JP2009100884A - リアシート装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】リアシート装置のリクライニング機構を、高い強度及び精度を備えたシンプルな構造で構成する。
【解決手段】アッパーフレームとロアフレームとが回動可能に連結されたリアシート装置において、アッパーフレームを、シートバックのリクライニング機構に連結し、シートバックの姿勢位置の変化に応じて前後方向に略平行移動するための一対のリンク機構121a、121bを設ける。この一対のリンク機構のそれぞれを、車両本体に強固に固定されたベース124に固定された駆動軸125a、125bと、一方の端部が駆動軸に回動可能に連結され他方の端部がアッパーフレームに回動可能に連結された一次アーム211a、211bと、ベースに固定され一次アームの中間部において一次アームを回動可能に固定する固定ブラケット126a、126bで構成することにより、乗員の寄りかかり体重をベースで受け、安定したリクライニング動作を実現する。
【選択図】図3

Description

本発明はリアシート装置に関し、特に、アッパーフレームとロアフレームとが回動可能に連結されているシートバックを有するリアシート装置のリクライニング機構に関する。
自動車のリアシート装置において、シートバックの姿勢位置を調整するリクライニング機構を有するものが知られている。リアシート装置は、乗員が着席する座面を有するシートクッションと、乗員が背後にもたれかかるシートバックとを有している。シートバックの姿勢位置を調整する機構を有する典型的なリアシート装置の一つは、乗員の操作によってシートクッションが前側にスライドすると共に、シートバックが後側に傾く。
上述のようなリアシート装置において、シートバック部は、傾斜角度の変化に応じて上下にも移動する。また、シートバックの形が一定のまま、その全体が回動することによって傾斜する。このため、安楽姿勢の快適さの点において最適なものではなかった。あるいは、シートクッションが前後にスライドするため、乗員の足元のスペースが損なわれるという問題もあった。そこで、シートバックの移動において、乗員の上下運動及び傾斜の変化を少なくし、快適な安楽姿勢を可能とするリアシート装置が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特許文献1に開示されたリアシート装置のリクライニング機構は、シートバックを移動するリンク機構を備え、そのリンク機構が平行リンク機構を含んでいる。平行リンク機構によって、乗員の上体を上下動させずに略水平方向に移動させるように作動することができる。具体的には、シートバック部は中央で屈曲するフレームを有しており、リンク機構が上側のアッパーフレームに連結されている。
リンク機構は平行四辺形状の平行リンク機構を有している。平行リンク機構の各頂点は枢軸となっており、平行リンク機構を構成する各リンクが動作において回動する。この平行リンクが変形することによって、フレームが屈曲すると共に、アッパーフレームがほぼ平行に移動する。これによって、乗員の上下運動及び傾斜の変化を少なくし、快適な安楽姿勢を可能とする。
特開2003−180476号公報
上記特許文献1が提案するリアシート装置は、乗員の安楽姿勢の快適さを改善する点において優れたものである。しかし、シートバックのリクライニング機構の構造が複雑であるため、シートバックの姿勢位置の調整精度を高く維持することが難しいと共に、リアシート装置の部材点数及び重量が大きく増加する。また、車両におけるリアシート装置のためのスペースは限られており、できるだけ小さいスペースに収まるようにリクライニング機構を構成することが要求される。
従って、車両用のリアシート装置において、乗員に快適な安楽姿勢を提供すると共に、部材点数が少ないシンプルな構造で、ガタの少ない安定動作を行うリクライニング機構を実現することが要求される。
本発明の一態様は、アッパーフレームとロアフレームとが回動可能に連結されているシートバック構造と、前記シートバックのリクライニング機構とを有するリアシートである。前記リクライニング機構は、前記アッパーフレームに連結され、前記アッパーフレームを前後に略平行移動させる一対のリンク機構を有する。前記一対のリンク機構のそれぞれは、ベースに固定された駆動軸と、一方の端部が前記駆動軸に回動可能に連結され、他方の端部が前記アッパーフレームに回動可能に連結された一次アームと、前記ベースに固定され、前記一次アームの中間部において前記一次アームを回動可能に固定する固定ブラケットを有する。これにより、リアシート装置において、シートバックの姿勢位置を調整するリクライニング機構を、高い強度及び精度を備えたシンプルな構造で構成することができる。
