JP2009100926A - マンモグラフィ装置、画像処理装置、及び乳腺線量の計算方法 - Google Patents

マンモグラフィ装置、画像処理装置、及び乳腺線量の計算方法 Download PDF

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Abstract

【課題】乳房内における乳腺の3次元的な分布を反映した乳腺線量を計算することが可能となる。
【解決手段】マンモグラフィ装置1は、被検体の乳房をX線で撮影する撮影部3と、撮影部3の出力に基づいて画像のデータを発生する画像発生部23と、発生された画像から乳房領域を抽出する乳房領域抽出部27と、抽出された乳房領域の画素毎に撮影条件と画素値とに基づいて乳腺含有率を計算する乳腺含有率計算部29と、乳房領域の画素毎に、皮膚表面線量と乳腺含有率50%での変換係数と乳腺含有率50%からのずれに対する画素毎の補正係数と陽極及び線質フィルタの材質に対する補正係数とに基づいてAGDを計算するAGD計算部31と、計算された各乳腺含有率を重みとした、各AGDの重みつき平均値を計算する平均値計算部33と、を具備する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、X線で撮影された被検体の乳房に関する画像を処理するマンモグラフィ装置、画像処理装置、及び乳腺線量の計算方法に関する。
通常のX線診断装置では、線量評価として皮膚表面線量が用いられている。しかし、乳房をX線撮影するマンモグラフィ装置では、線量評価として乳腺位置での吸収線量である平均乳腺線量(Average Glandular Dose:AGD)が用いられている。その理由は、乳房は、脂肪組織と腺組織との複合体であり、特に腺組織は線状上皮、管状上皮、間質、皮膚、脂肪組織、及び乳輪よりも発癌の放射線感受性が高いためである。平均乳腺線量は、均一に圧迫された乳房(脂肪組織、乳腺組織、皮膚組織が均一に存在する)において、乳腺が受ける吸収線量の平均値と定義されている。しかし、この定義では、乳房の厚さ方向及び広がり方向にも乳腺組織が均一に存在すると仮定している。換言すれば、この定義によって計算された平均乳腺線量は、広がり方向の乳腺分布が値に反映されない。そのため、乳房のどの領域で平均乳腺線量を計算しても常に同じ値となる。このような、広がり方向の乳腺分布を無視した平均乳腺線量は、線量評価に用いる指標値としては適切でない。
本発明の目的は、乳房内における乳腺の3次元的な分布を反映した乳腺線量を計算することが可能なマンモグラフィ装置、画像処理装置、及び乳腺線量の計算方法を提供することにある。
本発明のある局面に係るマンモグラフィ装置は、被検体の乳房をX線で撮影する撮影部と、前記撮影部の出力に基づいて画像のデータを発生する画像発生部と、前記発生された画像から乳房領域を抽出する抽出部と、前記抽出された乳房領域の画素毎に撮影条件と画素値とに基づいて乳腺含有率を計算する乳腺含有率計算部と、前記乳房領域の画素毎に、皮膚表面線量と乳腺含有率50%での変換係数と乳腺含有率50%からのずれに対する画素毎の補正係数と陽極及び線質フィルタの材質に対する補正係数とに基づいて平均乳腺線量を計算する乳腺線量計算部と、前記計算された各乳腺含有率を重みとした、前記各平均乳腺線量の重みつき平均値を計算する平均値計算部と、を具備する。
本発明のある局面に係る画像処理装置は、X線撮影によって得られた被検体の乳房に関する画像のデータを記憶する記憶部と、前記画像から乳房領域を抽出する抽出部と、前記抽出された乳房領域の画素毎に撮影条件と画素値とに基づいて乳腺含有率を計算する乳腺含有率計算部と、前記乳房領域の画素毎に、皮膚表面線量と乳腺含有率50%での変換係数と乳腺含有率50%からのずれに対する画素毎の補正係数と陽極及び線質フィルタの材質に対する補正係数とに基づいて平均乳腺線量を計算する乳腺線量計算部と、前記計算された各乳腺含有率を重みとした、前記各平均乳腺線量の重みつき平均値を計算する平均値計算部と、を具備する。
