JP2009093583A - 作業内容指示システムおよび作業内容指示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワークに組み付けられた部品の確認要点を容易に確認することができる作業内容指示システムおよび作業内容指示方法を提供する。
【解決手段】少なくともワークWの種類情報Tyを入力する識別情報入力装置12と、各ワークWの種類情報Tyに対応する部品の一覧情報Daおよび各部品の確認要点情報Dbを記録する記録装置10bと、前記一覧情報Daを用いて前記ワークWの種類情報Tyに対応する複数の部品Pa,Pb…を抽出し、これらの部品Pa,Pb…の確認要点情報Dba,Dbb…をまとめる処理を行う作業内容指示手段P1と、作業内容指示手段P1によりまとめられた確認要点情報DBa,Dbb…を表示する表示装置11と、ワークWに組み付けられた部品Pa,Pb…の組付確認情報Iok(Ing)を入力する確認情報入力装置13とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、作業内容指示システムおよび作業内容指示方法に関するものであって、より詳細にはワークに組み付けられた部品の組付状態の良否を確認することができる作業内容指示システムおよび作業内容指示方法に関するものである。
従来より、エンジンなどのワーク組付ラインでは、その最終工程(最終チェック工程)において、完成品ワークの外観や組付部品の組付間違い・組付漏れがないかを、作業者が目視で確認し、これをチェックしている。特に、ワークがエンジンである場合にはその型式に対応した番号(種類番号)により組み付ける部品が異なっている。
図6は、複数の形式のエンジンの種類番号に対応する部品一覧表Tの一例を示す図である。図6において、90はエンジンの型式、91は種類情報、92,93…は各エンジンの種類情報91に対応する各部品の型番を示している。組付ラインの最終チェック工程を行なう作業者は、部品一覧表Tを用いて、全てのエンジンの種類番号91に組み付ける部品の型番92,93…を確認し、部品の組付間違いや組付漏れ、および外観チェックを実施している。
しかしながら、最終工程においてエンジンの外観や組付部品をチェックする作業者は、エンジンの外観や組付部品をチェックする項目が多いため、部品一覧表Tの枚数(ページ数)が多くなってしまうという問題があった。このため、作業者が組付間違いや、組付漏れおよび外観チェックを実施するために、部品一覧表Tのページを何度もめくりながら、外観や組付部品のチェックを行う必要があった。
また、部品一覧表Tに各部品の外観画像などの詳細な情報を記載すればするほど、多くの紙面を必要とする。このため、作業者による操作性を考慮すると、部品一覧表Tには部品の型番92,93…程度の基本的な情報のみを記載せざるを得なかった。したがって、作業者は型番92,93…によって各部品を見分けることができる必要があり、十分なスキルを必要としていた。
本発明は前記課題を考慮に入れてなされたものであり、ワークに組み付けられた部品の確認要点を容易に確認することができる作業内容指示システムおよび作業内容指示方法を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、第1発明の作業内容指示システムは、少なくともワークの種類情報を入力する識別情報入力装置と、各ワークの種類情報に対応する部品の一覧情報および各部品の確認要点情報を記録する記録装置と、前記一覧情報を用いて前記ワークの種類情報に対応する複数の部品を抽出し、これらの部品の確認要点情報をまとめる処理を行う作業内容指示手段と、作業内容指示手段によりまとめられた確認要点情報を表示する表示装置と、ワークに組み付けられた部品の組付確認情報を入力する確認情報入力装置とを備えることを特徴とする作業内容指示システム(請求項1)を提供する。
前記構成によれば、識別情報入力装置を用いてワークの種類情報を入力すると、作業内容指示手段が、記録装置に記録している一覧情報の中から種類情報に対応する部品を抽出し、これらの部品の確認要点情報をまとめ、まとめられた確認要点情報を作業内容指示として表示装置に表示する。したがって作業者は表示装置に表示された確認要点情報に従って各部品の確認をその要点に従って行うことができる。また、作業者が確認情報入力装置を用いて組付確認情報を入力すると、作業内容指示システムは次のワークの作業内容指示を行う。
前記識別情報入力装置は少なくともワークの種類情報を入力できる装置であり、例えばワークまたはワークを搭載するパレットに添付させたIDタグを読み取り可能であるIDアンテナを有することが好ましい。また、識別情報入力装置はキーボード、ワークまたはワークを搭載するパレットに添付させたバーコードまたは二次元コードを読み取り可能であるバーコードリーダ、種類情報を入力可能なキーボードなどを備えてもよい。