好ましくは、前記アッパーフレームが最も後ろにあるとき、前記一次アームの他方の端部の連結点は、前記中間部の固定点よりも後ろにあり、前記アッパーフレームが最も前にあるとき、前記他方の端部の連結点は前記中間部の固定点よりも前にある。さらに好ましくは、前後方向における前記固定点の位置は、前記他方の端部の連結点の前後方向における移動範囲の中心位置となっている。これにより、リクライニング機構の前後方向における出力の変化を小さくすることができる。
好ましくは、前記一次アームにおいて、前記一方の端部の連結点と前記他方の端部の連結点と前記中間部の固定点とが、三角形を形成している。これにより、リンク機構をより小さくすることができる。
好ましくは、前記一対のリンク機構のそれぞれは、前記一次アームと前記アッパーフレームとを連結する二次アームをさらに有し、前記一次アームの他方の端部は、前記二次アームの一方の端部に回動可能に連結され、前記二次アームの他方の端部は、前記アッパーフレームに回動可能に連結されている。これにより、リクライニング機構の設計をより容易に行うことができる。
好ましくは、前記一対のリンク機構のそれぞれは、一対の前記一次アームを有し前記一対の一次アームのそれぞれは、前記固定点を中心として逆方向に回動する。これにより、リクライニング機構の動作をより安定化させることができる。
好ましくは、前記一対のリンク機構の双方の前記一次アームは、前記中間部において、同一の固定回動軸に固定されている。これにより、リクライニング機構の強度を増すことができる。
好ましくは、前記一対のリンク機構の双方は、一体のリンクブラケットを介して前記アッパーフレームに連結されている。これにより、リクライニング機構の強度を増すことができる。
好ましくは、前記駆動軸はリードスクリューであり、前記一次アームは前記駆動軸にリードナットにより連結されている。これにより、簡便な構成でリンク機構の強度を増すことができる。
本発明により、リアシート装置において、シートバックの姿勢位置を調整するリクライニング機構を、高い強度及び精度を備えたシンプルな構造で構成することができる。
以下に、本発明を適用した実施の形態を説明する。説明の明確化のため以下の記載及び図面は、適宜、省略及び簡略化がなされている。又、各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。図1は本実施形態に係る車両用リアシート装置1の一部構成を模式的に示している。リアシート装置1は、乗員が着席する座面を有するシートクッション(不図示)と、着座した状態の乗員がその背中をもたれかける背もたれ部であるシートバック11とを有している。本形態のリアシート装置1はリクライニング機構(図1において不図示)を有しおり、図1に示すように、シートバック11は前後方向に移動され、その姿勢位置が調整される。
図1において、シートバック11の一部構成が示されており、ヘッドレスト111と、シートバック11全体を支持する骨組みとしてのシートバックフレーム112とが示されている。シートバック11は、これらの構成要素のほかに、シートバックフレーム112の外周に設けられるパッドや、そのパッドの表面を覆うカバーを有している。
図1は、シートバック11の二つの異なる状態を示している。通常状態である第1の状態においては、シートバック11は最も前側に位置し、いわゆる安楽姿勢をとっていない状態にある。もう一つの第2の状態において、シートバック11は、その姿勢位置が第1の状態よりも後側に移動しており、いわゆる安楽姿勢の状態となっている。図1において、乗員は第1の状態にあり、シートバック11のみが第1及び第2の状態の二つの状態において示されている。なお、本明細書において、シートバック11の座面側を前側とし、その反対側を後側とする。また、シートクッション側を下側としヘッドレスト111側を上側とする。これは、車両本体の前後及び上下方向に対応する。
図1に示すように、シートバックフレーム112は下側のロアフレーム113と上側のアッパーフレーム114とを有している。ロアフレーム113の下端は、ボルト116によって固定ブラケット117に連結されている。ボルト116は固定ブラケット117に固定され、ブラケット117は車体に固定されている。ロアフレーム113はボルト116を軸として回動することができる。ロアフレーム113とアッパーフレーム114とはボルト115を介して回動可能に連結されており、シートバックフレーム112はボルト115を軸として屈曲することができる。
本形態のアッパーフレーム114は、リクラニイング機構の動作に応じて、前後方向において略平行に移動する。アッパーフレーム114の移動に従って、ロアフレーム113はボルト116を軸として回動すると共に、その上端のボルト115を軸として回動する。つまり、シートバック11の姿勢位置の変化に従って、シートバックフレーム112がボルト115を軸として前後方向に屈曲する。このように、シートバック11の姿勢位置の変化に従ってシートバックフレーム112がボルト115を軸として屈曲することで、乗員の上下位置の変動とその傾きの変動を小さくし、快適な安楽姿勢を提供することができる。
