JP2009094838A - Ofdm受信装置およびofdm受信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】マルチパス遅延が大きい環境においてもOFDM信号を良好な品質で受信できるOFDM受信装置を提供する。
【解決手段】各ブランチの受信回路は、OFDM信号に対してフーリエ変換を行うFFT部104を備える。スレーブブランチのFFT窓制御部1Sは、非希望波が先行波であるのか遅延波であるのかを判定し、その結果をマスターブランチに通知する。マスターブランチのFFT窓制御部1Mは、スレーブブランチからの通知に応じて、OFDM信号に対してフーリエ変換を行うべき時間範囲を意味するFFT窓の位置を制御する。
【選択図】図7

Description

本発明は、複数の受信回路を用いてOFDM信号を受信するOFDM受信装置およびOFDM受信方法に係わる。
一般に、1つの搬送波(以下、キャリア)を用いたデジタル変調方式では、伝送レートが高くなるほどシンボル期間が短くなる。このため、マルチパス環境下では、信号の復調が困難になることがある。なお、マルチパスは、一般には、送信局から送信された電波が複数の経路を介して受信局に到達する環境を意味し、障害物における反射等によって発生する。また、複数の送信局から同一の信号を伝搬する電波が送信される通信システムにおいては、マルチパスと同様の環境が生じる。以下の説明において「マルチパス環境」は、双方の環境を含むものとする。
マルチパス環境下での受信性能を高める伝送方式の1つとして、直交周波数分割多重方式(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)が提案されている。OFDM方式では、周波数軸上で互いに直交している複数のキャリアを利用してデータが伝送される。このため、各キャリアを利用して伝送されるデータのシンボル期間は長くなり、遅延の大きなマルチパス環境においても、受信性能の劣化は小さい。また、キャリア毎に変調方式を変えることができる。
なお、OFDM方式では、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)を利用した変調、及びFFT(Fast Fourier Transform)を利用した復調が行われる。このため、OFDM方式は、周波数利用効率が高く、地上波デジタル放送への適用が広く検討されている。日本では、地上波デジタル放送の規格の1つであるISDB−T(Integrated Services Digital Broadcasting-Terrestrial)においてOFDM方式が採用されている。
図12は、従来のOFDM受信装置の構成を示す図である。OFDM受信装置は、OFDM信号を受信して復調する。OFDM信号は、図13に示すように、複数のキャリアを利用してデータを伝送する。また、図13に示す例では、所定の周波数間隔で、分散パイロット(SP:Scattered Pilot)信号が配置されている。ISDB−Tでは、432個のキャリア波が多重されている。また、SP信号は、周波数軸上では12キャリア周期で配置され、時間軸上では4シンボル周期で配置される。
OFDM信号は、チューナ101により受信され、A/D変換部102によりデジタル信号に変換される。直交復調部103は、A/D変換部102により得られたデジタル信号から、直交信号(I成分信号およびQ成分信号)を生成する。FFT部104は、シンボル毎にFFT演算を実行することにより、時間領域の信号を周波数領域の信号に変換する。伝送路等化部105は、伝送路上で発生した位相回転を補正する。そして、誤り訂正部106は、誤り訂正を実行して送信データを再生する。
IFFT部107は、FFT部104から出力される周波数領域の信号を時間領域の信号に変換する。遅延情報抽出部108は、IFFT部107から出力される時間領域の信号に基づいて、遅延情報としての遅延プロファイルを生成する。遅延プロファイルは、時間軸上での受信パワーの変化を表す。また、遅延情報抽出部108は、遅延プロファイルに基づいて、FFT窓の位置(すなわち、FFTの開始タイミング)を指示するFFT窓制御指示を生成してFFT部104に与える。そして、FFT部104は、FFT窓制御指示に従って、シンボル毎にFFT演算を実行する。
OFDM方式では、さらに、マルチパス環境下での受信性能を高めるために、ガードインターバルを導入する。以下、図14を参照しながら、ガードインターバルについて説明する。図14では、主波(希望波)およびその遅延波(妨害波)が存在するマルチパス環境において、受信OFDM信号のシンボルnについてFFT演算を実行するものとする。
FFT演算は、時間軸上に設定されるFFT窓内の情報をFFT部104に入力することにより実行される。ここで、FFT窓の幅は、1シンボル時間に相当する。このとき、シンボル間にガードインターバルが挿入されていないものとすると、図14(a)に示すように、主波のシンボルnの情報を取り込む際に、遅延波のシンボルnの情報だけではなく、遅延波のシンボルn−1の情報も取り込んでしまう。すなわち、シンボルnの情報およびシンボルn−1の情報に基づいて、シンボルnのデータが再生されてしまう。この結果、シンボル間干渉が発生し、受信品質が低下してしまう。