本発明のある局面に係る乳腺線量の計算方法は、X線撮影によって得られた被検体の乳房に関する画像に含まれる乳房領域を抽出する抽出工程と、前記抽出された乳房領域の画素毎に、撮影条件と画素値とに基づいて乳腺含有率を計算する乳腺含有率計算工程と、前記乳房領域の画素毎に、皮膚表面線量と、乳腺含有率50%での変換係数と、乳腺含有率50%からのずれに対する画素毎の補正係数と、陽極及び線質フィルタの材質に対する補正係数とに基づいて平均乳腺線量を計算する平均乳腺線量計算工程と、前記計算された各乳腺含有率を重みとした、前記各平均乳腺線量の重みつき平均値を計算する平均値計算工程と、を具備する。
本発明によれば、乳房内における乳腺の3次元的な分布を反映した乳腺線量を計算することが可能となる。
以下、本発明の実施形態に係るマンモグラフィ装置を図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係るマンモグラフィ装置1の機能ブロック図である。図1に示すように、マンモグラフィ装置1は、X線撮影台3とコンピュータ装置5とを備える。
図2は、X線撮影台3の全体の概観を示す斜視図である。図2に示すように、X線撮影台3は、基台部10とCアーム11とを有する。Cアーム11は、基台部10に突設された軸部12に取り付けられる。これによりCアーム11は、軸部12の軸心を回転中心軸Xとして回動可能なように基台部10に支持される。Cアーム11を回転させることにより、頭尾方向(CranioCaudal projection:CC)、内外方向(MedioLateral projection:ML)、内外斜方向(MedioLateral Oblique projection:MLO)等の撮影を行うことができる。
Cアーム11は、アーム本体14にX線発生装置15、X線検出器16、及び圧迫ユニット17を取り付けて構成される。X線発生装置15及びX線検出器16は、アーム本体14の両端部に配置される。圧迫ユニット17は、X線発生装置15とX線検出器16との中間に配置される。
X線発生装置15は、X線管18と高電圧発生器19とを有する。X線管18は、高電圧発生器19から管電圧の印加、及びフィラメント電流の供給を受けて圧迫ユニットに向けて所定のX線継続時間X線を発生する。印加する管電圧とX線継続時間とは、撮影制御部37からの制御信号を受けて、撮影に適した値に調整される。
X線管18は、陰極フィラメントと陽極とを備える。陽極は、Mo(モリブデン)を材質としたMo陽極、Rh(ロジウム)を材質としたRh陽極、MoとRhとを混合してなるMo・Rh陽極等である。これら陽極は、撮影制御部37からの制御信号を受けて、随時切り替え可能である。
フィラメント電流の供給を受けた陰極フィラメントは加熱せれ、熱電子を発生する。発生された熱電子は、陰極フィラメントと陽極との間に印加された管電圧によって、陽極に衝突される。このように熱電子が陽極へ衝突することによりX線が発生される。陽極に衝突する熱電子によって、管電流が流れる。管電流は、フィラメント電流により調整される。撮影時におけるX線線量の調節は、撮影制御部37からの制御信号を受けて、管電流とX線継続時間との積である管電流時間積を調節することにより行なわれる。
X線管18には、発生されたX線の線質を変更するための線質フィルタが取り付けられる。線質フィルタは、Moを材質としたMoフィルタや、Rhを材質としたRhフィルタ、Al(アルミニウム)を材質としたAlフィルタ、或いはこれら材質を組み合わせてなるフィルタ等である。これら線質フィルタは、撮影制御部37からの制御信号を受けて、随時切り替え可能である。
圧迫ユニット17は、X線検出器16の検出面16aに沿って接近/離反可能なようにCアーム11によって支持される圧迫板16aを有する。圧迫ユニット17は、撮影制御部37からの制御信号を受けて、圧迫板17aを動作させることにより被検体の乳房を検出面16aに圧迫し、乳房厚を所定の状態にする。
X線検出器16は、乳房を透過したX線を検出するフラット・パネル・ディテクタ等のデジタル検出器である。X線検出器16は、検出面16aの面中心とX線管18の焦点とを結ぶZ軸に沿って、X線管18に接近/離反可能なようにCアーム11によって支持される。ここで、Y軸をX軸及びZ軸に直交する軸に規定する。つまり、XYZ座標系は、X軸を回転中心軸とした回転座標系である。Z軸は乳房の厚さ方向を規定する軸であり、XY平面は乳房の厚さ方向に垂直な広がり方向を規定する軸である。
