JP2009089769A - スロットマシン - Google Patents
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Abstract
【課題】停止スイッチ自体で押圧操作の誘導を行っても、停止スイッチの操作感が悪化しないスロットマシンの提供。
【解決手段】ストップスイッチ150 の被押圧部151 の外周部分に筒状の外周部153 を突没可能に設け、対応するストップスイッチ150 の外周部153 を被押圧部151 の被押圧面151Aから突出させることにより、停止すべき回転リール40がどれであるかを遊技者に報知する。これにより、停止すべき回転リール40がどれであるかを遊技者に報知する際に、被押圧部151 の操作ストロークが拡張されることがなくなるので、ストップスイッチ150 の操作感が何ら悪化することがなく、ストップスイッチ150 の操作感を良好なものにできる。
【選択図】 図2
【解決手段】ストップスイッチ150 の被押圧部151 の外周部分に筒状の外周部153 を突没可能に設け、対応するストップスイッチ150 の外周部153 を被押圧部151 の被押圧面151Aから突出させることにより、停止すべき回転リール40がどれであるかを遊技者に報知する。これにより、停止すべき回転リール40がどれであるかを遊技者に報知する際に、被押圧部151 の操作ストロークが拡張されることがなくなるので、ストップスイッチ150 の操作感が何ら悪化することがなく、ストップスイッチ150 の操作感を良好なものにできる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、周面に複数種類の図柄が記された複数の回転リールと、これらの回転リールの各々に対応して設けられた複数の停止スイッチとを備え、遊技者が前記複数の停止スイッチを操作して、図柄が所定の組合せで示される位置に前記複数の回転リールを停止させることができた場合に入賞となるスロットマシンに関する。
従来から、人々に娯楽を提供する遊技機としてスロットマシンが利用されている。スロットマシンは、複数種類の図柄が記されるとともに回転駆動可能に設けられた複数の回転リールを備えたものであり、遊技者は、複数の回転リールに設けられた複数種類の図柄を所定の組合せに揃える遊技を遊技者に行わせるものとなっている。
すなわち、遊技者がメダルをスロットマシンに投入した後、スタートスイッチを操作すると、複数の回転リールが一斉に回転駆動され、この後、停止スイッチを適宜押圧操作すると、停止スイッチに対応した回転リールが適宜停止するようになっている。そして、回転リールが停止した際に、リール窓内に表示された複数の図柄が特定の組合せに揃ったときに入賞となり、入賞すると、入賞した役に応じた数のメダルがスロットマシンから遊技者に払い出されることとなる。
すなわち、遊技者がメダルをスロットマシンに投入した後、スタートスイッチを操作すると、複数の回転リールが一斉に回転駆動され、この後、停止スイッチを適宜押圧操作すると、停止スイッチに対応した回転リールが適宜停止するようになっている。そして、回転リールが停止した際に、リール窓内に表示された複数の図柄が特定の組合せに揃ったときに入賞となり、入賞すると、入賞した役に応じた数のメダルがスロットマシンから遊技者に払い出されることとなる。
このようなスロットマシンでは、遊技が行われる毎に内部で遊技の当否に係る当否抽選が内部で行われ、この当否抽選で当選することにより、所定の当選役に対応した当選フラグが成立し、これにより、当該当選役に入賞することが可能となる。換言すると、当否抽選で当選することにより初めて、リール窓内に所定の組合せの図柄を停止させることができるようになっている。
そして、遊技毎に行われる当否抽選で、大きな利益が得られる特別入賞に対応した当選役、例えば、ボーナスゲームに当選して、ボーナスゲームに対応する当選フラグが成立すると、遊技者は、その遊技の成り行きにより、ボーナスゲームへの入賞が可能となる。
そして、遊技毎に行われる当否抽選で、大きな利益が得られる特別入賞に対応した当選役、例えば、ボーナスゲームに当選して、ボーナスゲームに対応する当選フラグが成立すると、遊技者は、その遊技の成り行きにより、ボーナスゲームへの入賞が可能となる。
このため、このように大きな利益の得られる可能性がある当選フラグが成立したら、その旨を遊技中の遊技者に知らせるために、装飾用のランプを点滅あるいは連続的に点灯させる等、所定の報知演出が行われるようになっている。
このような報知演出を行うスロットマシンとしては、回転リールを停止させる際に押圧操作される停止スイッチの被押圧部を通常の位置よりも前方へ突出させることで、報知演出を行うようにしたものが知られている。
すなわち、停止スイッチのボタン部は、スロットマシンの前後方向に沿って移動可能に設けられ、且つ、圧縮バネでスロットマシンの前方へ向かって付勢されている。そして、停止スイッチには、圧縮バネに付勢されている被押圧部が所定の位置よりも前方へ抜け出ないように位置規制している位置規制部材が設けられ、さらに、位置規制部材をスロットマシンの前後方向に沿って移動させるソレノイドが設けられている。停止スイッチは、ソレノイドの作動により被押圧部の規制位置を前後に変更できるようになっている。
このような報知演出を行うスロットマシンとしては、回転リールを停止させる際に押圧操作される停止スイッチの被押圧部を通常の位置よりも前方へ突出させることで、報知演出を行うようにしたものが知られている。
すなわち、停止スイッチのボタン部は、スロットマシンの前後方向に沿って移動可能に設けられ、且つ、圧縮バネでスロットマシンの前方へ向かって付勢されている。そして、停止スイッチには、圧縮バネに付勢されている被押圧部が所定の位置よりも前方へ抜け出ないように位置規制している位置規制部材が設けられ、さらに、位置規制部材をスロットマシンの前後方向に沿って移動させるソレノイドが設けられている。停止スイッチは、ソレノイドの作動により被押圧部の規制位置を前後に変更できるようになっている。
このようなスロットマシンでは、当否抽選で所定の当選役、例えば、ボーナスゲームに当選すると、ソレノイドを作動させて位置規制部材をスロットマシンの前方向へ移動させ、被押圧部の規制位置をより前方の位置に変更するようになっている。これにより、停止ボタンが通常の位置から前方へ突出し、この停止ボタンの突出により、ボーナスゲーム等への当選を遊技者に報知することができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−61243号(図6)
前述のようなスロットマシンでは、アシストタイム等の遊技において、どの停止スイッチが押圧操作すべきものであるかを示すために、当該停止スイッチの被押圧部を通常の位置から前方へ突出させているが、被押圧部を突出させると、被押圧部の操作ストロークが拡張されるので、押圧操作すべき停止スイッチであることが明確となるように、突出量を充分に確保すると、被押圧部の操作ストロークが著しく長くなり、停止スイッチの操作感が著しく悪化する、という問題がある。
なお、前述のようなスロットマシンでは、アシストタイム等の遊技において、遊技者に押圧操作を誘導するために、被押圧部が通常の位置から前方へ突出させることにより、押圧操作すべき停止スイッチを示しても、押圧操作すべき停止スイッチに隣接する停止スイッチも操作可能なので、操作を急ぐ余り、誤った停止スイッチを押圧操作する可能性がある。このため、押圧操作を誘導する際には、遊技者の誤操作の防止が図れるようにしたいという要望もある。
なお、前述のようなスロットマシンでは、アシストタイム等の遊技において、遊技者に押圧操作を誘導するために、被押圧部が通常の位置から前方へ突出させることにより、押圧操作すべき停止スイッチを示しても、押圧操作すべき停止スイッチに隣接する停止スイッチも操作可能なので、操作を急ぐ余り、誤った停止スイッチを押圧操作する可能性がある。このため、押圧操作を誘導する際には、遊技者の誤操作の防止が図れるようにしたいという要望もある。
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その第1の目的は、停止スイッチ自体で押圧操作の誘導を行っても、停止スイッチの操作感が悪化しないスロットマシンを提供することである。
また、本発明の第2の目的は、前記第1の目的に加えて、押圧操作を誘導する際に、遊技者の誤操作の防止が図れるようになるスロットマシンを提供することである。
また、本発明の第2の目的は、前記第1の目的に加えて、押圧操作を誘導する際に、遊技者の誤操作の防止が図れるようになるスロットマシンを提供することである。
各請求項にそれぞれ記載された各発明は、前述の目的を達成するためになされたものである。以下に、各発明の特徴点を、図面に示した発明の実施の形態を用いて説明する。
なお、符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
(特徴点)
請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項1に記載された発明は、周面に複数種類の図柄(61)が記された複数の回転リール(40)と、これらの回転リール(40)の各々に対応して設けられた複数の停止スイッチ(150) とを備え、遊技者が前記複数の停止スイッチ(150) を操作して、図柄(61)が所定の組合せで示される位置に前記複数の回転リール(40)を停止させることができた場合に入賞となるスロットマシン(1)であって、前記停止スイッチ(150) には、遊技者に押圧操作される被押圧面(151A)が形成されているとともに、遊技者に対して前後に移動可能に設けられている被押圧部(151) と、この被押圧部(151) を内部に収納する筒状に形成されるとともに、当該被押圧部(151) の被押圧面(151A)に対して、その先端部分(153A)が突没可能に設けられている外周部(153) と、この外周部(153) を駆動することにより、当該外周部(153) の先端部分(153A)を被押圧部(151) の被押圧面(151A)に対して突没させる駆動手段(154) とが備えられ、回転している複数の回転リール(40)のうち、停止すべき一の回転リール(40)を選択するとともに、選択された回転リール(40)がどれであるかを遊技者に報知するために、停止スイッチ(150) の駆動手段(154) を作動させ、その外周部(153) の先端部分(153A)を被押圧部(151) の被押圧面(151A)から突出させる制御手段(20)を備えていることを特徴とする。
なお、符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
(特徴点)
請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項1に記載された発明は、周面に複数種類の図柄(61)が記された複数の回転リール(40)と、これらの回転リール(40)の各々に対応して設けられた複数の停止スイッチ(150) とを備え、遊技者が前記複数の停止スイッチ(150) を操作して、図柄(61)が所定の組合せで示される位置に前記複数の回転リール(40)を停止させることができた場合に入賞となるスロットマシン(1)であって、前記停止スイッチ(150) には、遊技者に押圧操作される被押圧面(151A)が形成されているとともに、遊技者に対して前後に移動可能に設けられている被押圧部(151) と、この被押圧部(151) を内部に収納する筒状に形成されるとともに、当該被押圧部(151) の被押圧面(151A)に対して、その先端部分(153A)が突没可能に設けられている外周部(153) と、この外周部(153) を駆動することにより、当該外周部(153) の先端部分(153A)を被押圧部(151) の被押圧面(151A)に対して突没させる駆動手段(154) とが備えられ、回転している複数の回転リール(40)のうち、停止すべき一の回転リール(40)を選択するとともに、選択された回転リール(40)がどれであるかを遊技者に報知するために、停止スイッチ(150) の駆動手段(154) を作動させ、その外周部(153) の先端部分(153A)を被押圧部(151) の被押圧面(151A)から突出させる制御手段(20)を備えていることを特徴とする。
(請求項2)
(特徴点)
請求項2記載の発明は、前述した請求項1に記載の発明において、次の特徴点を備えているものである。
すなわち、請求項2記載の発明は、前記制御手段(20)として、回転している複数の回転リール(40)のうち、停止すべき一の回転リール(40)を選択すると、すべての停止スイッチ(150) の駆動手段(154) を作動させ、その被押圧部(151) の被押圧面(151A)を遊技者が押圧操作できる範囲内で、外周部(153) の先端部分(153A)を突出させるとともに、停止すべき一の回転リール(40)に対応する停止スイッチ(150) の外周部(153) の突出寸法を他の停止スイッチ(150) の外周部(153) の突出寸法よりも大きくして、押圧操作すべき停止スイッチ(150) を示す押圧スイッチ指示機能を備えたものが採用されていることを特徴とする。