そこで、OFDM方式では、図14(b)に示すように、シンボル間にガードインターバルが挿入される。ガードインターバルi(iは、各シンボルを識別する番号)は、シンボルiの末尾部分の情報をコピーすることにより得られる。なお、ISDB−Tのモード3においては、ガードインターバルは、1/8シンボル期間である。
そして、図14(b)に示すように、主波のシンボルタイミングでFFT窓を設定すると、主波のシンボルnの情報を取り込む際に、遅延波のシンボルnの情報および遅延波のガードインターバルnの情報も取り込まれる。しかし、ガードインターバルnの情報は、シンボルnの情報の一部をコピーすることにより得られたものである。したがって、この場合、FFT演算は、シンボルnの情報のみについて実行される。この結果、シンボル間干渉は発生せず、受信品質は向上する。
ただし、通信システムの構成によっては、OFDM受信装置は、主波およびその先行波を受信することがある。例えば、SFN(Signal Frequency Network)のように、複数の送信局から同時に同じ信号が送信されるシステムにおいては、先行波が存在することがある。
先行波が存在する場合は、図15(a)に示すように、主波のシンボルタイミングでFFT窓を制御すると、シンボル間干渉が発生してしまう。すなわち、主波のシンボルnの情報を取り込む際に、先行波のシンボルnの情報だけではなく、先行波のシンボルn+1の情報も取り込んでしまう。このため、先行波が存在する場合は、図15(b)に示すように、先行波のシンボルタイミングでFFT窓が制御される。そうすると、対象シンボルの情報のみから復調データを得ることができる。
さらに、OFDM方式に限定されるものではないが、通信品質の向上を図る1つの技術として、ダイバーシティ受信が知られている。ダイバーシティ受信では、複数の受信回路を利用して同一の信号を受信する。そして、選択ダイバーシティでは、通信品質の高い方の信号が出力される。また、合成ダイバーシティでは、複数の受信信号を合成し、その合成信号から送信データが再生される。
なお、特許文献1には、ダイバーシティ受信回路においてFFT窓を制御する技術が記載されている。FFT共通窓期間算出部は、2以上のアンテナ信号に含まれるOFDM信号のシンボル間干渉が最小になるFFT窓共通期間を算出する。
特許文献2には、ダイバーシティ受信機において、マスターブランチとスレーブブランチとを切り替える構成が記載されている。
特許文献3には、遅延プロファイル信号およびゴーストの有無を示す信号に基づいて、FFT窓の位置を設定する構成が記載されている。
特開2003−229833号公報 特開2005−150935号公報 特開2006−229323号公報
OFDM方式では、上述したように、シンボル間にガードインターバルを挿入することによって、マルチパス環境下でも受信品質の低下を抑えている。しかし、ガードインターバルを設けても、マルチパス遅延がそのガードインターバルよりも大きい環境では、シンボル間干渉を防ぐことができず、通信品質は劣化してしまう。ただし、変調方式によっては(例えば、BPSKあるいはQPSK等のように多値数が小さい場合)、マルチパス遅延がガードインターバルより大きくても、FFT窓の位置が適切に設定されていれば、信号を受信することができる。したがって、FFT窓の位置を適切に設定することは重要である。なお、以下の説明において「マルチパス遅延」とは、「先行波と主波との時間差」および「主波と遅延波との時間差」を含むものとする。
FFT窓の制御は、図12に示す構成においては、以下のようにして行われる。すなわち、FFT部104の出力信号からSP信号を抽出する。IFFT部107は、そのSP信号に対してIFFT演算を行うことにより時間領域の信号を得る。遅延情報抽出部108は、その時間領域の信号から遅延プロファイルを生成する。そして、先行波が存在しない場合には、図14に示すように、主波のシンボルタイミングでFFT窓が設定される。一方、先行波が存在する場合には、図15(b)に示すように、先行波のシンボルタイミングでFFT窓が設定される。このように、FFT窓の制御は、先行波が存在するか否かに応じて異なる。
ところが、遅延プロファイルを生成するために使用されるSP信号は、図13に示す例では、3キャリア間隔で挿入されている。この場合、検知可能な遅延(すなわち、FFT/IFFTの演算可能範囲)は、1/3シンボル期間となる。ここで、1シンボル期間が1.008m秒(ISDB−Tのモード3)であるものとすると、遅延の広がりは336μ秒となる。そして、先行波および遅延波の双方が存在し得ることを考えると、検知可能な遅延は、±1/6シンボル期間(±168μ秒)となる。
例えば、図16(a)に示すように、200μ秒の遅延波が存在するものとする。ここで、検知可能な遅延は、±168μ秒である。そうすると、この遅延波は、FFT/IFFTの性質上、図16(b)に示すように、IFFT部108の演算結果から得られる遅延プロファイルにおいて「136μ秒の先行波」として検出される。すなわち、この場合、200μ秒の遅延波または136μ秒の先行波のいずれが存在するのかを識別することができない。このため、例えば、実際には200μ秒の遅延波が存在するにもかかわらず、136μ秒の先行波が存在するものとしてFFT窓の位置を決定すると、シンボル間干渉により通信品質が劣化してしまう。
