JP2009097660A - センサ付き転がり軸受装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】軸受装置にセンサを固定する構造において、従来技術のように磁性体をカバーする部位とセンサを固定する部位とを簡易な方法で形成しつつ、これに磁性体を外部に露出しないための修正を施したセンサ付き転がり軸受装置を提供する。
【解決手段】軸受装置1において、外輪4に外嵌する環状部材10を備え、環状部材にセンサ20を固定する固定部を一体に成型する。固定部を一体に成型することによって環状部材10に形成されてしまいそこから磁性体7が露出する開口部を、カバー部材50により覆う。カバー部材50は、径方向外方と、軸方向外方とから環状部材10を覆い、カバー部材50の端部に形成された爪部56が環状部材10の端部に係止することにより、カバー部材50は環状部材10に固定される。
【選択図】図1

Description

本発明はセンサ付き転がり軸受装置に関する。
各種装置における回転運動の計測において、軸受装置に計測機構を装備する場合がある。例えば、車両アクスル駆動輪に対してABS機構を構成するときに、回転速度を検出するABSセンサは軸受装置に固定する場合が多い。その場合、通常軸受非回転輪外径に嵌合したカバー部材にABSセンサを固定し、回転輪に嵌合したマグネットロータの回転による磁束密度の変化により、ABSセンサが回転速度を検出する。
車両の駆動輪を回転可能に支持する軸受の回転輪に永久磁石製のエンコーダを固定した構造においては、エンコーダを何らかの方法によって保護しないと、走行中に路面から巻き上げられた異物などが表面に付着して回転速度の検出性能が劣化してしまう。下記特許文献1には、軸受装置を支持固定するナックルの内周部と車軸との間にシールリングを配置して、エンコーダを外部空間から遮断することにより、エンコーダに異物が付着することを防止する技術が開示されている。
特開2002−337505号公報
しかし、上記特許文献1の技術ではシールリングによってエンコーダを外部から遮断することはできるものの、シールリングが回転する車軸と固定部分との間を摺接するため摺動抵抗が生じてしまう。したがって、それは車両の駆動に対する抵抗となるので、自動車の低燃費性能に対する障害となる。自動車の性能向上への要求が高まるなかで、これは大きな欠点となる。
したがって回転性能を劣化させることなく、従来技術を改良して磁性体を外部に露出させない軸受装置を構成することが必要となる。従来より広く用いられているABSセンサの代表的な取り付け方法として、転がり軸受の非回転輪にカバー部材を嵌合し、さらにカバー部材にABSセンサを固定する場合に、カバー部材にABSセンサを弾性変形によって押し付けるための押付け部を形成して、ABSセンサを固定する方法がある。
このような場合、カバー部材と、その上に形成された押付け部とを、一体的に1つの部材として成型することが通常おこなわれる。それによりマグネットロータを覆うべきカバー部材に不可避的に開口部が形成されてしまい、マグネットロータが外部に露出することとなる。
このような従来技術は、マグネットロータが外部に露出してしまう欠点をもつものの、1つの部材からカバー部材と押付け部とを成型する簡易な構成という利点ももっている。したがって、このような従来技術の長所を生かしながら、これに簡素な修正を施すことにより、マグネットロータの露出という欠点をなくすことができれば有用である。
そこで本発明が解決しようとする課題は、上記問題点に鑑み、軸受装置にセンサを固定する構造において、従来技術のように磁性体をカバーする部位とセンサを固定する部位とを簡易な方法で形成しつつ、これに磁性体を外部に露出しないための簡易な修正を施したセンサ付き転がり軸受装置を提供することにある。
課題を解決するための手段および発明の効果
上記課題を解決するために本発明のセンサ付き転がり軸受装置は、回転輪の周方向に沿って磁界が交互に変化するように取り付けられた磁性体と、その磁性体の磁界を検出することによって回転輪の回転速度を計測するように非回転輪に固定されたセンサとを有するセンサ付き転がり軸受装置であって、前記磁性体を周方向に渡って覆い、非回転輪に嵌合した環状部材を備え、前記環状部材には、前記センサを前記環状部材に固定する固定部が一体に成型され、前記環状部材は、周方向の一部に前記磁性体を軸方向へ露出する開口部を有し、その開口部を軸方向から覆うように前記環状部材に固定されたカバー部材をさらに備えたことを特徴とする。