また、圧迫ユニット17が上側圧迫板と下側圧迫板とを備え、検出面16aと、上側圧迫板と下側圧迫板とで圧迫された乳房との距離を離間させて拡大撮影を行う場合は、X線焦点―乳房間距離とX線焦点―X線検出器間距離とを調整することで、拡大率を撮影に適した状態にする。
X線検出器13には、データ収集部(DAS;Data Acquisition System)21が接続される。データ収集部21は、X線検出器13の各チャンネルの電流信号を収集する。データ収集部21は、収集した電流信号をデジタル信号に変換し、前処理を行う。前処理されたデジタル信号は、投影データと呼ばれる。投影データは、データ収集部21によってコンピュータ装置5に供給される。
コンピュータ装置5は、X線撮影台3とともに、画像発生部23、記憶部25、乳房領域抽出部27、乳腺含有率計算部29、AGD計算部31、平均値計算部33、操作部35、撮影制御部37、システム制御部39を備える。
画像発生部23は、データ収集部21からの投影データに基づいて画像のデータを発生する。通常、マンモグラフィ撮影によって得られた画像の生体領域には、乳房領域だけではなく大胸筋領域等の乳房領域外の領域を含む。
記憶部25は、発生された画像のデータに、撮影条件と、撮影時の撮影方向を示すコードと、撮影した乳房の左右を示すコードとを関連付けてする。
乳房領域抽出部27は、発生された画像から乳房領域を抽出する。具体的には、乳房領域抽出部27は、画像の画素値とその頻度との関係を示すヒストグラムに基づいて生体領域を抽出し、抽出した生体領域の形状に基づいて近似的に乳房領域を抽出する。
乳腺含有率計算部29は、抽出された乳房領域の画素毎に、画像に関連付けられている撮影条件と画素値とに基づいて乳腺含有率を計算する。乳腺含有率とは、単位画素領域に占める乳腺組織の重量比である。撮影条件は、管電圧、管電流時間積、陽極の材質、線質フィルタの材質、乳房厚、X線焦点―X線検出器間距離、拡大率の少なくとも一つである。例えば、乳腺含有率計算部29は、これら撮影条件と画素値とを入力とし、乳腺含有率を出力とする、入出力の対応関係を示すルックアップテーブル(以下、単にテーブルと呼ぶ)TAを記憶している。このテーブルAを用いて、乳腺含有率計算部29は、画素毎に乳腺含有率を得る。
AGD計算部31は、乳房領域の画素毎に平均乳腺線量(以下、AGDと呼ぶ)を計算する。AGDは、単位画素内に含まれる乳腺が受ける吸収線量の平均値である。AGDの計算式は、AGD=K×g×c×sである。ここで、各パラメータは、以下の通りである。
K:皮膚表面線量[mGy]
g:乳腺含有率50%での変換係数
c:乳腺含有率50%からのずれに対する補正係数
s:陽極の材質及び線質フィルタの材質に対する補正係数
各パラメータを得るために、AGD計算部31は、例えば、皮膚表面線量Kを決定するためのテーブルTB、半価層を決定するためのテーブルTC、乳腺含有率50%での変換係数gを決定するためのテーブルTD、乳腺含有率50%からのずれに対する補正係数cを決定するためのテーブルTE、及び陽極の材質及び線質フィルタの材質に対する補正係数を決定するためのテーブルTFを記憶している。
テーブルTBは、画像に関連付けられている撮影条件(管電圧、管電流時間積、陽極の材質、線質フィルタの材質、乳房厚、X線焦点―X線検出器間距離、拡大率の少なくとも一つ)を入力として、皮膚表面線量Kを出力とする、入出力の対応関係を示す。テーブルTCは、撮影条件(管電圧、陽極の材質、線質フィルタの材質)を入力として、半価層[mmAl]を出力とする、入出力の対応関係を示す。テーブルTDは、半価層[mmAl]と乳房圧[mm]とを入力として、変換係数gを出力する、入出力の対応関係を示す。テーブルTEは、半価層[mmAl]と乳房圧[mm]と乳腺含有率とを入力とし、補正係数cを出力する、入出力の対応関係を示す。テーブルTFは、陽極の材質と線質フィルタの材質とを入力として、補正係数sを出力する、入出力の対応関係を示す。AGD計算部31は、各テーブルに対して、画像に関連付けられている各テーブルに応じた撮影条件等を入力して、各パラメータを出力する。