図2は、シートバックフレーム112の構造及びシートバックフレーム112とリクライニング機構12との連結状態を示す斜視図である。シートバックフレーム112は3辺を有するコの字状のロアフレーム113と、同様に3辺を有するコの字状のアッパーフレーム114とを有している。これらが二つのボルト115a及び115bによって回動可能に連結されて、矩形状のシートバックフレーム112を構成している。
アッパーフレーム114の上辺が結合ブラケット123に溶接により結合され、結合ブラケット123がリンクブラケット122にボルトによって固定されている。さらに、アッパーフレーム114は、その下端側において、支持バー128によってリンクブラケット122に固定されている。結合ブラケット123及びリンクブラケット122は、リクライニング機構12の一部である。
本形態のリクライニング機構12は、ベース124に固定された二つのリンク機構を有しており、前側を向いて左側にあるレフトリンク機構121aと右側にあるライトリンク機構121bとを有している。レフトリンク機構121aとライトリンク機構121bとはリンクブラケット122に連結される。図2においては、リンクブラケット122の一部を切り欠いてレフトリンク機構121aを示している。
図3は、リクライニング機構12の構造を示す斜視図である。図3には、結合ブラケット123及びリンクブラケット122は図示されていない。リクライニング機構12は後側にベース124を有しており、このベース124が車両本体にボルトによって強固に固定される。レフトリンク機構121aとライトリンク機構121bとは、前側においてリンクブラケット122に連結される。従って、レフトリンク機構121aとライトリンク機構121bとは、リンクブラケット122を介して、アッパーフレーム114(シートバックフレーム112)に連結される。このように、一体のリンクブラケット122(図2)を介してリンク機構121a、121bとアッパーフレーム114とを連結することで、リクライニング機構12及びシートバック11の強度を高めることができる。
リクライニング機構12は、ベース124に固定された駆動モータ129を有している。駆動モータ129には、左右方向に延びるモータ駆動軸130が結合されている。このモータ駆動軸130が回動することで、レフトリンク機構121aとライトリンク機構121bとが伸縮する。レフトリンク機構121aとライトリンク機構121bとが前後方向に伸縮することによって、アッパーフレーム114が前後方向に平行に移動する。アッパーフレーム114の移動方向は、レフトリンク機構121aとライトリンク機構121bの伸縮方向と同一であり、その移動によって傾きが実質的に変化することがない。
レフトリンク機構121aは、ベース124に固定され上下方向に延びるレフト駆動軸125aを有している。レフトリンク機構121aは、さらに、レフト駆動軸125aに回動可能に連結された二つの一次アームを有しており、上側のアッパー一次アーム211aと、下側のロア一次アーム212aである。一次アーム211a、212aのそれぞれは、一方の端部がレフト駆動軸125aに回動可能に連結され、他方の端部には、直板状の二次アーム213a、214aが連結されている。
一次アーム211a、212aは、車体左右方向において位置がずれており、アッパー一次アーム211aはレフト駆動軸125aの内側、ロア一次アーム212aはレフト駆動軸125aの外側にある。このため、二次アーム213a、214aの連結位置は、アッパー一次アーム211aがロア一次アーム212aよりも内側となる。二次アーム213a、214aは、それぞれ、回動軸215a、216aにおいて、一次アーム211a、212aに回動可能に連結されている。従って、一次アーム211a、212はa、二次アーム213a、214a及びリンクブラケット122を介して、アッパーフレーム114に連結される。
一次アーム211a、212aは、それぞれ、回動軸217a、218aを介して、レフト駆動軸125aに連結している。また、重要な点として、一次アーム211a、212aは、その中間部において、固定回動軸219、220を介して、レフト固定ブラケット126aに固定されている。左右に延びる固定回動軸219、220は、互いに平行であり、レフト駆動軸125aに垂直である。レフト固定ブラケット126aは、ベース124に固定されている。一次アーム211a、212aは、回動軸217a、218aにおいて回動すると共に、固定回動軸219、220において回動する。一次アーム211a、212aが固定回動軸219、220において固定されていることで、乗員の寄り掛かりの荷重を、固定回転軸219、220及びレフト固定ブラケットを介して、ベース124で受けることができる。従って、一次アーム211a、212aのガタをなくし、より安定した動作を実現することができる。なお、レフトリンク機構121aの動作については、後に詳述する。
