JP2009096410A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】CANケーブルを用いて昇圧回路とEPSECUとを接続したときとは異なり、CAN通信用のインターフェース回路を具備しなくても、簡単な構成で、昇圧回路の温度が所定値以上の温度になったとき、昇圧回路の出力電圧値を下げることができるようにすることで、過熱による昇圧回路の破壊を防止できるようにすることを目的とする。
【解決手段】昇圧回路21に、温度を検出する温度センサ21aと、この温度センサ21aの検出結果に基づいて昇圧回路21が所定温度以上であるか否かを判定して前記判定結果をEPSECU22に送出すると共に、昇圧回路21の温度が所定温度以上であるとき、ESPECU22への出力電圧VEを低下させるCPU21cを備えた。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車等の操舵系システムに電動機による操舵補助力を付与する電力パワーステアリング装置に関する。
電動パワーステアリング装置では、操舵入力トルクに応じて補助モータが十分に操舵を補助できるようにするため、昇圧回路によってバッテリーの電源電圧をいったん昇圧してから、EPSECU(Electronic Power Steering Electronic Control Unit)の制御に基づき、補助モータへ駆動電流を供給する。なお、EPSECUは、昇圧回路からの出力電圧が大きいとき、即ち、バッテリーの電源電圧を昇圧回路で昇圧して得られた電圧が大きいとき、補助モータに供給する駆動電力を大きくするよう制御することにより、補助モータの駆動力を大きくしている。例えば、車速が遅いとき、端的には、停車中に“据え切り”するときは、必要とされる補助操舵力が大きくなるため、昇圧回路からの出力電圧を大きくすることにより、補助モータへ供給する駆動電力を大きくすることで、補助モータの駆動力を大きくしている。
電動パワーステアリング装置では、車速、操舵角等の車両の状態によっては、昇圧回路の出力電圧を大きくしなければならない場合があり、この場合、昇圧回路の温度が上昇して所定値(例えば、120℃)以上の温度になることがある。即ち、昇圧回路が過熱状態となることがある。過熱状態が所定時間以上継続すると昇圧回路に不具合が生じることがあるが、この昇圧回路の不具合を防止するために、昇圧回路が過熱状態になったとき、昇圧回路からの出力電圧を下げることができるようにすることが好ましい。そこで、下記の通り、従来例の電動パワーステアリング装置では、昇圧回路に温度センサを具備すると共に、EPSECUが昇圧回路の温度を監視し、昇圧回路の温度が所定値以上の温度になったとき、昇圧回路の出力電圧値を下げるように制御している。
以下、従来例の電動パワーステアリング装置について、図8を用いて説明する。図8は従来例の電動パワーステアリング装置の構成を示すブロック図である。
従来例の電動パワーステアリング装置では、昇圧回路81とEPSECU82とをCAN(controller area network)ケーブル88を用いて接続している。この接続により、昇圧回路81は、内蔵した温度センサ81aにより検知した温度データを、CANケーブル88を介してEPSECU82に送出し、EPSECU82は、昇圧回路81からの温度データに基づいて、昇圧回路81の出力電圧VEを下げる指令を、CANケーブル88を介して昇圧回路81に送出する。その結果、温度センサ81aで検知した温度が所定値以上となったとき、EPSECU82は昇圧回路81の出力電圧値VEを下げるように制御することにより、昇圧回路81の温度が下がるため、過熱による昇圧回路81の不具合を防止することができる。
なお、CANケーブル88は、車載ネットワーク用ケーブルであることにより、EPSECU82と昇圧回路81との接続だけに用いられるだけでなく、EPSECU82と昇圧回路81以外の他の機器との接続にも用いられるため、EPSECU82には、エンジン回転速度信号NEP、車速信号VP等の信号が入力され、これらの入力を基に、EPSECU82は、昇圧回路81等の機器を制御する。