平均値計算部33は、各乳腺含有率Gを重みとした、各AGDの重みつき平均値を計算する。AGDの重みつき平均値は、一つの画像につき一つ計算される。AGDの重みつき平均値は、本発明者によって提案された、マンモグラフィ装置1の線量評価に用いられる新しい乳腺線量の指標値である。
操作部35は、撮影条件(管電圧、管電流時間積、陽極の材質、線質フィルタの材質、乳房厚、X線焦点―X線検出器間距離、拡大率等)を撮影制御部37に設定するための操作パネルである。また、操作部35は、撮影対象である乳房の左右いずれかを示すコードを撮影制御部37に設定する。また、操作部35は、Cアーム11を動作させるためのインターフェースを備えており、その操作に応じてCアーム11はZ軸回りに回動され任意の位置に設定される。設定されたCアーム11の位置に応じて、撮影方向が決定される。
撮影制御部37は、操作部35を介して設定された撮影条件(管電圧、管電流時間積、陽極の材質、線質フィルタの材質、乳房厚、X線焦点―X線検出器間距離、拡大率等)に基づいてX線撮影台3の各構成要素を制御することによって、X線撮影台3に設定に応じたX線撮影を行わせる。
システム制御部39は、マンモグラフィ装置1の中枢として、各構成要素を制御する。
なお、コンピュータ装置5とX線撮影台3とは一体であるとしても良い。
次に、図3を参照しながら、システム制御部39によるAGDの重みつき平均値計算処理の動作の流れを説明する。
システム制御部39は、AGDの重みつき平均値の計算処理の開始要求を待機している(ステップS1)。操作者により操作部35を介し開始要求がされることを契機として(ステップS1:YES)、システム制御部39は、AGDの重みつき平均値の計算処理を開始する。
AGDの重みつき平均値計算の対象領域は乳房領域のみである。そのため、システム制御部39は、乳房領域抽出部27に乳房領域抽出処理を行なわせる(ステップS2)。乳房領域抽出処理において乳房領域抽出部27は、まず、画像のヒストグラムを生成する。
図4は、画像のヒストグラムの一例を示す図である。図4に示すように、画像には、被検体を透過したX線に基づく生体領域と、被検体を透過していないX線に基づく直接線領域とが含まれる。乳房領域抽出部27は、ヒストグラムの曲線を微分することにより、曲線の極小点Oを算出する。極小点Oを算出することにより、被検体の生体領域と直接線領域との境となる画素値Pが特定される。画素値Pは、直接線領域の最小画素値である。
画素値Pを算出すると、乳房領域抽出部27は、画素値P以上の領域を直接線領域とみなして画像から除去する。直接線領域が除去された画像には、生体領域のみが含まれる。
次に、乳房領域抽出部27は、生体領域の形状に基づいて生体領域から乳房領域を近似的に抽出する。
具体的な乳房領域NRの近似的抽出処理は、以下の二通りが考えられる。もちろん以下に示す二通りの方法以外の方法を用いて乳房領域を抽出しても、本実施形態における重みつき平均値計算処理は適用可能である。
図5は、第1近似的抽出処理を説明するための図である。図5に示すように、乳房領域は、画像内にて左向きであるとする。まず、画像の最大Y座標(被検体の腕が置いてある側)YDの行を初期位置S1(最大X座標XD、最大Y座標)から走査方向に沿って走査し、画素値P以下の画素値を有する画素Aを特定する。ここで走査方向は、最大X座標XDから最小X座標(被検体の胸壁側)XSへ向かう方向である。特定された画素Aから座標M(XS,YD)までの距離Raを算出する。次に座標MからY軸に沿って距離Rb=Ra×所定数C(例えば、1.5)にある画素Bを特定する。そして、辺AMと辺BMとを2辺とする三角形領域SRを形成する。形成された三角形領域SRは、近似的に大胸筋等の乳房領域外の生体領域であるとみなされる。この所定数Cの値は、被検体の体型等に応じて任意の値に設定可能である。