ライトリンク機構121bは、レフトリンク機構121aと同様の構造を有している。ライトリンク機構121bは、ベース124に固定され、レフト駆動軸125aと平行なライト駆動軸125bを有している。アッパー一次アーム211b、ロア一次アーム212bは、ライト駆動軸125bに回動可能に連結されている。一次アーム211b、212bのそれぞれは、一方の端部がライト駆動軸125bに回動可能に連結され、他方の端部には、二次アーム213b、214bが連結されている。
ライトリンク機構121bにおいては、ロア一次アーム212bに連結された二次アーム214bが、二次アーム213bよりも内側にある。二次アーム213b、214bは、それぞれ、回動軸215b、216bにおいて、一次アーム211b、212bに回動可能に連結されている。一次アーム211b、212bは、二次アーム213a、214a及びリンクブラケット122を介して、アッパーフレーム114に連結される。
一次アーム211b、212bは、それぞれ、回動軸217a、218aに相当する回動軸(不図示)を介して、ライト駆動軸125bに連結している。また、一次アーム211b、212bは、その中間部において、固定回動軸219、220を介して、ライト固定ブラケット126bに固定されている。ライト固定ブラケット126aは、ベース124に固定されている。
一次アーム211b、212bは、ライト駆動軸125bの回動軸において回動すると共に、固定回動軸219、220において回動する。このように、固定回動軸219、220は、レフトリンク機構121aとライトリンク機構121bとに共通である。二つのリンク機構121a、121bの一次アームを、同一の固定回動軸に固定することによって、リンク機構121a、121b及びリクライニング機構12の強度を増すことができる。
以下において、レフトリンク機構121aの動作について説明する。ライトリンク機構121bの動作はレフトリンク機構121aと同様であり、その説明を省略する。図4は、レフトリンク機構121aの伸縮動作における一状態を示す透過側面図である。図4は、レフトリンク機構121aが最も伸長した状態を示している。このとき、シートバック11は最も前側に位置し、いわゆる安楽姿勢をとっていない状態にある。
レフトリンク機構121aは、図4の最伸長状態から収縮すると、図5の中間状態に移る。図5の中間状態からさらに収縮すると、レフトリンク機構121aは、図6の最収縮状態に変化する。図6の最収縮状態において、シートバック11は最も後方に倒れた状態になる。レフトリンク機構121aは、図4の最伸長状態と図6の最収縮状態との間で、伸縮動作を行う。モータ駆動軸130が回転(回動)すると、その動きに応じてレフト駆動軸125aが回転(回動)する。モータ駆動軸130の回転方向は、伸長動作と縮動動作とで逆である。レフト駆動軸125aの回転方向も伸長動作と縮動動作とで逆となる。
本形態のレフト駆動軸125aはリードスクリューシャフトであり、回動軸217、218はリードナットを介してレフト駆動軸125aに連結している。そのため、レフト駆動軸125aがいずれかの方向に回転すると、回動軸217、218がレフト駆動軸125a上を移動する。具体的には、図4〜図6に示すようにレフトリンク機構121aが収縮するとき、回動軸217a、218aは互いに離れる方向に移動し、レフトリンク機構121aが伸長するとき、回動軸217a、218aが互いに近づく方向に移動する。
好ましくは、回動軸217a、218aは、最伸長状態と最収縮状態の間の移動において、固定回動軸219、220の下側から上側へ、あるいは上側から下側へ移動することが好ましい。つまり、回動軸217a、218aは、固定回動軸219、220からレフト駆動軸125aへの垂線とレフト駆動軸125aが交差する点を、最伸長状態と最収縮状態との間の伸縮動作において通過することが好ましい。これにより、目的のストロークを達成するために必要なレフト駆動軸125aの移動距離を小さくすることができ、その結果、レフト駆動軸125aを短くすることができる。この点から、より好ましくは、回動軸217a、218aは、固定回動軸219、220の上記垂線を中心として、対称角度範囲で移動することが好ましい。
一次アーム211a、212aは、それぞれ、固定回動軸219、220に回動可能に固定されている。固定回動軸219、220はフリーな回動を行う軸であるが、それらはベース124に固定されており、レフトリンク機構121aの伸縮動作において、その位置を移動することはない。固定回動軸219、220で固定されている一次アーム211a、212aは、レフト駆動軸125a上で回動軸217a、218aが移動すると、回動軸219、220を中心として回動する。また、回動軸217a、218aも、フリーに回動する軸であり、回動軸217a、218aの移動に従って、一次アーム211a、212aは、回動軸217a、218aにおいて回動する。