前述の従来例の電動パワーステアリング装置の様に、昇圧回路の温度が所定値以上となることにより過熱状態になったとき、昇圧回路の出力電圧値を小さくすることで、昇圧回路の温度を下げる技術については、特許文献1(特開2003−312522号公報)に開示されている。
特開2003−312522号公報
しかしながら、前述の従来の電動パワーステアリング装置では、CANケーブルを用いて昇圧回路とEPSECUとを接続しているが、このCANケーブルは、前述の通り、車載ネットワーク用ケーブルであることにより、機器同士を接続する際、各機器にCAN通信用のインターフェース回路を具備しなければならないため、昇圧回路、EPSECU共に、CAN通信用のインターフェース回路を内蔵しなければならない。CANは、オフィスで使われるLAN(Local Area Network)よりも高い信頼性が要求される用途に使われることが想定されるため、マルチキャスト・マルチタスク機能、高い拡張性、優れた衝突防止機能(データ同士の衝突防止)などを備えており、そのためCAN通信用のインターフェース回路は高価であり、その結果、製造費用が高価になるという問題点がある。
更に、図8の通り、CANケーブルを用いて機器同士を接続する場合、CAN−HとCAN−Lの2本の信号線を用いて接続しなければならないことにより、製造、保守が煩わしくなるという問題点がある。
そこで本発明では、通信に関する構成を簡略化しても適切な制御が行え、低コストな電動パワーステアリング装置を提供することを目的とする。
前述の目的を達成するために、本発明では、操舵入力(トルクセンサからの入力)に応じて制御回路(EPSECU)が目標電流を算出し、昇圧回路で昇圧された昇圧電力によってモータを駆動することで操舵を行う電動パワーステアリング装置において、昇圧回路は自身の温度状態を検出する温度状態検出手段(温度センサ)を備え、温度が所定以上の状態を検出した際に、昇圧回路の出力を低下させると共に、過熱状態であることを示すステータス信号を前記制御回路に送信するようにした。
本発明によれば、通信に関する構成を簡略化しても適切な制御が行え、低コストな電動パワーステアリング装置を提供することができる。
以下、本発明の一実施形態である電動パワーステアリング装置について、説明する。
<操舵系システムの全体構成>
まず、本実施形態の電動パワーステアリング装置を備えた操舵系システムの全体構成について、図1を用いて説明する。図1は、本実施形態の電動パワーステアリング装置を備えた操舵系システムの全体構成を示す図である。運転者がステアリングホイール1を操作すると、ステアリングホイール1に連結したステアリングシャフト2が回転する。ステアリングシャフト2にはトーションバー3が設けられ、このトーションバー3には、操舵入力トルクを検出するためのトルクセンサ4が装着されている。即ち、ステアリングシャフト2が回転してトーションバー3に力が作用すると、作用した力に応じてトーションバー3が捩れ、その捩れ、即ち、ステアリングホイール1に作用した操舵入力トルクをトルクセンサ4が検出する構成とされている。
トルクセンサ4で検出した操舵入力トルク等から、制御部5は、操舵補助力を計算する。そして、制御部5が計算した操舵補助力で補助モータ6を駆動させるように制御する。この補助モータ6の回転軸にはギア7aが固着され、このギア7aに噛み合うギア7bがステアリングシャフト2に固着されることにより、両ギア7a、7bから成る減速機7には、操舵入力トルクだけでなく、補助モータ6を駆動させた操舵補助力も作用する。
この減速機7にはピニオンシャフト8が固着され、このピニオンシャフト8の先端にはピニオン9が固着され、ピニオン9はラック10と噛み合っており、ラック10の両端にはタイロッド11が固設され、各タイロッド11の先端部にはナックル12が回動可能に連結され、ナックル12には前輪13が固着され、ナックル12の一端は、クロスメンバ13に回動可能に連結されている。この構造により、運転者がステアリングホイール1を操作したことで、前述の通り、補助モータ6が駆動すると、補助モータ6の回転が減速機7、ピニオンシャフト8、ピニオン9に伝達され、ラック10で直線運動に変換され、ラック10は、タイロッド11を介してナックル12に設けられた前輪13の向きを変更する。従って、本実施形態の電動パワーステアリング装置15は、運転者がステアリングホイール1を操作すると、制御部5からの指令により、補助モータ6が駆動して、この駆動力が前輪13に伝えられることにより、運転者による操舵操作を手助けするよう動作する。