図6は、第2近似的抽出処理を説明するための図である。まず、図6に示すように、上記の方法にて画素Aを特定する。画素Aを特定すると、画像の最大X座標XDの列を初期位置S2から所定の走査方向(最小Y座標YSから最大Y座標YDへの方向)に沿って走査し(すなわち、胸壁端と反対側の辺を腕と反対側の画素から腕方向に走査し)、画素値P以下の画素値を有する画素Dを特定する。最大X座標XDの列で画素Dが特定されなければ、走査する列を所定値で−X方向にずらして、同様の走査を行なう。特定した画素Dと同じ列で画素値P以上の画素値を有する画素Eを特定する。画素Dと画素Eとの中点を画素Fとし、画素FのY座標YFから最大Y座標YDまでの距離を距離Rcとする。辺AMと辺FMとを二辺とする三角形領域SRを形成し、この三角形領域SRを除去した生体領域を乳房領域NRとする。
上記の乳房領域の第1近似的抽出方法又は第2近似的抽出方法のどちらを選択するかは、操作者により任意に設定可能である。ただ、画素FのX座標XFから最小X座標XSまでの距離Rd<Raの場合は、第1近似的抽出方法を用いなければ乳房領域を抽出することができない。
なお、上記の乳房領域抽出処理では、画像内での乳房領域の向きが左方向の場合を示した。しかし、画像内の乳房領域の向きは、撮影方向と乳房が左乳房であるか又は右乳房であるかとの組み合わせによって異なる。従って、乳房領域抽出部27は、撮影方向を示すコードと、乳房が左乳房であるか又は右乳房であるかを示すコードとを入力とし、初期位置を示すコードと走査方向を示すコードとを出力とする、入出力の対応関係を示すテーブルを記憶している。乳房領域抽出部27は、近似的抽出処理を開始する前に、画像に関連付けられた撮影方向を示すコードと、乳房が左乳房であるか又は右乳房であるかを示すコードとから、走査方向と初期位置とを決定する。
乳房領域が抽出されると、システム制御部39は、乳腺含有率計算部29に乳腺含有率計算処理を行なわせる(ステップS3)。乳腺含有率計算処理において、乳腺含有率計算部29は、撮影条件と乳房領域の画素毎の画素値とに基づいて、画素毎に乳腺含有率Gを求める。
乳腺含有率計算部29は、テーブルAを用いて、画素毎に、画像に関連付けられている撮影条件と画素値とから乳腺含有率G(x,y)を決定する。例えば、図7に示すように、撮影条件Cと画素値=50とから乳腺含有率G=50%が得られる。画素毎に、乳腺含有率Gが決定されることで、図8に示すような乳腺含有率マップが生成される。乳腺含有率マップは、各画素に乳腺含有率が割り当てられた乳腺含有率の分布図である。
乳腺含有率マップが生成されると、システム制御部39は、AGD計算部31にAGDを計算するための4つのパラメータ(皮膚表面線量K、乳腺含有率=50%での変換係数g、乳腺含有率50%からのずれに対する画素毎の補正係数c、陽極の材質及び線質フィルタの材質に対する補正係数s)の計算処理を行なわせる。パラメータ計算処理においてAGD計算部31は、上記の5つのテーブル(テーブルTB、テーブルTC、テーブルTD、テーブルTE、テーブルTF)を用いて、4つのパラメータを決定する。
例えば、AGD計算部31は、テーブルTBを用いて、画像に関連付けられた撮影条件(管電圧、管電流時間積、陽極の材質、線質フィルタの材質、乳房厚、X線焦点―X線検出器間距離、及び拡大率の少なくとも一つ)から、皮膚表面線量Kを決定する。皮膚表面線量K[mGy]は、一つの画像から一つ決定される。例えば、図9に示すように、テーブルTBを用いて、撮影条件Cから皮膚表面線量K=5.3mGyが決定される。
変換係数g及び補正係数cを決定するためには、撮影時の半価層[mmAl]の値が必要である。従って、AGD計算部31は、テーブルTCを用いて、撮影条件(管電圧、陽極の材質、及び線量フィルタの材質)から、半価層[mmAl]を決定する。例えば、図10に示すように、撮影条件Aから半価層=0.30mmAlが決定される。
半価層[mmAl]が決定されるとAGD計算部31は、テーブルTDを用いて、半価層[mmAl]と乳房圧[mm]とから変換係数gを決定する。例えば、図11に示すように半価層=0.34mmAlと乳房圧=20mmとから、変換係数g=0.45が決定される。