(特徴点)
請求項2記載の発明は、前述した請求項1に記載の発明において、次の特徴点を備えているものである。
すなわち、請求項2記載の発明は、前記制御手段(20)として、回転している複数の回転リール(40)のうち、停止すべき一の回転リール(40)を選択すると、すべての停止スイッチ(150) の駆動手段(154) を作動させ、その被押圧部(151) の被押圧面(151A)を遊技者が押圧操作できる範囲内で、外周部(153) の先端部分(153A)を突出させるとともに、停止すべき一の回転リール(40)に対応する停止スイッチ(150) の外周部(153) の突出寸法を他の停止スイッチ(150) の外周部(153) の突出寸法よりも大きくして、押圧操作すべき停止スイッチ(150) を示す押圧スイッチ指示機能を備えたものが採用されていることを特徴とする。
(請求項3)
(特徴点)
請求項3記載の発明は、前述した請求項1記載の発明において、次の特徴点を備えているものである。
すなわち、請求項3記載の発明は、前記制御手段(20)として、停止すべき一の回転リール(40)を選択すると、選択した回転リール(40)以外の回転リール(40)に対応する停止スイッチ(150) の駆動手段(154) を作動させ、遊技者の指では被押圧部(151) の押圧操作ができない程大きな突出寸法が形成されるように、その外周部(153) の先端部分(153A)を突出させる非押圧スイッチ指示機能を備えたものが採用されていることを特徴とする。
(特徴点)
請求項3記載の発明は、前述した請求項1記載の発明において、次の特徴点を備えているものである。
すなわち、請求項3記載の発明は、前記制御手段(20)として、停止すべき一の回転リール(40)を選択すると、選択した回転リール(40)以外の回転リール(40)に対応する停止スイッチ(150) の駆動手段(154) を作動させ、遊技者の指では被押圧部(151) の押圧操作ができない程大きな突出寸法が形成されるように、その外周部(153) の先端部分(153A)を突出させる非押圧スイッチ指示機能を備えたものが採用されていることを特徴とする。
(請求項1の効果)
以上のように構成されている本発明は、以下に記載されるような効果を奏する。
すなわち、請求項1記載の発明によれば、停止スイッチの被押圧部を内部に収納する筒状に形成されるとともに、当該停止スイッチの被押圧部に対して突没可能となった外周部と、この外周部を駆動して突没させる駆動手段とを設け、その外周部の先端部分を被押圧部の被押圧面から突出できるようにしたので、例えば、対応する停止スイッチの外周部を被押圧部の被押圧面から突出させることにより、停止すべき回転リールがどれであるかを遊技者に報知することができ、押圧操作の誘導が停止スイッチで行える。
以上のように構成されている本発明は、以下に記載されるような効果を奏する。
すなわち、請求項1記載の発明によれば、停止スイッチの被押圧部を内部に収納する筒状に形成されるとともに、当該停止スイッチの被押圧部に対して突没可能となった外周部と、この外周部を駆動して突没させる駆動手段とを設け、その外周部の先端部分を被押圧部の被押圧面から突出できるようにしたので、例えば、対応する停止スイッチの外周部を被押圧部の被押圧面から突出させることにより、停止すべき回転リールがどれであるかを遊技者に報知することができ、押圧操作の誘導が停止スイッチで行える。
ここで、遊技者に押圧操作を誘導するにあたり、外周部を突出させることにより、停止すべき回転リールがどれであるかを遊技者に報知するので、被押圧部の操作ストロークが拡張されることがなく、押圧操作すべき停止スイッチであることが明確となるように、外周部の突出量を充分に確保しても、被押圧部の操作ストロークが長くなることがなく、停止スイッチの操作感が何ら悪化することがなく、これにより、本発明の第1の目的が達成される。
(請求項2の効果)
請求項2記載の発明によれば、上記した請求項1記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
(請求項2の効果)
請求項2記載の発明によれば、上記した請求項1記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項2記載の発明によれば、演出の抽選等を行って停止すべき一の回転リールを選択すると、制御手段は、すべての停止スイッチについて、その駆動手段を作動させて、遊技者が押圧操作できる範囲内で外周部を突出させるとともに、停止すべき回転リールに対応する停止スイッチについては、他の停止スイッチよりも外周部の突出寸法をより大きくしたので、この突出寸法の相違により、どの停止スイッチを押圧操作すべきかを示すことができ、且つ、押圧操作の誘導が停止スイッチのみで行えるようになる。
ここで、被押圧部の周囲には、外周部が突出しているので、遊技者は、意図して外周部の内部に指等を差し込まなければ、停止スイッチの被押圧部を押圧操作することができなくなるので、換言すると、突出した外周部が停止スイッチの被押圧部を誤操作から保護するので、遊技者が操作を急いでも、誤った停止スイッチの押圧操作が防止され、従って、押圧操作を誘導する際に、遊技者の誤操作の防止を図ることができ、これにより、本発明の第2の目的が達成される。
ここで、被押圧部の周囲には、外周部が突出しているので、遊技者は、意図して外周部の内部に指等を差し込まなければ、停止スイッチの被押圧部を押圧操作することができなくなるので、換言すると、突出した外周部が停止スイッチの被押圧部を誤操作から保護するので、遊技者が操作を急いでも、誤った停止スイッチの押圧操作が防止され、従って、押圧操作を誘導する際に、遊技者の誤操作の防止を図ることができ、これにより、本発明の第2の目的が達成される。
(請求項3の効果)
請求項3記載の発明によれば、上記した請求項2記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項3記載の発明によれば、演出の抽選等を行って停止すべき一の回転リールを選択すると、制御手段は、選択した回転リール以外の回転リールに対応する停止スイッチの駆動手段を作動させ、その外周部の先端部分を突出させるようにしたので、停止すべき回転リールに対応する停止スイッチについては、外周部の突出しない没入状態が維持され、この没入状態の維持により、どの停止スイッチが押圧操作すべきものであるかを示すことができ、これにより、押圧操作の誘導が停止スイッチで行えるようになる。
請求項3記載の発明によれば、上記した請求項2記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項3記載の発明によれば、演出の抽選等を行って停止すべき一の回転リールを選択すると、制御手段は、選択した回転リール以外の回転リールに対応する停止スイッチの駆動手段を作動させ、その外周部の先端部分を突出させるようにしたので、停止すべき回転リールに対応する停止スイッチについては、外周部の突出しない没入状態が維持され、この没入状態の維持により、どの停止スイッチが押圧操作すべきものであるかを示すことができ、これにより、押圧操作の誘導が停止スイッチで行えるようになる。
ここで、制御手段が選択した回転リール以外の回転リールに対応する停止スイッチは、外周部の突出寸法が、遊技者の指では被押圧部の押圧操作ができない程大きな寸法となるので、押圧操作すべきでない停止スイッチについては、操作が不可能となり、遊技者が操作を急いでも、誤った停止スイッチの押圧操作が防止され、従って、押圧操作を誘導する際に、遊技者の誤操作の防止を図ることができ、これにより、本発明の第2の目的が達成される。
以下に、本発明を実施するための最良の形態である一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1〜図4は、本発明一本実施形態を示すものである。図1は、本実施形態に係るスロットマシンの全体を示す正面図、図2は、本実施形態に係る停止スイッチを示す図1のII−II線における断面図、図3は、本実施形態に係る停止スイッチの図2と異なる状態を示す断面図、図4は、本実施形態に係る制御装置を示すブロック図である。
(スロットマシン1の概要)
本実施形態に係るスロットマシン1は、遊技者が後述する複数の停止スイッチとしてのストップスイッチ150 を操作して、図柄61が所定の組合せで示される位置に複数の回転リール40を停止させることができた場合に入賞となる遊技を行うものである。
図1〜図4は、本発明一本実施形態を示すものである。図1は、本実施形態に係るスロットマシンの全体を示す正面図、図2は、本実施形態に係る停止スイッチを示す図1のII−II線における断面図、図3は、本実施形態に係る停止スイッチの図2と異なる状態を示す断面図、図4は、本実施形態に係る制御装置を示すブロック図である。
(スロットマシン1の概要)
本実施形態に係るスロットマシン1は、遊技者が後述する複数の停止スイッチとしてのストップスイッチ150 を操作して、図柄61が所定の組合せで示される位置に複数の回転リール40を停止させることができた場合に入賞となる遊技を行うものである。
このようなスロットマシン1は、図1に示すように、当該スロットマシン1の各種装置を収納するために、正面形状が長方形となった箱状の本体キャビネット2を備えたものとなっている。本体キャビネット2は、正面全体が開口された箱状の部材である。そして、本体キャビネット2には、その開口を塞ぐための前扉3が回動可能に設けられている。
前扉3の上下方向における中央部分は、スロットマシン1の遊技操作を行うための操作部4となっている。この操作部4には、次のような操作用の手段が設けられている。
すなわち、操作部4の図1中右端近傍には、前扉3の施錠を行う鍵が差し込まれる鍵穴3Aと、遊技用メダルが投入されるメダル投入口18とが設けられている。
前扉3の上下方向における中央部分は、スロットマシン1の遊技操作を行うための操作部4となっている。この操作部4には、次のような操作用の手段が設けられている。
すなわち、操作部4の図1中右端近傍には、前扉3の施錠を行う鍵が差し込まれる鍵穴3Aと、遊技用メダルが投入されるメダル投入口18とが設けられている。
操作部4の図1における中央部分には、回転リール40の回転を停止させるストップスイッチ150 が設けられている。このストップスイッチ150 の図1中左端上方には、メダル投入口18に投入されたメダルのうち該遊技に賭けるメダルの枚数を設定するためのベットスイッチ16が設けられている。また、ストップスイッチ150 の図1中左側には、遊技動作を開始させるために操作されるとともに、操作されるとスタート信号を発信するスタートスイッチ30が設けられている。換言すると、スタートスイッチ30は、操作されると回転リール40の回転を開始させるものとなっている。このスタートスイッチ30の図1中左端上方には、貯留されているメダルを払い戻させるための精算スイッチ17が設けられている。
このような操作部4の下方には、文字及び図の少なくとも一方からなる標章、例えば、スロットマシン1の機種名を鮮明に表示するための下パネル3Bが設けられている。この下パネル3Bの裏側には、下パネル3Bを後方から照らす図示しないバックライト装置が設けられている。さらに、下パネル3Bの下方には、払い出されたメダルを溜めておくためのメダル受け部3Cが設けられている。
操作部4の上方には、横方向に細長い長方形状に形成された図柄表示窓13が設けられている。図柄表示窓13は、本体キャビネット2の内部に収納された回転リール40の図柄61を遊技者に見せるための窓である。
操作部4の上方には、横方向に細長い長方形状に形成された図柄表示窓13が設けられている。図柄表示窓13は、本体キャビネット2の内部に収納された回転リール40の図柄61を遊技者に見せるための窓である。
図柄表示窓13の上方には、動画の表示までもが可能となった液晶パネル型の表示装置66A が設けられている。
これらの表示装置66A 及び図柄表示窓13の周囲には、表示装置66A 及び図柄表示窓13の図1中左方、上方、右方を囲むように、逆U字形に配列された装飾ランプ部66B が設けられている。
また、前扉3の上方左右の角隅近傍には、種々の音声を出力するためのスピーカ66C が設けられている。
これらの装飾ランプ部66B 及びスピーカ66C は、各遊技毎にスロットマシン1の内部で行われる当否抽選で、所定の当選役に対応した当選フラグが成立した際に行われる報知演出を行うための演出手段66となっている。
