JP2009099943A - 基板処理装置及び基板処理方法 - Google Patents

基板処理装置及び基板処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009099943A
JP2009099943A JP2008194789A JP2008194789A JP2009099943A JP 2009099943 A JP2009099943 A JP 2009099943A JP 2008194789 A JP2008194789 A JP 2008194789A JP 2008194789 A JP2008194789 A JP 2008194789A JP 2009099943 A JP2009099943 A JP 2009099943A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
organic solvent
substrate
processing
tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008194789A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5179282B2 (ja
Inventor
Masahiro Kimura
雅洋 基村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd filed Critical Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2008194789A priority Critical patent/JP5179282B2/ja
Priority to US12/209,598 priority patent/US20090087566A1/en
Priority to TW097135432A priority patent/TWI402902B/zh
Priority to CN2008102152361A priority patent/CN101399183B/zh
Priority to KR1020080093560A priority patent/KR101025688B1/ko
Priority to US12/340,235 priority patent/US8640359B2/en
Priority to US12/410,049 priority patent/US8216417B2/en
Publication of JP2009099943A publication Critical patent/JP2009099943A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5179282B2 publication Critical patent/JP5179282B2/ja
Priority to US14/142,507 priority patent/US20140109430A1/en
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67005Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67011Apparatus for manufacture or treatment
    • H01L21/67017Apparatus for fluid treatment
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67005Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67011Apparatus for manufacture or treatment
    • H01L21/67017Apparatus for fluid treatment
    • H01L21/67028Apparatus for fluid treatment for cleaning followed by drying, rinsing, stripping, blasting or the like
    • H01L21/6704Apparatus for fluid treatment for cleaning followed by drying, rinsing, stripping, blasting or the like for wet cleaning or washing
    • H01L21/67057Apparatus for fluid treatment for cleaning followed by drying, rinsing, stripping, blasting or the like for wet cleaning or washing with the semiconductor substrates being dipped in baths or vessels
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/677Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere for conveying, e.g. between different workstations
    • H01L21/67739Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere for conveying, e.g. between different workstations into and out of processing chamber
    • H01L21/67754Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere for conveying, e.g. between different workstations into and out of processing chamber horizontal transfer of a batch of workpieces