前記記録装置はハードディスクや不揮発性メモリのような外部記憶装置であることが好ましいが、CD−ROMなどの光学記録媒体などであってもよい。一覧情報はワークの種類情報に、対応する部品の型番情報を関連づけた表であることが好ましい。さらに、確認要点情報は各部品が色によって容易に判別できるものである場合には部品の色を示す情報、部品が形状によって容易に判別できるものである場合には部品の外観を撮像した撮像画像(不感部分を定めるマスク情報も含めてもよい)またはその形状の特徴を捉えた文字情報を含ませることが好ましい。なお、前記確認要点情報は前記一覧情報に含ませるようにすることが好ましいが、部品の型番情報に、この部品の確認要点情報を関連づけた確認要点情報の一覧情報を別途用いてもよい。
前記作業内容指示手段は好ましくはラダー理論に従って記録されたラダー図プログラムである作業内容指示プログラムを実行するプログラマブルロジックコントローラ(PLC)によって実現する。PLCはワーク組付ラインの搬送装置などの制御対象を制御するのに適しており、ワーク組付ラインの制御装置と兼用できる。なお、作業内容指示手段をPLCに代えてタッチパネルを備えたパーソナルコンピュータ、携帯情報機器(PDA)などの演算処理装置を用いて実現してもよい。さらに、作業内容指示手段をロジック回路などのハードウェアによって実現してもよい。
前記表示装置は画像情報および文字情報をカラー表示できるものであることが好ましく、カラー液晶ディスプレイ、CRTディスプレイ、プラズマディスプレイなどのディスプレイを用いてもよい。また、表示装置は複数の確認要点情報を並べて表示することができる程度の表示面積を有するものであることが好ましい。さらに、表示装置は部品識別情報と確認要点情報として部品の取り付け状態における撮像画像とを表示するものであることが好ましい。
前記確認情報入力装置は異なる種類の入力装置を複数備えることが好ましく、少なくとも作業者による部品取り付け状態の確認情報の入力装置を備えることが好ましい。
第二発明の作業内容指示システムは、ワークの識別情報および種類情報を入力する識別情報入力装置と、各ワークの種類情報に対応する部品の一覧情報および各部品の確認要点情報を記録する記録装置と、前記一覧情報を用いて前記ワークの種類情報に対応する複数の部品を抽出し、これらの部品の確認要点情報をまとめる処理を行う作業内容指示手段と、作業内容指示手段によりまとめられた確認要点情報を表示する表示装置と、ワークに組み付けられた部品の組付確認情報を入力する確認情報入力装置と、入力された各組付確認情報を前記確認要点情報と比較して各部品の組み付けを確認することにより、組付状態の良否を判定する処理を行う良否判定手段と、この良否判定手段に接続されて前記組付確認情報および良否の判定結果をワークの識別情報毎に履歴として記録する履歴記録装置とを備えることを特徴とする作業内容指示システム(請求項2)を提供する。
前記構成によれば、識別情報入力装置を用いてワークの識別情報および種類情報を入力すると、作業内容指示手段が、記録装置に記録している一覧情報の中から種類情報に対応する部品を抽出し、これらの部品の確認要点情報をまとめ、まとめられた確認要点情報を作業内容指示として表示装置に表示する。部品の組付状態の確認は、良否判定手段による組付状態の良否判定によって行っても、作業者によって行われてもよい。すなわち、良否判定手段が確認情報入力装置によって入力された組付確認情報を確認要点情報と比較することにより、組付状態を良否判定することができる。さらに、作業者が表示装置に表示された確認要点情報に従って各部品の確認をその要点に従って行うことができる。確認対象となっているすべての部品の組付け状態の良否判定が終了すると、組付け確認情報および良否判定結果を履歴記録装置に記録して次のワークの作業内容指示に進むことができる。
前記識別情報入力装置はワークの識別情報および種類情報を入力できる装置であり、例えばワークまたはワークを搭載するパレットに添付させたIDタグを読み取り可能であるIDアンテナを有することが好ましい。また、識別情報入力装置はキーボード、ワークまたはワークを搭載するパレットに添付させたバーコードまたは二次元コードを読み取り可能であるバーコードリーダまたは二次元コードリーダ、種類情報を入力可能なキーボードなどを備えてもよい。
前記記録装置はハードディスクや不揮発性メモリのような外部記憶装置であることが好ましいが、CD−ROMなどの光学記録媒体などであってもよい。一覧情報はワークの種類情報に、対応する部品の型番情報を関連づけた表であることが好ましい。さらに、確認要点情報は各部品が色によって容易に判別できるものである場合には部品の色を示す情報、部品が形状によって容易に判別できるものである場合には部品の外観を撮像した撮像画像(不感部分を定めるマスク情報を含む)またはその形状の特徴を捉えた文字情報、部品にIDタグまたはバーコード(二次元コード)が形成されている場合には部品の識別情報を含ませることが好ましい。なお、前記確認要点情報は前記一覧情報に含ませるようにすることが好ましいが、部品の型番情報に、この部品の確認要点情報を関連づけた確認要点情報の一覧情報を別途用いてもよい。