これにより環状部材によって磁性体を周方向に渡って覆い、環状部材に一体に成型された固定部によってセンサを非回転輪に固定し、さらに環状部材が有する開口部をカバー部材によって覆うので、センサを軸受装置に固定する機構を環状部材と一体に成型する簡素な構造をとりつつ、開口部をカバー部材で覆うとの簡素な方法により磁性体を外部に露出することなく覆うことができる。したがって、従来の軸受装置においてセンサ固定部を環状部材と一体に成型していたことにより開口部が形成されてしまい磁性体が外部に露出していた欠点が簡素な方法で克服できる。これにより磁性体に外部からの異物が付着することが抑制されて、センサの計測値への信頼性の高いセンサ付き軸受装置が構成できる。
また前記環状部材は、前記非回転輪に嵌合された円筒部と、その円筒部の軸方向外方の端部から径方向かつ回転輪のある方向へ延設された延設部とを有し、その延設部が周方向に沿って開口部を有しつつ前記磁性体を覆い、前記カバー部材は係止部を供えた円環形状を有し、前記カバー部材は、前記延設部を軸方向外方から覆い、前記爪部が前記環状部材の端部に係止することにより、前記環状部材に固定されるとしてもよい。
これによりカバー部材が延設部を軸方向外方から覆うので、簡素な構造により開口部を安定的に覆うことができる。そして係止部が環状部材の端部に係止することによりカバー部材が環状部材に固定されるので、簡易な構造でカバー部材を固定することができ、カバー部材の脱落が抑制できる。
また前記環状部材は、前記延設部の軸方向外方の面上に、前記センサを前記環状部材へ押し付けて固定する押付け部を備え、前記カバー部材には、前記カバー部材が前記環状部材に固定された状態で前記押付け部と重なる位置にはセンサ用孔部が形成されているとしてもよい。
これによりカバー部材において押付け部と重なる位置にはセンサ用孔部が形成されるので、カバー部材を用いることによってセンサの固定に悪影響を与えることなく、安定したセンサ固定が実現できる。したがって安定してセンサを固定し、かつカバー部材により磁性体を覆うことにより、センサの計測値に対する信頼性の高いセンサ付き軸受装置が構成できる。
また前記環状部材には、排水のためのドレーン穴が形成され、前記カバー部材には、前記カバー部材が前記環状部材に固定された状態で前記ドレーン穴と重なる位置にはドレーン穴用孔部が形成されているとしてもよい。
これにより、カバー部材においてドレーン穴と重なる位置にはドレーン穴用孔部が形成されるので、カバー部材によってドレーン穴による排水を妨げることなく、軸受内部に侵入した泥水などを外部に排出できる。したがって磁性体が泥水によって汚損することが抑制できるので、センサの計測値に対する信頼性の高いセンサ付き軸受装置が構成できる。
本発明の実施形態を、図面を参照しつつ説明する。図1は本発明に係るセンサ付き転がり軸受装置1(軸受装置)の軸方向断面図である。そして図2に軸受装置1の斜視図が示されている。
軸受装置1は、車両アクスル駆動輪を回動可能に支持し、アクスルシャフト2(軸)に嵌合して軸と一体に回転する内輪3と、車両ボディに固定された外輪4と、内輪3に形成された軌道面と外輪4に形成された軌道面間に挟持された転動体5(ころ)を備える。なお図2、及び後述の図7、図10、図11では軸2の図示は省略されている。また図1の図示左方が車輪側、図示右方が車両中央側である。
軸受装置1における軸方向外方(軸方向でかつ軸受から遠ざかる方向)にはシール6が配置されて、外部から異物が軸受内部に侵入することを防止する。シール6のさらに軸方向外方には永久磁石製のマグネットロータ7(磁性体)が内輪3に外嵌されている。マグネットロータ7は周方向にそってN極、S極が交互に配列された構造であり、軸2、内輪3の回転によって磁束密度が変化し、後述するABSセンサ20(センサ)がこの変化を検出することにより回転速度を計測する。
外輪4にはセンサ20を軸受装置1に固定するための円環形状の環状部材10が外嵌されている。そして環状部材10にセンサ20が固定されている。センサ20の環状部材10への固定方法は以下で説明する。
そしてさらに環状部材10を、本発明に係るカバー部材50が覆っている。カバー部材50は、後述する円筒部10aを径方向外方から覆い、後述する延設部10bを軸方向外方から覆っている。ちなみに、カバー部材を使用しない従来のセンサ付き軸受装置1bが図10に示されている。図10に示されているように環状部材10は開口部19を有する。
この開口部19は、後述する第1固定部11と第2固定部13とを環状部材10と一体に成型することにより不可避的に形成されてしまう。この開口部19からマグネットロータ7が外部に露出する。そして図10と図2とを比較すれば明らかなとおり、カバー部材50によって開口部19が覆われる。これによりマグネットロータ7の外部への露出が防がれるので、外部から混入した異物がマグネットロータへ付着して、センサ20による回転速度の計測の信頼性が低減することが回避される。