Abstract

【課題】純水の除去率を向上させることにより、基板に形成された微細パターンの倒壊を防止することができる。
【解決手段】制御部97は、基板Wを純水で洗浄する純水洗浄処理を行わせ、IPAを注入して純水をIPAで置換する置換処理を行わせる。その後、油水分離フィルタ51によって処理液中の純水を除去する分離除去処理を行わせ、ミキシングバルブ33から供給配管11にHFEを注入して置換促進処理を行わせ、ミキシングバルブ33から供給配管11に少量のIPAを注入して仕上げ処理を行わせた後、リフタ7を上方位置に移動させる。仕上げ処理では、基板Wの微細パターンの奥に入り込んだ純水を少量のIPAで引き出すことができるので、基板Wの微細パターン中に純水が残留するのを防止できる。その結果、基板Wに形成されている微細パターンの倒壊を防止できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体ウエハや液晶表示装置のガラス基板(以下、単に基板と称する)に対して処理液により処理を行う基板処理装置及び基板処理方法に関する。
従来、この種の装置として、複数の処理槽と、各処理槽にわたった基板を搬送する搬送機構とを備え、各処理槽において異なる処理液で順次に処理を行う装置がある(例えば、特許文献1参照)。このような装置では、例えば、第1の処理槽においてBHF(バッファードフッ化水素酸)によって表面を軽くエッチングし、第2の処理槽において純水で洗浄し、第3の処理槽においてIPA(イソプロピルアルコール)で純水を置換させ、第4の処理槽において溶剤蒸気雰囲気を形成して基板を乾燥させるように順次に基板を移動させつつ一連の処理を行う。
特開平10−22257号公報(図11)
しかしながら、このような構成を有する従来例の場合には、次のような問題がある。
すなわち、従来の装置は、基板に微細パターンが形成されている場合、その間に残った純水の表面張力に起因して、基板を処理槽間で移動させる際に、基板に形成されている微細パターンに倒壊が生じることがあるという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、純水の除去率を向上させることにより、基板に形成された微細パターンの倒壊を防止することができる基板処理装置及び基板処理方法を提供することを目的とする。
本発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に記載の発明は、基板を処理液で処理する基板処理装置において、処理液を貯留し、基板を収容可能な処理槽と、基板を保持し、前記処理槽内の処理位置と前記処理槽の上方にあたる上方位置とにわたって移動可能な保持機構と、前記処理槽に純水を供給する第1供給手段と、前記処理槽に液体の水溶性有機溶剤を供給する第2供給手段と、前記処理槽に液体の非水溶性有機溶剤を供給する第3供給手段と、前記保持機構により基板を処理位置に移動させた状態で、前記第1供給手段から前記処理槽へ純水を供給させて基板に対して純水洗浄処理を行わせ、前記第2供給手段から前記処理槽へ水溶性有機溶剤を供給させて前記処理槽内を純水から水溶性有機溶剤に置換して基板に対して水溶性有機溶剤による処理を行わせ、前記第3供給手段から前記処理槽へ非水溶性有機溶剤を供給させるとともに、前記第2供給手段から前記処理槽へ水溶性有機溶剤を供給させて基板に対して水溶性有機溶剤及び非水溶性有機溶剤の混合液による処理を行わせた後、前記保持機構を上方位置に移動させる制御手段と、を備えていることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項1に記載の発明によれば、制御手段は、保持機構により基板を処理位置に移動させた状態で、第1供給手段から処理槽へ純水を供給させて基板に対して純水洗浄処理を行わせる。次に、第2供給手段から処理槽へ水溶性有機溶剤を供給させて処理槽内を純水から水溶性有機溶剤に置換して水溶性有機溶剤による処理を行わせる。これにより、基板に付着している純水を水溶性有機溶剤で置換させることができるが、基板に微細パターンが形成されている場合には、その奥に入り込んだ純水までも完全に置換するには至らない。次に、第3供給手段から処理槽へ非水溶性有機溶剤を供給させるとともに、第2供給手段から処理槽へ水溶性有機溶剤を供給させて基板に対して水溶性有機溶剤及び非水溶性有機溶剤の混合液による処理を行わせ、保持機構を上方位置に移動させて、基板に対する処理を完了する。混合液による処理では、基板の微細パターンの奥に入り込んだ純水を水溶性有機溶剤で引き出すことができるので、基板の微細パターン中に純水が残留するのを防止することができる。その結果、基板に形成されている微細パターンの倒壊を防止することができる。
本発明において、前記制御手段は、前記水溶性有機溶剤と非水溶性有機溶剤との混合液による処理を、前記第3供給手段から前記処理槽へ非水溶性有機溶剤を供給させて、前記処理槽内を水溶性有機溶剤から非水溶性有機溶剤に置換して基板に対して非水溶性有機溶剤による処理を行わせることと、前記第2供給手段から前記処理槽へ水溶性有機溶剤を供給させて基板に対して水溶性有機溶剤及び非水溶性有機溶剤の混合液による処理を行わせることとするのが好ましい(請求項2)。まず、非水溶性有機溶剤を供給させて、水溶性有機溶剤から非水溶性有機溶剤に置換させた後、水溶性有機溶剤を供給させて、水溶性有機溶剤と非水溶性有機溶剤の混合液による処理を行う二段階の処理としても、純水を水溶性有機溶剤で引き出すことができる。
本発明において、前記処理槽を囲うチャンバと、前記チャンバ内に溶剤蒸気を供給する第4供給手段とを備え、前記制御手段は、前記混合液による処理の後、前記保持機構を上方位置へ移動させる前に、前記第4供給手段から溶剤蒸気を供給させて前記チャンバ内に溶剤蒸気雰囲気を形成させることが好ましい(請求項3)。チャンバ内に溶剤蒸気雰囲気を形成させた後、保持機構を上方位置へ移動させることにより、基板を溶剤蒸気によって乾燥させることができる。
本発明において、前記第2供給手段は、水溶性有機溶剤としてIPA(イソプロピルアルコール)を供給し、前記第3供給手段は、非水溶性有機溶剤としてHFE(ハイドロフルオロエーテル)を供給することを特徴とすることが好ましい(請求項4)。IPAは純水を置換するのに優れ、HFEは不燃性であり、IPAよりも表面張力が小さいので、基板を引き上げる際に微細パターンにダメージが生じにくい。
本発明において、前記混合液におけるIPA(イソプロピルアルコール)は、10%以下であることを特徴とすることが好ましい(請求項5)。10%程度の少量のIPAを加えることにより、微細パターン中の純水を引き出すことができる。
