椅子等の家具を構成することが可能となった。
上記では、光偏向手段を中空複層体に設けた例(図2参照)、導光体に設けた例(図6参照)、光偏向手段として光拡散材を設けた例(図8参照)について説明した。しかしながら、それらの3つの方法を適宜組み合わせて利用することも可能である。
図9は、2組のLED群のみで3つの中空複層体を発光させるための接合部例を示す図である。
上述した面発光装置付き椅子1〜3では、中空複層体と中空複層体の両端部に配置された2組のLED群から構成される面発光装置を3組有している。しかしながら、第1のLED群12及び/又は第6のLED群33のみによって、3つの中空複層体10、20及び30を発光させることについて以下に説明する。
図9に示すように、第1中空複層体10と第2中空複層体20との間に、接続部500を配置する。接続部500は、反射ミラー510を有しており、中空複層体10の各中空セル111から出射する光(中空複層体10の発光面から出射しなかった残りの光)を90度の向きに反射し、第2中空複層体20の各中空セルに入射させることができる。なお、反射ミラーの代りに全反射を利用したプリズムを用いることもできる。同様に、第3中空複層体30と第2中空複層体20との間にも図9に示すような接合部500を配置すれば、第1のLED群12と第6のLED群33のみによって、3つの中空複層体10、20及び30を発光させることができる。さらに、第1のLED群12と第6のLED群33の何れか一方のみによっても、3つの中空複層体10、20及び30を発光させることが可能である。
図10は、2組のLED群のみで3つの中空複層体を発光させるための他の接合部を示す図である。
図10では、図9における反射ミラーの代わりに、光ファイバー束600を利用して、第1中空複層体10の各中空セル111から出射する光を90度向きを変えて、第2中空複層体20の各中空セルに入射するように構成した。光ファイバー束600を、第2中空複層体20と第3中空複層体30との間にも配置すれば、第1のLED群12と第6のLED群のみによって、3つの中空複層体10、20及び30を発光させることができる。さらに、第1のLED群12と第6のLED群の何れか一方のみによっても、3つの中空複層体10、20及び30を発光させることが可能である。
以上、本発明を、面発光装置付き椅子を用いて説明したが、本発明に係る面発光装置が軽量且つ簡易な構成である利点を生かし、椅子以外の多くの屋内、屋外用の家具に本発明を利用することができる。
本発明に係る面発光装置付き椅子の斜視図である。 図1に示す面発光装置付き椅子の断面図である。 面発光装置付き椅子に用いられる光源の概略構成を示す図である。 中空複層体の斜視図である。 中空複層体に設けられる溝の方向を示す図である。 他の面発光装置付き椅子の断面図である。 導光体の概略構成を示す図である。 更に他の面発光装置付き椅子の断面図である。 面発光装置付き椅子に用いられる接合部の断面図である。 面発光装置付き椅子に用いられる他の接合部の断面図である。
符号の説明
1、2、3 面発光装置付き椅子
10 第1中空複層体
20 第2中空複層体
30 第3中空複層体
40 保護プレート
50 基部
60 支持体
111 中空セル
112 天板
113 底板
114 リブ
12、14、22、24、32、34 LED群
102、112 V字状溝
200 導光体
300 光拡散材
500 接合部
600 光ファイバー束

Claims (10)

  1. 複数の中空セルから構成される中空複層体、前記中空複層体の側面から光を入射する光源、前記中空複層体の側面から入射された光を前記中空複層体の表面から出射させるための光偏向手段を有する面発光装置と、
    前記面発光装置を支持する支持体と
    を有することを特徴とする面発光装置付き家具。
  2. 前記光偏向手段は、前記中空複層体の表面に設けられたランダムな凹凸形状である、請求項1に記載の面発光装置付き家具。
  3. 前記光偏向手段は、前記中空複層体の表面に設けられたドット形状、V字状又はU字状の溝である、請求項1に記載の面発光装置付き家具。
  4. 前記光偏向手段は、前記中空複層体に添加された拡散材である、請求項1に記載の面発光装置付き家具。
  5. 前記光偏向手段は、前記中空セル内に挿入された導光体である、請求項1に記載の面発光装置付き家具。
  6. 前記導光体は、その表面にランダムな凹凸形状が形成されている、請求項5に記載の面発光装置付き家具。
  7. 前記導光体は、ドット形状、V字状又はU字状の溝である、請求項5に記載の面発光装置付き家具。
  8. 前記導光体には、拡散材が添加されている、請求項5に記載の面発光装置付き家具。
  9. 前記光偏向手段は、前記中空セル内に挿入された光拡散材である、請求項1に記載の面発光装置付き家具。
  10. 複数の中空セルから構成される中空複層体、前記中空複層体の側面から光を入射する光源、前記中空複層体の側面から入射された光を前記中空複層体の表面から出射させるための光偏向手段を有する第1の面発光装置と、
    複数の中空セルから構成される中空複層体を有する第2の面発光装置と、
    前記光源から前記第1の面発光装置に入射した光を前記第2の面発光装置に入射させる光接続部と、
    前記第1及び第2の面発光装置を支持する支持体と
    を有することを特徴とする面発光装置付き家具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE202008000691U1 (de) * 2008-01-18 2009-05-28 Pöllet, Wilfried Beleuchtungsanordnung
CN104273955A (zh) * 2014-07-30 2015-01-14 北京光影梦幻城市文化发展有限公司 一种多功能拟型发光座椅

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