これらの表示装置66A 及び図柄表示窓13の周囲には、表示装置66A 及び図柄表示窓13の図1中左方、上方、右方を囲むように、逆U字形に配列された装飾ランプ部66B が設けられている。
また、前扉3の上方左右の角隅近傍には、種々の音声を出力するためのスピーカ66C が設けられている。
これらの装飾ランプ部66B 及びスピーカ66C は、各遊技毎にスロットマシン1の内部で行われる当否抽選で、所定の当選役に対応した当選フラグが成立した際に行われる報知演出を行うための演出手段66となっている。
この演出手段66は、当選フラグ、例えば、ボーナスフラグが遊技で成立すると、装飾ランプ部66B を点灯又は点滅させる、スピーカ66C から当選音を発生させる等のいずれか一つを単独で作動させる、若しくは、これら二つ以上、又は、全部を同時に作動させることにより、遊技者に当選フラグの成立を報知する報知演出を行うようになっている。なお、ボーナスフラグ等の当選フラグが成立すると、表示装置66A も、その旨を画面に映し出された文字や映像で表示し、この表示により、遊技者に当選フラグの成立を報知する報知演出を行うようになっている。
本体キャビネット2の内部には、次のような遊技用の装置が設けられている。
本体キャビネット2の内部には、次のような遊技用の装置が設けられている。
すなわち、図柄表示窓13の裏側には、前述の三個の回転リール40を回転可能に支持するとともに、各回転リール40を回転駆動する図示しないモータを備えたリールユニット60が設けられている。
また、本体キャビネット2の内部においてメダル投入口18の下方には、当該メダル投入口18に投入されたメダルの真贋を判定するメダルセレクタ15が設けられている。
下パネル3Bの裏側には、メダルセレクタ15が真正なものと判定したメダルを貯留するとともに、貯留しているメダルを遊技者へ払い出すことができるホッパーユニット65が設けられている。
また、本体キャビネット2の内部においてメダル投入口18の下方には、当該メダル投入口18に投入されたメダルの真贋を判定するメダルセレクタ15が設けられている。
下パネル3Bの裏側には、メダルセレクタ15が真正なものと判定したメダルを貯留するとともに、貯留しているメダルを遊技者へ払い出すことができるホッパーユニット65が設けられている。
リールユニット60は、図示しない枠体と、この枠体に支持された前述の図示しない三個のモータと、各々のモータの出力軸に結合された三個の回転リール40とを備えたものである。そして、三個の回転リール40の各々は、その周面に複数種類の図柄61、例えば、合計21個の図柄61が記されたものとなっている。
ここで、操作部4の中央部分に設けられている三個のストップスイッチ150 は、本発明に基づく停止スイッチであり、三個の回転リール40のそれぞれに対応して設けられ、該当する回転リール40の回転を停止させる際に操作されるものとなっている。
(ストップスイッチ150)
ストップスイッチ150 は、図2及び図3に示すように、相当する回転リール40を停止させる際に、遊技者に押圧操作される被押圧面151Aが形成されているとともに、遊技者に対して前後、換言すると、図2中上下方向に移動可能に設けられている被押圧部151 を備えたものである。
ここで、操作部4の中央部分に設けられている三個のストップスイッチ150 は、本発明に基づく停止スイッチであり、三個の回転リール40のそれぞれに対応して設けられ、該当する回転リール40の回転を停止させる際に操作されるものとなっている。
(ストップスイッチ150)
ストップスイッチ150 は、図2及び図3に示すように、相当する回転リール40を停止させる際に、遊技者に押圧操作される被押圧面151Aが形成されているとともに、遊技者に対して前後、換言すると、図2中上下方向に移動可能に設けられている被押圧部151 を備えたものである。
このようなストップスイッチ150 には、この被押圧部151 を移動可能に支持する本体部152 と、被押圧部151 の被押圧面151Aに対して、その先端部分153Aが突没可能に設けられている外周部153 と、この外周部153 を図2中上下方向に駆動する外周部駆動ユニット154 と、ストップスイッチ150 全体を支持するブラケット部155 とが設けられている。
ここで、ストップスイッチ150 は、スロットマシン1の前面を形成している前扉3の前面壁部51の裏側に配置され、各ストップスイッチ150 に応じて当該前面壁部51に開口された各操作孔52を通じて、被押圧部151 の被押圧面151A及び外周部153 の先端部分153Aが前扉3の外側に露出するようになっている。
ここで、ストップスイッチ150 は、スロットマシン1の前面を形成している前扉3の前面壁部51の裏側に配置され、各ストップスイッチ150 に応じて当該前面壁部51に開口された各操作孔52を通じて、被押圧部151 の被押圧面151A及び外周部153 の先端部分153Aが前扉3の外側に露出するようになっている。
以下に、ストップスイッチ150 の各部について、さらに詳しく説明する。
ブラケット部155 は、図2及び図3に示すように、基端部分155Aが前扉3の前面壁部51の裏面に固定されたものであり、先端部分155Bがスロットマシン1の後方へ延びた部材である。
このブラケット部155 における先端部分155Bに近接する部分には、外周部153 を間に挟むように対向配置された二組の歯車154A, 154Bと、これらの歯車154A, 154Bを駆動する図示しないモータ及び減速用ギアボックスとが設けられている。これにより、この先端部分155Bに近接する当該部分に、歯車154A, 154B、並びに、図示しないモータ及び減速用ギアボックスを有する外周部駆動ユニット154 が形成されている。なお、歯車154A, 154Bを駆動する図示しないモータとしては、ステッピングモータあるいはサーボモータ等が採用されている。これにより、外周部153 は、外周部駆動ユニット154 の駆動力で移動させるにあたり、その移動距離を多段階に設定することが可能となっている。
ブラケット部155 は、図2及び図3に示すように、基端部分155Aが前扉3の前面壁部51の裏面に固定されたものであり、先端部分155Bがスロットマシン1の後方へ延びた部材である。
このブラケット部155 における先端部分155Bに近接する部分には、外周部153 を間に挟むように対向配置された二組の歯車154A, 154Bと、これらの歯車154A, 154Bを駆動する図示しないモータ及び減速用ギアボックスとが設けられている。これにより、この先端部分155Bに近接する当該部分に、歯車154A, 154B、並びに、図示しないモータ及び減速用ギアボックスを有する外周部駆動ユニット154 が形成されている。なお、歯車154A, 154Bを駆動する図示しないモータとしては、ステッピングモータあるいはサーボモータ等が採用されている。これにより、外周部153 は、外周部駆動ユニット154 の駆動力で移動させるにあたり、その移動距離を多段階に設定することが可能となっている。
外周部153 は、被押圧部151 を内部に収納する筒状に形成されたものである。この外周部153 の外周面には、外周部駆動ユニット154 の歯車154A, 154Bの歯と噛み合うラック153Gが形成されている。
これにより、外周部153 は、外周部駆動ユニット154 の作動により、被押圧部151 の被押圧面151Aに対して、その先端部分が突没可能に設けられたものとなっている。
さらに詳しく説明すると、外周部153 は、外周部駆動ユニット154 の図示しないモータを順方向に回転させると、図2及び図3に示すように、前面壁部51の内部に没入した没入位置αから、前面壁部51の外側へ突出する突出位置βに向かう方向へ移動するようになっている。
これにより、外周部153 は、外周部駆動ユニット154 の作動により、被押圧部151 の被押圧面151Aに対して、その先端部分が突没可能に設けられたものとなっている。
さらに詳しく説明すると、外周部153 は、外周部駆動ユニット154 の図示しないモータを順方向に回転させると、図2及び図3に示すように、前面壁部51の内部に没入した没入位置αから、前面壁部51の外側へ突出する突出位置βに向かう方向へ移動するようになっている。
一方、外周部153 は、外周部駆動ユニット154 の図示しないモータを逆方向に回転させると、前面壁部51の外側へ突出する突出位置βから前面壁部51の内部に没入した没入位置αに向かう方向へ移動するようになっている。
換言すると、外周部駆動ユニット154 は、外周部153 を駆動することにより、当該外周部153 の先端部分153Aを被押圧部151 の被押圧面151Aに対して突没させる駆動手段となっている。
本体部152 は、図2の如く、外周部153 の内部に収納されるとともに、その内部に被押圧部151 を収納している略筒状の部材である。この本体部152 は、ブラケット部155 の表面に突設されているとともに、外周部153 に形成された長孔153Bを通って当該本体部152 に達する腕部に支持されている。
換言すると、外周部駆動ユニット154 は、外周部153 を駆動することにより、当該外周部153 の先端部分153Aを被押圧部151 の被押圧面151Aに対して突没させる駆動手段となっている。
本体部152 は、図2の如く、外周部153 の内部に収納されるとともに、その内部に被押圧部151 を収納している略筒状の部材である。この本体部152 は、ブラケット部155 の表面に突設されているとともに、外周部153 に形成された長孔153Bを通って当該本体部152 に達する腕部に支持されている。
また、本体部152 の内周面には、図2及び図3に示すように、当該内周面から径方向内側へ突出するとともに、当該内周面を一周する環状に形成された三つの鍔部152A〜152Cが形成されている。
ここで、被押圧部151 は、その外周面が鍔部152A〜152Cの内周面に案内されることで、図2中上下方向に移動可能となっている。そして、三つの鍔部152A〜152Cのうち、鍔部152A及び鍔部152Bの間には、被押圧部151 を前扉3の外側へ付勢するためのコイルバネ152Dが設けられている。
筒状に形成された本体部152 の両側の端面には、被押圧部151 が挿通される開口が形成されている。
ここで、被押圧部151 は、その外周面が鍔部152A〜152Cの内周面に案内されることで、図2中上下方向に移動可能となっている。そして、三つの鍔部152A〜152Cのうち、鍔部152A及び鍔部152Bの間には、被押圧部151 を前扉3の外側へ付勢するためのコイルバネ152Dが設けられている。
筒状に形成された本体部152 の両側の端面には、被押圧部151 が挿通される開口が形成されている。
さらに、本体部152 の図2中上方の端面には、その開口を挟んで投光素子152E及び受光素子152Fが設けられている。ここで、投光素子152Eから受光素子152Fは、投光素子152Eが受光素子152Fに向かって光を照射し、この光が遮断されると、受光素子152Fが停止信号を送出するものとなっている。
そして、被押圧部151 は、押圧操作により本体部152 の端面開口から突出すると、投光素子152E及び受光素子152Fの間に進入して、投光素子152Eから受光素子152Fへ照射された光を遮断し、これにより、被押圧部151 が押圧操作されたことを検出し、この結果を示す停止信号を受光素子152Fに送出させるものとなっている。
そして、被押圧部151 は、押圧操作により本体部152 の端面開口から突出すると、投光素子152E及び受光素子152Fの間に進入して、投光素子152Eから受光素子152Fへ照射された光を遮断し、これにより、被押圧部151 が押圧操作されたことを検出し、この結果を示す停止信号を受光素子152Fに送出させるものとなっている。
被押圧部151 は、図2及び図3に示すように、細長い棒状のステム部151Bと、このステム部151Bの一端において径方向に広がる笠状に形成されたヘッド部151Cと、ステム部151Bの長手方向の途中部分において径方向に広がった鍔部151Dとを備えたものである。
ここで、ヘッド部151Cは、その図2中下方の表面が遊技者等によって押圧される被押圧面151Aとなっている。
また、被押圧部151 の鍔部151Dと本体部152 の鍔部152Bとの間には、被押圧部151 を前扉3の外側へ付勢する前述のコイルバネ152Dが介装されている。
そして、被押圧部151 は、被押圧面151Aが前面壁部51の表面とほぼ同一面となるオフ位置γと、被押圧面151Aが前面壁部51の内部に没入するオン位置δの二位置の間を移動可能にされている。
ここで、ヘッド部151Cは、その図2中下方の表面が遊技者等によって押圧される被押圧面151Aとなっている。
また、被押圧部151 の鍔部151Dと本体部152 の鍔部152Bとの間には、被押圧部151 を前扉3の外側へ付勢する前述のコイルバネ152Dが介装されている。