また、請求項6に記載の発明は、基板を処理液で処理する基板処理方法において、基板を処理槽内の処理位置に移動させる過程と、処理槽へ純水を供給させて基板に対して純水洗浄処理を行わせる過程と、処理槽へ水溶性有機溶剤を供給させて処理槽内を純水から水溶性有機溶剤に置換して基板に対して水溶性有機溶剤による処理を行わせる過程と、処理槽へ非水溶性有機溶剤及び水溶性有機溶剤を供給させて基板に対して水溶性有機溶剤及び非水溶性有機溶剤の混合液による処理を行わせる過程と、基板を処理槽の上方にあたる上方位置に移動させる過程と、を備えていることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項6に記載の発明によれば、基板を処理槽内の処理位置に移動させ、処理槽へ純水を供給させて基板に対して純水洗浄処理を行わせた後、処理槽内を純水から水溶性有機溶剤に置換して基板に対して水溶性有機溶剤による処理を行わせる。これにより、基板に付着している純水を水溶性有機溶剤で置換させることができるが、基板に微細パターンが形成されている場合には、その奥に入り込んだ純水までも完全に置換するには至らない。その後、水溶性有機溶剤及び非水溶性有機溶剤の混合液による処理を行わせ、基板を処理槽の上方にあたる上方位置に移動させて、基板に対する処理を完了する。混合液による処理では、基板の微細パターンの奥に入り込んだ純水を水溶性有機溶剤で引き出すことができるので、基板の微細パターン中に純水が残留するのを防止することができる。その結果、基板に形成されている微細パターンの倒壊を防止することができる。
本発明において、前記水溶性有機溶剤と非水溶性有機溶剤との混合液による処理を行わせる過程を、処理槽へ非水溶性有機溶剤を供給させて処理槽内を水溶性有機溶剤から非水溶性有機溶剤に置換して基板に対して非水溶性有機溶剤による処理を行わせる過程と、処理槽へ水溶性有機溶剤を供給させて基板に対して水溶性有機溶剤及び非水溶性有機溶剤の混合液による処理を行わせる過程とするのが好ましい(請求項7)。処理槽内を水溶性有機溶剤から非水溶性有機溶剤に置換して基板に対して非水溶性有機溶剤による処理を行わせ、続いて、水溶性有機溶剤及び非水溶性有機溶剤の混合液による処理を行う二段階の処理としても、純水を水溶性有機溶剤で引き出すことができる。
また、請求項9に記載の発明は、基板を処理液で処理する基板処理装置において、処理液を貯留する内槽と、内槽から溢れた処理液を回収する外槽とを備えた処理槽と、基板を保持し、前記処理槽内の処理位置と、前記処理槽の上方にあたる上方位置とにわたって移動可能な保持機構と、内槽と前記外槽とを連通接続し、処理液を循環させる供給配管と、前記供給配管を分流した分岐配管と、前記分岐配管に配設され、処理液中の純水と溶剤とを分離して処理液から純水を排出する分離手段と、前記供給配管に配設され、前記分離手段より下流側にて純水を注入する注入管と、前記注入管に水溶性有機溶剤を注入する水溶性有機溶剤注入手段と、前記注入管に非水溶性有機溶剤を注入する非水溶性有機溶剤注入手段と、前記保持機構により基板を処理位置に移動させた状態で、前記処理槽内に前記注入管及び前記供給配管から純水を供給して処理槽内の基板を純水で洗浄する純水洗浄処理を行わせ、前記水溶性有機溶剤注入手段から前記注入管及び前記供給配管を介して前記処理槽に水溶性有機溶剤を供給して純水を水溶性有機溶剤で置換する処理を行わせ、前記分岐配管に流路を切り換えるとともに、前記分離手段によって処理液中の純水を除去する処理を行わせ、前記非水溶性有機溶剤注入手段から前記注入管及び前記供給配管を介して前記処理槽に非水溶性有機溶剤を供給するとともに、前記水溶性有機溶剤注入手段から前記注入管及び前記供給配管を介して前記処理槽に少量の水溶性有機溶剤を供給して基板に対して水溶性有機溶剤と非水溶性有機溶剤との混合液による処理を行わせた後、前記保持機構を上方位置に移動させる制御手段と、を備えていることを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項9に記載の発明によれば、制御手段は、保持機構により基板を処理位置に移動させた状態で、処理槽内の基板を純水で洗浄する純水洗浄処理を行わせ、水溶性有機溶剤注入手段から注入管及び供給配管を介して処理槽に水溶性有機溶剤を供給して純水を水溶性有機溶剤で置換する処理を行わせる。これにより、基板に付着している純水を水溶性有機溶剤で置換させることができるが、基板に微細パターンが形成されている場合には、その奥に入り込んだ純水までも完全に置換するには至らない。その後、分岐配管に流路を切り換えるとともに、分離手段によって処理液中の純水を除去する処理を行わせ、非水溶性有機溶剤注入手段から注入管及び供給配管を介して処理槽に非水溶性有機溶剤を供給するとともに、水溶性有機溶剤注入手段から注入管及び供給配管を介して処理槽に少量の水溶性有機溶剤を供給して処理を行わせた後、保持機構を上方位置に移動させる。混合液による処理では、基板の微細パターンの奥に入り込んだ純水を少量の水溶性有機溶剤で引き出すことができるので、基板の微細パターン中に純水が残留するのを防止することができる。その結果、基板に形成されている微細パターンの倒壊を防止することができる。
本発明に係る基板処理装置によれば、制御手段は、保持機構により基板を処理位置に移動させた状態で、第1供給手段から処理槽へ純水を供給させて基板に対して純水洗浄処理を行わせる。次に、第2供給手段から処理槽へ水溶性有機溶剤を供給させて処理槽内を純水から水溶性有機溶剤に置換して水溶性有機溶剤による処理を行わせる。これにより、基板に付着している純水を水溶性有機溶剤で置換させることができるが、基板に微細パターンが形成されている場合には、その奥に入り込んだ純水までも完全に置換するには至らない。次に、第3供給手段から処理槽へ非水溶性有機溶剤を供給させるとともに、第2供給手段から処理槽へ水溶性有機溶剤を供給させて基板に対して水溶性有機溶剤及び非水溶性有機溶剤の混合液による処理を行わせ、保持機構を上方位置に移動させて、基板に対する処理を完了する。混合液による処理では、基板の微細パターンの奥に入り込んだ純水を水溶性有機溶剤で引き出すことができるので、基板の微細パターン中に純水が残留するのを防止することができる。その結果、基板に形成されている微細パターンの倒壊を防止できる。
以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
図1は、実施例に係る基板処理装置の概略構成を示すブロック図である。
本実施例に係る基板処理装置は処理槽1を備え、この処理槽1は内槽3と外槽5とを備えている。内槽3は、処理液を貯留し、リフタ7によって保持された基板Wを収容可能である。リフタ7は、板状のアームの下部に、基板Wの下縁に当接して基板Wを起立姿勢で支持する支持部材を備えている。このリフタ7は、内槽3の内部にあたる「処理位置」と、内槽3の上方にあたる「上方位置」とにわたって昇降可能である。内槽3は、純水や溶剤またはこれらの混合液等を処理液として貯留し、内槽3から溢れた処理液が、内槽3の上部外周を囲うように設けられた外槽5によって回収される。内槽3の底部両側には、処理液を内槽3に対して供給する二本の噴出管9が配設されている。