このように、マルチパス遅延が大きいときは、FFT窓の位置を正しく決定することができず、通信品質が劣化することがあった。
本発明の課題は、マルチパス遅延が大きい環境においてもOFDM信号を良好な品質で受信できるOFDM受信装置を提供することである。
本発明のOFDM受信装置は、複数の受信回路を有する。各々の前記受信回路は、OF
DM方式(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)により送信されたOFDM信号を受信して直交復調を行った後のOFDM信号をフーリエ変換し、周波数領域のOFDM信号を出力するフーリエ変換回路と、前記周波数領域のOFDM信号に存在する分散パイロット情報から、伝送路の第1の遅延量を検出する遅延量検出回路と、前記フーリエ変換回路により変換された前記周波数領域のOFDM信号及び前後のシンボルのOFDM信号から得られるピーク位置情報を基に、前記遅延量検出回路が検出した前記第1の遅延量が適切か否か判定し、前記第1の遅延量が適切でないと判定した場合に、前記第1の遅延量から第2の遅延量を算出し、前記第1の遅延量または前記第2の遅延量のうちのいずれか一方を用いて、前記フーリエ変換回路が前記OFDM信号のなかでフーリエ変換を行うべき範囲を示す時間窓の位置を設定する窓制御回路、を含む。
この構成によれば、まず、第1の遅延量が適切か否かが判定される。そして、第1の遅延量が適切でないと判定された場合に、第2の遅延量が算出され、第1の遅延量または第2の遅延量のいずれか一方に基づいてフーリエ変換のための時間窓が制御される。したがって、時間窓の位置が適切に制御される可能性が高くなる。
上記OFDM受信装置において、前記複数の受信回路のうちの第1の受信回路に含まれる第1のフーリエ変換回路は、前記複数の受信回路のうちの第2の受信回路に含まれる第2の窓制御回路が設定する値によって、前記OFDM信号のなかでフーリエ変換を行うべき範囲を示す時間窓の位置を設定するようにしてもよい。この構成によれば、第1の受信回路は、第2の受信回路における制御結果を利用することができる。よって、第1の受信回路においては、第1の遅延量または第2の遅延量のいずれが適切であるのかを判定する処理を行う必要がない。
上記構成のOFDM受信装置において、前記複数の受信回路から出力される複数の復調信号をダイバーシティ合成するダイバーシティ合成部をさらに含むようにしてもよい。
本発明によれば、マルチパス遅延が大きい環境においてもOFDM信号を良好な品質で受信できるようになる。
<OFDM受信回路>
本発明の実施形態のOFDM受信装置は、複数のOFDM受信回路を備える。各OFDM受信回路は、基本的には、互いに同じ構成である。そして、各OFDM受信回路は、同じOFDM信号を受信する。以下では、まず、OFDM受信回路の構成および動作を説明する。
図1は、本発明の実施形態のOFDM受信装置が備えるOFDM受信回路の構成を示す図である。OFDM受信回路は、チューナ101、A/D変換部102、直交復調部103、FFT部104、伝送路等化部105、誤り訂正部106、IFFT部107、遅延情報抽出部108、およびFFT窓制御部1を備える。チューナ101、A/D変換部102、直交復調部103、FFT部104、伝送路等化部105、誤り訂正部106、IFFT部107、遅延情報抽出部108の構成および動作については、基本的には、図12を参照しながら説明した通りである。
FFT窓制御部1には、遅延情報抽出部108により生成される遅延情報(遅延プロファイル)、ピーク位置情報、MER情報、BER情報が与えられる。そして、FFT窓制御部1は、これらの情報に基づいて、OFDM信号に対してフーリエ変換を行うべき時間範囲を制御するFFT窓制御指示(時間窓情報)を生成する。
遅延プロファイルは、IFFT部107により得られる時間領域情報から生成される。ここで、IFFT部107は、FFT部104から出力される周波数域情報を時間領域情報に変換する。
図2(a)は、遅延波が存在する場合の遅延プロファイルの例である。遅延波は、一般に、マルチパスにより発生する。また、遅延波は、複数の送信局から同時に同一の信号が放送される場合にも発生することがある。図2(b)は、先行波が存在する場合の遅延プロファイルの例である。先行波は、主に、複数の送信局から同時に同一の信号が放送される場合に発生し得る。遅延情報は、主波(希望波)と非希望波(先行波および遅延波を含む)との間の時間差を示す。ここで、例えば、主波と遅延波との時間差は「正の値」で表され、主波と先行波との時間差は「負の値」で表されるようにしてもよい。
ピーク位置情報は、シンボル間にガードインターバルが挿入されていることを利用して生成される。ピーク位置情報を得るためには、まず、直交復調部103から出力されるOFDM信号およびそのOFDM信号を遅延させた信号との相関を求める。遅延時間は、1シンボル期間である。そして、ピーク位置情報は、これらの信号の相関値について移動平均を計算することにより得られる。移動平均の移動幅は、例えば、ガードインターバルである。