そして、被押圧部151 は、被押圧面151Aが前面壁部51の表面とほぼ同一面となるオフ位置γと、被押圧面151Aが前面壁部51の内部に没入するオン位置δの二位置の間を移動可能にされている。
さらに、被押圧部151 は、当該被押圧部151 の鍔部151Dと本体部152 側の鍔部152Bとの間に介装されたコイルバネ152Dにより、オフ位置γに向かって付勢され、所定以上の押圧力が被押圧面151Aに加わっていない場合、オフ位置γに配置され、所定以上の押圧力が被押圧面151Aに加わると、オン位置δまで移動可能となっている。
以上のようなストップスイッチ150 は、遊技者等が被押圧面151Aを押圧して、被押圧部151 の被押圧面151Aをコイルバネ152Dの弾性力に抗してオフ位置γからオン位置δまで移動させると、ヘッド部151Cとは反対側となる被押圧部151 の端部151Eが、本体部152 の図2中上方の端面開口から突出するようになっている。
以上のようなストップスイッチ150 は、遊技者等が被押圧面151Aを押圧して、被押圧部151 の被押圧面151Aをコイルバネ152Dの弾性力に抗してオフ位置γからオン位置δまで移動させると、ヘッド部151Cとは反対側となる被押圧部151 の端部151Eが、本体部152 の図2中上方の端面開口から突出するようになっている。
被押圧部151 の端部151Eは、本体部152 の端面開口から突出すると、投光素子152Eから受光素子152Fへ向かって照射された光を遮断して、受光素子152Fをオン状態にするようになっている。そして、オン状態になった受光素子152Fは、停止信号を送出し、これにより、ストップスイッチ150 は、押圧操作が行われたことを検出するようになっている。
また、ストップスイッチ150 は、遊技者等が被押圧面151Aの押圧を止めると、コイルバネ152Dの弾性力によって、被押圧部151 がオン位置δからオフ位置γまで移動し、本体部152 の図2中上方の端面開口から突出していた被押圧部151 の端部151Eが当該端面開口の内部へ没入するようになっている。
また、ストップスイッチ150 は、遊技者等が被押圧面151Aの押圧を止めると、コイルバネ152Dの弾性力によって、被押圧部151 がオン位置δからオフ位置γまで移動し、本体部152 の図2中上方の端面開口から突出していた被押圧部151 の端部151Eが当該端面開口の内部へ没入するようになっている。
これにより、投光素子152Eから受光素子152Fへ向かって照射された光を遮断するものがなくなるので、受光素子152Fはオン状態からオフ状態に戻るようになっている。そして、オフ状態に戻った受光素子152Fは、停止信号の送出を止め、これにより、ストップスイッチ150 は、押圧操作が完了し、もはや、被押圧部151 が押圧されていない状態に戻ったことを検出するようになっている。
(スロットマシン1の制御装置20)
次に、スロットマシン1の制御装置20について説明する。
図5には、スロットマシン1に係る制御系統の概略構成が示されている。図5において、制御装置20は、マイクロコンピュータを利用したCPU並びにROM及びRAM等の記憶手段を含んで構成されたハードウェアに、演出動作制御や遊技動作制御を行うためのソフトウェアがインストールされた本発明における制御手段である。
(スロットマシン1の制御装置20)
次に、スロットマシン1の制御装置20について説明する。
図5には、スロットマシン1に係る制御系統の概略構成が示されている。図5において、制御装置20は、マイクロコンピュータを利用したCPU並びにROM及びRAM等の記憶手段を含んで構成されたハードウェアに、演出動作制御や遊技動作制御を行うためのソフトウェアがインストールされた本発明における制御手段である。
ここで、制御装置20の特徴を簡単に説明すると、制御装置20は、遊技が行われる毎に遊技の当否に係る当否抽選を行うために、後述する当否抽選手段90を備え、この当否抽選手段90による当否抽選で所定の当選役に対応した当選フラグが成立すると、遊技者に対して当該当選役への入賞を可能にするものである。また、制御装置20は、当該当選フラグが成立した際に、当該当選フラグが成立した旨を報知するために用意された複数種類の内定演出の中から一の内定演出を選択し、選択した一の内定演出を所定の確率で行うように形成されたものでもある。
制御装置20は、信号の受信や送信を行うために、図示しない信号入力部及び制御信号出力部を備えている。
制御装置20は、信号の受信や送信を行うために、図示しない信号入力部及び制御信号出力部を備えている。
このうち、信号入力部には、図5に示すように、前述したメダルセレクタ15、ベットスイッチ16、精算スイッチ17、スタートスイッチ30、及び、ストップスイッチ150 等の遊技者による操作により信号を出力する機器が電気的に接続されている。
一方、制御信号出力部には、リールユニット60、ホッパーユニット65、演出手段66、表示装置66A 、及び、外周部駆動ユニット154 等の能動的に動作する装置が電気的に接続されている。これにより、制御装置20は、遊技者の操作や遊技の結果に対応して、リールユニット60、ホッパーユニット65、演出手段66、表示装置66A 、及び、外周部駆動ユニット154 等の動作制御が行えるようになっている。
一方、制御信号出力部には、リールユニット60、ホッパーユニット65、演出手段66、表示装置66A 、及び、外周部駆動ユニット154 等の能動的に動作する装置が電気的に接続されている。これにより、制御装置20は、遊技者の操作や遊技の結果に対応して、リールユニット60、ホッパーユニット65、演出手段66、表示装置66A 、及び、外周部駆動ユニット154 等の動作制御が行えるようになっている。
このような制御装置20には、インストールされている前述のソフトウェアにより、スタートスイッチ30及びストップスイッチ150 の操作に対応した回転リール40の動作制御を含んだスロットマシン1の遊技全般を制御する遊技制御装置21と、当選フラグの成立を報知する内定演出等の演出を行うために、外周部駆動ユニット154 以外の装置、例えば、演出手段66及び表示装置66A 等を制御する演出制御手段22と、ストップスイッチ150 で内定演出を行うために、外周部駆動ユニット154 を制御するストップスイッチ演出制御手段23とが設けられている。
(遊技制御装置21)
このうち、遊技制御装置21は、図5の如く、ボーナスフラグ等の当選フラグが何ら成立していない状態で行われる通常遊技における遊技動作を制御する通常遊技制御手段70と、ボーナスゲーム等に入賞すると行われる特別遊技の遊技動作を制御する特別遊技制御手段80と、遊技が行われる毎に遊技の当否に係る当否抽選を行うための当否抽選手段90とを備えたものとなっている。
(遊技制御装置21)
このうち、遊技制御装置21は、図5の如く、ボーナスフラグ等の当選フラグが何ら成立していない状態で行われる通常遊技における遊技動作を制御する通常遊技制御手段70と、ボーナスゲーム等に入賞すると行われる特別遊技の遊技動作を制御する特別遊技制御手段80と、遊技が行われる毎に遊技の当否に係る当否抽選を行うための当否抽選手段90とを備えたものとなっている。
(通常遊技制御手段70)
通常遊技制御手段70は、図柄61の蹴飛ばし引き込み等を含む回転リール40の起動及び停止を制御する駆動制御機能と、ボーナスフラグ等の特別当選フラグ成立の権利の持ち越しを制御する持ち越し制御機能と、フラグ成立の権利が持ち越しがなされない小役に入賞した際にメダルを払い出す払い出し制御機能とを備えている。
通常遊技制御手段70は、駆動制御機能により、メダル投入口18にメダルが投入されたこと、ベットスイッチ16の操作によりメダルが投入(ベット)されたこと、及び、前遊技で「再遊技(Replay)」となった場合において前遊技から所定時間が経過したことのいずかかの条件が満たされると、スタートスイッチ30の操作を契機に、三個の回転リール40に対して一斉に回転を開始させるようになっている。
通常遊技制御手段70は、図柄61の蹴飛ばし引き込み等を含む回転リール40の起動及び停止を制御する駆動制御機能と、ボーナスフラグ等の特別当選フラグ成立の権利の持ち越しを制御する持ち越し制御機能と、フラグ成立の権利が持ち越しがなされない小役に入賞した際にメダルを払い出す払い出し制御機能とを備えている。
通常遊技制御手段70は、駆動制御機能により、メダル投入口18にメダルが投入されたこと、ベットスイッチ16の操作によりメダルが投入(ベット)されたこと、及び、前遊技で「再遊技(Replay)」となった場合において前遊技から所定時間が経過したことのいずかかの条件が満たされると、スタートスイッチ30の操作を契機に、三個の回転リール40に対して一斉に回転を開始させるようになっている。
そして、通常遊技制御手段70は、駆動制御機能により、三個のストップスイッチ150 のそれぞれが操作されると、操作されたストップスイッチ150 に対応する回転リール40の回転を停止させるようになっている。
これらのストップスイッチ150 が三個すべて操作し終えた後に、三個の回転リール40の回転が全て停止し、図柄表示窓13の有効入賞ライン上に、予め設定された当選役である小役を構成する複数の図柄61が揃うと、通常遊技制御手段70は、払い出し制御機能により、ホッパーユニット65に対して所定枚数のメダルを払い出させる。
ここで、スロットマシン1の遊技全般における当選役としては、入賞すると、メダルの払い出しを伴い、遊技者に利益を付与する小役入賞に対応する当選役と、この小役入賞よりもさらに大きな利益を遊技者に付与する特別入賞に対応する当選役と、メダルの払い出しは無いが、遊技メダルを新たに投入することなく再度の遊技を行うことができる「再遊技(Replay)」に対応する当選役とが準備されている。
これらのストップスイッチ150 が三個すべて操作し終えた後に、三個の回転リール40の回転が全て停止し、図柄表示窓13の有効入賞ライン上に、予め設定された当選役である小役を構成する複数の図柄61が揃うと、通常遊技制御手段70は、払い出し制御機能により、ホッパーユニット65に対して所定枚数のメダルを払い出させる。
ここで、スロットマシン1の遊技全般における当選役としては、入賞すると、メダルの払い出しを伴い、遊技者に利益を付与する小役入賞に対応する当選役と、この小役入賞よりもさらに大きな利益を遊技者に付与する特別入賞に対応する当選役と、メダルの払い出しは無いが、遊技メダルを新たに投入することなく再度の遊技を行うことができる「再遊技(Replay)」に対応する当選役とが準備されている。
これらの当選役のうち、当否抽選手段90による当否抽選の結果がいずれかの一の当選役となった場合、通常遊技制御手段70は、その当選役に対応した当選フラグを成立させるようになっている。
また、当否抽選手段90による当否抽選の結果が特別入賞に対応する当選である場合に、特別当選フラグ、いわゆるボーナスフラグが成立し、且つ、この特別当選フラグ成立中に、リールユニット60に設けられた回転リール40の停止図柄の組み合わせが、予め定められた所定の組合せである特別入賞図柄(例えば、有効入賞ライン上に「7」が三個揃うもの)と一致していることを条件に入賞となり、スロットマシン1の遊技は、遊技者に有利な特別遊技に移行するようになっている。
また、当否抽選手段90による当否抽選の結果が特別入賞に対応する当選である場合に、特別当選フラグ、いわゆるボーナスフラグが成立し、且つ、この特別当選フラグ成立中に、リールユニット60に設けられた回転リール40の停止図柄の組み合わせが、予め定められた所定の組合せである特別入賞図柄(例えば、有効入賞ライン上に「7」が三個揃うもの)と一致していることを条件に入賞となり、スロットマシン1の遊技は、遊技者に有利な特別遊技に移行するようになっている。
このように当否抽選手段90の抽選により特別当選フラグが成立したものの、回転リール40の停止図柄の組み合わせが特別入賞図柄と一致していない場合、当該遊技では、特別遊技に移行することはない。この場合、通常遊技制御手段70は、特別当選フラグ成立の権利を、それ以後の遊技に持ち越すように、特別当選フラグの成立状態を維持するように制御を行うようになっている。そして、それ以後の遊技で、遊技者が停止図柄の組み合わせを特別入賞図柄と一致させることができれば、特別当選フラグ成立の権利が持ち越されていることから、特別遊技に移行するようになっている。なお、小役の当選フラグは、当選フラグが成立した遊技で入賞できなかった場合、不成立の状態に戻り、当選フラグ成立の権利が次の遊技への持ち越されることはない。
以上において、いずれかの当選フラグが成立中に、対応する入賞図柄を有効入賞ライン上に揃えることができるか否かは、回転リール40の回転速度が一定の場合、ストップスイッチ150 の操作タイミングの適否によるものである。