噴出管9には、供給配管11の一端側が連通接続され、その他端側には外槽5の排出口13が連通接続されている。供給配管11は、外槽5側にあたる上流側から順に、三方弁15と、ポンプ17と、三方弁19〜21と、インラインヒータ22とを備えている。三方弁15は、処理液の循環と排液とを切り換え、ポンプ17は処理液を循環させ、三方弁19は処理液の循環と純水除去(詳細後述)とを切り換え、三方弁20,21は処理液の循環と冷却(詳細後述)とを切り換える。インラインヒータ22は、供給配管11を流通している処理液を所定の温度に加熱する。
三方弁20,21には、供給配管11から分流した第1の分岐配管23が連通接続されている。この第1の分岐配管23には、冷却ユニット25が取り付けられている。冷却ユニット25は、第1の分岐配管23を流通している処理液を所定の温度に冷却するための機能を備えている。
インラインヒータ22の下流側であって、噴出管9よりも上流側にあたる供給配管11の一部位には、注入管27の一端側が連通接続されている。注入管27の他端側は、純水供給源29に連通接続されている。注入管27には、下流側から順に、制御弁31と、ミキシングバルブ33と、流量制御弁35とが配設されている。制御弁31は、純水や溶剤、純水に溶剤が混合された処理液などの供給・遮断を制御する。ミキシングバルブ33には、二本の薬液配管37,39の一端側が連通接続され、それぞれの他端側がHFE供給源41、IPA供給源43に連通接続されている。二本の薬液配管37,39は、それぞれ流量を調整するための流量制御弁45,47を備えている。ミキシングバルブ33は、非水溶性有機溶剤として、例えばフッ素系溶剤であるHFE(ハイドロフルオロエーテル)や、水溶性溶として、例えばIPA(イソプロピルアルコール)を混合する機能を備えている。
なお、噴出管9、供給配管11及び注入管27が本発明における「第1供給手段」に相当する。また、噴出管9、供給配管11、注入管27、ミキシングバルブ33及び薬液配管39が本発明における「第2供給手段」に相当し、噴出管9、供給配管11、注入管27、ミキシングバルブ33及び薬液配管37が本発明における「第3供給手段」に相当する。
供給配管11は、冷却ユニット25の上流側と下流側とを連通接続した第2の分岐配管49を備えている。この第2の分岐配管49は、処理液中の純水と溶剤とを分離するための油水分離フィルタ51を備えている。さらに、供給配管11は、第2の分岐配管49と並列の関係にあたる第3の分岐配管53を備えている。この第3の分岐配管53は、第2の分岐配管49における油水分離フィルタ51の上流側と下流側にあたる部分とを連通接続する。第3の分岐配管53は、処理液中の純水を吸着して除去するための吸着フィルタ55を備えている。この吸着フィルタ55としては、モレキュラーシーブ(Molecular sieve)、活性炭、アルミナ等で構成され、処理液中の微量の純水をも吸着して除去することができる機能を備えている。
上述した第2の分岐配管49は、油水分離フィルタ51の上流側にスタティックミキサ57を備えている。このスタティックミキサ57の上流側と、スタティックミキサ57の下流側であって、油水分離フィルタ51の上流側を連通接続しているのが第4の分岐配管58である。第4の分岐配管58は、制御弁59によって処理液の流通が制御される。スタティックミキサ57は、その上流部に、第2の分岐配管49を流通する処理液に純水を注入するための注入部60を備えている。また、注入部60への純水の注入流量を制御する流量制御弁61を備えている。スタティックミキサ57は、詳細後述するが、駆動部がなく、流体を分解・転換・反転の作用によって順次に攪拌混合するものである。
三方弁19と第2の分岐配管49の間には、制御弁63が配設され、第3の分岐配管53には、吸着フィルタ55の上流側に制御弁65が配設されている。また、第2の分岐配管49の最上流部には制御弁67が配設され、最下流部には制御弁68が配設されている。また、吸着フィルタ55の下流側にあたる第3の分岐配管53には、制御弁69が配設されている。
なお、上述した油水分離フィルタ51及び吸着フィルタ55が本発明における「分離手段」に相当する。
上述した処理槽1はチャンバ70により、周囲雰囲気から分離されるように囲われている。チャンバ70の内部上方には、一対の溶剤ノズル71が配設されている。この溶剤ノズル71は、図示しない溶剤蒸気発生部からIPAの蒸気を供給する。IPA蒸気の供給先は、処理槽1の上方にあたる上方位置であり、チャンバ71の内部を溶剤蒸気雰囲気にする。なお、チャンバ70の上部には、図示しない開閉自在の上部カバーが配設されており、リフタ7がチャンバ70に進退する際には開閉される。
次に、図2を参照する。なお、図2は、スタティックミキサの概略構成を示す縦断面図である。
スタティックミキサ57は、本体部73と、本体部73内に配設された複数個のエレメント75とを備えている。各エレメント75は、長方形の板部材を180°ねじった形に形成され、隣接するエレメント75はそれぞれ逆方向にねじって形成されたものである。このスタティックミキサ57は、上述した注入部60を上流部に備え、処理液に対して純水を注入して、それらを分割・転換・反転の作用で攪拌混合する。特に、溶剤がHFE(ハイドロフルオロエーテル)のように、純水に対して完全には溶けない非水溶性有機溶剤である場合には、スタティックミキサ57によって純水と溶剤とを混合してから油水分離フィルタ51で分離を行うことで純水の分離効率を高めることができる。
次に、図3を参照する。なお、図3は、油水分離フィルタの概略構成を示す縦断面図である。
油水分離フィルタ51は、ハウジング77と、ハウジング77底部の液導入部79と、液導入部79からの処理液を濾過するフィルタ81と、フィルタ81を通過した液体のうち、比重が大きいものを貯留する第1貯留部83と、比重が小さいものを貯留する第2貯留部85と、液導入部79に処理液が流入する流入部87と、第1貯留部83内の液体を排出する第1排出部89と、第2貯留部85内の液体を排出する第2排出部91と、ハウジング77の外壁に沿って配設され、間接的にフィルタ81を冷却するための冷却パイプ93とを備えている。流入部87は第2の分岐管49の上流側にあたり、第1排出部89は第2の分岐管49の下流側にあたる。フィルタ81は、微分散した遊離液を超極細繊維フィルタにより捕捉し、凝集して粗大化する機能を備え、ミクロンオーダに微分散した遊離液をミリメートルオーダに粗大化させて、比重差によって瞬時に完全二層系に分散する。なお、冷却パイプ93を介してフィルタ81を冷却することにより、油水分離の効率を高めることができる。
また、内槽3は、処理液中の純水濃度を測定するための濃度計95を上部付近に備えている。この濃度計95としては、例えば、赤外線吸収方式のものが挙げられる。