図3において、期間P1は、シンボルnとシンボルn+1との相関が計算される。この場合、相関値は小さい。期間P2は、シンボルnとガードインターバルnとの相関が計算される。ここで、ガードインターバルnの信号は、シンボルnの信号をコピーすることにより得られる。すなわち、期間P2は、シンボルnとシンボルnとの相関が計算されるので、その相関値は大きい。したがって、その相関値の移動平均は、期間P2において増加していく。期間P3は、ガードインターバルn+1とシンボルnとの相関が計算される。この場合、相関値は小さい。よって、その移動平均は、期間P3において減少していく。この結果、相関値の移動平均は、期間P2から期間P3に切り替わるタイミングでピークを持つ。
このように、相関値の移動平均は、OFDM信号のシンボル間の境界タイミングでピークを持つ。そして、ピーク位置情報は、この移動平均がピークを持つタイミングを表す。なお、ピーク位置情報は、既存のOFDM受信回路においても、FFT窓位置を検出するため(あるいは、シンボルタイミングを検出するため)に使用されている。
ピーク位置情報の波形は、非希望波(すなわち、妨害波)の存在によって変化する。また、その波形は、非希望波が先行波であるのか遅延波であるのかによっても異なる。すなわち、先行波が存在する場合には、図4(a)に示すように、相関値の移動平均がゼロからピークへ増加するまでの時間が、ピークからゼロに下がるまでの時間よりも長くなる。反対に、遅延波が存在する場合には、図4(b)に示すように、移動平均がゼロからピークへ増加するまでの時間が、ピークからゼロに下がるまでの時間よりも短くなる。したがって、ピーク位置情報に基づいて、非希望波が先行波であるのか遅延波であるのか判断することができる。ただし、この判断の精度は、必ずしも高くはない。
MER(Modulation Error Rate)情報は、伝送路等化部105において位相回転が補正された信号についてのMERを表す。このMER情報は、この実施例では、伝送路等化部105により生成される。また、BER(Bit Error Rate)情報は、再生された送信データのBERを表す。このBER情報は、この実施例では、誤り訂正部106により生成される。なお、MERおよびBERの検出は、公知の技術により実現することができるので、詳しい説明は省略する。
図5は、OFDM受信回路の動作を示すフローチャートである。このフローチャートの処理は、FFT窓制御部1により実行される。
以下の説明では、図13に示すOFDM信号を受信するものとする。すなわち、SP信号は、周波数軸上で12キャリア周期で配置され、時間軸上で4シンボル周期で配置されているものとする。そして、このSP信号を利用して遅延プロファイルが生成される。また、シンボル期間は1008μ秒であるものとする。そうすると、図16を参照しながら説明したように、遅延プロファイルで検知可能な範囲(すなわち、FFT/IFFTの演算可能範囲)は、1/3シンボル期間(即ち、336μ秒)となる。ここで、先行波および遅延波の双方が存在し得ることを考えると、検知範囲は、「±1/6シンボル期間(±168μ秒)」となる。
図6は、遅延プロファイルに基づいて検知される信号について説明する図である。検知範囲内に遅延波が存在する場合は、図6(a)に示すように、その遅延波は遅延プロファイルにより検知される。同様に、検知範囲内に先行波が存在する場合には、図6(b)に示すように、その先行波は遅延プロファイルにより検知される。
しかし、図6(c)に示すように、遅延波の遅延量が検知範囲を超えてしまう場合は、遅延プロファイル上では、その遅延波は、検知範囲内の先行波として検知されてしまう。ここで、主波と遅延波との時間差を「正の値」で表し、主波と先行波との時間差を「負の値」で表すものとする。また、遅延波の遅延量が「168+a」μ秒であるものとする。そうすると、遅延プロファイルにおいては、図6(c)に示すように、「−168+a」μ秒の先行波が検知される。換言すれば、遅延プロファイルにより「−168+a」μ秒の先行波が検知されたときには、その遅延プロファイルの情報のみでは、「168+a」μ秒の遅延波が存在するのか、「−168+a」μ秒の先行波が存在するのかを識別することはできない。
先行波と主波との時間差が検知範囲を超える場合も同様である。すなわち、図6(d)に示すように、「−168−a」μ秒の先行波が存在する場合には、その先行波は、「168−a」μ秒の遅延波として検知されてしまう。
遅延プロファイルにおいて、図6(e)に示すように、主波からの時間差c(=168−b)が小さい先行波が検知されたものとする。この場合、この遅延プロファイルに基づいて、「c」μ秒の先行波が存在するのか、「168+b」μ秒の遅延波が存在するのかを識別することはできない。しかし、一般に、発生し得る遅延量の最大値は、システム構成により概ね決まっている。すなわち、「168+b」がある閾値を超えていれば(すなわち、「c」がある閾値よりも小さければ)、そのような遅延波が存在する可能性は無視することができる。したがって、この場合、この遅延プロファイルに基づいて、「c」μ秒の先行波が存在すると判定することができる。
このように、主波と先行波との時間差が閾値よりも小さければ、遅延プロファイルに基づいて、検知された先行波が実際に存在すると判定することができる。なお、図6(f)に示すように、遅延量が閾値よりも小さい遅延波が検知されたときは、その検知された遅延波が実際に存在すると判定することができる。