具体的には、通常遊技制御手段70は、ストップスイッチ150 を操作した後、190ms以内に回転リール40を停止させるようになっており、ストップスイッチ150 を操作した後、ストップスイッチ150 を操作したほぼその時点の位置だけでなく、190ms以内に停止可能となる回転リール40の円周上の引き込み可能範囲内における任意の位置にも停止させることが可能となっている。
具体的には、通常遊技制御手段70は、ストップスイッチ150 を操作した後、190ms以内に回転リール40を停止させるようになっており、ストップスイッチ150 を操作した後、ストップスイッチ150 を操作したほぼその時点の位置だけでなく、190ms以内に停止可能となる回転リール40の円周上の引き込み可能範囲内における任意の位置にも停止させることが可能となっている。
換言すると、通常遊技制御手段70は、停止図柄から連続する4個の引き込み可能図柄の中に、対応する入賞図柄が含まれている場合には、停止するまでの時間を遅らせて、有効入賞ライン上にその入賞図柄を引き込んで回転リール40を停止させるように制御を行うようになっている。
なお、ストップスイッチ150 の操作タイミングが不適切である等により、かかる4個の引き込み可能図柄の中に、成立した当選フラグ対応する入賞図柄が含まれていない場合には、有効入賞ライン上に、入賞図柄を引き込んで停止することは不可能となっている。
(特別遊技制御手段80)
特別遊技制御手段80は、通常遊技とは異なる特別遊技における遊技動作を制御するものとなっている。
なお、ストップスイッチ150 の操作タイミングが不適切である等により、かかる4個の引き込み可能図柄の中に、成立した当選フラグ対応する入賞図柄が含まれていない場合には、有効入賞ライン上に、入賞図柄を引き込んで停止することは不可能となっている。
(特別遊技制御手段80)
特別遊技制御手段80は、通常遊技とは異なる特別遊技における遊技動作を制御するものとなっている。
すなわち、スロットマシン1には、特別遊技として、特定導入遊技(BBゲーム)、特定遊技(RBゲーム)及び特定入賞遊技(JACゲーム)が設定されている。
また、スロットマシン1には、特別遊技として、上記のBBゲーム、RBゲーム及びJACゲームに加えて、スロットマシン1が指示する押圧操作順で操作すると、当選役に入賞する一方、スロットマシン1の指示とは異なる押圧操作順で操作すると、当選役に入賞できない遊技である、いわゆる「アシストタイム・ゲーム」(以下、「ATゲーム」という。)が設定されている。
ここで、BBゲームは、スロットマシン1の遊技における最も大きな役であり、複数回数のRBゲームが行える特別遊技である。
また、スロットマシン1には、特別遊技として、上記のBBゲーム、RBゲーム及びJACゲームに加えて、スロットマシン1が指示する押圧操作順で操作すると、当選役に入賞する一方、スロットマシン1の指示とは異なる押圧操作順で操作すると、当選役に入賞できない遊技である、いわゆる「アシストタイム・ゲーム」(以下、「ATゲーム」という。)が設定されている。
ここで、BBゲームは、スロットマシン1の遊技における最も大きな役であり、複数回数のRBゲームが行える特別遊技である。
RBゲームは、所定回数の入賞が達成されるまで最大回数を限度に複数回のJACゲームが行える特別遊技である。また、RBゲームは、BBゲームに移行した際にBBゲームの一環として行われる場合、及び、BBゲームの一環ではなく単独で行われる場合のいずれの状況でも行われる。
JACゲームは、RBゲーム中に行われ、入賞するとメダルの払い出しが遊技者に対して行われる特別遊技となっている。
なお、特別遊技としては、BBゲーム、RBゲーム、JACゲーム及びATゲームに限定されるものではなく、さらに、正確なタイミングでストップスイッチ150 を目押しできれば入賞に至るチャレンジタイム・ゲーム(CTゲーム)等を追加してもよい。
JACゲームは、RBゲーム中に行われ、入賞するとメダルの払い出しが遊技者に対して行われる特別遊技となっている。
なお、特別遊技としては、BBゲーム、RBゲーム、JACゲーム及びATゲームに限定されるものではなく、さらに、正確なタイミングでストップスイッチ150 を目押しできれば入賞に至るチャレンジタイム・ゲーム(CTゲーム)等を追加してもよい。
このような特別遊技は、通常遊技の実行中に当否抽選手段90により特別当選フラグが成立した状態で、遊技者の操作により停止した停止図柄が前述の特別入賞図柄と一致すると、開始されるものとなっている。
例えば、BBゲームは、通常遊技において、ビッグボーナスフラグが成立した状態で、「7」等の図柄が有効入賞ライン上に三個揃うと、ホッパーユニット65が所定枚数のメダルの払い出しを行うが、このメダルの払い出しとともに開始されるようになっている。
特別遊技制御手段80には、図4に示すように、BBゲームにおける遊技動作を制御する特定導入遊技制御手段81と、RBゲームにおける遊技動作を制御する特定遊技制御手段82とが設けられている。
例えば、BBゲームは、通常遊技において、ビッグボーナスフラグが成立した状態で、「7」等の図柄が有効入賞ライン上に三個揃うと、ホッパーユニット65が所定枚数のメダルの払い出しを行うが、このメダルの払い出しとともに開始されるようになっている。
特別遊技制御手段80には、図4に示すように、BBゲームにおける遊技動作を制御する特定導入遊技制御手段81と、RBゲームにおける遊技動作を制御する特定遊技制御手段82とが設けられている。
特定導入遊技制御手段81は、BBゲームに移行した当初、小役の入賞の可能性がある通常遊技と同様の遊技動作の制御を行い、RBゲームに移行するための特定入賞図柄が有効入賞ライン上に揃うと、その後、RBゲームの遊技動作の制御を行うものである。
具体的には、特定導入遊技制御手段81は、RBゲームに移行するまでは、通常遊技と同様に最大3枚のメダルの投入によって遊技を開始させ、3つの回転リールの回転を各々停止させた際に、有効入賞ライン上に入賞図柄が揃っているか否かによって、メダルの払い出しを行わせるようになっている。
従って、特定導入遊技制御手段81は、RBゲームに移行するまでは、通常遊技と同様に、当否抽選手段90に小役を含めた抽選を毎回行わせるようになっている。
具体的には、特定導入遊技制御手段81は、RBゲームに移行するまでは、通常遊技と同様に最大3枚のメダルの投入によって遊技を開始させ、3つの回転リールの回転を各々停止させた際に、有効入賞ライン上に入賞図柄が揃っているか否かによって、メダルの払い出しを行わせるようになっている。
従って、特定導入遊技制御手段81は、RBゲームに移行するまでは、通常遊技と同様に、当否抽選手段90に小役を含めた抽選を毎回行わせるようになっている。
ここで、BBゲームは、通常、当該BBゲームにおいてRBゲームの実施回数が所定の最大回数(例えば、3回)に達する、或いは、当該BBゲームにおいて通常遊技と同様の遊技の実施回数が所定の最大回数(例えば、30回)に達すると、終了するようになっている。
このため、特定導入遊技制御手段81は、BBゲームが終了するまで、複数回のRBゲームを行うように制御を行い、1回目のRBゲームが終了した後は、通常遊技と同様の遊技動作が行われるように、その遊技動作を制御するようになっている。
また、BBゲームを終了させる条件は、当該BBゲームで行われたRBゲームの回数、或いは、通常遊技と同様の遊技の回数が、予め設定された最大回数に達したことに限らず、遊技者に払い出されたメダル枚数が予め設定された最大枚数に達したことでもよい。換言すると、BBゲームにおいて、遊技者に払い出されたメダル枚数が予め設定された最大枚数に達したら、BBゲームを終了するようにしてもよい。
このため、特定導入遊技制御手段81は、BBゲームが終了するまで、複数回のRBゲームを行うように制御を行い、1回目のRBゲームが終了した後は、通常遊技と同様の遊技動作が行われるように、その遊技動作を制御するようになっている。
また、BBゲームを終了させる条件は、当該BBゲームで行われたRBゲームの回数、或いは、通常遊技と同様の遊技の回数が、予め設定された最大回数に達したことに限らず、遊技者に払い出されたメダル枚数が予め設定された最大枚数に達したことでもよい。換言すると、BBゲームにおいて、遊技者に払い出されたメダル枚数が予め設定された最大枚数に達したら、BBゲームを終了するようにしてもよい。
特定遊技制御手段82は、RBゲームに移行すると、1枚のメダル投入で遊技を開始させた後、当該遊技の動作を制御するようになっている。具体的には、特定遊技制御手段82は、遊技者が1枚のメダルを投入し、回転リール40の回転駆動を開始させた後、回転リール40を停止した際に、所定の図柄が表示窓12のセンターライン上に揃った場合に入賞とし、所定枚数のメダルをホッパーユニット65に払い出させるように遊技動作を制御するものとなっている。
ここで、RBゲームは、入賞するとメダルの払い出しがなされるJACゲームが予め定められた最大回数(例えば、12回)を越えない範囲で行われ、そのうち、予め定められた最大入賞回数(例えば、8回)の入賞が可能である。
ここで、RBゲームは、入賞するとメダルの払い出しがなされるJACゲームが予め定められた最大回数(例えば、12回)を越えない範囲で行われ、そのうち、予め定められた最大入賞回数(例えば、8回)の入賞が可能である。
すなわち、RBゲームは、JACゲームの実施回数が最大回数に達した時、或いは、JACゲームの実施における入賞回数が最大入賞回数に達した時のいずれか早い時に終了するようになっている。
(当否抽選手段90)
当否抽選手段90は、予め定めた抽選確率に基づいて当選か否かの当選判定の抽選を行うものである。そして、当否抽選手段90による抽選結果が当選である場合に当選フラグが成立し、この当選フラグ成立中に、回転リール40の停止図柄の組み合わせが予め定められた入賞図柄と一致したことを条件に入賞となり、遊技者にメダルの払い出しや、特別遊技等の利益が付与されるように設定されている。
(当否抽選手段90)
当否抽選手段90は、予め定めた抽選確率に基づいて当選か否かの当選判定の抽選を行うものである。そして、当否抽選手段90による抽選結果が当選である場合に当選フラグが成立し、この当選フラグ成立中に、回転リール40の停止図柄の組み合わせが予め定められた入賞図柄と一致したことを条件に入賞となり、遊技者にメダルの払い出しや、特別遊技等の利益が付与されるように設定されている。
この当否抽選手段90には、図2に示すように、当否抽選用の乱数を発生させる乱数発生手段91と、この乱数発生手段91が発生した乱数を所定の条件で抽出する乱数抽出手段92と、当否判定の際に当選領域が参照される当否判定テーブル93と、この当否判定テーブル93に基づいて当否判定を行う判定手段94とが設けられている。
乱数発生手段91は、予め設定された所定の数値領域内(例えば、十進数で0〜999の範囲内)で、当否抽選用の乱数を発生させるものである。
乱数抽出手段92は、予め設定された所定の条件が達成されたことを契機に、例えば、スタートスイッチ30が操作されたことを契機に、乱数発生手段91によって次々発生される乱数の中から一の乱数を抽出し、抽出した乱数を抽出乱数データとするものである。
乱数発生手段91は、予め設定された所定の数値領域内(例えば、十進数で0〜999の範囲内)で、当否抽選用の乱数を発生させるものである。
乱数抽出手段92は、予め設定された所定の条件が達成されたことを契機に、例えば、スタートスイッチ30が操作されたことを契機に、乱数発生手段91によって次々発生される乱数の中から一の乱数を抽出し、抽出した乱数を抽出乱数データとするものである。
当否判定テーブル93は、乱数発生手段91がとりうる乱数の全領域における所定の箇所に、BBゲーム等の各入賞役に対応した当選役の各々を決定する当選領域がそれぞれ割り当てられたものである。当否判定テーブル93としては、各当選役の当選する確率である抽選確率データが互いに異なる複数種類のものが用意されている。
判定手段94は、各遊技に対応した抽選確率データを有する当否判定テーブル93を選択し、選択した当否判定テーブル93と、乱数抽出手段92が抽出した抽出乱数データとに基づいて、当否の判定及び当選の場合には当選役を決定するものである。具体的には、判定手段94は、乱数抽出手段92が抽出した抽出乱数データと、選択した当否判定テーブル93における各当選領域の当否判定領域データとを照合し、乱数抽出手段92が抽出した抽出乱数データに一致する当否判定領域データが属する当選領域から、当否の判定及び当選役の決定を行うものである。
判定手段94は、各遊技に対応した抽選確率データを有する当否判定テーブル93を選択し、選択した当否判定テーブル93と、乱数抽出手段92が抽出した抽出乱数データとに基づいて、当否の判定及び当選の場合には当選役を決定するものである。具体的には、判定手段94は、乱数抽出手段92が抽出した抽出乱数データと、選択した当否判定テーブル93における各当選領域の当否判定領域データとを照合し、乱数抽出手段92が抽出した抽出乱数データに一致する当否判定領域データが属する当選領域から、当否の判定及び当選役の決定を行うものである。