前記作業内容指示手段は好ましくはラダー論理によって記述されたラダー図プログラムである作業内容指示プログラムを実行するプログラマブルロジックコントローラ(PLC)によって実現する。PLCはワーク組付ラインの搬送装置などの制御対象を制御するのに適しており、ワーク組付ラインの制御装置と兼用できる。なお、作業内容指示手段をPLCに代えてタッチパネルを備えたパーソナルコンピュータ、携帯情報機器(PDA)を用いて実現してもよい。さらに、作業内容指示手段をロジック回路などのハードウェアによって実現してもよい。
前記表示装置は画像情報および文字情報をカラー表示できるものであることが好ましく、カラー液晶パネル、CRTディスプレイ、プラズマディスプレイなどのディスプレイを用いてもよい。また、表示装置は複数の確認要点情報を並べて表示することができる程度の表示面積を有するものであることが好ましい。さらに、表示装置は部品識別情報と確認要点情報として部品の取り付け状態における撮像画像とを表示するものであることが好ましい。
前記確認情報入力装置は異なる種類の入力装置を複数備えることが好ましく、少なくとも作業者による部品取り付け状態の確認情報の入力装置を備えることが好ましい。
前記良否判定手段はラダー論理によって記述されたラダー図プログラムからなる良否判定プログラムを実行するプログラマブルロジックコントローラ(PLC)によって実現することが好ましい。しかしながら、良否判定手段はラダー理論ではないプログラム言語で記述された良否判定プログラムを実行するPLCまたはタッチパネルを備えたパーソナルコンピュータ、携帯情報機器(PDA)などの演算処理装置を用いて実現してもよい。さらに、良否判定手段をロジック回路などのハードウェアによって実現して、良否判定をさらに高速に行うようにしてもよい。
前記履歴記録装置は各ワークの組付確認情報および良否判定結果を累積して記憶するのに必要な容量を備えるものであり、前記良否判定手段にアクセス可能に構成された上位情報処理装置であることが好ましい。しかしながら、履歴記録装置は作業内容指示手段および良否判定手段と同じ情報処理装置内に設けてもよい。
前記確認情報入力装置は部品の取り付け状態を確認したことを入力するための確認入力ボタンを備える場合(請求項3)には、この確認入力ボタンを用いて作業者の目視確認による良否判定結果を入力することができる。すなわち、作業者によって部品の確認を行う必要がある場合にも、作業者の目視確認によって適正な組付確認を行うことができる。
前記確認入力ボタンは作業者の目視確認による組付状態の良否判定結果を入力できるボタンであり、好ましくは組付状態が適正であることを示すOKボタンと、組付状態が不適切であることを示すNGボタンとからなることが好ましい。しかしながら、確認入力ボタンはOKボタンのみであってもよい。
前記確認情報入力装置は各部品に設けて部品識別情報を記録してなるIDタグを読み取り可能であるIDアンテナを備える場合(請求項4)には、部品種類情報を読み取ることができ、良否判定手段は読み取った部品識別情報を用いて組付状態の良否を判別することができる。部品識別情報を読み取るためのIDアンテナは部品の識別情報を読み取る識別情報入力装置を構成するIDアンテナによって兼用することが好ましい。
IDアンテナは好ましくは非接触の通信によってIDタグから部品種類情報を読み取ることができるものであることが好ましく、例えば電源を必要としないRFIDタグと通信可能に構成されたRFIDアンテナを用いることができる。しかしながら、IDアンテナはRFIDアンテナのみならず、その他の通信手段を用いるものであってもよい。
前記確認情報入力装置は各部品に設けて部品識別情報を記録してなるバーコードを読み取り可能のバーコードリーダを備える場合(請求項5)には、形状による判別が困難な部品の部品識別情報をバーコードによって正確に読み取って正しい部品が組み付けられていることを自動確認することができる。
前記確認情報入力装置は各部品に設けて部品識別情報を記録してなる二次元コードを読み取り可能の二次元コードリーダを備える場合(請求項6)には、形状による判別が困難な部品の部品識別情報を二次元コードによって正確に読み取って正しい部品が組み付けられていることを自動確認することができる。なお、二次元コードリーダはバーコードも読み取り可能であることが好ましい。