以下、図5に示すフローチャートを説明する。このフローチャートの処理は、FFT窓の位置を決定する。ただし、図6を参照しながら説明したように、遅延プロファイルからだけでは、非希望波が先行波であるのか遅延波であるのか識別できないことがある。よって、このフローチャートの処理は、非希望波が先行波であるのか遅延波であるのかを判定する処理を含む。
ステップS1では、まず、遅延プロファイルに基づいて、FFT窓の位置を制御する。すなわち、先行波が存在する場合には、図15(b)に示すように、先行波のシンボルタイミングに合わせてFFT窓の位置を制御する。そうでない場合には、図14(b)に示すように、主波のシンボルタイミングに合わせてFFT窓の位置を制御する。なお、FFT窓の制御は、FFT窓制御指示をFFT部104に与え、FFT部104がその指示に従ってFFT演算を行うことにより実現される。
続いて、このようにしてFFT窓を制御した状態で、主波と非希望波との時間差を検出する。そして、その時間差が閾値よりも小さければ、検知した非希望波が実際に存在すると判定し、ステップS5へ進む。この場合、ステップS5では、ステップS1におけるFFT窓制御が適切であるものと判断する。なお、主波と非希望波との時間差を評価するための閾値は、特に限定されるものではないが、例えば、84μ秒とする。そうすると、主波からの時間差が252μ秒よりも大きい非希望波が存在する可能性を無視することができる。一方、主波からの時間差が84〜168μ秒の遅延波が検知された場合には168〜252μ秒の先行波の存在を考慮する必要があり、主波からの時間差が84〜168μ秒の先行波が検知された場合には168〜252μ秒の遅延波の存在を考慮する必要がある。
また、上述のようにしてFFT窓を制御した状態で、通信品質(伝送路情報)を検出する。通信品質は、この実施例では、MERおよび/またはBERである。そして、通信品質が所定レベルよりも良好であれば、ステップS5へ進む。この場合、ステップS5では、ステップS1におけるFFT窓制御が適切であるものと判断する。
ステップS1において、主波と非希望波との時間差が閾値よりも大きい場合、あるいは通信品質が所定レベルよりも悪い場合には、ステップS2が実行される。ステップS2では、ピーク位置情報を利用して、非希望波が先行波であるのか遅延波であるのかを判定する。ピーク位置情報を利用して非希望波が先行波であるのか遅延波であるのかを判定する方法は、図4を参照しながら説明した通りである。そして、この判定に従ってFFT窓の位置を制御する。すなわち、非希望波が遅延波であると判定した場合には、主波のシンボルタイミングに合わせてFFT窓を制御する。一方、非希望波が先行波であると判定した場合には、先行波のシンボルタイミングに合わせてFFT窓を制御する。
FFT部104は、ピーク位置情報に従って決定したFFT窓でFFT演算を行う。そして、そのようにしてFFT窓が制御されている状態で通信品質がチェックさる。
ステップS2に従ってFFT窓を制御した結果、通信品質が所定レベルよりも悪かった場合には、ステップS2の判断が誤っている可能性があると推定する。この場合、ステップS3において、反転処理を行う。すなわち、ステップS2において非希望波が遅延波であると判定していた場合には、ステップS3では、非希望波が先行波であると仮定してFFT窓を制御する。例えば、ステップS2で「168+x」の遅延波が存在すると仮定してFFT窓を制御した場合には、ステップS3では、「−168+x」の先行波が存在するものとしてFFT窓を制御する。この場合、FFT窓は、「−168+x」の先行波のシンボルタイミングに合わせて制御される。同様に、ステップS2において非希望波が先行波であると判定していた場合には、ステップS3では、非希望波が遅延波であるとみなしてFFT窓を制御する。例えば、ステップS2で「−168+x」の先行波が存在すると仮定してFFT窓を制御した場合には、ステップS3では、「168+x」の遅延波が存在するものとしてFFT窓を制御する。この場合、FFT窓は、「168+x」の遅延波のシンボルタイミングに合わせて制御される。
FFT部104は、ステップS3で決定したFFT窓でFFT演算を行う。そして、そ
のようにしてFFT窓が制御されている状態で通信品質がチェックさる。
ステップS4では、ステップS2で決定したFFT窓で得られる通信品質と、ステップS3で決定したFFT窓で得られる通信品質とを比較する。そして、いずれのFFT窓がより適切か判断する。すなわち、より高い通信品質が得られるFFT窓が選択される。ステップS5では、ステップS4により得られた判定結果を保持する。以降、その判定結果に従ってFFT窓が制御される。
なお、ステップS1〜S5によってFFT窓の位置を決定すると、以降、その状態でシンボル毎にFFT演算が行われる。このとき、通信品質は継続的にモニタされる。また、最新の遅延プロファイルが生成される。そして、一定期間以上継続して通信品質が所定レベルよりも低くなると、ステップS1に戻ってFFT窓の制御を再実行する。また、遅延プロファイルから検知される遅延量(主波と非希望波との時間差)が閾値よりも小さくなったときも、ステップS1に戻ってFFT窓の制御を再実行する。