(演出制御手段22)
演出制御手段22は、特別当選フラグが成立した際に、当該特別当選フラグが成立したことを報知する報知演出等の演出であって、ストップスイッチ150 以外の装置を利用する演出を行うために、装飾ランプ部66B 及びスピーカ66C 等を含む演出手段66、並びに、表示装置66A 等の装置を制御するものである。
さらに説明すると、演出制御手段22は、当否抽選手段90が当否抽選によりボーナスフラグである特別当選フラグを成立させた際に、当該当否抽選手段90から出力されるボーナスフラグの状態を示すステータス信号を受信し、このステータス信号の受信を契機に、複数種類の報知演出のなかから一の報知演出を選択する抽選を行うようになっている。
演出制御手段22は、特別当選フラグが成立した際に、当該特別当選フラグが成立したことを報知する報知演出等の演出であって、ストップスイッチ150 以外の装置を利用する演出を行うために、装飾ランプ部66B 及びスピーカ66C 等を含む演出手段66、並びに、表示装置66A 等の装置を制御するものである。
さらに説明すると、演出制御手段22は、当否抽選手段90が当否抽選によりボーナスフラグである特別当選フラグを成立させた際に、当該当否抽選手段90から出力されるボーナスフラグの状態を示すステータス信号を受信し、このステータス信号の受信を契機に、複数種類の報知演出のなかから一の報知演出を選択する抽選を行うようになっている。
この際、演出制御手段22の抽選の結果としては、演出手段66及び表示装置66A 等の装置を利用して報知演出を行うことだけでなく、ストップスイッチ150 を利用した報知演出を行うことや、報知演出を何ら行わないことも含まれている。
演出制御手段22は、演出手段66及び表示装置66A 等の装置を利用して報知演出を行うことが抽選により選択された場合には、演出動作の制御を行うが、報知演出を何ら行わないこと、又は、ストップスイッチ150 を利用する報知演出を行うことが選択された場合には、演出動作の制御を行わないようになっている。
(ストップスイッチ演出制御手段23)
ストップスイッチ演出制御手段23は、当否抽選手段90による当否抽選で当選し、且つ、演出制御手段22の抽選により、ストップスイッチ150 を利用する報知演出を行うことが選択された場合、ストップスイッチ150 を利用する報知演出を行うために外周部駆動ユニット154 の動作制御を行うものである。
演出制御手段22は、演出手段66及び表示装置66A 等の装置を利用して報知演出を行うことが抽選により選択された場合には、演出動作の制御を行うが、報知演出を何ら行わないこと、又は、ストップスイッチ150 を利用する報知演出を行うことが選択された場合には、演出動作の制御を行わないようになっている。
(ストップスイッチ演出制御手段23)
ストップスイッチ演出制御手段23は、当否抽選手段90による当否抽選で当選し、且つ、演出制御手段22の抽選により、ストップスイッチ150 を利用する報知演出を行うことが選択された場合、ストップスイッチ150 を利用する報知演出を行うために外周部駆動ユニット154 の動作制御を行うものである。
ここで、ストップスイッチ150 を利用する報知演出としては、三個のストップスイッチ150 の押圧操作の順番を報知する報知演出が採用できる。本実施形態に係るスロットマシン1は、ストップスイッチ150 の押圧操作の順番を報知する報知演出としては、外周部153 の先端部分153Aを移動させることにより、押圧操作すべきストップスイッチ150 を指定する複数種類の報知演出が採用されている。
そして、ストップスイッチ演出制御手段23は、演出制御手段22が行った抽選の結果に応じて、複数種類の報知演出のなかから、一の報知演出を選択して実行するものである。換言すると、ストップスイッチ演出制御手段23は、演出制御手段22の抽選結果で選択された報知演出において、予め設定された外周部153 の先端部分153Aを移動させるために、外周部駆動ユニット154 の動作制御を行うようになっている。
そして、ストップスイッチ演出制御手段23は、演出制御手段22が行った抽選の結果に応じて、複数種類の報知演出のなかから、一の報知演出を選択して実行するものである。換言すると、ストップスイッチ演出制御手段23は、演出制御手段22の抽選結果で選択された報知演出において、予め設定された外周部153 の先端部分153Aを移動させるために、外周部駆動ユニット154 の動作制御を行うようになっている。
ここで、前述した複数種類の報知演出としては、一個の外周部153 を突出させる報知演出、二個の外周部153 を突出させる報知演出、及び、三個の外周部153 を突出させる報知演出等が採用できる。
例えば、三個のストップスイッチ150 のうち、中央に配置されたストップスイッチ150 を指定する場合、報知演出を実行するにあたり、次の(1)〜(4)に示す4種類の報知演出のうちの一つを適宜選択して行ってもよい。
(1) 図5(A)に示すように、中央に配置されたストップスイッチ150 の外周部153 のみを没入位置αから突出位置βまで至る途中の中間位置εまで移動させる、すなわち、操作すべきストップスイッチ150 の有する一個の外周部153 を中間位置εまで突出させることで、ストップスイッチ150 を指定する報知演出。
例えば、三個のストップスイッチ150 のうち、中央に配置されたストップスイッチ150 を指定する場合、報知演出を実行するにあたり、次の(1)〜(4)に示す4種類の報知演出のうちの一つを適宜選択して行ってもよい。
(1) 図5(A)に示すように、中央に配置されたストップスイッチ150 の外周部153 のみを没入位置αから突出位置βまで至る途中の中間位置εまで移動させる、すなわち、操作すべきストップスイッチ150 の有する一個の外周部153 を中間位置εまで突出させることで、ストップスイッチ150 を指定する報知演出。
この際、ストップスイッチ150 の被押圧部151 は、外周部153 を中間位置εまで突出させても、押圧操作が容易に行えるようになっている。
(2) 図5(B)に示すように、中央に配置されたストップスイッチ150 の両側に配置されたストップスイッチ150 の外周部153 を没入位置αから突出位置βまで移動させ、中央に配置されたストップスイッチ150 の外周部153 は、移動させずに没入位置αに留めておき、二個の外周部153 を突出させることにより、中央のストップスイッチ150 を指定する報知演出。
この際、ストップスイッチ150 の被押圧部151 は、外周部153 を突出位置βまで突出させると、筒状の外周部153 の奥に遊技者の指先が到達できず、押圧操作が行えないようになっている。
(2) 図5(B)に示すように、中央に配置されたストップスイッチ150 の両側に配置されたストップスイッチ150 の外周部153 を没入位置αから突出位置βまで移動させ、中央に配置されたストップスイッチ150 の外周部153 は、移動させずに没入位置αに留めておき、二個の外周部153 を突出させることにより、中央のストップスイッチ150 を指定する報知演出。
この際、ストップスイッチ150 の被押圧部151 は、外周部153 を突出位置βまで突出させると、筒状の外周部153 の奥に遊技者の指先が到達できず、押圧操作が行えないようになっている。
(3) 図5(C)に示すように、三個の外周部153 を突出させるが、中央に配置されたストップスイッチ150 の両側に配置されたストップスイッチ150 の外周部153 は、没入位置αから突出位置βまで移動させる一方、中央に配置されたストップスイッチ150 の外周部153 は、没入位置αから突出位置βまで至る途中の中間位置εまで移動させ、これにより、中央のストップスイッチ150 を指定する報知演出。
(4) 図5(D)に示すように、三個の外周部153 を突出させるが、中央に配置されたストップスイッチ150 の両側に配置されたストップスイッチ150 の外周部153 は、中間位置εよりも突出量の小さい小突出位置ζまで移動させる一方、中央に配置されたストップスイッチ150 の外周部153 は、途中の中間位置εまで移動させ、これにより、中央のストップスイッチ150 を指定する報知演出。
(4) 図5(D)に示すように、三個の外周部153 を突出させるが、中央に配置されたストップスイッチ150 の両側に配置されたストップスイッチ150 の外周部153 は、中間位置εよりも突出量の小さい小突出位置ζまで移動させる一方、中央に配置されたストップスイッチ150 の外周部153 は、途中の中間位置εまで移動させ、これにより、中央のストップスイッチ150 を指定する報知演出。
この際、ストップスイッチ150 の被押圧部151 は、外周部153 を小突出位置ζまで突出させても、押圧操作が容易に行えるのはいうまでもない。
なお、ストップスイッチ演出制御手段23は、演出制御手段22の抽選により、ストップスイッチ150 を利用する報知演出を行うことが選択されなかった場合には、演出動作の制御を何ら行わないようになっている。
また、ストップスイッチ演出制御手段23は、ATゲーム中においては、ストップスイッチ150 の外周部153を移動させることにより、三個のストップスイッチ150 の押圧操作順を指示するものとなっている。
なお、ストップスイッチ演出制御手段23は、演出制御手段22の抽選により、ストップスイッチ150 を利用する報知演出を行うことが選択されなかった場合には、演出動作の制御を何ら行わないようになっている。
また、ストップスイッチ演出制御手段23は、ATゲーム中においては、ストップスイッチ150 の外周部153を移動させることにより、三個のストップスイッチ150 の押圧操作順を指示するものとなっている。
すなわち、ATゲームでは、スロットマシン1の指示する押圧操作順で操作すれば、当選役に入賞する一方、スロットマシン1の指示とは異なる押圧操作順で操作すると、当選役に入賞できないようになっている。
ここで、ストップスイッチ演出制御手段23としては、上記(1)で述べたように、押圧操作すべき一のストップスイッチ150 については、その外周部153 を移動させずに没入位置αに留めておき、これ以外の二つのストップスイッチ150 については、その外周部153 を没入位置αから突出位置βまで移動させ、これにより、押圧操作すべき一のストップスイッチ150 を指定するものを採用することが望ましい。
ここで、ストップスイッチ演出制御手段23としては、上記(1)で述べたように、押圧操作すべき一のストップスイッチ150 については、その外周部153 を移動させずに没入位置αに留めておき、これ以外の二つのストップスイッチ150 については、その外周部153 を没入位置αから突出位置βまで移動させ、これにより、押圧操作すべき一のストップスイッチ150 を指定するものを採用することが望ましい。
このようにすれば、押圧操作すべきでないストップスイッチ150 については、外周部153 が突出位置βまで突出され、筒状の外周部153 の奥に遊技者の指先が到達できず、被押圧部151 の押圧操作が行えないので、これにより、スロットマシン1の指示する押圧操作順を遊技者が間違えることがなくなり、ATゲームでは、ほぼ確実に入賞できるようにすることができる。
次に、本実施形態に係る制御装置20によって行われる遊技動作の制御処理である遊技制御処理と、ストップスイッチ150 を利用した報知演出の処理であるストップスイッチ演出処理とについて図6〜図9を参照しながら説明する。ここで、遊技制御処理及びストップスイッチ演出処理は、並列処理される。そこで、先に、遊技制御処理について説明した後に、ストップスイッチ演出処理についての説明を行う。
次に、本実施形態に係る制御装置20によって行われる遊技動作の制御処理である遊技制御処理と、ストップスイッチ150 を利用した報知演出の処理であるストップスイッチ演出処理とについて図6〜図9を参照しながら説明する。ここで、遊技制御処理及びストップスイッチ演出処理は、並列処理される。そこで、先に、遊技制御処理について説明した後に、ストップスイッチ演出処理についての説明を行う。
スロットマシン1の電源が投入されると、遊技制御処理及びストップスイッチ演出処理が開始され、スロットマシン1のゲームが開始される。この際、遊技制御処理は、図6の如く、ステップS1000から処理が開始される。
すなわち、図6に示すように、ステップS1000において、メダルの投入により操作が可能となったスタートスイッチ30の操作を検知する検知処理が行われ、スタートスイッチ30が操作されて、スタートスイッチ30の内部接点が閉じると、これに対応して、遊技スタート時の音声を出力する処理を開始する等、スタートスイッチ30の操作に対応した処理も行われ、この後、次のステップS1100へ進む。