上述したリフタ7の昇降や、ポンプ17の作動/停止、インラインヒータ22の温度制御、流量制御弁35,45,47,61の流量制御、制御弁31の開閉制御、三方弁15,19〜21の切り換え制御、制御弁59,63,65,67,68,69の開閉制御などは、本発明における「制御手段」に相当する制御部97が統括的に制御する。
また、制御部97は、上述した各部を操作して、リフタ7を処理位置に移動させ、処理液として純水を供給して「純水洗浄処理」を行わせた後、処理液にIPAを供給して純水をIPAで置換する「置換処理」、処理液を冷却ユニット25によって冷却する「冷却処理」、油水分離フィルタ51によって処理液中の純水を除去する「分離除去処理」を行わせる。その後、吸着フィルタ55によって処理液中の純水を吸着除去する「吸着除去処理」を行わせる。そして、処理液にHFEを注入して、IPAをHFEで置換する「置換促進処理」を行わせる。処理液中の純水濃度が所定値以下となった場合には、再度少量(例えば、5〜10%程度)のIPAを注入して、HFEとIPAとの混合液を処理液として用い、吸着フィルタ55によって処理液中の純水をさらに吸着除去する「仕上げ処理」を行う。但し、「置換処理」及び「分離除去処理」の際には、スタティックミキサ57を通して、純水と溶剤とを分割・転換・反転の作用により攪拌混合してから、油水分離フィルタ51を通すようにして、油水分離フィルタ51による分離効率を向上させる。特に、有機溶剤が純水に対して溶けにくいHFEである場合にはスタティックミキサ57による効果が大きい。「仕上げ処理」が完了した後、溶剤ノズル71から有機溶剤の蒸気を供給させてチャンバ70内に溶剤雰囲気を形成して、リフタ7を処理槽1から引き上げることで基板Wに対する乾燥処理を行う。
なお、「吸着除去処理」を行う前には、処理液中の有機溶剤の飽和溶解度を確認することが好ましいが、濃度計95で代用可能である。純水濃度の具体的な値は、例えば、0.1[%]以下である。これは、あまり純水濃度が高いうちから「吸着除去処理」を行うと、吸着フィルタ55が短時間で吸水力を失い、吸着フィルタ55の交換を頻繁に行う必要が生じるという不都合を回避するためである。
また、「置換促進処理」において制御部97は、流量制御弁45を操作して、HFEの流量を小流量に設定してHFEの注入を行うことが好ましい。これにより内槽3に貯留しているIPAとの界面を維持したままで内槽3の内部をHFEにすることができる。したがって、効率的にIPAをHFEで置換することができる。
次に、図4〜図6を参照して、上述した基板処理装置の動作について説明する。なお、図4は、動作を示すフローチャートであり、図5及び図6は、(a)〜(d)が有機溶剤の作用の説明に供する模式図である。
ステップS1
制御部97は、三方弁15を循環側に切り換えるとともに、三方弁19〜21を供給配管11側に切り換え、制御弁31を開放するとともに流量制御弁35を調整して、純水供給源29から注入管27及び供給配管11を介して純水を所定流量で内槽3へ供給する。内槽3及び外槽5並びに供給配管11を全て純水で満たした後、ポンプ17及びインラインヒータ22を作動させて所定の温度(例えば、60℃)に純水を加熱する。所定温度になった後、リフタ7をチャンバ70外の待機位置から処理位置へ下降させ、これを所定時間だけ維持して、所定温度に加熱した純水で基板Wを洗浄処理する。このときの状態は、図5(a)の模式図のように、基板Wの微細パターンの間に純水が浸入した状態である。
ステップS2
制御部97は、インラインヒータ22及びポンプ17を停止させるとともに、三方弁15を排液側へ切り換えるとともに、流量制御弁35を閉止する。そして、流量制御弁47を所定流量に調節して、供給配管11へIPAを供給する(図5(b))。内槽3及び外槽5がIPAで満たされた後、三方弁15を供給配管11側へ切り換えるとともにポンプ17を作動させる。これにより、処理液のうち純水の大半が排出され、処理液にIPAが混合されて純水がIPAで置換される。この状態は、図5(c)の模式図のように、基板Wの微細パターンに浸入した純水DIWの大半をIPAで置換することができるものの、微細パターンの奥にある純水DIWをIPAで完全には置換することができない。
ステップS3
制御部97は、三方弁20,21を第1の分岐配管23側へ切り換えるとともに、冷却ユニット25によって処理液を所定の温度にまで冷却する。冷却することにより、純水がIPAに溶けにくくすることができる。
ステップS4
制御部97は、制御弁63,67,68を開放するとともに、三方弁19を第1の分岐管49側へ切り換える。これにより、スタティックミキサ57でIPAと純水とが充分に混合された後、処理液が油水分離フィルタ51を通ることになる。
なお、このときに流量制御弁61を調整して、スタティックミキサ57を流通する処理液に対して少量の純水を注入するようにしてもよい。これは、溶剤中の純水濃度が一定値以下であると、油水分離フィルタ51による純水と溶剤との分離効率が低下するので、純水濃度が低下した処理液に対して積極的に純水を注入・混合することにより、一定値以下になった純水を、純水で引き出すようにして油水分離フィルタ51によって分離するためである。
上記の処理を所定時間行った後、制御部97は、制御弁59を開放して流路を第4の分岐配管58へ切り換え、処理液の流れがスタティックミキサ57を通らないようにバイパスする。これにより、純水濃度が低くされた処理液が油水分離フィルタ51だけを通るようになる。なお、第4の分岐配管58を省略して、常にスタティックミキサ57を処理液が流通するようにしてもよい。
ステップS5
制御部97は、制御弁65,69を開放するとともに、制御弁67,68を閉止する。これにより、純水濃度が低減された処理液(大半がHFE)が第3の分岐管53へ流れる。これにより、処理液中に僅かに残った純水が吸着フィルタ55によって吸着除去される。
ステップS6
上記の吸着除去処理を所定時間だけ行った後、制御部97は、制御弁15を排液側へ切り換えるとともに、三方弁19〜21を供給配管11側へ切り換える。さらに、流量制御弁45を調整して、小流量でHFEを内槽3に供給する(図5(d))。これにより、IPAがHFEと混ざり合うことなく徐々に押し上げられて内槽3から排出されるとともにHFEで置換される。但し、僅かな純水が処理液中や基板Wの微細パターン内には未だに残留している(図6(a))。つまり、HFEは、IPAよりも微細パターンの奥にまで浸入しやすいが、HFEは純水に溶けないので、微細パターンの奥には純水が残ったままとなる。HFEで内槽3が満たされた後、制御弁31及び流量制御弁45を閉止するとともに、三方弁19を第2の分岐配管49側に切り換え、制御弁67,68を開放する一方、制御弁58を閉止する。これにより、上記ステップS4のように、HFEを含む処理液がスタティックミキサ57と油水分離フィルタ51を流通し、純水が除去される。制御部97は、所定時間だけ油水分離フィルタ51による純水除去を行った後、上記ステップS5のように流路を切り換えて吸着フィルタ55による吸着除去を行う。