このように、実施形態のOFDM受信回路は、遅延情報(遅延プロファイル)、ピーク位置情報、MER情報、BER情報などに基づいて、FFT窓制御指示を生成する。そして、FFT部104は、このFFT窓制御指示に従って、OFDM信号に対してシンボル毎にFFT演算を実行する。なお、上記OFDM受信回路の構成および動作については、特願2006−152530号にも記載されている。
しかし、この方式では、基本的に、適切なFFT窓位置を決定するために、非希望波が遅延波である場合に対応するFFT窓を利用して通信品質をモニタする手順、および非希望波が先行波である場合に対応するFFT窓を利用して通信品質をモニタする手順の双方が行われる。すなわち、適切なFFT窓位置が決定される前に、誤ったFFT窓位置でOFDM信号を受信する期間が存在することになる。したがって、その期間は、低い通信品質でOFDM信号を受信することになってしまう。
実施形態のOFDM受信装置は、この問題を解決するための構成および機能を備えている。以下、実施形態のOFDM受信装置について説明する。
<実施形態のOFDM受信装置>
図7は、実施形態のOFDM受信装置の構成を示す図である。実施形態のOFDM受信装置は、複数のOFDM受信回路を備える。図7に示す実施例では、2個のOFDM受信回路(マスターブランチ回路10、スレーブブランチ回路20)を備える。各OFDM受信回路の構成および動作は、基本的に互いに同じであり、図1を参照しながら説明した通りである。ただし、マスターブランチのFFT窓制御部1MおよびスレーブブランチのFFT窓制御部1Sの動作は、互いに異なっている。これらの動作の差異については、後で詳しく説明する。
ダイバーシティ合成部2は、マスターブランチおよびスレーブブランチの各伝送路等化部105から出力される1組の信号をダイバーシティ合成する。なお、この実施例では、ダイバーシティ合成が行われるが、選択ダイバーシティを行うようにしてもよい。誤り訂正部3は、ダイバーシティ合成部2の出力信号について誤り訂正を行う。そして、誤り訂正部3の出力信号から送信データが得られる。
図8(a)は、スレーブブランチのFFT窓制御部1Sの動作を示すフローチャートである。FFT窓制御部1Sの動作手順は、基本的に、図5に示した手順と同じである。すなわち、FFT窓制御部1Sの動作手順は、非希望波が先行波であるのか遅延波でるのかを判定する手順(ステップS3〜S4)を含む。また、FFT窓制御部1Sは、判定結果をマスターブランチのFFT部1Mに通知にする(ステップS11)。
図8(b)は、マスターブランチのFFT窓制御部1Mの動作を示すフローチャートである。マスターブランチにおいては、FFT部1Mは、ステップS1〜S2においてFFT窓を制御した後は、ステップS3の反転処理を実行することなく、スレーブブランチによる判定結果を待つ(ステップS21)。この期間は、マスターブランチでは、ステップS1〜S2において決定したFFT窓でFFT演算が実行される。そして、FFT制御部1Mは、スレーブブランチのFFT制御部1Sから判定結果を受け取ると、その判定結果に応じてマスターブランチのFFT窓の位置を決定する。
なお、スレーブブランチからマスターブランチに通知される判定結果は、例えば、非希望波が先行波であるのか遅延波であるのかを示す情報である。この場合、マスターブランチのFFT制御部1Mは、マスターブランチ内で検出された遅延プロファイルおよびピーク位置情報、並びに通知された判定結果に従ってFFT窓の位置を決定する。すなわち、マスターブランチにおけるピーク位置情報による判定(遅延波または先行波)と、スレーブブランチにおけるステップS4による最終判定とが互いに一致していれば、マスターブランチは、そのピーク位置情報により決定したFFT窓を変更しない。一方、それらが互いに異なっていれば、マスターブランチにおいて、スレーブブランチにおけるステップS4による最終判定に従ってFFT窓の位置を変更する。
スレーブブランチからマスターブランチに通知される判定結果は、FFT窓の位置を表す情報であってもよい。この場合、マスターブランチは、スレーブブランチから通知される位置にFFT窓を制御する。
このように、実施形態のOFDM受信装置では、スレーブブランチでFFT窓の最適位置を判定し、マスターブランチはその判定結果を使用する。このため、マスターブランチは、誤ったFFT窓位置制御を行うことなく、正しいFFT窓位置をサーチすることが可能となる。したがって、通信品質の劣化を抑えることができる。
図9は、ダイバーシティ動作を制御する手順のフローチャートである。このフローチャートの処理は、たとえば所定の時間間隔で、スレーブブランチのFFT制御部1Sにより実行される。
ステップS31では、反転処理(ステップS3〜S4)を実行中か否かチェックする。反転処理を実行中であれば、マスターブランチおよびスレーブブランチの通信品質(例えば、MER)を比較する。そして、マスターブランチの通信品質の方が高ければ(すなわち、スレーブブランチの通信品質が低ければ)、ダイバーシティ合成の停止を指示するブランチマスク指示をダイバーシティ合成部2に与える。この指示を受けると、ダイバーシティ合成部2は、合成動作を停止し、マスターブランチの伝送路等化部105の出力信号のみを誤り訂正部3へ送る。このようにして合成動作を停止することにより、低消費電力化も実現される。