また、AGD計算部31は、テーブルTEを用いて、半価層[mmAl]×乳房圧[mm]と乳腺含有率G(x,y)とから補正係数c(x,y)を決定する。補正係数c(x,y)は、画素毎に決定される。例えば、図12に示すように、テーブルTEを用いて、半価層×乳房圧=0.38mmAl×20mm、乳腺含有率G=50%から補正係数c=1.0が決定される。
AGD計算部31は、テーブルTFを用いて、陽極の材質と線質フィルタの材質との組み合わせを示すコードから、補正係数sを決定する。例えば、図13に示すように、Mo陽極とRhフィルタとの組み合わせを示すコードから、補正係数s=1.017が決定される。
4つのパラメータが決定されると、システム制御部39は、AGD計算部31にAGD計算処理を行なわせる。AGD計算処理においてAGD計算部31は、画素毎に、4つのパラメータ(皮膚表面線量K、変換係数g、補正係数c、及び補正係数s)に基づいて、AGD(x,y)を計算する(ステップS5)。AGD(x,y)は、AGD(x,y)=K×g×c(x,y)×sという計算式によって画素毎に計算される。画素毎にAGDが計算されることによって、図14に示すようなAGDマップが生成される。AGDマップは、各画素にAGD値が割り当てられたAGDの分布図である。
AGD(x,y)が計算されると、システム制御部39は、平均値計算部33に重みつき平均値計算処理を行なわせる。平均値算出部33は、画素毎に計算された各乳腺含有率G(x,y)を重みとした、各AGD(x,y)の重みつき平均値を計算する(ステップS6)。AGDの重みつき平均値の計算式は、
Figure 2009100926
である。具体的には、乳腺含有率マップとAGDマップとを参照することにより、乳房領域NR上の全座標について、同一座標における乳腺含有率GとAGDとの乗算値を計算しこれら乗算値の総和を計算する。また、乳房領域NR上の全座標における乳腺含有率Gの総和を計算する。そして、乗算値の総和を乳腺含有率Gの総和で割り算することにより、AGD値の重みつき平均値が得られる。
なお、上記実施形態では、乳房領域NR上の全領域に関するAGDの重みつき平均値を計算する例を示した。しかしながら本実施形態はこれに限定する必要はなく、例えば、操作部35によって設定された乳房領域NR内の所望の領域におけるAGDの重みつき平均値を計算するとしてもよい。
また、図1に示すように、本実施形態に係るAGDの重みつき平均値計算処理は、記憶部25、乳房領域抽出部27、乳腺含有率計算部29、AGD計算部31、平均値計算部33、操作部35、及びシステム制御部39を備える画像処理装置40でも実施可能である。
上記構成により、マンモグラフィ装置1は、乳房領域NRの画素毎に乳腺含有率Gを計算し、乳房領域NRの画素毎にAGDを計算し、乳腺含有率Gを重みとした、乳房領域NRにおけるAGDの重みつき平均値を計算する。従ってAGDの重みつき平均値は、乳房の厚さ方向(Z軸方向)だけでなく広がり方向(XY平面)の乳腺分布をも反映した値となる。かくして、本実施形態によれば、乳房内の乳腺の3次元的な分布を反映した乳腺線量(AGD)を計算することが可能となる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の実施形態に係るマンモグラフィ装置の機能ブロック図を示す図。 図2のマンモグラフィ装置の外観の斜視図。 図1のシステム制御部による平均乳腺線量の重みつき平均値計算処理の流れを示す図。 図3のステップS2に係るヒストグラムを示す図。 図3のステップS2に係る乳房領域の第1近似的抽出処理を説明するための図。 図3のステップS2に係る乳房領域の第2近似的抽出処理を説明するための図。 図3のステップS3に係る乳腺含有率を決定するためのテーブルを示す図。 図3のステップS3に係る乳腺含有率マップを示す図。 図3のステップS4に係る皮膚表面線量を決定するためのテーブルを示す図。 図3のステップS4に係る半価層を決定するためのテーブルを示す図。 図3のステップS4に係る乳腺含有率50%での変換係数を決定するためのテーブルを示す図。 図3のステップS4に係る乳腺含有率50%からのずれに対する補正係数を決定するためのテーブルを示す図。 図3のステップS4に係る陽極の材質及び線質フィルタの材質に対する補正係数を決定するためのテーブルを示す図。 図3のステップS5に係る平均乳腺線量(AGD)マップを示す図。