収縮動作(図4から図6への動作)において、回動軸215aが上側に移動し回動軸216aが下側に移動する。このように回動軸217a、218aが互いに離れる方向に直線状に移動すると、アッパー一次アーム211aは下側(後側)に回動し、ロア一次アーム212aは上側(後側)に回動する。これらの回動方向は逆方向となっている。一次アーム211a、212aのこの動作により、二次アーム213a、214aが後側、つまりレフト駆動軸125a側に移動する。なお、伸長動作における各部の動作は、上記動作と逆となる
二次アーム213a、214aの動きに応じて、アッパーフレーム114が後側に平行移動する。二次アーム213a、214aが移動するとき、二次アーム213a、214aは、一次アーム211a、212a側の回動軸215a、216aにおいて回動する。図4〜図6に示すように、一次アーム211a、212aは、二次アーム213a、214a側である前側で交差している。このため、アッパー一次アーム211aに連結された二次アーム213aが、ロア一次アーム212aに連結された二次アーム214aの下側にある。二次アーム213aは、アッパー一次アーム211aの回動方向と反対方向に、回動軸215aにおいて回動する。二次アーム214aは、ロア一次アーム212aの回動方向と反対方向に、回動軸216aにおいて回動する。
二次アーム213a、214aは、リンクブラケット122と孔311、312において連結されている。二次アーム213a、214aはリンクブラケット122に回動可能に連結されており、リンクブラケット122及び二次アーム213a、214aが前後方向に移動するとき、二次アーム213a、214aはこの連結点において回動する。また、この連結点(孔311、312)は固定連結点であり、その位置がリンクブラケット122上で移動することはなく、孔311、312の距離及び位置関係は常に一定である。二次アーム213a、214aの回動軸は全てフリーに回動する軸である。
一次アーム211a、212a及び二次アーム213a、214aを上述のように構成することによって、レフトリンク機構121aの構成を部品点数が少なく、シンプルかつコンパクトなものとすることができる。さらに、重要な点として、一次アーム211a、212aが固定回動軸219、220を中心として回動する。このため、乗員の寄り掛かりの荷重を、固定回転軸219、220及びレフト固定ブラケットを介して、ベース124で受けることができる。従って、一次アーム211a、212aの動作におけるガタが少なく、安定したリクライニング動作を実現することができる。
上述のように、一次アーム211a、212aは3つの連結点を有している。具体的には、レフト駆動軸125aとの連結点である回動軸217a、218a、固定回動軸219、220との固定連結点、そして、二次アーム213a、214aとの連結点である回動軸215a、216aである。これら連結点の位置関係は、レフトリンク機構121aの構造(動作範囲)及び動作において重要なポイントとなる。なお、以下において、回動軸を必要に応じて連結点と呼ぶ。
一次アーム211a、212aのそれぞれにておいて、3つの連結点は三角形を形成し、各連結点が三角形の頂点となっている。回動軸217a、218aと固定回動軸219、220との距離は、固定回動軸219、220と回動軸215a、216aとの間の距離よりも小さい。レフト駆動軸125aの回動連結点217a、218aは、固定回動連結点219、220よりも後側、つまりベース124側にある。一次アーム211a、212aのシートバックフレーム側の連結点215a、216a(二次アーム213a、214aとの連結点)は、最伸長状態(図4)において固定回動連結点219、220よりも前側にある。最収縮状態(図6)においては、連結点215a、216aは、固定回動連結点219、220よりも後側にあり、さらに、レフト駆動軸125aの回動連結点217a、218aよりも後側にある。
このような動作は、一次アーム211a、212aの連結点が三角形を形成することにより可能となっている。また、このような動作により、レフトリンク機構121aのサイズを小さくすることができると共に、動作時の出力変化を小さくすることで駆動モータ129への負担を小さくすることができる。一次アーム211a、212aの連結点が直線上にあるとき、シートバックフレーム側の連結点215a、216aを固定回動連結点219、220よりも後側に移動することはできない。
このため、上記好ましい例と同一の前後ストロークを得るためには、レフトリンク機構121aの前後方向の寸法が大きくなる。従って、サイズ縮小化の観点から、シートバックフレーム側の連結点215a、216aは、最伸長状態において固定回動連結点219、220よりも前側にあり、最収縮状態において固定回動連結点219、220よりも後側にあることが好ましい。さらに好ましくは、最収縮状態において、連結点215a、216aは、レフト駆動軸125aの回動連結点217a、218aよりも後側にある。