反転処理を実行中でなければ(ステップS31:No)、ダイバーシティ合成の実行する旨を指示する。また、反転処理を実行中であっても、マスターブランチよりもスレーブブランチの通信品質の方が高ければ、ダイバーシティ合成を実行する旨を指示する。これらの場合には、ダイバーシティ合成部2は、マスターブランチおよびスレーブブランチの各伝送路等化部105の出力信号を合成して誤り訂正部3へ送る。
なお、上述の実施例のOFDM受信装置は、ダイバーシティ受信を行うが、本発明はこの構成に限定されるものではない。すなわち、例えば、スレーブブランチは、FFT窓位置をサーチするためだけに使用するようにしてもよい。この場合、FFT窓位置のサーチが終了した時点で、スレーブブランチへの電力の供給を停止するようにしてもよい。そう
すれば、低消費電力化を図りながら、マルチパス環境化において高性能な受信性能を保持することが可能となる。
このように、実施形態のOFDM受信装置によれば、主波と非希望波との時間差がガードインターバルを超える環境であっても、不適切なFFT演算が無くなる或いは少なくなるの。したがって、マルチパス遅延が大きい環境であっても、通信品質の低下を抑えることができる。
<4ブランチ構成>
実施形態のOFDM受信装置は、複数のOFDM受信回路を備える。そして、図7に示すOFDM受信装置は、2個のOFDM受信回路を備える。しかし、OFDM受信回路の数は特に限定されるものではない。
図10は、4ブランチのOFDM受信装置の構成を示す図である。なお、図10においては、一部の機能が省略されているが、各OFDM受信回路の構成は、上述した通りである。
図10に示すOFDM受信装置において、第1ブランチおよび第2ブランチは、それぞれ送信データを受信するために使用される。また、第3ブランチでは、遅延プロファイルおよびピーク位置情報に基づいて推定されるFFT窓位置で受信信号の品質をモニタする。一方、第4ブランチでは、ピーク位置情報を利用した推定結果を反転させることによって得られるFFT窓位置で受信信号の品質をモニタする。そして、先行/遅延判定部4は、第3ブランチおよび第4ブランチのモニタ結果を比較することにより、非希望波が先行波であるか遅延波であるかを判定する。
判定結果は、第1〜第4ブランチに通知される。そして、第1〜第4ブランチは、それぞれその通知に従ってFFT窓の位置を制御し、OFDM信号に対してFFT演算を実行する。なお、第3ブランチおよび第4ブランチにおいて判定処理を行っている期間は、第1ブランチおよび第2ブランチは、それぞれ、ピーク位置情報に従って決定されるFFT窓位置でFFT演算を行う。
ダイバーシティ合成部5は、第1ブランチおよび第2ブランチで受信した信号を合成する。ただし、第3ブランチおよび/または第4ブランチの受信品質が良好であれば、それらの信号もダイバーシティ合成に利用される。
図11は、4ブランチ構成のOFDM受信装置における各FFT窓制御部の動作を示すフローチャートである。第3ブランチでは、図11(a)に示すように、ピーク位置情報に従ってFFT窓の位置を制御する。第4ブランチでは、図11(b)に示すように、反転処理の結果に従ってFFT窓の位置を制御する。なお、図11(a)および図11(b)に示すステップS4は、先行/遅延判定部4により実行される。第1および第2ブランチでは、図11(c)に示すように、先行/遅延判定部4からの通知に従ってFFT窓が制御される。
実施形態のOFDM受信回路の構成を示す図である。 遅延プロファイルの例である。 ピーク位置情報について説明する図である。 非希望波がある場合のピーク位置情報の波形を示す図である。 OFDM受信回路の動作を示すフローチャートである。 遅延プロファイルにより検知される信号を説明する図である。 実施形態のOFDM受信装置の構成を示す図である。 OFDM受信装置の動作を示すフローチャートである。 ダイバーシティ動作を制御する手順のフローチャートである。 4ブランチのOFDM受信装置の構成を示す図である。 各FFT窓制御部の動作を示すフローチャートである。 従来のOFDM受信装置の構成を示す図である。 OFDM信号とパイロット信号の配置を説明する図である。 ガードインターバルについて説明する図である。 先行波がある場合のFFT窓の制御について説明する図である。 IFFTにより検出される先行波と遅延波の関係を説明する図である。
符号の説明
1 FFT窓制御部
1M マスターブランチのFFT窓制御部
1S スレーブブランチのFFT窓制御部
2、5 ダイバーシティ合成部
3 誤り訂正部
4 先行/遅延判定部
10 マスターブランチ回路
20 スレーブブランチ回路
101 チューナ
102 A/D変換部
103 直交変換部
104 FFT部
105 伝送路等化部
106 誤り訂正部
107 IFFT部
108 遅延情報抽出部

Claims (10)

  1. 複数の受信回路を有し、
    各々の前記受信回路は、
    OFDM方式(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)により送信されたOFDM信号を受信して直交復調を行った後のOFDM信号をフーリエ変換し、周波数領域のOFDM信号を出力するフーリエ変換回路と、
    前記周波数領域のOFDM信号に存在する分散パイロット情報から、伝送路の第1の遅延量を検出する遅延量検出回路と、