すなわち、図6に示すように、ステップS1000において、メダルの投入により操作が可能となったスタートスイッチ30の操作を検知する検知処理が行われ、スタートスイッチ30が操作されて、スタートスイッチ30の内部接点が閉じると、これに対応して、遊技スタート時の音声を出力する処理を開始する等、スタートスイッチ30の操作に対応した処理も行われ、この後、次のステップS1100へ進む。
ステップS1100において、当否抽選手段90により当否抽選処理が行われる。この後、次のステップS1200に進み、このステップS1200で、回転リール40の回転駆動を開始させてから、次のステップS1300に進む。
ステップS1300では、ストップスイッチ150 の操作を検知する検知処理が行われる。すなわち、ステップS1300において、遊技者によってストップスイッチ150 が操作されて、ストップスイッチ150 の内部接点が閉じたことが検知されると、次のステップS1400へ進む。ステップS1400では、回転リール40の回転停止処理が行われ、これにより、回転リール40が停止し、この後、次のステップS1500へ進む。
ステップS1300では、ストップスイッチ150 の操作を検知する検知処理が行われる。すなわち、ステップS1300において、遊技者によってストップスイッチ150 が操作されて、ストップスイッチ150 の内部接点が閉じたことが検知されると、次のステップS1400へ進む。ステップS1400では、回転リール40の回転停止処理が行われ、これにより、回転リール40が停止し、この後、次のステップS1500へ進む。
ステップS1500では、三個の回転リール40に対応するすべてのストップスイッチ150 の操作が行われたか否かが判定される。そして、三個の回転リール40に対応するストップスイッチ150 がすべて操作されたと判定された場合、次のステップS1600へ進む。
一方、ステップS1500で、三個の回転リール40に対応するストップスイッチ150 がすべて操作されていないと判定された場合、ステップS1300に戻る。
ステップS1600において、当選フラグ成立中に当該当選フラグに対応する入賞図柄が有効入賞ライン上に揃ったか否か、すなわち、入賞したか否かが判定される。そして、入賞したと判定された場合には、次のステップS1700へ進み、ステップS1700で、入賞図柄に対応する枚数のメダルが払い出された後、一回分の遊技が終了する。
一方、ステップS1500で、三個の回転リール40に対応するストップスイッチ150 がすべて操作されていないと判定された場合、ステップS1300に戻る。
ステップS1600において、当選フラグ成立中に当該当選フラグに対応する入賞図柄が有効入賞ライン上に揃ったか否か、すなわち、入賞したか否かが判定される。そして、入賞したと判定された場合には、次のステップS1700へ進み、ステップS1700で、入賞図柄に対応する枚数のメダルが払い出された後、一回分の遊技が終了する。
一方、ステップS1600で、入賞していないと判定された場合、ステップS1700をスキップして、一回分の遊技が終了する。
次に、前述の遊技制御処理におけるステップS1100の当否抽選処理について、図7を参照しながら、さらに詳しく説明する。
まず、図7に示すように、ステップS1110において、当否抽選手段90の乱数発生手段91により発生された乱数の中から乱数抽出手段92によって乱数が抽出され、この抽出処理が完了したら、次のステップS1120へ進む。
ステップS1120において、抽出された乱数が乱数抽出手段92の内部に記憶され、この後、次のステップS1130へ進み、ステップS1130で、判定手段94により、抽出された乱数と、当否判定テーブル93の当否判定領域データとの比較が行われる。そして、次のステップS1140に進む。
次に、前述の遊技制御処理におけるステップS1100の当否抽選処理について、図7を参照しながら、さらに詳しく説明する。
まず、図7に示すように、ステップS1110において、当否抽選手段90の乱数発生手段91により発生された乱数の中から乱数抽出手段92によって乱数が抽出され、この抽出処理が完了したら、次のステップS1120へ進む。
ステップS1120において、抽出された乱数が乱数抽出手段92の内部に記憶され、この後、次のステップS1130へ進み、ステップS1130で、判定手段94により、抽出された乱数と、当否判定テーブル93の当否判定領域データとの比較が行われる。そして、次のステップS1140に進む。
ステップS1140において、判定手段94により、抽出された乱数が、当否判定テーブル93のどの当選領域に含まれるかが判定され、これにより当選役についての評価が行われ、この評価が完了したら、次のステップS1150へ進む。
ステップS1150では、所定の図柄の蹴飛ばしと、所定図柄の引き込みとが設定される。この設定が完了すると、当否抽選処理が終了する。
続いて、前述の遊技制御処理におけるステップS1400のリール回転停止処理について、図8を参照しながら、さらに詳しく説明する。
まず、図8に示すように、ステップS1410において、所定の図柄に対して、蹴飛ばしの設定が達成されたか否かが判定される。そして、所定の図柄の蹴飛ばしの設定が達成されていないと判定された場合には、次のステップS1420へ進み、反対に、蹴飛ばしの設定が達成されていると判定された場合には、ステップS1440へ進む。
ステップS1150では、所定の図柄の蹴飛ばしと、所定図柄の引き込みとが設定される。この設定が完了すると、当否抽選処理が終了する。
続いて、前述の遊技制御処理におけるステップS1400のリール回転停止処理について、図8を参照しながら、さらに詳しく説明する。
まず、図8に示すように、ステップS1410において、所定の図柄に対して、蹴飛ばしの設定が達成されたか否かが判定される。そして、所定の図柄の蹴飛ばしの設定が達成されていないと判定された場合には、次のステップS1420へ進み、反対に、蹴飛ばしの設定が達成されていると判定された場合には、ステップS1440へ進む。
ステップS1420では、1個の図柄分だけ、回転リール40を回転させる、換言すると、図柄を1個ずつ蹴飛ばす蹴飛ばし処理を行い、この後、次のステップS1430へ進む。
ステップS1430では、ステップS1420において蹴飛ばされた最後の図柄が延べ4個目に達したか否かが判定される。このステップS1430で、ストップスイッチ150 を操作した後、最後に蹴飛ばされた図柄が延べ4個目に達したと判定された場合には、ステップS1460へ進み、反対に、最後に蹴飛ばされた図柄が延べ4個目に達していないと判定された場合には、ステップS1410に戻る。
一方、ステップS1410において、所定の図柄の蹴飛ばしの設定が達成されていると判定されたため、ステップS1440に進んだ場合には、ステップS1440において、いずれかの図柄に対して引き込みが設定されているか否かが判定される。
ステップS1430では、ステップS1420において蹴飛ばされた最後の図柄が延べ4個目に達したか否かが判定される。このステップS1430で、ストップスイッチ150 を操作した後、最後に蹴飛ばされた図柄が延べ4個目に達したと判定された場合には、ステップS1460へ進み、反対に、最後に蹴飛ばされた図柄が延べ4個目に達していないと判定された場合には、ステップS1410に戻る。
一方、ステップS1410において、所定の図柄の蹴飛ばしの設定が達成されていると判定されたため、ステップS1440に進んだ場合には、ステップS1440において、いずれかの図柄に対して引き込みが設定されているか否かが判定される。
そして、ステップS1440で、いずれかの図柄に対して引き込みが設定されていると判定された場合、次のステップS1450へ進み、反対に、いずれかの図柄に対して引き込みが設定されていないと判定された場合、ステップS1460へジャンプする。
ステップS1450では、引き込み設定が達成されたか否かが判定される。そして、ステップS1450で、引き込み設定が達成されたと判定された場合には、ステップS1460へ進み、反対に、ステップS1450で、引き込み設定が達成されていないと判定された場合には、ステップS1420へ進む。
ステップS1460では、回転リール40の回転を停止させる停止処理が行われ、このステップS1460における停止処理の完了をもって、リール回転停止処理が終了する。
ステップS1450では、引き込み設定が達成されたか否かが判定される。そして、ステップS1450で、引き込み設定が達成されたと判定された場合には、ステップS1460へ進み、反対に、ステップS1450で、引き込み設定が達成されていないと判定された場合には、ステップS1420へ進む。
ステップS1460では、回転リール40の回転を停止させる停止処理が行われ、このステップS1460における停止処理の完了をもって、リール回転停止処理が終了する。
次いで、本実施形態に係るストップスイッチ150 を利用して報知演出を行うストップスイッチ演出処理について図9を参照しながら説明する。
前述のように、スロットマシン1の電源が投入されると、遊技制御処理及びストップスイッチ演出処理が開始され、スロットマシン1のゲームが開始される。この際、ストップスイッチ演出処理は、図9の如く、ステップS2100から処理が開始される。
すなわち、図9に示すように、まず、ステップS2100において、当否抽選手段90による当否抽選で所定の当選役、例えば、BBゲームに当選したか否かが判定される。
そして、ステップS2100で、所定の当選役に当選したと判定された場合には、次のステップS2200へ進む一方、ステップS2100で、所定の当選役に当選したと判定されなかった場合には、当該ステップS2100をもってストップスイッチ演出処理が完了する。
前述のように、スロットマシン1の電源が投入されると、遊技制御処理及びストップスイッチ演出処理が開始され、スロットマシン1のゲームが開始される。この際、ストップスイッチ演出処理は、図9の如く、ステップS2100から処理が開始される。
すなわち、図9に示すように、まず、ステップS2100において、当否抽選手段90による当否抽選で所定の当選役、例えば、BBゲームに当選したか否かが判定される。
そして、ステップS2100で、所定の当選役に当選したと判定された場合には、次のステップS2200へ進む一方、ステップS2100で、所定の当選役に当選したと判定されなかった場合には、当該ステップS2100をもってストップスイッチ演出処理が完了する。
ステップS2200では、演出制御手段22による報知演出を選択する抽選で、ストップスイッチ150 を利用した報知演出が選択されたか否かが判定される。
そして、ステップS2200で、ストップスイッチ150 を利用した報知演出が選択されたと判定された場合には、次のステップS2300へ進む一方、ステップS2200で、ストップスイッチ150 を利用した報知演出が選択されたとの判定がなされなかった場合には、当該ステップS2200をもってストップスイッチ演出処理が完了する。
ステップS2300では、ストップスイッチ150 に設けられている外周部153 を突出させるストップスイッチ150 の突出演出処理を行う。すなわち、ステップS2300では、外周部駆動ユニット154 の作動により、抽選で選択された報知演出に対応した外周部153 を突出させ、これにより、操作すべきストップスイッチ150 を指定して突出演出処理を行う。
そして、ステップS2200で、ストップスイッチ150 を利用した報知演出が選択されたと判定された場合には、次のステップS2300へ進む一方、ステップS2200で、ストップスイッチ150 を利用した報知演出が選択されたとの判定がなされなかった場合には、当該ステップS2200をもってストップスイッチ演出処理が完了する。
ステップS2300では、ストップスイッチ150 に設けられている外周部153 を突出させるストップスイッチ150 の突出演出処理を行う。すなわち、ステップS2300では、外周部駆動ユニット154 の作動により、抽選で選択された報知演出に対応した外周部153 を突出させ、これにより、操作すべきストップスイッチ150 を指定して突出演出処理を行う。
そして、突出させるべきすべての外周部153 について移動が完了したら、外周部153 の突出演出処理は完了し、次のステップS2400へ進む。
ステップS2400では、複数設けられている回転リール40が全部停止したか否かが判定される。ステップS2400で、回転リール40が全部停止したと判定された場合には、次のステップS2500へ進む一方、ステップS2400で、回転リール40が全部停止したと判定されなかった場合には、当該ステップS2400をもってストップスイッチ演出処理が完了する。