前記確認情報入力装置は各部品を撮像するカメラを備える場合(請求項7)には、形状によって判別が可能な部品の部品識別情報を前記カメラによる撮像画像によって得ることができる。前記撮像画像はワークに対するカメラの位置を定めて撮像したものであることが好ましく、これによってカメラによる撮像画像を組付確認情報として入力し、このカメラによる撮像画像と前記確認要点情報に含まれる撮像画像を比較してその外観を部品の識別情報とすることができる。なお、カメラを用いる場合の確認要点情報は正しい部品の撮像画像に加えて確認要点となる部分以外を良否判定に用いないようにするためのマスク情報を含むものであることが好ましい。また、光源の特性およびワークに対する光源の位置も定めることにより、部品のより正確な色を組付確認情報とすることができ、部品を色によって判別できる場合にはカメラに代えてカラーセンサを用いてもよい。
カメラは撮像画像によって組付状態の確認を行う部品の数に合わせて複数設けることが好ましいが、部品の数より少ないカメラを用いて複数の部品の組付状態を一度に確認できるようにしたものであっても、部品の数より少ないカメラを移動させるカメラ移動手段を設けて、各部品の組付状態を確認できるようにしたものであってもよい。また、カメラは作業者による視認が困難である位置に取り付けられた部品の取り付け状態を確認するものであってもよい。さらに、作業内容指示システムは作業者がカメラによる撮像画像を確認できるモニタ表示装置を備えてもよい。
なお、実際の作業内容とカメラで撮像した証拠画像とをデータとして例えば上位情報処理装置などに保管することにより、不良が発生したときに、保管したデータを使って追跡調査を行うことができる。また、保管したデータを使い、作業内容が正常に終了したかの確認と作業時間を把握し、その作業を解析して作業改善に利用することができる。
前記確認情報入力装置は前記表示装置の表面に形成されたマトリックススイッチを備える場合(請求項8)には、作業者が表示装置に表示された確認要点情報に対応する部品を確認した後に、組付確認情報の入力をタッチパネルによって直感的に行うことができるので、人為的なミスを少なくすることができる。
第3発明の作業内容指示方法は、演算処理装置に各ワークの種類情報に対応する部品の一覧情報および各部品の確認要点情報を記録しておき、この演算処理装置に、ワークの種類情報を種類情報入力装置によって入力する第1ステップと、前記一覧情報を用いて前記ワークの種類情報に対応する複数の部品を抽出する第2ステップと、これらの部品の確認要点情報をまとめて表示装置に表示する第3ステップと、ワークに組み付けられた部品の組付確認情報を確認情報入力装置によって演算処理装置に入力して次のワークに進む第4ステップとを備える複数ステップの処理を実行させることを特徴とする作業内容指示方法(請求項9)を提供する。
演算処理装置を有効に活用して、各ワークの種類に対応した確認要点情報を記録し、表示装置に各ワークに対して組み付けられるべき部品の確認要点情報を表示することができるので、作業者はワークに対する適正な部品の組付状態を容易に確認することができる。
前記演算処理装置に、前記第4ステップにおいて入力された組付確認情報を前記確認要点情報と比較して各部品の組み付けを確認することにより、組付状態の良否を判定する第5ステップの処理を実行させる場合(請求項10)には、組付状態の良否判定を自動化することができるので、作業者にかける負担を少なくすることができる。なお、組付確認情報は例えば、作業者によって入力される部品識別情報、バーコードリーダやIDアンテナを用いて入力される部品識別情報、カメラなどの撮像手段を用いて入力される撮像画像を用いることができる。
前記演算処理装置に、前記種類情報入力装置によってワークの識別情報を入力するステップと、前記組付確認情報および前記良否の判定結果をワークの識別情報毎に履歴として保存するステップとを実行させる場合(請求項11)には、各ワークの組付状態に関する履歴情報を証拠として残すことができる。
上述したように、本発明によれば、作業者が表示装置に表示された確認要点情報を見ながら、各ワークの種類情報に組み付けられた部品の外観や誤欠品の確認を行うことができるので、人為的なミスを減少させて、速やかにかつ正確に部品組付状態の確認を行うことができる。
作業内容指示システムが良否判定手段を備える場合には、少なくとも一部の部品の組付状態を演算処理装置などを用いて自動的に良否判定することができるので、作業者にかける負担を少なくすると共に、より迅速かつ正確に組付状態の良否判定を行うことができる。また、作業内容指示システムが履歴記録装置を備える場合には、組付確認情報および良否判定結果をワークの識別情報毎に履歴として記録することができる。
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
図1〜図3は本発明の第1実施形態に係る作業内容指示システム1の構成を示す図である。図1において、2は加工対象のワーク(エンジン)Wを搭載するパレット、3はパレット2を搬送するコンベヤである。各パレット2にはこれに搭載するワークWの識別情報Idと種類情報Tyを記録するIDタグ4を添付する。