シートバックフレーム側の連結点215a、216aの位置及び動きの上記条件は、出力一定化の点においても重要である。連結点215a、216aは、固定点219、220を中心として回動する。このため、連結点215a、216aにおける力の方向は、固定点219、220を中心とした円上の接線方向となる。シートバックフレーム112のリクライニングにおいて利用される力は、この接線方向の力のうちの前後方向の成分である。従って、レフト駆動軸125aに垂直である前後方向の力の変化が小さい回動範囲を選択することで、駆動モータ129に要求される駆動力を小さくすることができる。
前後方向の力が最も大きい位置は、シートバックフレーム側の連結点215a、216aが固定回動連結点219、220を結ぶ線上にある位置である。固定回動連結点219、220からレフト駆動軸125aまでの前後方向における間隔は同一であり、固定回動連結点219、220を結ぶ線はレフト駆動軸125aと平行である。従って、連結点215a、216aが固定回動連結点219、220を結ぶ線上にあるとき、シートバックフレーム側の連結点215a、216aにおける接線方向の力の向きは、前後方向と一致し、駆動モータ129の駆動力をロスなしに利用できる。
従って、レフトリンク機構121aの伸縮動作において、連結点215a、216aがこの位置を通過することが好ましい。さらに好ましくは、この位置が連結点215a、216aの移動範囲内の中心点となる。これにより、連結点215a、216aの前後方向における力の変化が、固定回動連結点219、220を結ぶ線を中心として対称となり、前後方向における力の変化を最も小さくすることができる。
レフトリンク機構121aの軸方向において一次アーム211a、212aを見た場合、それらの形状はL字状となっている。一次アーム211a、212aは、三つの連結点を有するために、それらを収めうる形状を有することが必要となる。本例においては、3つの連結点が固定回動連結点219、220の角度が直角である三角形を形成しており、一次アーム211a、212aはこれら連結点を結ぶようなL字状の形状を有している。三角形や矩形の板に三つの連結点を形成することができるが、部材重量を小さくするためには、本例のようにL字状であることが好ましい。
上記例のように、レフトリンク機構121aは、一次アーム211a、212aに加えて、二次アーム213a、214aを有することが好ましい。一次アーム211a、212aと二次アーム213a、214aの長さを変更することで、アッパーフレーム114の所望の軌道を容易に実現することができる。二次アーム213a、214aがない場合、一次アーム211a、212aが直接にリンクブラケット122に連結することが必要となる。
一次アーム211a、212aのリンクブラケット122の連結点215a、216aは左右方向に移動するため、一次アーム211a、212aがリンクブラケット122を移動する機構が必要なる。二次アーム213a、214aを使用することによって、一次アーム211a、212aとリンクブラケット122との連結をより簡便な構造で実現することができる。なお、リンクブラケット12を介して間接的に一次アーム211a、212aもしくは二次アーム213a、214aをアッパーフレーム114に連結することが好ましいが、これらをアッパーフレーム114に直接に連結するようにしてもよい。
以上、本発明を好ましい実施形態を例として説明したが、本発明が上記の実施形態に限定されるものではない。当業者であれば、上記の実施形態の各要素を、本発明の範囲において容易に変更、追加、変換することが可能である。例えば、上述の好ましい態様において、レフト駆動軸125a及びライト駆動軸125bはリアシート装置1の上下方向に延びているが、これらの軸方向がリアシート装置1の左右方向になるように、レフト駆動軸125a及びライト駆動軸125bを配置してもよい。この場合、二つのリンク機構121a、121bは、車体上下方向に離間して配置され、一次アーム211a、211b、212a、212bは車体左右方向に回動する。
なお、一次アームの回動軸がその上を移動する駆動軸の軸方向は、上下左右に垂直あるいは水平な方向に限らず、シートバックの背もたれ面(乗員の背面が接触する面)に沿うようになっていれば、必要となるスペースを低減することができる。この状態において、一次アームが回動する面はそれが固定された駆動軸と平行であり、シートバックの背もたれ面と実質的に垂直である。従って、アッパーフレームの移動方向は、この駆動軸の軸方向と垂直な方向となり、シートバック部も同様に駆動軸の軸方向と略垂直な方向に移動する。