ステップS2500では、外周部153 を突出させて行っていた外周部153 の突出演出を終了する終了処理を行う。すなわち、ステップS2500では、外周部駆動ユニット154 の作動により、突出させていた外周部153 を没入位置αへ戻す。
ステップS2400では、複数設けられている回転リール40が全部停止したか否かが判定される。ステップS2400で、回転リール40が全部停止したと判定された場合には、次のステップS2500へ進む一方、ステップS2400で、回転リール40が全部停止したと判定されなかった場合には、当該ステップS2400をもってストップスイッチ演出処理が完了する。
ステップS2500では、外周部153 を突出させて行っていた外周部153 の突出演出を終了する終了処理を行う。すなわち、ステップS2500では、外周部駆動ユニット154 の作動により、突出させていた外周部153 を没入位置αへ戻す。
そして、没入位置αへ戻すべきすべての外周部153 が没入位置αに到達したら、外周部153 の突出演出を終了させる終了処理は完了し、以上により、ステップS2100から開始された一連のストップスイッチ演出処理が完了する。
(本実施形態の効果)
前述のような本実施形態によれば、次のような効果が得られる。
すなわち、ストップスイッチ150 の被押圧部151 を内部に収納する筒状に形成されるとともに、当該ストップスイッチ150 の被押圧部151 に対して突没可能となった外周部153 と、この外周部153 を駆動して突没させる外周部駆動ユニット154 とを設け、その外周部153 の先端部分153Aを被押圧部151 の被押圧面151Aから突出できるようにしたので、例えば、対応するストップスイッチ150 の外周部153 を被押圧部151 の被押圧面151Aから突出させることにより、停止すべき回転リール40がどれであるかを遊技者に報知することができ、同時に、押圧操作の誘導をストップスイッチ150 で行うことができる。
(本実施形態の効果)
前述のような本実施形態によれば、次のような効果が得られる。
すなわち、ストップスイッチ150 の被押圧部151 を内部に収納する筒状に形成されるとともに、当該ストップスイッチ150 の被押圧部151 に対して突没可能となった外周部153 と、この外周部153 を駆動して突没させる外周部駆動ユニット154 とを設け、その外周部153 の先端部分153Aを被押圧部151 の被押圧面151Aから突出できるようにしたので、例えば、対応するストップスイッチ150 の外周部153 を被押圧部151 の被押圧面151Aから突出させることにより、停止すべき回転リール40がどれであるかを遊技者に報知することができ、同時に、押圧操作の誘導をストップスイッチ150 で行うことができる。
ここで、遊技者に押圧操作を誘導するにあたり、外周部153 を突出させることにより、停止すべき回転リール40がどれであるかを遊技者に報知するので、被押圧部151 の操作ストロークが拡張されることがない。従って、押圧操作すべきストップスイッチ150 であることが明確となるように、外周部153 の突出量を充分に確保しても、被押圧部151 の操作ストロークが長くなることがなく、ストップスイッチ150 の操作感が何ら悪化することがなく、ストップスイッチ150 の操作感を良好なものにできる。
また、演出制御手段22による抽選で停止すべき一の回転リール40が選択されると、制御装置20の有するストップスイッチ演出制御手段23は、すべてのストップスイッチ150 について、その外周部駆動ユニット154 を作動させて、図5(D)に示すように、遊技者が押圧操作できる範囲内で外周部153 を突出させるとともに、停止すべき回転リール40に対応するストップスイッチ150 については、その外周部153 の突出寸法を他のストップスイッチ150 の突出寸法よりも大きくしたので、この突出寸法の相違により、どのストップスイッチ150 を押圧操作すべきかを示すことができ、同時に、押圧操作の誘導がストップスイッチ150 のみで行えるようになる。
また、演出制御手段22による抽選で停止すべき一の回転リール40が選択されると、制御装置20の有するストップスイッチ演出制御手段23は、すべてのストップスイッチ150 について、その外周部駆動ユニット154 を作動させて、図5(D)に示すように、遊技者が押圧操作できる範囲内で外周部153 を突出させるとともに、停止すべき回転リール40に対応するストップスイッチ150 については、その外周部153 の突出寸法を他のストップスイッチ150 の突出寸法よりも大きくしたので、この突出寸法の相違により、どのストップスイッチ150 を押圧操作すべきかを示すことができ、同時に、押圧操作の誘導がストップスイッチ150 のみで行えるようになる。
この際、被押圧部151 の周囲には、外周部153 が突出しているので、遊技者は、意図して外周部153 の内部に指等を差し込まなければ、ストップスイッチ150 の被押圧部151 を押圧操作することができなくなるので、換言すると、突出した外周部153 がストップスイッチ150 の被押圧部151 を誤操作から保護するので、遊技者が操作を急いでも、誤ったストップスイッチ150 の押圧操作が防止され、従って、押圧操作を誘導する際に、遊技者の誤操作の防止を図ることができる。
さらに、演出制御手段22による抽選で停止すべき一の回転リール40が選択されると、制御装置20の有するストップスイッチ演出制御手段23は、図5(B)に示すように、選択した回転リール40以外の回転リール40に対応するストップスイッチ150 について、その外周部駆動ユニット154 を作動させて、その外周部153 の先端部分153Aを突出させるようにしたので、停止すべき回転リール40に対応するストップスイッチ150 については、外周部153 の突出しない没入状態が維持され、この没入状態の維持により、どのストップスイッチ150 が押圧操作すべきものであるかを示すことができ、これにより、押圧操作の誘導がストップスイッチ150 のみで行えるようになる。
さらに、演出制御手段22による抽選で停止すべき一の回転リール40が選択されると、制御装置20の有するストップスイッチ演出制御手段23は、図5(B)に示すように、選択した回転リール40以外の回転リール40に対応するストップスイッチ150 について、その外周部駆動ユニット154 を作動させて、その外周部153 の先端部分153Aを突出させるようにしたので、停止すべき回転リール40に対応するストップスイッチ150 については、外周部153 の突出しない没入状態が維持され、この没入状態の維持により、どのストップスイッチ150 が押圧操作すべきものであるかを示すことができ、これにより、押圧操作の誘導がストップスイッチ150 のみで行えるようになる。
ここで、制御装置20が選択した回転リール40以外の回転リール40に対応するストップスイッチ150 は、外周部153 の突出寸法が、遊技者の指では被押圧部の押圧操作ができない程大きな寸法となる。これにより、押圧操作すべきでないストップスイッチ150 については、操作が不可能となり、遊技者が操作を急いでも、誤ったストップスイッチ150の押圧操作が防止され、従って、押圧操作を誘導する際に、遊技者の誤操作の防止を図ることができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲における変形及び改良などをも含むものである。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲における変形及び改良などをも含むものである。
例えば、前記実施形態では、当選フラグが成立しない場合には、報知演出を行わないようにしていたが、当選フラグが成立しない場合についても、報知演出を行うようにしてもよい。
また、演出の対象となる報知内容としては、ボーナスゲームに対応した特別当選フラグが成立したことに限らず、遊技における当選役小役に対応した当選フラグが成立したことを報知するために、報知演出を行ってもよい。
また、演出の対象となる報知内容としては、ボーナスゲームに対応した特別当選フラグが成立したことに限らず、遊技における当選役小役に対応した当選フラグが成立したことを報知するために、報知演出を行ってもよい。
1 スロットマシン
20 制御手段としての制御装置
40 回転リール
61 図柄
150 停止スイッチであるストップスイッチ
151 被押圧部
151A 被押圧面
153 外周部
153A 先端部分
154 駆動手段としての外周部駆動ユニット
20 制御手段としての制御装置
40 回転リール
61 図柄
150 停止スイッチであるストップスイッチ
151 被押圧部
151A 被押圧面
153 外周部
153A 先端部分
154 駆動手段としての外周部駆動ユニット
Claims (3)
- 周面に複数種類の図柄が記された複数の回転リールと、これらの回転リールの各々に対応して設けられた複数の停止スイッチとを備え、遊技者が前記複数の停止スイッチを操作して、図柄が所定の組合せで示される位置に前記複数の回転リールを停止させることができた場合に入賞となるスロットマシンであって、
前記停止スイッチには、遊技者に押圧操作される被押圧面が形成されているとともに、遊技者に対して前後に移動可能に設けられている被押圧部と、この被押圧部を内部に収納する筒状に形成されるとともに、当該被押圧部の被押圧面に対して、その先端部分が突没可能に設けられている外周部と、この外周部を駆動することにより、当該外周部の先端部分を被押圧部の被押圧面に対して突没させる駆動手段とが備えられ、
回転している複数の回転リールのうち、停止すべき一の回転リールを選択するとともに、選択された回転リールがどれであるかを遊技者に報知するために、停止スイッチの駆動手段を作動させ、その外周部の先端部分を被押圧部の被押圧面から突出させる制御手段を備えていることを特徴とするスロットマシン。 - 前記制御手段は、回転している複数の回転リールのうち、停止すべき一の回転リールを選択すると、すべての停止スイッチの駆動手段を作動させ、その被押圧部の被押圧面を遊技者が押圧操作できる範囲内で、外周部の先端部分を突出させるとともに、停止すべき一の回転リールに対応する停止スイッチの外周部の突出寸法を他の停止スイッチの外周部の突出寸法よりも大きくして、押圧操作すべき停止スイッチを示す押圧スイッチ指示機能を備えたものであることを特徴とする請求項1記載のスロットマシン。
- 前記制御手段は、停止すべき一の回転リールを選択すると、選択した回転リール以外の回転リールに対応する停止スイッチの駆動手段を作動させ、遊技者の指では被押圧部の押圧操作ができない程大きな突出寸法が形成されるように、その外周部の先端部分を突出させる非押圧スイッチ指示機能を備えたものであることを特徴とする請求項1記載のスロットマシン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007260857A JP2009089769A (ja) | 2007-10-04 | 2007-10-04 | スロットマシン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007260857A JP2009089769A (ja) | 2007-10-04 | 2007-10-04 | スロットマシン |
Publications (1)
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JP2009089769A true JP2009089769A (ja) | 2009-04-30 |
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ID=40662369
Family Applications (1)
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JP2007260857A Pending JP2009089769A (ja) | 2007-10-04 | 2007-10-04 | スロットマシン |
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JP (1) | JP2009089769A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014217705A (ja) * | 2013-05-10 | 2014-11-20 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
-
2007
- 2007-10-04 JP JP2007260857A patent/JP2009089769A/ja active Pending
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