ステップS7
制御部97は、濃度計95を参照して処理液中の純水濃度が所定値以下となるまで吸着フィルタ55による吸着除去を行う。所定値は、例えば0.1[%]以下である。
ステップS8
制御部97は、純水濃度が低減された処理液に再びIPAを注入して仕上げ処理を行う。具体的には、制御弁31を開放するとともに、流量制御弁47を調整して、少量のIPAを処理液に注入する(図6(b))。その濃度は、例えば、5〜10%程度である。この状態で吸着フィルタ55による吸着除去を維持することで、HFEが大半を占め、少量のIPAを含む処理液から僅かな純水を除去する。これにより、基板Wの微細パターン内にも残留している純水を引き出して除去することができる。換言すると、図6(c)に示すように、基板Wの微細パターンの奥に残った純水と、基板Wの微細パターンの奥に浸入しているHFEとを、純水及びHFEの双方に溶けるIPAが結びつけるようにして取り込むとともに、図6(d)に示すように、IPAと純水がHFEによって基板Wから除去される。
なお、上述したIPAと純水との関係は、図7のようになる。図7は、IPAと純水との関係の説明に供する図である。
すなわち、上述した処理の過程においてIPAの濃度が低下してゆくと、IPAに溶ける純水DIWが減少してゆくので、結果として純水DIWの濃度が一定値よりも低下しない。その結果、純水DIWが残ることになる(符号rs)。そこで、上述したようにして、HFEを供給した後に再度IPAを供給して、純水DIWの残りrsをIPAに溶かし込むようにしている。
ステップS9
上記の処理を所定時間だけ行った後、制御部97は、溶剤ノズル71から溶剤蒸気を供給して、処理槽1の周囲に溶剤雰囲気を形成する。そして、リフタ7を上昇させて基板Wに付着しているHFEを揮発させて基板Wを乾燥させる。
上述したように、本実施例装置によると、制御部79は、リフタ7により基板Wを処理位置に移動させた状態で、処理槽1内の基板Wを純水で洗浄する純水洗浄処理を行わせ、ミキシングバルブ33から供給配管11にIPAを注入して純水をIPAで置換する置換処理を行わせる。これにより、基板Wに付着している純水をIPAで置換させることができるが、基板Wに微細パターンが形成されている場合には、その奥に入り込んだ純水までも完全に置換するには至らない。その後、第2の分岐配管49に流路を切り換えるとともに、油水分離フィルタ51によって処理液中の純水を除去する分離除去処理を行わせ、ミキシングバルブ33から供給配管11にHFEを注入して置換促進処理を行わせ、ミキシングバルブ33から供給配管11に少量のIPAを注入して仕上げ処理を行わせた後、リフタ7を上方位置に移動させる。仕上げ処理では、基板Wの微細パターンの奥に入り込んだ純水を少量のIPAで引き出すことができるので、基板Wの微細パターン中に純水が残留するのを防止することができる。その結果、基板Wに形成されている微細パターンの倒壊を防止することができる。
本発明は、上記実施形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
(1)上述した実施例では、内槽3と外槽5とを供給配管11で連通接続し、ポンプ17で処理液を循環させる循環方式を採用しているが、本発明はこの循環方式に限定されるものではない。
すなわち、外槽5で回収した処理液を供給配管11に戻すことなく、三方弁15を通して排液する構成とするとともに、冷却ユニット25、油水分離フィルタ51、吸着フィルタ55などを省略した構成とする。このような構成とした場合、次のようにして処理を行う。
制御部97は、リフタ7により基板Wを処理位置に移動させた状態で、ミキシングバルブ33から処理槽1へ純水を供給させ、外槽5から処理液を排出させつつ、基板Wに対して純水洗浄処理を行わせる。次に、ミキシングバルブ33から処理槽1へIPAを供給させて処理槽1内を純水からIPAに置換してIPAによる置換処理を行わせる。これにより、基板Wに付着している純水をIPAで置換させることができるが、基板Wに微細パターンが形成されている場合には、その奥に入り込んだ純水までも完全に置換するには至らない。次に、ミキシングバルブ33から処理槽1へHFEを供給させ、外槽5から処理液を排出させつつ処理槽1内をIPAからHFEに置換し、基板Wに対してHFEによる置換促進処理を行わせる。さらに、ミキシングバルブ33から処理槽1へIPAを供給させ、外槽5から処理液を排出させつつ、基板Wに対してIPA及びHFEの混合液による仕上げ処理を行わせ、リフタ7を上方位置に移動させて、基板Wに対する処理を完了する。仕上げ処理では、基板Wの微細パターンの奥に入り込んだ純水をIPAで引き出すことができるので、基板Wの微細パターン中に純水が残留するのを防止できる。その結果、基板Wに形成されている微細パターンの倒壊を防止できる。
(2)上述した実施例では、水溶性有機溶剤としてIPAを採用し、非水溶性有機溶剤としてHFEを採用しているが、本発明はこれらの有機溶剤に限定されるものではなく、他の有機溶剤を採用してもよい。
(3)上述した実施例では、冷却ユニット25による処理液の冷却を行っているが、これを省略し、処理液を冷却することなく純水除去を図る構成としてもよい。これにより装置構成を簡易化することができる。
(4)上述した実施例では、溶剤ノズル71からIPAの蒸気を供給する構成としているが、これに代えてHFEの蒸気を供給するようにしてもよい。また、溶剤ノズル71を省略して、仕上げ処理の後、そのまま基板Wを搬出する構成としてもよい。これにより装置構成を簡易化することができる。
(5)上述した実施例では、純水をIPAで置換した後に、HFEを供給し、その後に少量のIPAを供給するようにしているが、これに代えて、純水をIPAで置換した後に、HFEと少量のIPAを同時に供給するようにしてもよい。つまり、少量のIPAを含むHFEの処理液を供給するようにしてもよい。このようにしても、上述した実施例と同様の作用効果を奏する。
実施例に係る基板処理装置の概略構成を示すブロック図である。 スタティックミキサの概略構成を示す縦断面図である。 油水分離フィルタの概略構成を示す縦断面図である。 動作を示すフローチャートである。 (a)〜(d)は有機溶剤の作用の説明に供する模式図である。 (a)〜(d)は有機溶剤の作用の説明に供する模式図である。 IPAと純水との関係の説明に供する図である。
符号の説明
W … 基板
1 … 処理槽
3 … 内槽
5 … 外槽
7 … リフタ
9 … 噴出管
11 … 供給配管
23 … 第1の分岐配管
33 … ミキシングバルブ
49 … 第2の分岐配管
51 … 油水分離フィルタ
53 … 第3の分岐配管
55 … 吸着フィルタ
57 … スタティックミキサ
58 … 第4の分岐配管
97 … 制御部
70 … チャンバ
71 … 溶剤ノズル