符号の説明
1…マンモグラフィ装置、3…X線撮影台、5…コンピュータ装置、10…基台部、11…Cアーム、12…軸部、14…アーム本体、15…X線発生装置、16…X線検出部、16a…検出面、17…圧迫ユニット、17a…圧迫板、18…X線管、19…高電圧発生器、21…データ収集部、23…画像発生部、25…画像記憶部、27…乳房領域抽出部、29…乳腺含有率計算部、31…AGD計算部、33…平均値計算部、35…操作部、37…撮影制御部、39…システム制御部、40…画像処理装置、

Claims (7)

  1. 被検体の乳房をX線で撮影する撮影部と、
    前記撮影部の出力に基づいて画像のデータを発生する画像発生部と、
    前記発生された画像から乳房領域を抽出する抽出部と、
    前記抽出された乳房領域の画素毎に撮影条件と画素値とに基づいて乳腺含有率を計算する乳腺含有率計算部と、
    前記乳房領域の画素毎に、皮膚表面線量と乳腺含有率50%での変換係数と乳腺含有率50%からのずれに対する画素毎の補正係数と陽極及び線質フィルタの材質に対する補正係数とに基づいて平均乳腺線量を計算する乳腺線量計算部と、
    前記計算された各乳腺含有率を重みとした、前記各平均乳腺線量の重みつき平均値を計算する平均値計算部と、
    を具備するマンモグラフィ装置。
  2. 前記撮影条件は、管電圧、管電流時間積、陽極の材質、フィルタの材質、乳房厚、X線焦点とX線検出器の検出面との距離、及び拡大率の少なくとも一つであることを特徴とする請求項1記載のマンモグラフィ装置。
  3. 前記乳腺含有率50%からのずれに対する画素毎の補正係数は、前記乳腺含有率と半価層と乳房厚とに基づいて計算されることを特徴とする請求項1記載のマンモグラフィ装置。
  4. 前記抽出部は、
    前記画像のヒストグラムを生成し、
    前記生成されたヒストグラムに基づいて前記画像に含まれる生体領域を抽出し、
    前記生体領域の形状に基づいて前記生体領域から前記乳房領域を近似的に抽出する、
    ことを特徴とする請求項1記載のマンモグラフィ装置。
  5. 前記重みつき平均値は、前記乳房領域内の所定領域の各画素にて計算された乳腺含有率及び平均乳腺線量に基づいて計算されることを特徴とする請求項1記載のマンモグラフィ装置。
  6. X線撮影によって得られた被検体の乳房に関する画像のデータを記憶する記憶部と、
    前記画像に含まれる乳房領域を抽出する抽出部と、
    前記抽出された乳房領域の画素毎に、撮影条件と画素値とに基づいて乳腺含有率を計算する乳腺含有率計算部と、
    前記乳房領域の画素毎に、皮膚表面線量と、乳腺含有率50%での変換係数と、乳腺含有率50%からのずれに対する画素毎の補正係数と、陽極及び線質フィルタの材質に対する補正係数とに基づいて平均乳腺線量を計算する乳腺線量計算部と、
    前記計算された各乳腺含有率を重みとした、前記各平均乳腺線量の重みつき平均値を計算する平均値計算部と、
    を具備する画像処理装置。
  7. X線撮影によって得られた被検体の乳房に関する画像に含まれる乳房領域を抽出する抽出工程と、
    前記抽出された乳房領域の画素毎に、撮影条件と画素値とに基づいて乳腺含有率を計算する乳腺含有率計算工程と、
    前記乳房領域の画素毎に、皮膚表面線量と、乳腺含有率50%での変換係数と、乳腺含有率50%からのずれに対する画素毎の補正係数と、陽極及び線質フィルタの材質に対する補正係数とに基づいて平均乳腺線量を計算する平均乳腺線量計算工程と、
    前記計算された各乳腺含有率を重みとした、前記各平均乳腺線量の重みつき平均値を計算する平均値計算工程と、
    を具備する乳腺線量の計算方法。
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