    前記フーリエ変換回路により変換された前記周波数領域のOFDM信号及び前後のシンボルのOFDM信号から得られるピーク位置情報を基に、前記遅延量検出回路が検出した前記第1の遅延量が適切か否か判定し、前記第1の遅延量が適切でないと判定した場合に、前記第1の遅延量から第2の遅延量を算出し、前記第1の遅延量または前記第2の遅延量のうちのいずれか一方を用いて、前記フーリエ変換回路が前記OFDM信号のなかでフーリエ変換を行うべき範囲を示す時間窓の位置を設定する窓制御回路と
    を含むことを特徴とするOFDM受信装置。
  2. 前記複数の受信回路のうちの第1の受信回路に含まれる第1のフーリエ変換回路は、前記複数の受信回路のうちの第2の受信回路に含まれる第2の窓制御回路が設定する値によって、前記OFDM信号のなかでフーリエ変換を行うべき範囲を示す時間窓の位置を設定する
    ことを特徴とする請求項1記載のOFDM受信装置。
  3. 前記複数の受信回路から出力される複数の復調信号をダイバーシティ合成するダイバーシティ合成部をさらに含む
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のOFDM受信装置。
  4. 前記窓制御回路は、前記フーリエ変換回路に接続された伝送路等化部の出力信号から得られるMER(Modulation Error Rate)情報、および、前記ダイバーシティ合成部に接続された誤り訂正部の出力信号から得られるBER(Bit Error Rate)情報を利用して、時間窓の位置を設定する
    ことを特徴とする請求項3記載のOFDM受信装置。
  5. 前記第1の遅延量が適切か否かの判定は、前記第1の遅延量の絶対値が予め定めた範囲外となっている場合に行う
    ことを特徴とする請求項1記載のOFDM受信装置。
  6. OFDM方式(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)により送信されたOFDM信号を受信して直交復調を行った後のOFDM信号をフーリエ変換し、
    前記フーリエ変換後の周波数領域のOFDM信号に存在する分散パイロット情報から、伝送路の第1の遅延量を検出し、
    前記フーリエ変換された前記周波数領域のOFDM信号及び前後のシンボルのOFDM信号から得られるピーク位置情報を基に、前記第1の遅延量が適切か否か判定し、前記第1の遅延量が適切でないと判定した場合に、前記第1の遅延量から第2の遅延量を算出し、前記第1の遅延量または前記第2の遅延量のうちのいずれか一方を用いて、前記フーリエ変換回路が前記OFDM信号のなかでフーリエ変換を行うべき範囲を示す時間窓の位置を複数の受信回路に設定する
    ことを含むことを特徴とするOFDM受信方法。
  7. 前記第1の遅延量が適切か否かの判定は、前記第1の遅延量の絶対値が予め定めた範囲外となっている場合に行う
    ことを特徴とする請求項6記載のOFDM受信方法。
  8. 複数のOFDM受信回路を備えるOFDM受信装置であって、
    各OFDM受信回路は、OFDM信号に対してフーリエ変換を行って周波数領域信号を生成するフーリエ変換回路を有し、
    前記複数のOFDM受信回路の中の第1のOFDM受信回路は、さらに、
    前記周波数領域信号を利用して希望波と非希望波との時間差を検出する検出手段と、
    前記非希望波が先行波であるのか遅延波であるのかを判定する判定手段と、
    前記判定手段により得られた判定結果および前記検出手段により検出された時間差に基づいて、前記OFDM信号に対してフーリエ変換を行うべき時間範囲を制御する時間窓情報を生成する生成手段、を有し、
    前記第1のOFDM受信回路のフーリエ変換回路および前記複数のOFDM受信回路の中の第2のOFDM受信回路のフーリエ変換回路は、前記生成手段により生成される時間窓情報に従って、それぞれ、前記OFDM信号に対してフーリエ変換を行う
    ことを特徴とするOFDM受信装置。
  9. 複数のOFDM受信回路を備えるOFDM受信装置であって、
    各OFDM受信回路は、
    OFDM信号に対してフーリエ変換を行って周波数領域信号を生成するフーリエ変換回路と、
    前記周波数領域信号に基づいて希望波と非希望波の時間差を検出する検出回路と、
    前記検出回路により検出される時間差に基づいて、前記OFDM信号に対してフーリエ変換を行うべき時間範囲を制御する時間窓情報を生成し、前記フーリエ変換回路に与える制御回路、を有し、
    前記複数のOFDM受信回路の中の第1のOFDM受信回路は、さらに、前記非希望波が先行波であるのか遅延波であるのかを判定する判定手段をさらに有し、
    前記複数のOFDM受信回路の中の第2の制御回路は、前記判定手段の判定結果を利用して時間窓情報を生成する
    ことを特徴とするOFDM受信装置。
  10. 請求項8または9に記載のOFDM受信装置であって、
    前記判定手段は、前記非希望波が先行波であるものとしてフーリエ変換が行われたときの通信品質と、前記非希望波が遅延波であるものとしてフーリエ変換が行われたときの通信品質との比較結果に基づいて、前記非希望波が先行波であるのか遅延波であるのかを判定する
    ことを特徴とするOFDM受信装置。
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