図8にはカバー部材50のみが示されている。ただし(a)は軸受装置に装着された際に軸方向外方(図1では図示左方)に当たる側から見た斜視図、(b)は軸受装置に装着された際に軸方向内方(図1では図示右方)に当たる側から見た斜視図である。カバー部材50には軸2を通す位置に軸用孔部52が形成されている。またセンサ20を取り付ける位置にセンサ用孔部51が形成されている。またカバー部材50の端部には爪部56が周方向に渡って形成されており、これが図1のように環状部材10の端部に係止することによりカバー部材50が環状部材10に固定される。なおカバー部材50に形成した爪部56の半径方向の出量は、環状部材を覆う際に爪の先端が外輪に当接して浮き上がることを防ぐために、環状部材の板厚以下としている。
図3は図2の要部拡大図である。そして図4がセンサ20のみを示した図、図5が環状部材10のみを示した図である。図4に示されたセンサ20は、大きく分けて、本体部21と信号線22とに分けられる。本体部21に磁束密度を検出する検出部が備えられている。そして計測値をのせた信号が信号線22を通じて車両に搭載されたECUへと送られる。
本体部21の表面は、先端24、上面23、側面25を含む。本体部21はもうひとつの側面を有し、それは図4に示された側面25の裏側にある面である。また上面23とは裏側にある、図4には示されていない面を底面とする。センサ20は、図3に示されたとおり、先端24を径方向内方に向けて、かつ底面を環状部材10に向けた姿勢で、環状部材10に固定される。
図4に示されているように、側面25には、側面25の途中から先端24までレール溝部26が形成されている。レール溝部は両側面に形成されているとする。レール溝部26の先端24とは逆側の端面をレール溝端面26aとする。また図4に示されているとおり、上面23には、凹部23aが形成されている。
図5に示された環状部材10は、外輪4に外嵌するための円筒部10aと、円筒部10aの端部から径方向内方へと延設された延設部10bとを有する。そして延設部10bの軸方向外方の面には、センサ20を固定するための部位として、第1固定部11と第2固定部13とが形成されている。第1固定部11は、延設部10bの軸方向外方の面から湾曲する形状で形成され、押付け部12を有する。
第1固定部11は弾性を有し、弾性変形された第1固定部の弾性復元力によって、センサ20を押し付けることによってセンサを固定する。押付け部11には屈曲部12aが形成され、これが前述の本体部21の凹部23aと一致する形状となっている。したがって押付け部12が本体部21の上面23を押し付けるときに、凹部23aと屈曲部12aとが嵌合して隙間無く接する。それも含めて押付け部12全体の形状が、上面23を押し付ける際に、隙間が形成されない形状に設計されている。
第2固定部13は、延設部10bの軸方向外方の面の2箇所から、軸方向外方へ向かって延び途中から屈曲した形状で形成され、先端にレール部14が形成されている。センサ20が径方向外方から挿入されることにより、レール部14が、前述のレール溝部26内に挿入される。レール部14はその端部がレール溝端面26aに接する位置まで挿入される。
押付け部12がセンサ20を押し付けるときに、凹部23a、屈曲部12aの存在により、径方向内方へむけての力を作用させる。この力によりセンサ20の本体部21に径方向内方への力が作用し、逆にレール溝端面26aがレール部14から径方向外方への力を受ける。以上の径方向内方へと外方へのふたつの力により、本体部21の径方向の位置決めがなされ、径方向への移動が規制される。
また上記挿入の際に、レール部14とレール溝部26との間に隙間が形成されないように、レール部14とレール溝部26と寸法が決定されることにより、本体部21の周方向の位置決めがなされ、周方向への移動が規制される。さらに押付け部12が本体部21を軸方向内方(軸受の内側に向かう方向)へと押すことにより、同方向への力を作用させ、逆にレール部14が、その反対方向に、つまり軸方向外方へと本体部21を押し返すことにより、本体部21の軸方向の位置決めがなされ、軸方向への移動が規制される。
また図1に示されているように、環状部材10には、上記円筒部10aの内周面として外輪4に外嵌する嵌合面15、延設部10bの最外周部に形成されて外輪の端面4aに突き当てられる突当て面16、その内周側に、マグネットロータ7を覆う覆い面17が形成されている。
突当て面16が形成されて、外輪端面4aに突き当てられることによって、環状部材10の軸方向の位置決めが成される。覆い面17は、隙間を隔ててマグネットロータ7を周方向に沿って覆う。覆い面17の内径φbはマグネットロータ7の内径φa以下とする。これにより覆い面17はマグネットロータ7が外部に露出することを抑制する。
これにより外部から異物が混入してマグネットロータ7に付着することを抑制する。またマグネットロータ7と覆い面17との間に隙間cが形成されているので、万一異物が混入しても、マグネットロータ7と覆い面17との間に堆積することが抑制される。こうした覆い面17の形状によりマグネットロータ7の長期使用における信頼性が向上する。