<電動パワーステアリング装置の構成>
次に、本実施形態の電動パワーステアリング装置15の構成について、図2を用いて説明する。図2は、本実施形態の電動パワーステアリング装置の制御系の構成を示すブロック図である。電動パワーステアリング装置15は、電源部20と、昇圧回路21と、EPSECU22と、補助モータ6と、イグニッションスイッチ23と、ヒューズ24等を含んでいる。
電源部20は、定電圧の直流電源であって、バッテリーまたはオルタネータに接続された整流器などからなる。電源部20の負極側は、接地されている。電源部20の正極側は、イグニッションキー(図示せず)の操作と連動して開閉するイグニッションスイッチ23を経て、EPSECU22に接続されると共に、ヒューズ24を経て、昇圧回路21に接続される。
昇圧回路21は、電源部20からヒューズ24を経て入力された電源電圧を昇圧し、EPSECU22に出力する。更に、昇圧回路21は、温度センサ21aとCPU21cを有し、温度センサ21aで検知した温度が所定値(例えば、120℃)以上であるか否かを示すステータス信号STOを、CPU21cはEPSECU22に出力する。なお、ステータス信号STOは、1(H)と0(L)の2値をとり、温度センサ21aで検知した温度が所定値以上のとき、ステータス信号STOは1(H)の値をとり、逆に、温度センサ21aで検知した温度が所定値未満のとき、ステータス信号STOは0(L)の値をとる。そして、昇圧回路21は、温度センサ21aで検知した温度が所定値を超えると、例えば、図3の通り、EPSECU22への出力電圧VEを下げると共に、温度センサ21aで検知した温度が高いほど、EPSECU22への出力電圧VEを低くする。出力電圧VEを低くすることにより、昇圧回路21内の発熱部品の発熱を抑え、昇圧回路21の温度を下げる。
なお、図3は、温度センサ21aで検知した温度tとEPSECU22への出力電圧VEとの対応関係を示す図である。図3の通り、昇圧回路21は、温度センサ21aで検知した温度が所定値(例えば、120℃)以上になった場合、例えば、1度温度が上がる度に0.6VずつEPSECU22への出力電圧VEを下げるよう動作する。昇圧回路の詳細動作については、後述する。
EPSECU22は、制御プログラムをロードされたコンピュータ及び各入出力回路を含み、入力された各信号を基に、電動パワーステアリング装置15全体の動作を司る。EPSECU22は、前記したステータス信号STOと出力電圧VEが入力されるだけでなく、エンジン回転信号NEP及び車速信号VP等の信号が入力され、レゾルバ25から電動パワーステアリング装置15の機械的な駆動状態が入力され、トルクセンサ4から運転者がステアリングホイール1を操作することによって発生した操舵入力トルクの信号が入力される。補助モータ6は、3相DCブラシレスモータであり、EPSECU22はこれらの信号に基づき、U相、V相、W相の駆動電流を補助モータ6に送出する。補助モータ6は、EPSECU22からの駆動電流によって駆動され、運転者による操舵入力を機械的に補助する。
なお、EPSECU22は、昇圧回路21の温度が所定値(例えば、120℃)以上になったことにより、昇圧回路21からのステータス信号STOが1(H)の値をとると共に、出力電圧VEが小さくなったとき、この出力電圧VEから昇圧回路21の温度を検知する。EPSECU22が出力電圧VEから昇圧回路21の温度を検知するにあたり、図3に示す温度センサ21aで検知した温度tとEPSECU22への出力電圧VEとの対応関係のデータテーブルを格納し、このデータテーブルから昇圧回路21の温度を検知する。更に、EPSECU22は、出力電圧VEのレベルに基づき、補助モータ6の駆動電流値を変えることにより、即ち、出力電圧VEが小さいとき、U相、V相、W相の駆動電流値を小さくすることにより、補助モータ6の駆動力を小さくしている。EPSECU22の詳細動作については、後述する。