Claims (16)

  1. 基板を処理液で処理する基板処理装置において、
    処理液を貯留し、基板を収容可能な処理槽と、
    基板を保持し、前記処理槽内の処理位置と前記処理槽の上方にあたる上方位置とにわたって移動可能な保持機構と、
    前記処理槽に純水を供給する第1供給手段と、
    前記処理槽に液体の水溶性有機溶剤を供給する第2供給手段と、
    前記処理槽に液体の非水溶性有機溶剤を供給する第3供給手段と、
    前記保持機構により基板を処理位置に移動させた状態で、前記第1供給手段から前記処理槽へ純水を供給させて基板に対して純水洗浄処理を行わせ、前記第2供給手段から前記処理槽へ水溶性有機溶剤を供給させて前記処理槽内を純水から水溶性有機溶剤に置換して基板に対して水溶性有機溶剤による処理を行わせ、前記第3供給手段から前記処理槽へ非水溶性有機溶剤を供給させるとともに、前記第2供給手段から前記処理槽へ水溶性有機溶剤を供給させて基板に対して水溶性有機溶剤及び非水溶性有機溶剤の混合液による処理を行わせた後、前記保持機構を上方位置に移動させる制御手段と、
    を備えていることを特徴とする基板処理装置。
  2. 請求項1に記載の基板処理装置において、
    前記制御手段は、前記水溶性有機溶剤と非水溶性有機溶剤との混合液による処理を、前記第3供給手段から前記処理槽へ非水溶性有機溶剤を供給させて、前記処理槽内を水溶性有機溶剤から非水溶性有機溶剤に置換して基板に対して非水溶性有機溶剤による処理を行わせることと、前記第2供給手段から前記処理槽へ水溶性有機溶剤を供給させて基板に対して水溶性有機溶剤及び非水溶性有機溶剤の混合液による処理を行わせることとすることを特徴とする基板処理装置。
  3. 請求項1または2に記載の基板処理装置において、
    前記処理槽を囲うチャンバと、
    前記チャンバ内に溶剤蒸気を供給する第4供給手段とを備え、
    前記制御手段は、前記混合液による処理の後、前記保持機構を上方位置へ移動させる前に、前記第4供給手段から溶剤蒸気を供給させて前記チャンバ内に溶剤蒸気雰囲気を形成させることを特徴とする基板処理装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の基板処理装置において、
    前記第2供給手段は、水溶性有機溶剤としてIPA(イソプロピルアルコール)を供給し、前記第3供給手段は、非水溶性有機溶剤としてHFE(ハイドロフルオロエーテル)を供給することを特徴とする基板処理装置。
  5. 請求項4に記載の基板処理装置において、
    前記混合液におけるIPA(イソプロピルアルコール)は、10%以下であることを特徴とする基板処理装置。
  6. 基板を処理液で処理する基板処理方法において、
    基板を処理槽内の処理位置に移動させる過程と、
    処理槽へ純水を供給させて基板に対して純水洗浄処理を行わせる過程と、
    処理槽へ水溶性有機溶剤を供給させて処理槽内を純水から水溶性有機溶剤に置換して基板に対して水溶性有機溶剤による処理を行わせる過程と、
    処理槽へ非水溶性有機溶剤及び水溶性有機溶剤を供給させて基板に対して水溶性有機溶剤及び非水溶性有機溶剤の混合液による処理を行わせる過程と、
    基板を処理槽の上方にあたる上方位置に移動させる過程と、
    を備えていることを特徴とする基板処理方法。
  7. 請求項6に記載の基板処理方法において、
    前記水溶性有機溶剤と非水溶性有機溶剤との混合液による処理を行わせる過程を、
    処理槽へ非水溶性有機溶剤を供給させて処理槽内を水溶性有機溶剤から非水溶性有機溶剤に置換して基板に対して非水溶性有機溶剤による処理を行わせる過程と、
    処理槽へ水溶性有機溶剤を供給させて基板に対して水溶性有機溶剤及び非水溶性有機溶剤の混合液による処理を行わせる過程とすることを特徴とする基板処理方法。
  8. 請求項6または7に記載の基板処理方法において、
    前記水溶性有機溶剤はIPA(イソプロピルアルコール)であり、前記非水溶性有機溶剤はHFE(ハイドロフルオロエーテル)であって、前記混合液におけるIPA(イソプロピルアルコール)は10%以下であることを特徴とする基板処理方法。
  9. 基板を処理液で処理する基板処理装置において、
    処理液を貯留する内槽と、内槽から溢れた処理液を回収する外槽とを備えた処理槽と、
    基板を保持し、前記処理槽内の処理位置と、前記処理槽の上方にあたる上方位置とにわたって移動可能な保持機構と、
    内槽と前記外槽とを連通接続し、処理液を循環させる供給配管と、
    前記供給配管を分流した分岐配管と、
    前記分岐配管に配設され、処理液中の純水と溶剤とを分離して処理液から純水を排出する分離手段と、
    前記供給配管に配設され、前記分離手段より下流側にて純水を注入する注入管と、
    前記注入管に水溶性有機溶剤を注入する水溶性有機溶剤注入手段と、
    前記注入管に非水溶性有機溶剤を注入する非水溶性有機溶剤注入手段と、
    前記保持機構により基板を処理位置に移動させた状態で、前記処理槽内に前記注入管及び前記供給配管から純水を供給して処理槽内の基板を純水で洗浄する純水洗浄処理を行わせ、前記水溶性有機溶剤注入手段から前記注入管及び前記供給配管を介して前記処理槽に水溶性有機溶剤を供給して純水を水溶性有機溶剤で置換する処理を行わせ、前記分岐配管に流路を切り換えるとともに、前記分離手段によって処理液中の純水を除去する処理を行わせ、前記非水溶性有機溶剤注入手段から前記注入管及び前記供給配管を介して前記処理槽に非水溶性有機溶剤を供給するとともに、前記水溶性有機溶剤注入手段から前記注入管及び前記供給配管を介して前記処理槽に少量の水溶性有機溶剤を供給して基板に対して水溶性有機溶剤と非水溶性有機溶剤との混合液による処理を行わせた後、前記保持機構を上方位置に移動させる制御手段と、
    を備えていることを特徴とする基板処理装置。
  10. 請求項9に記載の基板処理装置において、
    前記制御手段は、前記水溶性有機溶剤と非水溶性有機溶剤との混合液による処理を、前記非水溶性有機溶剤注入手段から前記注入管及び前記供給配管を介して前記処理槽へ非水溶性有機溶剤を供給して行わせる処理と、前記水溶性有機溶剤注入手段から前記注入管及び前記供給配管を介して前記処理槽に少量の水溶性有機溶剤を供給して基板に対して水溶性有機溶剤及び非水溶性有機溶剤の混合液による処理とすることを特徴とする基板処理装置。
  11. 請求項9または10に記載の基板処理装置において、
    前記処理槽を囲うチャンバと、
    前記チャンバ内に溶剤蒸気を供給する溶剤蒸気供給手段とを備え、
    前記制御手段は、前記混合液による処理の後、前記保持機構を上方位置へ移動させる前に、前記溶剤蒸気供給手段から溶剤蒸気を供給して前記チャンバ内に溶剤蒸気雰囲気を形成することを特徴とする基板処理装置。
  12. 請求項9から11のいずれかに記載の基板処理装置において、
    前記水溶性有機溶剤供給手段は、水溶性有機溶剤としてIPA(イソプロピルアルコール)を供給し、前記非水溶性有機溶剤供給手段は、非水溶性有機溶剤としてHFE(ハイドロフルオロエーテル)を供給することを特徴とする基板処理装置。
  13. 請求項12に記載の基板処理装置において、
    前記混合液におけるIPA(イソプロピルアルコール)は、10%以下であることを特徴とする基板処理装置。
  14. 基板を処理液で処理する基板処理方法において、
    基板を処理槽内の処理位置に移動させる過程と、
    処理槽内に純水を供給させて、内槽と外槽とに純水を循環させつつ処理槽内の基板を純水で洗浄する過程と、
    処理槽に水溶性有機溶剤を供給させて、内槽と外槽とに水溶性有機溶剤を循環させつつ純水を水溶性有機溶剤で置換する過程と、
    処理液中の純水を除去する過程と、
    処理槽に非水溶性有機溶剤を供給するとともに、処理槽に少量の水溶性有機溶剤を供給して、内槽と外槽とに非水溶性有機溶剤及び水溶性有機溶剤を循環させつつ基板に対して水溶性有機溶剤と非水溶性有機溶剤との混合液による処理を行わせる過程と、
    基板を処理槽の上方にあたる上方位置に移動させる過程と、
    を備えていることを特徴とする基板処理方法。
  15. 請求項14に記載の基板処理方法において、
    前記水溶性有機溶剤と非水溶性有機溶剤との混合液による処理を行わせる過程を、
    処理槽へ非水溶性有機溶剤を供給させて、内槽と外槽とに非水溶性有機溶剤を循環させつつ処理槽内を水溶性有機溶剤から非水溶性有機溶剤に置換して基板に対して非水溶性有機溶剤による処理を行わせる過程と、
    処理槽へ少量の水溶性有機溶剤を供給させて、内槽と外槽とに水溶性有機溶剤及び非水溶性有機溶剤を循環させつつ基板に対して水溶性有機溶剤及び非水溶性有機溶剤の混合液による処理を行わせる過程とすることを特徴とする基板処理方法。
  16. 請求項14または15に記載の基板処理方法において、
    前記水溶性有機溶剤はIPA(イソプロピルアルコール)であり、前記非水溶性有機溶剤はHFE(ハイドロフルオロエーテル)であって、前記混合液におけるIPA(イソプロピルアルコール)は10%以下であることを特徴とする基板処理方法。
JP2008194789A 2007-09-27 2008-07-29 基板処理装置及び基板処理方法 Expired - Fee Related JP5179282B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008194789A JP5179282B2 (ja) 2007-09-27 2008-07-29 基板処理装置及び基板処理方法
US12/209,598 US20090087566A1 (en) 2007-09-27 2008-09-12 Substrate treating apparatus and substrate treating method
TW097135432A TWI402902B (zh) 2007-09-27 2008-09-16 基板處理裝置及基板處理方法
CN2008102152361A CN101399183B (zh) 2007-09-27 2008-09-22 基板处理装置和基板处理方法
KR1020080093560A KR101025688B1 (ko) 2007-09-27 2008-09-24 기판처리 장치 및 기판처리 방법
US12/340,235 US8640359B2 (en) 2007-12-20 2008-12-19 Substrate treating apparatus and substrate treating method
US12/410,049 US8216417B2 (en) 2008-03-27 2009-03-24 Substrate treating apparatus and substrate treating method
US14/142,507 US20140109430A1 (en) 2007-12-20 2013-12-27 Substrate treating apparatus