図6、図7、図9に上記実施例の変形例が示されているので、以下で説明する。この変形例のセンサ付き転がり軸受装置1c(軸受装置)においては環状部材の図示下部に排水のためのドレーン穴18が形成されている。図6、図7に図示された下部が、実際に軸受装置1cが車両に装着された状態での下部に対応するとすればよい。このドレーン穴18によって、軸受装置1cの内部に侵入してしまった泥水などが外部に排出できる。
図9にはこの変形例におけるカバー部材50bのみが示されている。また図6、図7の軸受装置1cにおいて、カバー部材を除いた状態が図11に示されている。図11のとおり、環状部材には開口部19が存在する。この開口部19がカバー部材50bによって覆われることにより、マグネットロータ7に外部から混入した異物が付着することが抑制される。
図6に示されるとおり、ドレーン穴18の内径φeはマグネットロータ7の外形φd以上とする。これによりドレーン穴18の存在によってマグネットロータ7が外部に露出することが抑制される。したがって、外部から異物が混入してマグネットロータ7に付着することを抑制するので、マグネットロータ7の長期使用における信頼性が向上する。
そしてカバー部材50bには、軸受装置1cに装着された状態でドレーン穴18と重なる位置にドレーン穴用孔部55が形成されている。これによりドレーン穴からの排水がカバー部材50bによって妨げられないので、泥水などによってセンサ20による計測性能を低下させないことが可能となる。
なおカバー部材50、50bは成型性の容易さから樹脂あるいは金属材料にて成型すればよい。また上記のような環状部材10の全体を覆うようなカバー部材50,50bを用いるのではなく、環状部材10の開口部19のみをシール部材で塞ぐこととしてもよい。その場合、シール部材は後工程で接着するとすればよい。これによりカバー部材を小規模にできるので、低コスト化を実現できる。
本発明に係るセンサ付き転がり軸受装置の軸平行断面図。 センサ付き転がり軸受装置の斜視図。 センサ付き転がり軸受装置の要部拡大図。 センサの斜視図。 環状部材の要部拡大図。 変形例におけるセンサ付き転がり軸受装置の軸平行断面図。 変形例におけるセンサ付き転がり軸受装置の斜視図。 カバー部材の斜視図。 カバー部材の斜視図。 従来例におけるセンサ付き転がり軸受装置の斜視図。 従来例におけるセンサ付き転がり軸受装置の斜視図。
符号の説明
1 センサ付き転がり軸受装置
2 軸(アクスルシャフト)
3 内輪
4 外輪
5 転動体(ころ)
6 シール
7 マグネットロータ(磁性体)
10 環状部材
11 第1固定部
12 押付け部
13 第2固定部
14 レール部
15 嵌合面
16 突当て面
17 覆い面
18 ドレーン穴
19 開口部
20 ABSセンサ(センサ)
21 本体部
26 レール溝部
50 カバー部材
51 センサ用孔部
52 軸用孔部
55 ドレーン穴用孔部
56 爪部(係止部)

Claims (4)

  1. 回転輪の周方向に沿って磁界が交互に変化するように取り付けられた磁性体と、その磁性体の磁界を検出することによって回転輪の回転速度を計測するように非回転輪に固定されたセンサとを有するセンサ付き転がり軸受装置であって、
    前記磁性体を周方向に渡って覆い、非回転輪に嵌合した環状部材を備え、
    前記環状部材には、前記センサを前記環状部材に固定する固定部が一体に成型され、
    前記環状部材は、周方向の一部に前記磁性体を軸方向へ露出する開口部を有し、
    その開口部を軸方向から覆うように前記環状部材に固定されたカバー部材をさらに備えたことを特徴とするセンサ付き転がり軸受装置。
  2. 前記環状部材は、前記非回転輪に嵌合された円筒部と、その円筒部の軸方向外方の端部から径方向かつ回転輪のある方向へ延設された延設部とを有し、
    その延設部が周方向に沿って開口部を有しつつ前記磁性体を覆い、
    前記カバー部材は係止部を供えた円環形状を有し、
    前記カバー部材は、前記延設部を軸方向外方から覆い、前記係止部が前記環状部材の端部に係止することにより、前記環状部材に固定される請求項1に記載のセンサ付き転がり軸受装置。
  3. 前記環状部材は、前記延設部の軸方向外方の面上に、前記センサを前記環状部材へ押し付けて固定する押付け部を備え、
    前記カバー部材には、前記カバー部材が前記環状部材に固定された状態で前記押付け部と重なる位置にはセンサ用孔部が形成されている請求項1または2に記載のセンサ付き転がり軸受装置。
  4. 前記環状部材には、排水のためのドレーン穴が形成され、前記カバー部材には、前記カバー部材が前記環状部材に固定された状態で前記ドレーン穴と重なる位置にはドレーン穴用孔部が形成されている請求項1ないし3のいずれか1項に記載のセンサ付き転がり軸受装置。
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