<昇圧回路の構成及び詳細動作>
次に、昇圧回路の構成及び詳細動作について、図4、図5を用いて説明する。図4は、本実施形態の電動パワーステアリング装置15の昇圧回路21の構成を示すブロック図、図5は、本実施形態の電動パワーステアリング装置15の昇圧回路21のCPUの動作を示すフローチャートである。
昇圧回路21は、図4の通り、サーミスタや熱電対等の温度センサ21aと、温度センサ21aで検出した温度tとEPSECU22への出力電圧VEとの対応関係のデータテーブルを格納する記憶部21bと、温度センサ21aで検出した温度が所定値(例えば、120℃)以上であるか否かを判定して判定結果を出力するCPU21cと、CPU21cの制御により、電源電圧Bを出力電圧VE(VE>B)に昇圧する昇圧部21dとから構成されている。
以下、昇圧回路21のCPU21cの詳細動作について説明する。まず、初期設定として、ステップS50でステータス信号STOの値を0(L)にすると共に、ステップS51でEPSECU22への出力電圧VEが16V(一定)となるように昇圧部21dを制御する。なお、本実施形態では、ステータス信号STOの値を0(L)にした後、EPSECU22への出力電圧VEが16V(一定)となるように昇圧部21dを制御したが、この昇圧部21dの制御を行った後、ステータス信号STOの値を0(L)となるようにしても良い。
初期設定が行われた後、ステップS52で温度センサ21aが検出した昇圧回路21の温度tが所定値(例えば、120℃)以上であるか否かを判定する。昇圧回路21の温度tが所定値(例えば、120℃)以上であるとき、ステップS53でステータス信号STOの値を1(H)にすると共に、ステップS54で昇圧部21dに対して昇圧回路21の温度tに応じた昇圧動作を行うよう指令を出す。即ち、記憶部21bに格納された昇圧回路21の温度tとEPSECU22への出力電圧VEとの対応関係のデータテーブルを用いて昇圧回路21の温度tから導出した出力電圧VEを出力させるよう、昇圧部21dを制御する。なお、本実施形態では、ステータス信号STOの値を1(H)にした後、昇圧部21dへの昇圧動作の指令をだすようにしたが、昇圧部21dへの昇圧動作の指令を行った後、ステータス信号STOの値を1(H)となるようにしても良い。
一方、昇圧回路21の温度が所定値(例えば、120℃)未満であるとき、ステータス信号STOの値を0(L)のままとすると共に、EPSECU22への出力電圧VEが16V(一定)となるように昇圧部21dを制御する。
<EPSECUの構成及び詳細動作>
次に、EPSECUの構成及び詳細動作について、図6、図7を用いて説明する。図6は、本実施形態の電動パワーステアリング装置15のEPSECU22の構成を示すブロック図、図7は本実施形態の電動パワーステアリング装置16のEPSECU22のCPUの動作を示すフローチャートである。
EPSECU22は、図6の通り、出力電圧VEと昇圧回路の温度tとの対応関係を格納する記憶部22aと、この記憶部22aに格納された出力電圧VEと昇圧回路21の温度tとの対応関係を用いて出力電圧VEから昇圧回路21の温度tを検知し、検知した昇圧回路21の温度tに基づいて補助モータ6を制御するCPU22bと、CPU22bの制御に基づき、U相電流、V相電流、W相電流を補助モータ6へ送出して補助モータ6を駆動するドライバ回路22cとから構成されている。
以下、EPSECU22のCPU22bの詳細動作について説明する。まず、ステップS70で、補助モータ6の駆動力を初期設定する。即ち、昇圧回路21の温度が所定値(例えば、120℃)以下で過熱されていないときの補助操舵力で補助モータ6を駆動させる。ステップS71で、昇圧回路21から出力されたステータス信号STOを受信したか否かを判定する。ステータス信号STOを受信したとき、ステップS72で、受信したステータス信号STOの値が1(H)であるか0(L)であるかを判定する。即ち、昇圧回路21が過熱しているか否かを判定する。