各リンク機構は上記例ように二つの一次アームを有することが好ましいが、シートバックフレームをしっかりと固定することができるのであれば、リンク機構の一次アームが一つのみであってもよい。二つのリンク機構のそれぞれがアッパー一次アームあるいはロア一次アームを有する、あるいは一方がアッパー一次アームを有し、他方がロア一次アームを有することができる。上述のように、駆動モータ及びアームを駆動する駆動軸は車両本体側に固定されていることが好ましいが、設計によってシート装置にこれらを固定することを排除するものではない。
本発明の実施の形態に係る車両用シート装置の一部構成を模式的に示す図である。 本発明の実施の形態に係るフレームの構造及びフレームとリクライニング機構との連結状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るリクライニング機構の構造を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るレフトリンク機構の伸縮動作において、最も伸長した状態を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係るレフトリンク機構の伸縮動作において、中間状態を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係るレフトリンク機構の伸縮動作におけて、最も収縮した状態を示す平面図である。
符号の説明
1 車両用リアシート装置、11 シートバック、12 リクライニング機構
111 ヘッドレスト、112 シートバックフレーム、113 ロアフレーム
114 アッパーフレーム、115a、115b ボルト、116 ボルト
117 固定ブラケット、121a レフトリンク機構、121b ライトリンク機構
122 リンクブラケット、123 結合ブラケット、124 ベース
125a、125b 駆動軸、126a、126b 固定ブラケット
128 支持バー、129 駆動モータ、130 モータ駆動軸
211a、211b、212a、212b 一次アーム
213a、213b、214a、214b 二次アーム
215a、215b、216a、216b 回動軸、217a、218a 回動軸
219、220 固定回動軸、311、312 孔

Claims (9)

  1. アッパーフレームとロアフレームとが回動可能に連結されているシートバック構造と、前記シートバックのリクライニング機構と、を有するリアシートにおいて、
    前記リクライニング機構は、前記アッパーフレームに連結され、前記アッパーフレームを前後に略平行移動させる一対のリンク機構を有し、
    前記一対のリンク機構のそれぞれは、
    ベースに固定された駆動軸と、
    一方の端部が前記駆動軸に回動可能に連結され、他方の端部が前記アッパーフレームに回動可能に連結された一次アームと、
    前記ベースに固定され、前記一次アームの中間部において前記一次アームを回動可能に固定する固定ブラケットと、
    を有することを特徴とするリアシート装置。
  2. 前記アッパーフレームが最も後側にあるとき、前記一次アームの他方の端部の連結点は、前記中間部の固定点よりも後ろにあり、
    前記アッパーフレームが最も前側にあるとき、前記他方の端部の連結点は前記中間部の固定点よりも前にある、
    請求項1に記載のリアシート装置。
  3. 前後方向における前記固定点の位置は、前記他方の端部の連結点の前後方向における移動範囲の中心位置となっている、
    請求項2に記載のリアシート装置。
  4. 前記一次アームにおいて、前記一方の端部の連結点と前記他方の端部の連結点と前記中間部の固定点とが、三角形を形成している、
    請求項1、2または3に記載のリアシート装置。
  5. 前記一対のリンク機構のそれぞれは、前記一次アームと前記アッパーフレームとを連結する二次アームをさらに有し、
    前記一次アームの他方の端部は、前記二次アームの一方の端部に回動可能に連結され、
    前記二次アームの他方の端部は、前記アッパーフレームに回動可能に連結されている、
    請求項1〜4のいずれかに記載のリアシート装置。
  6. 前記一対のリンク機構のそれぞれは、一対の前記一次アームを有し
    前記一対の一次アームのそれぞれは、前記固定点を中心として逆方向に回動する、
    請求項1〜5のいずれかに記載のリアシート装置。
  7. 前記一対のリンク機構の双方の前記一次アームは、前記中間部において、同一の固定回動軸に固定されている、
    請求項1〜6のいずれかに記載のリアシート装置。
  8. 前記一対のリンク機構の双方は、一体のリンクブラケットを介して前記アッパーフレームに連結されている、
    請求項1〜7のいずれかに記載のリアシート装置。
  9. 前記駆動軸はリードスクリューであり、
    前記一次アームは前記駆動軸にリードナットにより連結されている、
    請求項1〜8のいずれかに記載のリアシート装置。
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