本実施形態の作業内容指示システム1は前記コンベヤ3によって搬送され、部品の組み付けが完了したワークWに正しい部品が組み付けられていることを確認するための作業内容指示を出力するものである。すなわち、作業内容指示システム1は、例えばPLCからなる作業内容指示装置10と、この作業内容指示装置10に取り付けられた表示装置11と、IDアンテナ12と、確認情報入力装置の一例である確認入力ボタン13とを備える。
また、前記作業内容指示装置10は、演算処理部10aと、この演算処理部10aによってアクセス可能であり少なくとも各情報ワークの種類情報Tyに対応する部品の一覧情報Da、各部品の確認要点情報Db、および履歴情報Drを記録するハードディスクなどの記録装置10bと、作業内容指示装置10の外部に取り付けられた各機器11〜13に接続されて種々のデータを入出力するポートとして機能する前記表示装置インターフェース10cとを備える。
前記演算処理部10aは管理プログラムPを実行し、この管理プログラムPに含まれる作業内容指示プログラムP1を実行することにより、作業内指示手段として機能する。この組付管理プログラムPはPLCの演算処理部10aによって容易に実行できるラダー理論に従って記録されたものであり、演算処理部10aに、前記一覧情報Daを用いて確認対象であるワークの種類情報に対応する複数の部品を抽出させ、これらの部品の確認要点情報Dbをまとめる処理を行わせるものである。
前記表示装置11はマトリックススイッチ(確認情報入力装置の一例)Msを備えたカラー液晶ディスプレイ(表示装置の一例)すなわちタッチパネルであり、かつ、複数の部品の部品識別情報として型番情報とこれらの部品に対応する確認要点情報とを並べて表示することができる程度の表示面積を有する。
前記IDアンテナ12は少なくとも前記IDタグ4と通信可能に構成されたものであり、好ましくは無線によってIDタグ4に対して通信可能に構成されている。この場合、IDタグ4およびIDアンテナ12は非接触の通信が可能であるRFIDタグおよびRFIDアンテナであることが好ましい。
前記確認入力装置13は押しボタンスイッチであり、本実施形態では、組付状態が良好であることを示す一つの押しボタンスイッチを作業者Mの手元の位置に配置する。なお、本実施形態では組付部品が間違いなく取り付けられた良好な状態であることを組付確認情報Iokとして入力するための押しボタンスイッチ(以下、OKボタンという)Bokのみを作業者Mの手元に設け、組付部品が間違っているか欠けている場合には、表示装置11のマトリックススイッチMsの該当部分を組付不良状態を組付確認情報Ingとして入力するための確認情報入力ボタン(以下、NGボタンという)Bngとする例を示しているが、これらのOKボタンBokとNGボタンBngを両方とも作業者Mの手元に設けてもよい。
次に図2を用いて図1に示す作業内容指示システム1の動作を説明する。図2に示す一連の処理は、前記演算処理部10aが管理プログラムPを実行することによって行うことができる。
すなわち、コンベヤ3によって搬送されたパレット2に搭載され、部品が組み付けられたワークWが作業者Mの前まで搬送されると、IDアンテナ12がパレット2に添付のIDタグ4と通信して少なくともワークWの種類情報Tyおよび識別情報Idを入力する(ステップS1)。
ワークWの種類情報Tyが作業内容指示装置に入力されると、演算処理部10aは組付管理プログラムPに含まれる作業内容指示プログラムP1を実行し、前記一覧情報Daを参照して現在の確認対象であるワークWの種類情報Tyに対応する複数の部品Pa,Pb…を抽出する(ステップS2)。なお、前記一覧情報Daは図3に示すように、ワークWの種類情報Tyに、対応する部品Pa,Pb…の型番情報Dta,Dtb…および確認要点となる画像のファイルを示す確認要点情報Db(Dba,Dbb…)を関連づけた表である。
さらに、前記抽出した部品Pa,Pb…の型番情報Dta,Dtb…と確認要点情報Dba,Dbb…を複数まとめて表示装置11に表示する(ステップS3)。なお、前記確認要点情報Dba,Dbb…は各部品Pa,Pb…が色によって容易に判別できるものである場合には部品の色を示す情報、部品Pa,Pb…が形状によって容易に判別できるものである場合には部品の外観を撮像した撮像画像(不感部分を定めるマスク情報も含めてもよい)またはその形状の特徴を捉えた文字情報を含むものである。
ここで、前記ステップS2,S3に示す作業内容指示プログラムP1の実行によって、表示装置11に表示された確認要点情報Dba,Dbb…を並べて、一つの表示装置11に表示しているので、作業者は表示装置11に表示された各部品の確認要点情報Dba,Dbb…を用いてワーク11に組み付けられている部品Pa,Pb…の誤欠品の確認を行い、表示装置11に表示されている全ての部品Pa,Pb…の確認項目が完了したときに、前記OKボタンBokを押す。すなわち、OKボタンBokの押操作情報が組付良好を示す組付確認情報Iokとなる。なお、作業者Mが組付ミスを見いだした場合にはマトリックススイッチMsの該当部分をNGボタンBngを押すことにより組付不良を示す組付確認情報Ingを入力する。