ステータス信号STOの値が1(H)のとき、即ち、昇圧回路21が過熱していると判定したとき、ステップS73で、昇圧回路21からの出力電圧VEの供給を受ける。なお、前述の通り、昇圧回路21は過熱しているため、昇圧回路21からの出力電圧VEは小さくなる。そして、ステップS74で、供給された昇圧回路21からの出力電圧VEから、記憶部22aに格納された出力電圧VEと昇圧回路21の温度tとの対応関係のデータテーブルを用いて、昇圧回路21の温度tを導出する。導出後、ステップS75で、昇圧回路21の温度tに対応した駆動力で補助モータ6を駆動させる。即ち、昇圧回路21の温度tが高いほど、ドライブ回路22cから出力するU相電流、V相電流、W相電流を小さくすることで、補助モータ6による補助操舵力を小さくする。
一方、ステータス信号STOの値が0(L)のとき、即ち、昇圧回路21が過熱していないと判定したとき、初期設定時の駆動力で補助モータ6を駆動させる。
<まとめ>
以上の通り、本実施形態の電動パワーステアリング装置では、昇圧回路とEPSECUとの接続にCANケーブルを用いていないことにより、CANケーブル用のインターフェース回路が不要となるため、簡単な構成とすることができる。更に、ステータス信号STOから昇圧回路が過熱状態である(例えば、昇圧回路の温度が120℃である)か否かをEPSECUは把握することができる。しかも、供給された出力電圧VEを測定し、出力電圧VEと昇圧回路の温度tとの関係のデータテーブルを参照することで、昇圧回路の温度も把握することができる。その結果、昇圧回路の温度に応じたきめ細かい制御が可能となる。
本発明の一実施形態の電動パワーステアリング装置を備えた操舵系システムの全体構成を示す図。 本発明の一実施形態の電動パワーステアリング装置の制御系の構成を示すブロック図。 温度センサで検知した温度tとEPSECUへの出力電圧VEとの対応関係を示す図。 本発明の一実施形態の電動パワーステアリング装置の昇圧回路の構成を示すブロック図。 本発明の一実施形態の電動パワーステアリング装置の昇圧回路のCPUの動作を示すフローチャート。 本発明の一実施形態の電動パワーステアリング装置のEPSECUの構成を示すブロック図。 本発明の一実施形態の電動パワーステアリング装置のEPSECUのCPUの動作を示すフローチャート。 従来例の電動パワーステアリング装置の構成を示すブロック図。
符号の説明
1:ステアリングホイール
2:ステアリングシャフト
3:トーションバー
4、87:トルクセンサ
5:制御部
6、86:補助モータ
7:減速機
7a、7b:ギア
8:ピニオンシャフト
9:ピニオン
10:ラック
11:タイロッド
12:ナックル
13:前輪
14:クロスメンバ
15:電動パワーステアリング装置
20、80:電源部
21、81:昇圧回路
21a、81a:温度センサ
21b:記憶部
21c:CPU
21d:昇圧部
22、82:EPSECU
22a:記憶部
22b:CPU
22c:ドライバ回路
23、83:イグニッションスイッチ
24、84:ヒューズ
25、85:レゾルバ
88:CANケーブル

Claims (2)

  1. 操舵入力に応じて制御回路が目標電流を算出し、昇圧回路で昇圧された昇圧電力によってモータを駆動することで操舵を行う電動パワーステアリング装置において、
    昇圧回路は自身の温度状態を検出する温度状態検出手段を備え、温度が所定以上の状態を検出した際に、昇圧回路の出力を低下させると共に、過熱状態であることを示すステータス信号を前記制御回路に送信することを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 請求項1記載の電動パワーステアリング装置において、
    前記制御回路は前記昇圧回路が過熱状態であることを検出した際、昇圧回路の出力に基づいて昇圧回路の温度を推定し、昇圧回路の要求電力を変更することを特徴とする電動パワーステアリング装置。
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