JP4767205B2 - 基板処理装置 - Google Patents
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Description
すなわち、従来の装置は、純水による洗浄を終えた基板を純水から引き上げ、IPA雰囲気中に移動することにより、基板の乾燥をある程度は促進することができる一方、基板に形成された細かいパターンの間に付着している純水を充分に乾燥することができず、基板の乾燥不良が生じる恐れがある。
すなわち、請求項1に記載の発明は、基板を処理液で処理する基板処理装置において、処理液を貯留する内槽と、内槽から溢れた処理液を回収する外槽とを備えた処理槽と、前記内槽と前記外槽とを連通接続し、処理液を循環させる供給配管と、処理液として純水を供給する純水供給手段と、処理液として溶剤を供給する溶剤供給手段と、前記供給配管を分流した分岐配管と、前記分岐配管に配設され、処理液中の純水を除去する純水除去手段と、前記純水除去手段よりも下流側にて前記供給配管に溶剤を注入する溶剤注入手段と、前記純水供給手段から純水を供給して処理槽内の基板を純水で洗浄する純水洗浄処理の後、前記溶剤供給手段から溶剤を供給して純水を溶剤で置換する置換処理を行った後、前記分岐配管に切り換えて、前記純水除去手段により処理液から純水を除去する純水除去処理を行うとともに、前記溶剤注入手段によって溶剤を補充する制御手段と、を備えていることを特徴とするものである。
図1は、実施例に係る基板処理装置の概略構成を示すブロック図である。
制御部99は、三方弁15を循環側に切り換えるとともに、三方弁19を供給配管11側に切り換え、流量制御弁61を調整して、純水供給源53から純水を所定流量で外槽5へ供給する。内槽3及び外槽5並びに供給配管11を純水で満たした後、ポンプ17及びインラインヒータ23を作動させて所定の温度(例えば、60℃)に純水を加熱する。所定温度になった後、保持アーム7を待機位置から処理位置へ下降させ、これを所定時間だけ維持して、所定温度に加熱した純水で基板Wを洗浄処理する。
制御部99は、ポンプ17を停止させるとともに、三方弁15を排液側へ切り換えるとともに、流量制御弁61を閉止する。そして、流量制御弁65を調節して、外槽5へHFEを所定流量で供給する。内槽3及び外槽5がHFEで満たされた後、三方弁15を供給配管11側へ切り換えるとともにポンプ17を作動させる。これにより、処理液のうち純水の大半が排出され、処理液にHFEが混合されて純水が溶剤で置換される。次に、流量制御弁65を閉止するとともに、流量制御弁69を開放し、IPAを外槽5へ供給してHFE/IPAを含む処理液とする。
制御部99は、三方弁19を分岐管31側へ切り換えるとともに、制御弁43,45を開放する。これにより、スタティックミキサ35でHFE/IPAと純水とが充分に混合された後、処理液が油水分離フィルタ33を通ることになる。したがって、大半がHFE/IPAとされた処理液のうちの純水が分離されて第2排出部91から排出される。
制御部99は、上述した純水除去処理の開始とともに、濃度計97からの出力信号を逐次受け取って、処理液中の純水濃度を求める。そして、処理液中の純水濃度が、例えば、1,000ppm以下となるまで上記のステップS3を繰り返す。つまり、純水が所定濃度になるまで純水除去を行う。基板Wの微細構造に入り込んだ純水は、徐々に処理液中に溶け出してくるので、一時的に純水濃度が徐々に増加する現象が生じる。
処理液中の純水濃度が所定値より低下すると、油水分離フィルタ33による純水除去効率が低下する。そこで、制御部99は、流量制御弁39を調整して注入部37から純水を注入し、鼻薬のようにして純水の除去効率を維持する。その際、流量計41から出力される純水の注入量DIと、油水分離フィルタ33によって除去される処理液(溶剤+純水)の量EXとの差分に、注入部47からの溶剤の注入量IIを加えた量がほぼゼロとなるようにすることで、処理液中の溶剤濃度を一定にすることができる。
制御部99は、図示しない計時手段で計時し、その時間が所定時間に達するまでの間、上記ステップS5を繰り返し行う。これらの処理により、基板Wの微細構造から染み出してくる純水をも溶剤で充分に置換することができる。
1 … 処理槽
3 … 内槽
5 … 外槽
7 … 保持アーム
11 … 供給配管
21,35 … スタティックミキサ
31 … 分岐配管
33 … 油水分離フィルタ
37 … 注入部
73 … 本体部
75 … エレメント
93 … 冷却パイプ
97 … 濃度計
99 … 制御部
Claims (5)
- 基板を処理液で処理する基板処理装置において、
処理液を貯留する内槽と、内槽から溢れた処理液を回収する外槽とを備えた処理槽と、
前記内槽と前記外槽とを連通接続し、処理液を循環させる供給配管と、
処理液として純水を供給する純水供給手段と、
処理液として溶剤を供給する溶剤供給手段と、
前記供給配管を分流した分岐配管と、
前記分岐配管に配設され、処理液中の純水を除去する純水除去手段と、
前記純水除去手段よりも下流側にて前記供給配管に溶剤を注入する溶剤注入手段と、
前記純水供給手段から純水を供給して処理槽内の基板を純水で洗浄する純水洗浄処理の後、前記溶剤供給手段から溶剤を供給して純水を溶剤で置換する置換処理を行った後、前記分岐配管に切り換えて、前記純水除去手段により処理液から純水を除去する純水除去処理を行うとともに、前記溶剤注入手段によって溶剤を補充する制御手段と、
を備えていることを特徴とする基板処理装置。 - 請求項1に記載の基板処理装置において、
前記純水除去手段の上流側にあたる前記分岐配管に、流体を混合する第1のミキサと、
前記第1のミキサの上流側にあたる前記分岐配管に、純水を注入する純水注入手段と、
前記溶剤注入手段よりも下流側にあたる前記供給配管に、流体を混合する第2のミキサとを備え、
前記制御手段は、処理液中の純水濃度が所定値より低下した場合には、前記純水注入手段から純水を注入し、その注入量と、前記純水除去手段によって除去される処理液の量との差分に、前記溶剤注入手段からの溶剤の注入量を加えた量がほぼゼロとなるように、前記純水注入手段、前記溶剤注入手段を制御することを特徴とする基板処理装置。 - 請求項1または2に記載の基板処理装置において、
前記純水除去手段は、油水を分離するフィルタと、前記フィルタを囲うハウジングと、前記ハウジングに設けられ、処理液が流入する流入部と、前記ハウジングに設けられ、前記フィルタを通過した処理液が流出する流出部と、前記ハウジングに設けられ、前記フィルタで分離された純水を排出する排出部と、前記フィルタを冷却する冷却手段と、を備えていることを特徴とする基板処理装置。 - 請求項1から3のいずれかに記載の基板処理装置において、
前記純水除去手段は、溶剤を通過させるとともに純水を吸着する純水吸着除去手段であることを特徴とする基板処理装置。 - 請求項1から4のいずれかに記載の基板処理装置において、
前記溶剤供給手段は、HFE(ハイドロフロオロエーテル)を供給し、
前記溶剤注入手段は、IPA(イソプロピルアルコール)を注入することを特徴とする基板処理装置。
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