演算処理部10aはOKボタンBok(またはNGボタンBng)を介して組付確認情報Iok(またはIng)を入力する(ステップS4)。本実施形態では、ワークWに組付られた確認対象部品Pa,Pb…全ての確認要点情報Dba,Dbb…を一度に表示できる例を示しているので、前記組付確認情報Iok(Ing)が一度入力されることにより、このワークWの誤欠品確認を終了して次のステップS5を実行するが、前記確認要点情報Dba,Dbb…を一度に表示できない場合には、前記ステップS3,S4の処理を必要な回数だけ繰り返す。
前記組付確認情報Iok(Ing)の入力によって、確認対象となっている全ての部品Pa,Pb…の組付状態を確認すると、表示装置11に「作業終了」と表示し、このワークWの部品確認作業が終了したことを表示する(ステップS5)。
次いで、前記ワークWの識別情報Idと組付確認情報Iok(Ing)すなわち組付状態の良否判定情報(本実施形態の場合は組付確認情報IokまたはIng)を履歴情報Drとして記録装置10bに累積するように記録する(ステップS6)。なお、このとき記録装置10bに記録する履歴情報Drとして、ワークWの識別情報Id、記録日時T、担当作業員名Nなどの付加情報を共に記録する。加えて、前記IDタグ4に少なくとも良否判定情報として本実施形態では組付確認情報IokまたはIngを記録する。
作業内容指示装置10は、前記ステップS1〜S6の処理を順次繰り返すことにより、各ワークWの作業内容指示を出すと共に、部品Pa,Pb…の組付状態の良否判定結果Iok,Ingを履歴情報Drとして残すことができる。すなわち、前記部品の組付状態確認に関係する全ての管理を適正に行うことができ、ワークWの加工の信頼性をさらに高めることができる。
図4、図5は本発明の第2実施形態に係る作業内容指示システム1’の構成を示す図である。第2実施形態において、図1〜図3に示す第1実施形態と同じ符号を付した部分は同一または同等の部分であるから、その詳細な説明を省略する。
すなわち、第2実施形態の作業内容指示システム1’においては、組付完了された部品Pa,Pb…の幾らかに、RFIDを用いたIDタグまたはバーコードなどの部品識別情報Idpを記録してあるラベルLabを備える。あるいは、判別のために部品Pa,Pb…の少なくとも一部に着色を施している。したがって、前記確認要点情報Dba,Dbb…は部品識別情報Idp、部品の特定部分における色情報Cを含ませることが好ましい。
また、本実施形態の作業内容指示システム1’はIDタグによって形成されたラベルLabから前記部品識別情報Idpを読み取る為のIDアンテナ(IDアンテナ12と共用する)と、作業者Mが手に持って操作できるように構成されたバーコードリーダ14と、ワークWの所定の部分に取り付けられ部品を撮像した撮像画像Imを出力するカメラ15と、別の部品に施された着色部を計測して色情報Cを出力するカラーセンサ16を備える。
さらに、17はコンベヤ3の制御盤であり、このコンベヤ制御盤17を作業内容指示装置10に接続することにより、作業者Mによる確認作業中にコンベヤ3が稼働することがないようにインターロックをかけ、確認作業が完了した後にワークWの排出を行わせることができるように構成している。
加えて、20は作業内容指示装置10と通信可能に接続された上位情報処理装置であり、この上位情報処理装置20は、演算処理部20aと、前記履歴情報Drを記録する記録装置20bとを備える。
本実施形態の作業内容指示装置10は前記作業内容指示プログラムP1に加えて、確認要点情報Dbとして記録部10bに記録した撮像画像Imとカメラ15によって撮像された撮像画像Imとを比較することにより組付状態の良否判定を行う良否判定プログラムP2(良否判定手段の一例)を実行できるように構成している。
また、図4に示す表示装置11’は、表示装置11よりも大型のディスプレイであり、作業者Mによる視認性を向上させることができる。加えて、確認入力装置13’はOKボタンBokとNGボタンBngを両方備えており、作業者Mの目視による部品の組付確認情報Iok(Ing)を入力できるように構成している。
前記バーコードリーダ14はより狭い面積に多くの情報を記録できる二次元コード(例えば、QRコード(デンソウウェーブの登録商標)など)で記録された部品識別情報Idpを読み取ることができるものであることが好ましいが、通常のバーコードを読み取るものであってもよい。
前記カメラ15は少なくともカラー静止画を撮像できるものであり、この撮像画像Imよって部品の形のみならず色を用いて正しい部品が組み付けられているかどうかを判断することが可能であり、前記カメラ15によって撮像された撮像画像Imを表示するモニタ表示装置15Aを備える。また、ワークWに対するカメラ15の位置を固定することにより、カメラ15が撮像した部品の撮像画像Imと、前記確認要点情報Dbとして記録されている撮像画像Imの一致度によって正しい部品が取り付けられているかどうかを良否判定プログラムP2を用いて判断することが可能である。
なお、前記モニタ表示装置15Aにはカメラ15によって撮像した撮像画像Imと前記確認要点情報Dbとして記録されている撮像画像Imを並べて表示する。また、モニタ表示装置15Aに前記確認要点情報Dbとして記録されているマスク情報Mskも共に表示することが好ましい。前記カメラ15およびカラーセンサ16は作業者Mによる目視確認が困難な部分の部品を確認できる位置に配置されることが好ましいが、カメラ15およびカラーセンサ16のアングルを部品の配置に合わせて動かすためのアクチュエータを備えてもよい。さらに、ワークWに対する光源の位置や特性を定めることが好ましい。加えて、前記カメラ15は可視光だけでなく赤外線、紫外線、X線などを用いたモノクロ画像を撮像するものであってもよい。
前記上位情報処理装置20は例えばLANの通信線Lによって作業内容指示装置10に接続される情報処理装置であり、この演算処理部20bは前記撮像画像Imに加えて良否判定プログラムP2を用いて判定された良否判定結果Jを証拠としてワークWの識別情報Id毎に記録装置20bに蓄積するように記録する履歴蓄積プログラムP3と、記録手段20bに記録してある各ワークWの加工状態に関する履歴を閲覧できる履歴閲覧プログラムP4を実行可能に構成している。すなわち、本実施形態では上位情報処理装置20が、前記良否判定プログラムP1を実行することにより良否判定手段として機能する作業内容指示装置10に接続されて、組付確認情報Imおよび良否判定結果JをワークWの識別情報Id毎に履歴として記録する履歴記録手段である。
次に、図5を用いて前記構成の作業内容指示システム1’の動作を説明する。図5において、図2と同じ符号を付した部分は同一の部分であるから、その詳細な説明を省略する。
図5において、ステップS4の組付確認情報Imの入力を行った後に、演算処理部10aに良否判定プログラムP2を実行させることにより、作業者の目視による組付確認情報Iok(Ing)の入力のみならず、カメラ15およカラーセンサ16を介して組付確認情報Imおよび色情報Cを組付確認情報として入力し、これらの組付確認情報Iok(Ing),Im,Cを前記確認要点情報Dbと比較して各部品Pa,Pb…の組み付けを確認することにより、組付状態の良否を判定して判定結果Jを得る処理を実行させる(ステップS4−1)
例えば、カメラ15が撮像した撮像画像Imは、確認要点情報Dbに含まれる撮像情報と比較することにより正しい部品が取り付けられているかどうかを判断することができる。なお、前記撮像画像Imの比較時にはマスク情報Mskの部分を不感部分としてマスクすることにより、周辺の状況に影響されることなく、部品Pa,Pb…の組付状態を正確に判定することができる。なお、モニタ表示装置15Aにはカメラ15によって撮像した撮像画像Imと前記確認要点情報Dbとして記録されている撮像画像を並べて表示するので、カメラ15によって撮像した部品の撮像情報Imを、作業者Mの目視によって、確認要点情報Dbと比較する場合にも、これらを容易に比較することができる。
また、ステップS6’においては、前記確認情報入力装置から入力した組付確認情報Iok(Ing),Im,Cに前記ステップS4−1で判定した組付状態の判定結果Jを加えた情報を履歴情報Drとして上位情報処理装置20に送信する。さらに、前記判定結果Jは前記IDタグ4にも書き込まれることが好ましい。
次いで、確認対象となっている全ての部品Pa,Pb…の組付状態の確認を行った後に、前記コンベヤ制御盤17に信号を送ってワークWの搬出を行わせると共に、次のワークWを組付検査を行うための所定の位置まで搬送する(ステップS7)。
前記ステップS1〜S7の処理を繰り返すことにより複数のワークWの確認作業を行うことができる。
一方、上位情報処理装置20おいては、その演算処理部20aが前記履歴蓄積プログラムP3を実行することにより、内容指示装置10から受信した組付確認情報Iok(Ing),Im,Cと判定結果Jを互いに関連づけて履歴情報Drとして記録する。
さらに演算処理部20aが前記履歴閲覧プログラムP4を実行可能に構成しているので、上位情報処理装置20を任意の時点で操作して履歴閲覧プログラムP4を実行することにより、前記履歴情報Drの中から、ワークWの識別情報、確認作業を行った日時T、作業者名Nなどによって必要な履歴情報を抽出して閲覧する処理を実行させることができる。
なお、図示を省略するが、本発明の作業内容指示システム1,1’は組付欄の前組、中組、後組において部品の確認を行うことができる。このように、ワークWに対する部品の組付状態を組付ライン上の複数箇所において確認することにより、不具合のあるワークWの後工程へ送ることがなくなるので好ましい。
第1実施形態に係る作業内容指示システムの構成を示す図である。 第1実施形態に係る作業内容指示方法を説明する図である。 一覧情報および確認要点情報の一例を示す図である。 第2実施形態に係る作業内容指示システムの構成を示す図である。 第2実施形態に係る作業内容指示方法を説明する図である。 従来の作業内容指示方法において用いる部品一覧表の一例を示す図である。
符号の説明
1,1’ 作業内容指示システム
4 IDタグ
10b 記録装置(履歴記録装置)
12 IDアンテナ(識別情報入力装置、確認情報入力装置)
14 バーコードリーダ
20b 履歴記録装置
Bok,Bng 確認入力ボタン
Da 一覧情報
Db 確認要点情報
Dr 履歴情報
Id 識別情報
J 良否判定結果
P1 作業内容指示手段
P2 良否判定手段
Ms マトリックススイッチ
Ty 種類情報
W ワーク

Claims (11)

  1. 少なくともワークの種類情報を入力する識別情報入力装置と、
    各ワークの種類情報に対応する部品の一覧情報および各部品の確認要点情報を記録する記録装置と、
    前記一覧情報を用いて前記ワークの種類情報に対応する複数の部品を抽出し、これらの部品の確認要点情報をまとめる処理を行う作業内容指示手段と、
    作業内容指示手段によりまとめられた確認要点情報を表示する表示装置と、
    ワークに組み付けられた部品の組付確認情報を入力する確認情報入力装置とを備えることを特徴とする作業内容指示システム。
  2. ワークの識別情報および種類情報を入力する識別情報入力装置と、
    各ワークの種類情報に対応する部品の一覧情報および各部品の確認要点情報を記録する記録装置と、
    前記一覧情報を用いて前記ワークの種類情報に対応する複数の部品を抽出し、これらの部品の確認要点情報をまとめる処理を行う作業内容指示手段と、
    作業内容指示手段によりまとめられた確認要点情報を表示する表示装置と、
    ワークに組み付けられた部品の組付確認情報を入力する確認情報入力装置と、
    入力された各組付確認情報を前記確認要点情報と比較して各部品の組み付けを確認することにより、組付状態の良否を判定する処理を行う良否判定手段と、
    この良否判定手段に接続されて前記組付確認情報および良否の判定結果をワークの識別情報毎に履歴として記録する履歴記録装置とを備えることを特徴とする作業内容指示システム。
  3. 前記確認情報入力装置は部品の取り付け状態を確認したことを入力するための確認入力ボタンを備える請求項1または請求項2に記載の作業内容指示システム。
  4. 前記確認情報入力装置は各部品に設けて部品識別情報を記録してなるIDタグを読み取り可能であるIDアンテナを備える請求項1〜3の何れかに記載の作業内容指示システム。
  5. 前記確認情報入力装置は各部品に設けて部品識別情報を記録してなるバーコードを読み取り可能のバーコードリーダを備える請求項1〜4の何れかに記載の作業内容指示システム。
  6. 前記確認情報入力装置は各部品に設けて部品識別情報を記録してなる二次元コードを読み取り可能の二次元コードリーダを備える請求項1〜5の何れかに記載の作業内容指示システム。
  7. 前記確認情報入力装置は各部品を撮像するカメラを備える請求項1〜6の何れかに記載の作業内容指示システム。
  8. 前記確認情報入力装置は前記表示装置の表面に形成されたマトリックススイッチを備える請求項1〜7の何れかに記載の作業内容指示システム。
  9. 演算処理装置に各ワークの種類情報に対応する部品の一覧情報および各部品の確認要点情報を記録しておき、
    この演算処理装置に、ワークの種類情報を種類情報入力装置によって入力する第1ステップと、前記一覧情報を用いて前記ワークの種類情報に対応する複数の部品を抽出する第2ステップと、これらの部品の確認要点情報をまとめて表示装置に表示する第3ステップと、ワークに組み付けられた部品の組付確認情報を確認情報入力装置によって演算処理装置に入力して次のワークに進む第4ステップとを備える複数ステップの処理を実行させることを特徴とする作業内容指示方法。
  10. 前記演算処理装置に、前記第4ステップにおいて入力された組付確認情報を前記確認要点情報と比較して各部品の組み付けを確認することにより、組付状態の良否を判定する第5ステップの処理を実行させる請求項9に記載の作業内容指示方法。
  11. 前記演算処理装置に、前記種類情報入力装置によってワークの識別情報を入力するステップと、前記組付確認情報および前記良否の判定結果をワークの識別情報毎に履歴として保存するステップとを実行させる請求項10に記載の作業内容指示方法。
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