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007251429 2007-09-27
JP2007251429 2007-09-27
JP2008194789A JP5179282B2 (ja) 2007-09-27 2008-07-29 基板処理装置及び基板処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009099943A true JP2009099943A (ja) 2009-05-07
JP5179282B2 JP5179282B2 (ja) 2013-04-10

Family

ID=40517624

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008194789A Expired - Fee Related JP5179282B2 (ja) 2007-09-27 2008-07-29 基板処理装置及び基板処理方法

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP5179282B2 (ja)
KR (1) KR101025688B1 (ja)
CN (1) CN101399183B (ja)
TW (1) TWI402902B (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5829458B2 (ja) * 2011-08-25 2015-12-09 株式会社Screenホールディングス 基板処理装置
JP6006040B2 (ja) 2012-08-27 2016-10-12 株式会社Screenホールディングス 基板処理装置
CN104091775B (zh) * 2014-07-22 2017-02-15 深圳市华星光电技术有限公司 湿法刻蚀装置及其刻蚀方法
JP6370233B2 (ja) * 2015-01-30 2018-08-08 東京エレクトロン株式会社 基板液処理装置及び基板液処理方法並びに基板液処理プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP6468916B2 (ja) 2015-03-31 2019-02-13 株式会社Screenホールディングス 基板処理装置および基板処理方法
EP3146892B1 (en) 2015-05-27 2019-05-08 Olympus Corporation Endoscope reprocessor
JP6603487B2 (ja) * 2015-06-22 2019-11-06 株式会社Screenホールディングス 基板処理装置および基板処理方法
JP6617036B2 (ja) * 2016-01-18 2019-12-04 株式会社Screenホールディングス 基板処理装置
JP6953255B2 (ja) * 2017-09-21 2021-10-27 株式会社Screenホールディングス 基板処理方法および基板処理装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11145098A (ja) * 1997-11-13 1999-05-28 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置
JPH11186209A (ja) * 1997-12-25 1999-07-09 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置
JP2002050600A (ja) * 2000-05-15 2002-02-15 Tokyo Electron Ltd 基板処理方法及び基板処理装置
JP2003297794A (ja) * 2002-03-29 2003-10-17 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置および基板処理方法
JP2007214447A (ja) * 2006-02-10 2007-08-23 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08211592A (ja) * 1995-02-07 1996-08-20 Nikon Corp 洗浄乾燥方法及び洗浄乾燥装置
JP2001358134A (ja) 2000-06-16 2001-12-26 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置及び基板処理方法
JP4672464B2 (ja) * 2005-06-30 2011-04-20 東京エレクトロン株式会社 洗浄装置および洗浄方法、ならびにコンピュータにより読取可能な記憶媒体
TWI334624B (en) * 2006-01-30 2010-12-11 Dainippon Screen Mfg Apparatus for and method for processing substrate
KR100935975B1 (ko) 2007-03-27 2010-01-08 다이닛뽕스크린 세이조오 가부시키가이샤 기판처리장치

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11145098A (ja) * 1997-11-13 1999-05-28 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置
JPH11186209A (ja) * 1997-12-25 1999-07-09 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置
JP2002050600A (ja) * 2000-05-15 2002-02-15 Tokyo Electron Ltd 基板処理方法及び基板処理装置
JP2003297794A (ja) * 2002-03-29 2003-10-17 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置および基板処理方法
JP2007214447A (ja) * 2006-02-10 2007-08-23 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 基板処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN101399183B (zh) 2010-08-25
KR20090033023A (ko) 2009-04-01
JP5179282B2 (ja) 2013-04-10
TWI402902B (zh) 2013-07-21
TW200926275A (en) 2009-06-16
CN101399183A (zh) 2009-04-01
KR101025688B1 (ko) 2011-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5179282B2 (ja) 基板処理装置及び基板処理方法
KR100935975B1 (ko) 기판처리장치
JP4841484B2 (ja) 基板処理装置
KR101093323B1 (ko) 기판처리장치 및 기판처리방법
JP4803821B2 (ja) 基板処理装置
KR100929809B1 (ko) 기판처리장치
KR102382902B1 (ko) 기판 처리 장치, 기판 처리 장치의 세정 방법
JPS62136825A (ja) 半導体ウエハの流体処理の為の方法及びシステム
KR100852290B1 (ko) 기판처리장치
JP4749173B2 (ja) 基板処理装置
KR20210042380A (ko) 기판 처리 장치 및 기판 처리 방법
US20090087566A1 (en) Substrate treating apparatus and substrate treating method
KR101442399B1 (ko) 기판 처리 장치 및 기판 처리 방법
JP4879126B2 (ja) 基板処理装置
JP6228800B2 (ja) 基板処理装置
JP4541422B2 (ja) 基板処理装置および基板処理方法
JP2009081401A (ja) 基板処理装置及び基板処理方法
WO2006030560A1 (ja) 基板処理法及び基板処理装置
JP4767205B2 (ja) 基板処理装置
JP2006173378A (ja) 基板処理装置及び基板処理方法
JP5253547B2 (ja) 基板処理方法
KR100794585B1 (ko) 습식 세정 장치 및 방법
JP2005166847A (ja) 基板処理法及び基板処理装置
JP2008211139A (ja) 基板処理装置および基板処理方法
JP6592316B2 (ja) 半導体基板処理装置、フォトレジストを剥離する方法、および半導体装置の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110606

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120907

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120918

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121025

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121225

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130109

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5179282

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees